1 :
シロオビ・キッズ :
ほんとに名作なのか・・・
うむ。
見るぜよ。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/24(日) 22:29
タッジオ、萌え!
3 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 22:29
これいつNHKでやるんだっけ
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/24(日) 22:32
今やっとるぞー。
タッジオは、一応、純化した「美」と捉えてみるべし。
「美」を前にゲージツ家は為すすべもないもじや。
5 :
たうんぜんと :2000/09/24(日) 22:39
昔、高田馬場ACTで観たときはピンと来なかった
この名作。
主人公は顔の骨格がジョニー・デップに似てるよな。
6 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 22:43
おお。。出ました美少年タッジオ。
なんて繊細な横顔なのかしらん。。
う・・欲しいなこんな彼女(苦笑
7 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 22:47
男友達にほっぺチゥ・・されるのね。
なんかエロてぃっくだのぅ。
8 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 22:50
字幕ではタッジオじゃなくて「タジオ」なのね。
どっちでもええけど。。
9 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 22:56
美少年をストーカーする変なオヤジ。
たったこれだけのことを、美しく完璧に撮りあげたビスコンティは
さすがに”巨匠”だ。正に名作。
でも、やっぱり基本的には”ホモでストーカー”な物語であることに
変わりない。美しく描きすぎ。
10 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:04
はからずもベニスに戻れることに・・・
ダーク・ボガート、ニコニコしてる。いかにも「嬉しい」って感じ。
11 :
クーベルタン男爵さん :2000/09/24(日) 23:04
>9
この映画のイワンとする所をきちんと理解できないみたいだね。
12 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:08
音楽のセレクトがまた、素敵です。
「メリー・ウィドー・ワルツ」は、なにか他の映画でも
使われていましたよね。
13 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:11
白いガウン(タオルケット?)を羽織り、ひとり
海岸を歩くタッジオ・・美しいわぁ。うっとり系。
14 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:15
オヤジの執心を見抜き、なおかつ翻弄してしまう
美少年の悪魔的横顔。ああ、脳内を脱色されちゃ
う様なシチュエーションだよぅ。。倒錯ぅ。。
15 :
>10 :2000/09/24(日) 23:17
ダーク・ボガードだ!
ボガートはハンフリー。これ常識。
16 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:18
ほほぅ。ドンドン墜ちていく主人公。
売春宿にやって来たやぅだぞ。
17 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:20
ああっ、同じ曲を弾きながら、タッジオの美しさに比べて娼婦は
なんておゲレツなの!って意味かしら?
18 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:20
はは。なにも出来なかったかオヤジ。。(涙
わかるよ。俺もソープで射精に至らなくて姫
を不機嫌にさせたコト、あるからよ。
19 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:26
ベニスの街に消毒液が撒かれていく・・。
彼の最期を予告するかのような描写。うまいね名画だね。
20 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:29
制服姿のタッジオ!
ふふ。当時活躍した少女漫画家どもが、この名画
の影響を受けなかった筈はない!とみた。どうか。
21 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:29
このイカガワシイ楽隊の連中。トーマス・マンの原作を忠実に再現してる。
ゲラゲラ笑う曲なんてそのまんま。わざわざ作曲したのでしょうか?
22 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:32
頭で考えながら観ちゃいけない映画だね
まったりと浸るに限る。
23 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:33
美と倒錯と醜悪と退廃と貴族と芸術と下賤と。
黄昏なのね、なにもかも。。
24 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:34
わはははは、って良いよねえ、この曲。
25 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:41
このタッジオの家族に忠告するシーン。ちょっと前後の展開がおかしいと思うが、
これは主人公の「幻想シーン」なのでしょうか? タッジオに触ってるし。
知ってる人教えて。(「自分はこう思う」でも結構)
26 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:44
娘の死。何故こんなに美しい回想なのか。
27 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:47
マーラーがんばって・・・
28 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:48
さぁ!遺体用メイク完了(笑
29 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:48
これこれ! オヤジが化粧して美しくなる!(実際は醜悪になってしまう)
ああ!切ない!切なすぎる! 床屋もおべんちゃらを言うなあ。
30 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:51
ベニスの町中の描写が怖い!怖すぎる!
なんかコレ、ホラーなのかと思っちゃうんだけどね。
31 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:53
シルヴァーナ・マンガーノすごすぎ。
おすぎが「御法度」の松田龍平をけなすのに
ビョルン・アンドルセンを比較に持ち出してきてたが
ちょっとそれはあんましだろう。そんなこと言い出したら日本人起用できないぞ
32 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:53
しっかし不可能なる愛ほど、激しく美しく燃え上がるもの
なのですね。解るわぁ・・ウトーリ。
33 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:53
あの程度の顔で美少年とは。
単に女っぽいだけじゃん。
34 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:53
ああっ!井戸端で泣き崩れるオヤジ!(しかも自嘲泣き!)
悲しい!悲しすぎる!
最後のシーンより、この場面が好き。
35 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:54
なんかヒューストン監督の「火山の下で」は、
この映画の影響を受けている様な気がしてきた。
36 :
名無シネマさん :2000/09/24(日) 23:57
この友達、意地悪だねえ。
37 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:00
愛娘の死。芸術家としての敗北。迫る老い。死。
生と美を体現する美少年タジオ。
あうっ。勝敗の行方はあまりにも分かり切って
いるのだわっ。
38 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:05
ああっ!せっかくぬった白髪染めがタラーリ。醜と美との対比が鮮やかに!
ああっ!悲しい!悲しすぎるぞ、アシェンバッハ。
39 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:07
知らず知らずのうちに身体を蝕まれていたオヤジ。。
メイクが溶けていくのは、奴の『美』が所詮模倣だった
つぅコトね。
40 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:10
どうだ、スゴかっただろ。良かっただろ?
こんなに感じたのって、俺が初めてだろぅ?(笑
>>1
41 :
終劇 :2000/09/25(月) 00:11
パチパチパチ…
せつない…せつなすぎるぞー
42 :
たうんぜんと :2000/09/25(月) 00:14
うーん。良かった。久々に良いものを見せて戴きました。
昔よりもきっちり楽しめたのは、きっと自分が変わった
せいなんでしょうね。DVDがあったら買いたいとおも
いましたよん。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 00:19
今やってるアニメ、「CUBE」における「ELEVATED」みたいなもの?
45 :
3 :2000/09/25(月) 00:24
>1>4
感謝。おかげで途中からだけど見れたから。
井戸シーンで不覚にも泣いた。あの笑いには
身につまされるものがあった。
>31同感。でもあの映画とどこかがかすかに似てたような気がした。映像?わからん..。
46 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:25
なにか体制批判的意図が有るようですね。
植木鉢にはどんな意味が込められているのかな?
47 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:32
タッジオ萌え〜!
48 :
クーベルタン男爵さん :2000/09/25(月) 00:37
うう、世間が、やれオリンピックだの、巨人優勝だので騒いでいる時、
NHK教育にチャンネル合わせた人達がこんなにいたんだ。嬉しい限り!
久しぶりに、耽美の世界に浸らせてもらいました。
三島由起夫の世界に通じるものがあるね。
49 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:44
汗臭い三島と一緒にせんでクレぇ〜〜!
50 :
さらり :2000/09/25(月) 00:45
ただいまBGMマーラーの交響曲5番のアジャードです。
最後泣いちゃった。。。
白髪染めが、タラ−リはちょっと切な過ぎるよ。
タッジオは殆んど目で演技してたな。むか〜し見たっきりだったけど
こんなにいい映画だったっけ?っていう感想です。
51 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:46
タッジオ美しい。
52 :
クーベルタン男爵さん :2000/09/25(月) 00:47
ビョルン・アンドレセンはこの映画が上映されて、日本でも
人気者になり、チョコレートのコマーシャル(森永だったかな)
にでてましたよ。
53 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 00:56
ビョルン・アンドレセンもヘルムート・バーガーみたいに
ヴィスコンティに囲われてたの?
何か二十歳そこそこで死んだとか、いやまだ生きてるとか
いろいろウワサあるけど、実際どうなの?
54 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 01:00
思い入れ無しで見れば単なる馬ズラの外人ですがな。
55 :
>52 :2000/09/25(月) 01:06
でもすぐ死んだんだよね
56 :
さらり :2000/09/25(月) 01:18
美男美女スレには’92年の映画「ルナティック・ラブ」に
主役で出てたというレスがあったけど・・・
あ、ビョルンの話ね。
57 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 01:25
アダージョ、、、。
58 :
さらり :2000/09/25(月) 01:28
>57
アダージョで文句ある?アダ−ジェットと書けと??
59 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 01:29
確か去年、テレ東で昼間やってたが、フィルム傷だらけのひどい画質だった…
60 :
さらり :2000/09/25(月) 01:43
>57
ごめん。。。アジャードと書いてたね(汗
間違えたつもりが無かったから、そのつっこみに気づかなかったよ。
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 02:42
ううっ!!こんなに肯定してくれるひとがいるなんてなんか嬉しいぞ!
マーラーの曲いいですねぇ。マーラーブームがあったのわかるような
気がする。この映像があったからこそ音楽も生きたんだろうな。
まだ20代の若造だけど老いの悲しみ、本当の美を前にしたときの虚しさ
陶酔感みたいなのはわかるような気がする。美とは?なんて考えてしまう。
最期、海辺に佇むタジオが彼方を指差したシーンがあったけど
あれで救われたような気がする。
ホントヴィスコンティ映画って残酷で悲しいなぁ。自分が歳をとった時に見たら
また違うかも。
セリフもあんまりなくて音楽と映像だけでここまで物語り感動させるヴィスコンティ
はやっぱりすごい!!
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/25(月) 02:43
ううっ!!こんなに肯定してくれるひとがいるなんてなんか嬉しいぞ!
マーラーの曲いいですねぇ。マーラーブームがあったのわかるような
気がする。この映像があったからこそ音楽も生きたんだろうな。
まだ20代の若造だけど老いの悲しみ、本当の美を前にしたときの虚しさ
陶酔感みたいなのはわかるような気がする。美とは?なんて考えてしまう。
最期、海辺に佇むタジオが彼方を指差したシーンがあったけど
あれで救われたような気がする。
ホントヴィスコンティ映画って残酷で悲しいなぁ。自分が歳をとった時に見たら
また違うかも。
セリフもあんまりなくて音楽と映像だけでここまで物語り感動させるヴィスコンティ
はやっぱりすごい!!
63 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 03:02
64 :
ところで :2000/09/25(月) 04:56
ダ−ク・ボガ−トってもう死んだ?
65 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 06:05
かなり前に原作のトーマス・マンがタッジオのモデルにしたホテルのボーイの写真が
載ってた。結構マッチョでそんなお耽美な雰囲気はなかったよ。トム・クルーズっぽい
顔だったような……。
現実はどっちかというと「ラブ・アンド・デス」とか「ゴッドアンドモンスター」の
方が近いみたいね。
幼少時の写真見るとビヨルンよりもビスコンティ自身のがはるかに美少年だった気がする。
ってなんかオレ詳しいな……別にそのケはないんだが。
66 :
たくお :2000/09/25(月) 09:35
>64
ダーク・ボガードは、確か去年か一昨年ぐらいに亡くなられたと思います。
昨夜はBS2放映の「フィクサー」でもボガードの顔を見られた。オリンピックも
巨人優勝もどこ吹く風。私は地味ーに「ダーク・ボガードの夜」だったわけね。
67 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 10:01
タジオ映画ではビューティホーなのに来日時の
写真はホントただの馬面だね。老いとは残酷なのを
ここでも証明してます。(まだ10代の写真だけど)
ダーク・ボガードは最近死んだよね。私生活でも同性愛者
だったらしいよ。
68 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 14:02
私は80年代後半にオリーブ少女もどきだったんだけど、
子供たちの服がかわいいっっ!!ああいう服を着てみたかった!
て、中野翠みたいだけど(笑)。
69 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 14:16
ヴィスコンティはマンの「魔の山」を映画化するのが夢だったとか。
本当に作ってたら10時間以上の大作になってそうだね。
70 :
クーベルタン男爵さん :2000/09/25(月) 14:44
ああいう少年だったら、抱いてもよいぞ。
71 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 15:32
ホテルのフロントとか、ウエイターなんかのサービス業の人達が
年配の風格のある方々ばかりで良いなあ。落ち着くよね。
日本のサービス業って、下っ端か、バイトの若造ばっかりだもんな。
72 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 19:38
>56
「ルナティック・ラブ」(the cement garden)の主役は
アンドリュー・ロバートソンとか言う新人さんみたい。
ビョルン(1955年ストックホルム生まれ)は
1989年までの出演記録があるから、まだ生きてるんじゃない?
date of deathも載ってないし。
http://us.imdb.com/Name?Andr%E9sen@`+Bj%F6rn
73 :
名無しシネマさん :2000/09/25(月) 20:58
>69
トーマス・マンの「魔の山」もそうかもしれないけど、ヴィスコンティはプルーストの「失われた時を求めて」の映画化をとにかくしたがっていた模様。
キャスティングもほぼ決まり、脚本も出来あがりつつあったはず。
マルセル(主人公)はアラン・ドロン。
あと、シャーロット・ランプリング、ダーク・ボガード、シルヴィーナ・マンガーノ、クラウディア・カルディナーレ等など、ヴィスコンティのお気に入り総出演って感じだったけど、
まずアラン・ドロンがギャラの件でもめ、また制作費の折り合いがつかず(そりゃそうだ)結局ダメになり、その後まもなくヴィスコンティも死去。
この話を聞いたときは鳥肌が立つくらい楽しみだったけどなぁ。
74 :
名無シネマさん :2000/09/25(月) 23:47
>63
どうでもいいけどコリーフェルドマンって生きてたのね...。
死んだとずっと勘違いしてた。
75 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 00:35
ぎゃ!! 何よ何よ放送してたの知らなかったよう。ビデオ〜。
ダーク・ボガードがお化粧してる間中、しにげしょうが、しにげしょうが〜って
気が気じゃなかったの憶えてます印象的です。
>20 摩利はまんまビョルン君だよね美人〜って、だ、誰かわかってー。
やっぱこの映画の凄いところって、ビョルン君がちゃんと「美の記号」として
機能してるところだと思います。んー。私もちゅーしたい。教授の
気持わかるよー。
76 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 00:38
10代の美少年がはたちすぎりゃただの人ってのはよくあることだ。
おすぎお気に入りの藤原竜也だって、わからんぞ。
しかし、あのブロンドはいい。さわってみたいな。
77 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 02:16
最初に見たのは日曜洋画劇場。
淀長さんが熱弁を振るうので、どんな映画かと思ったら
それまでこの番組でやってた映画とは大分趣の違うもので驚いたが、
小学生の私にはとても新鮮でございました。
淀長さんがあんなにも勧めたワケを知ったのは大人になってからでした。
そーいやWOWOWで「キッズリターン」を勧められた時も、凄かったなぁ。
78 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 03:11
俺には死ぬほど退屈だったんですがダメですか?
45分ほど見て我慢できずビデオに録って3倍速で見てやっと最後まで見られた。
美少年見ても嬉しくないんだもん。日本人でやるならIWGPに出てた山下君とか
窪塚君なら納得できるような気がする。藤原竜也じゃ駄目でしょ、ヒラメ顔じゃん。
79 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 04:14
ホモの男(別に代表するつもりは無いけど)だけど、この映画は
73の言うように三倍速で見ていいと思う。実際そうしたもん。
退屈極まりない。
80 :
79 :2000/09/26(火) 04:16
ごめん。「78の言うように」だった。
81 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 04:18
私はビヨルン君よりダ−ク・ボガ−トの方が萌えるんだな。
82 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 04:32
この作品は正真正銘の傑作です。
83 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 05:07
ホモにもいろいろあるんだな。
ちなみにホモではなく少年愛者を自認してるけど
傑作だと思っている。
芸術家としての苦悩のあたりも
割と身近に接したようなこともあって。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 06:26
あの〜、ルキノ・ビスコンティ自身、ゲイだったってほんと?
85 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 09:43
>79
この映画って完璧右脳映画だからストーリーとか
じゃなくてもう感性で見るみたいな感じにしかならいよ。
でもビョルン見ててもつまらんってのは致命的に
面白くないだろうねえ。
86 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 10:45
隣合わせの醜悪と美。ここが堪らんです。
87 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 12:16
ホモセクシャルではなくとも、「美」を追求していくと
最終的には「少年」になるんじゃないかなあ。
女は生臭いし、人に媚びる事を、少女の頃から知ってるから。
88 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 12:58
>87
純粋な美、という意味においてはおっしゃる通り!と思う。
女の美しさと男の美しさって質が違うからさ。
ひろみごーの歌じゃないけど処女に少女に娼婦に淑女なもんが女だと思うから。
89 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 13:39
ビョルンの美しさにくわえて、ラストシーンにも感動しました。
90 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 14:08
なるほど女の美は男に搾取されるために
あるようなもんだからな。
91 :
>65 :2000/09/26(火) 16:07
>かなり前に原作のトーマス・マンがタッジオのモデルにしたホテルのボーイの写真が
>載ってた。結構マッチョでそんなお耽美な雰囲気はなかったよ。トム・クルーズっぽい
>顔だったような……。
ありゃ別物ですよ。
トーマス・マンが原作を書いたのは30代半ば頃ですけど、
雑誌に載ったのは彼が老人になってから恋したホテルのボーイでしょ。
彼の日記が死後20年たって開封されて、それで明らかになったわけ。
ちなみにマンが『ヴェニスに死す』のモデルにした少年は実在で、
作中で言われているように、ポーランドの貴族だった。
その写真も然るべき本には載っていますが、
映画の少年のように馬面じゃなくて、
もうすこし健康的です。
92 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 16:44
名作かどうかわからないけど、映像と音楽、そして主役の演技に引かれました。
観てよかった。
93 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 18:42
主人公ってマーラーなの?
94 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 23:33
>84
ヴィスコンティは、貴族で赤で同性愛者です。
ヘルムート・バーガーなんか、ヴィスコンティが死んで
自殺未遂しちゃったしね。
95 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 23:40
>91
「然るべき本」是非教えてくださいませ!
96 :
名無シネマさん :2000/09/26(火) 23:49
ビョルンは美しい。
けどたとえあの役が誰であったとしても
個人的には主役さえボガードであれば同じだったと思う。
10年前に見たら退屈だったかも。年を取ったせいかもしれない。
97 :
65 :2000/09/26(火) 23:56
>91
あ、そうだったっけ? テキトー書いちゃってスマンす。
ただの置物みたいな俳優ならいっぱいいる。
99 :
名無シネマさん :2000/09/27(水) 00:47
>10年前に見たら退屈だったかも。年を取ったせいかもしれない。
うんあたしもね
みるの初めてじゃないんだけど
今回は細かいディテールまで分かったと言うか、、
アッシェンバッハの心情の理解が進んだ。(笑)
あなたの言う通りでしょうね。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/27(水) 04:00
とにかく、あんなにセリフが無くてもストーリーが
しっかりしてる映画っていうのもなかなかないよね。
以前映画館で特別上映するっていうから見に行ったんだけど、
化粧後、ボガードの顔アップのシーンで笑い声が起こった。
本来なら、逆じゃない?私は主人公が惨めで切なくなったけど。
その笑い声聞いてムカツイた。
101 :
実話です :2000/09/27(水) 04:09
大学時代の後輩の女の子で、ビョルンのことを最後まで「女」
だと思っていた奴がいた。彼女的には「ロリータ」的な話=
<中年男が若い女が好きになるけど、言えない>ということで
充分、感動映画だったらしい・・・
中年男が若い女が→中年男が若い女を の助詞の間違いでした。
それにしても、101の女の子と同じ誤解した人、まだいそうだね・・
103 :
名無シネマさん :2000/09/27(水) 08:18
>化粧後、ボガードの顔アップのシーンで笑い声が起こった。
>本来なら、逆じゃない?私は主人公が惨めで切なくなったけど。
>その笑い声聞いてムカツイた。
わかるね、その感じ。「アメリカン・ビューティー」での男同士の
キスシーンもそうだと思う。息詰まる衝撃を感じる人もいるし、
ただ笑い飛ばす人もいる。
104 :
>100.103 :2000/09/27(水) 09:34
おそらくその笑ったやつというのは単なるバカかも知れないが、
笑い乍ら内心でどのような感慨を持ったかはそれだけでは分からないと思うが。。
ひょっとすると苦い笑いだったかも知れない。
それにあの場面、確かに笑うしかないのだ。あまりに苦痛だから。
105 :
名無シネマさん :2000/09/27(水) 10:43
「アメリカン・ビューティー」のあのシーンと、ボガードの顔アップのシーンはちょっ
と比べられないな。ボガードの方は100さんの言う通り、本当に切なく感じた。あ
んな一所懸命散髪屋のなすがままヒゲ整えて、薄化粧してもらっちゃって、その
後タージオ見るのに何も行動に移せない、結局最後まで。
106 :
>95 :2000/09/27(水) 10:51
映画ファンのための本じゃなくて、
トーマス・マン関係の専門書なんですけど、いいかな?
マリアンネ・クリュル『トーマス・マンと魔術師たち』(新曜社)です。
8800円するんだけど(笑)。
中に収録された写真の64番が、マンが実際にヴェニスに旅して邂逅した美少年です。
107 :
104 :2000/09/27(水) 16:39
あ、はい
アメリカンビューティーは結局まだ見てません。
108 :
名無シネマさん :2000/09/27(水) 18:34
映画の冒頭、ニヤニヤ笑いながら「あなたの恋人によろしく。閣下」なんて言いな
がら近づいてくるジジイがいますよね。シワだらけで化粧してて気持ち悪い顔。
で、ボガードが嫌そうな顔してそのジジイを避けるんですけど。最後にはそいつと
同じ化粧をしている!これすごい皮肉ですよね。
109 :
>106 :2000/09/27(水) 20:14
教えてくださってありがとうございます!
探してみますね!感謝します〜。
110 :
名無シネマさん :2000/09/28(木) 00:00
DVD出てないのかな。
出たら買う。
111 :
100 :2000/09/28(木) 00:02
>104
わっははは〜っていう大笑いだったんです。苦笑いじゃなくて。
112 :
名無シネマさん :2000/09/28(木) 00:10
ヴィスコンティは日本でのみこの映画がヒットしたことについて
日本には衆道の歴史があるからわかってもらえたのだ、
と言ってたらしい。
113 :
名無シネマさん :2000/09/28(木) 01:10
あの主人公のおやじさあ
アンダーグラウンドの詩人に似てると思わないか?
114 :
名無シネマさん :2000/09/28(木) 01:18
他の国では受けなかったの?
115 :
名無シネマさん :
日本しかヒットしなかったの?
でも、観客はタッジオ目当ての若い女の子が、
大半だったんじゃないの? その当時のことは
知らないけど。