414 :
ヤマ:
(大阪弁・ゴザルとともにジープで山陽自治区へと急行中。)
ゴザル、山陽自治区と連絡繋がったか?
「・・・駄目でゴザル。なにやらトラブルでもあったのか、無線に応答しないでゴザル。」
「ホンマにあの子置いてきて良かったん? この調子やとえらいことになっとるで? ここから自治区へは一応近いんやけど。」
仕方ないだろ。代理に何かしらの入れ知恵されてる危険がある以上、それを調査しないとウチのボスに始末されかねんのだ。
服には超小型盗聴器と一緒に地図も入れといたから、山陽自治区で合流できるだろ。
「まぁ、あんさんがええ言うならええんやけど・・・。」
「・・・自治区が見えてきたでゴザルよ。」
あーあそこに教祖がいるんだっけ・・・・ってその自治区から銃声が聞こえるのは俺の空耳か?
「ワイにも聞こえとるで。」「拙者もでゴザル。」
・・・・ハァ、いい加減このパターンにも慣れてきちまったなぁ・・・。