◆民放深夜映画を語るスレ Part31◆

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392シベリアからの代行依頼
[映]「ダイヤルMを廻せ!」 (1954年アメリカ) フジテレビ 26:00〜28:00
財産を狙う夫の完全犯罪計画にはまり、殺人容疑者となった富豪の妻の運命を描いたミステリー・サスペンス。
犯罪現場の邸内の部屋、そして廊下や階段などを、巧みな映画的空間として再現、観客の推理意欲を喚起させる。
無実の罪に苦しむケリーの美しさと、トリック崩しと推理合戦に手に汗握る傑作ミステリーだ。
ブロードウェイの人気舞台作の映画化。
監督は「バルカン超特急」のアルフレッド・ヒッチコック、原作者フレデリック・ノットが自ら脚色した。
公開当時、飛び出す3D映画として製作されたことも話題となった。
ロンドンの住宅地にあるアパート。
その1階に部屋を借りているトニーとマーゴのウエンディス夫妻は、一見仲の良い夫婦である。
しかし、夫婦仲は冷めており、マーゴはアメリカのテレビ作家マーク・ホリデイと不倫の恋に陥っていた。
それを恨むトニーは、ひそかに妻の謀殺を企てていた。
トニーは元ウィンブルドンのテニスのチャンピオンで、資産家の娘マーゴはその名声に憧れて彼と結婚したのだが、トニーが選手を引退してからは、彼への愛情が次第にさめていった。
彼は大学時代の友人でやくざな暮らしをしているレスゲートに、巧みに持ちかけて妻の殺人を依頼した。
計画は綿密で、トニーはマークと一緒に夜のパーティーに出かけてアリバイをつくり、レスゲートにアパートへしのびこませる。
約束の時間にトニーはアパートへ電話をかけ、マーゴが電話に出たとき、かくれていたレスゲートが後ろから絞殺するという手筈だった。
しかし、実際には絞められたマーゴが必死にもがいて鋏でレスゲートを刺殺してしまった。
アルフレッド・ヒッチコック監督。レイ・ミランド。グレイス・ケリー。ロバート・カミングス。ジョン・ウィリアムス。アンソニー・ドーソン。パトリック・アレン。(字幕)