1 :
名無シネマさん:
えー・・・このスレはですね。
わけのわからん映画がありますね。
非常に難解な映画。
これ「非常に難解な映画」=「つまらない映画」では寂しいですね。
出来れば、理解し楽しみたいものです。
そこで、です。
理解出来る方に分かりやすく「ココの、ココが面白い!」
「この場面・このセリフには、こう言う意味がある。」と
分かりやすく教えて頂いてですね、今まで「?」だった
難解映画を理解し楽しもうじゃないですか!・・・と言うスレです。
どうぞ宜しくお願いします。
2 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 09:47
例えば「2001年宇宙の旅」のラストとか?
抽象的すぎてどうとでも理解出来るけど、正直難解だった。
3 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 09:47
早速なんですが。
「エル・トポ」
この映画の分かりやすい解説を、宜しくお願いします。
4 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 10:17
「2001年宇宙の旅」は原作を読むとよく分かるよ。
すんごく簡単に言うと、
あるところにとても発達した文明を持つ生命体がいました。
んで、地球にモノリスとゆーカマボコ板を送って来て猿に
知恵を付けました。次に月にモノリスを置いといて、猿が月
に来られるようになるのを待ちました。その次には木星付近
にモノリスを置いて、猿が木星まで来られる文明を持ったこ
とを確認。「ん、よーがんばったな」とゆーことで、最後は猿
を進化させて、スターチャイルドとゆー何か神っぽい生き物
に変えました。
以上。……あってるよね、これで?
5 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 10:21
>>2 >>4 うわぁ!すごく解りやすい解説をどうもありがとうございます!
素直に納得出来ました。
2001年は2010年とセットで見るとそれなりに解るんじゃないのか?
それより、
>>3 の「エルトポ」と「ビデオドローム」を誰か解説してくれ!!
頼む!!
7 :
球春:2001/04/17(火) 10:27
>4 な、なんでそんなに短く言えるんだぁあ!
エル・トポ=野党の女に言われて4人の強者に挑戦、4番目に虚しくなり
人生放棄して慈善活動して自害。
以上。 間違ってる可能性有り?
8 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 12:32
>4
そ、そうだったんだ・・・
>>4 おぉ!大変分かりやすい解説有り難う御座います。
「2001年宇宙の旅」、これにて無事に解決ですね。
めでたしめでたし。
>>7 すいません、まだ少し消化不良ぎみです。 もう少しお付き合いを・・・。
10 :
1:2001/04/17(火) 12:46
「アンダルシアの犬」
・・・わかりません。 でも「面白い」と絶賛されている映画です。
申し訳ないですが、これの解説も何方かお願いします。
11 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 12:52
「アレキサンダー大王」と「旅芸人の記録」の解説キボンヌ。
12 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 12:53
>>10 シュールレアリズムっぽいものを並べてみました。以上
13 :
1:2001/04/17(火) 13:08
>>12 それでいいんですよね?
いや、もしかしたら、なんらかの意味のある映像の集りで
全ては一つに繋がる・・・みたいな妄想がありましてね。
はい、消化致しました、有り難う御座いました。
あ、も一つ宜しいですか?
この映画を楽しむコツ、はまるツボとは何でしょ?
14 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 13:09
「アンダルシアの犬」は実験映画だから、難解なのでは
なくて、初めから意味がないと思われ。つか、カコイイ映像
を並べただけ。「おっ、このショットいいじゃん」「ぎゃー痛
そう」とか言いながら鑑賞するのが正しいのでは?
15 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 13:19
邦画だけど「回路」は?
16 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 13:21
アンダーグラウンド
光る女
よろしくお願いします。
17 :
1:2001/04/17(火) 13:21
>>14 絵画鑑賞の様なものですね。 消化致しました。(感謝
18 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 15:07
分からない映画を堂々と分からないと言える1は
エライ。おれなんかいつも「あーアレね。いろんな
解釈ができるよね。ところで君はどう思うのさ?」
ってとりあえず質問し返して誤魔化すけど…
有意義なのでage
19 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 15:31
黒沢カントクの「夢」
・・誰か・・分かった人ぉ〜。
20 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 15:37
>>18 自分も映画をけなすことより、どうやったら楽しく観れるかを考える方なので
ここの1さんには共感がもてます。
というわけで、「ファイトクラブ」(ラストの発砲辺り)宜しく・・・
シンレッドラインは?
22 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 16:02
>>20 んー、今ひとつシンプルにまとまらなかった。
多重人格になってしまった男が、一人で殴り合いを始
めました。何か面白そうだ、とみんな集まってきました。
男の人格の片方がはみんなを組織してでっかいイタ
ズラを繰り返し、そのうち、街を吹っ飛ばすことまで計
画しました。男は自分の人格の片割れを本物の人間
だと思って必死にやめさせようとしましたが、実は両方
とも自分自身であることに気づき、銃で頭を吹っ飛ばし、
そのショックで多重人格が治まりましたとさ。
ところで「難解な映画」って「説明が省略され過ぎてい
てわかりにくい」場合と「ハナから雰囲気だけでつくられ
ている」場合とあるよね。後者の場合は説明しろといわ
れても難しいかも。。
23 :
20:2001/04/17(火) 16:11
>>22 解説してくれて有難いのですが、自分は「ファイトクラブ」の内容というより
ラストで、銃で頭を吹っ飛ばしても、生きてる部分と、その後の展開(?)だけが難解なのです。
24 :
22:2001/04/17(火) 16:15
>>23 あら、恥さらし…。すまんです。
何でもラストはもっと暗いはずだったのに、会社側が
シナリオを変えさせたとゆー話は聞きましたね。だか
ら「頭撃ったけど、あら幸運。死なねーでやんの」って
感じなんでは。ビルがどかどか倒壊していくのを見な
がら「これからはすべて上手くいくよ」と言うシーンは
調子っぱずれでイイ感じでしたね。あの数秒後にばた
って倒れて死んだんじゃないの、やっぱ。
25 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 16:17
>22
最後ってわざと急所外したんじゃないの?
でも意識的には自殺ってことになってるから、ブラピは
消えたけど・・って話しだと思った。
26 :
22:2001/04/17(火) 16:18
あごの下から拳銃を撃って、急所を外すのは
かなり難しいと思われ…
いかん、仕事に戻ろう…
27 :
22:2001/04/17(火) 16:19
あ、気になったんだけど、このスレはネタバレOK?
本当に仕事しなくちゃ
28 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 16:23
>>23 あの銃弾は頭じゃなくてあごと首の間のほっぺたの下のほうを貫通しました。
映画でもそこからだけ血が出てると思います。
周りのリアクションもその程度でした。
ただ、精神面では主役の男もタイラーもある意味死にました。
そして、第三の人格、主役の男とタイラーの統合された人格が出来ました。
なので女を助けて抱きしめていますが、計画は止めません。
新しい時代の幕開けのための、より新しいバランスの取れたグレードアップ人格に昇華しました。
あのラストからが本当の始まりです。
29 :
22:2001/04/17(火) 16:24
>>28 あ、それだ!すごいすごい。納得しました。
詳しすぎるネタバレ困ります・・・
31 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 16:32
>28
ふーん。
そういう解釈もあるのか。なるほど。
そもそも本気で死のうと思った自殺なの?
それとも23のいうように、ブラピを消滅させる
べく意図的なものがあったのかな?
しかし「わかりやすく解説」という要請がある以上、
ネタバレしないと語れないよね。
33 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 16:34
>>31 あれは「ブラピを消滅させるべく意図的に」やったこと
だと思うよ。
34 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 16:38
>>31 エクソシストの神父みたいに、死なばもろともって感じじゃないのかな。
騒動の責任は、結局自分の身から出た事だし。
それを死にたくないタイラーが妨害しようとして弾道がずれたんでしょう。
35 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 17:34
>>28 >あのラストからが本当の始まりです
ビルを破壊させた理由ってなんだっけ??主人公のいるビルは爆発しないの??
36 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 17:48
誰か、「スローターハウス5」をわかりやすくお願いします。
37 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 18:20
押井守の「ケルベロス」。
あいかわずの押井節なんだが、意味不明の映像がやたら多い。
カルピスもってカメラ目線とか、
ラスト飛行機バックの千葉繁、白塗りの刺客、etc.
だれか語ってけろ。
38 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 18:22
39 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 18:25
「王様と鳥」は単純なんだか複雑なんだか分け分からんッス。説明欲しいッス
40 :
37:2001/04/17(火) 19:00
41 :
シネマキング:2001/04/17(火) 19:01
黒沢の夢の解説
黒沢が見た夢。そのまんま。
ユングに言わせれば、見た当時の心理状態がわかる程度なんじゃない?
後は、見た事無いから、想像で
スロータハウス5の解説
主役の、ブルースウィリスが、ミニ4駆マニアになり、ミニ四駆の塔「スロータハウス5」に行き。
アフロの外人とかと闘って、タミヤの黄金のモータを手に入れる物語。
「おれのミニ四駆は、空をも飛べる」が有名なセリフですね。
ケルベロス
カルピス持ってのカメラ目線は、実は、その目線の先に、おっぱいをボロンと出した、シャブ中の女が自分の息子をボッコボコに殴っていて、それを呆然と見ているだけです。
舞台になった大阪の新世界では、よくある光景ですね。
ラストの飛行機をバックに千葉繁は、非常に意味が深く、阪神大震災の予言メッセージが入っています。
1万回ほど、繰り返してみて下さい。そうすれば、疲労がピークになった時、そういう予言メッセージが書いてるような気になってきたりするかもしれません。ま、僕には見えませんが。
「王様と鳥」の解脱、、、じゃなくて解説
王様は、鳥になりたいなと空を眺めていると、なんと王様の背中から、はねが生えてきました。
そのころ九州ではゴジラが、北海道ではガメラが、沖縄ではラドンが、名古屋ではミソ煮込みうどんがおお暴れしていました。
王様は、そんなことを気にせず、悠々自適な毎日を送り、人を好きになったり嫌いになったり、嫌われたり、泣かされたり、ウンコを投げつけられたりしながら
甲子園を目指す、そんなお話。
あと、シンレッドラインは、見たので詳しく説明すると
戦争映画です。
それでは、わからない事があれば、このキングさまになんでも聞いてください。
つまんない
43 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 19:17
ジャン=コクトーの映像「詩人の血」「恐るべき子供たち」
一回きりみたけど、わけわかんなくてわすれっちまった。
解説してけれ。
44 :
(・〇・):2001/04/17(火) 19:30
>41のネタ振り・・・つまんなぁい・・・(・〇・)
45 :
(・〇・):2001/04/17(火) 19:55
>えーとネタ振りがつまらん41さんへの質問。
どうやらシンレッドラインは見てるみたいなんで、
グヮダルカナル島での日米の死闘についての描写について、
も少し詳しく語って。
シネマキングなんだから、そんくらいチョロいでしょ。
46 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 20:52
>>22 あの映画の登場人物ほとんど妄想キャラって可能性は?
ナレーションも全部、主人公だし。
女がバスに乗った中の乗客が全部ヤツらってのも偶然すぎる。
偶然、止めたはずのバスなのに。。。
47 :
22:2001/04/17(火) 21:06
>>46 むー。しかしそれだと
○主人公一人であれだけのイタズラができる訳がない
○よってあの物語は最初から最後まで全部妄想
とゆーことになりますまいか。これはちょっとお話として
ツマランのでは
48 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 21:08
エルトポを見ろとかいっているひとがいますが、
いまさらエルトポの何がおもしろくてそんな事を言っているのかわかりません。
生きる目的を見つけた挙句、結局自害する。
これは自由を求めていたジョンレノンの時代だったからこそ面白かったのであり、
今みると陳腐に感じてしまうのですが、あれはなにがおもしろいのですか?
49 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 21:09
ポゼッションがわからない
アジャーニが狂気に陥る理由と狂いっぷりは
わからなくもない。
でも、夫のサム・ニールは、なんで始終ニヤニヤしてるんだろう?
こいつの言動の方がよくわからない。。。。
ずいぶん前に観たので細かい部分は忘れてしまったけど。
50 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 21:44
>>48 いつの時代もああいった映画は西洋人には好まれやすいんじゃない。
使い古されてるが、それでもやっぱり結局は聖書で見立てるぞ!とかなんかも。
ただ、個人的には、
あそこまでモノホン(?)不具者キャラを多用した映画って、そんなに見たことない。
オラの知ってる限りでは他では「ウィロー」くらい。
なんかヒエロニムス・ボスの世界を想起させられた。
ほとんどの映画ではキャラがモンスターちっくな作り物か美男美女、
あとは、せいぜい個性派俳優の
配置くらいだもん。
51 :
@:2001/04/17(火) 21:53
ここでいいのかなぁ?わたしは 戦メリ。
坂本、YMOヲタの私は10回は観た。。けど、いつも苦痛。
スジは、ほぼ完璧にわかります。
作曲者である坂本にいわせると、「あれは 音楽でもってる」
映画だそうで。私にはボウイ・坂本のホモ映画以上の意味が果たして
あるのかどうなのか/あの映画の意味や渚がいいたかったことは?
/あの映画で泣いてる人、(泣いた人)、どこで、どういう気持ちが
こみあげてきたのか/すごいレベルの映画なのか/...という
ことをぜひ知りたいとおもいます。スレたてろ?(やだね。)
そこまでの、しろものじゃないでしょ、と私はおもってますから。
咽にささった鯛の骨をなんとかとりたいので。
ネタじゃありませんよ。かなりマジ。じゃ、お願いします。
52 :
50ゲットだ!ヤッタネ( ^∀^)ゞ:2001/04/17(火) 21:54
>>48 あとオラには「エルトポ」の荒れ果てた砂漠の描写で
なんともいえない圧迫と灼熱の倦怠感をもたらされた。
それが、どことなく聖書(とくに旧約)の
あの圧迫感というかなんつーか荒涼としたなかでの
救いをもとめる叫びを彷彿とさせる。
53 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 22:11
>>48 神話的構造というか、なんというか。
父親殺しとか、救済とかね。
物語を構成する時、それは少なからず神話の変奏だったりするわけですが、
そのへんの本質というか核を抽出したものがエルトポのやうな気がします。
54 :
名無し名人:2001/04/17(火) 23:03
ミッキーロークのエンゼルハートどうですか。
繰り返しみていると、序々に意味が解ってくる
不思議な映画です。
55 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:27
ピーター・ウェラーがロボコップ3を蹴って出演した『裸のランチ』
マジで100%わからん映画。
56 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:33
「裸のランチ」こそ正真正銘の「主人公以外全部妄想」ネタだと思う。
あれは作家の卵が「作家になるぞー」って宣言する話なのだ。
57 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:34
ピーター・グリーナウェイ「英国式庭園殺人事件」
の真犯人がどうしてもわかりません。
誰か教えてください。
58 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:36
ナインスゲート
マジで意味わからんスよ。あにき〜
59 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:36
今まで3回はビデオ借りて観てるはずなんですが、いつも途中で寝てしまいます。
当然ラストは記憶にありません。
60 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:40
皆とりあえずゴダールは省いてるのね?
61 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:42
オ〜イエ〜
イエ〜
オ〜イエ〜
62 :
名無シネマさん:2001/04/17(火) 23:58
ゴダールの作品のほとんどは
「俺はアンナ・カリーナが好きだ」
ということをいいたいがためにつくられています。
63 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 00:41
>>35 たぶんあの辺は金融街。借金も貯金も記録が無くなったので全部ちゃら。
みんなで無一文からやり直そうぜゴルァってこと。
あと真夜中に爆破したのはなるべく人を巻き込まない為。
だから主人公のいるビルは爆発しないと思われ。
64 :
:2001/04/18(水) 00:46
「時計仕掛けのオレンジ」をひとつよろしく。
>>64 あ、自分も聞きたい。
最後まで見られなかったから。
66 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 00:47
アイズウェイドシャットの意味がよくわかりませんでした。
67 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 00:48
ぶつぶつ。原作との関連が・・・
69 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 00:54
チェッキーカリョの「TRANS.」って見た人いませんか?
途中から見たせいもあるかもしれないけど、謎映画だった。
70 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 01:01
71 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 01:01
>>66 キッドマンが仮面と寝ている場面に全てが集約されている。
72 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 01:45
アイズワイドシャット
ニョーボの浮気願望を聞かされて萎え萎えになるダンナの話
73 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 01:59
ズラウスキー「シルバーグローブ」をわかりやすく紹介できる方
お願いします。
74 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 02:14
>>64 「機械仕掛けのオレンジ」の原作って、どうやら日本とアメリカだけ最後の一章が削除されて発表された
らしいのね。んでその最後の一章がどんなんかっていうと「いろいろあったけど、俺もちったあ真面目に
やってみっか」って、主人公が更生してちゃんちゃん。そういう青春小説なんだよーって作者の解説と
ともに、WONBATって雑誌(とっくに廃刊)に大昔に載ってました。
そーいう話だったらしいです、はい。
75 :
74:2001/04/18(水) 02:15
ごめん。「機械仕掛け」じゃなくて『時計仕掛け」でございました。
76 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 02:21
今BSで卑弥呼みてるんだけど。
何をどーみればいいのやら皆目見当もつきません。
77 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 10:44
間違ってて恥かくかも知れないけど、がんばります。
「時計仕掛けのオレンジ」
冷酷非道な不良少年が捕まり、しおらしいことを言って刑を
逃れようとしますがバレバレ。政府は彼をイスに縛り付け、
残虐な映像を無理矢理、長時間にわたって見せつけて、暴
力を想像するだけで嘔吐してしまう人間に改造。彼は放免さ
れますが、かつての仲間にカモられて悲惨なことに。最後は
マスコミを味方につけて、洗脳を解いてもらって、ふーよかっ
ね。あ、でもコイツ何か笑ってやんの…
アイズワイドシャット
ある倦怠期の夫婦がラリっているときに、互いの秘めた欲望
に気づきます。夫はそれをきっかけに自分が住む世界のダ
ークサイドに目を向け始めます。エイズで死ぬ娼婦がいます。
秘密の乱交パーティがあります。夫は世界の秘密を見たよう
ではしゃぎますが、そのうちシャレにならない事態に巻き込ま
れます。「そんな世界、知らない方がマシ。見ない方がマシ」
夫はそんな教訓を得ました。
ちなみに当てにならない私の英語知識によると、「アイズ・ワイ
ド・オープン」は「目をしっかり見開け」でありまして、「アイズ・
ワイド・シャット」となると、「目ぇしっかり閉じとけよ!」てな意味
になるのでは、と。ま、世の中のダークサイドなんか見ない方
がマシだよ、って意味でしょうかね。。。。
78 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 10:52
ぜんぜん違うと思う
79 :
77:2001/04/18(水) 11:01
>>78 どっち?両方?……あ、そうですか……消えます……
80 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 11:11
81 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 11:14
>77
いや、「時計仕掛けのオレンジ」の方よく解ったよ。
ありがと。
これ、高校の時に友達5人ぐらいでビデオで見たんだ
けど5人が5人で「は???」って感想だったんだ。
あと同じ日に「バクダットカフェ」もみたんだけど
こっちも全然ピンとこなかった。
コーリングユーが印象的なだけの、よくわからない映画
って印象しかないよ。
高校生には無理だったのかな。
あれから10年、今見たらもう少し感じるものあるかしら。
82 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 11:15
《アイズ・ワイド・シャットの見所》
オパーイ
83 :
1:2001/04/18(水) 11:54
「ファイトクラブ」について、自分なりの解釈があります。
フィルム交換するブラピのセリフに
「気付かない程度に別の画像をはめるんだ」と言うのがありましたよね?
(えー・・、上のセリフはうろ覚えですので違っていたらごめんなさい)
スタッフロール直前に数コマ現れる「危険な画像」ありましたよね?
↑
ここからなんですが。 実はあの(画像)は、ブラピがはめた物で
つまり「フィルム」←非現実 「フィルム交換手」←現実であり
消滅したのは主人公側で、ブラピこそが実在する本当の主人公である!
と言う大どんでん返しと解釈したのですが・・・深読みしすぎですかね?
84 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 12:04
『時計仕掛けのオレンジ』
映画のテーマは管理体制批判。アレックスは悪い事を考えると
吐き気がして、やめざるを得なくなる様にされたよね。そのような
善悪を自由に選択できない人間は、外見はオレンジでも中身は時計(機械)仕掛け―
「時計仕掛けのオレンジ」に過ぎないってわけ。
つまり、どんな悪でも社会、他人等によって去勢されてはならないって事。
あと、最後のアレックスの皮肉がかっこいいね。
85 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 12:12
>>83 最後のはフィンチャーの遊び心かと思ったけど、
その解釈も面白いね。
86 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 14:30
アゲかな
87 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 14:30
age
88 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 14:46
デニスホッパー監督「ラストムービー」を、
途中で観るのを挫折した私がもう一度観たくなるような
名調子で解説してくれるというご親切な方はいらっしゃいますか?
登場人物がジャニスジョプリンの「ミー・アンド・ボビー・マギー」
を歌っていたところしかおぼえてません。
89 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 14:48
>>83 それ、解釈っていうか、フィクションの前提として当然のことを
言葉を換えて言っただけじゃないの?
90 :
名無シネマさん:2001/04/18(水) 15:37
ファイトクラブだけど・・・ジャックが自分を撃った
けど、あそこで消えたのはジャックの方かもしれない。
タイラーの人格になったとか。
91 :
ホイミン:2001/04/18(水) 16:18
「ファイト・クラブ」
「挿入された画像」は観客の私たちも、映画のお話の一部なんだって
主張で、映画と現実の区別をなくしたかっちのね。
どっちにしろ多重人格オチなんて、全然いらなかった気がするな。
あの小技が無ければ、退屈な「市民ケーン」にスーパーチャージャー付けて
極悪加速して、更にニトロメタノールで21世紀までブッ飛ばしたような
傑作になったのに。お食事のシーンもぞんざいだったし。
92 :
( ´∀`)さん:2001/04/18(水) 16:47
自分としては セヴンの最後のタイラー刑事が護送されてるシーン
あれは、確実に逝っちゃってる人の目だとおもうんですが、どうですか。
それと、あれは「短期は損気」ということを言いたいのでしょうか?
>>65です。
>>77 >>84 解説とても解り易かったです。
ありがとうございました♪
途中で見るのやめたのは、はじめのところで
不良化推進映画(悪はサイコーだよ)な映画かと思って
胸くそ悪くなりまして・・・中学の頃かな。
改めていつか見てみようと思います。
94 :
(・〇・):2001/04/19(木) 00:38
>>92 たぶん、そうなんじゃない。
ところで、だれも「ケルベロス」の解説してくれなかったな。
95 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 01:46
『カリスマ』のラスト。
なぜ街が燃えてるの?
96 :
なまえをいれてください:2001/04/19(木) 02:00
リンチ作品、ほとんどよく分からん。
普通に見れたのは「バートン・フィンク」くらいかな。
97 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 02:02
>95
戦後の廃墟のイメージ
98 :
1:2001/04/19(木) 09:31
>>94 「ケルベロス」もそうですが「赤い眼鏡」の解説を
是非お願いします。
友人は「最後に出て来る少女の夢」と言っていましたが
どうでしょうか?
99 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 10:43
>>95 『カリスマ』が分かった、と言う勇気はないけど、街が
燃えてるのは、あの不気味な兵隊さんたちが暴走し
ちゃったからでは?あ、それとももっと根元的な理由
とかを聞いてるの?それはちょっとお手上げ…。
でも、黒沢清って意外に物語のバックグラウンドしっ
かりつくってるんだよ。なのに説明を片っ端から取っ
払うんで訳が分からなくなる。本人に言わせると「説
明のシーンって見ていてツマンナイもん」なのだそう
な…
>>96 それはつまり、リンチ作品はまったく分からんと言うことですよね?
(『バートン・フィンク』はコーエン兄弟)
101 :
サボリーマン:2001/04/19(木) 12:34
「マグノリア」
わけわからん。
すべてがわからなかった。
誰かかいつまんで教えて。
なんですか、ここは馬鹿が「わたしは馬鹿です」って告白するためのスレですか???
103 :
パンフより:2001/04/19(木) 16:29
『マグノリア』
偶然、巡りあわせ、人間的な行動、共通の媒介物、過去、神の仲介などなどの共謀によって、
彼らはある日互いの人生に絡み、また、逸れていく。
そしてその同じ日、忘れがたいクライマックスへと向かう。
ある者は許しを求め、ある者は逃避を求める。ある者はほつれてしまった絆を繕い
ある者は仮面を剥がされる。
やがて、許されるはずの無い過去は洗い流され、苦しみは癒されていく・・・
104 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 18:03
フェリーニの『サテリコン』
まあ乱交だのホモだの人肉食だの世の中色々あって大変だけど
済んでしまえば所詮は朽ちた壁画の一こま。
人間なんてそんなもんよ。
105 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 18:19
『博士の異常な愛情』
どんな状況にあっても
ヤンキーは所詮ヤンキー
ロスケは所詮ロスケ
ナチ公は所詮ナチ公
106 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 18:22
『地獄の黙示録』
「父さん!」「何だい、息子よ?」
「オレはあんたを殺したい!」
Jim Morrison/詞・曲 "The End"より
107 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 18:23
『地獄の黙示録』
「父さん!」「何だい、息子よ?」
「オレはあんたを殺したい!」
Jim Morrison/詞・曲 "The End"より
『地獄の黙示録』
「父さん!」「何だい、息子よ?」
「オレはあんたを殺したい!」
Jim Morrison/詞・曲 "The End"より
『地獄の黙示録』
「父さん!」「何だい、息子よ?」
「オレはあんたを殺したい!」
Jim Morrison/詞・曲 "The End"より
108 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 18:23
「ロックストック・・・」のタイトルの意味を教えてくだい
109 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 22:33
ロストハイウェイが分からないのですけど。
110 :
名無シネマさん:2001/04/19(木) 22:43
>>108 'ロック、ストック&バーレル’とは、’全て’を意味する古いイギリスの表現で、'トゥー・スモーキング・バレルズ'とは、
発砲した銃口から立ち上る煙をイメージしている言葉だ。
DVDの解説にかいてあった。
111 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 00:55
「CURE」の解説求む
112 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 04:15
タルコフスキー「鏡」
母親と妻とがごっちゃになってしまい、
人物の相関関係がわからなかった。顔の判別が・・・
113 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 05:26
>>102 じゃ、とりあえずロストハイウェイとローゼンクランツとギルデンスターンは死んだと
ビデオドロームを解説してもらえないかな。
114 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 05:32
>>112 「鏡」
わたしの知っている母、記憶の中の母は
わたしの母としての女性でしかない。
しかし、わたしの母になる前は一人の女性だった。
わたしの母となる女性の涙。
彼女はわたしの母になって幸せだったのだろうか。
年老いた母と子供の頃のわたしが歩いてゆく…
115 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 05:58
>>113 ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ
は、始まって20分くらいで見るのやめた。
>>114 その時間軸がさっぱりわからなかった。
どれがいつのシーンなのかもわからん。
>>102 やっぱりバカって事ですね。氏にます(嘘)
あとですね、フリーク・オルランドも理解できませんでした。
あれはそういう映画なんでしょうか。
116 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 06:04
>>108 「いっさいがっさいかっぱらえ!その時銃口から火が吹いた」だな。
117 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 06:23
紅い眼鏡の解説はパトレイバースレに質問するのが早い。
118 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 09:00
旧ソ連映画「ストーカー」って・・・おどおど、びくびく粗大ゴミ拾い、で良
いんでしょうか?
119 :
鏡:2001/04/20(金) 09:20
母・・・
120 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 09:40
難解な映画では無かったけれども、「氷の微笑」って
結局犯人は誰だったのでしょう?
121 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 10:37
どっかで誰かが「冒頭の殺人シーンの女性と
シャロン・ストーンのオパーイはホクロの位置
形が同一」と言ってましたね。つーことはやっ
ぱナニでしょ。
「キュア」をお願い。特にラストのウェイトレスのシーン。
・・・クリーニング屋のシーンが2度あるけど、2度っていうところが意味ありげで
深読みしてしまうのだが。
123 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 14:59
>>122 やっぱり主人公もマインドコントロールされてたのね、
ってのを暗示してるんじゃないの?
124 :
シネマー:2001/04/20(金) 15:44
役所が催眠にかかったのはわかるんだが、ウェイトレスが刃物持ってくるシーンが
謎。
125 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 16:04
あれは、役所が、萩原の後を継いで「伝道者」になったんだと。
看護婦に妻を殺させ、重荷をおろして、心が解放され、気まぐれに
ウェイトレスを殺人者にして・・・
126 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 16:04
「スローターハウス5」
タイムテレビがあれば、過去も未来も関係ない!
ってことじゃダメ?
127 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 16:10
128 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 16:33
「タイタニック」の意味を教えてください。
129 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 16:36
>>128 海の神「タイタン」をもじったものです。
・・・って、この意味じゃない?
130 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 17:29
「うる星やつら2・ビューティフルドリーマー」
何でオレはこんな馬鹿ども相手に萌え萌えアニメ作ってるんだろうぶつぶつ。
・・・「一言で説明」スレの方が良かったか?
131 :
シネマー:2001/04/20(金) 21:03
>125
そうか、ども。DVD出たら買うかなー
132 :
名無しさんお腹いっぱい:2001/04/20(金) 21:27
「回路」は早い話、生きているのに生きてると感じれない
現代の閉塞した社会に住む人間の孤独を描いた作品なんだろ
133 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 21:38
「ナインスゲート」
最後はなにしに城らしきとこに行ったの?
「ドーベルマン」
刑事さん死んじゃったの?
134 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 21:42
>>43 「恐るべき子供たち」原作読んだけど、それでもよく分からんかった。
135 :
@:2001/04/20(金) 22:16
リンチの映画でも、象人間とか、デューンとか、ストイレイト・
ストォリィなんかは わかりやすくねぇーか?ロスト・ハイウェイ
にしろなんにしろ彼の遊び心によるとこが大きいとおもわれ
つか、理解するって、スジやストーリーなのかい?よくわかんね。
そういうことなんかより彼の映画は違うとこでおもしれぇーんじゃ
ねぇーの?おりゃ、そうだ。たとえば、飛び下りてきて、
グシャグシャ、っとこー血がきれぇーに同心円状に花咲かせる
とこなんか、見事じゃんか。そいとこだけ注目しても
いいんじゃねぇ?
136 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 22:23
>>128 1898年に出版されたモーガン・ロバートソンの短編『愚行(Futility)』に登場する
超豪華客船『タイタン』がモデル。
この『タイタン』のモデルはギリシャ神話に登場する同名の男。
地上最強の男『タイタン』はその圧倒的な強さゆえ、神に挑戦した。
が、その愚行が神の怒りに触れ、地獄の底に繋がれたまま長い年月をすごした。
ホワイトスターライン社の経営者、ブルース・イスメイはこの小説に登場する架空の
超豪華客船を現実とすべく、設計技師トマス・アンドリュースに『タイタン』の再現
を命じた。
完成した『タイタンの分身』はホワイトスターライン社の慣例に従い、『タイタニック』
と名付けられた。
小説に登場する『地上最強の船』になぞらえ、航行コース、航海時期などを再現した。
結果、小説と同様に氷山に激突。あえなく沈没した。
小説同様『美観を損ねる』という理由で、救命ボートは極端に少なかった。
事件の翌年、モーガン・ロバートソンは自殺した。
137 :
名無シネマさん:2001/04/20(金) 23:28
ルル・オン・ザ・ブリッジの解説をお願いします。
あれは…全て男の脳内完結?
138 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 01:20
>>51=@さんの戦メリ
私はYMO+ボウイヲタでしたが、ちっとも考えて見てませんでした。
なんだかガサガサしたカット繋ぎが気になって、
これがヌーベルバーグと言うものなの?としか(違うし)。
『東京裁判』を見たら戦メリを何もわかってなかったことに気付いた
と、友人が言ってた。うーん、ヒントになるのか?
「神道」「キリスト教」「禁色」「恥」
この辺もキーワードだと思うんだけど・・・・・・
三島由紀夫を連想するのは安易でしょうか。
すいません、やっぱり降参。
139 :
名無シネマ:2001/04/21(土) 02:15
>>115 >フリーク・オルランド
ちょっと芸術臭くしておけば、かなりのものをカメラに撮って
上映してもオッケー!!映倫通りま〜す…の見本。ほら、御ヌードや毛写真も
芸術で通るしさ。
>>136 シンクロニシティを起こした小説って、もう1冊ありましたよね。
141 :
名無シネマさん:2001/04/21(土) 11:08
「ハンニバル」についてはA・ホプキンス自身の解説「たかが、映画さ」
142 :
名無しシネマさん:2001/04/21(土) 13:40
「ブレードランナー」の解説をお願いします。
143 :
古いけど:2001/04/21(土) 14:20
>>57 「英国式庭園殺人事件」
犯人はお母さん
実子がなくて婿養子に財産を渡すのが嫌で雇った画家にどっちかが
孕むまで親子丼させて、跡継ぎができたとわかったら男は皆お払い箱。
男じゃないと家をつげなかった当時の貴族の因習と女性の悲しさ
を描いてるかな?とも思うがグリーナウェイだから真意は分かりません。
確か原作があったような。
たぶんこんなかんじ。
age
145 :
@:2001/04/22(日) 19:42
>>136 禁色て...テーマ曲まんまじゃないっすか!?禁じられた色彩。
東京裁判て...すこーしだけ史実として知ってるだけっすわ。
そーいえば、御法度もホモ映画(美しくないので、ゲイとは
よびたくないっすねっ!)だしぃ...
渚の総合スレあってもいいよーな....
146 :
名無シネマさん:2001/04/22(日) 22:53
ごめん「薔薇の名前」の映画のストーリーを
解りやすく教えてほしいです。
壮絶だったような記憶はあるけど話が思い出せない。
情けないけどお願いします。
147 :
名無シネマさん:2001/04/22(日) 23:02
>>146 まあ手っ取り早く言うとシャーロックホームズみたいな話ですわ。
148 :
57:2001/04/23(月) 02:20
>>143 THANX!!
長年の謎がとけましたわ。多謝ッス。お礼に今度富士ソバおごるね♪
149 :
名無シネマさん:2001/04/23(月) 22:35
>>146 >>147 そうですか、どうもです・・・。
気になって身内に聞いたら父が詳しく教えてくれました。
確かに推理物でした。
150 :
名無シネマさん:2001/04/23(月) 22:40
age
151 :
名無シネマさん:2001/04/23(月) 22:44
「ブレード・ランナー」
逃亡したアンドロイドを処刑する
仕事をしてた男が、依頼主の秘書役のアンドロイド
とできてしまい、また、仕事の途中で遭遇した
アンドロイドに「俺たちもつらいんだぜ。わかってくれよ
そもそも人間が・・・」と説教され、こんな仕事もうやめ
といって、恋人とともに逃げる。
153 :
名無シネマさん:2001/04/23(月) 22:49
154 :
名無シネマさん:2001/04/23(月) 22:49
いや152は真性
156 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 01:25
アサシンは?
157 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 01:30
アサヤンの劇場版
158 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 01:39
「スターウォーズ」のエピソード6。
ランド・カルリシアンがミレニアム・ファルコン号に乗って反乱軍とともに
デススターにワープした後の場面。
ハンソロ達がデススターのシールドを破壊出来ていない事に気づき
ランド「まだ(デススターの)シールドがある!」というセリフをいいます。
ランドはどうしてシールドを破壊できてない事が分かったの?
何回見てもどうしても分からないデス。
どなたか教えてください。お願いします。
159 :
カレー屋「サイアド」:2001/04/24(火) 02:01
>156
「アサシン」は欧州における宗教倫理の崩壊を殺し屋に憧れる少年をとおして描いた作品だったと思う。
最後のメディア批判めいた予定調和的なラストがなければ名作だったのに・・・
161 :
じろ:2001/04/24(火) 02:46
『ブレード・ランナー』
151さんの補足。
人権を求めたアンドロイドたちが、自分たちを創り出した人類に反乱する話。
アンドロイドハンター(H・フォード)は次第にアンドロイドに同情し始める。
勝ち目がないと判っているアンドロイドのボス(R・ハウアー)は、
敢えてハンターを殺さず、自ら死を選ぶ。
彼は自分たちの不遇を訴えたくて、
ハンターにその役を任せたのではないでしょーか?
どない?
162 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 03:39
ブレランのレプリカント(アンドロイド)
は「生き続ける」為に反乱をおこした。
彼らは寿命が極端に短く、その克服を望んでいた。
ブレードランナーであるデッカードは彼らと戦い、処分していく。
レプリカントのボス、R・ハウアーは自ら死を選んだ訳じゃなく、
時間切れ=寿命が来てしまっただけ。
彼にとっては「生きる」そのものが目的だった。
デッカードを殺さなかったのは、死を意識させ追い詰める事で
自分の意志、問いかけがはっきり伝わったと解釈したからなのか、
デッカードも又レプリカントであることに気づいたからなのか
どうとも取れる。
リドリーが余計な事をくっちゃべってしまった為、
少なくとも監督の中ではデッカード=レプリは確定してしまっている。
163 :
カレー屋「サイアド」:2001/04/24(火) 04:58
年老いた職人堅気の殺し屋が後継者を育てる物語の
「アサシンズ」と「アサシン」を間違えた。
スンマソン。
>>160
164 :
野球観戦中:2001/04/24(火) 13:43
「イージーライダー」をお願いします。
名作扱いされているので観てみたのですが、「ラリッたバイカーたちが最後に
ミシシッピーのレッドネックに殺される」という感想しかありませんでした。
165 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 15:47
>>133 ドーベルマン、刑事かなり悲惨な事になってると思うが、死んだとは思わん。
ラストカット(照準)は、そいつを暗示してるんでは?
9th gateは御免、見てない。
166 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 15:57
未来世紀ブラジルは最後のほうなにがなんだかわからんかったなー
167 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 16:08
>>166 レスキューみたいなのが救出しにくるとこも含め、
主人公の夢、だったと思うが。
>>155 ただのアゲ足とりばっかじゃん。つまらん。
169 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 18:13
>>164 ラブ・アンド・ピース? 自由? んなもんありゃしません。
というお話では?
170 :
名無シネマさん:2001/04/24(火) 22:31
麻薬でもうけた男二人が、アメリカ旅行をする。
何も縛られない自由な旅だと思ったが、実は違った。
宿には泊まれず、ヒッピーにもなれず、孤独になるばかり。
唯一の味方も殺される。女も抱いて、薬もやるが気分は晴れず
ただ不安が募るばかり。そして、南部の心無い連中に殺される。
171 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 20:58
age
172 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 23:15
>>170 なんか悲しい話みたいですね・・・。
見たら段々鬱になりそう。
見ないでおこう。
173 :
名無シネマさん:2001/04/26(木) 23:23
>>166 友人に拷問にかけられそうになったシーンの後は、現実逃避の妄想だったって事。
174 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 00:32
「死の王」全然分からない。
途中、高架橋みたいなところをひたすら写してるシーンと名前とか職業とかのテロップは
一体何?
そんでたまに出てくる男の死体も何?
なにもかも謎。
たけしの3-4お願いします。
176 :
教えてん:2001/04/27(金) 02:47
なんかどこに書きゃーいいか分からないのでココへ
なんかマイナーそうな新作映画「ダンジョンドラゴン(?)」
てゆーのは面白い?。今日CMで見たんだけど・・。
あと「東京☆ざんす」いつ関東でやるのか教えてー
177 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 02:52
>175
全部、トイレで観た夢
178 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 02:57
「永遠と一日」の主人公の老作家の悩みがよく解りませんでした
179 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 03:06
>>177 でも、冒頭のと最後では
柳ユーレイ、ある一箇所が変わってますよね?
180 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 14:06
181 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 20:56
ゴールデンボーイって一体何がしたかった映画なんですか?
心の中の闇をジジイによって引きずり出されたってヤツ?
182 :
名無シネマさん:2001/04/27(金) 21:08
>>178 そうそう、私も分からなかった。
冒頭で娘から、妻の書いた手紙を見てショックを
受けていたけど、あれって関係あるのかな?
彼が孤独だというのはひしひしと伝わってきたけど。
183 :
名無し:2001/04/27(金) 21:10
「エリザベス」でロバート(ジョセフ・ファインズ)の裏切りと毒の塗られたドレス
のところが解りません
>>169 >>170 早速の解説、ありがとうございました。
これを機にもう一度観てみます・・・と言いたいところですが
鬱になりそうなので一度で十分というのが本音です。
それにしてもラストシーンでピーター・フォンダが友人のところに戻って行くのは
納得いかなかった。
「そっちは危ないって!」とツッコミ入れてました。
185 :
名無シネマさん:2001/04/28(土) 07:46
『ジェイコブズ・ラダー』は
結局、ベトナム戦争で死ぬ寸前の主人公の末期の走馬燈ということでよろしいですか?
シックスセンスと一緒とかいう話を聞きましたが、全然違いますよね。
>>181 何をしたかったか?ふむふむ。
わかんねえけども、浮浪者は殺して由。
ナチマンセーということでしょう。
いやあオカシナガキとおかしなじじい
が知り合い、心の深部にまで覗きあう
奇妙な交流があり、そして徐々に互いに狂っていく
という話じゃないの?
その狂い具合はどうにでもなるんです。
あれはキングだからああなった。つうかああした。
元ナチの人間と少年とが触れ合い、互いに友情を深め
最後に互いの優しさに触れ合うという感動ものにも
出来たはず。つまりありゃキングの方向性です。
187 :
名無シネマさん:2001/04/28(土) 14:53
『イレイザーヘッド』はどうなんだろう
自分は「生きるという事につきまとう汚い側面への嫌悪感」を題材にした作品だと思う
188 :
名無シネマさん:2001/04/28(土) 15:22
>>187 そういうテーマ性が読み取れるとしても、それを「題材にした」とは
言えないんじゃないかと思う。
ありゃー単純にリンチ先生の内部に巣食っていた悪夢のようなイメージ
をできるかぎり克明にフィルムに焼き付けただけのシロモノではないかと。
(そこがいいんだけど)。
ややこしいこと考えずに、「うわなんじゃこりゃあキモカッコイイ」って
声上げてりゃいいんですヨ。
189 :
名無シネマさん:2001/04/28(土) 16:12
「トレインスポッティング」の解説をよろしくお願いします。
1シーンが非常に絵になりますが、作品としての面白さが分かりません。
190 :
名無シネマさん:2001/04/28(土) 19:43
191 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 07:04
「パーフェクトストーム」って
天気予報を無視して出かけた迷惑な奴等の話?
「アイズ・ワイド・シャット」=取り越し苦労?
192 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 10:51
既出かもしれんけど、
RONINのケースの中身、あとなぜそれがわかったのかを教えてくれ。
193 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 11:49
>191様。
>天気予報を無視して出かけた迷惑な奴等の話?
海の「八甲田山」?
194 :
ZEROES:2001/04/29(日) 12:28
『地獄の黙示録』ミイラ取りがミイラになる話。
195 :
る:2001/04/29(日) 13:12
「あまでうす」
結局サリエリがモーツアルトを殺したの?
196 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 13:23
『アメリカンビューティー』の、
お隣さんのお母さん役の意味がわからなかった。
殆ど喋らない役だったけど、あれは一体?
あと『ライフイズビューティフル』のドイツ軍医。
主人公が助けてもらおうとしたら、謎々の答えがわからないとかいって
真剣にキレていたけど、あいつもなんだったんだ?よーわからん。
誰か教えて。
"がんも"っていう映画さっぱりわからなかった...分かった人いますか?
198 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 15:33
>>57=148
んじゃ、明日富士そばの前で午後6時ね。
>>183 質問の意味がよくわからんが、エリザベスの縁談に嫉妬してたロバートが
エリザベスの服を着た侍女をエリザベスの替わりにしてやっとったが、
その服にはエリザベスを暗殺する為の毒が塗られていた。
侍女は身替わりで死んだってこと。
>>191 ちゃう、「セックスレス夫婦はいけないよ」
>>192 わからんが、精密機械か細菌兵器じゃないの。
あなたはどう思う?
>>195 殺意は知らんけど、実際に追い詰めたのはサリエリってことになってる
が、最後はそれもサリエリの妄想かもねって終わり方だね。
>>196 あの映画じゃナチは徹底して非人間として描かれてるんだよ。
クイズ好きな気のいいオヤジに見えても、ユダヤ人を人間として
まったく見て無い(ああゆう状況にある知人になんの同情も
いだかない)という事をいいたかったんでは?
「米美人」は全体的に意味不明。でもお母さんは隠れゲイの夫に
疲れてたんでしょけど、その存在にどういう意味が込められていた
のかはわかんないよん。誰か教えて〜
199 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 18:04
>>197 ガンモって、荒廃した風景を見せつけているだけって感じがしますが
ストーリーとかは何も理解しなくていい映画だと思う。
あの雰囲気はすごい頭に残ってます。
200 :
ロバ−ト裏切り:2001/04/29(日) 19:20
>>183 「私は夫はとらぬ!間男がひとり!(だっけ)」
エリザベスのこの言葉でロバートは皆の前で屈辱を味わうんですよ。
で、その直後にそそのかしてくる奴がいてロバートは、可愛さ余って憎さ百倍…裏切りへの道を歩みだす…
ドレスは198さんの書く通りと思う。
み〜んなやってるか
は難解なんですか?
202 :
名無シネマさん:2001/04/29(日) 21:34
πは?つまんなかった。
203 :
プルースト:2001/04/29(日) 21:40
「見出された時」わけわかんねー
204 :
189:2001/04/29(日) 21:47
>>190 ありがとうございまっす。そういう映画だったんですな…
206 :
名無シネマさん:2001/04/30(月) 05:01
207 :
名無シネマさん:2001/04/30(月) 05:28
・・・・とりあえず、はまむらじゅんサンに教えて貰いなサイ
208 :
名無シネマさん:2001/04/30(月) 05:37
もれも「π」意味不明だった。
209 :
183@エリザベス:2001/04/30(月) 12:31
>>198、200
御返答ありがとうございます。毒の塗られたドレスはエリザベスを暗殺する為という
のはわかっていたんですが問題はなぜあの女が勝手にドレス着たのかなって(藁
210 :
名無シネマさん:2001/04/30(月) 20:09
「レイジング・ブル」のラストが意味不明。「波止場」を引用したところと聖書が出る
意味がわかりません。解説よろしくお願いします
211 :
名無シネマさん:2001/04/30(月) 23:32
「悪魔のいけにえ」の冒頭のシーンで墓場に座っている焼死したっぽい死体はなんなんですか?
分かる人教えてください。
あと既出ですが「ロスト・ハイウェイ」も。
212 :
名無しさん:2001/05/01(火) 00:53
「ナインズゲート」
全く分からんかった。
俺がアホだからか?
それとも深い意味とかあるのか?
213 :
名無シネマさん:2001/05/01(火) 01:46
>>203 この映画はプルーストの長ったらしい小説「失われた時をもとめて」を全部読んだ人の為の物なので分からなくってあたりまえ。
214 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 03:09
ふぉれs
215 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 03:19
>胸さわぎの放課後
坂上とし恵はどうしてひかる一平を選ばず、野々村真と結婚したの?
216 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 03:37
>211
あれは墓荒らしの仕業だ
墓荒らし=レザーフェイスの弟?(最後トレーラーの下敷きになる奴ね)
217 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 10:59
>>210 『レイジング・ブル』
「波止場」を引用したのは、人間はツキだという事の例として挙げたけど、
「波止場」での兄弟のやり取りや八百長の話と、今までの自分の人生を
ダブらせていたんだと思う。
そして聖書の、「私は盲であったが、今は見えると言うことです。」が全てを物語っています。
かつて怒り狂った雄牛=レイジング・ブルだったラモッタ。
栄光と挫折を味わいやがて落ちぶれていく・・
そして改めて自分を見つめ直す。
つまり挫折の後での、人生の再出発を描いた作品だと思います
218 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 12:45
219 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 13:25
「ツィゴイネルワイゼン」はどうでしょうか?
訳が分からない映画だけど、なぜか5回も観てしまった不思議な映画でした。
だれか、分かりやすく説明できる方いらっしゃいませんか?
220 :
「非常に何階?な映画」:2001/05/02(水) 13:27
「タワーリング・インフェルノ」で燃えたビルは、
何階建てだったのでしょうか?
221 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 13:32
「2001年宇宙の旅」の真相を解明したので、発表する。この映画を観ていない人にはスポイラーとなるので、これを読むことを禁止する。
この偉大な映画は、その謎めいた構成で知られているが、幾十通りもの読み取り方がある、という言い方は多分に誇張で、大体次の様な解釈に落ち着くのではないだろうか。これはクラークによるノベライズ版とほぼ一致しているが、それを読むまでもないと思われる。
地球上にホモ・サピエンスが出現する以前の太陽系に、「神と見紛うばかりの超知性と超科学力を持った超人類(又は超文明)」(以後便宜上『』付きで、『神』と呼ぶことにする。所謂宗教的な意味での神ではない)が訪れ、3種類のモノリスを設置した。第1のモノリスは、これに触れた類人猿に知恵を与えるために、地球上に設置された。第2のモノリスは、目立つ為に強力な磁気を帯び、太陽光線に触れると木星に信号を飛ばす様セットされた上で、月面に埋められた。月には大気も生命も無いので、これが太陽光線に触れるということは、即ち母星である地球から誰かがやってきて、発掘したということである。即ち、第1のモノリスの使命が終わり、宇宙空間を越えられる程に、類人猿が進化したということを示すスイッチになる。そして、そこまで進化した生物ならば、必ずや信号の後を追って木星に来るはずである。そこで、第3のモノリスが木星の衛星軌道上に仕掛けられた。月面のモノリスを掘り出したばかりの類人猿の子孫は、まだ宇宙にのりだしてからまもないと見て間違いなく、その時点で木星に派遣された類人猿の子孫は、その種族中、特に優れた個体と看做してよい。『神』が採取するサンプルとして適切である。そして採取を行うのが、第3のモノリスである。『神』は「彼」を採取し、光の洪水(として類人猿の子孫には知覚されたもの)の中でブラシュアップして生命の垢を削ぎ落し、スターチャイルド(胎児)として、高次の次元に引き上げた。このたったひとつの「花」を摘むために、ただそれだけのために、人類とその文明が作られたのである。そして用済みとなった地球は、「彼」に玩具として与えられる..
この他に、心理学的あるいは隠秘学的解釈なども、おそらくはあろうかと思うが、それらの方面には暗いので省略させて頂く。
さて、あなたは妙に思わないだろうか? この映画の中核をなしているHALと人間との戦いは、このストーリー上、なんの意味があるのか? クラークの小説中では、それは乗員たちに旅の目的を隠し、嘘をつかなければならなかったHALが、それ故に狂ってしまった、という形で説明されているが、不自然だとは思わないか? どう考えても、とってつけた様なサイドストーリーではないか。有り体に言って、(雄大な規模のメインストーリーに対して)不要な枝葉ではないか。大体、映画を観て、クラークの言う「嘘をつかねばならず云々」が読み取れるか? こじつけではないか?
私は、遂に真相を解明した。HALは殺されたのである。恐るべき殺人事件の下手人として利用された挙げ句。
「人類の夜明け」の章で、モノリスに知恵を与えられた類人猿は、骨を手にして、まず手近の骨を砕き、次に獣を、そして対立するグループの首領を殺す。冒頭から、死と殺人のテーマが流れていることに注目したい。これは重要な伏線である。
人類は宇宙に進出し、月面上でモノリスを発見し、木星探査船「ディスカバリー」を建造し、派遣した。全て『神』のプラン通りである。しかし、ここで思いがけぬ事が起ったのである。
デイヴ・ボウマン船長が、副船長フランク・プールに殺意を抱いた理由は判らないし、知る必要もない。過去も背景も一切説明されずに登場してきた彼らである。動機などは百万通りも考えられるであろう。以下に、深宇宙を飛ぶロケットという、閉じた舞台で演じられた完全犯罪の全貌を、解き明かしてみせよう。
222 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 13:33
飛行中に起る最初の事件が、通信用のAE−35ユニットの、「故障」である。これが故障している(72時間後に壊れる)とHALが報告したにも関らず、それは故障していなかった。これが、HAL自身の「故障」を示す最初の兆候であるとされている。
これが実は擬装なのであった。クラークの小説、並びに様々な解説書の類では、嘘をつかざるを得ないストレスから、壊れてもいない部品が壊れている、と報告したとされているが、これは不自然すぎる。映画を観れば判ることであるが、この時点では、HALは(仮にそういう繊細な神経を持っていたとしても、まだ)余裕しゃくしゃくである。つまり、AE−35は、本当に「壊れていた」のである!
このことに気がつけば、後はすらすらと解ける。この時、AE−35を交換しに行ったのは、ボウマンである。彼は(勿論)良品のAE−35を携えて行ったのだが、これと交換する振りをして、そのまま持ち帰ったのである。(個々のパーツにユニークなIDが刻まれているか否かは、映画では一切記述されていないので、解釈はこちらに委ねられている−つまり、IDは刻まれていなかったとする−訳だ。)この後、地上のHALのサブシステムは、AE−35は故障していない(即ち、ディスカバリーのHALが間違えた)と報告するが、地上システムはボウマンが持ち帰った良品を検査したと考えられる。これにより、HALを発狂までには追い込まずに、不安な状況(自分に自信が持てない)に置くことが出来る。そして、これを根拠として、プールにHALが狂い始めたと信じこませ、ふたりの間でそういう合意が取れたということをHALに見せつけたのである。即ち、通信回線を切断したポットの中での、ボウマンとプールの密談である。彼らの密談の内容(HALを切り離そう)は、HALに読唇術で知られてしまうのだが、HALにこういう能力があることを、ボウマンはあらかじめ知っていたと断ずる、有力な根拠が有る。それは、ボウマンには絵心があり、人口冬眠中の隊員達をしばしばスケッチしては、HALにそれを見せていたことである。その過程で、彼はHALの恐るべきパターン認識能力に、慄然としたに違いないのである。(「大分うまくなった」という、HALの評価!)実に巧妙な伏線である。
さて、そこでHALによって「故障している」とされたAE−35(実は、故障していない交換パーツ)を元に戻すために、今度はプールが出向く。ボウマンの陰謀によって心理的に追い詰められたHALにとって、最後のチャンスである。なんの攻撃兵器も持たぬHALが、自己防衛のために2人の人間を始末するためには、彼らを分断し、個別に宇宙空間に放り出す他に手はない。
船外でポッドがプールに襲いかかる! わざわざこんなことをしなくても、プールがポッドから出る前に、ポッドごと捨ててしまえば良いと思うかも知れないが、木星探査の使命に燃えるHALにとって、貴重な探査装置を捨てるに忍びなかったのであろう。それにしては、プールが宇宙空間に投げ出されたあと、当のポッドも、狂った様に飛んでいってしまうが、これはさすがのHALも、人を殺したという衝撃で、操作を誤ったと考えられる。
プールは死んだ。ここからがボウマンの正念場である。目的は達したとはいえ、彼自身も殺されてしまったり、または地球に帰ってから(彼は当然、帰れるつもりであったはずだ)悪事が露見したりしては、何にもならない。彼らの行動は、地球からリアルタイムにモニターされてこそいないが、当然、全て記録されているはずなのだ。
何よりも、プールを回収にいかなければならない。万が一助かる可能性もあるのだから、当然である。(ポッドに襲われた結果、宇宙服との通信も切断されたと考えられ、従って、生きているか死んでいるかのモニターも出来ないはずだ。)本音としては、勿論、飛び去るままにしておきたいのだが、それでは、地上センターに不審の念を抱かれる。(地上のスタッフは、ボウマンとプールの密談の件は知らないはずなので(HALにも聞こえないほどオフラインにされた)、HALがどれほど危険な状態なのか、判らないのだ。)しかし回収に行くのは、これ以上ない程、危険な行為である。ポッドに乗って出たとして、HALがポッドを捨てる決意をすればそれまでである。
223 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 13:34
そこで、彼はHALを油断させる作戦に出た。即ち「ヘルメットを置いていった」のである。まさに悪魔の智慧である! ポッドに乗って、プールの死体を回収し、帰ってくる。HALは予想通り、ドアを開けない。しかし、それ以上のこともしない。する必要が無いのだ。ヘルメットを忘れていった以上、ボウマンは非常用エアロックから入ることも出来ない。プールを殺した際、動揺してポッドをひとつ失ってしまった点から見ても、HALとしては出来れば手を汚したくないことが判るし、ボウマンはそこまで読んでいた。また、既にひとつポッドを失っている以上、今ボウマンが乗っているポッドまで失ってしまうと、探査用ポッドが残りひとつになってしまう。HALとしては、このポッドは無事に回収したいはずだ。そこで、制御を奪って深宇宙に飛ばすこともせず、ボウマンにコントロールを渡したまま放置していたのである。何も出来ないボウマンは、数週間以内に死ぬはずで、それからゆっくり回収すれば良い。
ところが、ボウマンはヘルメット無しで、非常用エアロックから入ることに成功した。(この映画全編中−人類の夜明けの章を除けば−唯一の活劇シーンと言えよう。)彼の勝利である。もはやHALには打つ手が無い。そしてボウマンは、ここまで危険な状態になっているのを明らかに出来た以上、正々堂々と、HALを殺すことが出来る。完全犯罪の成立である! HALを心理的にコントロールしてプールを殺させ、それを理由としてHALをも殺す。ボウマンの犯意はどこにも残らない。証拠は一切無い。私が真相を暴くまで、映画を観た人も、誰一人気付かなかったはずだ。
しかし、ここで思わぬ破局が訪れたのである。ボウマンが、勝利の歓喜に酔いしれてHALにとどめをさした、まさにその時、あらかじめ録画されていたVTRが回りだしたのである。そのテープの中で、フロイト博士は、18ヶ月前に地球外にも知的生命体が存在する証拠(即ち、月面のモノリス)を発見し、それは木星に向けて強力な電波を発していた、と述べたのである。そう、この時、旅の目的地、木星圏に到着していたのだ。
ボウマンがこの時、何を思ったかは判らない。また、木星軌道上で待ち受けていた第3のモノリス(即ち『神』)が、何を考えたかも判らない。『神』が果たして、地球から飛来してきた生命体を「超越」させ、採取する(あるいは、自分たちの次元に引き上げる)意志があったかどうかも..しかし結果は明らかである。『神』は、彼を地獄に落としたのだ!
ボウマンは、流れる光線群の神秘的なシャワーの中、原始星雲の誕生、または崩壊、想像を絶する天体現象、宇宙種族の超文明の遺跡、未知の惑星や恒星の表面等などを引っ張り回される。これは地獄堕ちの過程に他ならない。そして行き着いた先が、全く生気の無い、影ひとつない、美しいロココ調の部屋だ。ここが地獄である。彼はこの部屋で急速に歳を取り、死ぬ間際に再びモノリスと出会い、胎児に帰る..
生命を弄ぶ者、生命を蔑ろにする者に対する最も厳しい刑罰とはなんだろうか? それは、決して「死」ではない。「死」は救いでしかない。それは「不滅の生命」である。これを見事に描いた作品に、手塚治虫の名作揃いの大シリーズ「火の鳥」中でも、小規模ながら異様な迫力で一際異彩を放つ、「宇宙編」がある。
「火の鳥 宇宙編」は、この映画の後半の展開と、舞台設定が酷似している。手塚作品の方が、遥かに複雑なストーリーではあるのだが、疾空するロケットの中での不可解な殺人事件、宇宙漂流、不思議な惑星への漂着、そこで明らかになった「永遠の刑罰」、というモチーフ群が、不気味なほど共通している。「2001年」の公開が1968年、「火の鳥 宇宙編」が描かれたのが1969年であるから、キューブリックがこの漫画に影響されたという可能性は、なさそうである。むしろ、手塚治虫による、この映画の換骨奪胎が、「火の鳥 宇宙編」なのではないだろうか? 彼は、この映画に秘められた、犯罪の香り、生と死のモチーフを、見事に読み取っていたのである。
224 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 13:35
「火の鳥 宇宙編」に於いて、生命を蔑ろにするという許されざる罪を犯した牧村は、罰として「火の鳥」に永遠の命を与えられ、流刑星に閉じこめられる。同様に、生命を蔑ろにしたボウマンは、『神』に永遠の命(老衰で死ぬ瞬間に、胎児となって蘇る)を与えられ、ロココ調の監獄に閉じこめられたのだ。(『神』が、プール殺しとHAL殺しと、どちらをより重大視したかは、興味深い問題である。)
これまでの考察により、この映画のミステリー、あるいは犯罪映画としての本質を、明らかに出来たと思う。単に、ボウマンによるプール殺しとHAL殺しが、完全犯罪として見事に描かれているというだけではない。それだけでは凡百の犯罪映画と、なんら変わるところはない。これは数百万年というタイムスケールのSFに完璧に組み込まれており、かつ、犯人が『神』によって罰せられる、という結末を持っている。人智を越えた力によって決着が与えられるが故に、ミステリとしては邪道である、と言う人がいるとすれば、あまりにミステリを知らなさ過ぎる、ミステリの懐はあなたが想像している以上に深いのだ、とお答えしよう。と同時に、これほど意外な「人智を越えた力」が登場するミステリは滅多にあるものではなく、その意味では、実にユニークな地歩を占めていると言えよう。
そもそもの事件の発端である、数百万年前の第1のモノリスの出現が、人類最初の殺人事件を導出しており、そのモノリスが使命を果たした結果のディスカバリー号の内部でもまた、殺人事件が起こるのだ。実に雄大な規模の伏線である! さらに言えば、ボウマンを地獄に堕とした『神』(又は『神』の手先である、第3のモノリス)にとって、もはや地球は不要であり、この後地球を破壊した可能性が高い。(最終シーンはそれを暗示しているかも知れない。)すると、実にこの映画は、人類の「最初と最後の殺人事件」を描いたことになる!
以上の考察から、HAL事件は、不要なサイドストーリーどころか、この映画全体のメインテーマであることが判る。HAL事件の収まりが悪いクラークのノベライズ版よりも、遥かに妥当な解釈であると主張したい。
ここまで考察した私は、突然、恐るべき可能性に思い至った。つまり、これまでは、せっかく「超越」させてやろうとしていたボウマンが、同じ種族の別の個体を「殺す」のを目撃し、それは許しがたいことだからと、『神』が「人類にも理解できる倫理基準で」彼を罰したの「かも知れぬ」、と、考えてきた訳である。つまり、『神』と人類とは、ある種の価値観は共有出来ている「かも知れぬ」、と。
しかし、かつて、この映画中、最も美しく戦慄的なシーン、即ち、類人猿が骨を投げあげ、それが宇宙船に変貌するシーン、人類の「道具」が骨から宇宙船にまで進歩したことを感動的に表現したシーン、一瞬にして数百万年をジャンプした偉大なシーンを指して、「なんと恐ろしい。このシーンは、人類の手にした道具(例えば宇宙船)の本質は、人殺しの道具(即ち骨)であることを示している」と述べた評論家がいたことを思い出した。これを聞いた当時は、なんとうがった見方であることよと嘲笑っていたのだが、実は彼こそ、この映画の本質を正しく捉えていたとすればどうだ。
モノリスが現われる度に流れる音楽は、リゲティの「レクイエム」であり、これは「死」のモチーフに他ならない! この曲の不吉な響き−どうして気がつかなかったのだろう、これは明らかに呪詛だ!−を聴くとき、『神』が類人猿に与えたのは、「殺人」のための知恵ではなかったのか、と、改めて慄然とせざるを得ない。そう、『神』は、その「地獄」にサンプルを収集するために、人類とその文明を発生させたのである。
つまり、ボウマンの「殺人行為」を罰するために地獄に落としたのではない。「どのみち、地獄に落とすつもりだったのだ!」ボウマンの「殺人行為」は、呪われた種族である人類の業、この様な(人類的倫理感からみれば「邪悪な」)『神』によって産み出された種族の業を、象徴しているのに過ぎないのである。
スター・チャイルドは、最後に地球に帰ってきたのでは「ない」。あれは、スター・チャイルドの「夢」である。彼は帰りたくてたまらない故郷を、もの哀しい瞳で夢見ているのだ。(これが地獄の責め苦の最たるものであることは、言うまでもない。)背後に流れる音楽は、「超人」の誕生を暗示する「ツァラトゥストラはかく語りき」。背筋も凍る皮肉である。
かくして、人類のチャンピオンであるデイヴ・ボウマンは、ロココ調の美しい監獄の中で、胎児から成長して身動きも出来ぬほど朽ち果てた老人へ、そして再び胎児へと、繰り返し繰り返し、虚しくその生命を浪費し続ける。永遠に。永遠に..
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
みんな揃ったモナ?
じゃあ、「せーの」でいくモナ。
_____ ______
∨
ヒソヒソヒソ
∧__∧∧_∧∧_∧ ヒソヒソヒソ
( ´∀( )∀` )
( つ ( つ ⊂ )
( _)(⌒)(⌒)ノ_(_)ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「せ〜の!!」
___________
ふーん
_____ ______
∨
クルッ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)( ´_ゝ`)
( )( )( )
| | |. | | |. | | |
(_)_)..(_)_).(_)_)
226 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 13:48
またわたるだよ…
227 :
211:2001/05/02(水) 16:12
>216 そうだったんですか。ありがとうございます。
墓荒らししてたのって食べるためだけかと思ってました。
でもあの死体はあんなとこ置いてたらすぐ回収されただろうに。
228 :
名無しシネマさん:2001/05/02(水) 16:18
2,3年前学校の課題で
「アンダルシアの犬」という映画(?)を見せられた。
わけ分からんかったでし。
あれはどういう風に見たら良かったんだろう。
削除依頼出そうかと思っちゃった。
>>221-224
「アイズワイドシャット」は仲直りするにはHに限るって事でいいんでしょうか?
231 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 16:47
>229
何故出さなかったの?
いや、只の気の毒な人か、荒らしか判断に迷ったんで。>231
233 :
1:2001/05/02(水) 17:33
234 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 18:33
タルコフスキーの「ノスタルジア」きぼんぬ
誰にきいても「途中で寝た」と言うしー
>>233 過去ログ読みおとしてたみたいです。すいません。
絵画鑑賞か〜。
236 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 18:57
237 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 19:09
「ユージュアル・サスペクツ」
この映画は最後に確かにラストはビックリしたし演出が上手いとは思いましたが
何だかごちゃごちゃしていて、自分が100%分かっているのか謎です
あれは結局「全てカイザーソゼの狂言だった」
ということでよろしいのでしょうか。
238 :
237:2001/05/02(水) 19:14
間違えました
「警察に知られていない出来事・人物に関しては
全てソゼの作り話・創作であり、劇中のシーンも大部分は
実際には起こっていないソゼの作り出したフィクション」
ということですよね。
だとすると、この映画を見た方がいうような
「伏線がちりばめられていて何度も楽しめる」
というのが謎です
伏線って例えば?
分かる方いらっしゃいます?
239 :
名無シネマさん:2001/05/02(水) 22:10
やっぱりシャイニング。
1900年代初頭のころの写真にジャックニコルソンがいたけど・・・。
あれ何なの?
>>239 ニコルソンは写真の時代(心労の無い)に逃避した
くてしょうがないダメ男。やっかいな妻、息子を殺せばその
時代に連れてってくれると悪魔が言うので契約しちゃった。
(でも約束守ってないね)。
これ私の勝手な解釈。詳しい人教えてください。
241 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 10:15
スネークアイズ。赤い宝石に意味があるようだが・・・・。
242 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 10:18
>>239 過去と未来と現在とが交錯する亡霊側のホテルでは
とっくの昔から支配人であったからです。
亡霊達の態度、宴会場でのウェイターの言葉の掛け方、ほかから解ります。
じつは最初から伏線が張ってあって、運命に呼ばれてホテルに来るのですが…
ようやく、なるべくして亡霊となり支配人に収まり
それこそが彼が采配をふるえるフィールドなので
一見悲惨なラストも、ジャックにとっては幸せになった図=写真の姿 です。
243 :
239:2001/05/03(木) 11:33
240さん242さんありがとう。
原作だともっとわかりやすいですか?
244 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 13:12
ナインス・ゲート
がっかりしたので、良く覚えてない…
結局ラストにようやく扉を開けて別の世界に行っちゃう…
…てその先の世界が見たくて映画行ったのに。
でも魔女っていうのか悪魔っていうのか、女性に気に入られて
守ってもらえていいコトもできて、良かったね。主人公。
245 :
る:2001/05/03(木) 14:49
映画じゃないけど・・
結局 NO6 は脱出に成功したの?
246 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 15:40
「アンダルシアの犬」は研究本とか出てるからそれ読みんしゃい。
イメージの断片をつなぎ合わせることがおもろいだけじゃろう。
手に蟻とかはフランス語のギャグらしい。
あとダリがピアノにひきずられる牧師役とかでカメオ出演してんのが見所?
247 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 15:51
がんも・・
日本映画にそういうのあるんだと思ってた・・「ガンモ」ね。
ガンモはえーとアメリカの小さな町は竜巻にあって荒廃しまくってます。
子供達は腐った周囲に飽き飽きしつつ退屈な日常をおくってます。
主人公の少年はネコを殺しすのが趣味です。
女の子達は享楽的に遊んでます。
障害者やフリークスは元気に生きてます。
でもこれって全世界的にあることでしょ?
みたいなかんじだったような。もうずっと前に観たから忘れたけど。
248 :
名無シネマさん:2001/05/03(木) 20:07
>>246 え? あの牧師ってダリだったんですか?
・・・気付かなかった。
情報ありがとうございます。
249 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 10:35
age
250 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 10:56
「バロン」が全面的にわかりません。
誰か教えてください。
251 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 11:47
「カッコ―の巣の上で」
最後、廃人になってしまった主人公をなぜ殺すのか?
あの主人公ならいっそ自分を殺して欲しいとおもうんじゃないか。
そんな声がチーフには聞こえたのかな。
253 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 13:53
「ガンモ」って
悲惨な人たちや荒廃した光景を映していながらも、
それをファンタジーにしちゃっていない?
黒沢清「カリスマ」の構造が何となく解ったが、
需要がなさそうなので発表はしません。
255 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:14
だれかカリスマについて聞いてやれよw
256 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:49
>>221-224さん!
あんたすげえよ!素晴らしい解釈と考察力だ!
何年間もずっとスッキリしなかった謎がこれで全て解けたよ!
もっと評価されても良いレスなのでは?!
とりあえずは感激しました。ありがとー!
257 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:53
カリスマ、自己流の解釈でいいならほぼ完全に説明し尽くせるけど?
熱烈なリクエストがあればUPしてもいいよ(←なさそう)。
ちなみに
>>254の人とは別人ね。
258 :
名無シネマさん :2001/05/04(金) 19:55
誰か、「未来世紀ブラジル」の内容をわかりやすく説明して
259 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 19:57
ブラジル、楽しいじゃん。大好き!
260 :
258:2001/05/04(金) 19:58
>259
じゃ、どんな内容なの?
261 :
254:2001/05/04(金) 19:59
>>257 是非とも聞かせてくれ(笑
自己満足で完結したくないし。お願いします。
>>255 いや、俺の言い方が悪かったんだって(藁 ありがとう。
262 :
名無シネマさん:2001/05/04(金) 22:11
福井ショウジンの「ラバーズ・ラバー」という映画は
何の意味があるのかさっぱり。ただキモイだけだったよう
な気がするが。この映画好きなやついるか?
263 :
名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:53
「バートン・フィンク」
わけわからんけどなんとなく好きなんで半年に一回くらいの割合で観てるけどいまだに内容が理解できてない。
誰か分かりやすくお願いします。
最近、「ビック・リボウスキ」観て、主人公がジーザスとか書いてある服着て変な兄ちゃんに変身してるのには驚いた。
264 :
名無シネマさん:2001/05/06(日) 00:11
「ゾンビ」で警官の人が二人、トラックでいろいろ走りまわってて、そのうち片割れがゾンビに足噛まれてしまう場面。
彼らは結局何をしたかったんですか?
下手な説明でスマソ。
「去年マリエンバートで」いい映画だと聞いて見たんだけど俺が馬鹿なのかもしれないが全くわからなかった
これにストーリーを求めちゃ行けないのかもしれんが誰か簡単に解説キボンヌ
266 :
名無シネマさん:2001/05/06(日) 00:32
>>265何の意味もないよ。ただのおしゃれな実験映画
267 :
名無シネマさん:2001/05/08(火) 06:26
ageとこう。
>>245 始めから全て見たい!ビデオとかってあるのかなレンタル屋に?
269 :
名無シネマさん :2001/05/09(水) 00:05
>>254 >>257 亀レススマソ。
さっき録画していた「カリスマ」見終わったところ。
どういう解釈するのか興味あります。よかったらUPお願い。
270 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 13:56
>>264 トラックを取りに逝ったのは入り口にフタをしてゾンビの増加と
いずれ来る略奪者を防ぐ為では?
結局失敗して不完全だったが・・。だが、アレが成功していれば暴走軍団の
進入はかなり防げたはず。(現に奴らトラックが置いてある入り口からの進入は
あきらめている。)
ロジャー(噛まれた方)がわざわざカバンを取りに戻ったのは
あの中に工具が入っていてそれがないとトラックを始動させられないからでは?
自分も最初は何故あんなもんにこだわるかわからんかったが
少し前のシーンで工具を使ってトラックを動かしているし。
マジレススマソ。
271 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 14:35
惑星ザルドスだったっけ?
ショーンコネリーが蛮族の王みたいな役で出てる奴。
なんだか意味不明なまま見終わっちまった。
誰か意味を教えてくだされ。
272 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 14:38
「ある貴婦人の肖像」
「ピアノ・レッスン」
両方とも画像が綺麗だ、音楽が綺麗だということ以外さっぱり
分かりませんでした。
女性の内面意識?を描いたのかなあ、だからメタファーらしき
ものが多いのかなあ、などと考えてはみたものの、特に前者が
???でした。
誰か、分かりやすく教えて。
273 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 15:05
「カリスマ」の解釈、ぜひお願いします!>254、257
274 :
名無シネマさん:2001/05/09(水) 23:30
未来惑星ザルドスをわかりやすく・・・。
「世界は崩壊し文明は唯一ヴォルテックスと呼ばれる科学都市に残るのみとなった。
それ以外の世界、人間は荒廃し原始的な状態へと退化しておりヴォルテックスの
神を語る一部の人間に狩られたり利用されたりしていた。
蛮族の一人ゼッドはひょんな事から知識を得、
バーリヤに囲まれたヴォルテックスへ進入を試み、成功するが捕らわれてしまう。
そこは食料も自然も豊かで、年をほとんどとらなかったり
念力を使えたりする美しくスバラシイ人々が住んでいたが
無気力病にかかったりしていてどうも全体的にビョーキっぽい。
ゼッドはその中で「これが生きてるってことだぜゴオルァぁ!!」と
大暴れ、あげくコンピューターをぶっ壊しバーリヤを消滅させる。
そのとたん、待ち構えていた蛮族軍団が押し入ってきて皆殺し開始。
でも、皆さんむしろ「私を殺して〜」とか言って喜んで逝っている。
永く生き過ぎたらしい。
ゼッドはとりあえず生きたいのでヴォルテックスで落とした
女と駆け落ちして逃げる。そして洞窟で子を作り老いて死んでいく・・。」
・・・わけわからん・・。
275 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 00:45
>>263 バートンフィンク、確かに解かりにくいが記憶に残る映画だねー
かいつまんで言うと、純粋な世間知らずの脚本家が社会のシステム(商業主義)
にはじきだされ、自らの妄想によって癒される。一方のはみ出し者である殺人鬼は
社会の中で鬱屈した負のエネルギーを殺人で消化していく・・という感じかな
カンヌ映画祭3部門受賞は、この映画のハリウッド批判がヨーロピアンの心を
くすぐったと思われ
276 :
たまこ:2001/05/10(木) 01:58
エクソシスト、ところどころの伏線みたいなのってイミあった
んですか?思わせぶりのまま終了!って感じた。
277 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 02:14
>>259 ・・未来世紀ブラヂルをわかりやすく・・。
書類一つで人が生きたり死んだりするガチガチ管理社会。
夢見がちな主人公、夢で出てきた女にそっくりな女を現実で発見。
その後、反政府野郎デニーロとマブダチになったり
例の女も反政府人間だったりして順調に人生転落。
最後は女も死刑、主人公は脳改造で廃人。
助けに来てもらう夢をみつつ、まったりと幸福感にひたる。
・・・・うろおぼえだからウソかもしれませぬ・・・スマソ・・
278 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 02:30
>276
んーと、例えばどのへん?
279 :
ナナシー:2001/05/10(木) 02:35
カラスの飼育っていう イタリアの映画
わけわかんなすぎて困った
280 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 02:41
マトリックスを解説してくれ!!!!
281 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 03:06
カラス神父のエピソードとか、あとラストでの男性の喉の
カットとか。あと発掘されたアクセサリーみたいなのはな
ぜ階段のところにおちていたの?
それと乗り移った?悪霊はどこにいったの?
282 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 03:09
>>280 全ては悪い夢だったんだよ!
と、思えば腹も立たん
さ、もう寝るとするか…
284 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 03:16
エクソシストで最も釈然とせんのは
映画監督の死に関わるパートかな。
見方によっては、監督が例の十字架でリーガンに悪戯しようと
二階に上がったとこを使用人の男に目撃され窓付近でもみあいになる。
パーティの一件で監督を恨んでる使用人は、窓から監督を突き落とす。
と、こんな極論も成り立つ気がする。(俺はそうは解釈せんけど)
こうゆうグレーゾーンの解釈を観客に委ねるところに
この映画の奥深さがあると思う。
285 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 03:32
>>281 <男性の喉のカット・・・
あれは神父さんのカラーを映してる
いわゆる聖職者の証しのようなもの
それにリーガンがどう反応する?というカットですね。
286 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 03:34
エクゾシストでわけ分からないのは、カラス親父がどこに登場したかだな。
ラジオの解説では確かにそう言っていたのだが…
287 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 04:01
上にも書いた様にグレーゾーンの多い映画だから
全てを解りやすく解説なんて、凡人の俺にはとても出来んわ、すまそ。
書いても所詮、俺の個人的解釈にしかならんし。
ラストの神父の襟のカットはDVDで解説してたよ。
フリードキン曰く、リーガンの記憶の片隅にカラス神父の面影が
焼き付いているとのではないか?
それであの襟もとを見てを無意識的に亡き恩人を
連想し唐突にキスするのではないか?
フリードキンですら明言はしてない(出来んのかも)藁
288 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 04:35
アクセサリーが階段のことに落ちてたのはカラス神父が
身につけていたのが、千切れて飛んだのでは。
アクセサリーの意味については襟と同じくDVDで解説あったね。
289 :
288:2001/05/10(木) 04:38
言葉足らずっぽいので蛇足。
監督に拠ればあのアクセサリーは「信仰」の象徴なんだそうだ。
290 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 10:07
「CUBE」という映画で、数学少女が「ワナのある部屋」の
判別方法を発見するが、俺は理系のくせしてその意味がよくわからなかった。
最初は「数字の中に素数があれば、ワナがある」ということで、
数学少女は数字を見て「素数があるからワナがある」とか言って進んでいく。
しかしそのうち、「素数がないのにワナがある部屋」が。
数学少女は、「素因数の数」まで考えなきゃいけないということに気付くが、
「素数の数なんてわからない!」と言う。
ん? それまで素数判定ができてたんなら、素因数分解できてたんでは?
まさかMillerとかで判定してたんかな? 命かかってるのに……。
字幕では3桁ずつの数として読み上げてたが、あれは9桁だったんだろうか。
だとしたら確かに暗算じゃ素因数分解は時間かかるが、
だったらそれまでの素数判定だって暗算じゃ無理だ。
いったいどういうことなのかな?
291 :
264:2001/05/10(木) 13:03
>270 なるほど、略奪者防止でしたか。全然気づきませんでした。ありがとうございます。
それにしても「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のときのゾンビたちはえれえ力持ちでドアとか破ってたのに「ゾンビ」だとあんなに集団でガラス1つ割れないってのはなんなんでしょう?
>>290 俺は数学さっぱりだが・・・理系のあんたに分からんことがここで分か
るとは思えん。多分あんたが正しい。
映画作ってる奴もよくわかってないんじゃないかな?
あのアホが天文学的数学者だったって落ちが作りたかっただけでは?
基本的にカルト的な映画好きなんだが・・・因数定理もよくわからん
自分にはきつい。キューブシリーズはこの後いくつか出たがどれも
つまらなんだなー。
>>291 それは確かに・・・突っ込みどころだな(w
ギャングの腹裂く力があるんだからガラスくらい割れるだろーって感じ
かな。よっぽど硬い強化ガラスだったのね。ただのショッピングセンター
なのに。
293 :
270=274=277:2001/05/10(木) 14:51
>>291 確かにそれはフォローが難しいですな・(藁。
一作目、ニ作目、三作目でゾンビの戦闘力は随分違うようです。
一作目は妙に破壊力があるし(タイマンで人間に勝てたり、板を破ったり)
三作目はやたら素早いし(w
二作目が一番よわっちくて好き。(でも最後には勝つ)
無理矢理こじつけるなら
「地域によって例の宇宙線のふりそそいだ量が違っていて
この地方は幸運にも少なかった。だからゾンビも弱くてのろい。
そしてガラスも強かった。」
ってところでしょうか?(苦)
294 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 18:44
最近ビデオになった「完全犯罪」って映画なんですけど、ラストの意味が良くわかりま
せん。何故騙されて札盗まれた友人は引き下がったのか。女は結局どういう気持ち
だったのか。よろしくです。
295 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 21:05
>>279 カラスの飼育は多分一回見ただけで完璧に理解できる人はそういません。
わたしは3回くらい見てやっと判ったかなー…。
時制がごっちゃになっているしジェラルディン・チャップリンが2役やってるし。
この映画は成長したアナが少女時代を回想するというストーリーで、
さらにその回想もアナのお母さんが死ぬ前と死んだ後との時間が入り組んでいます。
死んだお母さんの幻が出てきたりいろいろと判りにくいですねぇ。
うまく説明できませんでした。
具体的にどの辺が理解に苦しむのか、というのがあればわたしにわかるところなら
他にもお答えできると思いますが…。
わたしは好きなんですけどねー、この映画。
296 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 21:32
カルネ!
素直にわからん。
297 :
279:2001/05/10(木) 23:21
>>295 解説ありがとうございます アタシはカラスの飼育嫌いじゃないです
映像とか 出てた子供とか見ててイイなァとは思ったんですけど
どうも理解できなくて悩んでました
なんとなくですが解りました また数回みてみます
298 :
名無シネマさん:2001/05/10(木) 23:54
この間『ツィゴイネルワイゼン』を観たのですが、
最後は結局どうゆう意味なのでしょうか?
299 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 00:03
>288
281が質問しているのは、キンダーマン警部が石段で拾った
粘土細工のことだと思うよ。
あれは多分リーガンの手作りだろうけど。
実際似たような粘土細工が居間にたくさん飾ってあったし。
300 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 00:27
>>298さん
ええっとですね、清順スレでも同じこと言ってた人がいましたが。
この世には「あれこれ解釈すること自体が野暮」というタイプの作品が
たしかに存在しておりまして、
『ツィゴイネルワイゼン』も間違いなくその手の映画なのではないかと。
あなたがあの映画を観て、あなたなりにいろいろ感じたことがきっと
あったでしょう? それをそのまま胸に刻みつけておけばよろしいのですよ。
ラストのあのセリフにしても、言葉どおりに受け取って全然かまわない、
それでオッケー、と思われます、ええ。
ちぢこまった論理的解釈はかえってあの映画の魅力を減じてしまう気が
致しますゆえ。
お気に障ったならごめんなさいね。
(あ、スレの趣旨に反してますねスマソ。sageます)
トホホ、sage入れ忘れましたスマソ・・・。
>299
288です。うわ、間違えてました。お恥ずかしい。
ご指摘ありがとうございます。
メダルの方は階段に落ちてたんじゃなくリーガンがもぎ取ったんでしたね…
粘土細工は私もリーガン作と思います。
303 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 00:53
「エクソシスト」の疑問
・リーガンの枕元に十字架を置いたのは誰?映画監督?
・壁に張られた「TASUKETE!」の文字は何?単なるお遊び?
304 :
名無シネマさん:2001/05/11(金) 08:11
んじゃ、おいらも「エクソシスト」の疑問。
「エクソシスト」のラストに窓から飛び降りた神父が
「エクソシスト3」ではぴんぴんして登場するの何故?
ブラッツィの正式な続編のはずなのに変じゃない?
305 :
名無シネマさん:2001/05/12(土) 02:28
>304
カラス神父=幽霊or幻想的な存在
という感じの描き方じゃなかった?
俺はあまり気にならんかったな。
306 :
スーさん:2001/05/15(火) 00:37
age
307 :
2001:2001/05/15(火) 06:51
>>221-224
まれに見る出来。2chでこんなものを見るとは!!
朝っぱらから感動しました。
面白すぎる解釈だけど、でも同意はしない。
あの映画が、「猿から人へ、そして人から「天使」へと向かう人間という種の
進化の歴史と未来」を描いた凄まじいスケールの映画、という前半は完全に同意見。
HALの発狂はもっと単純に考えればいいのでは?
つまりHALは機械である。機械=物質。
HALは機械だから嘘をつけない、嘘と言うのは飛躍とも言い換えられる。
HALは飛躍できない=物質は飛躍できない。
だがボーマンは人から「天使」(スターチャイルド)へと大きな進化(飛躍)
を遂げようとしている。HALはいくら人間に近づこうと、物質である以上
ボーマンの飛躍(進化)を許容できない。
つまりHALはボーマンが捨て去ろうとする人間としての枷(肉体・物質)
の象徴であるからこそ、ボーマンは戦って、彼を殺す必要があった。
あなたが書いたように猿が進化の為に犯した破壊が繰り返されるわけです。
原作者クラークは仏教にシンパシーを感じる人らしいから、彼の描く進化とは
物質・肉体的なものではなくて精神的な悟りに近い物なんだと思うんですよ。
で、結果として彼はHALとの戦いに勝った=肉体を捨てた。そう考えれば
後は簡単で、まばゆい光というのは仏教では悟りが開かれるときに訪れるもの
だし、死にゆく老人のイメージは、彼の肉体が死んでいくイメージなわけです。
ボーマンの肉体が死に、彼の精神は宇宙における新しい存在として
新生児のイメージで描かれる。
僕はこう考えて納得いったんですが
みなさんはどうですか?
308 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 08:11
「アメリカンビューティー」のお隣さんの
何も喋らない無口なお母さんは一体なんだったんでしょう?
意味が分からないので教えてください。
309 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 08:45
アイアンジャイアントの最後
「キミ、ココ。ボク、イク。ツイテクルナ。」
は最初出会ったとき少年が巨人に教えてたセリフ
こうゆうのに脚本のセンスを感じるなぁ
310 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 08:46
ニーチェの”神”と「超人」思想の関係の意味わかってのかな。
とか思ったらエラン・ヴィタル(生の飛躍)まで出てくるし。(ベルグソン?だっけ)
でも好きな映画を深読みすると楽しいよね。
自分的には「2001年宇宙の旅」は進化解釈のメタファーとしても
ちょい古臭いというか、王道すぎて深読み欲求がわかない。
他にユニークな進化メタファーな映画ってないかなぁ。
311 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 09:13
オールアバウトマイマザーって
「母は強し」っていう解釈でいいのでしょうか?
なんだか他に言いたいことがあったような気がしてならないんです。
裸のランチ、意味わからん。
313 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 14:56
>>307 ユニーク!な意見ですね。
ただキューブリックとクラークは映画制作にあたって意見が合わなかったって
聞きました。映画と小説は別物だと思います。
映像の印象で感想を言うとスターチャイルド=天使には私には見えなかった。
221-224さんの言う「辛さ」の方がしっくりくるかなあ。
地球のモノリスではお猿大興奮、
月のモノリスでは宇宙飛行士がバタバタ倒れてた・・・
っていうは進化を促す意志(221-224さん流に言えば『神』)としては
なぜ違うの?っていうのが疑問です。
>>310 すみません、ニーチェ、ベルグソン、読んでません。
エラン・ヴィタルに至っては名前も知りませんでした。
ガイシュツですが「ブレードランナー」とかかな。
強いて言えば「マーズアタック」。
314 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 15:33
315 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 15:35
>>290 難しい数学の問題を解かないと先へすすめないと思っていたが、
実はもっと難しい問題ということが判明して、途方にくれていたら
バカがそれを解ける天才だった・・・という位の解釈でOK。
作ってるほうも真剣に数学なんて知らないよ。いちいち考えんな!
>>296 ロリコン親父が自分の娘に欲情。あるとき娘に手を出した奴がいるって情報に
カッとなって、全然関係無いやつの顔面にうっかり出刃包丁を叩きこんでしまう。
何もかも失ってしまうけど、デブババアに拾われてとりあえず性欲の捌け口は見
つかった。めでたしめでたし。(カノンに続く)
>>307 親父の性癖に気がついていてノイローゼ気味。
>>311 母親の前にひとりの女として。
316 :
名無シネマさん:2001/05/15(火) 15:57
>>308 大した意味は無いと思うけど、あえて言えば、
あのお母さんは精神的に病んでいたんでしょう。
隠れゲイの夫とは夫婦関係が上手くいかずああなったのではないかと思います。
また、この映画は現代のアメリカ社会が抱える様々な問題が描かれているので、
あのお母さんも現代の病んだアメリカを表す一つとして、
あのような人物にしたのではないかと思います。
317 :
307:2001/05/16(水) 00:41
>>310 そうでした。興奮して書いたのでニーチェのことを忘れてた。
神とか天使とか飛躍とか、それ自体重要な意味を持つ言葉を
不用意に使うのはよくなかったですね。反省してます。
つまりビィタルはあなたの考え過ぎです。
この物語は人間が「神的な」存在になると言う物語だから、
当然キリスト教的な、神と人の断絶、という構図は否定されて
いると思います。キリスト教的神が死んだ後、それに取って
代わるのはスターチャイルド=超人ということで、ニーチェ
とも矛盾しないでしょう。
それと確かに、書いていて思ったんですが、この映画今では少し
古臭いですね。メタファーとして。最初見たときは衝撃だった
んですが・・・。でも他にこういう映画となるとなかなか思いつか
ないですね。二番煎じが多くて。
>>313 そうそうそこは僕もわかりません。なぜ最初にコンタクトした
調査隊は死んでしまった(?)のか。
>>221-224の文脈で
考えると、スターチャイルドになるには個体としてふさわしく
なかったということなのかな?
それと上でも書いたけど「天使」は僕がイメージで適当に使った
言葉だから気にしないでください。
>>314 元ネタはご存知ですか?よければ教えてください。
318 :
なまえをいれてください:2001/05/16(水) 00:56
バックトゥザフューチャーのデロリアンは
BC9999〜AC9999の間しかタイムトラベル出来ないんですか?
319 :
ドク博士:2001/05/16(水) 01:04
320 :
名無シネマさん:2001/05/16(水) 01:05
トトロにはどうすれば会えますか。
>>320 おかあさんが隔離病棟に入っていることが原則
未来世紀ブラヂルだが・・・。
あれは夢まで管理されていました。というオチとも取れるし、
夢でもその中を生きれば現実ですというSFの王道ともとれる。
どっちにしても、制作意図はそんな解釈の内側には転がってない映画だとおもうけど
324 :
名無シネマさん:2001/05/16(水) 01:50
>322
その点は大丈夫。しっかり本物の七国山病院に入院してます。
325 :
名無シネマさん:2001/05/16(水) 02:15
326 :
名無ジンネマンさん:2001/05/16(水) 02:22
未来世紀ブラジルって
ジョイスの「フィネガンズ・ウェイク」を読むと
素晴らしくスッキリと理解できる。
あとタイトルの仕掛けに気付いた人、いるかな
327 :
名無シネマさん:2001/05/17(木) 06:42
age
328 :
名無シネマさん:2001/05/17(木) 07:06
フィネガンを読んですっきりできるやつがいたら教えて欲しいもんだが
329 :
名無シネマさん:2001/05/17(木) 12:58
330 :
名無シネマさん:2001/05/17(木) 13:23
未来世紀ブラジルについては「ギリアム・オン・ギリアム」を読もう
331 :
名無シネマさん:2001/05/17(木) 15:25
おれは大監督萩生田です。
おれも青山さんみたくなりたいっす。
評論家としてもデビューしますです。
この板読んで大人になるっす。
332 :
294:2001/05/18(金) 18:50
>>294 誰か教えて下さい!!!!
あと、「レッサー・エヴィル」のラストの意味も。
「どうせ殺すんだったらこっちの方がいいか。」という解釈で良いでしょうか?
333 :
名無シネマさん:2001/05/18(金) 19:03
334 :
名無シネマさん:2001/05/18(金) 19:19
「フェリーエの81/2」だっけ?全然意味がわからなかったんだけど・・・映画史上に残る名作だと聞いたんで見てみたんだけど、だれかこの作品のストーリや意味がわかる人、くわしく教えてくださいお願いします。
335 :
名無シネマさん:2001/05/18(金) 19:29
「愛と哀しみのボレロ」
さっぱり、意味わからん?
4つの話?を同時進行でするな!
しかも長い、3時間越え
336 :
真性厨房:2001/05/18(金) 23:24
タイタニックの婆さんが意味不明
337 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 00:41
338 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 00:43
>334
ネタに詰まった映画監督が2時間悩んだ挙げ句に開き直る。
そしてやっつけ仕事の駄作がまた一本世に出るのであった。
339 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 09:52
>>338レスありがとう。ストーリはわかったけどなんでこの映画がもてはやされてるのかがわからない。オナニー映画にしか見えなかったんだけど・・・なんでこの映画が評価されているのか教えてください。ゴダールの映画と同じ理屈で評価されてるんですか?
340 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 10:15
おれは大監督萩生田です。
おれも青山さんみたくなりたいっす。
評論家としてもデビューしますです。
この板読んで大人になるっす。
341 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 13:59
>>317 yahooで2001年宇宙の旅で検索すれば出てくるよ
342 :
名無シネマさん :2001/05/19(土) 14:15
遅レスですが「ナインスゲート」のラスト、
主人公が扉を開けてどこかへ逝ってしまうシーンは、実際にどこか逝ったんじゃなく
オカルト的な寓意なんじゃないかと思います。
つまり、映画の最初の方ではただがめつい古書ブローカー(で、いいのかな…)だった主人公が
物語が進むにつれて「ナインスゲート」の謎にのめりこんでいき、
「挿絵を全て揃えたら何が起こるのか」という知識欲に取り憑かれて高額報酬なんかどうでもよくなり、
最終的に人を殺してまで挿絵を全て集めるに至った主人公の状態を
「扉を開ける」=ある一線を超える、という比喩で表したのではないかと。
以上が私の解釈なのですが、見た時にゃ「え、これで終わり?うそーん」って思いました…
343 :
338:2001/05/19(土) 15:26
やーどっちかっていうと鈴木清順的に評価されてるんだと思う。
イマジネーションの広がりを楽しむって見方もありだと思うし。
だから「道」に感動してフェリーニの他の映画おっかけ始めた人がみんなとまどっちゃうんだけどね。
344 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 21:44
女優霊。
主人公の小さい頃の記憶は一体なんだったんだ?
んで主人公はどこ行っちゃったの?
345 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 21:56
イン・アウト…
つまり…キャメロンの「恩師はゲイ」発言は
あの時点ではただの勘違いだったんだな?(笑)
途中までキャメロン自身は別の意味で言っていたのを
世間が「ホモ」の意味で受け取っちゃったのだと思っていて…観ていて混乱した(笑)
346 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 21:59
ティム・ロビンス主演の「ジェイコブス・ラダー」。
これはベトナム兵が戦場での自分の死を受け入れるまでの
葛藤を夢のように描いた映画。幻覚とも言える妄想の中で
医者に死を受け入れろと言われ、それで苦痛から解き放たれ
ベトナムの戦場病院で死ぬ。
この映画はとにかくサイコチックに描かれている。町中の人混み
の中にさりげなく人のように見えるマネキンがおかれてたりする。
ジェイコブという名もヤコブの英語読みであり、ジェイコブス・ラダー
というタイトルも聖書に由来している。
ちなみに、関係ないけど、子役でマコーレ・カルキンが出ている。
347 :
名無シネマさん:2001/05/19(土) 23:28
あぎぇ
幻想シーンをそう見せなく撮るのは難しいのう。
349 :
名無シネマさん:2001/05/20(日) 01:14
>>339 要するに、なんらかの創作活動してる人達に
「あ〜!分かる!!その気持ち!!」って事で
かなり評価されてるみたいですけどね。
で、そういう連中が褒めるから、一般的にも
評価が高い様に思います。個人的意見ですが。
ちなみに凡人の私は、この映画を見て
「はよ映画撮れや!!」とイライラしたわ。
350 :
名無シネマさん:2001/05/20(日) 01:24
>>344 つまり子供の頃から呪いの発動の兆候があらわれていたということ。
主人公は女幽霊の呪いであの世に行きました。
>>345 マット・ディロンはケヴィン・クラインがゲイだってことを見ぬいてました。
知らぬは本人ばかりなりってことを公にされたことに始まるコメディなのです。
351 :
名無シネマさん:2001/05/20(日) 01:52
>>350 ありがとうー,
意味わかっても,やっぱ怖いや女優霊。
>>221-224は
>実にこの映画は、人類の「最初と最後の殺人事件」を描いたことになる!
とゆう一節を言いたいがために、他のいろんな部分をこじつけまくってると思われ。
353 :
名無シネマさん:2001/05/20(日) 03:21
でも殺人事件云々と関係ない前半はよくまとまってる
と思います。
>>341 ありがとう。
354 :
名無シネマさん:2001/05/21(月) 05:07
「孔雀」、皆さんあれ分析求む!
いろいろ意見聞きたし!
355 :
名無シネマさん:2001/05/21(月) 05:20
「レオン」を見終わった後、意味がさっぱりわかりませんでした。
誰か教えて
>>355 つまりベッソンはグラン・ブルーで終わってたということ
357 :
名無シネマさん:2001/05/21(月) 06:02
358 :
355:2001/05/21(月) 06:25
>>356 あっそういうことか。
解り易い説明ありがとうございます。
359 :
名無シネマさん:2001/05/21(月) 10:19
でもジャンヌ・ダルクで復活したけどな。
>>359 というより、開き直りをエスカレートさせた。
好みの娘をひたすら映すというだけのレベル。
歴史的重みはない
>>355 激しく同意
ヤツにはこれ以上映画は作らせてはなんねェ
362 :
名無シネマさん:2001/05/21(月) 14:12
ベッソンて広末調教したの?
363 :
俺は関西語しか知らん:2001/05/21(月) 16:43
すんまっせん
「ピクニック・アット・ハンギングロック」をごらんの方多いと思うけど
どう言う見方をされたか、単純な感想でもいいんですけど教えてもらえんでしょうか?
映像は綺麗だし、美少女はすごく好みだったし、嫌いな映画ではないんですが
果たして俺の見方以外の見方は?ってのが知りたくて
364 :
名無シネマさん:2001/05/21(月) 21:40
「孔雀」は?俺からも頼む。
365 :
律:2001/05/21(月) 23:18
>名無しシネマさん、
「ナインス・ゲート」ですが、あの女の人は結局誰なんでしょう?
最後、主人公はあの9つの絵を揃えてなにをしたのでしょう?
それで、最後9枚目の絵が本物じゃなかったということで、
「なんとか兄弟」が持っていたのは何故でしょう?
「え?これでおわり?」と思ってたので
ちょうど書き込みを見つけて書いてしまいました。
366 :
lain:2001/05/22(火) 03:23
>>195 うんとねえ。モーツアルトさんは病死。サリエリおじさんは
モーツアルトさんに鎮魂歌を書けー書けーと脅しをかけつつ
モーツアルトさんがもうすぐ召されることを御存知だったの。
モーツアルトさんが晩年ぼろくそになって書き上げた鎮魂歌は
とってもすばらかしい物だったのですが、あーぱーのモーツアルトさんには
その頃もうお金も名声もでんでん無かったですよ。
一方サリエリさんがやりたかったことというのは
『名声の中で惜しまれつつ逝くモーツアルトヘ
親友のサリエリが送る最高の鎮魂歌の演奏』。
モーツアルトが作ったやつを自分が作ったって言おうと思ってたのね。
でも実際モーツアルトさんがぶち込まれたのは共同墓地。
壮大な葬儀も彼の死を惜しむ観衆の嘆きもその観衆の前でするはずの
すばらかしいサリエリさんの鎮魂歌の演奏もおぢゃんでした。
サリエリさんのたくらみはでんでんだみでした。って事。
そして彼は才能のないまま長生きして精神病院で頑張ってます。
わかりにくいなあ。。。
367 :
名無シネマさん:2001/05/24(木) 02:22
「ガンモ」について
この映画を見た人なら分かると思いますが
全体に「絶望感」を漂わせています。
かわいいウサギが、タバコ吸って 唾吐いて ネコ殺す
ウサギという純粋無垢な存在が、罪を犯す
その事をスクリーンに写した時
観客は「絶望」を感じる。
「エクソシスト」における少女が「ガンモ」のウサギなのです。
演出に、家庭用カメラを用いた事の意味
それは、観客にも そこにいるかの様な感覚をすり込む為でしょう。
劇中の人間同様の絶望感を感じてもらう為の演出。
この映画のおける感動とは
外にあると言えます。
映画を見終えた後の絶望感から、立ち直ろうとする自分
その時生まれる感情、それは「希望」でしょう。
この映画の、本当に伝えたかったものとは「希望」なのです。
ただ、この映画の敗因とは
パンチが弱く(刺激に慣れてしまってか)絶望を感じるまでに
至らなかった事と言えますね。
368 :
名無シネマさん:2001/05/24(木) 02:23
BSでケビン・ベーコンが歌ってる
369 :
名無シネマさん:2001/05/24(木) 02:29
>>365 ナインスゲートは原作を読むことをお勧めするよ。映画より遙かにおもしろいから。
で、悪魔信仰にかぶれた大学教授は本気で悪魔を召還しようとしたが、「失われた王国に至る九つの扉」
の一冊は、あの兄弟の贋作だったので、召還は失敗だったと。
彼女の正体ははっきりとは示されませんが、おそらく天使なのでしょう。
370 :
名無シネマさん:2001/05/24(木) 09:22
地獄の黙示禄で、カリスマのハゲを殺した大佐は
あの後どんな気持ちだったの?
あと、ハゲが言ってた「恐怖」って何の事?
371 :
mercilavie:2001/05/24(木) 10:23
>>365 ナインスゲート<ネタバレ>
私はあの女性をサタンそのものだと思ったのですが。結局サタンは、
自らを求め崇拝する者(ここでは黒魔術狂の大学教授やコレクターの未亡人)
ではなくて、意図せぬまま魔力に惹き込まれる主体のない主人公を
後継者に選んだという話では?
大学教授が未亡人を絞め殺すのを止めに入ったコルソを、彼女は制止した。
「これまでの殺人事件も、彼の仕業だと証明できるから」といって。
彼女が主人公をたびたびピンチから救うのも、自分が目をつけた人間を
失いたくないから&自分に魅入らせ依存するように仕向けるため。
結局コルソは始終いきあたりばったりで、彼女の言いなりだったでしょう。
372 :
名無シネマさん:2001/05/25(金) 01:46
373 :
名無シネマさん:2001/05/25(金) 01:52
去年マリエンバードで
男:やったよね。
女:やってない。
374 :
名無シネマさん:2001/05/25(金) 02:04
ユリシーズの瞳
教えてくれ
リシーズの瞳
375 :
名無シネマさん:2001/05/26(土) 18:21
>>363 おれにとってはクズ映画。
あの宙ぶらりんなラストには参った。余韻などというものではない。
「解決しろよ!」と叫んだのはおれだけか?
376 :
名無氏ネマさん:2001/05/27(日) 13:21
「回路」観たけどよく分かりません
武田君の説明したことだと
それぞれのキーワード(開かずの間など)は回路のどういう素子を
表しているのでしょうか。よくわかんねぇーや。
377 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 13:29
コーエン兄弟の「ブラッドシンプル」
全然意味わからん
あの探偵はなにがしたかったの?
378 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 13:56
恥をしのんで聞きます。ライフ・イズ・ビューティフル」で強制収容所で再会した軍医が出した
なぞなぞの答えがよく解りません。教えてください
ネタバレちょっとあり
>>377 依頼通りに「二人」を殺すと、動機を持ってる旦那との繋がりで、やがては自分に捜査の手が伸びる可能性がある。
↑の二人を殺した事にして、旦那「一人」だけを殺せば、動機を持つ浮気相手に捜査の手が伸びて、
直接動機の無い自分は、まず安泰である。これで安心。
ところが○○の無いことに気付き・・・って話でしょ。
そういうことが知りたいんじゃなかったら、ゴメン。
>>379 どうもです。
あのラストシーンには何の意味があったんですか?
381 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 23:05
ファイトクラブ観たけど、結局何が言いたかった映画なんでしょう?
あと、ラスト頭ぶちぬいたのに、なんで生きてるのでしょう?
他に、主人公達の居るビルも爆破されたのでしょうか?
ちょっと(かな〜り)分からないんで、よかったら教えてください。
382 :
名無シネマさん:2001/05/27(日) 23:24
マグノリア。結局みんなどこかで繋がってるってこと?それだけ?
383 :
ななし:2001/05/28(月) 00:08
走れイチローを解説してください。
384 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 00:11
>>382 意図がわかんないってこと?それともストーリー自体が
わかんないってこと?恐ろしく簡単に言っちゃうと・・・
みんな繋がってたってことだろうね。
385 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 00:22
違うな
386 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 00:41
ファイトクラブの日本支部ってやっぱTBS系の?
387 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 00:53
>>381ごめん、そこらへん俺も頭悪いからわかんねぇ
>>386多分そうです。竹原が日本版タイラー・ダーデンです。
388 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 01:12
>>382 以前にパンフの抜粋がこのスレに載りましたが、私なりの解釈を。
主要な登場人物はみな、敗北者であるか、敗北者になりつつある。
それが、物語のクライマックスに「あの事態」が起こることで、
彼らのうちの何人かの人生はわずかに好転する。
根本的に彼らは問題を内包したままですが、「あの事態」は確実に彼らの人生を変化させた。
「あの事態」が何によって引き起こされたのか?
「マグノリア」においては、その問いは無意味だ。
オープニングで説明されているように、偶然に見える事象は偶然とは言えない。
必然の積み重ねの当然の帰結として、偶然的な事態は起こる。
「あの事態」はなんの解決でもオチでもありません。
登場人物たちは依然として問題を抱えたままで、そのまま人生は続いていく。
どうしようもない必然が積み重なる流れの中で、彼らは生きなくてはならない。
「マグノリア」は登場人物たちのドラマスティックな一日の切片にすぎない。
この映画は、彼らの単なる人生の切片であり、断片である。
あまりにもハード・コアな。
私自身が消化不良の部分があるので、中途半端な説明になりました。
柳下毅一郎氏のHPに非常に参考になる批評が載っています。一度、目を通すといいかも。
389 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 01:14
すれ違いかも知れませんが、お答えいただければ幸いです。
MY LIFE AS A DOGの最後のラジオから流れてきたボクシングの試合で
勝ったのは誰だったのでしょうか?
それとも夢の中の話しだったのでしょうか?
返答よろしくおねがいします。
>>388 書き直しながら急いで書いたので、文末の形式が無茶苦茶です。
かなり見苦しいですがご容赦、スマソ。
無駄レスですが、念のため。
391 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 03:18
マグノリアのラストは
天才少年の例を挙げると、世の中にある事は殆ど知り尽くしてしまって
逆に世の中ってこんなもんか、もう新鮮なものもないのかと思ってた矢先に
あのような出来事が起こり、
まだ自分にも知らない事は沢山ある、未知なる素晴らしい事はたくさんある、
そう思って、それまでくすんでいた少年のひとみは再び輝きだす→幾分悩み解消
まぁ簡単に言えば、そんなところだと思いますよ。
要するに、自分の悩んでいた事ってこんな他愛も無い事だったのか、
世の中にはこんな見た事もないおかしな出来事が起こってるというのに。
と、登場人物に思わせる事でどん底に思えた登場人物の人生に
救いのキッカケを与えたのが、あのラストのカエルなんだと思います。
ラストは冒頭の偶然とはまるで繋がらない奇蹟のようにも見えますが、
偶然も実は奇蹟であって、ラストのそれも冒頭の例あった偶然よりも
限りなく低い確率で起こるかもしれない偶然の出来事なのです。
392 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 03:25
「マグノリア」は人生いろいろあるな〜。っていう一言に尽きる。
393 :
名無シネマさん :2001/05/28(月) 03:29
皆さんに質問です。
「レイダース」のラスト、
幽霊みたいのがワーッと出てきて、みんな溶けちゃいますよね。
あれって、なんで溶けるんですか?
それと、目をつぶったら助かるってのも理解できません。
敵の中にも怖くて目をつぶった奴とかいなかったのかなあ・・・
>なんで溶けるんですか?
ナチ(悪)だから。
>目をつぶったら助かる
ナチ(悪)じゃないから助かっただけ。
395 :
スピルバーグ:2001/05/28(月) 03:38
396 :
名無シネマくん:2001/05/28(月) 04:33
蒸し返すようだけど「2001年宇宙の旅」
どうしても納得行かない事がいくつかあります。
1、ラストの惑星に辿り着いた時、何で宇宙船の中
の家具が昔っぽくなってたん?
2、飯食ってるじじいは誰?
そして1回立ち上がって辺りを見回したのは何か意味が?
キューブリックがボケてたんだろう。
>>396 とりあえず、過去ログの「2001年」関連のレスを一通り読んでみよう。
それで分からなかったら、「2001年」をもう一度観てみると良いかも。
それでも分からない、観られない、観たくないようだったら、
このスレにもう一度書き込むか、この映画のことは観なかったことにすることをお勧めする。
399 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 06:30
>>381 >>20-35と
>>83-91あたりにこの映画に関する解説が出ています。
主人公たちのいるビルが爆破されたか否かについては、
1.爆破見物用のビルだから安全
2.ラストの直後に爆破
3.全部嘘の話だから知らん
4.会社側がラストを無理矢理改変
のどれかでしょう。
私は部下の様子から1だと思います。
DVDのコメンタリーではどのような解説がされたのか気になります。
400 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 08:19
>393
あれは「神様の残りかす」みたいなもんなんだそうだ。神様の直言が入ってた箱だから、直視した
訳は恐れ多くてみんな死んじゃったんだと。聖書に関連した部分があるとか聞いた。
>381
あれは「現実はクズだけど現実を否定して安易な方に逃げる奴もクズだ」って映画だと思う。
主人公のいたビルは主人公が自分で爆弾解除してたよ。
401 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 10:19
>>400 ジャックが爆弾解除した後に、ダーデンがまた繋げたように見える
シーンがあるよ。カチッて音もする。
小説だと、
>>400の言ってる事がズバリだと思うけど、
映画ではそこまで明確にメッセージを込めてないと思う。
問題提起だけして、「さあ、どう思う?」と後は観客に委ねている様に思う。
402 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 16:50
マトリックスでよく分かりません。
モーフィアスを助ける為に敵地に乗り込んだ部分ですが
なんで主人公のネオ達は罪も無い看守達をバッタバッタと
撃ち殺し、蹴り殺し、ナイフで突き刺したりするのでしょう?
エージェント達なら分かりますが、看守達は扇動されているだけですし、
殺し必要がどこにあるの?と思いますね。特に最初の新聞を読んでいたやつまで
殺す必要があるのか理解不能です。あれではネオ達が悪役みたいだ。
403 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 16:53
404 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 16:55
>>402 俺もあれには引いたけど、あれって皆殺しにせんと
倒したエージェントが体を乗っ取りまくって厄介なんじゃないかな。
405 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 19:34
アゲ
406 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 20:14
スターウォーズで、ジャバがレイアに首絞められちゃったけど
あんなに弱いのにどうしていままでみんな怖がっていた?
407 :
名無シネマさん:2001/05/28(月) 20:30
>>406 弱いって誰も知らなかったんじゃないの?
408 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 01:04
「ワイルド・シングス」について教えてください。
結局、真の共謀者は誰と誰?
最後に、ビル・マーレー(でよかったっけ?ゴースト・バスターズの主人公の人)が、
ネーヴ・キャンベルに、「ルビーと○○○(忘れちゃいました。男性の名前)が100万ドル、
俺が手数料を取って、残りはあんたのだ」って言ってましたが、
ルビーって、ケビン・ベーコンと組んでた女刑事でしょ?
もともとは、ネーヴ・キャンベルが、ケビン・ベーコンに復讐するために仕組んだものだ、
って言うのはなんとなくわかったんだけど…。
どなたか教えてください〜。
409 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 01:10
>>399-401
爆弾を解除してまた繋げたビルと、最後に居たビルは違うっての!!
410 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 03:33
>>409で、結局あの最後にいたビルは爆発するんですか?
411 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 03:44
「ロストハイウェイ」が最初から最後までわからん。
リンチは俺には理解できないんだろうか・・・・鬱
412 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 04:06
>>410 しませんって。映画ちゃんと最後まで見ようよ。
>>366 決してサリエリは才能が無いわけじゃないんだよー
劇中ではアマデウスが輝きすぎてサリエリは嫉妬の鬼になってるけど。
なんかサリエリがあの映画だと無能っぽくてかわいそう。
415 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 09:25
416 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 13:24
417 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 17:40
>>410 原作だと爆発しない。「おそらく成功率の低いニトロとパラフィンの組み合わ
せで爆薬を作ったからだろう」とジャックの考えが書かれているから、映画でも
同じ事を思ってたのかも。
>>381 >>28がわかりやすいよ。
あれはジャックの成長を描いた映画。
前半のファイトクラブは『社会』に対峙する、つまり416が端的に言ってる事。
後半とラストの擬似自殺は、『自分のこうなったらいいな願望=タイラー』
にジャックが対峙する。
つまりタイラー(妄想の自分)がやったことを受け入れ、妄想(タイラーというソフト)
に頼らなくても自分自身で生きていける、ということ。
418 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 20:46
スウィート・ヒアアフターはとても難解・・・。
今でも「この映画が何が言いたいのか分かった!」って人はいないんじゃないだろうか・・・?
私にも全く分からない・・・。誰か教えてくれい。
そういえば主役のサラ、ラストの裁判の場面で顔ドアップのまま長く静止した時・・・
宮沢りえにそっくりだった。ちょっとびっくり。ユマ・サーマンにそっくりとも評判
だけどさ。
419 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 22:56
今日ビデオで見た「アートオブウォー」。
ラストあたりの展開がサパーリです
どなたか解説して下さいませんか
420 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 23:04
マグノリアは結局どの解釈が妥当なんだ?上にチラホラ見かけるけど
421 :
名無シネマさん:2001/05/29(火) 23:06
>>419 俺も知りたい。
アクション映画なのに複雑すぎ!
>>420 単なる一日に起こった出来事の話。
全体のオチなんてねー!
422 :
名無シネマさん:2001/05/30(水) 00:08
アートオブウォーは俺も分からないなあ
構成に難があるしラストあたりは変だよね、
予算の関係で急遽終わらす必要があった
=消化不良的ラスト、
となったような気にさせるほどワカランチンな展開
423 :
ホイ:2001/05/30(水) 01:02
●マイライフ・アズ・ア・ドッグ●
のラストのボクシングの試合について
前に俺も、この板で教えてもらったんだけど、
なんか北欧あたりで有名な歴史的試合らしいよ。
現地の大人にとっては、なつかしい子供時代の一遍である
っていう郷愁を誘うオチらしい。
424 :
名無シネマさん:2001/05/30(水) 01:19
適当なスレが無かったのでここにさせてもらいます。
先日WOWOWでファイトクラブを見たのですが、最後のシーンで
あそこにモザイクがかかってました。別に変な趣味は無いですが、
あれ劇場でもモザイク入ってましたか?
425 :
名無しチェット:2001/05/30(水) 01:20
「バートン・フィンク」
ラストで吹き出しちゃったんですが、
あそこで、笑っていいんですよね。
426 :
名無シネマさん:2001/05/30(水) 01:25
>>424 俺も知りたい。
劇場で見たけど、目を皿のようにして見たが識別できず。
427 :
378:2001/05/30(水) 03:09
誰か私の質問に答えてください。それともこれはネタばれになるのでしょうか
428 :
名無シネマさん:2001/05/30(水) 03:13
>>427 謎々の答えは用意されてません。要するにあのシーンは
ドイツ人にとって、ユダヤ人は謎々以下の存在・・・まぁ
あの軍医はそこまで思っていたかは不明ながらも、グイドの
状況に大して疑問も抱いてなかったのが、当時の状況を如実に
伝えている。
『ファイトクラブ』どこかで語ってるかな、と思ったらここで語ってたんですね。
あれって結局
>>417さんがいうように、二重人格のイカレた男が
強くなって別人格をぶっ殺して、新生ジャックとして
ビッチなお姫様と幸せに暮らすというお話なんだそうですね。
まあ監督たちがそういうんだからきっとそうなんでしょう。
でも自分的にそれじゃ納得行かないというか・・・。
ジャックが強くなってタイラーをから離れるとか言ってますが、
それにしてはジャックの「強さ」があんまり表現されてないんじゃないかなと。
だれかタイラーを殺すに至ったジャックの心の成長を読み取った人います?
私があの映画をみた限りでは、ジャックが理解したのは「タイラーは自分の
空想。タイラーは存在しない」ということと「自分はタイラー(自分)のしたこと
に責任をとらなくてはいけない」ということだけのようにみえました。
読み取れた方、ぜひジャックの得た「強さ」について教えてください。
どこの場面でどうやってどういう強さ(=ポジティブな考え方?
人生における発想の転換?)を得たの??
もしそれがなかったらタイラーを消したなんてあの一時だけで
後の人生も何も変わらないと思うんですけど。タイラーは永遠に消えない。
タイラーを空想だと理解するだけじゃ、タイラーを消す強さを
得た事にはならないと思う。
私はそれがわからなかったのでこう結論付けることしかできませんでした。
先でどなたか「映画だから」とラストを変えたとおっしゃってましたが、
本当にあのラストのつながらなさは、もう何とも言いようがないです。
あの「ファイトクラブ」はチャック・パラニュークの原作ラストがあってこそ
意味を成す作品だだと思うので「映画だから」とか「ハッピーエンドがいい」とか
いう理由で勝手にラストを変えられては、その前の物語自体が無意味になります。
逆に、エンディングとしてタイラーを殺してジャックとマーラが幸せに暮らす
という形をとりたかったら、もっと話の筋をいじるべきだと思う。
(ジャックがタイラーを振り切る様をちゃんと入れるとか、
あるいはタイラーとジャックをちゃんと離れさせるとか。
行動としてはもう離れてるから、そうじゃなくてもっと精神的に。
例えばタイラーをジャックからみて「偽善」にするとか。)
それをしないでラストだけハッピーエンドくっつけて
「うん、これはジャックが成長して人生の甘えから脱皮する物語だな」
って後解釈で体裁繕って「素晴らしい作品だ。これがヒットしなかったなんて
おかしいよ。世の中みんなみる目がないんだな。」っていう製作サイド。
もともとあの映画ファイトクラブのラストと本編(というか?前半というか?)
はつながってない。そんなラストを繋げようという事自体がばかげてる。
語るなら原作ラストで語るべき。つながってない映画のラストを
無理して繋げるなんて無意味です。
・・・ってゆーか今からでも遅くない。
ファイトクラブ、ラスト撮り直そうよ。
マジに。
430 :
名無シネマさん:2001/05/30(水) 03:29
>>428 御返答ありがとうございます。何か解ったようなわからないような・・・
確かにあの軍医はグイドの子と心配する素振りも見せませんでしたね
431 :
名無シネマさん:2001/05/30(水) 11:20
>>428 あの答えは「ユダヤ人」で、あの「なぞなぞ」はユダヤ人をバカにする物だって
聞いた覚えがあるんだけど。
432 :
417:2001/05/30(水) 14:54
>>429 原作もファイトクラブとスペースモンキーの切り替わりは似たようなもんだったよ。
ラストのタイラー殺しも同じくらい淡白だったし。(ただマーラが最後まで気付か
なかったのは大きいかも
個人的にはエピローグの部分まで忠実にやってほしかったけど、コメディにした
のは正解だったと思う。じゃああのラストがだめだったかというとそうでもない。
これほどラストが命の監督はいないし、ピクシーズが被る所で俺は痺れに痺れた。
それにあれが単純なハッピーエンドだとも思えないし、429さんが言うような形で
筋を変えたらそれこそ勧善懲悪な駄作になっちゃっただろうし。
「強さ」に関しては、ジャックが発砲する前に言った「俺は目を開けている」という
台詞があるね。確かに映画版は補足が少ない。
ただ原作もそうだけど、「強さ」というよりは自分は(タイラーではなく)自分でし
かないということに「気付く」という方が近いと思う。擬似自殺はそのくぎりだし、
映画版にはその後のジャックの心境が語られて無いだけ。まあ実際429さんがそう感
じなかったんだから製作サイドも何も言えないけどね。
総じて言えば、原作の徹底した部分と、映画のコメディの要素とはバランスが取れ
てたけど、フィンチャーの甘ったるさと、商業的な制約は足を引っ張ったっていうことだと
思う。そして俺は文を見直してまとめる必要がある、ということも言えるね。
ところで、最後に質問。スペースモンキーズはスターチャイルドのもじりってことでいい
のかな?
>>432さん
レスどうもありがとうございます。
ええと、ジャックがタイラーを殺したのは「強さ」じゃなくて
タイラーが自分でしかないことに「気付く」とおっしゃいましたが、
その「気付く」というのは「知る」ということではなくてもっと深い意味の
「気付く」なのでしょうか。タイラーは自分だと理解するのではなく、
タイラーは自分でしかない、ということを理解するんですよね?
もともとジャックは自分の生活に嫌悪を感じてタイラーという別人格を作り、
それに解放を求めたわけですよね?自分の作り出したもう一人の自分というのものは
それが自分の理想像にしろ、自分を慰めてくれる存在にしろ、そう簡単に離れることは
できないと思います。何かそれから離れる「きっかけ」っとなる出来事がなくては。
これを私は「ジャックがタイラーを離れるだけの強さを得る」と言いました。
私はそれが何処だったのかわからなかったんです。
確かに「僕は目を開いてる」というセリフでタイラーからの離脱を表現しているんですけど、
そのセリフ一つだけではどうも弱いというか、とんでるというか。。。
(ジャックが喫茶店でマーラに対して全てが事実だと認めて謝るところがありますよね?
エドワード・ノートンは、そこがジャックにとって全てが変化するポイント
だと言ってました。←でも私それ良くわからなった。泣。)
ジャックがタイラーは自分自身であることを知ったあともタイラーは消えません。
それはTRWビルのシーンでジャックが「どうして消えないんだ?」って言ってましたよね?
そこと引き金を引く「僕は目を開けている」と言う所にジャックの発想の転換がないんです。
テーマとか最後のオチとか「自分は自分でしかないことに気付く」
(つまりそれが強くなるってことですが)というのは確かに見方としては
そうですが、映画本編では欠落してるとまでは言わないまでも、十分に描かれてない。
だからどうしても、製作者側の主張が「何をかきたかったか理解はできる」
というだけで、きちんとは伝わってこないんです。伝わってこないってことは
テーマは理屈として受け取るという物でしかなくなってしまうというか。
そういうようにみると、やっぱりジャックが死ななかったのは、ハッピーエンド
のご都合主義としか。監督やノートンの言ってるように
「いい意味で原作を裏切って」いるとはとても思えない。
そこに至る経緯の描写なしに、新生したジャックだけをみて
「ああ、新生したんだな。タイラーがまぼろしだってことに気付いたんだ。」
といってるようにしか見えない。
タイラーがマーラを始末すると言うと、ジャックはタイラーにやめてくれと
頼みますよね。そこでロマンチストノートンは「マーラへの思いを自覚する」という
「正当な決め付け」をしてます。それまで何時間、延々と描いてきたジャックの理性、
優しさ、繊細さを考えたらむしろ、「人殺しはいけないことだ」「他人を危険に巻き込むのは
ダメ」とかいう感情から出たことという考え方の方が自然なのでは。
じゃなかったらあの喫茶店の"...Because what I've come to realize is
that I really like you, Marla"のとこ辺りでもっとちゃんと告白しとけ!と思われ。
そして、あの「酷評仕返し座談会@ファイトクラブを理解し得なかった低脳どもは逝ってよし」
みたいな音声解説を聞かされたら。。。ってまあ、勝手に聞いたんですけど。
「製作者サイド、そういうのってちょっとどうだろう?」ってかんじ。
(エドワード・ノートンがいるのでしょうがないと言えばしょうがない?)
ちなみに誤解なきように言っておきますが、私ファイトクラブ大好きです。
フィンチャー監督の映像のみせ方とかスゴイと思うし、ファイトのストーリーも
コメディの部分もかなり大好きです。エドワード・ノートンに至ってはハマリです。
アンチ・ファイトクラブではありません。
言うまでもないですかね、こういうカキコミしてること自体から考えて。
それと原作のラストのことですが、原作では映画ほど明確に
ジャックはタイラーを殺してないと思います。タイラーはマーラや互助グループの
人たちが来たから消えただけで、ジャックが「タイラー」を撃ったわけではありません。
(そのタイラーの消え方が淡白ですね。残念。)
原作と映画はジャックの撃った状況とか理由とか精神状態とかは少し違って、
原作の方が複雑。タイラーから離れる、離れないという選択以外に
撃つ必要があったことを書いてありますよね。
あと原作ジャックにこそタイラーは死んで自分は生き残るという意識があった。
ちなみに原作のエンディングはジャックがタイラー(自分)を撃つという所じゃなく
、むしろその後の3ページだか4ページだか、そっちのほうが大事なように
思います。
あ、あと429で私の言ったハナシの筋ということですが、
私もそのご指摘にはちょっと恥ずかしいです。スイマセン。(^-^;
でも製作側がああいう見方を提示している以上、
彼らの作ったファイトクラブも勧善ハッピーエンドに思われ。
あくまで「話の筋を通す」ということの具体例としてとって頂けたら。。。
別にそういうエンディングを望んでるわけじゃないです。
435 :
名無シネマさん:2001/05/31(木) 23:36
>>420-421
マグノリアについて。
物語性を拒否することがテーマの映画だったのではないか?
いわば、オチの拒否。
起・承・転が延々と繰り返される。
監督が意図したところは、そこにあったと思う。
436 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 02:27
ファイトクラブのビル爆破について議論している奴に一言。
冒頭のシーンを見てないのか?
最後にタイラー達がいたビルの地下が最後に争ってたところ
だろ!ちゃんとカメラが地下に入っていってゼラチン爆弾入り
のバンが出てくる。そして爆弾のタイマーは56:20で停止し
ている。(あの時点で他の爆弾は2:30)つまり再起動はして
ないってこと。これくらいはちゃんと見てたら解ると思うが・・・
私はビルの爆破議論には参加していませんでしたが
>>436さんがご存知そうなのでちょっと質問。
ジャックとタイラーがいたビルは(先で誰かが違うとか言ってましたが)
地下の駐車場に白いバンがあったビルですよね。TWRビルというそうですが。
それははっきりしてるんですけど、タイラーが2分30秒と言ったときの
あのタイマーを436さんは56:20で停止とみたんですか?
その56:20というのはどこから出てきたんですか?
現にタイマーがそうだった?
私の見た限りでは、ジャックが地下駐車場で爆弾を発見したのは残り25:58
解除したのが25:10でした。
だから「56:20という数字で止まってるからジャックは爆弾を解除した」
というのはちょっと疑問です。
まあそれはいいとしても、あの冒頭のバンのCG場面に映っていたタイマーは
02:45に見えました。(今手元に作品がないんでちょっと不安。。。
間違ってたらスイマセン。)進んでんじゃん、と。
それってタイラーの言ってた「2分30秒」にあてはまりますよね。
ここからではタイラーは自分達のいたビルも崩そうとしてたのかな
と思いますが、タイラーはともかく、スペース・モンキーたちもジャックも
今自分達が立ってるビルが爆発することは知らないようです。
スペース・モンキーたちは酒の用意してたし。ジャックについてはあの調子。
あのあとジャックとマーラ(& スペースモンキーたち)は死んだのでしょうかね?
でもカード会社が爆発してもあのビルは爆発しませんでしたよね?
その辺が疑問。
ってゆーかその前に、
先で数人の人が言ってた「タイラーが爆弾を繋げた」というのもちょっと謎。
爆弾について何もしらない素人の考えですが、「爆弾ってそんなに簡単なものなの?」と。つなげるのに。
だとしたら「外すならご自由にどうぞ。すぐ繋げるけどね。」ということになって
あんなにタイラーがジャック爆弾外すこと止めたり、怒ったりする必要なくなりますよね。
あと撮り方的に見ても、あの1カットでタイラーが爆弾つなげ直した
とみるのは難しいんじゃないかな?
もしあのちょっと下向いた体勢を不自然ととるなら、あれはむしろ爆弾の配線が切れてるということに対しての確認ととったほうが自然かも?
「カチッという音」だけではちょい不安定では?みせ方として。
・・・とかなんとか言ってますが、結局一人で考えてもわかんないんです。
その辺の謎を誰か納得させてください。頼む。
ちなみにDVDではその辺はノータッチだった。解説。
なんか細かいこと言ってスイマセン。・・・でもスッキリしない。
438 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 09:32
ファイトクラブって結局ホーリーマウンテンと同じで、さんざん興味を持たせておいて最後の最後に(あのてぃむぽのコマを挿入することで)
「これは映画だよーん(ニヤリ)」ってやりたかったんじゃないんですか。
まあ、ファイトクラブでは途中のロール交換の穴の説明が伏線にあるのでホーリーマウンテンよりも親切ですが。
439 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 10:18
>>436はタイマーを逆から見て勘違いしたと思われ。
冒頭のシーンのタイマーはたしかに02:45で止まっておる。
タイラーが地下で爆弾を再起動したなら、タイマーは進んでなければ
ならないので(いくらなんでも一秒以内に上の階に移動するのは無理)
爆弾が止まった時点であのビルを破壊ショーの見物席に決めたんでしょう。
というかどう見ても自殺するようなラストじゃないでしょあれは!!
最後あのビルも爆発するんだって解釈は初めて聞いたぞ(藁
440 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 10:39
>>439 だから主人公が爆弾止めた時間はもっと前だって。
よく見たらわかるけど最初のシーンは02:45>02:44とタイマーが作動
している(藁
まー、最初の台詞に連動してつい作ってしまったシーンなんでしょうなあ(藁
ちなみにあのビルは爆破されないと思うぞ。
15秒しかないのに「ガーゼ取ってきてくれ」って頼むか?(藁
441 :
417:2001/06/01(金) 13:24
後で訂正しようと思ったんですが話題になっているので。
・「ここは大爆発を見学する特等席だ」冒頭のシーンのジャックのセリフ。
・酒の用意をしていたスペースモンキーたち。
↓
最後にいたビルは見物用のビルであり、スペースモンキー達の集合場所
だったということ。ジャックが一回止めたビルとは違うから爆発はしない。
この問題はいいでしょう。問題は(まあ筋には全然関係ないけど)ジャックが
一回止めた爆弾をタイラーがすぐに繋げたかどうかですね。これは分らないですが
俺は繋げたと思います。あれは切断するんじゃなくて、はめるタイプの接続だったし、
カチッっとちゃんとはまる音がしてるし。(ちなみにタイラーが怒ったのは、ジャックに
解除されたということ自体に対して)
442 :
名無シネマさん:2001/06/01(金) 17:36
ディアボロスって、最後なんでアルパチがキアヌに変わるんですか?
あの結末ってよく分からないんですけど?
443 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 01:12
>>433 うーん、上げづらい(汗)。
とりあえず、事実確認がしたいんですけど
>やっぱりジャックが死ななかったのは、ハッピーエンド
>のご都合主義としか。
原作死んでました?ラストでは「ぼくは死んだ」の後に「嘘つき」とあり、
『天国』を『精神病院』(仮病)、『神』を『司法関係者』と勝手に読んだけど、
どうなんだろ。
あと生きる意思についてなんですが、映画の方が爆破しないことを予め知って
いるという点からみると、原作よりもやや映画の方が強い気がします。
映画の解釈に関しては、普通に観たら433さんの見方が一般的ですし、
それは製作側の力量の問題だと思います。要は必要なマーラ(高次の愛)がラス
トに欠けていて、不必要なマーラ(恋愛)が適用されたということでしょうね。
フィンチャーの得意分野を捨てて、わざわざ苦手な分野を採りいてる。多分
それをコメディかつライトに撮る自信が無かったんじゃないかと思います。
あと433さんの指摘される部分は逆に俺はいいと思ってます。w)
発想の転換について、食事シーンとマーラの始末に反撥するシーンについて、
原作のタイラーの消え方、原作のエピローグの有無←思い直しました、、、
別のスレがあればいいんですけどね。(座談会も酷評する雑誌もどうかと思う
ことについては同意ですけど。)
>>439さん
タイマー逆にみたのか!そうしたら56:20ね!なるほど。頭いい!
デジタルでみないとなかなかわからないですよね。。。
私も
>>440さんの言ったように、タイマーは45→44に動いてるように見ました。
・・・あれは単なる「間違い」だったんですかね??
でも製作側は作品作る上で全てのシーンを何度も検討してるはず。
作ってる間に必然的に何度も見直すことになるでしょ?
だれも矛盾に気付かず、つい作ってしまっただなんて
何か「それってどうだろう、製作者」って感じですね。・・・。
1カット1カット向こうとしては、もっと大事に見てるかと思ってた。
・・・ということはやっぱり、結論としては作ってる側があんまり気にしてない
ので考えるだけ無駄な作品、ということか?
でも単なる間違いにしても訂正ないとわかんないですよね。
話の筋に関わる結構でかい間違いじゃないですか。
事故のシーンのアホな間違いについてはちゃんと言及してるのに。
その辺どっかで語ってないだろうか。本人達が。
何かひたすら酷評の批判と、撮り方や映像の出来と、ジャックのを語ってる。
さもさもって感じで。誰もタイラーがかわいそうだって言わないのか。
ってゆーか、かわいそうなのは『ファイトクラブ』自身か。
「作品の反応には驚きと失望があったが、製作に関わった全ての人たちと
フォックス、この作品を好いてくれた人たちに感謝する」というとこが泣ける。。。
ええと、433です。(あと429,434,437,445とか)
原作のラスト。
ああ、あれは勝手に死んだと解釈してしまいました。。。
あれは死んでないんですね。417さんの見方なんか納得です。
きっとそっちのほうが正しいです。
なんか私の方がちょっと人間的にダメな考え方に陥ってるみたいです。
が、頑張んなきゃ。。。
あ、書き忘れた。私はあの「嘘つき」を
僕のチャクラは開かない
嘘つき
の嘘つきと同じ意味だと解釈してしまったんです。(^-^;
448 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 06:07
スレッドのタイトルをもういちど読みなおせ!
難解な映画を難解に解説してどうするんだ馬鹿ども!!
449 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 07:18
450 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 15:01
要は冒頭のシーンで、ジャックたちのいたビルからひとつながりでカットせずに
地下の爆弾を撮ったことが悪いということですね。
>>448 スレ違いだったね。でもどこが難解だった?
451 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 16:47
s
452 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 17:17
タイラーはジャックの父親役。
ジャックが成長した時点で用済み。
タイラーは最初からジャックに超えられる存在。
453 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 17:20
454 :
名無シネマさん:2001/06/02(土) 17:40
>>450 自己満足もいいが、もうちょっと自分の文章を客観視してみろ。
長文の時点で「解りやすく解説」とはかけ離れていることに気付け。
偏った意見でも
>>452みたいなのが「解りやすい解説」ってもんだろ。
>>453 ちなみに俺は依頼してない。
俺は自分の見た映画の内容くらいわかる。
>>454 多分解ってないと思うよ。誰かもわからないのに勝手に429だと決め付けてるし、
長文=解りにくい、とか452が偏った意見だとか言ってる段階でね。(まあそこまで
言わなくても文体だけ見ればわかるけど。)
私長文書いてた奴です。
自分の文読み返してちょっとわかりづらいかな、と反省かも。
言いたい事がなんだか伝わってないかんじ。
どうも短く簡潔に切るって苦手なのです。。。
というわけで映画版ファイトを簡潔に。
映画製作サイドの力不足。勘違い。不完全。つまり失敗。
・・・ということでいいかな?
結局誰も矛盾のない明確な回答を提示できてない。
457 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 00:40
458 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 00:45
どうでもいい!誰かディアボロスのラストを教えてくで〜いや、下さい
キアヌ=アルパチ?(謎
460 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 00:48
ガキ向けの映画をいつまで解説してんだ!
いいかげんにしろ!!
>>460 そう思うなら自分でさっさといいタイトル出して
解説始めればいいだろ?
いい話題だったらどんどんレス集まるんだからさ。
460は批判するばっかりで自分は何もしないやつの典型?
462 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 01:01
>>459 えーと、最後のシーン(顔が換わる)です。
なんで顔がアルパチからキアヌになるんでしょう?
話によると、悪魔の定義だそうですが。。。素人にはサッパリ。
463 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 01:18
464 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 01:38
ファイトクラブ簡単解説
ラストは人格統合。二重人格において片方の人格を破壊すると、
もう片方の人格も破壊してしまう事になる。
ビル爆破したい、女消したい+爆破止めたい、女助けたい=女を助けて、ビル爆破を眺めてる
466 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 02:59
[ライアー」だれか、解説してください。どんでん返しをラストで、
もう一回ひっくり返されて、犯人すらわかりません。
467 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 03:52
>>462 「悪魔のKISS」の最終回みたいなもんでは?
>>456 >映画製作サイドの力不足。勘違い。不完全。つまり失敗。
なんだそれ、そんな解説された者の立場にたってみろよ。
出来ないってんなら無理に解説しよーとするな。すっこんでろ!
>>468 お前「!」常用してるやつ?もしそうならバカっぽいからやめて。
ほんとに引っ込んでほしいならもっと頭使えよ。
>>469 こいつの言ってること、解りやすく解説希望(w
>>470みたいな白痴に、これ以上わかりやすく解説しても骨折り損だと思われ。
473 :
名無シネマさん:2001/06/03(日) 23:16
ギー・ドゥボールの映画を映画によって破壊する主張がわかりません。
ちゆうか状況主義自身がようわからん。
作品すら見たことありませんが、ビデオかされてるのでしょうか?
「」
474 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 05:33
内容自体は分かりやすいんだけど、その一部分で分からないところがあったので質問。
(2つともつい最近テレビでやってた作品なので覚えてる人も多いと思います)
1.「ザ・シークレット・サービス」
→事件も解決した後の最後の最後に、ちょっと小高いところでクリント・イーストウッドの肩に
レネ・ルッソが頭をもたれさせて会話してる後姿のシーンで、
イーストウッドが「茶色の鳥の方が白い鳥より早く飛び立つ」みたいなセリフを言っていて、
レネがなぜ?と聞いたら、「前に同じ場面を見たことがある」というような答えを言っていました。
この作品で、前にそんなシーンあったっけ?
もしかしたら違う映画と掛け合わせたユーモアなんでしょうか?
2.「絶体×絶命」
→マイケル・キートンが麻酔を逃れて、手かせを外してベッドから起き上がり、
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女医者)の喉元にナイフを押し当てて人質みたいにしてるとき、
アンディ・ガルシアが銃を床に置くが、その後ろにいた中国系の男(医者)がその銃を
M・キートンに投げ渡してすぐ陰に隠れるんだけど、なんでよりにもよってM・キートンに渡すの?
凶悪犯なのに、敵なのに。
475 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 06:19
>>462 キアヌが自殺することで、オヤジの呪縛から逃れたと思ったら、過去に戻って、観客に
「なんだ夢オチ?」と思わせておいて、実は、オヤジが時間を戻して、キアヌの籠絡の
やり直しだったんだって事。前回失敗したんで、別のアプローチで迫ったオヤジ、さて、
今度は成功するか?というところで終わる訳やね。
476 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 09:40
『パーフェクトストーム』
そういうわけで欲張り漁師さんはみんな死んでしまいましたとさ。
477 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 10:12
>>474 >1.「ザ・シークレット・サービス」
前に見たというのはダラスで見たと言う事なんじゃないかな?あのケネディ暗殺の時に
違うかな?オレもしかしたら映画「JFK」と重なってるのかも(w
>2.「絶体×絶命」
単純に「犯人対警察」の対決と考え無関係で犠牲者である(この場合)医者
(自分達)が犯人の要求通りにして一刻も早い開放を願ってでた咄嗟の行動
なのかもしれません、但し拳銃を渡す事でより多くの犠牲者を出す可能性が
あるとはあの時点で考えられなかったんだと思います
自分を傷つける者は確かに敵視しますが、この場合降って沸いたような災い
ですから自ら対立するよりも災いを避けたいと人は考えるんじゃないですか?
478 :
477:2001/06/04(月) 11:07
「ザ・シークレットサービス」
>>477の捕捉
今回(映画)の事件解決までは当時の記憶として常にケネディを守れなかった事しか頭に残っていない
しかし守るべき者を守った事で当時の情景を思い出すに至ったのしょう
彼にとってこれで一つの時代が終わり新たな幕開けとなるシーンだと思います
479 :
名無シネマさん:2001/06/04(月) 14:41
>>408 計画したのはネーヴ・キャンベル一人でしょう。
最後に言ってた「〜に100万ドル」の2人はネーヴ・キャンベルの両親でしょう。
あの法廷でうまくあの証言をするには弁護士をも買収しなきゃならんのでしょうな。
設定がネーヴ・キャンベル=IQ200になってるのでそれだけの頭の持ち主なら
楽勝でこれだけの計画を立てることができたということでしょう。
絶対絶命、ちゃんと観たことある人に質問。
あれってかなりカットしてたんじゃないか?
もともとの作品の方みてないんだが、前にテレ東でやった
「ニキータ」と並ぶくらい不自然だという感想をもった。
その辺どうよ?
解説じゃないのでsage
481 :
名無シネマさん:2001/06/06(水) 04:47
age
>>480 それほどカットしてない。オリジナル100分に対して、エンディング・クレジット抜きで93分放送だからね。
DVD持ってるけど、どこが切られてたか、あんまりわかんなかった‥‥のはオレが悪いんだろうが。
(エンディングも、あそこでカットアウト。
同時に、CCRの『プラウドメアリー』が掛かる。これがカッコいいんだけどなあ)
483 :
名無シネマさん:2001/06/06(水) 20:38
あげ
484 :
名無シネマさん:2001/06/06(水) 22:17
>>475 え〜「ディアボロス」って夢オチじゃなかったんですか〜?
>>484 夢オチって思ってる人結構いるみたいよ。そういう人達は大体評価低いです、この映画。
486 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 12:29
あげ
487 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 12:57
あのースネークアイズの赤い宝石は
何なんでしょうか?
既出だったらもうしわけない。
488 :
名無シネマさん :2001/06/07(木) 14:35
489 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 15:36
用済みになって殺され、コンクリート詰にされたボクサーがしていた指輪。
つまり、あの柱(だっけ?)の中にボクサーの遺体があるってこと。
490 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 15:44
489
>>487へ。
これが探してた答えになってるかな?
491 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 15:55
指輪してたのは女じゃなかったか?
492 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 16:00
ううん、八百長試合で負けたボクサーがしてたよ。
493 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 16:05
全然難解な映画じゃないんですけど「ブルースカイ」でトミー・リー・ジョーンズが
精神病院に強制入院させられた後一度彼はブッ壊れるんですがその後どういう訳か
普通に戻っています。意味がわかりません。あれは何だったんでしょうか?
494 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 18:21
;
495 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 18:25
>>492 指輪していたのは複数。多分主人公もしていた。
コンクリート詰めにされたのは女の方。
496 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 19:22
そうだっけ?女って誰?
497 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 19:38
498 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 19:42
499 :
名無シネマさん:2001/06/07(木) 20:31
赤いドレスの女って、もっとはやく殺されてたんじゃなかった?
私もボクサーだという記憶がある。
ああ、誰か確かめてくれ〜〜〜〜!!!
500 :
シックスセンス:2001/06/09(土) 19:26
コール少年のあの傷は、いったい何だったのでしょうか?
ビンセント・グレイは、何者なんですか?
おしえてください。お願いします。
501 :
名無シネマさん:2001/06/09(土) 21:22
少年の傷 → 霊障
ビンセント・グレイ → コール少年のようにシックスセンスを持っていたが、
単なる精神障害と思われそれなりの対処をしてもらえなかった。
大人になれば治るだろうとブルース・ウィリスに言われ、
いつか霊が見えなくなるんだ、と必死に信じて生きてきたのに
大人になっても治らない為、度重なる霊との遭遇、奇異な自分自身にこらえきれず、
自分の担当の児童カウンセラーを殺し、自殺した。
…これって、映画見てればわかる範囲のことだけど、
これ以上にどういうことが知りたかったの?
502 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 14:09
ストレイト・ストーリーは直球で面白かったですが、正直リンチがやってるという
のがちらつきました。シカのエピソードなんか特に。
斜めからの解説があるなら、聞いてみたいです。
503 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 14:20
ガイシュツだったらスマソ。
「審判」についてだれか説明してや
504 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 14:38
>>503 まずカフカの原作を読め
あとオーソン・ウェルズの「審判」の事をいってるならば
へそ曲がり監督が「俺ってカフカを深く理解できるインテリ
だぜ」という自己アピールに付き合わされてるだけなので
理解できなくてもよい。
505 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 15:39
シックスセンスで便乗質問。
なんであの子供は大きくなってブルースを殺しにくるの?
お互いの信頼を深めたんじゃないの?
506 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 15:52
シャイニングのラストの写真ぜんぜんわからん
507 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 15:56
時計仕掛けのオレンジ教えて
509 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 18:34
ヴィスコンティ監督の山猫
話の筋は分かるんだけどだから何?って思ってしまう。
深い意味を教えてください。
あとフランス映画のミミ
最後の教訓ってとこがいまいちわからない。
510 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 19:48
??あの子供って?
冒頭に出てくるビンセントのことなら、
>>501で説明されてると思うけど?
他に殺しに来た子供っていたっけ?
511 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 21:30
513 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 21:46
シックスセンスは、癒す方が実は癒されてた、、、そんなお話。〈了〉
514 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 22:38
>>509 ビスコンティの映画の難解さは、他の高名な監督の映画でみられるような
「難解」と種類が違います。
話などの表層的なものや、何を表現したいのか等は観客にはたいてい理解できる
ものかとは思います。
しかしその表現したいもの自体がちょっと我々庶民にはなじみのないものなんですね。
単刀直入にいうと「なんでこんなものを映画で描かなきゃいけないの?」と
いうことからくる「俺わかんないよ」ということでしょう。
淀川先生は映画雑誌やTVでは人格者のようにみえますが、実際はかなり
の方のようです。
昔、ノキンオンの企画で女性ライターが憧れの淀川先生にインタビューをしたそうですが、
あまりに横柄でビックリしたといいます。
そのライターはビスコンティが好きでよく見ていたというので、
「そうだ淀川先生もビスコンティ好きだから、共通の話題で空気を和ませよう」と
思いつきました。
そして淀川先生にビスコンティについての話をはじめました。
しかし淀川先生はより不機嫌になって「おまえみたいな『貧乏』な『おんな』が
ビスコンティなんてわかるわけないの!」
「ヨーロッパの貴族はね、一日でも花と音楽がなきゃ死んじゃうの!わかる?」と
と吐き捨てたそうです。
性の嗜好を含み独特の美意識をもつ金持ちで、できればヨーロッパの貴族。
花と音楽を常に愛する男がと感じるものを果たして我々が共有しうるものなの
でしょうか?しかも日本人だし・・・
そりゃぁ作品によっては映像からある種異様な情念を感じとることはできますが・・・
それまでビスコンティをはじめ、さまざまな映画や文学についてそれなりに理解して
いたつもりでしたが、明らかにわかったつもりでいやした・・・
それを機にまたいろいろ見直しております・・・
まぁそんなこといったら基本的に非日本人の作品なんてみんなそうか・・・
515 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 22:45
よーするに暇をもてあましたボンボンが作った
オナニー映画だろ?
>515
しかも名声を利用して、自分好みの俳優をいっぱい
手元においてたしね。
ビヨンドル、ヘルムートバーガー、アランドロン、ダークボガード、
バートランカスター
ようは妄想映画だね(w
ヨドガワさんもモーホーゆえ
十分すぎるほど気持ちを理解できるとおもわれ
518 :
名無シネマさん:2001/06/11(月) 23:51
ジェームズ・ホエールのモーホー生活の晩年を描いた
『ゴッド&モンスター』なんてものも作られたのだから、
それの日本版も是非!もちろんヨドガワで!!
>518
>もちろんヨドガワで!!
「知ってるつもり」ではあんま触れてなかったよな
520 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/12(火) 00:00
『裸のランチ』
わけわからんかったわ。
521 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 00:02
「ラスベガスをやっつけろ!」
良く意味が分かりませんでした。
見てるだけでトリップしそうになりました。
だれか僕にこの映画何が云いたかったのか簡単に教えて下さい。
522 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 00:05
>>521 「ドラッグはダメ!ゼッタイ!」ってことじゃないの?
523 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 00:09
削除依頼出したよ。あとはAAの練習用スレとして利用しよう!
524 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 00:11
525 :
493:2001/06/12(火) 00:36
誰かわかる人おらんかねぇ〜
526 :
既出かな?:2001/06/12(火) 07:09
「死の王」って「鬼畜大宴会」
と同質の映画って捉えていいんですか?
まあ後者はまだ「ストーリらしきもの」が
あるけど・・
527 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 12:30
「救命士」ニコラスケイジの。
わかったような、でもわからないような。
528 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 12:35
>>527 崩壊寸前の緊急救命士の三日間のあわただしい任務。
けっきょく土俵際で持ちこたえることが出来た。
529 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 13:24
527だけど、
安楽死のもんだいはどうなるの?
しかも、最後は自分が死なせた男の娘と
できちゃったよね・・・
530 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 14:15
「シャイニング」のラストの写真が分からないという
意見がいくつかあったけど、あの話は悪霊がとりつ
いたホテルが主人公なんだな。
ホテルっていろんな人が来るでしょ?その怨念とか
感情とかが、あのホテルには蓄積してるわけ。ジャ
ック・ニコルソンはその「霊的エネルギー」みたいな
ものに乗っ取られて動いていたんだけど、最後は
完全にホテルに吸収されちゃう。
だから、あのボールルームにあった写真に写ってい
るのはホテルに飲み込まれてしまった人々ってこと
だな。
531 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 14:26
で、「カリスマ」は?
532 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 14:30
黒沢清「回路」について。
黒沢さんは説明をごっそりカットしてます。だからわかりにくい。
大前提として、「赤いビニールテープで部屋に目張りをして、3日間
だれも入らないと幽霊が出る」という都市伝説があります。映画の
中で哀川がこの「開かずの部屋」を作っているシーンがありますね。
ところが哀川は解体工事現場に「開かずの部屋」をつくったもんで
ちょうど3日後に部屋が建物ごと壊されてしまう。幽霊は行き場を
失うけれど、その部屋にはISDNの差込口が…。
要はそこからネットの世界に幽霊が入り込んだのでした…。ああ
わかりにくい。でも黒沢いわく「説明を入れすぎると作品のテンポ
がダレる」ということでした。
533 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 15:06
>>532 ちょっとまてよ!それは物語上、一番大切なプロットじゃないのか!?
そんな都市伝説ほとんど知られてないぞ!キチガイか黒沢は!!!
534 :
532:2001/06/12(火) 15:09
>そんな都市伝説ほとんど知られてないぞ
そりゃそうですよ。黒沢がつくったんだもん。
>キチガイか黒沢は!!!
「説明を入れすぎると作品のテンポ がダレる」
というのが、彼の回答です。ただし、この部分
が分かってなくても、あんまり気にならなかった
人が多いのではないかと…
535 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 15:14
じゃああの映画、物語の根幹になる説明の部分を省いてまで、
だれないように作ったつもりだったのか・・・。
すげえ、すげえよ黒澤。あんたの脳の中身を見せてみろ!!
536 :
532:2001/06/12(火) 15:17
>>535 黒沢監督にとって「回路」は「メジャーを意識した娯楽大作」です。
私は黒沢ファンですが、この発言にはちょっと言葉を失いました。
彼は我々とは別の次元に生きているようです。
537 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 15:34
538 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 16:03
『2001年宇宙の旅』について
<<221-224はすごい考察と思いますが、
いくつか質問させてください。
1、まずハルはヘルメットが無くても非常口からなんとかは入れることを
計算できなかったんでしょうか?それとも無駄なあがきと知っててでしょうか?
2、最後の方でガラスのグラスをテーブルから落としてしまうことは何か意味があるんでしょうか?
3、月で宇宙人の存在を証明する物体の発見、それから木星への探査はなぜ秘密にする必要があるんでしょうか?
ストーリーの中ではパニックを防ぐようにとありましたが、ブームや興味、関心はおおいに出てくると思いますが
世の中を混乱させるようなパニックになるとは考えられません。
そもそも実際に木星の行く人へも秘密にしなければならないというのはちょっと...
539 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 16:05
540 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 16:07
4、ついでに寝てる間にハルに殺された3人の人間は目的を知ってたんでしょうか?
それから出発前からずっと冬眠状態でいたのはなぜ?
>>221-224になおしておきます。
541 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 16:08
542 :
名無氏ネマ:2001/06/12(火) 16:59
>>532 ありがとう。でもまだ分からないよ。袋男は何なの?
543 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 17:26
>>542 何、とゆーか不気味なもの、なんでしょ、きっと。
意味はないはず。
544 :
名無シネマさん:2001/06/12(火) 18:09
>>514〜
ありがとうございました。
結局は日本人で庶民の私には到底分かりえる
いえ分かってはいけない話ってことですね。
ヴィスコンティ作品映像と音楽は綺麗で好きなんですけどね。
>544
ビスコンティの映画ってよく「退廃美」とかいうし、
確かにみてると「ああ退廃美だ・・」とはおもうね。
だけどその「退廃美」の中身みたいなものを自分に
おきかえてもなかなか実感できないとおもった。
前にイタリア人とビスコンティの映画について語ったら、
その人もついていけない部分があるっていってたし。
世界史でもルネサンスあたりでビスコンティ家って出てくるし、
やっぱりそういう血統の人はわれわれとは違うのかも
ほんとうにあの人の描く「美」を実感できる人ってあんまいないかもね
>544
ベンダースが小津やそこで描かれる日本の風景や心象風景が
特に好きだってのは有名だよね。
でもおれははたしてドイツ人にわかるんか?とか思ってた。
彼の「東京画」を見て、同じ東京に住んでたものとしては
全く触発されるところもなく、やっぱわかってないのではと
おれのなかでは決定しちゃったけど。
やっぱり人の思考とか感性なんかは言葉とか文化なんかで
違うと思うし、同じ事象の捉え方なんかでもかなり差がでてくるからなぁ。
ただでさえ同じ国民でも意思疎通って難しい場面もあるし。
そういえばアフリカのある部族で「モーツアルト」をどう思うかと
いう企画で聞かせたら、とても音楽とはいえないと素直に答えてたわ(w
547 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:32
マン・オン・ザ・ムーンのラストが解りませんよ。
なんで死んだはずのアンディの分身のトニーが一年後、まだショーやってるわけ??
548 :
名無しさん@引く手あまた:2001/06/13(水) 00:36
福井ショウジンの「ラバーズラバー」。
誰か見た人いない?
549 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:37
あれは実際にあったことで、アンディの友人たちが身代わりを使って、彼の
遺志を継ぎみんなを驚かせたわけです。
550 :
若尾好き:2001/06/13(水) 00:40
>>545 ただ『イノセント』はいいと思うぞ。遺作だから、弱っていたと言われれば、
それまでだけど、(ビスコンティにしてはという条件付だが)アクが
そんなに強くないし。
551 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 00:42
>>549 そうなんか・・・。でもそれって劇中で伏線みたいのあった?
552 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:01
>>551 アメリカじゃ有名な話らしいので監督としては「みんな知ってるよね」って前提
でつくったんじゃないでしょうか。海外の人には…「察してくれよ〜」ってこと
でしょうか。でも私もパンフとか原作本読むまで替え玉って確証なかったから、
やっぱ不親切。
553 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:04
横山やすし物語をアメリカ人に見せるようなもんか・・・。
554 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 10:07
>>552 つーか、アンディの死も実はギャグだったの?って
一瞬思わせたかったんじゃない?そーゆーふーに
理解したけど。何でも茶化す人だったわけだし…
555 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 10:48
556 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 11:50
>>553
分かりやすく解説してはいるな
557 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 13:56
>>540 目的地まで仕事もないし、酸素と食料の節約って映画の中でいってたよ。
やっぱ映画って感じ方が十人十色ってとこが面白いんじゃん。
なにも原作者や監督の考えと同じじゃなくたっていいし・・・
自分はこう感じたよ。でいいでしょ?
558 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 21:39
スレタイトルの意味するところとはズレた意見だね、それは
559 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 21:49
「土曜の夜と日曜の朝」とか見たことあんのか、お前ら。
560 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 21:59
わたしら?
それって映画のタイトル??
561 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 22:13
御メーンすれ違い南下オカシイ無視して
562 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 23:39
このスレ、リンチには手つけられてないね。
563 :
名無シネマさん:2001/06/13(水) 23:47
ストレイトストーリーの意味がわからん。かいせつきぼん
564 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 01:12
565 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 09:08
役所浩司の「カリスマ」本当わけわかんないよ。
何でラストで帰ろうとしてる東京方面が火の海なの?
566 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 10:18
>>565 だから、あの変な兵隊たちが暴れ回ってるんだって。
なんで暴れてるのかは、よく分かんないけど…。
たぶん、雰囲気だな
567 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 10:24
>>566 ふ・・雰囲気ですか・・あ・・ありがとうございます。
うう〜ん。
568 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 10:34
アルマゲドン。なんでNASAは土方を宇宙に打ち上げたのか。
どう考えても間に合わない穴掘りが間に合ってしまったのは何故か。
この2点、なんぼ考えてもわかりません。解説きぼう
569 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 10:37
>>568 >なんでNASAは土方を宇宙に打ち上げたのか。
穴掘りのプロじゃないと間に合わないから。
>間に合わない穴掘りが間に合ってしまったのは何故か。
間に合わなきゃ映画そこで終っちゃうじゃん!
570 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 10:38
>>568 >なんでNASAは土方を宇宙に打ち上げたのか。
年度末だったからでしょう、きっと
571 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 10:57
バンカーパレスホテルがさっぱり解りません
572 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 11:14
>>569-570
さんきゅう。長年の疑問が解けた。
ということは、土方に宇宙の訓練をするほうが、
宇宙飛行士が土方の訓練するより簡単ってことでいいですか。
573 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 11:34
今572がいいこと言った
574 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 11:59
A.Iの終盤にちらりと出てくるメガネのおじさんって
スピルバーグなんですか?見た人教えて〜。
575 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 12:11
「カリスマ」は天皇制のアレゴリーだよ
576 :
コロスケ:2001/06/14(木) 13:43
だれも見てないんでしょうか、アートオブヲー。
まだ解説お待ちしています。
>>419 今日ビデオで見た「アートオブウォー」。
ラストあたりの展開がサパーリです
どなたか解説して下さいませんか
>>421 名前:名無シネマさん 投稿日:2001/05/29(火) 23:06
>>419 俺も知りたい。
アクション映画なのに複雑すぎ!
>>422 名前:名無シネマさん 投稿日:2001/05/30(水) 00:08
アートオブウォーは俺も分からないなあ
構成に難があるしラストあたりは変だよね、
予算の関係で急遽終わらす必要があった
=消化不良的ラスト、
となったような気にさせるほどワカランチンな展開
577 :
なまえをいれてください:2001/06/14(木) 16:23
人はなぜ生きるのか教えて下さい
578 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 16:35
>>577 作品によって異なります。どの映画において?
579 :
名無シネマたん:2001/06/14(木) 16:40
>>577 がんばれ! 入会随時受付
plato2.virtualave.net/
580 :
超ネタバレ解説:2001/06/14(木) 16:55
>>576 ラストって国連ビル内の戦いの事?
@マイケルビーンが女を餌にスナイプスを誘き寄せる
Aビーンが監視モニターを見ながらスナイプスを回転ドアの間に閉じ込める
B女を連れてロビーに来て見たら閉じ込められていたのは実は太った刑事だった
Cビーンが驚いている隙に女が逃げる
D女を捜しているとロビー2階にスナイプスが現れる
Eビーンとスナイプスの差しの勝負が始まる(最初はマトリックス風銃撃戦)
F次第に取っ組み合いになり1階ロビーに転げ落ちる
G更に戦いは続くがビーンがガラスのレリーフに投げ飛ばされた時致命傷を負い絶命する
Hどこからとも無く女がスナイプスに駆け寄る
Iスナイプスと女が国連ビルから去ろうとする
J未だ回転ドアに閉じ込められた刑事は2人を呼び戻そうとするが2人は無視して歩いていく
581 :
名無シネマさん:2001/06/14(木) 18:02
ほんとのところ、「ブレアウィッチ・プロジェクト」のオチは?
582 :
511:2001/06/15(金) 01:18
>>572 そうらしいよ。なんでも宇宙飛行士はハイライトとかショートホープを
吸えない奴が多いんで使い物になる確立が低いらしい。
クキは残てるしネタはつまらんし誤字はあるし・・・
鬱だ氏のう(;´Д`)
584 :
蝋人形:2001/06/15(金) 01:33
アルジェントが絡んでる方の「肉の蝋人形」ですが(ネタバレ)、
昔ぐつぐつ煮えた釜(?)に突き落とされ大火傷を負ったのは
愛人かと思って見てましたが、
最後の博士のあのターミネーターで訳分からなくなりました。
wowowで見てたので見直せません。
誰か詳しく教えて下さい。
585 :
コロスケ:2001/06/15(金) 15:32
私も超ネタバレで書きますが、
>>580さん
わざわざ書いて頂いて申し訳無いのですが・・・
そこのところのアクション部分は特に何も判らないところはないです。
分からないのはそのあとです。
そのあとでスナイプスも準主役女も死んだはずなのに、
生きたままで再会しますよね。
それでハッピーエンド風に終わるのが???です。
実は死んでいなかったのかイメージ映像なのか
死後の世界なのかが分からないし、悪人たちに勝った!という
カタルシスもないし、真の悪党は生きたままだし。
586 :
名無シネマさん:2001/06/15(金) 16:28
>>585 映画のイレイザーってあるでしょ
あれのように一度死んで(死んだふり)新しい名前などをもらった
真の悪党はスナイプスが手を汚さずに中国人?(運転手)に任せた。
587 :
ケイン:2001/06/15(金) 16:50
お、このスレいいね。
日本語訳で質問なのだが「ロボコップ2」の一番最後のセリフで
メディア(ビデオ、地上波、BS)によって訳がまちまちです。
結局どういみ?
「われわれは人間だ。」ギーコギーコ。デデデデデン!デデデデデン!
「人間の定めだ。」ギーコギーコ。デデデデデン!デデデデデン!
588 :
名無シネマさん:2001/06/15(金) 16:57
『ラストタンゴ イン パリ』
誰か教えてくれ。
単なるエロ映画なのか、
それとも映像美のモノか(でもあんまり綺麗じゃないよね)、
ストーリーに深ーい意味を持たせているのか、
よく分からなかったよ。
アナルファックは痛そうだ、っていう感想しか持てなかった…
589 :
名無シネマさん:2001/06/15(金) 19:39
>>418 「スウィート・ヒアアフター」
ハーメルンの笛吹きに付いて行けなかった足の悪い子。
あの子も本当はみんなと一緒に行きたかった。
それがヒロイン。
590 :
名無シネマさん:2001/06/15(金) 19:52
>>290 「CUBE」
CUBEスレのコピペ
素因数が1つの数がある場合ワナがある。
素数も素因数は1つなので途中までうまくいった。
591 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 02:17
「ベンヤメンタ学院」についてお願いします
592 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 08:50
「スウィート・ヒアアフター」
あの女の子、嘘ついてるよね?
何でそんな嘘をついたの?
それから、お父さんとはただの関係じゃないよね?
私も、何が言いたいかよくわからんかった…
593 :
まだ見てない。:2001/06/16(土) 09:29
「付いていきたかった」というのは、スクールバスの子供達と一緒に死んで
「おやじとの近親相姦」から抜け出したかったてことか?
594 :
589:2001/06/16(土) 11:35
>>「おやじとの近親相姦」から抜け出したかったてことか?
そういう事だと思う。
ただ必ずしもヒロインは死を望んでいるわけではないと思う。
今いる所から抜け出す事が彼女の望み。
死ねなかったからこそ、生きて抜け出そうとしたのだと思う。
595 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 12:20
>>592 あの事件の犯人はオヤジなので
オヤジの思い通りにいかせないために嘘をつきました。
596 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 15:39
>>595 ええっ!!!
犯人が、あの親父?????
ほんと???根拠は???
597 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 15:43
>>594 嘘をついて事故の賠償金をもらえなくなったことが、
なんで今の環境から抜け出すことになるの?
598 :
595:2001/06/16(土) 15:52
>>596 これはコピペです。スウィートヒアアフターのスレも残ってたので
ついでにアゲときました。83のカキコです。
>父親が、一番死んで欲しかったのはニコール。
保険金、関係の清算が目的。
(冒頭のモーテルでの会話で金に困ってる事が分かる。)
だが死ななかったので訴訟を起こしてせめて金だけでも得ようとした。
いくらか保険金が入ったかもしれないがニコールの治療費などで採算はとれない。
ニコールはその秘密を知っている。
訴訟を失敗させることで、父親のもくろみは全て壊れる。
何も得るものが無いまま、死ぬまで罪の意識とニコールの存在に苛まれる。
彼女の逆襲だ。
ニコールのもう一つの目的は、子供達を喪失してしまった人々を醜い争いに巻き込まない事。
憎む相手がいるのは、不幸だから。
憎しみに活路を見出し、そこから抜け出られなくなるという不幸を、父親が皆に強いようとする事は許せない。
ただ子供達の死を悼むために。
それが一番「スウィート ヒアアフター」だから。
599 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 15:52
>>597 「貴方の思う通りにはならない」という意思表示では。
JSA
スヒョクが持っていた銃には銃弾15個が入ります。16発いれることも出来るが、
スヒョクはそのような習慣が無い。彼のマガジンに残っていた銃弾は5個、
つまり10発が発射されたはずであるが、人を貫通した跡は11発。
(ウジンが死にながらスヒョクの足に撃った銃弾は数えないです。
なぜなら、スヒョクの足の中に入っているから。また、明らかにウジンが
発砲したとわかるから。)
でも、実はスヒョクの銃からは1発だけ。跡の10発はソンシクの銃から
撃たれています。
1発目:ソンシクが上尉を撃つ。
2発目:スヒョクがウジンを撃つ。
3発目:間一髪遅れて、ソンシクがウジンを撃つ。
4発〜9発:ソンシクがウジン
10発目:ギョンピルがソンシクの銃を取って上尉を撃つ。
ここで、二人の銃を変える。
11発目:スヒョクがギョンピルの肩(ソンシクの銃で)
この内、3発目の銃弾が、ウジンの指を切ってラジカセの中に入っちゃいました。
そして、そのラジカセをギョンピルが川に捨てちゃった。だから現場では
一発が見つからない。
ソフィーが疑問に思ったのは、一つは、なぜ傷口が11なのかということ。
スヒョクの銃からは10発しか発射されてないのに。そこで、第五の人物が
1発を撃ったことになります。
二つ目は、あと1発はどこに行ったのか。それはギョンピルによって、
ラジカセごと川に捨てたと明かされる。
三つ目は、なぜソンシクの銃をスヒョクが持っているのか。これと、
ソンシクの妹の写真と絵から、ソンシクもふくんだ4人が長い間仲良く
していたことがわかる。
お解り頂けましたか?
age
602 :
名無シネマさん:2001/06/16(土) 18:50
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』で質問。
主人公はエヴァを追って、クリーブランドへと
友人と二人で行こうとしますが、道中、クリーブランドへの道先を
通行人に尋ねるシーンがありますよね?で、どこか聞かれた通行人が
「ふざけやがって!(怒)」という返答を返し、主人公の友人も
「やっぱあんなこと言っちゃだめだよ」とか、「悪い事したかな〜」と
主人公が言うのですが、工場に向かう通行人に道先を聞く事がそんなに
悪いことなんでしょうか?聞いた内容は「クリーブランドまで行きたいんだけど」
の一言ですが、なにか特別な意味でもあったのでしょうか?
自分にはちょっとよくわかりません。
603 :
名無シネマさん:2001/06/17(日) 13:50
>>374 亀レスだが〜
「ユリシリーズの瞳」のハーベイ・カイテルはアンゲロプロス自身ではないか
と思う。前作「こうのとり〜」制作の際、教会ともめたことを冒頭に
もってきてたし。で、カイテルはその状況から距離をおくためか
自分自身を見つめなおすためか、幻の映画を求めて、紛争真っ只中の
バルカン半島を旅してゆく。ジョイスの『ユリシリーズ』を
意識しつつ(たぶん、未読なんで具体的にどことはいえないが)
アンゲロプロスお得意の生と死を全編に織り交ぜる。
ラストは、幻の映画をみながら、カイテルがまた映画をつくろう、生きよう
と決意しながら、号泣する。
こんな感じだったと思うが、もう何年も前なんで。あしからず。
604 :
名無シネマさん:2001/06/17(日) 14:02
>>603 うっ、「ユリシリーズ」ではなく「ユリシーズ」だ。
まちがえた、すまん。
605 :
死ね魔:2001/06/17(日) 14:06
マグノリアだれか解説おねがいします。
あれ、長くてねちゃった。
606 :
名無シネマさん:2001/06/17(日) 14:26
「意味」はありません。
「テンポ」「タイミング」により、「この世の不思議さ」
を描き出そうとした「群像劇」です。
そう言った意味では、「コーエン監督」の映画と共通するところがあると
思います。
体調を整えて、もう一度見よう。
607 :
名無シネマさん:2001/06/17(日) 14:32
 ̄ ̄ ̄ ̄\
( 人____) ̄ ̄ ̄\
|./ ー◎-◎-)(((((^))))))
(6 (_ _) )_=_l
| ∴ ノ 3\)[¬]-[¬]
\______ノ  ̄、」 ̄l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/´ ̄` ノ\ (ー / < 馴れ馴れしいぞ
>>604…
( \ / \_/ \______
|\ ..\_⊥-―´ ̄ ミ ヽ
| .\ _,-―ヽ |
| ` -―l ̄ / /
) | / /
/| , { / ノ|
| U| |/ / {
ヽミ_\ ,_./, /===コ
|ニ_  ̄~ ////|_| {/⌒}
}  ̄T ̄ .| `T´ |
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608 :
名無シネマさん:2001/06/18(月) 14:52
>>598 ありがとうございます。
でも、父親が犯人とは到底思えないなあ…
あとは、あっちのスレで。
609 :
名無シネマさん:2001/06/18(月) 23:14
「シャイニング」に出てくる裸のババァは何者ですか?
とてもキモいです
611 :
名無シネマさん :2001/06/18(月) 23:36
ブレアウィッチのカメラ撮影してたのは、魔女ってことですか?
ウィッチ ウィッチ ジャブジャブ ランランラン♪
イレイザーへッドお願いします
614 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 21:18
シンドラーのリストの赤い服を着た女の子ってなにか深い意味があったんでしょうか?
既出ならごめん。
615 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 21:26
>>613 赤ん坊なんて気色悪いだけだし、
俺は所帯なんて持ちたくねーんだー!
助けてー
という映画だと思ふ。
616 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 21:31
>>609 それよりも分からないのが
終盤、逃げまとう女の前に現れた着ぐるみでじゃれあう二人。
あれ何?誰かマジで教えて。
617 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 21:33
単におばけ
618 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 21:38
>>616 なぜに着ぐるみ?なぜに女あんなに驚く?
意味あるの?
619 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 22:01
age
620 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 22:17
二人のベロニカ。ラストで出てくるおっちゃんはいったいだれですか?
621 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 22:21
もう覚えてないなぁ、どんな映画だったか…>べろにか
622 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 22:32
623 :
名無シネマさん :2001/06/19(火) 23:12
>>600 そうではありません、間違っていますよ。
ギョンピルが、スヒョクとウジンに言った言葉を思い出してください。
『銃撃戦では、スピードではなくどれだけ冷静になれるか』
ウジンは親指を吹き飛ばされています。
ウジンは、最初に上尉を撃つが外れて外に出てしまいました。
2発目にスヒョクの太ももを撃つた。
スヒョクはウジンの親指を撃った。
二人とも相手に致命傷を与えない様に撃ちあったんです。
でも上尉は殺される運命だった、誰が殺しても良かったんです。
なにも知らないソンシクは、上尉を撃った後に
ウジンにスヒョクが撃たれたのを知って
まだ生きていたウジンに大量の銃弾を浴びせたのです。
ソンシクだけがあの時に冷静ではなかったのです。
624 :
名無シネマさん:2001/06/19(火) 23:28
「ナインスゲート」だれか解説おねがいします!
話が破綻している様に思えるのは自分の理解力が足らないのでしょうか?
625 :
名無シネマさん:2001/06/20(水) 12:53
age
626 :
名無シネマさん:2001/06/20(水) 17:16
>>614 うろ覚えだけど、スピルバーグが「現実に起こったという事を観客に伝えるため」
とかいうような事を言ってました。
627 :
名無シネマさん:2001/06/20(水) 19:45
>>626 印象インパクトとして絶大な効果だったと思う。
今だに鮮明に覚えてる。
意味するところ「現実に起こったという事を観客に伝えるため」
ってのは、あんまり伝わらなかったけど
あのシーンは正解だと思う。
628 :
ナナシ:2001/06/20(水) 21:08
ぜんぶ観きれなかった「ブリキの太鼓」お願いします。
629 :
名無しさん@引く手あまた:2001/06/20(水) 21:10
ディスタンス(是枝監督)見た人います?
今日見てきたんですけど、ARATA周辺の人間関係が
よくわからなかったです。誰か教えてください。
630 :
名無シネマさん:2001/06/20(水) 21:45
>>629 いいけど、めちゃめちゃネタばれになるよ?
631 :
名無シネマさん:2001/06/20(水) 21:53
「スゥイング・マン」のラストよー分からんかった。
出演者あんまり魅力なくて、途中からだれて見てもうたせいかな。
面白いと思った人いたら解説して。
632 :
名無シネマさん:2001/06/20(水) 21:58
>>631 ありゃーダレが見てもツマランよ。あのラストは要は
ドッペルゲンガーだろ?都会の生活に疲れた主人公
(笑うな!おれが作った映画じゃない!)の病んだ心
が生み出したんだよ。。。。ま、ジサクジエンってことだね
633 :
名無しさん@引く手あまた:2001/06/20(水) 22:25
634 :
名無シネマさん:2001/06/20(水) 23:40
古い映画だけど、「市民ケーン」見た。
問題の「ローズパッド」、最後まで何か分からなかったのですが、
ラストで出てきたあの燃えている物は「子供の頃の橇」でOKなんでしょうか?
どうも画面からは伺い知ることが出来ず、色々と調べてみて「橇」だと気付いたとき、
初めてこの映画の意味が分かりましたわ。
あー、見たときに分かってたら感動したろうになぁ。
もうダメだ。損した。
635 :
名無シネマさん:2001/06/21(木) 10:19
>633
えーとね、まずARATAの父親が教祖なの。姉さんっていってた
りょうは恋人。取り調べ室でARATAが話しているのはりょうの事
ではなく、父のことなんだな。好きだった花の話をしてるときに、
花の種類が違うから分かる(りょうが好きなのはひなぎく、父は
ゆり)。
636 :
名無しさん@引く手あまた:2001/06/21(木) 11:28
>>635 深い。ぜんぜんわからんかった。じゃあARATAがお見舞いに行ってた
病院のおじいさんは誰なの?
637 :
名無シネマさん:2001/06/21(木) 12:12
>>636 まったくの他人。あるいは事件の被害者の一人でしょう。
冒頭のシーンでARATAが家族写真を合成している描写があった
でしょ?家族が欲しくて、あのおじいさんの息子のふりをしてたって
ところかな。
ちなみに私も作品を見て全部理解した訳じゃない。プレスを見て
初めて気づいたことも多いです。つーかこの映画、説明省きすぎ。
638 :
名無シネマさん:2001/06/21(木) 15:42
>626>627
614です。そうなんだ。どうも教えてくれて有難う。
639 :
名無しさん@引く手あまた:2001/06/21(木) 20:04
>>637 ありがとう。もう一回観たくなってきました。
640 :
名無シネマさん:2001/06/21(木) 20:25
ロバート・カーライル主演「フェイス」意味不明です。教えてください
641 :
名無シネマさん:2001/06/21(木) 21:31
マイライフアズアドッグについて、
423にレスがあるけど、
結局主人公イングマルと
ラストのボクシング試合のイングマルは関係してるんですか?
だとすれば子供時代は夢かなにか?
どなたか解説お願いします・・・。
642 :
名無シネマさん:2001/06/22(金) 17:28
確かフランス映画で「内なる傷痕」っていう題だったと思う。
監督の名前は忘れたがビデオのパッケージにゴダールの再来って書かれてた。
「火」「羊」「剣」「裸の男」「気違いの女」「白い馬」「子供」。
多分これらがなんらかの暗喩になってるのだろうが全く分からなかったし、映画自体もつまらなかった。
この映画を見た人がいたらご一報を
643 :
名無シネマさん:2001/06/22(金) 22:52
ジュード・ロウ主演『クロコダイルの涙』をDVDで観たんですが
意味がわかりませんでした。
内容もよく理解できなかったんですが、特にわからないのは
ジュードが
・自分が血を飲まないと生きられないと思っているサイコな半病人
・モノホンのバケモン
どっちだったのかってことです。・・・。ワカラン・・・。
半病人なのにケンカが異様に強いのもわからん。
わかった方いらっしゃいますか?
644 :
名無シネマさん:2001/06/22(金) 23:42
>>643 おねーちャんの血を吸う度に
謎の結晶が身体から排出されたりするんだから
どー考えたって、モノホンでしょ。
>634
rose bud 薔薇のつぼみ→そりの模様だった・・・。
あのラストはある意味衝撃的だった。
あのケーンにして・・・という非常に重いラストでした。
幼少年時代が人の人生にとっていかに重い意味を持つか・・
そんなことを教えてくれた映画でした。
646 :
名無シネマさん:2001/06/23(土) 13:39
>>162 >リドリーが余計な事をくっちゃべってしまった為、
>少なくとも監督の中ではデッカード=レプリは確定してしまっている。
ホントデスカー!!
知らなかった。
て、劇中だけじゃ分からないよね?
647 :
名無シネマさん:2001/06/23(土) 13:43
トゥルーマンズショウ
ジムが結婚式の写真を見直している時
指がクロス?しているのを発見して不自然さに気づいたようだが
どういうこと?
648 :
名無シネマさん:2001/06/23(土) 21:59
>>647 あれは、嫌いな男とのキスを嫌がってるの。
あの指はそのサイン。
たとえば、にこにこ握手しながら、左手でそっと中指立ててるようなもん。
649 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 00:24
>>644さん
ああ、モノホンのバケモンでしたか。
うむむ、そういう認識で観るとまた違った印象になるかな。
また観なおしてみます。
どうもありがとう。
それにしてもずいぶん弱いバケモンだな・・・。
650 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 00:49
ポランスキーの「ポゼッション」に出て来た怪物なんですが
あれはいったい何ですか?
何の予備知識もなしに見たので、あんな展開になって戸惑いました。
651 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 00:59
>>648 サンクス
謎が解けたが、そのサインのこと初めて知った俺って厨房だったのか。
652 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 01:03
>>645 あ、レスありがとう。古いから誰もくれないかと思ってたよ(笑
確かに、あれは衝撃的だったろうなぁ……
見えてれば、もう少し画質がよければその衝撃が味わえたのかも知れないのになぁ……
椅子の模様かと思ってたよ。バカだ(笑
653 :
名無シネマさん:2001/06/24(日) 01:17
654 :
名無しシネマさん:2001/06/24(日) 02:23
誰も観ていないと思うので気が引けるのですが、
べるいまんの「ペルソナ」という映画は、主人公のリブ・ウルマン
演じる舞台女優が、結局ビビ・アンデルソン演じる看護婦から
過去の性体験を聞き出して楽しんでいただけという解釈でいいのでしょうか?
655 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 00:40
age
656 :
名無シネマさん :2001/06/25(月) 00:43
>>162 何となくそうだと思ってたなぁ。
何か最近ああいうがっと来る映画が無い。
657 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 02:53
>641
オレも気になってたんだど。誰かタスケテ〜
658 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:08
バッファロー’66は
いや、別に何もこんな事する必要は無いよなぁ?
あーあやめたやめた、はっはっは。
って感じでいいんですかね。
659 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:10
「太陽は僕の瞳」をみました。
・・・・結局何がいいたかったんだ?!
だから、何?!ラストで男の子はどうなったの?
結局、不幸のオンパレードだったのは父親でした。とゆうハナシ
なのか?!
わっかんねえ・・・
教えて
660 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:25
こないだ「ギフト」観ました。
最初のほうで不法侵入したりイヤがらせ電話したのは誰でしょうか?
ドニー・・・というのが自然ですが、担当の警察官は「あんなことするやつじゃない」
って言っていましたし・・・誰かおしえて。
661 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:35
662 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:42
>>661 ???それはちょっと無理があると思うけど・・・
663 :
662:2001/06/25(月) 03:45
>>661 だってあのイヤがらせは、殺人より前の時点で、
殺しのときの状況を考えたら、やっぱ、無理があるよ。
664 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:47
だって考えられるのはドニーか、先公か、キチガイの3人しかいないだろ!
じゃあ合理的に考えて先公が悪い奴なんだからコイツしかいないだろふざけんな!!
665 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:49
ふざけんなってキレてもさー、あんたバディかよ。。。
合理的でもなんでもねえじゃん。
衝動的に殺したんだから、その前にイヤがらせする理由はないだろ?
666 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:51
バディって何?
667 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:57
>>666 おめでとう、オーメンですな。
それはともかく、バディはキチガイの名前です。
668 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 03:58
バディってハンドルネームのことね。
669 :
名無シネマさん:2001/06/25(月) 07:23
ドニーだろ。
殺人以外はなんでもありのワルだから。
670 :
名無シネマさん:2001/06/26(火) 16:57
「カル」の謎について教えてください。
671 :
名無シネマさん:2001/06/28(木) 00:17
age
672 :
名無シネマさん:2001/06/28(木) 00:20
「カルの謎について教えてください」っていうレスがいつまでたっても
定期的につく事が最大の「カルの謎」だな。同義語=「スネークアイズの謎」
673 :
名無シネマさん:2001/06/28(木) 12:51
「ロストハイウェイ」は何が言いたかったんですか?
674 :
名無シネマさん:2001/06/29(金) 00:08
筋は分かったけど何を意味しているかわからないっていうのは
なんか考えるのを放棄してる気がするYO!!
675 :
名無し:2001/06/29(金) 00:12
CUREのラストがよくわかりませんでした
やはり役所が催眠術にかかってて奥さん殺したんですか?
すまぬが誰か、
「アンブレイカブル」は
何を言いたい映画だったのか
説明してはくれんかのぅ.....。
『フック』は何故駄作なのかー?
678 :
:2001/06/29(金) 01:40
「トークレディオ」の面白さってどこにあるのかが分かりません。
神様、この犬めに解説を!
679 :
名無シネマさん:2001/06/29(金) 16:20
「ロストハイウェイ」は筋の時系列がよくわかりません。
680 :
名無シネマさん:2001/06/29(金) 16:30
681 :
:2001/06/29(金) 16:38
誰か「どですかでん」説明してくれ。
俺にはさっぱりわからん。
682 :
名無シネマさん:2001/06/29(金) 17:45
「カンバセーション 盗聴」
ロバート・デュバルが死んだのは交通事故って新聞に載ってたけど、本当に交通事故だったの?
殺人が行なわれたんじゃないかと思ったのは、ジーン・ハックマンの妄想だったの?
ラストでジーン・ハックマンの家に「盗聴してるぞ」という内容の電話がかかってくるけど、
電話がかかってきたことすら全部ジーン・ハックマンの妄想だったの?
683 :
名無シネマさん:2001/06/29(金) 17:52
聞くのはいいが誰も答えてないね。
結局誰も分からない映画でしたってか?
684 :
名無しシネマさん:2001/06/29(金) 19:04
>682
そういう解釈は初めて聞きました。
フツウは殺人はあって、ハック万も盗聴されていた
という風に思うだろうけど。
もしかするとあなたが「盗聴」を見たというのも妄想かも…。
>>676 「アンブレイカブル」は
「ブルース=アメリカ合衆国の擬人化」
「様々な事件=アメリカ合衆国の歴史」と解釈して観ていると、
真中辺りからどんどん破綻していくね。
そもそも冒頭の列車事故は何のメタファーなのかがサパーリ解らんし。
すまん、やはりタダの「渋く変形したアメコミヒーローもの」なのかもしれん。
シャマランの考えることは良く解らん。
686 :
名無シネマさん:2001/06/29(金) 21:10
πって結局どういう意味の終わり方だったの?
要は考えすぎはよくないよ、って感じか?
687 :
名無シネマさん:2001/06/29(金) 21:19
688 :
名無シネマさん:2001/06/30(土) 18:31
「キングイズアライブ」のラストがよくわかりませんでした。
彼等はどうなっちゃったの?
689 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 23:37
age
690 :
名無シネマさん:2001/07/01(日) 23:55
ID4のストーリーを解りやすく!!
691 :
名無シネマさん:2001/07/03(火) 00:27
age
『フック』は何故駄作なのかー?
694 :
名無シネマさん:2001/07/03(火) 02:02
695 :
名無シネマさん:2001/07/03(火) 14:05
>>690 宇宙人が攻めてきたけど、アメリカの技術は墜落UFOからの
スピンオフだったので、相手の懐入って倒せました。
こんなトコでは?
696 :
名無シネマさん:2001/07/03(火) 14:24
ジュードロウの「ファイナル・カット」お願いします。
さっぱりでした。
「紅の豚」でけっきょくポルコは人間に戻ったのかな。
最後に、飛行機が飛んで終わるけど、コマ送りで見てもポルコの飛行機なんだよな。
マジでどうなんだろうか・・・。
698 :
名無シネマさん :2001/07/04(水) 02:57
>>675 もうすこし複雑なんですが、
簡単にいえば萩原の「伝道師」としての役割を、
役所が告いだんですな。
いやな奴は殺しちゃうのが救い(CURE)で、
それを誘うのが伝道師なんです。
699 :
名無シネマさん:2001/07/04(水) 12:02
>>697 戻ったか戻らなかったかは、観てる人の想像に任せますって事だと
思う。
つまり、奇跡を信じるか信じないかはあなたの自由・・・って事では?
でも最後に殴り合ってたパイロットがポルコの顔みて
「・・・おめえ・・・」ってびっくりしてたから
戻ったんじゃないかと私は思う。
ホントの運命の相手はジーナじゃなくて、フィオだって事かな?
700 :
:2001/07/04(水) 12:52
しつこく「どですかでん」てあれ何が
いいたいの?
701 :
名無シネマさん:2001/07/04(水) 12:54
702 :
名無シネマさん:2001/07/04(水) 12:54
「どですかでん」って難解か?
そのまんまじゃないの?
703 :
名無シネマ:2001/07/04(水) 18:53
「罠」永瀬主演の映画のこのラストはどうなったの?
だれか簡単でよいのでおせて。
>>699 カーチスがポルコの顔みて「おめぇ・・!」って言ったのは
覚えてるんですが、ポルコが体型が豚もまんまだったから、素直に人間に戻ったとは思えないんですよ。
でも、ポルコはジーナとフィオの前に姿を表さなかったらしいから戻ったとも言えるし。
難しいすね^^;
私の解釈は、ポルコは自分の意志で、豚のままになったと思う。
人間に戻ろうとせずにね。
まぁ、フィオを純粋に守ろうとしたんだから人間に戻る権利は十分にあるけど、
あえて自分自信で戻らなかったと思うんです。
まぁ、見る人間によって異なりますよね。
意見有難う御座いますm(__)m
705 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 02:36
>>704 >まぁ、見る人間によって異なりますよね。
聞く必要ないじゃん。バカか?
706 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 02:49
ラストの台詞にある「ジーナさんの賭」ですが、これは見事に実ってます。
原作本内の解説に、次のような表記が在ります。
(雲の平原シーンの解説で機体番号をさして)
>4番っていうのはね、ポルコがジーナの4番目の亭主だからなんです。
>細かいでしょ?ウシシッ
以上の感じから考える限り、
監督の中では、やっぱりポルコ、戻ってると思いますよ。
単純に考えましょう。
707 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 02:53
>>705いちいちんなことかくなよ。がきなのかしらんけども
708 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 03:01
でも、たしかに697=704の対応もおかしいというか矛盾していますよ。
解説してくれと言われて、せっかくレスしてる人に、でも私はこう思う、
人によって受けとめ方は違う、とか言うのはちょっと・・・。
それだったらはじめに自分の意見を述べてから、他の意見はないですか?
とか言うのが筋だとも思う。
709 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 12:29
>>704 豚だってのはカーチス了解済みのはず。
今さら、体も豚だったからって「おめぇ・・!」なんて
驚かんし言わんだろう。
・・・って言うか、宮崎なら言わせない。
よって
>>699の意見に俺は同意。
>>709 ゴメン、意味違ってた。
このレス無かった事にして。
711 :
なまえをいれてください:2001/07/05(木) 16:26
「A.I.」はまだ早いですか?
712 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 16:27
井筒age
713 :
名無シネマさん:2001/07/05(木) 22:26
「地獄の黙示録」のラストで村が爆破されるシーン。あれは本当は爆破されて無い
んですよね?だってウィラード(マーティン・シーン)は無線を切ったじゃないで
すか。でもなんで爆破の映像をラストに持ってきたんでしょうか?ちょっと意味不
明なんで解る方教えて下さい。あとハーヴェイ・カーテルの主役降板についても
おしえてください。
ディア・ハンターのウォーケンって何でロシアンルーレットにはまったの?
715 :
名無シネマさん:2001/07/06(金) 02:30
716 :
名無シネマさん:2001/07/06(金) 03:10
ティコ・ムーン
バンガーパレスホテル
どっちもわかんなかったよ
718 :
名無シネマさん:2001/07/06(金) 10:11
>>714戦争後遺症は何時の時代でも付いて回るが
戦争の様相が一変したベトナム戦争をもっと勉強する事
719 :
名無シネマさん:2001/07/06(金) 19:00
age
720 :
名無シネマさん:2001/07/07(土) 04:28
age
721 :
名無シネマさん:2001/07/07(土) 10:50
良識ある皆様のお力で、↓のような映画板のアホを駆逐してください。
---
784 名前:名無シネマさん 投稿日:2001/07/07(土) 02:12
井筒よ、内容では無く観客動員100万人出来る映画作ってみろ。
おまえには無理だ。
722 :
名無シネマさん:2001/07/08(日) 00:18
あげ
723 :
名無シネマさん:2001/07/08(日) 00:26
>>716 あれはマンガ家のお遊びなので
構図とか色調とかのカッコよさしか見なくていい
と思う。
724 :
名無シネマさん:2001/07/08(日) 00:44
>>697 「紅」=アカ=社会主義運動家
「豚」=資本家
で、東映動画労組の元委員長で現スタジオジブリの社長、つまり監督本人のこと
ドラマ的には「人間に戻った」かもしれないけど、自伝なんだから、(アニメータとしての)
ライバルに勝ったからって「豚」でなくなるわけじゃない。
ラストは、「そして今日も、俺はアニメーションを作りつづける」ことの表明だろう
カーチスは庵野か押井か?
725 :
名無シネマさん:2001/07/08(日) 00:48
薔薇の眠りって、ややこしすぎて
ようわからんかった。説明してちょ。
726 :
名無シネマさん:2001/07/08(日) 00:52
>東映動画労組の元委員長で現スタジオジブリの社長
委員長でも社長でもありません。事実は正確に。
727 :
名無シネマさん:2001/07/09(月) 00:19
age
728 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 00:51
age
729 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 01:44
>>696 単なる内輪ウケ映画。意味を考える必要無いと思うが。
別にあの連中が実名で出る必然性は無かったし
かと言って、奴らが本人役で出演して無きゃ
注目度は全く無かったと思われるシロモノ。
まあ、ストーリーは単にジュードが人の女に
手ぇ出したから殺されちゃっただけなんですが。
んでもって殺した本人に、、ただそのテープ見せるより
皆の前で見せて逃げ場なくしちゃえー、と
奥さんが考えて葬式で上映会やっただけの事。
730 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 13:13
>>729 でも奥さんはジュードが殺された事は知らなかったんでは?
殺されるシーンで始めて知った、という感じだったし。
731 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 13:45
>>111 かってな解釈だけど
1.この世はくだらない。夢もなければ、希望もない。
2.人生は、皮肉だ。生き残っても意味がないものが生き残る。
732 :
名無しシネマさん:2001/07/10(火) 14:36
「セブン」のラストシーンであの黒人刑事(名前ど忘れ)が
ヘミングウェイを引用して、
「『人生は素晴らしい、闘う価値がある』、後の部分には賛成だ。」
ってつぶやいてるけど、これの意味がよくわかりません。
733 :
名無死シネマさん:2001/07/10(火) 14:57
734 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 15:01
>>732言ってるそのままを額面通りに受けとって良いんじゃないか?
735 :
名無死シネマさん:2001/07/10(火) 15:06
人生は、闘う価値はあるが、素晴らしくない
ってことなんかね。
736 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 16:22
>>732 サマセットは、街の腐敗ぶりに心底うんざりしていました。
刑事である彼だが、クソみたいな街、人々に対しては
半ば諦めというか、見放していました。
そして自分もその一部であると感じていました。
もう少しで定年を迎える彼。
そんな時にあの事件が。
そして彼は思いました。
「この世はクソッタレだ。しかし闘っていかなければいけない」
ってな感じかな。
737 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 16:43
738 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 17:01
タルコフスキーのサクリファイスをわかりやすく解説して下さい。
739 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 17:03
>>738 同感!・・・の前に全部見れなかったんですけど。
寝ちゃって。
740 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 17:09
A.I.をお願いします!
A.I.スレがあるけど討論になってて全然わかりません。
質問などはA.I.スレで聞くので、簡単にストーリーを説明して下さい。
正しいストーリーなんてないのかもしれないけど、やっぱり気になって・・・。
741 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 17:30
スネーク・アイズを教えて下さい。最後の赤い宝石の
意味は?どうかお願いします
742 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 17:44
743 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 17:54
744 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 18:07
745 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 18:37
あしえてねん
746 :
ネタバレ注意:2001/07/10(火) 18:38
>>740 時は地球温暖化で海岸沿いの各国主要都市が水没してしまった近未来。
ロボット少年のディビッドは、一人息子が不治の病で植物人間化してしまった
ある不幸な夫婦の養子となり可愛がられていた。ところが植物人間だった
はずの実の息子が突然元気な姿で戻ってきて、夫婦は邪魔になった
ディビッドをゾンビの森に捨ててしまう。「ほんとの人間になれば
やさしかったママにまた可愛がってもらえる」と、ディビッドは
自分を人間に変えてくれる不思議な力を持つという青い妖精を探す
ため、唯一の親友クマのテディと共に旅に出る。
青い妖精は、今は深い海の底となってしまった紐育にいた。
「青い妖精さん、どうか僕をほんとの人間にしてください」
ところが妖精はうんともすんとも言わない。
願い続けていくつもの世紀が嵐のごとく過ぎ去った。
氷河期を迎えた地球ではすでに人類は滅亡しており、
進化をとげてまるで宇宙人のように見える人工知能「A.I.」だけが
細々と生命活動を営んでいた。
「A.I.」たちは氷の中から偶然見つけたディビッドとテディを蘇生させ、
ついでにディビッドのママを生き返らせて夢のような1日をプレゼントして
くれる。ところがその夢は1日しかもたなかった。ママはすぐに死んでしまった。
ショックでディビッドも死んでしまった。一人残されたテディはため息をついた。
おわり
747 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 18:51
>>746 最後は主観入りすぎ。
>ついでにディビッドのママを生き返らせて夢のような一日をプレゼントして
>くれる。ところがその夢は一日しか
もたない。生き返らせた人間は一日しか寿命がないのだ。
明日はどうなるのだろう。それはわからない。ディビッドは初めて
ママの傍らで安らぎの中眠りにつく。おやすみママ。FO
748 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 18:55
この、奇跡もおきないし悲劇としても中途半端な結末に、場内のアベックたち(っていうか私以外全員アベックでした)から
「なんやむずかしいわ」
「パールハーバーみたいな単純な映画のほうがええわ」
というグチがでまくったのも、無理はありませんが、お前ら、キューブリックなんかしらんのやろう。セックスするために映画館に来てるだけなら、キューブリックなんかみるなボケ!! と叫びたくなりましたよ!!
まあスピルバーグ印で売ってるので騙されてもしょうがないんですけど、「ショタコン御用達のエロガキが2000年もの間マザコン童貞のまま生き続け、最後の最後までおかんから自立できない」というただそれだけの映画の何がいったい難解なのか、まずそれが問題かと。
749 :
良父:2001/07/10(火) 18:59
>>741 赤いドレスの女の死体が入ってるんだよ。
750 :
746:2001/07/10(火) 19:04
>>747(ボーイング)
違うもーん。ディビッドは死んだんだもーん。
いちばんかわいそうなのはテディなんだもーん。
751 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 19:09
???
752 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 22:02
テディの願いは、なんで聞かないの?
753 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 22:10
>>746 あれってロボットだったの?
俺はてっきり人類の進化した姿だと思ってた。
しかし「A.I.」なんて名称は出てきた?
754 :
名無シネマさん:2001/07/10(火) 23:02
ティン棒女
755 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 01:17
「Artifical Interigence」だから「A.I.」だろーがっ!!
756 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 01:21
>>730 でも、そう考えると、友人の一人が何故か奥さんに協力して
客が帰ろうとするのを阻止してたのが説明つかないと思うが。
757 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 06:03
age
758 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 09:14
サクリファイス(タルコフスキー監督)無視されてる・・・・・
>>755 Artificial Intelligence?
760 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 16:47
あげ
761 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 17:25
だれかー。
762 :
746:2001/07/11(水) 18:59
>>753 未知との遭遇の宇宙人は実はA.I.だったんですねえ
まあ怖いですねえ
763 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 19:20
「コマンドー」。
よろしくお願いします。
764 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 22:48
>>763 娘をテロリストにさらわれた親父がぶち切れて、
テロリストの基地に乗り込んでいって皆殺しにする。
そして元戦友で宿敵気取りのデブの腹にパイプを突き刺したら娘が帰ってきた。
765 :
( ´D`):2001/07/11(水) 23:15
のの食中毒なのれす・・・
下痢がとまらないのれす・・・
うううぅ・・・ブリブリブリブリブリリリ・・・・
出るのれすぅ〜〜〜!!!
766 :
名無シネマさん:2001/07/11(水) 23:37
今、ざーっと観たけど、たぶんないので。
バクダッド・カフェは雰囲気を楽しむ映画かえ?
特に何も感じなかった俺は逝ってよし?
767 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 00:41
age
768 :
イギー:2001/07/12(木) 00:46
難解映画なんぞ監督の自己満足。
難解なものを視聴者にわかりやすく共感させることができてこそ
その監督の腕力と言える。
それが出来んやつはその程度のもん。
769 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 01:06
あのー難解じゃないはずなんですが、
セブンで七つの大罪のうち二つ(嫉妬と憤怒)が残ってて
グウィネスとケビンスペイシーが死ぬんですけど
この二人の罪ってどっちがどっちですか?どうも釈然としません。
もしかして前提で間違ってます?
770 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 01:08
バグダッドカフェはわからんかったな…
ブーメランがまわっとるシーンしか覚えてない
771 :
イギー:2001/07/12(木) 01:10
ケビンはブラピの平凡な夫婦生活に"嫉妬"したって言ってたよ。
772 :
名無しシネマさん:2001/07/12(木) 01:13
スペイシーのほうが「嫉妬」。
グウィネスは関係なくてブラピが
「憤怒」で廃人同然…ということで
手を打ってもらえませんか。
773 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 01:16
>>769 グウィネスとブラピに嫉妬したケビン、
グウィネスを殺したケビンに憤怒したブラピ じゃなかったけ?
あくまでグウィネスは、ブラピを憤怒させる為、
又七つの大罪を完成させる為の道具であったと個人的に解釈してます。
774 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 01:26
そうなんですか。
ブラピが罪を犯したことにするんですか・・・
がっかり。
みなさんありがとうございます
775 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 03:18
>>774 終始一般人・正義感バリバリに描かれてたブラピが犯人によって
最後の罪に絡め取られる(ブラピが罪を犯す)ところこそがこの脚本の
うまいところで、それがテーマだと思って見てみてください。
776 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 04:18
「マグノリア」は聖書exodus(出エジプト)8.2を観ると、「あーなるほど
」って思うよ。あの現象はなんのシンボルなのかがわかる。自然現象としては
おこりえることなのでしょうか?
777 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 04:28
実際にあったんじゃなかったかな?
ノベラいズにそう書いてたような・・・・・
で、解説してくださいよ。
>>776
778 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 04:35
>>776 簡単でいいので説明してくれるとうれしいです。
>自然現象としてはおこりえることなのでしょうか?
蛙がたくさん生息する沼地の水を蛙ごと竜巻が巻き上げたりすると可能かなぁと思ったりします。
余談ですが、「銃夢(ガンム)」という漫画でも蛙のかわりに魚が○○ってくるシーンがあります。
けっこう小説とかでは1つのパターンとしてあるのかもしれないですね。
779 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 09:30
地獄の黙示録について
@ラストの爆破シーンは、もともとこの映画はアクション映画のつもりだったから
撮影したが、コッポラも訳がわかんなくなっていた。それでもああいう映画に最終
的に編集したので、指摘の通り、本来爆破シーンは本来不要。コッポラも本当は
そう思ったので、日本でも最初の公開(特別な興業だった)の時は、あのシーンが
なく終わる。その後の版・ビデオ・公開(?)からは、せっかく撮ってきれいだし
もったいないという理由(映画会社の?)で、くっついている。
(古い話で、ちょっと記憶違いがあるかもしれないが…)とにかく、今度公開する
最終的な編集ではどうなっているか、楽しみ。
Aハーベイ・カイテルの降板はよく分からないが、コッポラが撮影したフィルムを
見て、気に入らなかったか、これでは繊細さが足らないと思ったか、客が呼べない
と思ったか何かではないか。なんと言っても元々の予定は、スティーブ・マックイーン
だから、真意は不明。
780 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 09:37
黒沢清のCURE
最後、役所が妻を殺したのは、催眠にかかっていたのか? それとも、
催眠にかかってはいないが、殺しがCUREという真意を理解して、
同じ連続犯の手口を再現して、罪をなすり付け、自分が犯人とわから
ないような完全犯罪をして、結局救われた(CURE)という意味?
781 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 10:26
いやー、いいスレです。
「ディアボロス」のラスト、キアヌは罪を犯した教師を弁護することなく立ち去っ
たが結局、記者(=アルパチ)の「スターになれる」の一言にちょっと微笑んで
「明日、取材にきてくれ」の言葉を残すんだよね。
結局人間の虚栄心はなくならない、とアルパチ大喜び。
だけど、イマイチ夢オチとも思えず、それまでのエピソードは自殺したキアヌの
妄想?とか思ってたんだけど、・・・・そーゆーことだったんだね。
ヴィスコンティは大体見てるけど、淀川氏のエピソードを含めた解説、納得。
アメリカの大富豪は分かりやすいが、ヨーロッパ貴族の精神を我々日本人は
どうやったって実感することは出来ないのは確か。
したり顔で「ヴィスコンティが好き」という女がいたけど、これ言うのって
非常に恥ずかしいことのような気がしてきた。
782 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 10:26
783 :
776:2001/07/12(木) 10:44
>777、778
聖書では、イスラエルの人々を解放しないエジプト王パロに対し、神は彼の領土を
蛙だらけにする。
自然現象でもあったように私も記憶にあったのですが、777さん、778さんのレス
により確認できました。ありがとうございます。
「マグノリア」では、信じられないような出来事、偶然の一致(科学的には778
さんの言うように解説できる)の裏に神の手が働いていることを言いたいのでは?
784 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 11:06
サクリファイスの解説を・・・観てない?
785 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 13:13
ごめん。しつこいけど、バクダッド・カフェは心の触れ合いがテーマ?
もっと、おっさんになればわかるのだろうか。
786 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 20:08
age
787 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 21:03
>>780
萩原と対立し続けた役所が妻殺しを犯したことで、
萩原の催眠によって起きたそれまでの殺人事件も、
すべては人間の鬱屈とした、普段は心の奥底に抑圧している・されている部分が発現したに過ぎないということが明らかになった、のだと思います。
萩原と役所は対極にあるようで、実はその両面とも人間は持ち合わせているのだ、ということを役所が認めた・肯定したのが、
ラストの妻殺しであり、ファミレスでウェイトレスにかけた催眠の意味ではないでしょうか。
なぜ役所があんなにムキになって捜査したのか、たぶん自分の内の暗部を認めたくなかったからだと思います。
そしてCUREの意味するところですが、わたしは額面通りの意味よりもっとシニカルなもの・黒沢の問いかけと受け取っています。
788 :
許せ無断転載:2001/07/12(木) 22:01
>>713 この爆発と破壊のタイトルバックは、物語の延長ではない。同じ次元で描かれてい
るものではないのである。コッポラは、カーツの王国に対する空爆を、炎による罪
の浄化を示すメタファーにしたのである。人間の邪悪さ、残虐性を受け入れなけれ
ばならなかったカーツの王国は、人間の罪の象徴である。それをすべて破壊し、焼
き浄めるのだ。わたしはタイトルバックにこの炎による浄化の映像を持ってきた点
にコッポラの真の天才性を感じる。このタイトルバックによって、「地獄の黙示録」
という作品の抽象度は一段と高くなっている。 約6分半のこのタイトルバックは、
映画史上最も美しい映像である。この映像にはどのようなエフェクトがかけられて
いるのだろうか?闇の中の爆発は超高感度のフィルムに焼き付けられているのであ
ろう。映像のコントラストは限界まで強調されている。闇の中で繰り広げられる抽
象的な破壊の饗宴には悪魔的な美しさがある。 この破壊の映像がメタファーであ
ることは、音でも示されている。実際の爆発音が一切使用されていないのだ。ミュ
ージック・コンクリート風のパーカッション、原始のリズムを思わせるドラムの音、
そして人間の無意識にひそむ邪悪さがディストーションのかかったエレクトリック
・ギターのサウンドで表現される。……椰子の木が炎上し、砂塵が舞い上がる。寺
院を守護していた像が砕け散り、炎は少しずつ小さくなる。そしてすべてが無に帰
ってゆく。 罪の王国を破壊し灰になるまで焼き尽くして浄化する。これこそがコッ
ポラ最後に選択した「再生のビジョン」だった。少なくともわたしにはそう思える。
789 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 22:34
790 :
名無シネマさん:2001/07/12(木) 23:34
>>789 785ですが解説頼みます。
名作ということですが、特に何も感じなかったので。
791 :
18:2001/07/13(金) 00:03
「スターウォーズ」
一般的に、娯楽SF映画の雄のような認識をされてはいるが
ルーカスには別の思惑があったと思われる。
それは「侍魂」をハリウッドで表現することであった。
アメリカでは何かと
カリカチュアライズされがちな日本の心を表現するべく
彼はペシミズムに満ちた「ダースベーダー」という
キャラクターを創出したのである。
自己犠牲によって息子を助けるという展開は
まさに侍のハラキリを想起させる。
また、ライトセーバーが侍の剣に基づいていることは
言うまでもないが、その明滅する光の演出には
「アメリカ人にはどう足掻いても日本の文化を表現することは出来ない」
というルーカスのジレンマが感じられる。
勿論、某有名サイト「侍魂」との因果関係も否定できない。
「先行者」に見受けられる、そこはかとない背徳感は
ダースベーダーの息子に対する愛の表現に近いものがあるのかもしれない。
792 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 01:03
age
793 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 06:15
亀レスでなんだがファイトクラブのストーリーについて
ジャックは社会システムに去勢された奴隷として生きてきた自分が
タイラーに連れられてここまで来たと思っていたが、
実はそれはもう独りの自分がそうさせていたことを知る。
そして、タイラーのようにシステムを破壊するのではなく
別のやり方で社会システムと対峙しなければいけないことに気づく。
そのためにジャックはタイラーと対決するために銃を口にくわえ、引き金を引く。
タイラーは死んで融合し、一つの人格としてジャックは再生する。。
ついに爆破時刻がやってくるが、ジャックのいるビルは爆発しない。
そしてジャックはマーラの手を取り崩壊するビル群を見つめる。
それはタイラーが望んだものとは違うが完璧な一分間だった。
その後フィルムにサブリミナル画像が挿入され、
これは映画にすぎない/タイラーはこの世界に実在するかもしれない。
という事を示唆して終わる。
というのがフィンチャーの意図したストーリーのはず。
つまりあのビルの爆弾は不発だったということ
少なくとも映画が終わるまではビルは爆発しない。
このビルの爆弾は、タイラーがプロジェクト・メイヒム/自殺計画のためにこっそり作った爆弾なので、
スペースモンキー達の作った他のビルの爆弾のようにきちんとしたものでなかったのかもしれない。
そもそも本気で自殺する気がなかったからかもしれないし、
単にパラフィンを使った爆弾がうまくいったためしがないからかもしれない。
原作では明白なこの不発はフィンチャーの説明不足だとは言えるがストーリー上の本質的な問題ではない。
大事なのはジャックが完璧な一分間を手にしたという事なのだから、。
無論ラストシーンが終わってからビルが爆発したと思うのは勝手だ(藁
794 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 07:08
ゴダールの『決別』、『はなればなれに』。
よろしくお願いしまっす。
795 :
784:2001/07/13(金) 09:07
796 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 12:50
>787
役所はウエイトレスに催眠をかけていた? あまり良く覚えていないが、そんな
シーンがあったっけ? 単に、役所の心が妻殺しによって、CUREされて元気
になり、食欲が出て肉を食べていただけではないのか?
>788
最後のエンドロールは最初の公開時になかったので、地獄の黙示録はタイトルも
役者・スタッフの名前も何もない、本当に本編だけの映画だった。(そのため、
映画館では、名前等を印刷した紙を無料で配っていた。)だから、後ではあの部分
をくっつける必要があったのだと思うが、確かにあの映像はきれいだし俺も好きだ。
そしてあえて意味付けを試みるならば、カーツとウイラードの魂のぶつかりあい、
ウイラードがそこから学び、伝えようとしたもの、全ての体験が、アメリカ軍の
大量の爆弾の前には無力で、簡単に踏みにじられ、跡形もなく破壊されてしまう、
絶望のメタファーと解釈すれば良いのではないか。あの映像はまるで、TVを通じ
て見た、湾岸戦争の爆撃シーンのような、うすら寒い感じと通じるものがある。
見る
797 :
796:2001/07/13(金) 13:52
>>796
役所の応対をしていたウェイトレスが、見た目の年齢からして恐らく上司(マネージャー?)に呼び止められ、その上司が店の奥に消えた後、包丁を普通の持ち方とは逆の握り(忍者みたいな持ち方ー恐らく相手に突き立てるための持ち方)で取り上げてその上司を追うように店の奥に消えていくシーンが遠景で映っています。
役所が煙草をふかす近景からゆっくりとパンする遠景に見えます。直接催眠をかけてるシーンはありませんが、十分そのことを暗示していると受け取れました。
黒沢作品は「カリスマ」や「DOORV」などに見られるように、主人公が怪物・得体の知れないものの後継者となってエンディングを迎えるストーリーがたびたび登場します。
たぶん黒沢にとって一貫した重要なテーマの1つを描いている為と思われるので、一度ご覧になった上で、自分なりにどう受け取られるのか検討されてはいかがでしょうか。
人それぞれ違う見方が出来るような黒沢映画のミソのようなものだと思います。わたしの一方的な主観を聞いてから見ると、興ざめだと思いますので。
もしあなたなりの見方を感じられたら、返事が欲しいと思います。そのときは、また新しい楽しいレスのやりとりができるのではないでしょうか。
798 :
787:2001/07/13(金) 13:54
↑失礼、名前間違って打っちゃいました。
799 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 15:17
ポネットは?
さっぱりわからなかった。
結局何をいいたかったの?
教えて下さい。
800 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 16:53
>797
レス有難うございます。黒沢映画はCUREしかみていないので、他の映画も
見てみます。そして、疑問点があればまた書き込みますので、その時はまた教えて
下さい。
801 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 17:37
イ
802 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 20:30
>>799 幼い女の子が「死」というものの喪失感を初めて理解する
話・・・だと思った。けど、どうなんだろう。
803 :
名無シネマさん:2001/07/13(金) 20:36
用心棒の最後がよく分かりません。
(ちょっとおかしい人がだいじょぶだーで志村けんが
使ってるようなやつをたたき鳴らしてから最後まで)
何年か前にテレビで見た時は、そこからいきなり
放送するのがまずいかのように「しばらくお待ち下さい」
の画面になり、終わりになったのですが・・どういうことなのでしょうか。
804 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 00:35
age
805 :
名無シネマ:2001/07/14(土) 01:23
ちょっと前テレビでやってた沢田研二主演の
「ときめきに死す」が何一つ分かりませんでした。
ジュリーたち三人は誰に雇われていたの?
宗教のボスみたいなグラサンさんのピンボールのシーンや
パソコンいじる子供のシーンは何の意味があるの?
どうしてジュリーは死んだの?失敗してくやしいから?
806 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 02:52
「マルコヴィッチの穴」
器にのりうつって永遠に生きる、というのがよくわからなかった。
社長の体はもともと誰のものなんですか?
マルコヴィッチの血縁者?
社長の友人の年寄りたちは、器に乗り移ってる人なのかそれともただの人間なのか。
ラストのマルコヴィッチの人格は社長のものになってるみたいだけど
いっしょに入った人たちはどうなっているんでしょう。
807 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 11:01
>>770 >>785 >>790 超遅レスですが
「バクダッド・カフェ」は、当時難解な映画かと身構えていった人々が
難解ではなく、とても心温まる内容に感動したのです。
ドイツからの観光旅行途中夫婦喧嘩で砂漠に一人になった太った中年の女主人公。
これまた男運が悪くいつも不機嫌な女が経営するモーテル&酒場になんとか泊めてもらう。
その後の主人公の行動で、女経営者他このモーテルにいるすべての人を癒してゆく。
>ブーメランがまわっとるシーンしか覚えてない
オレは、そんなシーンこそ忘れていた(w
主人公が、モーテル&酒場を掃除していって女経営者と仲良くなる経過
手品でこの酒場が繁盛していったり
肖像画を描いてもらうことでの主人公の心理の変化
最後に主人公が労働許可証がないので働けなくなるピンチ!どうなる?
べつにおっさんでなくても分るだろ
>特に何も感じなかったので。
ならそれでいいんじゃないの
名作といわれてるから感じなくてはいけないと思うほうがおかしい。
というより、この映画を見て何も感じないというほうがおかしい。
普通何か感じるだろ(w
808 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 13:34
『氷の微笑』
真犯人教えて〜
809 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 14:03
>>808 これはネタばれになると思うので誰も教えてくれないんじゃない?
810 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 14:53
え〜教えてよ〜〜!
>>805 ジュリーが死んだのは、自分の役割が、失敗前提のコマのひとつに過ぎなかったことが分かったからっしょ。
>>809 ネタバレになるからじゃなくて、もう書きあきたからねぇ。
それでも・・・
一応、メール欄に書いといたよ>808
812 :
名無シネマさん:2001/07/14(土) 17:16
age
813 :
ななシネマパラダイス:2001/07/14(土) 17:20
「ニューシネマパラダイス」のシーン
皇女に恋をした兵士の話。
何故、彼は99日目にして去って行ってしまったのでしょうか?
本編でトトが兵士と同じ事をしますが、
その恋は報われてしまい「99日目にして去った兵士」の物語の結末には
結びつかないと思います。
物語の本当の結末をご存知の方、教えて下さい。
814 :
799:2001/07/14(土) 22:56
>>802さん、どうも。ヨーロッパ映画はところどころに哲学が入ってるからわかりずらい・・・。
ななシネマパラダイスさん、私も聞きたい!!
誰か答えを!!
815 :
804:2001/07/14(土) 23:03
どうか用心棒のラストのアレをどなたか分かる方
解説していただけないでしょうか・・小学生のころから気になって
怖かったこともあり半分トラウマみたいになってるのです。
意味が分かればもう一回怖がらずに見ることができそうな気がします。
よろしくお願いします。
816 :
?:2001/07/14(土) 23:13
用心棒の最後ってデンツクやってる庄屋さんが「神のおぼしめしだ」って
篭もっていた家から出てくる奴?
え〜と、あれは何宗だか忘れたけど、そういう仏教の流派。
デンツク、丸い太鼓みたいの叩いて仏(?)に祈る奴。
ようするに庄屋さんは、あきらめて家にヒキコモって神仏に祈るだけになっちゃってて
最後、いろいろあって事件が解決したところで「わ〜い、神様に祈ったら事件が解決した〜」
って出てくる滑稽さの演出でしょ。
問題は、その宗派は当然いまも現存してて、信者もけっこういるって事かな。
そのへんがひっかかったのではないかと。
817 :
804:2001/07/14(土) 23:40
そうです、その場面です>816
なるほど!!そういうことでしたか・・やっと分かりました。
すごく気になっていたんです。ありがとうございました。
あと、もう一つだけ教えていただきたいんですが、
その後で、その人が家に入っていって、家の外から
主人公たちが覗いてて、家の中を映さないため中では何が
行われているか見えなくて、何か人の声だけが短く聞こえると
いうシーンがあったと思うのですが、一体何が行われていたのでしょうか?
しつこくて申し訳ないですが、よろしくお願いします。
818 :
名無シネマさん:2001/07/15(日) 02:54
age
819 :
名無シネマさん:2001/07/15(日) 11:09
>804
単にレンタルビデオ屋行って、ちゃんと見た方が良い。見ればわかる事は、自分で
やりましょう。
820 :
ななしさん:2001/07/15(日) 13:20
π(パイ)って映画なんなんですか?
全編白黒で行ってる事もわけがわからなかったです。
821 :
シネマっ子:2001/07/15(日) 13:24
「ジーザスの日々」
分かったようなわからなかったような…。
何でキリスト教と結びつくのかな??
822 :
シネマっ子:2001/07/15(日) 13:25
あと、「アンダルシアの犬」
考えたら負けなのか?
823 :
804:2001/07/15(日) 21:47
>819
見ればわかることなんですね・・どうもすいません、
見ても分からないたぐいのものだと思ったもので・・
早とちりでお手数おかけしました。借りて見てみます。
>>822 映画は目で見るもの。その肝心の目を最初に斬られちゃったら、
こんなものが見えちゃいました……という映画。
825 :
名無シネマさん:2001/07/16(月) 00:26
age
826 :
805:2001/07/16(月) 01:34
>>811 サンクス!
悔しかったのか・・・だらーっと見てたのであの
血が噴出すシーンはびっくりしました。
827 :
799:2001/07/16(月) 22:52
今BS2でやってたジキル&ハイド。
結局どうだったんだ???ジキルが死んだ後ハイドの顔になっていたのは
なぜ?
828 :
名無シネマさん:2001/07/17(火) 00:54
age
誰かおせ〜て!
”エドワードU” 実話?
気持ち悪くて最後まで観れなかった。
何か気になったもんで・・・
830 :
名無シネマさん:2001/07/17(火) 01:47
CODE:ZERO
わけわかめ。
しばらくぶりにこのスレ見たら、タイトルの“分かりやすく”から著しく逸脱した
自己満足君が出てきてるね。
シンプルに解説するのがこのスレに書き込む意味だと思うが如何か?
うまく要点だけ摘まむ芸を披露してみなよ。
ダラダラ書くなら誰でもできる。
832 :
名無シネマさん:2001/07/17(火) 23:25
age
833 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 01:07
age
834 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 12:02
>>831 いいじゃない、誰もレスくれないよりは自分なりの解釈を
書いてくれた方が。
せっかくいいスレなんだから、そんな事言わないの。
835 :
名無シネマさん:2001/07/18(水) 23:03
>>731 CUBEの間違い・・・?だと思うけど
しかもそれ解説じゃないよ
836 :
名無シネマさん:2001/07/19(木) 00:04
おねがいです。
マイライフアズアドッグのラストの解説を。
過去にレスありますがどういうことなのかわかりません。
2度目なのでくどいですがどうかお願いします。
837 :
名無シネマさん:2001/07/19(木) 02:15
age
838 :
名無シネマさん:2001/07/19(木) 05:17
メルシー・ラ・ヴィ(たしかこんなタイトルだったと思う)観た人いる?
全くもって、意味不明なんだけど。開設きヴぉんぬ。
839 :
名無シネマさん:2001/07/19(木) 05:18
開設=解説
逝ってきます・・・。
840 :
名無シネマさん :2001/07/19(木) 05:52
映画の見解は人それぞれだとは思うのですが、
名作「裁かるるジャンヌ」の解説を誰かお願いします。
841 :
名無シネマさん:2001/07/19(木) 23:35
age
842 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 00:35
あげてみよう。
843 :
地上最強カラテ:2001/07/20(金) 00:58
五条霊戦記=船木さんの映画
(分かりにくいネタですまん)
844 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 06:53
age
845 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 10:38
すいません誰か「アメリカンサイコ」と「女と女の井戸の中」と
「脳内外科医R」の解説お願いします。
846 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 23:29
age
847 :
名無シネマさん:2001/07/20(金) 23:57
>>824 ナイス解釈!切れ味いいね。
これに限らず、「はっとして目を覚ました。ああ、夢だったのか」をラストにつけると
難解じゃなくなる映画っておおい。
848 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 00:40
849 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 00:59
>>4 素晴らしいけど、一応HALとボーマン&プールのいさかいも説明すると、かまぼこ板の影響が何故かHALにも出ちゃって、HALは急に「死にたくない」って感情を持っちゃうわけで。
HALを停止させようとしたプールを宇宙に葬ってしまう。そんでボーマンも同じように殺そうとするんだけど、失敗して逆にボーマンに消されてしまうってわけ。
850 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 01:08
>>11 「旅芸人の記録」はギリシアの歴史を勉強してからみると、あら不思議。こんなシンプルな映画がありますか?って感じになります。
同様に
>>16の「アンダーグラウンド」もその地域の歴史をちょっとかじってから見ると、時代の価値観の変遷について行けなかった人間達の悲惨な末路が胸に染みる、分かりやすい映画に変ります。
851 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 01:13
>>55 原作のウィリアム=S=バロウズは有名なドラッグ小説の作家。自らのシュールなドラッグ体験を元に、ストーリーそのものが存在しないかのような話しを書くのが特徴です。
でもそれではいくらなんでも映画化不可能なので、とりあえず作者自身の人生の物語を混ぜてみたって感じみたいです。
勿論変な生物が大量発生するのはクローネンバーグが好きなことをやってるってのもあります
852 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 01:20
>>111 萩原は狂気を伝染させるパワーを持った間接的なサイコキラーです。萩原はライターなどの炎と、独特の語り口で人間を洗脳します。
役所は萩原の特殊能力の発生源を発見します(精神病院)そこで萩原を殺した役所は、気付かないうちに自らも狂気の伝道師になってしまいます。
つまり勝手に萩原の後を継がされてしまったわけです。
それでいままで吸わなかった煙草を吸い始め、その炎を見たウェイトレスに狂気が伝染し、彼女が包丁を持っている場面でストーリーが終わるのです。
最悪の結末ですね
853 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 01:33
>>130 って解説して欲しいの?勝手にするけど怒らないでね
ラムの夢をかなえるために夢邪鬼は「永遠に繰り返す文化祭前日」という偽の環境(仮想の現実)を作り上げた。
ラムが望む世界とは、文化祭前日のような楽しい世界で、邪魔者がいない環境。
ただし、理想の世界の中には、現実のキャラクターを使っていては実現できない部分も多く、そこは無理やり改造せざるをえない。
それで全く思い通りに進まないあたるの性格は、偽者を使うことで解決。
錯乱坊などの邪魔なキャラクターは石像として葬り去るという、結構残酷な手段で解決。
底抜けに明るいキャラクター達の意外に厳しい考え方が怖い映画だなと思う。
854 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 02:53
>>55 私は
>>851ではありませんが、ちょっと補足。(になっているといいけど。)
劇中に出てくるウィリアム・リー=作者:ウィリアム・バロウズと解釈して、バロ
ウズがいかにして「裸のランチ」を書いたかというストーリーだと思ってください。
バロウズは妻と共にドラッグにおぼれ、ある日朦朧とした頭でウィリアムテルごっ
こをして、誤って妻の頭を打ち抜いてしまいます。(これは実話らしいです。)
保釈中にコロンビアに逃亡、その後タンジールに移住したそうです。
劇中でインターゾーンと呼ばれている場所は、バロウズが逃げ込んだドラッグの世
界であり、実際の場所としてはコロンビア・タンジールをさしているようです。
劇中タイプライターが虫に化けたり、マグワンプという怪物が出てくるシーンは、
バロウズがドラッグにより朦朧としていることをあらわし、そういった精神の状態
を(タイプライターに命令されて)記録したものが「裸のランチ」という本だとい
うことです。
バロウズはアメリカの文学においては重要な人物らしく、影響を受けた人も多いよ
うです。(もちろん、クローネンバーグも。)
そんなわけで、バロウズに対するある程度の知識があるという前提で映画も作られ
ています。(説明するのも野暮だし。)
劇中のはじめの方でバロウズとつるんでいた友人は、ギンズバーグとケルアックの
ようです。
855 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 15:37
どなたかサクリファイスについて解説して下さい。
age
857 :
名無シネマさん:2001/07/21(土) 23:27
age
858 :
名無シネマさん:2001/07/22(日) 01:22
>>845 「女と女と井戸の中」のどのあたりがわかりませんか?
結構わかりやすい映画だと思ったので、部分で質問して
頂けるとレスしやすいです。
859 :
名無シネマさん:2001/07/22(日) 02:41
>>836 えーと、イングマルとサガが仲良くお寝んねして、幸せ。大人たちはスウェーデンの
選手が(ボクシングの)チャンピオンになって幸せってことかな?あと、その選手もイングマルって
言うから、少年の方のイングマルも強く生きていくとかのメッセージがあるのかも?
860 :
名無シネマさん:2001/07/22(日) 12:56
え?
あの少年がチャンピオンになったんじゃなかったの?
あのままボクシングを続けて。
861 :
名無シネマさん:2001/07/22(日) 13:05
>>855 世界を救うために最も大切なものを犠牲にした男の話だけど、
分からないとこってあった?
862 :
859:2001/07/23(月) 00:17
>>860 ボクサーのほうはイングマル・ヨハンソンという実在のボクサー。
主人公の少年とは特に関係はないかと思われ。ま、なんかしらの
意味を込めて同じ名前にしたのかも知れないけど。
863 :
860:2001/07/23(月) 14:58
>>859 最後カメラが移動するうちに時間も移動する、という
印象的な演出だなあ、と思ったんだけど。
なんだ、そうなんだ。
実はヨハンソンの少年時代だった、というオチっていうのは?
>>863 面白いとは思うけど、それだったら冒頭でなにか断りがあるんじゃないかな?
「イングマル・ヨハンソンに捧ぐ」とか。人の少年時代を勝手に映画化するってのは
ちょっとないと思う。まあ、ヨハンソンの少年時代を部分的に参考にしてるかも
知れないけど。
あと、個人的にはあの少年がマッチョマンになっちゃうのはイメージ的にちょっとイヤ(w
865 :
名無シネマさん:2001/07/23(月) 22:04
「フレンズ」についてなんですが、
なんであの6人はいつも一緒にいるんですか?
866 :
名無シネマさん:2001/07/24(火) 02:47
仲がいいから。
867 :
名無シネマさん:2001/07/24(火) 12:58
アメリカンサイコについておしえてください。
最後が分かりませんでした
868 :
ワショーイ:2001/07/24(火) 15:17
∩
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( ;´Д`)/ / < 千と千尋の神隠し、おにぎりワショーイ
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869 :
名無シネマさん:2001/07/25(水) 03:56
870 :
名無シネマさん:2001/07/25(水) 11:29
「ミツバチのささやき」。
さっぱり意味が解りませんでした。一体何を言いたいものだったんでしょうか?
>>870 え?少女の内的世界を描いただけじゃなかったの?
テーマってあったっけ?
872 :
名無シネマさん:2001/07/25(水) 15:13
『ホテル・ニューハンプシャー』
『カッコーの巣の上で』
両方とも有名アメリカ文学作品が原作らしいけど、
何が言いたいのか、何を表現したいのか全くわかりません。
アメリカ文学ってホント日本人には難解。
873 :
名無シネマさん:2001/07/25(水) 19:00
「チゴイネルワイゼン」も「シックスセンス」も
「お前は既に死んでいる」ってこと。
874 :
名無シネマさん:2001/07/25(水) 21:38
>>872 「カッコーの巣の上で」は精神病院の中の異常な
考えというか偏見を描いたものじゃないのでしょうか。
原作は読んでないのですが、その状況を描きつつ
人間心理の恐い部分を見つめていると思いました。
上手く言えないけど、深いテーマですよね・・・。
875 :
名無シネマさん:2001/07/25(水) 21:55
>>872 アメリカって確固たる伝統的な文化がないから、
抽象的なテーマを扱った映画はどうしても社会問題ぐらいとしか絡めようがなく、
そのせいですごくドライで捉えどころがない印象になってると思う。
876 :
845:2001/07/25(水) 23:20
>858
「女と女の井戸の中」
どのあたりがわからないと言うか何を伝えたかったのかがわからないです。
それと、ラストもいまいちよくわからなかったです。
あの後あのおばさんはどうなったのか?とか
877 :
858:2001/07/26(木) 02:37
>>845 あのあとおばさんがどうなったかは、わからないですねえ・・・。
ご想像におまかせしますって感じでしたから。
結局、田舎に1人で暮らして女を捨ててしまってた人に
若い、奔放な女性がやってきて、何か人生の楽しさみたいなのを
教えて(?)もらった、そして二人だけの井戸の秘密みたいなのを
共有する事によって仲間意識みたいなのも芽生えて、今までの
孤独感とかそういったものを変えてくれた(結果的に)。
ところが若い女性はお金目当てであった・・・。
人生そんなに甘くないっていうか、前向きに生きていなかったおばさん
への教訓めいた部分もあったとは思うのですが、もう少し
深い内容でしたね。
女同士のどろどろした関係とか、ちょっとグロの入った感情とか
そういうのも描きたかったように思えました。
かなり主観の入った書き方ですみません・・。
878 :
名無シネマさん:2001/07/26(木) 12:52
【赤い眼鏡】
組織に依存しないと生きていけない人と
どうしても組織の枠から外れてしまう人の物語
〔ケルベロス〕〔人狼〕〔Avalon〕etc・・・押井作品全部そうじゃないかな
879 :
名無シネマさん:2001/07/26(木) 13:09
880 :
名無シネマさん:2001/07/26(木) 13:54
難解映画とは違うかもしれないけど、黒澤明の天国と地獄のラストの意味教えて下さい。
881 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 15:39
age
882 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 16:01
黒沢清の「蜘蛛の瞳」をお願い〜
そういうことでしたか
ありがとうございました。
なんだかあまりおもしろい作品ではなかったです。
884 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 18:26
885 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 18:28
「天使の卵」おねがいします。たしか、押守さん・・・ でしたっけ?
886 :
名無シネマさん:2001/07/27(金) 23:07
あげ
>>872 「ホテル・ニューハンプシャー」
ある一家に、障害者がいて、レイプされるものがいて
飛行機事故で亡くなるものがいて、近親相姦するものがいて
自殺するものがいて、などと一見すると不幸の連続でしかないんですが
家族or人生ってそういうもんだよねと、わりに、ドライに描いた作品だと
思います。ナスターシャ・キンスキーの「クマ」かわいかったですね。
888 :
名無シネマさん:2001/07/28(土) 17:49
「孔雀」分からないです。
名前忘れたが外人の男性がホモしか分からなかった
889 :
名無シネマさん:2001/07/28(土) 17:55
>>454 それそれ、ベストキッド!!
師匠であるおじいさんをいつも自転車のかごに入れて
修行がてら隣町まで買い物(ミルク、トマトのジュース造り)に
行ってたよね!試合前におじいさんが星に帰っちゃうんだけど、
最後の買い物で奥義を教えながら川沿いを走るシーンで
大きい月がバックにドーンと出てきたときには、
とうじ、学校が嫌で、すねてた僕は思わず泣いちゃったよ。
そんな僕は今では2児のパパになって子供に空手教室に
通わせています。DVD出たら絶対買うんだけどね!
890 :
名無シネマさん:2001/07/28(土) 18:05
>>1 「南海の映画」だって!?
「あぶさん」とか?
891 :
名無シネマさん:2001/07/30(月) 17:06
倉庫落ちしそうなのでage
892 :
名無シネマさん:2001/07/30(月) 17:23
>>882 大杉連がサンルーフから上半身出した場面が笑うとこ。
あとは言葉では解説不可能。
と、これではあまりに不親切なので、
具体的にココハドーユーイミカ?とか訊かれたい。
893 :
名無シネマさん:2001/07/30(月) 17:35
「ファイトクラブ」の最初のほうだけど。
睾丸癌患者の会で、主催者が「二人ずつに分かれて語り合いましょう」
とか説明しているシーンで、
一瞬赤い服着たブラピらしい人物が現れたように思うんだけど。
これって気のせい?
894 :
名無シネマさん:2001/07/30(月) 19:49
気のせいじゃない。出てた。
895 :
893:2001/07/30(月) 20:16
>>894 ありがとう。心霊でも写りこんだかと思ってずっと気になっていて。
あれは、タイラーがジャックの想像の人物だという事を匂わせたコマだったのかな。
age夫
897 :
名無シネマさん:2001/07/31(火) 04:28
age夫!
898 :
鼻先:2001/08/01(水) 03:20
「ジョーブラックによろしく」に出てくる主役の女性のお姉さんは、どうしてあんなに
父親に好かれていないのでしょう(嫌われているわけではない)。
映画の中で何か説明がありましたでしょうか? ちょっと彼女と自分が重なるので
すごく思い入れがあるんです。どなたか、よろしくお願いします。
899 :
名無シネマさん:2001/08/02(木) 19:04
age
900 :
名無シネマさん:2001/08/02(木) 19:48
>>898 単純に相性かな?
親だって兄弟がいたら、どうしても可愛がる方ってあるんじゃない?
姉の方は仕事バリバリで、父親を手伝っていたから余計に煙たいな、なんて思って
いたのかも。自分が好きではないパーティを盛大にしようと企画してるし、あの父
はイベントとかあまり好きじゃないのに、姉は一生懸命なんだけど父親の好みとは
違う方に企画を持っていってしまう。
それがまた「嫌い」というより、彼にとって「面倒」なことを押し付ける仕事上の
パートナーみたいに見ていたのかも。
妹は美人で末っ子で素直で自分の仕事とは無関係の医者だったし、どうしても可愛
く思ってしまうのは仕方ない。
901 :
名無死シネマさん:2001/08/02(木) 19:49
ライアー、お願いします。
902 :
名無シネマさん:2001/08/02(木) 20:04
「マトリックス」の最後。
ネオは電話で「戦いが始まる」というような事を誰かにしゃべってる
けど誰と話してるの?
「SYSTEM FAILURE」の文字が出てくるけど、どうしてでしょうか。
903 :
名無死シネマさん:2001/08/02(木) 20:15
>>902 1.わからないけど、わざとエージェントに聞かせてるんだよ。
誰でもいいんだよ。
2.永遠のなぞです。
904 :
名無シネマさん:2001/08/04(土) 04:16
age
905 :
名無シネマさん:2001/08/04(土) 19:30
「オーディション」について。
やっぱ右足は実際に切り落とされたの?
906 :
名無シネマさん:2001/08/04(土) 19:31
デモンズ95のラストの意味教えろ。
あ、ここミーハーしかいないから誰も見てないか。
907 :
名無シネマさん:2001/08/05(日) 01:11
908 :
1: