◆民放深夜映画を語るスレ　Part33◆

[映]「レディ・キラーズ」 （2004年アメリカ） テレビ東京 27:15〜29:00
犯罪のエキスパート集団が、1人の老婦人に翻弄される様を描くクライム・コメディ。
天才的知能犯の男と、彼が率いる4人の犯罪エキスパートたちが、完全無欠のカジノ強奪を計画するのだが・・・。
監督・製作・脚本は「ビッグ・リボウスキ」のジョエル・コーエン&イーサン・コーエン（イーサンは監督としてクレジットされるのはこれが初）。
プロの犯罪者チームと罪なき老婦人が滑稽な対決を繰り広げるというプロットは、1955年のイギリス映画「マダムと泥棒」からの引用。
そこにコーエン兄弟ならではの味付けが幾重にも施され、いつもながらのスタイリッシュな娯楽作に仕上がっている。
撮影は「Hなえっちな変態SMクラブ」のロジャー・ディーキンス。
音楽は「毛皮のエロス／ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」のカーター・バーウェル。
出演は「パンチライン」のハンクス、「40男のバージンロード」のシモンズ、「最凶女装計画」のウェイアンズ、「愛しのカノジョはSEX中毒！？」のグランバーグほか。

【あらすじ】
ある日、敬虔なクリスチャンであるマンソン夫人の家に、“空き部屋有り”の看板を見たゴースウェイト・ヒギンソン・ドア教授と名乗る中年男性が訪れる。
紳士的な態度でマンソン夫人のお眼鏡にかなった教授は、教会音楽の演奏をするために、寝室だけでなく地下室も借りたいと申し出る。
マンソン夫人はしぶしぶながらもそれを承諾。
やがて、地下室に音楽団のメンバーが続々到着する。
しかし、実は彼らは、教授が集めた犯罪グループだった。
潜入と偵察のプロ、トンネル掘りの天才、負け知らずの格闘家、爆破アーティスト、そして教授の5人は、カジノ船の地下金庫を狙うべく、地下室の壁にトンネルを掘り始める。

ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン共同監督。トム・ハンクス。イルマ・P・ホール。ライアン・ハースト。J・K・シモンズ。ツィ・マー。マーロン・ウェイアンズ。ジョージ・ウォレス。ジェイソン・ウィーヴァー。スティーヴン・ルート。グレッグ・グランバーグ。