サムライ・シネマ キャンペーンと時代劇映画

正統派時代劇の全国公開が相次いだ2010年。
キャンペーンもそろそろ終盤ですが、「サムライ・シネマ キャンペーン」を中心として
時代劇映画について語りましょう。


サムライ・シネマ キャンペーン
http://www.samurai-cinema.com/

【ニュース】今、時代劇が面白い！映画会社5社共同のサムライ・シネマ　キャンペーンを展開！｜映画情報サイト ムービーネット
http://www.movienet.co.jp/news/2010/09/samurai-cinema.html

“サムライ・シネマ”キャンペーン応援団長にあの岡ちゃんが就任！ - MovieWalker
http://news.walkerplus.com/2010/0917/33/
http://news.walkerplus.com/2010/0917/33/20100917190549_00_400.jpg
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映画会社５社がサムライ・シネマ キャンペーンを実施中
http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/eiga/jidai/article.aspx?id=MMGEzz000025112010

この秋から冬にかけて時代劇映画の公開が相次ぎます。
これだけの数の作品が同時期に揃うのは、単なる偶然ではないでしょう。
世間で時代小説の人気が高いから、時代劇映画を好むシニア層の映画人口が増えているから、などなど
様々な理由を挙げることは出来ます。しかし、最も大きな理由は、世の中の多くの人々が心のどこかで
時代劇に描かれる“美しく生きる”という「武士の価値観」を求めているからではないか、と感じるのです。
不安定な政治状況や社会情勢に翻弄され、現代に生きる人々は絶対的な価値観を見失いつつあります。
そんな人々が、大義の為に、或いは自分が信じる正義の為に、命を賭して闘った「武士」の魂や生き様に
強い憧れや共感を感じていることは想像に難くありません。つまり、そんな社会の空気が、
この時代劇映画ブームを生んだのではないかと思えるのです。

さて、そんな中、秋から冬にかけて時代劇映画を配給する5つの映画会社が共同で
「サムライ・シネマ」キャンペーンを展開することになりました。具体的には、劇場でのプレゼントキャンペーン、
書店での原作フェアを中心に、様々なメディアで「サムライ・シネマ」5作品を取り上げてもらうべく活動を行います。
この取り組みは自社の映画のPRのみに捕らわれることなく、「時代劇映画」の魅力や面白さをより多くの人々に
アピールしたいという我々の熱い思いから実現したものです。自分達さえ良ければという自己中心的な精神ではなく、
お互いが切磋琢磨しながらも協力し合い、時には私欲を捨てて全体を盛り上げようとする、正に「大義の為に」を
具現化する活動屋たちの取り組みに、是非ご注目下さい。
そして何と！今回のキャンペーンの応援団長は、日本のサムライ・スピリッツの凄みを世界に知らしめた、
「現代のサムライ」岡田武史氏に決定しました。ご本人が大の時代小説ファンであり、今回の「サムライ・シネマ」
各作品が描く「武士の生き様」や「武士の価値観」に共感して頂いたことはもちろんのことながら、“共生”という
キーワードが重要な意味を持つであろうこれからの時代において、個々の会社が一社だけ成功しようとするのではなく、
ある目的の為に協力してことを成し遂げようとする今回の試みを、「時代を先取りしている」と高く評価し、
応援団長就任を快諾して頂きました。

【サムライ・シネマ　キャンペーン対象作品】
十三人の刺客（東宝・9月25日公開）
http://13assassins.jp/

桜田門外ノ変（東映・10月16日公開）
http://sakuradamon.com/

雷桜（東宝・10月22日公開）
http://raiou.jp/

武士の家計簿（アスミック/松竹・12月4日公開）
http://bushikake.jp/

最後の忠臣蔵（ワーナー・12月18日公開）
http://chushingura.jp/

【それ以外の作品】

花のあと（東映・3月13日公開）
http://www.hananoato.com/

獄に咲く花（Thanks Lab ・4月10日公開）
http://www.hitoya.com/

座頭市 THE LAST（東宝・5月29日公開）
http://www.the-last-1.jp/

必死剣鳥刺し（東映・7月10日公開）
http://www.torisashi.com/

大奥（松竹/アスミック・10月1日公開）
http://ohoku.jp/

半次郎（ピーズ・インターナショナル・10月9日公開）
http://www.hanjiro-movie.com/

※時代劇要素のある現代劇
ちょんまげぷりん（ジェイ・ストーム・7月31日公開）
http://www.c-purin.jp/

時系列紛らわしいかもしれない。
「それ以外」の作品は来年の公開かと思ってしまう。
時代劇スレはこれしか無いようですね。
特にサムライ・シネマキャンペーンや今年公開のを取り上げる必要は
無かったのではないでしょうか。

>>5
今年限定でなくても良かったとは思ったが、、
過去作だと懐かし邦画板もあるし、それこそ時代劇板もあるからね。

時代劇板ってＴＶのやつでしょう？
ここは映画だし、なつかし邦画にするのもの、時代劇も邦画ではあるがジャンルがちょっと違う感じがする。
ケーブルＴＶで時代劇チャンネルとファミリー劇場みたいに分かれているように。
というか今まで時代劇スレがなかったのが不思議だ。
スレ立てするほど本数が無いということなのかな。

>>7
時代劇板はジャンルが「テレビ等」で中身も実際にTV時代劇ばかりだね。
懐かし映画板で「時代劇」を検索するといくつかのスレがヒットして
個別作品・監督スレもいくつかある（「黒澤明」「七人の侍」「眠狂四郎」など）。

でも、時代劇を総合的に扱うスレッドは見当たらなかった。
懐かし映画板の扱う作品はちょっと年次が離れすぎな気がするし。

時代劇は本数自体はそれなりにまとまった数があるんだが、
主要顧客である中高年層が2chにあまりいないんだろうな。
今年の「十三人の刺客」「大奥」みたいな作品ならいいけど。

せめてキャンペーン言い出した頃にスレ建てしてくれたら少しは盛り上がったかもね
テーマが絞れてなくて語りづらいし結局は各作品スレでみんな言いたいことは言ってるし

>>9
確かに。作品スレでは各作品を比較する様な意見が結構出てる。
作品板に立てたらよかったのに。

十三人の刺客　桜田門外ノ変　最後の忠臣蔵
この３本見たけど、最後の忠臣蔵が１番完成度高かった。
杉田監督の技量は凄い

十三人〜や桜田門〜もそれなりに良かったけどね。
雷桜は見なかったので知らないが、レジェンド大コケするくらいだから相当ひどかったのだろうか

>>11
自分もその3本は見た。

十三人〜は娯楽性の強いチャンバラ時代劇として、桜田門〜は真面目な史実時代劇として、
〜忠臣蔵は重厚感のある古典的武士道時代劇としてそれぞれ良かった。

もし並べるとしたら、十三人＞桜田門＞忠臣蔵かなぁ。
3作品とも敵討ちをモチーフにした作品だが、自分のような若輩者には残念ながら忠義という価値観が肌に合わなかった。
二項対立を明確にして娯楽に徹した十三人や「斬奸」に理屈がある桜田門は受け入れることが出来た。

忠義って真に心の底から湧きあがってくる情がベースなら美しいけど、理解しがたい。
主君あってこそおまんまが食えてるとか、そんな恩義だけなら信じられない。

なんだかんだで全部見た
一番良かったのはやっぱ十三人かな

>>13
＞忠義って真に心の底から湧きあがってくる情がベースなら美しいけど、理解しがたい。
確かになぁ。忠義とか恩義とかって、「会社のためなら命を尽くす」みたいな安定した時代の価値観なのよね。
何も無ければ永続的にその地位を保持できた時代。

いまの感覚からすると、会社を潰された逆恨みみたいな感じに見えてしまうのよね。
会社なんて潰れて当然で、潰れたなら潰れたで諦めて自力で転職しろ、みたいな。

忠義ってただの絶対服従だよ。主君が暴君だったら最悪だぜ。
『武士道残酷物語』がいい例。あれほとんど実話らしいし。

>>15
確かに討ち入りは逆恨みだけど、浪人者は簡単にゃ登用されないんだぜ。

赤穂浪士の中にも親類が仕官の話を持ってきて、討ち入りに参加するか迷った挙句切腹した人もいる。
他にも討ち入りに参加しなかった人は仕官を断られたり、切腹させられたり、民衆から不忠者と罵られたり散々な目に遭ってる。
『最後の忠臣蔵』でも佐藤浩市がその辺にさらっと触れるけど、個人的にはこの辺をもっと掘り下げて欲しかった。

どうせだから、各作品の一行レビュー＆点数でも書いてみるか。
とりあえずテンプレ。

【十三人の刺客】
【桜田門外ノ変】
【雷桜】
【武士の家計簿】
【最後の忠臣蔵】
【花のあと】未見
【獄に咲く花】未見
【座頭市 THE LAST】
【必死剣鳥刺し】
【大奥】
【半次郎】
【ちょんまげぷりん】
その他…【作品名】

テンプレに変な文字が紛れ込んだ＞＜　こっちでお願いします。
ついでに公開順に並べ替えておきました。

【花のあと】
【獄に咲く花】
【座頭市 THE LAST】
【必死剣鳥刺し】
【ちょんまげぷりん】
【十三人の刺客】
【大奥】
【半次郎】
【桜田門外ノ変】
【雷桜】
【武士の家計簿】
【最後の忠臣蔵】
その他…【作品名】

言いだしっぺなので自分で書いておきます。

【必死剣鳥刺し】75点。所作が丁寧で、武士の作法の美しさが感じられる。演出も硬派で静と動の対比が見事。
【ちょんまげぷりん】90点。仕事や男女のあり方など、現代的な問題提起を取り込んだ脚本が良質。笑いや涙を作りだす空気感もいい。
【十三人の刺客】95点。チャンバラ時代劇として出色の出来。重さを感じる演出、見事な配役、単純でいて深みのある脚本が際立つ。
【大奥】80点。企画の勝利。男女逆転以外は非常に素直な作りで、特異な設定とは裏腹に安心して鑑賞できる。
【桜田門外ノ変】85点。脚本の構成は悪いが、史実を丁寧に真面目に扱っている。殺陣のリアリティと迫力は最高峰。
【雷桜】60点。演技は悪くないが、演出と脚本が芸術性を意識しすぎ。スイーツはそんなに甘くない。
【武士の家計簿】100点。チャンバラ抜きでも、日常を描くだけなのにここまで面白い。家族の絆に心を打たれる。
【最後の忠臣蔵】70点。古典的なしっかりとした作りで映像も美しいが、冗長。浄瑠璃の必然性も疑問。

総評：全体的にレベルが高かった。金返せというレベルの作品は一本もなくてよかった。

>>16
＞赤穂浪士の中にも親類が仕官の話を持ってきて、討ち入りに参加するか迷った挙句切腹した人もいる。
＞他にも討ち入りに参加しなかった人は仕官を断られたり、切腹させられたり、民衆から不忠者と罵られたり散々な目に遭ってる。
そういうことを聞くと納得はできるんだけど、同情までは行かないなぁ。
確かに大石さんはよく出来た人だと思うけど…

＞この辺をもっと掘り下げて欲しかった。
確かに。忠臣蔵の精神を完全に理解していることが前提にストーリーが進むから、置いてきぼり気味だった。
墓参の時に足蹴にされるシーンはあったけど、もう少し背景描写があってもよかった。

元禄って社会が比較的安定していた時代だから、現代人からすると共感する話題がそう多くはない。
先日の義士祭の時にも、2chでは「忠臣蔵ってテロリストじゃね？」みたいな意見が散見された。

その点、幕末が舞台の『桜田門外ノ変』『武士の家計簿』なんかは
現代とも共通するような悩みを抱えていてすんなり受け入れられた。

『最後の忠臣蔵』も、もう少し現代人が共感できるような何かを加えてほしかった。
要するに脚本が…。映像は綺麗だったんだけど。

>>11
＞雷桜は見なかったので知らないが、レジェンド大コケするくらいだから相当ひどかったのだろうか
いや、そこまで酷くはなかったけど…
なんかスイーツを勘違いしているというかなんというか。

この作品が失敗したから「若者向けの時代劇」みたいなのはますます減るんだろうな…

規制があって書けなかったのでいまさら
事前予想と違い「十三人の刺客」が一番良かったな。各人の見せ場もあったし

「最後の忠臣蔵」と「桜田門外ノ変」は独自路線で取っ付きにくい
「最後の忠臣蔵」の美意識はダメなひとにはほんとうにダメだと思う
「桜田門外ノ変」は主役がキャストミス気味、テロに通じるテーマだけにもっと良くなる要素はあった

変化球の「雷桜」と「武士の家計簿」
「雷桜」は脇の役者はホントにいい、で主役二人に映画を引っ張る力が足りないのは事前予想どおり
「武士の家計簿」は失敗作、主役が堺では意外性がないし、初めに明治に暮らす息子を出すのはどうかと
そろばん侍っぷりも以外に少ないんだよね

武士の家計簿　思ってた以上に良かった。
ところどころに笑いも入れて、飽きさせない感じで最後までしっかりと見れた。
まぁ堺雅人に関してはあまり誉められたもんじゃないけど　脇の俳優さんがみな良かったよ。
あと仲間由紀恵は時代劇も中々いけるじゃないか　やっぱり着物が似合う人はいいよ。

十三人の刺客と最後の忠臣蔵が面白かったんだが、
よく考えたらどちらも原作者と主演が同じだった

あげ

プレゼント当選した人いる？

テンプレがくどいスレは伸びない

あるあるw

せっかく六作品全部見たのにキャンペーン申込忘れた。オワタ

アゲんな

Ｂ賞＞無事全部の賞品が届いたよ
このタイミングで米が地味に嬉しかった
茨城の牛肉もありがたくいただきますよ

>>32
おめ！

ほしゅ

まだ生きてるw

苦しいときは私の背中を見なさい

http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn1/01nijyuukouzoumoderu/minatogawajinnfukugenn_R1.jpg

１３人の刺客

良かった。
稲垣って、最近こんな役ばっかだな。

実際のサムライは、どんな感じ？

http://www.youtube.com/watch?v=KdZkYrY5DKk