【雑談禁止】今日見た映画の感想 その66

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800名無シネマさん
「ザ・シューター/極大射程」

原作は未読。しかし評判は聞くので映画に期待した。
主人公の狙撃兵にマーク・ウォルバーグ。若作りな顔なせいか
狙撃の名手というイメージが沸かない。
序盤の狙撃シーンの演出はなかなかクールで期待。
しかし陰謀のストーリーが始まると途端に荒が目立ってくる。
何のためにプロを雇ったのかわからない安直な計画に巻き込まれ、
さほど迫力のないカーチェイスや、若い女に救いを求めるなど
「よくあるアクション映画」の展開にガッカリした。

FBIの味方が現れて新たな展開に期待するが、やはり邪魔をするのは女。
彼女が人質になった時点でせっかく盛り上がりかけた
ストーリーを逆に制限してしまった。
雪山での狙撃はこの映画のクライマックスになるのだろうが、
距離感や位置関係がわかりにくくて、ここも不完全燃焼。

さらにラスト、個人的な復讐を果たすのは当然の成り行きだとしても、
狙撃が主である以上はやはり狙撃で締めくくるべきではないのか?
最後までモヤモヤと燃え切らない内容だった。