[映]「スルース」 (2007年アメリカ) 日本テレビ 26:29〜28:00
1人の女を巡って2人の男が繰り広げるミステリー。
夫である初老の推理作家と浮気相手の若い俳優が、互いに罠を張り巡らせ危険な心理戦を繰り広げるさまをスリリングに綴る。
1972年に映画化されたアンソニー・シェイファーの傑作サスペンス「探偵スルース」を、再映画化。
今回はローレンス・オリヴィエが演じた夫役にケイン、そのケインがオリジナルで演じた若い男をロウが演じる。
また、ロウは今作で製作にも名を連ねている。
共同製作・監督は「フランケンシュタイン」のブラナー。
音楽は「ニードフル・シングス」のパトリック・ドイル。
【あらすじ】
監視カメラが作動し、正面ゲートを抜け、長いドアウェイを走る中古のシトロエンを捉える。
ここは、ベストセラー推理小説家 アンドリュー・ワイクのロンドン郊外の邸宅だ。
エントランス前に横付けされたワイクの新車のベンツの隣に、シトロエンを止めたマイロ・ティンドルは、ベルを鳴らした。
若い男は邸内に招き入れられた。
ジョージア王朝風の外観とは全く異なり、中はモダンなデザインの粋を集めた、現代アート・ギャラリーのような趣だ。
ウォッカとスコッチで乾杯し、館内を得意顔で案内するワイク。
ドア、ライティング、警備システム、館内のほとんどが、ワイクの手の中の小さなリモコンひとつで、管理されているのだった。
ワイクの妻マギーは、若いティンドルと浮気をしており、ティンドルは、ワイクにマギーとの離婚を合意してもらうため、屋敷を訪れたのだ。
ところがアンドリューは、彼に対して意外な話を持ちかけてくる。
ケネス・ブラナー監督。マイケル・ケイン。ジュード・ロウ。(字幕)