●ヴィム・ヴェンダース

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無シネマさん
「都会のアリス」「ベルリン・天使の詩」「パリ・テキサス」・・・
2まむし:2001/04/01(日) 22:10
ageました。ベルリン天使の詩いいよね。ナスターシャキンスキーは
ヴェンダースのおかげで知りました。女神っすよ。超美人!
3名無シネマさん:2001/04/01(日) 23:17
ロードムービーっていまいちピンときません
4まむし:2001/04/01(日) 23:32
道の映像が多いから?パリテキサスとか。
自分もよくわからないです〜。
5名無シネマさん:2001/04/02(月) 00:18
人気ねえな
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/02(月) 00:20
アート系だけど、
ムツカシク観る必要なし。
リラックスして見よう。
まったりとな。
途中で寝てもぜんぜんオッケー。
7名無シネマさん:2001/04/02(月) 00:24
ヴェンダース良いね。
頭を使ってみても、感覚だけで見ても楽しめるのが良い。
 ロック音楽の評論家やってたから、音楽にも縁が深いのが良い。
 「ベルリン」はマイ ベスト1
8名無シネマさん:2001/04/02(月) 00:29
柄谷行人のベルリン評(評になるのか?)、
「闘争のエチカ」の最初にある。
あれ感動するね。あれでマくべスも読んだ。
9名無シネマさん:2001/04/02(月) 00:52
ライ・クーダー好きは「パリ・テキサス」にしびれるね。
映画を見た後音楽を聴くと更にビリビリ。
10名無シネマさん:2001/04/02(月) 02:39
ロードムーヴィーに一般的定義はないけど...
基本的には
-「自由」を目指す物語構成.
-自由へ向かう逃走の終わりにある死(直接的あるいは隠喩的).
-アウトローとしての主人公.抑圧的な社会構造.
-西部劇や相棒ものとの類似.
-自由のイコンとしての,あるいは自己を拡張する手段としての自動車.
-舞台装置としての荒野,さびれた光景など(「ロードスケープ」).
といった特徴を持つものを,そう呼ぶことが多いようです.
他にも,「ロングショット」や「クローズアップ」,「連続的なトラッキング
ショット」といった,技術的な部分を要素として数える場合もあるみたいです
けど.

ヴェンダースでは「さすらい」が一番すき...
11名無シネマさん:2001/04/02(月) 09:54
私は「ベルリン、天使の歌」が好き。
物語の構造がはっきりしているから好き。
12名無シネマさん:2001/04/03(火) 04:15
>10
なるほどねー。いや、勉強になりました。
いままでロードムービーって旅ものだとばっかり思ってました。
要するに「イージーライダー」とかが典型なんですね。
13名無シネマさん:2001/04/03(火) 06:43
ミリオンダラーホテルの試写会見に行った人いる?
いたら感想きぼう!

それにしても「世界の果てまでも」って
むちゃくちゃ評判悪いね。 おれはあのわけのわからなさ
がけっこう好きなんだけど。
ぼろいローバーが転がってしまうとこなんぞかなり好き。
14名無シネマさん:2001/04/03(火) 17:25
>>13
僕も好き。だけど題名は「夢の涯てまでも」だぞ。
15名無シネマさん:2001/04/03(火) 17:27
ヴェンダースの作った映画製作会社の名前ってロードムービー社っていうんだよね。
 捻ったネーミングだね
1613:2001/04/03(火) 19:46
すんません。英語の題名の「Until the End of the World」
というのが頭からはなれなくて。(すんません。U2ファンでもあります。)
17名無シネマさん:2001/04/03(火) 23:20
>13
僕も好きっすー!
評判は関係ない。人それぞれだからさ!
18名無シネマさん:2001/04/04(水) 00:33
「ブエナビスタ・ソシアル・クラブ」TVで流しながら見ました。
っていうか環境ビデオみたいになっちゃってたけど。
ちゃんと見てもいいし、そうやってもいい感じ。

白状するとディズニー関連かと最初は思っていたのだ(苦笑
19名無シネマさん:2001/04/04(水) 01:31
「ベルリン天使の詩」
よく眠れたし目覚めもスッキリでした。
まだ「有楽シネマ」と呼ばれていたころ。
あ、映画自身もおもしろかったですよ。
20名無シネマさん:2001/04/04(水) 05:41
「さすらい」だったかなあ。
主人公の男がほんとにウンコしたのにはびっくりした。
見事な一本糞だったなあ。
21名無シネマさん:2001/04/04(水) 14:21
ええなあ、ぶえなびすた!
22名無シネマさん:2001/04/04(水) 20:26
ごめん。「さすらい」、グッスリ眠りました。
23名無シネマさん:2001/04/04(水) 21:16
ベルリン以外好きになれない
24名無シネマさん:2001/04/05(木) 06:17
そーかなー。「パリテキ」とか、いいと思うけど。
25名無シネマさん:2001/04/05(木) 06:26
寝る人は寝るだろうね。
26名無さん:2001/04/05(木) 14:40
>>24
俺もパリテキが一番好きだな。
でも、あれって何となく誉めちゃダメっていう風潮ない?
27名無シネマさん:2001/04/05(木) 15:29
パリテキサスってどういう映画でどの変がよいの?
28名無シネマさん:2001/04/05(木) 15:49
>>27
テキサスの荒野にパリという土地がある。
主人公がその場所にたどり着いたとき、偶然、地下へ伸びる
トンネルを発見する。
そのトンネルの先には、超巨大合体変形ロボがあったのだ。
主人公がそのロボットに乗り込むと、ロボットに火が入った。
29名無シネマさん:2001/04/05(木) 15:52
そのトラビスがロボットに乗り込んで、ロボットが動き始める所が
マジかっこいいね。
ロボットは、トラビスの脳波のパターンを記録して、それが鍵になるから
トラビスにしかそのロボットは動かせなくなるんだよ。
30名無シネマさん:2001/04/05(木) 16:01
すげー!
31名無シネマさん:2001/04/05(木) 16:11
超巨大合体変形ロボをああいうスタイルで描き出した所が
さすがだよな。
やっぱりデザインの基調にはエドワード・ホッパーの影響が
感じられたよね。
その辺はヴェンダースの映画で終始一貫としてるところだね。
また、ロボットを通じてトラビスが無償の愛に気づく所がなぁ。
ホテルで待ってる子供を巨大ロボで迎えに行くんだよな。
32名無シネマさん:2001/04/05(木) 16:20
まぁあのロボットの無慈悲で非道な暴力描写に作った本人も
まいっちゃったんだろうな。
オレ、「エンド・オブ・バイオレンス」は、この映画の
ロボットの破壊描写が、発想の基になってると思うな。
33名無シネマさん:2001/04/06(金) 00:03
巨大ロボアゲ
34名無シネマさん:2001/04/06(金) 00:57
今週売りの「週刊アスキー」にインタビューが出ているよ。
インタビュアーは進藤晶子。
なんかすごい組み合わせだし、週アスにヴェンダースってのも、妙。
35名無シネマさん:2001/04/07(土) 10:53
そういえば「緋文字」ってのがあったな。初期のころだけど、のちのヴェンダースからは考えられないような退屈な文芸ものだった。なんのつもりだったんだろう? 疑問だ。
36名無シネマさん:2001/04/07(土) 10:54
>>35
本人も悔やんでたよ。
ボストンの話なのに、なんでスペインロケをしなくちゃ
ならないんだ!!
とか
37名無シネマさん:2001/04/07(土) 11:55
あれはあれで面白かったよ。退屈っていうなら、「都市の夏」を観よ。
まがうことなきヴェンダース映画だが、退屈だ。いや、それもよいのだがね。
38名無シネマさん:2001/04/07(土) 18:51
そうそう、ヴェンダースの退屈感ってなんとなくいいのよな。クルマの窓からボンヤリ外見てる感じってゆーか。ちょっとジム・ジャームッシュなんかと似てるなー。
39名無シネマさん:2001/04/07(土) 18:59
「緋文学」って実はTV映画なんだよね。
40名無シネマさん:2001/04/07(土) 22:29
えっ、そうなの? それにしては金がかかっているようだったけど。
「ちょっといい話」、さんくす。
41名無シネマさん:2001/04/08(日) 00:40
「ベルリン」だけでいい。
42名無シネマさん:2001/04/08(日) 02:12
ファンの間でも「緋文字」は駄目ってことになってるですか?
ビデオで見て、結構好きになっちゃったんですが。
監督の思惑とは違ったものになっちゃったのかもしれないけど、
それとはべつに見るべきモノはあったと思うのですが。
イエラ・ロットレンダーが好かった。(ロリ趣味で言うのではなくてね。)
43名無シネマさん:2001/04/08(日) 02:26
イエラって「都会のアリス」の子?
いまもういくつになるんだろ。映画とか出てんの?
44名無シネマさん:2001/04/08(日) 02:37
成長して「ファラ・ウェイ・ソー・クロース」にもカメオ出演してるらしい。
その他には「緋文字」「都会のアリス」の二本だけみたい。
45名無シネマさん:2001/04/09(月) 01:17
>>38
影響ありそうだね。
ジャームッシュのデビュー作「パーマネント バケーション」はヴェンダースが余ったフィルムをあげたところから始まったってのは有名な話しでしょ。
人生の中の重要な点だけを結ぶようなことをせず、むしろその中間のどうでもいい時間こそ人間の本質であるととらえる、特有のジャームッシュ・タッチは
この時点ではまだヴェンダース的な世界とないまぜになっていたけれど、それがまた良い。
4638:2001/04/09(月) 03:21
なるほど。

>人生の中の重要な点だけを結ぶようなことをせず、むしろその中間のどうでもいい時間こそ人間の本質であるととらえる、

ですか。
うまいこと言いますね。当たってると思います。
でも、それってドラマがないって点では、眠い映画ではあるんですね、ボクにとっては。
寝ていいですか?
47名無シネマさん:2001/04/09(月) 08:23
「ブエナ」「東京画」とドキュメンタリー映画は面白い。
しかし、実写は「パリ、テキサス」以外は・・・。
ヴェンダースって評論家受けめちゃ悪いよね。淀川とか田山力哉とか。
どうしてかな?知っている人情報ギボン。
48名無シネマさん:2001/04/09(月) 09:06
誉めてるひといる(いた?)じゃん。昔のハスミンとか。
49名無シネマさん:2001/04/09(月) 09:08
人生は退屈。存在の訪れ。
50名無シネマさん:2001/04/09(月) 10:51
批評家受けめちゃ悪いとは思わない。充実期の作品はさすがにみんな語るでしょ
 あと、ヴェンダースの映画は寝てもOK。
 寝る映画=駄作ではない。作品の特質。刺激の質の違いというやつだ。

 ・・・「押井守 全仕事」の受け売りだぁ〜
51名無シネマさん:2001/04/09(月) 16:22
実際、ヴェンダースっていい仕事残してきてると思うよ。
メイド・イン・ハリウッドのドガチャカ映画に飽きたとき、
Vでいいから覗いてごらん。ホッとするから。
てか、このスレの流れで言うと、心地よく「寝れる」から、だな。
52名無シネマさん:2001/04/09(月) 23:10
「夢の涯て」で壊れた。
53名無シネマさん:2001/04/10(火) 02:21
>>47
辞書を引くと、「実写」とはじつは劇映画ならぬ、記録映画のことをさす言葉らしい。
54名無シネマさん:2001/04/10(火) 03:41
東京画最近観たんだけど、小津云々以外の東京描写は
何これ?ってものばっかり。にしてもこんなプライベート
フィルムに金出すやつもどうかしてたんだなぁ。あの時代は。
55名無シネマさん:2001/04/10(火) 03:50
駅でダダこねる子供が良かった。生き生きとしていて、あそこ
だけ人間の血液の暖かみがフィルムに焼き付いている>>54
56名無シネマさん:2001/04/10(火) 04:08
パリテキ観てほかのヴェンダース映画観たくなったんだけど
似た感じのおすすめってどれ?
57名無シネマさん:2001/04/10(火) 04:15
えっ、ヴェンダースの映画って眠いの?押井守までそんな・・・
ベルリン天使の詩以前しか見てないけど、眠くなったことないなぁ。
てか、アヴァロンのほうがずっと眠いよ。
58名無シネマさん:2001/04/10(火) 04:23
似たカンジのって無いとおもう・・>>56

ただ、「都会のアリス」の孤独な青年のドライブは
「パリ、テキサス」の原形を思わせる。かもしれない。
59名無シネマさん:2001/04/10(火) 04:55
似たかんじではないけど、「アメリカの友人」は犯罪映画として興奮した。
(フィルム視聴ね。)
60名無シネマさん:2001/04/10(火) 05:48
ハメットのたるい感じ
安眠できるね
61名無シネマさん:2001/04/10(火) 06:16
なんか重要な作品忘れてるような。。。
62名無シネマさん:2001/04/10(火) 07:40
>>61
何?「ことの次第」と「都市とモードのビデオノート」は
ちっとも重要じゃないぞ
63ZEROES:2001/04/10(火) 11:03
ヴェンダースからもらったフィルムでジャームッシュが撮ったのは『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の第1部。
二人は、ニコラス・レイを師と仰いでいる点で共通してますね。
『ミステリートレイン』がカンヌに出品された年、ヴェンダースガが審査委員長だったので、友達に賞が行くのではと予想されたが、
受賞したのは、今をときめくソダーバーグの『セックスと嘘とビデオテープ』でした。
64名無シネマさん:2001/04/10(火) 18:12
>60
「ハメット」というのはヴェンダース監督ということでいいんですか?
コッポラがつくりなおしたという話を聞いたんですが。
未見ですので、ヴェンダースだったらぜひ見たいと思っています。
65名無シネマさん:2001/04/10(火) 21:07
さすらい
66名無シネマさん:2001/04/10(火) 21:32
>>64
コッポラ製作、ヴェンダース監督だね
本物のノワールつー触れ込みだったけど未見
67名無シネマさん:2001/04/10(火) 23:33
>>63
間違えた〜

「ハメット」は全然ヴェンダースらしくない作品だった。ほとんどコッポラの映画だ。
しかも撮影にはかなりゴタゴタがあって、ヴェンダースはしばらくへこんだそうだ。

まぁ、全くつまらない映画だとは思わないけど
68名無シネマさん:2001/04/11(水) 00:08
夢の果てまでもっていいの?
どんな感じにいい?
69名無シネマさん:2001/04/11(水) 00:11
都会のアリスは少女の可愛さといじらしさに萌え〜〜。
まわり道はあのダラダラした感じが好き。アクの強い登場人物も。
さすらいは、最初の方だけ見て感情移入できなくって上の空で見て終わった。

ゴールキーパーの不安はどんなだったか忘れた・・・でもこの作品から
ヴェンダース映画に入って何作か見たから、面白いと感じたのだろう・・・
70名無シネマさん:2001/04/11(水) 04:15
萌え〜〜。はやめよう。
イエラ・ロットレンダーは緋文字にも出てるで。
観た?
71名無シネマさん:2001/04/11(水) 05:50
“ベルリン”だけヴェンダース作品では好きになれないんですけど・・・・・
ヴェンダースらしからぬ異質さ、という意味では緋文字と
双璧だと思う。
小説版を読んで余計にそう感じた。
“パリ・テキサス”と“ゴールキーパーの不安”はめっさ好きだけど
72名無シネマさん:2001/04/11(水) 06:54
緋文字は異質ですかね〜。(監督本人の悔恨はともかく)
この監督のフィルモ・グラフィーって分かりやすいくらいつながってると思えるけどね。
73名無シネマさん:2001/04/11(水) 14:22
a
74名無シネマさん:2001/04/11(水) 22:04
「ニックス・ムービー」ってどうなの?
見た人、いる?
75名無シネマさん:2001/04/12(木) 04:04
アメリカの映画監督ニコラス・レイを扱ったドキュメンタリーだと聞いたことがある。小津を題材にした「東京画」みたいなもんかなー。未見。
76名無シネマさん:2001/04/12(木) 06:49
ニコラス・レイは『アメリカの友人』に出演。
77名無シネマさん:2001/04/12(木) 08:48
「愛のめぐりあい」はどうでした?
アントニオーニと共同でつくったんだっけ
78名無シネマさん:2001/04/12(木) 08:51
>>47
新作見るとなんとなくわかるかもしれない。
評論家じゃないから言葉にはできない…スマソ。
79名無シネマさん:2001/04/12(木) 17:06
>77
アントニオーニと共同監督ってこと?
ただ「愛のめぐりあい」ってタイトルはねー。ビデオ屋にあっても見逃しそうだし、なんか食指わかねータイトルだなー。
80名無シネマさん:2001/04/12(木) 18:41
ミリオンダラー・ホテル見たよ
「なんだーカラックスみたいじゃ〜ん」と思ったけど
数日経った今じわじわと染みてマス
思い返すとせつなひ・・・
でも結局、美味しい所はボノ(U2の曲)が
持ってちゃうのね〜ん、て感じでサントラまで買っちまった

ヴェンダースの映画って見終わった後も楽しめるので好き。
81名無シネマさん:2001/04/12(木) 20:45
パリテキサスっていうのも退屈系なの?
82名無シネマさん:2001/04/12(木) 20:48
むせび泣けっ!!
83ニックス・ムービーとは。:2001/04/13(金) 02:32
>>74
ドキュメンタリーの体裁はとっているが、実は演出されている。
その演出の過程も記録されているという、複雑な構造の“記録映画”。

敢えて名付けるなら、「映像詩」ってトコロか。
84:2001/04/13(金) 13:13
メタシネマね。
85名無シネマさん:2001/04/13(金) 14:45
>77
「愛のめぐりあい」はあんまりだったね。
「愛」を題材にした割には「愛」を感じられなかった。
86名無シネマさん:2001/04/13(金) 21:14
ヴェンダースの音楽の使い方は節度があって上品な気がしてイイと思う。
実は「ベルリン」と「夢の涯てまでも」のサントラを買って、
それからのめり込んだバンドが5つはある。
87名無シネマさん:2001/04/14(土) 03:10
「ベルリン」の音楽って、なんかジトーッとしてなかったっけ、
あんまりよく憶えてないけど、そんな気がした記憶が・・・
88名無シネマさん:2001/04/14(土) 03:15
ミリオンダラー、エンドオブバイオレンス、夢の果てまでも、時の翼にのって。
サントラは全部良い。
89名無シネマさん:2001/04/14(土) 10:52
「パリ・テキサス」「アメリカの友人」は大好きだが、
「ベルリン天使の詩」でずっこけた。それからほとんど見てない。
少し前にソフィー・マルソーのやつ(題名失念)を見たが、
ますますずっこけた。

「パリ〜」は確かサム・シェパード脚本だったと思うが、「アメリカ〜」
も原作は別の人?ヴェンダースのオリジナルが俺には会わないのかな。
こんなオレにお勧めきぼーん。
90名無シネマさん:2001/04/14(土) 16:22
んじゃ、ファイトクラブでも観てスカッとしようぜ
>>89
91名無シネマさん:2001/04/15(日) 00:47
サム・シェパードがヴェンダースに合ってるとは思えないんだけどな。
「パリ・テキサス」は悪くなかったけど。
アルトマンなんかのほうが相性イイんじゃねーか?
92089:2001/04/15(日) 03:40
>>090まだ見てないので、楽しみだ。ありがとう。

>>091ロバート・アルトマンの事かな。検索すると数人いたので。
「ニューヨーカーの青い鳥」「ロング・グッドバイ」「M★A★S★H 」
どれも大好きな映画です。

監督と脚本の相性って今まで考えたことないんだけど、ヴェンダースと
アルトマンって対極のような気がしない?
俺自身との相性って事なら納得。ありがとう。
93名無シネマさん:2001/04/15(日) 18:24
ヴェンダースって、そりゃ大した才能だけど、アルトマンと比べたらやっぱカッペでしょ。
94名無シネマさん:2001/04/15(日) 23:14
ヨーロッパvsアメリカだったら、当然アメリカのほうがカッペ。
95名無シネマさん:2001/04/15(日) 23:45
ずいぶんと乱暴な意見だな。
96名無シネマさん:2001/04/16(月) 03:42
日本はどうなんだ?
97名無シネマさん:2001/04/18(水) 03:36
「ゴールキーパーの不安」
ヴェンダースの処女作だというが、演出の老練さは舌を巻くばかりだ。
もっとも、眠い、という特徴はそのころから歴然!
98名無シネマさん:2001/04/18(水) 09:30
質問。
「ゴールキーパーの不安」は確かに見せるものがあるけど、
あの映画で語らんとしていたこと(やろうとしていたこと)って何ナノ?
9997:2001/04/18(水) 23:00
いやー、わたしにもよくわかりません(ワラ
たぶんですが、アクティブにプレイ(人生?)に参加し
ない者、できない者の孤独感、不安感を描いているんじ
ゃないでしょうか。というより、虚無という感じがあた
っているかもしれません。
主人公の造形に、仏教的な無常を感じましたが、どうな
んでしょ。
100名無シネマさん:2001/04/19(木) 08:14
退屈だった.
101名無シネマさん:2001/04/19(木) 09:11
退屈でないのがよい映画というのは、独善的な思い込みでは?
102名無シネマさん:2001/04/21(土) 00:03
ガンアクションとカーチェイスと血糊だけが映画のすべてだと思ってるお子ちゃまにはねー、うん、退屈だよ。
103べるりん天使のチョップ:2001/04/21(土) 00:18
アメリカの友人って誰?
ストーリーが全然わかんなかったぞ。
金と時間がなかったのか?
104名無シネマさん:2001/04/21(土) 00:22
「夢の果てまでも」、見ましたけど後半の、あの、何とも言い難い空気はなんなんだろ……

蓮見批評で言っていた「映画の死を予見した」ってのがあれなのだろうか……?
前半でやった今までの総決算が、かつてのヴェンダースを象徴しているようで
それが壊れていくのが単純に怖かった。

P.S 日本のシーンは笑えました。
105名無シネマさん:2001/04/21(土) 01:41
「ミリオンダラー・ホテル」試写で見た。
今ひとつ煮え切らなかった。
106名無シネマさん:2001/04/21(土) 10:21
>103
「アメリカの友人」
ニコラス・レイのことじゃないの?
107名無シネマさん:2001/04/21(土) 10:32
>>103
「アメリカの友人」って「太陽がいっぱい」の番外編でしょ。
詐欺師トム・リプリー=アメリカの友人っす。
108名無シネマさん:2001/04/21(土) 12:02
>>107
番外編っつう書き方はちょっと‥‥
109名無シネマさん:2001/04/22(日) 10:46
そうそう、「アメリカの友人」と「太陽・・・」まったくテースト違うもん。
110ホッパー:2001/04/23(月) 00:31
「アメリカの友人」がヴェンダースの最高傑作。
安定して流れていた地味な物語が最後に一気に破裂。
雨上がりの朝の海沿いの道を疾駆する救急車!
そして海!海!海!
「ベルリン〜」が好きな人はなんでかこの映画が嫌いみたいなのはなぜ?
そしてヴェンダースファンに限って「アメリカ」の評価低いのはどうして?
確かに「ベルリン〜」もたいそうな映画だったけど、
面白度、密度、映画の感動度からいったらやっぱこれでしょ。
111名無シネマさん:2001/04/23(月) 00:49
何故ホッパーを見捨てたの?
112ホッパー:2001/04/23(月) 12:52
妻の許に帰るからです。
リプリーとの「遊びの時間」は終わったんですねえ。
全編、子供の友情みたいな育み方がしてあって、
妻は「悪い子と付き合うんじゃありません!」と叱るお母さんみたいな存在。
それまで妻に殉じて地味な人生を送ってきたガンツは、
リプリーと出会いによって、死の間際に一瞬、生を燃やし尽くすのです。
これは同時に永遠の孤独者・リプリーの性でもあるようで。
辿り着いたらいっつも雨降りぃ〜。
そんなのも含めて傑作。
113:2001/04/24(火) 20:50
「アメリカの友人」大好きです。
名セリフがありましたね。「ビートルズはもう来ないんだ」
そしてガンツ、最後の「遊び」に出かける車中で、ビートルズの「ドライブ・マイ・カー」を口ずさむ。
フィルム・ノアールの傑作中の傑作です。
114名無シネマさん:2001/04/24(火) 21:22
「ベルリン…」最高ー
第三舞台の「天使は瞳を閉じて」はこの映画の影響を受けてできたんだってね。
115名無シネマさん:2001/04/25(水) 01:48
「ニックス・ムービー」
よう分からんかった。
厨房?
116名無シネマさん:2001/04/25(水) 08:58
>112
なるほど。泣けるねぃ。
初めてみた時は、あの救急車がぎゅ〜んと防波堤に乗り上げるところに鳥肌が立った。
シゴトをする時の緊迫感も凄いね。
117ヴェンダース本:2001/04/25(水) 17:24
って結構出てるけど、キネ旬の監督本で青山真治責任編集って奴あるじゃん。
あれ読んだ人いる? 座談会を「ロストインアメリカ」の連中でやってる
んだけど、何度読み返しても、何が言いたいのかわからんのよ。
いや、意味はわかるけど、発言の意図がいちいちわからんつーか。
皮肉じゃなく、立派に映画を撮ってるんだから、しょうもない言葉遊び
してる場合じゃないと思うんだけどな。読んでいる人いたら意見求む。

いっとくが、俺は柳下毅一郎派ではないぞ(藁 あの喧嘩はどーでもいい。
118ホッパー:2001/04/25(水) 21:56
考えない、考えない。
ムツカシイ言葉は映画を殺すだけぞい。
119117ですが:2001/04/26(木) 03:56
118さん、なるほどです。するてぇと、あの本の座談会の方々は
映画を殺しているということになりますかいな?
映画を殺しながら、映画を撮るってどういうことだ?
うーん、やっぱ考えちゃいかんのですか。
120ホッパー:2001/04/26(木) 06:01
考えて、なおかつ肉体性のある映画を撮れればこしたことないかも。
121再び119ですが:2001/04/26(木) 07:02
ホッパーさん、たびたびレスどーもです。
青山監督の『ユリイカ』はごらんになったのでしょうか。
あれは田村正毅のキャメラと意外とオーソドックスな演出に
よって、かろうじて“肉体性のある映画”の映画にはなってる
感はありました。ただ、はっきり言ってあれは“ムツカシイ”
言葉で語る映画ではないと思いました。
ヴェンダースも多少その気があるかもしれないが、なかなか
言ってることと映画の中身がともなわない作家というのは
多いもんだということなんですかね。まとまらないこと言って
すんません。朝から頭を悩ませてしまいましたよ。
122名無シネマさん:2001/04/26(木) 07:21
パリ・テキに主演した役者(スタントン)って最近何かにでた?
123名無シネマさん:2001/04/26(木) 08:57
ストレイトストーリーにでた。 主人公の兄貴役で最後にホンの少し
124名無シネマさん:2001/04/26(木) 10:30
「ユリイカ」は肉体性?が希薄やったと思います。
人物がエロティックに見えることがほとんどありませんでした。
結局、梢(だっけ?)萌えとか言われちゃいそうです。
ヴェンダースの映画は、人物に自然な愛着が抱けます。
125122:2001/04/26(木) 10:43
>123
ありがとうございます。ほかにもチョイ役で何か出てるんですか?。
126名無シネマさん:2001/04/27(金) 00:37
久しぶりに来てみたら、「アメリカの友人」のレスがずいぶんあって、なんか嬉しくなっちゃった。
あの映画が好きな人ってけっこういるんですね。
先のレスにもあったけど、列車での殺しのシーンってすっごく緊張感あって、この監督ってサスペンスの演出うまいよね。
いつか本格的なスリラー撮ってもらいたいなー。
127名無シネマさん:2001/04/27(金) 06:41
あれでデニス・ホッパーが復活したんだよね。
ドイツ人なのに、よくポッパーをキャスティングしたもんだ。
役者選びのセンスはいいね。
128名無シネマさん:2001/04/27(金) 11:17
イージー・ライダーだからだろ>ホッパー
129名無シネマさん:2001/04/28(土) 01:57
いや、そうじゃなく、「イージー・ライダー」ともう一本、監督作(題名を忘れた。未見)をつくったあと、ハリウッドとトラブって、4〜5年干されてた時期があったはず。そのあとの第1作が「アメリカ・・・」だったと思うけど。
130ラストムービー:2001/04/28(土) 02:36
ですな。『地獄の黙示録』の撮影後の出演作が『アメリカの友人』らしい。
131ZEROES:2001/04/29(日) 12:27
>>125さん
『グリーンマイル』で囚人の一人を演じています。

『アメリカの友人』ジョン・マルコヴィッチ主演でリメイク撮影中だそうです。

132hLam:2001/04/29(日) 14:02
ヴェンダースがアメリカの南西部で撮った写真集良くない?
「PARIS,TEXAS」のサントラ聞きながらあれ見るといいんだけど。
自分も同じ様なもの撮りたくて、パリテキのオープニングでトラヴィスが
ぶっ倒れたテルリンガっていう街に行ったんだけどいいもの撮れなかった。
一応PARIS,TXもいったんだけど、あそこは映画ででなかったからね。
街のカフェの定員にこの映画の事聞いたんだけど知らなかった。
133名無シネマさん:2001/05/03(木) 06:43
新作「ミリオンダラー・ホテル」
だれか見た人いる?
134:2001/05/04(金) 06:31
もうやってんの?
アメリカっぽい題名、「パリテキ」のテーストを期待したい。
地方での上映予定はどうなってんだろ?
135名無シネマさん:2001/05/04(金) 08:40
U2のファンの方なら、まずはサントラを買ってから見ることをお薦めします。
特にU2が好きでない方でも、ブライアン・イーノ、ダニエル・ラノワ、
ジョン・ハッセルといった異才たちがU2のメンバーと奏でる音楽に
は感銘を受けること請け合いです。
映画そのものは…『エンド・オブ・バイオレンス』よりは面白いですな(苦笑
136名無シネマさん:2001/05/04(金) 11:09
>>135

バイオレンスが主題なのにあのマターリ感がタマランのですよ。
恵比寿ガーデンシネマで観てたら隣のオヤジが浅田彰クリソツで
しかもイビキかいて寝てたのが、あの映画の想い出。
エンド・オブ・バイオレンス
137136:2001/05/04(金) 12:33
なるほど! >マターリ感<とは言い得て妙ですね。
>浅田彰クリソツ<本人でしょう、きっと(藁)
でも、あの映画のアン・マクドウェルのドテ腹にはゲッソリしました(爆)
138ナナシサン@大部屋:2001/05/04(金) 12:51
青山真治監督、
http://www.so-net.ne.jp/seijun/styletokill/event/images/seijun0324.ram
を聞く限り、映画についての語りはどうも...

>>117 音楽、映像関係では雰囲気だけの語りちゅうのがあるから、
あまり思い詰めない方がいいのでは?
理詰めで作っている訳でないのが改めて分かっておもしろいじゃん。
神に愛でられし人々なんだよ。激しい思い込みで突き進む人とかね。

ヴェンダースの作品が安定しないのも、語りを聞けばうなずける...
大部屋の私が言うのも何だが...
139117ですが:2001/05/04(金) 18:55
>138さん<御丁寧なレスをどーもです。
>理詰めで作っている訳でないのが改めて分かっておもしろい
なるほど、これは納得できる御意見です。卓見でございますな。感謝です。
140:2001/05/04(金) 20:08
ヨウジと友達。「都市とモードのビデオノート」観た人いるぅ?
141名無シネマさん:2001/05/04(金) 21:32
『ミリオンダラー〜』の撮影現場を撮った
ドキュメンタリーがあるらしく
『ワン・ダラー・ホテル』というタイトルで
いずれ公開したいと言ってましたよ、監督。
間違いなくこっちの方が本編より面白そう。
142名無シネマさん:2001/05/05(土) 02:34
>>140
ほとんど見てんだけど、「都市とモードのビデオノート」は見てない。VTR出てる?
でも、なんかこのタイトル、かったるそう。
143名無シネマさん:2001/05/05(土) 22:10
>>141
メイキングってこと?
それを本人が監督してるの?
だとしたら、うーん・・・・、
ヴェンダースのつくるドキュメンタリー映画って「ニックス」にしても「東京画」にしても一筋縄ではいかないからなー。
本編とメイキングをセットで監督するってのも、ヴェンダースならではの離れ業!
144ホッパー:2001/05/05(土) 23:29
117さん。
スイマセン、返事遅くなりました。
『ユリイカ』、まだ見てません。
実は青山監督の映画は『チンピラ』『ヘルプレス』しか見ていないのです。
しかしこの人の他の映画を見たいかといえばあんまり…。
とりあえずそのスダレみたいな髪を切ってくれ!!
そしてもう中上健次について語るのはやめてくれ!

…ま、私もあんまムツカシイことはわからんのですが。
でも批評というものは誰かが何かを作ったら、
作った者の鬼の首でもとるように後から後から出てくるし、
批評好きの連中は自意識先行タイプで、映画を語るというより、映画を使って
自分を語りたいというような本末転倒野郎が多い気がする。
関係ないが阿部和重の「アメリカの夜」ってそれを書いてたから
面白かったんじゃないかな。
そんなわけで、ヨドチョウ死後、今は批評は全く読んでいません。
読む必要あるのかな。
ヴェンダースは自意識タイプでもないのだろうけど、
頭が良すぎるのが仇になってる気がするなぁ、今は。
若い頃は人生に対して謎が多かったんじゃないか。
だから「アメリカの友人」の死に逝く中年男の心理を分かろうと努力して努力して
その必死の想像力が映画を格段スリリングで内省的なものにしていた気がする。
批評映画及び批評家は「俺って何でも知ってるもんね〜」
といった勘違いがはびこりすぎでは。
サロンみたいな雰囲気が気分いいんだろうなぁ。
失礼、テーマからの脱線多しでした。
145名無シネマさん:2001/05/05(土) 23:33
青山真治はいけすかないが、
「ユリイカ」は本当に素晴らしい出来だ。
だまされたと思って皆さん見てください。
146117ですが:2001/05/06(日) 10:47
>144>ホッパーさん<再びレスどーもです。
>批評好きの連中は自意識先行タイプで、映画を語るというより、映画を使って
自分を語りたいというような本末転倒野郎が多い気がする
まさに言い得て妙ですね。激しく同意。青山監督は完全にこのタイプですな。
『チンピラ』『ヘルプレス』はかなり理屈先行で撮られていて見ていて苦痛
なところが多々あります。もっとも、>145さんも書いているとおり、
『ユリイカ』は一見の価値ある力作です。まあ、田村正毅のキャメラに
おんぶにだっこ、みたいな面は否めないのですが。
映画監督たるもの、余計なことは語らずに作品だけで勝負してほしいもんです…
147名無シネマさん:2001/05/08(火) 00:40
「ミリオンダラー」age
148@:2001/05/08(火) 01:33
>>142
いや〜、観てないんです。観たいです。Vの件も分りませぬ。
ヨウジ主演のドキュメンタリーらしいですが、ビリヤード
してるとこ チラっと観たことあるんですが・・・
149名無シネマさん:2001/05/08(火) 19:10
「ハメット」って評価低いの?
大好きなんだけどなあ。
役者もいいのが揃っているし、雰囲気もいいし。
もっとも、ラストの落ちはありがちで、ちゃちいかもな。
150名無シネマさん:2001/05/09(水) 02:12
乗船開始!
だっけ? 「ベルリン・・・」のラスト。
151名無シネマさん:2001/05/09(水) 07:09
>批評好きの連中は自意識先行タイプで、映画を語るというより、映画を使って
自分を語りたいというような本末転倒野郎が多い気がする
「批評とは、ついに己の夢を懐疑的に語ることではないのか!」なんて言葉(小林秀雄)もある。
まあ、どれだけ本気かが真偽の分かれ目ってことなんだけど。
152名無シネマさん:2001/05/10(木) 11:04
あhr
153名無シネマさん:2001/05/10(木) 20:10
>151
「批評とは、つまるところBAY OR NOT BAYである」って言葉、小林信彦だったかの本で読んだことがある。
もっとも、これはエンターテイメントの場合だろうが・・・。(ココロのなかで)大きくうなずいた記憶があります。
154名無シネマさん:2001/05/10(木) 21:03
↑うーむむ、オレの勘違いなら良いんだが・・・もしかして・・・
155名無シネマさん:2001/05/11(金) 20:02
↑な、なにを勘違いされてしまったのだろう・・・・気になる・・・・
156名無シネマさん:2001/05/11(金) 20:06
いや、つまり153の書いてる「BAY」は「BUY」の間違いでは無くて、
本当にそういう言い回しがあるのかな?と。
オレが知らないだけなのかな?と。
157名無シネマさん:2001/05/11(金) 21:04
>>151
一概に批評的言説を排除するのはよくない。
自分の夢を懐疑的に語るってのは、つまり自分の幻視する
(ありうべき)理想のようなものに対して、
「おいおい、そんなもんじゃないだろう」って
他者の作品を媒体にして本気でツッコミ入れることだろう。
だからその理想が自分勝手じゃなくて、ホントに映画への愛に基づいていて
まっとうで的確な夢ならば、おのずと説得力を持つんじゃないの?
158名無シネマさん:2001/05/11(金) 21:54
>156
ううう、顔真っ赤!
I LAVE YOU だぜ、まったく。
159名無シネマさん:2001/05/11(金) 23:14
ちょっとヤバそうなネタをやってもギリギリのところで節度を保つのが
ヴェンダースの上品さだな。
根がマジメなんじゃないかな。
160ホッパー:2001/05/12(土) 00:01
たしかに、
批評的言説を無闇に排除するのはよくない、と言うか不可能だと思うが、
『ホントに映画への愛に基づいていてまっとうで的確な夢ならば』
というのはやはりよく分からない。
いや、分かる気はするが抽象的に過ぎる気が。
つまり、それが創造する側ならばよく分かるが、
職業としての批評というのが分からない。
それとも批評は創造行為というのが一般認識なんだろうか。
・・・でもこの話題はヴェンダースはあまり関係ないかも。
スイマセン。
161うんこあら:2001/05/12(土) 01:44
『リスボン物語』が好きです。
阿部和重は「『さすらい』や『ことの次第』の要約」だって
批判してたけど。ホントにそうかな。
最近のヴェンダースは、映像表現とか技法的なリアリティより
物語の失調ぶりにその特徴があらわれてて、
そこから「それでもやるんだよ」感が伝わってくる。
『エンドオブ〜』でさえがんばってると思うし、
ミリオンダラーもカラックスっぽい物語だけど、
否定できない魅力いっぱいあったですよ。
ゾンビ映画としての「魅力」だけど。
日比谷の劇場がすげー空いてたのが悲しかったなぁ。
世の中的にはその方が平和だけどな。
162名無シネマさん:2001/05/12(土) 02:46
ゾンビー映画っすか?そんなに嫌な臭い(腐臭)はしませんでしたが(笑)。
163故・小林秀雄先生:2001/05/12(土) 02:59
この豊富性のために、私は、彼らの作品から思う処を抽象することが出来る、と言う事はまた何を抽象しても何物かが残るということだ。
この豊富性の裡を彷徨して、私は、その作家の思想を完全に了解したと信ずる、その途端、不思議な角度から、新しい思想の断片が私を見る。
見られたが最後、断片はもはや断片ではない、たちまち拡大して、今了解した私の思想を呑んでしまうという事が起こる。
この彷徨はあたかも解析によって己れの姿を捕らえようとする彷徨に等しい。
こうして私は、私の解析の眩暈の末、傑作の豊富性の底を流れる、作者の宿命の主調低音をきくのである。
この時私の騒然たる夢はやみ、私の心が私の言葉を語り始める、この時私は私の批評の可能を悟るのである。
164名無シネマさん:2001/05/12(土) 05:00
>>163
板違い。逝って下さいな。
165名無シネマさん:2001/05/12(土) 12:09
いきませ〜ん
166名無シネマさん:2001/05/13(日) 00:21
じゃ、いて
167名無シネマさん:2001/05/14(月) 11:35
age
168ala:2001/05/14(月) 22:56
恋愛映画は描けない。
ベルリン見て初な人だと思ったわ。
169名無シネマさん:2001/05/15(火) 11:12
具体的な恋愛ではなくて、片想いの映画だよね。
170名無シネマさん:2001/05/16(水) 03:27
でも奥さん、何度も取り替えてるんじゃなかったっけ。
ウッディ・アレンのコンプレックスと同じで、ヴィムの
純情も作家性の「武器」なんだろうな。
171名無シネマさん:2001/05/17(木) 02:28
ヴェンダースの素顔は「ニックスムービー」で拝める。
インテリふうのまずまずのハンサム。
モテるんじゃない?
172名無シネマさん:2001/05/17(木) 17:04
age
173名無シネマさん:2001/05/17(木) 23:51
>>171
今はだんごっ鼻のインテリ風だよね。ちょっといたずらっぽさがあるのが巨匠っぽくなくて、そこがいいかもね。
174名無シネマさん:2001/05/17(木) 23:54
ミリオンダラー、見てきましたよ。
やっぱ絵がすごいですね。映画館で見るのとビデオとでは迫力が違う。
空の感覚がものすごいと思いました。

でもニックスの話。
昨日ビデオで見たんだけど、あれホントに死んでるんだね。
すんごい悲しい気分になったよ。フィクションじゃなかっただなんて。
175名無シネマさん:2001/05/18(金) 01:48
ベンダースってあんま好きな監督じゃないんだけど、
なぜか頭にこびりついてる。特に「ベルリン天使の詩」「パリ、テキサス」のシーンがたまに浮かぶ。
理由わからず。
176名無シネマさん:2001/05/18(金) 06:29
『まわり道』のナスターシャ・キンスキー最高!!
萌え〜
177名無シネマさん:2001/05/18(金) 15:02
>>175
あ、その感じ、わかる。
正直、オレ、ヴェンダースの映画ってよくわからん。
「パリテキ」だって、あの夫婦がもう一度いっしょに暮らせば
いいのに、なーんて、ミもフタもない感想で見終わった(藁
でも、ときどき、ふとあの映画のことがアタマに浮かんだりする。
スライドギターの音とかがね。
なんだろうね、あれって。
178名無シネマさん:2001/05/18(金) 15:16
やっぱ映像と音の噛み合わせがいい監督なんだと思うな。
『パリ・テキサス』は画面に時々赤い色を意図的に使ってない?
なんかやたら印象として残ってるんだけど。
ちなみにその『パリ・テキサス』は話も判りやすかったので一番すき。
179名無シネマさん:2001/05/19(土) 13:13
あげ
180名無シネマさん:2001/05/19(土) 13:33
>176
今更・・(笑)
でもあのひとって何であー雰囲気がいやらしいのかね。やばいよ。
無論好い意味でだけど。
181名無シネマさん:2001/05/19(土) 15:01
ベルリン天使の詩が好きです。
ニックケイブ最近何してるんでしょーか?
182名無シネマさん:2001/05/19(土) 15:05
>>181
あの時ベルリンのライブハウスで心の中で
「かっこいいー」
と言ってた女性の方ですか?
183名無シネマさん:2001/05/19(土) 16:57
>>170
片想い志向だから、具体的な女とつきあうとあまりうまくいかないのでは?
184名無シネマさん:2001/05/19(土) 23:30
両思いでもすれ違っちゃうしね→パリテキサス
185名無シネマさん:2001/05/20(日) 09:47
そのディスコミュニケーションな感覚が好きなの。俺も人と付き合うのへただから、かな。
186181:2001/05/21(月) 10:30
>182
うけました
でも人違いです。
187名無シネマさん:2001/05/22(火) 03:35
>170
ヴェンダースってロリコンでしょ。
188名無シネマさん:2001/05/23(水) 01:09
っていうか、性を描けない作家だと思わうけどな。
189名無シネマさん:2001/05/23(水) 01:11
追伸。
非難してるわけではありません。そこがいいんです。
190名無シネマさん:2001/05/23(水) 06:15
少女をつかってたらロリコンかい。
ロリコン的気質もマザコン的気質も、女性に対して幻想のある(それから逃れられない)男の宿命だと思う。
(ヴェンダースって母親に早く死に別れたのだよね?)

『まわり道』のナスターシャが、『パリ、テキサス』で母親として登場するってのも故のないことではない。
マジック・ミラーの存在は、映画のスクリーンのアナロジーでしょ。みずからの視線に対して自覚的だと思う。
191名無シネマさん:2001/05/24(木) 00:22
>>190
納得。
説得力のあるご意見です。
ヴェンダースの映画を理解する手がかりになるかと。
192ZEROES:2001/05/24(木) 14:56
池袋のアムラックスシアターでかかった短編『アリーシャと熊と ストーンリング』観たいけれど、
ソフト化とかしないかな。

ヴェンダースの子供の扱い方、昔は大人を凹ますような生意気な感じだったけれど、
『ベルリン』『時の翼にのって』は、大人の視線から慈しむように撮っている。
193名無シネマさん:2001/05/26(土) 01:01
age
194名無シネマさん:2001/05/26(土) 01:23
あかん、ジム・ジャームッシュとカブっている気がして覚え辛いぞ。
195名無シネマさん:2001/05/26(土) 02:36
『さすらい』とかでも、子供の言葉が耳に残る。哲学やってたひとだけのことはある。
196名無シネマさん:2001/05/27(日) 19:57
そういえば「ベルリン」のナレーションはちよっと難解。
やっぱ哲学?
197名無シネマさん:2001/05/27(日) 23:42
「ハメット」見たよ。なんかすごく好きだった。
久々に俺の映画ツボを思いっきり押してくれる映画を見たような気がした。
雰囲気が素晴らしいね。ハードボイルドなんだけど上品に芸術的というか。
149も言ってるけど、確かにストーリーが弱いな。

あげとくよ。
198名無シネマさん:2001/05/29(火) 05:52
「ハメット」ってアメリカ製ハードボイルドのパロディだろ?
だとしたらあのストーリーに納得。定石をふまえてるっていうか・・・
199名無シネマさん:2001/05/30(水) 21:51
199
200名無シネマさん:2001/05/31(木) 02:36
200
終了?
201名無シネマさん:2001/05/31(木) 02:40
都会のアリスの少女は女優にはならなかったんだよねぇ。
映画の衣装係になったとか
うーん。奥ゆかしー。
202名無シネマさん:2001/05/31(木) 02:53
好き☆″
203名無シネマさん:2001/05/31(木) 02:55
しかし、まだ観切ってないから
近いうちに制覇したる〜〜〜〜。
204名無シネマさん:2001/05/31(木) 03:21
サムシェパードのモーテルクロニコルズって本はおもろかったよ。
パリ・テミサスのインスピレーションになった本。
サムの撮った写真ものってる。網点の荒い1色の印刷。これがいい。
205名無シネマさん:2001/05/31(木) 04:00
『ベルリン天使の詩』の図書館の風景は忘れものがある。
206204:2001/05/31(木) 04:35
テミサス・・・テキサス。
207名無シネマさん:2001/05/31(木) 11:21
>204
ハンターが、サンベルナルティーノから電話を掛けるシーン、
バックに張りぼての恐竜が居たのが感動しました。
モーテルクロニクルズの風景。
208シネマ:2001/06/01(金) 02:52
ナターシャキンスキーって物凄い美人だね。
http://www.beautylips.de/Bilder/Nastassja_Kinski/nasti2.jpg
209名無シネマさん:2001/06/01(金) 03:22
「BUENA VISTA SOCIAL CLUB」
210名無シネマさん:2001/06/01(金) 03:26
>>209 ありゃよかったな。
じいさんがたがカーネギーに立つ姿が何とも。
音も良かったし。
211名無シネマさん:2001/06/01(金) 03:33
ワターシャ・キンスキー
(*゚∀゚*)タマ・ラン!!
212>208:2001/06/01(金) 04:00
微妙にB地区が見えない・・・。
213名無シネマさん:2001/06/01(金) 04:02
214名無シネマさん:2001/06/01(金) 14:30
>>208
ふーん、あの「まわり道」のちびっこがこうなるとはねー。
いやはや、女ってのは・・・。
215名無シネマ君:2001/06/01(金) 19:14
ナターシャ・キンスキーは、英語・独語・仏語・伊語・露語
が流暢に喋れるらしいよ
216名無シネマさん:2001/06/02(土) 01:23
>>214
ナスターシャ・キンスキーって有名だろ・・・。
少なくとも80年代は今のペネロペ・クルスより美人だったと思うのだが。
217208:2001/06/02(土) 01:58
218208:2001/06/02(土) 02:06
あとキンスキー好きはポランスキーの「テス」も見るべし。
219名無シネマさん:2001/06/02(土) 02:13
不覚にも見たことないやつだ・・・。
一番上のやつが好きだ。上品だ。
220名無シネマさん:2001/06/02(土) 03:45
『ニックス・ムービー』観たよ。
監督はインテリ風の結構なハンサムやね。
221名無シネマさん:2001/06/03(日) 00:55
随分前から姉に薦められていた『都会のアリス』を観た。
「君はどうするの?」というセリフと
列車の窓から顔を出して走る風を受ける2人
そして引いていくカメラワーク...印象的でした。

222名無シネマさん:2001/06/04(月) 00:40
>>205です
 忘れものがある→×
 忘れがたいものがある→○

恥ずかしいのでsage
223名無シネマさん:2001/06/04(月) 12:26

『ベルリン天使の詩』を昨晩見て感激した新参者です。
今夜(か忙しかったら次の夜)にパリ、テキサスを見ようと思っています。

ヴィム・ヴェンダーズの作品はたくさんあるようですが、なにかおすすめは
ありますか。ぜひこれを見なさいというのがありましたら。
224名無シネマさん:2001/06/04(月) 22:14
揚げ
225名無シネマさん:2001/06/04(月) 22:16
やっぱりおすすめは「パリ、テキサス」かな。

「ベルリン〜」よりわかり易いと思うよ。
226名無シネマさん:2001/06/07(木) 00:42
これは上げなきЭ。
227名無シネマさん:2001/06/09(土) 02:07
228名無シネマさん:2001/06/09(土) 02:56
わりと言われてきたが、『ベルリン』が好きな人と『パリ、テキサス』の好きな人と、
それ以外の好きな人と、三種類に分かれるような・・・
229名無シネマさん:2001/06/09(土) 06:00
どの作品も好きだけど、『エンド・オブ・バイオレンス』だけは、吃驚するほど退屈だった。
『ミリオン・ダラー・ホテル』もこんな感じだったら、と思うと心配で観れない。

やっぱり『パリ・テキサス』の「君はママと生きろ」のシーンがすき。
230名無シネマさん:2001/06/10(日) 16:26
パリ・テキサス見た。
音楽イイ。
ハリー・ディーン・スタントンしぶい。
ナタ・キン妖艶。
クラ・キン妖怪。
231名無シネマさん:2001/06/10(日) 17:01
ジム・ジャームッシュとかぶらない?この監督。
クローネンバーグとリンチがややこしいのと同じで。
232名無シネマさん:2001/06/10(日) 19:15
レンタル屋に、「パリ〜」
「エンドオブ」、「ベルリン」くらいしかないので
厨房ばかりがたむろ。
233名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:20
age
234名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:23
今度「ハメット」観るぞっと。
235名無シネマさん:2001/06/13(水) 01:34
この監督の作風に慣れたら、「ゴールキーパーの不安」から観直してみることをお勧めする。
ちゃ〜んと流れがありますぜ。まじめな人だよ、この人。
236名無シネマさん:2001/06/14(木) 03:54
age
237名無シネマさん:2001/06/16(土) 21:40
あげ
238名無しシネマさん:2001/06/16(土) 21:55
正直新作はつまんなかった。
この人、真面目が裏目に出ること、多いのでは。
239ZEROES:2001/06/21(木) 15:11
『東京画』を久々に観る。こういうラフなドキュメンタリーって、小津の厳格な方法論とは対照的だなあと思う。
240te:2001/06/23(土) 17:23
te
241名無シネマさん