☆★☆70年代東映任侠映画☆★☆

深作欣二・中島貞夫・・松方弘樹・千葉真一・菅原文太。
あれは日本のマカロニウエスタンじゃけん。

ここで挙げてるのって任侠映画じゃなくて、東映実録やくざ映画じゃん。
と、基本的なツッコミをしてみました。

バカだから区別つかねーんだよな
厨房はスッこんでろ

あげようと思ったのに。残念だ

失礼しました。
任侠映画とやくざ映画って違うモノなんですね。
じゃあ、最近私がハマってるのは「実録やくざ映画」。
調べてみると、おそろしく速いペースで撮影されてるのですね。
『仁義なき』シリーズもおもしろいですが、
最近見ておもしろかったのが『県警対組織暴力』と『ドーベルマン刑事』。
「『ドーベルマン刑事』は、やくざものじゃねーだろ」って言われるかもしれません。
私も見るまでそう思ってましたが、見てビックリしました。
主人公が石垣島出身のイナカモノ丸出しの刑事で（沖縄の人が見たらマジで怒りそうな設定）、
ドーベルマンならぬ黒ブタを連れてるんですから。
公開当時、原作読んで劇場に足を運んだ人は、目が点になったに違いない。

深作の『やくざの墓場　くちなしの花』はすごい。暗い。
やりきれなくなる。ダンサーインザダークなんかよりももっと暗い（笑）。
昔、中野でやってた「日韓映画の現在」とかいう特集でみたのだけど、
そのときはピンとこなかったが、先日ビデオで見たら、
映画バージョンではカットされてたり、吹き替えられてる部分がわかり、
「ああ、こういう意味だったのか」と理解できたら、もっと暗くなった（笑）。
渡哲也の日活クササが色濃く残ってて、
ホント、体調が悪かったり、精神状態のよくないときにはおすすめしない作品。
でも、名作（笑）。

ドウ、ドウ！な松方弘樹

実録路線で一番暗いのは『仁義の墓場』で決定でしょう。
これは『大ヤクザ映画読本』でも山崎幹夫氏が「異端にして最高」と
評していたと記憶する。とにかく救いがない映画だけれど、
なぜか観た後、すがすがしい？気分になる。過剰であることの勝利。

北野武の『BROTHER』を見て、「どっかで見たような話だな」と思ってたのですが、
これは深作−鶴田浩二の『博徒外人部隊』ではないですか？
沖縄をハリウッドと置き換えただけのような。
主人公のサングラス姿もね。

安藤昇の方が暗いぞ！
あ、あれは松竹だったか？

>10『やくざ残酷秘録片腕切断』ですか？
あれも東映ですが、あれは暗いというより、グロい（笑）

パクリならパクリで問題ないけど、「ＢＲＯＴＨＥＲ」に
オリジナルを越える価値が見いだせるかどうかだね。

その点、ぜんぜんダメじゃん。

おはよ。
おいらには千葉真一先生がミエを切りながらスパッと机に飛び
乗る（なんと後ろ向きで！）東映ヤクザものの映画の記憶があっ
て、それはそれは凄い衝撃だったんだ。あれがもう一度見たく
て見たくて探してるんだがいつもハズれてしまうんだよ。
「日本の首領（ドン）」だと思ってたんだがな〜。

あれはオールナイトで寝ぼけて見ていたおいらの夢、幻影、
思いこみなのか・・もしご存じならば教えて欲しい。もう
一度見なければ死にきれん。お願いします。

『博徒外人部隊』、音楽が山下毅雄（ルパン3世の1作目）で、
めちゃくちゃカッコいいです。
内容もフィルム・ノアールを意識した作りで、一貫してクールな空気だし。
鶴田浩二の棒読みモノローグも、ゴダールを意識してる？

「神戸国際ギャング」黙って見とけ、凄いから。
最近かなりレンタルしにくいが、もしあったら黙って借りとけ。

> 15なかなか置いてないですよね。
『天使のはらわた』は見ましたけど。