『何してんだよ。映画館の暗闇の中でそうして座ってたって何も始まらないよ。』
ということなので、とりあえずスレ立てることから始めてみました。
日本アングラ映画の巨匠、寺山修司の映画&実験映像等について語りましょう。
2 :
ああっ名無しさま! :2000/10/22(日) 14:34
暗い・・どの作品もとてつもなく暗い・・・寺山には太宰治の作品映画化してもらいたかった。
音楽やってたJ・A・シーザーって何物?最近アニメの「少女革命ウテナ」の音楽担当してたけど。
3 :
名無シネマさん :2000/10/22(日) 14:47
寺山の映画だけは水が合わないんだよなあ。
たまにいる極度の寺山信者だけは勘弁して欲しいけど。
4 :
名無シネマさん :2000/10/22(日) 20:17
「田園に死す」はフェリーニの影響を受けてるな
5 :
名無シネマさん :2000/10/23(月) 02:31
信者ではないけど、雰囲気が好き(鈴木清順モノも)。
生きてたら、椎名林檎を・・・
6 :
名無シネマさん :2000/10/23(月) 02:52
天井桟敷時代からの音の古株ですね>J・A・シーザー
しかし、才能ないよ彼。
「書を捨てよ」(日本初のメディアMIX)「田園」の一部映像は、
明らかにフェリーニのパクリ(だからダメとは思わないけど)
寺山なら、やはり短歌でしょう。
現代詩人としては・・・だけど、
監督&カリスマ、企画者としての才能はピカイチだったね。
7 :
名無シネマさん :2000/10/23(月) 02:54
フェリーにより好き
8 :
名無シネマさん :2000/10/23(月) 05:07
川から流れてくるヒナ段には正直ビビつた。(藁
9 :
名無シネマさん :2000/10/23(月) 09:42
↑このシーン、オレも大好きだ〜。
10 :
名無シネマさん:2000/10/23(月) 18:51
俺は母親の白塗りの顔にビビった。
11 :
名無しシネマさん:2000/10/23(月) 19:34
子ども心にあの白塗りはトラウマです
12 :
名無シネマさん:2000/10/23(月) 20:00
「田園に死す」「書を捨てよ・・」
良くも悪くも70年代を感じる。
13 :
名無シネマさん :2000/10/24(火) 02:48
トマトケチャップ皇帝萌え〜
左朴全萌え〜「ヤメテケ〜レ ゲバゲバ〜」
14 :
名無シネマさん :2000/10/24(火) 03:04
トマケチャみたことない。消しゴムもみたこたない。
15 :
名無シネマさん :2000/10/24(火) 12:11
三上寛とタモリのW寺山はみたことある。
16 :
名無シネマさん :2000/10/24(火) 15:14
近所のビデオ屋にあって興味あるが
どうしても借りる勇気がない・・・
17 :
名無シネマさん:2000/10/24(火) 16:53
「書を〜」ってミュージカルだったのね。
ビデオで観たけど、歌が聞き取れなくてさっぱりだった。
18 :
名無シネマさん:2000/10/24(火) 18:06
>15
それっていったい?みてみたい。
「田園〜」でいきなり三上寛が出てきて、
カメラに向かって台詞言うのがあるけど、
三上寛って何者?
19 :
名無シネマさん:2000/10/24(火) 18:12
牛でしょ
20 :
名無シネマさん:2000/10/24(火) 20:29
三上寛のCD持ってるぞ。
誰にも持ってることは言えないけど。
21 :
名無シネマさん:2000/10/24(火) 20:47
>三上寛って何者?
青森三沢市の寺山修司記念館に行けばわかる。
22 :
15:2000/10/24(火) 23:26
TVのトーク番組をビデオにしたもので、
その回はタモリとその仲間達がいろんな話(寺山の事も)をしてる。<18
23 :
名無シネマさん:2000/10/25(水) 09:25
「さらば箱舟」ってどうよ。
24 :
ねこ電車:2000/10/25(水) 09:36
そういや力石徹の葬式もこいつか。
25 :
名無シネマさん:2000/10/25(水) 09:53
>22
うわっ!ほんまにみたいっす!良かったら、
そのビデオのタイトル教えてくれませんか?
>タモリとその仲間達
笑。安斎さんとかかなぁ?
26 :
名無シネマさん:2000/10/25(水) 19:02
27 :
名無シネマさん:2000/10/25(水) 22:50
>25
安斎は出てません、赤塚とかで。
ビデオはとっくに廃盤。
28 :
名無シネマさん:2000/10/26(木) 07:20
三上といえば博史
29 :
名無シネマさん:2000/10/26(木) 18:09
短編映画で、カメラに向かって(つまり観客に向かって)
男がオシッコする映画があったなぁ。
画面がオシッコでダラダラになって、臭いそうだった。
30 :
名無シネマさん:2000/10/26(木) 22:11
↑「青少年のための映画入門」
31 :
名無シネマさん:2000/10/27(金) 06:47
寺山修司のお面が売ってた。目の所だけくりぬいてあるの。
なんの意図があってあんなの作ったんだろう。俺は欲しい。
32 :
名無シネマさん:2000/10/28(土) 12:00
芝居小屋の外で見る狂人という名の常識人の地獄
33 :
名無シネマさん:2000/10/28(土) 15:16
ダリって、あのダリが出てたって本当?それとも江戸川乱歩のように
似た名前だけの人?教えて。
34 :
名無シネマさん:2000/10/28(土) 21:32
>33
サルバドール・「タリ」さんのことですか?
タリさんなら今でも「天井桟敷」の後継ぎ的劇団、
「万有引力」の芝居にも出てるよ。
35 :
名無シネマさん:2000/10/29(日) 09:31
age
36 :
名無シネマさん:2000/10/29(日) 09:45
万有引力に入団したいのだけども・・・・・・・・・。
どうしたら・・・・・・・。
37 :
たくお:2000/10/29(日) 10:01
今から20年近く前、テレ朝で昼2時から放映してた東京ローカルの奥様向け番組
で、週に一度、三面記事的下世話な事件を考察する日があって、そのレギュラーの
コメンテーターが寺山、それに大島渚他という素晴らしいキャスティング番組があ
った。
俺はマジメな高校生だったから毎週見るわけにはいかなかったが、夏休みなんかに
は欠かさず見てたものだった。
「奥様2時です」とか、そんな番組名だったっけ?どなたか見てた方います?これ
はカルトな番組だった。
38 :
名無シネマさん:2000/10/29(日) 19:33
>>5 寺山映画に椎名林檎!それ凄く観たい!
個人的には中谷美紀なんかも似合うと思う。男優は及川ミッチーきぼん(藁
39 :
名無シネマさん:2000/10/29(日) 23:24
>36
こないだ万有の芝居観に行ったら、「劇団員募集」ってチラシ挟んであったよ。
お気軽にお近くのスタッフまで、とか書いてたような気が。
芝居観に行ったときに聞いてみればどうでしょうか?
>37
すごいメンツ。見たい。奥様受けは良かったのかなぁ?
40 :
名無シネマさん:2000/10/30(月) 02:11
寺山の映画では、田園に死すが出色でしょう。
これは、日本映画史上でも上位にランクされておかしくはない。
あと、シーザーですが、才能のある人だと思う。
活躍の場が少なすぎる。
のと、やはり、寺山の世界と表裏していましたからね、不運でもあります。
41 :
名無シネマさん:2000/10/30(月) 13:19
age
42 :
名無シネマさん:2000/10/30(月) 23:02
>>39 俺も入団した〜い!現在どんな舞台やってんの?演劇板へ逝った方がいい?
43 :
名無シネマさん:2000/10/31(火) 00:35
>42
うん、演劇板にあったよ。「演劇実験室・万有引力について」っていうスレ。
今月やってた「レミング」について他、いろいろ書いてありました。
44 :
16:2000/10/31(火) 10:23
学校でみたから
age
45 :
名無シネマさん:2000/10/31(火) 19:03
>>40 「田園に死す」いいですよね。フェリーニとつげ義春等の「ガロ」系の漫画の要素が
反映されてて、独特の雰囲気が出ていて。ただ、人を選ぶ映画だから評価され難いのが辛いです。
国内より海外で評価されそうですね。眼帯イタコや雛段の河流れなどが、他国でどのような
反応が出るか気になります。フランスとかで受けそうですね。
46 :
名無シネマさん:2000/10/31(火) 19:16
全米NO.1向きではないね。
47 :
:2000/10/31(火) 21:53
「青少年のための〜」はよい。
48 :
名無シネマさん:2000/11/08(水) 05:08
ラピュタ阿佐ヶ谷、どの回も2、3人だった。。
あの地下がなんともいーのよなー。
俺は、ひな壇流れてきて、爆笑してしまったぞ。。ゴメンな。。>周囲の人
唖芸
50 :
名無シネマさん:2000/11/14(火) 21:14
寺山のもちネタと言うか、引き出しって言うか、少ないと思わない?
結構、どの演劇、映画でも同じフレーズが来る。。。
51 :
名無シネマさん:2000/11/15(水) 00:10
「田園に死す」が素晴らしいのは、やはり優れた映画に共通している映像の美しさでしょう。
ひな壇が出てくるシーンに爆笑するのも頷けます。
寺山らしいユーモアですけど、ひな壇が画面一杯に出現したという印象が
今でも鮮烈です。
残念ながら、あの美しさが寺山のほかの作品には見られない。
撮影技術者の影響というものがあるのでしょうかね。
シュールリアリズム手法を巧みに取り入れて成功させた世界的にも
屈指の作品と思う。
寺山の青森は日本の中でも非常に特徴のある風土ですが、かれの育った
時代はすでに我々と同じなので、一般的なノスタルジックな日本的モチーフ
もよくわかる。外国人に分かりにくいところがあるとすればやはり、ああした
一つ一つの素材の理解でしょうね。
柱時計、仏壇、油売りの子、仁丹か何かの看板…といった。
そして何よりも、寺山の歌集が好きな人にはこたえられないでしょう。
内容の斬新性と裏腹な彼自身の朴訥な朗読がいい。
52 :
名無シネマさん:2000/11/18(土) 02:31
「書を捨てよ街へ出よう」を見てると、なぜか大島渚の「新宿泥棒日記」
を思い出す。
53 :
名無シネマさん:2000/11/18(土) 02:46
森田よしみつ、岩井俊二なんかもシュールな映像を好んで
取ることが多いけど寺山修司の才能にはほど遠いと思う。
世界でも「シュールな表現」っていうジャンルではno1だと
思うな。
しかし一般的な評価は低すぎ。
世界に誇る偉大な芸術家なのにさあ。
真の芸術は時間と共に風化するんだろうか。
54 :
ななし:
「田園に死す」いいですねえ。10代のころに見て泣きました。
普通の家庭でそこそこ幸せに育ったわたし。しかも若かったのに。
何がつぼにはまったのか・・・。
「レミング」見て、「母」への恐怖やこだわり(愛?)が
感じられて、「田園に死す」思い出したなあ・・・。
すまん。ひとりごとのような書き込みである。
寺山修司。多才な人だけど、わたしも「歌人」としてが一番好きだ。
若い頃は、エッセイにも煽られたけど。
映画は、「田園に死す」以外は、あんまり・・・です。