邦画って必要なのか?

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1名無しさん@1周年
これだけ面白くないと、疑問!
2名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:33
85はいきそうだな。
3名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:36
そうかな。必要。
終了。気持ち的には。
4名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:38
1はどこがどう面白く無いの? 最近見た邦画とその感想は? 面白いト思う洋画は?
答えて下さい
5名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:39
aho? desuyone anata>1
6>1 :2000/08/25(金) 04:45
邦画は邦画で、味があるとは思う。
思うんだけど・・・日本人の顔立ちとかスタイルって、はっきりいって
アクションとかには向かない気がします。
全体的に体付きが小柄だったりする所為か、爆発炎上するようなシーンでも
チャチく見えてしまったり。
邦画のアクションシーンは、正直、安っぽい特撮にしか思えません(^^;
でもその分、ストーリーに重点を置いてる作品もあるんじゃないかな?
北野武系の映画も、海外ではなかなか評価を得ているんだし。
私は、バリバリアクション系のハリウッド映画が好きなので、正直
邦画にはあまり興味がわかないのですが(^^;
邦画には邦画の味がある訳で、「必要がない」ワケじゃないと思いますが
7名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:45
もう終了でいいですよね このスレ
8名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:46
ああほうか。
9名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:51
邦画は一回死んだ方が良い。
そうすれば焼け野原から力のある物だけ生えてくるでしょうよ。
10名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:52
単なる煽り君でしょ。
11名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 04:56
相変わらず不景気だなー、日本なんてもういらないんじゃない?て感じか。
12名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 05:06
一度、フランスあたりの「おれは映画が好きだし、詳しい」という青年を
10 人つかまえて、「いま、どこの国の映画が面白い?」と、尋ねてみなされ。
さげ。
13ギリ :2000/08/25(金) 05:21
>12
それって日本の映画がおもしろいって言うって事?

(ほほう。いいことを聞いた)
14名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 05:24
>一度、フランスあたりの「おれは映画が好きだし、詳しい」
>という青年を10 人つかまえて、
>「いま、どこの国の映画が面白い?」と、尋ねてみなされ。

それは実はアメリカでも同じ事が言えちゃったリします。
ただし「いま」だとキツイかな?

大抵返って来る答えはオヅ、ミゾグチ・・・・だから。
15名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 06:12
>14
映画の好きな人なら、オヅ、ミゾグチ以外もみてるんじゃないですか?
(クロサワ、キタノ、と返すのは止めて下さい、承知の上です)
まあ、「日本」って返ってくるのかは疑問ですが。

あ、もしかして14さん、アメリカかフランスからレスしてて、そういう映画好きの御友人がいらっしゃいます?
なら、失礼しました。
16即答 :2000/08/25(金) 08:12
まったく必要ないです。
17>16 :2000/08/25(金) 09:02
だから何で?
18ねこ電車 :2000/08/25(金) 11:11
最近でこそ盛り返したような雰囲気もあるけど…。
2次的使用なしでは「商売」としては成立しないんじゃないの?
19名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 11:15
>13
さぶっ
2014 :2000/08/25(金) 11:51
>アメリカかフランスからレスしてて、そういう映画好きの御友人がいらっしゃいます?

はい、アメリカからです。
とりあえず邦画と言われて返って来る答えはご承知の様にキタノ、クロサワ。
映画好きな人から返ってくる答えはオヅ、ミゾグチが圧倒的に多いです。

ひとり、凄くコアなのがいて、「仁義なき戦い」の時のフカサクが最高!と言われた時にはうれしくなっちゃいました。
21DEAD :2000/08/25(金) 13:09
そういう過去の遺産を食いつぶしているのが今の邦画じゃない?
21世紀の裕次郎?ゴジラ2000?ウンコの世の中?
そんなわけで9に同感だったりして。
あんまり邦画みてないのにこんなこといってゴメンよ。
22名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 15:52
>21
おめぇがウンコ。
23sage :2000/08/25(金) 23:38
わたしも邦画をばかにしていた過去があります。
洋画にも数多の愚作があるように、邦画もまたしかり。
お子様向け・商業ベースの新作映画(期待が大きいだけに、はずれるとイタイ)
は宣伝が派手なので、それだけが邦画と思ってしまいがちですが、
どっこいそうじゃない。
それだけで敬遠するには、ちともったいない。
日本映画は奥が深い。
くそでもなんでも、ひとつグッとくるのをみつけたら
もう邦画の虜です。よりごのみせずにじゃんじゃん観よう!!
きっと、人生得するよ。
24名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 23:50
バカ系の邦画は最高!!
メジャーで真面目な大作なんかよりも
「ワイルドゼロ」を観ろ!
「デッドオアアライブ」を観ろ!
「鉄男」を観ろ!
「シベ超」は観るな!
25名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 23:58
好きなものは自分で見つければいいと思うなー。
人のお薦めを見るより、自分の好みがわかるから、多少の無駄はあっても見ていいと思う。
1さんは、「これだけ面白くない」って言ってるから、よほど見てつまらなかったのか、面白いのが見つからなかったのか、でしょう。

面白いよ、て邦画知ってるけど、1さんに何もお勧めする気になれないし「疑問!」に賛同する気にもなれません。
26名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 00:18
>23@`25 同感
>24 趣味あうかも
27名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 01:25
邦画は貧乏臭くていや。物質的にも精神的にもね。
28>27 :2000/08/26(土) 01:28
それは 君がまだまだ
オコチャマだからだよ
29名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 01:33
「がんばっていきまっしょい」で泣かなかったやつ、逝ってよし。
30ねこ電車 :2000/08/26(土) 02:06
「邦画はつまらん」という先入観が人生を損させる、というのは
まあいい。
ところで「世界にも誇れる邦画の特長」って何?
下手すれば「日本人論」になってしまうが。
31名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 02:11
ワイルドゼロは面白かった。
ギターウルフが主演ってだけでもかなりのセンスを感じる。
ウルフが出た理由が「監督に焼き鳥をおごってもらったから」ってのもいい。
撮影中もずっと酒飲んで酔っ払ったり,勝手にバイク改造したり・・・
もうちょっと演奏シーンが多けりゃよかったとも思うけど。
32名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 02:11
がんばって逝きまっしょい?
33名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 02:13
邦画は必要だけど日本アカデミー賞は必要ない。
34名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 02:18
>33
同感だな〜。
アカデミー賞ってより参加賞だもんね。
でも授賞式だけはやけに豪華。
35名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 02:23
>1
必要じゃない。君にとって。
>30
昔は大映の照明とか、東映の殺陣とかあったけど、いまはないと思う。
ただ、ある個人の優れた監督を世界に誇りたいというのなら、それは別の話。
36ねこ電車 :2000/08/26(土) 02:34
>35

確かに、個人の優れた映画監督というのなら、「邦画」という
カテゴリーで考えてもこの場合、意味がないしね。

ただ、ハリウッド映画、フランス映画、香港映画…、それぞれ
どんな映画かっていうのはイメージに沸くんだけど、邦画は
どういうイメージを喚起するのだろうか?
やっぱり貧乏くさいとか?(藁
37名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 02:45
たけしの道楽のため生き残ってる。

38禿吉 :2000/08/26(土) 02:45
>>36
強いてその方向性で語るんなら邦画のイメージってのは
やっぱオヅやクロサワなのでは。あとトクサツ、アニメ。
他のスタイルってのはほとんどハリウッドとフランスと香港の
範疇で語れちゃう(つーかその影響下にある)からね。
むこうの映画だって底辺のは似たようなもんだよ。
39名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 08:54
じゃ、邦画は必要だけど、
邦画としてのアイデンティティはもはや崩壊してる、ってことでよろしい?
40名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 09:34
>>30
面白い作品があれば別に特徴がある必要はないんじゃない?
「特徴がないのが特徴」とかもへ理屈じゃなしに言えると思うし。
でも僕は邦画のイメージって湧くけどなあ。
41とりあえず :2000/08/26(土) 11:53
もっと邦画を観ようぜ。
「シコふんじゃった」「ダイナマイトどんどん」「仁義なき戦いシリーズ」
大映の勝新・市川雷蔵作品、「子連れ狼シリーズ」とか
あと黒澤作品を観ても邦画はつまらないって言えるのかなあ?
42名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 14:04
私の周りでは、
映画好きはクロサワを好きだが
映画は娯楽のひとつ、という一般人はどこが面白いか分からないと言う。
43名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 14:26
>42
そう?俺の周りで映画は娯楽と言ってる一般人は、テレビで黒澤映画の追悼放送
してるのを見て「スゲエ面白かった」と言ってたよ。
4435 :2000/08/26(土) 15:12
直接このスレと関係ないけど、
読んでいてふと思い出したことがある。
かなり前の話だけどアメリカからの留学生たちと話していて、
誰もジョン・フォードの名前を知らなかった。
どこの国でも「一般人」の認識はこの程度。
そのうち一人が、おれが映画好きと知って、
今ならどんな監督が好きかと訊いた。
イーストウッドと答えたら、露骨にイヤそうな顔をして、
「あの男は暴力的にヒトを撃つだけの乱暴者」
というような意味のことを言った。
『許されざる者』の前の話だけど、
すでに『ブロンコビリー』や『センチメンタル・アドベンチャー』などを、
撮ったあとの話である。
どこの国でも、ちゃんと観ずに非難するヒトはいるものだ。
45名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/08/26(土) 22:22
どっちでもいいけど、宮崎はやおは残して。
46名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 22:58
>1
必要とか、そんなことを議論しても意味ないのでは?
経済行為として成立している以上、映画は作られ続ける。
だめなら、映画会社が倒産するだけ。
47名無しさん@1周年 :2000/08/26(土) 23:43
>46
だったらsageようよ
48ギリ :2000/08/26(土) 23:48
岡本喜八なんか外国ではどうですか?
ブルークリスマスとかジャズ大名とか、あと肉弾もあったなぁ。
いっぱい作ってるのに日本でもあまり有名じゃないけど……
49名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:08
一般人は邦画なんか見ないだろ。
50名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:22
ホワイトアウトはけっこう客入ってたよ
51名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:24
>49
おいおい、じゃあ「踊る大捜査線」があれだけ大ヒットしたが
観た人はみんな映画マニアか?!(笑)
52名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:28
お正月にテレビで「踊る大捜査線」を見て
これが大ヒットしたのかと萎えた記憶がある。
特にキョンキョンに激萎え。
53ウンチェ :2000/08/27(日) 00:33
全部じゃないけど邦画は劣ると思うよ。
そんなに観たワケじゃあないけれど。

リングとか観て、金切り声つうの?
女が泣き叫んでたのしか印象がない。
54ねこ電車 :2000/08/27(日) 00:43
>>46
> 必要とか、そんなことを議論しても意味ないのでは?
> 経済行為として成立している以上、映画は作られ続ける。
> だめなら、映画会社が倒産するだけ。

おいおい、経済行為とか言い出すなら、邦画はまるで
必要ないような気がする。
単純な興業収入だけでは成立できてないと思うのだが。

55名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:53
全部が全部ダメってわけではないんだけど、わざわざ金払ってセツない思いをしたくありません。邦画はセツないんだよね。スクリーンで観ると、余計にたまらなくなる。

もちろん基本的に応援しているし、いままで何度も落胆させられてきた。それでも応援はしている。ヴィデオのおかげで、なおさら邦画のダメさがはっきり誰にでもわかるようになったのだと思う。それまでは、音とか画面の迫力とかで誤魔化せたからだろうな。

そんなこといえばハリウッド映画でも同じもんだ、という意見は認める。でも迫力で押すにしても、スペクタクルなどは最初からかなわない。アニメくらいしか誇れないのは情けないが、事実だと思う。もう映画という土俵では無理なんじゃないかな? ヴィデオとかTVとか、そこらへんのフィールドでなら可能性があるかも? いわゆる映画としてはいっぺん死んでくださいと。
56名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 00:59
邦画のホーガつまらない、なんつってなダハハ
57名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 01:01
>55
ああそうか・・私が邦画ダメなの分かったよ・・
そうだね、スカっとするような感じの楽しいのは少ないね
切ない思いしてまで映画はあんまり見たくない・・ド派手な洋画の方が
私は好きだ
58名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 01:34
年を取るとね、ハリウッド映画とか見ても迫力とか驚きとか飽きて
感じなくなるんだよね..悲しいけど。
「どうせこいつ助かるんだよね」とか「このへんでそろそろかな」
とか思っちゃってつまらなくなるんだよね。
そしてなんにも残らないんだよね..まあそれがいいんだろうね。
そしてじゃあ邦画は?っていわれても、かばえないものがあるんだよね..
59:2000/08/27(日) 02:09
ぎりさん、
去年公開された「白痴」って、どうでしょう?僕は未見です。
ちなみに僕は、たけしの「その男」以来、映画館で、映画を見ていません。
「オールナイトロング」の監督や、手塚真の全作品、原一男の近作の情報欲しいな。
日本のAVは、昔の日本の浮世絵に匹敵すると思っているのは、僕だけか?
手塚治の全作も、今の子供たちに、自由に見せてあげられたら、革命的だな。
60名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:17
内容がどうとか言う前に、音声をしっかり入れて欲しい。
ぼそぼそと喋ってなに逝っているかワカラン。
「萌の朱雀」なんか特にひどかったな
61名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:21
なる程ね。人によって映画に期待してる事が違うんだなあ。

俺は観てるだけで頭が悪くなりそうなアトラクションみたいな
ハリウッド映画を観るとゲンナリする。切ないほうがずっと
いい。ま、世の中にはこういう奴もいるんです。
6246 :2000/08/27(日) 02:24
>54
じゃ、映画制作は金持ちの道楽?
だとしたら、現在のVシネ全盛の説明がつかないよ。
やっぱり映画の基本は採算が合うことじゃないかな。

当然、ハリウッドの方が市場規模が大きいので、たくさんお金を使える。
新作の邦画はしょせん日本人しか見ないからな。
63名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:24
>59
俺も「白痴」は未見ですが、手塚真は8ミリ時代の方が良かったかと
思います。「オールナイトロング」は2も見ましたが、両作とも意図
は分かるけれど、狙いすぎの様な気が・・嫌いじゃないですけど。
64名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:28
普段、日本映画はつまらないと言ってる奴が
「踊る大捜査線は日本映画だけど面白い」なんて
言ってるのを聞いた時は本当に萎えた。
あいつらが面白いと思う日本映画ってあれなのか!?

日本映画はバカ向けの作品が少ないからつまらいと言われるんだな。
65名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:33
邦画って、時々ビデオで観たりすると、洋画より面白かったり
するんだよね。
やっぱり、俳優の母国語のセリフ回しを楽しめるのは、字幕や
吹き替えにない楽しさ。
上記の理由で、単純に、邦画を応援したい。

でも、俺の観たいアクションとSFとホラーに関しては、
完っ璧にハリウッド映画に負けてるんだよなぁ。
66名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:35
ひとつ忘れてるよ。洋画は配給会社がセレクトして日本公開してるっつーことで、フィルターが通されてるの。邦画は作られたものすべてが公開されてるっつーんで玉石混合なんだよ。いいものは確かに少ないけど、特にアメリカ映画の判で押したような「こーなってこーなって、ハッピーエンド」っていう作品の上行ってることは確かだぜ。
67名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:39
片岡礼子はいいなあ〜。「北京原人」すら。
68ねこ電車 :2000/08/27(日) 02:46
>>62
> じゃ、映画制作は金持ちの道楽?
> だとしたら、現在のVシネ全盛の説明がつかないよ。
> やっぱり映画の基本は採算が合うことじゃないかな。

おいらもあまり業界に詳しくないから断定は出来ないのだけど、ごめんね。
まず、純粋に興業収入だけで元を取るのは、不可じゃないか、って
思う。
「Vシネ全盛」…?え、儲かってるの?って感じ。

というか、なぜ松竹があそこまで落ちぶれたか…。

あと、金があっても駄目なものは駄目、っていうのは
バブル期で証明済み。
金の使い方が間違ってただけかもしれん…、ということは
システムの問題だね。

>>64
>日本映画はバカ向けの作品が少ないからつまらいと言われるんだな。

アイドル映画の存在考えると、「極端にバカ」か「極端にマジメか」
のどっちしかないんだろうねぇ。

69名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:47
66の意見、それだけで邦画のつまらなさを説明してるとは思わないけど、
配給会社のフィルターの存在は前提条件だろうな。
「カランバ」や「食人族」が全国ロードショーされてた時代もあるんだし、
単純に洋画vs邦画って考えても無意味のような。
70名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 02:53
オイオイ、「食人族」あんまりバカにしたもんじゃないぞ。
大ヒットしたしな。当時、日本人はあの映画を欲したんだ。
(ETが混んでて仕方なく観た人が多かった説もあるが)
71:2000/08/27(日) 03:03
制作費の額によって、土俵を分けてる映画コンテストって、あるんでしょうか?
ボクシングのハンデ制の様に・・・。
日本の映画人も、そろそろ、低額高質の映画(←環境にも優しいはず)の価値や意義
を理解してもらいたい。
「地獄の黙示録」より「太平洋の地獄」の方が、ずっといい。
「影武者」より「姿三四郎」。「白痴」(未見につき想像)より「手塚真の8ミリ」
この比較は、おもしろいよ。良かったら、皆さんも、やってみてチョンマゲ。
7269 :2000/08/27(日) 03:04
バカにしてないっす。尊敬してます、「食人族」。映画も、宣伝の仕方も。
怖くて、当時、見に行けなかった……
69のレスの主旨は、配給会社のフィルターによって、海外でマイナーでも、
日本ではメジャーになりうるよ、ってことで。
でも、最近は、ほとんどが海外でヒットした映画の配給なんで、
あんまり配給会社の力はないんでは。
73ねこ電車 :2000/08/27(日) 03:05
「手塚真の8ミリ」 …、なんかホラーがあったような。
タクシーで人が連れていかれる話とか。
7470 :2000/08/27(日) 03:09
>69
ゴメン! 誤解でしたね。
宣伝凄かったよねえ。
いい時代でした。
75:2000/08/27(日) 03:44
「手塚真の8ミリ」 は、一時期、20年位前、TV番組の1コーナーで、毎週紹介されてました。
怪獣に踏み潰されるオチの物など、感心して見たりしました。
当時は、その価値に気づかず、今ごろになって、たまらなく、見たい気がしています。
「星屑兄弟」は駄作かなー?「妖怪天国」は傑作。「MOMENT」は未見。
76名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 03:53
>71 Kさん
ボクシングの階級制映画コンテストかあ、おもしろいなあ。
軽量級でもメチャ強い映画、いっぱいありそう。
ヘビー級でも「天と地と」とかシンドイなあ。
77名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 07:38
>いいものは確かに少ないけど、特にアメリカ映画の判で押したような
>「こーなってこーなって、ハッピーエンド」っていう作品の上行ってることは確かだぜ。
そうだったらこんなにスレッドのびないだろ?


78名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 07:43

「日本映画はお茶漬けばかりなんだよね。僕はお客にステーキを食わせたいんだよ。」
                  七人の侍制作当時の黒沢の言葉より
79Nシステム :2000/08/27(日) 08:25
ハリウッドを主流とする映画っていうのは、あれはもう「アトラクション」なんだ
な。お話やら人間ドラマなんてのはどーでもいいわけだ。遊園地でジェットコース
ターに乗るとか、ヴァーチャ系の体験ハウスに入るのと変わらないわけよ。そうい
うのが好きな人は、そっちを観ていればいい。「アルマゲドン」とかのね。

邦画は、やはり金がないだけ内容で勝負してきた歴史はあると思うので、そういう
積み重ねが現在の状況を作り出しているんだろう。しっかり人間を掘り下げていけ
ば辛気くさくなるのは当たり前であって、そういうものを映画に求める人もいるわ
けだ。

だから、きっちり住み分けができる話なのだよな。敷地が広いか狭いかという違い
はあるけどね。

ま、邦画のファンでもある身としては、アトラクション映画好きっこにDVDをど
んどん買ってもらって市場を広げてもらって、邦画のラインナップの充実に一役か
ってもらえれば、それでいいのだけれどね。


80名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 09:34
邦画はあってもいいけど、日本の映画会社はいらない。
映画館も、映画制作会社も、全部外資系の傘下に入ったら、もう少しましな
映画ができるんじゃないかなぁ。
81名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 11:39
>Nシステムさん

最近の邦画で「しっかり人間を掘り下げて」いる映画を教えてくれ。

他の人でも良いから。まじめな話、見てみたいぞ。
82>78 :2000/08/27(日) 11:57
引用するならキッチリと引きましょう
孫引きじゃダメだろ
83ケム :2000/08/27(日) 12:04
今村監督の「うなぎ」は凄かったな。
物語的にも映画的にも・・・とにかく最高。
81さんあたりの要望にも応えられる。

くだらない邦画は確かに多いが洋画も一緒。
84名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 12:32
>79
俺は、最近の洋画も邦画も[映画」としては駄目だな。
洋画のSFXアトラクションは割と大好きな方だけど、肝心なドラマも「アメリカンビューティー」みたいな設定聞いただけで気力無くすような精神が病んだようなのばっか。
必ずサイコ野郎出てくるしさ。
邦画はねぇ〜。最近好きな役者いない。
85名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 12:56
人種的に黄色人種は背景のいろに白人に比べてどうしても負けてしまう。
その分、地味に感じてしまうような気がする。
86名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 13:24
>ケムさん

「うなぎ」、今度見てみます。

そういえば「うなぎ」って、アメリカでも公開されていたね。
館数は少なかったけれど、かなり長い間やってたみたい。
良い物は通用するってこと?
87ケム :2000/08/27(日) 13:52
>良い物は通用するってこと?
そう思いたい。
でもたしかパルムドールもらってたから純正な賞賛かはわからないです。
88>85 :2000/08/27(日) 14:37
肌の色は撮り方次第だと思うよ。
Love and Basketball(黒人同士のラブストーリー)を観たけど、
暗闇の中でのラブシーンはきれいだった。(監督は黒人女性)
黄色人種の欠点は、肌の色よりも、横顔が扁平なところだと思う。
黄色人種の横顔がスクリーンで大写しになると、ちょっと貧弱に
見える。
89名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 14:55
今「ミナミの帝王」見てるんですが。
これって「邦画」に含めていいの?
ミナミの帝王は好きなんだけど(笑)
90名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 15:05
>>78
お茶漬け嫌い?
俺は大好き。
91名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 16:17
ラモスも言ってるよ、
「日本人ならお茶漬けだろが!!」
92名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 19:36
>88
それはあるね。ブラックレインで松田優作とかみると、典型的にわかる。
93名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 23:42
気分にもよるかもしれないけど、高い金払って
お茶漬け食べに行くのも嫌だな。
うちで簡単にすますならいいが・・・。
94名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 23:56
アクション映画に関して言えば、中途半端な予算で作ってコケて
財布の紐が硬くなる、を繰り返していると思う。

CMなど見ていると、ハッとする映像がいくつも出てくるのに
なんでそれが映画に活かせないのか。
95名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 00:00
日本映画はゴミばかりだからイラナイ
96名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 01:22
>93
同感。
日本映画にも良い作品があるっていう意見には賛成だけど、1800円払って
映画館に観にいく価値があるかっていうと、そんな価値のある映画を観たことない。
ビデオで十分だよ。邦画は。
アメリカ映画にも駄作はあるけど、アメリカでは新作で5〜8ドル。少し前のだと1〜2ドル。
駄作を観ても腹は立たないし、そのせいで、映画館から足が遠のくってこともない。
97名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 01:28
日本に住んでるからなあ...。
98名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 01:34
ま、金払う価値があるかどうかもその人次第ですな。
私は塚本ファンなので今年のナンバー1は「バレット・バレエ」
1800円でも何度見てもいい。
99はじめ :2000/08/28(月) 02:03
マジで、邦画はいらない!!
金を払って見るようなものではない!!
てゆ〜か、タダでも見ない確率100%
100名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 02:10
>99
一生邦画は観なくていいですから貴方は。
死ぬまで洋画を堪能しててください。
101>99 :2000/08/28(月) 02:11
一生、見ないでよろしい
102名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 10:23
>>96
それは「価値」じゃなくてあなたが「好き」な映画でしょ?
お茶漬けにだって高い金払って食うに値するものはあるからねえ。
お茶漬けというよりも和食という比喩のほうがいいのかな?
「和食にも美味しいものがあるのは認めるが、フランス料理とは比較にならない」
とかいうフランスかぶれの人みたいだよ。
なんかムキになっちゃったな。個人的に邦画は好きだから。
103ねこ電車 :2000/08/28(月) 11:03
カップルと二人で見に行けるような、デート映画があまりないのが
残念に思う。
所詮、マニアのためのものなのか?
104名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 11:36
>>103
カップルで見るものだけがメジャーというのもちょっと・・・
というか日本のバカ映画って結構カップルで見に行ってると思う。
「邦画なんてカップルで見るもんじゃない」という人のほうがよっぽどマニアでは?
105ねこ電車 :2000/08/28(月) 12:19
>>104
ん?邦画のバカ映画?
最近だと何だ?

でもさ、「アルマゲドン」や「シックスセンス」、「マトリックス」
以上に、「女の子を誘って観に行きたい」と思うような邦画って
ある???
106名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 12:57
もののけ姫。
まあよかったんじゃないの。
107名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 13:25
リングとか踊る大走査線はカップルで結構見に行ってたんじゃない?
10896 :2000/08/28(月) 15:13
>>102
「価値」は、好き嫌いというよりも「映画館でないと楽しめない何か」
を持っているかっていう意味で使いました。
「ビデオでは楽しめない。映画館で観ないとダメ」っていう邦画って、
例えばどんなのがありますか?
109名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 15:18
>>108
ビデオ未発売の旧作。
110ねこ電車 :2000/08/28(月) 15:42
>>107
そうだね、にゃるほど。

でも、邦画は「デート」に向かない映画が圧倒的な気もするなぁ。
「39【刑法第39条】」、「金融腐蝕列[呪縛]」、「のど自慢」、
「月光の囁き」、「菊次郎の夏」…。
どうだろう?

>>108
「ゴジラ」とかか?
111名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 16:48
>>108
もののけ姫は、映画館で観るべし。
112名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 16:57
>しっかり人間を掘り下げていけば辛気くさくなるのは当たり前であって、
>そういうものを映画に求める人もいるわけ
その点が実は一番あやしい気がしてる。>邦画
俺も具体的な作品名をあげてほしい。
113名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 17:03
日本人の映画俳優って、妙な「芝居」をしすぎる。
もっと自然に演じてほしい。
114名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 17:47
それも好みの問題で、その「けれん味」が好きな人もいるからなあ。
115名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 17:54
>114
好きな人がいるんですか。私は大嫌いです。
例えば「あわてる」とか「緊張する」とかいう演技を、どうして
ああも大袈裟にやってしまうのか。香港映画の影響かなぁ。
私は、そういう「芝居」をみた時点で、引いてしまうんですよね。
大袈裟な演技といえば…ディズニーアニメのあの大袈裟な
動きが気持ち悪くてどうしても見れない…
ごめんなさい、邦画には関係ないです。sage
117名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 20:24
>103
面白いかどうかは別として、まだでてないものだと
「メッセンジャー」「ホワイトアウト」「リングシリーズ」とか
意外とありますよ。

>104
バカ映画って
「デッドオアアライブ」「発狂する唇」「ワイルドゼロ」
「アフタヌーンショウ」「とか?
ワイルドゼロはまだいいけど、ほかのはキツい・・・。
118名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 21:11
作品名挙げたところで、またぞろこき下ろす腹積りでしょ。
119名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 21:48
>>118
なんでそう思うんだろう。
邦画嫌いって、食わず嫌いって言うか、観る気にならないから観てない人が
多い。
どう言う作品が良いのか、知りたいだけじゃないの?
120名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 22:16
大袈裟な芝居と言えば、、、、
黄色人種の女が眉間に皺を寄せると、実に醜い。
白人や黒人だと変じゃないのに、不思議だ。
121名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 22:41
毎回でてくるけど、
青山真治、塚本晋也、黒沢清、塩田明彦、三池崇史
諏訪敦彦あたりのはそれなりにおもしろいけど。
でもほんとにアメリカ映画みたいな「通俗」じゃないよね。
悪い意味ではなくよ。
遊園地気分で邦画見に行ったら間違いなく
だまされたように感じるだろうし。
だからこそひっそりと応援したいんだけど、
あんまり乱暴にこき下ろされるのを見てるのは忍びない。
122名無しさん :2000/08/28(月) 22:44
さて、ではここでみなさんに(1〜120)にお聞きします
洋画って必要ですか?
だとしたら何故?
もっと言うなら映画って必要ですか?
お答え下さい。
123名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 22:51
>122
そんな大事な質問にはタダでは答えられませんね。
124Nシステム :2000/08/28(月) 23:29
>>81
>>112
「御法度」「あ、春」「どこまでもいこう」「ニンゲン合格」「ナビィの恋」
「のど自慢」「39」「豚の報い」「皆月」「洗濯機は俺にまかせろ」
「おもちゃ」「日本黒社会」「アベックモンマリ」「双生児」
昨年なら、こんな感じ。観たうちでだけどね。
125名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 23:30
洋画がそれなりにおもしろいのは、うけそうな映画しか配給されない
からなのでは・・・
126名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 23:41
>125
言えてると思う。淘汰されてるもん。

日本は、頼まれてもないのに、ハリウッドとインド以外では
製作本数がダントツらしい。
自国映画と外国映画との興行収入の比率も、
あれだけ国を挙げて自国映画を応援しているフランスと比べても、
日本の方が割合が高いんだそうだ。
世界的に見れば
日本人は自国映画をとてもよく見ている国民で
なおかつ、せっせと映画を作っていることになる。
127ねこ電車 :2000/08/29(火) 01:55
フランスとかって自国文化守る為に映画の輸入規制やってたみたいだけど
(日本の米と同じ扱い)、日本でもそれやる?
128名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 02:02
> 日本人は自国映画をとてもよく見ている国民で なおかつ、せっせと映画を作っていることになる。

自国映画なんか見たくねぇ
129>127 :2000/08/29(火) 02:26
>フランスとかって自国文化守る為に映画の輸入規制やってたみたいだけど
>(日本の米と同じ扱い)、日本でもそれやる?
現にやってるじゃん。
映画料金の日米価格差を見よ。
130名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 02:29
>129
あんた、それ、日本の映画は安くなってないと、成立せんぞ。
131名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 03:23
>130
そんなことないよ。経済を勉強せよ。
132130 :2000/08/29(火) 03:41
>131(129)
あほやから分からん。日本国内で日本の映画を観ても 1800 円、
外国映画を観ても 1800 円。それがなんで「自国文化を守る為に
映画の輸入規制やってた」と一緒になる? ほえほえ。
133名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 03:47
邦画なぁ…1000円までなら見てクソでもまあ諦めつくかな・・
134名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 04:35
SF映画好きとしては、邦画は無くてもいいや。
ゴジラシリーズはカスもいいとこ。
「ゴジラ対キングギドラ(平成版)」は、史上最凶のクズ映画。
あんなヒドイ映画観たことない。
監督の大森一樹って、有名だよね?

何を血迷ったか、SPEEDが好きだったこともあり「アンドロメディア」を観たが、
これもひどかった。観てて腹がたつくらい。
所詮アイドル映画か、と自分を納得させたが、
監督を調べてみたら、三池崇史っつー結構有名な監督だった。
2人とも、あんなクズ映画作っといて、よく映画監督名乗れるなと思ったね。

ガメラは、まぁ面白かったけど「3」はへぼいし・・・・
135名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 04:49
>134
しっかり観てるじゃん(ワラ
136名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 04:57
日本の映画産業は、ほんとうにひどいからなー
いい作品は、あるよ。さめはだとか、御法度だってなかなかの作品。
改革できるのかな今の体質。それこそ、凄いパワーが必要。
いま、日本にそんなことできるひとなんていなそう。
ただ、映画を見る人だって、産業の一部なんだから、邦画がいらないって
いう1の意見はさぶい。日本人が、日本の映画をもりあげないでどうするの
かっていうのはあるよ。日本には、金があるんだからまだ。それを
引き出して、いい作品を製作できるようにならんとね。60年代くらいから
ダメダメいわれ続けてきた、邦画なんだからなんとかしないとね。
アメリカ一色っていうのもどうかと思う。
137名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 05:13
確かにつまらない作品も多い。けど、日本人である俺は
自分の国の映画を見続けたい。だって映画を通して自分達の事を
見つめたいって欲求ないか? なんかキザなカキコで恥ずかしいけど。
138名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 05:15
いろんなジャンル、いろんなスタイルの映画を観たい!という想いと同じように、
いろんな言語、いろんな文化、いろんな宗教、いろんな国籍の映画を観たい!

というのが“映画ファン”だと想っていたのに、
いつのまにか“ハリウッド映画ファン”=“映画ファン”になりつつあるのは残念でならない。

恐るべしハリウッド…。
139名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 06:14
そうかもしれない。洋画の方が面白いという人の洋画って
ハリウッド映画の事を言ってる気がする。一概には
言えないけどね。例えばそういう人はキアロスタミや
アルモドヴァルと比べて邦画はつまらないと言っているのだろうか。
140129 & 131 > 130 :2000/08/29(火) 06:37
同種の商品Aのうち、アメリカ製をAA、日本製をAJとします。
AJは、1800円で売らないと元が取れない。しかし、AAはもっと安く
売ることが出来る。(実際にアメリカでは、半値以下で売ってるわけです)
そういう状況で、AAも1800円で売るとなると、自国製品AJの保護のため
にAAの価格をつり上げたと受け取られる可能性がある。
政府がやることじゃなくて、映画会社がやってることですが、一種の
非関税障壁といえるでしょう。
141名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 06:45
いや香港映画と比べても邦画は格段につまらんぞ。
142名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 07:10
>140
なるほど!
値段を下げれば、ホワイトアウトを観ようとしている観客を
だいぶん取り込めそう。
その取り込んだ分で、興収の減少を押さえられるなら
ハリウッド系の日本での配給会社としては問題ないもんね。
で、次第に日本映画を駆逐していき、ハリウッド映画の天下に…。

でも、映画製作もしている興行会社はそれではタマランと反対すると。
映画料金の値下げはうれしいけれども、
日本映画も観たい映画ファンとしてはフクザツな気持ち。

要はハリウッド・スタイルで遜色の無い日本映画を作れ!になってしまうのか?
ホワイトアウトは健闘しているが…。
143ねこ電車 :2000/08/29(火) 10:22
ソースはドワスレした。。。

1993年9月にはフランスのカリニオン通信大臣が俳優のジェラール・ドパル
デューらとともに、ヨーロッパ議会に陳情、文化としての映画を貿易交渉の特例
とすることを訴え、同じ月のベネチア国際映画祭での映画著作権シンポジウムで
は、フランスのジャック・トゥボン現文化相、ジャック・ラング前文化相がともに
著作権における「文化の全般的無制限の特例条項」を主張、アメリカ代表のロバート・
アルトマン、マーティン・スコセッシ、スティーブン・スピルバーグらを含めその
趣旨が決議に持ち込まれた。ウルグァイ・ラウンドにおけるアメリカの要求には
ヨーロッパの規制は〈著作権侵害〉という理屈づけをともなっていたからである。
9月29日の「ル・モンド」紙には映画人、文化人四千人の連名アピールが意見広告
として掲載され、10月4日にはブリュッセルのEC外相会議を経て、11月17日
の仏語圏47ヵ国サミットはフランスの提案により、「映画やテレビは民族の心に
深く根差した文化であり、他の物品と同等に扱われるべきではない」という趣旨で、
映画・テレビをGATTウルグァイ・ラウンドの協議対象から除外する〈文化特例〉
を満場一致で決議する。

ヨーロッパはハリウッド映画の輸入自由化してないんだよ。(この当時は)
144大佐 :2000/08/29(火) 10:26
邦画をいかにして産業として成り立つようにするか、いかに魅力ある
作品を作るかを考えるのは作り手たちの役割であって、観客が心配する
ことではない。
面白くなければ洋画オンリーになるのはしかたがない。くそ映画見たって
日本の映画文化を守ることにはならないでしょ?
145名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 12:35
>134
三池監督はアイドルを撮ろうという時と、映画を撮ろうという時の
二種類ある感じがするね。
天然少女萬を観ると、なるほどと思うよ。
146130 :2000/08/29(火) 14:09
>140
納得できん。商売人は洋画は 1800 円で見せても売れると踏んでるから
その値段にしてるんでしょ? 実際、それで売れてるんだから。それが
なぜ、フランスの輸入規制と一緒になる?
アメリカあたりで入場料が安いのは、映画産業全体が(日本より)好況だか
ら安くなってるわけであって、話が違うと思う。
それにそのリクツだと、例えば『エピソード1』あたりの配給権の値段は
日本の低予算映画の制作費より高かろうに、日本の低予算映画も 1800 円
というのは、『エピソード1』の方が「守られている」印象を受ける。
そんなこと言うと、「『エピソード1』は 1000 円でも儲けが見込める
わけだから、日本の映画が守られている」とか言い出すかも知れない。
けど、先述のように洋画であろうが邦画であろうが「売れる値段で売る」
というのが商売人のやり口だし。
だいたい日本国内でも宮崎アニメが安くならないのが分からなくなってくる。
仮に「日本映画は製作予算によって入場料が変動するのに外国映画は一律
1800 円」という現状なら、少しはおれも説得されるけど。
やっぱり納得できん。おれがあほなのか?
147ねこ電車 :2000/08/29(火) 14:44
邦画には問題が多いのよ。
http://www.zakzak.co.jp/geino/n_July98/nws2547.html

あと、アメリカでは、制作・配給と興行を一緒の会社で行うこと禁止している
みたいね。
http://www.hi-ho.ne.jp/hidzilla/system/system.htm
148名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 22:32
議論を尽くせ
149名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 00:57
>ホワイトアウトは健闘しているが…。
ウソをついてはいけません。

というか健闘してねーヨ。
150名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 01:35
142です
客が入っているという意味です。
フツーの人がそれなりに満足しているという意味です。
映画ファンからみたらチャンチャラおかしい作品ですが、
次に繋げたてもらいたいとも思っています。
151>ねこ電車さん :2000/08/31(木) 11:06
他のスレでシュヴァンクマイエルの名前を挙げてるのを見ました。
オタ向けだけど川本喜八郎なんかは好きじゃないんですか?
152ねこ電車 :2000/08/31(木) 12:23
>>151
「シンシン」と「ロンロン」はちょっと違うような気がする。
153名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 17:48
何の根拠もない数字だが
邦画がダメだと言われる原因の80パーセントは
大手の映画会社にあると思う。
154名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 19:46
マジレス
邦画がつまらない、嫌いという人は
なぜそう思うのか、具体的な理由が聞きたい。
155名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 20:07
暗い。偏ってる。退屈。
死にそうな反抗期少年が作ったみたいだ。
制作者が病気っぽい。

アメリカみたいにみんなが楽しめる明るい映画を一つでも作れよ。
なんでそれくらいできないんだ。


156>155 :2000/08/31(木) 20:13
「シコふんじゃった」「ダイナマイトどんどん」なんかを
見た事はあるかい?
157名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 20:38
でも何か世界観が狭いって感じがするんだよね。
アメリカや他のヨーロッパ、その他の国の映画に比べて。
中国映画でもいいのがあるのに、
日本のはどこか自主制作っぽい自己満足なとこが見える。
どこがどうっていうんじゃないけど。。。。。。。
158名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 20:45
くどい。お涙頂戴場面とか。
159名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 20:46
最高の邦画「赤い眼鏡」を見よ!
160名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 21:05
具体的なタイトル・監督名の挙げられない批判は
チーズと同じ。
161名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 21:36
日本人は日本人が嫌いなんだよ
162名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 21:56
具体的なタイトル・監督名なんか挙げるまでもないだろ邦画なんてほとんど
クズなんだからさ。

犬も歩けば棒に当たる>邦画を見ればゴミに当たる
163>162 :2000/08/31(木) 22:01
>>具体的なタイトル・監督名なんか挙げるまでもないだろ邦画なんてほとんど
>>クズなんだからさ。

犬でも言える・・・

理路整然と述べないと、外国では通用しないよ。
164名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:07
>>163
日本も含め万国普く通用しないって。
煽るつもりはないが念のため。
165ハン :2000/08/31(木) 22:07
確かにダメ映画多いけど、それは俺たち日本人のせいであると
思いませんか?
ヒットする映画はどれも幼稚な作品ばかり。
例えば「おどる〜〜〜〜」なんか「面白かった〜!」って感想
持った人どのくらい居る?
喜んでいたのは厨房や織田ファンと大草鎖腺マニアぐらいで
大抵の人はがっかりしたと思う。純粋に映画としてつまらないから・・・
幼稚な映画をみて喜ぶ奴が多いから幼稚な映画しか撮られない。
166名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:09
>>165
言いたいことはわからんでもないが、その考え方は暗い。
どうせなら楽しんだもん勝ちだと思うがどうか。映画って娯楽だろ?
167名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:11
邦画がヒットしない理由は字幕がないからです。

168名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:13

邦画オタは1800円払って味あう苦痛に快感を覚えるマゾヒストなのです。
169名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:27
映画は娯楽。洋画は極楽。邦画は堕落。
170名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:29
邦画がつまらんと言ってる奴は「赤い眼鏡」を見てみろって。
171名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 22:35
それは危険な踏み絵だな>>170
172あのなあ :2000/08/31(木) 23:03
あほらしかあ。
たしかに、産業としての日本映画は現在不調である。割と硬く元が取れ
るのは、ビデオセールスメインの、製作費数千万のVシネマのみである。
儲からないし、作品も平均的には別に面白くもない。しかし、いちおう産業としてまだ
存在しているからこそ、一部の観るべき映画が辛うじて生まれているの
だ。黒沢清とか、瀬々敬久とかな。知らないならいいけど。
世界で映画が産業として成立しているのは、アメリカとかインドとかご
く一部の国でしょ。アジアやヨーロッパも自国内では厳しかったりするし。
しようがないから、例えば台湾映画など、各国に直接輸出して元を取る作戦に
出ていて、おかげで年10本前後しか作っていない、台湾国内では誰も
観ていないにも関わらず、映画祭での受賞ヒット率は高いのだ。
また、イラン映画が元気なのは、外国映画の輸入制限をして、保護主義
を取っているおかげもある。韓国も、映画に関しては保護政策があると
聞く。日本文化開放に慎重なのは、たんなる反日ではなく、市場の圧力
もあるから。
はっきり言おう。ダメダメと言われつつ、なんとか存在している日本映
画界は、まだマシな方なのだ。さらに心ある映画人は、日本云々を別として
(利用できるものは利用するとして)、海外に作品そのものを持ってい
って売ろうと必死で試みている。
映画を国籍で差別することじたいがくだらないよ。国籍と無関係に、
1本1本観て判断しな。
173名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 23:33
>172

激しく同感!!
174>172 :2000/08/31(木) 23:44
>映画を国籍で差別することじたいがくだらないよ。国籍と無関係に、
 1本1本観て判断しな。

同意。その通り。

175名無しさん@1周年 :2000/08/31(木) 23:47
>172
そりゃそうだ。と、納得したのでsage
176ねこ電車 :2000/09/01(金) 00:00
でもさ、

〉暗い。偏ってる。退屈。
〉死にそうな反抗期少年が作ったみたいだ。
〉制作者が病気っぽい。

というイメージが広く浸透してるのは事実じゃないの?
逆に言えば、このイメージはどっから来たんだろうね?

>映画を国籍で差別することじたいがくだらないよ。国籍と無関係に、
 1本1本観て判断しな。

説教するなっちゅうに。
177名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 00:10
うん、国籍よりも、監督の個人名見て差別しちゃうな。
あと、作られた年代でもつい差別してる。最近のには偏見山盛り。
90年代の時代劇映画は,不細工なんで嫌いだ。日本のもアメリカのも、いやだ。
178名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 00:13
>死にそうな反抗期少年が作ったみたいだ。
>制作者が病気っぽい。

そう感じた映画のタイトルとは?

俺は塚本監督作なんかだと思うが。(好きだけどね)
179名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 00:24
176に同感。
一方で娯楽映画に関しては、
・脚本がクソ
・基本的に観客を舐めてる
ってイメージがある。
そのイメージは根拠の無いモノじゃなかった。
かつて
>映画を国籍で差別することじたいがくだらないよ。国籍と無関係に、
>1本1本観て判断しな。
それやって得た結論が、
「金と暇が有り余ってて、ボランティア
精神に溢れてる時でないと、邦画は見ない」
って事だったんだよ。

だから、正直言って、今の状況がどうかは知らない。
それを責められてもな、って正直思う。
180名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 00:24
>このイメージはどっから来たんだろうね?

そりゃ有能な監督がポルノから出てくるんだから
偏ってるって言えばそうかもしれんわな。
しっかし、こういうアホみたいな抽象論はもうオシマイに
して欲しい。
無視すりゃいいんだけどさ。
181>180 :2000/09/01(金) 01:20
>そりゃ有能な監督がポルノから出てくるんだから
>偏ってるって言えばそうかもしれんわな。

うーん、でもこういう現象って結局さ、
「アイデアもモチベーションもそれなりにあるんだけど
金もコネもなんにもない」っていう若いやつの受け皿が、
ポルノしかないって言う側面が強かったんじゃないの?

本気で探せば、優れた作り手なんてどっからでも出てきてる
ような気がするけど。
182名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 01:39
観客を馬鹿にし、馬鹿にし続けてきたツケが自分の首を締める結果になって・・・
という八方塞がりパターンを見る思いがする。

ポルノ的な暗さもあるけれども、それよりも何だか抑圧された暗さを感じるからで
はなかろうか。たとえばアメリカ映画の場合、なんだかんだ批判されながらも戦争
(ヴェトナムとか)を撮る。かたや邦画の場合は「二百三高地」とか、悪いけれど
マンガみたいなものにしかなっていない。

戦争は一例だが、いろいろなところで「なぜ突っ込めないのか?」という不満が
潜在的にみんなにある。こういった抑制が働いているかぎり、それでなくとも資金
の足りない貧乏映画を誰が同じ金を出して観るか、ということでは?

やっぱり映画界の体質に問題ありなのかなぁ。
183名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 03:35
面白い邦画は確実にあると思う。最近だと『顔』とか。
問題はそういった作品の存在すらほとんどの人が知らないことだと思う。
この手の作品こそ全国で公開してほしいのに。
面白いって言われても、どうせ画面が粗くて暗くて、音声が荒くて汚くて、
なにやら辛気くさいんだろうな〜とか思って、金払う気になれんのですわ。
185名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 06:15
邦画は、人間描写があまく、展開がご都合主義的。
深く人間を掘り下げているように見える作品も、結局私小説的で、
監督とチンケな世界観を共有できる一部のマニアにしか理解できない物
になっている。
186Nシステム :2000/09/01(金) 06:53
「邦画がキライ!」という人は、メジャー配給された売り線狙いの作品しか観て
いないということがこのスレでわかるね。だって、「邦画にもいいところがある」
という人たちが具体的な監督名や作品名をいくつも挙げているのに、批判意見は
ひとつとして具体的なものがない。根拠がない。イメージにとらわれているだけ
なんだよな。だから問題は、どうしてこういうイメージが根強くなってきている
かということにあると思う。スレの展開もそうなりつつあるし。

いや実際、高く評価されている作品を観て欲しいのだよね。その豊潤さに驚くと
思うからさ。
187名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 06:59
だって嫌いな映画ならともかく、単につまんなかっただけの
映画なんていちいち覚えてないよ。
188名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 07:01
TVドラマに毛が生えたような映画なんか、全く観る気しない。
ドラマの「ケイゾク」は好きだったけど、金払って映画館で「ケイゾク」観たかないよ。
しかも邦画のキャストなんて、ドラマやバラエティでおなじみの顔ばっか。
1800円つー金の有り難味が感じられん。あと2時間っていう時間ももったいない。
189名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 07:27
>186
まったくだね。
188氏の書き込みがそれを象徴している。
190名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 07:50
邦画に好きなのはあるけど……
日本映画界の奥底を覗いてしまうようで涙が出てくる……
もう監督個人を好きになる前に、その裏の資本主義の黒い影が見えて……
191名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 07:59
本当に映画を観てる人なら邦画にもいい監督がいる事は知ってると
思うんだけどね。阪本順治、北野武、黒沢清、青山真治、三池崇史とか。
もうピークは過ぎているかもしれないけど、大島渚、今村昌平だって
やっぱり凄いよ。もちろんいつもいい訳じゃないけど。

たまに「踊る大捜査線」とか「ホワイトアウト」を見て邦画は駄目だって
いわれてもなあ…。でも、そういう全国東宝系で大々的に公開される様な作品が
出来が良くないと世間の人は分かってくれないのかな。
192172 :2000/09/01(金) 08:58
>176
>映画を国籍で差別することじたいがくだらないよ。国籍と無関係に、
 1本1本観て判断しな。
>説教するなっちゅうに。

心外だね。この程度の表現が説教?

>184
>面白いって言われても、どうせ画面が粗くて暗くて、音声が荒くて汚くて、
 なにやら辛気くさいんだろうな〜とか思って、金払う気になれんのですわ。
それでは、あなたの理想とする画面と音声を有する作品は何かね?
日本映画の撮影・録音技術者の質は落ちているかもしれないが・・・

>185
>邦画は、人間描写があまく、展開がご都合主義的。
その傾向はある。企画・脚本から叩かれていない、あるいは練り方をまちがっているのだ。

邦画に批判的なのは結構。しかし、その批判する方が理想とする作品像が、まったく
浮かび上がってこないので、いったいなにを水準にダメと言っているのか、不明。
産業としては、くりかえすがアメリカ程度だと思うよ、成功しているのは。フランス
だってどこだって内情は寒い。政府の施策や、海外への細々とした輸出でなんとか
もっているのだ。作品としてはどこが旬かと言われても、世界は広く、ちょっと答
えるのは難しい。
その辺りを踏まえて、国籍を問わず1本1本観て判断しようと言っているのだ。

日本映画が、産業としてなんとか成立しているのは、下請けや現場労働者への利益
配分が驚くほど低く押さえられているから。下部が搾取されているから、全体構造は
なんとか存在しているのだ。もし現場が目覚めて、一斉にストや転職に走ったら、
日本映画界は一夜にして崩壊する。また、不況とは言いつつ、日本はまだまだ豊か、
儲からないなりになんとかなってしまう。
台湾(ここぐらいしか具体例を知らないが)の映画人など目の色が違うというよ。
国内では誰も観ないんだから。別に娯楽大作ではないにも関わらず、海外に出さないと
一銭もかえってこない。日本も、ここぐらいまで追いつめられないとダメかもね。
193ねこ電車 :2000/09/01(金) 09:58
>>191
>たまに「踊る大捜査線」とか「ホワイトアウト」を見て邦画は駄目だって
>いわれてもなあ…。でも、そういう全国東宝系で大々的に公開される様な作品が
>出来が良くないと世間の人は分かってくれないのかな。

地方の人間が「良作」を知らされる機会ってある?

>>192
>>映画を国籍で差別することじたいがくだらないよ。国籍と無関係に、
 1本1本観て判断しな。
>>説教するなっちゅうに。
>心外だね。この程度の表現が説教?

正論なんだけど、単なるスローガンだから。

>その批判する方が理想とする作品像が、まったく
浮かび上がってこないので、いったいなにを水準にダメと言っているのか、不明。

「いい映画」があるというのも事実。
でも「邦画はつまらん」というイメージもあるのも事実。
日本映画はどちらかと言えば、私小説的味わいの作品が多いと思うので、
エンターティメント性の強い作品が増えてほしい。
じゃあエンテーティメントって何?うーん…。

>日本映画が、産業としてなんとか成立しているのは、下請けや現場労働者への利益
>配分が驚くほど低く押さえられているから。

「情熱」でしか支えられない産業って何なんでしょうかね…。
194名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 11:58
大森一樹氏はどうですか?
195名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 12:36
>193
>地方の人間が「良作」を知らされる機会ってある?
ないね。俺も地方の人間だが、ネットで面白そうな映画の情報を
得ても、だいたい単館系なんだよな。で、もちろんこっちじゃ
公開されずもビデオ待ちになってしまう。たまーに上映されても
レイトショーのみ一週間の興行で、映画館自体に宣伝する意欲が薄い・・・というか、もう映画ファンのためのみの上映でたくさん客を呼ぼうとする意志が感じられない・・・

邦画はつまらんと頭ごなしに言うのって田舎者に多いのかもね。

196名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 12:44
>>195
気持ちは判るけど、
単館系の映画を必要以上に持ち上げる奴は少なくない。
そのへん、割り引いて考えたほうがいいと思うぞ。
197名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 12:50
>>196
同感。

スポンサーがつかなくて拡大公開できないような奴や、
Vシネマの箔つけも含まれてるから単館系といってもねえ。
198179 :2000/09/01(金) 18:22
なんか邦画否定派の姿が見えないらしいので、参考までに。

大島渚、今村昌平は悪いけど全然いいと思わない。
彼等は嫌いな邦画の代表格。

その他新しい監督は北野と黒沢以外知らん。
彼等が出てくる以前に邦画は見限ったから。
北野は技術的な部分以外、特に見るべきものはないと思ってる。
つまり、良い監督だが、見たいとは思わない。

俺が今までいいと思った邦画は(古典以外)
「台風クラブ」「魚影の群れ」「裸足のピクニック」
「逆噴射家族」
いわゆる娯楽では0
応援したいと思ったのは、
「7人のオタク」「平成ガメラ1,2,3」
「シャル・ウィ・ダンス」


好きな映画は
「カッコーの巣の上で」「柔らかい殻」「ピアノレッスン」
「アメリカングラフティ」「未知との遭遇」「ジョーズ」
「エンジェル・アット・マイ・テーブル」
「7人の侍」「荒野の7人」
ってな感じ。

田舎者だよ、俺は。
だから何?
199名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 19:25
>>198
どちらかとアート嗜好なのかな?
直球の娯楽作はあんまり好きじゃないのね。
なるほどー。

・・・・なんか話題終わっちゃったね。
200185 :2000/09/01(金) 20:04
日本人論みたくなっちゃうけど、日本では脚本家や監督のメンツを立て過ぎる。
企画、制作の段階で批判され、内容を修正されることは少ないんじゃないだろ
うか。
展開や台詞がについて、周りの人が「どうも変だなぁ」と思っても「監督がこう
やりたいといってるわけだから」と納得してしまう。多数の人間のチェックが
入らないから、ひとりよがりで御都合主義的展開になってしまう事が多いのだろう。
「Shall we ダンス?アメリカを行く」という本に書いてあったけど、周防監督は
アメリカの配給会社から、上映時間を短くするように言われたらしい。
それに対し、彼は「完璧な作品を修正するなんて。。。」と憤慨してたけど、
そんなの、客に見せるための商品なんだから憤慨する方がおかしい。
201185 :2000/09/01(金) 20:13
アメリカでは、試写のでのアンケートの結果によって、会社が監督に
ラストシーンの変更を強制することもあるらしい。
一人の人間の頭の中で考えることなんて、所詮限界がある。こういう
手法を日本でも取り入れれば、邦画もちゃんとした商品になると思う。
202名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 20:22
>>201
言いたいことはわからんでもないが、
それには大きな弊害もあるってこと認識しといたほうがいいぞ。
203>199 :2000/09/01(金) 20:23
そんな積もりは全然無いけど。>アート嗜好
俺の中では全部娯楽だし。

あと「トップシークレット」「フライングハイ」
とかも大好きだしね。

完成度を要求するし、濃いのが好きってきらいはあるけど。
204185 :2000/09/01(金) 20:57
>>202
なるほどね。
ただ、DVDで時々カットされたシーンを観るけど、「このシーンあった
方がよかった」と思えるようなのって観たことないんだよね。
監督の気持ちはわかるんだけど。
205名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 21:45
日本人が近視眼だということは、アメリカでは貧困層の小学生でも知っています。
12才といわれても反論できません。
江戸時代まで旧石器時代が続いていたから、進化が遅れているんでしょうね。
206ねこ電車 :2000/09/01(金) 22:48
日本にスクリプトドクターを導入すると、脚本家連中からすごい反発が
きそうだなぁ。
207名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 23:05
>201
工程不足という観は否めないよね、たしかに。
けっこう名の通った、有名な日本の大作映画で、明らかに不要なカット
とか、素人目にも痛い撮り方が歴然としていたりするんだな。これは
いわゆる大作になればなるほど顕著に現われる。大きいものが作れない
のかもしれないな。

音楽にしてもなー、あれもどうにかならないのかな。この一点だけで邦画
は観ないと断言している知人もいるんですよ。オーケストラなどの厚みが
話にならないほど違うのだそうです。
208名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 23:19
たまに邦画でヒットが出ても「Shall we ダンス?」みたいな
田舎のジジババ向け映画だったりしてゲンナリする。
ハリウッド映画も正に田舎者向け映画だな。
209ねこ電車 :2000/09/01(金) 23:27
・シネコンなどによるブロッキング・システムの崩壊。
・ハリウッドにならったFC制度の導入。
・脚本のリライティング技術の輸入。

明るい材料も若干あるかな。

>>208
何を「田舎者」って言ってるのかよく分からんが、
そーいうのをターゲットにしなきゃ駄目じゃないの?
210k「重度映画ファンへ!」 :2000/09/01(金) 23:30
日本の映画界のために、製作収支のディスクロージャー求む。
これが、なされれば、下手な映画評論沢山読むより、一般人が、映画の真実に
容易に到達できるはず。そろそろ、商いを語る事を無粋な事とせず、マネー
ゲーム=映画の本質!と、クールにとらえる感性を養わないと、商才長けた米
映画人と、勝負できるはずがないと想うが、皆さん、いかがでしょう。

211>208 :2000/09/01(金) 23:30
で、アンタのお奨めは?
邦画でも洋画でもいいよ。
212一言 :2000/09/02(土) 01:06
私外国で暮らしたことありますけど
日本に入ってきてる外国映画は比較的質の高いモノが多いと思います。
料金が安いので(テレビもなかったし)映画館にかなり足繁く通いましたが、
某映画大国(自称)のわりに、金返せと思うような自国映画がほとんどでした。
日本の配給会社のかたが、かずあまたの映画の中からこれはいいかも、売れるかも、
というのを選んでる結果なのかな?
外国映画に比べて日本の映画は・・・と一概にはいえないと思います。
映画に何を求めるか、(わかりやすさ・テンポの良さ・収益性・はたまた芸術性など)
にもよってくるし。
213名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 01:18
今日、初めてこのスレッドを読んだ。
キネマ旬報あたり、これくらい内容のある議論をやってくれたら
たまには買ってもいいぞと思った(苦笑)。
まー、あそこがタイアップで表紙や特集を決めているあたりで
日本の映画ジャーナリズムがなんぼのもんか分かるが。

閑話休題。自分としては日本映画の弱点は、作っている方も、
ファンとして応援している方も“友だちが少ない”点。

まず作っている方は、自分のことを分かっている友だち
(業界人じゃない素人)に、今こんな映画作っていると
胸をはれる奴はどれだけいるんだ?
プロットを説明して、いい反応が返ってきて、自信をもって
作っているなんてヤツ、いるのか? プロだからそんなこと
しなくていい!? なるほど、けどそれはオナニイだね。
例がまずかったかもしれないが、つまり同じ組み合わせの
監督・プロデューサー・俳優の映画って、一本目が一番
いいという気がしてならない。日本映画はその点、つらい。
(Vシネマは正反対にそっちの方がぐんぐん面白くなることも
あって、ややこしいが)

あと観客の方。日本映画のファンは、「アルマゲドン」を見た直後、
携帯で「超よかったよー」と電話で宣伝しているコギャルの、あの
フットワークの軽さは見習うべきだ(当然映画の見方ではない)。
何がいいたいかと言うと、感動した日本映画を見たら、家族・
クラスメート・会社の同僚等の“友だち”にすぐ宣伝せよ、ということ。

自分の結論。日本映画はまだ面白い。
だが応援している奴らは人間的に面白くない。

(言い過ぎなのは分かっていますよ。けど前から一度言ってみたかったので)
214名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 02:13
映画はもはやアメリカ、インド、香港以外、産業として成立してません。その他は全部、型通りのメロドラマや
アクションがたまに大ヒットする程度(日本の場合はアニメだけど)。
アメリカ映画産業の嫌なところは、自分の国のものはどこにでも輸出するくせに、外国映画はごく僅かしか輸入
しない保護主義で観客の目をオールタナティヴから逸らそうとしているところ。日本の観客はまた、そういう手段
で成功しているアメリカ製娯楽映画ばかり持ち上げている。そうでなければ、お洒落なフランス映画。日本の作り
手達の”重さ”にも問題はあるけど、日本の観客達の”軽さ”には問題はないのかねえ?
215名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 02:21
>日本の観客達の”軽さ”には問題はないのかねえ?

あると思う。最近の日本のTVドラマを見ていると
そう思う。若いヤツらが見ればそれで稼げる、としか
思っていないんだろう、TV局は。
したがって、TV局が作る最近の日本映画はつまらない。
2161映像作家。 :2000/09/02(土) 02:22
136なのですけど、日本の映像作家・監督のなかでも、がんばっているひとはほんとにおおい。構造的にほんとに、悪循環な産業であるからね邦画界は。
過去に作られた多くの傑作の数々を観て下さい。どの国の映画にも負けてない
邦画に必要なのは、日本人の愛。日本映画には、ポテンシャルがある。一時は
世界に誇れる作品を量産したのだし。

>190
資本主義の黒い影??アメリカ映画はどうなるの??
217名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 02:22
日本映画はマーケットが狭いですからねえ、
かける金も限界があります。多くの場合、
他国に輸出する事を考えて作ってないでしょうしねえ・・・
あと、照明が暗いような気がするなあ・・・・
218名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 02:22
日本の作り手の「重さ」には中身が無い。
突っ込みが中途半端で「個人的美学」のレベルにとどまっている。
違う境遇の人間に伝える事が出来るところまで、掘り下げていない。
219216 :2000/09/02(土) 02:26
218さん、具体的に、どのへんの作品のことをいっているのでしょうか?
220名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 02:28
”田舎者”をはなから相手にしないほどプライドが高く、家族も捨てて貧困に
喘いでも海外でしか評価されなくとも自分が本当に作りたいものしか作らな
い信念の固さを持った、そんな映画作家がいていい。そういう作品を見たい
観客もいる筈だし、ヨーロッパは勿論、アメリカでさえ、そういう作品を支持
している観客がいる。国民の税金で撮るわけじゃなし、作家が何を作ろうが、
勝手じゃないのかな。
 元が取れるか取れないかは純粋に予算と興業成績との関係であって、低予算
でもぎりぎり赤字が出なければいいわけ。そういう映画は見たい奴が見て、見
たくない奴は見ない。某アニメ超大作の作られたヒットほど醜いものはない。
221名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 02:31
ここで日本映画を擁護している人達って次の内どっち?
1、かつて確かに(作品のレベルが)
  低迷していた時期はあったが、
  現在新しい人が出てきて上向きである。
2,日本映画に低迷の時期は無い。
  観客がバカばっかりになってる。
222216 :2000/09/02(土) 02:33
まだ決して上向きとはいえません。
観客は、絶対にばかではない。
223179=218>216 :2000/09/02(土) 02:43
思い浮かぶのは、
井筒、今村、大島辺りですかね。

正直な所、214の書き込みにむかっ腹が立ったので
勢いで書いてしまった所はあります。
全てがそうだと主張する気はないです。
224名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 02:43
 日本映画は低迷してますよ、確かに。全体として上向きになっているとは
思いませんね、80年代と比べても。有望な新人はいつでも出てますよ、
多分。でも同じレヴェルで続けられないんでしょうね、物理的にも精神的にも。
 観客が全体として馬鹿になっているのも確か。一般向け映画批評雑誌が
”キネ旬”しかないのも問題で、結局、TVも出版界も、”元が取れない”こと
を怖がってどんどんレヴェル下げてるんですね。台湾から日本映画の勉強に
来てた留学生が、”50年代の”キネ旬”の方がはるかに映画のスタイルについて
ちゃんと論じてたんですね”と言っていました。映画専門雑誌でさえそうなら、一般
観客は一体どこで鑑賞の基準を身につけるのか。TVしかないですよね。で、当然、
映画のことなんか何も分からない観客が増えていくわけです。

公的な期間(大学等)も全く現代映画の批評活動には関心無し。バブルの頃から
ずっとそうなので、今の状況にはなるべくしてなったわけです。
225179 :2000/09/02(土) 02:53
>224
洋画を見ることで鑑賞の基準を作る事は出来ない
ですか?
俺は批評雑誌を真面目に読んだ事はないですが、
自分の中に基準というか、はっきりした嗜好は出来てますが。

>216
なんか作り手の人からそういう言葉を聞くと、
日本映画に期待しようという気になりますね。
226名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 03:10
>225
洋画と一口に言っても、大都市で公開されている様々な洋画から、映画館の無い地方都市
でレンタルされてる限られたれパートリ―の洋画までありますよね。それに、制作年代や
制作国が違えば、お金のかけ方や技術のレヴェルも違う。大都市の観客は自分の目で何でも
見られるかもしれないけど、地方都市の観客は、映画館でかかっていない作品は雑誌の
批評で判断してレンタルヴィデオ屋で探すしかないですよね。そうなると、一応全国で手に
入る”キネ旬”のような映画批評誌は、理想を言えばもっと突っ込んだ映画論を展開してくれ
ないと困るわけです。日本映画は昔から多彩でしたから、評価の基準もそれなりに正確かつ
多様であった方が観客は入りやすいでしょうし。映画についてのTV番組、これは無理かも知れ
ないけれど、一時間ぐらいで毎回特定の作家の特徴をかいつまんで紹介するようなものがあっ
ていい。勿論、TV番組の映画化は除いて。
227名無しさん@1 :2000/09/02(土) 03:19
「鬼畜」「八つ墓村」「泥の河」見てトラウマになった。
小さい頃の思い出です。
228k :2000/09/02(土) 03:22
>>217
「照明が暗いような気がするなあ・・・・」←最近、一番笑えました。ありがとう。
本当に、ナイトシーンの照明の塩梅で、製作予算とか、スタッフの質が読めると想う。
ナイトシーンの質が、その国の映画界の現状では?


229208 :2000/09/02(土) 03:24
(長文になってしまい、すいません)
周防は「Shall we〜」のインタビューで言っていた。
「誰が見ても面白い映画を目指した」
ハリウッドのメジャーの映画は、多民族国家アメリカがあらゆる人種に分かる
ように作った映画。つまり、どちらも最大公約数的な不特定多数の観客を想定
して作られた映画。しかし、こういう映画は分かりやすいかもしれないが、既知の
面白さしかない気がする。今まで何度も感じた事のある面白さだけ。だから観終
わった後に何も残らない。そういう映画を否定しないが、やっぱり何か物足りない。
面白さには普遍性があるとハリウッドは考えている気がする。周防はハリウッド
的な考えに毒されていないか。いや、世界中の観客が毒されている気がする。
究極的に言えば、誰が観ても面白い映画なんてこの世に存在しないと思う。
しかし、それでいいのだと思う。例えつまらない映画を観てしまっても、自分が
何を面白いと思わないかを発見できたりする事もある。

秋元康が「テレビは映画より不特定多数の視聴者を相手にしなければならない。
誤解を恐れずに言えば、田舎のオバちゃんにも分かるのがテレビだ。」と言う様な
事を言っていた。だから俺は最大公約数的な観客を田舎者と呼んだ。でも、差別的
な発言だった。気分を悪くした人がいたら素直にあやまります。ごめんなさい。
230名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 03:44
邦画好きの人はアニメはどう評価してますか?意見求む。


231名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 04:34
宮崎アニメ○
ドラえもん◎
ガンダム△
その他×
232名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 04:37
悲しいこというなよ・・
233名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 05:02
みてる人に鬱を与えるだけの脚本を書くのは凄く簡単なんです、
「わかりやすい」「単純」「心理が浅い」という指摘はエンタメ
を作る難しさを舐めてるんじゃねえの。
アンチハリウッドとしてだけの価値を脱却した作品がどれだけ
あるというのかね。
234名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 05:29
>233
いろいろあると思うけど。
最近の映画なら
黒沢清の「カリスマ」
塩田明彦の「どこまでもいこう」とか。


アメリカには「ヒットする映画のシナリオ」なんてハウツー本が
いっぱいある。ヒットするシナリオを作るソフトなんてものまで
ある。もちろん、そんな物を使ったからと言って必ずしも
ヒット作が生まれる訳じゃないが。
ハリウッドでは、まるで数式の様なヒット映画の脚本の法則みたい
なのがかなり徹底しているのが現実。いい例が「アルマゲドン」。
こういう映画はもはや映画作家が作っているとは言えないよな。

235名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 05:46
 映画は別にエンターテイメントでなくても、大ヒットしなくてもかまわない。
小ヒットでもいいじゃないですか。大ヒットしなくて困るのは、不相応な大金
かけて大もうけしようとする馬鹿なプロデューサーだけ。日本でもアメリカでも
それは同じ。観客には何でも選んで観る権利がある。エンターテイメントでも耽
美派でも社会派でも、良いものはいいし悪いものは悪い。作家には何でもこだわ
って作る権利がある、良心に背かない限りは。だって作家にとって不本意なものが
観客に感動を与えることはまずあり得ないから。
 ところで、ピンク界からデビューしようっていう人達は皆、その辺のところにひ
っかかりはないんだろうか。
236>234 :2000/09/02(土) 06:33
ハリウッドのシナリオの教則には構成としてプロットして
なにをもってくるかのハコの外形しか用意してくれんのよ。
その中になにを持ってくるかは当然、個人の想像力からしか
でてこない。
大体、日本のシナリオライターだってハリウッドの理論ぐらい
知ってるよ。知ってても糞しか書けないんだから救いようがない。
オレなんかはハリウッドのシナリオには努力の汗をものすごく感じる。
作家性なんてオタ専用オナペットにたよって無駄なシーン無駄なセリフ
だらけの邦画はやっぱり糞。
「無駄」じゃなくてね、会話するにしても「会話だけ」でシーン撮っちゃたり
さ。会話以外の情報こめたらって思うよ。たとえば「行動」とリンクさせるとかね。
そういう質を高めてく努力を軽視してハリウッドは単純なんてどうしても
オレには言えんよ。
237>236 :2000/09/02(土) 06:40
う〜ん、悲しい程同感。
238名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 06:41
236に同感・・・
239名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 06:45
>ハコの外形しか用意してくれんのよ

それが決まってたら充分だと思うが。
それが予定調和の作品ばかりのハリウッド映画の原因なのか?
240:2000/09/02(土) 06:53
比較において、希少性も重要では?
例えば、アルマゲ99カリスマ1の環境と、アルマゲ1カリスマ99の環境。
稀少なものに飢えを感じるはずでは?
そんな、時勢の環境を読む商才が、邦画界に欠けている。という分析は?
241名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 07:03

日本の娯楽映画でアルマゲ程度のレベルにさえ達してるのなんて
見た事無い。
242>239 :2000/09/02(土) 07:05
「終わり」だけみれば予定調和と言われても返す言葉はないよ。
しかし、そこだけでなく中盤の「プロットのうねり」の努力は
感じてもらえないのかね、鑑賞者の想像力を上回るから退屈させない
んだよ。
「予定調和」じゃないから、2時間も惹きつけることができるの。
プロットの密度とその転がし方、快楽の情報量とさぁ。
簡単に書けるわけねえだろ。
終わりなきリライトに苦しみつづけるから面白いものが生まれてくる。
作り手の視線からみてどっちが苦しんで作品創ってると思うのさ。
243名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 07:06
>240
それがプロデューサーの腕の見せ所ですね。
加えて、作品のベクトルにあった映画作家、技術者等の才能を如何に集めるか。
そして暴走しがちな作家性と一般性のバランス感覚を持って大作を作れる
プロデューサーは日本にはおらんのか!

>239
予定調和でありながらも、最近はかなり凝った演出をブイブイいわせる作家が増えている気もします。
つまり、予定調和、どっかで観た物語をも面白いものにできる才能がいるのでは?
そこが、ハリウッド映画がいまだに躍進している原動力だと思います。
244名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 07:17
>235
>だって作家にとって不本意なものが
>観客に感動を与えることはまずあり得ないから。
この辺が邦画オタの大いなる勘違いだな。
邦画にプンプンしてるナルシティックな臭いも一般客を遠ざける一因だな。
 
245239 :2000/09/02(土) 07:26
煽りじゃなくて、マジで最近のハリウッド映画で予定調和じゃない
面白い映画を教えて欲しい。俺が最近観たハリウッド映画は
「Mi-2」「リプリー」あたりか。ま、これじゃあ、つまんなくても
仕方ないよな。(笑)俺の作品の選択が悪いのだろう。
246名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 07:41
予定調和の何がいかんの?
247名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 07:53
過程に意味が無けりゃ映画なんて一体なんだ?
248名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 08:07
脚本が努力しない邦画といえば最近では「不夜城」とかね。糞よ。糞。
金城と山本未来が場所を変えて「会話だけのシーン」が延々と。
金城と椎名の絡みも「会話だけ」。
こんな糞でも物語の収束の方法がすこし意外なだけで
アルマゲドンよりも良かったなんて言う映画オタは多そうですね。
「地球を救った」からひねりがなくて「ヒロインを殺した」からひねってる。
いいなあ「一発芸」だけで評価してくれるようなバカばっかりだと
シナリオ書くのも楽なんだけどなぁ。
シーンを削って合体して連鎖して交差させてという努力がどれだけ辛いか。
でもそれだけやらないと「作品」なんて呼べないけどね。
醜い感情を醜いまま描写して許されるのが邦画、
それをどう快楽として魅せるかを永遠に改良しつづけるのがプロの映画。
249名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 08:36
以前のサーバーにあった{邦画の問題点をあげよ}スレッドは
レス600を越えた。
やはり邦画はおおいに問題ありということだな。
250名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 09:07
確かに邦画に問題はある。しかし、ろくに見もしないで邦画は
つまらないなんて知ったかぶりする奴が多いのはもっと問題だ。
251名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 09:19
だから、そういうイメージを作ってきたのは誰なんだ?
業界自身だろ。
大手もアート単館系も同罪だよ。

一端信用を無くしたらどうなるかって事だよ。
ぶーたれる前に、どうやって信用を回復するかを考えろ。
252名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 09:27
>だって作家にとって不本意なものが
>観客に感動を与えることはまずあり得ないから。
基本的にはそうだと思う。
でも、邦画を観てると、不要なシーンが多くて、だれることがしばしばある。
監督は、せっかく撮ったんだからカットしたくないんだろうけど、
そこをバッサリカットできるかどうかが、観客を感動させられるかどうかの
分かれ目になる。
編集段階では、監督にとって不本意なことを受け入れるのも、よい作品に
するには必要なことでしょう?
邦画の製作に、そういう視点が欠けてるんじゃないかなぁ。
253名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 09:30
>ぶーたれる前に、どうやって信用を回復するかを考えろ。
誰に言っているの?ここに集っている人々?映画関係者?
ちょっとわかりにくいっス。
254ねこ電車 :2000/09/02(土) 11:57
>>249
「作家性」と「娯楽性」で今の邦画をどう見るか、って
分かれるのね。
255名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 14:02
ハリウッド映画と邦画の比較ばかりだけど、例えば
フランス映画と比べても邦画は落ちるだろうか。イタリアや
スペインでは?
256名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 14:47
ポリフォニー(合唱)の厚みがちがう、という指摘がありました。これは単に和音
の複雑さのことではないでしょう。

ディズニー映画、例えば「美女と野獣」でも分かるように、ポリフォニーは、弁証
法的です。ひとつの旋律の中で、立場の異なる見解が開陳されるのです。視点が単
一ではないのです。これは、オペラもそうです。ずっとギリシアまで遡るのかも知
れませんが、詳しくは分かりません。

この弁証法的、対話的、複眼的なものの捉え方が、日本映画(に限らず文芸全般と
いうべきだが)に不足していなければよいのですが。黒澤にはないですね。
257名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 15:41
イメージとか印象とか全然具体性がないね。
258>257 :2000/09/02(土) 15:50
まあ、下らないと思った作品の題名やシーンを覚えているほど
暇な人もいないわなぁ。
259名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 15:55
邦画って、本当に産業として成り立ってるの?
ハリウッド作品を上映することで得た利益で、邦画の赤字を埋めてる
んじゃないのかな?
260名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 16:01
音楽に関しては作曲家の問題というより演奏家(演奏環境)のほうが問題大きいよ。
日本の作曲家が書いたものでも、チェコフィルやイスラエルフィルを使って
現地のホールで録った方が遥かに広がりも深みもあるという・・・。
しかも人件費が安いんだなぁ。

いまは東宝あたりで大御所が自分でタクト振るより、マイナーで予算もかけてない
作品のほうが遥かにいい音が鳴ってたりするよ。曲の内容もホーナーや
ゴールドスミスに勝るとも劣らないレベルのがあるってことを知って欲しいな。
ワイドショーあたりでいい曲なのに聴いたことないのがあったら
たいていこういうのだよん。
261>255 :2000/09/02(土) 16:04
小粒なものでそこそこ面白いものはあるけど
メジャーなものを比較したらやっぱり落ちるのではないでしょうか。
イタリア映画の「ライフ イズ ビューティフル」
スペイン映画の「オール アバウト マイマザー」など
好みはともかく邦画より広がりのある世界を描いてると思います。
262名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 16:07
邦画だめって一括りに切り捨てるのもなあ。
乱暴っていうより、憎しみや恨みを感じちゃうよ。

クソはとうぜんタダ券もらっても行く価値はないけど
(見ないで批評できるかって?あいにく半端マニアなもので)、
新しい才能の息吹はどの時代にも確実にあるんだし、それまでを無視するとなると
業界の駄目さ加減を助長したのが、実は映画マニアだということになるよ。
才能が伸びない、若い人にチャンスが向かないのも、そんなことが遠因でしょ。
気になる作品は見に行ってあげなくちゃ。

それに、一般の人が軽い作品やハリウッド大作に嗜好が向いているのを嘆いても仕方ないこと。
巨大な台風あります、隕石が降ってきますってだけで数十億のハッタリかましてくれるんだもん。
見世物として気になるの仕方ないよ。

じゃオメーは何を好きなんだよ、と言われそうなので、
近作の邦画で良かったのは『鮫肌男と桃尻女』っす。
リバイバルしてくんねーかな。何度でも行っちゃうよ。
263>261 :2000/09/02(土) 16:21
海外の雑誌で読んだのですが
ライフのベニーニさんは小津を尊敬しているらしいです。
画からは想像できないけど。
264名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 16:44
>>241
俺はアルマゲよりラピュタや七人の侍のほうがずっと好きだよ。
君は自分の好みが絶対の基準と信じてるんだろうね。
それから邦画をコキおろしてる奴ってよく「一般人」って言葉を使うけど、
「一般人」ってなんだよ?自分と同じ好みの人間だけが「一般人」かよ?
日本の一般人は「『リング』こわ〜い、『もののけ姫』おもしろ〜い」
じゃないの?「邦画は全部クソ」なんて言ってる奴が一般人なわけないだろ。
265名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 16:47
>>263
ベニーニさんはジャームッシュの映画に出てたから、彼の影響を受けたのかも。
266216 :2000/09/02(土) 16:47
いやー。みなさんの書き込みは、いろいろな意味で参考になります。
邦画界は、ほんとに大変。自分がなにができるかわからないけど、
皆邦画が、復活してくれる事を、どこかで願っているはず。だからこんなスレもできたようなきがする。作り手はそこんとこをわかってきていて、
作品には、みな魂をこめている。そう262さんがいっている、石井監督の
作品だって、超優秀な作品ですね。まだすてたもんでは、ありません!
267172 :2000/09/02(土) 17:19
>261
>イタリア映画の「ライフ イズ ビューティフル」
スペイン映画の「オール アバウト マイマザー」など
好みはともかく邦画より広がりのある世界を描いてると思います。

あたりまえでしょ! 上記2本は、明らかに海外輸出バリバリ意識して、ウエルメ
イドに作ってるんだから!! イタリアだって、散々往年は残酷アクション作って
るじゃないの。いまでも、くだらないトンデモ映画を作ってるんじゃないの、眼に
触れないだけで。そういう背景を無視して、
>メジャーなもの
だけ比較してもしようがないんじゃないか。
もっとも、現在の日本の場合、狙ってもなかなか、海外に売れる「ウエルメイド」な作品が
作れない。作っても、後が続かないという弱点がある。私は「Shall We ダンス」
は好みではないが、アメリカに売れたのは事実だし、快挙。にも関わらず、周防正行の
次回作がいまだに存在しないのは、日本映画界のお偉方が、基本的に国内で収支を
合わせることしか考えていないからだろう。

何度も言うが、作品を国籍でどうこう言うのはやめようぜ。アメリカ・インド・香港
にしても、面白い映画の背景には膨大なクズを抱え込んでいる。逆に言えば、日本
未輸入の幻の傑作もまた膨大に埋もれている可能性がある。
それらまで観て、それでも日本映画がダメというならわかる。でも、そんなことが
できる人間はまず日本にはいないでしょ。

付言すると、日本の映画鑑賞環境はまだましなんです。フィルムセンターの不十分
さなど、問題点は多々ありますが、いま東京ほど、映画祭・ミニシアターなどで世界
じゅうのいろんな映画を上映している国はないはずです。ビデオ・TV放映も、比較
的バラエティーに富んでいる(アメリカのケーブルTVは違う意味でかなりトンデモらしいが)
そんな国にいるのに、国籍にこだわることこそ、悪しき島国根性。
268名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 17:20
>264
262の意見て割と普通では?
客観的な意見だと思うよ。アンタのほうが邦画オタまるだしだよ。
このスレで言う一般人て映画たまに見るけどここに書き込んだりはしない客層では?
269>264 :2000/09/02(土) 17:30
邦画はクソだって思ってる奴でも、昔っからそうだと
思ってる奴は少ないと思うぞ。
それにアニメは評価してるのも多い。

ある時期から日本映画ははっきりレベル的に下降線を
辿ったと思ってる。
それも単純な技術的な理由じゃなくて、
作り手の一種の文化的病によって。
現在それが持ち直したのかどうかしらないけど。

俺も「ラピュタ」と「7人の侍」はアルマゲより好きだよ。
でも、「ラピュタ」はアニメだし、「7人の侍」は古典だよな。

問題はそれ以後の実写映画なんだよ。
270名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 17:36
ある時期っていつ?
文化的病ってなに?
それ以後?
詳細きぼーん。
271269 :2000/09/02(土) 17:41
俺が「ああ、もうダメだ」って思ったのは
利重監督が出てきた頃。
文化的病ってのは、
ストレートにおもしろい作品を作る事への
抵抗感を多くの作り手に感じた事。
それと観客を拒否してると感じた事。
アート系も直球娯楽系も。
それも個人的でなく、日本映画界全体の雰囲気
がそうだったので、文化的病と表現した。

理由は知らん。
272名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 17:42
あと技術軽視
273名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 17:45
ここで日本映画を擁護している人達って次の内どっち?
1、かつて確かに(作品のレベルが)
  低迷していた時期はあったが、
  現在新しい人が出てきて上向きである。
2,日本映画に低迷の時期は無い。
  観客がバカばっかりになってる。

悪いけどもう一回聞きたい。
そうしないと、もう一つスタンスがわからないんで
274264 :2000/09/02(土) 17:48
>>268
別に262に文句つけたわけじゃないんだが・・・(読んでなかったし)
それに邦画オタっていうほど邦画は見てないよ。
今までに見た邦画で面白いものもあったし、
「一般人が見て面白くない」なんて言い切る奴は変だと思うだけだよ。
ハリウッド映画は世界最強だから、面白い映画が多いのは当たり前。
でもそれは数の問題で、ヒットしたような邦画は一般人は楽しんでると
思うだけだよ。
275>273 :2000/09/02(土) 17:50
どっちかじゃないから答えられないよ。
276名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 17:52
>>273
「昔に比べると低迷してるのは確かだが、面白い映画がないわけではないし、
アメリカ以外の国と比べてそれほど極端にヒドイ状況でもないと思う。」
だな。
277名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 17:56
>>269
>>241をよく読めよ。
「邦画」でアルマゲ以上のものは見たことがないって書いてるだろ?
時代は関係なしに邦画を全否定してるととられても当たり前じゃん。
278名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 18:05

技術軽視ってのは確かにあるなぁ。
つーか単に頭が悪くて取り込めて無いだけなんだろうけど。
ちゃんと完成形のビジョンを持ってから製作に入るひとって少ないよね。
特に年寄りに。

大抵の業界では若手がビジョン無しに暴走して年寄りに窘められるもんだけど、
邦画界は逆なんだよなぁ。そのくせ年寄りは発言権だけは大きいから・・・
279269>277 :2000/09/02(土) 18:16
まあ、確かにそうではあるな。
悪い、アレは俺が書いた。
俺の中で、
 ・かつて黄金時代があった。
 ・アニメは高水準
 ・ここ10年程度の話をしている
ってのは常識って頭があったんでああなった。

で、269に関する意見は?
280名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 18:31
昔は、「社長シリーズ」、「若大将シリーズ」、「無責任男シリーズ」など、俳優
に個性があり、楽しめる映画が多かった。「寅さんシリーズ」みたいに押しつけが
ましいところがなかった。

いまは時代が違う。だからこそ、いまの日本人の心に触れるキャラクターを作り上
げることが大切、では?やくざ映画はもういいからさ。
281名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 22:27
>1
必要ないです。
282名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 22:50
>1
確かに、なくてもいいかも知れないけど、じゃまでもない。

技術では劣ってないのだが、予算かけないでしょ!
CGでもハリウッドには負けませんが、監督さんのセンス悪いよ!
ちゃんと使ってね。FROM技術屋さん。
283>282 :2000/09/02(土) 23:02
なるほど納得。
CGがひどいから、日本の技術がだめなのかと思ってたけど、
考えてみればそんなわけないよなぁ。
要するにCGを使いこなせるだけの想像力が、監督にないわけだ。日本の場合。
284名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 23:05
>282
「雨あがる」を観た時、照明やら撮影やら美術やらの技術の素晴らしさに驚いた。
あのレベルの作品はここ数年なかったんじゃないか?
いつのまにか低いレベルにならされていたことに気付かされた。
というわけで、CG云々の前に基礎的な技術も心配な今日この頃の日本映画。(黒澤組以外)
「Shall We ダンス?」位が標準レベルであって欲しい。
285名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 23:29
>284
黒澤明はもういいし、黒澤明の名前にすがっただけの作品ももういい。
ゲンダイに生きているわたしたちは
ゲンダイの映画が見たい。
「八月の狂詩曲」や「まあだだよ」の技術、いかがなもんかな。
ゴダールは、男と女と一台の車があれば映画は撮れると言った。
キアロスタミはどうなるの。
ゲンダイを見据えてもらいたいな。正倉院の宝ばかり賞賛するんじゃなくて。
286名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 23:33
>285
284氏は技術のハナシをしてんでしょう。
噛み付きゃいいってもんでもないと思いますが・・・
287名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 23:35
>286
だからたいしたことないって言ってるじゃん
288名無しさん@1周年 :2000/09/02(土) 23:50
現在、世界で一番有名な邦画は ポキモーン
289名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 00:10
撮影や照明の素晴らしさなら「御法度」も負けてなかったと思う。
京都の撮影所でアメリカの撮影監督システムで撮るのは大変だったと思うけど。
でも「雨あがる」も「御法度」もベテランの映画だから、その技術が
ちゃんと若いスタッフに継承されるかどうか心配。
290名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 01:05
特に邦画好きな方でもないけど
なくなるのはやだなあ。外国人ばっかりみたくないしさ。
胸が焼けるから。
291名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 02:07
>「八月の狂詩曲」や「まあだだよ」の技術、いかがなもんかな。
ゴダールは、男と女と一台の車があれば映画は撮れると言った。
キアロスタミはどうなるの。
ゲンダイを見据えてもらいたいな。正倉院の宝ばかり賞賛するんじゃなくて。

ゲンダイ=ゴダール、キアロスタミ? 男と女と車一台で映画撮れます?
ゴダール真似しようとする若手って大抵失敗してません?
「まあだだよ」はともかく(個人的には好きだけど)、「八月の・・・」は
ゴダールの出たフランスでも評価高かったそうですよ。ラウル・クタールや
サッシャ・ヴィエルニーのカメラも”技術”なら、斎藤孝雄のカメラや佐野
武治の証明も”技術”でしょ?

292>269=271 :2000/09/03(日) 02:21
ああ、利重剛ね。あいつの「ベルリン」って最低
だよね!! タイトルの理由は、前に行って楽しかった
ベルリン映画祭にこれも出したいから、らしいぞ(確か)。

あれのプロデューサーが「萌えの朱雀」や「マザー」や
「ユリイカ」でカンヌで賞を貰ったんだっけ。
で、この3本に共通しているのが、見たヤツ(まあ頭悪そうな
日本のマスコミばかりなんだけどな)から質問・取材を受けてる
監督たちがこれまたアホなんだな。分かりにくい箇所を聞かれると
「受け手にまかせる」とか、逆にどうでもいい位細かい
ことを言ってるのよ。こんなんで現場でどう演出してるの、てー位。
(現場を見てないからエラソーなことを言えんが)

反対にアメリカの俳優や監督のインタビューの記事を
読むと、ああ短くうまく言うよなあってそこは感心するんだけど
(トム・クルーズが9割以上自分でスタントやったとか
子供でも分かるようなウソも多いが)

ちなみに俺が最近よかったのは塩田監督の「月光の囁き」。
塩田監督のインタビューとか読んだことないけど
それがいらない位、作品だけで語りのめしたいって
勢いが映画にあったな。

あと周防監督の新作がないのは異常というの誰かの声、まったく同感。

「日本映画」ではなく、日本人に見られない映画祭向けの
「日本代表映画」はもういらない。
293235 :2000/09/03(日) 02:37
>235
>だって作家にとって不本意なものが
>観客に感動を与えることはまずあり得ないから。
この辺が邦画オタの大いなる勘違いだな。

私は”邦画オタ”じゃないです。洋画も邦画も系統立てて十分観てます。
ただ、一般人”ではないかもしれませんが。”所謂”エンターテイメント”
って実際、つまらないものが多いです。

 私の面白かった”エンターテイメント”映画(例です):
”ディ―プ・インパクト”、”LAコンフィデンシャル”
”機動警察パトレイバー”(1、2共)、”キッズ・リターン”

 つまらなかった”エンターテイメント”は:
”もののけ姫”、”インディー・ジョーンズ魔宮の伝説”
”Shall we ダンス?”

 つまらなかった”作家の映画”:
”永遠と一日”(アンゲロプロス)、”夢二”(清順)
”エヴァンゲリオン”、”眠る男”(小栗康平)
”エレファント・ソング”(利重剛)、
”ヌーヴェル・バーグ”(ゴダール)


 良かった”作家の映画”:
”夏の庭”(相米慎二)、”病院で死ぬということ”(市川準)
”日陽はしづかに発酵し・・・”(ソクーロフ)、
”ユリシーズの瞳”(アンゲロプロス)、”ポーラX”(カラックス)

 まあまあの作家映画:
”幻の光”(是枝和裕)、”それから”(森田芳光)

これでどこが”邦画オタ”なんですか? この位ちゃんと観てる映画
ファンって結構いるんですよ。日本に10万人はいるんじゃないかな、
少なく見積もって。それだけの観客がいれば低予算の映画なら、十分
元が取れます。だから”小ヒット”でいいと言ってるんです。
294:2000/09/03(日) 02:41
>>256
ポリフォニー(合唱)についてのご意見に感銘!
ぜひ、お薦めの文献等も、ご紹介いただけませんか?
295名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 02:51
>293

自分語りしたいだけの厨房は失せな
楽しかったかい?自分をみんなに提示できてさ。
296ナマムギ :2000/09/03(日) 02:52
>>294
ポリフォニーは”合唱”ではなく、”多声曲”です。黒澤の映画は日本映画には
珍しくポリフォニックですよ。大島の初期なんかもそう。吉田喜重の「エロス+
虐殺」もそう。小津は違うけど。このテーマについてちゃんと書かれた文献は多分、
ほとんどないと思います。
297293 じゃないけど :2000/09/03(日) 02:55
>295
あんたは自分じゃなくて何かを語れるの?
ツッコミをして優越感にひたるだけの安っぽい自分を披露してるだけじゃん。
293 の書き込みは「ほうほう」とか思うけど、お前のはウンコ。
最悪だね。
298名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 02:56
なんか新しくスレ立てた方が良いような気がしてきたな。
日本映画は要らない、って意見はあんまりないようだし。
「日本映画の現状をどう見るか?」とか
299235 :2000/09/03(日) 02:57
>295
単なる思い込みで批判されたから反論しただけのこと。
作品の列挙は”反証”というやつ。まともな議論してるだけです。
300邦画マニア :2000/09/03(日) 03:02
235さんのタイトルは賞味期限が切れてるのが多いですね。
つまらなかった作品の中に私の好きなのが入っているので
いちおういっておきます。
301名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 03:51
298さんに賛成。
もういいでしょ。
302k「リミット!」 :2000/09/03(日) 05:41
>>296
ナマムギさま、眼の覚める様な、映画分析の予感がします。
僕だけでなく、きっと、ポリフォニー論は、CTのさめ理論に続き、皆の注目となる事でしょう。
どうぞ、出来る限り詳しく、ご説明頂ければ・・・と、存じます。
合唱と多声曲との違い、とか、黒澤映画他に見られるポリフォニックな例とか、
典型的なポリフォニック映画、その発祥、ベストとワーストなどなど、是非、お願いします。
303名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 06:59
海外から見たら、現在の日本映画は決して悪くないと思われているのでは?

フランスではご存知の通り、北野武が凄く人気がある。「菊次郎の夏」は
拡大公開されたし、「BROTHER」は日本より早く先行公開されるという快挙。
大島渚の「御法度」もフランスで5月に拡大公開されて、それに合わせて
「愛の亡霊」「戦メリ」も再公開された。「御法度」は9月からイギリスで公開
される。宮崎駿の作品もフランスで特集上映がされた。
カナダでは最近、奥山の「RAMPO」、「Shall we ダンス?」、「もののけ姫」
北野・大島・今村の作品などが上映されていたと聞いた。

もちろん、向こうで日本映画を見る様な観客は一部の映画ファンかもしれないが、
日本でもベルトルッチやアルモドヴァルの映画を見る人は一部の人だと思う。
「大島・北野なんて海外映画祭向けの映画だ」という声が聞こえてきそうだけど、
そういう映画を見たい人達だって少なからずいるのは事実。イタリアから見れば
ベルトルッチだってそう思われているのではないかと思う。日本で観客が入った
「踊る大捜査線」や「ホワイトアウト」がヨーロッパで受けるだろうか?

たしかに「ポケモン」の様な作品を除けばハリウッド映画の様に世界中で
多くの観客を集める様な作品は難しいかも知れない。しかし、ひとつの国では
一部の観客でも、世界各国で公開されれば結構な人数の人達に見てもらえる。
それは素晴らしい事だと思う。

304邦画マニア の方々へ :2000/09/03(日) 07:52
とりあえず邦画の名作ってやつを教えてくれ。
ちょっとおもしろいとか才気を感じる程度のものじゃなくて
圧倒的におもしろいとか感動できるとか打ちのめされるような邦画をプリーズ!
305名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 07:57
>>304
圧倒的で感動で打ちのめされるつったら
平成ガメラシリーズぐらいしかないんじゃないの?
306名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 08:09
それなら「赤い眼鏡」でしょうね。
307名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 08:19
>304
たとえ自分がそう思う作品を挙げても
そうは思わない人も沢山いるからねぇ。
それを踏まえたうえで言うなら、
俺的には「ワイルドゼロ」は素晴らしいと思う。
選曲や監督のセンスは最近の邦画にはない良さを感じたね。
これでもっと予算をかけれたら・・・
308名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 08:35
>>307
ギターウルフのアレだっけ?
あれはものすご〜〜〜〜〜くひとを選ぶと思うんですけど・・・・
309名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 08:48
アメリカの田舎に住んでるんだけど、友人(極ふつうの映画ファン)は、
Shall we ダンス?と、もののけ姫を観ていた。
Shall we ダンス?に関してはgood jobだとほめていたし、
もののけ姫にも感動したらしい。ただ、日本には昔あんなにでかい
動物がいたのか?って聞かれて閉口したけど。
あと、レンタルビデオにある邦画は、アニメ(結構マイナーなものも
ある)、黒澤作品多数、a taxing woman、a taxing woman's return、
Shall we dance? 。アニメも入れたら、他のどの国の作品よりも多い。
310名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/03(日) 09:09
>アニメも入れたら、他のどの国の作品よりも多い。

アニメセクションはどこのレンタル屋もこの1年で3倍近くに膨れ上がってるからな。
(おそらくポケモン効果だと思うが。)
でも実写のみだとやはりフレンチ、スパニッシュの方が圧倒的に多いよ。

311映画小僧 :2000/09/03(日) 09:11
「踊る大捜査線」は香港でコケたそうです。そのかわり「リング」が
大ヒットして貞子が有名になったとか。ちょいと古めの話題でした。
312名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 10:53
韓国では「Love Letter」が120万人を動員した。
4月に公開された「愛のコリーダ」もヒットした。
313名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 10:58
アニメって日本人が言うほどたいして世界で流行ってないとか
聞いたけど?
314名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 11:05
でも本当にアメリカ人て外国映画見ないよ。邦画に限らず。
ちょっと古いデータだけど1年間の興行売上の内、外国映画の
売上が2%(イギリス映画を含めて)だって。
315アメリカ :2000/09/03(日) 12:06
「魔女宅」や「トトロ」のビデオはそこそこ売れてるよ。
ロジャー・エバートとかが絶賛したからかな。
「もののけ」の劇場公開は大コケしたけど。
316名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 12:27
「もののけ」は大コケだったの?
評価したのはあちらのオタクだけだったのかしらん
317309 :2000/09/03(日) 12:36
もののけは、格安の映画館で上映が始まってから観たけど、
客はたくさん入っていたし、反応もよかったよ。
webでのuser reviewでも、かなり好意的なのが多かった。
興行成績はいまいちだったの?
318名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/03(日) 12:42
レンタル業界で言えば本当に売れてるのは
「うろつき童子」「淫獣教室」系のエロと、
「天地無用」「ナデシコ」等のオタク御用達品。
BlockbusterやHollywood Video等の大手を含め、どこにいってもある。

更に言えば去年位からVシネマが大量入荷・・・・

KINO VIDEOを中心に良質の作品もポツポツ出てはいるが・・・どう見ても"一般的”米国人の邦画に対するニーズはエロが中心の様だ。
319318 :2000/09/03(日) 12:47
補足:アニメで言えば、勿論ポケモン、デジモン系がもっとも出ているのは確かだが、
   一般向けという意味で・・・
320名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 12:49
「もののけ姫」の配収は当時の日本記録を塗り替えたじゃん。(あっさりタイタニックに抜かれたけど)
参考にhttp://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=967444293&ls=50
321名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 12:59
>アニメって日本人が言うほどたいして世界で流行ってないとか
>聞いたけど?

ヨーロッパやアジアの状況は知らないので「世界」がどうかは知らないが、
アメリカでは確実に侵食が進んでるな。

量販店など行くとズラ〜っとならんだ「ドラゴンボールZ」「ポケモン」「セーラームーン」等のキャラクターグッズが御出迎え。

ちなみに3年前モスクワにいた時は、小さな女の子の三人に一人位がパチモンのセーラームーン・シャツを着ていて魂消たおぼえがある。
あと、これまたパチモンの「キャプテン翼」グッズなどもよく見かけた。
なんだってこう、評価の対象にならんようなくだらんアニメばかりインターナショナルに流行るんだろうなあ・・・と、つくづく情けなく思ったものだ。

322309 :2000/09/03(日) 13:04
アメリカでの流行り方は、少なくとも俺の想像を超えていた。
こっちに着いて、最初にやらされたのが、秘書の息子が持ってる
日本語のポケモンカードを英訳することだった。
日本語カードはレアものとして人気らしい。
323名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 13:10
いや〜凄かったねえ。
わたしゃこの5〜6年日本に帰ってないんで、
最初何が起きたのかと思ったよ(笑)

どいつもこいつもお前はポケモン知ってるかとか言うから。
(癲癇起こすアニメがあった事は知っていたが、まさかそれとは思わなんだ。)
324でも :2000/09/03(日) 13:18
日本アニメは安っぽくてエロで暴力的という印象があって、毛嫌いする人は多いよ。
「魔女の宅急便」(Kiki's Delivery Service)発売時に、ブエナビスタ
の社長がインタビューで、この作品は他の日本製アニメとは全然違う、
っていうことをしつこく強調しててちょっと笑った。
325名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 13:24
そうそう(笑)
318でも書いたけど、そのエロとヴァイオレンスが売りになってる部分も大きいやね。
子供のモノである筈のアニメーションで、お目目クリクリの少女のヌードやセックスシーン、そして過激なスプラッタ描写が出てくる事に新鮮な刺激を感じているみたいに見える。

基本的にこの国の人間、ペドフェリア多いしな。
326名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 13:30
青年向けジャパニメーションを観るやつ=ちょっと変なやつ
っていう認識は、確かにある。
ファン層は日米共通かも。
327名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 13:41
まあ、Geekだよな、奴等は。
で、日本のオタクほど社会的に迫害されてないもんだから、
全然趣味を隠してないじゃない?

その気持ち悪い事気持ち悪いこと・・・

ところであなた東の人?西の人?
328イサオ :2000/09/03(日) 13:50
アニメを映画として論じるのは止めてくれませんか?
日本映画について語るのであれば、映画についてのみ論じあっても
らえないでしょうか?
アニメオタクの人達が映画板に来て、映画ではないものについて語
る事に対して注意するのは、もう疲れ果てているんです。
正常な見識を持っているのであればアニメは映画ではないという事
くらい分かるはずです。
そして、アニメを映画館で上映しているという異常事態が日本映画
の衰退の最大原因である事も、皆さんはお気付きの筈です。
アニメについてどうしても語りたいというのであれば、アニメを日
本映画界から排除するという方向で話し合っていただけませんでし
ょうか?
建設的な意見がなくては、日本映画の衰退を食い止める事は出来ま
せん。
329名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:00
おっと、失礼。
ただアニメオタク呼ばわりは心外ですなあ(笑)
米国における邦画のマーケットというとどうしてもアニメになってしまうので、話題がそっちにシフトしちゃいました。

>そして、アニメを映画館で上映しているという異常事態が日本映画
>の衰退の最大原因である事も、皆さんはお気付きの筈です。

う〜ん・・・そうですか?だとするとディズニー、FOXを初めポケモン、ドラゴンボールZ等のアニメをじゃんじゃか上映はじめたアメリカの映画業界も
“アニメを映画館で上映しているという異常事態が日本映画の衰退の最大原因”
とおっしゃるからには衰退期に突入するんですかね?
更に言えば、日本製アニメに触発された作品がどんどこアメリカのメディアを侵食中ですが?
330名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:13
>そして、アニメを映画館で上映しているという異常事態が日本映画
>の衰退の最大原因である事も、皆さんはお気付きの筈です。

お気付きじゃないよ。ていうかそんな意見初めて聞いたよ。
331名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:13
>イサオさん
328の文中の「映画」を「実写映画」に訂正していただけないでしょうか?
ますますややこしくなってしまうので。
もし訂正してはいただけないのでしたら、
せめて『アニメ映画は映画か?』といった趣旨の新規スレを立てて議論してはいただけないでしょうか?
混乱必至なので、そうそうに建設的な意見を出してみました。いかがでしょう?
332名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:21
たしかに面白い話題だが、ここでする話じゃあ無いね。>『アニメ映画は映画か?』

それとイサオさんは過去ログも読まずにアニメの話題ってだけで噛み付いて来てるみたいだけど、
人をアニメオタク呼ばわりする前に、

>>321
>なんだってこう、評価の対象にならんようなくだらんアニメばかり
>インターナショナルに流行るんだろうなあ・・・
>と、つくづく情けなく思ったものだ。

と言っている事ぐらい考慮してもらいたいもんだね。
333名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:24
328って大昔のコピペなんじゃ・・・
334名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:27
煽りだろほっとけ
335名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:30
日本映画衰退っていうけど、「黄金時代」を知らないからなぁ。
336イサオ :2000/09/03(日) 14:34
>331
「映画」を「実写映画」に訂正する事は出来ません。その必要もあ
りません。なぜなら、「映画」とは「実写作品」の事のみを指すか
らです。
夏休みを経て、新しい人達が、この「映画@2ch掲示板」へやって
来られたようで、御存じない方も多いので言っておきますが、20
00年5月6日の22時59分をもって、ここではアニメの話題を
出す事は完全に禁止となったのです。
私及び良識ある我が同志達とアニメオタクの人達との間でディスカ
ッションが行われ、そのようにローカルルールが決定されているの
です。
従って、新人の方達にもそのルールに従っていただきたいのです。
これは映画板を正常に運営していくための心からのお願いです。
よろしくお願いします。

337名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:39
そうだよね、我々の世代はビデオでしか知らない。

ちょっと話題を変えると、「日本映画」はともかく、
コヤに人が行かなくなった原因には、あの異常に高い木戸銭が影響しているのは確かだろうな。
338>336 :2000/09/03(日) 14:40
スレ立ててあげたから、その話題がしたけりゃそっち行きなさい。
339名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:44
331>イサオさん
これは存じ上げませんでした。>>336の内容は了解いたしました。
願わくば、>>328を書くことなく336を書いていただければ…と思う残暑の午後。
340名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 14:53
秘書にポケモンの翻訳を頼まれた人はもう落ちてしまったのだろうか?
Labour Day's Holidayの夜なのに・・・
341イサオウオッチャー :2000/09/03(日) 15:32
うひゃー、久しぶりの登場だね、イサオ氏。もっとも彼が居ない間に
メンバーがだいぶ替わったんで、知らない人も多いみたい。それにソゼ
みたいな、人気者も出てきてるしね。

>御存じない方も多いので言っておきますが、2000年5月6日の22時59分をもって、ここではアニメの話題を
>出す事は完全に禁止となったのです。
>私及び良識ある我が同志達とアニメオタクの人達との間でディスカ
>ッションが行われ、そのようにローカルルールが決定されているのです。

とりあえずイサオ氏は知らないみたいだから言っておきますが、その5日後
位後にアニメーションも映画の一技法とする同士達によって、ここで
アニメを論じても良い、というローカルルールが制定されています。従って
イサオ氏の主張はまったく無意味ですので、皆さん気にしないように。って、
誰も気にしていないか。

ところでイサオ氏、日本映画界を活性化する独自理論は完成したんですか?
楽しみに待っているのですが、その一端でもお聞かせ願えないでしょうか?
342名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 15:35
>>336

実写映画ねぇ。
マンガが原作でも実写ならいいのかね?
実写映画とでも、CGなんぞは当たり前のように使われている。
実写映画にもかかわらず、CG見せるのがメインだったりな。
実写/アニメという区分け自体無意味になりつつあるんじゃないのか?
343名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 15:42
実写とアニメの区分けなど、最初っから便宜上以外の何物でもない。
復活イサオは本人ではなく、騙りだろう。
そうでないなら、ウォッチャー氏も書いておられる
活性化のための毒痔理論を展開してもらいたいと思う今日、過ごしやすい午後。

344>イサオウォッチャー氏 :2000/09/03(日) 16:15
その論争の過去ログって残ってるんですか?
一体イサオ氏がどんな主張をしてたのか、ちと興味があるもんで。
345名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 18:59
「タイタン.A.E」も映画じゃないの?
346名無しさん@1周年 :2000/09/03(日) 20:48
黒沢清は去年暮から
フランスで「CURE」「カリスマ」「ニンゲン合格」を順次公開されたんだが
インタビューでアニメからの影響を何度も聞かれたそうだ。
フランス人にとって現代日本映画の印象は北野武とアニメとなっていて、
この両者を関連づけていいのかよくわからなかったらしいが、
黒沢の「カリスマ」をみて、「AKIRA」や「攻殻機動隊」「エヴァ」との類似を見たらしい。
日本じゃありえん発想でしょ。
黒沢自身はアニメにはかなり不案内らしいが
外国から見たら日本を表象するという意味で
アニメと実写映画は等価値みたいよ。
それがフランスお得意の大いなる勘違いなのかどうかはともかく。

347age :2000/09/04(月) 01:50
age
348名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 02:04
フランスといえば「AKIRA」の時に、原爆トラウマ映画っていう勘違い解釈をして顰蹙を買ったが、
アメリカ人にみせたら、やっぱり原爆の事言い出したんだよね。

日本のアニメは都市破壊が好きなだけで、原爆は関係ないんだよ、と説明しといたが・・・
349狂信的邦画マニア :2000/09/04(月) 07:16

いっそのこと一昔前の韓国のように外国映画輸入禁止にしたらどうだろう?

350名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 07:30
邦画マニアは大抵ヨーロッパ映画が好きだから無理だ。
351sage :2000/09/04(月) 08:50
大島渚・黒沢清あたりを好きな邦画マニアはヨーロッパ映画好きそう。
352名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 08:51
名前にsageを入れてしまった。恥ずかしい・・
353Nシステム :2000/09/04(月) 10:11
>>350
>>351
こういう意見、多いね。まあ大島渚の方はそうかもしれないが、黒沢清はそうで
もないと思う。『ニンゲン合格』や『カリスマ』がそうであるように、構造的に
は西部劇の映画を好んで撮っているのがその理由。黒沢のファンは、小難しい屁
理屈で評価してるんでなくて、「(本物の)映画の構造」をそこに見ているのだ
と思う。ちなみに、黒沢清が好きなのはアルドリッチやスピルバーグなんだよ。

そういう「構造」で映画を観ていると、「ハリウッド大作」と「小資本邦画」の
間に差を感じないんだよね。要は作り手の心意気をどう感じるかなんだ。

354ねこ電車>10 :2000/09/04(月) 10:36
東映の新作『長崎ぶらぶら節』…。
どーしてこーいうのが全国ロードショーなのかなあ?
見てないけど。
355ZEROES :2000/09/04(月) 11:46
塚本晋也監督が、何故海外で評価されるのか、という質問に、自分のような作品を好むする人はどんな国の都市層にも一定数いるはず、と発言されてました。
押井守監督は、もっと端的に、おたくはどこにでもいるよ、と別の場所で話していましたが。

国産か輸入品か、アニメか実写か、といった区別に拘泥しないファン層というのは、欧米でも、それなりの数に達していると思う。
356名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 12:54
>353
黒沢の「大いなる幻影」はどお?
あれこそハリウッド的な映画の構造を回避した作品なのでは?
357名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 14:28
>356
横レスですが、あれは自主映画に戻って何でもありで撮ったんだ、と
黒沢清が言ってました。映画美学校製作ということで。
会社に発注され、巨費を投じてヒットを義務付けられた作品ではない、
ということだと思うんですが。

>354
賛成(笑)。○映でもっとすごそうなのが
吉永小百合=紫式部、天海由希=光源氏での源氏物語を製作するというオハナシ。
平安朝のセットはCGでやるんだとか。
358名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 14:30
彼等に学習能力は無いのか?
それともそこそこの配収は見込めるのか?
359名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 14:33
「北京原人」とかいろいろな過去がありすぎますからねえ…
やはり学習能力のモンダイじゃないでしょうか。
360ねこ電車 :2000/09/04(月) 16:01
「居酒屋ゆーれい」ってまあそこそこの作品じゃないかって
思うんですが、すぐにそれのリメイクを作るって聞いて、
「あほう」って思ってしまいました。

あと、「マークスの山」で全共闘ネタがあちこちに散りばめられて
いるのを見て、「うへぇ」って思った。

邦画ってトラウマ多いよぉ。
361名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 16:04
「長崎ぶらぶら節」は原作が直木賞だし、ジジババがけっこう
見に行くんではないかと。
362ねこ電車 :2000/09/04(月) 16:08
>>361
中西礼ファンって多いんすかね?
ジジババ以外は見向きもせんわな、こーいう映画。
363名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 20:17
いやあ、今中高年はねらい目ですから…
「鉄道員」とか「梟の城」とか。
364k :2000/09/05(火) 02:48
「ハリウッドを復活させたのは、ルーカスの糖尿病だった。」という説もあるそうな・・・
邦画は、この先、何で復活できる事やら、たけしのバイク事故が、ルーカスの自動車事故
とシンクロし、氏の淋病か何かが、活躍する日も近いかも・・・。
>>256
>>294
>>296
この際、「ポリフォニー理論」の完成を願いたし!
365k :2000/09/05(火) 02:56
ナマムギさま、よろしく!
366一言 :2000/09/05(火) 03:51
ババァですが・・・・
誰が小百合なんか見るかい!!!
渡&吉永のやつもでぇーーー嫌い!!!
失礼しました
367名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 05:21
いや、ジジイですが同じ気持ちです。
368名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 12:37
でも「鉄道員」「梟の城」ほどじゃないが
「時雨の記」そこそこいったとか。
自分は「Wの悲劇」以来の澤井信一郎ファンなので見に行ったが
澤井ファンとしては満足だった。
でも、吉永さんはそろそろ賞味期限来てるな、と。
369ねこ電車 :2000/09/05(火) 13:23
「未来日記」にも驚いたが、「しあわせ家族計画」映画化にも驚いた。
おいおい、松竹よぉ(藁
おーい、これが邦画の現状だー。
370256 :2000/09/05(火) 16:44
>365
ナマムギさんと別人です。ナマムギさんの仰るように、ポリフォニーと
コーラス(合唱)は違うというのが正しい理解でしょう。

ナマムギさん、Kさんが再三お呼びのようですよ。
371とおりすがりですが :2000/09/05(火) 16:52
ポリフォニーって、ふつう和声って意味で使ってなかった?
372名無しさん@1周年 :2000/09/05(火) 17:14
>369
自分とこで製作するとおかしいことになるんだなあ、松竹って。
「御法度」や「Brother」配給する会社なのに
バランスとれなさすぎ。
373256 :2000/09/05(火) 19:25
>371
ハンガリアン・ポリフォニーが有名ですね。英語でも、
polyphony:
music consisting of two or more independent but harmonious
melodies (Greek polyphonia = multi+voice)

chorus:
a group of singers...
composition to be sung by chorus
(Greek choros)
だそうです。

ポリフォニーは多声あるいは和声と訳せます。ナマムギさんが言及なさ
った対位法は、英語にはcounterpoint(Latin contra+punctus =
counter music note)という表現もあるようですね。

なお、コーラスには一緒に歌うという意味はありますが、複数の異なる
旋律を歌うという意味は必ずしもありません。
374256 :2000/09/05(火) 19:35
私は、256でポリフォニーという言葉を対位法に近い意味で用いました。
375k「まだよく分かりませんが・・・」 :2000/09/06(水) 03:23
三休!ポリフォニー!
376名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 17:01
われらが敬愛する織田裕二氏、「SPA!」のインタビューで
映画会社の製作担当者には、案外マニアックな人が多くて(そうなのか)
純粋エンターテインメントをやろう!と提案すると
二の足を踏むらしい。文学性とかテーマにこだわったりとかして。
そういうことではよろしくないのではないか、
自分がそういう映画の旗振り役になろうではないか、
やりたい企画は山ほどあるのだから、
と続くわけです。
織田先生の言動や芝居に感じ入ったことはただの一度もありませんが
純粋エンターテインメントの追求をためらう
映画会社の人たちのインテリ(!)性、文学性がモンダイだというのは
一理あると思います。
377名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 17:40
ポリフォニーの反対って、モノフォニー?
要するに前者はハーモニーの重厚さ。後者はメロディーライン
って感じの解釈でいいのでしょうか?
378名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 17:47
>376
エンターテイメントな映画撮れる人が日本にはいないからって
せいもあるんじゃない?
379名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 17:52
エンターテイメントは結構だけど、ハリウッド映画の猿マネみたい
なのはまずいです。ハリウッド的な映画はハリウッドが一番
得意なのだから。「ホワイトアウト」を見てそう思いました。
そんな事をしなくても「Shall we ダンス?」の様なエンター
テイメント映画でいいのでは?(個人的にはこの映画好きでは
ないですけど) もちろん知的で文学的なのも大いに結構だと
思います。
380名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 18:23
>378
織田裕二は
映画は監督だなんて思ってないのでは。
企画とスターでOK。
381256 :2000/09/06(水) 19:54
376>文学性とかテーマにこだわったりとかして

こだわり方が問題なのではないかと。いわゆるマニアックなのはNGです。しかし、
ブンガク性はともかくとして、テーマのないエンターテインメントだけの映画とい
うものを想像することは、別の意味で難しいでしょう。また、エンターテインメン
トと言っても、観客の期待は様々ですし。

むしろ、自己流のエンターテインメント映画にこだわる姿勢こそがマニアックで、
独善に陥る危険性が強いという場合だってあるでしょう。

邦画がつまらないのは、制作者にヨーロッパの伝統と対決できるだけの世界観がな
く、自己を客観化する姿勢が甘いためではないかと思います。

ブンガク性もエンターテインメントも。
382名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 19:58
文学論やら映画論やら技術論やら語る前に
人間が全然わかってないってのが痛い、ってのが結構居るような。
娯楽、ゲージツに関わらず。
383名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 20:02
>381
「SPA!」によると、織田氏のいうエンターテインメントは
「スターウオーズ」などのように
”誰でもが楽しめる”娯楽作品らしいですが。
VSハリウッド、らしいです。
テーマ、世界観などどこを探しても見当たらない
エンターテインメントの本家ハリウッドの作品に模したいようですが。
384名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 08:10
とりあえず下手なのはなんとかならんか?
なぜここでカメラが突然動き始める?とか
シーンのつながりの不自然さ、とか
目に付くのが多いな。
385名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 08:20
ハリウッドは、外貨獲得の一大産業ゆえに
リサーチ、淘汰のレベルは圧倒的。
数の論理でみれば、かなうはずはない。
映画が慈善事業だと思ってような人に
支えられているうちは。
386名無しさん@邦画がんばれ :2000/09/08(金) 11:14
それに台本も面白くなるまでいろんな人がアイデア出し合う。
わかりやすくてシンプルなストーリーで感動させる。
そういう基本的なところも真似してほしいですね。
387名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 11:39
『ブリスター』を見よう。
388名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 11:54
安藤希が二十歳過ぎるまでは必要
389名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 11:55
>>382
エンターテイメントで人間が分かってる必要なんてあんの?
390>389 :2000/09/08(金) 14:38
当たり前だろ、そうでないと脚本書けないじゃん
391名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 15:18
ゴッドファーザーと仁義なき戦い
テーマの奥行き、役者のグレードと演技、
画面の美しさ、小道具…等における相違点が
そのままハリウッドと日本のスケール違いのサンプル。
映画産業をユダ公に駆逐されてんのは、
なにも日本に限った事じゃないし。
392390 :2000/09/08(金) 15:38
「脚本書けない」を「脚本すら書けない」に訂正
393名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 16:33
>391
『ゴッドファーザー』と『仁義なき戦い』が狙ってるものが同じと
考えているんだね。ふぅ〜ん。
394名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 16:34
>384
具体例を挙げれ。
395名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/09/08(金) 16:37
邦画は必要
396名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 19:12
>394
とりあえず「さよならジュピター」
つーかいくらでもあるだろ。
397名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 19:16
「さよならジュピター」 がいったい邦画の何を代表してるんだ?
SFか?(藁
398名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 19:23
「さよならジュピター」、『船頭多くして船、山に登る」という諺を
具現化してくれました。小松左京以下、日本SF界のキレ者達が
集って、たくさんブレストやったのにね(笑
399名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 19:24
おれは、とりみきが好きなんじゃぁあああああああああ
400名無しさん :2000/09/08(金) 20:01
>398
無重力ファックの実験。
スペース・シャトルに女性が乗るって聞くと
いつも思い浮かぶ、無重力で射精すると抜けるか?(馬鹿)
401名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 20:05
「さよならジュピター」みたいな正真正銘のクソ映画が
良くも悪くも邦画ってことだよ。
402名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 20:08
>>390
タイタニックやアルマゲドン見て人間が分かってるって感じるの?
403ジュピターゴーストって何??? :2000/09/08(金) 20:11
「さよならジュピター」なら
前振りだけして設定を放ったまま終わりって
あんなの邦画だけじゃねえの?
404390>402 :2000/09/08(金) 20:18
ゴメン、両方とも見てねーや。
405394 :2000/09/08(金) 20:43
>396
うーん、まだ坊やが、映画の巧いヘタに言及するのは早すぎたみたいだね。
おにいさんが模範解答を書いておいてあげるからね。勉強しよう。
ちなみにこの回答は間違っているんだけどね(というのは「邦画が特にヘタ」ということ
自体ウソだから)。そのへんも考えてみればタメになるかも知れないよ。
406以下、模範解答(例) :2000/09/08(金) 20:44
邦画で下手な映画はいくらでもあるが、「だったら洋画も同じで、そういうのは入ってき
てないからだ」と反論されるかも知れない。そこで、ある面から見て、ある程度評価され
た、近年の邦画を例にあげてみよう。私が言いたいのは、アクションの面で話題になり、
それなりに評価も集めた『SCORE』のことだ(「パクリが多すぎる」などの否定的な評価
もあったが、「アクションシーンは頑張っている」との見解は大勢を占めていたと記憶す
る)。この映画で、後半、主人公と傷ついた男が一斉射撃を受けながら倉庫に逃げ込むの
を前方から捉えたショットがある。普通このような場合は、望遠レンズで捉えるのがセオ
リーだ。距離感が曖昧になることで、敵が迫っている感じも出せるし、逆に「敵には案外
狙いにくかったのかも?」という感じも出せて、「当たらない」事実を正当化できるから
だ。ところが『SCORE』では広角で撮っているため、いかにも無防備に逃げてる感じがし
て、スリルもないし「ウソだあ」という感じにもなる。二人が撃たれないのはマンガのよ
うなものだからいいのだが、それならそれで撮り方があるだろう。近年の邦画アクション
の代表であるはずの作品がこれなのだから、邦画の演出の技術水準の低さは自明である。
407名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 20:46
>405
単なる邦画中毒ですね。
逝ってください。
408390>402 :2000/09/08(金) 20:46
でも「エイリアン1,2」とか「ターミネーター1,2」については
必要な部分についてはちゃんとわかってると感じたよ。
納得するに足る情報が与えられている、(登場人物の動因に関わるもの)
設定の部分(舞台設定、小道具、建物の設計まで)
そりゃ、無理に探せば粗もあるかもしれないけど。
日本のアニメを除くここ10年の娯楽映画で、
そのレベルに達してると感じたのは一つも無い。
ガメラも含めて。
409名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 20:50
>405、406
クズな邦画にそんな労力かけて楽しいの?
410名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 20:51
ああ、チーズのにほひがする
411名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 20:59
>>408
ターミネーター2はあまり人間が分かってるとは感じなかったなあ。
ここ10年の邦画ってそれほどよく知らないけど、
「がんばっていきまっしょい」とか「月はどっちに出ている」とかも全然人間
描けてないかなあ?ま、単に僕の好きだった映画なんだけどね。
>>410
邦画はクズって決めつける人のほうがよっぽどチーズの匂いがしません?
412408>411 :2000/09/08(金) 21:01
ゴメン、ガメラ見るから又後でね(笑
413411 :2000/09/08(金) 21:05
ガメラやってんだ、僕も見よう(笑
414名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 21:17
何?クズな邦画やってるのか。それは見なくては(笑

415名無しさん@1周年 :2000/09/08(金) 21:19
ふむ?みんなガメラは好きなのか・・・
416名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 04:07
>408
>日本のアニメを除くここ10年の娯楽映画で、
>そのレベルに達してると感じたのは一つも無い。
>ガメラも含めて。
物凄い量の邦画を観ているんですね。
417名無しさん@1周年 :2000/09/09(土) 05:27
何回かガメラ3を観ましたけど子供向けの感がやっぱりぬぐえません。
とりあえず、アイドルはいらない。俺は「ガメラ」や「ゴジラ」より「GODZILLA」が好きだ。

くだらん話は置いておいて最近の邦画で思うことは、クライマックスシーンをもっと盛り上げて欲しいということ。
金が無いことはわかるけど、本が駄目じゃん。

「のど自末シ無シネマさん
418名無シネマさん :2000/09/10(日) 16:05
あげ
419名無シネマさん :2000/09/10(日) 16:09
>417
あなたが壊れてます
420名無シネマさん :2000/09/10(日) 16:37
>>419
いや、このスレって昨日までで417よりもっとレス付いてたのよ。
途中で切れてたっぽいとこにレスつけたらああなっちゃったの。
なにがなにやら。
421名無シネマさん :2000/09/10(日) 17:18
新GONIN見た人いますか?どーでした?
でもって上原さくらの衝撃シーンってなんなんでしょう。
*あまり関係ない内容ですいません。
422名無シネマさん :2000/09/10(日) 17:39
無くなると困る。
機材が出なくなるから...
でもパナとソニーの独占かな。
423名無シネマさん :2000/09/10(日) 17:47
邦画はいらない。
怪獣映画と文芸作品ばっかり、
最近はホラーものばかり、つまらん。
424名無シネマさん :2000/09/10(日) 17:58
>423
また「つまらん→いらない」君の登場だな。
もう飽きたよ。レス全部読んでから言おうね。
425名無シネマさん :2000/09/10(日) 17:58
>>423
キミがそーゆーのしか見てないってだけだろう犯罪予備軍くん。
426名無シネマさん :2000/09/10(日) 18:04
あんまり観ないけど
ないよりあった方がいいね
427名無シネマさん :2000/09/10(日) 18:50
邦画を海外に売って
外貨を稼ごうという気概はないの?
428名無シネマさん :2000/09/10(日) 19:20
>>427
作り手にはあるよ。需要もあるよ。
配給側に熱意とセンスが破滅的に欠如してるだけで。
429名無シネマさん :2000/09/10(日) 19:33
作り手にはあるよ。需要もあるよ。配給側にもあるよ。
センスが破滅的に欠如してるだけで。

430名無シネマさん :2000/09/10(日) 19:57
>>429
文脈が破綻してます・・・
431>430 :2000/09/10(日) 20:09
いや、してないだろ?
432名無シネマさん :2000/09/10(日) 20:15
>>431
その順だと配給側に何があるのかわからない。
433名無シネマさん :2000/09/10(日) 20:17
結局は、ハリウッドのような世界マーケットで勝ちつづける商品をつくるための
マーケティングの能力が足りないのかな?
そこを磨かないと技術もセンスも宝の持ち腐れだし、より求められる技術もセンスも磨けないと。

独立系の小品は、作った後でより多くの収益を得ようと積極的に海外のマーケットに出品して
頑張っているみたいだけれども、製作時から商品力を高めようとしているかは不明。

最近は海外の資本と一緒に製作される映画も増えてきたから、異なる価値観に揉まれながら
映画製作が行われるようになるから、少しは希望をもてる・・・かな?
434>432 :2000/09/10(日) 20:20
配給側には気概はあってもセンスが無いって
話なんじゃないの?
435名無シネマさん :2000/09/10(日) 20:23
>433
それはよく言いすぎだと思う。洋画にしても、入ってるの
ハリウッドのバデバデものでしょ。地味な映画を見ようと思ってる
日本人が、少ないだけ。
ビジネスとしては、かなり厳しいと言わざる終えない。
436名無シネマさん :2000/09/10(日) 20:27
>434
そんなのみんなわかるよ
いちいちレスつけずに、ほとっけばいいよ
437名無シネマさん :2000/09/10(日) 22:49
age
438名無しさん@1周年 :2000/09/10(日) 23:37
今は映画以外に面白いこといっぱいあるもん。
わざわざ映画見に行く人って、どんどん減ってくんじゃないの。
439名無シネマさん :2000/09/10(日) 23:41
全部社会がわるいんじゃぁ〜〜〜〜
440名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:22
でも、正直なところ
見た目のハンディってある。
西洋人とアジア人、日本人の永遠の格差ってやつ。
外国の映画って
つまらん内容でも
男優さんの長い足とか、女優さんの足や胸見てたら
それなりに退屈しないもんね。
香港映画だって、あいつらもアジア人なのに
あかぬけてて、日本人にないよさは確かにある。
トニー・レオンなんか、日本人の俳優、たちうちできそうにない。
混血あるのみかな、こんなことかくと非国民かな。
441名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:27
トニー・レオンは白いブリーフはいているようなやつなん
で、日本人は楽勝で太刀打ちできるでしょ。
442名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:30
>440
>混血あるのみかな、こんなことかくと非国民かな。

新体操のオリンピック強化委員会で、まじめに検討されたらしいね。
勝てないのは容姿の差だからって。何か怖い話(都市伝説?)。
443名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:31
>441
あまい!
444映画ってホント素晴らしいですね。。。 :2000/09/11(月) 00:36
>>440@`442
日本人が自国に対して卑屈なだけに見えますが。
445名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:37
香港映画、広東語の響きが好き。
ミスターブーで初めて広東語を聞いた時は
「なんてエネルギッシュな言語だろう」と感心した。
邦画と関係なくてゴメン。
446名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:39
>442
でも、結構大きな問題だと思うよ、ホント、永遠のテーマ。
447名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:39
白ブリーフを履いているマザコンのホモ野郎なんか、相手
になるとはおもえないなあ〜〜(笑)

その点、トランクスに大部分が交換済みの日本人のほうが
何十倍もイケてる。
448名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:40
今の香港映画は昔の邦画や大昔のハリウッド映画のように
絵にかいたような美男美女の時代なのでしょう。
はたしてサム・リーとかの出現で流れが変わっていくのでしょうか。
449名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:43
中山美穂と、ケリー・チャンだったら
ケリーだな。
日本の女優のダメぶりは、ちょっとひどい。
コン・リーみたいになれとは言わないが(笑)
せめてマギー・チャンくらいには(あ、フランス人と結婚してる)
450名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:44
少なくとも、アジアの黄色いサル共よりは絶対に俺達のほ
うがいけてる。あいつら知能レベルが低そうだし。一時の
流行で、アジア映画に惑わされてはイカンということだ
よ。

おれたちはアジアの盟主となって、いかにあのサル共を
搾取していくかを議論するべきなんじゃないかな?
自虐史観に縛られて、邦画叩きをやっているよりも絶対に
有意義だろう。いかがなものか?
451名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:49
でも日本人のいいところって、日本人は分からないんだよね。
あのオタクの代名詞として嫌われているアニメが世界で評価されたり、
「日本語の響きがいい」なんて外国人に言われたりしてね。
台湾とかでは「日本音楽」が結構メジャーで、日本人から見た洋楽
みたいな感じで羨ましがられてることしってた?

個人的に一番心配なのは「アフリカ映画」ですな。
日本は恵まれてるよ。
452名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:49
ブリーフも捨て難いぞ!最近の阿部寛の躍進は無視できない!
453名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:50
>450
煽るなら、モウチョット面白いこと書いてよ。
ヘタウマの文章じゃダメよ。
454名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:52
453はブリーフ派
455名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:52
AVは圧倒的に日本女性のモノを見てるよね。
でも洋モノも気分次第では燃える。

映画もそういうわけにはいかないの?
456名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:54
香港の映画ってなんで台詞が「チョンワンワー」「チョンワンワ〜」って言っているいるだけなの?なんか、笑っちゃって、笑うだけの作品ってかんじ。
457名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:55
>451
だからまわりまわって(笑)
邦画はやっぱり必要なのよね。
ただ、日本人の顔をいちばん見たくないのは
日本人なのよねって
これは大島渚の発言ですが。
458名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:56
でも確かに、(邦画はよく見るけど)日本の映画女優って、
ぱっと名前が浮かんでこないな・・。
459名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:57
>456
日本語わかんないひとからすれば、日本語だって広東語や北京語とかわりなく聞こえる。
460名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:59
>459
そんなの関係ねえって。俺らが笑えればいいんだよ。
461名無シネマさん :2000/09/11(月) 00:59
>458
夏川結衣なんかわりと映画中心みたいだ。
あと、小粒だけど麻生久美子。
松たかこなんか、もうちょっと年とったらいいかも。
性格悪そうで。いまの女優はあっさりしすぎだ。
462名無シネマさん :2000/09/11(月) 01:01
>457
大島さん、よくわかってる人だなあ..。
463名無シネマさん :2000/09/11(月) 01:06
韓国映画を一時期観まくったけど、韓国語は馴れないうちはかなり
変な言葉に聞こえた。でも大学で勉強してみると日本語に発音的に
かなり近いのが分かった。
外人からすれば、同じように日本語も奇妙な言葉に聞こえるのだろう
と思う。要は馴れだ。
464名無シネマさん :2000/09/11(月) 01:34
ルックスて別に生まれっぱなしで決まるもんでもないだろう。
結局存在感が無いってのは、演技がベタだって事じゃないの?

あと、首の太さ一つでルックスなんてがらりと変わるし。
465名無シネマさん :2000/09/11(月) 01:52
>464
日本語異常じゃなありません?
生まれっぱなし?
466名無シネマさん :2000/09/11(月) 01:55
オマエガナ
467名無シネマさん :2000/09/11(月) 02:23
少なくとも、これだけの人が真剣に憤りを
感じているなら、いい映画はポツポツできてくるよ
468名無シネマさん :2000/09/11(月) 02:38
そうとも、そうじゃなければ俺達がこんなに激論をかわした意味が
ないじゃないかっ!(黒沢映画の三船風)
469名無シネマさん :2000/09/11(月) 02:48
5社協定って今も健在なんですかね?
下請けに前売り売りつけるのが目的っていう
おかしな体質がなくならないかぎりなかなか良くはならないでしょう。
センスとか以前の問題だと思うのですが・・・
470名無シネマさん :2000/09/11(月) 02:54
もう大手に何言っても無駄でしょう。
日本に映画産業は無いって所から始めた方が
良いような気がする。
471名無シネマさん :2000/09/11(月) 02:55
素朴な疑問で、邦楽にも思う事なんだけど
実際に映画を作っている人達ってのは、
この板に書いてるような奴(自分も含めて)なんかより
よっぽど映画が好きで、詳しいはずなのに
あーなっちゃうんというのは、なんでなんだろ?
472>471 :2000/09/11(月) 03:04
興行収入の分析力の問題と感じております。
ハリウッドと異なり、日本は根拠を求められると、
「原作がこれだけ売れてますから・・・」とかの、
説明しやすい(責任逃れし易い)論旨で作品が決
まっていますから。

現場がやりたくても、「売れる」証明をするのが
厳しいし、映画作り以外の努力が過大だから・・・
473名無シネマさん :2000/09/11(月) 03:05
前あった、「日本映画の抱える問題点を指摘せよ」
ってスレでいくつか業界の人らしき書き込みはあったけど、

*************************
367 名前: >365 投稿日: 2000/02/22(火) 19:00
作り手側ですが、、、、問題はこの前までに皆さんに指摘されてきたまんまです。
邦画の場合構造がぐちゃぐちゃしちゃっておりまして、、、、。どこから手をつ
けたらよろしいのやら、、、、途方に暮れておりますです。


368 名前: 名無しさん 投稿日: 2000/02/22(火) 19:12
同じく作り手側ですが、
構造的な問題に関しては、
個別に抵抗していくしかないのかな、と・・・
**************************

ってな感じだったね
474>472.473 :2000/09/11(月) 03:11
なるほど。業界の体質が古いとアレなのは
何でもそうだろうけど、1回のバジェットが大きい分
映画の人達はよりシンドイんでしょうなぁ。
475名無シネマさん :2000/09/11(月) 11:25
金を動かせる奴らがほんとに馬鹿なんだよ。
低予算映画でも4〜5千万?
簡単に監督個人じゃ責任とれないけどね。
それにしても。
476ねこ電車 :2000/09/11(月) 11:36
地方でローバジェットの映画が見れる環境が欲しいね。
映画の出来はさておき、渡辺文樹はフィルムを持って、
各地を回った…、ってさぁ。
477ヨアヒム フォン リッベントロープ :2000/09/11(月) 19:13
外国との比較がどうのとか議論されてるけど、例えば「ふたり(赤川次郎原作、大林信彦監督、
石田ひかり 中島朋子主演)」のノスタルジーは日本ならではの感性だと思う。
478今更だが、 :2000/09/11(月) 21:05
>>450
人権板に逝け。みんな優しく相手してくれっから。
479名無シネマさん :2000/09/12(火) 15:23
とにかく、邦画にも頑張ってもらいたいよね
480名無シネマさん :2000/09/12(火) 16:17
>>479
それは同感だ。
いつまでも屑を飼ってる体質をどうにかしないと
どうにもならんとは思うがな・・・
481名無シネマさん :2000/09/13(水) 02:39
>>176
>でもさ、
>〉暗い。偏ってる。退屈。
>〉死にそうな反抗期少年が作ったみたいだ。
>〉制作者が病気っぽい。
>というイメージが広く浸透してるのは事実じゃないの?
>逆に言えば、このイメージはどっから来たんだろうね?

ATGじゃないかな。ボカアそう思う。
482名無シネマさん :2000/09/13(水) 07:40
前に邦画の名作を教えてくれって書いたんだが繰り返し出たのは
「赤い眼鏡」と「ワイルドゼロ」なんだが、これが邦画を代表する名作って
ことでいいですか?
483エヌ :2000/10/04(水) 01:23
最近見た邦画なら(公開じゃないよ)
「無頼平野」「カミカゼタクシー」「全身小説家」
あたりが面白かった。
期待してた「おもちゃ」はイマイチ。
484名無シネマさん :2000/10/04(水) 01:36
なくせとは思わんが、無かったら無かったで
別になんとも思わん。
485名無シネマさん :2000/10/04(水) 08:25
ハリウッド大作系はなくても構わんが、邦画はオモシロイから残しといて。
日本語の映画みたいってのもある。
486>485 :2000/10/04(水) 08:51
激しく同感
30年ぐらい前 アメリカ映画 >> それ以外の国の映画
現在 アメリカ映画 >>>>>>>> それ以外の国の映画
というアメリカ映画の一人勝ちだとおもう。
日本映画はそこそこ健闘していると思うので残してやってくれい。
487名無シネマさん :2000/10/05(木) 02:40
あれ?なんでだろう。
日本には黒沢清とか青山真治とか、北野武もいるのに。
たぶん私よりずっと前にもこういうこと言った人いるとは思いますけど。
あと、みなさんが邦画はつまらないと思っているのだとしたら、
ここに書いたような監督が海外でうけているのは、私たちが洋画を見て
おもしろいと思う現象の逆パターンではないかと。
488名無シネマさん :2000/10/05(木) 06:15
カンケイ無いけどさ、青山真治の映画を本音で面白いと思う?
489名無シネマさん :2000/10/05(木) 08:07
俺は面白いと思わない。>青山真治
でも邦画がいらないと思うほどハリウッド映画が桁違いに面白いとも思わない。
ハリウッド映画の方が上なのは当たり前だけど、邦画にも好きな映画はあるし、
もしハリウッド崇拝主義者に一方的に廃止されたらたまったもんじゃない。
490名無シネマさん :2000/10/05(木) 08:10
でもさ、はっきりいって日本の映画業界って
一回オールクリアした方が将来の為にはいいかもとか思うよな。
491クーベルタン男爵さん :2000/10/05(木) 08:34
やっぱり最近の邦画はつまらんと思う。芸術性うんぬんはおいといて。
盛り上がらないのは、作品そのものが観客の嗜好と合ってないから
だよね。全体的に中途半端。
日本の音楽シーンみたいに、売れ路線をがんがん狙っても良いと思うが。
492名無シネマさん :2000/10/05(木) 08:39
邦画の場合、従来の娯楽映画を生み出す土壌、受容する土壌はもう30年
くらいまえに崩壊しちゃったんだよね。
黄金期の遺産という意味では、日本映画は世界有数、宝の山だと思うん
だけどね。
493名無シネマさん :2000/10/05(木) 08:51
一般的には、映画自体を観に映画館に行くというスタイルはもうないよね。
映画館での映画鑑賞って、程度の差はあれイベント性を帯びている。
そういう観客の嗜好って、どんなものなんだろう。
テレビ画面でしか映像に接しないことが当たり前になっている人は、ドラマ
と映画は違わないと平気で思ってるところもある。
494名無シネマさん :2000/10/05(木) 08:57
>>491
製作側が売れ路線というものを勘違いしてる気がする。
495名無シネマさん :2000/10/05(木) 08:59
>>492
その黄金期の遺産もあまり大切にしてない気がするな。
496クーベルタン男爵さん
なんだ、このスレ復活したのか。