◆民放深夜映画を語るスレ Part31◆

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349シベリアからの代行依頼
[映]「ラストエンペラー(後編)」 (1987年イタリア・イギリス・中国合作) フジテレビ 26:00〜27:56
激動の時代に生きた中国の最後の皇帝、溥儀の生涯を描く歴史大作の後編。
溥儀の自伝である『わが半生』を原作として「魅せられて」のベルナルド・ベルトルッチが監督、脚本を兼任した。
出演も兼ねて音楽を担当した坂本龍一が、日本人として初めてアカデミー賞作曲賞を受賞した。
'50年、戦犯管理所センターで尋問を受ける溥儀は、過去の出来事を思い出していた。
やがて 15歳になった溥儀は17歳の婉容を皇后に、12歳の文繍を第二の妃に迎えた。
1924年、中華民国の軍人である馮玉祥のクーデターで、溥儀は紫禁城を追われ、ジョンストンが、婉容、文繍、女官らと共に英国大使館に保護することになる。
天津の租界地でプレイボーイの生活を楽しんでいるころ、蒋介石率いる国民党が上海を攻略。
溥儀の身を案じた日本軍の甘粕大尉は、日本公使館へ逃亡するように指示する。
民主主義に日覚めた文繍は離婚を申し出、溥儀の元を去り、かわりに日本のスパイであり婉容の従姉のイースタン・ジュエルがやってきた。
やがて友人のジョンストンも帰国したが、1932年、全世界の非難にも関らず溥儀は“傀儡政府”である満州国の執権になり、2年後皇帝となった。
ベルナルド・ベルトルッチ監督。ジョン・ローン。ジョアン・チェン。ピーター・オトゥール。リサ・ルー。イエード・ゴー。ウー・ジュンメイ。坂本龍一。ケリー・ヒロユキ・タガワ。高松英郎。立花ハジメ。(字幕)
第60回(1987年度)アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞、録音賞受賞。