なんで日本はSF映画を作らないのか その3

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101名無シネマさん
>>97
細部つついて腐すタイプの客が多すぎるから、マンガ編集は嫌だと思うよ
102名無シネマさん:2011/06/19(日) 13:59:37.26 ID:8TvNR337
最近思うのだが、日本人の場合ハッキリ駄目なものを駄目だと突き返すような精神性がないから、どうしようもないシーンや脚本やらなんやらがそのまんままかり通るんではないかな?

なんかさ、日本人って付き合いがあるとクールになれないんだよね。遠慮しちゃうって言うか。
103名無シネマさん:2011/06/19(日) 17:35:15.07 ID:he67zhSq
そんなわけねーw
端的に、ダメ出しして突き返して書き直す/作り直すには当然時間が要る。
時間をかけるってことは、それだけの時間スタッフを拘束するから当然ギャラが発生する。
そういう細々した出費をまかなえるほどの余裕のある予算を持った作品がない、
てだけのことだよ。
104名無シネマさん:2011/06/19(日) 21:19:33.52 ID:W5dQLHGL
円谷みたいに金が無かったり地位が低かったりだと駄目な脚本家しか書いてくれないかもね
105名無シネマさん:2011/06/20(月) 19:23:14.16 ID:EvznC+P2
時間がないってーのは分かってるってば。

俺が言いたいのは、ショボいもんしか作れない奴に何回も仕事を回してるのは情が入ってんじゃないかってこと。
106名無シネマさん:2011/06/20(月) 22:31:07.03 ID:/TLoARkW
>ショボいもんしか作れない奴に

ショボいもん作ったと思ってねえんだよwww
107名無シネマさん:2011/06/21(火) 12:50:07.63 ID:Ciga9gO9
じゃあ、平成ゴジラとかで言えば、あの酷いデザインと造形の怪獣に何の疑問も持たなかったわけか?ショボい特撮をショボいとも感じていなかったのか?脚本もあれで面白いと本気で思ってあんなもんを採用したんか?

さすがに信じ難いわ
108名無シネマさん:2011/06/21(火) 16:19:23.39 ID:R3LZs4bp
事実は小説より奇なりとはよく言ったもので。
109名無シネマさん:2011/06/21(火) 18:06:32.79 ID:wi7o+Sr1
アルマゲドンの非科学性に気付かないで号泣した客も多いそうだし。
110名無シネマさん:2011/06/21(火) 19:23:29.29 ID:FAE7fCsO
>>102
脚本家や監督と俳優お互いが自分自身駄目って思ってないだろうし、相手が駄目でも仕事なくなったりするから言わないでしょ。

それに>>109も言ってるけど、ルーキーズとかセカチューみたいなのでも、カップルとか女が「感動しましたぁ」なんて言ってそこそこヒットしちゃうレベルだもんね。

そういう安っぽい映画でもヒットするし、わざわざ金かかるSFとかつくる必要もなくなるよね。
111名無シネマさん:2011/06/21(火) 21:05:23.00 ID:42W8xkLd
平成ゴジラアンチは執念深い
112名無シネマさん:2011/06/21(火) 23:18:46.74 ID:52Gk7LZ2
おまえは馬鹿か?>>107

脚本もあれで面白いと本気で思ってあんなもんを採用したから、製作GOになったんだよ。

あの酷いデザインと造形の怪獣に何の疑問も持たなかったから撮影されたんだよ。

ショボい特撮をショボいとも感じていなかったから無事撮影が終わって公開されたんだよ。
113名無シネマさん:2011/06/22(水) 18:15:48.92 ID:oyY9Eyi2
本当にSFを理解してる人は少数派と思う。
SFを理解してたらSWは宇宙を舞台にする必然性がないとか
ジェダイの騎士やフォースの設定はファンタジーだと指摘するだろう
(批判じゃないよ)。ETは物語構造が珍獣映画と変わらないとか。
114名無シネマさん:2011/06/22(水) 18:40:02.38 ID:JWm6e+CE
>>113
参考までに聞きますが、「珍獣映画」ってどんなの?
115名無シネマさん:2011/06/22(水) 19:56:14.05 ID:6+6CP6hY
>>113
SF選民思想でましたw
116名無シネマさん:2011/06/22(水) 22:30:13.87 ID:YomqZeKD
>>113

お前がSFを理解してないってことはよ〜〜〜く判ったわwww
117名無シネマさん:2011/06/23(木) 00:29:56.38 ID:AETf96Bu
スターウォーズはファンタジーだとルーカス自身が公言。
イギリスのSF作家評論家のB・オールディスは著書の中でETは動物映画と指摘。
単なる受け売りw
118名無シネマさん:2011/06/23(木) 08:06:08.53 ID:kLNxEL6o
SFじゃない発言は、”サイエンス”部分にツッコミ入れられたくない予防線でしょ
ルーカス自身それほど明るくないようだし、ブレインが居た形跡もないし。
宇宙でチャンバラやってりゃ客観的にどうみたってジャンル的にSFだろ
119名無シネマさん:2011/06/23(木) 18:11:19.25 ID:AETf96Bu
番外編のイウォークは直球のファンタジーだったがね。
ちなみにオールディスはETに関して動物を宇宙人にしたことで
より面白くなったと感じたらしいが、俺はETよりラスカルを拾いたい。
120名無シネマさん:2011/06/23(木) 18:47:57.80 ID:i+EY0nTR
ラスカルは自転車飛ばさないだろ
121名無シネマさん:2011/06/24(金) 01:54:11.37 ID:PaAutzcY
SFはそもそもジャンル論的に言ってもファンタジーの亜種
FTの方が包括的なんだから「ファンタジーwwww」という揶揄は無意味
122名無シネマさん:2011/06/24(金) 18:24:44.52 ID:pAyqdadV
揶揄って誰もファンタジーよりSFが上とは言ってないぜ
123名無シネマさん:2011/06/24(金) 22:16:01.17 ID:wxLWNRr2
言っては無いがそう考えてそうな書き込みは散見されるね
124名無シネマさん:2011/06/25(土) 20:57:51.74 ID:zkcoBUFk
俺は江戸を通して現代を活写した作品は、どんなに面白くても本物の
時代劇と認めたくない気持ちが常にある。
時代設定と作品主題が完全融合した作品に比べて価値が劣るとは
全く思わないんだが。SFでも似た感情を抱く人は多いのでは?
125名無シネマさん:2011/06/25(土) 21:22:34.50 ID:L4EqBD7C
学問じゃ無いからジャンル区分に正否は無いだろ
126名無シネマさん:2011/06/26(日) 08:22:49.76 ID:/+djQG0/
秘的要素皆無の普通の恋愛映画をファンタジーとして宣伝するのは止めてほしいわ
自分はホラー嫌いだと思い込んでいた人が実はシリアル系殺人鬼が嫌いなだけで、オカルト物は好きだったという勘違いもある
万人が納得するジャンル区分は無理としても適切な紹介をしないと、本来の客層からスルーされそうな
127名無シネマさん:2011/06/26(日) 11:30:46.77 ID:5NGkFqWN
>>124
明治大正昭和期の時代劇も、全部しょせんは「現代を活写した作品」にすぎない
SFも結局刊行当時の「現代」を映す
128126:2011/06/26(日) 20:02:57.18 ID:/+djQG0/
×秘的 ○神秘的
129名無シネマさん:2011/06/28(火) 12:30:10.94 ID:IbkeWAEq
>江戸を通して現代を活写した作品

むしろ“活写してない作品”を教えてくれ
130名無シネマさん:2011/07/08(金) 10:26:59.26 ID:vWxn/G0t
131名無シネマさん:2011/07/28(木) 22:02:14.25 ID:RP0/nLKX
巨星墜つ
小松左京先生がお亡くなりになりました
ご冥福をお祈りします
132名無シネマさん:2011/07/28(木) 23:28:06.58 ID:Fn7gzBWc
>>124
そんな作品1つもみたこと無い
当時の人間の感覚が全然違う以上、登場人物の考えや行動が理解できないので
商品としての作品が成り立たないはず
133名無シネマさん:2011/07/28(木) 23:36:00.08 ID:xZbPa0We
>>124>>132も、両方とも何言ってるのかワカラン。

>>132は、>>124がよく解読できたな。
134名無シネマさん:2011/07/28(木) 23:41:40.54 ID:xZbPa0We
なぜ解読できたかというと、自作自演だからなんだろうけど。
っていうか、そのふたつの間の>>125-129もすべて意味不明だ。

>>131
「くだんのはは」が映画化されたら、反戦映画の最高傑作になると思うんだけど、
誰も企画しようとしないのが残念。
135名無シネマさん:2011/07/31(日) 00:20:39.65 ID:DEtsj7Vm
「クローンは故郷をめざす」も一応邦画SFじゃない?
136名無シネマさん:2011/08/11(木) 14:16:15.66 ID:yWUehqPh
ベストセラーの原作があれば、それを当て込んでお金出るから映画作ってくれるだろうよ。
パラサイトイブもそんな感じだったろ。

必ず売れるものでないとお金出してくれないのよ。

ベストセラーなSF小説を誰も書けないから映画も作れないのさ。
137名無シネマさん:2011/08/12(金) 22:59:00.40 ID:8pNP0iGR
パライヴはイヴの内面描写を割愛しリアティをなくし失敗。
逆に「黄泉がえり」の宇宙生物設定は映画に不向きと監督の判断で割愛、
結果SFではなくファンタジーとしてヒット。
小説と映画の味は別物なんだな。
138名無シネマさん:2011/08/20(土) 09:27:32.57 ID:XfGuGWQC
お前ら日本にもドラえもんというSFをわすれてないかい?
テレビ放映から33年映画も今30作とまさに日本が誇る長寿SF作品だろ
139名無シネマさん:2011/08/20(土) 10:19:23.40 ID:0F/RTq2g
まあドラえもんをSFというには吝かではない、が。
あれをSF作品としてみている層は、視聴者の何%もいないのではないか。
140名無シネマさん:2011/08/20(土) 19:24:50.51 ID:BW6NHEdI
SFだと意識させないことが人気の秘訣なのではないかしら
141名無シネマさん:2011/08/21(日) 10:39:51.98 ID:2aWe7Lk5
>>138
タイムマシンと「どこでもドア」、「そのうそホント」。
実はこの3つの道具だけですべてのエピソードが解決可能なのだが、子供向けアニメなので見逃してもらってる。
まともな実写のSF映画と比較するようなものではない。
142名無シネマさん:2011/08/21(日) 14:59:24.14 ID:KEUtlS2R
とりよせバッグだけでほとんど解決できますよ
143名無シネマさん:2011/08/24(水) 23:57:08.66 ID:ECFA4YwF
>>138 その「まともな実写のSF映画」自体が少ない。
144名無シネマさん:2011/08/25(木) 01:37:25.12 ID:EqK2w5cS
>>143
特撮は本来”技法”なのに日本映画は”ジャンル”にしちゃったのが失敗だと思う
初代日本沈没、ブルークリスマス、初代戦国自衛隊とか十分みられるSF映画はちゃんと存在した
SFを撮らずにいつの間にか特撮を作ってたんだよなぁ
145名無シネマさん:2011/08/25(木) 16:38:16.09 ID:gy8+wVA7
オタクとシネフィルの相互反目が原因の一つだな
オタクは特撮で大喜び、シネフィルは単に嫌うばかりで、
実際に何が重要なのかをまともに考え続けたやつが、日本ではあまりいないように思う
かりにいたとしても、
そいつら自身が、オタクやシネフィルに埋もれていると思うよ
146名無シネマさん:2011/08/25(木) 17:43:08.69 ID:z63J/he7
一時期、ゼイラムとか好きだったな。

ああいう安いのでいいんだけれど。
147名無シネマさん:2011/08/25(木) 20:09:57.12 ID:/Hlrj3cf
>>144
3D映画も同じにおいがするぜ
148名無シネマさん:2011/08/25(木) 20:48:29.35 ID:17JrgC+Y
>>138 ギャグ作品にマジレスか?
ドラ&のび太はバカなので道具を使いこなせない。
バイバインによる栗饅頭の増殖を止めたければ饅頭を潰せばいい(食べた饅頭は胃の中で増えない)。
故障した道具は復元光線かタイム風呂敷で修理すりゃいい。
149名無シネマさん:2011/08/27(土) 06:35:51.27 ID:S7vt/Nzl
万能ロボットのドラえもんがいる時点で、
ハラハラドキドキの大冒険って基本的には成立しないんだよね
短編はアイディアを楽しめるけど、
長編は割りきって見る程度の物
150名無シネマさん:2011/08/31(水) 00:19:46.45 ID:HvbQl3wA
短編は小ネタ、長編は大ネタで基本的に同じじゃないか。
短編でも地底や海底に行く話あるし。
151名無シネマさん:2011/09/01(木) 21:59:47.53 ID:5HB4bVBw
短編で、のび太が一人で太平洋(の海底)を歩いて横断しようとする話もあったしね。
海中で生きていくための道具はドラえもんが提供してはいたけれど、
移動手段についてはのび太がただ普通に歩いてるだけだった。
どんだけの距離を歩くつもりだったのかとw
152名無シネマさん:2011/09/02(金) 20:24:06.42 ID:EpBb06S2
ドラえもんが町を歩いて(飛んで)ても誰も驚かないとか
漫画としての約束事もあるから、そこを突っ込むのは野暮だな。
153名無シネマさん:2011/09/03(土) 13:12:29.05 ID:wJWh3Dzm
案外驚かなさそうな気がする
なんかの撮影だろ?とまず考えそうだ
154名無シネマさん:2011/09/08(木) 20:24:39.61 ID:6qIQOwo7
日本人って科学って何なのか理解してる人が少ない。
戦前までは一流の学者でさえやってることは科学とは言えないものだった。
戦争でアメリカがそれまでの世界を壊してくれたが
科学的な思考に目覚めたのは世界と接することにより
いやでも欧米の思想に接することが出来た産業界の一部だけだった。
だから産業界の一部は欧米のように進歩することが出来た。
一方政治も行政システムも変われなった。
教育界もダメだった。教える立場の人間が知らないのだから
日本人が科学を理解できるはずがなかった。

日本は鎖国を続けている限りはダメだと思う。
広く世界に飛び出していかないと進歩はない。

155名無シネマさん:2011/09/09(金) 15:59:44.16 ID:GqmzBu+T
まあ、進化論に反対する人が半分以上いるアメリカより、ずっとマシな科学的素養を持ってると思うよ、我が国は。
156名無シネマさん:2011/09/11(日) 09:47:25.32 ID:Hbd8XWIL
だな。
地動説すら信じないとか、これはもう宗教害としか言いようが無いな
157名無シネマさん:2011/09/11(日) 21:20:34.11 ID:NmSrzX8w
>地動説すら信じない

アメリカ南部に多い宗教右派でも、それは少ないんじゃいか?
進化論を認めない言い分は、科学的な反論不可能なロジックで言えちゃうけど
(「神は5000年前に世界を作ったんだ! 生物が進化してきたかのような痕跡も
その時同時に神が作ったんだ!」って)、
地動説は、科学的な観測事実が歴然とあるからなぁ。
158名無シネマさん:2011/09/12(月) 12:43:45.72 ID:STyTIv+R
>>157
なんとでも言える。火星は本当に逆行するように動くとか。
星の光行差の話まで突っ込んでくるようなのは不信心者として最初から相手にしなければいい。

悪魔に騙されてるとレッテル貼って完了。
159名無シネマさん:2011/09/12(月) 14:08:32.25 ID:NacKDY3C
アメリカの宗教右派は、とうてい先進国とは思えないぐらいアレな連中
160名無シネマさん:2011/09/12(月) 15:47:11.13 ID:6OXuUAu6
>>159
でも進化論とか中絶とか発言しちゃうだけで大統領選で落ちる国
先進国とは思えない連中の票が国政を左右してるのが事実でもある
161名無シネマさん:2011/09/19(月) 00:02:49.19 ID:AJIUDZDm
SF撮りたくても お金ないんだろ
いいんじゃないのかな
そういうジャンルが日本には無いってことで
162名無シネマさん:2011/09/19(月) 22:39:35.52 ID:0Z3pj4th
結局、日本人は政治経済主導で今までやって来たからね。
科学的見地なんて無視して、安全性のシュミレーションとか
まるでやって来なかった。

もしも、日本人に本当のSF的発想力があったなら、こうなれば
こうなる、と言う現実を捉える力がもっと育まれていたと思う。


163名無シネマさん:2011/09/22(木) 22:54:37.67 ID:Tgsyqg5X
「僕の彼女はサイボーグ」が公開された時点で駄目。
164!ninja:2011/09/23(金) 09:26:14.66 ID:KfhycP56
日本もSF映画を作ってるけど!?♪。
165名無シネマさん:2011/09/25(日) 13:00:55.46 ID:SrgRKs8A
ヤマトの映像見る限り今ならSF映画作れそうだけど
今やハリウッドもアイディア枯渇してる時代に面白そうなもんは出ないだろうな
166名無シネマさん:2011/09/28(水) 01:10:15.55 ID:RbIP3c+V
そこそこ作られてるけどな。
「ヤマト」みたいに派手なのは少ないけど。
SFテイストがある作品としては
「真夜中の弥二さん喜多さん」
「プリンセス・トヨトミ」(見てないけど。
ドラマの「鹿男」はSFテイストあった)
モロにSFだと「ガンツ」
コメディだけど、
「サマー・タイム・マシン・ブルース」
「曲がれ、スプーン」
(「バブルへゴー」も…。SFを舐めてるけど)
167名無シネマさん:2011/09/28(水) 01:22:13.15 ID:RbIP3c+V
「首都消失」みたいな、「状況もの」としては
「バトル・ロワイアル」「イキガミ」(未見)
「フリージア」「リアル鬼ごっこ」…(未見)
あと、大作で「20世紀少年」
ただ、評価されないのは、アメリカも日本も同じだけど、
日本は、SFに客が入りにくいらからな…。
同じ金かけるなら「海猿」とか作った方が、おいしい。
168名無シネマさん:2011/09/28(水) 01:31:28.67 ID:UmHpgYWK
>>162
日本人は、「SF的発想力」には秀でているよ。
歌舞伎の時代からSF的な題材(「児雷也」とか)を採り上げてたし、
それよりもっと以前の「古事記」からして、ヤマタノオロチとか、
日本武尊が死んで白鳥になったになったとか、アホなくらいに荒唐無稽なSFじゃん。
それが皇室お墨付きの正式な国史書なんだからね。
こんな国は他にないよ。
169名無シネマさん:2011/09/28(水) 02:11:56.27 ID:g43GDb8d
神話はファンタジーではあるけど、科学物語ではないんじゃないの?
170名無シネマさん:2011/09/28(水) 12:05:14.56 ID:Xz7sz8UW
SFはファンタジーのサブジャンルだよ
ジャンルの歴史的にはな
「科学」への思い入れが強いせいで誤解している人が多いが、
大半のSFにとっても科学はしょせんガジェット
171名無シネマさん:2011/09/28(水) 12:20:50.77 ID:g43GDb8d
だから、そのガジェットとか言うのが、「科学的」でなければ、
科学小説にはならないんじゃないの?って話。
172名無シネマさん:2011/09/28(水) 13:33:11.84 ID:ea6d9BUe
>>170
例えば、
太陽が急速に寿命を失ってることがわかり、人格を移植された機械を太陽に沈めて100年かけて調査してたら、実はバリオン物質とは相互作用しない
超対称粒子で構成されていた生命体が、繁殖場所を確保することを目的として、恒星を爆発させずに収縮させて安定した重力井戸を形成するために、
光子を奪い取っていた事がわかってさあ大変!

ってSFがあったとして、科学要素抜きで語れるのか?
そして科学要素を抜き取ったとして、それは面白い話になりうるのか?
173名無シネマさん:2011/09/28(水) 13:49:07.61 ID:Xz7sz8UW
さあ大変!の部分でセンスオブワンダー入れないとクソ作品じゃね
「空想」科学小説なんだから
174名無シネマさん:2011/09/28(水) 13:52:08.70 ID:TbksxDWj
そういうハードSFがある一方で、科学的なディティールは省いてギミックだけを簡単に描いたものもあるわけで。
>>168の、古事記がSFってのはトンデモ発言だと思うけど。
175168:2011/09/28(水) 14:02:14.10 ID:UmHpgYWK
>>174
古事記がSFだなんてことは小松左京だって筒井康隆だって言っていて、
別に俺は大胆な新説を発表したわけじゃないよ。

これ(↓)に収録されている作品の半数以上は、「科学」とは無関係なものだよ。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ango/2466/html/book/sfbest.html
176168:2011/09/28(水) 14:08:19.41 ID:UmHpgYWK
第一、俺は「SF的発想力」「SF的題材」の例として古事記を挙げただけで、
俺自身は「古事記はSFだ」とは一言も言っていない。

そういう意味では、小松や筒井の方が大胆だ。
177名無シネマさん:2011/09/28(水) 14:08:37.54 ID:TbksxDWj
それはSF作家が古事記をSF的に論じているのであって
古事記そのものがSFとして書かれたわけじゃないでしょ
178168:2011/09/28(水) 14:09:29.45 ID:UmHpgYWK
いや、読み返したら、俺も「古事記=SF」と書いてたか。
ごめん。
しかし、そのくらいのことはどっちでもいいや。
179名無シネマさん:2011/09/28(水) 14:22:30.62 ID:UmHpgYWK
>>177
‘創作者自らがソレを意図していたか、どうか’というのは、
あらゆる芸術のジャンルにおいての重要な問題で、
その話をし出したらキリがなくなるので止める。

とだけ言ったら逃げたのようにも見えてしまうだろうから、ちょっと付け足すと、
この曲(↓)は世界初のテクノポップと言われているけど、
http://www.youtube.com/watch?v=i04jzqGbqHY
当時まだ‘テクノポップ’という言葉はなかった。
しかし、これの作曲者はまさにテクノ的発想力の持ち主だったと言わざるを得ないと思うんだよね。

ミステリー評論の世界にも、「『罪と罰』こそが倒叙型ミステリーの原点だ」と言う人がけっこういるけど、
そういう考え方だってきちんと尊重されているよ。
180名無シネマさん:2011/09/28(水) 14:37:53.83 ID:UmHpgYWK
>>177
‘創作者自らがソレ(そのジャンルの歴史とか、そのジャンル本来の意図とか)を意図していたか、どうか’
という問題については、
文学論の世界では、 ハロルド・ブルームの「影響理論」と関連付けられて論じられることが多い。

ネットで影響理論について解説してるページはあんまりないみたいだけど、ひとつ見つけた。
http://www.kokugo.aichi-edu.ac.jp/nishitaya/lec/2000/intro3c8.htm
これの八番目の項目。
(俺自身がこのページを推薦してるわけじゃないよ。八項目の最初の数行しか読んでないし。
ただ、「こういう理論がありますよ」というだけの紹介)
181名無シネマさん:2011/09/28(水) 14:38:03.66 ID:TbksxDWj
その曲はじっさいにシンセサイザーを使っていて
後にシンセポップと呼ばれる音楽の特徴を備えているのに対して
神話に登場する道具は科学を前提にした機械ではないからね
182名無シネマさん:2011/09/28(水) 14:40:26.54 ID:UmHpgYWK
間違えた。
八番目ではなくて、五番目だった。
俺自身はろくに読んでないんで、十八番でも一一九番でもどーでもいいんだけど。
183名無シネマさん:2011/09/28(水) 14:47:07.64 ID:UmHpgYWK
>>181
「SFは科学を前提にしていなくてはならないか?」という問題についてだって、
昭和時代に論議し尽くされてるよ。
だいたいの意見は、こういう本に紹介されている。
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=26437
http://blog.goo.ne.jp/jingujitsukiko/e/4d223e4c83493bd2b051494e17878a96
両方とも絶版だが。

もうとっくに議論され尽くされてる問題について、「その問題について勉強したことのない者」
と議論しようとは思わないよ。
ごめんね。
184名無シネマさん:2011/09/28(水) 14:55:58.81 ID:TbksxDWj
その本を読んだ人間だけが勉強した者と結論づけるのがおかしいよ
自分の言葉で語るつもりがないなら最初から書き込まない方がいい
185名無シネマさん:2011/09/28(水) 15:05:39.13 ID:UmHpgYWK
その本は小学生向けの入門書で、同じような「SF入門」の本だって他にも、
http://www.amazon.co.jp/dp/4061488155
とか、いろいろあるけどけど
>>183で挙げた小学生向け程度の本でも散々紹介されてるレベルのことさえ知らない者に対して、
「自分の意見」を語るには、まず古事記の紹介から始めなきゃならないでしょ。
そんな面倒なこと、誰がやるか。
186名無シネマさん:2011/09/28(水) 15:23:55.51 ID:TbksxDWj
解説本に書かれたことは著者の専売特許じゃないし唯一の真理じゃないから
大事なのは理屈の通った意見を自分が書けるかどうかだよ

作者の意図でなく世論が評価を決定づけるというのなら
SFとして売れた作品のほとんどは科学的な道具や事象を扱ったものなわけで
広義のSFはやはり科学に拠ったものだと思うよ
187名無シネマさん:2011/09/28(水) 16:04:12.89 ID:UmHpgYWK
いや、わけわからんなー。
俺は、「だいたいの意見は、こういう本に紹介されている」と言って、解説書を紹介したんだよ。>>183
それに、>>175で紹介した「日本SFベスト集成」は、その年ごとの‘話題になったSF作品’を収録したシリーズだけど、
>>175でも書いたように、その半数以上が「科学」と無関係な作品だよ。
日本作品に限らず、ハインラインの「夏への扉」とか、ブラッドベリの「華氏451度」とか、
世界中でヒットした「科学とは無関係なSF」はゴロゴロあるじゃん。
SFの始祖であるウェルズの作品からして「宇宙戦争」も「透明人間」も「Dr.モローの島」も、
みんな、科学とは無関係だ。
(薬を飲んだら透明になったというだけで薬の説明も何もない話が科学小説だと言うなら、
アマテラスオオミカミが洞窟に隠れたから世界が真っ暗になったと書いている古事記だって科学小説だ)
世論がただしいと言い張るのなら、「SFは科学を前提にしなくてはならない」という意見こそ、
まず第一に否定されなくてはならない。

「広義」って言葉の意味も勘違いしてるし。
188名無シネマさん:2011/09/28(水) 16:36:03.64 ID:UU8Vwjc2
そんなくどくどしい定義の話なんかどうだっていいんだよ。

昨今ひんぱんにスクリーンにかかるウルトラマンものやライダーものも、
じゃあ(このスレタイで指しているような)SF映画と見なすべきなのか、と言えば
「違う」と思う人が大半なんだろ?
厳密な「SF」でなくても、広義の「ファンタジー」の枠内でもいいから、
もっと大人の鑑賞にも堪えるようなクオリティの作品を作ってほしい、
という話でしかないだろうに。

だから本当にキチンとしたハイクオリティな内容なのであれば、
「妖怪人間ベム」だっていいんだよw
189名無シネマさん:2011/09/28(水) 16:45:52.02 ID:TbksxDWj
科学を前提するのがSFという俺自身の意見に変わりはないよ
君の意見に照らし合わせるならそういうことになるよなって話
どちらにしても同じ結論になるけど

アンドロイドやタイムマシンやメディアの支配っていうのは
科学が進歩したらこうなるかもっていう前提がまずあるし
薬品による化学反応っていう理屈も現代にしかありえないよ

現実の科学で説明のつかないガジェットが登場したとしても
作中では科学的な概念で成立させているわけでしょ
この辺りの認識が互いにずれているから話がかみ合わない
190名無シネマさん:2011/09/28(水) 17:19:12.17 ID:UmHpgYWK
>>188
究極の「わけわからん馬鹿」が、ここにも首を突っ込んできた。
あんたは何とかして俺のうんこを食べたくてその為には命を投げ出してもかまわないと思ってるみたいだけど、
そんなに必死になることはないよ。
俺の前に膝間突いてアングリと口を開けたら、いつでも便器代わりに使ってあげるんだから。


>>189
何か勘違いしてるみたいだけど、俺は俺の考え方を主張してるんじゃなくて、
あくまでも世間一般の認識を紹介しただけだよ。
俺自身の「SFとは何か?」についての考え方は、また別にある。
あなたがSFというものをどう考えようと、それはそれで勝手。
でも、>>183で紹介した本くらいは読んでおいてもいいと思うよ。
191名無シネマさん:2011/09/28(水) 17:37:32.20 ID:UU8Vwjc2
>>UmHpgYWK

何この自意識過剰なキチガイ
192名無シネマさん:2011/09/28(水) 17:48:42.05 ID:TbksxDWj
古事記はSFが一般論というのはさすがにブラフだと思うよ

神話を成立させている理屈は神々の力や霊能力めいたものなのであって
姿が消えるという結果は同じでもそこに化学反応なんて意味づけはない
この化学反応という理屈を使っているから透明人間はSFにカテゴリされてるわけでしょ
何でこんなごく普通のことがわからないのか逆に気になる
193名無シネマさん:2011/09/28(水) 17:53:26.98 ID:UmHpgYWK
>>191
あんたが、>>188で書いたことは「ただしいのはID:UmHpgYWKだ。崇高なるUmHpgYWK様に反論することは許されないんだーっ」
と言ってるのと同じことじゃん。
なのに、反論してるつもりでいる。
どうして、それほどまでに頭が悪いの?
誰がどー見たってオラウータンなみじゃん。

>>192
だから、小松左京や筒井康隆に反論しなよ。
俺は俺の意見を言ったんじゃなくて、飽くまでも一般認識について説明しただけだ。
194名無シネマさん:2011/09/28(水) 17:56:58.68 ID:UmHpgYWK
>>192
っていうか、あなたは、ウェルズの「透明人間」を読んだことないでしょ。
別にあんなの、読んでなくても全然かまわないんだけどね。
195名無シネマさん:2011/09/28(水) 18:01:38.71 ID:TbksxDWj
>>168でさも自分の意見のように書いたことを>>178で認めてるじゃないか
根本的な考え方がずれてて話にならないしスレチだからそろそろやめる
196名無シネマさん:2011/09/28(水) 18:15:09.99 ID:UU8Vwjc2
>>193
>あんたが、>>188で書いたことは「ただしいのはID:UmHpgYWKだ。崇高なるUmHpgYWK様に
>反論することは許されないんだーっ」と言ってるのと同じことじゃん。

言ってねーよww
つーかここまで臆面もなく自分を高みにおいてふんぞり返るバカ見たことないなw
本気で頭どうかしてるんじゃね?ww クワバラクワバラ
197名無シネマさん:2011/09/28(水) 18:23:24.41 ID:TbksxDWj
めんどくさいけどレス入ってたからもうちょっと書いとく

君の言う一般認識っていうのは欺瞞があると思うよ
筒井康隆は一般に有名な作家だと言えるが彼の持論に普遍性があるかと言えばどうだ
彼らが神話をSF的に論じたからといって世論がそこに賛同していると言えるか
多くの人々にとってのSFのイメージはいまだにステレオタイプではないのか
透明人間は映画しか見てないけど作品を成立させている背景は同じでしょ
198名無シネマさん:2011/09/28(水) 20:25:37.47 ID:Xz7sz8UW
>>189
>科学を前提するのがSF

これは狭いでしょう

冷戦下のハード SFを本義とするような、極めて歴史的に限定された定義だ
199名無シネマさん:2011/09/28(水) 21:03:01.45 ID:g43GDb8d
サイエンスが関わっていないのに、「サイエンスフィクション」?
200名無シネマさん:2011/09/28(水) 21:47:15.16 ID:3aZXC3C8
お前らどんな人生歩んでるんだ?