【ハムレット】シェイクスピア映画を語ろう【マクベス】
1 :
名無シネマさん :
2006/04/06(木) 14:27:44 ID:5wXcNXxY ウィリアム・シェイクスピア原作の映画を語るスレ。 メジャーなものからマイナーなものまで幅広く語ろう。
2 :
名無シネマさん :2006/04/06(木) 14:30:14 ID:kR0tYhSf
ヴェニスの商人のDVD発売されたな。
3 :
名無シネマさん :2006/04/07(金) 12:20:37 ID:ztje7R+5
蜘蛛巣城、乱。
4 :
名無シネマさん :2006/04/11(火) 23:31:10 ID:BUbpuePC
恋におちたシェイクスピア
5 :
名無シネマさん :2006/04/15(土) 12:24:51 ID:48xHiz/P
オセロ(ローレンス・フィッシュバーンの)でイアーゴーが カメラ目線で悪事を語るのがおもしろかった。
6 :
名無シネマさん :2006/04/15(土) 21:36:21 ID:2yuEfClE
>5 タイタスでも悪人はカメラ目線だった
7 :
名無シネマさん :2006/04/16(日) 23:45:06 ID:jjFz53VX
恋に落ちたシェイクスピア…ってゆーか、十二夜みたいな とりかえばやみたいなのは西洋世界にもあるんだなぁって思った。 男の子の健康長寿を願って女装させる習慣があるのは知ってたけど。
8 :
名無シネマさん :2006/04/17(月) 15:55:29 ID:cbu7iPtj
十二夜の戯曲、読んだ。 映画の方はどうよ?
9 :
名無シネマさん :2006/04/17(月) 16:06:11 ID:tA/qV370
10 :
名無シネマさん :2006/04/18(火) 00:33:17 ID:ux1FvgAI
>>8 96年製作のを観ました。ヘレナ・ボナム・カーターの。私は好きですヨン。
イモジェン・スタッブスの男装はなかなかサマになってた。
ちょっと時代設定が近代っぽかったかな。
ちょうちんブルマーにタイツ姿を想像してたもんで。
ちょっとマルヴォーリオがかわいそうだった。
道化役のベン・キングスレーもいい味出してた。
11 :
名無シネマさん :2006/04/18(火) 23:20:54 ID:xLCTiKZ1
盛り上がらんね(´・ω・`)
12 :
名無シネマさん :2006/04/18(火) 23:24:42 ID:tIwWEKMx
なんつってもオリビア・ハッセーの「ロミオとジュリエット」でしょう。 これほど可憐な少女は見たことないぞ。ただ声がガラガラ声なのが 玉にキズ。
13 :
名無シネマさん :2006/04/19(水) 00:01:15 ID:8aod5ftS
タイタスはなかなかよかった
14 :
名無シネマさん :2006/04/19(水) 12:29:18 ID:p55zt4aN
ディカプリオのロミオ+ジュリエットはどう?
15 :
名無シネマさん :2006/04/19(水) 13:37:38 ID:xX0tdQcU
授業でシェイクスピア読んだから映画見てみた 真夏の夜の夢。BBCのも含め3種類見たけど ミシェル・ファイファー出てるやつが1番よかった。
16 :
名無シネマさん :2006/04/19(水) 21:18:06 ID:htwL3W3W
>14 クライマックスでロミオが薬を飲むシーンにはたまげた。 ああいう解釈もありかな〜。 つか、その辺りの他の意見を聞いてみたい。
17 :
名無シネマさん :2006/04/20(木) 22:20:34 ID:s02HBBrW
>>10 サンクス。
十二夜って、ロミオやハムレットほど聞いたこと無いんだけど
あるサイトで、好きなシェイクスピア作品投票で三位(喜劇で一位)
になってた。
18 :
名無シネマさん :2006/04/21(金) 18:14:44 ID:p2gIn+5Q
>17 それって日本のサイトですか?<十二夜が一位 日本人には受け入れやすく楽しめるストーリーだと思う。 宝塚的な雰囲気もあるし。 登場人物の人間関係が複雑すぎないところもいいのかも。 私は森川久美の漫画で初めて読む→映画→原作の流れでした。
19 :
名無シネマさん :2006/04/21(金) 19:52:28 ID:9vWPmWc4
>>13 タイタスは映像も展開も素晴らしいよね。残酷だけど見るとすっきりする。
20 :
名無シネマさん :2006/04/21(金) 21:50:24 ID:1DvIZZc3
タイタス・アンドロニカスは読んだことなくて取り寄せた。 サターナイナスは、映画>原作だった。アラン・カミングうま過ぎw。 映画は舞台出身の演出家らしく派手で奇抜だったけど、それも前半まで。 タイタスを騙そうとしてたシーンが、ブラックデビルとタケちゃんマンの 対決にしか見えなくて( ゚д゚)。衣装は素晴らしかった。
21 :
名無シネマさん :2006/04/22(土) 01:10:16 ID:35iB6EVL
イアン・マッケランの「リチャード三世」
22 :
名無シネマさん :2006/04/22(土) 10:59:10 ID:ngdq293b
>21 観た。ギャグ映画かと思ったw 冒頭の演説が撮りたかっただけちゃうんかと… パチーノの「リチャードを探して」も観たけどこっちは正統派で ぜひちゃんとした作品として観たいと思った。 パチーノ主演で「リヤ王」撮らないかなぁ。
23 :
名無シネマさん :2006/04/22(土) 15:26:57 ID:LwJVD0cd
24 :
↑の続き :2006/04/23(日) 08:03:42 ID:t+6OMK+G
やっぱり、全然似てない兄妹を「双子!」っていうことにして無理やり上演する場合が多いとか。 あとは、二人が同じ舞台に立つときは、片方は後姿だけで登場する、というやり方もある。後者のほうがいいかな。
25 :
名無シネマさん :2006/04/23(日) 09:33:50 ID:USO+5TgV
>>12 ほんといいよねオリビアハッセー
乳が見えるシーンは何度巻戻し再生したことか
26 :
名無シネマさん :2006/04/23(日) 10:51:38 ID:1dfeEhdH
>>25 みんな同じことやってるのねw。
当時ロミオ役もジュリエット役もウィリーの原作と同じ年齢だという
触れ込みだったから16歳と14歳ってことですよね。違ったかな?
よくぞ映倫見逃してくれた。
27 :
18 :2006/04/23(日) 11:09:35 ID:J0KWqr5W
>23-24 ありがdd 実際の舞台では遠くから顔は見えないから、背丈だけでも合わせれば なんとかなりそうな気はするんですけどね。 >10の映画、未見でしたらぜひ観てみてください。 男優女優とも顔立ちの似てる役者を使ってて、不自然ではなかったですよ。
28 :
↑の続き :2006/04/23(日) 11:47:33 ID:t+6OMK+G
イモジェンの一人二役&特撮じゃなかったんですか。 また作るなら、ビバヒルのブレンダとブランドンとかw あれも一応、双子の兄妹っていう設定だからね 年齢的にきついか
29 :
名無シネマさん :2006/04/23(日) 11:48:34 ID:t+6OMK+G
投稿者の名前、前レスの残留でした。スマン
30 :
名無シネマさん :2006/04/23(日) 12:18:27 ID:J0KWqr5W
31 :
名無シネマさん :2006/04/23(日) 12:22:56 ID:J0KWqr5W
32 :
名無シネマさん :2006/04/23(日) 12:38:26 ID:t+6OMK+G
33 :
名無シネマさん :2006/04/30(日) 11:46:00 ID:x+cW6GmW
高校演劇でオセローやったことあります。 脚本を短くする作業しながらオセローの言動にイライラしていたのを 思い出しましたw モーフィアスがオセローのビデオを借りて観ましたが、やっぱりイライラ しますた
34 :
名無シネマさん :2006/04/30(日) 11:57:52 ID:P9Is3K20
>>26 乳のシーンの巻き戻し再生は1回しかやらなかったが
序盤の「愛のテーマ」の歌が好きで何回も聞いてる。
もちろんそのあとのバルコニーに乳乗せてるみたいなジュリエットも
しっかり見て、夜明けのシーンまで見てから
キャピュレット家の宴の場面まで戻してる。
35 :
名無シネマさん :2006/05/01(月) 12:54:15 ID:HfgX9RdH
三谷やクドカンなんかのブームが火付けになって 若者の間に演劇ブームが起こるといいね。昔のバンドブームみたいに
36 :
名無シネマさん :2006/05/01(月) 16:16:39 ID:1CCOkMSH
若者の演劇は正直もうお腹いっぱい。これ以上増えないでほしいくらいだよ。
37 :
名無シネマさん :2006/05/01(月) 20:56:18 ID:HfgX9RdH
それは大都市部だけでしょう。 あとはだいたい自分たちで創作するようなのが多そう。 それこそシェイクスピアとかをやるのが流行ればいいかな
38 :
名無シネマさん :2006/05/01(月) 21:47:52 ID:oN+vA3xR
ちゃんと訓練されてない俳優の演じるシェイクスピアものくらい 見づらいものはない。 台詞をぜんぶ現代口語に置き換えてやるならなんとかなるかもしれないけど。
39 :
名無シネマさん :2006/05/01(月) 21:53:23 ID:HfgX9RdH
そうそう、そういう感じ
40 :
名無シネマさん :2006/05/01(月) 22:15:14 ID:VQKpjdMX
なんつーか劇団員そのものがうざい。 チケット売り付けて学芸会に来させる奴はどこにでもいるが本当にうざい。 正直全滅してもらっても構わない。 つーか映画板なんだから演劇ヲタは素に帰れ。
41 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 00:28:38 ID:C1vzTUx6
演劇の無いところに優れた劇映画は育たんよ
42 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 01:20:27 ID:5n6AraPD
イギリスの映画俳優で、シェイクスピアに限らず舞台を経験してない人って ほとんどいないんじゃないかな? 例外はマイケル・ケインくらいしか浮かばない。 そのケインもテレビでは「ハムレット」に出たことがあるらしい。
43 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 07:24:58 ID:C1vzTUx6
女優だったら、 パッツイ・ケンジットはきっと舞台なんか出たことないだろうな。 でもエイクボーンの戯曲の映画化作品「浮気なシナリオ」に 出たことはあったか?
44 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 10:21:57 ID:PhiQf9nS
パッツィ・ケンジットは子役時代に舞台にも出てたみたい。
少なくともIMDbに引用されてるバイオグラフィではそうなってる。
http://www.imdb.com/name/nm0000475/bio 子役で思い出したけど、「イヴの総て」でベティ・デイヴィスが演じた舞台女優は、
4歳のときに「夏の夜の夢」に妖精役で出たのが初舞台、という設定だった。
素っ裸で舞台に飛び出してきて以来ずっとスターだ、みたいなナレーションがあった。
45 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 10:42:38 ID:vKgO0Pkh
>>41 日本映画って大作でも貧乏劇団員の自己満足芝居の域を出てないから
映画に悪い影響を与える、演劇というクソ土壌は全部滅びた方がいいよ。
46 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 11:14:27 ID:C1vzTUx6
>>44 サンクス。思いつきで書いただけなんだけど、わざわざアリガトウ
やっぱシェイクスピアの国、英国だと演劇は、「野球」とか「お稽古事ピアノ」
みたいな感じなのかもな。
>>41 日本で演劇って言うと確かにそんな感じだけど、
日本にシェイクスピアみたいな国民的劇作家がいないからかな?
近松っていっても、
歌舞伎の世襲以外の人が気軽に演じるようなものじゃないしね
47 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 11:15:34 ID:C1vzTUx6
アンカー、ミス。
>>45 日本で演劇って言うと確かにそんな感じだけど、
日本にシェイクスピアみたいな国民的劇作家がいないからかな?
近松っていっても、
歌舞伎の世襲以外の人が気軽に演じるようなものじゃないしね
48 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 12:21:02 ID:o5RGomQR
世襲じゃなくても能や謡曲を習ってる人はいるよ。 キモい現代演劇という名の前時代演劇やるくらいなら 日舞とかやった方がよほど文化的で、観せられても醜悪じゃないんだが。
49 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 12:29:48 ID:C1vzTUx6
日本はいつ頃からか知らんけど 難解で実験的でアングラな演劇が主流になってしまった。 野田とかの小劇場ブームも、ただ単に、そこから表面的暗さを抜いてサブカルっぽさを足したような感じで オーソドックスな演劇って、あんまり無いよね。 三谷みたいな人が浮上してきたのは良い傾向かな 岸田国士の「紙風船」って戯曲この前読んだけど、ぜんぜんアングラじゃなくって 小津とか向田のような世界だった。
50 :
名無シネマさん :2006/05/02(火) 12:38:44 ID:WAJvstVj
>難解で実験的でアングラな演劇が主流になってしまった。 あれまじでキモいね。 でも三谷も矮小なサブカル芝居の域を出てない気がする。 浮上したっていうより他がよほどのクズばかりだからしょうがない。
51 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 10:15:14 ID:r1q24+qN
ディカプリオのやつ前半めちゃくちゃつまらん…
52 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 11:32:24 ID:bcP86/86
>>51 逆に後半飽きてほとんど記憶にない。
前半はショーとして見せようって意気込みが伝わったんだが
後半のDQNの抗争にはついていけなかった。
53 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 14:25:33 ID:jz2ikQ86
ベニスの商人は、映画界はユダヤ系が多いから絶対映画化されんと言われてたけど 最近されたね、 シェイクスピアじゃないけど、古典劇ってことでいうと 「オィディプス王」なんかはどうかな。 母子相姦がテーマで、マザーファッカーを最大の侮蔑表現とするアメリカでは 無理っぽいな
54 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 14:51:39 ID:WKb9jedO
シェイクスピアの方は神話ベースならオイディプスの冒険みたいな感じで 映画化されてるんじやないか? 別におかんとセックスすることが主要テーマの話ではないし。
55 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 14:59:03 ID:WKb9jedO
Oedipus Rex (1957) ってのがあるっぽい。
56 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 15:23:19 ID:jz2ikQ86
57 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 15:45:06 ID:jz2ikQ86
演劇と映画はどう違うのか、否、違わないのか、みたいなことを問うスレって、あっても良さそうなんだけど、無いみたいだから ここをそういうスレにしちゃおうか?ダメ? シェイクスピアといえば、長嶋が「ミスター・ベースボール」であるように、ミスター演劇、ミスター劇作家って感じで、 ただ単に優れた演劇人ってだけでなく象徴的な存在だからね。 映画化も良くされてるし。
58 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 18:34:32 ID:VhOen6G3
>>57 演劇の話はやめてくれ。
俺演劇と言うか劇団員が大嫌いだからそうなったらここ荒らしに来る。
59 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 21:31:47 ID:jz2ikQ86
しかし、シェイクスピア関連のスレで演劇を語るなといわれてもなぁ。 日本の、マイナー演劇の話じゃなきゃ大丈夫でしょう。 どうせ奴らは映画に進出してくることもないし。
60 :
名無シネマさん :2006/05/05(金) 21:40:38 ID:MJH8Bduo
演劇板でシェイクスピアないのか? 映画の話ができないなら来るなよクソババア
61 :
名無シネマさん :2006/05/06(土) 05:55:55 ID:IioqBepf
>>44 「イヴの総て」のマンキウィッツ監督の「ジュリアス・シーザー」をBSで以前見た。
英米の実力派スターがそろってて、なじみのない政治劇だったけど楽しめた。
台詞もあまりいじってなくて、正攻法のつくりだった。
ああいう作り方のがもっとみたい。最近のは若い観客に媚びていじくりすぎ。
62 :
名無シネマさん :2006/05/06(土) 11:41:33 ID:gH3IcH0E
黒澤映画はシェイクスピアの翻案が多いね。
63 :
名無シネマさん :2006/05/06(土) 12:16:17 ID:ys3VIdI5
蜘蛛巣城と乱の二つだけだろ
64 :
名無シネマさん :2006/05/06(土) 13:58:41 ID:ymzFuhWv
むしろロシア文学の方が多いぞ
65 :
名無シネマさん :2006/05/06(土) 14:10:05 ID:gH3IcH0E
チェーホフとか? 「桜の園」は黒澤だっけ?
66 :
名無シネマさん :2006/05/06(土) 14:12:20 ID:gH3IcH0E
∧ ∧ |1/ |1/ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 / ヽ / ⌒ ⌒ | | へ へ | ふふ、ボケてみただけ♪ / | / | ( _ | (ヽ、 / )| | ``ー――‐''"| ヽ| ゝ ノ ヽ ノ
67 :
名無シネマさん :2006/05/06(土) 23:54:39 ID:TubUVTYv
>>65 無理矢理演劇話に持って行きたいババアは死ね
68 :
名無シネマさん :2006/05/07(日) 02:11:21 ID:oGqe8Qad
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ
69 :
名無シネマさん :2006/05/08(月) 04:26:58 ID:Lt82GZsF
ヴィンセント・プライスが殺人狂の俳優を演じる ”THEATRE OF BLOOD"は 純粋なシェイクスピア映画とは言えないけれど シェイクスピア好きならニヤリとするようなシーンが一杯。 国内版DVDはないみたいだけれど、是非出してほしい。
70 :
名無シネマさん :2006/05/08(月) 13:05:35 ID:k1TQ29Li
その手の映画なら「恋に落ちたシェイクスピア」 余談だが、岩波新書の大場健治「シェイクスピアを観る」の第一章は、日本のこんにちのシェイクスピア・ブームは 「十二夜」が先鞭だった、と書いていて、十二夜好きな漏れは嬉しいよ
71 :
名無シネマさん :2006/05/09(火) 05:38:46 ID:/JwMrdjf
「映画」と「シェイクスピア」という組み合わせで言えば
まあそのまんまですなあ。
あの映画、まあ良く出来ていたとは思うのだけれど
どこか受け狙いのような所も見えて、やや興ざめの部分も。
>>70 十二夜はまあ彼の最高傑作と言ってもいいからね。
詩と音楽と諧謔が絶妙のバランスで一つの劇を成り立たせている。
自分も英語で最初に読んだのはこれだった。
72 :
名無シネマさん :2006/05/10(水) 12:26:32 ID:lJ3anP1E
十二夜、最高!
73 :
名無シネマさん :2006/05/10(水) 21:07:40 ID:aq9JjalI
一番多く映画化されたシェイクスピア作品て何?
74 :
名無シネマさん :2006/05/10(水) 22:45:53 ID:23INXNsi
翻案も含めるとロミオとジュリエットじゃないかなー(数字的根拠はない)
75 :
名無シネマさん :2006/05/11(木) 06:49:14 ID:v1IRi/5L
ディカプリオのロミオとジュリエット、台詞が棒読みに聞こえませんか? どうせなら現代語にしてしまえばいいのに、と思った
76 :
名無シネマさん :2006/05/11(木) 12:42:15 ID:j05Snqjo
つうか、戯曲の本を一ページづつ撮っていって、 文字から得たイメージを観客が頭の中で映像化するのがいいんじゃね?
77 :
名無シネマさん :2006/05/11(木) 20:12:50 ID:1v20GCgt
ケネス・ブラナーのやってたラブコメがよかったような記憶がある
78 :
名無シネマさん :2006/05/11(木) 20:23:28 ID:j05Snqjo
その映画って、ブラナーがエマ・トンプソンに愛の告白をしたら、 バナナの皮に滑って転倒。 そのときに、ポケットから、戯曲「空騒ぎ」の本が飛び出して、 カメラは、開いたページにズームイン。 あとは、延々、本の文字をカメラが映し出すだけっていう映画?
79 :
名無シネマさん :2006/05/11(木) 20:28:19 ID:Yw66GRL9
80 :
名無シネマさん :2006/05/11(木) 20:41:06 ID:j05Snqjo
一緒に逝こう
81 :
名無シネマさん :2006/05/12(金) 13:05:14 ID:6ZhnYCuJ
「恋におちたシェークスピア」 ヒロインは新大陸を目指す。時代背景はエリザベス一世の旧教徒と新教徒の血で血を洗う抗争。新教徒は後に有名なメイフラワー号で新大陸を目指すから、ヒロインはその走りってことだ。 「エリザベス」や「クロムウェル」を見ると、新教徒と旧教徒との抗争が手に取るように判る。要するに、独裁か民主かの闘争の歴史だ。これは重要なテーマであり、多くのハリウッド映画の伏線となっている。
82 :
名無シネマさん :2006/05/12(金) 14:12:34 ID:/h7zvvDd
シェイクスピアのころは新教徒が出てきた頃だっけ。 いまでも、プロテスタントとカトリックの対立っていうのはあるよね
83 :
名無シネマさん :2006/05/12(金) 17:50:47 ID:U1BB30Rc
>>77 ケネス・ブラナーの「空騒ぎ」、ミュージカル仕立てで楽しかったね。
曲もガーシュインとか最高。水中バレー・シーンまであったりして、
往年のミューカルの雰囲気が出てて良かったよ。
>>81 メイフラワー号の載って新大陸を目指したピューリタンは、旧教徒に弾圧されたんじゃなくって、
同じプロテスタントの英国国教会に弾圧されたんだよ。「恋するシェークスピア」にも、
街頭で演劇や趣向品を非難するピューリタンが出てくるよ。
「恋に落ちたシェークスピア」のエンディングで十二夜への繋がりが示唆されているけど、
ピューリタンは十二夜にはマルヴォリオとして登場してくる。
マルヴォリオは"I'll be revenged on the whole pack of you!"って捨て台詞を残して
舞台を去るけど、ある意味、クロムウェルの清教徒革命がこの復讐になっていると
解説本とかに書いてあるよ。
84 :
名無シネマさん :2006/05/18(木) 14:40:57 ID:Avr+dc69
>>83 >81に関して、ウソはいけませんよ〜ん。歴史はほとんどが白人、それも旧教徒によって書かれているってことだ〜ね。ウソ八百もどうどうとまかり通る、それがこの世界ってこと。バチカンはイラクテロの黒幕だぞ。
85 :
83 :2006/05/18(木) 15:21:44 ID:JjK469eQ
はいはい、分かりました。 続きはほかの板でやってね。
86 :
名無シネマさん :2006/05/18(木) 15:31:07 ID:Jen2jAr5
十二夜のマルヴォリオはピューリタン的なものの象徴である、と、どこかで 読んだことあるけど、それも嘘で、旧教側の捏造? たとえば、日本では文学部みたいなところでは フランス中心主義が長い間蔓延してたという話だが これも、カトリックの関連か?
87 :
名無シネマさん :2006/06/20(火) 23:47:23 ID:s5Vjzh7I
ちょっと場を荒らしてしまうかもしれませんが・・・・ いま深夜アニメでやっている「涼宮ハルヒの憂鬱」って言うアニメのことなんですが。 今週の話が学校の文化祭の話だったのですが、その中で、登場キャラの一人が 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」という劇に出演していたのですが、これってどういう話なんでしょう? ハムレットの端役二人が出てきて殺されるという話らしいですが……なんか、amazonではプレミア価格がついてるようですし…… ちなみに、そのキャラが劇中劇で言っていた台詞です。 「さて、この世界……つまり自然とは確率により支配されているものです。 にもかかわらず、今この場では確率論が成立しているとは言いがたい…… ならば、こう考えるのがより妥当でしょう…… 今我々は・・・・」 原作者は製作協力でアニメのクレジットに名前が載ってるので、これもこのキャラに関する何らかの心理描写かなにかだとは思うのですが。 ほかにも読書好きの無口キャラが出てくるのですが、主人公の独り言の問いかけの答えが、その無口キャラの読んでいる本(の内容)だったりとか凝ったことをしています。
88 :
名無シネマさん :2006/07/08(土) 01:17:44 ID:MWjGFz6T
揚げ
89 :
名無シネマさん :2006/07/10(月) 00:00:26 ID:O9t2NjqI
>>87 まず「ハムレット」を読むか、映画作品を観るといい。
そこを必ず押さえといて下さい。
その後に「ローゼンクランツと〜」を読むか(戯曲で出版
されてます。買える…かな?図書館とかはどうだろう。結構
有名な作品なんで流通してると思う)、レンタルとかで映画の
「ローゼンクランツと〜」をご覧下さい。
ローゼンクランツとギルデンスターンは端役も端役、ほとんど
意味のないというか、それぞれの区別すら曖昧な、そのせいか
非常に粗雑にして過酷な役割を与えられています(@ハムレット)。
その不条理な扱いを受けたローゼンクランツとギルデンスターンの
視点から「ハムレット」の世界を描いたのが、ご質問の作品。
劇中劇というのはハムレットの中にも出てくる重要なシーンです。
映画の「ローゼンクランツと〜」の中でも出てきますが、さらに
入れ子のような構造になってて、ちょっとわかり辛いかもしれま
せん。確率とか修辞とかちょっと小難しい言葉が早口で出てきます。
でも面白いので、是非ハムレットと合わせて観てください。
人気のある戯曲なので(原作は英国のトム・ストッパード。
映画の監督も同じ人)どこかの劇団がやってる確率高い。
運良くやっていれば足を運ぶべし。参考になったかな?
90 :
89 :2006/07/10(月) 00:20:58 ID:o/o63/48
91 :
名無シネマさん :2006/07/10(月) 00:37:00 ID:o/o63/48
ところで、今年「ベニスの商人」映画化しましたね。 残念ながら見逃したんですが・・・(ホントに残念) ご覧になった方感想よろしくです。
92 :
名無シネマさん :2006/07/12(水) 21:46:56 ID:3LgfaF68
イギリス人が最高のシェイクスピア映画と認めているのは 黒澤の蜘蛛巣城だそうだ。
93 :
名無シネマさん :2006/07/15(土) 12:06:51 ID:ZahzRdtr
>>91 如何にもユダヤ人が作ったって臭いの糞映画。
見に行かなくて正解。
94 :
名無シネマさん :2006/07/15(土) 18:38:27 ID:p+/4w6BI
>>93 サンクスです。ではDVDが出たら期待せずに観てみます。
映画化されてるのは沢山あるけど、結構裏切られる
(いろんな意味で)ことが多いですね。
メル・ギブソンの「ハムレット」も結構がっかりだったし。
今度、千石の三百人劇場で「ソ連映画回顧上映06」やりますね。
「ハムレット」「リア王」をやるので観にいけたらいいなあ。
遠いから無理かなあ。
95 :
名無シネマさん :2006/07/18(火) 00:29:07 ID:PX/lA6pn
シェイクスピア劇は、当時の舞台の構造上 基本的に「聞く劇」的な要素が強かったから、セリフは詩が多く、、 シェイクスピア映画に出る俳優は どうしても「台詞回しが」「エロクェンスが」というところで評価される。 シェイクスピア劇の訓練をつんでいない俳優には、つらいと思う。 ところで、翻案物で評価が高いのは 蜘蛛巣城(マクベス)とか、 マイ・プライベート・アイダホ(ヘンリーIV)あたりかな。
96 :
名無シネマさん :2006/07/23(日) 10:19:06 ID:1a9yhclI
マイ・プライベート〜って沙翁の翻案だったのか。 ヘンリー四世が突発性睡眠症?
97 :
名無シネマさん :2006/07/23(日) 14:43:56 ID:K89yPFr3
「ベニスの商人」DVDで見ました。 なんかちょっと、全体の雰囲気に違和感あったけど・・・ ベニスの商人って、戯曲で読んだり舞台で見たりするとかなり面白いんだけど やっぱり映画向きの題材じゃないような気がした。 「キリスト教徒」「ユダヤ人」「金貸し」ってのがそのまんま 悪口の代名詞になってて、あまりにステロタイプなので 物語世界に入っていきづらかった。 アル・パチーノだけがしっかりと自分の演技をしてて ジェレミー・ アイアンズもジョセフ・ファインズも大根役者に 成り下がっちゃったって感じ。 リン・コリンズは意外とよかったけど、もともとポーシャという役が 才色兼備を絵に描いたような女性で、複雑な陰影のある役柄ではないからなー。 でも、絵が豪華で、裁判場面のシナリオの台詞回しが、けっこう迫力あったので 見て損はないと思う。とにかくアル・パチーノだけが目立ちまくり。
98 :
名無シネマさん :2006/07/26(水) 13:10:07 ID:aLzfIExc
>96 キアヌ・リーブス演じるスコットがハル王子。 ストリート・キッズたちの父親的な役割の ボブ(ウィリアム・りチャート)がフォルスタッフ。
99 :
名無シネマさん :2006/07/30(日) 03:34:51 ID:KvejlKOD
タイタス・アンドロニカスを映画化したタイタス。 アンソニー・ホプキンスがタイタスやってる。けっこう残酷
100 :
名無シネマさん :2006/07/30(日) 16:42:28 ID:RKFb9cEs
100げと