民放深夜映画を語るスレ Part30

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13名無シネマさん
[映]「上海バンスキング」 (1984年松竹・シネセゾン・テレビ朝日) テレビ朝日 27:00〜28:50
太平洋戦争前後の上海を舞台に、自由を求めたジャズ・メンたちの活動と悲劇を描く。
'79年に劇団・自由劇場によって吉田日出子主演で初演された大ヒット舞台劇を、「蒲田行進曲」で多くの映画賞を独占した深作、松坂コンビで映画化。
'88年には、舞台と同じ吉田主演で再映画化された。
昭和11年夏。
マドンナこと正岡まどかが上海にやってきたのは、夫・波多野とパリで新しい暮らしを始めるため、マルセイユに向う途中のことだった。
当時の上海は東洋のジャズのメッカで、バンドマンの波多野はジャズを諦めるという約束で彼女の両親に結婚を承諾させ日本を後にしたが、実は上海でのジャズ生活が目的だった。
たった一日だけの上海滞在・・・マドンナはそう思っていたから、波多野の荷物の中からクラリネットを発見した時はショックだった。
おまけに上海を出られない事件が起きたのだ。
波多野の友人でやはりバンドマンのバクマツこと松本はアメリカ人の顔役ラリーの経営するダンス・ホール「セントルイス」に出演していたが、ラリーの愛人である中国人ダンサー・リリーと恋仲になっていた。
ラリーは怒り、バクマツの指を斬るという。
しかしマドンナと波多野が「セントルイス」で働くことを条件にバクマツは許されたのだった。
翌日から、上海でのジャズに明け暮れる奇妙だが、しかし魅力的な日々が始まった・・・。
深作欣二監督。松坂慶子。風間杜夫。宇崎竜童。志穂美悦子。平田満。夏八木勲。ケン・フランケル。三谷昇。梅津栄。西田良。湯沢勉。三輪鎮夫。黒石正博。光井章夫。石川晶。島田康夫。