どうして邦画って面白くないの?PART3

このエントリーをはてなブックマークに追加
1本家1

「五条霊戦記」に限らずね。
いや、面白いのもあるけど、わざわざ金を払って映画館で見ようとは思わない。
ビデオ、テレビ放映で十分って感じかな。
今までで、金を払って見に行って、許せたのは「里見八犬伝」ぐらい。


どうして邦画って面白くないの?PART2
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=977924198&ls=50

「BROTHER」もなぁ・・・
2名無シネマさん:2001/01/25(木) 23:48
おおっ。ついに出来ましたか。いいね。ではさっそく「日本はダメダメ言いながらナショナリズム高揚」と行きますか。
3名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:03
それで、PART1とPART2ではどんな結論がでたのだ?
というかどういう話の流れだったのか。
4名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:05
今TVでガッツがアメリカにはカナワナイとおっしゃってます。
5名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:13
日本の映画は映像がつまらん。海外のもそれは同じだが。
そそられん。
6名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:17
ホントに不毛なすれ
7名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:23
>2
邦画について語ると結局日本に対する不満=邦画に対する
不満の人が結構いる気がして面白かった。
システムをハリウッドに学んで、
映画は独自のやり方でいってほしい。
漠然としてて御免。
8名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:29
洋画も邦画も一部を除いて全部おもしろくないよ?
9名無シネマさん:2001/01/26(金) 03:38
>8
だよな。ハリウッド映画もほとんど糞。
日本に来たのもほとんどつまらん。
10名無シネマさん:2001/01/26(金) 04:12
>>9
俺もハリウッド映画みてねぇ
ゆりかごとかの猟奇殺人がはやってた90年代っきり
11名無シネマさん:2001/01/26(金) 05:02
物凄い長寿スレだな
12:2001/01/26(金) 05:02
 何故深夜に活動する夜行性ヒッキーがこんなにいるのだ。(笑)今日はまだ金曜だぞ。
 >7 僕にはこういうスレって負のエネルギーを持ったナショナリズムに見えるのです。つまらない、つまらない、と言いつつも問題点を議論することでな んとか日本を高めて行こうという、そういうナショナリズム。ただのバッシングとは違うのですね。
 だから>6、不毛ではないんですよ。
 
13名無シネマさん:2001/01/26(金) 05:30
不毛だよ。
面白いか否かは、主観だろ。
つーか、こんなとこでヒッキー同士で議論したって意味ないし。
パート1の脚本の議論が一番だったな。
14名無シネマさん:2001/01/26(金) 06:00
>>13
パート1読みたかった。やっぱ映画産業の根幹は脚本だよ。あとは売り方だな。
15名無シネマさん:2001/01/26(金) 06:06
16名無シネマさん:2001/01/26(金) 06:27
深夜にネットやるのは働いてたり、学校いってたり
するからでしょうな。ヒッキーは一部でしょう。
17名無シネマさん:2001/01/26(金) 06:46
>14
しつこいけど、基本は演出だぁー(藁
18名無シネマさん:2001/01/26(金) 11:16
>17
今の流れ的には、脚本=演出≦映像
な気がする。でも感性映画とののしられようが、映像が緻密に組まれていれば映画として成り立つ。
ただ日本に緻密な映像作り手がいないだけ。だって脚本がうまい!!っていう作品最近あったか?
多分文化過渡期の日本には無理な注文。だから映像至上主義がでてくるのではないかと。

19名無シネマさん:2001/01/26(金) 13:43
プロデュサーに脚本を見る眼がないんでないの?。
シナリオコンテストとか色々やってるみたいだけど
つまんないものを取り上げて、いい脚本を落としていたら
こんな悲劇はない。
20名無シネマさん:2001/01/26(金) 13:49
邦画は堅いんだよ。パロディ映画なんて作れない
21名無シネマさん:2001/01/26(金) 13:49
邦画界におけるシステムの問題点って具体的にどんなものだったっけ。
前スレで誰か語ってたような気がするんだけど。
わ…忘れてしまったが。
22名無シネマさん:2001/01/26(金) 13:58
>20
日本でパロディはやめたほうがいい。
ていうかパロれるようなビッグなヒット作もないし。

パロるんならコントでやってほしい。でも映画ファンは嫌なのかな。
ウンナンの「やるならやらねば」って番組のスターウォーズのパロディ、
止めてくれーと言ってる人がいた。
23荒らし☆だよ:2001/01/26(金) 14:38
sageてるのは邦画好きなわけ(わら
ナショナリズムとかほざいてる馬鹿もいるのね。
24名無シネマさん:2001/01/26(金) 15:04
洋画でも、邦画でも、おもしれーもんはおもしれーし
つまんねーのはつまんねー
お終い。
25名無シネマさん:2001/01/26(金) 16:13
でも邦画ってつまんないよね〜。
26名無シネマさん:2001/01/26(金) 20:33
アンジェリーナ・ジョリーがいないから。
27名無シネマさん:2001/01/26(金) 20:37
>>22
ヒット作なんて沢山あるじゃん。
28nameless:2001/01/26(金) 20:59
香港映画の再生に期待
29名無シネマさん:2001/01/26(金) 21:06
>27
ねえよ。
30名無シネマさん:2001/01/26(金) 21:12
ねえ、「どうやったら邦画は面白くなるか」に
タイトル変えませんか。
不毛なレスしか入ってこないから。
31名無シネマさん:2001/01/26(金) 21:32
>30
だから洋画もほとんどゴミじゃん。
32名無シネマさん:2001/01/26(金) 21:59
邦画の疑惑っておもしろいよ
33名無シネマさん:2001/01/26(金) 22:15
洋画はほとんどゴミだけど、ダイヤもある。
邦画はほとんどゴミで偶に工業用ダイヤがある位
34名無シネマさん:2001/01/26(金) 22:22
>33
おいおい・・・。
映画史的に見れば、映画大国だぞ、日本は。
ダイヤありまくりだって。(価値がわからん奴、多数いるけどな)
3533:2001/01/26(金) 22:29
昔はな。

今はどうだ?
36名無シネマさん:2001/01/26(金) 22:35
>>35
とりあえず、
2年前のスコットランドのエディンバラ・フェスティバル(芸術で有名)開催中、
街のアート系映画観では、黒沢清の特集上映してた。
海外のビデオ屋に邦画ってけっこうたくさんあるよ。
37名無シネマさん:2001/01/26(金) 22:36
>35
今は見る側が磨かなければ光りません
3833:2001/01/26(金) 22:42
黒沢はかなり勧められたんで、
ソレ系のスレをずっと読んでたけど、正直
俺にとってはダイヤじゃない気がする。
見る気が起こらん。>36

磨くって何するの?>37
39名無シネマさん:2001/01/26(金) 22:52
この場合、面白い映画とは
一部の映画ファンではなく
一般大衆が面白いと認める映画
と言う定義づけをしないと話が
食い違うのでは。
40なまえをいれてください:2001/01/26(金) 22:53
>37
そんなことばかり言うバカ制作者とアホファンが多いためつまらなくなる。
41名無シネマさん:2001/01/26(金) 23:04
>40
同意、同意、同意。プロじゃないね。
42名無シネマさん:2001/01/26(金) 23:14
>38
別に君が嫌いでも問題ない。
でも日本に限定されず、彼の映画をダイヤだと思う人間はたくさんいるってこと。
エディンバラ・フェス開催中ってかなりすごいことなんだけどね。
4333:2001/01/26(金) 23:21
いや、俺がおもしろくないことが問題なんだよ。
毛唐のマニアがどう見ようと関係ない。
44名無シネマさん:2001/01/26(金) 23:27
>43
だったら、
「俺の中で、邦画にダイヤはない」と発言すれば?
君に当てはまることが他人にも当てはまると思わないでね。
厨房じゃないんだからさ。
4533:2001/01/26(金) 23:36
ガキじゃないんだからそんなことくらいわかれ。
誰かが「邦画にダイヤはない」って言った時に他にどういう意味があり得るんだ?

又、映画史か?(藁
46名無シネマさん:2001/01/26(金) 23:45
>45
このスレには、
一般大衆に受ける映画こそ面白い映画である→
一般大衆に受ける邦画はない→邦画はつまらない、
と全国民の共通認識のように語る奴が多数いるんでね。
君もその一人かと思ったのよ。
47名無シネマさん:2001/01/26(金) 23:45
邦画には中山秀征がいるじゃないか。
48名無シネマさん:2001/01/26(金) 23:51
黒沢清こそ洋画も含め最高の映画監督である→
一般大衆には黒沢はわかるまい→
黒沢の良さがわからず邦画はつまらないという奴は馬鹿
というのが邦画オタの共通認識かと思ったよ。
49名無シネマさん:2001/01/27(土) 00:28
別に邦画オタと洋画オンリーが両方とも面白い邦画
は成立不可能じゃない。
っていうか洋楽をまがりなりにもたくさん聞いてる奴ならはっぴいえんど
にだって感動するだろって話。
50名無シネマさん:2001/01/27(土) 00:33
>たくさん聞いてる奴ならはっぴいえんどにだって感動するだろって話。

たくさん聞いてる事となんの関係が?
っていうか感動ってなんに対する感動なんだ?

やってることに対して感心するって意味?
それとも音楽として聞いて感動するって意味?
51名無シネマさん:2001/01/27(土) 00:54
>>46
そこではっぴいえんど出すからみんな話を聞いてくれなくなるんだよ
52名無シネマさん:2001/01/27(土) 00:56
邦画とハリウッドの差は、JリーグとセリエАの差のようなもんだろな。
内容うんぬんよりもタレントの差、ブランドの差、歴史の差などだろう。
世界のサッカー選手がセリエАを目指すように、タレントはみんなハリウッドを目指すからね。

セリエАは一部でレベル・内容ともに下がってきてると言われてるけど人気は最高。
ディズニーランドって揶揄されてる。
ハリウッドも同じような状態じゃないかな。
内容はどうあれ観客がブランドに引きずられてるだけでしょ。
邦画はよく知らないけどあんまりレベルは高くないような気がする。
映画専門ってプロが少ないしスタッフにもホントのプロはいないんじゃないの。
まだJリーグもできてない感じだよね。
中田みたいな存在も映画界にはいないし。


53名無シネマさん:2001/01/27(土) 01:00
オイオイ、内容も差はありまくりだろ>セリエAとJリーグは。
54名無シネマさん:2001/01/27(土) 01:01
>>45
わかるわけねーだろボケ。
文句言いまくって後でこれは主観だから否定できないとか言い出すな。
55名無シネマさん:2001/01/27(土) 01:02
映画界における黒沢や溝口の存在はサッカーにおけるクライフとかベッケンバウアー
とかと比べても遜色ないぞ。
56名無シネマさん:2001/01/27(土) 01:05
>>54
だから主観以外に何があるんだよ?タコ

つまり黒澤を持ち上げてるのは、映画にとって
個人の主観を重要でないと思うような連中ってことか?

57名無シネマさん:2001/01/27(土) 01:15
>18
日本のアニメは邦画と違って、世界的に受け入れられてる様の思えるのは
映像至上主義の一端なのかな?絵だけで魅せられてる人は多くいると思う。

似たような面白い脚本があってもハリウッドと日本で作るんじゃ
差は目に見えてるよね。そういうところから邦画に対する
面白くないといった意識みたいなものや、果てはナショナリズムへの
劣等感につながってる様に思えるのだが。
日本独自の面白さに加えて、グローバルに理解してもらえるもの
が表現できればそういった考えも払拭できるのだろうか?
5818:2001/01/27(土) 02:47
前にも言ったと思うんだが、とある米評論家をして「日本の映画は
コミュニケーションそのものというより常に“空間”を描いてる」
実際の生活の中で「和」とか「場」の尊重なんてもうなくなってる
気がするんだけど、尊重以前の前提みたいなのが多分何か残ってるんだろう、
確実に。それは結果的にそうなるというか。
そういう部分を嫌いと思ってももし自分が映画を撮ったときもそれは
免れ得ないことをお忘れなく。もちろん映画なんか撮る機会は
万人に無いわけだけど。
>57
モダン(新たなストーリー確立)の過程を経ないでポストモダン化(映像がストーリー
を語る)してるというのが今の日本の状態ではないかと。
言葉足らなくてメチャクチャですが。
5949:2001/01/27(土) 02:54
ごめん。はっぴいえんどの例は「洋画の流れを踏まえた邦画がでてきた
時は、ちゃんと気づけよ。」ってこと。出てきてるかどうかは、
結論出しにくいけど。今年のカンヌはダンサーインザダーク
だったけど、まあ確かにあそこまで邦画はいってないね。
60モノノケ:2001/01/27(土) 03:02
>57
アニメは基本的に絵コンテがほとんど命みたいなもんだからね。
特に宮崎駿は監督(アニメの場合映像作家か?)として
かなり一流だと思う。究極の映像はきっとアニメなんだろうし。
CGの技術先行のせいで絵コンテの構成の緻密さがが荒くなってる気はするが。
わざわざ街俯瞰させたりとか。背景リアルだと人物の顔の
説明がつかないしね。かえってリアルじゃなくなる。
61名無シネマさん:2001/01/27(土) 03:14
日本は西洋の植民地だからです
62名無シネマさん:2001/01/27(土) 03:20
アニメがないと日本は文化的ドキュンじゃん
63名無シネマさん:2001/01/27(土) 03:21
バレットバレエおもしろくない?
64名無シネマさん:2001/01/27(土) 05:01
>62
アニヲタは逝ってよし。
65名無シネマさん:2001/01/27(土) 05:30
メッチャクチャ面白かったですぅ〜>63
66名無シネマさん:2001/01/27(土) 08:34
やはり一部の映画ファンしか受けない映画では
今の邦画界の隆盛は望めないだろう。
たとえそれなりに完成度の高いものであっても。
小さくこじんまりとスケール小さくまとまるだけだ。

何度も言うようだけど土台としての脚本にもっともっと力をいれるべき。

宮崎アニメも動画の細かさや構図色彩など、目に見えるものがよく評価
されているが、実は脚本がしっかりしているからそれらがより生かされている。
もののけ姫はよく分からなかったが、カリオストロの城などのストーリー構成
登場人物の性格描写、セリフ、しぐさ、など非常によく考えて作られている。

子供からお年寄りまで楽しめて、しかも完成度も高い作品を作るため、
撮影に入る前の過程にたっぷりの時間と労力を費やしてほしい。

67名無シネマさん:2001/01/27(土) 09:17
宮崎駿って、脚本書かずにいきなり絵コンテから仕上げていくのだろう?
絵的な発想で映画を動かしてる人だと思うが。それがかなりしっかりしてるから、万人の視聴に堪えるものになってるのだろう?
68名無シネマさん:2001/01/27(土) 09:42
映画視聴能力の欠如したアニヲタもアニメ視聴能力の欠如した映画ヲタも
両方無いやつも逝ってよし
69名無シネマさん:2001/01/27(土) 10:09
邦画品質向上委員会
――こんな映画を作ってほしい――

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Studio/9630/
70名無シネマさん:2001/01/27(土) 10:25
先行イメージソング「萱場町の女」が山形放送の電リクで第1位ゲット。
「でもさぁー、2位が狩人でさぁー、」とキヨちゃん、
オールナイトで「こんなんじゃ値打ちないよー」と嘆くまいことか。
71名無シネマさん:2001/01/27(土) 10:29
>>70
何故、ここにビートきよし版「BROTHER」ネタが………?!
72名無シネマさん:2001/01/27(土) 10:48
>67
宮崎駿は漫画も書くからな。そんなやり方もするでしょう。
だからと言って絵尊重というわけじゃない。

漫画家だってネームというコンテみたいな物から話作りを始める。
ストーリー、セリフはその時点で練りに練られるのだ。
絵だけ素晴らしくてストーリーがグズグズだとやっぱりある一定の
線以上はのびない。萩原のバスタードみたいにさ。

映画だって絵も話も両立していないと寸詰まりで終わってしまう。
73名無シネマさん:2001/01/27(土) 10:55
脚本というものの定義を都合良く拡張解釈していくなよ。
映画はもちろん時間芸術(?)というものになるから、
構成などが存在して、それが駄目なら作品として駄目だよ。
でも脚本っていうのは文字通りの脚本のことじゃないのか?
74名無シネマさん:2001/01/27(土) 11:01
>>56
主観以外には何もないってことを客観的論理的に説明してね。
それが出来ないなら普遍性とかを信仰して振り回してる連中と同じだよ。
主観と客観なんてそんな明確に分けられるわけないだろうが。
話の流れによって主観に重点をおいているか客観に重点がおかれてるか判断しろよ。
それと>>35は君じゃないの?
この時点では明らかに相手に合わせてるじゃん。
自分が思っただけとかいうなら>>35の時点で書けよ。
75名無シネマさん:2001/01/27(土) 11:02
>69
狙いは凄くいいと思うんだ。でも…。
アイデア、企画が問題じゃなくて、それをいかに面白く見せるかが
一番の問題だと考える。
だって企画だけなら今までだっていくらでも斬新なのはあった。
面白くなりそうなものがさ。
でも料理方法がまずいんだよ、いつも。
結局それは脚本家の腕に掛かってくると思うんだ。
さらに、その脚本を以下に素晴らしい画面、映画として作り上げるか
監督の才能にと行き着いてしまう。
76名無シネマさん:2001/01/27(土) 11:16
>>75
そうだよな。ほんと。
例えば、面白かった洋画の企画、あらすじを、そのまま日本へ
持ちかえっても、見せ方(脚本、映像などによる演出)が、
つまらなくて、平凡なモノになったり・・・って大いにありそうだ。
77名無シネマさん:2001/01/27(土) 11:16
>73
脚本とか絵コンテとか言葉にこだわるなよ。
そんなものは製作の過程のひとつだろ。脚本はしょっていきなり
絵コンテ始めたって頭の中にはトータルした脚本が出来てるって
ことじゃん。
要はストーリー、セリフ、キャラクター表現、エピソード演出、
そして起承転結をつけてしっかり客にテーマを感じてもらえるように
時間内に話を納める構成。
これのことを言ってるんだよ。
78名無シネマさん:2001/01/27(土) 11:42
>>77
だからそれが拡大解釈なんだよ。
その意味でいうなら結局演出もそこに含まれることになる。
79名無シネマさん:2001/01/27(土) 11:43
脚本家と監督がダメダメだから
80名無シネマさん:2001/01/27(土) 11:44
あとカメラワークもダメダメ
81名無シネマさん:2001/01/27(土) 12:16
照明とかセットは?
82名無シネマさん:2001/01/27(土) 12:43
日本では脚本クレジットナシの「M/OTHER」という映画が脚本賞取ったことが一部の脚本家の反発を食らいました。
これってどうなの?
83名無シネマさん:2001/01/27(土) 12:44
んがー。じゃ拡大解釈でもなんでもいいよ。
とにかく話、セリフ、構成、撮影に入る前に基礎をしっかり
打ち立ててからやってほしい。

それから登場人物の個性。
古畑任三郎やその部下達みたいに個性豊なキャラを作り出すのも
面白い話にするひとつのコツだ。寅さん、釣りバカ然り。
同じ話でも、キャラが魅力的だと作品の奥行きが違ってくる。
客も感情移入しやすくなるし。
84名無シネマさん:2001/01/27(土) 12:56
>82
脚本クレジットって何?。
85名無シネマさん:2001/01/27(土) 12:59
話ズレルんですけど、
釣りバカは確かにキャラが魅力的で好きなんだけど、
古畑任三郎やその部下のキャラで面白い映画つくれるかな?
古畑とかのキャラってテレビ向けのような感じがする。
動きが少ないというか、なんというか。

86 :2001/01/27(土) 13:00
取り合えず日本映画は長回しを止めてくれ
半分以上は手持ちカメラで撮ってくれ
照明を画面いっぱいに回さないでくれ
重量感のあるセットを組んでくれ
それができる技術を身に付けてくれ
87名無シネマさん:2001/01/27(土) 13:01
スタッフの中に脚本担当者がいない、つまり脚本というシステムを拒んだってこと。
出演者と監督の即時的なミーティングの中で映画の具体的な物語を創作したわけ。
88名無シネマさん:2001/01/27(土) 13:44
脚本もないのに出演者や監督が決まるの?
89名無シネマさん:2001/01/27(土) 13:53
照明のあて方が厭だと思うことはある。聖林も時々厭だけど。
まぁ、平均して、照明のあて方が厭な度合いが強いのが邦画って事だ。
これは自分の趣味だから理屈じゃないけどね
90名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:06
>85
いや、古畑達を映画にしてほしいんじゃなくて個性的という例え
として出しただけ。
映画は映画なりのオリジナルキャラを作ってほしい。
91名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:09
>スタッフの中に脚本担当者がいない、つまり脚本というシステムを拒んだってこと。
出演者と監督の即時的なミーティングの中で映画の具体的な物語を創作したわけ。

まじ?。ほんとにそんな作り方してんの?。
じゃあ監督に脚本のセンスがなかつたらクソしか出来ないのは
当たり前じゃん。
92名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:23
照明で思い出したけど今日曜にやってるNHKの大河ドラマの
照明、暗すぎない?。闇の中でうごめいてる。
時代的にあんな暗さだったのか知らないけど懲りすぎ。

93名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:26
ハイビジョンで撮るとしわが目立つと俳優から苦情殺到、急遽暗めに・・・じゃねーか?見て無いから知らない。ウヒッ
94名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:34
>>88
企画があれば監督も俳優も決まるよ。
>>87
そういう作り方をする人もいるってだけでしょう?
邦画が冗長だとか余分なところがあるというのは、
撮影の準備段階での問題もあるかもしれないけど、
編集が駄目ってのもあるんじゃないかな?
俺はむしろそっちに問題がありそうな気がする。
9594:2001/01/27(土) 14:35
間違い。企画段階では俳優は主演くらいしか決めれないな。
96名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:37
たとえばどんな照明がいいの?。
素人だから画面いっぱいに回すとか長回しとかの言葉がよく分からない。
全部明るくて陰影がないとか、固定したカメラで一方向から
撮ってるってことなの?
97名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:41
編集は監督の仕事だよね。
98名無シネマさん:2001/01/27(土) 14:41
ここ、カメラの話とか照明の話するところか?もっと産業的な話だと思っていた。

俺は故鈴木その子みたいなライティングを映画でやる馬鹿監督がいる事しか知らない。
99 :2001/01/27(土) 14:59
今の観客はハリウッド映画の文法に慣れてるから
すんなり入っていけたほうが良い娯楽映画は
ハリウッド式に撮ったほうが良いのではないだろうか。
長回しで観客に緊張感を与えたり、引いた画で
クールな感じを出したりしたい気持ちもわかるが、
技術としては誰にでもできる安易な方法だと思う。

今の日本映画って写真界で30年ぐらい前に
大流行したコンポラ写真を見てるようで
とても恥ずかしいんだよね。
100名無シネマさん:2001/01/27(土) 15:01
>>74 >>56
遅レスながら、主観客観とかはやめてね。
チーストスレでキリがないのは証明済みだし、何よりもスレ違いだから。
101名無シネマさん:2001/01/27(土) 15:05
>>99
ハリウッドの映画文法だって同じくらい単純で安易だよ。
つーか長回しはごまかしが効かないから本来は難しいものだよ。
ただし最近の邦画は力もないクセに長回しする奴が多い気がする。
相米なんて勘違い野郎としか思えんな。
102名無シネマさん:2001/01/27(土) 15:07
長回しで緊張感を与えるだけの力がないってことか
103名無シネマさん:2001/01/27(土) 15:14
だから長回しって何?。

104名無シネマさん:2001/01/27(土) 15:16
コンポラ写真のほうが分からん。
105名無シネマさん:2001/01/27(土) 15:30
>>103
ワンカットが長くなるように撮ること
106名無シネマさん:2001/01/27(土) 15:55
■■■ 結論 ■■■

アニメだけ創ってろ。
107名無シネマさん:2001/01/27(土) 16:03
>>101
相米つかまえて最近か。
時代遅れな奴。勘違い野郎。
ろくに観もしないで偉そうな口きくな、馬鹿。
108独り言大会:2001/01/27(土) 16:06
実写に対する意識の薄弱なアニメーターが増えた所為で今の日本のアニメはズタボロ。
そして自分の目に映るモノすらも信じられないヤツが描く動画なんか、いくら異世界だろうが未来だろうがフィクションだろうが観客が信じられるかって話。
アニメ業界とその主要な消費者よ、アニメ賛歌は大いに結構。あたいもアニメは観る。
でもそれより実写も観ろ。
109独り言返し:2001/01/27(土) 16:12
実写とアニメは別物。
実写に対する意識なんて関係ないし、
実写でもアニメでも好きなものを見てればよろしい。
110名無シネマさん:2001/01/27(土) 16:13
とにかく大宣伝を打つ映画には頑張ってもらいたいんだが
「千年の恋 源氏物語」(堀川とんこう監督)は今から不安。


111名無シネマさん:2001/01/27(土) 16:50
>105
有難う♪。
112名無シネマさん:2001/01/27(土) 17:00
異世界とか、ぶっ飛んだ設定とかはいいンだ。ただ登場人物の心理描写に
無理がなく、説得力さえあればね。
それが希薄な物が多い。
何でそんなこと思うねん!なんでそんな行動取るねん!おかしいやんけ
と言いたくなるようなご都合主義はダメ。
ここにリンク貼ってるホームページに行って皆のアイデアを読んで
みたけど登場人物の行動や心理が考えられてないと言うか、無茶苦茶だ。
これが出来てないと作品にもならないよ。
納得のいく『心理描写』これは絶対大事。
113名無シネマさん:2001/01/27(土) 21:42
映画会社が傲慢なのかな?
確かにヒットを狙った大作は心理描写とかが滅茶苦茶。
話題性さえ作ておけばヒットするという観客を馬鹿にした態度が
製作側にあるんじゃないかと疑ってしまう。
114名無シネマさん:2001/01/27(土) 21:56
馬鹿にしてるんならまだいいよ。もしまともな心理描写もやれないってんなら深刻だ。「まともな心理描写をやらない」のと「まともな心理描写もやれない」のとでは大きく違うからね。

やれば出来るんだよね?邦画界?信じてるよ。
115名無シネマさん:2001/01/27(土) 23:48
催眠2、富江3を作ってしまった邦画界をどう信じればよいのだろうか。

116本家1:2001/01/27(土) 23:58
寅さんとか、釣りバカとか、学校とかあるけど、
次にシリーズになるのってなにかな?

金太郎? まさかねぇ・・・
117名無シネマさん:2001/01/28(日) 00:01
トッブがその辺の事を分かってなくて
せっかくの人材が埋没してたりして。
118名無シネマさん:2001/01/28(日) 02:19
ここで良く話題になる「照明や撮影」に関してなんですが
もっと具体的に作品名を挙げて説明して欲しいです。
現場の撮影部や照明部の人たちに伝えておくから。
>>86
半分以上は手持ちカメラで撮ってくれ、というのはどのような意味?
洋画でも手持ちカメラって少ないと思うのだが。
ステディカムを使っているのは多いが。
照明を画面いっぱいにまわさないでくれ、ってのも意味不明?
べた当ての映画って少ないと思うんですけれど。
重量感のあるセットを組んでくれ、ってのは半分賛成。
金がないからスタジオにセット組めない映画が多いしね。
それができる技術を身に付けてくれ、ってのは知らんくせに言い過ぎだと思う。
撮影、照明に関しては技術は遜色はないと思います。
ただし、美術に関しては撮影所システムが崩壊してしまった今、
技術継承に業界全体が立ち上がるべきだと思います。
各映画会社の美術スタッフの力は凄かったですよ。昔の邦画を観れば一目瞭然。
119名無シネマさん:2001/01/28(日) 05:59
おお、本職の人だ。さあみんな、118に言いたい事をぶつけよう!
120名無シネマさん:2001/01/28(日) 06:46
テレビ局が映画つくれば?
121名無シネマさん:2001/01/28(日) 07:28
>118
>照明を画面いっぱいにまわさないでくれ、ってのも意味不明?
>べた当ての映画って少ないと思うんですけれど。
恐らくねえ、ハリウッド映画を見慣れているとベタに見えるんだと思うよ。
ハリウッドスタイルって被写体深度を凄く深く撮るから、かなり奥までライ
ティングしてるんだよね。
とりあえず画面の隅から隅まで何か写ってないと気が済まないような。
ほら、ナイトシーンでも引きの画で、昼間の様に明るくて凄く向こうの建物
までクリアに写ってたりさ。
そんで役者とかが「照明されてる」って画を嫌うでしょ。
邦画の場合、そこまでやらないから手前の役者やセットの主要部がベタに当
たってる様に感じるんじゃないの。
あくまで推測だけど。

>撮影、照明に関しては技術は遜色はないと思います。
>ただし、美術に関しては撮影所システムが崩壊してしまった今、
>技術継承に業界全体が立ち上がるべきだと思います。
>各映画会社の美術スタッフの力は凄かったですよ。昔の邦画を観れば一目瞭
>然。

同意!
122名無シネマさん:2001/01/28(日) 09:42
照明とかの話がでてるんで、ちょっと教えて欲しい。
Xファイルで、Xコップという話しがあるんだけど、この話しだけ、
ドキュメント・タッチで、カメラ映像もリアルで、生々しい。
こんな映像をベタっていうのかなと思ったけど。違うのかな。
通常の映像では、何かフィルタを掛けて、画面に入ってくる光に
制限かけているような気がする。どうなのでしょう。
(XファイルのXコップ、知らない人はゴメン)
123名無シネマさん:2001/01/28(日) 09:45
>撮影、照明に関しては技術は遜色はないと思います。
例えば遠景で風景を撮る場合、日本で撮ったら湿気が多いから日照が少なくなるから
どうしても遠くが絵がぼやける。
それだとしょぼく見える場合があるだろう。
だからハリウッドと同じ技術使ってやってても駄目だろう。
それと、本当に照明は遜色ないのか?
124名無シネマさん:2001/01/28(日) 09:48
>>115
そもそもヒット作(?)の続編と言うだけで
面白くないのは明白なような気がしますけど。

アメリカも続編ものは多いけど、日本は安易に続編を
作りすぎですよね。後は、原作付きも多いし。

映画オリジナルで、もっと楽しめる映画が欲しいなあ。
と強烈に思いますね。
125名無シネマさん:2001/01/28(日) 09:54
>>123
「ミスターベースボール」なんて、日本のシーンは、いかにも邦画っぽい画調だったけど、
日本のスタッフで撮ったわけじゃないよね?
126名無シネマさん:2001/01/28(日) 09:59
>123
その話は見てないんだけど、普通照明でベタっていうのは、ライトをベターっと対象に当ててしまう事を言うよ。
まあ明るきゃ良いや、みたいに工夫無く直接的にね。
フィルターっで制限っていうのは場合によるね、減感フィルターか
けて調節する場合もあるけど、その時撮る画によって違う。
127名無シネマさん:2001/01/28(日) 10:00
118>撮影、照明に関しては技術は遜色ないと思います。

そうかなあ、ピン送りのタイミングが悪かったり、
ピンボケがけっこう多いと思うけど・・・・。
素人目にも判るんだぜ。
「撮影、照明に関しては」って言うのは思い上がりだろ。
じゃあ他が良くないのかい?
どのパート?
あんたも大したことねえな。
128名無シネマさん:2001/01/28(日) 10:31
ハリウッドでは埋め込みと言って、セット内の照明器具をそのまま
照明として使う手法が発達してる。
これは器具を作ったりするので手間が掛かるが、移動撮影の時など
照明セッティングの時間を短縮出来るので便利だ。
何よりも光が自然な方向からくるので画的に照明を意識させない。
この辺りは考え方の差だけど、日本では遅れていると言っても良い
と思う。
ただ技術その物は、邦画は世界でも高いレベルにあると思うよ。
それを生かしているかは別としてね。

129名無シネマさん:2001/01/28(日) 10:32
>127
そ…そこまで煽らなくても…。
でもこのスレ面白い。掘り下げた議論歓迎。
130 :2001/01/28(日) 12:55
>>118
86です
もちろんステディカムも手持ち撮影に含めてです。
手持ちカメラ=仁義なき戦いでは古すぎるでしょう。
カメラは映画内の空間を自由に動くべきで、128の
人の言うような技術もカメラを自由に動かすために
生まれたんじゃないだろうか。
日本映画は片方が開いた舞台のようなセット、その前に
固定された三脚とカメラ、その後ろでふんぞり返ってる
監督って撮影風景のイメージがあるんだけどどうですか。

職人は自分の「技術は遜色ない」と思ったらおしまいですよ。
素人は黙ってろというけど実はほとんどの観客は何も言わない。
あなたはレストランで料理が不味かったら厨房に入って行って
「あんたの料理は不味い」と言いますか。
客は「ごちそうさま」と料金を払って次は別の店に行くんです。
「技術を身に付けてくれ」は煽りでわざと入れたんですけどね
131名無シネマさん:2001/01/28(日) 13:13
なんか安っぽいんだよね・・邦画って・・・アニメーションは世界で認められる
けど映画になるとなーんか金かかってないってーか無駄使いしているような。。
これテレビドラマでいいんじゃーないか?ってーいうのも多いよね。
132名無シネマさん:2001/01/28(日) 17:17
となると、大画面だからこそ面白いって話を凄い画面で表現できる
映画でないと客は映画館に来ないね。
やっばファンタジーかな。でも心理描写はしっかりやっておくれ。
わくわくできる映画希望。
133名無シネマさん:2001/01/28(日) 17:19
きつい事書くけど、映像がプアだってのはセットのことを除けば
カメラと照明の問題なんだから、観客がプアだって言ってる以上
カメラと照明に問題があるのは明らかなので、いくら技術がある
なんて言ってても駄目だ。
観客が満足してくれていてもまだまだっていうのが本当のプロだろう。
現場の人には猛省を求めたい

134名無シネマさん:2001/01/28(日) 17:26
制作費の殆どが飲み代だから

ガイシュツカナ
135名無シネマさん:2001/01/28(日) 17:34
いえ、初めて聞きました。
136名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:31
>133
違う。
画面構成を決める最終権限はあくまでも監督にある。
プアな画を監督が望めばカメラ照明はそれを撮るしかない。
ただね、邦画のカメラ照明の関係というのは改善の余地あるね。
世界的に撮影監督というのは基本的に照明のボスの事。
カメラマンはタダのカメラオペレーターに過ぎない。
撮影と照明が二つの部署に別れてて、しかもカメラオペレーター
がより強い権限もってるなんて日本だけなんだよね。

137名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:35
>>123
>>125

「ブラックレイン」の日本の場面はどうだったかな?
大阪?の街の情景はベタとは感じなかった記憶があるけど。

あと前にも書いたけど、
絵に深みがあって美しいと感じた邦画も幾つかはある。
「水の中の八月」「台風クラブ」「魚影の群れ」
「ロビンソンの庭」「夢」

それ以外はあんまり思いつかない。
138名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:35
>>136
映画界には「完璧なスタッフが居れば監督は要らない」という言葉がある。
失敗を監督の所為にするプロ意識のないやつは出て行けという世界なんだ。
139名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:35
136も本職の人だね。
さあ、いっぱい隠れてる本職2ちゃんねらー、胸の内を出してすっ
きりしようぜ。
140名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:38
>138
そういう事を話してるスレじゃないだろ、ここは。
失敗ではなくてプアな画こそ演出の要求であるというケースもある
という事を言ってるんだよ。
>「完璧なスタッフが居れば監督は要らない」
知ってるよそのくらい。
141138:2001/01/28(日) 18:38
この国の実力がこんなもんかと絶望したくないからやめてくれ>>139
142名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:41
>>138
それは変だと思うが?
最終的に、そして最初に
そのシーンでどんな絵が必要かを決めるのは
監督じゃないの?
OKを出すのも、ダメというのも最後には監督のはずだと思うが。

逆にそういう事にスタッフが口を出すのは
どーなんだろ?
143名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:46
>142
たぶん噛み合ってない。
138が考えているプアな絵っていうのはピン送りのミスとかの事じゃないのかな。
君とか140の言ってるプアな絵っていうのは画面構成のことだろ。
144名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:47
>>138
>>142
採用するのが監督なら尚更スタッフの提案のレベルが低いから採用されない
って事の説明になるんじゃ?監督の命令でしか動けないのと監督の裁量と違うだろ。
まぁ、自分に出来ることと出来ないことが分かってないヤツの監督作品は往々にしてクズって事しか俺には云えないけど。
145名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:48
>137
フィルムの仕上がりはラボによって結構変わります。
ブラックレインは、日本のラボは使わずハリウッドに送っていたと
聞いた事があります。
たぶんそれ故に日本でも洋画的な質感なのでは?
146138:2001/01/28(日) 18:48
>>143
むぅ、、そうだったのか
147名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:51
>>145
つまり、それは日本の技術が劣ってるって事なのかね?
それとも、日本ではベタな絵が優れていると考えられているのかな?
148名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:52
水野晴郎作品は出来ることと出来ないことが分かってなかった"からこそ"傑作だったぞ(笑
149名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:52
>>138>>136へのレスなんだろ?
じゃ、ずれてるのは138なんじゃ?
150名無シネマさん:2001/01/28(日) 18:59
>147
いや、あの映画の場合はアメリカで撮った部分との整合性でそうし
たのでしょう。
日本の設定なのにアメリカロケのシーンだけ質感が違ったら変だか
らね。
151147>150:2001/01/28(日) 19:04
あ、そういうことでなくて、
日本のラボではあの質感は出せないって事なんすか?
って事なんですが。
152150:2001/01/28(日) 19:09
>151
ああ、そういう事か。
どうでしょうね。ラボにはそれぞれ企業秘密みたいな技術があるか
ら簡単に真似するのは難しいと思いますよ。
私はある仕事でアメリカのラボに出したことがあるんですが、日本
人が日本と同じやり方で撮っても、なんとなく洋画風になるので面
白かったですよ。>私自身は撮影部ではないので、あまり詳しい技
術は分からないんですけどね。
153名無シネマさん:2001/01/28(日) 19:12
そのラボって何してるところなの?
これからデジタル配給が始まるが、、、、どうなるん?
154151>152:2001/01/28(日) 19:14
なるほど、ありがとー。
155名無シネマさん:2001/01/28(日) 19:19
>153
ラボ=現像所。
どこも必死扱いてデジタル技術に対応しようとしてる。
156 :2001/01/28(日) 19:39
>>138
それが諸悪の根源だよ。
どんな画にしたいか監督と徹底的にディスカッションして
監督が頭の中に描いてる画面を実在化させるのが
スタッフの仕事でしょう。スタッフが勝手に動いて
良い映画が作れるわけが無い。
157名無シネマさん:2001/01/28(日) 21:35
じゃ、結論として、日本の映画が駄目なのはラボっていうところが駄目っていうことなのか?
158名無シネマさん:2001/01/28(日) 22:23
寅さんシリーズ最高
159名無シネマさん:2001/01/28(日) 22:30
そんならハイビジョンカメラで映画撮ればいいじゃん
160名無シネマさん:2001/01/28(日) 22:57
>>157
ピン送りの技術、って話も良くわからない。
だいいち洋画がピン送りの技術が上ってのも幻想にすぎないのじゃないのか?
ピン送りのタイミングなんて一定じゃなくて送る人のリズムや芝居によって
または狙いによって変わるんだから、タイミングがおかしいというのはナンセンス。
ピンぼけについても、本当にそんなにピンぼけが多かったら、
いくらなんでもラッシュを見て撮影部に注意がいくだろうし、それでも改善されなければ
日本でもスタッフの交代ぐらいになるし、撮り直すぞ。
それは映画館の映写技師や映写機が問題なんじゃないか?
プロ根性のある映写技師はいなくなっているし
いまはオートの映写機が主流で映写のピンを直せずに平気で上映を続ける所が
多いからね。
161映画ファン:2001/01/28(日) 23:11
>160
>プロ根性のある映写技師はいなくなっている
そのとおり!
映写機のハードのみ発達して、映写担当が手を抜いている映画館が多す
ぎる。宝の持ち腐れ。
以前、都内の某ミニシアターで不思議なことがあった。予告編(カラー)
ではピンがあっているのに、肝心の本編(モノクロ)が、妙にピンが甘い
のだ? 知り合いのベテラン映写技師さんに聞いてみた。
「それはね。私も詳しくは知らないのだが、カラーとモノクロでは、
フィルムの層の厚さが微妙に違うらしいんだ。当然、ピンもそれにあわ
せないといけない。だから、そこでは、カラーにピンを合わせたまま、
予告と本編のフィルムをつなげて上映しちゃったんじゃないの?」
ちなみに、すでにその映画は公開からゆうに一ヶ月は過ぎていた。
嗚呼。なぜ、改善されなかったんだ? 気づく客はいないのか?
もし指摘されても、まさか放りっぱなしか? もっとマジメにやれ!
162名無シネマさん:2001/01/28(日) 23:12
制作費がないから。業界自体が若返りをはかれないから。過去の栄光にすがっている人が多いから(最近はテレビ出身が多くなっていると思いますが)。
日本は映画作りに制約が多いと聞きますし、著作権等に関しても未だ不透明な部分がありますしアメリカみたいに映画が世界戦略になっていなから(独断と偏見かもしれませんが)
以上が私の意見です。
163名無シネマさん:2001/01/28(日) 23:41
おい、ラボが駄目ってのはアメリカもってきゃいい話だが、
スタッフ@`監督、映写技師って責任のなすりあいやってて見苦しいぞ。
それぞれ自分の持ち場でやりきれないぐらいの改善点があるはずだろうが
邦画が駄目な理由が垣間見えたよ
164名無シネマさん:2001/01/28(日) 23:44
誰かが言ってたけど(ディヴィッド・リンチかな?)、
「映画はあらゆる才能のある人の集まる磁石みたいな物だ」
って言葉がある。

日本でそういう意識ってあるかな?
165名無シネマさん:2001/01/28(日) 23:46
日本では
世捨て人とか
自殺志願者とか
新興宗教団体の落ちこぼれとかが
身を寄せ合う場所として映画産業がある。
166つんく:2001/01/28(日) 23:52
>>164
あるね
167名無シネマさん:2001/01/29(月) 00:13
一番面白い邦画は、シベ超だ!
168名無シネマさん:2001/01/29(月) 01:27
皆さん熱いですなあ・・・・で118>さん、日本では撮影と照明に限って
技術に遜色無しということになったの?
美術や録音や編集はどうなのよ。
撮影をフォローしていることって多いんじゃないの?
169なまえをいれてください:2001/01/29(月) 01:34
何だろう縦の関係が強いから、進歩がないのかな。
未知識の憶測ですいませんが。

昔の角川映画は子供心に楽しく見られたのになぁ。
つかこうへいの作品も欠かさず見ていた。子供当事に。
170名無シネマさん:2001/01/29(月) 01:35
>>168
録音に関しては特に同録の技術に関してはすごいものがあるようだ。
中国や台湾などアジア各国は最近までアフレコが主流で
日本の録音技師に技術を学びに来ていたりしました。
最近知ったのだがアメリカはアフレコが当たり前なので(ロケでは?)
やり方が違うみたいです。詳細は知りません。
美術は木村威夫とか御大は凄いが若い人たちはどうなんでしょう?
撮影所システムがなくなって技術が分散してしまったかな?
編集に関しては大差ないかもしれませんが、ハードの面では
洋画の方が先端なのでちょっと負けてるかな。
171名無シネマさん:2001/01/29(月) 02:07
>>169
角川映画って結構面白かったと思うよ。
多分今見ても今の邦画の娯楽作品よりもずっと面白いと思う。
まぁ安っぽいことは安っぽかっただろうけど、例えばハリウッドほど
の技術がなくても今の韓国映画とか香港映画って面白い娯楽映画を
作ろうとして、実際に「シュリ」とか面白いの作ってるじゃん。
80年代の角川映画ってそういう姿勢がちゃんとあったと思う。
172名無シネマさん:2001/01/29(月) 03:01
>170
>最近知ったのだがアメリカはアフレコが当たり前なので(ロケでは?)
そんな事はありません。
メソッドアクターはアフレコを非常に嫌います。
ケースによりますが、シンクロ比率も高いはずです。


173名無シネマさん:2001/01/29(月) 03:08
邦画は御都合主義で心理描写が出来てないから駄目っていうのはどうかな?
御都合主義でいえばハリウッド映画こそ御都合主義の権化だと思うが。
それなのに邦画の大作は面白くないがハリウッドは面白いのは何故か?
散々出てきたけど、そういう細かい描写よりもやっぱりストーリーの構成に
こそ問題があるんじゃないの?
174170:2001/01/29(月) 03:38
>>172
そうなんですか。
僕はたけしのコマネチ2に向こうで撮影した時の事が書かれえあって
そんな事を書いてあったのでふ〜んそうなんだ、と思っただけですから。
日本では、飛行機だヘリコプターだ救急車だ車の音だ宣伝カーだ
子供の泣き声だ工事の音だ、何かある度に撮影ストップ、騒音の元を止める
いろいろやるんだが、向こうはお構いなしだった、と書かれてもので。
どういう技術か知らないが台詞に関しては何を言っているか分かれば良くて
現場音は後で作って入れていくので騒音は気にしないようです。

175名無シネマさん:2001/01/29(月) 05:15
>174
ロケはそうなんじゃない。
でもセットでじっくり演技を撮る時はやはりシンクロでしょう。
確か演技派の人でアフレコ断固拒否の人がいたような・・・誰だったかな。
176名無シネマさん:2001/01/29(月) 07:28
>174
心理描写については邦画だけが出来ていないと言っているわけじゃなくて
洋画でもたくさんあります。
邦画洋画というより物語作りの基本ですな。
ご都合主義という言葉から何を頭の中に想定するか人それぞれだと思いますが
たとえば、そんなに都合よくハッピーエンドになるわきゃないじゃないかと
思いながらもそれを許すなり楽しむなり出来る話は作者が見えないところで
登場人物の心理について考えている。

逆にストーリーを運ぶ事ばかり考えてそれに合わせて登場人物を心理も考えず
駒のようにしか動かしていない話は何とも説得力がない。セリフもおかしくなる。
こないだ深夜でやってたアイアンイーグルってかなり古い映画観てて、そう感じた。

またそこまでひどくなくてもなんとなく心に染み込んでこない、表面的な話で
終わってしまったり…。
177176:2001/01/29(月) 07:49
もちろんストーリー構成も大事。かなり大事。
178名無シネマさん:2001/01/29(月) 08:28
CMだとあんなにカメラワーク・編集共にうまくいくのに。
179名無シネマさん:2001/01/29(月) 08:36
ものすごく昔のカラー映画って後から色着けてたのかな。
テクニカラーとか言って。ものすごく色鮮やかなんだよね。
180 :2001/01/29(月) 08:40
役者の演技力の差はどうですか
アメリカの俳優がボディーランゲージというか身体の
生理的反応まで含めて演技してるのに比べて、日本では
昔ながらの芝居がかった演技や素人を重要な役柄への
配置、しょうがないからわざと演技をさせない演出など。
「御法度」のビートたけしみたいに息継ぎもできないのに
長いせりふを喋らせてる例もある。
181名無シネマさん:2001/01/29(月) 08:44
時代劇では 舞台みたいな芝居だなとよく思うことがある。
戦国時代の話とか。
182名無シネマさん:2001/01/29(月) 08:45
確かにCMの映像っていいような気がする。
183名無シネマさん:2001/01/29(月) 09:18
>179
違います。テクニカラーは元からカラーです。

>180
日本以外ではメソッドアクティングが主流です。
何故か日本では時代遅れの演技理論と見なされ、普及しませんでし
た。
最近は日本でもメソッドを実践する人もいますが、その場合には日
本のスケジュールキチキチの制作体勢が障害となってしまいます。
184名無シネマさん:2001/01/29(月) 11:03
俺ははっきりいって演技では日本の方が好きだな。
ハリウッドの役者ってそんなに演技がうまいと思わない。
日本の場合はちゃんと演技がうまい役者もいるけど、中心に
使われるのが人気だけの大根役者ばかりなのと、うまくもないのに
変に持ち上げられてる奴が多いのが問題だと思う。
それと演技をさせない演出は仕方なしにやってるわけじゃないでしょ。
あれは一つの方法論として昔からあるわけで。
でも力もないくせにキアロスタミとかの真似されたら萎えるな。
185名無シネマさん:2001/01/29(月) 13:16
メソッドアクティングとかキアロスタミとかは
どういう意味ですか?。

話は違うけど今、うちの地方で徳川武芸帳って時代劇が再放送されてるんだけど
柳生一族の忍者に「西川のりお」が出ていて結構いい味出してる。
演技は決してうまいとは言えないんだけどさ。
芝居の素人がいけないとは一概に言えないんじゃないかな。
186名無シネマさん:2001/01/29(月) 13:39
たしかにTVのCMとかを見ていると、邦画がなんで情けないのか不思議に
思えるほどレベルが高いよね。やれないことはないんだと思う。

考えられるのは、ひろい意味での構成力が足りないというあたりかな?
CMなどはターゲットもはっきりしているし、短いからあれだけのクォリティ
が出ているんだろうけど・・・なんかやっぱり日本人って版画なんだよね、
油絵じゃないんだよな。
187名無シネマさん:2001/01/29(月) 13:48
>186
CMが俳句だとしたら映画は小説だろ。
全然ノウハウが違うんじゃない?
それに秒単位予算も桁が一つ違うだろう。
実際CM出身者が常に映画でも有能かというと決してそんなこと無
いし。
188名無シネマさん:2001/01/29(月) 18:19
CMの作りっていうのは、仮に映画に通用するものだとしても、
娯楽映画よりもアート系とかに通じる部分の方が多いと思う。
189名無シネマさん:2001/01/29(月) 18:40
そうは思わないな。
CMに必要なのは、映像的センスと演出力でしょ?
娯楽映画でも重要な要素だと思うけど。

190名無シネマさん:2001/01/29(月) 18:48
>189
センスだけでは15秒は見せられても7200秒持たせられないよ。
191189:2001/01/29(月) 18:52
別にセンスだけなんて言ってないけど?
映像的センスと演出力以外に、あと何が必要かな?
192天山広告:2001/01/29(月) 18:54
>>189
クライアントのニーズにこたえて売上げに+に作用することが一番だよ。
カッコいい映像じゃなくても「歯間糸ようじ」や「サッポロ一番みそラーメン」
は秀作
193189:2001/01/29(月) 19:01
>>192
で、それがアート映画に通じて、
娯楽映画には関係ない部分なのか?
194名無シネマさん:2001/01/29(月) 19:03
>191
CMの十分の一以下の予算で映像を組み立てるセンス。
登場人物の感情で繋いでいくストーリーテリングの能力。
シナリオを書く(最低でも読む)能力。
195189:2001/01/29(月) 19:07
ああ、そっちの話か。
CM作家がそのまま映画には通用しないって言いたいわけね。

そりゃ、その通りでしょ。

でも娯楽映画でも映像的センスと演出力は当然必要でしょ?
196名無シネマさん:2001/01/29(月) 19:08
でも例えばCMで成功したプロデューサーが
映画監督としてのし上がった例がもっとあるべきのような気がする。

ライター、新聞社⇒作家はよくあるのに、
映画カントク卵⇒売れない、儲からない⇒終わり
という図式が映画界に不幸に働いているのではないか
197名無シネマさん:2001/01/29(月) 19:10
>195
まあ、そらそうだね。
198名無シネマさん:2001/01/29(月) 19:12
でも日本のCMって映画のパクリとかパロディが多いんだよな。
ああいうのをセンスとか演出力って言われても・・・。
CMでは許せるけど映画でみたらサブイぞ。
199名無シネマさん:2001/01/29(月) 19:20
CMって言っても、最近は物語性を感じさせるモノは結構多い。
となると、映画との違いってなんだろ?

一つのシーン=CMと、その集合である映画の違いってなんだろ?

テーマの有無っていうのは違う気がするし。
200てゆーか:2001/01/29(月) 19:20
映画とCMと音楽のプロモVでまたことなる。

音楽のプロモやってた人が映画とったら「なんとかビッチの穴」
みたいなモノが生まれた。

CMの人が映画とったら「鮫肌男と桃尻女」になった。

今後こーゆー互換性でお互いのジャンルを刺激しあうのも良いかもね
201名無シネマさん:2001/01/29(月) 19:24
>199
基本的に194の指摘の二番目と三番目だろう。
どんなに物語っぽくあっても、30秒のCMをそのまま長くして
も二時間のドラマにはならない。
202199>201:2001/01/29(月) 19:28
つまりは「ストーリー」って事か?

俺はその通りだと思うけど、
異議のある奴が結構居そうだな。
203名無シネマさん:2001/01/29(月) 19:38
>202
ストーリーっていうか、ストーリーその物よりも、それを紡いで
テーマを語ってゆく能力かな。
これが行き詰まると邦画は直ぐに観念的な描写に逃げる。
これがダメで邦画嫌いって人は多いと思うよ。
204202:2001/01/29(月) 19:44
>>203
うん、俺はまさにその手の人間だもんな。
観念的作品自体は否定しないんだけど、
まがい物というか詐欺みたいな作品が多い気がする。

直接的にストーリーを語らない作品は、
自己欺瞞がやりやすいのかな?>作家

客が文句言ったら「馬鹿にはわからん」で済むし。
205名無シネマさん:2001/01/29(月) 20:18
CMと映画の違いは、CMは短い時間で印象を鮮明に残すものでしょう?
映画の場合はやっぱりストーリーがあって、その流れで一場面を印象に残す。
CM作家が映画を撮れないのと同じで、映画監督が撮ったCMも案外大したことないかもね。
一瞬のイメージで勝負するから(ストーリー性もあるが)、アート映画っていう
よりはどっちかってえとビデオアートとかああいうのに近い気がする。
206名無シネマさん:2001/01/29(月) 23:43
CM、CMうるさいが、CMの演出家が全て映画を撮れば良い物を撮るとは思わない。
市川準は成功しているが、川崎徹はやってないが映画を撮ったらダメダメのような気が。
それにコマーシャルは凄いって言うが、30秒のCM数本作るのに映画の倍近い予算が
掛かってるんだから。
下手すると200倍以上の長さの映画の方が予算が少ないのだからね。
194さんの言ってる条件が当てはまればよい物撮れると思うけれど。
207名無シネマさん:2001/01/29(月) 23:53
市川準なんて最低の監督だと思うけどな
208名無シネマさん:2001/01/30(火) 00:03
市川準って「東京夜曲」の人だっけ?
あれは確かにつまらん。

間違ってたらスマソ。
209最低?:2001/01/30(火) 00:08
市川準より酷い、たたき上げの監督なんてザラに居るだろ。

少なくとも井筒よりはマシだと思うが。

どっちも自分から見る事はないけど、
強いてどっちか見ろって言われたら、市川を取るね、俺は。

210名無シネマさん:2001/01/30(火) 00:16
あっそう
俺は構わず井筒をとるけどね
市川準みたいな小手先だけの安っぽい日常風景なんてどうでもいいっす
211名無シネマさん:2001/01/30(火) 00:16
うん、市川準は悪くないよ。そりゃあ全部の作品がいいとまでは言えない
が、光るものもあるじゃん。『東京兄妹』なんかおれかなり好きだけどね。
212名無シネマさん:2001/01/30(火) 00:19
井筒みたいに中身の無さを声のでかさで誤魔化してるよりは
マシだと思うが、人それぞれだな。
213名無シネマさん:2001/01/30(火) 00:19
>210
あの繊細な叙情性が理解できないお前には
ガサツな井筒で十分だよ
214名無シネマさん:2001/01/30(火) 00:31
>>213
繊細な叙情性?
そんな気分にさせる映像を薄っぺらに並べてるだけでしょ
おお真面目に繊細な叙情性とか言ってるお前にはあってるのかもね
215名無シネマさん:2001/01/30(火) 01:20
まあまあまあ・・・・、お二人さん熱くなるのは大変良いが
ところであんなに客が入らない映画を撮る市川準が撮り続けている
日本映画界ってやっぱり駄目だと思うよ。
「どうして邦画って面白くないの?」ってこと考えた方が・・・・・。
大体市川準は井筒のライバルなの?
でまたその逆は?
個人的に言わしてもらえば、市川準ってCM監督で映画監督じゃないよ。
なぜなら・・・・・・・・つまんない!!
216名無シネマさん:2001/01/30(火) 02:41

単に、日本人がつまらないだけじゃん?
217名無シネマさん:2001/01/30(火) 05:43
>>215
はぁ?客が入らない監督が撮りつづけられる方がいいに決まってるじゃんか。
ハリウッドだってそうだよ。
収入の見込みのある作品が他にあるから、
客の入らないような監督もちゃんと映画を撮って多様な作品がうまれるんだ。
でも市川ごときが特権持ってる日本は確かに謎だ。
218185:2001/01/30(火) 11:34
結局誰もメソッドアクティングやキアロスタミのことは教えてくれなかったな。
映画オタクって知識ひけらかす事しか頭になくて閉鎖的なんだなあ。
219名無シネマさん:2001/01/30(火) 11:36
若手監督にオモロイ映画を撮るチャンスが中々回ってこないってのもあるね
220名無シネマさん:2001/01/30(火) 11:49
キアロスタミってのはイランの映画監督だ。
メソッドアクティングってのは知らん。
221名無シネマさん:2001/01/30(火) 12:00
邦画がつまらないんじゃなくて、
世界の映画はおもしろいのだけが日本に輸入されてるだけ
邦画も世界に出回ってるのだけに限定すれば面白いのも多い
222185:2001/01/30(火) 12:02
>220
おっ、有難う。
223名無シネマさん:2001/01/30(火) 12:07
>220
メソッドアクティングっていうのはね、もともとはロシアのスタニ
スラヴィスキーが発案したのだけど、大まかに言うとキャラクター
の背景を徹底的に作り込むことで、その役になりきろうとする演技
論。
アメリカではM・ブランド、P・ニューマンを輩出したりー・スト
ラスバーグのアクターズスタジオがメソッドの聖地として有名だ
ね。
デ・ニーロなんかは正しくメソッドの権化で、あちらの主だった俳
優は大抵このスタイル。
中にはアンソニー・ホプキンスみたいに、俺は役作りしないという
天才もいるけどさ。
224名無シネマさん:2001/01/30(火) 14:01
シナリオ軽視 演技力軽視
225ねこ電車:2001/01/30(火) 14:20
スキャンダル重視
226名無シネマさん:2001/01/30(火) 14:33
キアロスタミは脚本なしで撮っている。
227名無シネマさん:2001/01/30(火) 14:57
観客軽視
228名無シネマさん:2001/01/30(火) 15:06
>>227
激しく同意。
市場原理が働かないんだよな。
229名無しシネマさん:2001/01/30(火) 15:34
観客に媚びて作ってたら名作なんて生まれない。
ありきたりのエンターテイメントはできるけどね。
230名無シネマさん:2001/01/30(火) 15:37
>229
媚びるんじゃなくて、観客に理解してもらおう、飽きさせないで楽しんでもらおうという姿勢はプロとして重要だと思うぞ。
これが出来てない奴多すぎ。
231名無シネマさん:2001/01/30(火) 16:00
「危険な情事」みたいな手法で作ってたら媚び過ぎだけどね
232名無シネマさん:2001/01/30(火) 16:11
>>229
ありきたりのエンターテイメント>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>オナニー
233185:2001/01/30(火) 16:13
>223
うわー よく分かったよ。
なんだ親切な人もいるんじゃないか。
234U-名無しさん:2001/01/30(火) 16:36
>>232
オナニー気持ちいいじゃん・・・
と思ったら監督のオナニー映画ってことね。納得。
235名無シネマさん:2001/01/30(火) 17:00
監督のオナニーは誰にも止められないの?
236名無シネマさん:2001/01/30(火) 17:24
それを見て楽しめる人がいるならいいじゃん。
その点でたけしの映画はオナニーとは言えないよ。
237名無シネマさん:2001/01/30(火) 17:55
相米とかが該当するわけかな・・・? < オナニー監督
238名無シネマさん:2001/01/30(火) 18:06
黒澤清とか庵野とか押井とか・・・
うわぁ反発買いそう。
239名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:44
やっぱ、オナニーよりセックスの方が良いね。
オナニーを否定するのは間違ってるが、(段階として
オナニーで満足してセックスをしないというのはどうか?

本当にしたくないのなら、ソレもアリだろうが、
実は自分なんか誰も相手にしてくれないと思いこんで、
或いはセックスを求めて拒否されるのを怖れて
「俺はオナニーが好きなんだ」って虚勢を張ってるだけなんじゃないだろうか?

240名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:45
>225 大爆笑!
241名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:48
相米、庵野、青山、実写の押井とかは完全にオナニーじゃないの?
支持してるのって蓮実派くらいじゃないの?
242名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:50
鮫肌男と桃尻女おもしろかったよ
243名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:52
hanabiおもしろくなかったぞ、くそえいがだ。
244名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:53
オナニーのほうが見ていて面白いにきまってるだろ。
「オラオラ気持よくさせてやるぜ!」みたいな映画が好きなのか?
受身だねえ君たち。
245名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:53
松本せいちょうの疑惑って映画おもしろいよ。裁判物です。
ラストが面白い。
246名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:54
花火はクソだな。あれはオナニーだろ。
247名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:54
なんかほんとに面白い映画ってない?
おすすめおしえてよ
248名無シネマさん:2001/01/30(火) 21:58
あのさ、タイトル思いつかないんだけど、だれかおしえてくれるかな
八月なんとかって映画だとおもうんだけど。ずーっと思い出せなくて。
夏の話で、転校生がやってきて、映像がきれいで水ばっかうつしてた
249名無シネマさん:2001/01/30(火) 22:07
東京物語
250名無シネマさん:2001/01/30(火) 22:08
「水の中の八月」か?
251名無シネマさん:2001/01/30(火) 22:11
ありがと、たぶんそれだ。
252名無シネマさん:2001/01/30(火) 22:18
おまえらもっとかきこめよ
253名無シネマさん:2001/01/30(火) 22:23
小峯麗奈萌え
254名無シネマさん:2001/01/31(水) 02:53
1さんへ・・・
監督だって誰よりもあなたに観て欲しいから
映画を作っているんですよ。
あなたに「楽しい」と感じてくれるように
一生懸命つくっているんです。
あなたが「もっとハリウッド風にして欲しいな・・」
とやさしくいってあげれば、
監督は次からあなたが楽しいと感じてくれる映画を作れるんです。
監督にしても、それはすごく幸せなことだと感じるはずですよ。
1さん・・・ 監督を幸せにしてあげてくださいね
255名無シネマさん:2001/01/31(水) 03:34
誰かハリウッドを完全にパロった低予算日本的映画を
ギャグとして、なおかつエンターテイメントとして
つくってくれ。頼むから。
256名無シネ草:2001/01/31(水) 03:51
多分邦画がこれからも娯楽<アート性の方向で彷徨すること
は免れ得ない気がする。ただ単なる「感性映画」の量産
にならないことを願うばかり。ところで名前がでてきてた
キアロスタミとかの流れはどう感じてるわけ?
間違いなく観客ー映画の関係性に革命を起こしてる
と思うんだけど。だから邦画に可能性があるとすれば、
何かああゆう独自の新しい試みではないかと。
好きな邦画監督?残念ながらいまだ小津。「双生児」の塚本
晋也もよくやったと思うんだけど。映像美においては。
257名無シネマさん:2001/01/31(水) 03:55
有名なやつっぽいけど
エンディングでおばーさんが
すごい雨の中、ふきとばされそうになりながら
歩いてる映画て
なんて映画かおしえてー
ほしー
258本家1:2001/01/31(水) 05:05
>>254
>あなたが「もっとハリウッド風にして欲しいな・・」とやさしくいってあげれば、

ハリウッド風にして欲しいってことじゃないんだけどなぁ・・・
なんて言うか・・・邦画を見終わった後に、爽快感とか充実感とかがないんだよ。
いいもの見たなぁっていうのが少ないってことね。
「ふ〜ん」で終わり。

「BROTHER」もなぁ・・・
ストーリーもいまいちだけど、もうちょっとワンシーンを丁寧に撮って欲しかった。
「ファッキンジャップぐらい〜」と、終盤のレストランから出ていくスローは
ちょっとピクピクッときた。
259名無シネマさん:2001/01/31(水) 09:36
あのさ、結局いい映画って話の根底に人間の感情を描いていないかな?。
なんとも言えない透きとおった悲しさや切なさ、愛情、そんなものが
ストーリー構成の軸になっていると思うんだよ。
砂の器にしたって長い話を2時間にまとめるためにその手法を用いてると
思うんだけど。
鮫島桃尻とか見たけどそれがない。観終わった後「だから何」って何も後に
残らない。
あれが主人公の生い立ちやあの娘との出会いによって何かの心理の変化とか
ぐっと掘り下げた心理描写があればより完成度が深まったりしたのでは。
260名無シネマさん:2001/01/31(水) 16:44
そろそろあげとく
261名無シネマさん:2001/01/31(水) 17:07
>>258
それが好みにすぎないと思うんだけど。
邦画は別にワンシーンを雑に作ってるとは思わないよ。ものにもよるけど。
だから単純に自分好みのハリウッド的映画を求めてるだけじゃないのか、
って思ってしまうわけ。
262名無シネマさん:2001/01/31(水) 19:00
「MONDAY」は見事に監督オナニー映画でした。
263名無シネマさん:2001/01/31(水) 20:25
邦画ってわかりやすいからいいね。ハリウッドだとか英語だと
字幕みてて一回みただけじゃないようがわからないのがつらい。
あと、邦画には邦画にしかないよさがある。ハリウッドみたくただかっこいく
映そうとしてる映画ばっかじゃないし。
264名無シネマさん:2001/01/31(水) 22:06
日本の映画って、人間の心理を描くっていうより、
作家の美学やらスタイルを見せられてるような気がするのが多いよな。

登場人物は単に作家の美学なり、哲学?を表現する為だけの存在で、
人間としての深みが無い。

ある意味ご都合主義だとも言える。
単にハッピーエンドでないだけ。

その辺、フランスと重なる。
265名無シネマさん:2001/01/31(水) 23:03
>264
うん。
266名無シネ草:2001/01/31(水) 23:07
パトリス・ルコントとか異様に受けるしね。
好きだけど。
267名無シネマさん:2001/01/31(水) 23:31
>263
吹き替えって手がありますぜ、だんな。

邦画には邦画しかない良さはあるが出し切れてない。
あっちの映画がかっこいく映そうとしている映画ばっかし
とは思えん。もちろんそんなのもあるが。
268名無シネマさん:2001/02/01(木) 00:05
>264
客を感動させたいんじゃなくて
客から感心されたいだけじゃないのか?自分が…
って気持ちになるな、そういうの観ると。
269名無シネマさん:2001/02/01(木) 00:15
いいんじゃないの?
それで本当に感心するんなら。
>>264
人間としての深みがない?
「タイタニック」とかにそんなもんあるの?
別に邦画が面白いとかいう気はないが、
こういうこと偉そうに語る奴って何様かと思うな。
270名無シネマさん:2001/02/01(木) 00:18
>264
人間としての深みって何?
それが描けてる映画って何?
人間そのものの総体を描くことは芸術の今だ果たせぬ至上目的の一つだぞ。
描こうと努力するだけ、邦画はマシだと思うけど。
271名無シネマさん:2001/02/01(木) 01:16
さいきんの邦画は才能ないのに監督・脚本・編集を1人でやってる奴が
多いからダメなのだ。プロデューサーも内容に口出ししないし。
272名無シネマさん:2001/02/01(木) 02:20
>>264
が言いたいのは作劇上の問題点で、キャラクターの完成度が低いってことだろ。
普通に同感だけど。
しかしフランスと重なってるかな。
273名無シネマさん:2001/02/01(木) 02:38
10年後観て恥ずかしい感じがフランスとかぶっている。
つまりスタイルに固執し過ぎているんだなん。
274名無シネマさん:2001/02/01(木) 08:36
>269
ばかだね、てめえが感心されたいだけで映画作ってんのかと思った時点で
もう「感心」なんか出来なくなってんだよ。
自慢話ばっかしてる奴見てどう思う?そんな感じだよ。
275名無シネマさん:2001/02/01(木) 08:46
「人間としての深み」というのは、要するに脚本その他の問題点から出てくる指摘
だろう。このスレで何度も出てきている問題だろ。早い話がアニメ程度ということ
だね。

ハリウッドのものを「通俗」だとか「誰でもわかる」とか言って、邦画を擁護して
どうする。じゃあ、その同じ通俗性で勝負して敵うものが作れるのか? 「スターウォーズ」
に匹敵する程度のSFすら、作れているのか? そのへんの現実をふまえて発言しろよ。
276 :2001/02/01(木) 09:03
邦画洋画共に大衆一般解りやすく軽く楽しめる娯楽映画と
作家が自由に撮った個性的な映画とがあるだろ。
日洋比べる場合にそれをごちゃ混ぜにするのはどうか。

277 :2001/02/01(木) 09:19
276は274以前の議論に対してのこと

>通俗性で勝負して敵うものが作れるのか
観客動員を稼ぐべき一般娯楽映画はハリウッドの
文法で撮るべきと思う。大多数の一般人は普段
洋画を見ている。金をかけろとかそういうことじゃ
なくて、ハリウッドの映画学校で教えてるような
基本技術で撮ったらどうかってことです。
278洋画を見よう!:2001/02/01(木) 10:41
 手持ちでぶれてるシーンが散見されると思ったら、ブレア・ウイッチ・プロジェクト
の、ハンディーカム(家庭用ビデオ)で撮影された映像の、手ブレ信者が大量発生
したのか。

 やっと気付いたよ。(藁
 あ〜あ。
279名無シネマさん:2001/02/01(木) 13:09
>>275
何言ってんのあんた?
ハリウッドを非難して邦画を擁護してる奴なんていねえじゃん?
心理描写だの人間の深みだの言ってる奴が反発食らっただけだろ?
何か被害妄想でもあるんじゃないの?
それにアニメ程度って何よ?
何であんたはそこまでアニメを馬鹿にしてるの?
280名無シネマさん:2001/02/01(木) 15:33
>279
275じゃないけどハリウッドを非難して邦画を擁護してる奴はいるよ。
ほんで心理描写が大事って言ったらダメなの?。
心理描写なんかいらないってか?。
281名無シネマさん:2001/02/01(木) 15:42
>278
あにを言っとる。元祖は深キンだろうが。
282名無シネマさん:2001/02/01(木) 15:46
>279
心理描写の無いハリウッド映画なんて無いざんす。
そんな映画じゃキャラに感情移入出来ないからつまんないざんす。
283名無シネマさん:2001/02/01(木) 15:57
>282
その通り。
邦画が弱い点がそこ。
心理描写がヘタクソでキャラクターを深く描けないから、感情移入
が出来ずに観念的なオナニー描写が多くなる。
脚本が弱い、演出がヘタっていうのはそう言うことだよ>279

284名無シネマさん:2001/02/01(木) 17:03
>>275
おまえの意見は酷い。
285名無シネマさん:2001/02/01(木) 17:45
>>281
264以降のどのレスを指して「ハリウッドを非難して邦画を擁護してる」
って思うの?
それに心理描写が必要ないなんていつ言ったよ?
心理描写のない邦画なんてそれなら存在するのかよ?
それがへたくそ?どういう風にへたくそだと思うのかを何も言わずに
いきなり決め付けで心理描写だの何だのいう奴がムカツクんだよ。
そこまで語らなくてもせめて根拠とする作品くらい挙げろよ。
>>283
お前はただ観念的な描写にコンプレックス持ってるだけだろ?
観念的な描写をする映画が何で心理描写が出来てないってことになるんだ?
観念的な映画ってのが仕方なしにそういう描写をしてるわけねーだろが。
最初からそういう描写を狙ってやってるに決まってる。
それがいいか悪いかは別としてな。
観念的な映画は観念的な映画としての存在価値を認めるくらい出来ないのか?
恐ろしく偏狭な価値観の人間だな。
286名無シネマさん:2001/02/01(木) 17:50
おっと、>>270は確かに邦画の方がマシだと書いてたな
>>280
あんたは270のことを言ってたのか?
それなら285は撤回だ。
それと285で>>280>>281を間違えた。
すまんね。>281
287281:2001/02/01(木) 17:51
>285
なに言っとる?深キンだと言っとるだろうが。
288名無シネマさん:2001/02/01(木) 18:00
>285
狙って観念的描写をしたとしても、それが伝わってなければ単なる
オナニー。
何の意味もない。
まともな描写で心理を描けない人間が、観念で描ける訳はなおさら
無い。
そんなに他人のオナニーを見るのが好きならご自由に。
俺は御免こうむる。
289名無シネマさん:2001/02/01(木) 18:20
275
話が飛躍しすぎてる。だれか通俗性なんていった?
290>285:2001/02/01(木) 19:15
269じゃないの?

それ以前の流れもあるし、「タイタニック」を典型的ハリウッド作品と
して挙げたんだろうと思うだろ。
291名無シネマさん:2001/02/01(木) 21:43
客に分かってもらおうって努力を、客に媚びてるって言い方してる奴いたし。
292名無シネマさん:2001/02/01(木) 21:49
まさに「中間が無い。極端から極端」ってヤツだな。
商業主義か、オナニー。
293名無シネマさん:2001/02/01(木) 22:02
脚本能力のない監督はその辺のとこ自覚して脚本はその道に
秀でた人に頼んで自分は映像に徹底すればいいんじゃなかろうか。

なんかアクションだったらアクションを取るためのストーリーに
なっちゃってて、そこへ行くまでの心理描写とか土台作りが
てんでなおざりになってる。もしくはそんな作業があるのかさえ
知らないんじゃないかと思えるぐらい描写がない。
これは邦画に限らず二流の洋画にも言える事。
294洋画を見よう!:2001/02/02(金) 03:14
 この熱い議論が、今の邦画に届いているのかな?

 と、考えたとたん、寒くなった。

 結局、国会(国会議員)と、同じではないかと思う。

 日本は、腐っている。
295名無シネマさん:2001/02/02(金) 03:48
>294
届いてるよ。
少なくとも俺の回りは話題にしてる。
296名無シネマさん:2001/02/02(金) 04:19
なんのかんのと言っても日本じゃ満足なシナリオ作成ソフトもないくらい
だからねぇ……。
297名無シネマさん:2001/02/02(金) 04:46
>296
シナリオ作成ソフトなんて、海外でも使ってる奴聞いたこと
無いよ。
持ってる奴知ってるけど、頭悪すぎて役に立たないってさ。
プロット構成用ソフトならわりと使われてるが、それなら日
本でも一緒。
第一質の高いホンは昔から書かれて来たんだから、今更シナ
リオソフトのせいにしても意味無い。
298本家1:2001/02/02(金) 05:14
ちょっと関係ないけど、レス先を指定するとき、
「>1」じゃなくて、「>>1」にして欲しい。

かちゅーしゃを使いだしてから、「>>1」が最高に役に立つから。
http://mata-ri.virtualave.net/

299名無シネマさん:2001/02/02(金) 05:23
>>293
>なんかアクションだったらアクションを取るためのストーリーに
>なっちゃってて、そこへ行くまでの心理描写とか土台作りが
>てんでなおざりになってる。もしくはそんな作業があるのかさえ
>知らないんじゃないかと思えるぐらい描写がない。

そういうのでも面白い映画は結構ある。ま俺がB級映画好きで少々の矛盾は
気にしないからかもしれんが。逆によけいな描写を入れてるから、
まどろっこしくて退屈になってる映画もあったりする。そういうのは
構成が下手なんだろうけど。
300名無シネマさん:2001/02/02(金) 06:29
 前に「客から感心されたいだけじゃないのか?自分が… 」って意見があったけどそれって分かる気がする。せっかく映画作っても馬鹿にされるようでは全ての努力が水の泡になるよね?だから認められるものを、評価されるものを、と努力する。

 けど評価する人って誰?って考えると映画ヲタなんだよね。映画好きが高じて雑誌に携わったり作り手になったり評論家になったりホームページ作ったりして映画の評価が定まる過程で影響を与えられる人達なんだよね。

 そういう評価する側の、発言力があって作り手に影響を与えられる人の趣味や価値観って重要な要素かも知れない。それに合わせて進化して来た結果が今の邦画界なのかも知れないよ?
301名無シネマさん:2001/02/02(金) 10:30
>>288
それは単にお前がわからないだけだろ。
大体まともな描写って何よ?
302>297:2001/02/02(金) 11:04
あ、そういう意味じゃなくって、周りを取り巻く環境として、そういう
物すらも開発されないくらい、日本ではないがしろにされてるってこと
をいいたかったのです。眠かったんで誤解を招く書き方になってしまい
ました。しーません。
ストーリーアナリストなんかの職種も日本には存在していないし……。
やっぱり二本て脚本があまりにもいい加減に作られてると思います。
303名無シネマさん:2001/02/02(金) 15:39
>298
ごめん、初心者だし機械に弱くてどうしていいのかわからない。
リンクしているページに行ってみたけどさ。
304297:2001/02/02(金) 15:59
>302
ああ、そういう意味のソフトね。
う〜ん、確かに脚本の重要性を理解していない人は、業界でも
多い。ちゅうか、書けない以前に読めない。
前のスレにも書いたんだけど、若手の監督でもシナリオを読め
ない奴が多くてビックリする。
誰とは言わないが、綺麗な画の断片で映画が出来ると思ってる
んだよ。キャラクターの行動原理とかお構いなしで、画のイメ
ージに話をはめ込もうとするんだから。正直やってらんないよ。
しかもこういう奴は一人じゃない、いっぱいいる。
口ではシナリオ大事みたいな事言っても、実際は理解してない
から始末が悪い。
そりゃ映画は映像芸術だけどさ、画だけで語れるならシナリオ
なんて要らないやね。
一体何時から日本の映画人はこんなにシナリオ読めなくなった
のかねえ。ああ愚痴ぽくなってしまった、スマソ。
305名無シネマさん:2001/02/02(金) 16:04


  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | 1ってちょ〜うざいよね〜
  \  _______
   V
  ∧_∧∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ・∀・)´∀` )< だよね〜、誰か頃してくれないかな?
 (    )    )  \_______________  ∧ @`∧
 | | || | |                           (・д・@`@`)ペッ!!
 (__)_)__(_)            ∧ ∧?          、'(_@
                     (´⊇`)
                     ( 1 )
                     || |
  ∧ ∧ムカムカ           (((_)_)
  (#゚Д゚) ̄ ̄ `〜                   ∧ ∧
    U U ̄ ̄UU                     (   ) イッテヨシ!!
  へ                            |  ヽ
/    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ったく、サルみてーに糞スレ乱立させてんじゃねーよゴルァ!!
\________________________
306名無シネマさん:2001/02/02(金) 16:08
>304

>誰とは言わないが、綺麗な画の断片で映画が出来ると思ってる
>んだよ。キャラクターの行動原理とかお構いなしで、画のイメ
>ージに話をはめ込もうとするんだから。正直やってらんないよ。
ごめん。
私も映画はシナリオより画に本質があると思っている。
だって小津の映画のシナリオだけあったって小津映画つくれねえだろ。
ちなみにそのカントクは誰?
307304:2001/02/02(金) 16:28
>306
画はね、確かに映画の本質だね。
だけどさMTVみたいな映像を、ただ2時間繋いだだけじゃ映画に
はならないんだよ。
特殊な実験映画やドキュメンタリーはともかく、普通の映画はキャ
ラクターを感情に基づいて動かし、物語を構成してゆく。
これは小津も同じだよ、というか小津さんの映画なんかは、凄く
しっかりとキャラクターの行動原理を作ってる。
キャラクターがブレないんだよ。
あくまでも基礎をしっかり打ち込んであるから、そこからどんな奇
抜な家を建てても世界が揺るがないの。
俺が言っているのは、単に「画の断片」を繋いで映画を作れると錯
覚してる連中。
彼らの作り方だと、基礎無しで奇抜な家だけを建てるようなもの。
ぱっと見はスタイリッシュで良くても、実用には耐えない。

>ちなみにそのカントクは誰?
ゴメン、俺にも生活があるからそれは言えねえや。(W
でも俺の知ってるだけで、5人ぐらいはいる。
308 :2001/02/02(金) 16:32
>綺麗な画の断片で映画が出来ると思ってる
んだよ。

これはまさに自分が普段から感じてる邦画の欠点の
一つです。シナリオの不備の他に編集の技術(静的な
シーンを繋ぎ合わせるは簡単、1カットが長ければもっと
簡単)、また撮影台本をどうするかなども関係してくる
問題だと考えます。
309名無シネマさん:2001/02/02(金) 16:34
>307
>ちなみにそのカントクは誰?
>>ゴメン、俺にも生活があるからそれは言えねえや。(W
>>でも俺の知ってるだけで、5人ぐらいはいる。

・・・たぶんその内の一人をオレも知ってるような気がする。
オレ、あんたの事も知ってる人かも知れない。(藁
310名無シネマさん:2001/02/02(金) 17:28
シナリオ読むのに技術っているの?
アホに教えて下さい。
311名無シネマさん:2001/02/02(金) 17:48
>310
技術って言うか・・・先ず頭の中で文から映像を組み立てる能力は
当然必要でしょ。
で、その映像が映画として成立するかを判断する能力ね。
具体的に言えば、
1、構成
話の構造を理解する。例えば、全体の何処に起承転結のポイントが
あるか、シーンとシーンの繋がりはどうか。
2、感情
登場人物の感情は繋がっているか。例えばシーン10と15で同じ
人物なのにまるで違ったキャラクターになっていないか。また物語
の流れと登場人物の感情の流れがちぐはぐでないか。
3、映像
文章では理解できても、映像になったら説明不足にならないか。時
間軸が行ったり来たりする様な映画はこれに気を付けないと、見て
いて訳が分からなくなる。

こんなとこかな。でもこれは監督だけじゃなくて、役者もスタッフ
も理解してなきゃならない事なんだけどな。
312名無シネマさん:2001/02/02(金) 17:57
>>311
解説どうも。でもそれってシナリオを読む技術っていうより
書く技術じゃないですか?
313名無シネマさん:2001/02/02(金) 18:07
>312
>でもそれってシナリオを読む技術っていうより
>書く技術じゃないですか?
いや、シナリオが普通の文学と違うのは、それが完成形ではなくて
単なる設計図だということ。
監督に限らず映画の作り手は設計図を読み、理解する能力が求めら
れる。
それにはある程度の理論、つまり311にあげたような事が必要な
んだよ。
映画学校などで、脚本コースでなくても必ずシナリオの授業がある
のは本来このため。忘れられてるけどね。
314名無シネマさん:2001/02/02(金) 18:23
>305
お前がウザイ
315名無シネマさん:2001/02/02(金) 18:35
なるほど。腑に落ちました。
シナリオから映画が想像できないのに撮ってる監督が実在する
っていうのもすごい状況ですね。しかし
その監督は一体何を指針にして撮ってるんですか。
316名無シネマさん:2001/02/02(金) 18:43
>315
つうかその人は想像出来てるんだけど、そういうつまんない映画が
好きっていう恐ろしい可能性もあるな。
317名無シネマさん:2001/02/02(金) 18:45
311さんにお聞きしたいのですが……
確かに、シナリオを読めない監督の問題は大きいと思うんですが、
脚本家側にも問題はあるんじゃないでしょうか。
笠原和夫さんの著書などを読むと、昔の脚本家がギリシア悲劇や
シェイクスピアなどの”古典”を読み込み、自分のベースにして
いるのが分かります。笠原脚本の構成の見事さはこうした基礎に
基づくものであり、それがあって初めて骨格の太いシナリオを
書くことができるのでしょう。
端で見ていると、最近の脚本家にはこうした基礎が欠けている
ように思うんですが、いかがでしょう?
個人的には、心理描写云々よりも構成の弱さが「劇」としての
迫力を弱めていると感じます。若い脚本家の方には笠原和夫の
名言「劇と書いてハゲシイと読む」を忘れてほしくないですね。
318名無シネマさん:2001/02/02(金) 18:56
>315
それは俺も含めてみんな知りたがっています。(w
>317
ある・・・と思いますね。
笠原さんの時代は俺も知りませんが、個人的に思うのは他人の作品
を認められない、他人を認めるのは自分の作品を否定するのと同義
と思っている様な人が多い気がします。
プロットの段階で弱い作品が多いのは事実ですし、そこから弱いま
まで仕上げてしまっている作品も多いです。
邦画の伝統的なプロット技術である「ハコ書き」をしない人も増え
ました。
やはりベースは大切ですね。
319名無シネマさん:2001/02/02(金) 19:02
せっかくさ、愛育社なんかがシナリオライティングのメソッド本を出してても、
誰も読んでないのな……。
別冊宝島のシナリオ入門はアメリカのシナリオライティングのマニュアルと
日本の脚本家のインタビューやらコラムやらの二部構成になってるんだけど、
読み比べると理詰めで構成することを大前提にしているアメリカに対して、
日本がいかに感性だよりの精神論的な行き当たりばったりか思い知らされて
愕然とするよ。
320名無シネマさん:2001/02/02(金) 19:15
>319
読んでも糧に出来ないだけじゃないの。
321306:2001/02/02(金) 19:18
>>304
つまり、キアロスタミとかのシナリオ無しで
とる、などの方法論を採る資格は千に一人の監督に
しか与えられないってことなのか、、?
322名無し:2001/02/02(金) 19:49
>>321
昔、大島渚が挑戦しようとしたが失敗していたな
323306:2001/02/02(金) 20:53
ひきつづき素人発言アンド横レスなため読みたくない人は
とばして読め。
カントク・スタッフは観客が映画に何を求めてると思ってる?
純粋に聞いてみたい。俺は知識量とか権威とか世俗的
カテゴリーからかけはなれたところからそれらを陵駕する
数少ないすげえ世界=映画っていうだけなんだけど。
論理とか、難しいことを超えて。常に常識の枠を崩す
のが映画じゃないのか。話を聴いているとハリウッド
礼賛にしろアンチハリウッドにしろ「脚本にかえれ」
(まあ、もちろん一番信憑性が高い主張なんだろうが)
にしろ映画が決まった枠とか方法論におさまるべきだという
主義が思いのほか強いんでびっくりした。
プランナーの佐藤雅彦がつくってた「kino」は映画と呼ぶには
あまりにも稚拙すぎてカスだと思ったけど今思えばそれなりに
方法の新しさに価値があったよ。十年後くらいには価値が出るかも。

324名無シネマさん:2001/02/02(金) 21:20
>>319
>日本がいかに感性だよりの精神論的な行き当たりばったりか
産業ならいざしらず、芸術一般は国民性の反映です。
325>323:2001/02/02(金) 21:24
言いたいことはわかるけど、異端はあくまで異端であって、メインストリームってのは
キチンと揺るぎ無くあるべきだとおもうのよ。エンタテインメントの世界は。
で、日本はメインストリームがなくなっちゃってるから没落に歯止めがかからないんじ
ゃないかしらん。
メインストリームに対してカウンターになるから実験作的なものは輝くんであって、
巨敵が存在しない日本映画界において、異端ばっか作って単なる権威づけにしかなら
ないセコい賞取りにばっか腐心してる今の状況は野犬の群れにしかなってないような。

326317:2001/02/02(金) 21:28
>>318
早速のレス、ありがとうございます。大変興味深く読ませていただき
ました。
自分の作品に確固たる自信が持てないから他人の作品を許容できない
という話は、すごくリアルに感じました。おっしゃる通り、そういう
タイプの人は監督も含めて多そうです。

>プロットの段階で弱い作品が多いのは事実ですし、そこから弱いま
>まで仕上げてしまっている作品も多いです。
ここが、あなたのおっしゃる監督側の問題なんですね。厳しい言い方を
すれば、プロットの弱さを指摘できない監督なんて、いる意味がないと
思います。
監督にダメ出しをされて、何度も書き直している内に脚本自体も本人の
レベルも上がっていくというのが、あるべき姿じゃないでしょうか。
それができない環境であれば、劇のプロットに力がなくなってしまうのも
”むべなるかな”です。
327名無シネマさん:2001/02/02(金) 21:50
外国映画には生活感がないので、突拍子もない話でも乗っていける
という部分もあると思う
328名無シネマさん:2001/02/02(金) 22:19
このスレつまらないので
329323:2001/02/02(金) 22:20
確かに現時点では日本映画は単なる“サブカル”のひとつ。
それで、、、うう、わからん。
でも、メインストリームの確立自体が不可能のような
330名無シネマさん:2001/02/03(土) 01:22
 結局さ、映画って星の数ほどあるからその中に埋もれずに名作として名を残したい訳。みんな。だから観客に受けるより名作として評価が定まる方を求めて邦画は作られるんじゃないのかなあ。だからレベルは高いが評論家受けするのが多く一般人は付いて来れなかったり興味を持てなかったりしてあまり売れ行きは良くない、って事になるんじゃないかと。
331名無シネマさん:2001/02/03(土) 01:35
やっぱりもう日本映画が娯楽として復興することはもうないのかもしれない……。
332洋画を見よう!:2001/02/03(土) 03:06
 ふと思い出したのですが、昔、なにかの映画で、家族が横一列に
並んで、食事をするシーンが有ったと思うのです。確か、その映画の
CMでも流れていたと思います。
 これは、何故、横一列だったのでしょうか?
333:2001/02/03(土) 04:07
最後の晩餐からの引用
テレビのホームドラマの食卓場面のパロディ
あの家族の異常さの表現
1カット長回しでの演技の緊張感
などなど
334名無シネマさん:2001/02/03(土) 04:18
家族ゲームは面白かったね
バッハロー66の食卓シーンもよかった
335洋画を見よう!:2001/02/03(土) 04:43
>>334
 映画のタイトル思い出しました。(^^ゞ

>>333
 ラッキーナンバーおめでたう!(^○^)

 ::最後の晩餐からの引用
     成るほど。深いんですね。

 ::テレビのホームドラマの食卓場面のパロディ
     そう考えると、笑えなくもないです。

 ::あの家族の異常さの表現
     異常すぎて、リアリティーが欠落してるから、鳥肌が立つのかなぁ

 ::1カット長回しでの演技の緊張感
     馬鹿監督だったんですね。やはり。
     1カット長回しするくらいなら、舞台で見た邦画良いです。>黒沢!

 いっぱつ、コイタ、爽快感!有り難う御座いました。

336名無シネマさん:2001/02/03(土) 04:49
>>335
>馬鹿監督だったんですね。やはり。
>1カット長回しするくらいなら、舞台で見た邦画良いです。>黒沢!

え? 森田だろ?
337>>335:2001/02/03(土) 04:58
そうだね。ヒッチコックの「ロープ」も舞台で観たかったね。藁
338洋画を見よう!:2001/02/03(土) 05:21
>>336
 いや、「くそさわあきら」と言う、もてはやされた死者に、鞭打ったのです。

 私の記憶が正しければ、彼の、晩年の作品にも、その傾向が見られました
ので。
339336:2001/02/03(土) 05:30
>>338
映画見る前に、もう少し日本の言葉を勉強したほうがいいぜ。
340>338:2001/02/03(土) 07:52
君には「溺れる魚」以前の(?)堤作品をお勧めします。

……日本映画が盛り上がらない要因のひとつには、確実に観客がなってないってのも
あるね。
341名無シネマさん:2001/02/03(土) 08:06
いや、それはない。↑
その態度そのものが日本映画が盛り上がらない一因。
製作者の考えがそれか、または邦画を評価する専門家やマニアの
そんな考えに製作者が染まってしまって、結局出来る作品はオナニー
ってなことになるのだ。
342名無シネマさん:2001/02/03(土) 08:11
>340

観客のせいにするのは怠慢な考え方じゃない?楽な考え方だろうけどさ。
343名無シネマさん:2001/02/03(土) 08:21
かなり前の映画になりますが、周防正行監督のShallwedance?を見たとき、久しぶり
に邦画を見た感じがしました。
日本人が作っているから、邦画なのではなく、そこに(もちろんスクリーンに)日本人がいると肌
で感じることができたのが、そう思った理由です。
そして、ごく最近ではガメラ3を見たときにも「あぁ、邦画だよ、これは。」と思いました。
見た目にはハリウッド級の特殊撮影ばりばりの映画でしたが、そのド真ん中には、確かに日本人の
魂が感じられました。
邦画をちゃんと創ることのできる監督はいないのかなぁ〜と思う今日この頃です。
あぁ、おもしろい邦画がみたい・・・
344名無シネマさん:2001/02/03(土) 08:27
「会社の中を見渡せば、必ずいると言われる”おたく”
それがうちのミカン。
エピソード1にはまるのは、勝手だがみんなを巻き込む
台風の目です。それほど興奮する映画なら私も・・と
考えるのだけどさっきも言った様に、私には時間が無い。
なんだか愚痴になってきたので、また新しいネタでも
考えついたら、また戻ってきます。」

・・・というカキコをどこかのBBSで見つけたんだが、ここに邦画再生のヒントが隠されている。
 つまり「みんなを巻き込む台風の目」的存在が必要だ、という事だ。客が入る映画には必ずこういう人物がいるはずだ。
345名無シネマさん:2001/02/03(土) 08:53
面白い映画だったら嫌でもそんな人物は発生するよ。あちこちに。
だから面白い映画作らなきゃ。
346340:2001/02/03(土) 10:27
あ、なんか誤解されてる。338のあまりの暴言に対するおちょくりなのに……

http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=980697168&ls=50
ここの堤インタビューを読んでもらえるとわかりやすいかと……。
347名無シネマさん:2001/02/03(土) 12:44
>343
「SHALLWEダンス?」はともかく、「ガメラ3」の何処に日本人の魂を
感じたの?
私的には澁谷のシーンで終わった映画だと思ったんだけど。
348名無シネマさん:2001/02/03(土) 12:53
最後一人(一匹?)で敵に立ち向かって行く所じゃない?<日本魂
でもそれはかなり怪獣に感情移入していないと感じられないよね
ガメラ3は話はもう破綻していたと思う
日本映画のダメな所って一にも二にも脚本だよ
349343じゃないけど>347:2001/02/03(土) 12:54
「怪獣」に感情移入しちゃう所とか、
低層に流れる絶望感とか。

あれが洋画だったとしても「邦画っぽいな〜」と感じたろうと
思うね。

そういう特徴を肯定するか否かは別として。
350名無シネマさん:2001/02/03(土) 12:56
イリスにしても、あそこまで人間と深く
関わっちゃう距離感の無さってのは日本っぽい。
351名無シネマさん:2001/02/03(土) 12:59
「郡上一揆」ってどうだった?
352347:2001/02/03(土) 12:59
>348〜350
なるほど。
言われてみればそうかも知れないけど、ご指摘の部分で作劇的には
破綻の原因の様な気が・・・(笑
353名無シネマさん:2001/02/03(土) 13:00
てことは…やっぱり良くも悪くもヲタクっぽさが
日本的って事なのですかね
354349=350:2001/02/03(土) 13:01
ありゃ、ほとんど同じ感想が。

脚本については破綻というか、想いばかりが先行して
スカスカだったって感じだけど。
355>353:2001/02/03(土) 13:04
「ヲタク」ぽさと言われちゃうと、異論があるな〜。

邦画自体にはどっちかというと批判的だけど。
356名無シネマさん:2001/02/03(土) 13:05
「ガメラ3」はとにかく脚本が酷かった。
最高のクライマックスを最初に持ってきてしまって、後は全然盛り
上がらない構成上の問題は勿論だけど、全く意味のない山崎千里と
かゲームクリエイターの男の存在とか、何でこれでOKが出たのか
不思議。
この辺りが、上にあった脚本の読めない映画人の問題なんだろう
な。
素人でもダメなの判る脚本多すぎ。


357名無シネマさん:2001/02/03(土) 17:28
どうしたらいいんでしょう上げ。
358名無シネマさん:2001/02/03(土) 17:54
実際に脚本家の方、ここにいないかな。
359名無シネマさん:2001/02/03(土) 18:13
>358
いたじゃん、昨日。
360名無シネマさん:2001/02/03(土) 18:19
昨日だけじゃなくて、過去スレにも明らかにプロの人が何人か書き
込んでるよ。
でも、皆さん一朝一夕の改善策は無いらしく、どうしたら良いんで
しょうねえが結論になってしまう。(藁
361名無シネマさん:2001/02/03(土) 18:57
ロケハンで地方に行くと絶望的な気分になります。
電線や看板や標識をすべて取っ払いたくなるのです。
仮にあなたが、日本の田舎風景を映画的にとらえるとしたら
どうすれば良い「絵」になるでしょう?
空間が狭いことは元より、
あまりに余計なものが映り過ぎ憂鬱になります。
362名無シネマさん:2001/02/03(土) 19:00
そういうのが邪魔だって事は、アナタが撮りたいのは
「現代の日本の田舎」じゃないんだから、
ロケで済ませるのは無理に決まってるでしょ、少なくとも日本では。

ブータンにでも逝きなさい。
363名無シネマさん:2001/02/03(土) 19:02
アナタが言ってるのは「現代日本の日常は映画的でない」
って事に他ならない。

その映画的ってのが多分受け手とずれてる。

日常の中で、日々見ている風景を美しいとか愛しいとか
思う瞬間はあるんで、そこにも看板やら電線はあるんだから。
364名無シネマさん:2001/02/03(土) 19:05
362、363は361へのレスでした、失礼。
365名無シネマさん:2001/02/03(土) 19:16
デジタルにしてヒトコマずつ修正するって手があるか。
366>361:2001/02/03(土) 19:18
367名無シネマさん:2001/02/03(土) 19:30
>359<360
脚本家の人達なのかな。もの書きだと名乗る人はいたけど…。
368名無シネマさん:2001/02/03(土) 21:47
いいじゃん、なんだってさ。↑
とにかく邦画が面白くなる方向に体制が動けばいいんだから。
現状に於いて脚本家を育てるシステムが出来てない、
これは大きな問題だよ。因みに私は脚本家じゃないけどストーリー重視で
映画を観る方。もちろん画面も演出も観るけど構成、セリフ、キャラクターの
作り方、そっちの方も気になる派。

アニメもその傾向はあると思う。昔はもっと作品として仕上がっていたと
思うんだけど最近はどうも脚本がひどいのが多い。
どっかで観たようなキャラが、どっかで聞いたようなセリフを喋り、どっかで
観たようなストーリーと演出の中で動いているだけ…。
宮崎駿さんは別ですが。
369名無シネマさん:2001/02/03(土) 22:22
361が言いたいのは
>日常の中で、日々見ている風景を美しいとか愛しいとか
>思う瞬間はあるんで、そこにも看板やら電線はあるんだから。
この“瞬間”を撮ろうとすると、ジャマーなものまで映りこむ
ってことじゃないの?
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=979145390
みたいに映画的な、あるいは「いい場面!」ってけっこうあるが
そのときの純粋な眼は、不要なノイズを消している(ことが多い)。
実際にカメラ回すと、そのノイズが目立ってしまう、と。
デジタル処理は、お金と手間がかかりますです。
長くなるので、つづく。
370>369:2001/02/03(土) 22:27
そういう眼を用意したのは誰か?
と考えたら、それは絵の問題というよりは、
脚本上の力不足って事になるのでは?

371名無シネマさん:2001/02/03(土) 22:31
>369つづき
で、勝手に考えると、いい場面を阻害するノイズってのは
美しくない看板やら電線だけでなく、映画を撮ることに対する
社会の無理解もあるでしょう。アメリカなんかでは
警察が積極的に協力するし(金は払うのかも)、自治体にも
映画TV撮影担当セクションがあって、積極的に誘致する場合も
あるように聞きます。
外国でも交通を止めて撮影なんて基本的にはジャマでしょうが、
それを楽しんだり、受け止める基盤「も」あるように見える。
「あの看板越しに古い煙草屋、その背景の山も撮りたいんだ」
みたいな動機を実現したいだけなのに、直接映画以外の
作業・仕事が多過ぎて萎え〜みたいな話はよく聞く。というか読む。
スマソ、さらにつづく。
372名無シネマさん:2001/02/03(土) 22:44
>>370 および>371つづき
ありゃ。脚本が勝手に撮れもしねーよーな美しいシーンを
書きやがって、とゆーこともあるでしょう。
369で言いたかった「純粋な眼」は、映画屋さんに限らず誰もが
持つ「あ、この場面、映画にしてーなー!」とゆーつもりだったんで
脚本の出来不出来、力量不足は考えてなかったのね。
でも脚本が多少、ヘタレでも現場がリカバーできる可能性はあり、
むしろそれが出来る人たちが現場にいる(ハズ)だと思う。

日本映画黄金期(50年ぐらい前?)でも「あの電柱を切ってこい!」
とか「あの山をどかせ!」と言う監督のエピソードを聞くし。
そういう難題をこなしてきたノウハウは、撮影所崩壊後のいまでも
あると思う。50年たって、エネルギーは低下してるのかもしれんが。
373名無シネマさん:2001/02/03(土) 22:46
だから物語を抜きにして「映画的な絵」なんて考えるのが
外してるんじゃないの?

374名無シネマさん:2001/02/03(土) 22:49
外国と日本では道の狭さが違うからなぁ。
375名無シネマさん:2001/02/03(土) 22:53
どういう美観が現代日本を取るのに、看板や電線を邪魔だと考えるのか
わからない。

それらがない風景というのは少なくともリアルな日本の情景じゃないし、
お伽噺を撮りたいならセット組めばいいじゃん。
376名無シネマさん:2001/02/03(土) 23:01
>日本映画黄金期(50年ぐらい前?)でも「あの電柱を切ってこい!」
>とか「あの山をどかせ!」と言う監督のエピソードを聞くし。

こういう監督って横暴だと思う。馬鹿だとも思う。
そんなもんにエネルギーと時間と金かける前にすることあるだろうと
言いたくなる。
377名無シネマさん:2001/02/03(土) 23:04
映画的に美しい情景ってのは、
別に静止画像にして美しいって意味じゃないし、
そのシーンの脚本上の意味を抜きにして語れないと思うが、
受け手としては。

378名無シネマさん:2001/02/03(土) 23:37
>>373
う〜ん、
> 物語を抜きにして「映画的な絵」なんて考える
わけじゃないですよ、映画を作るときは(きっと)。
物語(プロットかな?)>脚本(図面?)>現場という
おおまかなプロセスの中で、「あ。この光景、撮りたい」という
瞬間があるはずです。(361はロケハンの話でした)
そのとき、この映画、この物語、この登場人物、起承転結のこの段階、
この予算・スケジュール・出演者云々、から外れて勝手に
絵にこだわっているなら、確かに外しているでしょう。
ただ、脚本に「遠い夕陽」ってあるからただの夕景を撮る、じゃなくて
構図の上部を電線が切り取り、遠くに山影、手前に煙草屋(こればっか)
さらに手前に看板が大きく画面に入り込んでいる雨上がりの午後3時半、
みたいなことになるわけでしょ。(↑これが物語にどう奉仕してるか不明だが)
そのとき、この電線はいらない(映画の画面的には)、あの看板は
こーゆーふうにしたい云々、でも今の日本映画産業の限られた中では
阻害要因が多い、ということでわ。
379名無シネマさん:2001/02/03(土) 23:44
>ただ、脚本に「遠い夕陽」ってあるからただの夕景を撮る、じゃなくて
>構図の上部を電線が切り取り、遠くに山影、手前に煙草屋(こればっか)
>さらに手前に看板が大きく画面に入り込んでいる雨上がりの午後3時半、
>みたいなことになるわけでしょ。(↑これが物語にどう奉仕してるか不明だが)

何故それが必要なのかが本当にわかってれば、そのレベルの話なら
代案はいくらでもあるのでは?

絵画的構図による必要性でなければ。
380名無シネマさん:2001/02/03(土) 23:52
日本と外国では湿度も違うし(映像のヌケ、空気感に影響)
風景の中で色の発色具合が違うし、その他いろいろ。

看板や電線じたいがジャマなのではなく、風景の中でジャマな
看板や電線がある、という程度のことです。時代劇を撮るのに
どんな田舎に行っても電線のない風景はない、ってのはよく聞く。

横暴な監督の言ってることは確かに横暴だが、
それを言わせるだけ映画産業によゆーがあった、ともいえそう。
横暴を許すのか、山動かしておもろくなるのか、は別問題。
サイレントなのにセットに音の出る仕掛けを作ったハリウッド監督とか
写らな棚の中にホンモノの高い陶器を用意させた日本の巨匠とか
いたと聞きますが、それは逆に余裕というか豊かさの現れかと。
効率主義だけでちゃっちゃと作った映像には、それなりの
豊かさしか写らないのでわ。
いや低予算映画の面白さはまた、別だが。
381名無シネマさん:2001/02/04(日) 00:34
>>379
代案はいくらでもありましょう。ただ
>>361
の言う、ロケハン先での萎え〜感をもとに語ってみただけで。
監督や脚本のヴィジョンに沿うなら、スタジオセット、ロケセット、
敢えて海外ロケ、CG、いろいろ。時間・手間・金さえかければ……。

実際は、なんでこのシーンが必要か、監督ですら直感でしか
分かってなかったりすると思うが。映像はつないでみないと
(各シーンの真の意味とか、全体像とかが)わからないというし。

で、脚本至上主義みたいなのはアリなんだけど、それは脚本自体や
脚本家だけじゃなくて、それを評価できるプロデューサーの問題。この話はこうすれば面白くなる、
ぢゃ、監督は? 俳優は? 誰に向けてどう作って、どう売れば
受けるの? 予算・時間などの条件の中で、どうすれば
サイアクの選択をしなくてすむのか?
分からんけど、こういった視点から脚本を“正しく”読む人が
いないと……。で、そういう人がいない、と漏れ承っております。
382名無シネマさん:2001/02/04(日) 00:39
>映像はつないでみないと (各シーンの真の意味とか、全体像とかが)わからないというし。

これはちょっとわからない。
事前に把握している意味に従ってシーンを編集するものと思ってたけど、
違うの?

要は行き当たりばったりに作っているって事?
383名無シネマさん:2001/02/04(日) 00:51
>>381
そうそう。
脚本が面白くない事を監督のせいにしている人が多かったが
本当はプロデューサーの仕事なのですよ。
全て整って監督が投入された時にそこからのホンの直しは監督にも責任がかかってくるが。
監督が脚本も兼ねているときは別ですが。
384名無シネマさん:2001/02/04(日) 00:51
時々思ってたけど絵コンテをもっとしっかり作っていれば
もっと全体像が掴みやすくなって無駄なシーンを撮ったりしないで
済むんじゃないの?。無駄なお金も労力も省けるとか?。
385381:2001/02/04(日) 00:52
アホや。
> 分からんけど、こういった視点から脚本を“正しく”読む人が
> いないと……。で、そういう人がいない、と漏れ承っております。
“正しく”読む人がいないと、ロクなものが出来ない可能性が
高くなります。で、そういう人がいない、と漏れ承っております。
と読んでください。

前の方にありましたが、「脚本を書くときの脚本の読み方」とも
「映画を撮るときの脚本の読み方by監督・現場スタッフ」とも
違う、「企画開発・資金調達・マーケティングするときの
脚本の読み方byプロデューサー」がある(らしい)ということです。
で、いま、日本には「読める」人がいるのか。(いやいない、反語)
というのが、脚本をめぐる大きな問題でわ。
映画学校(に期待も出来ないが)あたりでは、何か教えているのでしょうか、
このへんのこと。
386名無シネマさん:2001/02/04(日) 00:57
脚本が面白くない事を監督のせいにしている人
  ↑
私ですがただし監督が脚本も兼ねているときのことを言ってました。
387洋画を見よう!:2001/02/04(日) 00:57
 ぶらついていたら、「回路」の公式ホームページで、有る程度【警告】してる
らしけど、

 ブラクラ

が張ってあったと言って、大騒ぎしていたね。
 どの程度の悪さをするのか、判らないけど、擁護派が居ないのを見ると、
結構、効く様だ。

 なんだか、邦画関連、全部、おかしくなってる気がする。
388名無シネマさん:2001/02/04(日) 01:05
> >映像はつないでみないと (各シーンの真の意味とか、全体像とかが)
> わからないというし。

> これはちょっとわからない。

> 時々思ってたけど絵コンテをもっとしっかり作っていれば

実作者でもないのでエラソーに言えませんが(言うけどサ)
全体の流れ、各シークェンスの中の流れ、脚本の意図、絵コンテ
すべて出来る限りの努力で把握し、意識しているハズです。
ところが、部分部分にせよ、2時間通してにせよ、つないでみると
(orつながってみると)「あ、この人物、こーゆー風に見えるのか」
「この場面、何か意味が出てしまった」みたいなことがあるらしい。
頭の中で考えていたことと、微妙に、または大幅にイメージが
変わったり、変質したりするらしいです。
たとえば、文章でも頭の中で考えていたのと、実際書いたのとで
感じが変わったり、「あ、この書き方は失礼だ」とか
「これじゃまるで俺が◯◯みたいじゃん、消し消し!」とか
ありませんか? そういったことだと理解しております。
うぅ、説得力ないので作り手・経験者の方の意見を待つ。
389名無シネマさん:2001/02/04(日) 01:05
脚本に関してはアメリカのようにエージェントシステムが確立してくれればなぁ。
ストーリーアナリストに揉まれたシナリオがストックされててプロデューサーが
めぼしいのチェックして映画化、てなことになれば少なくとも現状の脚本ダメダメ
状況は脱せると思うんだが。
クリークアンドリバーって会社が伊藤和典のエージェントになってるけど、あそこは
すでに評価の確立した人間をマネージメントして甘い汁吸うって魂胆だからなぁ。
しっかりした脚本家育成機関が青田買いすればもうすこしなんとか……。
こういうシステム作り、日本人ってホント向いてないね……。やっぱもう
日本映画は先細りしていくだけか。
390名無シネマさん:2001/02/04(日) 01:06
確かにプロデューサーの問題はここでもチラホラ話題になってたよ。
391381:2001/02/04(日) 01:23
>>383
さんきうです。
「プロデューサーの仕事」についてご存じなら解説乞う。

でも結局、成功した人しか“正しい仕事”は分からないのかも。
その“成功”にしてもたまたま、その作品・キャスト・スタッフ
(含む時の運)あってのことかもしれないし。
とはいえ、周防監督+アルタミラ・ピクチャーズとか
「BROTHER」ヒットさせた人とか、一部で熱烈な黒沢清方面とか
仙頭プロデューサーとか
(個々の作品の良・不良、好き嫌いは別よ!)
プロデューサーな人・組織は育っているのかもしれない。
つーか、育ってくれ!
#いまOA中、NHK総合「世界へ育つ才能は育つのか」面白いかも。
392名無シネマさん:2001/02/04(日) 01:37
>>389
エージェント、ストーリー・アナリスト、(よく知らないが)
いればこういうスレが立たなかったかもねぇ。
まぁ、いまさら急にシステムや公的機関をつくるのも大変か。
(作れる人は作ってください。マジ)
とりあえず現実の監督、スタッフ、映画関係者、映画志望者
などなどが、そういうベクトルで動いてくれれば。
広告代理店とか出資者とかの方面も!
お金、少しある。(プロデューサー)
それぞれの分野で、才能はある。(スタッフ・キャスト)
面白いアイディア、企画、脚本もある。(作り手)
「え"っっっ!」と驚く映画を見てみたい。(観客・作り手も))
さぁ、どーする? <オマエモナー
393名無シネマさん:2001/02/04(日) 08:40
>392
>エージェント、ストーリー・アナリスト、(よく知らないが)
>いればこういうスレが立たなかったかもねぇ。
そんなことはないよ。
米国の映画掲示板とか覗いてみそ。
「どうしてハリウッド映画は面白くないの?」とか「ハリウッドの脚本家は
人間が描けない」とかいっぱい書き込んであるから。(藁
ファンっていうのは何処にいてもどん欲な物なんだなと思うよ。

394名無シネマさん:2001/02/04(日) 09:36
おぉ〜、そりゃそうだ。教えてくれてthanx。
ハリウッドも定型化して面白くない、という批判はOKでしょう。
ハピーエンドばかりじゃ飽きるし。
脚本ソフトみたいの、ありましたよね、ハリウッドに。
プロットを組んだり、ラストのパターンとか出すのは便利かも。
そういう便利とか管理は、クリエイティブから遠いところにあるような気がする。
傑作、面白いものが見たいのはもちろんだけど、大いなる駄作とか
ある意味ケッサク、みたいなのが出てくる余地があってこそ、なのでは。
エド・ウッドがいて、オーソン・ウエルズがいる、とか?

「グリーン・デスティニー」がアメリカで妙に評判いいのも
ハリウッド定型からはみ出てるから? 
395名無シネマさん:2001/02/04(日) 09:59
ふーん、そんなソフトなんてあるんだ。びっくり。
ストーリーって自分の中から出てくるもんだと思ってた。

でも、荒削りでもいいもの持ってる人はそんなソフトのお世話に
なるのもいいかも。それをきっかけに話をまとめるコツを掴めればさ。
本当にクリエイティブな人だったらそれだけで満足しないだろうから
パターン化マンネリ化はしないと思う。
396名無シネマさん:2001/02/04(日) 12:39
>395
あるけど実作業にはあまり役に立たないよ。
プロット構成の比較検討くらいには良いけど、最終的には人間が全て決めてい
かなければならないから、結局同じ。
別に誰でも凄いシナリオを書ける訳じゃない。
ハリウッドのライター何人か知ってるけど、実際に使ってる人もあまり聞いた
ことないな。
まあ途中のプロセスは多少楽だけどね。
397名無シネマさん:2001/02/04(日) 12:54
> まあ途中のプロセスは多少楽だけどね。
よかったら詳細ぷりーず。
398名無シネマさん:2001/02/04(日) 13:09
>397
何種類かあるみたいだけど、僕の知ってるのは構成を作ってくれる
ソフト。
こちらの設定を前提に、どう展開できる可能性があるか、つまりプ
ロットのバリエーションを考えてくれるの。
勿論こまかなシーンまで書いてくれる訳じゃないよ。
僕の知り合いがソープオペラのシナリオ書いてる人で、これ持って
たんだけど、中途半端にプロットが出来ちゃうからかえって時間が
かかる「結局俺が初めから書いた方が早い」というので殆ど使って
ない。
まったく才能のない人がそこそこ纏めるには良いのかもしれないけ
ど、プロのクリエイターほど頭はよくないって事だろう。

399395:2001/02/04(日) 14:03
確かに細かいところまで作ってはくれないだろうし、その細かいところが
結局一番大事だから、素人がそれを使ったからといっていい脚本ができる
わけはないわなあ。
私が荒削りだけどいいもの持ってる人と書いた時なんとなく頭に浮かんだ
のは、あのサムライフィクションがどーとかいう映画を撮った人。
話はぶらり信兵衛のパクリだと思ったしセリフも無駄が多いし
ストーリー構成も散らばってるしと不満はいっぱいあるんだけど
客に楽しんでもらおうって心は感じた。
ところどころキラッって光るシーンやセリフ、感受性があって
土台をそのソフトで打ち立ててから作ったらあの人はいいもの
作るんじゃないかなぁってフト思ったんだ。
まあ、そのソフトが具体的にどんなものか知らないけどさ。
400名無シネマさん:2001/02/04(日) 14:19
そういえばバックトゥザフューチャーで、高校時代の主人公の親父が小説を
書くためにいろいろメモってる描写があった。
他にもよく、素人が本を書くためにアイデアを書き留めるって描写を見かける。
ベストセラーの書き方とかもアメリカの作家が書いた翻訳物のほうが多いし。
アメリカではエンターテイメントのストーリーの組み方が体系化されてて、
かなり一般に近い層に浸透しているんじゃないでしょうか?

実際、日本の映画に一番不足しているのは、娯楽性が高く、いい脚本だと思う。
401名無シネマさん:2001/02/04(日) 14:35
>400
>私が荒削りだけどいいもの持ってる人と書いた時なんとなく頭に浮かんだ
>のは、あのサムライフィクションがどーとかいう映画を撮った人。

中野博之さんね。
ミュージッククリップのビッグネームで画的なセンスはピカイチだ
けど、やはり欠点は脚本かな。
話のセンスも悪くないから、本気で脚本を考えていけばそこそこい
くと思うけど、新作のステレオ・フューチャーを見る限り、いまだ
脚本には目覚めていないようで。(藁

402名無シネマさん:2001/02/04(日) 17:51
>401
そうか…目覚めてないのか…。

>400
因みに気が付いたことをメモしているのは日本でもずっと前からやってるよ。
話作りを目指している人なら言われなくてもやっちゃいますがな。本能で。

しかし、そのソフトって何処で売ってるの?。いくら?。
ちょっと欲しい気が…。(笑)
403400:2001/02/04(日) 18:09
>>402
あ、言いたかったのは、割とよく見かける描写なんで、一般に広く
浸透してるかなと感じたってこと。
お話作りの底辺が広いように思う。
404上の人じゃないけど:2001/02/04(日) 18:12
これなんか安い。
http://www.ballisticware.com/
フォーマットだけの物から、ある程度の構成まで出来る物まで色々あ
るみたい。
でも結局過去のパターンから話を持ってくるだけだから、たいして役
に立ちそうもないね。
405名無シネマさん:2001/02/04(日) 19:13
>403
あ、なるほどね。
うーん、日本にもお話作りの底辺はあるし思うけど「漫画」って世界があるから
なあ…日本には。同人誌の世界も活発だしそっちへ流れているような気も…。
>404
有難う。うう…でも英語だらけ…(当たり前か)。
406名無シネマさん:2001/02/05(月) 10:28
結局脚本を何とかせえ!っちゅうことで落ち着いたわけやね上げ。
407名無シネマさん:2001/02/05(月) 10:37
その中野監督、忍者赤影のリメイク作るんだってよ。
408名無シネマさん:2001/02/05(月) 14:27
>>376
実際に結果を出してる監督だからしゃあない。
スタッフからは「吸血鬼」と呼ばれてたらしいけど。
でも他にすることあるだろうってのはどうなのかなぁ?
どんなところにも絶対に手を抜かない厳しさから良作が生まれたんだと思うし。
そこまでするのは現在では無理だろうけど、はたから見たら意味がないと思う
ようなところへのこだわりってのは実際必要なんじゃないかな?
ハリウッドの映画にはそれがあると思う。
409>408:2001/02/05(月) 14:34
いや単に合理性がないのが問題だと思うが。
こだわり云々じゃなくて。

山は動かせないだろ、普通。
そんなことをわめき散らしてなんになるの?
410名無シネマさん:2001/02/05(月) 14:41
日本はすでに漫画っていうハリウッドの映画にもひけをとらない(もしくはそれ以上)の文化システムを確立したから邦画なんでどうだっていいんだよ。
411名無シネマさん:2001/02/05(月) 14:48
山を動かせ、は多分、誇張だろうな。
あの山・・・邪魔だなあ、くらいの発言が膨らんだんじゃないの?
あるいは、動かせない忸怩たる思いの発露だったかもしれないじゃん。
構図上、邪魔な雲・家・電柱などは排除してきたわけだからね。

他にやることあるだろう、って、他を全てやってるから、そこまで気になるんだけどな。
だから、デジタルで景色をいじるとかってのと同じに思ってるよ。
それが出来た時代を羨ましくも思うし、現代のデジタルの恩恵もありがたいと思う。
それでいいじゃん。
412名無シネマさん:2001/02/05(月) 14:54
誇張っていうかイラついて口走っただけじゃないの?
本人だって山を動かせるなんて思ってるわけないじゃん。
413kiguruimikan:2001/02/05(月) 15:25
dog-food
miteodoroke
414名無シネマさん:2001/02/05(月) 15:58
>>410

確かに考えてみればアメリカの映画と音楽、日本の漫画とゲーム
ってのは、現代の若者を代表する文化だもんな。
ほかの国なんて何も生み出してないじゃん(笑
やっぱり凄いよ一部の日本人は>あくまで一部(笑
415名無シネマさん:2001/02/05(月) 16:11
デビッド・カッパーフィールド?とかに頼んで
山でも建物でも消せるな
416名無シネマさん:2001/02/05(月) 17:18
>>410
なるほど、考えてみれば、邦画しかかけない映画館が全て潰れても、
大多数の若モンは気にしないだろーな。

マンガとゲームとアニメがあるから。

それにそういった連中を対象にした映画を
本当に作りたいと思ってるのって居そうにないし。
417名無シネマさん:2001/02/05(月) 17:27
今ゲームは斜陽産業です。
全盛期の半分も売れなくなりました。
418名無シネマさん:2001/02/05(月) 17:46
邦画も斜陽しまくって久しいね。
なんでも邦画の市場規模って焼肉のタレ製品の市場以下なんだそーだ・・・
419名無シネマさん:2001/02/05(月) 18:07
マジっすか?焼肉のタレってすごいっすね。(笑)
420名無シネマさん:2001/02/05(月) 18:22
鮫男のあらすじをどーかおしえてください
421名無シネマさん:2001/02/05(月) 18:25
望月はなんで映画撮らないんだろー。
どーみたって、映画作る変わりに漫画描いてるとしか思えない
作品ばっかだし「バタアシ」以外。
422名無シネマさん:2001/02/05(月) 18:25
>420
ビデオを借りなさ〜い。
423名無シネマさん:2001/02/05(月) 18:30
>>414
一億以上の人口のほとんどが凄かったらそれこそアメリカにとって変われるがな。
424名無シネマさん:2001/02/05(月) 18:59
だから漫画家がメガホン握れば…って
また話がループするな。
425名無シネマさん:2001/02/05(月) 20:14
>>424
その発想の奥には「漫画より映画の方が表現手段として格が上」っていうのがありませんか?
漫画家は漫画を書くのがベストだと思いますが。
426名無シネマさん:2001/02/05(月) 20:56
>その発想の奥には「漫画より映画の方が表現手段として格が上」って
>いうのがありませんか?
  ↑
いや ないっす。
427名無シネマさん:2001/02/05(月) 21:11
漫画で描かれているような世界を映画で見たい。
「寄生獣」と「カムイ外伝」…(ぼそっ)。
428名無シネマさん:2001/02/05(月) 21:17
「寄生獣」はターミネーター2で見られますよ(笑)
429名無シネマさん:2001/02/05(月) 21:21
それを邦画でみたいんだよぅ。
430名無シネマさん:2001/02/05(月) 21:33
『カムイ外伝』は作り手次第だと思います。
でも、『梟の城』とかを考えると難しいかな。

『寄生獣』は確実に失敗すると思いますよ。
現状の邦画界だと、間延びした作品になりそう。
それに、ミギーは柔らかい皮膚感だから絶対にちゃっちい特撮になるでしょう。

主人公が高校生だからアイドル映画になっちゃうしね。
子供が主人公の映画は観たくない。

ははぁ〜ん、427はモノホンの中高生だな。
431>430:2001/02/05(月) 22:00
いえ、文章は拙いですがもちょっと上の歳です。ちゃんと税金も払ってます。(笑)
寄生獣はそれ以前に権利をあっちの人に買われてて出来ないんだって、以前ここで
関係者の人に言われました。
でも確かにちゃっちい特撮になるでしょうねぇ。不景気だしお金もあんまり出なさ
そうだ…。キャストはアイドルでもいいかと思ってたんだけど。
カムイ外伝は放送禁止用語がどうのって言われました。月日貝の話ならアニメで
映画になってるくらいだから大丈夫じゃないかなと思うんだけど…。
梟の城って酷かったんですか?。まだ観てないんだけど。

432名無シネマさん:2001/02/06(火) 03:22
もう寝るのでさげで書きます。
たけし映画の影響か
最近の邦画は(一括りにして悪いけど)役者の演技がつまらないものが多いと思います。
個人的にここ数年の邦画で思わず心を動かされるような演技のあった映画は皆無です。
洋画だとシックス・センスの母親役の演技とか、けっこうあるんですけど。

あと、これもたけし映画の影響なのか
構図がいやに引いたのが多い。カメラも全編ほとんど動かなくてつまんない。
そりゃ動かせばいいってもんでもないけど動かさなきゃいいってもんでもない
スタイル先行か知りませんが、映画にリズムが無くなって
単に勢いを殺してるだけになってる気がします。

あとはやっぱ脚本ですね。
個人的に映画には完成度より勢いを求めるタイプなので、あまり気にしないほうですが。
433名無シネマさん:2001/02/06(火) 06:10
脚本を書いたことのある人がこの中に
どのくらいいるかしらんけど、「おもしろい」物語って凄く難しいね。
アメリカに行くと普通の人のの語り口がすでに完璧な物語なんだよね。
たとえば、自分を語るにしてもお祖父さんの話から
ディテールまで「わかりやすく」「おもしろく」語ってくれる。
そりゃ話し下手でシャイな方もたくさんいますけど。
これは子供の頃から培われてきたある種訓練のようなものだと思うんですわ。
それに比べると日本人が自分のことを語るのは苦手なような気がしますね。
表現とか表象とか考える機会があんまりないんでしょうか。
何が言いたいかというと、物語の語り口がそもそも
アメリカと日本では違うということが言いたかったんです。
434名無シネマさん:2001/02/06(火) 06:39
でも映画以外の「お話」を扱う分野では
成功を収めてるんだから、それはあんまり関係ないのでは?
435名無シネマさん:2001/02/06(火) 11:37
小説とか漫画とかかな。特に漫画文化は世界一だろう。
アニメは…オリジナルでいい脚本のものは数少ないように思う。
436名無シネマさん:2001/02/06(火) 11:38
>>433
それは「口が上手ければお話作りも上手い」ということですか?
一理有りますが、口述筆記するのでなければ文章力がなければ
脚本も書けないと思うのですが。
437名無シネマさん:2001/02/06(火) 11:49
>431 月日貝って何?
438名無シネマさん:2001/02/06(火) 12:07
月日貝ってのは月の貝と日の貝があってそれを持ってる二人は
結ばれるって言い伝えられててね、カムイが流れ着いた漁村の娘が
そのうちのどっちかをカムイに渡すんだ。早い話がプロポーズ?。
その娘の母親が実は抜忍で、最初はカムイを追手だと勘違いして
殺そうとするんだけど誤解は解ける。
カムイは猟師達の仲間に入り、なんか皆幸せにいくんだけど、実は
追手がその中にいて、例の母親一家惨殺、娘も殺される。
そしてカムイも狙われている。
誰が追手なのか、二転三転するストーリーで、悲しいような
かっこいいような…完成度の高い話だったよ。
439437:2001/02/06(火) 16:27
どうもです。つい辞書で調べちゃったよ。(笑)>438
440名無シネマさん:2001/02/06(火) 16:50
433のやつ、「アメリカに行くと」とか、知ったかぶって講釈たれたけど、
あっという間に撃沈されたね(藁
441433:2001/02/06(火) 17:12
欧米圏は聖書読んでるんだよね、結構小さい頃から。
でもいいや。
何か440みたいに言われると、
サービスする義理もないからさ(笑
ま、ネタ振りしただけだから。
好きにして。
442名無シネマさん:2001/02/06(火) 17:20
>>441
欧米圏と簡単に割るな。敬虔なジューイッシュ系の家庭は概してそーいう家庭が多いとか、
イスラムは勿論聖書じゃないし、キリスト教もまた色々とか、もっと宗教について考えるときは精緻に言え。それで欧米分かったような顔するな・・・。などと言いたくなっちゃうところが俺も厨房だな
443名無シネマさん:2001/02/06(火) 17:49
結局天才的な人が今までにないやり方で大ヒット飛ばして
邦画界の固まった観念をぶち破るしかない。
ここに来てる人で、さりげなくそれを目指している人が
いるのでは。
でもって目指すだけで終わったりして…。
444名無シネマさん:2001/02/06(火) 17:53
>443
俺かな・・・・
445名無シネマさん:2001/02/06(火) 18:02
頑張ってね。
446名無シネマさん:2001/02/06(火) 19:57
何でこんなにたけし映画を目の敵にする人が多いんだろう?
たけし映画は人の好き嫌いが分かれるけど、立派な映画ではあると思いますよ。
たけし映画のような映画が嫌いな人がたけし的なものを欠点であるように言ってる
だけで、別にそれはたけし映画の特徴ではあっても欠点ではないと思いますが。
それを真似して失敗してる傾向はあると思いますし、今回の映画は見てないけど
たけしの映画自体もマンネリ化してきてるとは思いますが。
447名無シネマさん:2001/02/06(火) 20:13
>>446
え?そんなに居るかね?
たけし信者には呆れてるけど、別に作品自体は
なんとも思ってませんが。
448sage:2001/02/06(火) 20:53
ってかさ、たけしは文化とか物事の奔流から外れているところで良さがあるの。
まともな対象として扱う事で彼の価値は下がるの。このジレンマ、分かる?
449>439:2001/02/06(火) 21:54
辞書で調べさしちゃってご免よ。
450名無シネマさん:2001/02/07(水) 00:14
たけし映画自体にどうこうは無いけど
真似てる映画は臭くて見てられない時がある。
たけしの映画も事故以後で脚本・主演してるやつは臭くて見てられないけど。
451名無シネマさん:2001/02/07(水) 00:16
邦画つまらねーよ!
452名無シネマさん:2001/02/07(水) 00:42
>>447
オナニーオナニー言ってる奴いっぱいいるじゃん。
453名無シネマさん:2001/02/07(水) 01:08
昨日相米慎司の「風花」を観てしまいました。何故こんな愚かなことをして
しまったのか今となっては後悔の念しきりです。なにしろ映画の内容が思い
出せないのです。普段はそんなこと絶対にないのに…。
454名無シネマさん:2001/02/07(水) 01:08
はっきりいって皆さんちょっと悲観的すぎませんか?
今の日本映画って結構がんばてるとおもいますよ。
ざっと挙げても、北野武、岩井俊二、黒澤清、金子修介といった人が、コンスタント
に作品を発表していますし、中堅から若手まで層は厚いし。
今村昌平や深作欣二、大島渚、市川昆なんていう7,80代の人まで頑張ってるよ
うな国、世界中さがしたって、どこにもないですよ。フランスやドイツなんて目も
あてられないですよ。もちろんハリウッドは別ですが…。
個人的な感想ですが、二十年前はもっとひどかった。
今はかなり持ちなおしたといえるんじゃないでしょうか?
少なくとも今の監督は(結果はどうあれ)少なくとも面白い物を造ろうという意図が
みえますもんね?
それに『熊楠』が撮影再開されるという朗報からしても、峠は越したというのが僕の
実感です。
もうちょっと暖かい目で見てやってもいいと思いますがね。
455名無シネマさん:2001/02/07(水) 01:23
邦画割りと好きなんだけど。
「どこまでもいこう」去年見たなかで一番好きだった。最初から最後までまるごと好き。
「SweetSweetGhost」冒頭はサイコーに良かった。終盤が不満。
「ホワイトアウト」もうひといき。
「妖怪伝さくや」冒頭はダメダメだったけどあの人が巨大化したあたりから面白かった。
「バトルロワイアル」おおむね良かった。文字とところどころスローな展開がヤだった。
「ピンチランナー」中盤まではなんとか。中盤以降のドラマのモタモタと終盤の駅伝のモタモタがイマイチ。
「溺れる魚」脚本の辻褄が合ってない割に映像も見るべきものが。ノリ悪し。

どこまでもいこう、SSG冒頭、BRはもう1回見たいな。
ホワイトアウトとピンチランナーは編集でもうちょっとなんとかなりそうなものなんじゃなかろうか。。。
456洋画を見よう!:2001/02/07(水) 05:06
 この前、「shall we dance」やってたでしょ。
 俳優の面子みただけで、映画じゃなくなりそうだったんだけど、見てました。

 所々、クサイ芝居(映画的表現を逸脱している)のが、目障りでしたが、コメディと割り切る事で乗り切ってました。
 でも、ラストシーンの、あの、

クソ長い、無音シーン

 が、逆鱗に触れました。

 おまえら、そうしたいなら、最初から、サイレント映画にしろ!馬鹿!

 チャップリンが泣くぞ。(あ、音楽は入ってたか。(^^ゞ)
457名無シネマさん:2001/02/07(水) 14:45
映画的表現ってどんなの?
458名無シネマさん:2001/02/07(水) 14:56
まあ、ハズカシイ映画多いよな。
「ホワイトアウト」⇒ビーズ
「バトルロワイヤル」⇒布袋プロデュース今井美紀
「パーティーセブン」⇒ピチカートもどきの渋谷系
と同じくらいハズカシイぞ。
まあレベル低はつげんなのでさげ。
459名無シネマさん:2001/02/07(水) 15:16
>>454
>はっきりいって皆さんちょっと悲観的すぎませんか?

と言うか邦画を一番嫌っているのは他ならぬ日本人自身だからね。

日本人は皆ハリウッド映画に洗脳されてて、スクリーンに白人(or 黒人)が
でてこないと映画じゃないと思っている。

邦画=貧乏くさいって発想もTVで見られる俳優の映画を映画館で見ようと思わないって意見も根はここから来てる。

こんな日本人が認める邦画があるとしたら海外で(正確には白人に)高い評価を受けたものだけです。
460名無シネマさん:2001/02/07(水) 15:18
今日の電波君発見。>>459
461459@電波君:2001/02/07(水) 15:26
でもここで邦画について熱く語っているような人達は別です。
あくまで一般的な日本人ってことです。
462名無シネマさん:2001/02/07(水) 15:30
最近はどうか知らないが、TVの視聴率が
良いのは洋画より邦画のほうだったよ。
よく何とか洋画劇場特別企画で邦画を
やってるよね。
463名無シネマーさん:2001/02/07(水) 16:43
がんばっていきまっしょい、見た。
おもしろかった。
こういうのは、邦画ならではなんだろうね。
高校時代にもどりたいっす。
でも、映画館までいって見たいとは思わなかった。
お金はらって見に行く映画は、やはり遊園地的におもしろく、
なおかつ、なにか考えさせられるものがいいな。
464名無シネマさん:2001/02/07(水) 17:21
>>463
ふむ。
高い評価を与えても、映画館に金を払って見に行きたいと思うかどうか。
作るサイドの人間にこの視点はあるのかな。

個人的な経験だが、ダメダメな内容だと思っていた「失楽園」が
やたらヒットして映画館に人を呼んでいたのでびっくりした経験がある。
呆れつつも、それはそれで別の意味で評価しなければならんのか、
あるいは、自分の評価は要するにタダの個人的感想にすぎなかったのか、と。
465名無シネマさん:2001/02/07(水) 17:55
なんかこの板ではドラマが良く叩かれてるけどさ、
ほとんどの邦画って「ドラマでいいじゃん」、って内容が多い。

それはレベル云々の話じゃなくて、扱ってる内容の事だけど。
NHK辺りが昔良く作ってた単発の1.5時間枠位のドラマと、
邦画の間に大した違いがあるとは思えない。

まあ規制の問題はあるけど。

入場料の高さを考えると、その手の作品が人を呼べないのは
仕方無い気がする。

「失楽園」は、俺にも謎。
実際の所どの位ヒットしたんだろう?
466名無シネマさん:2001/02/07(水) 18:15
「失楽園」は原作があれだけのベストセラーでしかも内容がエロなんだから、
中年層中心にヒットするのは当たり前。
467名無シネマさん:2001/02/07(水) 23:50
>>459
>日本人は皆ハリウッド映画に洗脳されてて、スクリーンに白人(or 黒人)が
>でてこないと映画じゃないと思っている。
いや、違うと思う。
実際そう言ってる人もいるし本人もそれが原因だと思っていると思うけど
それは目に見えるものにとらわれているせいで、本当の原因はやっぱり邦画が
つまらないから。
面白いってもの作ってみ、やっぱり日本人が出てるといいなぁとか言うよ。


468名無シネマさん:2001/02/07(水) 23:58
失楽園つまんねー。あほらし。
469名無シネマさん:2001/02/08(木) 01:33
>>467
どうだろう?面白ければ日本人のものの方が良いという気持ちはあると思うし、
洗脳なんて言い方はバカバカしいとは思う。
でも日本人ってコンプレックスというか、何か自国のものに対しての評価は
厳しいところってあるんじゃないかと思う。
470名無シネマさん:2001/02/08(木) 02:22
やっぱりどこかで邦画は規制されてるとしか思えないんだよね。
そりゃ、たしかに技法とか予算の面でも不利だということはあるんだ
けど、それ以前に表現として回避しているものが多すぎると。

よくは知らないけれども、後進国ほど、表現に規制が働くということが
あって、典型的なあらわれがこの邦画の体たらくではないかな。表面的な
技法うんぬんの底に、もっと深刻なものがありそうだな。これほどつまらん
ものしか作れないのは、そうとしか思えないんだよね。
471名無シネマさん:2001/02/08(木) 02:27
>「失楽園」は原作があれだけのベストセラーでしかも内容がエロなんだから、
>中年層中心にヒットするのは当たり前。

本当に「当たり前」なのか?
472名無シネマさん:2001/02/08(木) 02:31
>>462 洋画はレンタルビデオで見たい。
邦画はビデオでわざわざレタンルせず、テレビで見る。
ということでしょう。洋画の吹き替えアレルギーの人も
いるしね。

473名無シネマさん:2001/02/08(木) 04:57
>>470
つまらんものしかないというのは君の個人的好みに過ぎないよ。
後進国で規制が多くても面白い映画を作ってるところも結構ある。
日本が後進国だと思ってることも謎だし。
個人的には規制は関係ないと思う。アメリカにだって規制は結構あるしね。
規制が邪魔をしてるとしたらそれは形としてあるものじゃなくて、
邦画界にある伝統的な習慣とかそういうものじゃないかな?
日本の映画会社ってわけのわからない体質とか持ってそうじゃん。
474名無シネマさん:2001/02/08(木) 06:12
>473
「個人的な好みにすぎない」のなら、問題は始めからなくなるね。
同じように、個人的な好みで「好き」だということもできる。そう
いう次元で話してるわけじゃないだろ? 総意として、みんなが感じ
ているつまらなさを認めようよ。

君の言うとおり、規制というのは目に見える部分のことではない。
「わけのわらない体質」というのは、要するに後進性ともつながる
んだよ。それは抑圧と言い換えてもいいね。
475名無シネマさん:2001/02/08(木) 07:53
「つまらんものしかない」なんて言う奴はよっぽど極端な邦画嫌いだけだね。
それこそ「個人の好み」という次元での話でしかない。
「特殊な体質」=後進性というのもかなりおかしい。
>>473の後進国云々自体はただの揚げ足だと思うからこっちの方はどうでもいいが。
476名無シネマさん:2001/02/08(木) 07:57
邦画にだって面白い作品がいっぱいあるぞ、と主張する人は、
じゃあそんなに面白いものがなんで一部のマニア以外には
届かないのか、という原因を探ってみないか。
477名無シネマさん:2001/02/08(木) 07:59
つーか邦画のヒット作なんていくらでもあるじゃん。
一部のマニアしか見てないなんて思う方が変だと思うが?
478477:2001/02/08(木) 08:03
俺は邦画に問題がないとか、邦画は素晴らしいとか言う気はないがな。
問題点が多いというのは本当だろう。
何でそこまで両極端にしか捉えないのかがわからんな。
479名無シネマさん:2001/02/08(木) 08:33
キムタクが主演すれば大入り間違いなし。
480名無シネマさん:2001/02/08(木) 09:51
「生きる」って映画は日本人が出てるししかもおっさんだし白黒映画だし
地味ーな話だし条件からいくとおよそ受けそうもない作品なんだが、すごく
いい映画だった。
やっぱり作り手の表現能力が良かったせいだ。
どんな話も料理方法ひとつで全然違うものになると思うな。
481名無シネマさん:2001/02/08(木) 09:58
邦画のヒット作ってどんな映画?。
っつっても小規模なもんでしょ。
誰もが見ていてパロティが成り立つぐらいのヒット作はないでしょう。
482:2001/02/08(木) 11:26
一つ質問なんだけどハリウッドの俳優さん達ってやっぱ演技上手いの?
おれ英語わかんない上に映画も浅いからよくわかんないんだけどさ
483名無シネマさん:2001/02/08(木) 11:39
ハリウッド映画は組合がちゃんとしてるらしいので
変なのは出れないはず。
484名無シネマさん:2001/02/08(木) 11:41
ジャンクロードヴァンダム
485名無シネマさん:2001/02/08(木) 11:42
>482日本のタレント俳優みたいなとんでもないのは極稀にしかメインで使われない。
486名無シネマさん:2001/02/08(木) 12:17
ジャンは演技上手すぎ
487名無シネマさん:2001/02/08(木) 12:37
>>482
よく分からないけど、日本にもアクターズスタジオみたいな
組織があればいいよなぁ・・・
488名無シネマさん:2001/02/08(木) 12:52
戦争映画をふやせ
489名無シネマさん:2001/02/08(木) 13:18
せくすしーんふやせばいい、ハリウッドを見習ってさ
490名無シネマさん:2001/02/08(木) 17:01
失楽園もリングも出来はクソだけど十分ヒット作じゃないの?
大概の洋画よりはヒットしてるでしょ?
寅さんだって知らない人いないんじゃないの?
バトルロワイヤルもBROTHERも鉄道員もヒットしてるじゃん。
もしかしてタイタニック級のヒット作以外は全てマニア向け作品なの?
邦画はマニアしか見てないなんてバカバカしいこと言わないでよ。
邦画の問題点はヒット作のほとんどがクソってことだと思う。
491名無シネマさん:2001/02/08(木) 17:13
>>49O
ヒットしていない作品のほうがいいってこと…?
じゃないよね。
492名無シネマさん:2001/02/08(木) 17:15
あ まちがえた。
493名無シネマさん:2001/02/08(木) 17:27
タイタニック級のヒットなんてあれ一本しかないよ・・・
494名無シネマさん:2001/02/08(木) 17:59
日経エンタメの「お正月映画興行記録の変遷」は興味深いぞ。
495名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:14
>>490
バトロワ、BROTHERはのぞいて、若者は見に行かないよねぇそれらは・・・
バカバカしいだなんて言い捨てたら何も変わってかないと思う。
496名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:18
映画は別に若者だけのもんではないぞ
497名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:21
っていうか、「マニアしか見ない」っていうのは、鉄道員だの失楽園だのの話
じゃなくって、評価が高いとされてる黒沢清とかの話なんじゃないの?
今ここで言われてるのは。「日本にヒット作が無い」とは誰も言ってない。
498名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:22
ヒット作がつまらないってことだろ?
499名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:25
いや、クソがヒットするっていう状況が問題。
500名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:27
>>497
>>481は?
501名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:28
だから、このスレなんかで「日本にも良い映画がたくさんある」と
言ってる人に対して、じゃあその良い映画がヒットしないのは
どうして?ってことだよね。宣伝だけの問題ではないですよねえ。
502名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:29
黒沢清は基本的にジャンルとしてのB級映画の作り手だから、あまり責めないでほしい。
評価が高いと言っても、べつに邦画を引っ張る旗手としてとかそういうわけではない。
それに、ナンダカンダ言ってそれなりに商売になってるから映画つくれてる。
503497:2001/02/08(木) 18:29
>>500
あぁその発言はそうだね。一応全体的な流れってことで。
504名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:30
>>495
踊る〜もリングもガメラも若者は見に行くんじゃないの?
若者受けする作品があるかないかが問題なんじゃないでしょ。
>>499に同意する。
505名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:36
>>501
ハリウッドでも良い映画がヒットするとは限らないしそれはいいんじゃないかな?
問題は観客動員が見込める映画に質の悪い映画が多すぎることだと思う。
アメリカの凄いと思うところは、あんな風に大ヒット作を連発しながらも、
ヒット作以外でもちゃんといい映画を沢山作ってるってこと。
ヒット作もヒットしない系の作品もどっちも質が高い作品を量産してて、
層がそれだけ分厚いなぁって感じる。
それに比べると邦画の方は良い作品があるなんて言っても、
ハリウッドと違って誰もが見に行くヒット作ではあまり挙げれない。
506名無シネマさん:2001/02/08(木) 18:40
>>502>>505でちょっと方向が見えてきた気がするなー。
両極端なのだな要するに。クソレスですまん。
507名無シネマさん:2001/02/08(木) 19:14
どれくらいの客を動員したらヒットってことになるの?。
508名無シネマさん:2001/02/08(木) 19:32
100人。
509名無シネマさん:2001/02/08(木) 19:35
一般のOLさんがお昼休みの話題にするくらいになったらヒット。
510名無シネマさん:2001/02/08(木) 19:54
ホワイトアウト大ヒットバンザーイ!!
511名無シネマさん:2001/02/08(木) 20:12
糞ってのは単に出来のレベルの話で、
オナニー作品との違いはそれだけではないはず。

ヒットした作品にあって、
邦画オタが持ち上げる「質のいい作品」にないモノがあるんだろ。

それに目を瞑ってる限り永久に
「観客は馬鹿ばっかり」ってクダ巻いてるしかなくなるだろ。
512名無シネマさん:2001/02/08(木) 20:19
>>502
>黒沢清は基本的にジャンルとしてのB級映画の作り手だから、あまり責めないでほしい

この発言に象徴されているな。
513名無シネマさん:2001/02/08(木) 20:21
何が?
514名無シネマさん:2001/02/08(木) 22:58
日本映画でアクションやっても、嘘くさい、胡散臭いカンジが抜けないじゃん。
その点、タケシのブラザーは、これでもかってぐらい嘘を重ねて日本的なリアル
っぽさを出せてると思うんだけど。つーかブラザー、面白かったデス。

もっとヒットしてもいいんじゃないかなと思ったのは「中国の鳥人」
一緒に行ったハリウッド系正義系アクション&お笑い大好きな人も大画面で見たい
と言ってたし。この映画にヒロスエとか高倉健が出てればヒットしたのかもね。
515名無シネマさん:2001/02/09(金) 02:27
>>505
洋画がヒット作連発、というのが笑える。
向こうでそこそこヒットした物しか日本には輸入されないので
ヒット作連発するのは当たり前。
アメリカ映画は多種多様な文化的背景を持った人種や
本当に知能レベルがピンからキリの差が激しい国情で
全てのというかキリにも理解できるように作っている物が多いから
誰でも面白いと思う物が多いのでは?
同じようがでも一部を除いてヨーロッパ映画はここで邦画を
オナニーと貶している人たちには同じように評価低いのではなかろかね?
516名無シネマさん:2001/02/09(金) 03:57
ホワイトアウトを演歌にしたのは余計な演出だったと思うッス。
日本映画は間が長くてダサい。もっとサクサクした話を作ってくれ。間のないやつ。
517名無シネマさん:2001/02/09(金) 04:01
>>516
「鮫肌男と桃尻女」早いよ結構
518名無シネマさん:2001/02/09(金) 04:02
>>517 漫画しか読んでないや。情報サンクス。見てみるよ。
519名無シネマさん:2001/02/09(金) 05:55
>間のないやつ

テレビドラマになるじゃねえか
520名無シネマさん:2001/02/09(金) 07:23
鮫肌?あまりの流れの悪さにいらいらしたけど。
もっと普通にとりゃいいのにって思った。
521名無シネマさん:2001/02/09(金) 09:00
分かりやすく作ってある映画はのは作り手が努力してると思う。
分かりにくい映画は作り手に力がない、もしくは自分に酔ってやがるなと思う。

鮫肌は不完全だと思ったな。

522フランス人の鼻:2001/02/09(金) 09:38
松田龍平のようなもんを持ち上げてるようじゃいつまでたってもタメダメ
523名無シネマさん:2001/02/09(金) 11:41
>>515
あほかお前は?
一部に過ぎなかろうがどんな時期にもヒット作がありゃ連発というだろうが。
くだらない擁護の仕方してんじゃねえよ。
お前みたいな奴がいるから邦画を毛嫌いする奴が増えちまうんだよ。
>>521
映画は絶対に分かりやすくないといけないのか?
誰にでもわかるようにする努力ももちろんあるが、
他にもいくらでも努力できる部分はあるんじゃないのか?
分かりやすくしようとすることで失われるものも多いだろ。
524名無シネマさん:2001/02/09(金) 13:57
なんか持ち上げる役者を間違ってるよね。日本って。。。

海外でもそんなもんなのだろうか?
525名無シネマさん:2001/02/09(金) 16:28
しっかし邦画ヲタってキモチワルイ。
カルト教団の儲か共産主義国のシンパみたいな。
教祖サマは悪くないんだよね!偉大なる首領サマがゴミのような観客
に与えなすったゲージュツ作品を理解できないから日本人は駄目なんだよね!!

まあ映画関係者は左翼が多いから、ある意味それが彼らの理想社会なんかも知れんが。
526名無シネマさん:2001/02/09(金) 17:20
<<523
<分かりやすくしようとすることで失われるものも多いだろ。

そこを失われないように努力すんのがプロじゃろが。
客に分かってもらってなんぼの世界がプロだ。
自分だけ満足していればいいって奴はアマチュアだーね。
527名無シネマさん:2001/02/09(金) 17:22
>>の方向を間違えてしまったぞ。
528名無シネマさん:2001/02/09(金) 17:30
へえ、映画関係者ってサヨクが多いのか。
529名無シネマさん:2001/02/09(金) 18:35
なんでわかりやすい=価値だと思ってんの?
頭悪すぎて何にも理解出来ないだけの馬鹿なんじゃないの?
ハリウッド映画なんて見ずにポケモンだけ見てればいいじゃん。
ほとんどのハリウッド映画よりはずっとわかりやすいよ。
530名無シネマさん:2001/02/09(金) 18:35
わかりやすい日本映画、確かに少ないと思う。ストーリーが簡単とか
そういう意味じゃなくて「面白さをはっきり伝える」ってことよね。
>>521に同感。
531名無シネマさん:2001/02/09(金) 18:58
>>529

もしかして、分かりにくい=価値だと思ってんの?。
「分かりやすい」ってのは「単純」ってことじゃないよ。
難解で複雑なテーマを客にスムーズに伝えるために試行錯誤して
作っていく。これがプロ。頭の悪い奴には出来んよ。
>>530の言うとおり。
532名無シネマさん:2001/02/09(金) 19:22
「わかりやすい」というとハリウッド映画やポケモンが浮かんでしまう
>>529という人はずいぶんわかりやすいねえ(藁
533名無シネマさん:2001/02/09(金) 19:24
>もしかして、分かりにくい=価値だと思ってんの?。

イヤミでもなんでもなく、多分彼はそう思ってるよ。
信じられんがそういう人種は実在するのよ。
534名無シネマさん:2001/02/09(金) 19:26
常識をわきまえなさい。
北朝鮮こそは右翼の理想社会なんだぞ>525
535名無シネマさん:2001/02/09(金) 19:31
去年観た「東京ゴミ女」っていう映画。わかりやすくて面白かったです。
チープだけど。ああいうのもっと観たいな。おすすめあったらおせーて。
536名無シネマさん:2001/02/09(金) 19:34
右翼も左翼もダメだよ。
一番いいのは中庸。スレと全然違う話でスマソ。
537名無シネマさん:2001/02/09(金) 19:56
ダメってコトはねぇだろ。

「一番いい」と一言付け加えてる点を評価しつつ、
文句はいっておくよん>536
538名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:22
萌の朱雀はわかりにくかったけどむちゃくちゃ面白かったぞ? なにせ綺麗だったし。
間は間でも、この映画の間は好きだ。

空間恐怖症なみにギューッってエピソード詰め込みまくりの映画が見たいんだよ。
アニメ映画ならあるんだけどひとつ。AKIRAっての。
539名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
540名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
541名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
542名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
543名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
544名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
545名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
546名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
547名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
548名無シネマさん:2001/02/09(金) 20:34
549538:2001/02/09(金) 20:36
ど、どうしよう? 俺なんかヘンなコト言っちゃった?
550名無シネマさん:2001/02/09(金) 22:10
何も変なこといってないよ。
気にしなさんな。
551名無シネマさん:2001/02/09(金) 22:12
自分がした発言が恥ずかしくなった奴が、下のほうにさげようとしてる
と推測。いやこのスレ、若気の至り的発言多いんで(俺含む)
552名無シネマさん:2001/02/09(金) 22:54
若禿げの行ったり来たり。
553名無シネマさん:2001/02/09(金) 23:22
年代によっても受けてる教育とか
文化的な影響とか幅が広すぎて
大ヒットとか誰にでも面白いってのは無理じゃねえの。

いつも同じ結論だけど、商売にならない物は作れないわけで。
だからハリウッドみたいなの作れっていう意見は
ごもっともだけど、スタジオがない。
とにかく金がない。
で、たまに金がかかる映画には、リスクが少なく、
評価の定まった(=ご老体)を持ち出し、野心的なタイトルは
決して作られることなく、客の入らない映画になり、結果、
スポンサーは金をださなくなりの悪循環。
554名無シネマさん:2001/02/09(金) 23:24
結局,邦画は見慣れた風景と見慣れた顔立ちの人が出ているから,
なんつーか夢がないのでは?
映画に現実離れを期待する人は,邦画じゃだめでしょ.
555名無シネマさん:2001/02/10(土) 00:55
確かに邦画では観客の夢や願望が投影されない。

恐竜が本物のように動いてる姿が見たいとか
UFOとF18にドッグファイトさせてみたいとか
歴史上の出来事を忠実に再現して欲しいとか
超人的な身体、戦闘能力を持つ人間が悪党を倒しまくるとか

人の願望や欲求にいかに答えてあげるかというサービスでは
確かにハリウッドはダントツに優れてる。アクションに限れば
香港映画もかなり良い。

 邦画でカタルシスを得るのは無理っぽいし(というかも求め
ちゃダメか)。内面で勝負するにしても、スペクタクルの上に
さらに恋愛や友情などのテーマを載せてくるハリウッドと比較
されるとどうしても見劣りしてしまう。
556515:2001/02/10(土) 01:02
>>523
アホはお前じゃ。何時俺が何を擁護したのだ。
確かに505のその部分にだけ噛み付いていてよく読んでいなかったのは
認めるが。
でも、本当にアメリカ映画でヒットしなかった作品の質が高いと思っているのだろうか?
ヒットしなかった映画までフォローしているのなら納得するし、説得力があるが、
日本に輸入されない映画やヒットしない糞つまらん映画まで本当にフォローしてるのか?
学生の頃なんでもかんでも観ていた時つまらないアメリカ映画いっぱいあったぞ。
アメリカ映画が全て質が高くて、と言っている所が納得できないのです。
だからと言って日本映画が全て良いとも思ってないので間違えないように。
557名無シネマさん:2001/02/10(土) 01:08
「木村家の人々」の最初の30分はスゲー面白かった。
洋の東西を問わず、売れない映画は前半と後半がチグハグな映画が多いと思うんだけど。
ハドソン・ホークしかり。燃えよデブゴン8ピックポケッツしかり。K2(山岳映画の方)しかり。
558名無シネマさん:2001/02/10(土) 01:43
>>556
>アメリカ映画が全て質が高くて、と言っている所が納得できないのです。

それはあんたの被害妄想じゃねえの?
アメリカ映画だから面白いと言ってる人間はこのスレでは皆無だと思うけど。
確かにクソつまらない映画も多いかも知れないが、その数に比例して面白い映画も
アメリカには多い。
一方、日本は糞ばかり。
これが大体の人の考えでは?
559名無シネマさん:2001/02/10(土) 02:10
日本映画もそれなりには面白いよ〜
560名無シネマさん:2001/02/10(土) 02:45
でも海外向けにつくられてるハリウッド
映画ってマジで内容浅くないか?ストーリー知らなくても分かるような。
見る前と見た後、価値観が変わったことは一回もない。
技術やスペクタクルで感動するのには限度があるしね。
一応「恋愛か、、」とか「その気」にはなるけど。
そういうマイナス部分は真似しなくてもいいと思うけど。
フランスとか、イランとかから学んでくれよ。
どうせなら。娯楽でも文芸でも、
売れなくてもいいから
(といってしまうとだめなんだろうが)
よりレヴェルの高い作品を作って欲しい。
そして映画貿易黒字=第二次日本映画旋風を起こして欲しい。
561名無シネマさん:2001/02/10(土) 02:51
>>560
ドラマだけじゃなくってさ、アクションとかでも「シュリ」ぐらい
「これでもか!」って頑張ってる映画が日本にも欲しいよね。
562515=556:2001/02/10(土) 02:54
>>558
だから、僕は505に対して言ってるのであって、
このスレにレス付けている人全員に対して言ってるのではない。
日本は全て糞と言っている人は本当に日本映画全てを観ているのか?
規範がアメリカ映画しかないってのが変だ、とも思う。
ただし、日本映画は観に行きたいと思うのは少ないのも事実だと思うが。
それでも、全て糞と言って全然観ないわけにもいかない事情もあるし、
観ようと思う物もある。
563名無シネマさん:2001/02/10(土) 03:04
今年に入って見た日本映画
「ユリイカ」「ブラザー」「風花」

そして、さっき「回路」を見た。
全部が面白い訳じゃないけど、なかなかのランナップだ。
これでも日本映画はそんなに面白くないのか?
564名無シネマさん:2001/02/10(土) 03:06
>>563 ブラザーは面白かったと思うけど、他の3本はどういう映画か知らないよ。
565名無シネマさん:2001/02/10(土) 03:16
>>564
自分のアンテナが低いのを自慢するんじゃないの。
こういう人がこれらの日本映画をオナニー映画と言ったりするのですね。
ほんと、自分のクソ感性でしか映画観たり語ったり出来ない
知識の無い人は逝ってください。
566563:2001/02/10(土) 03:39
>564
だったら是非見てくれ。個人的には「ユリイカ」がおススメ。
日本映画は決して世界的レベルで考えても劣ってないと
確信できると思うよ。もちろんカスみたいな作品もあるけど
それは他の国だって一緒だよ。

567名無シネマさん:2001/02/10(土) 03:50
>>566 というか今公開中ですか? ジャンル・粗筋の説明もなしで
見ろ、か。。。そこまでしてみたいとは思わないよ。

>>565 どうでもいいけど俺は日本映画は好き派なんだけど。ひみつの
かくれがふうで好き。
568名無シネマさん:2001/02/10(土) 05:16
今年のキネ旬の邦画ベスト10の監督たち見た?じいさんばっかしよ。
この人たちが撮ってるうちはダメなんじゃないか?もう引退して欲しいよ。
若手の芽を育つ前に自分たちで摘んでる気がするけど・・・
569名無シネマさん:2001/02/10(土) 05:19
製作会社が老害監督にオファーするのが悪い!
570名無シネマさん:2001/02/10(土) 05:30
>>567
サイト探して飛ぶぐらいの努力も無いのか? 氏ね
571名無シネマさん:2001/02/10(土) 06:18
>>568
それは違うと思う。あのジジイ監督達は多くの撮影所育ちの監督の中で
長年の間、映画界の荒波を生き延びたほんの一握りの人達。
やっぱり、それなりの魅力のある作品を作る人達だよ。
それに映画会社からすれば、ヒットする映画を作ってくれる監督なら
若かろうが年寄りだろうが関係ないよ。作品の評価は別にして
深作のバトロワは大ヒットだし、御法度も学校Wもまずまずの
興行成績だ。残念ながら、あのジジイ達に対向できる若い奴があまり
いないのが日本映画の実状なのでは?
572名無シネマさん:2001/02/10(土) 06:23
>567
つーか「ユリイカ」も知らないで「日本映画は好き派」?!
そんなんで日本映画なんか語るな。
573名無シネマさん:2001/02/10(土) 06:49
キネ旬のベスト10って、ど〜よって感じ。あれを何かの権威とか
考える必要はないんじゃない? 基準のひとつではあるが。

あと、571の言うとおり、「最後の撮影所世代」へのリスペクトは
あっていいんじゃないの〜? 死んでから誉められてウレシイ監督は
いないでしょ。
鈴木清順が「ツィゴイネルワイゼン」か「陽炎座」?で
日本アカデミー賞取ったとき、拍手に対してニコリともせず、
ありがたいが私があなたたち(観客)を必要としたとき、あなたたちは
どこにいたんですか? みたいなスピーチしたはず。
既存の映画界から当たるわけない、ってバカにされて、故郷の
地場産業に資金出してもらって「お葬式」を単館ロードで当てて
そのあと、日本アカデミー賞取ったときの伊丹十三のはしゃぎよう!
(日本アカデミー賞に、もう大した意味はないと思うけどね)

高齢者監督も若手も、同じ一線でヨーイドンで映画が作れればいいのだが。
互いに刺激しあい、(いい意味で)盗みあって、いい映画さえできれば文句ナシ。
実際、同じ企画で深作、三池崇史なんかを(どちらかを)使おうって話もあったとか。
574名無シネマさん:2001/02/10(土) 07:17
三池崇史の「漂流街」が全国東宝洋画系で公開されても
興行的にはあのじじい達に適わないもんなあ。
いや、三池にも黒沢清にも頑張って欲しいんだけどさ。
575名無シネマさん:2001/02/10(土) 07:49
日本の映画祭の糞状態はやりきれないです
どうしてブルーリボン賞の主演男優賞がおだゆうじなんですか?
このままじゃ死ぬに死にきれません
576名無シネマさん:2001/02/10(土) 08:08
↑浅野忠信さんですか?
577名無シネマさん:2001/02/10(土) 09:09
邦画がヒットするのってテレビ局絡ませて無理に話題性狙ったものばっかりじゃ。
どっか海外に出して賞いくつもとってこない限り新進監督の作品を
持ち上げようとする風習が日本にないからなあ。
話題性、実績が今年の良かった映画って言うしかない状況なんでしょう。
578名無シネマさん:2001/02/10(土) 09:16
今年バトロワ・BROTHERを見に行ったら、どう考えても普段邦画見てねぇだろ
って層が大挙して押し寄せてて、楽しかった。ああいう雰囲気の
中で見ると、否が応でも興奮する。多少あざとくてもマスコミ巻き込んで
若者が「お、見てやろうかな」って空気を作り出すのって大事だと思う。
三池とかそうなったら面白いな。色々難しいだろうけどね。
579名無シネマさん:2001/02/10(土) 09:31
「ユリイカも知らない奴は氏ね」とかさあ、そんな喧嘩腰にならんでも・・・
だから閉鎖的とか言われちゃうんだよ。
580なまえをいれてください:2001/02/10(土) 11:58
ユリゲラーも知らない奴は氏ね
581なまえをいれてください:2001/02/10(土) 11:59
貴様がユリゲラーの何を知っているというんだ!!
582名無シネマさん:2001/02/10(土) 11:59
サユリスト
583名無シネマさん:2001/02/10(土) 13:40
邦画ヲタが怒鳴りはじめたか。でもどんなにアンテナが低いだのクソ感性だの言われても俺の気にいる映画が現われるまでは褒めてやらない。
584名無シネマさん:2001/02/10(土) 13:52
ユリゲラーのどこが由利徹だってんだ! お前ら、ゆり以下!!
585名無シネマさん:2001/02/10(土) 14:58
洋画と邦画の料金が同一っていうのもイタイよな。
同じ金出すんなら見ごたえある洋画のほうに行っちゃうよ。
邦画ってビデオで充分な内容なんだもん。TYドラマを映画館で見たくないのと
同じ感覚なのかなー。
586荒らしだよ☆:2001/02/10(土) 15:03
583みたいなのに、支えられる素晴らしい糞スレ。
がんばれ、馬鹿ども。
587名無シネマさん:2001/02/10(土) 15:11
オマエモナー。
588名無シネマさん:2001/02/10(土) 15:17
>>570 >>572
へいへい。ユリイカひとつ見てないし、面白くなさげなんで邦画見るやめとくよ。
今日から俺もアンチ邦画だ。よろしくな。
589名無シネマさん:2001/02/10(土) 16:13
>>588
糞がヒラキナオッテ糞イカの糞の糞
590名無シネマさん:2001/02/10(土) 16:28
内容が優れても中身がわからないと見に行きようがない。
邦画はほとんどそう。
 梟の城、ホワイトアウト、バトルロワイヤルなどそこそこヒット
した映画は大体あらすじがわかるからお客も目的意識を持って
見に行きやすい。
 カンヌで賞撮ってもうなぎやユリイカは内容がわかりにくい
からマニアか見栄張り君以外は見に来ない。
 せめて泣けるのか、笑えるのか、興奮するのかぐらい事前に
わからないと。白紙の包装紙でパッケージした商品なんか誰も
買わないよ。
 邦画が面白くないだの、衰退しただの散々言われるのは結局、
商売として景気が悪いからでしょ。
591名無シネマさん:2001/02/10(土) 16:34
>邦画が面白くないだの、衰退しただの散々言われるのは結局、
>商売として景気が悪いからでしょ。

なぜ、最後の最後でその結論になるのかよくわからん。
宣伝が下手だということを書いているのではないの?

592名無シネマさん:2001/02/10(土) 16:37
邦画の上映時間の半分以上は無くてもいいシーンが混ざってる気がする。
その映画にしなくてはいけない、映画のなかでやらないといけないコト
じゃないような。もっとスッキリした映画が見たいんだけど。
593名無シネマさん:2001/02/10(土) 16:56
>>590
たしかに「うなぎ」とかってカンヌでグランプリ、
役所こうじ(字わすれた)主演ぐらいしか宣伝無かったような。
でもアクション映画でも感動映画でもない映画って
それくらいしか宣伝材料なさそう。
594名無シネマさん:2001/02/10(土) 18:04
「名前」で売れる奴にぶら下がって、
新人を「名前」で売れるまでに育ててこなかった、
ってのはあるのかなあ。
595名無シネマさん:2001/02/10(土) 18:09
映画板の住人だからって映画に詳しい訳じゃないんだよ。
「ユリイカ」のタイトルすら知らない人がいるんだから。
こういう人達に日本映画は面白いと思わせる為には
テアトル新宿で単館上映される様な作品じゃなくて
全国東宝邦画系で掛かる様なメジャー作品が面白くないと
駄目なんだと思う。第一、田舎の人は単館系の作品は
そもそも見るチャンスがない訳だし。
そういう意味では東映邦画系のバトルロワイアルが
ヒットしたのは良かったと思う。
596名無シネマさん:2001/02/10(土) 18:12
ただねえ、単館系の作品も言うほどおもしろくない。
特撮マニア向けの特撮最優先映画と基本的には性格は変わらないと思う。

それ自体は別に悪くない。
だけど、それをもって「邦画は面白い」と言われると、
「へ?」ってな感じ。
597名無シネマさん:2001/02/10(土) 18:13
でも溺れる魚よりマシでしょ
598名無シネマさん:2001/02/10(土) 18:19
さくぞー というヤツが語っておるぞ

http://www.isize.com/movie/discussion/index.html
599名無シネマさん:2001/02/10(土) 18:35
去年から今年にかけてテアトル新宿で上映された主な作品
「ナビィの恋」「カリスマ」「顔」「DOA2」「ユリイカ」

確かに大手の邦画系の番組よりはクオリティは高い。

けれど、バトロワに夢中になった様な普段あまり映画を
見ない客層がこれらの作品を見ても面白いと思うかは
甚だ疑問。
でも、それでいいのだと思う。そういう人達はテアトル新宿には
来ないでしょ。誰が見ても面白い映画などこの世には存在しない。
600名無シネマさん:2001/02/10(土) 19:53
>>599
つまり、
たくさん映画を見てる人間はそれらの作品を面白いと思うはず=
面白いと思わない人間は普段あまり映画を見てないパドロワで満足するような初心者
=邦画を面白くないと言う奴は初心者

って事が言いたいのか?

いやそれ以外に読みようはないんだけど。
601599じゃないけど:2001/02/10(土) 19:59
面白くないというか楽しめないでしょ、映画あんまり見てないと。
その辺の映画は。
文学に全く触れてこなかった人間が、
いきなりバロウズとかセリーヌみたいなの読んでも楽しめないのと一緒。

602名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:04
いや、そっちの話じゃなくて、
映画見まくった奴でもその手の邦画を見て面白くないと
思うことはあり得ないの?

603名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:05
論点ずれてきてます。
604602:2001/02/10(土) 20:09
論点というより、前提となる仮定が正しいのかどうかを
問題にしてるんだよん。
605名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:11
>602
当然、ありえるでしょう。
個人の好みなんだから、結局。
でもある程度の数こなした人の方が、
楽しめる可能性が強い映画ってたくさんあるよ。

606名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:19
>600
そんな事言ってないだろ。第一、バトロワだって立派な邦画だろうが。
607名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:22
う〜ん要はさ、あの書き込みだと、>>599
普通の人はパドロワで、
映画マニアは黒沢辺りで、
皆満足してメデタシメデタシになっちゃうじゃん。

でも現状はそうでないでしょ?
だからこういうスレが立ってるわけでね。
608名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:24
でも、やっぱり年に1,2本しか見ない人と
月に何本も見る人では面白いと思う映画の傾向が
違うと思うよ。もちろん一概には言えないし
どちらの方が上か下かなんて事はないけど。

609名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:27
>607
え、それが現状じゃないの?
今日BOX東中野にヘルツォーク観にいったら、
見事なくらい映画ヲタっぽい人だけだった。(俺もね)
610名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:27
>普通の人はパドロワで、
>映画マニアは黒沢辺りで、
>皆満足してメデタシメデタシになっちゃうじゃん。

でも実際そうなんじゃないの?
611名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:30
いやさ、だからそれはいいのよ。
問題は何故このスレでそれを言うのか?って事なんだわ。

「邦画面白くない」ってスレだよね。
そこで「黒沢は初心者には受けないけど、映画好きには受けるから
それでいいんだ」って言ってるわけだ、あのレスは。

だからね、それはちと違うでしょ?って言ってるわけ。
612>609、610:2001/02/10(土) 20:32
つまり、君等の現状認識はこのスレでたけしや、黒沢を
オナニー呼ばわりしてるのは初心者ばっかって事になるわけだけど、

そうなの?
613名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:33
じゃ、面白いと思えるまでたくさん映画みろ。
それでもダメならみるな。
が、結論になっちゃわない?
614名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:38
>613
必ずしもそうとは限らないけど、その可能性が高いと思わない?
615614:2001/02/10(土) 20:40
612さんへの発言だった。。。。
616>614:2001/02/10(土) 20:41
へ?
つまり何?
「面白くないのは観客が映画経験が足りないからだ。
もっと精進しろ」ってのが結論なの?
617612>614=615:2001/02/10(土) 20:44
いや、全然そうは思わない。
俺自身黒沢的なモノには批判的だし。

というとハリウッド至上主義者って来るんだろうな(脱力
618名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:45
>616
面白くない、っていい方がよくないよ。
楽しめない、ってのが正しい。
JAZZ聞かない人は、コルトレーンとかパーカーとか聞いても楽しめないでしょ。
それと同じ。
619>618:2001/02/10(土) 20:50
うん、でもさ、全ての音楽好きがコルトレーンを好きなわけでもないし、
音楽=JAZZでもない。

コルトレーンを好きでない奴は、
音楽初心者って君等は言ってるわけよ。

JAZZ初心者じゃなくてね。
620619:2001/02/10(土) 20:52
訂正
JAZZ初心者→JAZZ嫌い
621610:2001/02/10(土) 20:55
>612
だから結局は映画の好みなんて人それぞれなんだから
それは一概には言えない。そんなの今更言うまでもない
当たり前の前提だろうが。

でも、確かに沢山の映画を見てる人の方が楽しめる可能性の
高い映画というのは存在すると思う。黒沢清の映画も
その中に入るかもしれない。

622名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:57
623612>610:2001/02/10(土) 20:59
俺が問題にしてるのはそんな下らん一般論じゃなくて、
君の邦画を取り巻く状況に対する現状認識だよ。

それがひん曲がってるって言ってんの。
624名無シネマさん:2001/02/10(土) 20:59
>619
映画だろうが芸術だろうが娯楽でしょ。
楽めるか、楽しめないか、が問題なわけじゃん。個人に関する限り。
それに初心者って言い方がよくないけど、
評価は相対的にしか下せない以上、数こなすのも重要じゃない?
(無論、実体験が評価に食い込むことも多々あるけど)

君は、タルコフスキーの映画とかを、映画見たことない人が楽しめると思う?
625619>624:2001/02/10(土) 21:05
だからさ、俺が問題にしてるのは一般論じゃなくて、
邦画の状況って言う具体的事例なんだってば。

タルコフスキーに一目惚れする映画初体験者が居てもおかしくないだろ。
同様に寝てしまうフィリップ・リドリーファンも居るんだよ。

俺だけど。
626610:2001/02/10(土) 21:07
>623
じゃあ頭の悪い俺に、俺の邦画を取り巻く状況に対する現状認識が
どうひん曲がってるのか分かりやすく説明してくれないか?
627623>610:2001/02/10(土) 21:11
このスレ全部読んでそれでも言われなきゃわからんなら、
多分言っても無駄だよ。
628名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:19
逃げたのか?
629名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:22
観客の感受性がスポイルされてるのは確実だと思うけどね。
そのそも芸術の魅力(全部じゃないよ)は、「無」の部分にある。
俗にいう、行間を読むとかさ。(ジョン・ケージはそれをよくわかってた)
その豊穣な可能性に満ちた「無」をあれこれ考えるのが芸術の楽しみ方(の一つ)。
でもハリウッド(例外もたくさんあるけど)は、限界までその決定不可能な部分を排除しようとするでしょ。
人物が何を考えているかとか、音楽、映像、セリフをフルに使って解説しちゃうじゃん。
解釈の余地はまったくない。
テレビもそうだよね、字幕出して面白いポイントを指定するでしょ、最近。
こういったのに慣れちゃうと、いい意味でスキマだらけの映画は楽しめなくなるんじゃないかな?
630629訂正。:2001/02/10(土) 21:25
なんだ、「そのそも」って。。
「そもそも」だった。。。
でも↑は日本だけじゃないか。
631名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:26
だったら映画なんぞ映写する必要さえないわな。
空白のスクリーンでも見てれば。

ジョン・ケージなんぞ単なる考えすぎのバカか、
詐欺師だろ。
632名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:30
>631
ケージは、確かに極端な例だけどね。
何を描くかより何を描かないかをわかってる人はいい作品をつくると思うよ。
無の部分があるから、有もあるわけだしね。
またタルコフスキーで悪いんだけど、(好きだから)
「ストーカー」はスキマがたくさんあるから傑作なわけじゃん。
「2001年」も原作どおり、何もかも解説したらたいした作品にならなかったでしょ。

633名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:30
ハリウッドの一部の大作バカ映画が受けるのは
感受性がスポイルされた結果というより、
映画が見放されつつあるって事だと思うな。

行間を読んだ結果が作家の個人的な愚痴で、
しかも状況すら明確に把握していない
内向者の与太じゃ見放したくもなるだろ。
634610:2001/02/10(土) 21:33
何だ、説明してくれないのか。ま、強制はできないけど。
635名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:34
行間は自分で好きに解釈すればいいんだよ。
別に作者の意図を汲み取る義務もないし。

最近のハリウッド映画が、オープニングに派手なシーンを持ってくるのは、
そうしないと観客が見てくれないからなんだそうだ。
636631>632:2001/02/10(土) 21:37
「2001」はそもそもそういう意味では大した映画じゃないだろ。
視覚効果は素晴らしかったけどな。
全ての象徴は言語的だし、
どっちかというと恥ずかしい部類じゃないの?

「何を(どこまで)描かなければならないか」がわかってなければ
「何を描かなくてもいいか」はわからんよ。
637名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:43
>636
ハリウッド映画は、何もかも描く義務があると思ってるんじゃない?
商品だから、できるだけ売れるように、どんなバカでもわかるようにさ。

で、結局、君は観客がスポイルされてるとは思わないの?
俺は思うよ。最近の人は、本読まないみたいだし。
マクルーハンの言う「熱いメディア」にさらされすぎだ。
じゃ、テレホじゃないんで落ちますね。続きがあるなら、また今度。
638612=619=631:2001/02/10(土) 21:44
ちなみに「柔らかい殻」は
あの題材を外敵状況、内的状況、個人の神話構造まで
説明しきってるから凄いんだよ。

しかも不必要な描写は一つもない。
639名無シネマさん:2001/02/10(土) 21:46
結論としてはBGMにクラシックを使っている邦画はクソということで。
640631=633:2001/02/10(土) 21:47
あらま、またね。

俺も落ちよう。
641980432185:2001/02/10(土) 22:03
595に同意。大手の責任は重いよ。
642名無シネマさん:2001/02/10(土) 22:09
金かけて赤影なんて作るなや、ゴルァァァァ
643名無シネマさん:2001/02/10(土) 22:25
なんでぇ?
「赤影」みたいな映画は一番金食うだろ。
644名無シネマさん:2001/02/10(土) 22:50
邦画嫌いは邦画見なくていいからいい映画もっと
見てくれ。とりあえずそれでいい気がしてきた。
「邦画好き」には
「映画そのものが好きだから洋画だけじゃあきたらず邦画も
みとくか」がきっかけだった人は多いと思う。
そもそも邦画をつくってるのは邦画では育っていない映画オタ
が多いと思うんだけど。
確かに“映画言語”というのは存在している気がする。
一定の量の映画をみていないと理解できないというか。
凄くいい映画を4,5本見ればいけると思うんだけど
645名無シネマさん:2001/02/10(土) 22:53
だから長々と書いたって
邦画嫌いは禄に映画見てないって言ってるんだよな、結局。
で邦画好きは映画好きだと。

頭おかしいんじゃないのか?
646名無シネマさん:2001/02/10(土) 22:56
一体なんの根拠があってそんな与太をこいてるんだ?
>>644
647名無シネマさん:2001/02/10(土) 23:06
ハリウッド映画ばかり見ていると、なんか邦画が見たくなるんだよな。
648名無シネマさん:2001/02/10(土) 23:08
邦画にも洋画にも、面白い映画があれば糞映画も存在する
ただ邦画の方に糞映画率が高いのは否めない

これでいいじゃない
649名無シネマさん:2001/02/10(土) 23:18
明快な洋画と曖昧な邦画なら、同じクソでも邦画のほうがマシな気になる。。。
明快な邦画が出てきたらやばい雰囲気。
650名無シネマさん :2001/02/10(土) 23:21
映画のスクリーンは
ハリウッドのようなアクションモノの方が
映えるから
邦画だとパッと観の印象が
しょぼく感じちゃうのかもね
651名無シネマさん:2001/02/10(土) 23:23
>>649
「明解か曖昧か」
ほんとにそんな基準なんかい?

騙りじゃないの?
652名無シネマさん:2001/02/10(土) 23:26
日本の映画はロングショットとかへんてこな構図とかが少なくてつまんない。
たけしの映画とか、萌の朱雀とかスイートスイートゴーストとかは画面を見てるだけで楽しくなってくるんで好き。
653名無シネマさん:2001/02/10(土) 23:28
>>651
明快な映画:ディープ・インパクト、インデペンデンス・デイ、ゴジラは最悪。
曖昧な映画:沙耶のいる透視図、櫻の園、花のあすか組、、、クソ、あまり邦画って見ねェンだよ。
654644:2001/02/11(日) 00:53
>>645>>646
すまん。読み返したらかなり駄文
だった。ゴメンナサイ
>>644で言いたかったのは
単純に「邦画をつまんないと言う奴⇒
もっと映画見たまへ君たち」なんていうことじゃ
もちろんなくて。そうは読まないでくれ!
邦画と洋画(というのもあまりにもあいまいな定義だが)
の相違に確執して邦画の洋画化を画策する間にも、
映画は世界レベルで変遷をしていく。
オタクの嗜好物化している邦画に可能性があるとすれば、
その流れを先取りすることくらいだってこと。
今のところいい作品を撮る監督もまぐれ当たり
で終わりがちですが。「ユリイカ」しかないのかあ。
655名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:05
やれやれ結局邦画オタは観客が悪い、で終わりか。
観客がスポイルされてる?映画が見放されてる?ぷ。
てめーとてめーの崇めるカントクサマの感性が腐ってるだけだってことは
考えてみたこともねーの?
映画をもっと見ろ?余計なお世話だ。

656名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:08
邦画ってひとことでいうけど、
ロマンポルノもあれば、日活無国籍アクションとか
過去の財産が結構あるから。
そういうの全く見てない奴が邦画つまんねーって
ぎゃーぎゃー喚いたってな。
それはオタとかそういうレベルじゃなくて
昔は良かったになっちゃうんだけど。
でもおじさんは
ロードショーがすべてじゃない気はするよ。
657名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:15
>>656
全部見なけりゃ指先ほどの肯定すらできねーのか。
思ってた以上のゴミっぷりだな(w
658名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:16
邦画はね、なんつうか、流れ自体がおいしくないのよね。
文学的な言い方をしたら、「テキストの快楽」が、ないってことなのかな、
そりゃ趣向の違いだ、なんて言われたら終わりだけどね。
その点、たけし映画はストーリーがクソミソでも流れ自体が快感だし、
黒沢清の場合はとろっとろしててだめ、ってのもあるかもしれない。

・・って書いててわけわかんなくなってきた。逝ってきます。
659名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:17
>>653
明快な映画≒米≒娯楽主義:ストーリーやテーマが明快。作家的趣旨は不在がち。
曖昧な映画≒邦≒作家主義:上の逆。しかし、作家の思想も芸術性もパワー不足。

660名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:23
>655
どっちもどっちだね。監督もまた観客の一人なんだから。

まぁ、「つまらない」と断定して責任逃れする前に、
なぜ「つまらない」と感じるのかを問うてみては?
661名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:24
「死者の学園祭」という映画をレンタルビデヲ屋で借りてきて観た。
赤川次郎原作のアイドル主演というダブルパンチだから、ある程度はわかっていたつもりだった。
だが、予想をはるかに超える作品でめまいがした。
662名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:29
>661
そんなの借りるなよ。
663名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:33
>>660
どっちが責任逃れしてんだか……
まあどっちもどっちと言う分歩み寄ってるとは言えるのか。
664名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:40
>>661
あんた、マゾだな?
665名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:49
>>665
このスレではおそらく何度も繰り返し書かれている事だろうが、
そう言っている貴方の感性が腐っていないと言う確信は何処から来るのですか?
だいたい、感性なんて曖昧なものに頼って映画を観る事が間違っている。
映画ってやっぱり観方があるですよ。それには訓練が必要なんですよ。
本数見ればよい訳ではないのですがね。
あと、邦画を何本も見てそれでも自分が良いと思う物に巡り会えなかったら
邦画は観るのを止めても良いと思うが。
666名無しさん:2001/02/11(日) 01:52
>>665
自暴自棄な奴だな。
667名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:52
>>661 懐かしいな。始めて読んだ赤川作品だ。あまりの後味の悪さ
に愕然としたっけ。。。予想をはるかに超えてどうだったんだ?
一応きいとくよ。万が一にも良かったって話だったらアレだしな。
668661:2001/02/11(日) 01:55
「仮面学園」も借りてある。
観ずに文句をたれるなと言うお方がいるので、嫌だが借りてきた。
この映画こそ、邦画の良さというものを俺に教えてくれるのであろう。

でも、また頭がクラクラしちゃうこともありえる。
今日のところは「英雄の条件」を観てから寝よう。
3本借りてきて良かった。
669名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:58
>665
腐ってるとか、俺の感性が優れてるとかの問題じゃないよ。
ただ映画を楽しむ時に、受身な人が多いなぁ、と思うだけ。
よく言われるように、詩はそれ自体では未完成な存在であり、
読む者の精神によって完成されるってね。
能動的にならないと楽しめないタイプの映画もたくさんあるよ。
君はそれを駄作と呼ぶかもしれないけど、俺はそういう作品の方が好き。
これは個人の性癖だから、どっちが上とかないよ。

いずれにせよ、つまらないと感じた時、
原因は送り手のみならず受容者にもあるっていいたいだけ。
670名無シネマさん:2001/02/11(日) 01:59
>>665
感性を持ち出してくるのはそっちだろ?
それはともかく邦画って一本みるにもいちいち訓練が必要なのか。
苦行だな。俺はパス。
こうやって邦画は新規層をみすみす捨てていくわけだ。
そういうわけで、現在はあんたみたいな異常に狭量なマニアしか残ってないわけね。
まあこれからますます先鋭化してくんだろーが。
671名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:00
人間が素晴らしいと思っている物でも、牛に素晴らしさは分からない。
逆に牛が美味しいと思って食べている草でも、人間が食ったら美味しくないに決まってる。

で、牛に対して「素晴らしさを分かれ!」と怒鳴る人間もいないし、
草のおいしさを分かろうとする人間もおるまい。

それが映画だとなんでダメ?
672669:2001/02/11(日) 02:01
>>665
訓練云々はどうだろう。
ある意味正しいかも。東浩紀と同じこというね、君。
673名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:04
ユリイカも知らずに邦画好きちゅーて叩かれた者ですが。
「中国の鳥人」は文句ナシにハリウッド映画好きが見てもOKっぽい
エンタティメント作品だと思うし「どこまでもいこう」は純文学的な
匂いを残しつつ退屈しない/させない工夫した切ない作品だと思うし
(見ても見なくても人生観に影響を与えるような映画ではないんだけ
ど。小品というか佳品というか、でも終わったあと見て良かったと思
えるような作品だというか、小人数で見たんだけど、ちょっと勿体無
かったというか)、こう、なんか面白いのいっぱいあるんだけどな。
674名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:04
>671
牛は人間が食べてるもの非難しないから。
675自虐的な665:2001/02/11(日) 02:08
>>670
訓練が必要なのは洋画も邦画もどんな映画でも同じです。
まぁ、良く考えてみたら、これって映画好きな人にとってであって
全員に必要って訳ではないのかもしれませんね。
そんなに苦行でもないし、先鋭的なことでもないけれどね。
676名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:09
>>670
訓練は洋画にも必要です。

677自暴自棄だったか665:2001/02/11(日) 02:12
>>672=669
東浩紀、知っているけれどまともに読んだ事無いです。
訓練云々は大学での経験上です。
678名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:14
理不尽な叩かれ方をしたというのに、>>673は好感が持てるなあ。
そうやって具体的に作品名を出したほうが、風通しの良い議論が
できると思うよ。なんか単なる揚げ足とりみたいなレスが多いし。
679名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:24
で、あくまでも邦画が面白いと言い張る皆さんは、今の日本映画界の現状に
満足してるってことでいいの?
680名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:26
>>679
面白いのに観客が少ない作品は、どうしてなのかなって思うけど。
「どこまでもいこう」なんか15人で見ちゃったよ。
溺れる魚は20人ぐらい。洋画だけどガイバーは2人っきりだった。
681名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:34
>>679
満足していないです。
だって、何だかんだいっても邦画より洋画を見ることのほうが多いですもの。
ただ言いたいのは、つまらないと断定して邦画に関してアンテナを
低くしている人が多いのではないですか?という事なのです。
682名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:38
>681
だって洋画の方がたくさんあるんだから、それ理由にならないじゃん。
683名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:39
去年一年、よく考えたら、洋画より邦画のほうを見ていた。。。鬱だ。。。
684名無シネマさん:2001/02/11(日) 02:40
じゃあ満足してない部分を少しずつ語っていこうよ。
このスレッドの主旨に戻って。
685681:2001/02/11(日) 02:57
>>682
公開本数の比率を考えても、と付け加えます。
686今すぐ:2001/02/11(日) 03:01
TBSつけて新宿うんこ探偵団見れば
邦画のすばらしさがわかります。

ブラザーのCMやりすぎ。
687名無シネマさん:2001/02/11(日) 03:06
どこに少年が出てるのかわからん映画だな。。。
688名無シネマさん:2001/02/11(日) 04:16
>>687 自己レスだが少年が出てこない上にエロいシーンが連続してたんで
もしかしたら違う映画を見ていたものと思われ。
689名無シネマさん:2001/02/11(日) 11:15
ビデオでカリスマ初めて見たけど、すっごい面白かった。
でも見る前は「どうせオナニー映画だろう」とタカをくくっていたのは事実だ。
売り方とか、黒沢ファンの態度のほうが問題かもしれない。
初心者にはわからないとか、そんな難しいものじゃないもん。
「回路」スレで表象表象騒いでた奴、ヴァカね。
690名無シネマさん:2001/02/11(日) 12:06
だからぁ、ハリウッドと比べるから日本映画が駄目に思えるんですよ。
ハリウッドはあくまで特別です。あれへ産業なんですから。
ハリウッドのせいで、アメリカのインディペンデントな映画なんてほとんど育ってませんよ。
ヨーロッパ映画だって、あれだけ盛んだったのに、いまや絶滅寸前でしょ?
一番ひどいのはドイツ映画で、ドイツの映画館なんてハリウッド映画しか(しかも吹き替え)かかってませんよ。
ベルリンで国際映画歳やったって、外国映画ばかりじゃあね。
それに比べりゃ日本映画なんてまだがんばってますよ。
一番の問題は、良い映画が全く当たらないことでしょうね。
『愛を乞うひと』だって、『顔』だって良い映画かもしれませんが、まずはヒットしなくちゃね。
そのためには、宣伝が一番問題なんじゃないでしょうか?
黒澤清の『回路』って、面白そうだけど、B級ホラーみたいなあのポスタームチャクチャひどい!
デザイナーも無能だけど、あれでOKした映画会社の宣伝部もアホですよ。
691名無シネマさん:2001/02/11(日) 12:22
日本人・日本舞台でハリウッドを撮っても
売れねえよ。
その事実を見つめてくれたのむから。
B級どまり。それはそれで
いいのもあるけど。「ワイルド・ゼロ」とか。
でもそれはまた別の話。
692名無シネマさん:2001/02/11(日) 12:24
>ハリウッドのせいで、アメリカのインディペンデントな映画なんてほとんど育ってませんよ。

この一文だけで君の程度が知れる。
映画データーベースにでも逝って調べてきなさい。


693名無シネマさん:2001/02/11(日) 14:15
邦画は宣伝しまくるやつに限ってつまらん。
この状況はなんとかしてほしい。
694名無シネマさん:2001/02/11(日) 14:19
>>689 脚本読んだけどカリスマって木の話だよね。どう考えても
動きのある面白いシナリオじゃなかったようだけど、あれがどう面
白くなったのか詳しい話を聞いてみたい。

>>693 宣伝されてない映画を寛大な気持ちで見てるってことはない?
溺れる魚、同じ内容でマイナー監督の作品ならもう貶し一辺倒って
こともなかったと思うんだけど。
695名無シネマさん:2001/02/11(日) 15:02
>694
カリスマ全然面白くなかった。
黒沢の映画のなかでもつまらない部類だと思う。
俺もあれがどう面白かったのか聞きたい。
696689:2001/02/11(日) 15:13
どこが面白かったとか上手く語れないんでごめんなさいなんだけど。
ただ、2時間飽きずに楽しめた。自分にとっては刺激的だったと。
要するに、見る前から「小難しそう、つまらなそう」という先入観を
与えてしまって見る層を狭めてしまうのはもったいないんじゃ
ないかと言いたかったのさ。見てからつまらないのは仕方ないけどね。
それはみんなの言ってる「宣伝が下手だ」ということに繋がると
思うんだけど。「誰でも楽しめる」という嘘をつく必要はないが、
やたら高尚なもんだというイメージを作り上げてるのもどうかな。
697529:2001/02/11(日) 16:03
おお、なんか馬鹿にされてんな。
>>531
別にわかりにくさ=価値だなんて思ってねーよ。
わかりやすさってのは価値の中の一部にすぎねーと思ってるだけ。
難解なものをわかりやすくしようとしても限界があるじゃん。
それに見る側の感性や環境の違いによってわかりやすい、わかりにくいは変わるだろう?
わかりにくいのは作り手側の努力が足りないとは限らないじゃん。
それに、もっとわかりやすく出来るかもしれないものが、
ちょっとわかりにくくなったとしても、それはわかりやすくする腕が
ないだけで、そいつの腕を全否定する必要なんてないと思うぞ。
もしかしたら他の部分にいいところがあるかもしれんし。
698名無シネマさん:2001/02/11(日) 20:02
>>696 もう少し細かく聞いていいかな?
「俳優の演技や台詞が面白くて目が離せなかった」のなら、俳優の好き嫌いで
きまっちゃうから一般的に誰が見ても楽しめる映画とは断言しにくい。
「間の撮り方や、画面の図が面白くて目が離せなかった」のなら、ノン・バー
バルな部分でのオモシロさなんで世界に通用しやすい=万人にわかりやすい。
(萌の朱雀とか、北野武の映画とか)
「物語の予感、何が起こるのかわからない期待感で目が離せなかった」のなら、
脚本と演出の長だと思う。
これのほかでも大雑把でいいから、どこらへんがどうだったのか、具体的に聞
いてみたいんですけど。
なんか細かく根堀葉堀聞いてスマソ。オモシロさの要素で一般的にお勧めなの
か一部にお勧めなのかわかる人にわかればいいのかってなのが掴めそうな気が
(自分的には)するもので。

脚本を読んだ限りでは、高尚な映画という先入観を与えても仕方ない気はした。
(物語の目的が見えないというか、物語の意味がよくわからなかった)
699名無シネマさん:2001/02/11(日) 21:15
>>698
横やりなんだけど、そんなに気になるならなんで
自分で見ないの?脚本だけ読んでとやかく言ってるのも謎…
700名無シネマさん:2001/02/11(日) 22:32
>>699
だって脚本読んで映画見てないのってこれだけなんだもの。。。
701名無シネマさん:2001/02/11(日) 22:34
なんか意味不明な言い訳だな。何が言いたいんだ・・・>700
702名無シネマさん:2001/02/11(日) 22:36
>>701 いやすまん。余計なRESした。>>698についてはちょっと
聞いてみたいんだけど。まぁ、ウザくて答えられないってんなら仕方
ないよね。失敬。
703699:2001/02/11(日) 22:50
>>702
いや煽ってるんじゃなくてさあ、なんでそこまで言って見ようとしないのか
単純に不思議なだけだよ。脚本がつまらないから見たくないんなら
見なけりゃいいし、どうしても気になるんなら自分で見ればいいのだし。
なんか見れない理由でもあるのかと思って。別にどうでもいいけど。
704名無シネマさん:2001/02/11(日) 23:48
よくできたバーチャル式ジェットコースターと同義の
映画と、「本」とかと同義の映画があるとは思う。

705名無シネマさん:2001/02/11(日) 23:55
>>703 2chの掲示板を巡回する程度にはマメだけど、ビデオを見る
のが面倒な不精もので(というか映画館で椅子に座って無理やり見な
いとダメなんスよ。TVもビデオもあんまり見なくって) どうでも
いいと思うんだけどこんな話。
>>704 それには同感ですね。あと「絵」として綺麗な映画とがある
と思うんですけれども。
706名無シネマさん:2001/02/12(月) 00:04
>>704優れた映画はそれらの要素が全部あるもがなはなめらめ
707名無シネマさん:2001/02/12(月) 00:06
サムライフィクションだけはとても良かった
708名無シネマさん:2001/02/12(月) 00:08
>707
代弁して言う。
逝ってよし。
709名無シネマさん:2001/02/12(月) 00:17
>707

サムライフィクションのどこがいいの?
710名無シネマさん:2001/02/12(月) 00:52
サムライフィクションの監督が編集した予告編って何の映画だっけ。
それでちょっと興味があったんだけど。。。すげー面白そうだった。
711710:2001/02/12(月) 00:52
あ。思い出した。シュリだったような気がする。
71298043:2001/02/12(月) 01:27
 問題は国家レベルで存在する。つまり国力がアメリカ>日本だ、という事だ。それをみんな分かっていてアメリカに劣等感を持ってる。逆にアメリカ人は日本をバカにする。そういう心理が映画を見る時にも働く。なんとなくアメリカ物は素晴しそうで日本物は良くなさそうな・・・って感じる。その「感じ」に少しでも根拠が与えられた時、「感じ」は「確信」に変わる。

 根拠はわずかでもいいんだ。ゴジラの気ぐるみミニチュアまるだし特撮でもいい。それが根拠となって「ああやっぱり日本物はダメだな。」って思っちゃう。

 やっぱ国としてアメリカに勝ってなきゃ本当の自信はつかないよ。アジアだって国力で日本に負けてるから日本物をありがたがるんだ。そうだろ?
713名無シネマさん:2001/02/12(月) 01:43
>712
そうか?
こと芸術に関しては、ヨーロッパならともかく、アメリカには劣等感ないな。
芸術映画なら、日本>>アメリカ、だとマジで思ってるし。
714名無シネマさん:2001/02/12(月) 02:04
>>713
でもおいら勝手なイメージだけど芸術映画だと
よーろぱ>にほん>あめりか
なかんじ。

ものにもよるけど。
715名無シネマさん:2001/02/12(月) 04:43
>>714
なんとなく同感。娯楽映画は
インド>タイ>韓国>アメリカ>日本>ヨーロッパ
ってカンジ。
716名無シネマさん:2001/02/12(月) 05:20
芸術映画? そんな大層なもんが邦画にあったっけ?

サムライフィクションは本物の白黒映画なんだけど、
邦画って言ってみれば全部白黒なんだよね。
黒沢清やビートたけしなんて、誰がみても白黒。
それで、白黒が芸術だとか、わびさびだとか、
人物描写だなんて考えている節がある。

その点、アメリカ映画は総天然色ばりばり。
娯楽なら総天然色を観るでしょ。
717名無シネマさん:2001/02/12(月) 06:35
日本の映画界を揺るがすんごい企画が誕生しようとしている

    ↓

http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=981877521
718名無シネマさん:2001/02/12(月) 10:22
>716
だから娯楽だったらアメリカだろ、そりゃ。
あとサムライフィクションなんて糞映画を邦画の例として挙げるな。
719名無シネマさん:2001/02/12(月) 14:13
ところで、「芸術映画」って何?
720名無シネマさん:2001/02/12(月) 15:08
サムライフィクションは、ファッショナブルだけを
追求してきた映像畑からの新しい試みのひとつ
として見ればそんな無駄じゃないと思うけど。
佐藤雅彦のクソ映画が十年後生かされそうな気も
するのと同じように。ファッショナブルさは映画とは対極
ととらえている人は多いね。でも本当の「新しい」映画
はファッショナブルさも必然的に備えているはず。
今のファッションがただの定型ラベル模倣なのは
認めるけど。
721名無シネマさん:2001/02/12(月) 15:21
作品より議論を見てる方が面白そうな国>日本、フランス
722名無シネマさん:2001/02/12(月) 15:30
アッバス・キアロスタミ⇒芸術映画
モフセン・マフマルバフ⇒娯楽映画
例が分かりにくくてアレだが、
自分の価値観を覆す方向で作用するのが芸術映画、
自分の価値観の存在を肯定するのが娯楽映画。

ほんとうは娯楽>芸術 がただしい と思う。
優れた娯楽は芸術を凌駕する。
でも「芸術を陵駕する」娯楽作品は滅多なことではつくれない。
だから、現状をとらえると 芸術>娯楽 という
図式ができてしまうわけ。

芸術を愛さない娯楽作品は薄っぺらいし、「芸術」に安住している
芸術作品も向上心の欠如。
両方を兼ねそえたものを仮に「快楽映画」と呼んでおります。
723名無シネマさん:2001/02/12(月) 15:36
>>722
アンタの定義では娯楽か芸術かは受け手次第って事か?

724722:2001/02/12(月) 15:43
「こりゃ、すげえ」⇒芸術映画で
「うわ、最高」⇒娯楽映画。
心に残るのがどっちというのは
その人が今自分を変えたいか
それとも自分を肯定したいか じゃないか
仮説
725名無シネマさん:2001/02/12(月) 15:57
>>722
イラン人かあんたは。
もっと分かりやすい例で語ってくれい。
726名無シネマさん:2001/02/12(月) 16:26
インドとかはもともと民衆が哲学してるから
映画がエンタテイメントとしてあそこまで
フィーバーできるんだと思う。

そういう意味では邦画の煮え切らない作風は
国民性を象徴しているとも言える。
そこをつきぬけていくのは
結構ホネだろうなあと素人としては思う。

アメリカとかも今結構斜陽だろ。

727名無シネマさん:2001/02/12(月) 16:30
キアロスタミは自分の価値観を覆しているか。あのスタイルは変わってないぞ。
728名無シネマさん:2001/02/12(月) 16:32
映画のなかだけですべてが閉じられた世界を作り出して欲しい。
現実を抽出するだけでなく二時間に閉じ込める意味を考えてほしい。
729722:2001/02/12(月) 16:32
>>725
つづきだけど、価値観が多様化すると
共通の「快楽」は追求しにくくなるような気がする。
だからカントクはとりあえず素材として自分の世界観を追求する。
「価値観の多様化」はこのスレッドを見ても
わかるだろ?
730名無シネマさん:2001/02/12(月) 16:55
>>727
キアロスタミだろうが宮崎駿だろうが
なんだろうが守りに入った時点でアウトだなあ
とは思う。「風が吹くまま」にやや動きはあったけど。
でも優れたギャグ漫画家ほどあっという間に消えたり
すると、悲しいが宿命という気はする。

731名無シネマさん:2001/02/12(月) 17:54
映画に詳しい人が映画を作るとあんまりいいもの出来ないよね。
水野晴男とか山城新吾とかさ。
やっぱ映画ファンの目って一般市民からずれてるんでないの?。
映画ファン向けの映画は映画であっていいけど一般人向けの
娯楽作品の完成度をもっと高めないと。
732名無シネマさん:2001/02/12(月) 18:45
>>731
たとえばスピルバーグが映画に詳しくないとでも思ってるの?
映画監督で映画ファンじゃないヤツを探すのって難しいとは思わない?
というわけで「なに言ってんだ、オマエ」
733名無シネマさん:2001/02/12(月) 18:48
竹中直人とか?(藁
無能の人は竹中直人が作ったという
ことを忘れればいい映画だった
と言えるんだが
734名無シネマさん:2001/02/12(月) 18:49
731
それは単純に間違い。
映画に詳しい人=水野晴男とか山城新吾
では決してない。
735名無シネマさん:2001/02/12(月) 18:53
>>731
×水野晴男→○水野晴郎
×山城新吾→○山城新悟

言っちゃ悪いけどさ、二人も間違えるとすごくヴァカに見えるよ。
736名無シネマさん:2001/02/12(月) 19:36
ヴァカでしたー。
737名無シネマさん:2001/02/12(月) 21:03
そろそろ、どうやったらまともになるかというアイデアを出し合おうよ。
「つまらん」ばかり言っていても、埒が開かん。

とりあえず、予算がないのはわかった。残念だが、この面での改善案は
期待されそうにもない。実際、金があってもハリウッドなみの娯楽作すら
作れるのかは疑問だね。映画作りの工程・・・前のほうの発言で出ていた
と思うけれども、すでにこの段階で違いがあるように思う。それはコスト
に跳ね返ることだから、工程そのものが安手になってしまっているのかも
しれない。

予算がなくても、良いものは作れるという怨念は理解できないでもないが、
もっと効率的に邦画の質を上げる方法がないものかな?
738名無シネマさん:2001/02/12(月) 22:03
夜の新宿を歩くとわかるな、
駄目映画人が麻雀したり愚痴ったりしてるな、
最近は減ってきたけど、まずあいつらを一網打尽にせんといかんな、
739名無シネマさん:2001/02/12(月) 22:07
>>737
客が呼べるがギャラが高いプロの役者を使わないのがいいと思う。
どの映画見ても役所広司や安藤政信やどこかで見た俳優ばかりで
目新しさもない。

萌の朱雀のヒロインなんか、美人だし独特の儚げな存在感があっ
て、しかもきっとこの先もこの映画にだけしか出ないレア感がある。
この映画はこの女優だけを見に行ったっていい映画だ。
そーゆー新人を使っていくといいと思うんですけれども。
740名無シネマさん:2001/02/12(月) 22:57
脚本の段階で練りに練ったら?。
シックスセンスは低予算でやってると思うけど
いい作品だし大ヒットしてるよ。
741名無シネマさん:2001/02/12(月) 23:00
CSで勝新の座頭市ときどき見てるが、飯くってるシーンでさえ、異様なおもしろさだよ。
あの頃の映画って、金かかってるのか?
742名無シネマさん:2001/02/12(月) 23:10
映画興行の基本に帰って見世物に徹することです
つまりセックス&バイオレンス。
こいつをとことんやるんです。
テレビで観れない物を上映するんです。
メチャクチャな映画やってるぜ!と世間を騒がせて
客を映画館に呼ぶことです。
743名無シネマさん:2001/02/12(月) 23:10
勝新のは演出がすごいんだよ。彼独自でしょ、ああいうのは。
ただ行き過ぎるとマニアックになって一般受けしなくなる。
ほどほどに出すといい。
座頭市は伝説、彼しか出来ないキャラだと思う。
744名無シネマさん:2001/02/12(月) 23:12
Vシネマではそういうのよくあるけど>742
745名無シネマさん:2001/02/12(月) 23:18
>>742
そういうのは結局一般市民の映画離れを助長するだけだと思うよ。
世界からも馬鹿にされやせんか?。
746名無シネマさん:2001/02/12(月) 23:21
セックスはともかくバイオレンスはとことんやって欲しいんだけど。
スカッと爽快な復讐ものが見たいんだけど。
747>735:2001/02/13(火) 01:05
どうでもいいことやけど。

「やましろしんご 」は正式には。
    
          山城新伍

                やで。
748名無シネマさん:2001/02/13(火) 01:33
という事で。>>735 オマエモナー。
749735:2001/02/13(火) 01:35
・・・わたしが間違ってました。氏んでお詫びします。
750チョメチョメ:2001/02/13(火) 04:39
>>749
許しまショー
751名無シネマさん:2001/02/13(火) 09:08
ここのスレってさー三種類の人達がいるね。
邦画は面白いよって現状に満足して既存の映画の評論を楽しんでる人。
つまんねーよとただ否定してる人。
現状のままではいかんとあれこれ現状打破の方法を考える人。
4:2:4ぐらいの割合かなー。
752名無シネマさん:2001/02/13(火) 13:11
馬鹿にされるかもしれませんが昨今の世の乱れを考えるとセックスや暴力の
描写で客を呼ぼうとするのは止めて欲しい。
もっと人間を心もある親もある歴史もあるかけがえのない存在して描き
その上でのセックス、暴力ならば良いが最近のものはストーリーだけのために
人を物のように扱って動かしているように思う。
だから平気で人を殺すような馬鹿者はが出てくる。
753名無シネマさん:2001/02/13(火) 14:11
>最近のものはストーリーだけのために人を物のように扱って
具体的にどの映画かタイトルあげてよ。
話しはそれからだ。
754そりゃ劇映画は嘘なんだけど:2001/02/13(火) 14:14
日本の映画やドラマは嘘っぽい。
755名無シネマさん:2001/02/13(火) 15:20
上っ面の話題性ばかり追求するから、こういうことになるんだろうね。
まともに暴力でも描こうとするなら、たとえば戦争なら戦争というテーマ
がある。ところが戦争を扱うにしても、日本映画はちゃんとしたものを
作ってきていない。むしろ規制するくらいなものだろう。

アメリカの場合、批判されながらもヴェトナムとか、最近ではスピルバー
グの第二次大戦とか、ちゃんと撮っているわけだよね。

こういう風にごまかしの歴史が続いて、現状の邦画の惨状に至っている
とおれはみるな。つまらなさの一番の原因は、腰抜けだということでは
ないの?
756名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:04
>>752
>人間を心もある親もある歴史もあるかけがえのない存在して描き
映画はそういう観念を完全に否定することもできる表現手段だ。
んでもって、そこにこそ映画の可能性があるんだよ。
間違ってるか?

邦画の話しじゃなくってごめんだけどさ。
757名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:12
日本の映画ってマスコミの洗脳の手段っぽいけど、外国映画はアンチマスコミ。
758名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:16
日本映画のダメな点はいろいろあるが、
人材が居ないってのが最も大きな要因。
それと日本は伝統的に芸術・文化に金をかけない。
単純に商売の道具としか見てない。
あの黒沢監督でさえある時期は出資者が見つからなかったりしたくらい。
ハリウッドも商売優先だけど、文化の中身まで踏み込んで商売を考える奴
が存在する。けっきょく優れた人材はすべてハリウッドに集中する。以上。
759名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:20
お偉いさんがバカ
760名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:23
>758商業主義なのに商業的に成功してない。
761名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:24
アメリカの俳優って上手いよね。
762名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:30
日本はドヘタでも人気出る人多いからね。
763名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:31
人材の少なさってあるのかも。
できる人もすぐ次回作に取りかかるから、
充電する期間がないので、
監督としてのネームバリューができる前に
かえって評判を落としてしまうってことはないでしょうか?
764名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:33
スケールが小さい。
765名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:36
「シナリオが悪い」「キャスティングが悪い」
この二つの意見が有力です。
766名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:40
アニメは面白い。
767名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:41
とかなんとか言って、どいつもこいつもマスコミに洗脳されまくり。

上の10コくらい、ほとんど全部マスコミの受け売りじゃねえか。
人材いないって、おまえその目で確かめたんか。
お偉いさんがバカって、おまえのかーちゃんのセリフじゃねえか。
てめえの頭で考えててめえの言葉で書きこんでみろやヴォケ!
768名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:42
アニメも一部を除いて脚本が悪い。
769名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:44
>>760
そんなことないです。映画のフィルムが完成した時点で
商売は完了してるってアレですね。つまり前売りなどを
スポンサーに押しつけ終わればフィルムの内容がクズで
もなんでも良いという志の低い商売主義なのです。邦画は。
もちろんハリウッド映画にも多いよ、誤解のないように言っておきますけどね。
でも邦画はそればっかなの。
770名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:46
>>763
できる人が潰れる理由としては、
一作目がヒット→バカな商売人がその人のネームバリューだけで
商売しようと制作を全面委任→監督の暴走がスタート→誰も文句言わず
ってな具合です。邦画界は才能を育てる人がどこにもいない。
771名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:49
>>756
サヨク?。
772名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:52
理由もなくつまらない。
773名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:55
皆さんはどこの国の映画が好きなの?俺は米、仏。
774名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:58
>>767
しかし出来てくる映画を観ていたら人材がないなぁってことぐらい
素人でも感じるんじゃないっすか?。
775名無シネマさん:2001/02/13(火) 16:59
>>773
こめ。
776名無シネマさん:2001/02/13(火) 17:03
>>767君の意見は?
777名無シネマさん:2001/02/13(火) 17:04
>774人材がないんじゃなくて優秀な人が正当に評価されないの。
778名無シネマさん:2001/02/13(火) 17:07
>769
>そんなことないです。映画のフィルムが完成した時点で
>商売は完了してるってアレですね。つまり前売りなどを
>スポンサーに押しつけ終わればフィルムの内容がクズで
>もなんでも良いという志の低い商売主義なのです。邦画は。

おい、テキトーな事いうなよ。
お前の会社はそうかもしれないが、そんな商売してる所ばっかじゃねえぞ。
独立系制作者が、どれだけ身を削るような思いして映画を売ろうとしてる
か、お前が知らねえだけだろうがボケ。

779名無シネマさん:2001/02/13(火) 17:13
今、日本映画界を根底から揺るがす企画が誕生しようとしている。
ノリオクレルナ  (/゜ο゜)/ オオオオォォォォォォ-


http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=981877521
780名無シネマさん:2001/02/13(火) 17:18
世界中でヒットさせようとしないから。
781名無シネマさん:2001/02/13(火) 17:45
>>753
タイトルなどは見ない。邦画洋画を問わずあまりにもたやすく人を殺す
シーンが多く、なんだかなーと思っていた。
大抵そういう映画は内容がない、構成も悪い不完全品。
完成度の高いものはおそらくさほど抵抗はなかったように思う。

それがここのスレを見て暴力とセックスシーンをいっぱい入れてくれと言う
書き込みがあったので、それだけの物はやめてくれよと思ったのだ。
782名無シネマさん:2001/02/13(火) 17:48
ツマラナイカラ
783名無シネマさん:2001/02/13(火) 18:09
松本の意見を聞きたい。
784松本:2001/02/13(火) 18:12
ワイは邦画なんちゅう狭い了見では語らん
785名無シネマさん:2001/02/13(火) 18:17
>>784言いそう。
786名無シネマさん:2001/02/13(火) 18:41
昨日、「MISTY」をちらと観ましたが、昔の「羅生門」と比較すると、
なんだか話の運びがかったるいねぇ。
「羅生門」が白州の裁きの場面から入ったのに対し、「MISTY」の方は
導入部分がかなり分かりづらかったっす。
こういう何がしたいのかよく分からない日本映画が多いような気が。
787名無シネマさん:2001/02/13(火) 18:46
>>778
まあ、メジャーの会社の話をしたまでで。
独立系の奴等なんてとりあげてもしゃーないから。
才能のあるやつもいるけど1:99でクズが多い。
才能のあるやつも結局は上で述べたメジャーに行く。
これで俺の理論は間違ってないだろ。
ちなみに全部が全部面白くないっていってるわけじゃないぜ。
面白くない邦画について話てんだ。曲解すんなよカス。
788名無シネマさん:2001/02/13(火) 18:46
>>781
>ここのスレを見て暴力とセックスシーンをいっぱい入れてくれと言う
>書き込みがあったので、それだけの物はやめてくれよと思ったのだ。
そういうことか。んなら納得。

たださ、前段の内容から感じるんだけど
キミは映画に多くを期待してないんじゃない?
それはもったいないコトだと思うよ。
「内容がない、構成も悪い不完全品」とか
「完成度の高いもの」なんて安直な言葉で片づけてると、
目の前に宝の山があっても気づけなくなるぞ。
789名無シネマさん:2001/02/13(火) 18:59
観客をナメてるだろ?>787
なんかコイツの会社が携わった映画って観たくねえな。
できればどこの会社か告白してほしい。
観るの避けるから。
790名無シネマさん:2001/02/13(火) 19:05
>787あなたの書きこみは理論じゃなくて論理。それに誤解を招きやすい。
791名無シネマさん:2001/02/13(火) 19:13
>>789
どこをどうひねくり回したらそういう意見が出るんだ?
観客なめてんのはつまんねー映画作るバカ映画人だろが。
おまえは国内メジャー配給の邦画には来るな。
部屋の隅っこで煎餅でもかじっておれ。
792名無シネマさん:2001/02/13(火) 19:14
独立系ってどこから資金を調達しているんですか?。
そういう映画ってレンタル屋にあります?。
793名無シネマさん:2001/02/13(火) 20:31
>>792
たくさん置いてるよ。
資金の調達方法は千差万別!
基本はスポンサーについてもらうことだけど、
全部自腹てなものもある。
794質問君:2001/02/13(火) 20:35
独立系って

最近だとどーいう作品があんの?
公開とかしてんの?
それともビデオがメインなの?
795名無シネマさん:2001/02/13(火) 20:48
独立系って予算的にもピンキリなんで一概にどれがどーとか言えない!
一番解りやすいのはVシネ!!
ほーら、糞がいっぱいでしょー。

あと自主製作映画がイメージ的にも一番解りやすい独立系だな。
ツタヤなどでもけっこう置いてるよ。
『ランディング・ゾーン』とか借りてみ。
水野先生の『シベリア超特急』も自腹じゃなかった?
796名無シネマさん:2001/02/13(火) 21:09
ふーん、ランディングゾーンね、捜してみよ。
自主制作ってどれくらいの費用で作ったかなんてビデオに
載ってます?。
こっちがレンタルしたら独立系の人達にいくらか還元されるのかな。
797名無シネマさん:2001/02/13(火) 21:14
>>788
>「完成度の高いもの」なんて安直な言葉で片づけてると、
>目の前に宝の山があっても気づけなくなるぞ。

宝の山って?。
798名無シネマさん:2001/02/13(火) 21:14
>一番解りやすいのはVシネ!!
>ほーら、糞がいっぱいでしょー。

確かにそうだが、ああいう糞は許す。
少なくとも期待はしてもいいかな?
とか思ったりする事はないでもない。

799名無シネマさん:2001/02/13(火) 21:39
要はアダルト・ビデオみたいなところだろ<独立系

そんな雑魚を相手にして話をしているわけではないんだが、
案外メジャーの作れないものを作る可能性はあるのかも。
金がなければビデオでも使って何とかしろとは言いたくなるしね。
すでにそういう傾向になってるとか?
800名無シネマさん:2001/02/13(火) 22:28
>>753
その人に限らずだけど、下手にタイトル挙げたら「つまらん!糞!」って
一斉に叩かれそうだからみんな恐れてるんじゃないのー?
皆さんすぐ喧嘩腰にならないでね。肯定意見が書きにくくなっちゃう。
801名無シネマさん:2001/02/13(火) 23:46
>>797
映画が描きうる世界の豊穣さのことだ。

映画を観て「あ、いいなあ」と思う瞬間を信じてるんだよ、俺は。
人間の可能性を信じてると言ってもいい。
それほどの期待をもって観てるんだよ。
多少の糞やカスなんか気にしないから、いいもん作ってよ。
邦画作りさんも、洋画作りさんも。ほんとに。
802名無しさん:2001/02/13(火) 23:53
世の中の人間は駄作でため息をつくほど暇じゃないんだよ
803名無シネマさん:2001/02/14(水) 00:06
つか、映画なんてデート定食の付け合わせに過ぎない。

メインは映画見た後でコーマンすること。
普通の人間はコーマンの最中にこそ「あ、いいなあ」と
おもうんだよ。マンコさいこ〜。
804名無シネマさん:2001/02/14(水) 00:09
暇がない、ねえ...

ストレスが地球をダメにするとは、森高千里もよく言ったもんだね。
805789:2001/02/14(水) 00:21
>>791
あんた、映画業界の人なんだろ?
曲がりなりにもここ、あんたの「お客さん」が来るとこなんだぜ。
わかってんだろ。
そんな場所で自分がいる業界のことを
クズだのカスだのバカだの言う神経が厨房だ。
仕事でも身内に向けて同じ言葉を吐いてるんだろうよ。脳内で。
ひねくり回すもなにも、あんたの発言見りゃわかるって。
本気でいい映画見せてやろうなんざ思ってねえんだろ?
自分の仕事をナメてるってのはつまり、客をナメてるってことなんだよ!
806名無シネマさん:2001/02/14(水) 00:22
萌の朱雀って、面白かった? 俺は面白かったんだけど。
807名無シネマさん:2001/02/14(水) 00:22
>>801
そうか。期待はあるけど期待どうりじゃないと不満しか残らない。
そこまで暖かい目では観られないな。
808名無シネマさん:2001/02/14(水) 00:24
>>805
あーぜんっぜん話通じてないみたいだからもーいーよー。
君さー、ただの煽りでしょ、逝って良し。
これ以降真面目な意見のみ求む。
809名無シネマさん:2001/02/14(水) 00:27
ええと、俺は「萌の朱雀」ってスゲー面白かったんだけど、あれって
どうなの? 普通に面白いって評価されてる映画なの? そこんとこ
疑問なんだけど。
810名無シネマさん:2001/02/14(水) 00:28
>>808
うーん、確かに通じてないね。
立場の違いから来るものかな。by傍観者
811名無シネマさん:2001/02/14(水) 02:54
>805
俺778だけどさ791は知ったか厨房、ただの一般人だよ。
書いてる内容も知識もこの業界の人間じゃないよ。
812名無シネマさん:2001/02/14(水) 03:11
クズ映画作ってるやつら、うざい。
813名無シネマさん:2001/02/14(水) 03:41
ピンチランナーって、面白かった? 俺は見なかったんだけど。でもこれってある意味今の邦画を代表する作品だよね。北野武のようなトップクラスの人の作品ではない、もっと庶民的な映画という意味で。本当はこの辺りの作品が一番頑張ってお客の邦画に対する信用を高めなきゃいけないんだけどね。

もーむす目当てに来た人は映画のクオリティに満足したのだろうか。
814名無シネマさん:2001/02/14(水) 03:50
>>811
「ただの一般人」や「この業界の人間じゃないよ」
などと書いた時点でどっちもどっちになってしまいますよ。
815名無シネマさん:2001/02/14(水) 03:52
>813
> 北野武のようなトップクラスの人の

このへん意味不明なんだが・・・
816名無シネマさん:2001/02/14(水) 04:13
モーニング娘。やSMAP主演で本当におもしろい娯楽映画を撮らなきゃ、
観客は増えないぞ。
817813:2001/02/14(水) 04:35
>815 北野武は日本映画界のトップクラスの人材ではないか。ベネチア映画祭での実績を見よ。でもその権威の為に庶民には近づきがたい雲の上の人になってしまったのだ(と僕は思うんだが。)。それに対しむーむす映画なんて身近で庶民的。気楽に見に行けるってことさ。そういう気楽に見に行ける映画こそ邦画の信頼回復に最も貢献できる、と僕は考える。

もしかして世界のキタノに対する捉え方・・・間違ってる?今や世界のクロサワに並ぶと思うんだが。
818名無シネマさん:2001/02/14(水) 04:43
>813
たけし(好きだけど)と黒澤天皇が並ぶなんて噴飯物だが
それ以前に比較検討の仕方がピントがかなりずれてるよ。
819名無シネマさん:2001/02/14(水) 04:44
北野武の映画はグランプリを受賞してからのほうが、
観客の入りが増えてる。
たけしみたいに元から知名度のある監督は、権威づけされたほうがいいみたい。

でも、おもしろいアイドル映画がたいせつという意見は正しいと思う。
最近のアイドル映画は変にストーリーに凝ってて、
せっかくのアイドルを殺してるよ。
820名無シネマさん:2001/02/14(水) 04:53
娘。の奴はアイドル映画というより企画もんだと思うんだが。
それにアイドル主演でいい映画作っても客はいるとは思えんけど。
イギリスでもスパイス・ガールズが無残なことになってたな。
821763です:2001/02/14(水) 10:43
>>770さん
なるほど、アホな商売人はちったー学べーよ!ってことと、
監督も腹八分ぐらいで抑えることを学べーよ!ってことですね。
緒方拳が言ってました。
人より1歩先行こうと思ったらだめだ。
その半歩先くらいを目指すのがいいんだ。と(むかしテレビで言ってたような…

話は変わりますが、
よくよく考えたら、日本ってアメリカに比べて、
映画でできるジャンルって狭められちゃいませんか?
狭められなくても、どうしても不利になりませんか?
と言うのは、アメリカって鉄砲もってるやつが近所にいるし、
ハッカーだって、核だって、実際戦争してる軍隊だって、宇宙船だってある。
そんなところが作る映画だもの、そりゃーリアルですよね。
韓国だってシュリ。あれも身近な問題からですよね。
日本が独自の路線でやろうとおもったら、トラック野郎とかになっちゃうかな?
せいぜい、少年の犯罪?
暗いよねー。
822名無シネマさん:2001/02/14(水) 11:34
なんつーかハリウッドのヒットした映画の真似をしようとするから
中途半端なものが出来るんじゃないのかな。
日本で派手なアクションなんか出来ないならやらなくてもいいじゃん。
そんなシーンが欲しかったら日本ならではの近未来SFにするとか。
土台の日本文化ってものを否定しちゃいかんのではないかな。
ライオンとして生まれたのなら立派なライオンに。
鹿として生まれたのなら立派な鹿になりゃあいい。
鹿がライオンになろうといくら頑張っても滑稽な者にしかならんやん。
ライオンが鹿になろうとしてもさ。
ただハリウッドの客に分かりやすく楽しんでもらおうとする姿勢は
学ぶべきだ。これは国の特徴ではなく作り手の基本姿勢だと思う。
823名無シネマさん:2001/02/14(水) 12:06
>>819
>最近のアイドル映画は変にストーリーに凝ってて、
>せっかくのアイドルを殺してるよ。


アイドルの下手くそな演技が映画を壊しているんじゃない?
824名無シネマさん:2001/02/14(水) 13:26
>821@` 822
ほぼ同感だな。

>821
> 日本が独自の路線でやろうとおもったら、トラック野郎とかになっちゃうかな?

日本の有り様が、そのまま映画としてはダメだとまでは決められないと思う。
そりゃたしかに、NASAはないし、銃器もない。チャンバラやっても嘘だと
はっきりわかる。いちおう公安もしっかりしている(裏では何やってるか
わからないけど)国だよね。しかし、だからといって「これじゃダメだ」と
決めつけては始まらないように思えるんだよね。

同じ素材を扱っても、「トラック野郎」みたいな描き方だけじゃないはずだ。
芸術映画がどうのというつもりはないけど、そういう「暗さ」をほんとうの
娯楽性にまでたたき上げるのが芸術だと思うし、プロだと思う。夜店の屋台
みたいな紛い物を作るから、同じ娯楽性でも見劣りがしてしまうんだな。

>822
> 日本で派手なアクションなんか出来ないならやらなくてもいいじゃん。

無理して半端なものを作る必要はないよね。だから日本の現実が「情けない」
とか「暗い」とかいって、作られるものまで情けなかったら、そりゃ観客は
来なくなるよ。アメリカだって、内実は相当に暗いものがあるはずなんだよね。
825名無シネマさん:2001/02/14(水) 13:33
そっすねー!
826名無シネマさん:2001/02/14(水) 14:53
日本っていつからコンプレックスを持つようになっていったんだろうね。
黒船ペリーとやりあったあのころの日本人は自分よりでっかい奴にもひるまず
堂々としていたらしいぞ。その辺りの活躍は徳川政府の功労だから都合の悪い
明治政府は改ざんして後の世に伝えたという話。
黒船のころから外国の脅威を感じ富国強兵に流れてった結果あの戦争、
その反動で戦後のサヨク思想により自国否定のようなものが生まれてしまったのか。
映画とは関係ない話だけどさ。
827名無シネマさん:2001/02/14(水) 18:56
戦争で負けたからでしょ?
勝ってりゃコンプレックスは持ちませんな。
サヨク的にいえば、戦争責任も海外にわかる形で
清算されてないってとこか。
映画には関係ない話だけどさ。
828名無シネマさん:2001/02/14(水) 19:46
戦争で負けたっつってもなー。
またまた関係ない話だけどあのフセイン、実はアメリカが育てたって
説があるらしい。
冷戦が終わって共通の敵がいなくなりまた国が乱れてきたアメリカがさ、
ふたたび「正義」によって国をまとめようとして裏で図った事だって。
日本のあの戦争も馬鹿な軍部が始めたとはいえ実はそう裏から仕向けられて
いったって話もある。

それはともかく、日本はもっと自国の良さに着目して映画を作るべきでしょう。
829名無シネマさん:2001/02/14(水) 20:14
映画の話に戻りましょうよ。
そういう意味では周防監督はなかなかいい視点を持っているのではないで
しょうか。今まで誰も見ようとしていない世界を取り上げ、それを立派に
エンターティメントとして創り上げた。
830名無シネマさん:2001/02/14(水) 20:39
例えば何故日本人は「ベストキッド」を作らなかったのか?
何故「忍者モノ」を作らなかったのか?
とか疑問がある。

ブルース・リーに憧れて空手を始めた子供は
日本にもたくさん居ただろうし、
「今も生きる甲賀の末裔」とかいうテレビドキュメンタリーが
あったら見てしまうんではなかろうか。

多くの作家(娯楽、商業問わず)が、
自分からも周りの人々からも乖離した所から
スタートしているような気がしてる。

平たく言うと気取ってる。

そういう点で周防は偉い。
気がする。
831名無シネマさん:2001/02/14(水) 20:48
周防は終わった人です。
832名無シネマさん:2001/02/14(水) 20:59
なるふぉどー。
日本の神話の映画できないかな?
宮澤賢治なんかも、今つくったらすごいもんができそう。
833名無シネマさん:2001/02/14(水) 21:02
>>824
映画じゃないけど、「おどる大捜査線」なんかはいい例なんだろうね。
834名無シネマさん:2001/02/14(水) 21:04
>宮澤賢治なんかも、今つくったらすごいもんができそう。

見たい。
それも凄く。

835名無シネマさん:2001/02/14(水) 21:19
↑ねー。
配役も安易に子役とか持ってこないで、
トヨエツとかアサノとか使って作ってくれたら、
オレ見に行く。
836名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:00
トヨエツ・アサノじゃスカした映画になりそうだからヤだな
837名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:01
>>813 つまらなかったです。序盤のテンポの良さを殺すドラマ的作り方をした
中盤は本当に眠かったし、終盤のタラタラ駅伝を取ってる部分の工夫のなさと
きたら! 安倍の演技は割りと見れたと思うよ(特に手話シーン。手話を使って
いるだけに変な力みがないというか)

でもアイドル映画としてなら「モーニング刑事」のほうが遙かに上だ。
映画としてはクソだが、アイドル目当てなら最高にイイ。わかってる映画だ。
コスプレさせて歌って躍らせている点(しかも2曲)だけでも買う。
838名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:05
>>819 『アンドロメディア』が顕著でしたね。まともな映画を撮ろうと監督が
努力した結果、主役のはずのSPEEDがお客さんになってしまっている。
ドロくさいシーンはこの映画でデビューしたジュノンボーイに全部押し付けてい
るし、本来SPEEDに歌って躍らせなくてはいけない部分にDA-PUMPを踊らせ
ている。アホかと思ったよ。
839名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:13
これ、誰が対象なのさ?って映画が多すぎる。
あと舞台劇みたいな映画が多すぎる。
あの一種独特のお約束的世界の舞台劇脚本って何で生まれるんだろ。
自己満足とエゴの固まりみたいで吐きそう。
テレビドラマも最近そんなのが増えている。
一部の固定ファンだけに向けて作ってる。
840名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:18
>>839
だから具体例を出して言えよ。このスレも長いんだから
そろそろ学習しな。
841名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:20
「うずまき」を見た。
予告編は面白そうだったけど、主役級のキャスティングがいまいち。
あと話がとっちらかってて、エピソードはおもしろげなのに、どこ
にも行けてなかった。拘泥るならエピソードでなくシナリオに拘泥
って欲しかった。
842名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:22
うあーもうそろそろPART4逝きそうだね
根が深いテーマだ
843名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:23
「富江」を見た。
予告編はブチキレていて面白げだったのに、普通の映画(というかド
ラマ)で失望した。ガジェット自体は悪くなかったと思うんだけど、
異常な発想がどこにもなくて、これはホラーとしては致命的なまでに
つまらないと思う。
脚本も、主役の女のコがお客様で、巻き込まれ型で、感情的に観客を
話にのせきれてなかった。
役者は良かったと思う。富江は美人だったし、主役もそこそこ。同時
上映でうずまきを見たせいか、めちゃくちゃ巧く感じた。
844名無シネマさん:2001/02/14(水) 22:25
dj。。。
845名無シネマさん:2001/02/14(水) 23:02
たとえば嘘でもいいからキムタクに「好きです、邦画」とか
熱く語らせたらかなり変わるんだろうか。そんなたいした内容でもない
主演ドラマが30%も視聴率獲るんだからまだ影響力は相当あるんだろう。
内容はよくわかんないけど邦画見とけばとりあえずおしゃれ、みたいな
ブームが来れば。いや、内容わかったほうがもちろん良いんだけどさ(笑)
846名無シネマさん:2001/02/14(水) 23:10
邦画ってジャンル的に偏ってないかな?
恋愛映画とか、人間ドラマを扱った奴とか最近あるかな?

ドラマが内容がどうあれ、邦画が無視してるジャンルを
扱ってるのは確かだと思うが。

あと無視してる対象もな。
847名無シネマさん:2001/02/15(木) 00:10
>>846 あると思うけどなぁ。。。
>>845 オダユウジは邦画めちゃめちゃ好きっぽいケド。

SMAP主演というとシュートか。見てないや。面白かったですか?<見た人
848名無シネマさん:2001/02/15(木) 12:51
なんとなく上げ。
849名無シネマさん:2001/02/16(金) 03:58
このスレのタイトル見た時、忘れていた何かが頭をよぎった。そうだ、邦画は、立派なウイルスだ。初期上映の時は、感染者は少なかった・・・・が、どうだこの感染能力の凄まじさは。症状は様々。死に到る者もいたそうだ。
しかし今やそれも昔の話。今は、完全に殲滅されたかに思われた、邦画ヴィールスは、進化し、形を変えて、人々の心の輪郭、一部のアニメの表現の仕方、日本中に散らばった鬱症状、様々に個別の進化を遂げ未だ、蔓延してるのである。
850名無シネマさん:2001/02/16(金) 08:31
>>842 次のスレにはたぶん行かないと思う。意見出尽くしてるみたいだからもう終わりじゃないか?
851名無シネマさん:2001/02/16(金) 13:04
うん、出尽くしたって感がある。
852名無シネマさん:2001/02/16(金) 18:08
ジャンルが創造出来て無いってことだと思います。
かつては多くの観客を楽しますための固定されたジャンルがあった。
時代劇とかホームドラマとか怪獣映画とか寅さんでもそう。
このジャンルなら観客を喜ばせる映画を作れるっていう感じの。
その古いジャンルが使えなくなった後の新しいジャンルが出来てないんじゃないですか?
ジャンルっていうかタイプかな?
このタイプの映画ならこうしたら客が喜ぶっていうマニュアルみたいなもの。
厨房意見で申し訳ないですが。
853名無シネマさん:2001/02/16(金) 18:26
>852
それは確かにあるんだよな。
ヒットの方程式っていうのが昔はある程度あったんだけど、同じ事
やっても今は通用しない。
むしろ方程式を使ってるのはテレビドラマなんだよ今は。
映画が日常的な娯楽だったのが、今ではその役割をテレビが担って
るって事なのかな。
映画にはもっと予想外の面白さを求めているのだろうか。
でもアメリカ映画ではいまだに生きてる部分があるからね、ヒット
の方程式というかジャンル映画っていうのは。
映画人の間でも話題にしたこともあるけど、邦画には求められてい
る物が違うのかなって話になったな。
854現在414位:2001/02/20(火) 01:31
さて、そろそろ上げるか。
855名無シネマさん:2001/02/20(火) 01:42
今ホラーはやってるジャン。
856名無シネマさん:2001/02/20(火) 12:28
遅レスでゴメン
>>821
日本にもいろいろ面白いテーマあるのでは?
原発問題とか、天皇制、右翼左翼、警察内部や政治の腐敗、新興宗教(…って全部サスペンスになりそうだけど)
韓国だって北朝鮮との関係映画にできてるしアメリカだってベトナム戦争や
ケネディ暗殺映画に出来るのに日本はバトルロワイヤル程度で国会騒いでる
日本がアメリカより不利になってるとしたらそれはこういう一番面白そうな
ジャンルを作らせてもらえないってことじゃないの?
857名無シネマさん:2001/02/20(火) 12:39
>>856
故・伊丹十三はそこらへんをうまくついていたな。

企画自体のスケールが小さいというか、プロデューサー、脚本家がそろいも
揃って無学だから、そういうネタを描けないのか

858名無シネマさん:2001/02/20(火) 13:18
うわっまた上がってる。
なかなかしぶといな、このスレ。
859名無シネマさん:2001/02/20(火) 13:37
>>856
なんか辛そうなネタばかりだな。
そんなテーマが作らせてもらえないなら作らなくてもいいと思うけど。
っていうかそれらをそれなりに完成させるには生半可な作り方では
ろくな物は出来ない。余程卓越した視点、考え方、哲学がないとな。
ありものを問題提起と称して刺激だけの映画にするんならやらない方がいい。
860名無シネマさん:2001/02/20(火) 15:17
伊丹監督って右翼に顔かなんか刺されてなかったっけ。
861名無シネマさん:2001/02/20(火) 17:56
やくざだけどね。刺したの。ま、あんまり変わらないか。
862名無シネマさん:2001/02/20(火) 18:10
>>859
「日本の夜と霧」でも「ミンボーの女」でも、ハリウッドだったら、
「市民ケーン」「アメリカンヒストリーX」でもいいけどさぁ、

>っていうかそれらをそれなりに完成させるには生半可な作り方では
>ろくな物は出来ない。余程卓越した視点、考え方、哲学がないとな。

日本の映画界ってバカばかり、というふうにしか聞こえんな。
863名無シネマさん:2001/02/20(火) 22:52
ミンボーの女もマルサの女もつまらなかったような気が。

日本の映画って閉じきってない。シュリなんか映画で伏線をあざといほど出して
きて、全部消費しまくったけど(それこそ金魚からセーターから箸捌きからワー
ルドカップから、序盤でのさりげないエピソードに見せかけた伏線の張り方が巧
い) いっぽう、日本映画は伏線に見えて、物語に何の関与もしないネタが多す
ぎ。

映画の文法が娯楽じゃなく、芸術になっている気がする。
映画は閉ざされた、それだけで完結して何も過不足がないようなものじゃないと。
必要なものが足らなくて余計なつけたしが多すぎる。

と、溺れる魚・うずまきなどのおっきな劇場で公開された邦画を見て思った。
864名無シネマさん:2001/02/20(火) 23:09
>>862
いいや、完成度の高い物が観たいだけだ。
テーマが深刻なだけに生半可な話で終わらして欲しくない。

865名無シネマさん:2001/02/23(金) 03:37
で、最近の邦画は面白いの?
866名無シネマさん:2001/02/23(金) 04:07
大感動したり、深く考えこまされたりしなくていいから、
単に見て楽しい映画ってないものか。>邦画。
867名無シネマさん:2001/02/23(金) 05:15
>>866
PARTY7は? ただ見てるだけなら楽しいと思うけど。
868名無シネマさん:2001/02/23(金) 05:48
ゾンビスレに認定・・・
869名無シネマさん
考えないで撮る(作る?)と「ホワイト・アウト」みたいに
なるんでは?