民放深夜映画を語るスレ　Part30

[映]「ジャケット」 （2005年アメリカ） TBSテレビ 26:10〜28:12
記憶障害のある青年が時空を超えて自らの死の真相を探るSFラブ・サスペンス。
オスカー俳優ブロディと“パイレーツ・オブ・カリビアン”シリーズのナイトレイが、複雑に絡み合う出来事の中で愛し合う男女を好演。
製作に、スティーブン・ソダーバーグ監督とジョージ・クルーニーが参加した。
湾岸戦争での負傷によって記憶障害になったジャックは、旅の途中、車の故障によって立ち往生している母娘に出会う。
シングルマザーのジーンは道ばたで酔いつぶれており、ジャックは彼女の幼い娘ジャッキーと言葉を交わしながら車を修理してやる。
素直で愛くるしいジャッキーと心を通わせたジャックは、彼女に自分の名前が刻まれたドッグ・タグ（認識票）をプレゼントするのだった。
ジャッキーらと別れてまもなく、カナダ国境に向かう若者の車に乗せてもらったジャックは、事件に巻き込まれて意識を失ってしまう。
気がつけば彼は警官殺しの罪で逮捕され、裁判にかけられていた。
心神喪失と診断されて刑務所送りを逃れたジャックは、アルペン・グローブ精神病院に移送される。
そこでは、ある＜ジャケット＞を着せられ、死体安置用の引出しに閉じ込められるという実験的な治療が待ち受けていた。
暗闇の恐怖から気を失ったジャックが目覚めたとき、彼は別の場所に立っていた。
そして彼は荒れた生活を送る女性と出会う。
信じられないことに、彼女はつい先日、道端で出会った幼い少女・ジャッキーであった。
彼は、15年後の2007年にタイムスリップしていたのだ。
ジョン・メイブリー監督。エイドリアン・ブロディ。キーラ・ナイトレイ。クリス・クリストファーソン。ジェニファー・ジェーソン・リー。ケリー・リンチ。ブラッド・レンフロ。ダニエル・クレイグ。（字幕）

※「ジャケット」英語公式サイト
http://wip.warnerbros.com/thejacket/

[映]「ぼくのバラ色の人生」 （1997年フランス・イギリス・ベルギー合作） テレビ東京 27:35〜29:00
女の子になることを夢見る少年が、周囲との衝突を繰り返しながらも成長していく姿を描いたハートフルドラマ。
ベルギーの新鋭ベルリネール監督のデビュー作で、各国の映画祭で絶賛され、数々の賞を受賞した。
ひたむきで繊細な主人公の少年を、デュ・フレネがかわいらしく演じている。
長髪がよく似合う7歳の少年リュドヴィック。
彼の夢は「女の子」になること。
スカートを履いて着せ替え人形と遊んで、そしていつか好きな男の子と結婚したい・・・。
他の男の子が外でサッカーに熱中している時もリュドはTV番組に出てくる“妖精パム”を見て、パムのダンスを真似ていた。
クラスでは笑い物になるが、リュドには何故、自分が笑われるのかが理解出来なかった。
好きな男の子と結婚ごっこをしたり、お人形で遊んだり、女の子を意識した遊びを繰り返すリュドは周囲の人々からは、とまどいと好奇の目で見られ、やがて拒否されていく。
リュドの両親だけは、この風変わりな息子を理解しようと努力し、守り抜こうとしていくが・・・。
アラン・ベルリネール監督。ジョルジュ・デュ・フレネ。ジャン・フィリップ・エコフェ。ミシェール・ラロック。ダニエル・ハンセン。ローレンス・ビボー。ジュリアン・リビエール。（字幕）