新東宝についておしえて下さい

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1国際放映
今では貴重とも言えるピンク映画業界ですが、その老舗とも言える
新東宝映画と、昔「東宝争議」で別れて出来た新東宝映画(所属俳優
には故・天知茂、高島忠夫、菅原文太、丹波哲郎、三ツ矢歌子ら)
って会社の名前が全く同じなのですが、関係があるのでしょうか?
詳しくご存じの方、ご教示下さい。

2って、アナタ:2000/12/15(金) 21:13
>国際放映 と名乗ってる時点で、すでにご存じなのでは?

私の知っている範囲では、新東宝は倒産後、3つに分派しました。
まず、元社長の大蔵貢が、私財を投じて「大蔵映画」を創立。
撮影所部門は、現場スタッフが一丸となって、「国際放映」として再起
しました。
最後に、営業部門の人間たちが、「せっかくセールスルートを持ってい
るのに、活かさないともったいない」として、現在の「新東宝」を
作った。という流れだったと思います。
つまり、現在の「新東宝」は、古巣の人間たちが名前だけ貰った会社と
いうことです。
3名無シネマさん:2000/12/15(金) 22:58
確か本流は、「国際放映」だったろ?
新東宝時代の作品の版権も、「国際放映」が持っているはずだが。
4名無シネマさん:2000/12/19(火) 20:00
あげ
5名無シネマさん:2000/12/28(木) 20:13
>>1
(「東宝争議」で別れて出来たほうの)新東宝は
大蔵貢社長(’60年12月1日社長辞任)のワンマン経営のため
経営状況が悪化。’61年5月に制作を打ち切り、
6月14日映連を脱退。7月、在庫作品529本のテレビ放映権をNHK、
フジテレビなどに売却。8月末日をもって倒産。清算会社として
新東宝本社(この会社がおそらく、現在の“ピンク映画”でおなじみの新東宝)
の他に、配給会社として9月1日に大宝株式会社が、11月15日に製作会社として
NAC(ニッポン・アートフィルム・カンパニー)が創立され、
三分断によって新発足しますが、人事や利権をめぐって内紛が続き、
大宝は’62年1月10日をもって業務停止、NACはスタッフ8人で
テレビ映画製作を専門として、後に国際放映と改称し、存続することになります。
そして、大蔵貢は以前から自身の経営下にあった富士映画、大和フィルムを統合し、
’62年1月大蔵映画株式会社を設立します。
6名無シネマさん:2000/12/30(土) 15:49
なんでもいいけど、最近『キネマ倶楽部』でビデオ化されたり、中川信夫監督作がDVD化されたり、
『チャンネルNECO』で放映されたりしているエログロ(褒め言葉だよ)映画は、
まだまだどこかにはきちんと保存されていて、これからも続々発掘はされるのでしょうか?
7名無シネマさん:2000/12/30(土) 17:14
2005年に対露戦勝100周年を記念して
「明治天皇と日露大戦争」リメイク希望
新東宝さん、お願いします!!
8名無シネマさん:2000/12/30(土) 17:55
>>6
>まだまだどこかにはきちんと保存されていて、
>これからも続々発掘はされるのでしょうか?

どうだろうねぇ?
“地帯(ライン)シリーズ”の
第1作「白線秘密地帯」(’58年、石井輝男監督)でさえ、
フィルムが一部、行方不明だっていうからからねぇ。
9:2000/12/30(土) 20:30
>5
うーん。細かい。映画史研究者さんですか? でも、
>新東宝本社(この会社がおそらく、現在の“ピンク映画”でおなじみの新東宝)
は、現在の「新東宝」に直接つながっていなかったと思いますよ。名称が同じだけに
ややこしい。誰か正解プリーズ。

>まだまだどこかにはきちんと保存されていて、
>これからも続々発掘はされるのでしょうか?
新東宝のフィルムは、ずっと、非常にややこしい位置にあるそうでして・・・
権利も、フィルムの現物自体も、あっちに行ったりこっちに行ったりしてるそうで
す。国際放映でさえ、すべて掌握しているかは怪しい。おいおい、自分の会社の商
品だろうが。80年代までは、普通に名画座で掛かったりしていたのですが、90年代
に入って、原則配給停止になったのも、権利関係のトラブルが起こったせいだそうです。

よって、現在、劇場やCSで掛かったり、ソフト化された作品は、そうしたトラブル
を整理できた作品の模様。映画って、ややこしい。
105=8:2000/12/31(日) 02:19
>>9
>うーん。細かい。映画史研究者さんですか?

いえいえ、私はただの中途半端な映画好きです(笑)。

>は、現在の「新東宝」に直接つながっていなかったと思いますよ。
>名称が同じだけにややこしい。誰か正解プリーズ。

私も(清算会社としての)新東宝本社が
現在の新東宝(http://www.kuki.co.jp/SHIN-TOHO/
につながっているのかどうか、今ひとつよく判らないんですよねー。
ただ、どうやら現在の新東宝がピンク映画を製作し始めたのは
1964年頃(?)ではないかと思います。
どなたか正解プリーズ!

>新東宝のフィルムは、ずっと、非常にややこしい位置にあるそうでして・・・
>権利も、フィルムの現物自体も、
>あっちに行ったりこっちに行ったりしてるそうです。

あぁ、やっぱりそうでしたか。
アメリカだったらまだしも、この日本で、
約40年も前に倒産したマイナーな映画会社のマイナーな作品が、
まともな形でフィルム・ライブラリーなどで
きちんと保存されているとは思っていませんでしたけど・・・
11名無シネマさん:2000/12/31(日) 03:05
異様に変な顔した在日チョンが芸能界を席巻しすぎではないか?
日本人でも変な顔の人がいるがチョンのそれは人間離れしすぎだ。
顔面に障害を持ってるとしか思えないようなヤツが多すぎる。
雨上がり決死隊の蛍原、トミーズ雅、宮川大助、シンスゴ、金村義明
とかここまでヒドイホームベース顔した日本人はあまりいないぞ。
顔もヒドイがそれ以上にチョンの言動はあまりにヒド過ぎやしないか?
強姦チョンの織原、許永中、犬の足を切断して募金を募ってた最低男
とかさ、日本人の感覚では考えられない異様な行動が多すぎる。
芸能界も何故あんなにもチョンが多いの?
大物にチョン系多いからか、引き上げてるのか?
サイ監督は在日の起用が多いし、阪本監督も在日を起用し「新仁義」
を撮り、たけしも白竜を使うしさ。
もっとヒドイのは大島だよ。在日でもないのにチョンだらけの映画
「御法度」を撮ったし。
紅白のトリも五木と天童だし、芸能界はチョンだらけだ。松田聖子
みたいな日本人もいるがペクチョン大魔王和田アキ子にイジメられ
るし。石原慎太郎だって差別主義者のレッテル張られて攻撃されて
るし。辻本清美が「なんであんな在日朝鮮人を差別する人を選んだの
か?やめるべき」なんてぬかしてたが石原はチョン嫌いだからこそ人
気が高いのである。辻本みたいな不人気女がいくら批判しても支持率
は落ちやしない。くやしかったら知事選で戦ってみろ、どっちが勝つ?
とにかく、在日チョンはウザ過ぎる、本国帰れとまでは言わないが
テレビ、映画等に出るのはやめてくれ。
12名無シネマさん:2000/12/31(日) 03:12
必殺ファンクラブの山田さんが自費で出した怪談映画のビデオは、
新東宝じゃなくて『大蔵』だったと思いますが、あれも続き待ってるんだけど、
どうなってるんだろ?
13:2000/12/31(日) 09:22
>12
>続き
あまり期待できないでしょう。フィルムの現物自体が不明だし、発見されても、権利
関係のトラブルが発生する可能性がある。
じつは、「消えた」ことになっている作品も、映画会社の倉庫に眠っていたり、
監督やマニアが私蔵していたり、といったケースは多いそうです。いつのまにか、
どういうルートを通ったのか、フィルムセンターに存在する場合もある。
しかし
・フィルムの状態が悪い。フィルムの現存状態も、ネガのみだったり、上映用プリント
 のみだったり、バラバラ。
・映画会社にあっても、マスターネガから上映用プリントを興すには、結構なお値段
 が掛かる。よって、カネがないというそれだけの理由で、オクラ入り。
・そもそも、映画会社が、自分の会社の作品倉庫の中身や、権利関係を完全に把握
 していないケースも多い。故・大井武蔵野館や、故・スタジオamsは、映画会
 社が「ありませんよ、そんな映画」というのを、しつこく追及して発見して、
 上映したこともあったという。

欧米に比べれば、お寒い限りですが・・・これでも、日本はまだマシな方でしょう。
香港・東南アジア・インドなど、果たしてどうなっていることやら?

ここまでくると、映画も、絵画の贋作市場の世界ですね。
14名無シネマさん:2001/01/01(月) 06:29
がんばって、墓掘ってくれ〜。山田さんでも小野さんでもいいから。
ビデオが売れて上映に人が来て、「ほら、こうしてお金になるんですよ」って、
云い返すことが出来れば良いのかな?
15名無シネマさん:2001/01/01(月) 12:50
山田さんの『大蔵怪談シリーズ』は巻末に今後の発売予定って、ずらずらタイトル挙げてたけど、
少なくともタイトル出てた作品は現存するってことじゃない?
16:2001/01/01(月) 20:26
>15
>山田さんの『大蔵怪談シリーズ』は巻末に今後の発売予定って、ずらずらタイトル挙げてた
マジで知りたいぜ! いったいどういう予定だったんだ?
17名無シネマさん:2001/01/02(火) 01:19
新東宝といえば大江健三郎の小説「セブンティーン」を思い出す。
作品中に「新東宝」というあだ名のひょうきんな少年が登場する。なぜそんなあだ名かというと、新東宝のピンク映画ばかり見て、日常でもエロ話ばかりしているからだ。
最後のほうで主人公は右翼団体に入るのだが、ここで知り合った先輩同志たちが、「明治天皇と日露大戦争」の映画の感想を大まじめに語り合っている。
そのときはなんとも思わなかったが、あとからよく考えてみて、変な気がした。
「あれっ?『明治天皇・・・』の映画も新東宝じゃなかったっけ?あのエロ少年も見たのだろうか?」


18名無シネマさん:2001/01/02(火) 01:35
天皇の生首がコロコロ転がるバージョンて、結局解禁に
ならんのか。まぁ大江が阿呆だからしゃーないか。
19名無シネマさん
>16
山田さんの『大蔵怪談シリーズ』ビデオ、
『生首情痴事件』『沖縄怪談逆吊り幽霊/支那怪談死棺破り』『怪談バラバラ幽霊』と出て、
巻末の近日発売予定は
『怪談異人幽霊』『怪談残酷幽霊』『新怪談色欲外道 お岩の怨霊四谷怪談』
『色欲怪談 発情女ゆうれい』とありました。
たぶん、山田さん本人が脚本を書いて最近撮った怪談ものが、
この後に加わる予定だったのだと思います。