映画は役者より脚本と演出が大事

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88名無シネマさん
>>87
いやいや、脚本や原作が大事であるからこそ、キャスティングだって最大限、
それに忠実であるべきじゃないかな。
観る側が、ブスを美人と脳内補正して観なければならない映画ってリアリティを著しく損ねるんじゃない?
そんなもんに頼らなければならないんだったら、映画という資格に頼る表現形式の意味がない。
各人が原作や脚本を読んで脳内でイメージを再生すればいいだけの話で。
一例を。
貫地谷しほりという女優を決して嫌いじゃない、塚、コメディアンヌとして評価してる。
ただ、彼女が原作で「絶世の美女」と表現される役柄にキャスティングされるのってどうよ?
(パレード)
正直、最初映画を見たときは、台詞でもト書きでも、彼女を「絶世の美女」と説明する表現が、
一切無かったから、非常に違和感が付きまとうキャラクターだった。
で、原作を読んで、初めて彼女が演じる「琴美」という人物が「絶世の美女」と理解できたわけで。
原作者は全く無意味に彼女に「絶世の美女」という性質を与えたわけじゃないのに、
それが映画で一切無視されるのはおかしいと思う。