1 :
名無シネマさん:
2004年、気がつくと、日本映画はいつの間にやら復活していた。
まさに、「いつの間にやら」だ。
「下妻物語」は、まさしく10年に1本の傑作だった。
「スウィングガールズ」は、これからの日本映画のあるべき姿を
示したような青春映画だった。
「世界の中心で、愛をさけぶ」は、CGを多用したようなイベント
ムービー以外にも、大ヒットの可能性があることを明確に示した。
1970年代に「洋高邦低」と言われ、洋画と邦画のシェアが逆転して
以来、すでに30年。ついに、日本映画は完全復活の日を迎えた。
このスレッドでは、日本映画の今日と未来を熱く語り、日本映画を
応援していこう。
2 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:10:14 ID:JQtIu6kS
ではまず、今話題の中心で、「人大杉」状態が続く「NANA」から。
3 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:13:10 ID:JQtIu6kS
「NANA」は、初日から3日続けて3回見た。
普段漫画など全く見ないのだが、この原作だけは映画化されている
5巻までしっかりチェックしていった。
もともとは、中島美嘉のファンだからなのだが、あまり指摘している
人がいないが、先日のツアーではNANAコーナーとでもいうような、
NANAの扮装をして歌うコーナーがあって、異様に盛り上がっていた
記憶がある。
4 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:14:51 ID:JQtIu6kS
中島美嘉のこのツアーDVDは11月に発売になるが、映画のサントラが9月
末に発売になり、これには、ナナとレイラの両方のバンドの映像が
入っているそうな。
もちろん、後日映画のDVDが発売される際には、もっとはでな映像が
付加されていることだろう。
5 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:25:27 ID:JQtIu6kS
さて、3日続けて見たという、映画「NANA」の感想。
まず、昨年辺りから異常に多い、漫画の実写化の中では出色のでき
だということ。これでケチをつけたら、漫画やアニメの実写化など
やめたほうがいいとさえ思う。
漫画の実写化は、実に貧相な画(え)が続いている。「隣人13号」や
「キューティハニー」など、個人的にはとても期待の大きかった作品も、
つまらない作品になっていた。
「NANA」はそんな中で、大人の鑑賞に堪えうる作品になっていたと思う。
出演者の話題が多いので、そこから感想を書いてみよう。
6 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:26:36 ID:r2SziNVY
またなずなスレなの?
7 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:31:18 ID:kA64Tefk
なずな(笑)
8 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:31:20 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想 1】
●大崎ナナ(中島美嘉)
中島美嘉は、ZARDと並んで好きな歌手だ。全CDをもってるし、毎ツアー
2回ずつくらい聴いている。知っての通り、彼女はTVドラマのオーディ
ションとその主題歌を歌う歌手としてデビューした。
その点では、演技は素人ではない。映画は東映の全国公開映画「偶然にも
最悪な少年」という、そんな映画あったっけ?ですでに主演している。
この映画では、演技は稚拙としかいえないが、そのはらはら感も中島美嘉
というキャラを考えると、意外にジャストキャストかも。
「下妻物語」のイチゴこと土屋アンナを推す声も多いが、この映画が
歌で支えられていることを考えると、ありえないキャストだろう。
9 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:38:25 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●小松奈々(宮崎あおい)
宮崎あおいは、来年のNHK朝の連続小説の主演に選ばれ、今や時の人だが、
これまでは「害虫」など、暗い少女の役ばかり演じて、ある種の日本映画
ファンのミューズだった。
陳腐なたとえだが、さなぎが蝶になるように、暗い少女が人気女優になる
という、シンデレラストーリーだろう。「NANA」では演じているハチと
いう役柄上当たり前だが、独りだけテンションが高い。
宮崎あおいのほかの映画を見たら、きっと驚くだろう。もっとも
これからの宮崎は「明るい少女」路線まっしぐらなのかもしれないけど。
演技はだんとつにうまい。
10 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:42:29 ID:4B4hwBoQ
おいおいwww
てめぇでブログでも作ってそこでやれww
11 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:44:05 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●レン(松田龍平)
彼のお父さんは松田優作だけど、本当に下手な役者だった。驚くべき
数の映画に出演しているが、どれもひどい演技だし、見るに耐えない
しろもの。最悪は「ア・ホーマンス」(監督も!)。
その子どもなんだから、うまいはずがない。
松田龍平の映画はほとんど見ているが、好きなのは広末涼子とやった
「恋愛寫眞」くらいかな。余談だけど、この続編というかアナザー
ストーリーみたいな映画が制作され、広末涼子のやった役が何と宮崎
あおいです。いやはや。なんという偶然か。
で、このレンだけども、松田龍平みたいな下手な役者がやるくらいで
ちょうどいいのでは? 一番リアリティがないでしょ。
12 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:48:20 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●ノブ(成宮寛貴)
気がついたら、成宮の映画もほとんど見ているなあ。
「深呼吸の必要」なんていう、良心的なんだか下手なんだかよくわから
ない映画に出ていたり、「あずみ」にも出ているね。
彼の特徴はアクのなさだろう。嫌味はないけど、存在感もない。
今回のノブって役柄は、嫌われないキャラだから、はまってるかも。
「下弦の月」っていう、同じ原作者の失敗作(映画のほうね)にも
出ています。原作者のご指名かな?
13 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:53:41 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●章司(平岡祐太)
いろんなスレを読んでるけど、平岡くんが「スウィングガールズ」唯一
の男子生徒役だったことを、ほとんど誰も指摘していないんだけど。
そんなに存在感がないのかと考えたら、SGと髪型が全然違って別人だ
ものね。ほんとはイケメンなんです。
平っちは演技の下手さを散々指摘されているけど、SGといい、「いま、
会いにゆきます」といい、おいしい役をきちんとやってると思うけどな。
今回の役柄は、どう見ても嫌われるキャラなんだけど、平っちがやると
「仕方ないやつやなあ」とか思う。人徳と言うべきか。
原作を読む限りでは、「NANA2」は出番はたぶんないでしょうね。
14 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 17:58:39 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●ヤス(丸山智己)
この映画で一番共感できた男性キャラは、ヤスだった。なんか、いいやつ
だなあと。
「下妻物語」のイチゴというか、「スウィングガールズ」のギターと
ベースの二人というか、儲け役ですね。
実は原作を読むと、ヤスは単なる端役ではなく、過去があって、重要な
役柄なんだとわかるけど、そこまで考えての(つまり「2」まで考えて
の)配役なのかなあ。
この人は初めて知ったけど、「金髪の草原」で「タッチ」の犬童監督と
一緒に仕事をしているのね。日本映画は狭いなあ。
15 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:01:51 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●シン(松山ケンイチ)
主役級が並ぶこの映画のキャストの中で、無名の一人。
出演作を見てみると、なんと「偶然にも最悪な少年」で中島美嘉と共演
していたり、「茶の味」で土屋アンナと共演していたり、「リンダ
リンダ リンダ」でペ・ドゥナと共演していたり(笑)、すごい人
なんだなあと。
演技は稚拙というか、まあ、いいんじゃないでしょうか。
16 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:03:43 ID:h9NYCrN4
↑
なんかウザイ。
17 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:04:46 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●タクミ(玉山鉄二)
先日、「逆境ナイン」の主演で見てからだから、ギャップがすごい(笑)。
ここではほとんど出番のない、異様な二枚目を演じています。
「2」ではかなり重要な役になるんだけども、玉山くんをわざわざ
もってきたのはそんなことを踏まえてのことでしょうね。
まさか、あのラストシーンのためだけじゃないよね。
18 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:06:21 ID:myW+NNNW
とりあえずNANAにはまっちゃったのは分かったよ
19 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:08:28 ID:JQtIu6kS
【「NANA」出演者の感想】
●川村幸子(サエコ)
念のために言うと、サエコというのが芸名です。
幸子というのは、原作では読者に最も嫌われているキャラなんだけども、
ここでも監督の趣味なのか、原作のままなのか、これでもかとばかり
ブリっこ(死語)してますねえ。階段で靴が脱げる有名なシーンは、
映画の中でも最も見所のシーンでしょう。
この映画の世界に入れない男性諸兄は、幸子視点で映画を見るように。
20 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:09:39 ID:JQtIu6kS
では、「NANA」について続けましょう。
いろんなスレを読んでも、あまり出てこない視点から、いくつか
感想を。
21 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:13:27 ID:JQtIu6kS
「NANA」の監督は、大谷健太郎といいます。
「踊る」のファンにとって、監督など誰でもいいように(今回の君塚
なんか、先日の「MAKOTO」を見れば映画監督の器じゃないとわかる
でしょうに)、「NANA」ファンの多くにとって、監督などどうでも
いいのかもしれません。
が、映画は監督のものですから。
大谷監督の直近の映画は、正月映画の「約三十の嘘」です。見た人は
わかるように、今をときめく役者を使い、ひどい駄作にしてました。
才能などみじんもないとさえ思いました。
22 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:17:40 ID:JQtIu6kS
ところが、今回の「NANA」は、本当にはまってましたねえ。
彼と似たポジションにいるのが、「踊る」の本広監督や、「セカチュー」
の行定監督です。資質的には明らかに個人映画的なんだけど、大作を
任されるとヒットさせてしまう。
それは幸運ことだし、大変な才能なのかもしれないけど、個人的には
どう思っているんでしょうね。バランスを取るようにプライベートな
映画を撮るんだけど、みな黙殺されてるし。悲しい運命。
23 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:20:13 ID:M5veoDd6
連投するな!
アンタいい加減に気が済んだでしょうに・・・。
おのれの意見や見解を押し付けるものではない。
24 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:23:00 ID:JQtIu6kS
「NANA」の続編について。
現在、原作は13巻まで出ていて、今回は5巻の途中までを映画化して
います。原作がどこまで続くかにもよるけども、出演者が年を取ると
成立が難しいという性格上、最近多いトリロジー形式でしょうね。
つまりは、あと2作で完結。
知っての通り、「NANA」は、小松奈々の過去を回想するモノローグで
つづられます。二人のナナが別れるのは当然として、たぶん大崎ナナ
は死んでしまうんでしょう。これはインタビューで二人の役者も言って
ましたけど。
だから、ありきたりだけど死んで終わり。でも、まだ2作はあるという
のが感想ですね。最近は日本映画、行動が早いからたちまち「2」で
しょう。
25 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:25:34 ID:JQtIu6kS
続いて、これまたネットで大人気の「タッチ」について。
これは、長澤まさみ映画なんで、役者というより全体像で書きます。
26 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:30:12 ID:JQtIu6kS
最初に、結構誤解している人が多いので、勘違いの訂正から。
長澤まさみはブレイクするべくしてしたのです。
その証拠に、今年の東宝のカレンダーの表紙は長澤まさみですけど、
この決定は「セカチュー」公開以前に決定されています。
つまりは、東宝は長澤にかけていたのです。そして、当然のことながら
というか、それ以上の結果を出した。
最近の東宝から出てくる長澤賛美はすごいものがあって、東宝系列の
映画館で流れている「東宝シンデレラ募集」CMなど、日本最大の映画
会社が社運をかけて一人の女優を応援しているようです。
27 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:34:54 ID:JQtIu6kS
「ダ・ビンチ」という雑誌がありますけど、今月号に長澤まさみを
取り上げていて、映画「タッチ」に抜擢!とあって、苦笑しました。
抜擢も何も、この企画は長澤まさみがまずあって、殺到するオファー
の中から、最も適当な企画を選らんだものです。
興行スレなどではとんちんかんな意見が出ていますが、そもそも今回
の「タッチ」はアイドル映画なんです。「セカチュー」のような作品
ではない。「NANA」と公開規模が違うし、出演者などを見れば映画の
置かれた位置の違いがわかるはずです。
これは、「セカチュー」で大ブレイクし、今や若手女優のトップに
立った長澤まさみが現在取りうる最善の映画だったのです。
28 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:39:50 ID:JQtIu6kS
東宝はこう考えたはずです。
長澤まさみを一人で主演させても、かつての「ロボコン」のような
青春映画になってしまう。いくら演技力や存在感があっても、まだ
18歳。そこには限界があります。
トップスターである上戸彩。彼女の「あずみ」「あずみ2」「イン
ストール」の失敗を見ればわかるように、いかにスターといえども
十代女優が一人で主演を張って成功するほど、映画は甘くないのです。
だから、「タッチ」のような、べたな青春アイドル映画にかけた。
でも、そこは職人監督でもある犬童にたくし、そこそこのレベルでは
仕上げてもらった。
公開規模から考えて、SGですら22億ですから、15億いけば成功でしょう。
29 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 18:44:15 ID:JQtIu6kS
これを見てすごいなあと思うのは、東宝の余裕を感じるからです。
監督に不測の事態があって、もしかしたらだめかもしれないけど、
妻夫木聡との共演「涙そうそう」が次作でしょ。
まあ、ぽしゃっちゃしょうがないけど、これには東宝は相当な力を
入れたはずです。当然100億程度の見込みは立てていたでしょうね。
さらに来年もう1本公開が決まっています。内容は未定なのか、社外
秘なのかはしらないけど、「東宝シンデレラ」の募集では、2006年に
長澤まさみ主演映画に出られるとありますから。
30 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 20:17:33 ID:g0Jypg57
教授=なずな、なんでしょ。
病気は治ったのかい。相変わらずチラシの裏に書いてろ、的な感想の垂れ流し。
ホントにブログでもサイトでも起こして好きなだけ書きゃいいと思うけれども、
なぜか2chに固執する。
削除されまいとして、スレタイを「日本映画・統一スレッド1」としてるけど、
結局はこのヒトの日記連投スレ。
31 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 21:34:00 ID:myW+NNNW
無駄に文章が長い奴=バカ
32 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 07:38:29 ID:bwhbxspY
っ〜か、あんた見事に糞映画ばっかり
見てる{見ようとしてる}よな
(これも自分の価値観の押し付けかもしれないが)
もっと、語るべき日本映画があると思うんだがなぁ〜
6500万部を誇る人気コミックの映画化で、女優・長澤まさみ(18)
主演の「タッチ」(監督犬童一心)が10日、全国185スクリーンで
封切られた。
ヒロインの浅倉南に扮した長澤は、共演の斉藤祥太・慶太兄弟(19)らと
東京・日比谷シャンテ・シネで舞台あいさつ。「なんでもできちゃう
スーパーミラクル少女なんですが、親しみやすいキャラクター。
同性にも異性にも好かれるよう、元気いっぱいに演じました。わが子の
ように思える映画がヒットするよう応援してください」と笑顔でアピール
した。配給の東宝では、興収20億円を見込んでいる。
>>30 >相変わらずチラシの裏に書いてろ、的な感想の垂れ流し。
文章のプロは、原稿料をもらえないこうした場では、本気を出さないもの。
まれに、本業の者から見るとあきれた原稿を、ネットに掲載している
人がいるけど、何を考えてるんだか。
最終的にそれがまとまって本になるケースもあるから、無駄な努力と
までは言わないけど、それはレアケースだからね。
>>30 >ブログでもサイトでも起こして好きなだけ書きゃいいと思うけれども、
なぜか2chに固執する。
一言で言うなら、「性に合っているから」。
ブログ時代が来て、確かに日記の垂れ流しは易しくなったけども、
正直あんまり好きじゃない。
自分ちもほっとするけど、ホテルにも泊まりたい。そんな感じかな。
別に2ちゃんを、立派なホテルに形容するわけではないけどね。
>>31 >無駄に文章が長い奴=バカ
日本文学は確かに俳句・短歌にみるように、短い中に凝縮された気持ちを
表現するのが好き。また、純文学には長編は少なく、圧倒的に短編優位も
いまさら指摘するまでもない。
でもね、それは事実だけど、だからと言ってそれでいいのかな?
日本文学が世界に占める位置なんて、実に悲しいもの。権威主義に頼る
わけじゃないけど、ノーベル文学賞受賞者の数をみて。理系の受賞者の
数と比較にならないでしょう。言語のハンディを考えても、世界の中で
明らかに劣勢にあるのは確かじゃないの。
>>32 >あんた見事に糞映画ばっかり見てる{見ようとしてる}よな
そう言うあなたは、どんな映画ならいいと思う?
東京に住み、23区内で働いてきたので、シネコンは近隣に2つ。都内の
映画館も簡単に行け、フィルムセンターほか名画座系も楽に行ける。
恐らくは相当恵まれた映画環境にいると思う。
だから、シネフィル御用達映画も見てきたし、日本映画黄金期(1950〜
1960年代)の映画も多数見た(リアルタイムじゃないけどね)。
「NANA」や「タッチ」ばかり見てきたわけじゃない。お間違いなく。
>>32 >もっと、語るべき日本映画があると思うんだがなぁ〜
回顧趣味的にだったら、市川雷蔵なんか大好きだし、小林旭の映画も
好きだし、いろいろネタはある。
でも、今こんなに日本映画が新鮮に盛り上がっているのに、そんな映画
ばかり趣味的に振り返ってもしょうがないと思う。っていうか、したい
人はすればいいのであって、映画は旬の文化・娯楽と思うから、できれ
ばリアルタイムで見られる映画を語るほうが自然だし、実りが大きいと
思うね。
>>32 >自分の価値観の押し付けかもしれない
この板でも人気の映画評論家、前田有一のサイトはよく見ている。
あの人こそ、感想の垂れ流しだろうね。過去の映画と精緻に比較して
語るのが映画評論家というものだけど、そんな蓄積も勉強もないらしく
たまーに漫画なんかを引き合いに出すだけで、後は典型的な「印象批評」
になっている。
あれでプロとはお笑いだと思う。
価値観というより、「今週のダメダメ」なんていう陳腐なフレーズで
自分の理解できなかった映画を斬って捨てる。その志の低さが嫌い。
40 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:01:15 ID:/wE6A1m0
話題を変えて。最近、某紙で読んだ湯布院映画祭・シンポジウムの概要(記憶に従い書くので正確ではない点はご容赦)
まあこの種のスレでは毎度のように出る話ばかりだったが。
※シネコン・ミニシアター・各種媒体(DVD・多チャンネルなど)の増加によるコンテンツ特需・
制作フォーマットの多様化により、制作・公開本数が恐ろしく増えた(現在は1年に400本ほどの公開)
※水面下では、制作したもののなかなか公開できない作品も多くなっている。
※「制作異議のない作品まで作っていないか?」との一般参加者の疑問に対しては、プロデューサー側としては
「そんなはずはないと信じる。各プロデューサーとしては各自責任と信念を持ってやっているはず」
※「このバブルはいつかは適正な制作・公開本数に落ち着くだろう」という意見では満場が一致。
※「新人の作品には、公開水準に達していない作品も見られる」との苦言。
※プロデューサー側から「最近の若い人は不勉強」「明治・大正生まれの人のセンスの方がファンキー
(清順などのことか?)」
41 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:02:12 ID:/wE6A1m0
※「観客側も、面白い映画を自分で探せなくなっていないか? 余りにも宣伝や流行に流されていないか?」
(注・とはいえ、映画はもちろん宣伝してヒットさせなくてはならないわけで、
このあたり、業界としては痛し痒しだろう)
そんで、一応最近はシネコン・ヒット作効果のお陰で全体の動員は増えているので、
とりあえず今後も頑張りましょう、という例の調子で記事は〆。
確かに邦画も最近はしっかりしつつあるのは認めます。予算が増えたお陰か
画面に余裕のある作品もあるしね(その背後には雲霞のような低予算作品もあるが)
スレ主さんほど熱くもなれないが、悲観的にもならない。いつもながら静観かな?
BSの成瀬特集みなさい
43 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:14:58 ID:bwhbxspY
だから最近の映画でタッチやナナ以上に語るべき作品が沢山あると思うがな
あと、日本映画は回復して無い
この事は忘れないで欲しい
まぁ〜、削除されない様に頑張ってくれ
44 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 12:06:06 ID:viVbCDBM
最近日本映画が好調なのは事実ですね。
今のところ内訳は「ローレライ」「真下」みたいな娯楽作ばかりだけど。
秋には「春の雪」みたいなのもあるけど
まぁアレも或る意味、大いに娯楽作だよな。
多分、観客がハリウッドにピンと来なくなっちゃったんだよネ。
日本人俳優は、顔が外人ほど怖くないし
昔と比べたら日本の特撮技術はUPしたし。
キュートで愛らしい日本映画にまあまあ需要があるって感じ。
ところでスレ立て人は映画「キューティーハニー」嫌いみたいだけど
アレはアレで結構良かったのではあるまいか。
45 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:07:26 ID:2pcZUbKS
>>40 >シネコン・ミニシアター・各種媒体(DVD・多チャンネルなど)の増加による
コンテンツ特需・制作フォーマットの多様化により、制作・公開本数が恐ろ
しく増えた(現在は1年に400本ほどの公開)
とにかく、どんどん閉鎖されていたスタジオが不足して、大変らしいからね。
あとはスタッフも不足して、奪い合いらしい。
できうれば、かつての映画黄金期のように、量と質とを兼ねてほしいね。
46 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:10:01 ID:2pcZUbKS
>>40 >水面下では、制作したもののなかなか公開できない作品も多くなっている。
都内なんかでは、40席くらいのミニシアターができていて、そういう
低予算映画の公開をしているね。
あとは、渋谷や池袋なんかではレイトショーもあたりまえ。
もっとも、地方までみると、ほとんどの人は劇場で見られないわけで
お蔵入りも同然という感じかな。
しょうもない映画が大半だけどね。
47 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:12:11 ID:2pcZUbKS
>>40 >「制作意義のない作品まで作っていないか?」との一般参加者の疑問に
対しては、プロデューサー側としては「そんなはずはないと信じる。
各プロデューサーとしては各自責任と信念を持ってやっているはず」
それを言うならハリウッドに言えよと言いたい。
そもそも映画は芸術以前に商品なわけで、「意義」なんてものは後から
ついてくるものではないの?
アンゲロプロスみたいなのは例外として。
48 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:17:58 ID:2pcZUbKS
>>40 >「このバブルはいつかは適正な制作・公開本数に落ち着くだろう」と
いう意見では満場が一致。
それはどうかな? かつての日本映画黄金期って、20〜25年続いたわけ
でしょ。それにならうなら、2020年までこの景気が続いてもおかしくない。
映画関係者は、30年にもなろうとするこのどん底をならされて、今の
絶頂期は長続きしないよと思いたいんだろうね。
おかしな人たちだ。
49 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:20:18 ID:2pcZUbKS
>>40 >「新人の作品には、公開水準に達していない作品も見られる」との苦言。
そうかな? ぴあフィルムフェスティバルを筆頭に、若い才能がどんどん
出てきていることは、みんなも承知じゃないの。
かつて巨匠といわれた人なんて、全然映画を撮れないでいるでしょ。
今、頂点にいる監督は、せいぜい40代前半までだよね。
行定、犬童、矢口とか。
50 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:23:58 ID:2pcZUbKS
>>40 >「最近の若い人は不勉強」「明治・大正生まれの人のセンスの方が
ファンキー(清順などのことか?)」
そんなことを言っているから、「男たちの大和」なんて映画を作るわけ
でしょ。アナクロにもほどがある。
存命中の、かつての巨匠がいかに日本映画をだめにしてきたか、今さら
強調するまでもなし。
若い監督がどんどん出てきて、かつて日活ロマンポルノから若手監督が
出てきて以来の活性化をしていると思う。その当時と違うのは、才能が
あるとみるとすぐに大作を任されること。
恵まれているし、それに応える才能がまたいる。おじいちゃん監督など
もう不要と断言する。
51 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:27:18 ID:2pcZUbKS
>>41 >確かに邦画も最近はしっかりしつつあるのは認めます。予算が増えた
お陰か画面に余裕のある作品もあるしね
よく指摘されるように、現在の日本映画は制作費1億以上の大作と、
1千万以下の低予算映画しかないと。
だから、全国公開の映画の質は、一時に比べたら本当に上がっていると
思う。撮影、美術、音楽、脚本など、1990年代なんかに比べたら話に
ならないほど、高いレベルにあると思う。
52 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:29:51 ID:2pcZUbKS
>>43 >最近の映画でタッチやナナ以上に語るべき作品が沢山あると思う
だから、具体的には? 今日「メゾン・ド・ヒミコ」を鑑賞したが、見事な
映画だった。が、こんな映画ばかりでは観客も偏るし、たまには素直な娯楽
映画も見たいと思うけど。
>日本映画は回復して無い
その根拠は? 制作本数はなぜ異常なほど上がっているのか。
53 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:34:55 ID:2pcZUbKS
>>44 >多分、観客がハリウッドにピンと来なくなっちゃったんだよネ。
キュートで愛らしい日本映画にまあまあ需要があるって感じ。
上野樹里のコメディとか、「リンダ リンダ リンダ」のヒットにみる
ように、そんなに大声で「すばらしい」と言うほどの映画じゃないけど、
なーんかいいんだよね、的な映画がどんどん当たっているのはいい傾向
だね。
>スレ立て人は映画「キューティーハニー」嫌いみたいだけど、アレは
アレで結構良かったのではあるまいか。
そんなことないよ、好きですよ。よく「デビルマン」とごっちゃにして
語る人がいるけど、「キューティー」は楽しかったけど。
市川実日子って「blue」の繊細な演技が印象的だけど、この映画や
「いま、会いにゆきます」なんか、全然違う人みたい。
54 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:38:31 ID:2pcZUbKS
>>44 >秋には「春の雪」みたいなのもあるけど まぁアレも或る意味、大いに
娯楽作だよな。
映画はすべて娯楽作品ですよ。
「春の雪」は本当に珍しい、本格的なメロドラマ。そして、文芸作品。
若い人は役者や、行定ブランドで見るし、シニアは三島の文芸映画と
いうイメージで見るし、ヒットしないほうがどうかしている映画だと
思う。
これが大ヒットしたら、行定って30代にして映画監督の頂点に立つこと
になるんだろうな。あの「ひまわり」の監督がねえ。感慨深い。
55 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:53:58 ID:2pcZUbKS
>>42 >BSの成瀬特集みなさい
成瀬にしろ小津にしろ、映画史的に重要というところまでは認めよう。
でも、そんなことを言って、現在の映画に何か意味があるのかな? 確かに
ある種にシネコンで懐古趣味的な映画が評判だとは聞く。でも、映画って
旬のものなんだよ。
成瀬だって当たり前だけど、最新作を待ちわびていた人もいたわけでしょ。
あと、不勉強だと思うのは、映画黄金期の作品を浴びるほどかつて見たけど、
成瀬なんか及びもつかないほど無名だけど才能のある監督なんて、いくら
でもいる。かつて映画監督は最高の就職先だったわけで、才能の宝庫だった
から。
56 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 17:58:48 ID:2pcZUbKS
>>44 >最近日本映画が好調なのは事実ですね。今のところ内訳は「ローレライ」
「真下」みたいな娯楽作ばかりだけど。
ともに東宝の大ヒット作で、そんなにけなすほどではないけど、あまりおもしろく
なかった。「ローレライ」は肝心のドイツ人の女の子(香椎)が、何のために
いるのか、さっぱりわからない。
「交渉人」は「踊る」シリーズの中では一番だと思うけど、いかんせん脚本が
ごちゃごちゃしていて。
日本映画の活況はこうした大作だけに支えられているわけではないよ。それは
よく見てください。
57 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 18:02:20 ID:2pcZUbKS
今日、「タッチ」が公開中の犬童一心監督の、「メゾン・ド・ヒミコ」
を鑑賞。
チラシや予告編から暗そうな映画を想像していたんだけども、何とも
ハッピーな映画でした。ネタバレになるので書けないけど、いやあ、
こう来ますか、と映画ファンなら思わずにっこり。
ラストは予想できる展開とはいえ、さすがは「ジョゼ虎」のラストで
号泣させた犬童監督、やっぱり泣かせます。
今年見た中では、間違いなくベスト。
58 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 18:08:45 ID:2pcZUbKS
で、同監督の「タッチ」も初日に見たので、その感想も。
「メゾン」が力作なら、こっちはスケッチって感じかな。作家性皆無
で職人に徹してます。言われなければ誰の作品かわからないでしょうね。
誰がどう見ても、この映画は原作ありきじゃなく、長澤まさみありき
です。原作なんて見たことがないけど、南って主役じゃないでしょう。
それを主役に据えたあたり、ちょっと無理があるかな。
長澤まさみのキャリアはこれからだから、こんな軽い映画があっても
いいでしょう。よく比較される上野樹里が小品で主役を張っているけど、
どう見ても長澤まさみのほうがスクリーン映えしてるもの。
次はコメディなんて言ってましたけど、ここは文芸作品あたりの王道で
「セカチュー」以来の大芝居を見せてください。
59 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 18:22:41 ID:2pcZUbKS
>忍は主題歌の売り上げから見てもダメっぽい。
「忍」は企画を聞いたときから、かなり厳しい興行になるのではない
かと思っていた。制作は松竹だしね。
そもそも予告編を見ればわかるけど、「LOVERS」みたいなスタイリッシュ
な時代劇を狙ったんでしょ。それはわかる。
でも、もう遅いんじゃないの? たとえば、今さらワイヤーアクション
を見たい? こけると思うね。もちろん見ますけど。
60 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 18:30:45 ID:2pcZUbKS
>「サマータイムマシンブルース」はもっとヒットしてほしい。室井さんや
タッチさんよりはるかにいいぞ。ナナさんよりもこっちがいいぞ。
駄作だと思った。本広は「スペース・トラベラーズ」という映画も
思い切りはずしていたけど、しょせん「踊る」関連以外ではだめぽの
監督なんだろうね。
ノリが命の映画だろうに、テンポが全然悪くて、これは才能だろうね。
上野樹里なんて、別に誰でもいい役じゃない?
この間の「亀は意外に速く泳ぐ」もつまらなかったし、上野樹里は
主役を張ればいいってもんじゃないと、事務所に気がついてほしいもの
だ。次もやばそうな映画なんだよね。「笑う大天使」。
61 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:17:31 ID:2pcZUbKS
>同じ松竹の阿修羅城の瞳もファンドの資金入ってたよね。
悲惨な結果になったけど。
「阿修羅城の瞳」もひどい映画だった。唯一「秘密」だけが好きな滝田
監督作品。
演劇を映画化するとろくなことはない。それがわかっただけでもいいの
かも。でも「演劇の松竹」にすれば、困るのかな?
62 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:21:08 ID:2pcZUbKS
>深田の「天使」も個人ファンド募集だって。流行みたい。
深田恭子はTVを見ない者には、実に不思議な役者だ。
「阿修羅のごとく」では信じられない凡演、なのに「下妻物語」では
まさにはまり役としか言いようのない演技で、主演女優賞をいくつも
ゲット。
その後もTVドラマにしか出ない。安売りしているのか、事務所が馬鹿
なのか。
「天使」…話さない役って、そんなのありなの? 「下妻物語」の
原作はすでに「2」が出版されたけど、あまりの駄作に、あれじゃ
映画化はないだろうね。
63 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:23:52 ID:z7bL0TzC
電車男も意外に面白かったな。
山田孝之と中谷美紀上手かった。
64 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:24:45 ID:2pcZUbKS
>忍は投資対象として疑問なだけではなく濃いヲタ人気も見込めない
からなあ。
仲間由紀恵という女優も、TVを見ない者には魅力のわからない人だ。
凛とした感じはするが、うまいとはいえない。これまで「g@me.」という
映画で結構楽しませてくれたくらいで、印象に残る役もない。
「ゴクセン」というドラマを1回だけ見たが、あんな大げさな演技は
TVドラマだから許されるのであって、スクリーンでは白々しい。
忍はきれいというだけで終わりそうで怖い。
65 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:30:09 ID:2pcZUbKS
>>63 >電車男も意外に面白かったな。山田孝之と中谷美紀上手かった。
よく言われていることだが、この映画は企画から映画公開までのスピード
が抜群に速かったことが、最大の成功要因だと思う。
たとえば、東映の「レディ・ジョーカー」。見事にこけた大作だけども
原作から7年って、一体(笑)。
東宝と東映の差を、本気で思い知らされる話でしょ。山田はTV向きの
人だと思うけど、この映画ははまり役だった。中谷はこの後「嫌われ
松子の一生」が控えている。同じ事務所の柴咲コウを抜き返す日は
近いかも。
66 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:34:47 ID:2pcZUbKS
>結局中ヒットが多いってことなんだよね
日本映画のヒットの目安は、10億といわれる。
最近では、10億超えは当たり前になって、15億位でやっとヒットした
という感じがしてくる。
日本映画の活況は、2003年の「踊る2」のようなウルトラ大ヒット
で生まれるものじゃない。あの当時、今の日本映画の活況を予想できた
人は少ないはず。
大ヒットは意外に続かない。野球じゃないけど、コンスタントにヒット
を続けることが大切。すると、また劇場にこようかなという観客を
生み出すわけ。
67 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:38:49 ID:2pcZUbKS
>東宝自体、自社女優売り込みの作品とその他商品とじゃ、かける圧力も
熱意も違って当然だな
昔の五社協定じゃないんだから、自社女優って(笑)
該当するのは現在なら、長澤まさみしかいないでしょうね。
彼女は明確に「将来の東宝映画を背負って立つ」と最近答えている。
前は控えめな発言が目立ったけど、さすがこの1年で鍛えられたようで。
今の東宝なら、長澤まさみを生かす企画などいくらでもあるでしょ。
よもや、「ゴジラ」や「ロボコン」は回ってこないと思うよ。
68 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:42:08 ID:2pcZUbKS
>秋は口コミ逆効果タイプの駄作映画が多いな
NANAも原作に勢い無かったら同じ運命だったろうし
そうかあ。漫画に何の思い入れもないからからかもしれないけど、
あんな原作より映画のほうが数段上だと思うけど。
そもそも原作には色も音楽もないでしょう。それに着色し、実際に
話し歌を歌い、リアルな感じを与えるのは映画でしょうに。
漫画がそんなにいいのかな。
69 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:46:03 ID:2pcZUbKS
>「亡国の〜」他 7/30(土)〜9/11(日)の44日間
動員 154万9000人 興収 19億7211万円 270scr.
福井原作の3本は、律儀にみな見た。
どれもけなしたくなるほどではないけど、お世辞にも傑作とはいえないね。
なんかどれも肝心な部分が抜けているような印象を受けた。
「亡国のイージス」は、一言で言うなら安直な展開で。自衛官が祖国に
銃を向けて反乱を起こしたのに、たいした理由もなく寝返るなんて
いくらなんでもそんなのありなの?
寺尾の「半落ち」を明らかに意識した役割も、偽善たらしくて鼻につく。
70 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:50:26 ID:2pcZUbKS
>星になった少年は最終的に20億いったの?
うーん。これは初動がめちゃ悪く、しり上がりに観客を増やした、最近
珍しいタイプの映画。
東宝にすれば、フジと組んだわけで100億さえ考えていたと思うけど、
実際には20億と無難なところに収まった。
この映画、何はさておき話がつまらない。実話だとかそんなことは客に
は関係ないのであって、これほどつまらない話を映画化するなよと
言いたい。
役者も二流を集めて、いかにも昔の日本映画って感じ。東宝でもこんな
失敗をするんだ。
71 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:50:48 ID:eCGrwSkN
なずなキモッw
72 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:53:48 ID:2pcZUbKS
>忍は意外にも面白かったな。それにしても、泣いている客が驚くほど
多かった。15〜25億ぐらいは手堅いのでは。
泣ける映画でしたか。オダギリは「メゾン・ド・ヒミコ」にも出ている
し、浅野忠信状態になってきたね。演技も上手で味もある。
今度の火曜日に見ます。あと「深紅」もね。
73 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:57:03 ID:2pcZUbKS
>ナナは朝のせいか殆どいなかった。
NANAは、初日から3日連続で見た。
土日のシネコンが満員なのは当然としても、月曜日の平日の渋谷シネ
東タワーがほとんど満席だったこと。驚きましたねえ。
この映画はほんと映画館映えするね。スクリーンでこそ光る映画。
去年なら「スウィングガールズ」とか。
74 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 19:57:48 ID:5yho7AEN
なに他のスレのレスに返事してるんだよ。
一瞬誤爆してるのかと思った。
75 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 20:00:38 ID:2pcZUbKS
>俺映画館で泣いてる人見たこと無い。
一体何回劇場に行ったことがあるの(笑)
思い出すだけでも、「北京ヴァイオリン」「初恋の来た道」「世界の
中心で、愛をさけぶ」「初めての恋、最後の恋」、なんて劇場全体が
号泣してたよ。
76 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 20:05:08 ID:2pcZUbKS
>いま会いは泣いてる人かなりいたよ あんなの初めて
「いま、会いにゆきます」は劇場で2回見た。
2回とも号泣した。
あざとい作りだとは思うけど、たいしたことのない話だなと思って
いるとまさかの展開。
こういう映画は、絶対に劇場で見ないといけないし、他人の評判を耳に
しないうちに、できれば初日に見たいもの。
ネタバレしてから見たら面白いのかなあ。
77 :
名無シネマさん:2005/09/17(土) 20:14:42 ID:eCGrwSkN
なずな死ね
78 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 02:49:03 ID:TIeGiUBE
>NANAも順調に落ちてるんじゃないかなぁ
入りにも勢い感じなくなった
これだけ新作が上映されれば、1位復活は無理でしょ。
でも、これだけのヒット作が、たった1週しか1位になれないというのが
映画人気復活を逆に感じされる。
79 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 02:51:59 ID:TIeGiUBE
>象さんは夏休みの特殊事情もあるけど、後半の平日でぐんと勢いよく
伸びて20億こえたから、やっぱ最後まで観察しないとわからないよ。
「星になった少年」は悪いけど嫌い。
いかにもどん底時代の日本映画を思わせるし、映画が貧相。確かに興行
が終わりに近づいて、シニアの一人客とか、およそ初めには想定していな
なったような客層が出てきたのは確か。
80 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 02:55:27 ID:TIeGiUBE
>イージスと妖怪は途中経過から20億こえたも同然みたいに
認定してる人いたけど、現実には最後の伸びが足りなくて
20億に届いてなかったり。
どちらも好きな映画じゃないけど、何でそう厳しいのかな?
かつての日本映画なんて、年間20億を超える実写映画なんて数本しか
なかったのに。いつからみんなそんな強気になったの?
ハリウッド映画みたいに市場が全世界にあるわけでもないし、宣伝費
に限ったところで、「シン・シティ」とか「ファンタスティック・フォー」
とか見てごらんよ。
あんなしょうもなさそうな映画ですら、はでな宣伝してさ。で、こけると。
81 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 03:13:09 ID:TIeGiUBE
>室井
実写日本映画で全国公開されるものは、ほとんど劇場で見るけど、
「室井」は見なかった。その理由は…
1)「踊る」シリーズが嫌いで、中でも室井というキャラが嫌い。
2)予告編や評判で、駄作と判断。
3)監督が無能。
4)出ている役者がみな嫌い。
82 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 03:17:53 ID:TIeGiUBE
>春の雪始まる
「春の雪」は竹内の結婚という、あまりこの映画にとって良くない
イメージがついたものの、それから時間もたって、やはり秋の本命と
推したい。
まず画面に気品を感じる。「セカチュー」の篠田キャメラマンの映像
もきれいだったが、「春の雪」のキャメラもすごくいい。
こうした気品ある映像を撮れる監督はほとんどいないし、最高のキャスト
最高の原作を得て、どう見ても大ヒットが約束されていると思う。
期待します。
83 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 03:22:18 ID:TIeGiUBE
>「この胸いっぱいの愛を」は試写微妙らしいよ
予告編を見る限り、明らかに「黄泉がえり2」なんだけども、ああいう
映画に「2」は必要なのかな。商売的には必要でも、お客は飽きている
と思う。
もともと「黄泉がえり」は、日本映画復活のきっかけになったと映画史
的には位置づけられているわけだけども、いかにも古い。もうだいぶ
前の映画という印象がする。
一種のオムニバスのような作りははやりだけど、これも「黄泉がえり」
のまんまだね。この映画を大ヒットさせるのは、いかに東宝でも無理
じゃないのかな。東宝は「ALWAYS」とかこれとか「THE有頂天ホテル」
とか、はずれそうな映画が目白押しですねえ。
84 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 03:28:27 ID:SlnIXMzy
>>80 おいおい、興行収入20億(配給収入約10億)を超える日本映画は
今も昔も年間数本しかないぞ。
85 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 03:33:17 ID:TIeGiUBE
>>84 全然本数が違うでしょ。これまでずっと長い間、当たるのはアニメと
相場が決まっていて、それ以前はフジの「南極物語」やら、さらに
遡れば角川映画やら。
最近になって「踊る」なんかが出てきて、そのできはともかく、大
ヒット作が生まれてきた。
でも、コンスタントに中ヒットが出てきたのはこの2年かな。
日本映画にとってはそれが一番健全な状態だと思う。
今年の米国のサマーシーズンも、SWかぶりで逆に前年割れでしょ。
86 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 04:40:01 ID:SlnIXMzy
>>85 キネ旬の決算号でも見てみな。
興収20億越えの邦画の本数がこの2年で急激に増えたなんて
事はないぞ。
87 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 04:42:19 ID:KmWIMGGe
>>40-44 餌を投下しないでくださいね。
なにが書かれててもスルーしましょう。
88 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 04:44:17 ID:KmWIMGGe
89 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 05:13:29 ID:4M8gutAL
どうでもいいが「蝉しぐれ」の劇場予告いい加減飽きた…
あの予告、忘れよう忘れはてようとしても忘れられるものではございません
90 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 05:26:51 ID:4M8gutAL
あ、よく読まないで書いちゃった
ココなずな専用スレだったのね
忘れて下さい
91 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 07:03:37 ID:TIeGiUBE
>>89 >「蝉しぐれ」の劇場予告いい加減飽きた…
「セカチュー」の頃から、劇場で予告編を見て、その後劇場に再度来る現象が
指摘されるようになった。
もちろん「いまあい」だけども、予告編のつくりにも一段と気合が入っているね。
「蝉時雨」はほとんど見たことがないけど、そんなに流れているのか。
ほんとよく見たのは、「NANA」かな。東宝の番線はものすごくよく見るって、
「蝉時雨」もそうか(笑)
92 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 07:07:50 ID:TIeGiUBE
>>86 >キネ旬
編集者をしているんだけども、「キネマ旬報」は2回書類を出して
2回とも落ちた。だから、買わないで立ち読みするようになった。
キネ旬をよく権威として揶揄する人がいるね。日本映画ばかりほめる
だの、数字以外読むところがないだの。
確かに興行予想みたいなコーナーは、毎号欠かさずに読んでいるけど。
業界人がどんなスタンスでいるかがよくわかり興味深い。
特に日本映画びいきじゃないでしょ。「映画芸術」くらいにならないと。
93 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 07:11:44 ID:TIeGiUBE
>>86 >邦画の本数
知らない人もいると思うのであえて書くけど、日本映画の製作本数は
数だけ聞くとすごく多い。
何でかというと、その半分はピンク映画だから。つまり、ぴあにも
乗らない映画なんですね。普通の意味で映画といえるのは、だからその
半分。それでも多い。
日本映画は今、かける小屋が少なくて困っている。おかげさまでハリウッド
映画が絶不調なんでその小屋を回してもらってるわけだけど、いつまで
日劇1でハリウッド映画をやり続けるのかな。時間の問題だろうね。
所詮は興行ですから。
94 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 13:22:54 ID:RQQdtlSf
>「ダ・ビンチ」という雑誌がありますけど、今月号に長澤まさみを
>取り上げていて、映画「タッチ」に抜擢!とあって、苦笑しました。
「ダ・ヴィンチ」ね。あと、くだんの号にはどこにも「映画「タッチ」に抜擢!」と書かれていないが。
95 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 14:48:27 ID:TIeGiUBE
>>94 誌名については表記間違い。これは素直に謝罪します。
っていうか、2ちゃんでそんなこと指摘するのは、野暮天ですぜ、旦那。
「抜擢」はほかの雑誌かなあ。ものすごくたくさんのインタビューを読んだ
から。
96 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 14:52:06 ID:TIeGiUBE
>はあ、当てたいのに、ミムラ使うのか
ミムラっていうのも不思議な女優だよね。
全国公開の映画で、彼女のようなポジションで主役をどんどん得ている
人はほかにいない。
いかにも映画女優なんだけど、華がないのはなんでかな?
長澤まさみなんかもそうだけど、アクがないのが受ける時代なのか。
97 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 15:02:03 ID:TIeGiUBE
どうでもいい心配なんだけど、今年の映画の賞レースって、かなり
淋しいものになると思う。
だって、ここまで封切られた映画で、該当する映画って何かある?
大体受賞するような映画は、秋以降に封切られるものだから、これ
からの映画にあるのかな? 「春の雪」とか。
「たそがれ〜」の時みたいに、一つの映画が独占するのは、現在の
日本映画にはよくないと思う。これだけいろんなタイプの映画が
封切られているんだから。
98 :
名無シネマさん:2005/09/18(日) 15:05:49 ID:TIeGiUBE
>松竹のシネコンとかも見たけど、SHINOBIはほとんど変化無し、
大きな箱使いすぎか。
自社映画。しかも期待の大作だからね。
松竹はこの路線を今後続けるそうだけど、何せ「釣りバカ」の会社
だからね。この手の時代劇と、「たそがれ」系の人情時代劇の二つは
延々と続くだろうね。
99 :
名無シネマさん:2005/09/19(月) 10:54:49 ID:3XjAlu4Z
>(キネ旬では)業界人がどんなスタンスでいるのかよくわかり興味深い
地方在住のシロートですが、そうなんですか? 私は興行関連記事と新作紹介くらいしか読まないんですが、あまりに中高年視点な気がして数字以外は参考にならない気がするんですが…。
三十代位の業界人の気分みたいなものがもう少し紙面から感じとれれば興味が湧くんですがね。
>>99 >キネマ旬報
確かにおじさんくさい雑誌だよね。もっとも、この雑誌は何度も身売りの
話が出ていて、すでに終わっている雑誌でもある。
日本映画に関する雑誌は「プラスアクト」とか、おしゃれ系がどんどん
出ているし、正確な数字とか興行予想とか、そういう部分で力を発揮
してくれればいいんじゃないの。
>室井、てこ入れで2度目の舞台挨拶を今日やるのに まだチケット
あまってるってよ。一度失速するとなかなか戻らないもんだな。
「踊る」はもういいよ。
せっかく日本映画が新しい時代に入っているのに、このシリーズだけ
従来の「テレビドラマの映画化」をやっている。
新しい設定でやってるとはいえ、しょせん「踊る」の世界観からは
逃れられていない。もう古いよ。やめてほしい。
>タッチ、二回連続売り切れ
先にも書いたけど、同じ監督の「メゾン・ド・ヒミコ」を見ると、
「タッチ」の手抜きがあまりにあからさまで、悲しくなる。
確かに長澤まさみの存在感は、あの程度の映画ですら輝いているけど
どうせ「満を持して」東宝が力を入れたんだから、別の企画はなかった
のかいと聞きたい。監督もあれじゃ、やる気がでなかったんじゃないの。
「タッチ」に何の思い入れもない者としては、あんな話のどこがいいの
と問いたいね。
>地方のシネコンでSHINOBI満席だったよ。
田舎だからめったに満席になることなんてないからびっくりしたけど・・
松竹は、山田時代劇に続いて、また新たな鉱脈を見つけたね。
この手の映画はどんどん作るとすでに発表しているし、海外でも絶賛
されているしね。東宝の映画が国内では一人がちなのに、海外では
さほどでもないことから、松竹は意外な形で東宝を抜き去る可能性すら
出てきた。いいことです。
で、明日は「忍」を見てきますんで。
報告は明日致します。
興行スレって、しかし中身がないね。
語るに落ちるとはこのこと。
映画について語れと言いたい。
興行スレは各作品のヲタが傍観者を装ってそれとなく叩き合う場所ですよ。
観る気も無い作品の興行なんて普段関心ないでしょ。
>>106 なるほどね。だから、厳密な数字を語る場なのに、なじりあいをしているのか。
でもさ、ほんと低レベルだよね。予想だからはずれても全然かまわないけど、
その根拠が映画をまるで知らないとしか思えないレベル。
恐らく劇場で年間10本も見てないんじゃない?
映画はまず数見ないとわからないし、実行してから何か言いなさいな。
1週間に2本と、目標をきめているのだけど、今週は「忍」と「深紅」。
1週間2本というと、簡単そうに聞こえるけど、年間100本でしょ。
経験上難しいよね。
映画を見るには相当恵まれた場所に住んでると思うけど、それでも
難しい、1本辺りの平均単価は、たぶん1000円を割っていると思うし
年間30箇所以上の劇場を回っているし、地方在住の映画ファンには
申し訳ないくらいだけども、なかなか難しい。
今日、「忍」を鑑賞。
日本映画をけなすのは好みじゃないけど、やっぱりけちをつけたくなる。
ねたばれでも何でもないから書くけど、甲賀と伊賀から5名ずつのつわものが
出てきて戦うというお話なんだけど、せっかくのそのべたな設定が全然
生きていないと思う。
見所は、撮影・美術の美しさと、主演2人に尽きるけど、これが世界40
ヵ国と思うと、暗澹たる思いになる。かつての黒澤じゃないけど、世界
がほめるからといって、それが優れた映画ではないという一つの証明。
(2005年9月17日〜2005年9月18日)
1 1 チャーリーとチョコレート工場
2 - 四月の雪
3 2 NANA
4 - SHINOBI
5 - ファンタスティック・フォー 超能力ユニット
6 3 容疑者 室井慎次
7 - シンデレラマン
8 - 頭文字〈イニシャル〉D THE MOVIE
9 5 タッチ
10 4 仮面ライダー響鬼〈ひびき〉と七人の戦鬼
【感想1】
「四月の雪」は全国400館公開と、ハリウッドの超大作並みのスクリーン
数での2位。しかも、まるで才気を感じない、バートン作品の2位と
きては、「様」付けて呼ばれるかの方も、さぞや悔しいでしょうね。
この映画は、来週以降落ちが激しいと思う。
まず、前売りの異常な枚数から見て、初動が大きいのはわかっていた。
でも、これだから来週は8割ではすまないのではないか。作品の評価も
かなり手厳しいしね。ストレートな純愛ものじゃないせいもある。
【感想2】
上位の日本映画を見ると、3位「NANA」はワンランクダウン、「SHINOBI」
は初登場4位。「NANA」はさすがに強い。今年の実写映画1位はほぼ
決まりだろうが、興味はもう「セカチュー」超えはあるのか、に絞られた
のかな?
「SHINOBI」は人が平日の今日もかなり人が入っていたけど、そんなに
できがいいとは思わなかった。デートムービーとしてはこんなものかな。
秋は敵も多いし、4位は仕方ないところでしょう。結構10週くらいやる
かもね。シニアが動いていないし。
【感想3】
続いて6位「室井」、9位「タッチ」、10位「仮面ライダー」。
室井は3位からのダウン、タッチは5位からのダウンと、ともに落ち
が激しい。どちらも映画のできがあまりよくなく、本来これらの映画に
期待される成果が出ていないと思う。
室井はどうでもいいけど、「タッチ」は東宝の威信にかけて宣伝して
いた節もあり、もっと何とかならなかったのかと。今さらだけども、
なぜ80年代の漫画なのか、散々指摘されたその疑問が改めてよぎる。
企画に誤りがあったことは確かなので、利口な東宝担当者はすでに
長澤次回作をてこいれしていることであろう。
116 :
ぺんぺんぐさ:2005/09/24(土) 16:16:20 ID:QkQWTLil
なずな先生復活してたんですね。窓に鉄格子付の病院はいかがでしたか?
>>112 まあ1位は当たり前でしょう。
ジョニー・デップ主演ティム・バートン監督・・・この二人だけで80%の確率で良作。
「F4」、「ライダー」以外にも子供が見に行ける内容なのもよい。
2位・・・微妙。ヨン様ファン以外が楽しめるか謎
「NANA」、「SHINOBI」、「タッチ」は原作が強みの映画。
「NANA」は女性も入りやすくてしばらく伸びそう。役者がまともだったら大ヒット?
「SHINOBI」は酷評が多いが主演がブレイク中なのが強みか?
「タッチ」・・・コメントするとなずなの病気が再発するので控えます。
117 :
ぺんぺんぐさ:2005/09/24(土) 16:26:06 ID:QkQWTLil
ここ最近の傾向としてはとにかくヒットした漫画が原作なのが多い。
なぜ邦画は漫画原作でもハリウッドほどおもしろい映画が作れないのか?
答えは簡単、原作の勢いに乗りたい、役者を表舞台に出したい、この打算が多いからだ。
「タッチ」とか・・・(ぼそっ
やべっ、言ってしまった!!
118 :
ぺんぺんぐさ:2005/09/24(土) 16:42:33 ID:QkQWTLil
「スパイダーマン2」以降アメコミ原作映画がパッとしないのは知名度の低さが
ネックだったことも大きいと思う。「デアデビル」、「F4」とかみんな知ってるか?
俺は漫画は悪いとは全然思わない。撮影技術が進みCGも出回ったことで
漫画、アニメ特有の表現を実写化することは不可能では無くなった。
邦画は娯楽作品が特に乏しいのだから漫画大国日本でこの流れは止まらない
だろうね。
119 :
名無シネマさん:2005/09/25(日) 00:50:26 ID:7QZmUzVf
なずなが消えた
ワ───────イ!!
120 :
名無シネマさん:2005/09/25(日) 00:55:22 ID:4ph4lCug
NANAみました。。
すっごいよくってちょっと感動しちゃった・・・
マンガににていて・・・しかもマンガと役者さんがそっくりで(^0~)
続編がでないのかなぁ〜って思うくらいでした・・・
121 :
名無シネマさん:2005/09/25(日) 01:01:41 ID:7QZmUzVf
漫画原作ものの実写映画で、シリーズ化された映画ってあるのかな?
もちろん、日本映画で。
詳しい人、教えてください。
とりあえずメジャーな奴なら、釣りバカ日誌。
サラリーマンものの味が薄くなって、レジャー映画になっちゃってるけど(^-^;;
欧米のように日本の映画界もオーディションによるキャスト選考をしてほしい。
昔の松竹なんかの育成所のような俳優を育てる、まとまった大きな施設も必要だと思う。
といってもそんなお金はないわけで。
育成機関が無い→俳優が育たない→映画がつまらない→興行収入がない→
→会社に金が入らない→育成機関なんてつくれない→
の繰り返しじゃない?
邦画なんて人気とか話題のある役者で客を呼ぶだけで演技で配役してないよな
126 :
名無シネマさん:2005/10/17(月) 21:36:44 ID:ZiH4FoDx
三木谷にはTBSの共同経営者になってもらいドラマのキャスト選びに競争原理を導入してもらいたい。
まずはそこからだろうなあ。
人大杉が解除されたから、莫迦もここに戻ってきますかね。
戻ってきても所詮は雑魚だ。連続コピペしか対抗策がないガイキチは無視で。
ってここなずなのスレだったなw
>>128 いや、莫迦ってのはなずなのことだったんだけどw
>>125 とにかくオーディションで役者を選んで欲しい。
東京国際映画祭を東のカンヌへ、なんてプロジェクトをするくらいならまず役者のレベルを上げてくれ。
SIN CITY 見て、日本人が作ったら、もっと漫画っぽい絵作りできるのかなぁ・・・と夢見ちゃいました。
いや、何てことはなくて、ラストシーンの雪景色が、なんだか白土三平みたいな感じのトーンだったの
で、SIN CITY みたいな漫画の濃淡に拘った絵で、『ワタリ』あたり映画化すれば、綺麗な絵になるのか
かなぁ・・・と思っただけで(^-^;;
132 :
名無シネマさん:2005/11/22(火) 00:50:37 ID:SJonvmoB
保守
133 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 00:29:22 ID:VU1sQmNz
海外で賞をとったくらいで「世界で認められた」とかよ、
そういう諂ったセコい意識を無くさないといけねーよな。
134 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 00:34:33 ID:8Y8SVuiw
じゃ、おまえも賞とってみろ
135 :
133:2005/11/26(土) 01:15:50 ID:VU1sQmNz
>>134 え、おまえそんなセコいままで日本映画が復活すると思ってんの?
だいたいマスコミや一般客の程度が低すぎんだよ。たとえば今日の、
「役所広司 ブラピと“堂々競演”」なんて記事は吐き気がするだろ?
マトモな目を持った一部の日本の観客に焦点合わせて撮らなきゃだめだろ。
毛唐ウケねらうのはその後でいいよ。
隣の[映画作品・人]板の新作邦画スレは業者さんの必死の宣伝コーナー
痛い一人芝居には呆れてくる。
137 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 01:36:10 ID:KmWRTq9t
またお前か
139 :
名無シネマさん:2006/01/05(木) 18:59:21 ID:JEXHoaSo
140 :
名無シネマさん:2006/01/07(土) 16:02:55 ID:RXrmfw7A
いくらコンテンツ需要が拡大してるって言っても儲かってるようには見えんぞ。
だって入場料1800円だよ。スポーツ観戦、漫画喫茶、ゲーセン、カラオケのほうが
娯楽として安価だし、何より洋画という強敵がいる。
考えてみればマトリックスとデビルマンが同じ値段というのも乱暴な話だね。
141 :
名無シネマさん:
松竹なんて相変わらず薄給だし、
映画学校卒業してもフリーター、もちろん映画と関係ない仕事
してる奴もたくさんいる。
とても、活況呈してるとは思えない。