今日観た映画の感想 その56

このエントリーをはてなブックマークに追加
86名無シネマさん
ALWAYS 三丁目の夕日

世間の評判の良さにつられ鑑賞。
ちなみに“なめんなよ、ちゃちな映画なら容赦なくブッタギル!”つもりで劇場へ。
          ―――――――――ボロボロに返り討ちにされました、号泣DEATHヨw

いやぁ、上手い構成でしたねぇ。
一つの話を深く描く場合、良脚本・演出手腕がないと“クドイ・お仕着せがましい・あざとい”展開に陥りがちです。
最近では「シンデレラマン」がそんな感じだったな(いや、シンちゃんも良作だったけどさw)
しかしこの映画、エピソードを分散したおかげでセンチになっても直ぐ次のエピ、次のエピとサクサク進行、過剰な押し付け感を見事に回避してます。
多重構造を比較すると「シン・シティ」かな。こっちのシンちゃんは、3エピが大して交差せず、あっさりし過ぎで“ふ〜ん”って感じでしたが、
3丁目シティは、多重構造による各エピソードの残滓がラストの夕焼けに収束され、なんとも言えない暖かな気持ちになりました。

役者の演技も素晴らしく、さらりと、セリフ一言でも登場人物の心情は良く判りましたね。
「みなまで言うな、心中察するに余りあるぞよっ!(涙)」って感じですw
日本人の持つ普遍的な情に訴えかけるので、多言は無用ってのを監督が良く理解していたのでしょうなぁ。

例えば、鈴木オートの「苦労して会社作った」ってセリフだけで苦労の背景が透けて見えちゃいましたよ、堤いい演技。
薬師丸のお守りも、さりげない気使いなれど、親の子を思う愛の深さを表現してる・・・やばい、思い出したたら泣けてきたw
つーことで、泣きのポイントは人それぞれでしょうが、
ロングランしてるみたいだし、この寒い時期にはうってつけの良作ではないでしょうか。

そうそう、前評判の高いCGの街並みはオレ的にはドーでも良かった。
逆に、全部安いセットの方がより味が出たような気がしないでもない。
    ――――――――――――こんなへそ曲がりなオレでも素直に見れた映画DEATHw