◆民放深夜映画を語るスレ Part29◆

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7シベリア郵便局
[映]「いちご白書」 (1970年アメリカ) 日本テレビ 26:14〜28:00
'60年代、学園闘争に身を投じる青年の恋を描いた“革命的”青春映画。
黒人指導者キング牧師の暗殺、スチューデント・パワーの拡大やベトナム反戦運動の機運が高まりつつあった世相を反映し、世界中で大ヒットを記録するとともに、学生運動や安保闘争に身を投じる日本の若者からも熱烈に支持された。
カンヌ映画祭審査員賞受賞作。
製作は「汚れた7人」のアーウィン・ウィンクラーとロバート・チャートフのコンビ、監督はテレビ出身の新人スチュアート・ハグマン。
コロンビア大学の学園闘争に参加したジェームズ・クーネンの実体験をもとにした原作を新進劇作家イスラエル・ホロヴィッツが脚色。
サイモンの大学は、目下ストライキ中だ。
学校当局が、近所の貧しい子供たちの遊び場になっている土地に、予備将校訓練隊のビルを建てようとしたのが、そもそもの始まりだった。
これに社会不安、政治状況がからみあって、騒ぎは深刻の度を加えていった。
サイモンはボート部員で、学校友だちのチャーリーと同居していたが、ある日、見物がてら警備線の張りめぐらされた、構内に入って行った。
チェックを受けて本館に入ると、内は占拠学生で賑わっていた。
総長室で用を足すカップル、天井から入り込むベントン博士、オルガナイザーのエリオット、議長役の学生、など、サイモンの好奇心を刺激してやまなかった。
そこで、偶然、校門のところで女性解放委員をしていたリンダという女の子に出会った。
政治的にポリシーのないサイモンも、バリケードの中のリンダに恋をしたことから、次第に学生運動に巻き込まれてゆく・・・。
スチュアート・ハグマン監督。ブルース・デービソン。キム・ダービー。バッド・コート。マレー・マクロード。ボブ・バラバン。イズラエル・ホロビッツ。ダニー・ゴールドマン。(字幕)