◆民放深夜映画を語るスレ Part33◆

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330あけおめm9っ`・ω・´)@シベリア
[映]「砂時計」 (2008年“砂時計”製作委員会) TBSテレビ 25:45〜28:00
両親の離婚を機に島根に引っ越してきた少女の、10年以上にもわたる初恋の行方と成長を描くラブ・ストーリー。
4人の幼馴染が歩む14歳から26歳までの12年間と、杏の家族三代の愛惜とを軸に、誰もが経験したことのある恋愛の機微を丁寧に描写。
芦原妃名子の人気同名コミックを映画化で脚本・監督は「修羅雪姫」「GANTZ」の佐藤信介。
母の死を止められなかったことを長い間悔やんでいる杏の苦悩も丁寧に表現されており、単なるラブストーリーから一歩踏み出した文芸作と言えるだろう。
原作ファンの聖地でもある仁摩サンドスタジアムももちろん登場。
出雲大社など島根県の景勝地でロケを行っているので、観光ガイドとしても見応えあり。
ヒロインを「アジアンタムブルー」の松下奈緒、10代の中高生時代を「天然コケッコー」の夏帆が演じる。

【あらすじ】
14歳の水瀬杏は、両親の離婚により、東京から母・美和子の実家である島根県に移る。
当初は田舎独特の雰囲気と祖母の美佐代に馴染めないが、近所に住む同 い年の大悟や藤、椎香と出会い、徐々に自分の居場所を見つけていく。
そんな中、人生に疲れ果てた母が杏を残して自殺。
杏は直前に自分が言った「頑張ろうね」という言葉が母の負担になったのではと、悲しみと後悔に暮れる。
そんな杏を大吾は「おれが、ずっと一緒におっちゃるけん」と力強く抱きしめるのだっ た。
あれから12年。
26歳になった杏は婚約者の佐倉と東京で暮らしていた。
そして、同窓会に出席するため、数年ぶりにあの懐かしい街を訪れる。
初恋の人・大悟が住む島根の街に・・・。

佐藤信介監督。松下奈緒。夏帆。井坂俊哉。池松壮亮。塚田健太。岡本杏理。戸田菜穂。高杉瑞穂。伴杏里。風間トオル。藤村志保。