◆民放深夜映画を語るスレ Part33◆

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418シベリアからの代行依頼
[映]「ニューヨーク・ストーリー」 (1989年アメリカ) フジテレビ 25:50〜28:15
ニューヨークを舞台にした3つのストーリーから成るオムニバス映画。
3人の監督がこの街へのそれぞれの思いを各自独特のスタイルでぶつけ合った。
各話とも監督の個性がよく出ているが、やはりスコセッシの担当した第1話が群を抜いた出来映えで、創作にのめり込む前衛画家の苦闘を独特のダイナミズムで表現している。

【あらすじ】
<第1話/ライフ・レッスン>
マンハッタンのイーストサイドの倉庫をアトリエにしている画家のドビーは、3週間後に迫った個展を前にして苛立っていた。
その原因は助手であり恋人でもあるポーレットの存在。
数日後、彼女は男と別れて戻ってきたが、ドビーはベッドを共にしない彼女に集まる男たちに次第に神経質になってゆく。
<第2話/ゾイのいない生活>
留守がちの両親と共にニューヨークの超高級ホテルに住むゾイは12歳。
彼女の通う学校にアラブの王様アブーが転校してきた日、ホテルが強盗に襲われ、ゾイの機転で彼女の父のクラウディオが持っていた世界的に有名なダイヤのイヤリングは難を逃れた。
<第3話/エディプス・コンプレックス>
ニューヨークで弁護士をしているシェルドンは、口うるさく彼を子供扱いする母の存在に悩んでいた。
3人の子持ち女リサと結婚するつもりのシェルドンに反対するそんな彼女が、ある日突然中国奇術のボックスに入ったまま消えてしまった。

マーチン・スコセッシ監督。フランシス・コッポラ監督。ウディ・アレン監督・主演。
ニック・ノルティ。ロザンナ・アークェット。パトリック・オニール。タリア・シャイア。ミア・ファロー。デボラ・ハリー。キルステン・ダンスト。スティーヴ・ブシェミ。エイドリアン・ブロディ。(字幕)