◆民放深夜映画を語るスレ　Part33◆

[映]「赤ちゃん泥棒」 （1987年アメリカ） テレビ朝日 27:20〜29:10
子宝に恵まれないある夫婦がかわいい赤ちゃんを奪ったことから連鎖反応的に起きる事件をスリルと爆笑で描くコメディ。
疾走感あふれるカメラワークと、突拍子もないユーモアも魅力的な怪作だ。
アクション・シーンを交えつつもきっちりと人情話に仕上げているのが良い。
監督・脚本は「未来は今」のジョエル・コーエン。
製作・共同脚本は「ビッグ・リボウスキ」のイーサン・コーエン。
撮影は「鬼ママを殺せ」のバリー・ソネンフェルド。
音楽は「セックスの義務と権利」のカーター・バーウェル。
出演は「ハートにびんびん火をつけて」のケイジ、「カンヌ 愛と欲望の都」のハンター、「お色気吸血鬼」のウィルソン、「2999年異性への旅」のグッドマン、「パラサイト 殺人寄生虫」のフォーサイス、「セックス・アンド・マネー」のマクドーマンドほか。
主演のケイジが、気はいいけれどどこか抜けている男をすっとぼけた妙演で魅せる。

【あらすじ】
コンビニエンス・ストア強盗の常習でアリゾナ刑務所を出たり入ったりのハイ・マクダノーは、そこの記録係の婦人警官、エドにひと目ぼれし、出所と同時に結婚して町工場でまじめに働いていた。
ところがしばらくしてエドの不妊症が医師の診断で分かり彼女はショックのあまり警察をやめる。
養子をもらおうにもハイの前科でかなわず2人はますます落ち込んでいった。
そんなある日、家具チェーン店のオーナー、ネイサン・アリゾナのもとで5つ児誕生を知ったエド。
そのなかの1人ぐらいいただいてきてもいいのではとハイに相談し、彼はネイサンの家から1人のベビーを盗んできた。

ジョエル・コーエン監督。ニコラス・ケイジ。ホリー・ハンター。トレイ・ウィルソン。ジョン・グッドマン。ランドール・“テックス”・コッブ。ウィリアム・フォーサイス。フランシス・マクドーマンド。サム・マクマレー。M・エメット・ウォルシュ。（字幕）