【小惑星探査機】帰って来い!はやぶさ【HBTTE】
昨日きたすばる(名寄市立天文台)行ってきました。
あくまでも「天文台」として観測条件のいい場所に建てられているため、交通アクセスは悪いです。
はっきり言って車かバイク持ってない奴の行く場所じゃありません(JR名寄駅からタクシーで1790円、
ふもとのサンピラーパーク交流館までなら1470円。名寄の隣の日進駅(停車する列車は1日5・6本)
まで徒歩30分弱)。
メインのドームはまだ望遠鏡が入ってなくてガランドウ。JAXAのあかつきくんと連携して金星の観測を
行う予定だそうです。他に太陽観測専用の望遠鏡が2台と、一般公開されてる望遠鏡が5台。最大の
奴は惑星や一等星くらいなら昼間でも見ることができます(金星とレグルスを見せてもらいました。
プラネタリウムで紹介された星の実物をその場で見られるというのは乙ですね)。
プラネタリウムはドームの中央ではなく、南北2台のプロジェクターでそれぞれ半球面の半分づつを
映す方式。画面が明るい時は投影範囲の重なる境界付近がちょっと目立つけど、HBTTEに関しては
問題なかったです。
公式サイトでは1日3回上映となっていますが、好評のため? 4回上映していました。ただし僕が見た
回の観客は半分程度。家族連ればかりでした。
「今夜の星空」について15分ほど説明した後にショートバージョン。全天周映像がぎゅんぎゅん回転
すると、見てるこっちが動いているような錯覚に陥りますね。はやぶさが打ち上げられる瞬間を
見逃したのは残念。「イトカワの唐竹割り」では、ちょっとスプラッタな想像をしてしまいました。
2回目の着陸に挑むあたりからは心の汗がどんどん出てきましたが、姿勢が良かったせいかすぐに
流れて視界がにじまなかったのは幸いでした。終盤から上映後にかけて、小さな女の子が一人
すすり泣きしていました。