1 :
名無シネマさん:
何? いや、そりゃ見れば違いは分かるよ。
でも映画が一般にフィルムで撮られる理由って?とか
VTRだと何故いけない?とか、ふと考え出てみてもわからない。
こんな俺に解説きぼん。
映像粒子の細かさの差かな?
3 :
名無シネマさん:2000/11/12(日) 17:26
おれも、知らないんだけど、TVと映画じゃ
色が凄い違うよね。
カメラで言うとフラッシュをつけてとるのと、
ライティングでとるのとじゃ、
味が違うでしょ、
普通のカメラでもフィルムって大きいほど
解像度があがるでしょ、そんな理由じゃないかな。
あと、VTRじゃ映写機にかけられないから、
再編集するか、大ブラウン管で
見せなくちゃいけなくなっちゃうんじゃないの?
解像度の低いものを巨大なスクリーンに映写したら
とても観られるしろもんじゃないでしょ。
いまでもたまに16ミリを35ミリにして上映する作品が在るけど
やっぱり映像的にきつい。
ただ、作品自体に力があれば途中で気にならなくなるものではある。
なるほど、解像度か。
フィルムの色合いに比べると、ビデオは薄っぺらい感じがするもんな。
どもありがとさん。
6 :
名無シネマさん:2000/11/12(日) 23:26
解像度だけなら、ハイビジョンは35ミリを凌いでいるだろう。
質感の差が大きいと思うんだけど。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/12(日) 23:30
色の再現性の違い?
8 :
名無シネマさん:2000/11/12(日) 23:38
>薄っぺらい感じ
質感ってポストプロでどうにでもなる時代じゃん。
そういう意味でDLPでの上映もすんなり受け入れられそうだ。
9 :
名無シネマさん:2000/11/12(日) 23:39
>6
ハイビジョンの解像度は35ミリ以下です。
かつて、ハイビジョン合成なるものが流行った時期がありましたが、
そのシーンになると画質が劣化するので違和感を感じたものです。
そのせいか、現在ではハイビジョン合成はほとんど使用されなくな
ってしまいました。
10 :
>2:2000/11/12(日) 23:42
ビデオの場合、粒子ではなく走査線になる。
いわゆるビデオ映像というのは、電子ビームが512本(ばらつきあり)の線を、半分ずつ交互に表示することで映し出しているものなので、そのまま大映しにすると、その線がはっきり見える。
解像度としては、72ppiで640×480。
パソコンで画像をいじれる人は、この解像度の画像を、ためしにそのまま倍の大きさにしてみるとよい。ブロックノイズがばりばりになるのがわかるだろう。映画館では、こういう感じで大映しになるわけだ。
35mm(16mmでも)フィルムなら、この何倍もの情報量をおさめられるので、映画館での上映には必須ということ。
しかし、最近はビデオのデジタル化によって、こういう事情も変わりつつある。
フィルムとビデオ撮りが混じってるピンチランナーでも見ていただければ、
差は歴然か、と。(藁
12 :
ついでに:2000/11/12(日) 23:45
ビデオ映像を、映画館でかけられるようフィルムにプリントすることをキネコという。これあどんな感じになるかは、映画本編が始まる前のCMを見てみればわかるよ。
最近のキネコは技術的に進んでいるのでまだ見られるが、以前は本当にブロックノイズがばりばりだった。今でも、たまに水準の低いキネコでプリントしたCMはそういうふうに見える。
13 :
ビデオで撮った映画:2000/11/12(日) 23:54
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』デジタルβカム
『親指タイタニック&スターウォーズ』デジタルβカム(多分)&DVMini(コンシュマー)
あと日本では、『四月なんとか』とか『ラブ&なんとか』も、DVMiniをつかっていると思った。
お前等、SWエピソード2を待て!!
15 :
名無シネマさん:2000/11/12(日) 23:57
おれが行く映画館は滅多にフォーカスがあってない。
以前から不思議だったんですが、適切に映写するのってそんなに難しいのか?
こんなんだったらビデオのほうがましだ、とよく思う。最近のビデオは綺麗だし。
>15
論点がズレているぞ。
17 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:06
>15
それは、その映画館に言ってくれ。
18 :
東城:2000/11/13(月) 00:07
いや、でもこのスレ金だして買ってもいいくらい、興味のある
トーシロには面白い。もっといろいろ映画全体の話に敷衍しつつ、
聞かせて下さい。面白い!!!
19 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:10
ちなみにカメラおフィルムは、画素でいうと2000万画素だよ。デジカメで今最高ったって、
300万の世界でしょ。
ビデオカメラとなれば、もう話になんないよね。
20 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:14
逆に、アメリカではテレビドラマもほとんどフィルム撮影だから、テレビで観ても映画みたいに見えるね。これを日本みたいにビデオで撮ったらどうなるかというのは、『ER』第4シーズンの第1話「待ち伏せ」を観るとよくわかる。
なぜこの話だけビデオかというと、オンエアが生放送だったから。しかも、東部時間と西部時間の二回やったという、無茶さ加減が感動的だ。
つまラン>18
22 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:18
なんか「T2」のラストの辺りってデジタルっぽかったんだけど、
どうなんだろ?
これはまた別の話かな?
23 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:26
>22
T-1000の断末魔なら、めちゃめちゃデジタルだけど。
24 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:26
>10
「ブロックノイズ」って普通 jpegやmpeg符号化した画像に特有のもので、
ここでいう普通のビデオのノイズはなんか別の呼び方をするんじゃないですかね?
しかし、昔のキネコは青っぽいぼやけた画像で直ぐわかったが、今のは
ほとんど分かりませんね。どうやってるんでしょう。
ブラウン管をムービーカメラで撮影するやり方とか、走査線をレーザーに
変換して、直接フィルムに焼きこむ方法とか、なんかの本に
紹介されてるのを見たことあるんですが…
25 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:27
どうも誤解があるようだけど、デジタル=ビデオではないからね。
26 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:31
>24
ごめん。走査線がバリバリ見えたというつもりが、ブロックノイズと打ってしまいました。
最近のキネコは、デジタルでなんらかの補完をしているのではないかな?
レーザーテレシネってのは聞いたことあるけど、レーザーキネコってのはないなあ。
27 :
22>23、25:2000/11/13(月) 00:34
お、ありがと。
ところで、デジタルであることがわかるって事は、
元映像の解像度はそれ程高くないって事なのかね?
28 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:37
>27
いや、明らかにCGIエフェクトということはデジタルだという意味であって、解像度がどうとかいう問題ではないよ。
29 :
>28:2000/11/13(月) 00:39
う〜ん、いや、俺の場合は見てそれがCGって事以外に、
確かに四角いドットみたいな感じがあの工場場面全てに見えた
ような気がしたんだけど。
30 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:41
>>19 それ参考書とかに載ってたんだと思うけど、銀雲(塩化銀イオン)の密度から
計算した値だから、かなりいーかげん。撮影・現像条件によって、画像を構成
する銀粒子の数が違ってくるからね。
あと、CCD300万画素は民生用。プロ用機材ならRGB合計で600万はあるでしょ。
別スレでも書いたけれど、フィルムとビデオの画質の主な違いは、ビデオの方が
1:解像度が低い
2:ラチチュード(再現できる明暗)が狭い
3:色の再現が派手で平板
4:特性曲線(ガンマ)の勾配がきつい(絵が堅い)
もっともどの欠点も改善されてきている。映写技術だがTIのDLPは
1@`280x1024画素だけど解像度はかなりのものだった。エピ1の文字が
ジャギもなくしっかり読めた。エピ2で使われるという、デジタル
カメラが楽しみ。
31 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:46
『トイストーリー2』のデジタル上映では、ピクサーのロゴ文字にだけ、ジャギ−が見えた。
解像度的に…
フィルム<オリジナル(デジタル映像)<デジタル上映システム
…だったのだね。ここの部分だけは。
32 :
>29:2000/11/13(月) 00:48
液晶パソコン+DVDなら、目を皿のようにすればブロックノイズも見えるぞ。
33 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:51
>>30 >2:ラチチュード(再現できる明暗)が狭い
これのせいで、昔のスターウォーズのビデオなんかだと宇宙船の周り
に四角い枠(ガベージマット)がみえちゃうんだよね。映画館だと
わからないんだけど。まあ、今は合成はすべてデジタルだから
(ILMではオプチカルプリンター部門がだいぶ前に廃止されちゃったらしい)
そんな心配いらないけど。
34 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 00:52
>33
映画館でも見えたけどな…特に『帝国の逆襲』はよく見えた。
35 :
33:2000/11/13(月) 00:57
>34
そう。「帝国の逆襲」(笑)。見えないとか言ったけど、ビデオで気になって
映画館で再上映の時気をつけて見たら…やっぱりみえるんだよね。
36 :
名無シネマさん:2000/11/13(月) 01:24
イマジカのサイトに逝け。
37 :
名無シネマさん:2000/11/23(木) 02:01
編集の違いを詳しく教えてくれ
38 :
名無シネマさん:2000/11/23(木) 02:11
>>37 リニアとノンリニアの違い?
フィルムをはさみで切って、ノリでくっつけるのが前者。
デジタル化してHDDの中でファイルの順番を変えるのが後者。
リニアは安価だが、変更が大変。
ノンリニアは一度スキャンしてデジタル化しなければならないので、
せっかくのフィルムの利点が損なわれる上、高価。
39 :
37:2000/11/23(木) 02:24
テレビの編集ってどうやってんの?簡単にできるの?
フィルムはきったり貼ったりできるから分かるんだけど
40 :
名無シネマさん:2000/11/23(木) 02:29
41 :
soap:2000/11/23(木) 02:38
>>38 それちょっと違います。
リニアはビデオのダビング編集みたいに頭から順に付けていく方法。
ノンリニアは途中にカットをインサートできる(=オーバーライトにならない)方法。
フィルムの切って貼る編集もノンリニアです。
最近の“いわゆるノンリニア”ではないけど。
>40様
順番通りにダビングして行き、しかも、修正・変更が大変だというのなら、
それはノンリニアでは無いのでは?
あと、広義では、フィルムの切り貼り編集もノンリニアといえるのでは?
一般には、ワークステーションなど使った、HDD内での編集を指しますが。
(この説明で合ってます?)
あ、soapさんに先を越されてしまった‥‥
要するに「リニア」って言葉の意味を考えればお分かりいただけるかと。
44 :
40:2000/11/23(木) 02:58
げ、リニアとノンリニア間違えている。
はい、ご指摘どおり、40の解説はノンリニア編集の初歩の初歩です。
ごめんなさい。
今日はもう、氏んでおこう。
45 :
40:2000/11/23(木) 03:00
あー、また間違えてる。脳みそ、腐っているな、おれ。
正解は「リニア編集」です。スレッド汚してしまった。
ごねんね>ALL
46 :
名無シネマさん:2000/11/23(木) 03:07
iMacでDV編集とかしてると、
8mmフィルムを切ったり貼ったりしてた時代を知ってる身としては
ホントに隔世の感があるね。
18万そこそこの機材で
テロップから音から入れた完パケのリール作れちゃうんだもんなぁ・・・
47 :
37:2000/11/23(木) 03:08
>気しないでください。いろいろ教えてくださってありがとうございます
それでは
そろそろ
このスレは
閉鎖します