◆民放深夜映画を語るスレ Part31◆

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689シベリアからの代行依頼
[映]「Love Letter」 (1995年フジテレビジョン) フジテレビ 26:00〜28:00
天国へ送られた一通のラブ・レターがきっかけで、埋もれていた2つの恋が浮き彫りにされていく切ないラブ・ストーリー。
「花とアリス」の岩井俊二監督の劇場長編デビュー作で、ひとり2役に挑んだ中山美穂の好演も話題になった。
舞台となる小樽や神戸の古い町並み、それらをとらえる“光”を多用した美しい映像が、ノスタルジックで甘美な感傷を誘う。
神戸に住む渡辺博子がフィアンセの藤井樹を、山の遭難事故で亡くしてから2年。
樹の中学の卒業アルバムを見ていた博子は、樹がかつて住んでいた小樽の住所へ手紙を書くことを思いつく。
手紙は同姓同名の女性・藤井樹の元に届き、数日後、博子に来るはずのない返事が届く。
驚いた博子は、樹の登山仲間でガラス工房で働いている秋葉茂に事情を打ち明ける。
博子はさらに返事を送り、二人の間で何度かの手紙のやり取りが続いた。
樹が気味悪く思い始めた頃、藤井樹本人であると証明できるものを送れという新たな手紙が樹に届く。
それは博子の名をかたった秋葉の仕業だった。
怒った樹は免許証の拡大コピーを送りつけ、奇妙な文通を終わらせると宣言する。
同姓同名の、しかも性別の違う藤井樹の存在を知った博子は、嘘でもいいから信じていたかったと落胆した。
秋葉は博子に樹への思いをふっきらせるために、小樽へ行こうと誘う。
小樽に着いた博子と秋葉は樹の家を訪ねるが、彼女は留守にしていた。
博子は恋人の樹が死んだことだけを隠して、ありのままに事情を説明した置き手紙を残して帰って行く。
博子の手紙を読んだ樹は、中学の時に同級生に同姓同名の藤井樹という男子生徒がいたことを想い出した。
岩井俊二監督。中山美穂。豊川悦司。酒井美紀。柏原崇。范文雀。篠原勝之。加賀まりこ。中村久美。鈴木蘭々。塩見三省。
鈴木慶一。田口トモロヲ。光石研。梅田凡乃。長田江身子。小栗香織。亘哲兵。後藤直樹。酒井敏也。山口晃史。