「美味しんぼ」とか「たんぽぽ」とかさあ、どう見ても旨そう
に見えないんだよな。
やっぱ作り手が旨いもん喰ってないからか?
2 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 15:34
小津の映画の食事シーンなんかは美味しそうだぞ。
豪華では無いけど。
3 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 15:45
>2 そうそう、ビールなんかつぐとちゃんと適当に泡立っていい感じなんだよね。よく泡だらけのビールの映像見て「あ、冷えてないな」って思うけど、小津映画のは直前まで適温にしておいたんだろうね。
後「麦秋」のショートケーキが美味しそうで忘れられない。
でもさあ、所謂グルメ映画ではろくなの無いじゃん。
旨い物が旨そうに見えない、むしろ不味そうに見えるっていうのが
不思議なんだよな。
これは旨いんですよって言われても、お前ら喰ったことあんのかと
思っちゃうんだけど。
食い物の映画撮る奴が大して食い物を好きじゃないような気がするぞ。
5 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 15:59
黒澤映画の食事シーンは本当に掻き込むってかんじだった。
生きるための切実さみたいな物は感じたが・・・確かに「旨そ
う!」っていうシーンは邦画ではあんまり覚えがないな。
6 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 16:08
喜劇 とんかつ一代(川島雄三)
ウマソーだった。
7 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 16:23
CMなんかと比較されると厳しいね。向こうは消えモノ
専門の機材やカメラクルーを雇って15〜30秒ぐらい
のシーンにべらぼうに金かけてるから。
ビールの泡や鍋のグツグツなんてほとんど人工。米や魚
などの具も新鮮さを出すために特殊な塗料をつかってた
りする。
邦画は金がないからしょうがないよ(最後はいつもコレ)
8 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 16:35
いや〜やっぱり撮る対象に愛がないんだよ愛が!
9 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 16:48
あ、言えてるね。
愛。
ツィゴイネルワイゼン、何から何まで美味そうだった。
あのじいさん、食べるの好きなんじゃないかな?
でも、伊丹十三ってフルメさんだったような記憶が。
手前の映画では美味そうに撮れないもんなんだね。
10 :
9:2001/05/09(水) 16:50
フルメ→閥
グルメ→丸
鬱陀詩嚢
11 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 17:50
「タンポポ」はロードショウ時に劇場で見たのだが、
大画面いっぱいに納豆をかき混ぜるショットがあって、
あれはうまいまずいに関係なく大迫力だったな(笑
黒田福美のお腹の上ではね回るエビとか、口移しする卵黄とかも
エロチックでよろしかった。
あと、ギリヤーク尼崎が作るオムライス!
あれは客席から「ほー」「へー」と感心したような声が上がった。
いや、正直言ってあれはうまそうだったよ。
で、問題なのは肝心のラーメンが、ちっともうまそうじゃなかったことなんだ。
食べ物の撮り方に問題があるのは確かだね。
「失楽園」の「鴨とクレソンの鍋」とか(笑
特にビデオになると、一気にダメになるような気がする。
「タンポポ」をビデオで見てもソソられない。
テレシネの問題なのかなぁ……?
12 :
名無シネマさん:
「失楽園」の「鴨とクレソンの鍋」とか(笑
女優の食べ方がまた不味そうなんだよね。
料理が美味しそうだったのは「流れ板7人」