1 :
将来脚本家:
映画を見ないでも、
脚本を読んだだけでもグイグイ引き込まれてしまう作品を教えてください。
将来のために勉強します。
2 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 01:00
まぁ、おきまりだが、ニール・サイモン物がお奨め。
3 :
movieeeeee:2001/04/20(金) 01:13
ぁんだよ、この板には「映画は脚本」っていう奴がいたから
このスレ期待したのにレス付いてないじゃん。
4 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 01:20
過去ログも検索しない本格厨房なんか相手にされないんだよ。
5 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 01:33
とりあえずワイルダーの映画から
「アパートの鍵貸します」
あ、でもシナリオ自体は読んだことないや。
このスレのびたら今後の鑑賞の手引きになるんで助かるんだが。
6 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 02:16
「生きる」黒澤明、橋本忍、小国英雄
「切腹」橋本忍
「砂の女」安部公房
「裸の十九才」新藤兼人、田昭三、関功
「幸福の黄色いハンカチ」山田洋次 朝間義隆
「夢みるように眠りたい」林海象
「12人の優しい日本人」三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ
「アベックモンマリ」大谷健太郎
「第十七捕虜収容所」ビリー・ワイルダー、エドウィン・ブラム
「シャレード」ピーター・ストーン
「眼には眼を」アンドレ・カイヤット、ヴァエ・カッチャ
「アンドロメダ…」ネルソン・ギディング
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル
「ハンナとその姉妹」ウディ・アレン
「ダイ・ハード」ジェブ・スチュアート、スティーヴン・E・デ・スーザ
「プリティ・リーグ」ローウェル・ガンツ、ババルー・マンデル
「トレマーズ」S・S・ウィルソン、ブレント・マドック
「ウェールズの山」クリストファー・マンガー
「ビフォア・ザ・レイン」ミルチョ・マンチェフスキ
「アパートメント」ジル・ミモーニ、ピラール・トマス=ジメネス
「ザ・エージェント」キャメロン・クロウ
「ペパーミント・キャンディー」イ・チャンドン
「ギャラクシー・クエスト」デヴィッド・ハワード、ロバート・ゴードン
7 :
名無しシネマさん:2001/04/20(金) 02:46
日本はアメリカと違って脚本を読める施設がないからね。
脚本読むと言う事が映画スタッフ以外の素人というか観客は読めないので
判断できないと思うのだが。
時々古本屋に映画の脚本が置いてあったりするがあれはスタッフが売った物なんでしょうかね?
>>6 そこにあげているものを全部読んでいたら貴方は凄い。
シナリオって雑誌はどうなんでしょうね?
基本的に映画からの採録が多いようだけれど?
8 :
名無シネマさん :2001/04/20(金) 03:47
「生きる」の脚本は本当に秀逸ですよね。読んだこと無いけど。
あと、やっぱりビリー・ワイルダー作品の脚本は凄いよ。
しっかりはめられちゃうもんなー。
6番さんのおすすめ、観てないのも多いけど異論はございません。
よくご存知で感心しました。
9 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 05:37
DWピープルズの脚本もいい。
「ブレードランナー」、「許されざる者」、「12モンキーズ」
To The White Sea(原題)来年コーエン兄弟、ブラピ主演で映画化予定。
10 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 05:41
「ハンニバル」で期せずしてコンペ状態になっちゃったデビッド・マメットと
スティーブン・ザイリアンを押さえるとよろし。マメットはスラング山盛りだけど。
11 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 05:42
「フェイク」のポール・アタナシオ。
原作をバッサリ省いている。
脚本もさ、脚色とオリジナルに分かれるよね?
俺はオリジナルより脚色がうまい方が本当にうまい人だと思うよ。
12 :
イエン兄弟・兄:2001/04/20(金) 10:00
「ラスト・ボーイスカウト」内での多々のジョークは未だに
身近な人間の間では使わせて頂いてます。
13 :
たくお:2001/04/20(金) 11:37
>1
シェークスピア、ギリシャ悲劇でも読めば、って古いね・・
石森史朗「約束」なんかは・・・ってこれも古いか・・
14 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 12:37
邦画限定だけど、昔はその年の脚本ベスト10みたいな本が毎年
出版されていたのだけれど、いまはどうなんだろう。
ビデオがなかったので、その本を図書館で読むぐらいしか、
内容を知る手立てがなかったよ。
さすがに安部公房の脚本は、作品として独立してた感じがした。
15 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 00:21
あげちゃる
16 :
カイザー・ソゼ:2001/04/21(土) 00:53
「ユージュアル・サスペクツ」はクリストファー・マックァリーの脚本が
良かったからブライアン・シンガーの演出が生きた。
17 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 06:29
18 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 17:21
スティング
19 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 17:24
「ジョーズ」「アメリカングラフティ」
技術的に素晴らしいと思ふ。
20 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 18:21
黒澤映画では個人的に「羅生門」の脚本が一番優れていると思う。
橋本忍の関わった作品が特に好きです。
「七人の侍」「悪い奴ほどよく眠る」「蜘蛛巣城」
「隠し砦の三悪人」
「切腹」「真昼の暗黒」「張り込み」
「黒い画集」「白い巨塔」「上意討ち」
「日本のいちばん長い日」「砂の器」
「首」「侍」「大菩薩峠」「七つの弾丸」
「私は貝になりたい」「ゼロの焦点」「侍」
「仇討」「白と黒」「霧の旗」「日本沈没」
「八つ墓村」「八甲田山」etc
21 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 20:13
「ターミネーター」1作目は映像的ハッタリがあまり使えなかった分脚本がよく練られていると思う。
22 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 01:19
もうないの?
23 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 01:23
「パルプフィクション」って脚本的にどうなの?
いわゆるミステリー映画の傑作=脚本が秀逸?
「チャイナタウン」「薔薇の名前」
25 :
野球がでくりゃあ死んでもよかあ!:2001/04/25(水) 01:36
「ガメラ2」
平成ガメラ三部作のなかでは一番できがいい。SFとして秀逸。
キャラ描写の詰めが甘いと思うけどこれほどエピソードをぎっしり
詰め込んでる日本映画の脚本はまれだと思う。
26 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 01:41
ガメラを全部観てる時点でスゴイ
あたしゃ、徳間書店社長の演説で、伝家の宝刀「自衛権発動」で
泣きました
28 :
野球がでくりゃあ死んでもよかあ!:2001/04/25(水) 01:55
>>26 騙されたと思って観てみそ。良く出来てるよマジで。
あくまで「日本映画」としてだけど、制作費六億円で
ここまで完成度高いSFアクション映画が撮れるか
他の国で?
29 :
名無しシネマさん:2001/04/25(水) 02:23
>>28 でも平成ガメラ3は脚本は最悪ですな。
でも映画見ただけで脚本の出来って解かるのかな?
脚本ではなく演出の範疇でよくなってる部分ってのはあるかもしれませんが。
でも良い映画は良い脚本からしか出来ないからね。
脚本が悪ければいくら演出で頑張っても無理だからね。
30 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 02:28
>>29 じゃあリドリー・スコットって凄いんだ。
映像・音楽・雰囲気は結構みんな認めるよね。
男って「ストーリーの整合性」重視するけど、
女って「感情や情感の表現」を重視するよね。
私は両方バランス取れてるほうが好きだけど。
31 :
通行人:2001/04/25(水) 02:32
いや、G3はよかったよ。
なにをもって最悪というのかわからん(???)
32 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 02:35
P・T・アンダーソンは?
奴の脚本は結構いいと思うけどなあ。
脚本がよかったのか?
「ガメラ」シリーズやリドリー・スコットの作品で
脚本が良かったなんて本気で思っているの?
34 :
通行人:2001/04/25(水) 02:40
面倒くさそうなので逃げます。ばいちゃ
35 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 02:49
「ガメラ2」、着想は良いと思ったけど、シナリオは上手くないと思った。
種子の発射のプロセス、普通に見てる人間には伝わらないよ。
なんで打ち上げをガメラが体張って阻止しなければならんのか?
レギオンの繁殖方法について、もっと図でも何でも使って説明すべきだと
思ったね。そうすりゃもっと緊迫感が出たのに。
あれ「射出するとその噴射で人がいっぱい死ぬから危ないんだ」って
思った人、結構多いと思うね。
36 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 02:53
そんな細かいツッコミは特撮板で語ればいいのに。
そもそも普通の一般的な大人はガメラなんて能動的に観ないでしょうに。
37 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 02:59
>>36 特撮の話をしてるんじゃなくて、純粋にシナリオの話をしてるんだから
スレの趣旨には合ってると思うんだが?
「ガメラ2のシナリオが優れてる」と言った人がいた。
だから俺は「こういう理由で優れてない」と反論した。
ホラ、会話は成立してるじゃん。
大人がガメラを観るか見ないかはこの際関係ない。
38 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 03:02
図星でしたか。
特撮板へ帰れ永遠の少年よ。
39 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 03:13
意味不明。
何が図星?
そもそも君、なんか指摘してたか?(w
難しかったら無理にレス付けんでもいいぞ。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
43 :
名無シネマさん:2001/04/25(水) 23:24
もっと
44 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 00:18
せっかくの優良スレだったのに、トクサツが絡むとどうしてこーなっちゃうんだろうね。
良いじゃん。スレの趣旨に沿ってガメラ分析してくれるんなら大歓迎だよ俺。自分じゃ
やらないからね。
あと33。リドリー・スコットってのは俺「絵作りのうまい雇われ監督」だと思ってる。
だからあいつの映画ってことでひとくくりにしてシナリオの出来を云々するってのは、
ちょっと抵抗あるんだけどな。
45 :
ななし:2001/04/26(木) 00:41
脚本と脚色の違いって何?
物語・事件などを脚本にすることが脚色。
↑「既成の」を追加。
48 :
名無しシネマさん:2001/04/26(木) 00:48
>>45 オリジナルじゃない物、原作小説や戯曲がありそのストーリーを元に
映画のシナリオに構成する事。
アメリカのクレジットはもっと細かく決まってるみたいですよ。
49 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 00:54
51 :
名無しシネマさん:2001/04/26(木) 00:58
>>44 「絵作りの上手い雇われ監督」なら脚本を語るには好都合の監督では?
まぁリドリー・スコットの映画だから良い脚本ってのは変だと思うが。
52 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 01:10
シェイクスピアが映画の脚本を書いているの?
それを監督したのはだれ?
54 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 01:17
脚本そのものを読んだことはないけど
「こりゃ完璧だな」と思ったのは
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』。
55 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 01:36
>>54 セリフだけとっても矛盾がある。ただ完璧に見えるってだけ。
もちろんそこが巧いのだけどね。
57 :
ならば:2001/04/26(木) 08:48
子供映画の(もちろん大人の俺も観るが)
「名探偵コナン」
なんか、かなり脚本頑張ってるなあ〜
と、思うよ。
「ホワイトアウト」なんて
なんの苦労も感じられません。
脚本にもっと時間かけろよ
58 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 08:58
「許されざる者」の脚本は完璧。よく考えられている。
演出も当然素晴らしい。
59 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 11:12
個人的意見ナリ
G3は物語の縦軸が多すぎて、散漫な印象が。
個人的には「ボーイレスキューアガール&オッサン意外な大活躍」に搾ってほしかた。
伊藤さん、風呂敷広げすぎたまま逃亡。
引き継いだ金子監督、自分の趣味に走りすぎ。男には興味ないってか。
ブレラン。
ラストでバティが映画のエモーションをかっさらってしまう逆転劇は
なかなかアクロバチック。これはシナリオの勝利でしょ。
でもラストのセリフはハウアの即興なんだってさ。
60 :
COCOTAMA:2001/04/26(木) 11:57
G3の脚本で一番やんなっちゃったところは、自分ひとりのわがままでイリスを育てて
何千人(何万人?)もの罪のない人々を虐殺した極悪少女が、ガメラに助けられて
あっさり改心。
何のお咎めもないどころか彼女がこの映画の中では純真無垢のヒロインのように表現
されてるところです。
61 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 12:49
62 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 12:57
「レインマン」
もう出たかな?
63 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 13:12
トラフィック。 観るべし。
64 :
らせん:2001/04/27(金) 02:09
黒澤の「隠し砦の三悪人」の脚本作り
黒澤明、霧島隆三、小国英雄、橋本忍が旅館の1室にこもる。
机に円座し同じ場面を4人同時に書き出す。書き終わると順次
隣に渡し、受け取った方は加筆修正していく。一回りしたところで
持ち寄り、最終的にまとめる。それをすべての場面に適応していく。
4人の智恵合わせたいと黒澤が選んだ方法。難関突破の連続とい
うストーリー性からいっても賢明な選択だったかもしれない。
ここまで徹底したホンづくりやったら、そりゃルーカスもアイデアい
ただきたくもなるやろう。
65 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 02:11
アメリカン・ビューティー。
何が言いたいかが、分かってくると面白いです。
66 :
名無しシネマさん:2001/04/27(金) 02:15
古いヤクザ映画だけど、「博打打ち・総長賭博」。脚本は笠原和夫。
当時三島由紀夫が絶賛した。
観たけど息苦しいくらいの悲劇だった。
67 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 10:18
「アメリカン・ビューティー」はいい脚本かなぁ?
演出が俊逸なのはたしかだけど、じぶんは
テーマ的にもまとまりに欠いていると思う。
68 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 11:54
「良い脚本」って、どういうのが良い脚本なんだろ?
好き嫌いとか関係なしにデキがイイのって必ずあるけれど、
一言で「良い脚本」ってどういう脚本なのかな?
69 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 12:58
失踪は?
結構好きなんだけど。
>>68 >映画を見ないでも、
>脚本を読んだだけでもグイグイ引き込まれてしまう
このスレで語られているのは実際の脚本というより、
撮影、演出等の情報を引いた物語の構成、展開、伏線、セリフ等
に注視して判断結果、【「 脚本 」が秀逸な映画】
として各人語っているのでは?
一言ではとても無理ですけど、自分にとって「良い脚本」というのは、
●観客の頭の中で作品世界や物語や登場人物の心情を膨らませる脚本
●観客が次の展開をヨム前に状況が無理なく変化していく脚本
●観客に説明的と感じさせないのに会話の中に様々な情報(orユーモア)が仕込んである映画。
それらの上で、観客に表現したい事(テーマ)を説得力をもって伝える脚本は素晴らしい。
71 :
名無しシネマさん:2001/04/29(日) 13:51
>>70 でも、その判断って映画を観てということですよね。
そこから撮影、特に演出の情報を引く事って難しいというか、観客には出来ないと思う。
70さんが良い脚本として出している基準が演出によるものではないという判断って
何処でするのですか?
見事な脚本もへたれな演出によって駄目駄目になることもあるからねぇ。
72 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 14:00
>>71 観た映画を頭の中で文章に起こしてみれば?
73 :
名無しシネマさん:2001/04/29(日) 14:11
>>72 だからそれじゃ演出が入っている映画からの翻訳になるじゃないですか?
純粋に「脚本」のみの評価にならないでしょう。
まぁ、見応えのある良い映画の脚本は優れていると言う結論で。
自分自身も
>>70も実際の脚本ではないと
断って語っているつもりでしたが、言葉が足りなかったようです。
申し訳ありません。
70=74です。
>自分自身(
>>70)も
とするつもりでした。重ね重ね失礼。
76 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 14:27
演出は「如何に表現するか」で、
「何を見せるか」は脚本の守備範囲でしょ?
役者の演技力と、演出家の演出力の線引きは難しいと思うけど、
脚本と演出の区別ってそんなに難しいかね?
例えば、どういう所でかぶるのかな?
>>55 ンー・イマイチ?初耳だな
ンー監督の他作品を教えてください
78 :
名無しシネマさん:2001/04/29(日) 15:59
>>70-74
いやぁ、すみません。
>実際の脚本ではないと
確かに貴方はこのような前提で書かれています。70の文章だけでも理解できますよ。
まぁ70のレスとして書いているが、ここにレスしている人たち全員にムケテ書いたようなものです。
それと自分は監督=演出よりな人間なものでちょっと偏った見方かもしれません。
>>76 「如何に表現するか」と「何を見せるか」の違いが僕には理解できません。
映画のシーンの中で「何を見せるか」も演出に関わってくる問題だと思います。
映画の脚本を読んだことはありますか?
小説などとは違って脚本は描写というものがありません。
ト書は人物の行動や状況を完結に説明するものでしかないですから。
それに脚本に書かれているものを何を見せて何を見せないかは
やはり「如何に表現するか」の1部でやはり演出の範疇です。
最近、映画のシナリオに関してどんなものが良い脚本なのか判らず悩んでるものでこんな事を書いてしまいました。
79 :
76:2001/04/29(日) 16:46
>>78 画面構成、編集、役者の演技、が「如何に見せるか」
役者が何を言うのか、どういう反応を見せるのか、
そこに何が無くてはならないのか?そのシーンをどのように
物語の中に意味づけるのか?が「何を見せるか」
大雑把に言うとこんな感じじゃないの?
>それに脚本に書かれているものを何を見せて何を見せないかは
>やはり「如何に表現するか」の1部でやはり演出の範疇です
これは演出家が脚本の一部を取捨選択するケースを言ってるのかな?
だとしたら、それは演出の範疇じゃなくて、演出家が脚本に手を加えた
のと同じ事なんじゃないのかな?
要は脚本の範疇って事。
演出家が脚本に手を出したって事だと思うけどな。
映画の要素としての脚本演出と、
脚本家@`演出家という役割自体は
きっちり区別しないと話がこんがらがっちゃうんじゃないの?
ん?脚本に書かれているものは見せるものだけなのでは?
だから脚本では、人物の内面を直接語ることなく
人物の表情や仕種などのト書き、そしてセリフなどの
視覚と聴覚でしか受容できないもので表現しているのではないのですか?
さらには、あるいは物語の流れの中でKeyとなっている
視覚的イメージやキーワードなどに、そのモノ意味以上のものを作り出して、
物語の展開に絡めている映画(脚本)などは、観客(演出家)の
頭の中に豊かに作品世界を展開させるので優れていると思います。
自分はただの観客なのでよくはわかりませんが、個別に差はありはしても多かれ少なかれ、
「見せ方(如何に表現するか)」にまで脚本は関わっていると思います。
この辺りのセンスが優れている脚本は演出家はやりやすいのかな?
逆にここがヘボい脚本だと、演出家が頑張らないとそのまんまヘボいものしか出来ない?
でも実際に出来上がった作品からは脚本家の手柄なのか、
演出家の手柄なのかは自分には判断つきません。
現場で撮影や役者や美術がそういった要素を生み出している場合もあるし。
それでも作品から受ける雰囲気や情緒、カッティング(編集)やカメラアクション
などから受ける映画的な面白さなどは現場やポストプロで
最終的に生み出されているとは思いますが。(文章の読みづらさはご容赦)
81 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 17:05
アカデミー賞によると、脚本と脚色は違うらしい
既成の物語・事件などを脚本にすることが脚色。
ここでいう「脚色」は、事件のシナリオ化を含まないけどね。
ってか、
>>81-82は別スレのレスだろ?
84 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 18:05
監督によってはその場で変えちゃうしな
なんか知らんけど、脚本の話になると、
「脚本家VS演出家」に持って来たがるのが居るような。
86 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 01:52
採録シナリオでもなんでもいいから、脚本が俊逸な映画のこと語って。
87 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 02:28
現在公開中の作品で、この脚本は凄い!!
というのがあれば教えて下さい。
連休中に観に行きます。
88 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 02:52
そりゃもう「トラフィック」ですよ。
89 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 02:57
公開中でもなんでもないけど『女と女と井戸の中』なんてどう?
90 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 03:49
「トイ・ストーリー」の脚本は完璧だ。
凄いよ。
91 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 00:59
今年のゴールデン・ウィークは脚本的にはハズレが多いということ?
92 :
名無シネマさん:
スゴイ脚本という意味で、「北京原人」を忘れてはいけない