1 :
名無しさん:
師匠である(?)蓮実重彦が支持した映画は大好きなんですが、どうもその弟子たち黒澤、青山、周防の映画がどうも受けつけません。そのなかでも日本を代表するって言われている黒澤清が分からないって致命的でしょうか?
2 :
名無しさん:2000/04/25(火) 14:21
いつのまにか、黒沢清が、日本を代表する監督になっていたのか?
びっくり!
答えとしては、「全然」
つまらないと思う人がいても、一向かまわないと思う。
時流に乗ろうと、無理して誉めたりするような、見苦しいまねだけは避けたい。
3 :
甘栗:2000/04/25(火) 15:45
俺大好き(笑)。
とにかく、何でこんな人がイヤーになる演出が出来るんやろと
感心してしまう。
「CURE」「カリスマ」もいいが
修羅の極道シリーズは必見です。
「さぁー今日は極道もんでも見てすっきりするかー。」
90分後・・・
「俺寝るわ・・・気分悪いって、どこが極道やねん!!」
4 :
名無しさん:2000/04/25(火) 18:23
「CURE」は良かったけど他のは見てないので何とも言えませんが
フランスなんかでは黒澤清や青山真治の作品の人気が高いという話を
よく映画関係の雑誌で見ますね。
5 :
yuko:2000/04/25(火) 18:40
黒沢さんの映画に出た俳優さんは、「カレは、役者の扱いにしろ
作品そのものにしろ、すばらしいといってた。
6 :
名無しさん:2000/04/25(火) 22:18
彼の作品で観た事があるのは、深夜にテレビ放映された
「ドレミファ娘の血は騒ぐ」(伊丹十三主演)だけなのですが
個人的には大変楽しめました。作品自体よりも
その裏のスタッフの悪乗り具合とか、妙な雰囲気が良かったです
7 :
名無しさん:2000/05/01(月) 02:23
個人的に、CUREや修羅の〜シリーズよりも、
「ニンゲン合格」の哀川翔のやくどころの方が
気が重くなった気が・・・いたたまれなくて、イタすぎて
上記2作品以上に
「なんでこんな重いもんつくるんだよー」って叫びたくなった
8 :
ウ〜ン:2000/05/01(月) 03:00
好き嫌いとか、肯否定はともかく、わからないってのはヤバイだろ。
黒沢の意図に乗りすぎです。
9 :
名無しさん:2000/05/01(月) 03:04
わからないっちゅうか、
「それで?」「だから?」「ハァ?」
以上。
10 :
名無しさん:2000/05/01(月) 03:37
それは分かってないってことだろ。
11 :
名無しさん:2000/05/01(月) 04:40
タイトルがなってないわ。
わかんなくっても全然おっけ。
わざわざスレッドたてんでもいいでしょ。
もう何度も何度もやってるじゃん。
わかってるひとにちょっと聞きたいんだけど
どうして伊丹と仲違いしたの?
っていうか何であんな長引いたの?
12 :
名無しさん:2000/05/01(月) 13:04
俺も知りたい。だれか教えて。
13 :
>10:2000/05/01(月) 17:19
だから、
肯否定で言うと否定を込めた「わからん」なんじゃないの?
1は「わからない自分が悪い」って言ってるみたいだからさ。
べつにわかってもわからなくてどっちでもいいよ。
好きか嫌いかだから。
9の言い様で言うと自分は
「……??」「……!!」
以上。
14 :
macken1:2000/05/01(月) 23:55
カリスマはかなり面白かったですが。なんかラストにかけての展開はファイトクラブみたいで。
15 :
名無しさん:2000/05/03(水) 02:03
「スウィート・ホーム」ヴィデオ化の著作権料支払にあたって、
撮影前の提示額と相当の(ケタ単位の)開きがあったので、
訴訟を起こしたと黒沢監督のインタビューで読みました。
金額に相違があるのは、映画があたらなかったから当然だ、というふうに
伊丹プロダクション側から言われたそうです。
黒沢監督に言わせると、そんな「慣習」は存在しないのだそうです。
裁判が長引いたのは、控訴審まで争ったからだと思います。
自殺の前後に伊丹十三氏の証人尋問予定があったそうですが、
控訴審では、一審で敗訴し控訴した側(黒沢側)の主張に価値なしと
裁判官が判断すれば、わざわざ証人尋問なんて認めませんから、
黒沢監督は二審も敗訴したわけですが(控訴棄却)、
言い分が完全に門前払いされたわけではないと思います。
普通、こういう場合、裁判官は和解を勧告していたと思うんですが…
双方とも納得しなかったんでしょうねえ。鈴木清順だって、和解したけど。
でも、黒沢監督が東宝まで相手にして訴訟を起こしていたのには驚きました(それは当然だけど)。
東宝は今後黒沢監督がどんなにエラクなっても、永久に仕事を注文しないんでしょうか。
伊丹氏も、監督協会まで敵に回して、結構プレッシャーになっていたのかも。
「キネマ旬報」とかはもう業界寄りで、伊丹側を擁護しまくっていましたが。
一審の尋問の際には、裁判官に「他の監督がどのようにしているのか、聞いたことは
ないのか」と訊かれ、他の監督との付き合いは一切ない、と伊丹氏は答えていたそうです。
黒沢監督と伊丹氏の縁の裏には、蓮實重彦の存在があるらしいのですが、
「スウィート・ホーム」撮影時に両監督の仲が決裂してしまい、
その延長でヴィデオ化著作権料の問題が派生してきたようです。
黒沢清、個人的には大好きな監督です。
いろんな意味で抜群に聡明な監督だと思っています。
16 :
名無しさん:2000/05/03(水) 02:34
伊丹は自分の限界と黒沢の才能への嫉妬から自殺した・・・
んですか?
17 :
名無しさん:2000/05/03(水) 04:41
スタッフウケ最悪、役者ウケ最高、らしいです。
どこかを堺に、気を配る相手を考え始めたらしいです。
18 :
12:
>15.17
ありがとうございます。すごく勉強になりました。