1 :
名無シネマさん:
ってな人、又は達成者さん、いますかね?
「アジアの曙」とかのテレビ番組は脇に置いて(CS見逃し)。
感想を語り合いましょう。
>東京戦争戦後秘話(センの字体が使用不能でスマソ)
先日奇跡的にCSで観れました。
呆れるほどに下手くそな素人達の、熱い熱い青春群像!
輪姦される桃井かおり似のヒロインの、脆弱な肉体が悲しすぎる。
「日本の夜と霧」を飛び越して、目下大島作品のベスト1です。
2 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 00:57
全部で何本あんだろ作品リストとかないのかな
3 :
名無シネマさん :2001/05/01(火) 01:00
紙芝居映画の「忍者武芸帳」も当然入るんだろうな(藁。
5 :
名なし@シネマ:2001/05/01(火) 01:35
「俺は大島渚から学んだのは、人前で堂々と屁をたれることだけだ」
by 浦岡敬一
6 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 01:41
1です。皆さんありがとう!
>>3 BS2で放映するそうですね。今から楽しみです。
7 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 01:43
追加です。「ユリイカ」2000年1月号が大島渚特集。
バックナンバーも残っていると思います。
ところで私は、「御法度」未見です。ダメ?
8 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 01:50
9 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 01:58
絞死刑の最初のほう良いよね。
10 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 02:02
「悦楽」最近ビデオ屋で見るようになった。
11 :
1です:2001/05/01(火) 02:03
>>9 新宿泥棒日記もそうなんだけど、
渡辺文雄の諧謔味はもっと評価されてしかるべき。
>絞死刑
小松方正さんの声も存在感も大好きです。
今、どうしてられるのでしょう?
12 :
はだかの王女様:2001/05/01(火) 02:08
>>5 よくぞ、「浦岡敬一」名を出してくれたな。5番いるか〜。
今、彼氏、何されてるか知ってますか?
13 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 02:17
15 :
はだかの王女様 :2001/05/01(火) 02:21
16 :
名無しさん:2001/05/01(火) 03:52
「マックス・モン・アムール」って見た人いる?
17 :
以下。:2001/05/01(火) 03:58
見ました。もっとお色気が欲しかった。以上。
18 :
宇一紘八:2001/05/01(火) 04:29
二十世紀ノスタルジアに新宿泥棒日記の冒頭を真似したシーンがあった
大島って今から考えると政治の季節のガス抜きになってたんかな
19 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 04:37
20 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 04:40
帰って来たヨッパライがすげーんだよ!
なあ!
21 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 05:14
白昼の通り魔のデキが一番では?
>二十世紀ノスタルジアに新宿泥棒日記の冒頭を真似したシーンがあった
あの映画の原監督って、『東京戦争戦後秘話』の予告編製作したんでしょ?
『マックス、モン・アムール』は、シャーロット・ランプリングの冷たい美貌が笑える唯一の映画。
暴れるマックスに思わず吹き出しそうになってる彼女が最高。
チンパンジー相手に真面目に演技させるんだもん。凄いよ。
23 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 13:06
ベスト作品は「愛のコリーダ」で文句ないのかと思ってたけど...
結構意見がわかれるんですね。
完全制覇、というなら、テレビのドキュメンタリーは見逃せないと思います。
劇場映画以上に良いものがたくさんあります(って言いながら題名は忘れてる)。
24 :
名無シネマさん :2001/05/01(火) 13:59
日本映画監督協会って「大島派」とか派閥があるんだろうな?
25 :
>>24:2001/05/01(火) 15:42
“大島派”とか言うと、高橋治が怒るらしいよ。
「俺が先達だ」って…。
26 :
>>12:2001/05/01(火) 15:45
浦岡さんは、浜松で地元のビデオ愛好家(鑑賞じゃなくて撮る方ね)相手に、編集
の講座をやってるよ。
27 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 15:53
太陽の墓場のグチャグチャぶりはどうですかね。結構好きなんですけど・・・。
28 :
たくお:2001/05/01(火) 19:27
「マックス〜」、あれだけ超一流のスタッフ揃えただけあって話は面白いが、映画
そのものは駄目だと思う。どこにその原因があるのか、作品見ながら薄々感じて
はいたが、あとでデビッド・ボウイの写真集に載ってた、「戦メリ」撮影時のエピ
ソードを語るボウイへのインタビューを読んで確信した。
それは、日本人俳優に対しては演技に厳しい要求をしながら、外国人(白人)俳優
には多くを求めようとしない、大島演出への批判とも取れる言葉だった。
大島ともあろう人が、自分の白人コンプレックスを自作の中で、恐らく無意識に
吐露してしまったことを知り、ショックではあったが、敗戦を体験した世代であ
るだけに仕方がないとは思う。
「マックス〜」では出演してる俳優の表情がみな欠しく、作品全体の面白さをも
半減させているように見えた。それは彼らの演技力が欠如してるせいではない
だろう。
29 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 19:40
わざとやってんじゃないの?
脚本家が脚本家だから。
30 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 19:54
文芸座の特集上映に連動したスレじゃないのか。。。
31 :
たくお:2001/05/01(火) 20:02
>29
ブニュエル作品の役者みたいな演技を求めたということはあるかもしれ
ない。でも「マックス〜」の脚本じゃ、それは選択ミスのように自分に
は思えるが・・
33 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 21:18
昔、興奮して特集上映に通いほとんど9割方見て
「絞死刑」
「白昼の通り魔」
「儀式」
ってとこが傑作だと固く信じてたが、
今改めて新鮮に感じてすごくイイと思っているのが、
「少年」
34 :
masaki:2001/05/01(火) 21:46
夏の妹をなぜ語らん!!!!!!!
35 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 22:08
「マックス・モン・アムール」好きだけどな。
まぁブニュエルみたいな映画だけどさ。
じゃあ大島らしさってなによ?みたいに聞かれると俺には答えられないけど。
大島の作家性ってなんだろう。妙な気合とか(笑
36 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 23:17
え?文芸坐で特集やってるの?何時まで?
37 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 23:40
河原崎健三、中村嘉津雄を抜擢する辺りが渋いし、只者じゃないよね。
黒澤明と一緒で、キャスティングのセンスが天才的だと思う。総体的に。
38 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 02:24
栗田ひろみをオカズに出来なかった世代ですあげ
39 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 03:16
飼育が観たいです。
原作を超越できているんでしょうか?
40 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 09:58
5/1 火
愛と希望の街(59/長編デビュー作)
青春残酷物語(60)
10:25/1:30/4:35/7:40
11:45/2:50/5:55/9:00
2 水
悦楽(65)
太陽の墓場(59)
9:35/12:50/4:15/7:40
11:15/ 2:40/6:05/9:30
3 木
絞死刑(68)
日本の夜と霧(60)
10:20/2:35/6:50
12:40/4:55/9:10
4 金
少年(70)
儀式(71)
10:20/2:30/6:40
12:15/4:25/8:35
5 土
日本春歌考(67)
愛の亡霊(78)
10:10/2:15/6:20
12:15/4:20/8:25
6 日
御法度(99)
戦場のメリークリスマス(83)
10:20/2:35/6:50
12:20/4:35/8:50
7 月
新宿泥棒日記(69)
帰ってきたヨッパライ(68)
12:10/3:35/7:00
10:40/ 2:05/5:30/8:55
ちなみにこのあとは「コリーダ2000」「ブラザー」二本立て
41 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 10:00
飼育は原作知らないけど、腰砕けな終わり方してる。
成功作とはいいがたいけど、いろんな意味で一見の価値はある。
三国連太郎が出てるってのも珍しいし。
42 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 10:18
>>37 激しく同意。他のスレで批判続出ですが、御法度もその点では抜群だと
思います。松田龍之介も、無茶苦茶いいわけではないですが、他に
よさげな人がいれば教えて欲しいです。
>>39 かなり昔の記憶ですが、原作の方がいいと思います。
43 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 17:45
「青春の碑」ってドキュメント、この前川崎の市民ミュージアムでやってたけど、
なかなか面白かった。
44 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 18:34
山根貞男は先日大島に引退を勧告したそうだ。
監督としてはまだまだイケると思うが。
45 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 23:41
>>44 評論家が引退勧告?偉そうだな山根。
田山力哉さんなら許せるけど故人あげ
46 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 00:31
>>45 山根貞男に比べたら田山力哉って結局実のあることナンにも書いてないと思う。
ワルイけど中身がないっつーか。
薄っぺらな作家論ばっかで、きちっとした作品論がなかったのでは?
気に障ったらゴメン。
47 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 00:42
>>46 2ちゃんにしては穏やかなレスだね。
映画板だからかな?
俺は田山氏の選定したベスト10を見て、氏の審美眼を信頼したぞ。
ちなみに45じゃないぞあげ
48 :
ジャック:2001/05/03(木) 00:56
オレが一番好きなのは、『無理心中 日本の夏』
シュールなんですよ、なんか。
あと、『太陽の墓場』に出てるデカイ人は『用心棒』に出てる人と同じ人?
ジャイアント馬場じゃないとは思うけど。
49 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 01:33
50 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 01:53
「無理心中 日本の夏」なんてすてきなタイトルなんだ!!!
51 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 10:15
>>44 どういう文脈での「引退勧告」なのか?
山根氏は確かにいつも偉そうだよね。嫌いじゃないけど。
田山氏はキャラがよかったけど、これといった仕事遺してないのじゃない?
52 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 14:19
「新宿泥棒日記」「白昼の通り魔」よろし。
別格で「絞死刑」「日本の夜と霧」。
「少年」はたまらん。
「儀式」は美術。
カンヌをもめさした時の(中平とかと)話とかきいてると、
どうも人間的には、なぁ………(鬱
54 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 01:19
青春残酷物語が挙がらないのは、あんまり面白くないという
証明だったりしてあげ
大島ファンなんだけどね
55 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 02:15
56 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 20:11
57 :
通りすがり:2001/05/04(金) 20:55
『愛と希望の街』は、
ブルジョアのインテリが下層階級の人を見下ろしている様で好きになれない。
他の作品にもそーゆーとこ結構あるなあ。
58 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 20:57
>>56 若さゆえの暴走。レイプシーンの鮮烈な印象。
ひとつ上の世代(兄姉)の挫折後の生活ぶりとの対比。
襲いくる残酷な結末。
書いていてあんまりクサイので
適当にツッコミ入れてください。
59 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 20:58
「青春残酷物語」って悪くないんだけど
いわゆる太陽族なんかに対する一種の異議申し立ての映画で、
有効ではあるが、図式的なところがある
と思う。
つまり青年のアナーキーな欲望を肯定はするが、
現実はそれほど甘くないんだよ、って姿勢、かな。
60 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 21:19
田山かあ…
昔「TVタックル」で、日本映画をどうとかって特集して、大島と出てたんだよね。
で、田山が「3-4x10月は前作に較べて毒気が…」と切り出したとたん、大島が
「おまえのいうことなんかダメなんだよ!俺はこいつ(北野武)の映画なんて見てねえけどな、いいに決まってんだよ!お前がわかってないんだよ!」
と怒鳴ってたのが凄かったな。
61 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 21:23
無茶苦茶な理屈だな(笑
けどこれもアサ生と同じで台本通りでしょう。
62 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 23:28
>>61 大島さんが1度、司会進行の代役を務めたのをご存じかあげ
63 :
子牛系:2001/05/04(金) 23:32
David Bowieは『絞死刑』が一番好きだといっていたらしいけど、
あれはおもしろい。今日は『少年』見たけど、やっぱり面白かった。
でも、彼の映画は面白いけど、絵として美しいと思ったものないんだよな。
でも、『美しいということは正しいことなのか!?』
と怒りそうな大島個人は美しいのかもしれない。
でも、そういうこと言うのって、ありか?って気もする。
64 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 23:35
俺は帰ってきたヨッパライが最高傑作だと思う。
他のは当時の雰囲気を知ってない人にはつらすぎる。(特に初期の頃)
65 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 23:41
>>64 全学連世代の方なんですね!
やっぱり今でも、人生の敗残者的挫折感と闘っているのですかあげ
66 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 23:58
でも日本の夜と霧なんてまさに空論って感じで、意味がわからなくても面白い。
67 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 00:01
68 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 02:50
69 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 10:21
>68
「青春の碑」は「忘れられた皇軍」「ユンボギの日記」と並ぶ韓国三部作だね。
朝鮮戦争の負傷者たちを個人で面倒みてる男が、
片腕が義手で傷とかあるのに娼婦やってる女の子のことを知って引き取る話。
そこで彼女はみんなと地道に働きながら暮らすんだけど、
やっぱり家族の面倒を見るためにそこを去っていくの。
「ユンボギ」と二本立てだった。
朝日文庫の「大島渚の世界(佐藤忠夫)」に詳しい。
70 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 10:22
忠男でしたわ。
71 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 13:07
>>69 「忘れられた皇軍」はすごい。
在日傷痍軍人たちの安酒場での宴会が悲惨。胸につまる。
あとの2作は残念ながら未見。
72 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 18:21
で、山根氏の引退勧告の主旨ってナニ?
73 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 20:53
>41
「飼育」
原作の方をを読んでなくて、映画の方を見てるってのは、珍しいぞ!
DVD出たけどね。
74 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 21:27
>73
文芸座でむかしやってたもんで、ハイ(ワラ
戸浦六宏が足悪い役でした。確か太陽の墓場でもそう。
ついでに座頭市に出たときもそうだった。。。
75 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 21:41
おい、戸浦さんはホントに足がお悪いんだよ。
失礼なこと言うなよな。
76 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 21:55
>75
そうなんだ。。。。六宏さんごめんなさい。
どこで知ったの?
77 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:15
>>75 井上ひさしも糾弾してくれ。
「足の悪い役をやらせたら、戸浦氏は天下一品」と吹聴してるからさ。
>>73 DVD出たって本当ですか?
それなら今後も復刻に期待出来ますな。楽しみ!
78 :
柴犬:2001/05/05(土) 23:19
大島のATG時代の作品てDVD出てるけど
特典とかついてるの?
79 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:22
泉谷しげるも足の悪い役が似合うとかいうヤツいそうだな。
80 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:23
81 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:31
戸浦さんは大島さんと同じく京大出身。
「日本の夜と霧」のインテリ臭は、本物だったのね。
82 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:39
大島渚の映画ってどれも日本人が世界を相手に背伸びしてる印象を
受けるんですけど。
83 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:45
「無理心中 日本の夏」とか「帰ってきたヨッパライ」って
面白いけど、どう考えても大衆性に欠けると思うぞ。
もちろん一般受けなんて目指してない作品ではあるが、
その表現の方法が説得力を持ってたかというと大いに疑問。
まぁ、オレは好きなんだけどね。
というわけで、オレの好きなのは「絞死刑」と「儀式」と「少年」。
84 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:48
「帰ってきたヨッパライ」
なにがいいのかわからんが、すごい魔力だけは感じた。
一番好き。
誰か説明してくれ。
85 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:51
86 :
名無シネマさん:2001/05/06(日) 00:00
>>85 でも表現上の説得力はすごくあったと思うよ。
だからオレも感動した。
>>84 「帰ってきたヨッパライ」って途中で前と同じ映像が繰り返されるんだよね。
映写技師のフィルムの掛け違いじゃないかって言う人が当時いたらしい。
フォーク・クルセイダースの歌と全然シンクロしてないような気がするし、
奇妙奇天烈な点でオレは好きなわけで、悪いけど説明はできない。
87 :
名無シネマさん:2001/05/06(日) 00:13
なんたって世界の殿山がひとりで何役もやってるんだから>ヨッパライ
88 :
名無シネマさん:2001/05/06(日) 06:03
ヨッパライ。観た時のフィルムの質がとんでもなく悪かった。
で、山根氏の引退勧告の主旨は?
書きこんだ人もうきてないの?
89 :
名無シネマさん:2001/05/07(月) 22:24
90 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 19:18
おい!良スレ消えちまうぞ、あげれ!
91 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 19:43
「日本の夜と霧」は、こんなとんでもない映画撮ってるのがバレたら絶対
にストップがかかるってんで、一部の人間にしか台本を渡さずに撮影もム
チャクチャな順番で撮ってたらしい。
津川雅彦なんか、ワケわかんないまま芝居やらされて本編見てひっくり返
ったんだってさ・・・
92 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 22:01
やっぱり時代とがっぷり四つに組み過ぎた分だけ
後世に残る作品というと限定されるのかな・・・
でも意外にそういうほうが本気さが際立って残っていったりして。
オレの見解では『夏の妹』以降は『愛のコリーダ』を除いてすべてダメ。
でも『儀式』以前は7割方傑作。
20年後にどういう評価されてるのかすごく興味ある。
最高傑作は『少年』だとオレは思う。
93 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 22:37
でも映画としてやっぱり面白いと思う。
時代と組む、あざといってのは批判要素にもなるけど、
わからなくてもやっぱり面白い。
94 :
:2001/05/11(金) 23:19
日本の夜と霧の名場面@フォークダンス
若者よ〜身体を鍛えておけ〜
美しい心が〜略〜若者よ〜
実際に体験した人なんて、2ちゃんにいないっすよねえ。
もっと早く生まれたかった。遅れてきた世代にゃフォークダンスなんて・・・
95 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 00:01
「マックス、モン・アムール」と「御法度」はどうよ。
洗練っていう点では、ほとんど小津以来の出来じゃないの。
日本人は洗練ヘタだけど。
ソフィスティケイテッドされすぎてて、大衆(笑)には理解されないのよ。
淀川長治や蓮實重彦らが絶賛したのもわかる。
あ、黒沢清が「映画はおそろしい」で
大島はセンスがいい。と言ってた。
センスがいいっていう褒め方は、盲点だったな。確かにそうなんだ。
96 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 00:09
そっかなぁ。
大島に映画自体のセンスってあるのかないのか、
いまいち判断しかねる。
もちろん周りのスタッフは一流の人だけど。
大島自身は、もともと美学的・演劇的・音楽的な素養とか
持ってなかった人のような気がするんだけど。
97 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 01:46
『日本春歌考』のだらだらした感じと厳しい感じの拮抗が素晴らしい。
98 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 01:55
漂流教室…
99 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 02:10
「マックスモンアムール」って結局亭主は
フラストレーションで頭爆裂しちゃったって事でいいの?
いまいちわからん。
100 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 03:09
最後パリっ子がみんなでマックスを祝福してたのはナゼ?
「マックスヘッドルーム」は情報の過度な詰め込みで
頭が爆発しました。
102 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 12:38
『ユンボギの日記』のナレーション、
とてもいい声だ。
103 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 13:20
「忍者武芸帳」は無視かい?
104 :
通りすがり:2001/05/12(土) 13:43
>>103 5/30、NHK衛星第二で放映するよ〜ん。
105 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 14:06
106 :
「大衆」:2001/05/12(土) 14:59
↑おまえが説明しろや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや、俺も「大衆」だもん。(笑
108 :
名無し:2001/05/12(土) 17:09
>96
大島自身は、もともと美学的・演劇的・音楽的な素養とか
持ってなかった人のような気がするんだけど。
そうかもね。
そういう人でも
あれだけの映画を撮れるってこと。
美学や演劇や音楽がわかってなくても
映画は撮れる。
映画のセンスさえあればね。
大島ファンは「大衆」に冷たいな(笑
110 :
子牛系:2001/05/16(水) 02:15
>108
大島って、まず企画というか、監督以前にプロデユーサーなんでは?
キャスティングとかスタッフの決め方はヤッパリ凄い。
ジャンクロードカリエール、若松、D.ボウイ、。。。。
彼にとって、映画って、芸術以前に政治だったんじゃないかな。
思想という以前に、誰とやるか、って言う意味で。
111 :
:2001/05/16(水) 03:06
>>102 声が良い?それなら小松方正さんと思われ。
間違いだったらスマソ
>>110 大島ってスキャンダラスな映画監督なんだよ。
劇画が全共闘世代に受けてたら「忍者武芸帖」を撮る。
フォークルが流行ると「ヨッパライ」を撮る。
たけしの人気が出てきたら「戦メリ」を撮る。
松田優作ブームで息子を使って「御法度」を撮る。
ところで「愛の亡霊」は中身はイマイチでも、
映像は最高に美しかったと思うあげ。
「絞死刑」がすきだけど。。。
113 :
名無シネマさん:2001/05/16(水) 13:52
>112
だから凄く面白いってときと、だからあざといって思うことがあるね。
でもそのきわきわのところが他の監督にないところだよね。
それに演出だってやっぱり冴えていると思う。
114 :
子牛系:2001/05/17(木) 01:48
>112-113
なるほど。
そういうあざとさがなければ、松竹で埋もれてたのかな?
『愛の亡霊』は確かに美しかったけど、
大島個人が細かく指図したというんじゃなくて、
スタッフが優秀だった、という気はする。
優秀なスタッフを選ぶのが
優秀な監督って言うことでしょうか。
115 :
名無シネマさん:2001/05/17(木) 06:29
「ユリイカ2000年1月号」大島渚特集。中原昌也と宇川直宏の対談、最悪。
無知丸出し。「実録太平洋戦争」について見てもいないくせに、「フィルムが残って
ない」と無責任な発言するな。ちゃんと上映用プリントはある! 「素晴らしき世界
旅行」シリーズで大島が演出した数本も佳作だったよなあ。
それと大島ファンを名乗るなら「KYOTO MY MATHER PLACE」ぐらい見とけ! ヴァカ!
116 :
名無シネマさん:2001/05/17(木) 17:40
>>88 俺じゃないけど、勧告以前に、もう引退せざるを得ないと思われる。
117 :
名無シネマさん:2001/05/18(金) 15:54
確かに「愛の亡霊」の宮島義男のカメラは素晴らしかった。
「愛の亡霊」の制作・撮影って「怪談」のスタッフだったと思う。
大島は「怪談」を見て決めたのでは?
やっぱり大島ってスタッフィングが素晴らしい。
スタッフィングも監督の才能の内だよ。
第一、他の監督じゃ栗田・坂本・ワダエミなんて人達を
一度に集める事なんてできないだろうし。
「御法度」の撮影監督に、時代劇に慣れた大物カメラマン(例えば鈴木○夫とか)
じゃなくて栗田豊道を選ぶところが大島のセンスの良さでは?
118 :
名無シネマさん:2001/05/18(金) 16:19
「帰って来たヨッパライ」は傑作! age
119 :
子牛系:2001/05/19(土) 16:35
『愛の亡霊』のなあんにもしない亡霊というのは、
怖かった。家帰ってきて酒飲んでるだけだもん。
自分が死んでることも気づいてないみたいで。
ああいうところの脚本と演出はうまいですね。
でも、『御法度』はそんなにみんな無理して
ほめなくても、。。。と思うが。
120 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 18:37
吉行和子がしっかりおっぱい出してるのが衝撃的>「愛の亡霊」
てゆうか、あの人、あの時いくつだったんだ?
121 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 20:07
キネ旬のムックで青山真治らが対談して言ってたように
俳優をあれだけ輝かせて見せる監督って言うのもちょっと珍しいと思う。
津川雅彦、荒木一郎、炎加世子、たけし、武田真治、「少年」の主人公、佐藤慶etc
他では見られない素晴らしい存在感が出てたのは確かだろ。
「マックス」の俳優陣もスゴクいいと思うし。
それに30数本撮って、スタイルが固定してないっていうのもオシャレではないかと。
いい意味で映画オタクでないというか。
122 :
名無シネマさん:2001/05/22(火) 01:26
>121
30数本とれば、スタイルはなくても、癖は出る。
脚本家としては作家だけど、監督としては何なんだろう?
その辺が、よくわからない。
御法度は、出演者も今の同時代人だから、それで燃えるってのもある。若者(俺)には。
ミーハーのりで言うのではなくてね。
124 :
名無シネマさん:2001/05/22(火) 05:16
その時代の旬の人を使うのが好きな監督だよね。
そういう嗅覚が優れた監督だと思う。
125 :
名無シネマさん:2001/05/25(金) 22:57
「帰ってきたヨッパライ」
今日観たんだが(これ、ずうと見逃してた)
これってもしかしてとんでもない映画なんじゃないか?
まあ他の人と同じで説明不可能なんだが。
殿山泰司のタバコ屋のババアもイカすし
126 :
名無シネマさん:2001/05/26(土) 21:39
>>125 こんな作品が世の中に存在できたってだけでもヨシとすべきだろうな。
127 :
名無シネマさん:2001/05/26(土) 22:03
ゴダールだってオリヴェイラだって
小津みたいに誰でもわかるスタイル(ローアングル、切り返しなどなど)はないよ。
同一人物が撮ってるのが信じられないような作品がフィルモグラフィイに混在しているのが
なかなかなのでは。
大島だったらヨッパライと儀式(笑)とか。
殿山泰司のタバコ屋ババアは意地悪ばあさんよりスゴイ。
128 :
名無シネマさん:2001/05/26(土) 23:22
>127
ゴダールの映画なら名前伏せられても誰でも分かると思うが。
あとキミはカイエ日本版の読みすぎだ。
129 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 17:13
「御法度」は期待しすぎた。あんまホモものは俺自身が男だし
そっちの官能が理解できなかった。松田龍平も大島の映画では浮いていた気が
する。浅野忠信や武田真治はまぁまぁ良かった。
音楽は最高っ!!
130 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 17:17
「御法度」は遺作になるの??
あんなのが大島の遺作・・・・いいのかよ?
別に意外じゃない。
どうせなら「ハリウッド・ゼン」を遺作にして欲しい。
いや、もっと撮って欲しいけど。
133 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 19:26
新宿泥棒日記、面白かった。
何がって、佐藤慶と渡辺文雄が。
134 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 19:35
日本春歌考の荒木一郎はかっこよかったなあ・・・
>129
同性愛のネタはオンナの子目当てに過ぎないと思うけど。
戦メリでうけたから、今度もやっちゃれ、という感じで。
その戦略はあたったわけで。
本当に撮りたかったネタは全然ちがうことにあるんじゃなのかな。
ただ、それはちょっとやそっとではわかんないようになってる。一観客には。
確か、パンフかなにかで坂本龍一もホモネタに大島は興味ないって言ってたし。
極私的な映画じゃないの、御法度って。
135 :
名無シネマさん:2001/05/30(水) 23:23
いよいよ今日は紙芝居映画(藁)「忍者武芸帳」アゲ。
その前にBS「漫画夜話」でも取り上げるぞ。
136 :
名無シネマさん:2001/05/31(木) 01:12
>>125 緑魔子のくるくるコスプレが最高!
良い女が服着替えりゃ、良い映画になるという見本。
137 :
名無しさん:2001/06/01(金) 00:56
「忍者武芸帳」観ました!
大島さんの力量はともかく、無性に原作を読みたくなりました。
白戸三平作品は「カムイ伝」第二部を、それも少ししか読んでないので。
(錦丹波なんていう代官が居ましたね)
中でも主人公・影丸担当の、戸浦六宏さんの声に聞き惚れましたねえ。
一見火星人のような外見から(失礼、大好きです)
怪優みたいなイメージが先行しがちですけど、
凛とした存在感が最高でした。知性派の面目躍如ってなもんです。
しかし口惜しいのは、早逝されてしまった事。
大島組の俳優は殆どが現役なのに、残念至極です。悔しい!
138 :
青空息子:2001/06/01(金) 00:57
原作おもろいよぉ。
139 :
バーバレラ :2001/06/01(金) 01:00
ぜんぶくだらねーよ
みてないけど
いっぽんも
141 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 02:38
御法度マンセー!ついでにチェ・ヨンイルマンセー!
143 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 04:12
戸浦六郎って、早逝?
『堕落』ちゅうVシネでエロオヤジ演じてたような気が・・。人違いかな?
144 :
名無しさん:2001/06/01(金) 04:39
>>143 六宏だ、ヴォケ!
二度と来るんじゃねえ
145 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 04:42
>>144 通を気取ってんじゃねえ!ヴォケ!
二度と来るんじゃねえ
146 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 05:05
冷静に考えて通とか素人以前の問題だよな>戸浦六郎。
望月六郎じゃないんだから。
大島作品の遺作は「戦メリ」の通訳だったきゃ。
147 :
名無しさん:2001/06/01(金) 05:16
戸浦六郎さらしあげ
148 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 05:26
何のさらしものにもなっとらんわい。
(重いから変換するの面倒なんだよ!)
それにしても、あれは戸浦氏だったのか?
149 :
名無しさん:2001/06/01(金) 05:30
戸浦氏に似ている俳優を捜した方が早いと思われ。
てな訳で、左とん平に一票ね
150 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 09:21
「忍者武芸帳」ビデオあるよ
151 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 16:03
帰ってきたヨッパライ
みたいなの
今、作ろうってやつ
日本にいるか?
152 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 16:56
「帰ってきたヨッパライ」って当時、全国松竹邦画系で
公開されたんだよな。。。考えただけで凄すぎ
153 :
名無シネマさん :2001/06/01(金) 17:09
「忍者武芸帳」ビデオは現在廃盤
DVDは発売中
154 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 17:12
リアルタイムで見た人って
どう思ったんだろう?
笑っていいやら
怒っていいやら・・・
昔の日本映画は自由だったんだなあ・・・
いや、大島が無茶だったのか・・・
155 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 22:01
大島の評価って今現在するのがムズカシイような気がする。
アナクロっぽい面白さはもちろんあるし、過激ではあるかもしれんが、
周りがそうだった時って独創だけじゃなくて、
共振してたりノせたりノせられたりしてた部分もあっただろう。
だから例えば『ユリイカ』とか『カリスマ』と比べて、
どっちが優れてる、劣ってる、ってーのは言えない。
(あ、そんなこと言ったらすべてそうか・・・)
156 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 00:28
帰ってきたヨッパライ
泣けた。
157 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 00:40
帰って来たヨッパライへの批評では、
鈴木一誌がユリイカに書いたやつが中々強引で面白い。
『大島渚2000』ね。
158 :
日本映画史:2001/06/02(土) 00:44
>>60 究極の作家主義として、後世に遺すべきエピソードだ。
大島の全作品もBSでやって欲しい。
159 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 01:09
作家主義ってより、個人主義。
160 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 01:24
「ヨッパライ」を考えてみたんだが、やっぱりあれは
「松竹ヌーベルバーグ」と呼ばれてた大島の、
まさに映画文法そのものの解体であったのだと受け取って差し支えないよね?
池にボート浮かべて「韓国への出国」だとか動物園の檻に入れられて「留置所」
だとか、まさにそれが一気に噴出した瞬間だと思うよ。
……イマイチだな。頭痛くなってくるよ。
「ただそこにある映画」としての映画、とか言葉も考えたけど。
ユリイカ、誰か引用してもらえませんか……
気になって気になってまた眠れなくなりそうです……
161 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 07:40
大島の映画って凄くダサイ印象がある。
完全に時代に密着しちゃってるのかああ古い昔の映画だなって感じ。
当時の時代感覚についていけなくて違和感感じるんだよ。
でも逆にそこが妙な魅力になってるよ俺の場合は。
同じ前衛でももっと洗練された印象の映画もあるけど、
土着的っていうか泥臭い何かがあってゴダールとかの映画では感じられない
ようなものを感じるんだよな。俺はゴダールより大島が好きです。
「日本の夜と霧」も意味不明に面白かった。
今見ると真剣なのかギャグなのかわけのわからない映画だ。
>>137 少なくとも「カムイ伝」と「忍者武芸帖」は読むべし。
白土三平は天才です。映画でいえば黒澤に匹敵するくらいの。
162 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 08:30
>>真剣なのかギャグなのかわけのわからない
狂っているんですよ(;´Д`)
163 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 13:58
なまものなんだろうね
大島作品って。
うまく言えないけどさ。
164 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 09:43
良くも悪くも観た人に強烈な印象を与えるよね。
それに慣れると結構ヤミツキになっちゃったりする。
それでいて「少年」みたいな映画も本当は作れるんだよな。
フランスの映画評論家が「少年」はトリュフォーの「大人は判ってくれない」
より優れているって言ったらしいけど、実際「少年」の方が好きだな。
165 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 12:58
帰ってきたヨッパライの韓国人筆談少年は
演技とは思えない悲壮感があったなあ
166 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 21:29
>>160 《これが映画だと思う。この滑走感をなににたとえようか。歌謡曲のようだ。歌謡
曲というジャンルが視覚化されているといってもよい。『帰って来たヨッパライ』
は、流行歌を利用した映画なのではなく、流行歌を主題にした映画なのだ。たと
えば「港町ブルース」を聞きながらさまざまな土地を連続的にイメージするよう
に、既成のイメージと戯れながら、既成に流れる速度よりも早くそこから抜け出
す。夢さえもが滑走する感触の中で見られる》(鈴木一誌『AはBに置き換わるか』
ユリイカ2000年1月号より)
160さんが言及された、フォークルの三人が韓国経由でベトナムに送られ、
戦死するまでのシークエンスについての箇所の引用です。
>>165 ピストルを顳に当てられ、顔を歪める“演技”をする
佐藤慶も素晴らしいと思います。
167 :
若尾好き:2001/06/05(火) 00:45
>>164 「鬼畜」スレでも書いたけど、『少年』は素晴らしい映画だよなあ。
大島らしからぬ正統派をいったような作品だけど、こういう映画も
作れるっていうのは一流の証しですな。
低予算なのにここまでやれるんだから、やっぱ映画はアイデアなんだね。
いい映画は、ある特定のシーンが記憶に残るものだけど、
『少年』では黒い「日の丸」や、車の横を歩く母親役のストップ・モーション、
そして雪だるまに雪を投げつける少年のシーン、そのどれもが目に
焼きついているよ。
168 :
名無シネマさん:2001/06/05(火) 01:11
大島映画に見る顔の系列。
・「少年」の主人公ー「絞死刑」の主人公ー「無理心中日本の夏」のヒロイン(やや苦しい)ー荒木一郎ー松田龍平
・「愛と希望の街」の主人公ー「白昼の通り魔」のヒロインー藤竜也ー「マックス、モン・アムール」の主人公ー武田真治
大陸系、もっとはっきり言うと朝鮮系と、黒目勝ちのくっきり目鼻、の両方が趣味みたい。
169 :
名無シネマさん:2001/06/05(火) 01:23
大島渚にはスタイル云々ってあったけど、好きな構図というのはあるみたいよ。
「大島渚 1960」って本に写真を並べてあったもん。
どういう構図かというと、「御法度」でいうと手前に松田くんがこちらを向いて横たわり、
奥で田口が横すわりの形で彼を見下ろす、というあれね。
170 :
名無シネマさん:2001/06/05(火) 03:18
戦メリのDVDにはガッカリした。
画質悪い。色あせてる。チャプターがない。
「本作は映像と音楽を一塊とする映画として発表された。
一方で、チャプターとは、DVD制作者の解釈に基づき、
ストーリーに沿ってシーンの持つ意味を咀嚼し映画を章立てすることである。
つまり、チャプターが設定される、その時点で映画は
監督が世に投げかけた作品とは別の意味を持ち始める、とは言えまいか?
作品を鑑賞するということは、作品を送り出すスタッフ、キャストとそれを受け止める観客との
対話である。その過程において第三者の意図を介在させてはならない。
故に我々は、作品を発表されたままに封印すること、
それこそが本DVDを制作する上での最優先事項、と判断するのである。
チャプター設けていないことは、以上の理由による。
同様に本ディスクが、第三者の執筆による解説を排していること、
公開当時のタイトル・ロゴからデザインを構成していること、
などもDVD制作者に視点による鑑賞の手引きを加えたくはない、
という意思によるものである。」
このようなことがケースからディスクを取り外すと隠れるように書かれてある。
それまでチャプターがないなんて分からない。
そこまで作品を尊重するならニュープリントしろっつーの。
ただの制作工程の簡略化としか思えない。
つまんない映画公開時資料なんか付けなくていいから画質をもっと良くしてもらいたかった。
ポニーキャニオンさん。
日本映画のDVDはみんなこうなんですか?
171 :
名無しさん:2001/06/05(火) 07:56
関係ないけど大島渚ってどこに住んでるの?家って豪邸?教えて誰か。
>>171 >日本映画のDVDはみんなこうなんですか?
なぜそうなる?
173 :
名無シネマさん:2001/06/05(火) 13:30
>171
藤沢市かそのあたり。
結婚直後に建てたらしい。和風っぽい。
昔の家だから建ちは大きそうだし、車椅子用に門から玄関口までの敷石をコンクリートに張り替えたりしたそうだから
それなりの家じゃないのかな。
映画会社に雇われてた時代の映画監督は家の一軒や二軒は軽かったようだけど
今の40前後の監督は年収300−500万ほどらしいからとてもムリだろう。
実質的には、小山明子が建てたと思われ。
事務所は赤坂だったと思う
176 :
妄想:2001/06/05(火) 17:22
7復活の儀式。
177 :
小川宏ショーとか:2001/06/05(火) 17:32
大島って60年代ぐらいからテレビのワイドショーとか出まくってたんでしょ?
昔から本当によくテレビに出てた。朝・昼のワイドショー、ゴールデンタイムの
クイズ番組、お笑い番組、CMもやってた。下手なタレントより売れっ子だったね。
でも体を悪くしてからはほとんど出なくなった。朝の情報番組のレギュラーを
崔洋一にバトンタッチしたし。
179 :
名無シネマさん:2001/06/09(土) 08:46
御法度取り敢えず逝っとけ
180 :
名無シネマさん :2001/06/09(土) 23:40
>>173 「朝生」で暴れてた頃は右翼の皆さんが大挙来訪して大変だったらしいね。
181 :
名無しさん:2001/06/09(土) 23:59
>>170 単なる手抜きの言い訳としか思えないね。
あのパッケージングじゃほとんど儲けじゃないの。
182 :
名無しシネマさん:2001/06/10(日) 02:12
>>181 今日レコード屋で初めて遭遇したぞ、DVDに。
しかし何だね、あのデザイン。
手抜きと言うよりも、何より購買意欲が湧かない。
ひいきの引き倒しだな、正に。残念だけど売れそうにないよ(泣
183 :
名無シネマさん:2001/06/10(日) 06:40
新宿泥棒日記の陰気な唄が頭について離れません。
184 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 22:55
185 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 03:05
>>184 まわりの公園がいいんだな>川崎市民ミュージアム
作品が重かったりするとギャップに苦しむけど(笑
186 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 21:50
GOHATTOage
187 :
名無し:2001/06/16(土) 02:07
あげ
188 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 02:36
>>170 本気なら、正正堂堂と見えるところに書けばよいのにね。
189 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 02:39
よーい!・・・・ハイッ!
190 :
ヨノイ大尉:2001/06/16(土) 02:44
「お前らァッ!マチガッとるッ!」
「お前等ァッ!マチガトォるッ!」
191 :
ヨノイ大尉:2001/06/16(土) 02:46
「斬るッ!」
192 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 03:35
>>183 唐十郎ね!
ベンベロベベンベロベこどもーさん♪
今では三田次男の保護責任者あげ
193 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 05:28
>今では三田次男の保護責任者あげ
ワラター
194 :
はやお:2001/06/16(土) 06:02
売名行為
195 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 16:49
大島渚倒れたとの噂
3度目の脳梗塞か
197 :
193:2001/06/17(日) 01:38
今の唐十郎には本気で失望させらせる。。。
>>197 なんで?
もともと何を評価してて今のどういう作品のどういうところに失望させられたの?
ミスタッチあるしさ・・・
199 :
名無シネマさん:2001/06/17(日) 01:52
そうじゃなくて、三田次男がらみってことだろ?
200
201 :
歩美:2001/06/18(月) 01:36
倒れたという噂,どこで聞いたんですか?とても気になるので教えてください。
202 :
197:2001/06/18(月) 02:28
スマソ
193→192
203 :
名無シネマさん:2001/06/23(土) 07:21
umu
御法度は遺作ですかね?
あれが遺作(絶句)
また、内容がよくわからない話でもいいですから映画撮って貰いたいです。
大島監督元気でしょうか?最近、隠居されているのか情報がなくて
腐乱していないか心配です。
松田龍平は大きくなりすぎたので、新しい小姓でも探しているのでしょうか?
「雨月物語」がどうのこうのとか聞いたのですが(次回作?)。
どうなんでしょうね。
生きているのか旅立たれたのかだけ教えてください!
気になります。
206 :
名無シネマさん:2001/06/23(土) 14:14
病院で旅立つ準備をしているのでは?
207 :
72:2001/06/23(土) 14:36
>206
や〜ん!!明子夫人が不憫。
じゃあ御法度(カンヌではタブ-だってけ?)がマジで遺作なのかぁ。
208 :
名無しむーびー:2001/06/23(土) 15:35
え? そんなにお悪いの?
待ってくれ!御大!
もう一本撮ってくれ。やおい映画希望。
龍平くんのアイドル映画でもいいっす。
209 :
名無シネマさん:2001/06/23(土) 17:06
最初のは脳梗塞じゃなかった。
小渕のときコメントほしがる電話が殺到したけど違うんだって言ってたから。
210 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 00:50
ハンマープライスで
「落札者の子供の入学式のビデオを監督する」
っていう企画があったんだけど、
これって実現しました?
211 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 01:49
追悼特集なんかでアホみたいな持ち上げ文を書かれるくらいだったら
きっちりここらで評価しといたほうがいいと思うな。
やたら作品以外で云々されがちなヒトだから。
>>206 ネタだとしてもあまりいい趣味じゃないな。
監督、元気だといいなあ。
213 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 08:42
龍平君が見舞いに行けば復活すると思います。
今ならもれなく武田真治もお付けします
215 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 17:21
>>210 確か、このあとすぐ倒れたんで、
実現しなかったのでは?
216 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 18:00
やってたでしょ「入学式」ビデオ撮影
217 :
216:2001/06/25(月) 18:01
クレーンカメラとか使ってなかった?
お入学ビデオ、撮影やったよ。
クレーン使ったり、現場レポーターにキレたり、ナレーションやったりしてた。
219 :
名無シネマさん:2001/06/27(水) 16:06
これ見ておかないと、
完全制覇にはならないなあ。
220 :
名無シネマさん:2001/06/27(水) 17:04
フィルモグラフィーに入ってたら笑うなぁ。
221 :
名無シネマさん:2001/06/27(水) 17:06
やっぱりヨーロッパとかでも公開されたのか?<入学ビデオ
222 :
名無シネマさん:2001/06/27(水) 17:43
パゾリーニ特集の本に、「御法度」撮影中の講演が再録されてるけど
ちょっと面白い。
長年監督やっていく秘訣みたいなのが告白されてる。
わからない映画やめったに見られない映画をフィルモグラフィに入れておくのも
延命の秘訣であるらしい。
223 :
名無シネマさん:2001/06/28(木) 02:05
数年前にやったパゾリーニ映画祭の実行委員長が大島だったはず。
イタリアのパゾリーニ財団は大島が実行委員長だと聞いて大喜びしたそうだ。
愛のコリーダ2001は、観ていて、気分が悪くなる
225 :
:2001/07/01(日) 12:56
226 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 16:47
>>170 おおっ全く同意だわ!!
自分で書いた文かと思ったぐらいだ!だけど、DVDで発売されるの
待っていた戦メリ知らない私としては発売されるだけでも嬉しかった。
字幕が読みにくくてイライラしたけど意図があるってことで我慢してやった。
『御法度』とあまりたけしの役回りが変わらなかったのが確認できて
良かった。彼は次回作(あるなら)にも出るのだろうか?出るざる得ないのか?
ところで。
大島渚さんはホモなんですか?(真面目な質問ですが)
どうして男ばかりの映画や世界観を攻めていくのでしょうか?
権力やお金があるなら女が沢山でる映画撮ったほうが面白いのに。
松田龍平ですがあれは官能的で誘惑的な役な筈なのに
大根のマグロだし、オタク顔だし加納惣三郎からは程遠いです。
彼にキャスティングが決まったとき失望しました。大島渚の病気は
直っていない!と。少女にやらす線もあったそうですがそれでも良かった。
女がやっても義には背かない筈。でなければ彼に拘る理由は何だったのでしょうか。
優作さんがいない今、二世の彼を立てるものもないわけだし。
(優作を知っている若者が少ないし)監督の龍平を見る眼は明瞭に怪しい。
不可解です。
227 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 16:48
加納が松田じゃなかったら御法度はより良い映画だった
でしょう
228 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 17:24
ホモではないでしょうが、オンナはキライでしょうな。
ホモ的ムードで売れば女子供が騒いでくれて、お客が入るだろう、くらいの関心しかないんじゃないの。
坂本龍一もインタビューでそんなこと言ってた。
ただのウリだ、と。
松田龍平に関しては顔が好みだの一語につきるんじゃないの。
これまでもあの手の顔は何度も起用してるし。
2chで愚か者がせっせと書きこんでるように
朝鮮系、大陸系の顔が異常にたくさん出てくるけど
要は好きなんでしょ、その手の顔が。
映画監督から好みをとったら、何も残らんよ。
229 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 21:11
演出には大きく分けて2種類あると思う。素材を型にはめるタイプと素材そのものを味わうタイプ。最近はどちらかというと後者が多いかな。キアロスタミとかドグマ95とか。大島は典型的な型はめタイプ。観てて腹立つんだよね。それが狙いなんだろうけどさ。
230 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 22:46
韓国にこだわるのは、先祖が対馬藩の家老職だったから。
「自分に韓国・朝鮮の血が入っていてもおかしくない」というような発言もあり。
朝日文庫・佐藤忠男著「大島渚の世界」のフィルモグラフィーが
一番詳しくて正確。
231 :
ウリナラマンセー!!:2001/07/01(日) 22:55
大島渚は韓国人ニダ!!
韓国人の誇りニダ!!
232 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 23:07
ハンニバルスミダ!!
233 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 23:15
デビュー作『明日の太陽』(撮影所ニュースみたいなものだけど)、
どこかでやってなかったっけ。
DVDに入ってないかなぁ?
234 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 23:24
>233
むかし文芸座の特集で見た。確か毎日やってたんで、3〜4回見た。
235 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 23:59
>229
大島が型はめっていうのはちがうんじゃないのかな。
崔洋一や雅のどこが型にはめられてたっけ?
戦メリのラストのたけしの笑いは型にはまってたか?
思いもかけない輝きがあったじゃないか!!(照れる)
第一、ホンバン一発どりだろ?
キアロスタミは型にはめてないことないよ。
おそろしく計算し尽くしたうえでのあれさ。
236 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 00:07
でもコリーダはどうだろ?
237 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 00:55
うん、確かにハメられてたよね。
238 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 01:08
ホンバン一発どりでね。
239 :
絞首刑:2001/07/02(月) 02:22
大島渚って、映画以上に本人が目立つから結局損していると思う。これは
本人のせいでもあるけどさ。最初は「反体制」で売っていて、70年以降、
それに足を捕られて行き詰まったでしょう。それで、世界の巨匠を目指して
カンヌのグランプリを目指したけど、大失敗。「反体制」が権威を目指すなん
て見苦しいにも程がある。
ただ、演出力や発想に凄いインパクトがあるのは認めます。
でも、この人がデビュー時から攻撃していた、黒澤明・溝口健二・小津安二郎ら
と並ぶような作品は無いと思う。映画作家としては増村保造・鈴木清順・加藤泰
よりもずっと下。深作の上ぐらいだよ。
「絞首刑」も設定その他は面白いのになんで、ナレーションで説教するのかな。
「愛のコリーダ」だって、わざわざ意味ありげに戸田重昌に小さな鳥居を作らせ
たりするでしょう。映画に時代性とか思想を込めるべきだと思っているんだよね。
この人、よく「映画監督になりたくてなったわけじゃない」って言ってるけど、
別にお前の映画なんてなくてもいいよって思うね。
「マックス・モナムール」みたいな細かい演出がされた佳品が評価されないのは残念
だけど、大島のいままでの作品がスキャンダリズムで売っていたのだから無理だよね。
240 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 02:35
でも「太陽の墓場」「白昼の通り魔」「少年」「帰って来たヨッパライ」
あたりは政治の季節が終った今でも充分に面白い作品だと思うけどね。
「帰って来た〜」なんて今の観客の方が面白さが理解できるのでは?
241 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 02:52
そうそう、人間力っていうかさー。へんなエネルギーがあるんだよね。
んでまた人を巻き込むんだよね。迷惑にも。
でも映画監督にはものすごく重要な資質なんだよね。才能だけじゃだめなのよ。
242 :
絞首刑:2001/07/02(月) 03:24
>240、241 確かに「白昼の通り魔」は面白いね、というか怖い。
あと、「飼育」の土葬(?)のシーンの長回し。これも凄い。
「ヨッパライ」の繰り返し。これはビックリ。「日本春歌考」の歌合戦。
思い出すと、名シーンが結構あるね。
243 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 03:33
「儀式」が好きなんだけど。
ヘンなシーンのてんこもり。
喜劇なんでしょうね、きっと。
244 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 16:35
カンヌで御法度は詳しく、どう評価されたんでしょうか?
245 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 16:47
結局、政治もホモと一緒でただのウリだったんじゃないの。
映画監督やっていくにはネタがいる。
そういう話を、パゾリーニ映画祭の講演で言ってるけど、あれは本音だろう。
撮影所にいるのが長かった監督と一緒にはいかないよ。
生き延びていくには、ニホンをもウリにしなければならない。
映画は自分の金じゃ撮れないんだ。世界の巨匠も客が入らないと次はむずかしい。
そういう現実に直面しながら撮ってるのは、今の黒沢清とかも一緒だ。
今となっては、政治やらのテーマ性をはずしたところで
大島の昔の作品の再評価が可能だろ。
「日本の夜と霧」や「太陽の墓場」の長まわしとかはアンゲロプロスにさきだち、勝ってるし。
「ヨッパライ」のユーモアセンスなんか、めずらしい。
確かに出来不出来はある。
が、ひとりの映画監督のフィルモグラフィとして省みれば、尊敬に値する。
七転八倒の歴史として。
246 :
名無シネマさん:2001/07/02(月) 22:30
「御法度」DVDの、マル秘特典映像って何だった?
247 :
名無シネマさん:2001/07/07(土) 00:42
>>246 「浅野忠信と松田龍平がこんなことに、、、ヤダヤダ!でも観たい!」
っていうCM。5連発。
248 :
名無シネマさん:2001/07/07(土) 00:49
大島渚の顔を思い出さずに作品のみを見てみろ。
なんの情報もない状態ってのを自己暗示して。
249 :
ノサカ:2001/07/07(土) 02:34
マイク
250 :
名無シネマさん:2001/07/07(土) 05:29
東京戦争戦後秘話を見て、涙が出た。
映画を見て泣くなんて、初めてだった。
251 :
名無シネマさん:2001/07/07(土) 19:04
御法度って映画は、予告と音楽と衣装が最高!
すげぇいい。
だけど他はカス。司馬遼太郎ファンから何も文句はなかったのか?
252 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 17:31
原作に忠実だよ。設定を少し変えた他は、
描写も台詞もまったく同じ。
宴会のシーンだけが映画のオリジナル部分。
253 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 23:18
御法度は、よかったよ。
司馬先生が御存命でも、これは満足したと思う。
(私は司馬遼太郎ファンです。)
松田君の惣三郎は、原作とはちょっとイメージがちがうけれど
地でやってる?分、何を考えているのかわからない役柄になってて
これは監督の狙い通りじゃないかと思う。
254 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 10:14
「飼育」上映するね、川崎で。
255 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 10:29
網羅はしていないけど15本ほど観てるけど、
特別嫌いな映画もないけど、特別大好きな映画もないなぁ。
全部それなりによかったとは思うのだけど決め手がなぁ。
あ、「夏の妹」はつまんないと思った。
256 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 23:57
若い頃の佐藤慶と戸浦六宏萌える。
257 :
名無シネマさん:2001/07/19(木) 00:02
御法度、最大の改変があるじゃん。
惣三郎が総司に・・・ってやつ。
258 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 20:03
>>257 最後に土方がセリフでぽろっと言ったやつですよね。
あれは本編中にそれらしいシーンが一切ないので
結局すべて謎で終ってるわけで、この映画はそこが
はまりどころかもしれない。
259 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 22:41
あそこで大ドンデン返しになって、今見た物語が全然違う角度から見なければならないあたりが
醍醐味だったな。
なんであれを付け加えたのか、あんなにやまほどインタビューを受けてたくせに
ほとんど言及してないあたりが大島だな。
260 :
名無しさん@1周年:
映画も撮って欲しいが、教科書問題で吠えている所も見たい。