1 :
名無シネマさん :
2007/09/14(金) 03:00:02 ID:cXK0GT9/ ヌーヴェルヴァーグ(Nouvelle Vague)とは1950年代の末から1960年代にかけて起こったフランスにおける映画運動のことである。
2 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 03:50:16 ID:xnclY/zB
板違いでは?
3 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 05:05:55 ID:nveknzvD
「大人は判ってくれない」 は俺の心の名画第1位でふ。 フランソワありがとう。 また何時か墓参りに行くよ。 ゴダールは余り観て無いけど、 「勝手にしやがれ」 イイね。
4 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 08:49:18 ID:ujcC0g/6
フランスの映画ヲタの痛い中二病運動のことだね。
5 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 16:59:47 ID:eZzKmjg3
ルイマルが好きです
6 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 17:14:18 ID:H86UwJZE
ゴダールすら理解できない馬鹿が見るのが、ハリウッド映画。
7 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 17:52:36 ID:eZzKmjg3
>>4 ,6
そういう薄汚い罵詈雑言はとりあえず他でホザいてもらえます?
8 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 18:03:39 ID:W0/6PTcu
気狂いピエロオシャレすぎる
9 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 18:08:25 ID:grY5wLqn
ドゥミが好きだ
10 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 19:38:52 ID:zohAjJI1
トリュフォーなら『私のように美しい娘』 ゴダールなら『男性・女性』 が好きだ
11 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 22:00:16 ID:X8NTxjQq
ゴダールをありがたがるのが中二病。分かりやすすぎる。 カイエ派(嘲笑)
12 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 22:10:39 ID:wTYFQm+Q
ヌーベルバーグって英語でいうとニューウェーブなんだよな。
13 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 22:12:18 ID:W0/6PTcu
助監督もせず下積みなしで監督なってヒット飛ばして、楽してええの〜
14 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 22:36:45 ID:eZzKmjg3
ゴダールの「パッション」とか「軽蔑」はどうなの?
勝手にしやがれはイマイチだった。気狂いピエロはまあまあ面白かったけど
>>11 俺はハリウッド映画も好きだから噛みつかないでね
15 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 22:54:33 ID:W0/6PTcu
話的に眠たくなるのが多いな。 勝手にしやがれも気狂いピエロも雰囲気を楽しむ感じかなと思ってる
16 :
名無シネマさん :2007/09/14(金) 22:57:06 ID:nveknzvD
別に必ず下積経験しなきゃならんて事もなかろ。
17 :
名無シネマさん :2007/09/15(土) 01:11:24 ID:vSqiWEQP
18 :
名無シネマさん :2007/10/01(月) 00:53:31 ID:z7mv7juZ
トリュフォーはすごいと思うけど、ゴダールはいまいち。
19 :
名無シネフィル :2007/10/09(火) 21:01:53 ID:2uDDPSAB
シャブロルの石の微笑観てきた。いまさらNV云々はどうでもいいが面白かったよ
20 :
豚トロ一号 :2007/10/09(火) 21:14:28 ID:PwLfTOEW
大人は判ってくれないはつまらん タイプライター盗んで少年院行きなんて、恰好悪過ぎw うちの母ちゃん言ってたけど、どうせ盗むなら、一億円以上にしなさいだってよ
21 :
名無シネマさん :2007/10/09(火) 21:55:09 ID:O/mWAYma
そうだね
22 :
名無シネマさん :2007/10/09(火) 22:36:31 ID:M4fagGNr
あれって今でいうと、オフィスのPC盗んだようなもんか
23 :
名無シネマさん :2007/10/11(木) 20:36:16 ID:bn5bDlr7
格好悪くていいんじゃない? そういう、ろくでもない人生ってことで。
24 :
名無シネマさん :2007/11/04(日) 07:22:04 ID:6to/3vps
あげ
25 :
名無シネマさん :2007/11/04(日) 08:40:51 ID:UYuo/wVk
「パリところどころ」を観たが死ぬほど退屈だった。
26 :
名無シネマさん :2007/11/12(月) 00:59:31 ID:CJYns9Am
俺は最後のシャブロルに話は大好きだったけどなー
27 :
名無シネマさん :2007/11/12(月) 02:32:58 ID:jc7u/yXZ
ゴダールのに出てた女優が可愛かった
28 :
名無シネマさん :2007/11/18(日) 13:36:15 ID:3Cs24eop
>>6 ゴダールすらわからないバカが観るのがハリウッド映画って、そもそもゴダール映画の元ネタがハリウッド映画じゃんw
お前、バカ丸出しだな。
ピエロなんて、昔のハリウッドのギャング映画、サイレント映画、後ハワードホークスの作品の引用だらけだぞ。
後、ちょっと溝口。
29 :
名無シネマさん :2007/11/18(日) 17:10:02 ID:Op9ndD1y
ピエロのホークスと溝口の引用には気づかなかった どんなとこですか?
30 :
名無シネマさん :2007/11/19(月) 01:07:03 ID:w3ZT605x
>>29 ラストは溝口の引用。
ホークスはピエロが日記に書くマイガールフライデーが、ホークスのヒズガールフライデーのもじりとか他にも小ネタはたくさん。
31 :
名無シネマさん :2007/11/19(月) 11:25:03 ID:AwxdRv5a
ども、ラストというのは山椒大夫のことですね
32 :
名無シネマさん :2007/11/19(月) 12:34:20 ID:BjsET5P2
総じて小ネタだけどな
33 :
名無シネマさん :2007/11/20(火) 19:31:48 ID:rhEB6EJi
まぁ引用は多すぎて全部はさすがにわからない。 トリビア的なのもたくさんあるけど本質的ではないしね。
34 :
名無シネマさん :2007/12/17(月) 22:45:44 ID:aUxCv+Cl
俺、いろんな知識あってすげーだろ?っていうのがゴダールなんかね? まぁ、そういうところに憧れちゃうわけですが。 溝口まったくみてねーや。チェックしとこ。
35 :
名無シネマさん :2007/12/18(火) 09:06:56 ID:xMk5lr1c
ゴダールの知識はたいしたことないだろう せいぜい新聞教養人程度 むしろ手持ちの知識を全部作品に投入しているっぽい迫力がすごいと思う
36 :
名無シネマさん :2007/12/18(火) 17:19:49 ID:cmhb5BK3
ゴダールやヌーヴェルバーグの若手作家のような映画を撮るには何が必要だと思います?
37 :
名無シネマさん :2007/12/18(火) 23:51:08 ID:Wk/cm/Uk
>>36 >ヌーヴェルバーグの若手作家
今時そんなのがいるの?
38 :
名無シネマさん :2007/12/20(木) 20:30:42 ID:PMWUhjdt
10年前のカイエ紙では「ヌーベルバーグの子供達」という特集で レオスかラックスやジムジャームッシュの名が挙がっていたが もう若手とは言えないよね
39 :
名無シネマさん :2007/12/20(木) 22:23:44 ID:TMU/Qm4k
じゃあ、何であの当時、ヌーヴェルバーグの若手作家はあのような映画を撮ることが出来たの?
40 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 02:13:42 ID:b59EPTSQ
あの当時って1960年前後のことか?
41 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 02:14:32 ID:b59EPTSQ
42 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 17:48:30 ID:eDQGuSAN
ゴダールのアルファビルっていうSF風の映画借りて 最初の20分くらいみたんだけど つまらなくて消したよ。 お爺さんの独り言が陰気くさいし説教くさいし古臭いし 科学の専門用語をでたらめに使ってる(多分当時は誰も知らなかっただろうか バレないと思ってたんだろうけど今になってみると・・・) 200光年を時間のこととして使ってたりして悲しくなってくる ルイ・マルが大好きで、同じヌーヴェルヴァーグの有名な人って ゴダール観たんだけど、こんなもんなのでしょうか?? 自分が見たのは失敗作なんでしょうか
43 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 20:03:51 ID:xyvXhNT3
>>42 別に、誰もがゴダールの映画を見る必要があるわけではない。
自分のレベルにあうものをみればよい。
44 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 20:56:45 ID:eDQGuSAN
どうも独り言系の映画って好きじゃないんだよ ルイ・マルのようにさりげない日常の光景をうまく映画に撮ってる人は大好きなんだけど 映画を使っての説教なんてたちが悪いよ。洗脳に近い。 ルイ・マルのファンにオススメの作品ってないかな?
45 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 21:38:55 ID:gGW9pNq0
そもそもルイ・マルはヌーヴェル・バーグの一派じゃないし。 ニワカにありがちな勘違いだな。
46 :
名無シネマさん :2007/12/21(金) 21:54:22 ID:b59EPTSQ
あまり意味はないが、マルとメルヴィルは、どっちがヌーヴェルバーグに近いだろうか
47 :
名無シネマさん :2007/12/22(土) 19:24:28 ID:jnhXZhZj
48 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 02:41:29 ID:B4gon/0q
ウィキは何の例証にもならないよ バザン(カイエ)と関係がなかったマルをヌーヴァルバーグ呼ばわりするのは かなり抵抗がある
49 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 06:51:47 ID:h3DYJNXr
ヴァディムのどこがヌーヴェルバーグなんだよw
50 :
名無シネマさん :2007/12/23(日) 10:25:24 ID:dBbyQvp+
http://en.wikipedia.org/wiki/Louis_Malle >Malle is sometimes incorrectly associated with the nouvelle vague - his work doesn't fit in or correspond to the auteurist theories
that apply to the work of Truffaut, Chabrol, Rohmer, and others, and he had nothing whatsoever to do with Cahiers du cinema.
51 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 17:20:03 ID:/ZKmzTSx
理解できないってやつは単純に教養が足りないのでは? 日本人だから外国の世情に疎いのはわかるが どこが難しいのか
52 :
名無シネマさん :2008/01/08(火) 18:59:45 ID:De8/ZzJK
ヌーヴェルヴァーグってそもそもどういう映画運動の事を指すんでしょうか? ヌーヴェルヴァーグという言葉は聞いたことあるのですが…
53 :
名無シネマさん :2008/03/25(火) 22:39:57 ID:YWTIbIVy
54 :
名無シネマさん :2008/03/26(水) 02:38:10 ID:vj4XS1Io
有名な4人のうちじゃエリックロメールが一番おもしろいんですけど
55 :
名無シネマさん :2008/03/26(水) 03:20:34 ID:VIfRlbol
カイエデシネマ(バザン編集の映画雑誌)に批評を投稿してたり、バザンの 元で熱烈に議論し合ってた奴らが映画を撮り始めたのがヌーベルヴァーグ。 同時代にデビューして斬新っぽい作風だったマルやヴァディムが入ってる 間違いはよく見受けられる。
56 :
名無シネマさん :2008/03/27(木) 20:01:15 ID:tW/8U2DM
同時代ってことは影響受けてるわけで、新しい波と称されるヌーヴェル・ヴァーグに含まれてもおかしくないんじゃないの?
57 :
名無シネマさん :2008/03/31(月) 02:56:22 ID:F7D/+kNM
マルはどちらかといえばオーソドックスな映画の名手だが、ヌーヴェルヴァーグが流行ったときに すかさずその表層的な雰囲気というかタッチをまねてヒット作を作ったりしたことの節操のなさや器用さを よく揶揄される人だから、そういう人をヌーヴェル・ヴァーグに入れるのはいくらなんでもおかしいってこと。 もちろんヌーヴェルだからえらいってわけじゃないし、映画作りのうまさって意味じゃ ヌーヴェルの連中より上だけどな。
58 :
名無シネマさん :2008/04/04(金) 19:36:30 ID:CX8tb6bb
マルの「地下鉄のザジ」は、いかにもヌーヴェル・ヴァーグぽかったね。 手持ちカメラの奔放さとか、パリの生き生きとした描かれ方が良かった。
59 :
名無シネマさん :2008/04/04(金) 21:18:04 ID:geyzzbUH
ゴダールの「悪魔を憐れむ歌」を見てるのだが… ストーンズのドキュメンタリーと思ったら…何これ? どう解釈すれば、どう見ればいいのかわかりましぇーん。
60 :
名無シネマさん :2008/04/05(土) 20:50:12 ID:YWZ1xgdR
ザジの中にも「新しい波!ヌーヴェルバーグ!」ってセリフあったしな。
61 :
名無シネマさん :2008/04/07(月) 02:22:53 ID:2u6nPQ2O
62 :
名無シネマさん :2008/04/07(月) 02:25:40 ID:2u6nPQ2O
>>57 そうかな
マルにしてみれば、
おめえらが尊敬してるブレッソンの助監督をやったこともある俺にしてみれば
おめえらの言ってることは青臭くてなあみたいなとこだったのでは
63 :
名無シネマさん :2008/04/10(木) 19:20:45 ID:185eBfWp
セーヌ左岸派もいいな。 派手さはないけど、色々考えさせられる映画が多い。 アラン・レネがまだ元気なのも嬉しい。
64 :
名無シネマさん :2008/04/12(土) 03:22:25 ID:LtuqbeNv
ピアニストを撃て良かったんだけどなぁ
65 :
名無シネマさん :2008/04/13(日) 22:43:22 ID:s+1mYiFv
『セリーヌとジュリーは船でゆく』のDVD、買った人いますか 画質などは、どうでしたか?
66 :
名無シネマさん :2008/05/04(日) 14:13:34 ID:MKcFr5DI
ヌーベルヴァーグの面々が嫌悪してた 当時のフランスの映画ってたとえばどんなのなの?
67 :
名無シネマさん :2008/05/04(日) 18:27:46 ID:HB8l8Dee
ルノワール以外の詩的リアリズムの作家たちの作品じゃないかな
68 :
名無シネマさん :2008/05/05(月) 01:34:09 ID:0pgENGL4
でも後年トリュフォーは、 「若気の至り」とか「映画界で地位を固める為に必要だった」とか恥ずかしい言い訳をしてた。 きちっとスジ通せよとも思うけど、人間味があっていいね。
69 :
名無シネマさん :2008/05/05(月) 02:09:29 ID:tZx//ikq
若手が自分を売り出すために ベテラン大御所の面々や当時の流行りに噛み付いてみせたって感じかな?
70 :
名無シネマさん :2008/05/05(月) 02:36:13 ID:cd1ocjfW
当時の商業主義、大作主義に対する嫌悪から、もっと自由に映画は作られても良い筈だという主張でないか
71 :
名無シネマさん :2008/05/13(火) 12:50:48 ID:GPPx7TC3
ヌーベル・クリティック、ノーヴォー・ロマン・・・ 当時の文芸界全体の脱構築ブームとでも呼べるものに一部の映画作家も乗っかったってとこでしょ そーゆー時代だったのよw
72 :
名無シネマさん :2008/05/13(火) 12:54:11 ID:GPPx7TC3
ノーヴォー・ロマンだって・・・恥ずかちい
73 :
名無シネマさん :2008/05/19(月) 23:37:58 ID:2bmk0Ww4
批判 ジャン・ドラノワ、 クロード・オータン=ララ、 ルネ・クレマン 擁護 ジャン・ルノワール、 マックス・オフュルス、 ロベール・ブレッソン、ジャック・タチ
74 :
名無シネマさん :2008/05/22(木) 06:21:22 ID:2jwctqkX
世間の評価は知らないけど、 ゴダールの「気狂いピエロ」を見たとき、しびれた。すごい映画作家だと思った。 ところがあとが続かなかった。 それに対して、トリュフォーは息がながかった。 もちろん、好きじゃない作品もあるけど、「突然,炎のごとく」「ピアニストを撃て」 なんて、詩情がただよい、おもわず涙した。 日本でヌーベルバーグ監督とみなされ、傑作を連発した増村は、 いまごろになって、営業作品、芸術作品ともにすばらしい、と夢中な人が 現れてきたのは、彼のためによろこびたい。 キネ旬なんか、増村が無くなったときも、訃報として伝えただけで、 追悼記事もまったくないにひとしかった。 その増村がフランスで高い評価が与えられ始めているのも、当然かもしれない。
75 :
名無シネマさん :2008/05/22(木) 12:19:56 ID:13ZfGogA
増村=ヌーベルバーグって認識はあんまりなかったな。チネチッタの影響は強く偲ばせるが。 あれはどちらかといえばシチュ、演出等、練って撮るタイプだろう。 日本でヌーベルバーグっていったら誰だろう? ネーベルバーグよりずっと以前の人だけど 清水宏からは同じ匂いを感じる、つーか、たいがいのヌーベルよりも上。
76 :
名無シネマさん :2008/05/22(木) 12:33:55 ID:g9Y2jGGm
>>73 ルネ・クレマンのヌーベルバーグ嫌いは凄かったらしいね。
ヌーベルバーグ最盛期には、世間話の中で「ヌ」の字が出て来ただけで怒って帰ってしまっていたらしい。
ずっと後になっても、インタビューで「ヌーベルバーグについてどう思いますか?」と聞かれても、答えないばかりか、
不機嫌になってそれ以降の質問にまともに答えなくなったという。
>>75 日本のヌーベルバーグといったら、中平、増村、岡本、時期的にちょっと下って大島、吉田、篠田ということでいいんじゃないかね。
うがって考えることないよ。
77 :
名無シネマさん :2008/05/23(金) 00:45:11 ID:sWN6dHUo
中平はともかく増村、岡本がヌーヴェルヴァーグとか言ってるアホは どこに目をつけてんだろうね。
78 :
名無シネマさん :2008/05/24(土) 09:02:13 ID:Fx7ly2q3
篠田がヌーヴェルヴァーグ、に至ってはもはや失笑を通り越して困惑を禁じ得ない
79 :
名無シネマさん :2008/05/30(金) 08:26:37 ID:4UCOZnRh
74は半端なジジイってことか
80 :
名無シネマさん :2008/06/13(金) 20:34:04 ID:/3mYlXg6
やや停滞期の仏の映画界で 冷戦時代の社会不安を利用し 若手のこれも非才の輩の詩人気取りによる 商業主義を誹謗しながらの売り出し。 本物の詩人じゃないので生み出したものは少ない。 映像技術・映像構成として見るべきものはない。 プロットの展開の面白さを否定したから 文脈としての映像の面白さも否定してしまう。 残るのは放り散らかしたオモチャのような単発シーン。 日本でもそんな積み木遊びをどういうわけか 偉い先生が賛美して崇めた時期もあった。「痛い」につきる。 キチ・ピエ少し見て心に残ったのは監督の女優への愛情。 まあ結婚するくらいだからね。愛情は画面からも伝わったよ。
81 :
名無シネマさん :2008/06/13(金) 20:55:51 ID:ey9tadgB
お前さんが「本物の詩人」だと思うのはやっぱりベルイマンかいw
82 :
名無シネマさん :2008/06/16(月) 20:34:34 ID:D6niuZO2
>>80 当時のヌーベルヴァーグ批判は結局そういうかんじだったみたいだね
今となるとなんだか実にほのぼのしてる
ちゃんとしたヌーベル。ヴァーグ批判ってだれか書いてるのかな?
いまだに決定的な批判らしいものが出てこないような気がする。
いい加減、そういうのが出てきてもいいとおもうんだがねえ・・・
83 :
名無シネマさん :2008/06/17(火) 23:31:29 ID:E5NR+p64
一番いいのは内的な基準で叩くことじゃね つまり当人たちが目指した理念を実現し損なってるって類の指摘
84 :
名無シネマさん :2008/06/23(月) 05:00:26 ID:q6K++9ep
80ですが
>>81 詩人は物書きです・映画は映像屋で詩人はいません・詩人気取りだけ・つまらん美術史引用したり痛い
ベルイマン見たことない・youtubeにあれば見ましょう・金払う気はない・どうせ10分みればわかるし
>>82 これは自分で考えた自分用のまとめです
誰がゴミ映画について当時のゴミ書評なんて読むか面倒くさい
良い映像を探してはいる・最近またゴダールいくつか見た・何もなかった
ただ映像から愛情が溢れることは発見した
ゴダール好きな女優に破廉恥なくらい傾注する・キチピエで逃避行場面あるがプライベートでも隠れて
公然かな監督・女優の恋愛スリルを味わっててそれが出ちゃってる
勝手に〜でパリの灯がいっせいにともるシーンがある・悪くないパリ好きなんだな
そういう純真・無垢さは稚拙な坊ちゃん監督でも馬鹿なりに人の心を打たんでもない
ただし指摘したように残したものは少ない・今見る価値はない
>>83 いいえ是非あなたたちの意見を聞きたい
僕の意見はいいました
あなたはどう感じ・どう思うんですか・何が遺産ですか?
なけりゃROMしててください
85 :
名無シネマさん :2008/06/23(月) 05:14:17 ID:q6K++9ep
>>81 ついでに
良識・教育ある人間は普通「お前」は使いません
昔はペダンティックな者が好んだテーマですが最近は違うかな
86 :
名無シネマさん :2008/06/23(月) 05:55:16 ID:q6K++9ep
80ですが モンタージュでも映画の多くの技法は映像を工夫することで付加的な意味に創意してる それこそが映像の他ジャンルへの優位と考えるからでしょう(音楽はちょい除く) 卑近なら、時限爆弾とタイマーを主人公がボタンを押して007でカウンタがとまる(たるい文章) これを上手に編集した映像は緊迫感を的確に直裁的(と言っていいかな)に表現できうる ただそれには、はやくタイマー止めないと爆発するという展開条件が必要で その文脈の否定は意味付けに制約つまりプラスは何もないわけ じゃ何のため?僕の理解は 独創的な映像を創出する能力がない凡庸な輩が「映画監督」に憧れた時 映画の優位を否定することで自分の劣位をカモフラージュ せいぜい「詩人気取り」を装いつまらん御託で煙に巻く哀れなペテン 悔しかったら驚くような独創的な妙味のある映像をワンカットでも創出すればよかった 残念ながら僕にはゴダールいくら見ても「これはオリジナル」という工夫は見当たらなかった どなたかそんなシーンあるならご指摘いただければ幸いですね あまりに陳腐で凡庸な構図・カメラワーク・編集=度下手のお坊ちゃん
87 :
名無シネマさん :2008/06/23(月) 07:16:57 ID:GHGQ/3tz
>詩人は物書きです・映画は映像屋で詩人はいません・詩人気取りだけ これって逃げじゃん ゴダール以外の映画作家も全員駄目って事だろ あと、 お坊ちゃん言いたいだけじゃねーか
88 :
名無シネマさん :2008/06/23(月) 14:02:17 ID:+mPWL7T8
双葉のおじいちゃんが「ヌーヴェル・ヴァーグ」の何が新しいかさっぱりわからんかったと 言ってたよ〜
89 :
名無シネマさん :2008/07/07(月) 21:42:04 ID:ozTQsLhA
>>80 あなたがあなたなりの映画感で否定していることはわかった。
ところであなたの考える優れた作品ってたとえば何?
90 :
89 :2008/07/07(月) 21:43:40 ID:ozTQsLhA
×映画感 ○映画観 すんません。。。
91 :
名無シネマさん :2008/07/08(火) 01:33:32 ID:vbP+u6F1
ベルイマンだろw
92 :
名無シネマさん :2008/07/08(火) 12:58:37 ID:26emwozf
妙味のある映像・・・w
93 :
名無シネマさん :2008/07/09(水) 17:10:56 ID:0Lv2hmc2
ペーソス溢るるヒューマンなドラマじゃね
94 :
名無シネマさん :2008/08/24(日) 11:39:55 ID:R4FV4vFh
四半世紀以上前の作品が、今の大半のハリウッド映画より面白いのはどうしてだろう。 自分の見識、鑑賞眼の問題だろうか。
95 :
名無シネマさん :2008/08/24(日) 12:05:39 ID:qcRvE/LI
1920年代のサイレントが最高って人もいるんだからおかしくないだろ
96 :
名無シネマさん :2008/09/01(月) 23:50:07 ID:hF1Me4zr
うん
97 :
名無シネマさん :2008/10/22(水) 12:57:58 ID:G6x7qxP4
『カルメンという名の女』見ました。 無理・・・最後までまったく意図が解らなかった・・・。 『アワーミュージック』に続き2連敗。 『勝手にしやがれ』、『アルファヴィル』、『男性・女性』、『小さな兵隊』、 『気狂いピエロ』、の5作はすごく好きなんだがorz アホ過ぎなのかな。
98 :
名無シネマさん :2008/10/22(水) 13:15:17 ID:4C8HUWgw
単に60年代ゴダールと80年代以後の違いかと 一般的に80年代以降のゴダールは好事家向けだから、 そういう判断は必ずしも間違っていない 悩むぐらいなら60年代の全制覇をめざせ
99 :
名無シネマさん :2008/10/22(水) 13:16:27 ID:4C8HUWgw
好事家のツッコミがこええから言っとくけど 80年代と言っても『勝手に逃げろ/人生』以降って事で、 おおまかに復帰後のことね
>>97 です。
その後『右側に気をつけろ』にも挑戦しましたが・・・難しいですね。
『映画史』の2bに同じ引用があったな、くらいしか解らなかったorz
自分には高度過ぎるので、素直に60年代のゴダール作品を楽しみます。
アドバイスありがとう。制覇目指します。
ID:q6K++9ep >ベルイマン見たことない・youtubeにあれば見ましょう・金払う気はない・どうせ10分みればわかるし お金は払って見て下さい。映画を論ずる以前に品性の問題です。 >良識・教育ある人間は普通「お前」は使いません そう仰るが、 >誰がゴミ映画について当時のゴミ書評なんて読むか面倒くさい こちらの書き込みからは良識どころか知性の欠片すら感じることができません。 例として、「教育ある人間は〜」の件。ここは「教養ある」の間違いではないでしょうか。 >卑近なら、時限爆弾とタイマーを主人公がボタンを押して007でカウンタがとまる(たるい文章) コネリーがタイマーを止めたのではありません。よく見直してください。 あなたの書き込みを拝見して思ったのですが、あなたは日本語を母語とはしない方なのではないでしょうか。 もしあなたが日本人ならば、もう少し論理的に文章を書く練習をすべきだと思います。
反復は研究の母、ワカラナイから観るのでしょう。
103 :
名無シネマさん :2008/12/05(金) 20:20:57 ID:QSuuvWs5
かそってるな age
104 :
名無シネマさん :2008/12/11(木) 23:47:38 ID:TihfqzQu
105 :
名無シネマさん :2008/12/14(日) 23:54:06 ID:jjz32m5Z
ゴダールは30本観た。 もう観たくない、、というのが率直な感想(w
プラウダ以降のゴダール作品を何回も見直してるファンて多いのかなあ 個人的には一回見て感心するけど、繰り返し見ようって気にはあんまりならない
>>106 映画も本もそんなものじゃないかな
音楽は何度でも聴けるけど
109 :
名無シネマさん :2009/02/19(木) 02:51:14 ID:Db8Xb1zB
リヴェットについてどう思う? 今度、BOXが再販されるから買ってみようかな
以前ゴダールのインタビュー記事を読んだんだけど インタビュアー「あなたの映画には多数の引用が出て来ますが、その出典が分からない物も多いですね」 ゴダール「自分で作った引用も多数あります。ただ私が引用しているように語るとき、それはやはり引用なのです」 という発言を読んで、ゴダール作品には禅(仏教)的なところがかなり強いと感じた。
そんな程度でいいならイスラム的でもあるしユダヤ的でもあるんじゃね
112 :
名無シネマさん :2009/04/14(火) 09:48:34 ID:hk65t4ew
勝手にしやがれ見た。 なんかアホなやつだった。特に最後警察くる前に逃げないとかアホだね。 何かの映画のポールニューマンみたいなアホ。 ああいうやつらに共感したり惹かれちゃうやつらは上手く生きていけるんだろうか。
「アワーミュージック」見た。 円熟の傑作だと感動。 一回見ただけでは強い印象残さないかもしれない。 音楽が美しすぎる。
114 :
名無シネマさん :2009/06/23(火) 15:12:22 ID:teRLVxFI
スタジオCで今村さんと呼んでいたモデルさんは品の良いなかなかの美人でした。 しかし陥没乳頭か扁平乳頭かは判りませんが、乳首が出ていませんでした。 今村さんは、始めて服を脱ぐところを見せてくれたモデルさんです。ある日のこと、撮影が終った時、 「女性が服を脱ぐところを見たことが無いので見せてほしい」 と頼むと快く承知して、脱衣所から、脱いであった衣服を持ち出してきました。 そしてパンティから穿き始め、スリップから弁慶縞のワンピースまで着ると、 今度は順々にパンティまで脱いで見せてくれました。 その日は見ていただけですが、次の日は下着を脱ぐところ、 特にパンティを脱ぐところを中心に写しました。 彼女は、カメラ の前で何度となくパンティを穿き、そして脱いでくれました。 ある日のこと、胡坐をかくようにお願いすると、普段は羞恥を見せたことの無い今村さんが 珍しいことに顔を赤らめ 、恥じらいを見せてポーズをとったのが印象に残っています。 それから数年後、友人が家に来た時、その時のヌードのアルバムを見せました。 すると友人は、今村さんの写真を見て、どうして乳首を出させて写さなかったんだと言うのです。 友人に言わせると、乳首は出ていなければ美的でないのだそうです。 乳首を出させるためには、乳首をなぶってあげれば簡単に出てくると教えてくれました。 乳首をなぶられるのはモデルさんが嫌がるだろうと言うと、友人は、美しく写すためだし、 なによりも陥没乳頭のままにしていると乳腺炎を起こしやすいから出しておいたほうが良いと言って 承知させるのだと話していました。 残念と言ってはいけないのでしょうがそれから乳首の出ていないモデルさんには一人も会っておらず、 友人のアドバイスを試して見る機会はありません。 そんなわけで、ヌードモデルには未だに指一本触れたことはありません。
115 :
名無シネマさん :2009/06/24(水) 09:21:05 ID:KVDr7pEp
ゴダール的なスタンスというのはもう完全に古くなった感じがする。 ある種の教養主義、芸術至上主義 若い人はあんまり関係ないでしょそういうの フランスの団塊の世代ってかんじ ロッセリーニとか あまりに遠くて 時代が変わりすぎた ドワイヨンとかもっとDVD発売しろ あとメカスはすごいと思うよ ほんと 下手な映画をつなぎなおして新たな光を与える サンプリングアーチストよ あらわれろ おれがやるか
お前みたいな奴はブラッケージをまず見ておけ
117 :
名無シネマさん :2009/07/27(月) 10:02:16 ID:9ZZgTSbg
ヌーヴェル・ヴァーグ特集をやっている映画館は東京にありますか?映画館にあまり行かないのでわかりませんが、ヌーヴェル・ヴァーグ映画を映画館でみてみたいです。
>>115 スティーブ•マーチンの映画を見よ。
「スティーブ•マーチンの四つ数えろ」
「ビック•ムービー」
即製のフィルムを後から繋ぎ合わせて
映画をでっちあげるという行為に異様なほどとり憑かれた男だ。必見。
120 :
名無シネマさん :2009/07/29(水) 19:48:23 ID:067seTq9
121 :
名無シネマ :2009/08/02(日) 17:22:38 ID:jc8k3y5w
122 :
名無シネマさん :2009/08/09(日) 20:39:18 ID:aF96f9t+
ヌーヴェル・ヴァーグ作品で一番好きなものは何ですか?
>>122 リヴェット『セリーヌとジュリーは船で行く』
124 :
名無シネマさん :2009/08/18(火) 22:19:53 ID:/xpfTqRa
>>123 自分もリヴェット作品ではセリーヌ〜が一番好きだ。
ベルトが可愛い!
あとは気狂いピエロ、私のように美しい娘等が気に入っている。
シャブロルのいとこ同士が好きです
126 :
名無シネマさん :2009/10/03(土) 13:53:41 ID:h3b4v9Bf
雑誌板で自称(笑)映画通の恥晒しレス 387 名前: 匿名希望さん [sage] 投稿日: 2009/10/03(土) 10:00:14 ベベってのも噴飯ものだが アンナってのもおかしくない? 初め、誰の事か考えてしまった アンナって・・・・友人かよwwwwwww 400 名前: 匿名希望さん [sage] 投稿日: 2009/10/03(土) 13:37:38 では映画オバサンにマニア度チェーック! ゴダールが撮影したCM全部あげてみ できれば、内容もね 検索じゃでねーよ
ゴダ厨?ゴダ厨よりゴダスレでも相手にされない人かな? 知ったかぶりは痛いね。
128 :
名無シネマさん :2009/10/14(水) 12:12:23 ID:85pft9e3
ゴダール作品1500円ででるね
129 :
名無シネマさん :2009/10/18(日) 22:32:57 ID:blzCjNxL
ワンコインでも高いぐらいだ
実際ゴダール作品が本当に好きな奴なんているの? おれはアンナ・カリーナ主演作品しか観てないよ あと例外としてシャンタル・ゴヤ主演の男性・女性 他の作品にはまったく触手が動かないし今後も観ることはないだろう
ウィークエンド超おもしろいじゃん。
初期ゴダールで、よく女の子が本を読む/朗読するシーンがありますが(例えば中国女とか)具体的にはどんな作品で観れますか。
133 :
名無シネマさん :2009/12/09(水) 03:35:34 ID:Iauc4Myc
女と男のいる舗道では女がひたすら手紙を書き綴るシーンがフェティシュに描かれるところあるよ
134 :
名無シネマさん :2009/12/27(日) 23:13:43 ID:H+pB/KlD
>>132 気狂いピエロだったら、ベルモンドとアンナ・カリーナが本を読んでるよ。
135 :
名無シネマさん :2010/01/13(水) 07:33:45 ID:g+INjE+Z
136 :
名無シネマさん :2010/01/13(水) 20:58:33 ID:+3Trgaf/
89歳という年齢、さらには引退を表明していたにもかかわらず、『我が至上の愛 〜アストレとセラドン〜』を見てしまうと、絶対にまだまだ撮ってくださるだろうと 勝手に思い込んでいたので本当にショックです。 フランスでは大騒ぎのような気もするが、はたして日本の新聞はエリック・ロメール を追悼できるのであろうか? 古賀太さんの抜けた朝日新聞では無理か?
137 :
名無シネマさん :2010/01/14(木) 21:34:37 ID:EFgDMNEi
3月のフランス映画祭ではロメール追悼とかやるのかね。 同年代のアラン・レネの新作とか上映されるみたいだけど。 古賀太ってイタリア映画祭やドイツ映画祭とか 朝日関連の文化事業に関わってた人? カンヌとかの映画祭レポートを書いてた深津って女性も どうしたんだろうね。 先月、今年の映画の総括を書いたのは単なるアニメオタクで 酷かった・・・。全然総括になっていない。 朝日もいい人材がどんどん流出していってるのだろうか。
>>137 >先月、今年の映画の総括を書いたのは単なるアニメオタクで
>酷かった・・・。全然総括になっていない。
そっちは読んでないけど、今年の東京国際映画祭の総括を書いたのも同じ人だったのかな?
あれも酷過ぎる内容で、書いた奴氏ねじゃなくて死ね、と思ったよ
139 :
名無シネマさん :2010/01/15(金) 23:24:57 ID:wBJBwWkU
やはり朝日新聞は無理か。 ダニエル・シュミット追悼を載せた毎日新聞に期待しよう。
140 :
名無シネマさん :2010/01/16(土) 01:50:21 ID:hQhlksGS
朝日だか読売だかに野崎勧がロメールの追悼文を書いてたよ。 確か水曜か木曜。図書館でも行って確認してみてくれ。
ゴダール好きなやつってオシャレとかそんな感覚なの? どこがどうシャレてんのかわかんねー テンポがいいとか言われてるけど勝手にしやがれだってベットのシーン無駄に長いし 気狂いピエロとか内容いまいち入り込めないしラスト狙いすぎて冷める って書いたらフルボッコにされるんだろうな
142 :
名無シネマさん :2010/01/16(土) 12:30:54 ID:RgaYTm4k
>>139 ありがとう。朝日(大阪版)はなかったけど、確認してみます。
あと追悼文を書けそうなのは、蓮實氏、梅本洋一ぐらいか。
毎日がんばれ!
143 :
142 :2010/01/16(土) 12:34:11 ID:RgaYTm4k
あえて訂正しなくとも判ると思いますが、139 ではなく
>>140 です。すいません。
ブレッソンはヌーヴェルバーグ?
>>141 普通に面白いよ。斬新だし。
初期がダメなら中期後期辺りを観てみ。ニコニコとかに転がってる短編も。
146 :
名無シネマさん :2010/01/24(日) 22:10:24 ID:s4J0PX0x
朝日にロメール追悼文。 ありがとう朝日新聞。ツイッターなんかを見てもけっこう反響が凄いですね。
ロメール死んだのか・・・ご冥福
148 :
名無シネマさん :2010/01/27(水) 16:53:11 ID:IDUonjTO
ゴダールにのめりこめるかどうかはギャグセンスの感受性があるかどうかだろ。 それがわからなきゃほとんど糞みたいな作品ばかりだ。 非常にふかーい笑いね。 そこには西欧文明を根本から否定する過激精神がある。この点はブニュエルともかぶる。 批判の対象がキリスト教に特化されていないだけ。 ゴダールの根本には、現代宇宙論と循環哲学があるな。
>>148 ぜひゴダールの作品を批評してください。例えば最新作なら「アワーミュージック」について。
150 :
名無シネマさん :2010/01/29(金) 19:27:30 ID:vc/2Pcb0
だれか『ウィークエンド』をニコ動にうp・・・
DVD借りろよ
このスレタイ見て好んでスレ開いたくらいの人なら、大げさではなくて 今ユーロスペースでやっているジャック・ロジェ特集は見ておこう 非常に稀な上映機会だし、まさにヌーヴェルヴァーグの傑作群だ
153 :
名無シネマさん :2010/02/09(火) 12:07:53 ID:eRL9zKgd
>>153 あきれるほどくっだらねぇ企画
そんなのやってる暇あるならロジェ映画でも見て来いよ
155 :
名無シネマさん :2010/02/09(火) 18:51:16 ID:FPRgAEk0
でも、どう思う?僕らって、食べたい放題飲みたい放題、 すごく面白い映画観まくり、刺激的AV観まくり、 クラシックとかロックンロールとか音楽聴きまくり、 美術とか旅行とかもろもろの見物しまくり、 つまり食いたいものを食い、とてつもなく エキサイティングなものを含めて観たいものを観て、 聴きたいものを聴いて、・・・・ってやってきたわけだ。 そういうことって、でも、縄文時代以来の僕らの先祖、 まあたいていは農民だか下級武士だか町人だかと思うが、 全然経験してないわけだ。はるかに素朴で、同じことの 繰り返しっぽい質素な人生を送ってきたはずだ。だよね? ポストモダンな高度資本主義国家(サブカルチャーやエロ文化 が隆盛を極める)である現代日本に生きる僕らの世代ってさ、 先祖の誰も経験していない、想像も出来なかったような エキサイティングな経験を、日常的にしている。何十年もそれを やって、死ぬまでに。それを考えると・・・・すごくない?
ロジエすばらしかった…
157 :
名無シネマさん :2010/02/19(金) 00:20:18 ID:PDC4KTCx
アラン・レネの「戦争が終った」っておもしろいですか? レンタルで見当たらないのでDVDを買おうか迷っています。 見たことある人感想を教えて。
勝手にしやがれ でゴダールは世界の度肝を抜いたっていうけど、 まえーに見たんだけど、あの映画の何に度肝を抜かれたんだろう? 女が冷たかったってところ? 暴力表現? 暴力はなんか夢の中で軽い気持ちで人殺してるみたいな 見てて実感の無い感じだし、あの、映画、味があるのか無いのかわからんのだよな。
>>158 リアルタイムに見た人しか分からないんじゃないか?俺たちではそういう部分到底無理だよ。
ボンジョヴィが昔大スターだったって言われてもピンとこないじゃん。時代の流れって重要だと思う。
そういうことかぁ。でも黒澤映画とかだったら、今では使いまわしされまくってる 映画的な構文とか、キャラとかがよくでてきて、これがいわば教科書的 になっていったんだなーとわかるけど。 勝手にしやがれは、どうもピンと来るものがないんだよな。まぁ、ある種 珍味的な雰囲気は多少感じはするけども。
構文というなら勝手にしやがれだって使いまわされまくってるが君がそういう映画に当たって無いだけだろう。 こんな過疎スレで聞くよりもネットで「ゴダール 影響」と検索してみたら?グーグルの使い方は分かるよな?
市民ケーンでも同じこと言ってる奴をよく見る
163 :
名無シネマさん :2010/02/25(木) 15:53:24 ID:my8TVBKA
アバターでも同じこと言ってる奴がいた
>>141 ゴダールの作品は基本的に内容を楽しむものじゃなくて、それまでの映画に
なかった文法の破壊や映画の中で映画を語るといった斬新な方法論を楽しむもんでしょ
気狂いピエロは話さっぱりわからないけど映像や音は頭の中によく残るよ
映像の切り取りとか? 釈の長い映画だったのを製作サイドに言われてわざと短くしたのがそもそものきっかけだっけ? それが斬新で衝撃的だったと
ロジェ好評につきアンコール上映だって
>>157 全体的には、それまでのレネの作品の焼き増しに過ぎないというか・・・。
政治活動の合間に恋愛も楽しむインテリ気取りの中年男という主人公の設定も
「二十四時間の情事」の日本人と同じだし。
ただ、当時盛んだった学生運動を皮肉る場面は興味深かった。
168 :
名無シネマさん :2010/03/07(日) 16:31:50 ID:fbAWKa7k
なんと下半身脱いでシコシコしてるやつ見た!! 日曜日のレイトショーで、観客の入りは3分の1程度・・・ 確かにハルヒは学園もので女子高生がたくさん出ている作品だが 特にエッチな映画じゃない・・・。他の客もいるのに シコシコ・・・・5分ぐらいシコシコして、ドピューと 発射!!普通の映画館なのに・・・オナニー!! 何人かの観客が気づいたみたいでしたが、別に席を 立たず、見てみぬふり。発射したらまたいつもの日常に 戻りました。特に警備員が来たりもなく、フツーでした。 ・・・・てか、公共の劇場で、暗いからってオナニーシコシコなんて けっしてフツーじゃないって!! そのひとに言いたい。なぜAVが開発されたのでしょう? そう!!劇場ではシコシコできないけど個室なら一人でシコシコ出来る からです!
169 :
映画史 :2010/03/29(月) 14:31:05 ID:n8bKcrcG
『フランス映画史の誘惑』 中条省平著、2003年1月、集英社(新書版)、798円、 [要旨] 映画はフランスで始まった!そして、高度な文化・芸術・産業としてフランス映画は今も、 アメリカにおとらぬ重要性をもった作品や監督や技術者を生み出しつづけている。 そもそもトリック撮影やアニメーション、犯罪映画など、映画の重要な分野を世界に先駆けて 開拓したのもフランス映画だった。 本書は、リュミエール兄弟による映画の発明から、ルノワールら巨匠たちによる往年の傑作、 映画の革命ヌーヴェル・ヴァーグ、近年の大ヒット作『アメリ』まで、フランス映画百余年の 歩みをコンパクトに紹介する最良の一冊である。 ●フランス映画の魅力とはなにか ●映画の始まり―リュミエール兄弟とメリエス ●映画産業の成立―フィルム・ダールと犯罪映画 ●映画芸術の深化―フランス印象派とアヴァンギャルド ●フランス映画の黄金時代―詩的レアリスム ●天才と巨人―ヴィゴとルノワール ●占領と解放―1940年代のフランス映画 ●フランス映画の安定期―フィルム・ノワールと運命のドラマ ●個性的な作家たち―ブレッソン、タチほか ●映画の革命―ヌーヴェル・ヴァーグ〔ほか〕
170 :
名無シネマさん :2010/06/03(木) 03:13:15 ID:IGx74h4R
ゴダール 時代遅れの老害 「ウィークエンド」はまあまあだった トリュフォー 下手くそだが嫌いにはなれない ロメール 最高
ウィークエンドは時代遅れの映画じゃないのかよ? 馬鹿じゃねーの
ゴダールの扱いは実に難しい。 「ゴダールすげー!これが分からないやつは映画ファン失格」と絶賛すると映画通気取りと馬鹿にされ、 「ゴダール?インテリぶっただけのゴミだろ」とけなすとゴダールを批判する俺カッコいい(キリッと思われ、 「ゴダール?ま、功績は認めるよ。でも映画としてはどうかね」と斜に構えると似非インテリだと見なされる。
173 :
名無シネマさん :2010/06/03(木) 21:07:58 ID:AhVhy9lh
おまえ昨日もう死ぬと言ってたじゃないかよ 何でまだ生きてんの
ゴダールの評価は俺も無理だ このまま永遠に保留かも
>>172 失格とか馬鹿とか斜に構えるとか、
偉そうに評価してたらどんな立場でも叩かれそうなもんだけど。
「好きな作品もあるけど、ぴんとこない作品もあるよ」って言えばいいじゃん。
そういう意見が大半なんじゃないの?よくわからんけど
>>175 カリーナ時代〜ウィークエンド→多少人を選ぶがエンターテイメント色が強く勢いもあって面白い。
ジガ・ヴェルトフ集団時代→単なるアジ前衛映画。この時期のゴダールが好きな人は
ほとんどいない。
それ以降→芸術的・前衛的で普通の人にはなかなか受け付けない世界。賛否両論が激しい。
みたいな感じが普通の評価じゃね?
特に後期をどう捉えるかで揉める印象が強い。
177 :
KYOFUBAR :2010/06/28(月) 21:34:53 ID:OrG96Buc
178 :
名無シネマさん :2010/09/12(日) 19:33:48 ID:lPOxE4AM
おまいらシャブロルが死んだてのに…
ロメールにシャブロル・・・ 時代を作った監督が次々にいなくなるな
180 :
名無シネマさん :2010/09/16(木) 20:01:12 ID:XRGv8+Oj
ロメールのときは、 日本経済新聞(山田宏一)、読売新聞(野崎歓)、産経新聞(梅本洋一)、朝日新聞(蓮實重彦)に 賑々しく追悼文が並んだのに シャブロルとなると各紙がいっせいに沈黙するとはどういうことなんだ!?
181 :
名無シネマさん :2010/09/20(月) 11:15:12 ID:gUQBBsEq
フランス映画の日本の受容は難しい 率直に言って 日本にいる奴にわかるわけないんだもの 住んでみるとわかるが180度生活が違う どっちがいいといえないが おフランスがおフランスで固まるのはしようがない 日本男児の風上にもおけないが 向こうでほんとに適応してる日本人あったことない それぐらい風土が違う 極楽とんぼタイプは馬鹿にされてても平気ではいっていくから 長続きする
何が言いたいのかサッパリ分かりませーん
フランスに留学したまま帰ってこないで鬱屈してる人だろう
シャブロルが死んだときの扱いの小ささは、そのままシャブロルの現在の評価のなされ方の現われなんだろうなぁ インタビュー本の日本語訳が出るとか聞いたから、それが流通すれば少しは変わるんだろうか 初期は言うまでもなく、ベラミーとか石の微笑とかもすげー上手いと思うんだけどなぁ
185 :
名無シネマさん :2011/01/04(火) 15:10:24 ID:qgx5XROD
正直DVDを買う時シャブロルは他の映画作家に対して後回しにしてしまうところがある。
186 :
名無シネマさん :2011/01/13(木) 16:53:06 ID:Grk633rz
誰か古典的デクパージュについて俺に教えてくれ
187 :
名無シネマさん :2011/08/06(土) 18:37:19.78 ID:2pNUZwQt
230 :名無シネマさん:2011/01/14(金) 22:32:47 ID:w/KAEpMw 15年ほど前のテレビゲームから >皆さん、映画はお好きですか?僕は、大好きなんですよ。 >特に、フランス映画なんか好きです。ヨーロッパの映画はいいですよね。 >映像が美しく、詩的で、心が洗われます。 >○○君(主人公)はどうです?フランス映画、好きですか? 〜ここで「嫌い」と答えると〜 >……嫌いですか。 >そうですか、残念です。フランス映画は、見る人を選んでしまいますからね。 >僕がフランス映画は好きか? と質問すると皆さん映像は美しいといってくれます。 >しかし、映画の内容が理解できない、理解できてもこれのどこが面白いのか……、 >という人がほとんどなんです。悲しいことに……。
188 :
名無シネマさん :2011/08/08(月) 12:27:37.15 ID:XBbhoZja
「ふたりのヌーベルバーグ」見て来た。 アンヌ・ゥ゙ィアゼムスキーが片山さつきみたいになってた。 ラストの、レオの少年時代から現在までの変遷が感慨深かったな
189 :
名無シネマさん :2011/11/23(水) 21:12:01.24 ID:OR5kqC/9
「小さな兵隊」のアンナ・カリーナに惚れた。
190 :
名無シネマさん :2012/02/28(火) 09:35:38.18 ID:gjnmSShY
シャブロルの二重の鍵のDVD出てたのな
191 :
名無シネマさん :2012/03/27(火) 01:20:30.44 ID:cpan0Oye
気狂いピエロ面白いね
192 :
名無シネマさん :2012/04/16(月) 19:53:59.61 ID:B2UGO7tR
「ウィークエンド」が大好き。
193 :
名無シネマさん :2012/06/18(月) 10:33:52.00 ID:PsxhyiDP
アンチハリウッド
194 :
名無シネマさん :2012/06/20(水) 13:18:24.30 ID:zbdonxj8
そうか?NVの監督はハリウッドマニアじゃん
195 :
名無シネマさん :2012/07/01(日) 00:31:50.58 ID:+TVIyuzU
気狂いピエロ、超絶眠かった 頑張って見たけど苦行だった…
196 :
名無シネマさん :2012/09/07(金) 07:11:22.00 ID:fdHr6w+O
ゴダールは詩人だよね。 小説の中に詩集がひとつだけ混じってるので浮き上がって見える。 映像と音を組み合わせて映画的表現を作ることにかけては誰よりも才気があるが 人間のとらえ方はわりと素朴な面があるよな。 詩人特有の鈍感さだよね。 小説家のほうが人間を観察する目はずーっといやらしいからな。
197 :
名無シネマさん :2012/09/08(土) 14:14:38.50 ID:S2hQ4LUZ
「女って生き物はさっぱり分かんないヨー」 これがヌーヴェルバーグ作品群に共通するコードなのである。
198 :
名無シネマさん :2012/09/08(土) 18:56:39.04 ID:xTYxFkDx
そういえば、ヌーヴェルヴァーグにゲイの監督っていたのかな? ゴダールもトリュフォーも根っからヘテロだよね。 フェリーニは女好きだけど、ゴダールは女の子が好き。
199 :
名無シネマさん :2012/09/13(木) 22:54:06.86 ID:QyB34B4U
ゴダール作品のオススメ教えてくれません? 勝手にしやがれ、気狂いピエロ、ウィークエンド、ゴダール・ソシアリスムは観たのでそれ以外。 個人的な要望で申し訳ない。
200 :
名無シネマさん :2012/09/28(金) 06:29:19.07 ID:SxsLa8G+
アルファヴィルと新ドイツ零年をセットで。
201 :
名無シネマさん :2012/10/06(土) 00:18:21.69 ID:uZgH6bHe
パッションは笑えるよ
202 :
名無シネマさん :2012/10/09(火) 20:07:32.90 ID:h/NgLBTn
はなればなれに良い
203 :
名無シネマさん :2012/10/23(火) 23:40:41.68 ID:MQ6Tn0+H
現在のWikipediaのゴダールの項目には「JLG/JLG(自画像)」や「アワー・ミュージック」に関する記載も考察も無く、あまり使いたくない言葉だが、あれを編集した奴は全く理解出来ていない表層ばかりの最低「ニワカ」野郎なんだろうなと思う
204 :
名無シネマさん :2012/11/15(木) 13:57:44.78 ID:69BSYCO4
編集しないおまえがにわか
205 :
名無シネマさん :2012/11/21(水) 12:40:03.42 ID:epAOrd+Q
ゴダールの映画が面白いか? と最近聞かれた うまく答えられなかった 確実にいえることは、ゴダールの映画を見るという体験は個人的にとても面白いということ ゴダールの映画って純粋に語られることがないよな? ゴダール作品を語ろうとすればそこにかかわった己の知的、精神的体験について語る羽目になる それが面白かったりつまらなかったりするわけだけど まあ、他人の昨夜みた夢の話を聞かされるのは概ね退屈なもんだ そういう作家の映画を、うん面白いよ、とはなかなかいえないんだわ いったところで無意味
206 :
名無シネマさん :2012/12/13(木) 21:52:27.00 ID:OYS532nk
「映画について語り合おう」という 新スレが立ってるよ。映画スレの決定版! 非常におもしろい。一見してみたら?
207 :
名無しの愉しみ :2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:Z/c47X5B
どうしたのここ 完全に放棄された?
208 :
名無シネマさん :2013/10/12(土) 22:28:06.89 ID:Q9dEM+7R
209 :
名無シネマさん :2013/10/14(月) 18:33:02.31 ID:dD4uFBRe
確かにうまそうだな ベルモンドかっこいいよベルモンド
210 :
名無シネマさん :2013/10/16(水) 22:29:22.65 ID:IYJ/axUt
211 :
名無シネマさん :2013/11/23(土) 08:43:37.14 ID:K1JqoDZF
ヌーベルバーグの次って3D映画って認識でいいのかね?
212 :
名無シネマさん :2013/12/06(金) 04:14:52.89 ID:rVtk+/vY
なんでやねんw
213 :
名無シネマさん :2013/12/13(金) 19:13:55.39 ID:f/0pz0t/
じゃあ未だヌーベルバーグの次の映画のあり方は提示されてねえの?
214 :
名無シネマさん :2014/03/04(火) 23:12:06.29 ID:8EzDucJw
アラン・レネが亡くなったな 野崎歓が追悼文かけや
215 :
名無シネマさん :2014/03/05(水) 00:13:56.44 ID:f66dWBTo
ゴダール好きだ、面白いとか言って少し理屈っぽいこと言うと、 すぐ紋切り型の知的スノビズムみたいにうけとめられ勝ちな気がする。 理屈っぽくなるからと言って、肝心要は理屈じゃないんだよ。 映画は瞬間なんだよ、全体じゃない。作品一個の出来不出来なんて問題じゃない。 どうしようもない瞬間がどれだけあったかだけが映画の質。
216 :
名無シネマさん :2014/03/05(水) 00:35:00.19 ID:f66dWBTo
もし瞬間ごとの力だけで全体が成立しているような映画があったら、 それはまぎれもなく傑作なんだけどね。 ゴダールの映画には、 そういう瞬間の力を感じさせる映画がかなり多いのは確かだと感じる。 で、そういう映画は、「始まり」であり「開け」なんだと思う。
217 :
名無シネマさん :2014/03/05(水) 00:45:29.41 ID:f66dWBTo
映画について原理論的に理屈っぽく言及してしまう時に、 つい創成期の傑作とか、決して極端ではなくリュミエール映画とかに行きつきがちなのは、 本来知的スノビズムの身振りではなくて、たぶん映画の必然なんだろうと思う。 「始まり」も「開け」も、歴史的な原点としてのそれらの作品にだけ偏在してるんじゃなくて、 じつはいつどの瞬間にも映画の中の〈今ここ〉の中に遍在してる。
218 :
名無シネマさん :2014/03/05(水) 01:01:00.65 ID:f66dWBTo
>>205 俺なら、ゴダールの映画は面白い、絶対面白い、とは言える。
でも皆に通じるはずの一般論として聞かれたら、
ゴダール映画に限らずある映画を面白いと確言出来る価値基準が見出せないのも確か。
映画の原理論は、その外堀を埋めるためにあるんじゃないかと思う。
本丸には各人各様に自分で到達するしかない。
219 :
オマンコばんざい :2014/03/12(水) 02:17:46.56 ID:7KTbF14x
別にムズカしく考える必要ないよね。パッと見カッコイイとか面白いって 思ったら見ればいいんでさ。前知識とか教養がいるとかいうよりもカッコ 良かったらみんな探りいれるわけじゃん?そうやって原典にあたったりし てもう一回みると楽しさ1.5倍みたいなるからやっぱゴダールって出鱈目 ではない。当たり前だけどね。 ただそこで得た知識って女性口説くときにはなんの役にも立たないってい うね。
220 :
オマンコばんざい :2014/03/12(水) 02:22:11.20 ID:7KTbF14x
たんなる体験談だけどドゥルーズより中期のデリダの読後感 にちかいと思うよ。丹念に読んで再読すると新たな地平がひ らけるっていう意味では。
「勝手にしやがれ」はどっかの映画館で昔一度見たきりだし、 またもう一度どこかで見られるかどうかも判らんし、 またDVDなんかで見たところで同じ様に感じるかどうかも判らんし、 大体そこで見たこの感じが客観的に正しいのかどうかも判らんが、 あの映画のキャメラがパリの夜の街並みを捉えた一瞬の手ぶれ映像をかいま見て、 「なるほどこれがヌーヴェル・ヴァーグというもんか!」と感じたその直観は、 たぶん忘れない。 もちろん、それだけじゃないんだろうけども 個人的には、その体験や直観は映画を見る糧。で、そんな個人的な体験は、いろんな映画について誰にでもあるだろう。 そういうことを言いたかっただけ。
222 :
名無シネマさん :2014/03/15(土) 13:06:42.23 ID:dkJ3nLI7
結局知的スノビズムしかなくて笑える
223 :
名無シネマさん :2014/03/15(土) 17:47:39.75 ID:c7yenJyr
知的かどうかはともかく、たしかに拙劣なスノビズムではあるかも知らん 伝わらないなら、それまでだ
224 :
オマンコばんざい :2014/03/16(日) 03:50:05.04 ID:Zon5xVvv
ブッキッシュなゴダールがそもそも彼のフィルムのアクセントに なってるわけじゃん。彼の映画をみるのに最低限必要な教養なん てまったくないよね。見てどうするかでしょ。『Notre musique』 が『神曲』への返歌だと言ってもいいんじゃないかな。不定冠詞 の私たちの音楽に対する定冠詞の神の曲みたいな。 もし自分に教養があったらこんなこと恥ずかしくて言えないもん。
225 :
名無シネマさん :2014/03/19(水) 22:47:41.07 ID:l5v9Shjq
ゴダールってガリマールの適当な教養書を朗読している人という印象 日本だと岩波とか筑摩書房あたりの話題の書の、 書影出してドヤ顔しているイメージ こういうのは知的というよりはハッタリではないか
226 :
オマンコばんざい :2014/03/29(土) 05:30:40.88 ID:+9YHXkN/
というよりドヤ顔してる自分をも笑い飛ばしてるから爽快だとも いえるよね。
227 :
名無シネマさん :2014/03/29(土) 13:55:47.85 ID:FPSpIpqe
>>226 お前みたいなのが引っかかるからハッタリといったんだよね
「爽快」といいつつどうせ時々引用しちゃうんだろ?
228 :
オマンコばんざい :2014/04/01(火) 05:08:05.86 ID:zNJE3o9G
ううん。笑えるギャグは笑いましょうってこと。面白くないなら 笑わなければいいってだけ。
229 :
オマンコばんざい :
2014/04/01(火) 05:24:59.65 ID:zNJE3o9G 爽快だから引用するんでしょ。引用って久しく使ってない言葉だけど。 シネアストが知的ってそもそもイヤだし。ハッタリの香具師のほうが 断然おもしろいじゃん。あとブッキッシュってハッタリの意も含んで るからね語義として。シリアスじゃなくて肩のちから抜こうよ。童貞 の中学生じゃないんだから。