◆民放深夜映画を語るスレ　Part33◆

[映]「ドント・ルック・バック」 （1967年アメリカ） フジテレビ 26:05〜28:00
フォークシンガーとして絶頂期にあったボブ・ディランの、英国ツアーを追ったドキュメンタリー映画。
アメリカで起こったビートルズ旋風に反応する形で、ひとりイギリスに乗り込んだ若きディランの姿をとらえた名作。
フォークからロックへの転換期、オープニングの「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」の映像はその後のPVに大きな影響を与えた。
ライブ・シーンそのものより、天衣無縫な彼の言動が興味深い。
恋仲だったJ・バエズや、ライバルと目され英国では既にスターだったドノヴァンといった、彼を取り巻く人々とのやりとりもユニークである。
街頭で、歌詞が書かれたボードを投げ捨てながら歌う、そのふてぶてしさが何と言っても印象的。

D・A・ペネベイカー監督。ボブ・ディラン。ジョーン・バエズ。ドノヴァン。アラン・プライス。アレン・ギンズバーグ。（字幕）