中国国営テレビ制作のドラマ「日清戦争」をいましがた見て、非常に驚いた。
ほとんどの場面が日本側の描写(日本人役者が日本語セリフを喋っている)で、中国側の場面はほんの少し。
しかも、日本人の登場人物たちは明治天皇から伊藤博文、一介の庶民に至るまで全員が‘素晴らしい愛国者’として描かれている。
特に、明治天皇が名君とされているのには、びっくり仰天。
勿論、日本が中国侵略をたくらみ、戦争を仕掛け、そして中国が敗北してしまう - というストーリーなのだけど、
‘戦争というモノは国力拡張の一手段’という観点で描かれていて、単純に「侵略=悪」と決め付けられているのではない。
日本の右翼たちこそが、これを見たら大喜びするんじゃないか。
昨年製作された日中友好映画「東京に来たばかり」を手に入れたんで、明日見てみる。字幕なし版だけど。
http://eiga.com/movie/56948/