***松竹映画「砂の器」ってどうです?***

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1名無シネマさん
邦画はあんまし好きではないけど、この映画は邦画の中ではベスト1。
邦画にしては脚本や編集も良いし芥川也寸志の音楽も最高!。
丹波哲郎の演技も、くどくなく「007は2度死ぬ」よりも、よっぽど
良い。
邦画ファンの評価は、どの程度かな?。
2名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:16
これオレの中学の推薦映画だったんだよ。
で、観に逝ったけど内容云々より仮面ライダー
ブームを体験したガキには、島田陽子のおっぱい
ぽろりが大ショックだった。
後年、ビデオで見直したら感動して泣いた。
最近はこのクラスの邦画、無くなってしまったね。
3名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:19
故・並木座で観たとき、周りの人みんな泣いてた。
泣かなかった私は友達から人間失格とまで言われた。
4名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:24
大好きな映画。音楽もスゲーよいと思う。サントラも持ってます。
「ピアノと管弦楽のための組曲 宿命」
5名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:27
壮絶
6名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:28
どうかな?って良いに決まってるだろ。
丹波はそれでもちょっとくどいかな。
7名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:29
お昼のサスペンスドラマ。 長いんで途中で停止ボタン押しました。。
8名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:30
>>7
後半がいいのに。回想シーンまで見たの?
9:2001/05/04(金) 19:38
>>8
いや見てないです。 加藤剛の愛人が流産するとこまで観ましたが
つまんなくて耐え切れなくなって停止しました。
やたら評判が良かったんでレンタルしてみましたが自分にはNGでした。
好きな人ゴメン。 
10通りすがり:2001/05/04(金) 20:00
見れば必ず泣くけど、良い映画だとは思わない。
加藤剛(だっけ?)が冷血だし、感情移入は出来ないし。
脇の皆さんのお芝居と構成が上手いんでしょうなあ。
11ドラゴ:2001/05/04(金) 20:14
あの犯人の回想シーンは涙モノですね。。。いい映画だと思います。

>加藤剛(だっけ?)が冷血だし、感情移入は出来ないし。
でもこの映画、原作とは大幅に変えてますね(特にラスト)。
映画でも犯人(大岡越前)は冷血に描れていますが、原作ではもっと
ひとでなしです。冷血で狡猾で姑息、そして小心です。映画では
カッコよく描きすぎのような。。。ちなみに松本清張作品です。

12名無シネマさん:2001/05/04(金) 20:22
>>11
回想シーンが良いですね。
日本の四季の美しさと、あの親子の悲惨な境遇との落差の激しさ。
もう、涙無しには観られませんでした。
13通りすがり:2001/05/04(金) 20:47
褒めたいわけでは無いのですが、
四季の巡礼回想と、交響曲「宿命」、演奏シーンとのカットバック、
緒形拳と加藤嘉に泣かされてしまうんですなあ。
14名無シネマさん:2001/05/04(金) 20:58
>>10
俺は加藤剛に感情移入できたから、感動がさらに深まったよ。
「子供は産むな」とか「宿命」とか、理解できる。
子供の頃の家庭環境が悪い人ほど共感できると思うんだが。
15名無シネマさん:2001/05/04(金) 21:13
>>7
おいおい、加藤嘉の「すらねぇ〜〜〜〜〜」を見ないなんて
もったいない
16名無シネマさん:2001/05/04(金) 23:31
カメダ
17名無シネマさん:2001/05/04(金) 23:36
まあ、今の映画やドラマのテンポに慣れた人には、多少辛いだろうね。
じっくり見れれば、必ず何か感じるモノが得られる映画だと思うけど。
18名無シネマさん:2001/05/05(土) 17:11
この映画の出来には、原作者もシャッポを脱いだとか聞いたことがあります。
19名無シネマさん:2001/05/07(月) 21:41
話を大袈裟にすればいい映画なのか?って思った。
丹波のしゃべりまくるクライマックスは宗教演説みたいで、
ほとんどカルト映画の域に達している感じ。
2ちゃんではまともに評価されてるのか・・・。
20名無シネマさん:2001/05/07(月) 21:49
>>19
君に丹波哲郎が、創価学会の戸田(3代目)会長に扮する
映画『人間革命』を見せてあげたいよ。
21名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:00
「アアア・・・・おらぁ、知らねえぇぇぇ!!!」
22名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:01
ワガ エイリョウ
23名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:04
マジな話。

長い間(というかホントに最近まで)、
ハンセン病患者は「空気感染する」(しない!)という偏見のもと、
法律上、半強制的に隔離されてきた。

もうすぐ、かつて隔離された患者達が国を訴えた裁判の
一審判決が下る。
24クワジ:2001/05/07(月) 22:06
小学生の頃見て、ただひたすら泣きましたねー
原作も読んでたのですが、加藤剛の父親が生きていたという設定がキました。
余計な知識がついちゃった今だと、ボロクソに言えちゃったりもしますが好き。
25名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:20
人間革命見たい!!!
26名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:23
>>25
ビデオ化されていないけど、
学会の知り合いに頼めばなんとかなります。
但し、尺伏されても知らないよ。
27名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:24
サンキュー!さっそく入会しまっす
28三村:2001/05/07(月) 22:39
入るのかよ!!
29名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:43
あの音楽は、センチメンタルすぎて好きじゃない。
30名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:46
この前原作を読んでみたけれど、映画の後半の部分って原作のほんの数ページ分
なんですね。犯人逮捕もほとんど偶然に近い手がかりによっている。
でもいい。
31名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:48
お〜いおいおいおい お〜いおいおい(大泣)
32名無シネマさん:2001/05/07(月) 23:10
なんでDVD出さないんだよ!鬼畜は出てるのに・・・
LDは2枚組みでかけかえが面倒。早く出せ松竹。
33名無シネマさん:2001/05/07(月) 23:22
>>12
あの回想シーンですが、あらかじめロケハンして決めたいくつもの場所にそれぞれ助監督を滞在させておいて、毎日電話でやりとりしたんだって…。
助監督が「あさってあたりに桜が満開になりそうです」と言えば、そこにロケ隊が出発するといった具合。
野村芳太郎の映画って、これにしろ「鬼畜」「事件」「白昼堂々」「張り込み」「八ッ墓村」……、イメージに合ったうまいロケ地を見つけてくるよね。
34ななしのおたく:2001/05/07(月) 23:25
去年かおととしテレ東で見たが、オレはめちゃくちゃつまらなかった。よく
日本映画ベスト10とかの企画をすると必ず入ってくる映画だから心して観た
のだが、なーんかだらだらしてて、観てて窮屈だったよ。特に幼少期の犯人
と父の放浪シーンはあまりにも退屈で、チャンネルをまわしてしまったほど。
3533:2001/05/07(月) 23:30
黒澤明が松竹で「白痴」を撮ったときのチーフ助監督が野村芳太郎。
そのとき黒澤が札幌の街をロケハンしたのだが、細い路地まで一本
一本全部観て廻ったのに驚いたと野村は言っていた。
そのときの影響からロケハンを大事にするようになったそうだ。
36名無し:2001/05/07(月) 23:42
オレは「八甲田山」がすきだぁぁ
37名無シネマさん:2001/05/07(月) 23:47
>>34
そういう人もいるんだね。あそこで退屈なら全てつまらない
だろうな。まあ仕方ないね。
38エメエセ:2001/05/07(月) 23:48
今さっきまで制作部と飲みながら、このスレを発見して、
その制作部のやつとは『砂の器』サントラをかけながら酒を飲んだこともあったのを、
なつかしく思い出したりしてました。
へんてこ映画だけれど、まちがいなく、ある種のツボは突いている。
それはもしかしたら、小津やドライヤー、ブレッソン級のツボかもしれないよ。
だって、バカ映画として、チープに片付けられないでしょ。
39名無シネマさん:2001/05/07(月) 23:56
>>37
漫画家はまず担当の編集者にネーム(ラフに描いた漫画)を
見せて、それを編集会議に出すかどうかはその編集者が
決定するんだが、たとえば「砂の器」みたいな傑作漫画の
ネームを出して、編集者がたまたま34みたいな人だったら
ボツにされてしまう。鬱だ・・・(実際ボツにされるのは
駄作のことが多いけど、中にはそうやって埋もれてしまった
物もあるだろう)あんま関係ないことでグチってすまん。
40コクシネル:2001/05/07(月) 23:59
>>38
<ある種のツボは突いている
というのは言えてると思った。確かにそう思う。
あとやはり日本の美が定着されている映画は、邦画として素晴らしいと思う。
「獄門島」とか「阿賀に生きる」とか同じ意味で名画だと思っている。
41名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:17
あの映画の中での風景ってなんか子供の頃をおもいだすんだよなー。
42名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:19
やっぱ親と子の宿命とか言う絆とかって普遍のものなのかな、とか思う。
43名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:21
しかし、これのTV放映が許されて「獄門島」や「Xファイル」(の一部ハンセン氏病が絡むエピソード)が
放送できないってのもいい加減な抗議団体がいるもんだ・・・・・
44名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:22
どんでん返しもあったし。 オモロカッタです。
45名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:27
>>32
松竹+野村芳太郎+松本清張ってあの頃は非常に良質の仕事をしてい
たのに、霧プロの失敗でおかしくなってしまった。
現在、野村は病床だし、清張は死んでしまったけど、DVDなどのソ
フトを出すのに清張の遺族がOKをしないほど、泥沼の関係らしい。
46名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:27
>43 ハンセン氏病の扱い方に問題があるのでは?
   (見てないけど「獄門島」や「Xファイル」)
47名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:34
>>1
> 芥川也寸志の音楽も最高
よく間違えられるのですが、この映画の音楽を作曲したのはジャズピアニストの故・菅野光亮。
芥川也寸志は音楽監督です。
野村関連で菅野光亮が音楽を担当した映画はほかに、「真夜中の招待状」と「天城超え」があります。
48名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:39
>>47
あ、そうだったのですか!勉強になりました
49名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:47
らい病(とわざと書くけど)に対する偏見や恐さを実感として感じることにできない私には
きっと作品が表現している本当の悲しみを理解できていないのだろうなあ・・と、思います。

ベン・ハーを見たときにも同じことを感じました。

私の母は子供の頃、祖母から
「前に座った人の熱(ほとり)が残っていると病気に感染するから、電車やバスでは腰掛けてはいけない」
と言われて育ったそうです。
50この映画好き:2001/05/08(火) 02:57
ところで厨房チックな質問、
千代吉はなぜ病院に行かず放浪の道を
選んだのでしょうか?
お遍路すると病気が治るという迷信とか?
5150:2001/05/08(火) 03:19
もうひとつだけ。
冒頭の秋田出張の際に聞き込みであがった
怪しい男は何の伏線でもないの?
52クワジ:2001/05/08(火) 05:38
映画では穴が開いてますが、あれは犯人の和賀英良が友人の劇団員を使って捜査を攪乱させようとしたんです。
原作にはその辺のことがけっこう詳しく書かれています。ちなみに原作では和賀英良が低音波を使ってその劇団員を殺しました。
53名無シネマさん:2001/05/08(火) 09:44
> 低音波を使ってその劇団員を殺しました。
原作のこの部分って、斬新な殺人方法を無理矢理こじつけたみたいで好きじゃありません。
その点、映画はシンプルでよろしい。
54名無シネマさん:2001/05/08(火) 11:47
サントラってCDで出てるの?
55名無シネマさん:2001/05/08(火) 14:09
ちなみにワガ親子の出身地は僕の田舎です。石川県山中町。
56名無シネマさん:2001/05/08(火) 14:34
>>38
へんてこ映画バカ映画と思う理由を聞いてみたい。
57名無シネマさん:2001/05/08(火) 23:57
>54
出てましたよ。でも今は、もしかして廃盤かもね。

5850:2001/05/09(水) 01:31
>クワジさん
ありがとう。原作読んでみます。
59名無シネマさん:2001/05/09(水) 04:24
「宿命」に詞をつけて菅原洋一が歌う変なCDもあったね。

「あの日泣きながら〜」とかいうの。
60:2001/05/09(水) 09:20
私は、ビデオを借りて大泣きしてしまった…。
隣の部屋で洗濯をしていた母親も、いつの間にか一緒に観ていて、グスグスと泣いていた…。


61名無シネマさん:2001/05/09(水) 11:30
子供心には結構ショックだったよ、これ。
62名無シネマさん:2001/05/09(水) 17:12
>>59
俺、LPで持ってる。
買ってから失敗したなと気づき、一度針をおとしただけでどこかにしまってある。
美品です、誰か買いませんか? (藁
63名無シネマさん:2001/05/09(水) 21:47
 脚本担当の橋本忍と山田洋次のコンビが絶妙だと思う。
この二人、意外と知られていない師弟関係。
企画から製作まで14年の歳月をかけたらしい。
企画は橋本忍が出したらしいが、脚本家が製作者となって
映画製作するのも珍しいんじゃない?
64名無シネマさん:2001/05/09(水) 21:55
 近所に橋本忍の記念館があるけど、丹波哲郎とは仲がよいみたいで
橋本作品には結構出演している。
『切腹』『仇討』『人間革命』『八甲田山』『日本沈没』
記念館の開館記念にも二人で来て講演してたよ。
こないだも記念館に丹波哲郎来てたよ。
65名無シネマさん:2001/05/09(水) 23:32
つーか佐藤浩一と田中邦衛が出てる方はだめなの?
それしかツタヤに置いてないんだけど
66名無シネマさん:2001/05/09(水) 23:37
ダメダメ!

そもそも犯人の動機が改悪(といっていいよね)されている。
その時点で、バツ!
67名無シネマさん:2001/05/09(水) 23:45
カンケー無いけど明日(たしか)のNステでハンセン病患者の特集やるね。
やっぱライ病とは言っちゃいかんのか…
68名無シネマさん:2001/05/09(水) 23:48
ずっと前ここで紹介されてたから観た。
笠智衆の喋らない演技 療養所で息子の写真見せられたときの表情とか。
泣きました。
69名無シネマさん:2001/05/09(水) 23:59
>>68
笠智衆は、桐原小十郎という隠居の役で結構セリフは多い。
加藤嘉と勘違いしているでしょ。
70名無シネマさん:2001/05/10(木) 00:05
はい、まちがえた
71名無シネマさん:2001/05/10(木) 00:09
>>63

> この二人、意外と知られていない師弟関係。
というよりも、山田は野村芳太郎の助監督をやっていた関係から、この作品に参加したと聞いたけど…。
それを師弟関係と言ってしまうのは、無理があるのでは。
大体、橋本+山田コンビの脚本ってこれと「ゼロの焦点」以外に何かあったっけ?
72名無シネマさん:2001/05/10(木) 00:14
ところで殿山泰司はどのシーンに出てたっけ?
73名無シネマさん:2001/05/10(木) 13:00
>>71
あと「霧の旗」ね。
師弟関係というのは、もともと、山田は脚本家出身。
詳しいことはシナリオ作家協会の橋本の「人とシナリオ」
で山田が直接述べています。
「ゼロの焦点」で共同脚本家として橋本が山田を指名し
そこから二人の師弟関係が始まったそうです。
その日から山田が橋本宅に通い詰め、脚本の基礎とか
プロ精神を叩き込まれたそうです。
山田が監督になっても、いまだシナリオ作家協会の一員として
活動しているのもそういった経緯からだそうです。
正確に言えば山田が橋本を師匠と仰いでいるといった方が正解ですかね。
74名無シネマさん:2001/05/10(木) 13:06
>>71
でも橋本に紹介したのは野村監督か、松竹かもしれないね。
75名無しさん:2001/05/10(木) 13:24
スイカ美味そうだった。
76名無シネマさん:2001/05/10(木) 18:08
>>72
戸籍の痕跡を追って大阪(?)へ捜査に行ったときに出てた。
77名無シネマさん:2001/05/10(木) 21:30
>> 75
マクワウリじゃなかったっけ?
78名無シネマさん:2001/05/10(木) 21:33
>> 76
ああ、そうだった、思い出しました。
自転車屋で奉公していたとかいうシーンね。

ありがとうございます。
79dd:2001/05/10(木) 21:52
ラストはしつこいと思うよ、いやでもなんかいいんだよね。これ。
80名無シネマさん :2001/05/10(木) 22:30
Nステで癩病やってるよ
81名無シネマさん:2001/05/10(木) 22:32
明日の裁判の判決、どうなるんだろうね?
82あの巡礼シーン:2001/05/10(木) 23:44
がなかったら、犯行動機に説得力がなかったと思うよね。
亀田で助けてくれた巡査(緒形拳)夫婦にどんなにやさしくされても
それまでずっと差別と偏見に晒されて生きてきたら
人間なんて信用できなくなるだろうなぁ、と犯人に同情してしまう。
まぁ、原作とは若干違う所もあるけどね。
83名無シネマさん:2001/05/10(木) 23:47
いろんな人間に愛されてたのになぁ。英良
84名無シネマさん:2001/05/10(木) 23:52
このスレ読んでるだけで泣けてくるよ
85名無シネマさん:2001/05/11(金) 01:39
私もこの映画は何度見ても飽きないくらい好きだけど、ちょっと萎える
シーンがいくつか。

1.犯人が着ていたスポーツシャツを愛人が細切れにして電車の窓から
  捨てるところを、たまたま新聞記者が目撃していて、それが囲み記事
  になったのを担当刑事がたまたま読んで、確認のために新聞社に電話
  したら記者が愛人と偶然再会していた...。
  偶然が重なりすぎ。

2.「宿命」のコンサートのシーン、ピアノを弾く手がやけにふっくら
  していて、とても加藤剛の手には見えない。
  (あれは確か作曲者ご本人の自演)

3.終盤の、とあるおばさんのセリフ
  「あのー、石井さん、死にました」
  いくら何でも「死にました」はなかろー。
86名無シネマさん:2001/05/11(金) 01:43
「宿命」で好きなパートは、丹波哲郎が亀嵩に行く途中で
電車に乗っているシーンと、本浦千代吉が大八車に乗せられて
病院へ移送されるところを息子がじっと見ているシーンで
流れた部分。
87名無シネマさん:2001/05/11(金) 19:59
>> 73
「霧の旗」のシナリオは橋本忍単独で、山田はそれを演出したわけでしょ。
それを師弟関係というのかな?
88名無シネマさん:2001/05/11(金) 20:51
話題がずれてすまんが野村監督の「ダメおやじ」はひどか
ったですな。
89名無シネマさん:2001/05/11(金) 22:37
>> 88
南伸介と倍賞美津子だったっけ?
90名無シネマさん:2001/05/11(金) 23:23
>>87
マジで言ってるの?たぶん煽りだろうけど、
「霧の旗」一作品で師弟関係を否定する理由も逆にないと思うけどね。
2chに書いてある情報をどう処理するのは勝手ですがね。
91名無シネマさん:2001/05/11(金) 23:44
ハンセン病裁判報道で、患者だった人達の話し聞いてると、
「砂の器」は誇張でもなんでもなかったんだな、と思う。
昨日の「今日出来」とか、本当に見てるのが辛かった。
92名無シネマさん:2001/05/12(土) 01:47
厨房の時見て、病気で村八分という状況が怖くてその夜初めてうなされて金縛りを体験した。
今なら経験も重ねたし名画ってこともわかるけど、八甲田山や八墓村と違ってもう一度観る気が起こらない…
ある意味初めて観た時の感情(病気への理不尽な偏見への恐怖)を忘れちゃいけないとゆー気持ちがあるのかも。
93燕尾:2001/05/12(土) 03:12
先週、豊田四郎の「小島の春」を観ました。
ハンセン病が、とても恐ろしい病気で隔離
しなければ島の、人々に迷惑になる、収容所
は同じ病気の人達ばかりで、映画やお芝居も
観れて幸せだ。ホレ、いきましょ〜。
と言った内容で時代を感じていましたら、
このニュース。タイミングが良すぎて驚いた。
話は,変わって僕は、「張り込み」が好きです。
94名無シネマさん:2001/05/12(土) 12:35
>>54
ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」
(POCH−1483)
>>59
今、自由が丘武蔵野館でやってるレイトショー「橋本忍特集」の
幕間にかかってるよ、その曲。
95名無シネマさん:2001/05/12(土) 12:42
>>88
「ダメおやじ」は山田洋二が脚本書いてたせいか
なんか人情物みたいな話になってて、ちょっとだけ
感動した憶えがある。最初から馬鹿にして見てたせい
だろうけど。
96名無しシネマさん:2001/05/12(土) 14:19
そういえば、田村正和と佐藤浩市もあの和賀を演じてたね。
田村バージョンは見てないけど、佐藤のはテレビだからだろうけど、重要なハンセン病を
削除して違う病気にしているので、これだけで却下って感じ。
佐藤浩市と田中邦江といういいキャスティングの割にストーリーが全然だめ。
やっぱり加藤剛バージョン(加藤剛は上手いとは思わないが)の映画がBEST。
97名無シネマさん:2001/05/12(土) 22:19
>>96
普通の精神病だったっけ?
98なまえをいれてください:2001/05/12(土) 22:42
森田はどうよ。
99名無シネマさん:2001/05/12(土) 22:51
森田健作も出てたんだよな
丹波の印象が強すぎてよくオボエテナイ
100ななし:2001/05/12(土) 23:31
>>96 >>97
殺人だか何か、犯罪を犯したんではなかったっけ?>佐藤バージョン
本浦千代吉役は高橋長英だったよね。

そういえば加藤剛の方に、犯人の決め手となる写真が飾ってあった
映画館の従業員役で渥美清が出てたね。特別出演?
101名無シネマさん:2001/05/13(日) 00:28
>>96
>(加藤剛は上手いとは思わないが)
同意。
何の役をやるにもまず「加藤剛」が前面に出て来る。
しかし、この映画では彼の持ち味(きまじめと狂気
が同居している)がそれなりにハマっている。
102名無シネマさん:2001/05/13(日) 01:07
映画の台詞そのままの過去スレありませんでした?

とても濃いやつが… きぼーん
103名無シネマさん:2001/05/13(日) 01:18
加藤剛、時代劇のイメージが強くて違和感のようなものが。。
でもそれを差し引いても
この映画は見るに値する映画だな、自分にとっては。
特にあの巡礼シーンと加藤嘉の嗚咽のシーンは◎。
104名無シネマさん:2001/05/20(日) 01:08
自由が丘武蔵野館で上映まであと1週間age
105名無シネマさん:2001/05/20(日) 01:53
俺も確かに見ながら号泣した者だが「涙」って冷静な判断や思考を遮断
してしまいませんか?
例えば「ハンセン病予防法」は60年代に特効薬が発明されたにもかかわらず
この映画の公開時には依然として施行されていて、ようやく1997年に
廃止されました。
つまりは映画「砂の器」はハンセン病予防法撤廃にはなんの力にもならなかったし、
私自身最近の訴訟裁判のニュースを見て現実の問題として結びついたわけで、
やはりこの映画はハンセン病を差別や偏見への怒りとして描く方向は向いておらず
悲しい「宿命」としか描いてはいないと思います。
106名無シネマさん :2001/05/22(火) 00:12
>>59
「あの日泣きながら〜」の続き、教えてください。
レパートリーにします。
聞きたい。

あっ、埼玉の菅原洋一です。
107名無シネマさん:2001/05/22(火) 00:24
ハンセン病映画としては患者さん達にはものすごく評判悪いよ。
「隔離」を肯定的に描いてるし、国家権力の問題も出てこないしね。
ハンセン病映画に関心あるという方は、
熊井啓監督、渡部篤郎・酒井美紀主演の「愛する」をどうぞ。
これも結構甘甘の作品ですが、療養所の患者さん達がエキストラなどで
協力してます。
108名無シネマさん:2001/05/22(火) 00:37
では、自身の映画評価として「砂の器」と「愛する」のどちらが
傑作かといえば、やはり「砂の器」に軍配を上げざるを得ない。
しかし、107さんの言われるように現実のハンセン病患者には
「負のベクトル」としてしか作用していないので「砂の器」を
肯定するわけにはいかない。
109名無シネマさん:2001/05/22(火) 00:40
もののけ姫も評判悪そうだな。
110名無シネマさん:2001/05/22(火) 00:59
>ハンセン病映画としては患者さん達にはものすごく評判悪いよ。
でも俺はこの映画見て、ハンセン病のことや隔離政策やその無情さを知った。
今のハンセン病訴訟のニュースも、「砂の器」見てる人と見てない人では
関心の高さも違うと思う。そういう意味では、肯定してもいいんじゃない?

111名無シネマさん:2001/05/22(火) 01:22
かなり高度なスレになってきているよね。
これは「砂の器」が映画として良い出来なのか?ということと
現実に世の中を変える力になったのか?ということを
別にして考えなければならないと思う。
例えばジョン・フォードの「駅馬車」は今の目から見ると
インディアン(ネイティブアメリカン)への差別丸出しの映画だが
どう見ても映画としての完成度は高いし、今見ても楽しめる。
「民族の祭典」なども同じだろう。
「チビ黒サンボ」や手塚治虫の古い作品などもそれと同じだと思う。
112名無シネマさん:2001/05/22(火) 01:25
「差別問題を扱った秀作」とリンクさせたくなるね。
113名無シネマさん:2001/05/22(火) 01:28
「砂の器」はやっぱり松竹の娯楽大作なんだよ。
この映画の三年後、ほぼ同じスタッフで撮った「八つ墓村」とならべて見ると、
どういうコンセプトを狙っていたかがよくわかる。
114名無シネマさん :2001/05/22(火) 02:21
緒形拳、ホントは千代吉を演りたかったそうな。
115名無シネマさん:2001/05/22(火) 09:24
>>102
「彼の父、千代吉はらい病だったのであります・・・」
116名無シネマさん:2001/05/22(火) 12:34
117名無シネマさん:2001/05/23(水) 01:12
「サトラレ」や「一杯のかけそば」と同レベルの
タモリに言わせれば「涙のファシズム」って映画だ。
118名無シネマさん:2001/05/23(水) 02:31
でも、日本政府、並びに日本人も、いままで患者さん達を
放っておいたわけだから、映画「砂の器」だけを非難するのも
どうかと思うよ。
119名無シネマさん:2001/05/23(水) 13:49
>>118
しかし「砂の器」って4半世紀前の映画だよん。
当時大ヒットしたのよん。
ということは現実のハンセン病問題にはほとんど影響及ぼさなかったってわけね。
120名無シネマさん:2001/05/24(木) 00:38
先にもそのような書き込みがあったけど、この作品は「らい病」と不可分の関
係にあるにも関わらず、このお話(世間的に後ろ暗い男親をもつ息子の物語)
のみがドラマのモティーフとして重用されたために、映像化される度に原作か
らはただひたすらに乖離していくことになってしまったんですよね。
もっと分かりやすく言うと、ハンセン氏病がいわゆる差別表現、放送コードの
ようなものに引っかかるようになってしまったにもかかわらず、名作だ、人気
作だというので映像化するからハンセン氏病をぼかす、それどころか設定その
ものを変えてしまう・・・。こうして作品は汚されていくのであった。
それにしても、父親が殺人犯だからその関係を・・・って設定は、どう考えて
も酷いやね。
121名無しさん:2001/05/24(木) 02:44
控訴断念小泉総理勇断記念age
日本の未来が少し明るくなったような気がした
122 :2001/05/24(木) 03:08
しかしこの1って、あまりよく考えずにスレ立てたような。
しかも「邦画はあまり好きでないけど、邦画の中ではベスト1」とか
かなりゴーマンかましてるし(藁。
つくづく「砂の器」をめぐる状況って不幸だな。
123:2001/05/24(木) 03:26
そういや、小泉総理も好きな映画だって言ってたな。
124名無シネマさん:2001/05/24(木) 03:29
映画板で厨房が定期的に立てるスレ
洋画=時計じかけのオレンジ
邦画=砂の器
これは定説です。
125名無しさん:2001/05/24(木) 13:45
>>124
そうですか?それじゃageってことでいいですね?
126名無シネマさん:2001/05/24(木) 20:33
>123
それが控訴断念につながってるわけですね。
127名無シネマさん:2001/05/24(木) 20:57
千代吉役の人は存命されているのですか?
128名無シネマさん:2001/05/24(木) 21:30
>>85
確かに1は全く同意。
あのころ、清張は掛け持ち執筆で超多忙で、
きかけの部分を練るヒマがなかったんだと思う。
と書いてみたが、彼の作品みんなそんな調子で、
必然性がないんだよな。
唐招提寺で、記帳を偶然見ましたとか。
点と線みたいな、あっと驚くと言うのがないねぇ。
129名無シネマさん:2001/05/25(金) 02:01
>>127
伊丹の「タンポポ」が遺作じゃなかったっけ?
130名無シネマさん:2001/05/25(金) 02:50
>>127
「八つ墓村」では一番最初に死んだ。
131名無シネマさん:2001/05/25(金) 04:11
どうでもいいけど「邦画にしては脚本や編集も良い」って1は
どれだけこの時代以前の邦画を観て言ってるのだろう?
132名無シネマさん:2001/05/27(日) 14:42
>>119

>しかし「砂の器」って4半世紀前の映画だよん。
>当時大ヒットしたのよん。

そういえばそのころの松竹って他の映画がコケるとすぐに打ち切って
残りの期間「砂の器」をかけてましたな。
133名無シネマさん :2001/05/27(日) 18:26
「砂の器」は当時邦画としては異例の(史上初?)単独ロードショーだったのよ。
斜陽の邦画界を立て直すべく、
「洋画に奪われた若い観客を取り戻す」というのが松竹のうたい文句だった。
で、実際に若いやつ動員して大ヒットした。
それから四半世紀後、ふだん洋画しかみない厨房が「「砂の器」ってすごい!」と
騒いでるの見ると、たしかに松竹の努力は報われていると思う。
134名無シネマさん:2001/05/28(月) 11:03
今、武蔵館で上映してますね。
135名無シネマさん:2001/05/28(月) 20:58
今日「やじうまワイド」で取り上げていたけど、
今回の「控訴断念」の決定は、小泉首相がこの映画のファンだった。
というのも大きな理由らしい。
136名無シネマさん:2001/05/28(月) 21:14
よかったけど、最後が長すぎ、しつこ過ぎ。
ケツが痛くなった思い出がある。
137名無シネマさん:2001/05/28(月) 21:17
>135
本当なら小泉には国政をまかせられない。っていうか昨日の貴乃花の、ありゃ何だ?
138@:2001/05/28(月) 22:50
加藤嘉が出演していた。
加藤嘉といえば「白い巨塔」の大河内教授
139ソゼ:2001/05/28(月) 23:37
自由が丘で上映してるね
ビデオで泣けなかったから観に行ってみようかな
ちなみに6/1まで
あっレイトじゃん、や〜めた
140名無シネマさん:2001/05/29(火) 01:39
ステレオの日本映画というのは当時珍しかったような記憶がある。
141再びどうでもいいが:2001/05/29(火) 13:43
1の丹波さんの演技の基準として「007は二度死ぬ」を持ち出すってのは
いったい何なのよ?
いくら洋画しか見ないからって、そりゃないだろう。
同じ時期の石井輝男監督「忘八武士道」見てみ。
丹波先生がけた外れな役者であることがよくわかるよ。
142ななし:2001/05/29(火) 14:31
その前に
砂の器は傑作社会派ミステリなんですけど…
ズーズー弁が実は東北ではなかったという驚きなんだけど
その辺も評価してください。まあそれは原作によるものなんだけど。
143名無シネマさん:2001/05/29(火) 14:53
松本清張の原作、清張の他の小説を読めば、彼が「砂の器」に込めたメッセージの
強さがよく分かるよ。彼自身も貧しい家庭環境から這い上がってきたし。
映画版もその清張の持つテーマ性を受け継いでいるとオレは思うが。
ま、娯楽作と同義で見ても評価は難しいのでは?

小泉総理がハンセン病訴訟の控訴断念を決断したのもこの映画が決め手だったとか。
21世紀になってようやく清張の思いが届いて良かったね。

それにしても清張の遺族は最低だ。
映像化に尽力してきた霧プロの林悦子をいきなり斬って、権利独り占めしようと
する長男・松本陽一@電通は、ダメ遺族の典型例だな。

144 :2001/05/29(火) 15:47
>>143
清張の原作ちゃんと読んでる?
ハンセン病問題を真面目に取り上げてるのは映画の方(それでも勘違いが多いが)。
ミステリー板でも話題になってたが、小説の方のハンセン病ネタはとってつけたような程度。
和賀も鬼畜な殺人犯だし、被差別者の苦悩を描いてるとはとても言えない。
145名無シネマさん:2001/05/29(火) 17:20
>144
たしかに千代吉が入った施設というのが映画では岡山にある
国立療養所をモデルにしている。
橋本忍の脚本の中にはやたら岡山をはじめ山陰・山陽
あたりがでてくるが彼は兵庫県の神埼郡市川町出身で
戦時中結核で兵役免除になり山陰や岡山の療養所に入っていた
のも起因してるみたい。ひょっとして「八つ墓村」もその流れかも
しれない。この映画をみて清張は原作を超えたと評価したそうです。
146名無シネマさん:2001/05/29(火) 17:46
山田洋次曰く「たいへんおもしろい小説で、一息に読んでしまったの
ですが、さてこれを映画化するとなるとさっぱり見当がつかない。
あまりにもストーリーが複雑すぎて映画にはちょっとむりではないか、
というのが私の感想でした(略)うちあわせのために私は橋本さんに
会い、その席で正直に、これはとても無理でしょうといったのですが、
橋本さんは『いや、この作品にはひとつだけいいところがある。それは
山田君、ここなんじゃないか』といって、赤鉛筆で線をひっぱったところを
指しました」その箇所が察するところ原作終わりの部分の「今西栄太郎
は、長いこと考え込んだ。彼の目には、初夏の亀嵩街道が映っている。
ある暑い日、この街道を親子連れの遍路乞食があるいていた。
父親は全身に膿を出していた」というあたりと思われる
(『映画をつくる』国民文庫)
147名無シネマさん:2001/05/29(火) 18:21
原作と脚本の違いをおおまかに

1,和賀英良は原作ではキザな前衛作曲家で過去の秘密を守るために脅迫や
  殺人をくりかえすというドライなタイプになってるが、映画では苦悩する
  芸術家としてとらえている。
2,和賀の恩人三木巡査も原作では簡単な記述に肉付けして殉教者のような
  人間味のある人物に描きあげている。
3,原作では犯人臭い人物として重要な役割をになっている関川重雄という
  キザな音楽評論家を、全くカットしている。
4,これが一番重要かもしれない・・。原作では亡くなっている千代吉が
  生きている。だから、和賀の殺意も、原作のように
  単に秘密が世間に知られる恐れという以上に、三木巡査が療養所にいる
  千代吉に会うことを強要したためというリアリティが裏付けになっている。
148名無シネマさん:2001/05/30(水) 22:25
なるほど。
橋本忍まんせー!
149名無シネマさん:2001/05/30(水) 23:28
先日ビデオで見て、また泣いた。

この映画、原作を越えた数少ない映画作品の一つでもあったのね。
150名無シネマさん:2001/05/31(木) 04:48
>>149
「原作を越えた数少ない映画作品」
まったく同じこと考えて書き込もうとしてたので驚いた。

ところで「砂の器」って何を意味しているんでしょうね?
151なまえをいれてください:2001/05/31(木) 08:38
イメージしてみそ。
さらさらとこぼれ落ちるっしょ。
砂上の楼閣と同じかなと、思うよ。
152名無シネマさん :2001/06/03(日) 00:03
小泉発言で再度注目してますね。
TV清張サスペンスでやらないかな?
佐藤浩市主演版を、久しぶりに見たがやはり今イチ。

東山紀之、橋爪功、小林捻侍、音楽は坂田晃一でどうでしょう。

ところで映画の方の和賀英良の子役、気になる。どなたか教えて。
153名無シネマさん:2001/06/03(日) 00:20
だから肝心のハンセン病関係者に嫌われてる映画(および原作)なんだから、
小泉が何言おうと無理でしょ。
154名無シネマさん:2001/06/03(日) 01:16
↓↓↓↓すべての答えはここにあり。↓↓↓↓

http://www.nifty.ne.jp/forum/fmvtheme/

↑↑↑↑目から鱗、棚から牡丹だよ。↑↑↑↑
155名無シネマさん:2001/06/03(日) 02:34
↑つまんねえページはるな!ヴォケ!!
156名無シネマさん:2001/06/03(日) 02:40
>>155
たぶん荒らし依頼なんだと思うよ、このコピペ。
157名無シネマさん:2001/06/03(日) 04:19
>>85
私も1の展開にはちょっと強引な印象を受けた。

>犯人が着ていたスポーツシャツを愛人が細切れにして電車の窓から捨てるところを、
>たまたま新聞記者が目撃していて、それが囲み記事になった

まあここまでは良しとしても

>担当刑事がたまたま読んで、確認のために新聞社に電話したら記者が愛人と偶然再会していた

あとこれに付け加えて、今西が伊勢の映画館で飾られていた写真に写っていた和賀に目を付ける
といった展開も如何なものかと考える。

まあ、刑事の勘だと言われてしまえばそれまでの話なのだが・・・
158名無しさん:2001/06/03(日) 05:44
なぜか、トラウマになってます
159名無シネマさん:2001/06/03(日) 05:51
観た事ないです。なんかすぐ壊れそうだし。
160名無シネマさん:2001/06/03(日) 09:18
>>85 >>157
私は学生時代に清張の作品はかなり読んだけど、偶然を多用する作家だと思います
特に後期の作品は読んでいて腹がたってくる位です、それで読むの止めました。
作品の中にも犯罪は偶然が重なって成立するとか書いてあったような気が?
161名無シネマさん:2001/06/08(金) 15:29
 一部、アメリカでロケ撮影されたシーンもあるって聞いたんだけど、どこ?
162名無シネマさん:2001/06/10(日) 15:08
おお、ここにスレがあったのか!

しっかし、こうスレがいっぱいあると、重複してるのに
気づきませんよね。

あげ
163亀嵩:2001/06/12(火) 23:40
今日、池袋で観てきたよ。
難しいことは俺にはわからんが、素直によかったよ。
放映後客席から拍手もかなりあった。
164名無シネマさん:2001/06/12(火) 23:47
池袋でやってた?見にいかなきゃ。
165名無シネマさん:2001/06/12(火) 23:50
この映画って原作とは比べないほうが面白いと思う。
166名無シネマさん:2001/06/12(火) 23:50
      =、
  ミミ彡ミミミ彡彡ミミミミ
,,彡彡彡ミミミ彡彡彡彡彡彡
ミミ彡彡゙゙゙゙゙""""""""ヾ彡彡彡
ミミ彡゙         ミミ彡彡
ミミ彡゙ _    _   ミミミ彡
ミミ彡 '´ ̄ヽ  '´ ̄` ,|ミミ彡
ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡
 彡|     |       |ミ彡
 彡|   ´-し`)  /|ミ|ミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ゞ|     、,!     |ソ  < 感動した!ありがとう!
   ヽ '´ ̄ ̄ ̄`ノ /     \________
    ,.|\、    ' /|、
 ̄ ̄| `\.`──'´/ | ̄ ̄`
    \ ~\,,/~  /
     \/▽\/
167名無シネマさん:2001/06/12(火) 23:51
DVD希望。
168亀嵩:2001/06/13(水) 19:54
>164
たしか今日(13日)までの2日間じゃなかったかな。
昨日のカキに入れときゃよかった。スマソ

でもミステリーもの続くはず。

http://www.walkerplus.com/tokyo/0MAIZ001.html
169名無シネマさん:2001/06/13(水) 20:38
冒頭で羽後亀田に行くところとか、鉄道ファンにはたまらない
170名無シネマさん:2001/06/13(水) 20:40
丹波哲郎がちょっとなあ、、、、
171名無シネマさん:2001/06/13(水) 22:22
家の近所のTUTAYAでも、最近レンタルの回転率がよくなっているらしい。
やっぱり、「小泉効果」か。
172名無シネマさん:2001/06/14(木) 11:23
やっぱ「砂の器」の意味がわからないよね
てっきり、砂の器で食事でも取るのかと思ってた
173名無シネマさん:2001/06/14(木) 12:02
横浜シネマジャックでももうすぐだね
174名無シネマさん:2001/06/14(木) 12:08
昨日、池袋で観てきた。
みなさん書いているけど、加藤嘉の
「すらねええええええええ!」
に圧倒された。

コンサートが始まってからの展開というか、
構成がすごかった。
初見がビデオとかTVでなく、映画館だったことを幸福に感じた。
実に映画らしい映画だと。
175権兵衛シネマ:2001/06/14(木) 19:45
むかし、日曜日の午後に笑福亭鶴瓶師匠が、毎日放送ラジオでやっていた公開番組(タイトル失念)
の「感謝のコーナー」(会場に来ている娘OR息子が、日頃言えない母親への感謝の言葉を、電話で
伝えるというコーナー)のBGMを「なんとまぁ大仰な曲か」と笑って聞いていたのですが、後日
ビデオで本作品を観たとき、例のラストのシーンで同じテーマ曲がかかったのには、腹をよじり、
ひっくりかえって笑い転げたのを思い出します(真面目なファンの方、ごめんなさい)。

まぁ、日本映画のベストにもワーストにも必ず挙がるメジャー中の大メジャー作品ですしね。
こういう酔狂な映画オタがいてもいい‥よくないか(笑)。
176ほっほっほ:2001/06/14(木) 21:05
あの音楽をバックに、ハンセン氏病の親子が各地を放浪するシーン・・・
泣けました。今でも思い出すと目頭が熱くなります。
177名無シネマさん:2001/06/14(木) 21:22
個人的に、やっぱ推理ものは重厚で美しいのがいいなー。
板違いだけど、犬神家みたいな、
「ぐあああっ!なんてかわいそうなんだぁーーーっ!」
プラス映像美、をやられると、「砂の器」同様ヲレなんか
メロメロになってしまいますわ。
178名無シネマさん:2001/06/14(木) 21:40
>>172
私的には、
いくら頑張って器を「砂」で造っても所詮は脆く壊れる。
主人公の過去の生い立ちに対する強烈な劣等感と、成人に
なってからの向上心、出世欲ってのがまさに「砂でできた器」
だと感じたんだけど、、、どうなんでしょうねぇ。
179名無シネマさん:2001/06/15(金) 13:02
この作品では「らい病」だっけ?
180名無シネマさん:2001/06/16(土) 00:44
子役で演ていた春田和秀(という名前だったと思うんだが)は
今どうしているのだろうか。
20数年前の映画だから、30代後半のはずなんだが。
181名無シネマさん:2001/06/16(土) 01:00
前スレにも出ていたけど、この映画が傑作だとしても
ハンセン病に対して、偏見や隔離治療の廃止に力になり得たか?
と言うと、ゼンゼンそんなことはないんだな。
ハンセン病患者にとっては逆に評判が良くない。
182名無シネマさん:2001/06/16(土) 01:50
>>181
だからといって、ハンセン病患者に評判の良い「愛する」(熊井啓)が
「砂の器」より傑作かというとそんなことはない。
183名無シネマさん:2001/06/16(土) 03:27
だって、息子は、過去を否定しているもんねえ。
しかし、あんな貧乏な子が、いつ音楽を習う暇があったんだ?
184名無シネマさん:2001/06/16(土) 19:06
捜査会議で丹波哲朗が熱弁を振るうシーンで
刑事達の中にコソーリと丹古母鬼馬二....
185なまえをいれてください:2001/06/16(土) 21:21
↑タバコを吸うのはアドリヴだったが、カットのつながりのために、
 タバコの長さを調節しなきゃならなくって、えらい目にあった・・・と本人が述懐。
186名無シネマさん:2001/06/16(土) 23:11
大阪の役所で貴重な戸籍謄本見せてもらいながら、
スパスパ煙草吸い出す丹波先生。
オイオイ〜
187名無シネマさん
明日(6/19)まで、横浜・黄金町のシネマジャックで
上映ありますよ。この映画。