1 :
名無シネマさん:
2 :
名無シネマさん:2014/01/20(月) 23:57:45.32 ID:bJOf7kwF
なぜ二つ目のスレッドを立てたのかというと、研究塾についてまだ語ることがあると思ったからだ
それというのも、研究塾が傾向として啓蒙的になってきていると思うからだ。塾長は蓮實重彦の著書
『凡庸さについてお話させていただきます』を読んでいるはずなのに、教育的なところのない啓蒙的な
言説をたびたび投稿する
それによって、たとえば本日のたまてばこで言及された とーる さんしさん は、「(蓮實の)映画時評は
批評というより動員させるための文章だな、ありゃ。」といった、かつて塾長が語った物語を紋切型として
安易に反復してしまうことになるわけだが、これは塾長の言説が彼を実践へと向かわせるのではなく
安心感の連帯へと向かわせてしまったことを意味する
つまり、それ自体は否定さるべきものではない研究塾の言説が、意図せず啓蒙的に作用することで
読者を「それを真に受けておきさえすればよい」といった安心感へと向かわせてしまったのだ
本来、いくらも解釈可能な第九地区のベストテン入りという現象が、塾長の啓蒙的振る舞いによって
無反省的に「あれは映画館へ動員させるためのもの」として物語化され、紋切型として反復される
何の「証拠」も出していないはずの言説が反復の対象となるのは、そうしておけば「安心」だからだ
塾長は「言説に力をつけようとすればヒッチコック論文とかなんとかで間接的に証明してゆくしかない」
というが、それならば啓蒙的振る舞いをするのは間違っているし、そもそも前スレで教祖として扱われ
はじめていたことに何らかの反省があってしかるべきだと思う
なぜ自分の言説を無反省に真に受ける「信者」が生まれてしまうのか、ということを考えてもらいたい
生意気ですみません
3 :
名無シネマさん:2014/01/22(水) 20:02:33.85 ID:IxrqN4cK
「It's Good!」
4 :
名無シネマさん:2014/01/24(金) 03:18:38.40 ID:IQb3VW47
塾長の身の振り方が転移しているようなやついるけど自力がないぶん純粋な蓮實信者よりタチ悪い
リンチだトリアーだフィンチャーだと言ってた人間が、ある日とつぜん小津を語りだすという
ツイッターだとこいつ 成沢行彦@Petit_Cineclub みたいなシネフィル気取り、最近よくみる
あと塾長はSNSに適正あると思うからはじめたらよろしいやん
5 :
名無シネマさん:2014/01/27(月) 22:43:56.72 ID:oMuV8/Rd
啓蒙的ねぇ。俺には単に映画を通して俺凄いって自己アピールしてばかりに思えるよ。
映画をまともに語るよりも何分で出た!って記録チェックと他者を貶すのにばかり
忙しいみたいでな。
6 :
業務連絡:2014/01/29(水) 21:35:13.35 ID:fYEO7She
忘れたDVDが出てきたのは、あなたが映画に愛されているからだと思うぞ!
ただし、Aさんの件については今度きっちり話をつけようではないか!!
7 :
名無シネマさん:2014/01/31(金) 01:26:57.37 ID:9vAaKVmZ
インテリが嫌いなわりに、
ニーチェだの柄谷だの知識人の名を頻繁に出すのはなぜだ?
8 :
名無シネマさん:2014/01/31(金) 08:19:32.04 ID:Z7EftsWm
4は根拠もなしに自分が特別だと思ってるバカだな。
9 :
名無シネマさん:2014/01/31(金) 13:45:01.06 ID:NZiJurCE
>>7 肩書きだけで映画を語ってる人が嫌いなだけだけど?
10 :
名無シネマさん:2014/01/31(金) 14:11:13.04 ID:Z7EftsWm
偉そうなこと言ってるだけで、論文なんて出ねぇじゃねか。
11 :
名無シネマさん:2014/01/31(金) 17:21:57.25 ID:0lkf8UbV
そんなことより映画の話しよーぜ
『大脱出』はイイよ。最初の20分なんて滅茶苦茶いい。
前スレで「塾長の言う逆から撮るってどういう意味?」って書いてた人がいたけど
この映画見たらそれがスゲー分かりやすいよ。イスラムの囚人とかあのバカバカしいライトの拷問とか
その為だけに設置されたことが分かると「おおー!」ってなる。
12 :
名無シネマさん:2014/02/06(木) 20:47:23.34 ID:LsJXbIYJ
「It's Good!」
13 :
名無シネマさん:2014/02/06(木) 21:51:28.82 ID:5DBGPdrk
ブラックコメディ化していたチャイルドプレイですがエルム街もですがどうもブラックコメディになっていくのは好きじゃないです。エルム街も1は傑作ですが、あとはいらないw。
今回は原点回帰していてシリアスモードに戻りたのしめました。ヒロインも綺麗だったし(笑)。
ちなみに
シリーズではチャッキーの種は観てないです。
14 :
名無シネマさん:2014/02/08(土) 19:16:50.95 ID:uG+xPeL7
なんでここでチャイルドプレイが語られなきゃならんのかわからんが…
なおかつエルム街を持ち出すなら、「3」こそが真の傑作だと思うですよ。
15 :
名無シネマさん:2014/02/15(土) 14:01:32.26 ID:HZ+2FwAF
ゼロ・グラビティで書かれてる、2人の批評家って誰?
16 :
名無シネマさん:2014/02/17(月) 02:22:05.51 ID:qR3WpVWj
>蓮實さんが基本的にパフォーマティブな人で「うそつき」の常習犯
これはポスト・モダンにふさわしい身の振り方を実践してるんだよね。本人の言葉を借りれば次の通りで
>消費社会批判が消費社会的に消費されてしまうことの不気味を知る者なら性急な態度の表明こそが
>最大の罠であることに気づくだろう。血統だの才能だのに保護されてもおらず、平等に分配された努力
>の可能性をも真剣に活用しえない人間が竹馬の曲乗りなどしてみせれば、地面に転げ落ちてけがでも
>するのがせいぜいである。
>(『凡庸さについてお話させていただきます』 P145より)
「平等に分配された努力の可能性=芸を磨くこと」と定義できるんだけど、しかしそれが「現状の曖昧な容認
には繋がらない」と書いてある。ご存じの通り蓮實重彦は(理由は省くが)「反動性」に厳しい人で、時代がこう
だからその逆へ行くといった反動的な態度を容認しない。それは羞恥心の問題でもあるんだけども、たとえ
時代の趨勢が気に食わなくても時代に合わせるフリくらいはすべきだ、というのが彼の立場なのであって、
そういう意味では蓮實重彦がその主体をどこに置いているかは棚上げするにしても、時代がパフォーマティブ
を要請している以上は、反動性を回避するために芸人として振る舞うことも必要だと言っているわけだ。
だが時代はもう十九世紀ではないのだから、そうした身振りが真理になりえるわけもない。つまり、「性急な態度
の表明こそが最大の罠である」ように、パフォーマティブであることは結論=真理ではない。それは「とりあえず」
選択された戦略にすぎない。それが二十世紀以降(=ポスト・モダン)にふさわしい知のあり方だと彼は言う。
塾長も蓮實重彦も表層批評をやってるけど、二人が決定的に異なるのはそれを真理として考えているかどうか
という点だ。塾長は真理だと信じている。これが映画を守り、救う方法だと。一方、蓮實重彦は建前としてそれを
「とりあえず」選択したフリをしている。誰もが映画の物語ばかりを語る時代に多様性を確保するための戦略として
細部を語った「ことにしている」のが蓮實重彦だ。なぜなら表層批評を唯一絶対の真理として顕揚することが
十九世紀的な知の配置に収まる程度の時代錯誤でしかないと彼は自覚しているからだ。
17 :
名無シネマさん:2014/02/17(月) 02:23:17.63 ID:qR3WpVWj
この際、蓮實重彦の本心は重要ではない。彼が本心では表層批評を映画を救う唯一の方法だと信じていようが
信じていまいが、そんなことはどうでもいいのだ。問題は、表層批評が真理たりえる時代はとっくに終わっている
ということなのである。彼はそれを自覚しているからこそ、態度をそのつど「とりあえず」選択することで常に複数性
を確保する。要するに、芸人なのも、映画の内部を論じるのも、その逆に外部を論じるのも、『第9地区』を擁護する
のも、すべてが蓮實重彦の一つの様相なのであり、その矛盾のどれかが真実でどれかが嘘ということはない。
すべては、「蓮實重彦とはこういう人」という結論=真理になることを回避し、輪郭を曖昧なまま保つポスト・モダン
にふさわしい身振りを演じるためなのだ。だが重要なのは、真理が存在しなくなったポスト・モダンにおいて、最期に
残るものは「法廷に出しても通用する証拠」だけだということだ。
蓮實重彦は「うそつき」なのではない。蓮實重彦はその顔も、名前も、過去も消滅した世界(ポスト・モダン)で
テクストの強度(解釈を蒙る以前の記号=証拠を指摘すること)のみによって映画を守ろうとしているのだ。
ただ、塾長は真理を顕揚する分だけ時代錯誤をまぬがれず、蓮實重彦は「消費社会批判が消費社会的に消費
されてしまうことの不気味を知る者」として、ポスト・モダンにふさわしい批評を練り上げたという差異はある。
もちろん「だから研究塾はダメだ」とは言わない。塾長はいっそ蓮實重彦と決別して十九世紀的な知の配置を
顕揚し続けてもいいのだ。そのときは反動的との誹りは免れまいが、少なくとも、もう蓮實重彦の複数性の間で
引き裂かれて、苦しむことはないはずだ。
18 :
名無シネマさん:2014/02/17(月) 18:25:24.37 ID:H8K23VkC
なんか映画研究塾のサイト、真っ黒なんすけど……なして?もしかして、俺だけ?
19 :
名無シネマさん:2014/02/17(月) 18:26:04.34 ID:8JJdlxQs
喪中
20 :
名無シネマさん:2014/02/19(水) 02:04:49.76 ID:gAv72u7+
「あなたに映画を愛しているとは言わせない」って蓮實重彦のサイトがあるけど、
あのタイトルの差別性は、死ねフィル同士の恣意的な排除ゲームのそれなんかでなく、
「映画」の側に問答無用で択ばれるか択ばれないか(愛されるか愛されないか)という事実の
残酷さ、酷薄さ、その運命的な差別性のことだと思う。
どんなジャンルでもその天才と呼ばれ得る人々は、見出そうとしたものに逆に見出されてしまう。
そいつは否応なく固有の宿命を生きる。
塾長?が若い論客?の潜在的な自己愛志向を責める意味もそこにあるんだと思う。
根本的に、余所見しているってこと。
21 :
名無シネマさん:2014/02/19(水) 20:00:38.08 ID:3hzSBYjV
でもそれならば余所見も何も先天的なものとして決定付けられているんじゃない?
そこをいくら責めたところでそれは運命的なものであると。
そして塾長はそれ以前にどうも映画から逃げているように思えるし。
自らが実はサリエリである事を恐れているというところかな。
22 :
名無シネマさん:2014/02/24(月) 06:16:14.02 ID:YQXf6CrD
ちらっと読んでみたけど、まったく映画に対して真摯じゃなかったので、
アホらしくなって閉じました
23 :
名無シネマさん:2014/02/25(火) 01:09:08.05 ID:0gdllIgY
16、17だが、あれから塾長にさらに言いたいことがあったのだが、しばらく投稿規制を食らっていたので
時期を逸してしまった感がある。というわけで全然関係のない話をすることにした
いま、人は、蓮實重彦とは何かという真理を語ることができないという話
それはなぜなら先に書いたように彼の輪郭が曖昧だからだ
そこでは塾長の蓮實重彦と、私の蓮實重彦と、東浩紀の蓮實重彦とが同時に成立してしまう
>文芸誌で仕事するコツは、編集者と「文芸誌が最高」という価値観を共有しつつ、原稿のうえでは
>「文芸誌は退屈だ」とか言い続けるという二枚舌です。蓮實重彦とか見るとよくわかる。
>hazuma 2010-12-17 00:45:49
ポスト・モダンの思想家でありポスト・モダンを論じる東浩紀が、このような十九世紀的な思考を実践して
蓮實重彦という風景の構図を安定させにかかる事実をここで批判することは差し控えるにしても、こうした
解釈がありうるように、いまや蓮實重彦はフーコーが目指したような、自らを「解読さるべき記号」へと作り
変えてしまっている
問題はこの後だ。ポスト・モダンにふさわしく己を記号と化した蓮實重彦をどのようにも解釈可能ないま、
つまり積極的に「誤解」される対象となった蓮實は映画や文学を救うことが可能なのか。というか彼の
やっていることとはいったい何なのか
24 :
名無シネマさん:2014/02/25(火) 01:10:05.68 ID:0gdllIgY
それを知るためにフーコーを引用してみよう
>私は、一篇の作品、一冊の書物、一行の文章、一つの観念といったものに対して、それを判断するのではなく
>存在させようとする批評といったものを思い描かずにはいられません。そうした批評は、火を点してまわり、
>草花が生長するのに瞳に注ぎ、風の音に耳を傾け、あわを手につかんで空中にとび散らせてくれるものです。
>判断をいくつも下すのではなく、存在することのしるしを無数にきわたたせてくれるような批評。それは無数の
>存在のしるしに声をかけて、その眠りから呼びさましてくれるような批評なのです。
実は蓮實が実践しているのはこれなのだ。だから蓮實派の連中のように彼の「判断」に幻惑されてはならない
事実、蓮實はそうした判断に飛びつくことで相対的に聡明であろうとする態度を凡庸だときっぱり断じている
わたくしの判断などどうでもよろしい、よって蓮實重彦はその輪郭を積極的に曖昧なものにしようと努める
蓮實派のようにそれを反復するだけの者は必然的に分裂病たらざるをえなくなり、そこに真理は存在できない
まったく矛盾したことがらを口走るほかはないからだ(その意味で、蓮實の言説はいささかも啓蒙的ではない)
いまや蓮實の言説に対して、「それを誰が言ったか」という同一性の追求は無意味なのである
25 :
名無シネマさん:2014/02/25(火) 01:11:57.42 ID:0gdllIgY
したがって蓮實重彦は存在しない。解釈さるべき記号があるだけだ。そのときはじめてフーコーの目指した世界が
視界に浮上する。「存在することのしるしを無数にきわたたせてくれるような批評」だ。それは何か。あなた方の
手元にある 『映像の詩学』 を手に取ってみればよい。最初の項目、そこには概ね次のように書いてあるはずだ
「ジョン・フォードの男たちは白布に引き寄せられて帰ってくる」と。もちろんここでの蓮實の判断はどうでもよい
男たちが白布に引き寄せられて帰ってくるという解釈を真に受ける必要はまったくないのである。大切なのは、
そこに白い布が存在しているという揺るがしがたい事実だ。そう、蓮實の批評とは、蓮實重彦の名前と顔と過去とを
己を記号と化すことで消滅させ、解釈される以前の記号である「存在のしるし」だけを救おうとするものなのだ
(そしてそれこそがフーコーの目指した真の意味での「匿名性」だ)
自己同一性を欠いたテクストも、あえて下手な解釈を実践して、読者を解釈される以前の記号へと向かわせようと
するのも、蓮實にとっての重要なものが判断ではないことを裏付ける
以前、塾長は蓮實が『J・エドガー』を褒めたときには心臓が止まりそうになったと書いていたが、蓮實の判断に
翻弄されて苦しむことはないのだ。蓮實重彦とはなにものをも表象しない記号なのだから、誰がどのように解釈
してもよいものなのだ。それこそ東浩紀のような解釈もあってよい。しかし、後の世に残るのはそのような蓮實を
めぐる小さな物語ではなく、彼の指摘した「存在のしるし」だけであるという意味で、状況は何ら絶望的ではない
と、ここでは「とりあえず」そう結論することにしよう
26 :
名無シネマさん:2014/02/25(火) 15:23:21.64 ID:X/uz2G06
つまり、簡単にいうと、映画が膠着しないようにその都度、状況に合わせて蓮實重彦は立ち回っている。
その立ち回りそれ自体が蓮實重彦の批評の実践である。
そこに普遍性を見いだそうとする研究塾は東浩紀と同じようにまた凡庸である、
ということでしょうか?
そして、研究塾的批評のような「小さな物語」に囚われていては袋小路に陥るばかりで希望はない、と?
27 :
名無シネマさん:2014/02/27(木) 14:14:16.02 ID:8hbbgM41
ポルトガル、ここに誕生すの封切館出さないのは何故?
28 :
名無シネマさん:2014/02/27(木) 19:39:40.41 ID:HkToHO6N
お前が書けってことだよ
29 :
名無シネマさん:2014/02/28(金) 00:17:57.80 ID:1wA6XZuY
>>26 その解釈について問答はしませんよ
どんな解釈をしてもいいのがポスト・モダンの言説なので、正解も誤解もないのです
ただひとつ言えるのは、「つまり〇〇ということ」と今あなたが下しつつある結論は常に
とりあえずのものでなければならない
そうでなければ映画研究塾が収まる風景の構図を安定させるだけの言説になってしまう
それこそ塾長が知識人連から無視されているのは何でかっていうと、研究塾を語る言説の
構図が安定してるからなのであって、つまり「どうせ蓮實のエピゴーネンでしょ?」と高をくくる
ことで容易にやりすごすことができてしまうのが今の映画研究塾なのです
こうなるとある意味で分節化が済んでしまい、連中にとって研究塾は怖いものではなくなる
ゼロ年代の思想家たちが「蓮實は古い」を連呼してやりすごそうとしているのと同じです
物語が語られ、それが説話論的な磁場に定着し、紋切型になり、既成事実となる
今後の塾長としては(というよりも私が塾長に促しているのは)、啓蒙者の立場を脱しつつ
特定の構図に収まらないような戦略を練ることです
ところでその第一歩として、塾長には封切館の更新ペースが早くなってきていることを指摘したい
以前、塾長は「時評はやらない」といっていたけど、「封切館の点数を参考にして映画館に行く」
という使い方をしている人が前スレにもいたように、最近ではその更新の早さによって、封切館は
読者を映画的実践に向かわせる批評ではなく啓蒙として作用しつつある気がします
たびたび生意気ですみません
30 :
名無シネマさん:2014/02/28(金) 02:29:37.05 ID:cx9dMkwu
>>28 2013年のベスト作品でただ一つだけ封切館出してないのが不自然に感じただけだよ
あと風立ちぬの封切館消してるよね?何故
31 :
名無シネマさん:2014/03/03(月) 03:44:21.72 ID:pIV4TmC6
セルジオって本物の海外の一流どころはきちんと褒めるけどね
本物の一流選手のスーパープレーなんかは、あられもなく褒めてるよ
32 :
名無シネマさん:2014/03/03(月) 21:30:38.12 ID:7hlE3XlS
31とは違う者だが…
自分の方がスポーツ評論家よりも判ってる…
みたいなのはやめなよ。
コンフェデでピッチ居なかったはずの「駒野のミス」を書いちゃうんだからあなたのサッカーのテクストはその程度ってこと。
33 :
名無シネマさん:2014/03/03(月) 21:44:21.74 ID:7hlE3XlS
松木さんは大衆のリミッター中でも「サッカー」の解説を試みている人だと思う。
あの人の勝負の狙い目やピンチをピタリと言い当てる眼はすごい。ベルギー戦とか
アジアカップの時とか。
大衆の要請で心理的なパフォーマンスをしているけど
彼はあくまで「サッカー」を語っているのであって、自分のパフォーマンスのために
サッカーをダシにしているのではない。
セルジオのコメント文なんかは仰る通りと思うが。
34 :
名無シネマさん:2014/03/03(月) 22:05:44.65 ID:7hlE3XlS
スポーツなんてそれこそ真剣に訓練をつんだものたちのガチの世界。
テレビのせいで心理的な演出がかけられているのであって、決して競技者が「忠雄」クラスなのではない。
それを訓練を積んでない映画研究塾が上から目線で語るのそれこそ批評の堕落でしょう。
本田、ダルビッシュが心理的でメッシ、宮市は違うって何が解っててそう言ってるんだ。
映画についてはともかくスポーツに関しては映画研究塾こそ忠雄だ。
語るのはいい。でも謙虚であるべきだ。
35 :
名無シネマさん:2014/03/10(月) 15:43:42.20 ID:KLEGNyHN
This is 独善
ヤフーチャッ、、、、映画研究塾バンザーイ!!!!
36 :
名無シネマさん:2014/03/12(水) 00:54:28.27 ID:wN4GAPjY
塾長は私の批判を研究塾の運営方針全体への批判として抽象化して反論しているけど
私は塾長の作品論が啓蒙だとはどこでも言ってないよ。私が具体的に挙げたのは
・たまてばこ
・封切館の更新の速さ
の二点。たまてばこについては以前 とーる さんしさん の例を挙げたように、それを反復しておけば
安心というのがあるでしょう。たまてばこには突然不可解なことが書かれるわけではないから
たまてばこ的言説というのはどうしても特定の構図に収まらざるをえない
そこには「塾長→たまてばこ→読者」という階層的な秩序が存在する
塾長は「うちのが伝わっているという前提ですよね。」と言うが、たまてばこについては伝わってるんだよ
テクストの背後に絶対的な作者がいる=パロールとして書かれてるから
たまてばこを通して塾長の顔色を伺うことが可能になってしまっている
もし塾長の話が伝わっていないのなら、前スレであった宗教じみた連帯なんて成立するわけがない
少なくない読者が研究塾を神学の対象にするのにはそれなりの理由がある
そして封切館については前スレ483の人がこんなことを書いている
>研究塾さんの封切館とかの寸評?読ませてもらうと、観る気が起きなくなることが多い。
封切中の映画の点数を出すとこうなる。人は安心を求めて点数の高い映画だけを見に行くようになる
でもこれが映画研究塾の目指した教育なのかといえば、全然そんなことはないでしょう
封切館は映画的実践を経た後の答え合わせとしてあったのではないのか
映画を見た後で、自分には何が見えていなくて、塾長には何が見えたのかを教えてくれるのが封切館でしょ
ところが映画を観る前に点数が出てしまうと普通の読者は実践に向かわなくなるよ
もちろん研究塾の間違いを指摘してやろうという気概あるシネフィルは低い点数の映画を見に行くだろうが
そんなのは少数のコニャック党のようなものであって、封切館がサントリー化を免れるわけのものではない
『凡庸さについてお話しさせていただきます』を読んだらしいけど、それなら「これでいい」と考えることが凡庸さで
「これでいいということはない」というのが愚鈍さだってわかるでしょう(この要約がまさに凡庸さそのものだけど)
塾長はたまてばこや封切館をこれでいいと思うのかい
37 :
名無シネマさん:2014/03/12(水) 23:17:41.76 ID:7dwFV2Id
おいお前ら独善先生がまた何かおっしゃっているぞ。よく聞いとけよ。
髪型やファッションは外部ではないのだ。ようするに人間性だ。人間性のオ・ハ・ナ・シだ。
32がしてるのは4─2─3─1のオ・ハ・ナ・シだ。独善先生の人間性に訴えかけようとしても無駄だ。36もだ。意味がない。
そう考えるとスナイデルがバロンドール獲れなかったのはタトゥーなんかしてるからだ。アホだ。アホ嫌い。
38 :
名無シネマさん:2014/03/13(木) 22:58:23.33 ID:nzL3CSvr
俺たちがやらないと、と塾長は言うのだが、その俺たちにわれわれは含まれているのだろうか
そうだとしても、5年前に映画の訓練を始めた身からすれば、自分の訓練が足りているとは
とうてい思えない
半年前にエリック・ロメール論を書こうと思い立った。ロメールの主題論的=説話論的な細部
(別にもったいぶるつもりはないので書くが、「飲食物を共有すること/しないこと」が人間関係
にある種の変化を導入するというもの)をまとめているところで、高畑の『かぐや姫の物語』に
ロメールの主題論的=説話論的な細部が継承されているのを見つけてしまったのだ
「私が書こうとしていたのは既に知れわたっていることだったのか」と愕然とした。結局、それから
ロメール論には一度も手を付けていない
映画史的記憶についても、研究塾に書かれていないことをいくつか見つけた。だがそれもきっと
まだ書かれていないだけのことで、すでに常識となっている細部なのかもしれない
(たとえばここで、「見送りの映画史」とか「食べ物を撮影する際の倫理」とか言ってみたところで
誰も聞く耳を持たないだろうことは明らかだ)
私のような、身体性の伴わない無邪気な批評に映画が救えるわけもない
研究塾にはずいぶんと偉そうな批判を書いたが、当の私は映画の訓練が絶対的に足りていない
私にはおそらく塾長やまぶぜ氏の半分も見えていないだろう
39 :
名無シネマさん:2014/03/13(木) 23:00:38.41 ID:nzL3CSvr
ところで話は変わって
今日インテリ連中と話していて、ポストモダンは古い、なんて言われてしまった
その心は、どうやらソーカル事件で終わったから、とのことらしい、とりあえず私は
あれはソーカルとかいうバカが自然科学的な遠近法でポストモダンを語ったのが
悪いんでしょうと金井美恵子の受け売りで反論してみたのだが、どうにも具体的な
反論は返ってこず、挙句に「駒場でそんなこと言ったら笑われるよ」と一方的に俯瞰
されてしまい、これにはたいそう苛立った
とはいえ、どうやら現在はポストモダンに変わる新しい思想が支配的であるらしい
古い知識しか持たぬ私はこれについて何も知らないのだが、ちょっと調べただけでも
それが危ういものであることはわかってくる
↓たとえばこれがその新しい思想だとは言わないが(もう9年も前の文書なので)
http://www.phenomenology-japan.com/takeda/mainichi051003 これにしたって社会と人間とを積極的に扱うべき問題として特権化し、ポモ思想の
可能性を排除するという意味で、ちょっとどうかしているくらい古めかしさが漂っている
へたをするとポストモダンを乗り越えるどころかモダンへの退行にしか見えない
そういうわけで、やはりポストモダンが古いというのは大学内部の言語政治にスポイル
された連中の戯言ではないのかという感触がある。あの手のインテリ連中は先物買い
よろしく新しい思想に次々と乗り換えて世渡りに励んでいるだけなのかもしれない
しかし、学問が政治的な問題に還元されてしまうというのは、それはそれでさみしい
ところで、このポストモダンに取って代わったらしい現在支配的な流行の思想について
明るい方がいらしたらぜひともご教示願いたい
40 :
名無シネマさん:2014/03/14(金) 15:04:50.12 ID:3xvzVPL9
はあ?シェフチェンコとカンナバーロはタトゥーあったぞ。
レブロン・ジェームズも二流なのかい。
Cロナウドがゴールの後脱ぐのは研究塾の言葉を借りれば「土人」かな。
スポーツに人間性は関係あると俺は思うが
髪型にそれを集約させる、
それをスポーツマンの「二流さ」の証明とする。
研究塾のスタンスは自分の目でまず観察する「批評」じゃなくて
自分の物語を正当化するためにスポーツを利用しているに過ぎないと俺は思う。
41 :
名無シネマさん:2014/03/14(金) 21:22:27.59 ID:2r6xDpDr
42 :
名無シネマさん:2014/03/16(日) 01:55:27.74 ID:/MtMJw/M
未だに「蓮實は抑圧者だ、蓮實を葬らねばわれわれに自由はない」という反動主義思想が蔓延している
連中は、蓮實を葬ったところで自由など得られぬどころか、却って自由が遠ざかることを自覚していない
蓮實が抑圧者ではなく解放者だという事実に目を向けず、ゼロ年代のプロパガンダに踊らされる者たちに
どうして自由な振る舞いが可能となるだろう
自由とは、好き勝手に振る舞うことでもなければ、現状追認と自己肯定による安心の甘受でもない
それは回路の確保と言ってもよいが、絶えず選択の余地を確保することによって獲得しうるものであったはずだ
したがって、まずは反動主義勢力の掲げる自由なるものが、自由でも何でもないことを自覚せねばならぬ
ここでそれを子細に論じている余裕はないが、連中の掲げるものこそが実は人を不断の自己肯定というパラダイム
へと縛り続けることで、その外部へと出る自由を奪う、まったき反動主義にほかならない
そして、この不自由に誰よりも憤るのが蓮實重彦だ。彼は、特定のパラダイムの内部に閉じ込めれられ、
思考や選択の自由が制限されざるを得ない不自由な環境から人を解放しようとした。だからこそ、彼は人を
批判したとしても、「こうしなさい」と指示したことは一度もない
蓮實が批判したのは常に不自由を自由と錯覚する者たちであった。それは不自由な者を自由にするために
「あなたは不自由だ」と指摘しただけなのだが、人はそれを解放とは真逆の振る舞いだと誤解してしまった
たとえば彼が「太宰は感傷的だからダメなんですよ」と言うとき、人はこれを安易に抑圧だと思い込む
だが、蓮實は「だから太宰なんて読むのはやめなさい」とは言っていない。彼は単に「太宰は文学史が肯定
する作家ではない」という事実を指摘しているだけだ。繰り返すが、そこに生じるのは選択の自由なのである
蓮實は、文学史と太宰との距離を示すことで、それまで自由という名の不自由によって太宰を肯定するほか
なかった読者を、はじめて主体的な選択の場へと導いたのだ
そのとき、真の自由がすべてを知った上でなお選ぶことの強さにほかならぬことがわかる
しかし、それでもそこに抑圧が見出されるというのであれば、それは文学史に後ろめたさを持つ精神にとって
のみの抑圧であるだろう
43 :
名無シネマさん:2014/03/16(日) 01:56:48.80 ID:/MtMJw/M
もちろん誤解してはならぬのは、太宰を否定して文学史を選ぶことが弱さなのではないということだ
弱さとは、パラダイムの内部に安住し、主体的な選択を回避し続ける態度のことである
(そしてこの話の目的が、反歴史的な態度の顕揚などではありえないことは、わざわざいうまでもない)
44 :
名無シネマさん:2014/03/17(月) 11:43:04.36 ID:mo74bJik
>肉親が死んだからってああまで大きく言えちゃう神経ってわたしは嫌い。吉田ね。レスリングの。子供だ。ガキ。
こういうことを言うのもどうかと思うがとりあえずこの問題は置いて、これを前提とした
>自分はなんか特別だと思ってるんだろうね、あれ。
この発言。
これを読んだ多くの人が、そりゃ、てめぇだ!と思っただろうね。
実際吉田は塾長の数億倍は特別だしね。これはどうしたことか……
この人ほんとに独善的だね。
45 :
名無シネマさん:2014/03/17(月) 23:07:33.27 ID:vjKRvjJK
公式の場で「お父さん」なんて言葉を使ってる時点でどうしようもなくガキだよ。
46 :
名無シネマさん:2014/03/18(火) 00:09:47.53 ID:0hIIhy38
羞恥心がないんだよな、公私の線引きがな
身内の死なんて私事なのにさ
47 :
名無シネマさん:2014/03/18(火) 04:02:47.26 ID:6l3oEunc
たまてばこって次どこにあるの?優しい人、教えてください。
48 :
名無シネマさん:2014/03/18(火) 04:08:10.45 ID:6l3oEunc
すまん。見つかった。
49 :
名無シネマさん:2014/03/18(火) 19:34:37.27 ID:mfVSWD33
>>46 そうか?
身内ごとでなかなか醜い泣き顔をテレビでドアップで見せられても
相手は結果を残してる人間だから愚民は甘んじて受けなければならない
それが日本の階級社会でしょう
50 :
名無シネマさん:2014/03/18(火) 19:54:26.02 ID:WU+dsR0Z
なんだか・・・途方もないシニシズムが蔓延しているな、最近のここは・・・
51 :
名無シネマさん:2014/03/19(水) 00:30:03.62 ID:w73jc9zH
>>49 それが何の皮肉かはよくわからないんだけど
TVは愁嘆場を垂れ流すにあたって相手が結果を残してる人間かどうかを区別しないよ
そこに泣いている人間がいればクローズアップを撮りに行くのがTVです
それは吉田だろうが名も知らぬ被災者だろうが同じことで、階級は関係ありません
52 :
名無シネマさん:2014/03/19(水) 07:47:53.63 ID:JfhtO8hO
その通りなんだけど、じゃあテレビカメラが涙をとらえたら
その人は「心理的」で、すなわち人格も能力も「二流」扱いになるのは
どうなのかね。
映画の美意識がどこでだって通用するわけじゃないだろうに。
スポーツマンの髪型やプライバシーに眼がいっちゃうのはマスコミが
演出する物語に、研究塾自身がのせられているからなんじゃないか。
53 :
名無シネマさん:2014/03/19(水) 07:56:13.90 ID:JfhtO8hO
この人には
本田も吉田も、佐村河内も忠雄も一緒に見えちゃうのかな。
54 :
名無シネマさん:2014/03/19(水) 08:05:09.78 ID:JfhtO8hO
何が言いたいかってスポーツマンって
そんなに安っぽくないでしょ、って事なんだけど。
55 :
名無シネマさん:2014/03/19(水) 23:10:59.15 ID:w73jc9zH
こういっちゃなんだが、カメラに涙を捉えたがる精神とカメラに涙を捉えさせてしまう精神に
それほど大きな開きがあるとは思わない
目の前に自分の泣き顔を撮りに来ている下品な連中がいるとき、吉田は涙を流すことができる
身内の死の悲しみを公の場に開陳する破廉恥、それは映画の美意識とは何の関係もないし
結果を残したスポーツマンであるか否かも関係がない
……そのときだった、信太郎は、ひどく奇妙な物音が、さっきから部屋の中に聞こえているのに気づいた。
肉感的な、それでいて不断きいたことのなお音だ。それが伯母の嗚咽の声だとわかったとき、彼は一層
おどろいた。人が死んだときには泣くものだという習慣的な事例を憶い出すのに、思いがけなく手間どった。
なぜだろう、常人も泣くということを彼は何となく忘れていた。その間も絶えず泣き声がきこえてきて、
その声はまた何故ともなく彼を脅かし、セキ立てられているような気がした。ついに彼は泣かれるということが
不愉快になってきた。それといっしょに、泣き声をたてている伯母のことまでが腹立たしくなった。あなたはなぜ、
泣くのか、泣けばあなたは優しい心根の、あたたかい人間になることが出来るのか。
by 安岡章太郎(『海辺の光景』)
56 :
名無シネマさん:2014/03/19(水) 23:50:48.85 ID:q2SXEpD2
研究塾は
「ホークスはあんなの嫌うだろう。」
って書いてるじゃん。
いや、映画の美意識としてはそうだと思うけど。
ただ彼らアスリートは表現や感性のエキスパート
じゃないわけで、子どもみたいに泣く奴があったとして
ほっとけよ、としか思わんね。
なんでそんなことが気に障って批評したがるかね。
いちいちマスコミにつられ過ぎじゃない?
研究塾自体プライベートの事書いたり、「泣いた」
って書いたりしてるわけでしょ。
人間って、そんなもんじゃないのかな。
57 :
名無シネマさん:2014/03/20(木) 17:24:54.22 ID:tCu8aY8u
話変わるけど黄色い目の魚っていう小説
小説で成瀬巳喜男してるから泣いてしまったわ
映画化してないことが疑問
58 :
名無シネマさん:2014/03/22(土) 03:17:30.45 ID:2EkeY/m2
>>56 「人間って、そんなもん」って言えちゃうのが私にはわからないな
だいたい「人間って(映画って)こんなもん」っていう通説(安定した構図)を超える(崩す)のが批評でしょう
人間がダメなら教育すりゃいいし、土人は文明化すればいいんじゃないの
59 :
名無シネマさん:2014/03/23(日) 02:45:28.40 ID:0CPIAnt8
うーん、どうしてもわからんね。
あなたにしても、研究塾にしてもまず自分の社会論なり物語なりが
先にあって、そこに当てはめるようにしてメディアの中の人物を
批評しているように俺には見えてしまう。
まず偏見や先入観、背後の物語なしに物事をなるべく
クリアな眼で観るという事の大切さを研究塾は説いていたのではないかな。
それを行うために研究塾が努力を重ねてきた事も疑わない。
でも映画以外の事、例えばスポーツなりを語る際まず観る前から
「こういう奴はすでに土人だ」
という決めつけありきで話しているように感じて
俺にはイラッとくるし、疑問にも感じる。
批評じゃなくておっさんのぼやき、その「土人」同レベルではないのかと。
58にしても人を「土人」として「教育」しよう等といえる感覚が俺にはわからない。
人間ってそんなもん、ってのは私たちは人をあれかれ詮索したり批評したがったり
するけど、そういうのって本来傲慢だし、判った気になるのはよくない、って
意味で言ったんだ。
まあ、意見が合わないんだろうな。
60 :
名無シネマさん:2014/03/23(日) 03:49:31.00 ID:0CPIAnt8
研究塾もちょっと肩書き野郎な所があるよね。
こっちはバルサを観てるんだぞ!なんて
いや、責めてはいないよ。人間臭いなと思うよ。
本気で言ってたら痛々しいけどね。
61 :
名無シネマさん:2014/03/23(日) 11:20:10.60 ID:ztvX0i1/
2ちゃんですら書き込みや人が増えてくると暗黙のルールが出来てしまったり、
自分の意見にどれだけの人が賛同してくれるか、あるいは攻撃される危険性があるか
を無意識に計算して言葉を選んでしまう。
そのタブーを秩序と考えるか、思考の制約と考えるか。塾長は後者なんでしょう。
62 :
名無シネマさん:2014/03/25(火) 13:52:08.40 ID:g/1OwXOm
研究塾殿、、、googleの検索は個人の普段の利用傾向によって
出てくるサイトの順番は変わるそうです
ちなみに自分は研究塾は1ページ目には出て来ませんでした
63 :
名無シネマさん:2014/03/25(火) 20:12:36.33 ID:SFhZuqCl
ほんとだ。俺は前田有一が船頭に出る。全く見ないのに。
64 :
裁判負一声会さくら接骨院親分歌代英二:2014/03/25(火) 20:23:09.76 ID:NMgfSb0p
vbg
65 :
名無シネマさん:2014/03/25(火) 21:35:01.72 ID:yX4uFwnt
ほんとだ。俺も前田有一。見たことあったかな?
研究塾は見当たらず、2ちゃん(これ)が5ページ目に出た。
66 :
名無シネマさん:2014/03/25(火) 21:53:21.68 ID:DGQrUfob
映画研究塾スレで、こともあろうに前田有一の名前が連呼されるとはw
67 :
名無シネマさん:2014/03/25(火) 22:40:52.74 ID:SFhZuqCl
よし、わしも!
思〜いで〜は〜前田有一〜!い〜ろをつ〜けてくれ〜♪
68 :
名無シネマさん:2014/03/26(水) 04:01:50.30 ID:u7PSUQSw
>>59 社会論とか物語っつーかさ、こちらは話の前提として蓮實が『物語批判序説』で書いていた
「十九世紀は上から下(教えるものから教えられるもの)へと物語が流れる階層的な秩序の時代」
というのと、「その時代は終わって、現在は誰もが他人の物語を語る時代」というのがあるわけだ
それを踏まえて「真理=気持ちを伝えずにはおれないのは十九世紀的な時代錯誤だ」という話をしている
もう特権的な知(真理)を語れる者などどこにもいないのが現代なんだよ、ということ
だからあなたが「まあ、意見が合わないんだろう」と書くとき、その言葉が内包する意見の多様性も
実は「誰もが物語を語れるようになった時代」が保証しているのだ
したがって「土人を文明化しろ」というのは、いつまでも時代錯誤な真理を伝えようとしている反動主義者を
はやく現代(多様性の時代)にふさわしい知の在り方に到達させろというだけのことなのだ
塾長はどうか知らないが、私が土人と書くときはそういう意味だよ
もちろんそれを傲慢だと言われてもいいし、そうしたことをひっくるめてそれは虚構だ物語だと言うことも
できるのが今という時代だ(くどいようだがそれを保証するのは真理の時代の終焉だ)
つーかだから吉田が土人だというのはこの多様性の時代に自分の気持ち=真理を伝えようとしているから
にほかならない。あなたはこうしたことを決めつけだというかもしれないが、決めつけなどとんでもないよ
吉田自身が身内の死に際して、おそらくは悲しいはずだと想像する周囲の先入見を補強するような涙を
見せることで多様性を奪っている。自分自身の見られ方を決めつけにかかっている。それは彼女が自分の
気持ちは唯一のもので、誰の解釈にも妨げられないはずだという特権性を前提としているからだ
私はそれをこそ傲慢だと思う
映画なりスポーツなりを決めつけなしで語るのは、こうした土人を文明化した後の話でなければありえない
なぜなら我々の語りを妨げるものこそが土人的な知の在り方だからだ
クリアな眼で見ることを妨げ、解釈以前の記号の記号性を破壊して単一の物語だけを流通させようとするのが
土人なのだから、それだけは批判しておかないと話がはじまらないんだよ
(そしてこの説明自体が時代錯誤だ。もっと誤解される書き方をすべきだった)
69 :
名無シネマ:2014/03/26(水) 11:43:33.99 ID:UVO55xGJ
多様性、言えば、蓮實さんが、批評にできることは多様性が失われそうになった
ときにその危機を指摘すること、みたいなことを闘争のエチカで書いてたよね。
これ、お気に入りなんだけど。
でも一方で、ともすると、多様性を希求することなんて誰も本音ではしてないのかもしれない。
シネフィルも誰もかれも含めて。そういう恐さが常にある。
だから、吉田が多様性を奪っている、と言ったところで、いや誰も求めてないので、
って言われたらそれまでなんだよね。で、そこから批評が始まるってことなんだろうけど。
70 :
名無シネマさん:2014/03/26(水) 12:22:47.40 ID:h7AQEz/P
>クリアな眼で見ることを妨げ、解釈以前の記号の記号性を破壊して単一の物語だけを流通させようとするのが
土人なのだから、それだけは批判しておかないと話がはじまらないんだよ
クリアな眼、ですか・・・
「誰もが語れる物語」を語る者が「クリアな眼」の持ち主で
唯一の「真理」なるものの特権性を疑わない者が「土人」なのだとしたら
オレはまだしもそういった“愚鈍”な「土人的知」こそを拠り所にしたいと思うなぁ。
それでも「真理」はある(べきな)んだ、という信念(信仰?)ゆえに、たとえば映画を見て、それについて語れるんじゃないか、と。
多様性の時代の「誰もが語れる物語」の“凡庸さ”ほどタイクツなものもないとは
すでに「ポストモダン以後」散々思い知らされてきたんじゃないかねぇ・・・
71 :
名無シネマさん:2014/03/26(水) 17:24:18.60 ID:u7PSUQSw
>>69 現象としては、自分は尊重されたいけど他人を尊重したくはないという人が増えたんだと思います
この矛盾をどう生きるかなんですが、結局はみんな相対主義に逃げ込んでしまった
俺は俺で自由にやるぜと。しかしその自由は本来、他人の自由を保証してこそのものです
自分は多様性に依存してつるつる生きるけど他人に多様性は認めない、こういう「野蛮」な生き方を
省みないのが土人ですから、「そういうことをしてはいけないでしょう、お友達を尊重しなさい」と
教育してやらないといけない。多様性の確保が必要な時代に誰も多様性を認めないのだから
おっしゃる通りに批評が始まるのはそこからだと思います
72 :
名無シネマさん:2014/03/26(水) 17:37:32.79 ID:u7PSUQSw
>>70 >唯一の「真理」なるものの特権性を疑わない者が「土人」なのだとしたら
~~~~~~~~~
>それでも「真理」はある(べきな)んだ、という信念(信仰?)ゆえに、たとえば映画を見て、それについて語れる
~~~~~~~~~~~~~
はあ、つまりあなたは、このポストモダンにあっては多様性に反動思想も内包されるはずだと
言いたいのですね。それはもちろんその通りで、現代でも頑なに真理を信じることはできる
しかし、信じるしかないものである以上、それはすでに真理ではなく、多様性に保護された
いま一つの思想にすぎません。これは反動主義者が不可避的に抱え込むことになる問題ですが、
プレモダンな真理を温存するために結局はポストモダンに依存することになる、というのはなんだか
情けない話に思えます。親に逆らう反抗期の子供みたいです。その依存ぶりからしても、とても
多様性の時代の"タイクツ"(これに同意はしませんが)を超克できるとは思えない
何にせよこちらとしては、いまどき真理を顕揚するような反動主義者は批判するだけです
73 :
名無シネマさん:2014/03/26(水) 19:34:24.01 ID:w5Q+RAN1
>>68 いちいちオーバーだな、としか。
吉田があなたに泣けと強要したのかね。
74 :
名無シネマ:2014/03/26(水) 20:12:11.26 ID:UVO55xGJ
75 :
名無シネマさん:2014/03/26(水) 22:02:03.17 ID:w5Q+RAN1
スポーツマンの涙の話が
ポストモダンと土人の話になるのか…
批評ってやつ宿命的について回る議題なのかね。
研究塾にしても白黒はっきりした書き方するしね。
76 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 01:23:47.44 ID:tXN2YH2U
>>73 私が68で書いたことなんかどうでもいいんだよ
要は「公衆の面前で泣いたの? 破廉恥だね」って気軽にコメントして何が悪いのってだけの話なんだから
それにしてもだ、あなたが59かどうかは確証ないけど、自分から深みに誘っておいて頭まで浸かりそうに
なると途端に引くやつってどこにでもいるんだよな。「こんなことにマジになってどうするの?」みたいにさ
流行の処世術か何かかね。以前もいたよ、文学の話をしていたのに話の具合が悪くなった途端に文学を
けなしはじめる人。塾長風にいうならハートがないんだよね、自己愛と保身ばかりでさ
まあ、これはあなたが59だと仮定しての話だから、人違いなら気にしないで
でももし59なら、あんたにオーバーだなんて言われる筋合いはない、恥を知れ
77 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 03:33:44.28 ID:KyokEZ6I
俺の言いたい事変わってないよ。
具合が悪くなったとも思わんし。
研究塾はまず表層ありきの批評ではなく
深層からありきで
表層を拾い上げてるんじゃないか?
アスリートだったり他分野を。っていう疑問なんだから。
しかし68は俺が問いたいのとはちょっと違ってたから。
俺が話したいのはポストモダン
じゃなくて表層に対するスタンスの話。
あと76と議論のための議論をしたいんじゃないんだが。
長文だから話から引いたよう見えたんなら誤解だよ。
話が違うとこ行くんじゃないかと思ったからだよ。
しかし、ハートがないとかよく言えるよな。
78 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 12:17:15.58 ID:RDf52uLY
たとえば、なぜデミルじゃなくホークスなのか、同じマイケルでもベイじゃなくマンなのか
このショットじゃなくあのショットなのか、この光じゃなくあの光なのか・・・等々
映画とはそういう「特権的」なるものの“顕現”する場じゃないの?
いや、「このショット」でも『パブリックエネミーズ』は成立するし、「この光」でも『我が谷は緑なりき』は成立するだろうけど
それはまったく別物の(おそらくは「タイクツ」な)映画になってしまう・・・
つまり映画とは、ここで
>>68さんがいう「吉田」そのものじゃないのかな?
そのとき、問題なのは「吉田=映画的」なるものをとりまく言説の限りない凡庸さであり、悪しき制度的なというか紋切り型というか
「決めつけ」なのであって、自分たちは「ポストモダン的」にふるまっていると思っている側こそなんじゃないか。
蓮實氏的な意味での「愚鈍」とは、単なる否定的なコンテキストでは用いられていなかったと思うのだけどね・・・
79 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 17:13:55.16 ID:KyokEZ6I
それはわかっておーる!
研究塾はスポーツ観戦においても
自らの映画理論を実践してきた。
例えばサッカースペイン代表をして
そのパスワークと動きを
「映画だ」
評していた。
最初は「ふーむ」と思って読んでたが
次第に疑問を感じた。
それはサッカーの本田や遠藤の
髪型、顔つきをして「心理的」と
評したりする点においてだ。
そしてネイマールが髪型を地味に変えた事を
例に出し、海外の一流はそれらの佇まい
からして違っていて日本サッカーは
すでに顔や髪型で戦う前から負けている
アホの集団だと。髪型は実力と関係するバカ、と。
こういうわけだ。
80 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 17:14:58.52 ID:KyokEZ6I
で、俺はこらこら待てよ。と言いたいわけ。
実際は海外の一流にだって心理的、パフォーマティブ
な側面を、三流の選手にだって映画的な瞬間を見い出せる
瞬間があるはずだ。少なくとも俺にはある。
例えば前者ならメッシは苛ついて
ボールを観客にぶつけたりするし
Cロナウドはすぐ泣くし、自分の体
を見せたがったりする。
ジダンは頭突きだしね。
しかし研究塾はこういったことには
口をつぐむんだ。
もし本田が同じ事をやっていたら
鬼の首をとったかのように
「本田って心理的なんだよね。」
と評しただろう。
遠藤なんてむしろ他の選手からは
感情のムラがないと言われる選手だ。
あと研究塾は日本サッカーが
調子悪いときにだけ、批判するよね。
81 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 17:17:24.17 ID:KyokEZ6I
俺がそこで思うのは研究塾って
スポーツで映画批評をやってるんじゃなくて
映画と異なる印象論や物語論、社会批評を
やっていて、それを正当化するために
選手の格付けや立ち振舞い、そして
「映画的」って言葉を利用しているのではないか
と言うことだ。
それはもはや批評ではない。
むしろ研究塾の方が大衆的な心理に陥っている
のではないかとも思う。
人間の観る目って怖いと俺は思うんだよ。
スポーツの場面でAが負けていてBが勝っていたら
「Aは心理的だ。顔つきを見ればダメと判る。
Bは映画的だ。」というと
そのように本当に見えてきてしまう。
一見正しそうに見えるから恐ろしい。
そしてこれは映画にも凄く関わる事だから
俺は気になるんだ。
82 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 18:00:23.32 ID:TmXeRoNc
宮崎駿は引退会見をやったけど、
あれが山田洋次だったら
「お前バカ。」
って言ってるよね。
んで吉田なんだけど…
俺はこの人を話の中心にしたかったわけではない。
スポーツマンの話の流れから出てきたから交ぜてしまった。
でも根は前述の話と一緒だと思うんだよな。
現代の日本における心理性の問題。
それは認識しているつもり。
でもいち個人の「心理的」な面を対立構造の批評の一部としていくこと。
これも健全とは思えないんだけどね。
83 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 18:05:09.99 ID:LhwGzKHN
宮崎駿の引退会見のとき研究塾はちゃんとバカだって批判してたはずだが?
84 :
名無シネマさん:2014/03/27(木) 18:18:07.15 ID:TmXeRoNc
そうだったのか。それは見落としていた。ちくしょう。
85 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 02:21:28.25 ID:ovDLe6BJ
>>77 いや、「俺が問いたいのとはちょっと違ってたから」とか言いわけしてるけどさ
私は68で、あくまでも59で私に対して書かれたことへの応答として自分の話だけをしているんだよね
(だからこそ76で、研究塾の話からそれるから「68で書いたことはどうでもいい」と断ったんだよ)
それに対して「いちいちオーバーだな」とか茶化されたら頭にくるだろう、元はあんたが始めた話に付き合って
書いたことなんだぜ。あなたもしや自分の話をすることにしか興味がなくて、それに少しでも関わらないような
他人の言い分は不誠実に扱ってしまってよいとでも考えてるのかい
(「議論のための議論をしたいんじゃない」とか書いているから本当にそうなのかもしれないな)
あと話の具合が悪くなった途端に引くような態度に対して「ハートがない」というのはもちろん心理的な意味
ではないし、運動の不誠実さから遡行される精神をとりあえずそう呼んだまでのことなので撤回はしないよ
それには蓮實がフランス語の慣用表現を援用して「○○な精神」と書くほどの意味しかない
あなたとて81の前半で研究塾の発言内容から遡行して背後を穿鑿する程度のことはしているじゃないか
(ああ、それに上の方で「独善」とまで書いていたよな)
そういう部分で筋を通さないで「ハートがないとかよく言える」とは、本当にどこまでもハートがない人だね
それとも単に「ハートがない」を侮辱だと受け取ったのかな、だとしたらこちらとしても今まさに侮辱するつもり
なんだから結構なことだよ。一方的に不誠実な対応をしたんだから罵倒でも侮辱でも望むところだろう
他の人も見ている手前、口汚いことは書かないでおくけどさ
86 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 03:10:07.30 ID:ovDLe6BJ
>>78 いやあ、その「特権的」なるものには「映画の名のもとに」って大義があるんですよ
だからホークスだ、マンだ、と言える。そして、そうした視座に立つことを可能にしたのが
ポストモダンなんです。間違っても真理ではないんです。これが仮に王権性の時代なら
ホークスもマンも支持しようがない。映画の見方は王が定めた一つの方法しかないからです
そしてそれは王権神授説ではないけれど、王に映画を見るだけの身体性があったから王位に
着いているわけではなかった。王に押し付けられた、しかし絶対的に「正しい」見方だけがあった、
それが真理の時代なのです。
だから今、映画の周囲に限りなく凡庸な言説と蓮實的な言説が対等に存在していることは
実は幸福な事態なのです。誰もが身体性を磨きさえすれば映画を救うことができるからです
いま凡庸な言説を口にする人でさえ、この先もそのままかどうかはわからない
(とはいえ素人が映画を気軽に語って悪いということはないのです)
蓮實重彦も「絶望しないために教育がある」と言っています。映画をとりまく言説のほとんどが
凡庸だからといって、これから先もそうだとは限らないのです(映画研究塾もあるしね)
つまりここには主体性と呼ぶべきものがある。現代は誰もが映画を救うことを選べる時代です
真理がないというのはだいたいそのような意味で書きました
87 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 03:49:29.90 ID:ovDLe6BJ
しかしまあ、その主体的な選択など許さん、誰もかれもが映画を守るための言説のみを
口にするべきだし、それができないなら沈黙しろというのであれば、それは結局、別の王が
王位に着いただけのことなので反動的たらざるをえない、という点には注意してください
この話の肝心なところは、もう誰にも何も押し付ける権利はないってことです
(だから尊重がどうのこうのなんて話をしたのです)
たしかに批評家は支持すべき映画を示す仕事です、でも読者はさらにそれを選ぶのです
それに対してわれわれはただ証拠を突きつけることしかできない
「この映画のここが映画の名の下に優れていますね」と
「ああ、本当だ」と言う人もいれば、「Fuck you , asshole」と言う人もいるでしょう
でもそれは決して無駄ではない。多様性の中で映画を守っていくことができるからです
そして一つ確かなのは、真理の時代にはそれが許されなかったということなのです
そして私もあなたの言うことを誤解していた、あなたの言う真理とは「映画の名の下に正統」
という意味だったのですね
88 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 03:53:36.09 ID:ovDLe6BJ
×王権性
○君主制
89 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 05:24:44.09 ID:lPDMC52R
>>77 攻撃的な人だな。
独善と書いたのは俺じゃないし。
オーバーってのはあなたの態度を茶化したんじゃなくて
「吉田が多様性を奪っている」という意見に
そりゃ拡大解釈し過ぎだと思ったから書いたんだよ。
つまりさ、解釈や深読み、思索が
膨らむってのは「観る」「触れる」って行為、
表層からずれてしまうと思うわけだ。
解釈がオーバーな事、
それ映画的ではなくない?ってこと。
俺の書き方で気を悪くしたなら悪かったな。
90 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 12:54:23.96 ID:p0fkWnvU
横から失礼します。
塾長にしても85の人にしても
良く分からないのは
吉田の涙は解釈を押しつけているとしていますが
そもそもの感情はなぜ無視されるのか
無視していないのだとしたら、なぜそれが解釈の強要になるのか
それとも感情そのものが悪いのか
ここら辺がよく分からないのです。
まるでソフィストが物事を高みから見物し
詭弁をふるっているようにしか見えないです。
それゆえに「ハートがない」の意味が良く分からないです。
91 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 13:49:48.53 ID:xzH6lmjP
感情が悪いのでもなく、無視しているわけでもなく
マスコミに囲まれるという衆人環視の舞台の上で「父のためにメダルがなんとか〜」などと宣いながら流す涙は、
純粋な感情の発露ではなくて、吉田自身が既存の物語を自らにあてがう形で演じた結果のメロドラマであり、
その人の死を土人的物語に矮小化してしまうことに対しての無自覚さを非難してるのでは?
92 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 14:45:51.73 ID:p0fkWnvU
なるほど。
にしても、「純粋な感情の発露」かどう確証しようもないことに対して
映画的言説をあてがうことでそれを「純粋な感情の発露ではない」と確定している以上
それは詭弁の域を出ないのでは?
それも同様に、解釈を押しつけているだけでは?
93 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 15:06:57.68 ID:xzH6lmjP
まず「純粋な感情の発露」という表現は研究塾は使ってないし、おれが今ここで勝手に書いてしまったものだから
誤解を招きそうだからあやまっておくけど、そのうえで
確証どうこういったらおれは今キーボードを打ってる自分自身の存在にすら確証なんか持ってないしw
社会学的な言説を立証するうえでの十分足り得る証拠、という意味でいったのなら
研究塾のあの日記的なスペースではそれを行ってなくて、今書いてるらしい論文の方に求めるべきじゃない?
だからあなたがここで確証がない、とかいっても、まあ確かにそうだけど、とは言えるが
それが建設的かどうかは全く別問題だよね。
94 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 16:20:20.88 ID:p0fkWnvU
「社会学的な言説を立証するうえでの十分足り得る証拠」というのじゃなくて
人の「感情」は、その人でない限り分かりえないことですよね。
で、その感情を図る上で、映画的言説をあてがい(のかどうか分かりませんが)、
それを、純粋な感情ではないと確定している以上
この解釈も同様に、押し付けでしかないということ。
で、その解釈をもとに批判している以上、それは詭弁の域を出ないですよね?
ってことを、あなたに言っているのですね。
95 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 16:22:51.37 ID:p0fkWnvU
↑の補足
とさっきの92の文章で言っているのです。
96 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 16:39:52.49 ID:p0fkWnvU
さらに補足
何が言いたいかというと
という詭弁で納得しろ、認めろ、というのは無理があるのでは?ということです。
まあ私も吉田の行為を擁護する立場ではないですが
89の人と同様、何でもかんでもソフィストのように高い位置から批判していることに違和感を感じるということです。
97 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 16:54:29.39 ID:xzH6lmjP
純粋な感情の発露という言葉がどこまでも誤解を与えてしまってると思うんだけど、
研究塾もおれも問題にしているのは「感情」という「原因」ではなくて、
メロドラマを演じるという「行動」そのもののことで、
吉田が演じたメロドラマが本当の感情から来たものであれ、嘘の感情から来たものであれ、
あの醜態そのものが現実を物語の中へ押し込めようとする、解釈の強要であると。
この言説自体が押しつけであるかどうかは上で行われてるポストモダンの議論なのかもしれないが、
我々は解釈を押し付けているのではなく、解釈を押し付ける者に対して押し付けるな、と言っているだけ。
98 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 18:40:51.24 ID:p0fkWnvU
なるほど。良く分かりました。
私も同様に、あなたたちを解釈を押しつけている者とみなしていたのかもしれませんね。
それに対して、同様に押し付けるなと言っていただけかもしれません。
しかし、それはこちらの勘違いなのか、何なのか結局よく分かりませんが、とりあえず、あなたの態度には納得しました。
99 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 19:12:09.87 ID:ovDLe6BJ
>>89 こっちこそ悪かったよ
でも私がしたのは解釈する以前の話だったんだよ
xzH6lmjPさんが全部説明してくれたけどね
かつて蓮實重彦は奥さんのシャンタルさんと映画を見た折に
彼は冒頭の単純な画面連鎖に涙してしまったそうだが、それを
奥さんに「あなたは何で泣いてしまったの?」と驚かれたそうだ
だけど彼はその理由を彼女に説明しはしなかった
私はこの逸話が好きだし、これこそ現代にふさわしい身ぶりだと思う
100 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 23:06:08.48 ID:lPDMC52R
>>99 どうも。ちょっとほっとしたよ。
涙、あるいは私的なものは
秘め事だからこそ美しい。
パブリックエネミーズや
風立ちぬの結婚式だね。
その美意識は理解しているつもりだし、
おれ自身感動するけど
「吉田が解釈を押し付けてる」
はどうしても「?」なんだよな。
でも、そう見える人にはそう見えるんだろうな。
101 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 23:25:34.70 ID:lPDMC52R
また「解釈の押し付け」をはじめ
「土人的振る舞い」がそんなにいけないものなんだろうか。
押し付けと言ってしまえば、世の中押し付けだらけに
なってしまいそうだし、おそらくほとんどの人間が程度の差こそあれ
土人的なんだと俺は思う。
かと言って批評や知性が無価値な物と思わないし、
つまり知が知でいられる自由が大事なら
土人が感情を駄々漏れできる自由もまたあると思うんだけどな。
102 :
名無シネマさん:2014/03/28(金) 23:33:26.80 ID:lPDMC52R
映画の場合、知と俗の両方の間の子でもあるわけだし。
103 :
名無シネマさん:2014/03/30(日) 04:02:31.20 ID:QDBT0Lix
押し付けるっていう言い方がまずかったのかもしれない
解釈させてくれない、あるいは解釈を排除するというべきだっただろうか
蓮實は自分の妻にすら己を解釈の対象として提示する
奥さんとしては、旦那がなぜ泣いたのかをその表層から解釈するしかない
気持ち=深層が露呈していないからだ
吉田の場合、この表層が深層と一致しているように見える(実際にどうかは問題ではない)
彼女の涙は心理的にもっともらしく、おそらくほとんどの人はこの涙に納得する
身内が死んだときは悲しみの涙を流すというのは支配的な物語だからだ
この物語に積極的に迎合されてしまうと、こちらはもうどうしようもない
これだけ多様化が進んだ社会でも、身内の死に際しては未だに一つの支配的な
物語が権能を発揮してしまう、これはちょっとさびしいなと
>土人が感情を駄々漏れできる自由もまたあると思うんだけどな。
うん、だから泣くこと自体は悪くないんだよ。ただし、一人で泣いてほしいのだ
支配的な物語を強化することのない空間で、個人的なことは個人の内部で完結させてくれと
そばに他者がいるときは常にあなたも私も解釈の対象なのだから、それを自覚してほしい
>おそらくほとんどの人間が程度の差こそあれ土人的なんだと俺は思う。
それはその通りで、しかしだからこそ諦念にほだされるのでなく批判や批評が必要だと思う
時代はすでに十九世紀ではないのだから
しかし、私のこうした言い分をあなたに理解してもらえるまで説明するつもりはないよ
それこそ押し付けになってしまうから、最終的には解釈していただくしかない
104 :
名無シネマさん:2014/03/30(日) 14:17:02.56 ID:iNVqJ4tk
ああ、大衆の感傷癖って多様性を許さない
ファシズムっぽさがあるって事か。
批評や民主的、ポストモダン的振る舞いに拘るんであれば
なるほど不愉快に見えるものがあるんでしょうね。
僕の場合、諦念のつもりではなかったけど。
大衆的センチメンタルさとどうつき合っていくか
って、映画が生き残っていくためのリアリズムじゃないかと思ったりも
したのね。
ジョン・フォードなんかも時々あからさまにお涙頂戴だし。
105 :
名無シネマさん:2014/04/02(水) 00:46:18.22 ID:twA8zMuC
塾長、ヒッチコックのついでにホークスとフォードのベスト3も書いてよ
106 :
名無シネマさん:2014/04/06(日) 22:03:39.56 ID:ZljOoiS0
塾長は蓮實よりもブレードランナー論序説にノリが近いよな
107 :
名無シネマさん:2014/04/08(火) 03:15:14.10 ID:/T4BLGr7
ジョン・フォードは所々情緒的でしょう。
「黄色いリボン」でジョン・ウェインが退役する時に部下達に時計を送られて涙するシーンとか。
この場面でウェインは眼鏡を取り出すんだけど。
ちなみに俺はこのシーンで泣かないし、泣けるかどうかで映画の優劣を語っているのではない。
108 :
名無シネマさん:2014/04/08(火) 10:26:53.14 ID:6kzkSN2/
「物語」レベルで情緒的であることが、ここでの問題ではないと思うのだがね。
109 :
名無シネマさん:2014/04/10(木) 06:30:23.69 ID:ZmhFNrQD
小保方なんて問題外だろ
あの記者会見こそ感情的・情緒的以外の何者でもないだろうに
セクハラ以前に、科学者があんな滅茶苦茶な論文書いた奴に敬意なんて持つはずないしそれが当然
おっさんが無理に擁護する方がセクハラ的で気持ち悪いわ
110 :
名無シネマさん:2014/04/10(木) 10:32:44.07 ID:pwdPKE7M
科学の世界に敬意とか入ってる時点でおかしんだよなあ
正しいか間違いかの二択であるべきでしょ
111 :
名無シネマさん:2014/04/10(木) 19:45:31.90 ID:KD8JkfLQ
まあ、その「正しい」もパラダイム(懐かしい〜!)の問題でしかないのだけどね・・・
112 :
名無シネマさん:2014/04/10(木) 20:04:26.83 ID:bjHaFDOf
数学なんかは違うんじゃないの?
113 :
名無シネマさん:2014/04/11(金) 09:34:26.15 ID:FkxM7P0R
小保方は論文をコピーして科学に対して泥を塗ってしまった訳でしょ。
一方の吉田は少なくともレスリングを裏切ってはいないと思うのだが。
114 :
名無シネマさん:2014/04/14(月) 00:56:09.97 ID:zsvJp7g0
この人にとって小保方さんは守らなくてはいけない程のものなんか?本気で?
ゴールを決めて喜ぶ「日本人選手」が「心理的」だなんて思うのは単にサッカーを舐めてるでしょ。
素人目というより「細木数子」だな。結果が出てから自分には判ってた、と言うんだから。
115 :
名無シネマさん:2014/04/14(月) 01:12:25.73 ID:zsvJp7g0
論文が正しいか関係ないなんていえるのは地獄まで本気で付き合える奴の言うことだろ。
自分は安全な所にいるくせに。
116 :
名無シネマさん:2014/04/18(金) 23:23:44.67 ID:Kz0Y5wgE
引き続きホークスとフォードのベストテン待ってます
117 :
名無シネマさん:2014/04/22(火) 23:24:59.15 ID:TEPq+SqZ
トニー・スコットだけど、俺はアンゲロプロスみたいなのとトニー・スコットとだったら
どっちがすごいのかと問われれば、ここだけの話トニスコの方がすごいと思う
それはどちらがより映画を守っているのかという話になるんだけど
まずトニスコは戦略的な倒錯者で、映画風のPVでなくPV風の映画を撮る
現代的やら製作者やらの要請に応えながら映画を撮れる人なわけだ
一方アンゲロプロスはハリウッドでは絶対に映画を撮れないタイプで
批評家や映画賞やシネフィルに守られてはじめて映画を撮らせてもらえる
だけどトニスコは誰に守られなくても、どこででも映画が撮れるし、実際に撮ってきた
これはすげえよなと、アンゲロプロスみたいなコテコテの映画志向はその立ち位置や
媚態がどうしようもなく弱弱しく思えるわけだよ、もちろん嫌いじゃないけど
正直、最近の狙いすぎのペドロ・コスタもどうかと思う
118 :
名無シネマさん:2014/04/23(水) 11:37:58.86 ID:2uJsMY45
もしトニー・スコットをそのような文脈で評価しようと思ったら
たとえばジョージ・P・コスマトスみたいな監督も評価しなければならなくなってしまう
というのは言い過ぎだとしても、やはり“過大評価”にすぎるという気がするのですよ。
そもそも、別に“零落”したわけでもないのに「自殺」するような監督など
オマエさんは自分の撮ってきた作品を恥じていたのか、とかんぐられても仕方ないでしょう・・・
119 :
名無シネマさん:2014/04/24(木) 18:13:57.95 ID:QifYT0XD
黒沢や青山を随分けなしているけど、この二人ってそもそもそんなに優れた監督だったんだろうか。
北野武よりは下だし、宮崎駿とは勝負にならないって思ってたけど。
研究塾がけなし始めてから乗っかるのはあれなんだけど。
宮崎駿ってほんっっっと「なか」ばっかりの人でしょ。
120 :
名無シネマさん:2014/04/25(金) 11:08:44.30 ID:MMgqWoCd
青山はともかく、黒沢清はやっぱり「天才」だと思うよ
少なくとも、あのほとんど“マテリアル化”した映像の質感は世界的レヴェルではないか、と。
もっとも、たぶんその映画監督としての才能に最も懐疑的なのがキヨシ自身であり
だからこそ、無理して『リアル』みたいな映画を撮ってしまうという・・・
121 :
名無シネマさん:2014/04/25(金) 15:06:46.16 ID:i4ZcXq+S
多分そういう理由で支持されているのは解っているつもりなんだけど、それって本当に面白いの?って思う。
例えば「アカルイミライ」でオダジョーと浅野が部屋でベターって座ってダラダラとマンガ読んでいて服だけはこじゃれていて一体何が面白いのかと。
あの工場長夫婦なんか「殺しちゃっても別にいい」人物としての描かれ方なんか、全然映画の「豊かさ」に見えない。研究塾はなんか誉めてたけど。
それよりか自転車の二人乗りで青春を表現する北野の方がずっと映画を突っ走ってると俺は思う。
「トウキョウソナタ」で小泉今日子がオープンカーの屋根を開けたり閉めたりしてたけどさ。
宮崎駿はジャンルが違い過ぎて比較しにくいけど絶対あんな味気ないシーンにはしない。
屋根の空いた小さい車に男二人乗せて青空の下走らせるんだと。バーッて偽札ばら蒔いたりして。あれが映画だと思う。
俺はシネフィルの人たちは黒沢を甘やかし過ぎたと思う。
イーストウッドの事も誉めすぎだと思う。
自己愛なんじゃないかって。
122 :
名無シネマさん:2014/04/25(金) 18:06:26.43 ID:MMgqWoCd
>映画の「豊かさ」
・・・そうかなぁ。今あなたが挙げたキッズリターンやカリオストロの場面は
その「(わかりやすい)面白さ」という意味においてむしろ危険なんじゃないかな。
つまり、いともたやすくスペクタクル性に回収され消費されるという意味で。
それが「映画の豊かさ」と同義だとは、決して思えない。
むしろ「味気ない」とおっしゃる黒沢清作品の人物たちの
何でもないたたずまいの中にふと漂いたちのぼる“不穏さ”にこそ映画の「豊かさ」があると
そう考えるんだけど。。
しかし、キヨシやイーストウッドをほめることが自己愛?
う〜ん・・・
123 :
名無シネマさん:2014/04/25(金) 20:16:24.30 ID:8eaidJfI
ゼロ・グラビティ
最初の映像は美しいが脚本が酷い
NASAのバックアップがない、中国語が聞こえるのにNASAの通信が聞こえないわけない
自分だったらこうするのにとか無視、NASAからの救援もなし
そんなわけねーだろと時間の無駄だった
評判が良かったのにこれかよ、最悪だ
124 :
名無シネマさん:2014/04/25(金) 23:15:08.50 ID:i4ZcXq+S
>>122 なぜスペクタクル性がいかんの?それも映画の画面が持つ豊かさの1つじゃない?観なくては解らないものなんだし、映画って肉体を刻むものでしょう。。安易な大衆の俗情との結託と思うのかな。あなたの言ってることを理解できてるか解らんが。
黒沢の不穏さってのは微妙さ、曖昧さの事かな。それとも質量のある映像の事なのか。俺なりの解釈で言えばそれらより前述の「スペクタクル」というか「運動」の方が素晴らしいと思っている。
不穏さってそんなに難しくないとも思うわけですよ。あとシュールさとか。特に黒沢さんのは。シネコンで見せたじつ
まあ、黒沢作品の不穏さがいいと言う人もいるのは分かった。では、どんなシーンがいいんだろうか。
自己愛うんぬんは言葉足らずだったな。話せば長くなりそう。
イーストウッドは当たり外れがある。すごい作品を連発しまくる人ではない。
「許されざる者」とか文学っぽい作品で微妙だと思う。淀長さんも言っていたけどね。
125 :
名無シネマさん:2014/04/26(土) 11:52:21.14 ID:NvOolO0G
このスレ、ネタでやってるのかベタでやってるのか全然分からねえ・・・
もうこういう晦渋なの、良くも悪くも絶滅したと思ってた・・・
いまだにこういう迷路にハマり込んでいる人たちがいるのか・・・
黒沢や青山なんて能書きだけのバカだろ。海外でもどうせ一握りのマニアや業界人が
誉めてるだけだ。そんで日本の海外映画祭向けアート系映画やJホラーの美味しい処だけパクる。
黒沢とかケイエスエスで撮ってたような低予算映画にたまたま何本か面白いのが
あるだけの能無し。理屈ばっか。
メジャー予算の『回路』も今にして見れば退屈なだけ。リメイクの『パルス』が回路のいい加減な処を
ちゃんと整理して分かり易くしてあげていたのが笑える。「ああ、そういう話だったのか」
とパルスを観て初めて分かったw
いまだに商業映画さえ撮りきれない理屈バカには大学の象牙の塔がお似合い。
126 :
名無シネマさん:2014/04/26(土) 19:32:31.65 ID:6l5QS3G0
そうだな。言葉や理屈を半端に重ねてもなんか性に合わんな。
黒沢は面白くない。これだけでいいな。
127 :
名無シネマさん:2014/04/26(土) 22:54:57.75 ID:O9c2P0dZ
黒沢清にはまだ映画を撮ってもらいたい。
と思う。
「リアル」だって悪かない。
なんにせよ撮れなくなるのがいちばんやばい。
128 :
名無シネマさん:2014/04/28(月) 10:09:00.94 ID:lxsq7Lnh
「次の作品を撮らねばならない」
これこそが映画監督の弱点なんじゃないのかな。つまり干されたくないわけで、BでなくえAになってしまう。
Aってのは人間の弱さのこと。権威や大衆へのおもねり。だってBをやってたら、多分エリセみたく寡作になるか、ルノワールみたくなっちゃう…
根本にあるのは人間には弱さがあるって事なんじゃないかと。
129 :
名無シネマさん:2014/04/30(水) 06:54:55.68 ID:AP0NBWG4
ちょっとぉ〜
お酒も結構だけど飲みすぎてポックリいかないでよ。
論文出してから死になさい。
死んじゃったら論文がアップされるように前もって手続きしとくとか。
途中でもいいからさ。
130 :
名無シネマさん:2014/04/30(水) 12:03:33.42 ID:DKjFuGoI
まあ「スティング」はどいいんけど「エイリアン2」は見直した方がいいんじゃない?
131 :
名無シネマさん:2014/04/30(水) 23:45:26.20 ID:CxTH1VG/
塾長、ホークスとフォードのベストテン書いてくれないの?
論文出る前に見直しておこうと思ったのに
132 :
名無シネマさん:2014/05/02(金) 22:26:41.87 ID:LTidgIdc
133 :
名無シネマさん:2014/05/03(土) 13:36:38.78 ID:eU/L74yR
「観客参加型」という言葉は「イベント」としての宣伝文句で。
以上でも以下でもないというか。
134 :
名無シネマさん:2014/05/06(火) 08:03:40.19 ID:KIA8RDSS
青い鯉のぼり 津波
135 :
名無シネマさん:2014/05/19(月) 17:37:26.75 ID:ocoI8kbo
クズいな長
136 :
名無シネマさん:2014/05/19(月) 21:51:51.39 ID:A/qACqna
生きてた! 論文出すまで死なないでくださいよ
137 :
名無シネマさん:2014/05/23(金) 00:36:32.55 ID:KzTwmc9M
ストローブ=ユイレ論は読みたいなあ
塾長あっち方面(いわゆる「シネフィル垂涎の」と形容されそうな映画監督)はほとんど語ってこなかったもんね
シネコンが映画の最前線って言ってたから仕方ないけど
138 :
名無シネマさん:2014/05/24(土) 01:53:14.89 ID:tTN99epw
塾長のストローブ=ユイレ論なんかそれこそ蓮實さんのボヴァリー夫人以上に時間かかるだろ…
139 :
名無シネマさん:2014/06/02(月) 01:27:37.63 ID:MoefwiHX
最近のたまてばこはいい感じに分裂病じみてきたな
以前書いたことと反対のことを書いたりとか
140 :
名無シネマさん:2014/06/02(月) 14:03:16.01 ID:++szSfhw
最近のたまてばこって、どこにあるの?
141 :
名無シネマさん:2014/06/03(火) 23:17:53.87 ID:LIYmKt1f
大久保って口が過ぎるんだよね、、、サッカー、、、なにを勘違いしてるのか知らないけど
142 :
名無シネマさん:2014/06/04(水) 02:03:50.32 ID:i5Sh1qTk
139の「分裂」で思ったんだけど塾長ってやっぱり物語のひとなんだよな
「運動」も物語と転移、逆転移の関係にあるからこそ固執するんだろうし
ふつうに話型収集やってますじゃだめなのかね
どんな理論にも範囲というものはある。ストローブ=ユイレやゴダールは「塾長の画面」の外でしょ。
145 :
名無シネマさん:2014/06/05(木) 23:30:08.10 ID:3wgMfleG
ありがとう142
146 :
名無シネマさん:2014/06/07(土) 15:35:41.81 ID:yhicucKX
大久保が決勝点を決めた。本番もがんばれ。
147 :
名無シネマさん:2014/06/07(土) 20:49:14.80 ID:JREOKy5r
あの決勝点、、、なにを勘違いしてるのか知らない、け・ど・ね。
148 :
名無シネマさん:2014/06/07(土) 21:12:17.80 ID:vgDQHSVH
いいんだよ。スポーツ選手だからね。心理的だろうが金髪とか知ったこっちゃない。
俺は見届けるぞ。
149 :
名無シネマさん:2014/06/11(水) 01:52:13.45 ID:Tg94Vo9K
二―ドフォースピードがすごいよかった
150 :
名無シネマさん:2014/06/13(金) 03:48:52.73 ID:Mnlfg0GQ
塾長の善悪の話、「キートンは正しくない」っての
あれを小津の中に見出した、というよりも多くの映画の中に見出した
『父ありき』で父こと笠智衆はひたすら息子におおやけの正しさを説く
こうすることがとりあえず世間では正しいとされているのだ、という建前を言う
でも息子としては親父と一緒に暮らしたい、だけどそう望むのは「正しくない」ことだ
個人的な望みはおおやけには正しくないものとして示される
『晩春』もそう、社会的な「正しさ」としては年頃の娘は嫁に行かなければならない
たけしが己をヤクザに設定するのはなぜか、それはヤクザが「正しくない」からではないか
北野映画のたけしは優しい、でもいい人がいいことをするのは単に道徳的なだけだ
ではヤクザなら? ヤクザの個人的な優しさは、しかし社会的には「正しくない」
たとえば仲間想いも、それが反社会勢力同士の話であれば「正しくない」だろう
最近のなら『とらわれて夏』はどうだ、脱獄囚ジョシュ・ブローリンは匿ってもらう礼として
車や家を修繕する。これは個人的にはありがたいことだが、犯罪者との取引は社会的には
おおいに間違っている。匿ってもらう礼をすることは「正しくない」
優れた映画では誰も「正しいこと」をしない
塾長風にいうなら、運動は分節化された正しさ(道徳・法・理性)を超える
それがいま突然、知識としてではなく体験としてわかった
151 :
名無しシネマ:2014/06/13(金) 05:10:19.00 ID:HEUNc7Io
150みたいなのが生まれるあたりが研究塾の非蓮實的な部分かと。
「運動」なんて言葉で映画を要約しないのが蓮實だよな
152 :
名無シネマさん:2014/06/14(土) 01:59:42.67 ID:l5Ifoe5P
>>151 2chだからってそう他人様を俯瞰した態度とるなよ
俺だって蓮實が映画とは何かを断言したことがないのも、その意図も承知の上で書いてるっつーに
150では研究塾の言ってることを映画の中に見出したと書いているだけだぜ
ただ、いまの研究塾は蓮實の建前を暴く方向で書いてるから映画は運動だと断言しているんだと思うよ
それにあなたが書いたことはすでに上の方で俺がさんざん指摘したんだよ(構図を安定させるのは凡庸だ、と)
でもそれを踏まえて研究塾は今のやり方を維持しているんだから、単に非蓮實的なんて気の利いた一言で
片づけるべきではないと思うね
153 :
名無シネマさん:2014/06/14(土) 13:37:36.44 ID:y5Cpr3zk
何かを褒めるために何かを貶すという最悪の批評スタイル。
いかにも老害らしいと言えばそうなんだが(笑)
154 :
名無シネマさん:2014/06/14(土) 17:55:37.31 ID:sZzrLnAC
貶しただけでは他方の正しさを証明したことにはならないのだけどね。どちらか一方が正しいという前提がないと。これ多いよね。
155 :
名無シネマさん:2014/06/14(土) 20:01:49.08 ID:mVIkJF5t
スペイン代表の顔つきは心理的だったのだろうか。
156 :
名無シネマさん:2014/06/14(土) 21:03:34.07 ID:EnLf9uuU
失恋恋歌ってのは百年恋歌のことか?誉めるんだったら
題名くらいしっかり書きなよ。
ちなみに俺はあまり乗れなかった。エドワードヤングの方がいい
157 :
名無シネマさん:2014/06/14(土) 21:08:04.60 ID:EnLf9uuU
うわ、俺が間違えた 。エドワード・ヤンだよ。
158 :
名無しシネマ:2014/06/15(日) 01:46:56.05 ID:28+8IBIZ
>>150 いまの研究塾は蓮實の建前を暴く方向で書いてるから映画は運動だと断言しているんだと思うよ
だから蓮實は断言しないと言っただけだ。気の利いた一言でもなんでもない。
159 :
名無しシネマ:2014/06/15(日) 02:00:46.86 ID:28+8IBIZ
152だったか。とにかく研究塾は「運動」という言葉にこだわっているみたいだけど、
ようするに映画には固有の道徳観があり、道徳・法・理性が独特の働きをすると言ってるんだということはわかったわ。
んでその研究塾最大の功績である「顔のスパイ」の良さも152はわかったりするわけ?
おれは結局そこでわからんくなる。
160 :
名無シネマさん:2014/06/15(日) 03:37:48.84 ID:pXo6glqD
それに答えてもいいんだけど、「みたいなの」呼ばわりしたことについては何もないのか
まあ、それは水に流してもいいわ
『顔のないスパイ』は良し悪しよりも、これからの時代の映画の指標として擁立してるんだと思う
これから先は昔の映画のようにマクガフィンに反応しやすい映画はなくなってゆくぞと
つまり「ああ、こいつはこの画が撮りたかったんだな」というのはどんどんわかり難くなる
それは前スレでも指摘してる人がいたけど、ショットの強度が低いってことだよな
だから映画的な良し悪しのレベルに限って言うならさして突出した映画ではないけど
これから先のことを考えるなら『顔のないスパイ』は擁護すべきだということでしょう
これ、普段は原理的な塾長にしては珍しく柔軟さを見せてると思う
161 :
名無しシネマ:2014/06/15(日) 19:14:26.09 ID:28+8IBIZ
みたいなの呼ばわりしたのはすまんかった。
塾長が「顔のないスパイ」を擁護すべきだといってるのはベストに上げてるからそりゃそうなんだけど、
どこかにも書かれてたけどそれは批評家の視座を示すためにベストにあげられてるってこと?
160はどう思った?面白かった?
162 :
名無シネマさん:2014/06/16(月) 16:08:48.00 ID:XllvGIj3
ネイマール先生が金髪に。二流へ?
163 :
名無シネマさん:2014/06/17(火) 02:06:53.02 ID:5o9A/S0a
>>161 即物的な運動感を求める演出があまり好みではないので
おもしろいとは思いませんけど、批評の意義は認めるところです
実際、私も図書館の梯子にはまったく反応できませんでしたし
塾長の自演だろこれ^^
165 :
名無シネマさん:2014/06/17(火) 21:02:02.89 ID:tJbiYPhg
クリスチアーノロナウドって心理的なんだよね…
なにを勘違いしてるのかしらないけど…
166 :
名無シネマさん:2014/06/17(火) 21:04:27.15 ID:tJbiYPhg
山口蛍は一流だよね…W杯メンバーに選ばれたとたん金髪を
黒髪に戻したでしょう。
強いなあ、って思ったもん。
167 :
名無シネマさん:2014/06/17(火) 21:09:15.85 ID:tJbiYPhg
ペペは「常習犯」だよね…これ、蓮実さんにしか
判らないと思うけど
168 :
名無シネマさん:2014/06/18(水) 02:26:05.32 ID:jY+ClJxA
フェライニって髪型にもすごく神経質なのね。というかね、、ほとんど病的なまでに髪型にこだわってる。
169 :
名無シネマさん:2014/06/18(水) 02:36:32.31 ID:OX/MxXuu
アルジェリア、弱いね。あのさ、、、ここだけの
話、アルジェリアってシステム的にダメなんだよね。
決勝で頭突きするジダンみたいなのしか排出できない。
ヤバイんだよね…
こういうことが判らないのが駒場なんだけど。
170 :
名無シネマさん:2014/06/18(水) 02:42:03.53 ID:OX/MxXuu
なにがいいたいかって、ロッぺンはホークスなんだよね。
ロッベンじゃなくてロ・ッ・ペ・ン
わかるかな?これ
171 :
名無シネマさん:2014/06/18(水) 02:45:27.54 ID:OX/MxXuu
失恋恋歌、これだよね
172 :
名無シネマさん:2014/06/18(水) 16:27:58.41 ID:3mekr36u
金髪ネイマールの国歌斉唱時の涙はやっぱり二流の証でしょうか?
こういうのを「し・ん・り・て・き」と言うのでしょうか?
僕、、、駒場なんで、、、
173 :
名無シネマさん:2014/06/18(水) 19:27:55.45 ID:veUKqkag
>>172 一流選手がやればホークス的運動となり、
日本の三流選手がやれば分節化された心理的振る舞いとなる
174 :
名無シネマさん:2014/06/18(水) 22:23:59.74 ID:OX/MxXuu
そもそも「心理的でない」サッカー選手って誰なのさ?
俺は遠藤、ピルロ、オーストラリアのケーヒルとか割りとそうと思うけど。
海外の連中って日本人以上に気分にムラっ毛のある奴が多いだろ。
日本人の心理にばかり目が行き
がちなのは、塾長本人がバイアス
がかかってるんじゃないかね
175 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 00:20:32.42 ID:1Mfqt32/
さすがに笑った
176 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 12:31:47.85 ID:pTm6JR0/
ティム・ケーヒルはマイケル・マンだね
177 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 14:37:46.63 ID:3x5JjjIy
オーストリア代表のケーヒルのボクシングパフォーマンス、、、
あれってさ、一言でいうとキートンなのね。
178 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 14:41:31.86 ID:3x5JjjIy
オーストラリアじゃなくってオーストリア代表なのね。
駒場には分かんないだろうな、、、
インテリはすぐに「オーストラリアだ」って言っちゃう。
分節化されてるんだよね。アホかと。
179 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 14:43:40.33 ID:3x5JjjIy
オーストラリアとオーストリアの違い説明できるの?
あんた達に、、、
クスリとも笑えない。
映画を舐めるな。
180 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 15:23:16.39 ID:FzsS+ay8
オーストラリア対オランダは、ブレッシアーノ対ロッベン
イタリア対イングランドは、パレッタ(20番)対ルーニー
に注目して見ていたのですが、
やっぱりブレッシアーノを途中交代させたオーストラリアが負けて、
過去を捨てたルーニー要するイングランドが負けましたね、、、
要するに、髪形を見れば分かることなんですね、、、
駒場の僕でも、、、
181 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 15:47:32.92 ID:pTm6JR0/
彡⌒ ミ
( ・ω・ )<お前らって映画への熱意が足りないよね。
髪形をみればわかるんだよ。
182 :
名無シネマさん:2014/06/19(木) 22:21:13.19 ID:74MK0Cc/
183 :
名無シネマさん:2014/06/20(金) 13:58:54.80 ID:6ta6hlYR
スアレスは二流だったんですね、、、
クライベイビー・ロナウドも結局二流ですからね、、、
彼らはマー君にはなれないですね、、、
要するに心理的なんですね、、、
涙を見るだけで分かりますよ、、、駒場の僕でも、、、
184 :
名無シネマさん:2014/06/20(金) 15:38:21.10 ID:YDVAyBg+
このウェイン・ルーニーという人を以前見た時、
まるでヒッチコックやボビー・チャールトンのような
香りをしたためていて、思わず
「映画だ、、、」
とこぼしたのだけれども
今の彼はまるでデビッド・リーンやデビッド・ベッカムの
様に「外部」によりかかる心理をその髪形から露呈していて
私はマンチェスターユナイテッドという、かつては紳士の集団であり、
都会的であったはずのチームの、こうした「田舎臭さ」というものが見るに耐えないのだ。
185 :
名無シネマさん:2014/06/23(月) 23:44:11.07 ID:3/Kqy3+s
ラストミッションて
他の細部はともかく、あの娘はどう考えてもダメだよね
アントワーヌ・ドワネルは「大人は判ってくれない!」とは絶対に言わないはず
塾長はあの娘を許すというのか
186 :
名無シネマさん:2014/06/25(水) 14:25:01.38 ID:BrSiGk4w
187 :
名無シネマさん:2014/06/25(水) 15:53:55.86 ID:kQTnqzGa
>>183 駒場のキミ、
スアレスは「常習犯」なの。わかる?これ
188 :
名無シネマさん:2014/06/25(水) 19:14:36.81 ID:kQTnqzGa
バレバレだったけど。研究塾はやっぱ日本サッカーに感情移入してたわけね。
そこで味わった失望や恥ずかしさを選手の責任に押しつけるのはどうなのかね。
まさしく心理的な大衆じゃん。
189 :
名無シネマさん:2014/06/25(水) 19:55:04.24 ID:5mmnpomL
しょせんは俗物
190 :
名無シネマさん:2014/06/25(水) 23:51:51.72 ID:J+rfW332
俗物的な感情を否定する気はないんだけど、
そこを自覚しながらなぜスポーツマンの振舞いに
高みから見下ろしたかのごとく、こき下ろせるのか
俺の感覚からは理解できないのね。
単にサッカーへの愛着と理解の差かなあ。
191 :
名無シネマさん:2014/06/26(木) 00:39:33.47 ID:kQ01hySO
とはいえ上の方に書き連ねられている皮肉な投稿は傍から見ていて気分のいいものじゃないぞ
やりすぎ感があるというか、均衡を欠いてる
いいやそれでも2chにふさわしい身振りを演じるべきだというなら好きにすりゃいいが
192 :
名無シネマさん:2014/06/26(木) 02:16:50.40 ID:XcLPfHtU
俺1人が書き込んだんじゃないんだが、皮肉に見えたんなら
そうか、悪かったな。
193 :
名無シネマさん:2014/06/27(金) 07:12:32.17 ID:ji+p+tFS
ラストミッションは大きな不満が2つある
ひとつはあの延命薬を「ホンモノ」ということして映画が終わってしまうこと
あれはイーサンを動かすための餌なのだからあの注射器の中身はなんでも良いはずで
任務を終えた時点であの薬の役目は終わっている。ラストであれを強調する必要はどこにもない。
さらにラストカットでアンバー・ハードを「人間」として描いてしまったのは最悪で
あれなら出さないほうがまだマシというもの
そこまでが良かっただけにラストでガクンと落ちちまった
194 :
名無シネマさん:2014/06/27(金) 20:32:01.37 ID:ivw6kLeG
塾長は、Harry Dean Stanton - Partly Fictionとか、聴かないんですか?
195 :
名無シネマさん:2014/06/30(月) 12:44:37.00 ID:BOxodSd7
サッカーを愛してなど居ないくせによくまあ死ねとか
韓流ばばあとか抜かせるな。ここまで品性がないとは。
いや、ないのはハートだな。自意識過剰なんだよ。
196 :
名無シネマさん:2014/06/30(月) 15:19:16.25 ID:BOxodSd7
話は変わるがウェス・アンダーソンは確かにつまらなかったわ。
この人は「運動」のデザイン感覚が無いんだわ。
しかも今度のはモノローグに頼ってるときてる。
197 :
名無シネマさん:2014/07/04(金) 18:44:19.68 ID:cKDccQcg
ドラクエみたいなつまらんのはやらないと書いておいてドラクエ3をやる塾長
蓮實的な戦略の実践なのか、ただの酔っ払いなのかは知りようもないが
この調子でどんどん矛盾したことを書いていけばそのうちにたまてばこの
放言を模倣するような人はいなくなるだろうね
198 :
名無シネマさん:2014/07/06(日) 16:56:37.71 ID:XOH2hw06
グザヴィエ・ドランという20代の監督が絶賛されてるらしく、『わたしはロランス』っていうのを見たんだけど、これ褒める奴信用できないわ。
前半ガス・ヴァン・サントで後半はただのアホ。
199 :
名無シネマさん:2014/07/07(月) 01:45:08.58 ID:SfGF26qs
黒沢清w
200 :
名無シネマさん:2014/07/07(月) 04:18:06.18 ID:/X15SW4g
シネフィル垂涎の を括弧に入れた上に いわゆる までつけて書いたのに
書き手がそれに同意していると積極的に誤解しに行くのはどうなのアル中先生
こんなの解釈以前の問題だよね、、、はは、、
飲みすぎで前後不覚のようだから今回は許すけど
201 :
名無シネマさん:2014/07/07(月) 21:17:21.39 ID:DYf2US8P
教育的なカッティングってどういうこと?
誰か教えて
202 :
名無シネマさん:2014/07/08(火) 10:59:55.41 ID:rAHOzSct
全ての映画は
存在の一義性を意識しつつ
知覚の現象学的、両義性を意識して観るべきじゃないかな?
どちらかが欠けても鑑賞やメタ的観察・考察・知覚は難しいとおもう。
映画って真剣に考えると、意外と難しい。
203 :
名無シネマさん:2014/07/09(水) 06:12:09.20 ID:PQJZwYz1
ブラジル代表は心理的なんでしょか。
204 :
名無シネマさん:2014/07/09(水) 14:49:07.68 ID:zCNkzlJi
試合前に選手がネイマールのユニフォーム掲げてたり
やたら張り切って国歌斉唱してたからなあ
205 :
名無シネマさん:2014/07/09(水) 16:23:05.12 ID:2nTMFppA
マークンもいつか気に障って心理的って
言われるのかもね。台湾との試合で既に
言われてたしね。
206 :
名無シネマさん:2014/07/09(水) 16:30:48.27 ID:PQJZwYz1
>>204 じゃあ、ラグビーの代表選手なんて心理的な
奴ばっかりだよね。塾長は来年のW杯は
見るのかな。
207 :
名無シネマさん:2014/07/10(木) 18:32:46.14 ID:2ZLim+3f
208 :
名無シネマさん:2014/07/10(木) 21:22:16.75 ID:pz7NiUhJ
もう塾長はバカにしてるでしょう。ブラジルの事はね。
しかし、結果が出てから「ほらアイツらはだめだ」って
なんていうのは大衆のやることと思う。
209 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 01:28:46.23 ID:qwYfT1CM
タブウを破ってほしいからアルゼンチンに優勝してほしい
とか左翼みたいなサッカーの見方してんな
これってコジキ的なの…?
どの選手に惚れたとかならともかく
210 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 11:50:43.25 ID:KPrQbBD9
途中で退室することがえらいと勘違いする風潮
211 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 16:04:35.98 ID:3yls5sed
退室がえらいなんて事じゃなくて
つまらない映画に無理して付き合う
事はないってだけでしょ。
212 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 16:16:44.96 ID:3yls5sed
オールユーニードイズキルはそんなに酷くないって思ったよ。
何度も人生がリセットされる者としてのトム・クルーズ
の運動は描かれていた。エミリー・ブラントまでどことなく
一緒に感情を引き継いでいるように見えるのはご都合主義だが
映画としての倫理的には正しい。いや、むしろもっと意図的に
意図的にそのように描いてほしかった。
ただ物語の進行の仕方が言語による説明に頼る面が強く、
マクガフィンが浮き上がってこない。順撮り的。
そんな所が研には気に入らなかったのではないか。
213 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 16:18:27.36 ID:3yls5sed
研には→研究塾には
214 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 16:26:42.18 ID:3yls5sed
【ネタバレ】
ラストシーンはトニー・スコットのデジャヴにそっくり。
時間を遡ったトム・クルーズと、まだ相手を知らないブラント
が「再会」し、クルーズは涙を流す。ブラントにはその意味が
解らない。この涙は研究塾の美意識と矛盾するものではないだろう。
「ずれ」だよね。
ミッション8リミッツにも少し似てる。
215 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 16:38:55.67 ID:qSQoAQbs
俺は状況説明をテレビにやらせてたのがトニスコ的だと思った
216 :
名無シネマさん:2014/07/11(金) 16:45:17.35 ID:gGs6Ya6c
分節化されたサッカーの見方
217 :
名無シネマさん:2014/07/13(日) 18:15:25.96 ID:pGlAMQQj
STING大好きの部屋ももっと更新してほしい
218 :
名無シネマさん:2014/07/13(日) 23:51:23.90 ID:i/xro3nE
教育的ってどういうこと?
219 :
名無シネマさん:2014/07/14(月) 06:25:11.06 ID:gIVsz06r
ゲッツェ!
220 :
名無シネマさん:2014/07/14(月) 07:00:21.59 ID:gIVsz06r
このオッサンはまだ日本がどうのとか言ってんのか
ドイツで香川は活躍したんだがな
221 :
名無シネマさん:2014/07/14(月) 07:04:44.98 ID:gIVsz06r
セルジオ越後だよな、この人のサッカー論は
222 :
名無シネマさん:2014/07/14(月) 11:50:32.23 ID:SX/O8+yb
糞素人が自分を上位において批判的に考察してるのを見るほど不快なものはないよね。
223 :
名無シネマさん:2014/07/14(月) 15:43:45.23 ID:gIVsz06r
一番不快なのは研究塾がサッカーに対してなんのハートも
持ってないことだよ。塾長が映画人の事をけなすのはいい。
どの口で本田や内田に死ねとか
ブラジルは心理的だか弱いとか抜かせるのか。
ノイアーやロッベンがそんなこと言うか?
あれほど宮台の映画論を嫌っておいて。
「自分は4-2-3-1とかは解らない」
なんて言い訳だろ。「なか」の鍛練を経た者だからこそ
「端っこ」を語れるようになるんだ。
強いやつを見上げて自分も偉くなった気分
を味わうなんて右翼とかがやることだ。
まさしくハートがない。
224 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 11:27:54.38 ID:kWlre0z+
>あんたね俺のサッカー論が具体的にどう間違ってるのか書けよ。書けるもんなら。
いやいや、さんざん書かれとるがな。
225 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 19:39:20.70 ID:gedvrXUF
「本田死ね」がダメなんじゃなくて、そういうのは
ハートのあるやつが言うから批判であり「おやじ」なわけで
あんたのは大衆かセルジオ越後のそれだと言ってんだよ。
ハートのあるやつが「死ね」というのか知らんがね。
226 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 19:48:16.40 ID:O6ReGcIs
たまてばこってすごい心理的だよね
書いてある内容がいかにも土人っぽい
227 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 20:12:48.89 ID:gedvrXUF
なんで俺に本田の事を言わせたがるのか判らんが
本田が「バカ」だとしてそれがどうした?
まず本田は…長友、香川もだけど才能がそんなにないんだよ。
サッカー先進国の人間でもない。
でもあそこまで行った。誰が予想できたんだ?
「バカ」であるからあそこまでいけたんじゃないか?
本田の「バカ」はすでにある意味で勝者でもあるよ。
今大会は失望したが俺はバカにはしないね。
228 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 20:22:06.99 ID:gedvrXUF
「命をかけてない」とか笑わせんな。あんたは本田のサッカー
以上にたまてばこに命かけてんのか?俺も所詮サッカーに関しては
大衆の一人さ。だが俺以上に真面目にサッカーを観たのか?
自分はしろうとだから、ってのは自己防衛か?
俺の映画論がなんだって?
書けばいいさ。ハートのある話ならな。書けるだろ?映画の話なら。
229 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 20:49:57.65 ID:gedvrXUF
サッカーの話だが…
試合の勝ち負けで選手のメンタルを語るのは観客の身勝手さでも
あると俺は思うがね。
アグエロは「ブラジルに起きたことはどこのチームにも起きうる」
って行ってたしね。これは憐れみじゃなくて教訓でしょ。
大衆は勝者と敗者を強者と惨めなものとみなしがちだが、
ドイツだって危ない戦いを凌いできたわけで。
230 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 21:02:15.66 ID:gedvrXUF
しかし、あんたは日本が負けた事と「それに引き換えメッシは… 」なんて
話しかしないよな。マスチェラーノとか中堅国のチームとかには全然反応しない。
ケーヒルをマイケル・マンと書いたのは俺だよ。
サッカーの味わいってもんがなくて、なんか韓国のネチズンみたいだ。差別的な書き方だが
231 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 21:11:21.20 ID:50yFNmO8
落ち着け
周りはお前ほどサッカー好きではないということは察してほしい
適所でやれ
232 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 21:27:51.69 ID:VrQQ4rod
お、ケンカか?
233 :
名無シネマさん:2014/07/15(火) 21:43:54.24 ID:H+xtPPJj
俺もサッカーのことは全然知らないけど
他に喫緊の話題があるわけじゃないんだから好きにやればいいんじゃないの
234 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 00:54:11.72 ID:4Ek5p3RT
塾長、本田以上に糞だった香川はスルーなのな
髪型理論が使えないもんなw
235 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 01:08:51.08 ID:zFCHoZMS
↑結局でっちあげだからね
横浜で大五郎は2点決めたしね
あんなチャラチャラして決勝に挑んだ奴はいないでしょ
ベッカムにしろ心理的でなおかつチャラいのにプレーヤーとしては偉大だからね
236 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 06:44:49.62 ID:N24+a3qC
塾長、映画用語辞典のマジックアワーの解説が天国の日々ではなく天国の門になってますよ!
237 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 13:54:59.67 ID:AXAcAA2n
時々題名や国名や人物を誤記するのはなんなんだろうな。
批評として読めないわけじゃないけど「えっ」とはなるよね。
ダルなんて呼ぶなとか言うけどさ
238 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 16:09:04.98 ID:/SM/90Yq
好意的に解釈するならバルトの模倣だろう
まあ、たぶん本当に間違えてるだけだろうけど
239 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 17:34:49.60 ID:TVhTrsGy
間違いは誰にでもあるし、ささいなミスもあると思うけど、
やっちゃいけない間違いもあると思うけどね。
映画的倫理からいって。
まあ、あんまり揚げ足とるのもなんだが。
240 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 22:43:29.77 ID:m/VjdsJk
忠雄はあれだけ貶すならそろそろ「忠男」と書いてやってくれ
241 :
名無シネマさん:2014/07/16(水) 23:37:28.56 ID:zFCHoZMS
四方田とか青山とか塾長に貶されてる人はどっかで反応してるの?
242 :
名無シネマさん:2014/07/17(木) 00:01:29.49 ID:3+0ev9uN
ハートがあるならたまて箱にこもらないで
ツイッターとかで堂々と人前で避難するのもあり
なんじゃなかろうか。
友達を減らすとテクストの強度が上がる…
とはいうけども
243 :
名無シネマさん:2014/07/17(木) 04:57:39.57 ID:k4EwbkGt
ゴタク並べてる暇があったら論文出せよな
244 :
名無シネマさん:2014/07/17(木) 23:36:16.02 ID:mRG16gdl
●敢えて俺様がお前たちのわかりやすい話題に映画を例えて振っている
ということに気づく簡単な感性に欠けているよ、君たちは。
いつそんな話してんだよ。小保方を「許されざる者」云々つったあれか?
映画以外のトピックに首を突っ込むからだろ。
245 :
名無シネマさん:2014/07/17(木) 23:46:59.18 ID:BiODq1Gr
お、ケンカか?
246 :
名無シネマさん:2014/07/18(金) 00:21:43.62 ID:dIFTtXJC
分節化ってどういう意味でしょうか?
よくわかってないので教えて下さい
247 :
名無シネマさん:2014/07/18(金) 00:30:38.31 ID:EJD1V207
誤字が問題というのではなくて、トピックのハートに関わる部分で間違った呼び方や
誤認識をするのは単純に良くない。
「忠雄」はまあいいでしょ。いや本当はよくないかなと思うけど。
マジックアワーについても「天国の日々」とかさして評価してない
のかなと思ったからスルーしてた。
「オーストラリア問題」の時、俺は打ち間違いと思ったが
あの「ナイト&デイ」の作り手達は意図して「オーストリア」を
撮っているんだからやはりよくない。
「失恋恋歌」にしても同じだ。好きな女の名前を言い間違えるようなものだ。
でもそのミスがテクストの価値を決める訳ではない。
ただやらない方がいい間違いだというだけだ。
248 :
240:2014/07/18(金) 00:31:18.19 ID:XuIMWF7J
「書いてやってくれ」っていうのが、「(佐藤忠男に悪いから)書いてやってくれ」ていう感じで悪かったんだけど、言いたかったのは研究塾の他の誤記と比べて「忠雄」だけは心理的に感じられたから「忠男」の方がいいっていうこと
「WOWWOW」とか「失恋恋歌」とかの誤記は常習犯的(字義通りの意味で、研究塾での意味にそぐっているかは分からんけど)な一方、「忠雄」には研究塾が嫌っているはずの被害者意識が感じられて浮いてる
249 :
名無シネマさん:2014/07/18(金) 00:33:41.77 ID:EJD1V207
「心理的」であることを突っ込んだらたまて箱の意味が
ないのでは。
250 :
名無シネマさん:2014/07/18(金) 00:37:43.02 ID:QnilVFjX
政岡大裕死亡!!!!!!!(笑)
251 :
名無シネマさん:2014/07/18(金) 01:06:59.05 ID:XuIMWF7J
252 :
名無シネマさん:2014/07/18(金) 01:36:09.43 ID:EJD1V207
ここだって弱さだ、って書いてるし
たまて箱に命なんてかけてない、とも書いてる。
色々と文句を書き連ねてきたけど、じゃあ仕方ないよね、と思う。
2chとたまて箱じゃ、ハートのあるぶつかり合いにはならんと
いうわけだ。俺はそう感じた。
253 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 02:32:20.29 ID:wewKVXqw
塾長が最悪なのは2chに書き込むことなんだよな。
254 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 03:15:36.44 ID:TF2hkTLR
まーた、そういう安易な物語に飛びつく
そろそろ自重しろ
255 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 14:15:05.70 ID:tGRkUaOo
256 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 14:55:59.73 ID:bbDdwchj
流石蓮實重彦。残念だけど塾長とは違うね。
257 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 17:53:30.40 ID:TF2hkTLR
これ読んだ限りだと蓮實重彦は落合の守り勝つ野球も「スポーツの死」だと思ってるってことかな
258 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 19:12:35.32 ID:0s24FvHg
会員じゃないので要約お願い
259 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 19:18:48.09 ID:Tot2c/nR
俺も研究塾を批判はしてきたが、これはもっとだめだと思う…
260 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 21:02:23.33 ID:TF2hkTLR
261 :
名無シネマさん:2014/07/19(土) 23:14:54.30 ID:Tot2c/nR
日本代表に関する部分は個人的にはかなり同意。
それとボスニア・ヘルツェゴビナ以外はうーんだな。
262 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 00:41:28.38 ID:3o/dd/T2
ドイツとブラジルの試合にはスポーツの怖さを感じたけどな。ブラジル程の強豪でもあり得るんだと。
ドイツはブラジルでスポーツの怖さを啓蒙したに過ぎない
263 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 01:16:55.86 ID:Ny/Zq2Vd
俺はクロアチア戦でそんなに強くないと思ったよ。単純に実力を見て。
心理的云々の話は…まあ、研究塾の言うこともわかる。若さの勢いに任せてる
と思ったから。
ドイツの強さは想定内だったけどユーロではイタリア相手に
むしろ脆さを見せていたし、サイコロの目がどっちに転ぶか
判らないって思ってたね。
映画もそうだけど人間のパフォーマンスって波や運気もあるん
だから、一つ二つの出来事で「強い」とか「弱い」とか言えない。
264 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 02:49:30.98 ID:tHaCb8FR
ところで名指しされた連中はどこいった?
ちゃんと答えてるの240だけじゃないか(笑)
265 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 03:58:01.77 ID:xO7SBAGa
小林裕貴(城西川越高校、群馬大学)は傷害事件と窃盗事件の加害者。
266 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 10:11:06.87 ID:XTYXBSQ6
俺は答えたけどだからなんなんだと思う。
267 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 12:11:55.09 ID:offhou7t
264塾長説
268 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 12:13:41.79 ID:uGmAHazm
804 :名無シネマさん:2014/07/01(火) 00:55:32.45 ID:Yrftiu+u
Amazon
ウルフオブウォールストリート
2517円の半額
805 :名無シネマさん:2014/07/01(火) 00:58:09.73 ID:/K1WVNRH
ウルフ早すぎだろ
一月しか立ってねえよ
269 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 12:51:36.23 ID:xO7SBAGa
林周夏は低学歴のバカ。
270 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 15:16:15.12 ID:XTYXBSQ6
「死ね」ってのは心理的に被害者意識のある発言
と思うんだがね。気が荒くなってるのならしょうがないんだろう
271 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 17:30:46.80 ID:tHaCb8FR
ついにジブリも同性愛を肯定しにきたな
思春期特有の一時的な感情ではなく、己の女性性を自覚した後もなお、というのがいい
しかし食べ物の撮り方はほとんど記憶喪失レベルで映画的ではないし
序盤の乗れなさはどうしたことだ
272 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 18:08:17.55 ID:XTYXBSQ6
映画として良かった描写はなかったなの?
273 :
名無シネマさん:2014/07/20(日) 22:33:22.42 ID:foU2s/Av
映画批評家による髪型論とそれがサッカーにいかに影響するか、
についての考察か。面白いんじゃないの。
たまて箱のサッカー話は嫌いだったけど、まじめにやってけば
サッカーファンや関係者に注目されたりして。
映画研究塾の研究成果がどの程度世間に有効なのか、
サッカーじゃないにせよ実験するのもありでしょうよ。
274 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 01:12:47.67 ID:o9NRv2HC
>>260 「真のサッカーはゲームだ」っていう認識がそもそも違うから
W杯見てサッカーが死んだとか思っちゃうんじゃないの
275 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 06:25:26.44 ID:Ukvk3IYB
276 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 07:12:03.69 ID:N5TSKM71
今までの研究塾の髪型論を肯定してるんじゃなくて、
あくまで真面目にやるなら面白い新事実でも出てくるかもしれん。
昔スキンヘッドの選手はカードを貰いやすいというデータを読んだことがある。
要はテクストの強度を上げるならやってみたら?って話。
まあ、でも研究塾がそこまで本気になるとも思わないけどw
だから裏返せば、やらない方がいい。
ただ生粋のサッカーのファンが研究塾のサッカー論読んで
どんな反応するか見てみたくもある。
277 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 12:47:04.11 ID:nr7oHriB
>>274 そうか?
見る立場としては間違ってないだろ。
278 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 17:22:04.68 ID:V1oXBClP
俺も一面的な見方だと思うねえ。守備的な試合が多い、というけど
今回逆転が多かったし、サッカーがナショナリズムに…っていうけど
フランスなんかじゃフットボールナショナリズムが衰退していると聞くし
蓮實さんの中で作られた物語なんじゃないかと。
279 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 17:28:19.39 ID:V1oXBClP
俺にとって疑問なのは蓮實さんも映画研究塾もなぜ
一つ一つのゲームやプレーを見届け、それらに言及する前に
「フットボールは死んだ…」とか「日本はなぜ本田みたいなバカを…」
とか大きな物語を語りたがるのか、ということだ。
俺の方がバカなだけ?
ハートや知識がないのはいいとして、なぜその見方に?不思議。
280 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 18:21:23.25 ID:nr7oHriB
>>278 塾長はどうか知らんが、少なくともここでの蓮實は
一つ一つのプレーに驚きを求めてる態度だよね。
見る立場のわれわれは、ゲームのなかで見られる運動の快さに驚くのであって
試合の勝敗に驚いているのではないと。
国を背負って戦うということは、勝利の要求にこたえるということで
ゆえに点を取るためにプレーしてるのではなく勝ち上がるためのプレーであると
云々……
ということを蓮實は言ってるわけでしょ。
国民としての勝利要求ではなくて、ゲームを楽しむ見る側の要求でしょ。
281 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 18:48:19.93 ID:V1oXBClP
まあ、確かに基本姿勢はそうなんだろうね。
ただオーストラリアとかライン上げて殴り合いを
挑んだ弱小チームもあったし、チリとかも。
あとアメリカとかクロアチア、コスタリカなんかも彼等なりに守備を
堅めながらも攻めへの情熱を見せてたと思うの。
むしろ塩っ辛い試合が多かったのは2006年ではないのかな。
ボスニア・ヘルツェゴビナへの言及はあったけど社会的なものだし。
ボールをキープできるチームと出来ないチームの格差が
広がって守備的に見えたのかな。
282 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 18:52:53.39 ID:V1oXBClP
つまりスターに活躍してほしいとか蓮實さんのまず個人的な関心ありきで
それに沿うか、あてが外れるかを気にしている様に見えて
そこが物語的な見方に俺には思えるわけです。
283 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 23:37:10.59 ID:kYBehh8h
思い出のマーニーに対する研究塾の懸念は理解する。
映画は文学じゃない。キャラクターを動かせ。左右にではなくて
上下に動かせ。旅をさせろ。画から構想しろ。
物語のきっかけは一目惚れから。
こういうことを後進に伝えてくれたらいいのだが。
ってか、まだサッカーの話引っ張るのか
284 :
名無シネマさん:2014/07/21(月) 23:56:55.91 ID:kYBehh8h
宮崎駿って空を飛ぶ作家と言われがちだが、俺は「上下」の作家と思うわけです。
アニメって重力の拘束を受けないし、高い建物も好きに作れるのでそれによって生じる
人物の位置関係、動き、これらは二次元の縦横の動きよりダイナミックで飛翔感があると
宮崎駿は考えているはず。
カリオストロは言うに及ばず。トトロの大きな木。千と千尋のお油屋。
風立ちぬにもそういえば避暑地での次郎と菜穂子れの上下の関係がありました。
もう誰かが指摘してるのかもしれないけど。
285 :
名無シネマさん:2014/07/22(火) 00:09:24.67 ID:PT4Zyhnt
知ってる人も多いと思うけど、こういうアニメ造形って東映アニメ方式とか
言われてて「長靴をはいた猫」でお城を登りながら物語が進み、ラストシーン
をてっぺんで迎え、朝になるってのをやりました。
押井守の劇場番パトレイバー二作や劇場番のクレヨンしんちゃんの初期作品、
ヘンダーランドの大冒険なんかここから影響うけてるのではと思います。
ゲド戦記もそうなんですよね。
286 :
名無シネマさん:2014/07/22(火) 00:17:13.97 ID:PT4Zyhnt
アリエッティやコクリコ坂にもやはり建物を使った上下の動き
があって、たまたまなのか、アニメ屋に根付いたDNAなのか、
宮崎駿の指導なのか、はたまた俺が大袈裟に解釈してるだけなのかは判らないけど、
思い出のマーニーは取り敢えずあの湖沿いの屋敷がどう使われている
かが一つの注目のポイントと思う。
287 :
名無シネマさん:2014/07/22(火) 12:11:01.05 ID:AeEO+DGr
マーニー見てきたけど宮崎駿が死んでもやらないことだけやりましたって映画だった。
アンナの住む団地の玄関前で同級生がおばさんと喋ってるとき、後ろでケータイをいじってる子がいる。
こういうのって映画の表現として相当下品だと思うんだよ。砂の城を作って流されるとかさ。
あとどんなに不自然でもいいからナレーションはやめて全部人物に喋らせようぜ。
口に出してる内はまだ分かんないけど、ナレーションだと既成事実になっちゃうんだから。
おれアリエッティすごい好きだったから、ひょっとしたらと思ったけどここまで駄目とは思わなかった
288 :
名無シネマさん:2014/07/23(水) 00:06:24.60 ID:HcyWIsEz
289 :
名無シネマさん:2014/07/23(水) 11:06:35.83 ID:6cKcgsum
ハスミ初心者なんですけど、ハスミがときどき使う”説話論(の持続)”の定義をわかりやすく説明している彼の本ってどれですか。
290 :
名無シネマさん:2014/07/23(水) 23:25:49.10 ID:+vP8l9Y2
許されざる者って泣けるようにできてる?
ミリオンダラー・ベイビーは分かるけど
291 :
名無シネマさん:2014/07/24(木) 16:09:11.09 ID:kdGOSifo
なんの手柄がほしいんのかわからんけど塾生は「これから〜観ます」とか
「冒頭から〜」や「1時間経っていまのところ〜」みたいな実況が多い
ついったーに書くために映画みてんのか、でもこれいっちゃうと研究塾だって根は同じ。
塾長はゴダールを引き合いにだすけどゴダールの映画からは逃げてるよな
こういうの真面目に黙々と研究してるやつのほうが偉いだろ
292 :
名無シネマさん:2014/07/24(木) 19:49:53.95 ID:B29klOec
途中退席ってクールだよな
293 :
名無シネマさん:2014/07/24(木) 22:41:28.94 ID:ch+X3nTE
>>291 塾生なんているの?ツイッタ―やってない俺も読者であれば塾生?
294 :
名無シネマさん:2014/07/24(木) 23:02:13.06 ID:VddvwjUG
295 :
名無シネマさん:2014/07/25(金) 00:42:25.43 ID:eg5EgYD2
296 :
名無シネマさん:2014/07/25(金) 03:29:36.20 ID:pkeLv58V
モーニングショーでゴジラ観に行くぜ!
297 :
名無シネマさん:2014/07/25(金) 15:33:38.15 ID:8mckOupp
所で宮崎駿について研究塾はどう思ってんのかね。引退表明したとはいえ
まだまだ語る価値のある作家と思う。
俺は以前ナウシカを見たとき
「ジョン・フォードの映画みたいだな」って思ったけど
研究塾は宮崎駿を「ホークス」と言っている。
「人間性」に寄り添うフォードに対し、あくまで運動に
よって表現するホークスらしさに宮崎駿は近い、という
事なんだろうか。
298 :
名無シネマさん:2014/07/25(金) 23:12:37.05 ID:8mckOupp
急にのろけなさったわ。この人
299 :
名無シネマさん:2014/07/25(金) 23:13:50.70 ID:8mckOupp
急にのろけなさったわ。この人
300 :
名無シネマさん:2014/07/26(土) 00:02:02.75 ID:FpEHDhQD
>>298 いいじゃないの。人間らしくって。
俺はそういう方が好きだな。
ただ大阪は行かんけどね。
301 :
名無シネマさん:2014/07/26(土) 00:39:56.42 ID:y34aTIBs
実は論文なんて影も形もないんじゃないか?
だから小保方さんも擁護してると
302 :
名無シネマさん:2014/07/26(土) 01:48:56.19 ID:kB0CX2Jg
塾長の言ってることをいちいち真に受けてる人は大変だなあ
303 :
名無シネマさん:2014/07/26(土) 09:03:42.11 ID:N8b55pYk
そういえばピーター・バーグやジェームズ・グレイの新作について封切り館で何も書いてないのは何でなの?
たまてばこによると見ているはずだけど
まあ見た映画全部書けとは言わないけどちょっと気になる
304 :
名無シネマさん:2014/07/26(土) 15:20:37.67 ID:mJ3Lcz19
もっと更新しろや
305 :
名無シネマさん:2014/07/27(日) 03:57:54.78 ID:ygKUm4kl
あー、マーニーがダメだと思ってるの俺だけじゃなかった
てっきりまた俺一人だけ間違えたのかと思っちゃったよ
そりゃ画面で語られてる物語はそれなりに興味深いけどさ
これは正直それ以前の問題だよな
たぶん米林監督は溝口の赤線地帯を見てないとか
マーニーと杏奈の出会いの場面を普通にやりゃいいのに作家性を誇示していて苛立つとか
こういう指摘をする以前の問題
306 :
名無シネマさん:2014/07/27(日) 04:42:43.55 ID:l68UulbV
287だけどアリエッティの時の米林監督って宮崎駿を口うるさいジジイだなって思ってたんじゃないかって
そうでなかったらマーニーなんて撮れないよ
千と千尋で千尋が「私親とうまくいってません」なんて言ったかって。ずっと背中を見てただけだったもんね
両親も千尋の言葉を無視したりはしないけど、千尋に向き直ることもなくただ前を見ている。それで全部言えちゃうという
なんとなくだけど宮崎駿がいないアニメ映画界はこれからどどっと感傷的な演出に流れていくんだろうと思う
それを反ファンタジー、反萌え的なリアルさだと勘違いして
307 :
名無シネマさん:2014/07/27(日) 15:48:12.66 ID:5KWJnSb8
いやー、そんな目ではみてなかったんじゃない?
「自分の意志で一本撮り上げなきゃ」ってまじめな
つもりだったんだと思う。
ここの人たちには判ることが誰にだって判るわけじゃない。
宮崎駿の言うことのどういった部分が大切なのか
間近で働いているアニメーターでもそれは判らなかったか、
判っていても自分で形には出来なかったんだね。
宮崎駿のDNAが誰かに継承されてほしいけれど。
308 :
名無シネマさん:2014/07/27(日) 15:58:00.23 ID:QwmiTV9t
俺はこの映画の冒頭って100点あげていい出来だと思うんだよね
視点の選び方が非常に理路整然としてて、上手い
アリエッティでは街の鳥瞰から入った監督
街の鳥瞰てのは便利で、ドラマは絶対街のなかで起こるのだから
それ入れときゃまず映画の導入としては成立する
ところが今回は、街の喧騒にも似た、公園が子供達でごった煮してるシーンから始まる
真っ黒な画面でガヤが流れ始めて、シーンが開けると動きまくってる公園の描写
「街」というスケールでなく「公園」という、極々狭い空間から始まることで
杏奈の抱えてる問題の矮小さを表現できてる
そして描かれる一連のシーン。輪のオブジェのなかで遊んでる自我の芽生えていない園児と
グループが出来てしまってる少し色気のあるジャージ姿の少女達(年齢による仲間意識の違いが表現されてる)
決して杏奈の主観からは描こうとしない、画面手前にキャッキャ言ってる女生徒と先生をナメた
杏奈の抜きのカット。この「フレームの中心に居るにも関わらず疎外された存在」というのが実にいい
その後の杏奈の境遇を説明した家のシーン、同級生の杏奈に対する評価を描いて先のシーンの印象を決定づけ
タイトルバックでようやくお決まりの「鳥瞰図」になり、物語が広がっていく様を表現してる
この冒頭を見た時点で「今回は全然違う」ってのがわかる
まあ人によっては「先生が子供を心配することのなにが悪いんだ!エゴイストだ!」と憤慨するかもしれんが
俺から言わせたらコイツどこに目つけてんだ?ってかんじだな
こうも映像と脚本で説明してることを無視して、見当違いの倫理観をふりかざす
映画見る時の先入観ほど怖いものはないんだよね。面白いと聞いてるものや
自分が好意を持ってる作品の再鑑賞とかってものは、全然受け取り方が違ってくる
その逆もまた然りってことね
309 :
名無シネマさん:2014/07/27(日) 22:12:19.74 ID:lEhDdCDB
塾おもしろいね
塾長のいう糞映画しかみてない自分の性癖に笑った
>>294 宣伝したんだから、もっと更新してくれ〜
310 :
名無シネマさん:2014/07/27(日) 23:18:58.23 ID:oxs+fvMZ
宮崎駿が映画を教えるのは「有り」
とするのに黒沢だとダメになったわけか。
まあ、宮崎駿については格別な信頼を置いてそう
だからな。この人がダメな映画を撮ることは
ないだろう。本物の巨匠だと思う。
311 :
名無シネマさん:2014/07/27(日) 23:26:28.05 ID:5KWJnSb8
黒沢、青山とはレベル違うと思う。
映画史語り継がれるべき人なのに過小評価
されてると感じる。映画芸術は
「風立ちぬ」のつまらん批判を載せたみたいだね。
312 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 00:26:32.37 ID:rwuUQ416
「なにをどう勘違いしたのかは知らないけど」
達人クラスのブーメラン使いwww
313 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 02:22:42.55 ID:0mxOdAF5
ブーメランとかいう芋いクリシェを使うのは恥ずかしいからやめなさい
>>311 その二人を一概に並べるのもまたどうかと思うけどね。黒沢と青山でもまたレベルが違う。
というか黒沢が批判されてしかるべきは今のところリアルだけであって、真価が問われるのは次作なんじゃないか
314 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 12:03:28.33 ID:rwuUQ416
>>313 何でお前がムキになる?
さてはご本人登場だなwww
315 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 13:59:43.03 ID:0mxOdAF5
2ちゃんねるといえど、さすがにそういうノリはここにそぐわないでしょう。
それこそ町山スレにいけと言いたくなるw
316 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 19:06:46.68 ID:b+b701Mw
思い出のマーニー観てきたよ…
評価の難しい作品だと思った。
287の言うことも308も判る。
ワンカットを丁寧に描き込んではいるんだけど、
重要な部分を運動ではなく、台詞と「追憶」で表して
しまっている。
ただ、浴衣が出てくるところとか上手く省略
出来てると思うし、あの屋敷を初めて観たとき
の感情を背後の草の揺れていたり、ベタなんだけど、
研究塾はこれを否とするかもしれんが、
俺はこの作品を下手なりにハートのある作品として
貶したくはないと感じたね。
317 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 20:59:45.80 ID:b+b701Mw
所で宮崎駿と高畑勲も東小金井塾村という所で
後進の指導をやっとったらしいですが
これは勘違いなんですかね。
318 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 21:18:38.53 ID:uxUuK7tO
竹熊健太郎《編集家》@kentaro666
思い出のマーニー、絵はいつものジブリなんですが、
見終わった後の印象が宮崎アニメとはかけ離れてます。
脚本家が米林監督を入れて3人もいて、かなり脚本に力が入ってる。
練りに練った印象。
これは見切り発車の宮崎監督にはできない芸当ですね。
かといって高畑勲でもない、米林テイストを感じました。
ただマーニーに感じた瑕疵を言うと、絵は物凄く良く描けているし、
動きもいいんですけど、ビジュアル的な印象がフラットなんですよね。
とても良くできたテレビアニメを見た感じ。
『海が聴こえる』のようなテレビスペシャルなら大満足というか。
舞台も面白いし、何が悪いというと困るのですが。
『ゲド戦記』と比べたら全然良いんですけど。
客が入ってないのは、何か問題があるんですよ。何だろう。
少女2人の友情物語という売り方より、ホラー映画的な売り方もあったかも。
いやいや、それは別の意味でまずいか。
最初の印象とは全く違う本質を持つ作品なので、売り方が難しいです。
竹熊健太郎《編集家》@kentaro666
「脚本」で感心したのはジブリ作品では初めてです。
宮崎駿はビジュアルの人だし、高畑勲は演出の人。
米林監督が両巨匠に伍する為に脚本に力を入れるのは正しい選択です。
反面、映画としての売りが弱まってしまった。
そこは鈴木敏夫の「宣伝力」でカバーすべきですね。
319 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 21:53:53.62 ID:b+b701Mw
あの脚本をいいと思う人もいるのかあ
320 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 22:09:54.52 ID:uxUuK7tO
原作読めばどんだけ「練り直してる」かわかるよ
脚本なし、コンテぶっつけ本番が常だったジブリで、三人クレジットはだてじゃない
321 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 22:21:24.49 ID:b+b701Mw
コンテぶっつけじゃいかんわけ?
322 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 22:30:01.23 ID:TiMQgrAx
脚本に三人も集まりゃそらつまらんわけだ
323 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 22:49:15.30 ID:b+b701Mw
ネタバレになっちゃうけど、あれって物語のほとんどが
いわば追憶になってるわけじゃん。主人公の自意識やトラウマ
の中をぐるぐるさまよってるような話なわけで、
どうも運動感を欠くし、化学反応が起きておらず、
自己完結的なシナリオに思える。
マーニーを芝居のメインに添えず、
「おもひでぽろぽろ」や「耳をすませば」
みたいに田舎の人々との交流をもっとメインにして
そこにマクガフィン的にマーニーや心象風景を織り交ぜる
形がいいと思うんだがね。
まあ、文句いうのは容易いことなんだが。
324 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 22:53:08.20 ID:b+b701Mw
コクリコ坂も主人公のルーツが一つの鍵になってるけど
カルチェラタンの掃除という表層的な主題があるわけで
そういうのが必用だったんじゃ。
325 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 23:00:52.04 ID:uxUuK7tO
原作は岩波少年文庫としては長い部類に入る、上下巻構成
上巻はマーニーとの交流に象徴される、主人公の精神的彷徨がメインで
下巻ではマーニーが消えた後の、映画でいえば眼鏡の女の子との交流を通して
主人公が精神的に成長する様が描かれている
原作は下巻で
>田舎の人々との交流をもっとメインにして
そこにマクガフィン的にマーニーや心象風景を織り交ぜる
に当たることをやっている
元々原作のドラマの肝は、下巻での成長や義母との和解であって
上巻のマーニーとの逢瀬は、伏線的な意味合いが強い
これを映画の尺に直すことを考えた時に、映画「思い出のマーニー」の脚本が
いかに考えつくされているかがわかる
決して原作の上辺だけをなぞったわけではなく、変えることで生じる変化の影響を入念にチェックし
原作のテーマ性を昇華した、映画ならではのテーマをも打ち出している
これはエンタメとして面白いかどうかとは次元の違う話
326 :
名無シネマさん:2014/07/28(月) 23:41:42.08 ID:2PIBsfzC
じゃあ、やっぱりマーニーのシーンはもっと
少なくていいじゃん。
マーニーの正体や過去のトラウマとか
あんなに勿体ぶらなくても観客には判るでしょ。
まあ、内向きな思春期の女の子の世界観に忠実
であればああなるのかもしれんけど。
327 :
名無シネマさん:2014/07/29(火) 00:15:01.69 ID:yL7vYrt0
長くなるけど興味ある人だけ
そもそも原作では、マーニーとの交流やその正体というのはメインテーマではない
あくまで下巻の社会復帰が心を打つのであって、マーニーはその前フリ
マーニーの正体が明かされるのは最後も最後、シックスセンス的なオチ
マーニーとの交流→マーニーからの卒業ときて、やはりマーニーの肯定となる構成
原作では上下巻でマーニーとプリシラ(眼鏡っ娘)というヒロイン交代劇をやってるが
映画でこれをやるのは、三時間を越える大作でないと難しいだろう
今回の映画化では、明らかにマーニーとの交流をメインに据えているが
原作ではテーマから遠いそれをなぜメインにしたかというと
マーニーをヒロイン化することで、映画としての華を持たせるためだった
原作では終盤までマーニーの正体はほとんど勘付かないように配慮されているが
映画では瞳の色の言及などから、かなり早い段階で示唆されている
328 :
名無シネマさん:2014/07/29(火) 00:16:04.16 ID:yL7vYrt0
予告にもなっている「許してあげる!」というシーンは、原作ではクライマックスでもなんでもなく
下巻の冒頭、ヒロイン交代の前のこと
原作でのアンナはここで溺れて死にかけ、船のおじさんに助けられ
風邪で寝込み、その後マーニーを見なくなるという流れ
ところが映画では、これが夢のなかの出来事とされ、溺れもしない
この改変から読み取れるのは、マーニーの正体ばらしを早めにし、マーニーの影響による実害を和らげることで
「置いていくつもりはなかった、許してほしい」という台詞の重層性を浮きぼりにし
愛するものを置いていってしまった後悔と懺悔という、「マーニーの救済」を描いている
これは原作とは明らかに違う構成、テーマ性。原作ではあまり意味がわからない
このシーンが予告に使われ、クライマックスに配置されているのにはこういう理由がある
この他にも、大筋は原作通りで、エピソードは共有していながら
映画オリジナルの部分も多く、細かい描写や改変が実によく考えられいる
他人とのすれ違い、境遇や思い込みによるディスコミュニケーションは原作のテーマであり
映画はそのテーマを上手く二時間で表現している
ハッキリ言って相当大衆ウケの悪いアプローチの仕方だけど、脚本自体はほんとによく練られてる
329 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 00:37:41.94 ID:B9w8CH68
不具合生じてるか?
330 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 01:10:40.37 ID:XK1Poktv
また、今日は荒れてるね。東大生に映画は無理…って
言っていいのか、そういうこと。道徳的な意味じゃなくて
肩書きで人を語るのって、それこそ分節化された見方と
違うのか。東大生みんながインテリじゃあるまいに。
331 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 02:41:35.03 ID:piHvTUCY
高畑は東大だけど映画を撮ってるよ
しかも何の偶然だか仏文科出身で蓮實と一歳しか違わないという
332 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 03:55:30.22 ID:aNeR4TCa
この人2chにスレが立ってしまったことで引込みつかなくなってるね
333 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 06:11:08.11 ID:XK1Poktv
高畑勲は東大だね、そういえば。濱口竜介もか。
334 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 14:11:04.41 ID:j9xAInxB
慶応に映画は無理知らんけど
335 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 14:29:08.78 ID:sWiftGiF
高畑勲は一流だよなあ。インテリで左翼なんだけど(笑)
つい昨日「セロ弾きのゴーシュ」を見たけど実にいいと思ったよ。
自主制作作品だからアニメーションとして簡素だし
マクガフィンとかそういう撮り方ではなないんだけど
構図と時間の流れ方をきっちり決めて、
人物や生き物の動作、建物や植物なんかを丹念に
描いていけばそれで映画になるんだ、っていう作品だった。
考えさせられた
336 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 15:17:01.94 ID:uWtLjcNL
吉田喜重も数少ない一流だと思う。そもそも、吉田や高畑の年代は映画を学べる学校なんて限られてる。
昔の東大が映画を教えていたかは知らないが、今では映像系の専門学校が充実しているし、東大行くなら他の道があるだろう。日本の中堅クラスの監督で東大出身っているかな
337 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 15:53:23.00 ID:sWiftGiF
というか昔の人達って大卒で社員になって仕事しながら
映画を学んでいたのでしょ。専門学校は実制作の事は学んでも
映画史云々といった座学はあまり学べないと思う。
ホークスとか小津とか?って人多いよ。
映画が産業として崩壊したことで大学のアカデミズムに守られようとする
人は増えたのかもしれんが。
338 :
名無シネマさん:2014/07/30(水) 16:33:31.12 ID:WkVyuDJT
>>332 ほんとだね。啓蒙したいんだろうね。その確信があって「僕の勝利」という快楽。
たまてばこで云々してるより早く論文だしゃ誰か褒めてくれんじゃないだろうか。
339 :
名無シネマさん:2014/07/31(木) 16:58:14.25 ID:5nPyRG5r
逆から撮るって
人工呼吸で口付けさせるために川で女の子が溺れて、それを助ける
とかいう事だよね?助けるために溺れた、溺れるために川に行ったみたいな
ここ読む前はこういうのすごい安っぽいって思ってたけど、マクガフィン的にはイケてるの?
340 :
名無シネマさん:2014/08/01(金) 08:27:04.66 ID:h2zsqjEN
思考しながら観る=映画を読むのを放棄させるのがマクガフィンだから
あとあとストーリーを考えると安っぽくというかバカっぽく感じられるのは必然
341 :
名無シネマさん:2014/08/01(金) 19:22:36.33 ID:2zrdRg+c
ネイマール「なんか」を見るって
この人自分をメッシ、ホークスレベルと
思ってんの?
342 :
名無シネマさん:2014/08/03(日) 21:55:50.57 ID:VP48YD8U
映画研究塾…というか「たまて箱」は2chをバカにする割には
自信がハートを抱いてないトピックによく食いつくね。
ここに対する反応にしても。
自己防御したくなるほど何かに傷ついてるのかもしれんが、
安倍だの吉田だのネイマールだの語っても
映画の肥やしにならんだろ。
343 :
名無シネマさん:2014/08/03(日) 22:36:39.10 ID:PXX4iGOO
「答えろ」ってあんたたまて箱にハートをかけちゃ
いないんだろ。俺が言ってるのはそれだけだ。
344 :
名無シネマさん:2014/08/03(日) 23:16:19.03 ID:PXX4iGOO
宮崎駿は通勤中にずっとバスを観察しているらしいね。
何台すれちがったか、どの色のバスか。とか。
「台風」で短編を作ってみたい、とかね。
俺は今肉体労働っぽいことやってるから
近くで彼等の「手」に目が行く事がある。
子どもと接していると子ども達の「歯」に目が行く。
映画になるものはなんでも映画になるものだが…
映画の一欠片になりそうなもの、ってのは
きっとそこら中に
345 :
名無シネマさん:2014/08/03(日) 23:34:20.31 ID:VP48YD8U
「○○ってなんだお前」ってのは相手への防御だろう。俺はそう思う。
研究塾なりの「映画」を打ち出せばいいさ。
346 :
名無シネマさん:2014/08/04(月) 01:09:01.29 ID:RZKa/WtB
>>340 理解しました
それと内側から切り返すのがいい理由が書いてある記事ってあります?
同一フレームに写って無いから嘘を露呈しているという事でいいのかしら
外側からの切り返しと内側の切り返しを使い分ける明確な根拠って何かあるんでしょうか
347 :
名無シネマさん:2014/08/04(月) 19:13:40.17 ID:tAuJ7Mgg
俺が研究塾の意図を理解しているかは判らないが、
内側からの切り返しが外側からより優れているという話でなくて
切り返しって本来人物を喋らせるだけの安易な表現になりがち
なんだけど、人物の表情や画面の繋がりで映画のコアを表現
出来ることがあって、そういう撮られ方をしたか、
切り返しが作品のピークになったのか、なのだと思う。
単にカメラ位置の問題じゃなくて構成とか映画全体の問題ということ。
348 :
名無シネマさん:2014/08/05(火) 23:16:38.31 ID:njMska0D
思い出のマーニーはやっぱダメだったか。ま、俺もそう思ったけど。
所で高畑勲をどう思うか聞いてみたいねえ。
「おもひでぽろぽろ」も追憶の話だけど全然違うよ。
かぐや姫以外の高畑勲を見てないならぜひ見てくれ。
349 :
名無シネマさん:2014/08/06(水) 09:10:40.99 ID:klLkZrZF
封切やめたの木
350 :
名無シネマさん:2014/08/06(水) 09:30:30.07 ID:2a6hFBpK
351 :
名無シネマさん:2014/08/07(木) 00:10:10.85 ID:mlm+AbRM
はやく書いて欲しいわ
352 :
名無シネマさん:2014/08/11(月) 02:13:17.63 ID:O7q30UQ5
そういえば「ペコロスの母に会いに行く」でも最後に犬が歩いてたな
「映画とは何の関係もありません」って顔でしれっと
実際あれは物語的文脈とは何の関係もないんだけど、あの一瞬のカットは見た全員が忘れないものにもかかわらず
批評は不可能だから誰にも書けないという
353 :
名無シネマさん:2014/08/11(月) 06:52:48.73 ID:pFSt8A0/
マイケル・マンはコラテラルでも印象的なコヨーテのショットがある。
映画の完成度を大きく高めたと言っても過言ではないショットだけど、何よりも野生というのが素晴らしい
354 :
名無シネマさん:2014/08/11(月) 21:44:36.67 ID:xP448Prh
最初の映画である『工場の出口』からしてすでに犬や馬が出ているからな
355 :
名無シネマさん:2014/08/12(火) 17:27:32.96 ID:RTTYvEkt
どうやってID変えんのか教えてチョンカレーwww
356 :
名無シネマさん:2014/08/13(水) 19:28:19.32 ID:d0nnU6Yy
357 :
名無シネマさん:2014/08/14(木) 22:51:35.63 ID:QiS+CkZ/
ジャ・ジャンクーの新作はどうだったんだろう。
358 :
名無シネマさん:2014/08/16(土) 18:16:50.08 ID:Wm7/TCTW
早く次の論文が読みたいよー
359 :
名無シネマさん:2014/08/17(日) 21:36:51.69 ID:0b95GdJW
まあ映画って早い話が文学だよ
360 :
名無シネマさん:2014/08/17(日) 21:45:49.39 ID:1wCZHyvc
工場の出口は文学じゃないよ
361 :
名無シネマさん:2014/08/17(日) 22:17:15.45 ID:Ff/Sz0gU
映画言語は文学じゃねえし
362 :
名無シネマさん:2014/08/17(日) 23:47:56.88 ID:HekNdHKh
塾長、もしかしてWindows UpdateでPCが駄目になったんか?
363 :
名無シネマさん:2014/08/18(月) 02:23:38.11 ID:Ceo4d849
論文の「心理的ほんとうらしさと映画史」をよく読んでくれ
364 :
名無シネマさん:2014/08/18(月) 13:39:30.72 ID:hsESqd9k
次の論文が楽しみ
365 :
名無シネマさん:2014/08/18(月) 18:28:03.11 ID:TQL3XT6J
それは論文じゃないです
366 :
名無シネマさん:2014/08/19(火) 05:40:30.86 ID:m6kwwZLR
なんとなくだけど塾長って同窓会とか好きじゃないと思ってた
367 :
名無シネマさん:2014/08/19(火) 11:32:37.63 ID:pVDt3Gkf
一匹狼のはずなのに必ず同窓会には顔出す
ブラックジャックみたいなもんだろ
368 :
名無シネマさん:2014/08/19(火) 19:11:37.26 ID:uKr27eaU
次の論文が楽しみだけどいつになるのかな
369 :
名無シネマさん:2014/08/20(水) 23:12:52.09 ID:6obhhF0g
東浩紀が感動したっていう「コンタクト」とはロバート・ゼメキスの?
370 :
名無シネマさん:2014/08/20(水) 23:18:28.27 ID:7k71gzp0
たまて箱だって肩書き野郎でしょうに
わかってて書いてるつもりなんだろうが
懲りん人だわ
371 :
名無シネマさん:2014/08/21(木) 00:56:55.02 ID:aLb5wmfV
372 :
名無シネマさん:2014/08/21(木) 21:10:13.61 ID:XQ7ru2JD
たまて箱って…白い…
373 :
名無シネマさん:2014/08/21(木) 21:52:12.72 ID:aLb5wmfV
2014日記消えちゃった?
374 :
名無シネマさん:2014/08/26(火) 00:18:03.34 ID:GrYAZpci
375 :
名無シネマさん:2014/08/26(火) 07:06:17.72 ID:r5MNCiLR
とーる さんしって塾生かと思いきや映画、その支配の虚しい栄光とか
Egi's ScrapBookや勝手に視やがれまでバランスよくパクってるな
376 :
名無シネマさん:2014/08/27(水) 23:12:12.84 ID:xFdxB9wp
この3つのサイトって塾長に選ばれたサイトだよ。だから塾生なんだよ。
377 :
名無シネマさん:2014/08/28(木) 00:56:09.87 ID:g9dgLuiO
果てなき航路と果てなき船路ってどっちでもいいんだな
378 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 01:16:35.23 ID:rkX1H/A3
宮崎駿と北野武はどのランクに入れるんだろうか。
宮崎駿=小津、溝口、ヤマナカ
北野武≦成瀬、清順
こんな?「宮崎駿はホークスだ」って書いてるよね。
そして黒沢清はどこへ行く。
379 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 01:25:03.52 ID:rkX1H/A3
カール・ドライヤーはサイレントと
トーキー両方撮ってるよね 。
380 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 01:29:56.24 ID:VRZ3fg2x
山中貞雄もサイレント撮ってるよね残ってないだけで
381 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 12:33:01.61 ID:rkX1H/A3
宮崎駿はサイレント撮ってない。
382 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 16:39:49.75 ID:VRZ3fg2x
on your markは微妙なラインか
383 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 20:25:22.15 ID:rkX1H/A3
あったな、そういえば。
風立ちぬを見て思ったけど、トーキーにも関わらず
この人の作品から香るサイレントの雰囲気はちょっと
なかなか他の作家にはないものだよね
384 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 22:29:39.11 ID:vfxIMDd7
宮崎駿について語るなら是非東映動画の長編作品を見てほしい
作画汗まみれの終わりの方で高畑勲が書いているけど演出家は全員がアニメーター出身でない人で占められ
映画産業斜陽化によって東映京都撮影所から流入した実写映画出身者が多かったためか
驚くほど演出がちゃんとしているし、脚本は断片的なものになっているんだよね
有名なのは「長靴をはいた猫」や「太陽の王子ホルス」だけどこの辺は大したことない
おすすめは藪下泰司監督(戦前は記録映画を撮っていたらしい)の「白蛇伝」「少年猿飛佐助」、芹川有吾監督(中川信夫や並木鏡太郎の助監督)の
「わんぱく王子の大蛇退治」「ちびっ子レミと名犬カピ」、勝間田具治監督(なんとマキノ雅弘や加藤泰の助監督)の「ながぐつ三銃士」あたり
あと忘れちゃいけないのが「どうぶつ宝島」、宮崎駿はクレジットでアイデア構成とされているけど実質これが初監督作品みたいなもん
385 :
名無シネマさん:2014/08/30(土) 23:16:00.45 ID:rkX1H/A3
それらの半分位は見たよ。
386 :
名無シネマさん:2014/08/31(日) 00:14:42.02 ID:wJPuR05U
宮崎駿がアニメーター出身に監督させたがるのは
実写出身の人間に仕事が取られたりした事への
反発って話もあるね。
387 :
名無シネマさん:2014/08/31(日) 18:57:08.98 ID:lqszZO1b
ガス燈ってどこがすごいんですか?
388 :
名無シネマさん(禿):2014/09/07(日) 08:45:48.17 ID:TDWxr+Kb
心理的な錦織がジョコに勝って決勝進出か
389 :
名無シネマさん(秋田県):2014/09/07(日) 09:20:55.59 ID:YeuEH7A+
5ならクインテットでやりなよ
390 :
名無シネマさん(秋田県):2014/09/07(日) 09:21:30.29 ID:YeuEH7A+
ドラクエのラストダンジョンぽい
391 :
名無シネマさん(秋田県):2014/09/07(日) 09:22:15.63 ID:YeuEH7A+
音楽番組実況のスレチでした、御免
392 :
名無シネマさん(SB-iPhone):2014/09/08(月) 22:39:41.14 ID:NaGwpSYi
まずそのいかにも僕は2ちゃんねるの人ですみたいなクソガキのノリについていけねえよ
お前のレス読むだけでどっと疲れるわ
394 :
名無シネマさん(dion軍):2014/09/09(火) 08:53:25.26 ID:Dz5I8qUr
>>392 なぜ「あたまわりいーーーw」のか書かない本物の馬鹿。
お、ケンカか?
お江戸の華か?
397 :
名無シネマさん(東京都):2014/09/17(水) 00:10:27.92 ID:WOFmkKF1
テニスの一試合で国民論とかここまで言えちゃうのって
たまて箱も大衆でしょう。マスコミとは方向性が別なだけで。
398 :
名無シネマさん(庭):2014/09/18(木) 18:11:57.14 ID:CS+VFPZe
分節化ってどういう意味ですか?
何度も登場するけど定義がよくわからない
分節を辞書で引くと 全体をいくつかの区切りに分けること。 とあってこれって断片とら違うんですか?
ネガティブな意味で使ってるから違うんだろうけど
一つの物語を刻んでいくのが分節化
分けられたものは断片とは呼ばない
個々が積み重なってるのが断片の集積
という解釈でいいんでしょうか
ヒント1:エクリチュールの解釈に正解などない
ヒント2:厳密な定義を求める思考それ自体が分節化に根差している
ヒント3:風景の収まる構図の安定化と言い換えることもできる
意味わからねえ
401 :
名無シネマさん(豚):2014/09/19(金) 21:56:32.41 ID:b6DH7okI
封切り館の危険性について言ってた人かな?ありがとう
定義を求めるのは言語化して読むことに繋がり、風景の収まる構図が安定化、も見ることの幅が狭まるということですか
エクリチュールとパローはよく解らない
402 :
名無シネマさん(家):2014/09/20(土) 06:41:48.01 ID:mYjZsS+t
これはこういうことだ、と決定することが分節化
未知を既知に置き換えること
分節化を受け入れた人はAを見ればすぐさまそれをBだと解釈する
そこでは、AがCにもDにも見えるかもしれないという可能性は排除される
具体的な例を出すと、幽霊は学問によって分節化される
人は幽霊を見ればただちに「心理的なストレスによる錯覚か、あるいはプラズマだろう」と高をくくる
だが学問とは、学閥間の政治的なかけひきによっていかようにも揺れ動く虚構=他人の物語にすぎない
今日どこでも耳にする「ポストモダンは古い」という言説一つとっても、ソーカル事件のような政治的闘争の
結果として「科学による哲学の解釈」が採用されたにすぎず、ポストモダンの古さが絶対的に証明された
わけのものではない。人は、ソーカルがフーコーやデリダに対して有効な批判をし得なかったことくらいは
知っておくべきなのだ
つまり、分節化を蒙ったあらゆる対象は、「いまはとりあえずそうである」にすぎないものだ
かつて蓮實が『未知との遭遇』について「画面のどこに特撮が映っていますか? 本物のUFOかも
しれないじゃないですか」と言ったのは有名な話だが、すでに分節化を蒙っている対象を見るには、
一度他人の物語という偏見を捨てて、対象を未分節の状態にまで戻してみなければならない
とりあず錯覚とされた幽霊を幽霊そのものとして、とりあえず特撮とされたUFOをUFOそのものとして見ること
こうしたプロセスを踏まえずに、たかだか他人の物語でしかない知識を何か絶対的な正解であるかのように
盲信する者が、クリスチャン・メッツの統辞論なんかを読んで映画を理解したつもりになってしまう
ところが彼が理解するのはメッツが分節化したメッツの映画の物語であり、映画そのものではない
いや別にメッツでなくともドゥルーズでもなんでもいいが、他人が分節化した物語を受け入れ続ける限りは
いつまで経っても映画を見ることはできない
404 :
名無シネマさん(東京都):2014/09/22(月) 06:12:04.04 ID:ZfL8JArp
面白い映画は途中から見ても面白いって言うけどフライトゲームは途中から見たらつまらないよね
分節化されているって結局なんなんだよ
一つの意味に回収されるように映画が撮られているってことだよ
史劇映画ってなんであんなにつまんないんだろうか
イントレランスは素晴らしいけど
408 :
名無シネマさん(catv?):2014/09/25(木) 22:10:03.55 ID:mb2KIQci
何言ってんだ、「ベンハー」面白いじゃねぇか、「スパルタカス」は最高だし、
「クオ・ヴァディス」観たことないだろ。
マンの遺作もレイの遺作もアルドリッチもそう悪かない。そういうもんだ。ちゃんと観ろ。
409 :
名無シネマさん(大阪府):2014/09/25(木) 23:11:22.96 ID:+59m4vaR
ウ〜ム…マンもレイも遺作は史劇ではないんだが・・・
でも、ま、テルマエ・ロマエがそういったその魅力を再認識させてくれたよね
まさか日本映画で“イタリア史劇”の「面白さ」を教えてもらうとは思わなかったけど(笑)
410 :
名無シネマさん(大阪府):2014/09/25(木) 23:14:03.52 ID:+59m4vaR
ニホンゴノブンショウヘンアルネ…ゴメン
411 :
名無シネマさん(大阪府):2014/09/26(金) 11:43:47.47 ID:Qh/U4z54
流れ的にジャージーボーイズは貶すとは思ってたけどワーストには入らないのか
最近は絵画にも手を出してるんだが
絵画批評ってのは「美の巨人」のようなバカみたいな見方が主流なのか
ここに描き込まれている猫にはこういう意味がある、とか古めかしいにもほどがある
とはいえ、意味を読まず、好みを脇に置いて、感性を信用せずに絵画を見るとなると
細部の豊かさを評するほかはないのではなかろうかと素人なりに思う
いや、それ以前に絵画の存立条件にを問うところから始めるべきだろうか
というのは置いておいて
塾長が『ジャージーボーイズ』が外部にかかってるというのは
「いい音楽」を撮ってしまっているということだよね?
でもクリストファー・ウォーケンが母を歌った曲を聴いて感激する場面まではありだと思う
あれはあくまでもウォーケンにとっての主観的(個人的)な「いい音楽」として撮られているから
あとはホークスのような即興セッションの場面では双子意外に客がほとんどおらず、しかもその
双子は「歌詞が自分に向けられていると思った」と言うところなどにイーストウッドの抵抗の跡が
見えなくもないのだが、終盤はほとんど抵抗を諦めてしまっているように見えるね
415 :
名無シネマさん(チベット自治区):2014/10/06(月) 23:52:29.82 ID:RqKvwicK
MOMAの特集、金沢にも行くらしいよ
いま放送中の新しいガンダムが人知れずホークス主義をやってるな
もはやTVアニメなど作る方も見る方も退廃を極めた時代だというのに
418 :
名無シネマさん(dion軍):2014/10/19(日) 09:48:59.70 ID:SdrXgutH
マリー・デュボア…
みんな「泣く男」を見てくれ。
監督が撮りたいイメージの大洪水。
物語なんて二の次三の次。全部がマクガフィンみたいなもの。
役者の演技も派手なわりに不明瞭。
分節化の余地が徹底的に排除されている。
素人なもんで照明の良し悪しや画面の強度はわからないが、一見の価値はある。
マクガフィンて何ですか?
421 :
名無シネマさん(関東・東海):2014/10/23(木) 19:12:17.25 ID:P8ouLhDS
マクガフィン
米マクドナルドで売られていたプラスチック製ナゲット。
テグザーというゲームに登場する敵キャラクター「バッフィン」に酷似している。
いずれも食用ではない。
z
423 :
名無シネマさん(庭):2014/10/25(土) 21:57:28.49 ID:cwzZzxHn
分節化されすぎてるだろ
律儀に見に行くなんて皆偉いな
予告チラっと見て地雷感じたからスルーしたのに
4人しか居なくて2人が途中退場してたな
貧乏性だから俺は最後まで居たけど・・・・下品な映画でがっかりしたよ
玉手箱の嘆きってヒッチコックトリュフォー映画術の冒頭でトリュフォーが嘆いていた事となんら変わらないよね
ネットの片隅のテキストじゃなくて、書籍として世に出て何年も経ってるのに世の中変わってないのが泣ける
見に行ったみんなごめん。
個人的には嫌いなタイプな映画なんだ。
見ててよくわかんなかったし。
ただ、研究塾を見ると物語に拘泥しない映像を高く評価していたから、
こういう筋よりも監督の主観が叩き込まれた映画がいいのかと思ってしまった。
正直素人なんでもう少し勉強してみたい。
お勧めの映画を教えてくれ。
まずは研究塾の「お勧め(オススメ)映画」を見ればいいじゃないか
429 :
名無シネマさん(チベット自治区):2014/11/04(火) 00:20:49.90 ID:tyf4qQmd
430 :
名無シネマさん(やわらか銀行):2014/11/04(火) 17:22:07.58 ID:PAQ4vZVc
「お勧め(オススメ)映画」を少しずつ鑑賞。
わからないものも多く、寝てしまうものもあるが、鑑賞の勘所を掴みたい。
『イコライザー』はよかった。
フークワは安心して見られるね。
運動論の良批評教えて
『小説から遠く離れて』でも読んどけ
434 :
名無シネマさん(東京都):2014/11/07(金) 20:27:35.84 ID:28rh8RED
塾長がやりたいっていうのならやりゃいいんだけど
その前に「蓮實重彦ならツイッターをやるか?」というのを考えてからでも遅くはないよ
覚悟を決めたら戦略を欠いた僅か140文字のツイートで活字の退廃に貢献しましょう
「あんなこと」ってのがどの程度のことを言ってるのか分からないけど、ジョン・フォードも大学で映画を教えるぐらいのことはしてる
授業の内容は知らないけど
437 :
名無シネマさん(dion軍):2014/11/14(金) 01:06:14.07 ID:sK0Ov2zt
塾長は「皆殺しの天使」を肯定しているのだろうか?
出れない理由がないと書いているが、
それこそ出れない理由は作品の外部にあると思うんですが。
あれって、可能世界でしょ。ブルジョワが貧困層の生活をするという。
結局ブルジョワ批判に基づく外部的な理由があるわけでしょ。
作品の超越者たろうとするベルイマン臭、キューブリック臭がして意外とつまらん作品だなと思ったんですが。
ブニュエルだったら、タヌキおやじな感がする「欲望のあいまいな対象」なんかの方が面白いと思うんですが。
どうでしょ?
塾長荒れてるな。
感受性が鋭すぎると苦しいんだろうか。
才能あるんだから、有象無象なんて気にせず自分の道を突き進んでくれ。
基本的に韓国映画は駄目だと思う
すべてが下品というか
ツイッター良いとおもうけど
感情の発露として中々いいよ
感情の発露ならたまてばこで足りてるよ
もし今たまてばこに書いているようなことがツイッターで公に共有されるなら
恥も何もあったものではない
「ドルアーガの塔がわかる本」
444 :
名無シネマさん(dion軍):2014/11/20(木) 23:26:54.00 ID:44pjAMPS
高倉健をどうみる
445 :
名無シネマさん(やわらか銀行):2014/11/21(金) 19:09:32.32 ID:Z0a8H+kl
南極物語や八甲田山って撮影の過酷と一緒に語られるよね。
そういうのも塾長の言う「外部」なのかね。
最近アンソニー・マンを見直してたんだけど
この人はシネスコの使いこなしぶりがすごいね
アンソニーマン作品は内容は忘れても流れの心地よさだけでじゅうぶん見てられる。
テレマークの要塞などは除外するけど。
高校時代にビデオレンタルで見たきりの「殺しのダンディー」をもう一度見たい。
いや、まさにそのテレマークの要塞のシネスコがすごくないすか?
岩石を落とす役割の人たちがなぜか岩の両サイドに配置されてたりとか
岩石とそれに当たった装甲車とが見事な横並びで崖下に落下していったりとか
右前景に指揮官、左後景に装甲車を配し、指揮官の指示で装甲車が一斉に射撃したりとか
ほぼ全ショットでシネスコの横長フレームを正当化してやろうと努めていて痺れません?
俺は痺れた
菅原文太の人生は驚くほど映画
彼はずっと俳優をやってきたけど、晩年になって3.11を目の当たりにしてからは
すぱっと俳優を辞めちゃって、政治活動をはじめる
でも転向したわけではなくて、彼はそもそも息子をリベラル系の私立学校に入れているように
ずっと以前から政治に対して自分なりの意見を持っていたんだよね
だから、3.11は彼を変えたのではなく、「俳優か政治かどちらか選べ」と決断を迫っただけ
彼は政治を選び、ちょうど映画がそこで終わるタイミングであるように、彼の人生も終わった
左翼というところが駄目なんだよな
映画とは真逆の人生だろ
この場合、左翼とか右翼とかいう話は「内容」であって形式じゃないんだよ
菅原は一生かけてついに自分が何者なのかを証明した
それが映画だと言ってるんだわ
まあ、君にはわからんでもいいんだけどさ
形式にこそ政治性が問われるんだけど
感じてないのに言葉をこねまわしても無駄だよ
454 :
名無シネマさん(dion軍):2014/12/20(土) 00:05:23.18 ID:uaowTebN
また出なかったりしてね。
論文出ないに一票
塾長はなんで改行ということをしないの?
オレは出ると信じてたよ
読みにくいけど
とりあえずお疲れ様
「こんにちわ」
ヒッチコック論文、こんなにも同じことをダラダラと書き連ねる必要あるのかね。
蓮實重彦のエレガンスのかけらも無いと思うんだが。
このダラダラとした冗長さこそがとても「心理的」に見える。
年越しで頑張って読もう…
462 :
名無シネマさん(庭):2014/12/27(土) 17:47:33.77 ID:GOE+Lp2l
読んでてとても高揚する
ありがとう
読みやすくレイアウトして電子書籍で出してくれないかな
いま読んでる、すごいなあ。
それだけに三十九夜の主人公は軽薄だってのは主観的な気もする。
また読み進めよう。繰り返すが、すごい。
当たり前だけど、全部見てないとついてけないなこれは
成瀬論文のときのキレがない……
初犯常習犯とか予想通りすぎて焦ったわ
これを3年待ってたのか俺は
467 :
名無シネマさん(dion軍):2015/01/01(木) 13:18:20.51 ID:wnW5GeWi
いくつかひっかかる事があったのですがとりあえずひとつ。
キートンは、職業と違う事をしたり、職業のスキルが活かされてないから
常習犯じゃない的なことが書かれてありましたが、
初犯、常習犯っていうのは、あくまで例えで、間髪入れずに行動することで、
職業と同じ手慣れた事をしても、初めてする事をしても、端っこをカットしてしまう事が
運動を大事にすること、だったんじゃないでしょうか。
468 :
名無シネマさん(庭):2015/01/05(月) 06:40:48.05 ID:zAI2JObr
映画批評って役名ではなく、役者名で書かれてるのが多いのは何ですか?単純に疑問に思います。
映画の中では「笠智衆」は存在しなく、これって外部にあたるんじゃないでしょうか?
役者が詳しくなくて、画像検索しないとどの人がわからないことが多かったので…
それとも、役名よりも役者名の方が画像検索すればすぐわかるからでしょうか?
469 :
名無シネマさん(芋):2015/01/26(月) 14:51:09.15 ID:M8cUBR+d
更新されてるのか
予告からして明らかに地雷なのわかるのになぜ観に行くのか
町山のワースト、「ジャージー・ボーイズ」だったな
それはまた別問題だろうけど
472 :
名無シネマさん(大阪府):2015/01/29(木) 12:06:04.92 ID:LTpGOpHQ
473 :
名無シネマさん(庭):2015/01/30(金) 13:23:49.68 ID:rEU8wpbS
塾長ベイマックス見ようぜ
『副島隆彦の映画評論:ヨーロッパ映画編』
もうおなじみになった副島隆彦が独力で切り開いた、「政治映画評論(political movie reviews)の
分野の最新刊です。
政治映画評論とはどんな内容なのかと立ち読みしてみたが、何のことはない、50年近く前に映画芸術
誌上で小川徹の書いていた裏目読みのパクリである。
それも小川徹ほどの深読みではなく、普通の観客が映画を見れば普通に判る程度の事柄をさも自分
ひとりだけが気付き、製作者の意図を見抜いたと興奮して書きたてているような幼稚さが目立つ。
他の著書でも映画「ダ・ビンチ・コード」で描かれた内容を本気にしていたり、アポロ陰謀論を
真面目に唱えていたり、先日亡くなったオカルト経営者の船井幸雄と昵懇だったりと色々問題の
ある人物のようだ。
475 :
名無シネマさん(関西地方):2015/01/31(土) 18:28:22.05 ID:/8ZmlGrF
本来スレ違いなのでしょうがこちらの住人の方ならお答えいただけると
思い質問いたします。
http://2015.yfff.org/ 上記の企画、来年京都か神戸で開催したいと考えてる者ですが
映画のフィルムのレンタル料の相場について教えて下さい。
今回上映される作品でレンタル料が高いと思われるベスト3とその金額を
予想して下さい。
あと、映画配給会社との交渉窓口は発起人の横浜映画祭の実行委員会だと
思われますが、私が地方上映の代表者になった場合フィルムレンタル料は
横浜映画祭の実行委員会に納める形になるのでしょうか?
477 :
名無シネマさん(茸):2015/02/01(日) 01:07:59.09 ID:ZvtoeUOS
アニーを観て欲しい
6才のなんちゃら酷評しそう
っていうか絶対に酷評する
480 :
名無シネマさん(大阪府):2015/02/03(火) 02:08:18.53 ID:FEeV9BqC
>>473 ベイマックスは帽子という亡き兄から分離したアイテムの使い方が弱いと思う
あとベイマックスがロボットなのに心理的すぎるのがなあ、喋れるってのがどうも感傷的な方に進んじゃってる
アクションは流石におもろいし尺も丁度良いけどね
481 :
名無シネマさん(茸):2015/02/03(火) 03:06:43.89 ID:e5A9H8Oc
初犯常習犯ってまんまじゃねーか
482 :
名無シネマさん(茸):2015/02/03(火) 03:17:17.23 ID:e5A9H8Oc
2013年封切館において、「かぐや姫」を常習犯の映画と称したのは、どういう論理なんだ?
誰か教えてくれ
映画館にくだらないテレビを見にいくのに、この自主映画は黙殺していいの塾長
たけしのは褒めて、イーストウッドのはベスト入りで、荒井のは意外と褒めると思う
どれも予告編も見てないけど
イーストウッドはグラン・トリノで死んだよ
486 :
名無シネマさん(大阪府):2015/02/12(木) 05:00:39.07 ID:HDH1D0WM
アメリカンスナイパーで復活するんだよバカヤロー
指詰めろコノヤロー
488 :
名無シネマさん(茸):2015/02/12(木) 20:44:20.50 ID:q60ZgcxT
イーストウッドよりイーストウッドに企画を回してくる人たちが感傷的なんじゃ
知らないけど
実話でない『ヒアアフター』はスピルバーグだったんでしょう
ポニョの光信号のシーンは映画塾的に言えばここで映画が終わってもいいと思える強度を持ってる
最高、泣いた
まぶぜと塾長で殺し合えー!
ねじ式は原作に敗北しているんじゃない?
つぶやき、コピーしてるやついるのか?
とりあえずSTING大好きの部屋のいくつかは黒い画面に苦労しながらコピーしたけど
そういえば結局金沢では「香も高きケンタッキー」、というかフォードもホークスもやらないのか
塾長がご乱心なのは、まぶぜ氏が塾長の論文はつまらないってツイッターで言ってたのを目にしたから?
だとすると随分塾長は狭小だな。
意見を異にする者をこうやって叱りつけるわけだ。
やましん氏のようなそれこそ批評家としては鼻くそでも、従順でありさえすれば褒めちぎるくせに。
どっちがか弱いんだか。
ほんとうだよな。
論文の評価にしても「評価なんてされなくていい」と初めから自己完結しようとしてるし、
テクストのレベルが高かろうがけっきょくやってることはオナニーじゃないか。
どんだけ傷つきやすいのよ
反応がないっていうならそれこそツイッターにでも移ればいいのに
496 :
名無シネマさん(大阪府):2015/02/15(日) 03:59:10.13 ID:0zZdmtzZ
マクガフィン芸人
まぶぜ氏のせいでもう書かないからな!
たまて箱を読みたかった読者の皆はまぶぜ氏を恨めよ!
(笑)
他人のこと「か弱い」とか散々言ってるけど
自分がいちばん傷つきやすい「か弱い」坊ちゃんだったという
499 :
名無シネマさん(茸):2015/02/15(日) 12:58:23.85 ID:xfWsCJYo
それを自覚してるかでしょ
500 :
名無しシネマさん(千葉県):2015/02/15(日) 18:35:48.49 ID:XmH1tkJ4
まあ、論文もつまらないよ。
凝り固まってる。
恐らくまぶぜ氏も、多くの映画好きも論旨には共感してるんじゃないかな。
少なくともおれはそうだ。
それでも塾長の論文が退屈なのは
そんな分かり切ったことを言うために3年間もウジウジやってんじゃねーよ。
映画の豊かさのほんの一部分を切り取って、さも映画を語り尽くしたみたいな態度してんじゃねーよ。
ってこと。
まあとはいえ、塾長もまぶぜ氏も信頼している数少ない書き手なので、細々とでも続けていってほしいんだけどね。
おまえらがいじめるからたまてばこ消してね?
お前ら言いすぎだぞ
均衡考えろ
過保護かよw
そういういかにも2ch的な辛辣さが一番つまんねえのよ
説話論的な磁場に収まる程度の発言を主体的だと錯覚してるやつほど哀れなものもない
だいたい碌に読む主体も持ち合わせていない者が偉そうに論文が退屈だとかほざくんじゃーない
少しは慎むことを知りなさい
件のヒッチコック論文にはたとえば蓮實が『小説から遠く離れて』P139以降で書いていることとほぼ同じことが書いてあるが
そもそも研究塾の言っていることはその淵源からすでに蓮實の翻案だったわけで、それに対して既視感があるとか
分かりきっているとか言ってみても何も言っていないのと同じだ
運動論としては一貫して「蓮實を明文化する」のが研究塾なわけだから、知らないことが書かれていることに驚きはしても
知っていることが書かれていることに驚くことはありえない
ところが秀れた読み手を自負する諸君は、あろうことか知っていることが書かれていることに無邪気に驚いて見せるわけだ
大した読み手だと皮肉を言ってみても始まるまいが、しかし「蓮實を明文化すること」の現在として持続する運動=論文を
ただ内容だけを読み、消費してしまったのでは、いったい何が救えるというのか
まずは読者として論文を救うためのあらゆる読みを試みるくらいのことはしてしかるべきであって
文化的な領域にあえてその身を留めながら貧しく論文の「内容」のみを問うことは、いまは必要ではない
うんこは苦くてうまい
508 :
名無シネマさん(大阪府):2015/02/18(水) 01:50:49.73 ID:/bVOuwjX
いや、まあ、ある種のカンフル剤にはなったとは思うよ。今回の塾長のご乱心は。
だってキミら、ここに嬉々として書き込んでんじゃん。
映画研究塾というより、たまて箱にこそ依存してたんだねー
俺は既視感とか分かり切っているからとかじゃなく、単純に形式がつまらないと思ったけどね。
同じ事を書いているはずの「監督小津安二郎」が面白いのにヒッチコック論はなぜつまらないのか。
なぜここまで冗長な羅列で終始してしまうのか。
これが生まれながらにして映画が撮れる人と撮れない人との才能の違いってやつなの?
510 :
名無シネマさん(茸):2015/02/18(水) 05:37:35.81 ID:lajgKGXT
単純労働なんだから一般的に「面白い」テクストなわけないわな
単純労働なのは書く段階ではそうであっても、出来上がったテクストが作業をそのまま提示するものである必要はないんだよなあ。
大体単純労働とかいっても書式はいわゆる通常の「論文」ではないわけでしょう。
そうなるとほんとにもう読みづらいだけの「私こんなにがんばりました」っていう外部へかかりまくった代物にしかみえん。
結局、論文なんて読むのがめんどくさいものより
たまてばこのほうが面白いってことよ
河原乞食を目指すんなら、たまてばこやってるほうが絶対正しい
506みたいな擁護は蓮實を消費させまいとする塾長の生き様を評価してるにすぎないんだよね。
蓮實の運動論の明文化を試みているというのは、506が生硬に語るまでもなくその通りなのだけれど
その過程で塾長は自身の明文化した運動論に固執して紋切り型の映画批評家になってしまった(ように見える)。
514 :
名無しシネマさん(千葉県):2015/02/21(土) 00:08:24.82 ID:YYpbY16j
へえ!塾長がこの映画を評価するのか!という驚きはないよね。
エンジェル・ウォーズを褒めた時は驚いたね
「そこのみて光り輝く」は驚いたよ
正直逆張りとしか
>>513 いや、塾長の生き様を評価するつもりはなく、単に論文の読まれ方が退屈だと思っただけだよ
個人的には今回の論文はこれまで以上の独創性の希薄さを一種の戦略的な形式として読めそうな気配がある
まあ、まだ全部読んでないんだけど、夏までには読み終わりたいな
519 :
名無シネマさん(庭):2015/02/24(火) 16:30:06.50 ID:4Tra+f3y
ジョーズや鳥は日常的なものが恐怖に反転するから「あの鮫(鳥)が!」という驚きがある
ゴジラは特異な存在だからまず説明しないといけないから反転の驚きがない
とたまて箱で前言ってたけど
それ言ったら怪獣映画全般が成立できないのでは?
逆に聞くけど「映画」として見られる怪獣映画ってどれよ
521 :
名無シネマさん(dion軍):2015/02/25(水) 00:48:12.75 ID:vD46dbZv
怪獣が出てくるものでは映画にならないのか、という可能性としてって事じゃないの?
怪獣ではないけれどゾンビがそれに該当するのでは?
結局、説明の誘惑に打ち勝つか否かの問題だよね。
まあスタイルなのか本気で言ってんのかよくわからんいつもの極論ってことでいいんじゃない。
523 :
名無シネマさん(dion軍):2015/02/25(水) 17:43:15.71 ID:+KP/JRWJ
トムの『宇宙戦争』は、宇宙人が攻めて来たよね。
524 :
名無しシネマさん(千葉県):2015/02/28(土) 02:03:06.65 ID:yFTNlpu4
ところで。
塾長、エヴァの告白はどうだったんだろう?
525 :
名無シネマさん(茸):
アメスパまだ見てないのか
これをどう否と書くか気になるね