[映]「ロード・オブ・ウォー」 (2005年フランス・アメリカ・ドイツ合作) テレビ東京 27:15〜29:00
史上最大の武器商人と呼ばれた男の半生を描く風刺アクション。
ウクライナで生まれて家族といっしょにアメリカに渡った男は、やがて武器の売買に目をつけ、世界有数の武器商人に成り上がっていくが・・・。
主人公は、実在する武器商人たちを徹底的にリサーチして作り上げられているため、武器商人の実態を垣間見ることが出来る貴重な作品だ。
製作・監督・脚本は「シモーヌ」のニコル。
ニコル監督が、世界中の紛争地域が抱える現状を、裏社会に生きる人物の視点から描いた。
撮影は「幻惑・情炎の娼館/パッション・ナイト」のアミール・M・モクリ。
音楽は「シティ・オブ・ゴッド」のアントニオ・ピント。
出演は「ハートにびんびん火をつけて」のケイジ、「ファーストフード・ネイション」のホーク、「アマンダ・ピートの ピンクな気持ち ワタシは、Hなオンナのコ」のモイナハン、「ヴァイラス」のサザーランドほか。
【あらすじ】
ソビエト連邦崩壊前のウクライナに生まれたユーリー・オルロフ。
彼は少年時代にユダヤ系と偽ってアメリカに家族で移住し、幼少から偽りの身元を持ちながら生活していた。
やがて、彼の両親はニューヨークのブライトン・ビーチに、ユダヤ教の掟に適ったレストランをオープン。
明日が見えない家業に嫌気がさしながらも、親の仕事を手伝うユーリーは、客で訪れた美女エヴァに一目惚れするものの、彼女はユーリーには気づかない。
そしてある日、ユーリーにとって運命的な日が訪れた。
ロシア人ギャング同士の銃撃を目撃してしまったのだ。
幸運にも生きて逃れられたユーリーだが、銃撃戦を見た瞬間、レストランが必要としている人に食事を提供するように、武器を必要としている人に武器を提供するのが自分の人生だと気づいてしまう。
すぐにユーリーは、弟のヴィタリーを説得し、武器売買事業を2人で始める。
アンドリュー・ニコル監督。ニコラス・ケイジ。イーサン・ホーク。ブリジット・モイナハン。ジャレッド・レトー。イアン・ホルム。ドナルド・サザーランド。サミ・ロティビ。イーモン・ウォーカー。
関連リンク
※「ロード・オブ・ウォー」英語公式サイト
http://www.lordofwarthemovie.com/