１２モンキーズでおなじみのテリーギリアムについて

語りたいです。

だれかリアクションしてよ！

こないだ「１９８４」って映画みたら、「未来世紀ブラジル」
とちょっと似てました。どっちが先なのかな？

マイケル・ラドフォードの1984は1984年、
ブラジルは1985年ですね。

＞４
と、いうことは、インスパイアされたと思っていいのでしょうか？

どうなんでしょう？

おいおい、「１９８４年」が元ネタに決まってんじゃん。
ラドフォードがどうの、じゃなくて、ジョージ・オーウェルの、な。
ただ、テリー・ギリアムは見事に咀嚼していると思う。
ブラジルは傑作だった。

サルベージ

http://www.jbbs.net/2ch/test/read.cgi?bbs=movie&key=955614239

原作って１９４０年代にかかれたんでしたっけ？

＞9
確かその位。
映画観た後に読んでみようと思ったが、
文庫で600ページ位あったから止めた。

1948年です。末尾二桁をいれかえたということで。
あれは古くは「ガリバー旅行記」から、レン・デイトン「SSーGB」
までつらなる、英国ディストピア小説の傑作です。

しかし「１２匹のお猿さん」の映画のほうの原作の「ラ・ジュテ」に
誰も言及しないのは寂しいぞ！！

テリー・ギリアムの最高傑作と言えば「ホリーグレイル」であろう。
「ホリーグレイル」を見たならばもはや死あるのみ！！

因みにモンティパイソン人生狂想曲(?)の「クリムゾン終身保証会社」もいい
（Monty Paison The meaning of life : Crimson Permanent Assurance）

モンキーズはウイリスさえ出てなければ

＞１２
ホリーグレイルっていつの作品ですか？

フィッシャーキング大好き！

＞14
1975年です

「スペインの異端審問官」が好き。

ペキンパーを真似した「サラダ・デイズ」、１０年以上みたいと
思って期待して先日、はじめてみた。
･･･うーん。まあ、こんなものか

「ラスベガスをやっつけろ！」
ギリアムらしい映像はあるがはっきりいってつまらない。

ヘラジカに噛まれちゃったよ

「スペインの異端審問官」で
ウーウー横で唸っている異端審問官がテリー・ギリアムです。

「ハリウッド・ボウル」のカエルチョコのスケッチで
帽子にゲロはいて
その帽子をそのままかぶる警官もギリアム。
（ＴＶ版ではチャップマンだっけか？）

＞20
あの男ですか・・・（笑）
ちなみにホーリーグレイルのギリアムは、例の王制反対を唱える
荒野の農民ですよね？

ついでに、２１さんの挙げたビデオの冒頭。
一番、生ケツを突き出しているのもギリアム。

>22
当然ながら心臓麻痺で死ぬアニメ作家もギリアム（笑）
ついでにココナッツを持った従者もギリアム・・・

I like N.Y. in june
How about you?
口ずさんでしまうよ。
Ｒ・ウイリアムスの入るセイシン病院？と
１２モンキーズの病院はすごく似てる。

よく名画座で『ブラジル』がかかっていたのは１０年ほど前のはなし。

当時、流通していたプリントには２種類あって、一本が所謂“全長版”。
もう一本が、裸体にリボンを結んでいるステキな場面をカットしたもの。

そもそも日本公開時には、どっちのバージョンが上映されていたのだろ
うか？ぼくの記憶では後者の筈だが、当初から２種のプリントが出回っ
ていた可能性もあるだろう。
事情に詳しい方のレスポンスがあると、うれしいです。

１２モンキーズってギリアムもいいけどなにより脚本が
いいと思うんですが、どうでしょうか？
あとキューブリックの過去ログあったら教えていただき
たいのですが。

バロン好きダ。

「1984」の小説、早川文庫から出ていたの読んだけど
600Pもあったかな〜？

ラスベガスをやっつけろがいいねー
駄目人間最高

詳しくは「バトル・オブ・ブラジル」を読めば分かります。
ロサンゼルス批評家賞用に自主上映した「後味の悪いバージョン」と
配給映画会社がカットを入れた「ハリウッド的ハッピーバージョン」が
あります。

＞３１
　私が見たのは後味悪いバージョンでしたがリボン
のシーンは覚えないですね。

モンキーズのラスト、あんなにドキッとした映画は初めてでした。

＞３１
ご返事ありがとう。
でも、ぼくのハナシはちょっと違うんです。
ぼくが高校生の頃に初見したバージョンでは、ヒロインとサムが結ばれた
次の瞬間、間髪入れずに特殊部隊が突入するバージョンなの。

二人がベッドイン→特殊部隊突入

こういう編集でした。夜中だったのが突然昼間になるので、「なんか
変じゃん・・・」と思ったもんです。

現在ＬＤ／ビデオで出回っている版では

二人がベッドイン→翌朝、リボンを結んだヒロインがニッコリ→特殊部隊突入

・・・となっているでしょ？
ぼくが東京住まいだった１０年ほど前には、この２つのバージョンが同時
期に出回っていたんです。名画座で銀幕のカーテンが開くとき、「今回の
プリントは、どっちのバージョンかなー？」なんて、ワクワクしたコトを
思い出します。なつかしー！！

＞３２
後味悪いバージョンしか公開されてません。

>34
日本では「後味悪いバージョン」しか公開されていませんね。
ただ、ギリアムが配給会社と闘って「後味悪いバージョン」の存続を勝ち取った後に、
上映回転数を改善するために自らカットしたバージョンが有るそうですから、
「後味悪いバージョン（ロング）」と「後味悪いバージョン（ショート）」があるのかなぁ？

「バトル・オブ・ブラジル」で確認しようとしましたが、私は家が傾くぐらい本を持ってて、
なかなか見つからない（苦笑）

しょうも無い事聞きますが、ギリアムの最新作教えてください

＞３７様
　『もののけ姫』の英語AR台本を書いたニール・ゲイマンの
　『Good Omens』っていうのが、最新作らしいです。

有難うございます。
私が今見ることができる最新作となると１２モンキーズなのでしょうか？

「ラスベガスをやっけろ！」のビデオレンタルはもう始まってる？
それとも近日開始？

「ラスベガスをやっけろ！」、DVDは6/23に発売ですよ。

12
モンキーズのラスト最高。はじめて２回映画館で見た映画。

ルイ・アームストロングは最高

ラ・ジュテのLD・DVDが見つかりません。

を見てやっと「フィッシャーキング」の謎が分かった

> 27＠｀ 33＠｀ 42

同感です！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
あんなにカタルシスを覚えることは滅多にない。

モンキーズもっかいみたくなった

「１２モンキーズ」
サッチモの歌が最後にかかってもべつに面白くない。
「未来世紀ブラジル」のラストにかかる「ブラジル」は皮肉がきいてて
おもしろいけど。

「ラスベガスをやっつけろ！」
ありがちな選曲ばかりだった。
オリジナルのスコアを用意した方がまし。

ラスベガス〜
Yummy＠｀Yummy＠｀Yummy　流れた時、ちょっとだけ笑っちゃったよ。

パイソニアンだね（笑）

ウディ・アレンじゃあるまいし、きばって自分の好きな曲を
劇中でながすのをやめて欲しい。「この素晴らしい世界」
とかさ。その筋の人がみたら浅いのがわかっちゃうよ。

どの筋（笑）

＞４４
注文したらいいよ。ＤＶＤの商品コードは以下の通り。

CPVD-1059
発売元：カルチュア・パブリッシャーズ株式会社
販売元：ビームエンタテインメント

２８分の短編に３８００円払うのが、てんで惜しくない傑作でした。

age

「１２モンキーズ」ってダイハードおやじのアップ顔の印象ばかり強くって、
どんな話かが薄れてしまう。

age

フィッシャーキングのラストって、ものすごいちゃちいんだ。
もろ合成の花火があがり、街が「エレクトリカルパレード」みたいに
輝き出す。まるで、子供の夢みたいなんだ。
でも、壮絶な過去を持った二人が、まっぱだかで
マンハッタンのど真ん中で、「How　About　You」を歌いながら
あれが出てくると、
「ああ、ほんとに良かった。」と思って、号泣。
ラスト、１０分ぐらいはもう、泣きっぱなしだよ。

バンデットＱ
見た人いるのかな？

>58
もちろん！！ギリアムの「夢」シリーズ第一弾だね。
３部作の中で一番好きだ。
因みに、

子供の夢：「タイム・バンデット」（バンデットＱ）
青年の夢：「ブラジル」
老人の夢：「バロン」

「タイム・バンデット」の米国版はラストがカットされてるね。

＞５３
ラ・ジュテはしょせん元ネタじゃん。金出して買うほどのモンかなあ。
俺はキライじゃないけどさ。

１２モンキースは見る前に、散々友人から面白くないと
いわれていましたが、見てみたら最高でした。
ブルースがどうのでなくて筋が良かったと思います。

１２モンキーズの「この素晴らしい世界」いいじゃん。
「グッドモーニングベトナム」より全然使い方が良い。

＞62
いや、俺はあのラストの曲で12猿
の評価は決まった。最高です

59さんアリガトウ。初めてしりました

もう食べれーん。
最後にウエハースをどうぞ。ぱく。
むくむくむくむくどかーーーーん。

ペパーミント・ウェハースですたっけ？（笑）

ペパーミント・ウェハースでしたっけ？（笑）

『ブラジル』で夢を追う青年サム・ラウリー役だった人が、
『バロン』では夢を否定する役人の役で出てきたのは
意味深で良いですな。

ねぇねぇ、『シーマン』出たときに
「あっ、ミーニングオブライフだ」って思わなかったぁ？

バンデットＱも意外とおもしろいよね。
奇想天外ぶりではギリアム作品の中で一番では。