1 :
名無シネマさん:
2 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 02:23:42 ID:hVnNpyiD
特機や照明の予算が無い、でFAだったような気がするが乙
3 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 03:05:27 ID:bA7DbOGN
平面的なのが一番の問題かな
漫画っぽい
4 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 03:31:03 ID:SblFHK88
才能が無いんだろ?
5 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 03:45:08 ID:rAVNAKLI
日本の太陽が悪い。東京なんて3000ケルビン程度なんじゃないの?
6 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 04:18:47 ID:SblFHK88
そりゃ言い訳
7 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 04:42:43 ID:hR9mXgix
いい映像は時々ある。
貧しい絵撮ってんのは単に監督に絵心ないだけだ。
そういう輩ばっかしだ。
8 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 20:59:50 ID:TjO+lIJ2
どこの映画の映像なら豊か?
9 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 21:05:39 ID:BAUD0fhV
映画に対する愛情が足りないんだろう
10 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 23:10:11 ID:+mGN8MJY
単に見慣れた風景が写っているからじゃないかと思う。
11 :
名無シネマさん:2005/07/10(日) 23:22:52 ID:P48jKv3N
なぜ俺の顔は見苦しいのか
と
>>1は思ってるようです
12 :
名無シネマさん:2005/07/20(水) 12:38:12 ID:vS67lJZB
日本の町は木が少ない。
13 :
名無シネマさん:2005/07/29(金) 15:12:57 ID:yVWrPgJb
しかし東欧や中国なんかもっと木が少ないのに
いい映像撮ってるよ。
東京に来たガイジンがいちばん最初に思うのは
「意外と緑が多いんだなあ」だって。
14 :
名無シネマさん:2005/07/29(金) 16:14:33 ID:CuI6I36g
>>13 東京は世界の大都市の中でも緑地面積は最低レベルだが。
15 :
名無シネマさん:2005/07/29(金) 16:16:06 ID:CuI6I36g
ソースは俺の厨房の頃の公民の授業だから、情報は古いかもしれん。
16 :
名無シネマさん:2005/07/30(土) 01:20:39 ID:M1A0ukDY
皇居とか丸の内周辺は随分マシなんじゃない?
道幅も広いし。それ以外は・・・
17 :
名無シネマさん:2005/07/30(土) 01:22:32 ID:M1A0ukDY
日本の景観に不満を持っている日本人が結構多いのは、新宿区とか見れば当然とも思える。
あんな所に暮らしてたら何かの病気になりそう。
18 :
名無シネマさん:2005/07/30(土) 14:11:01 ID:ON0xAOuk
19 :
名無シネマさん:2005/07/30(土) 14:26:44 ID:Jraw+urY
耳をすませばは駄作だが背景を頑張っている
20 :
名無シネマさん:2005/07/31(日) 13:27:21 ID:ApCx/cTf
尾道の映像は良かったな
21 :
名無シネマさん:2005/08/08(月) 09:45:51 ID:fjbO3p7p
田舎もんは東京から出ていけ
22 :
名無シネマさん:2005/08/08(月) 10:10:47 ID:zuHSYX0f
東京を舞台にするんだったら、
コンクリートや排気ガスで窒息しそうな映像のほうが映える
23 :
名無シネマさん:2005/08/08(月) 12:03:05 ID:lczpmfY9
映画しか知らない映画人ばっかりだからでしょ。
ファインアートを知っている人間なんて殆どいないし。
まあ、「日本の景観では絵にならない」とほざいた
かつての洋画家の伝統には忠実だが。
24 :
名無シネマさん:2005/08/08(月) 12:35:59 ID:tcXLB8/Y
>>23 技術的にはカネがないのでいい機材を使えない、あるいは時間を掛けられない。
野村芳太朗は「砂の器」のロケ場面の一部(加藤嘉親子の放浪)で少人数でじっくり、
その代わり時間を掛けて場所を選びいい光を待つ(作る)、という撮影を行ったそうだが。
松竹だと木下恵介は、いい場所を見つけたらせっかちにどんどんアドリブで撮る人だったそうだな。
工藤栄一は時間を掛けて凝り過ぎ、その癖これまたいい画を見つけたらすぐにその場で回させていたらしい。
最近だと行定勲がバンバンフィルムを使うらしいね。テイクも繰り返し重ねるとか。
感性的には現場の人間にも全体的な美術的な素養が足りないのかな? これは日本社会全体の余裕の問題ですからね、
何とも・・・。やりたくてもカネ(衣装やセットの飾り込み不足)で出来ないこともあるだろうし・・・。
あるいはロケ先に手を加えて撮っていても、作り込みが自然過ぎてかえって観客には分からない
こともあるしなあ。まあやるだけのことはやってるんちゃう?
25 :
名無シネマさん:2005/08/09(火) 03:13:53 ID:PKtSOt+Y
隠し鬼の爪
牢獄から逃げた旨を伝えに小間使いが走るシーン。
田んぼを前にしてバックの山脈が美しい。
と、思ったけど・・・
こりゃいいってお勧めのシーンはあるかな?
26 :
名無シネマさん:2005/08/09(火) 13:24:06 ID:MvanDo3v
となりのトトロ
27 :
名無シネマさん:2005/08/14(日) 13:05:45 ID:qsENU8OB
撮影と照明がバラバラだから。
28 :
名無シネマさん:2005/08/14(日) 13:34:03 ID:bTYBWFN8
普段見慣れてる風景をそのまま映し出す技術のなさ。
それに金払って見てる腹ただしさ。
撮影と照明のレベルの低さにつきる。
だが、話が面白けりゃそれも気にならなくなる時もあるな。
29 :
名無シネマさん:2005/08/14(日) 13:45:02 ID:GNZsxew2
下妻物語は結構映像頑張ってごまかしてたよ
30 :
名無シネマさん:2005/08/14(日) 14:17:01 ID:8kIM6Y/2
前スレで何度も名前が挙がったが
「御法度」なんかを観ると、最近の日本映画でも美的な映像が撮れない訳では
ないんだよな。
ただし、金銭的にも時間的にも余裕のある現場(撮影監督の力量は言うまでもないが)に
限った話だが。
31 :
名無シネマさん:2005/08/14(日) 14:39:33 ID:JBh6tlEp
>特機や照明の予算が無い、
それ以前に、ロケハンする金がないんだと思うねえ。
更に現場でも時間を掛けられない。
夕暮れ時なんて実質数分しかないから、ちょっと凝って撮ろうとしたら
本来は何日も掛かってしまう筈。
ところが何日も掛けられないからテキトーに早撮り。
良い映像なんて期待するべくもなく、シチュエーションが一応わかるだけ。
要するに金がないから。これに尽きるね。
32 :
名無シネマさん:2005/08/14(日) 15:38:22 ID:EJE20QZx
お金を集められる、魅力のある企画が上がらないから
仕方がない。
スポンサーを面白がらせることが出来ないのが原因。
33 :
名無シネマさん:2005/08/14(日) 16:32:11 ID:Z85dXgWW
乱や影武者は綺麗でないかなぁ〜。
34 :
名無シネマさん:2005/08/15(月) 17:40:03 ID:38gnJee8
やっぱ景色がしょぼいんじゃねーの
都会は原色バリバリのサラ金の看板ばっか
田舎は中途半端な開発で汚い建売が並ぶ
絵になんねーだろ
35 :
名無シネマさん:2005/08/15(月) 18:47:07 ID:yzwfQquy
去年のゴジラで廃墟になった東京が出てきたが折れ曲がった東京タワーとか中々いい画だったぞ。
破壊されるのにかけては東京って結構レベル高いんじゃないか
36 :
名無シネマさん:2005/08/15(月) 19:48:47 ID:xHT17+Jb
日本の都会の景観も撮り方でいくらでも綺麗になると思うけどね
要するに撮る側の腕が悪いだけ
37 :
名無シネマさん:2005/08/16(火) 00:44:21 ID:7NVP+dbJ
ブラックレインで大阪がブレードランナーの世界になってたのは驚いた。
38 :
名無シネマさん:2005/08/16(火) 00:46:03 ID:wsvNZj6Z
39 :
名無シネマさん:2005/08/16(火) 00:50:12 ID:2OyszrzA
> 日本の都会の景観も撮り方でいくらでも綺麗になると思うけどね
禿同
「珈琲時光」の神保町は現実よりずっと美しかった。
40 :
名無シネマさん:2005/08/16(火) 00:51:56 ID:Lu+RGx3g
日本の景観というと、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
ロスト・イン・トランスレーション
やっぱ日本の都心の景観が出てくるシーンはしょぼい感じした
41 :
名無シネマさん:2005/08/16(火) 00:56:04 ID:6n+jnYyZ
>>37 でも、あれも相当にライトを焚いたらしいで。スモークもあるし大変だったと思う。
>>38 その意味では、80年代のにっかつ(池田敏春、黒沢直輔、上垣保朗など)はいいセン
行ってたよ。予算もないのに限界ギリギリまで頑張ったんだろうな。
にっかつよりさらに予算も機材もないピンクでも、当時の廣木隆一や、
90年前後の瀬々敬久、サトウトシキなどの都会の切り取り方も凄かった。
騙されたと思って見てみてよ。機材にせよロケハンにせよ天気待ちにせよ結局はお金なん
だろうけど、ないならないなりに頑張った人たちもいないわけじゃない。
42 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 10:49:19 ID:Uh0xGuG4
「下妻物語」見ました。
田舎町も都会も全然ビューチフルな映像だった。
パチンコ屋さえそれなりに絵になっていた。
やっぱり才能の問題なんですね。
映画も傑作なのでお勧めしときます。
43 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 11:09:15 ID:ssPIU4qX
伊丹映画はかなりこだわりがあって好きだった。
ハリウッド映画ほど、とまでは言わないけど
アメリカの2時間TV映画くらい良くできてた。
44 :
名無シネマさん:2005/09/09(金) 16:36:12 ID:jBc9YPRp
風景じゃないんだけど、
このあいだ室井を見に行って、出てくる男の人の肌の色がみんな茶色いのが
気になったんだけど・・・なんであんなに茶色く映るの?
45 :
名無シネマさん:2005/10/04(火) 17:58:26 ID:5SHJSU6g
セブンソード 乾いた感じでセピアで綺麗な映像だった。
46 :
名無シネマさん:2005/10/04(火) 18:03:41 ID:abTeljzn
>>42 >やっぱり才能の問題なんですね。
単純にカネでしょ? 下妻も相当に機材には注ぎ込んだらしい。CMディレクターらしく
照明の作り込みがハンパじゃなかったとか。
47 :
名無シネマさん:2005/10/04(火) 23:40:18 ID:yDemOw3m
うそーん、、
シネアルタだし、途中で日が落ちてるシーンまんま撮ってるし、
予算とスケジュールきつい中、頑張ったんだなって感じにしか見えなかったよ。
48 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 02:50:46 ID:HxBpzIDk
下妻より金かけたダメ邦画なんて腐るほどあるぞ
「単純にカネ」なんて寝言がどっから出て来るんだか
49 :
46:2005/10/06(木) 03:08:45 ID:NjGz9fiD
>>48 寝言じゃない。撮影・照明については自信があったらしく、監督があちこちで自慢してる。
金かけたダメ邦画? カネの使いどころが間違ってるんだろ?
>>47 シネアルタのレンタル料は結構高いらしいぞ。
50 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 04:16:45 ID:NbQslyg8
認可の関係でロケ先が限られて、思ったところで撮り難いというのもあるんじゃないか
あと、金かけた映画といっても、金があまっている訳じゃないから、どこに金かけるかの
優先順位が低いんだろうし、今までこれで問題なかったからという事で金も増やし難いんだろう
51 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 04:17:55 ID:NbQslyg8
あと、昔の映画なんかロケは許可取らずにゲリラ撮影も日常茶飯事らしかったから、
ライティングなんかに凝ってる暇なかっただろうね
52 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 05:15:26 ID:44aYC2jQ
都心で交通封鎖して、空撮ヘリ飛ばして、みたいな撮影は無理なのかね。
53 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 05:51:07 ID:ZFeOU7Ut
かといって邦画CGが貧しくないか と言われれば…… やっぱ貧しいな
54 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 08:45:25 ID:G4giqx3k
チャーリーとチョコレート工場見てきたがあの色彩感覚は素晴らしい
半分くらい密室劇なのに映像だけで飽きさせない
やっぱ要は監督のセンスなんだろうな
55 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 09:27:13 ID:GG9Tf6jI
ヴァイブレーター
有り触れた風景だけど、なんか良かったよ。見慣れてるリアリティーが。しょぼい中にも味がある。
56 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 10:00:32 ID:fDBK1nMr
57 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 10:03:39 ID:CyAx/1fp
>>56 そんな昔話しか出来ないのがそもそも恥ずかしいわけで。
58 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 10:04:56 ID:6Ft+VIfM
黄金期の黒沢でも、現在の日本を舞台に美しい景観を描くのは難しかろう。
今を舞台に日本で映画を作るとしたら
物凄く画面いじらないとダメだな・・・・・
59 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 10:26:54 ID:fDBK1nMr
60 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 10:38:37 ID:2pWW9fkT
先週の土曜、イワキの映画館に車椅子の祖母を連れながら「蝉しぐれ」を観に行きました
もう、ストーリー、演技、時代考証、映像、メチャ、メチャ!
最初から最後まで「間違い探し」みたいな映画でしたよ!
時代劇なのに銀幕に「集音マイク」はしょちゅう出でくるし撮影スタッフは映ってるし、
建物の中では電球!おまけに舟で逃げるシーンでは、「大きく白い乗用車」が映ってたぞ!!!!!
ボケ初めた祖母も「ブッタマゲ」てました、
気分、ブチ壊し!!この映画をみて悟りました「日本の映画は終わった」と、
61 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 11:05:37 ID:oSo2Jxxk
62 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 11:10:32 ID:NjGz9fiD
>>
>>60 釣り? それとも事実? 黒土三男の映画なんぞ見たくもないので自分で確認する気はないが。
>>51 「昔の映画」がいつの映画を指すのか分からないが、往年の日本映画の方が
遥かにロケーションは大掛かりだったのだが?
>>58 最近、時代劇をよく撮っている山田洋次にせよ、結構贅沢にオープンセットを組ませたりロケに行ったりしている。
普通は京都とその周辺で済ませてしまうのに。
まあそれなりのモノを作ろうと思えば手間暇(それと使えるならカネ)は掛かるってことです。
63 :
名無シネマさん:2005/10/06(木) 12:34:29 ID:w7QOM3q0
64 :
名無シネマさん:2005/10/08(土) 22:18:59 ID:fxWzhssc
>>49 うそーん、、
レンタル料も何もオムニの機材でしょ?
社内で伝票回るだけじゃん…
65 :
名無シネマさん:2005/10/09(日) 00:00:45 ID:fcFWuCSk
映画で一番重要なのは映像美
どんなに脚本がクソでも綺麗な役者と背景があればいい
66 :
名無シネマさん:2005/10/09(日) 04:05:43 ID:QHcvcQ5w
綺麗な役者と背景があっても面白い物語が無かったら俺はネルス
67 :
名無シネマさん:2005/10/09(日) 11:18:38 ID:3UYRvI1r
テレビドラマ(昔の「マイアミバイス」)見てて思ったんだが、
屋内でのなにげないショットを見比べてても日本製のはしょぼいんだよね。
たしかに向こうの家屋は間接照明がほとんどだから
ライティングの違いはあると思う。でもほんとにそれだけなのかな?
撮影技法の違いかなって漠然と思っていたんだが・・・
68 :
名無シネマさん:2005/10/09(日) 13:43:08 ID:bmMKPuiI
ドラマといえば、大河ドラマは話が進むにつれて段々セットがショボくなってくるのが笑えるよね。
去年の新選組!なんて、鳥羽伏見・甲府・会津と転戦してるはずなのに、戦場のセットがまるっきり
同じという驚愕の低予算っぷり!
69 :
名無シネマさん:2005/10/09(日) 14:55:39 ID:/3JPj2et
水戸黄門も、往時のと比較するともう時代劇の絵じゃないんだよなぁ。
ひょとしてバラエティ番組ののりで撮影しているのかよ。
辛抱たまらんぜ。
70 :
名無シネマさん:2005/10/10(月) 09:18:19 ID:Ci91nDP0
人の顔が茶色く映るのが気になって仕方ないんだけど。
室井なんて男性人みんな顔が茶色過ぎてどこの国の人?って思った。
71 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 00:09:03 ID:UhsZtauA
つらい心情を表すシーン(主人公に不幸な出来事があったり、悩みを抱えていたり、壁にぶちあたっていたり)は
いつもいつもいつもいつも、雨の中シーンばっか。
雨シーン観る度に邦画は単純なお約束表現しかできない監督しかいないなと。
72 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 00:45:41 ID:wqTwMv/p
テクニカラーが足りてないね
73 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 17:31:11 ID:LV6z9yLb
74 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 19:25:34 ID:EHREwf1f
久しぶりに不夜城見た。
この映画は映像綺麗だよね。
個人的には文句なし。
75 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 20:14:43 ID:0D2o++w6
不夜城の撮影監督は黄岳泰って香港人で日本人じゃ無いんだよな。
日本の見慣れたはずの風景でも外国人が映画を撮ると新鮮に見えるのは
外国人の視点で日本の風景を見るからなんだろうね。
76 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 22:34:57 ID:2Hnx8jf8
死んでいるのは風景ではなく物語のほうだ
77 :
名無シネマさん:2005/10/16(日) 22:58:14 ID:LV6z9yLb
両方
78 :
名無シネマさん:2005/10/17(月) 00:31:00 ID:rqDndDju
とはいえ、頭文字Dは全く新鮮味がなかったな
予算の影響は否応なくあると思う。
79 :
名無シネマさん:2005/10/17(月) 12:00:20 ID:bTjtExVd
>78
その映画は、新鮮味よりも、如何に観客の脳内にあるイメージに近づけるか
を優先したと考えれ。
コミックの糞映画化しかできない日本の映画会社よりずっと正しい。
80 :
名無シネマさん:2005/10/17(月) 12:44:37 ID:Jiqkt5Sl
夜間、高速で移動する車を撮影して雰囲気を出さなきゃいけない、という
わけで、ある筈のない光源使いまくりw>頭文字D
日本映画にはない密度がレースシーンにはあったと思うけど。
81 :
名無シネマさん:2005/10/17(月) 15:00:30 ID:XL9FYK8x
>>80 あ、山中のナイトシーンは良かったと思うよ。
見せライトの蛍光灯だけじゃなくバルーンも使ってたし。
アキラクレーン(かな?)の使い方も上手かった。
>78のレスは
「日本の見慣れたはずの風景でも外国人が映画を撮ると新鮮に見えるのは
外国人の視点で日本の風景を見るからなんだろうね。」
に対してのレスなので、街中の描写やGSの描写は日本人視点と変わらないなと。
まあ、>79のレスの通りの狙いだとすると大したもんだとは思うけどね。
でも、破綻ギリレベルで色が濃いカラコレは面白いと思った。
日本人カメラマンは嫌がって絶対やらない表現だから。
マンガっぽい階調のないベタ発色でカラフルってのはこれのお客さんにはいいんじゃないかと。
82 :
名無シネマさん:2005/10/17(月) 18:21:30 ID:Md2I3zRz
>>75 でも不夜城は日本映画だし、日本で全部撮ってるから
機材なんかは他の日本映画とほぼ同じだよね?
使い方の違い?
83 :
名無シネマさん:2005/10/17(月) 19:34:26 ID:XnP11h3Z
正直DVで収録してコントラストとかカラーバランスをシーンごとに調節すれば
東京の曇り空がスペインの青空に早代わり!なんてことはないな。
84 :
名無シネマさん:2005/10/19(水) 22:39:25 ID:D+q03l4E
心が貧しいからだよ
85 :
名無シネマさん:2005/10/25(火) 17:07:07 ID:+A4/oU3k
春の雪は台湾のリー・ピンピン?が撮影だけど、どうかなあ。
86 :
名無シネマさん:2005/10/25(火) 18:26:56 ID:ybIsyHJS
「ロスト・イン・トランスレーション」でも邦画の風景とそんなに変らないな
やっぱ見慣れているからなんだろーな
87 :
名無シネマさん:2005/10/25(火) 23:00:09 ID:TIaCad39
最近色々なところで成瀬巳喜男の映画やってるけど、なんでもない映像なのにすごく
情感あるよなあ。
「春の雪」とか、テレビドラマみたいだ。
88 :
名無シネマさん:2005/11/01(火) 19:46:19 ID:blSzV6Os
>>86 でもスカーレット・ヨハンソンは真っ白で綺麗だった・・・
89 :
名無シネマさん:2005/11/04(金) 23:56:07 ID:L04fmyMC
フィルムの違いもあるのでは、富士とコダックとかの?欧米と日本との湿度の
違いとか?
90 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 00:03:17 ID:9Pk6lsL7
富士は赤みが強調される、コダックは青がキレイに映ると言われている(と思った)が、
そこまで計算して撮影されているんだろうかね。
91 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 00:15:45 ID:kawc2Cqf
それ逆だから・・・
92 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 00:20:12 ID:9Pk6lsL7
そうだったか。ごめん。
93 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 18:12:41 ID:j5twq3bl
春の雪のリー・ピンピンさんに期待したけど、それほどでもなかったなあ。
カーワイ監督の「花様年華」のピンピンさんほうが遥かに良かった。
94 :
名無シネマさん:2005/11/05(土) 20:08:36 ID:e05U0C8z
鈴木清順監督の映画面白かった
話の筋を映像で伝達できる監督
そして鈴木監督の映像美に満腹。
95 :
名無シネマさん:2005/11/08(火) 11:39:19 ID:tcSL9DaJ
一度チャンイーモウやジャンピエールジュネに日本を撮影して欲しい。
96 :
名無シネマさん:2005/11/09(水) 09:31:28 ID:nlPQyD9R
>>95 そうだね。チャンイーモウに北海道で「鉄道員」をリメイクして欲しい。
チャンイーモウが撮る「蛍川」も見てみたい。
大林宣彦が衰えた今、本仮屋ユイカさんとか星井七瀬さんなどの良素材が
老いる前に、また素晴らしい日本アイドル映画を撮って欲しい。
97 :
名無シネマさん:2005/11/18(金) 00:46:11 ID:g1uYfgzQ
技術というかスキルというか力量というかセンスというか
いないんだよ。持ち合わせた人が。表も裏方も。
それなのに世界中から集められる外国映画には見慣れてるから
ちょっと勘違いして撮っちゃう。結果良くて秀作止まり。
邦画は寂れたほうが良いと思う。
小さな国で小さく撮ってればいいんだよ。
ドラマやバラエティで満足するような人が大半。
98 :
名無シネマさん:2005/11/18(金) 23:07:36 ID:tHj768vn
JUON(ハリウッドリメイク)見たけど、う〜ん。
日本の家屋やマンションが貧相に見えた。
映ってるものが全体的に貧しくみずぼらしく見えた。
99 :
名無シネマさん:2005/11/18(金) 23:33:26 ID:8dl+mbNo
あれは良い部類
100 :
名無シネマさん:2005/11/19(土) 01:39:52 ID:ZDxB3uRZ
最近CGを多用しすぎじゃないでしょうか?
>>97 センスかね? やはりカネ(機材や照明、時間)も大きいんじゃないか? アジアや中国・
韓国から来る映画も、実はそれなりにいい機材を使ってたりするそうだし・・・。
(日本に来るのはその国の映画でも「上澄み」だからな)
問題は予算が豊富な映画でも、映像に金はまわらず、宣伝とキャストに金が行く事だ。
だから大作でも低予算映画でも映像のレベルが一緒だったりする。
邦画はリアリティ追求しすぎ
ハリウッドなんて、現実では絶対ありえない映像表現のオンパレード
映像的に暗いなと思ったら、壁に絶対普通では使われないような明るい色塗っちゃう、そんな感じ
金をかける場所が違う
古いいい感じの振り子時計を撮りたいから、骨董屋からバカ高い時計を買ってくるとか、マヌケ過ぎ
で、その古時計の木の色に合わせてわざわざ木材探して豪華なセット組みましたとか…それ自慢する話じゃないから、イメージが乏しいだけの話
見た事のある映像しか作れないんだよ、邦画って
映像売りの映画でも自然だの古屋敷だの、現実にあるものをいかに綺麗に撮るかだけの話
頭の中にある自分だけのイメージをそのまま映像にしようとしない
現実にあるものにしか投影しないから、頭に浮かべたイメージより映像が乏しくなる
>>103-104 >映像的に暗いなと思ったら、壁に絶対普通では使われないような明るい色塗っちゃう、そんな感じ
邦画もそういう技法上の「演出」はやってるでしょ? それが撮影照明美術の仕事。
ただ、そこで「センスが悪い」と感じるのは貴方の自由だけど、
>>104 は言い過ぎだ。
>古いいい感じの振り子時計を撮りたいから、骨董屋からバカ高い時計を買ってくるとか、マヌケ過ぎ
>で、その古時計の木の色に合わせてわざわざ木材探して豪華なセット組みましたとか…それ自慢する話じゃないから、イメージが乏しいだけの話
確かにこの美術監督は予算の掛け方を間違っているかもしれず、バカかもしれないがw
106 :
名無シネマさん:2005/11/19(土) 15:47:46 ID:LzrHzwBU
>>103 >ハリウッドなんて、現実では絶対ありえない映像表現のオンパレード
ハリウッド、香港、中国、台湾、タイ、インドと
面白い映画を作る国の共通点だ。
台湾?
108 :
名無シネマさん:2005/11/19(土) 17:24:05 ID:LzrHzwBU
いやね
いまチャンネルNECOで
天龍八部をみているもんだから…
アン・リーとか面白い映画を撮るだろ
109 :
名無シネマさん:2005/11/19(土) 23:28:40 ID:bpVekYQm
復活の日のオープニングとかは凄いですよ、ジャニスイアンの歌がこれがまた反則行為とも言える
映像担当のスタッフに元黒澤スタッフがいたみたにで
しかし全般を通しては汚い映像が多い、深作だから、
これ絵的な美しさとかじゃなくて
なんか映像自体が、変な感じがする
って事だよね?
111 :
名無シネマさん:2005/11/24(木) 02:12:36 ID:XaRR6ce8
邦画が糞映画連発してるのって構造上の問題な気がする。
構造改革が必要だな
112 :
名無シネマさん:2005/11/25(金) 21:51:01 ID:j382lvXN
113 :
名無シネマさん:2005/11/26(土) 03:31:06 ID:C0Uy5Eda
あげ
114 :
名無シネマさん:2005/12/20(火) 09:22:27 ID:FUDRBy6n
自慢する話じゃないのに自慢するよね
写真屋さんたちはw
115 :
名無シネマさん:2005/12/30(金) 13:28:00 ID:JyrB552m
>>114 >写真屋さんたちはw
「活動屋さんたちは」と言いたいのかな?
確かに映画界では「映画=シャシン」という言い方をすることはあるが
「映画屋=写真屋」という言い方はない。
この場合は「活動屋」となります。
116 :
名無シネマさん:2006/01/01(日) 20:07:40 ID:beB0VY3c
自慢する話じゃないのに自慢するよね
>>115 はw
自慢じゃなくて馬鹿にしてるだけでは。
118 :
名無シネマさん:2006/01/05(木) 19:08:09 ID:Q1SgualW
119 :
名無シネマ:2006/01/05(木) 19:52:23 ID:ZcY4cy/7
生きている人の中では鈴木清順、岩井俊二あたりかな、
邦画でいい絵撮ってるのは。
天候や背景の問題にするのは間違っている。
ブラックレインとか珈琲時光とかあるわけだし。
やっぱりセンスと予算の問題なんだろうなぁ。
はっきりいって、エヅラのこと全く考えてない映画のほうが多いもん。
室井とか、電車男とか。
映像屋、もっとがんばれ!
120 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 12:33:47 ID:BGcUBs1n
>>119 室井も電車男もテレビの人が作ったいわば劇場用テレビ作品なんだが・・・。
天候や背景の問題=予算の問題、センスだけで金の問題を克服するのには限界がある。
清順の作品なんか今や一部が持ち上げているだけで、一般には見向きもされていない。
あなたの言ってることはお門違いも甚だしい。
121 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 13:25:51 ID:KLfrUQri
まず撮影技術ある奴が圧倒的に少な過ぎるんでしょ
日本がハリウッドみたいな飽きない演出作りたいなら本当に本格的な映画学校作った方がいい
122 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 14:51:50 ID:ns+T9kpA
カメラマンが
やる気ねーだろ
>>119 >エヅラのこと全く考えてない映画のほうが多いもん。
んなアホな(w
そんな姿勢で仕事が取れるほど人材不足な業界じゃないだろ。
映画って言うのは全体を通してのつながりが重要なんで
一部分だけ飛び抜けて質が高くても却って逆効果にしかならない。
だからカメラマンは誰でも懸命に作品の製作条件が許す平均的な
画質を割り出して、それを維持しようとする。
「アベレージを算出できないようではカメラマンとしては失格やね」
というのは小林節雄の言葉。
124 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 15:40:38 ID:ns+T9kpA
「邦画カメラマンはカメラマンとしては失格やね」
というのはここのみんなの言葉。
125 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 16:14:43 ID:TyzTw+ay
邦画はどうしてかくもB級臭い作品ばっかなのか
126 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 16:32:02 ID:KLfrUQri
>>125 カメラマンの技術がないのと監督のセンスが悪いから
あとはOSTもショボいな
使い方が悪い
日本の映画は主要となるOSTを何回も使うとこがある
感動的なOSTは最初と最後だけ使えばいいのに・・
ALWAYS三丁目の夕日や男たちの大和なんてまさにそれ
同じOSTばっかかかってて最後の方にはうんざりしてる
127 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 17:41:20 ID:TEhhOpb1
OSTってなに?
orzとどう違うの?
>>127 orzな(落ち込んだ)シーンでかかる音楽のこと
129 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 18:41:23 ID:+6Q4jU0+
ヴェンダースのランドオブプレンティなんかは16日間で撮り上げたそうです
LAのダウンタウン、砂漠の広がる町、ニューヨークなどそれぞれ雰囲気あるし綺麗だった
景色や気候の違いはあるにしても予算・時間のせいにはできないよ
>>120 室井は映画畑のスタッフを使って、シリーズの中で最も邦画らしい作品てのを売りにしてたよ。
なるほど、たしかにこりゃ邦画らしいわって出来だったが。
131 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 19:55:08 ID:ZmYUqsJd
OST オリジナルサウンドトラック
132 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 20:02:45 ID:TEhhOpb1
キャシャーンの映像がが良いと思った俺の目は腐ってるのか?
134 :
名無シネマさん:2006/01/06(金) 21:05:14 ID:fiqRo3uN
お金ないんだよ。リスクありすぎなんだよ
1がもし日本国民なら株でひともうけして全額投資してくださいよ
136 :
名無シネマさん:2006/01/07(土) 00:45:20 ID:cHfP/Fkj
>>121 現場で必要な技術が学校で学べるわけがない、それはどんな職種でも同じだろ。
ハリウッド並云々をいうんならハリウッド並の予算がなくちゃ同じようにはできないよ。
お金はジャブジャブあると思うよ。
ただ出資するほうもバカじゃないから儲かる物件に投資したいとおもうわな。
儲かるようになればお金は黙ってても回るようになる。
だから、映画制作に携わる人にはもっと儲けなさいといいたい。
138 :
名無シネマ:2006/01/07(土) 15:25:54 ID:zejfuBrV
>>120 んなことわかってるんだよ。そういったテレビ用映画が“邦画”として
まかり通っている状況を憂いて、この2作品を例に出したんだよ。
実際、興行収入の上位に入っているだろ。
清順も観ないような一般が、テレビ映画を“映画”として観るため
わざわざ映画館に足を運んでいるのがテレビ用映画なの。
それが現実。
「テレビ用映画」とか「テレビ映画」とかそういう区分けはもう無意味。
貧しい映画しかとれない生粋の映画人を慰めるための言葉でしかない。
洋画はドンドン撮影技術が進化してるよ。
一昔のものと比べると、一目瞭然。
邦画もそれなりにはなってきてるけど、構図のとり方とか
海外とはなんか違う。
もしかしたらそれがセンスの違いかもしれない。
空間のとらえ方とかね。
>>123 映像の勉強なんかしたことないような素人が観ても、
“あー、のっぺりしてて洋画とぜんぜんちゃうわ”って思われている時点で、
いくら考えていても、全く考えていないのと同じ。プロの仕事じゃない。
それに、脚本や演出と同じアベレージにあわせているとも思えん。
撮影&照明技術のみが劣っていると思われる邦画がたくさんある。
最近だと評判のいいALWAYSとかがそうだった。
>>140 フォローありがと。
その通り、んなこたぁ分かってるんですってば。
それなりの映画と作るにはTV局の資金援助がないと作れないジレンマは
映画人にとっては屈辱以外の何者でもないだろうて。
>>142 >映画って言うのは全体を通してのつながりが重要なんで
>一部分だけ飛び抜けて質が高くても却って逆効果にしかならない。
>だからカメラマンは誰でも懸命に作品の製作条件が許す平均的な
>画質を割り出して、それを維持しようとする。
っていうのは時間軸の話で他の部署との兼ね合いの話じゃ無いと思うが。
144 :
名無シネマさん:2006/01/08(日) 00:04:41 ID:e9+gj4e2
模倣犯の中居君がピースをしながら、大爆発するシーン。
スマスマのコントを見ているのかと思いました。
145 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 10:31:06 ID:3ZT6m2Th
日本人には映像の才能ないのかも
146 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 10:49:37 ID:vL0NvgFx
あと、ベンダースの「東京画」とかね。そんなにたいした機材は使ってないんだが
美しい画面でした。
147 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 11:01:24 ID:YuOaijgS
私も以前は最近の邦画は貧乏臭い映像とうさん臭い演技と脚本と思って避けていましたが、
”誰も知らない”は嫌みが無くって好き。ナチュラルライトに頼った質感と自然な演技の為
東京の無機質な町並みが際立っているように思う。
おそらく日本では富士フィルムが一般的に映画の撮影にも使われていると思うのですが、
富士は緑を映す以外グレイっぽく青みがかったちょっと暗めでフラットな質感で、
アメリカなどで一般的なコダックは人間の肌を奇麗に明るく映し出します。
後は照明のテクニックとセット、メイクなども日本より奥行きを感じさせると言うか、
ダイナミックな気がします。やはり国土が広いのと人間的気質の違いも影響しているかと思いますが、
中国映画もジャンイーモウの映画のようにダイナミックでカラフルな映像が特徴的ですね。
148 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 11:06:02 ID:YuOaijgS
付けたし、
最近の北欧の映画も日本的というか、暗ーくのっぺりした質感が多い。
149 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 11:18:35 ID:klbuFHQM
南極物語がハリウッドでリメイクと聞いたが、やめてほしいよなー
オリジナルは、オーロラとか本物なんだよなー
クソアメリカ人は、どうせCG使いまくるんだろうなー
151 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 15:33:42 ID:3ZT6m2Th
日本人映像屋がんばってないのかも、、、
撮りかたもちょっと堅い感じがするね。邦画って。
スムーズなカメラの移動が少なくて固定されてるイメージ。
それでいてちょっとクレーンとか空撮を使うとこれ見よがしに丸だしな感じ。
小津の映画とかは小気味良くカットを割っているから固定でも退屈しないが、
長回しで固定とかをやると、とたんに冗長で退屈な邦画特有のリズムになる印象がある。
153 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 15:58:48 ID:ozfkkxYr
日本人だから日本の景観を見慣れてる
だから目新しさもなく貧しく感じるっていうのは少なからずあるかと。。。
しかし薄暗い貧相なイメージはごもっとも
日本映画のイメージを外人に聞いてみたいよな
意外と東洋の神秘っぽくてVeryGoodと思ってるかもしれん
イタリアとか郊外の錆びれた町を見ても
レンガ作りの家ばっかりで芸術的に見えるよな
それは根底にあるでしょ
オール海外ロケで撮った日本映画がいい検証材料になるんじゃね
あるいはその逆のオール日本ロケの海外映画
ジャッキーチェンの日本で撮影した映画(名前忘れた、遊園地が舞台)はやっぱり
他のジャッキー映画に比べて貧相なイメージ持ったな
長文スマソ
154 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 16:44:12 ID:T0/znfLf
作品のテーマにあった絵を撮ってれば良いだけなのにな
時代物の戦闘シーンで綺麗な服とかばっちりメイクしたアイドルとか見ると
もうコントにしか見えなくなる
時代劇もカツラがなあ。。。
綺麗な生え際でおでこが異様に狭いのも不自然。
歌舞伎以来のお約束なんだろうけど、せめて境目くらいはCGで消してくれ。
>>152 >スムーズなカメラの移動が少なくて固定されてるイメージ。
機材・予算・時間。
>それでいてちょっとクレーンとか空撮を使うとこれ見よがしに丸だしな感じ。
とくにTVのスタジオドラマ出身の監督はひどいな。今の日本のスタジオドラマはカメラを動かし過ぎ。
カメラが動かないのも辛いが、ああいう凝り方されてもな〜。
>小津の映画とかは小気味良くカットを割っているから固定でも退屈しない
ああいうテクニックは監督のコンテと撮影・照明の技で見せる職人芸だからな〜。今の日本の監督では恐らく時間的にも無理でしょう。成
瀬は構図・照明に凝る代わりに中抜きが出来るから早かったけど、小津は順撮りで凝りまくるから恐ろしく時間が掛かったらしいし。
アメリカだとマルチで違う角度から何度か撮って編集するせいか、固定カット主体の
モンタージュもスムーズに流れているけどね。今の日本はいかにも「カットを割りました」という感じでギクシャクしてるな。
>長回しで固定とかをやると、とたんに冗長で退屈な邦画特有のリズムになる印象がある。
80〜90年代の東映京都なんかひどかった。「極妻」でも全然カメラが動かないし、
カット割も単調だし。あれが中島貞夫や関本郁夫の仕事なのかね?
157 :
名無シネマさん:2006/01/10(火) 18:32:53 ID:3ZT6m2Th
京都はプライドだけのカス爺ばっか
>>157 今の東映京撮・松竹京都映画・映像京都・嵯峨映画・高津商会その他に昔の血を引く
スタッフなんかどれだけいるの? 大半はフリーや契約だろうけど。
なぜか80年代以降の東映京撮は鈴木達夫・仙元誠三・木村大作・佐々木原保志と外
から呼んだキャメラマンばかり使いますね(照明は京撮系の人だが)
自前でいい絵が撮れない自覚があるのかも。
こないだ香取くんのハットリ君がTVでやってたじゃないのさ。
あまりに絵が酷いんで、内容なんか見ずに「どうしてこうなったんかなあ?」って
考えながら眺めてた。
とにかく画面が暗かった。
子供が観るような娯楽映画において、顔が真っ黒なまましゃべり続けてしまうなど、
神経がイカレてるとしか思えない。
明るいシーンは明るいシーンで、今度は画面のどこか、白いワイシャツなどが飛んでしまって
意味もなく光り輝いていたりする。
どうしてそれでOKテイクなのかさっぱり理解できんのだよな。
こんなチンケな娯楽映画も作れないなんて世も末だなーと、暗くなってしまったよ。
逆に、釣りバカとかって、なんだかんだ言いながらちゃんと撮ってる方なんだな、と思った。
ある意味日本の恥だよね。邦画って。
162 :
名無シネマさん:2006/01/12(木) 13:08:12 ID:NK6bjVOC
ある意味邦画の恥だよね。京都って。
>>162 まさに老害ってやつやね。
ハリウッドで学んできて、日本で活躍っていう映像屋っていないのかね?
なんもかんもハリウッドがイチバンってわけじゃないけどさ。
個人で働きに行ったり、ハリウッドに仕事に行ったときにいろいろ研究したり
文化庁の研修生としてハリウッドに派遣された人なら沢山いるけど。
もちろん、京都にも。
165 :
名無シネマさん:2006/01/15(日) 04:55:54 ID:BU3YWdq3
>>1 は映画を理解してないな
邦画の映像は好きだよ。
そうだろうな
167 :
名無シネマさん:2006/01/15(日) 17:00:28 ID:DME1RXiD
イタリアの寂れた港町は映像価値があるけど
日本の寂れた港町は放送に耐えない
それは根底にあるだろね
168 :
名無シネマさん:2006/01/15(日) 17:44:08 ID:V42gQOff
銭さえ掛ければ、日本もいい映画作れると思われ。
「ローレライ」はほぼ全編(特に艦内パート)にエフェクトかけて、
映像の質感には邦画らしい安っぽさはなかったよ。
屋外パートは色味をいじりすぎてる気もするけど。
170 :
名無シネマさん:2006/01/15(日) 18:37:48 ID:j4i7Ne0q
>>163 夕日の三丁目のカメラの人はパリ帰りだったはず。
3丁目の映像はどうだった?
別に安っぽくてもいい
面白ければ
173 :
名無シネマさん:2006/01/16(月) 07:54:12 ID:bDhgJ1On
ハリウッドいってもパリいってもプライドあっても才能ないとね、
つーか、「邦画の〜」とひとくくりにしている時点でバカ。
今はいろいろなのがあるだろうが。
>>167 それはお前が見慣れてるから。
外国人には逆に新鮮に見える。
ビルの間を走る首都高の高架も国内では不評だが
「惑星ソラリス」のように海外からは近未来的に映る。
>>175 日本は善し悪しは別にして景観・建築物の保護が不充分で、地域にもよりますが統一した美観もそんなにない。
高度成長期は完全にそうだし、80年代〜現在においても、建築家たちはポストモダンな現代建築
を列島中に好き勝手に建てまくっているし、その土地には不釣合いな市街地再開発もどんどん行われている。
ただしそのお陰で、世界でも類を見ない奇妙に近未来的な光景が全国に散らばっている。
日本の地方の農村や漁村の寂れ方も世界独特かもね。古風で質素な家並とバイパス沿い
の派手派手なファミレスやホームセンターが同居しているんだからね。
都市でも地方でも、ポストモダンとキッチュの塊みたいなハコモノや商業施設は数知れず。
景観を保存するにもお金は掛かるわけで、日本の場合は「守る」よりも新しいものを「作る」
方にお金を使ったわけだけどね。ひどいとも言えるけど、外人が見るとこういった混沌は面白く見えるんじゃないかな?
177 :
名無シネマさん:2006/01/23(月) 01:10:50 ID:7HXH+iBq
日本人には映像の才能ない
下妻は映像的にも良かったと思うけどな。
あと岩井俊二の映画全般とか。
>>170 CGで描いた街のアングルは良かった。
だが、セットの場面になると相も変わらず平べったかった。
照明も暗かったし。
>>174 ひとくくりにできてしまうほど、出色のデキがないのが邦画の現状。
178がいってるくらいの邦画しか、画がいいのがない。
岩井作品も、撮影監督の篠田さんが亡くなっちゃったから、今後は激しく不安。
>>179 篠田さんの弟子の藤井昌之さんとかどうだろ?>岩井作品
あげ
182 :
名無シネマさん:2006/02/05(日) 13:41:25 ID:Qx9f+Fio
sage
>>179 「三丁目」はロケハン・セットやVFX・ポスプロには手間暇・カネを掛けたけど、肝心の芝居場は普通
の日本映画の人員でしか撮影していないそうだ。このあたりは予算や人員のやりくりの問題。
本編の撮影が終わってからも、少人数でコツコツポスプロや追加撮影をやっていたそうで。
ハリウッドの「大作」のシステマチックな人海戦術とは違う、ガレージ・キットVFX。
あれだけの規模の本編なので、全編、アメリカ映画みたいにクッキリしたメリハリで映っていて
欲しいのだろうが、なかなか、あれもこれも、と手が回らないのよ。
スタジオセットに照明を焚くだけで照明予算と相談でしょ? 特機予算もあるし、
もっと凝ったことをするには時間も人手も掛かるしな。
篠田氏は助手さんだった人(藤井氏や福本氏)が一応は後継者になる。今は機材・技術の
進歩に追いつくだけで一苦労だろう。日本人が頑張って工夫しても、既にハリウッドは
それを超える使いこなし方をしているし、ハードも技術も進化し続けている。
>>179 >照明も暗かったし。
これ、なんつーか・・・・。
照明の善し悪しって明るい暗いなのか?
185 :
名無シネマさん :2006/02/05(日) 14:32:01 ID:MlRPdkMV
照明が暗すぎると画面が暗くなるよな
当たり前のことだが?
>>184 極言すればそうだよ。
なぜなら、明るくできるなら暗くもできるからね。
じゃ、そういう人にとっての良い照明って
夜でも人の顔がよくわかる昼メロみたいな照明なのか。
コントラストがはっきりしてるかどうかでしょ。
全体的に明るい、全体的に暗い、のっぺり絵はしょぼく見える。
>>189 それってシチュエーションに左右されるんじゃねーの?
採光の悪いオフィスでコントラストがハッキリしてたら変だろ。
>>187 そりゃ、単なる光量不足よりは、光量を充分に使って絞った方がいいだろうからな。
>>188 アメリカの映画やTVムービーが、暗い場面でも暗いなりの陰影でクッキリと表情が
浮かび上がるのは、当てて絞ってるからなんでは? 単に暗いだけとは全然違うよ。
>>191 >アメリカの映画やTVムービーが、暗い場面でも暗いなりの陰影でクッキリと表情が
>浮かび上がるのは、当てて絞ってるからなんでは? 単に暗いだけとは全然違うよ。
じゃあ、三丁目は当てて絞ってる方式なんで照明が悪いわけじゃないな。
火とかの調整できない明かりと対比すれば実際にどれだけ当ててるかわかるだろ。
夜のシーンなんか、けっこうハッキリわかるよね。
街灯がおそろしく光り輝いていたりして、露出をあげてるのがまるわかり。
バッチリ照明をあてて、なおかつ夜のシーンに見えるように撮らないと
いけないんだよな。
これがほとんどできてないんだよ、邦画ってさ。
チャックノリスの映画でも当たり前のようにこなしてるっていうのにね。
194 :
名無シネマさん:2006/02/05(日) 16:13:20 ID:l2HTvvaU
ハリウッドで活躍している日本人の映画関係者もだいぶ増えている。
そういう(いわば留学生みたいな)人たちを呼び戻して重用するシステムを創り上げたら・・
>>193 >バッチリ照明をあてて、なおかつ夜のシーンに見えるように撮らないと
>いけないんだよな。
「そうした方が粒子が荒れない」ってだけで「こうしなければならない」ってもんでもないでそ。
基本的に何を基準にするかは撮影監督は趣味の範疇。
アメリカ映画でも露出を開放気味で撮ってるものは沢山あるよ。
「チャックノリスの映画でも当たり前」とか言うけど
あれより遙かに予算が潤沢な『ダイ・ハード』とか見てみ。
壁に付いている蛍光灯の本体と光が当たってる周囲の壁の境目が分からんカットなんかいくらでもあるから(w
邦画で夜間シーンに大々的にライティングを出来てないのは多くの場合事実だけどね。
>>194 単に「海外に留学しました」ってだけじゃ仕事が無いのが現実なのでは? 海外の学校で学んだ
人でも、なかなか日本の本編・CMの世界には入れなくて苦労している留学貧乏・留学破産者は多いみたい。
こっちはこっちで狭い業界でパイは固まってるから。それでも何らかの形の留学経験者も最近は増えたようで。
キー局でもディレクターを社費でアメリカに送って勉強させている所はあるらしい。さすがエリートさんw
それに、有名無名・金持ち貧乏を問わず、向こうで一応は映画労働者として自立できた人は、
人脈もない日本に帰ってくる動機がない。例えば「大停電の夜に」を撮った撮影監
督は向こうでも仕事がある人で、頼まれたからやっただけだし。
もちろん、無名だがそのジャンルでは優秀な技術者さんで、向こうに見切りをつけて日本に
帰ってくる人もたまにいるみたいだけど、何かと勝手が違うわけだからな。
文化庁が映像技術者対象の留学生制度を昔から実施してるよ。
高間賢治もその留学生の一人。
>>177 マンガやアニメやデザイナーの活躍ぶりを考えると
単純に日本の映画関係者がヘタレなだけかと…
映画の分野でも日本人がハリウッドでスタッフとして働いているし
日本の映画業界の構造がおかしいだけなんだろうな。
>>199 また日本特殊論ですか? 単純にパイが少ないので入りにくいだけなのでは? 海外帰りといっても、
人脈も無ければそんなに簡単に日本の業界に入れるわけでもないでしょう?
今は、日本に留学しているアジア人で、日本の業界に残りたい人は結構いるようです。
具体的に残った人がどれだけいるかは不明ですが、外国人だから入れてくれないというより、
ある程度の規模の本編・CM・PVなどの現場となると、単純にパイがない(少ない)のですよ。
ハリウッドもガチガチですよ。外人技術者でも、トップまで上った人はごく少ないのでは?
アメリカで生まれ育ったマイノリティではなく、成人後の移民で成功したのはヤヌス・カミンスキーぐらいでしょう。
カミンスキーにせよ、スピルバーグ製作総指揮のTVムービーを撮ったのがきっかけで、スピルバーグに抜
擢されたようですし、偶然が大きい。(もちろん、その後も仕事が続いているのは実力ですが)
監督は別ですよ。企業が外からCEOを呼んでくるようなものですからね。他、
撮影監督で欧州やアジアから向こうの作品に起用される人もたまにいますけどね。
映画とは関係ないけど地デジは相当に画像が綺麗だな。
いま「白夜行」見てるけど・・・。
せっかく邦画が盛り上がってきてるのに強力なライバルは韓流ではなく地デジだったりして。
202 :
名無シネマさん:2006/02/09(木) 23:23:51 ID:GqD+xcgL
↑おもしろいの?それ
>>202 面白いし、絵が綺麗です。
テレビは発光するからスクリーンに反射した映像を見る映画とは違った味が出ています。
204 :
名無シネマさん:2006/02/13(月) 11:12:43 ID:ovpNjpDA
キャシャーン何もかもが勘違いチックで笑える
オシャレと思ってやってることが全部ダサイ・・・
>>204 いくらキリヤでも、空から雷型建造物が降ってきたり、
クライマックスで巨大ロボットが大暴れする映画にオシャレな要素を
入れようとは思ってないだろうよ。
でもキャシャーンは映像的には飽きなかったよ
映画自体が糞なのは認めるけど。
207 :
名無シネマさん:2006/02/13(月) 13:38:14 ID:ovpNjpDA
映像的には見てるとウンザリしてくる
もう俺が撮ったほうがいいな
もしヘボいの撮っちゃっても
これは世に出しちゃマズいな
というくらいの判断はできるからなw
209 :
名無シネマさん:2006/02/13(月) 18:53:06 ID:ovpNjpDA
おう!!撮っちゃれ!撮っちゃれ!!w
照明の技術というかセンスが悪いのだと思う
>>210 要は金。金がないから照明をちゃんと当てられないの。
機材を揃えられないから、使わない。
使わないから、技術もセンスも育たない。
結果的に貧乏臭いウンコみたいな映像になっちゃうんだよ。
212 :
名無シネマさん:2006/02/14(火) 19:59:49 ID:65wRrM28
予算が今のままでも現場にもっと金を回せば十倍はいい絵が撮れるよ 断言する
要は宣伝だのタレント接待だの映像以外の余分な予算掛けすぎ
>>212 だから宣伝でも接待でも、お札でケツを拭こうが、
ちゃんとお金があれば、現場にもお金が回ってくるの。
だから金なのだ。
きったない四畳半みたいな部屋を見せられてるとうんざりする
>>213 制作費上がっても現場には降りてこないよ 日本は特殊な国だ 残念ながら
これだけ映画作りをいい加減に考えている国も珍しい
経費が安くてそこそこヒットする映画を作れば満足するような連中ばかり
余った金で質を上げようなんて夢のまた夢
てか、現場の予算は今くらいでも十分。
準備段階にもっと時間と金をかけてくれ。
>>201 「白夜行」の演出の人はリドリー・スコットに強く影響をうけてるな。
扇風機、逆行、ブラインド、煙・・・。
あげ
県庁の星みたけど、スゲー安っぽかったよ。
邦画の撮影技術って退化してんじゃね?
多分、世界の中でもブッチギリの最下位だと思う。
それで経費削減のためにビデオ撮影に邁進してるんだから
どうしようもない。
まずはまともなフィルム撮影してくれよ。
日本沈没の予告見たら、溶岩弾が城をぶち抜くシーンがあったが
やはり2番煎じの感じが否めない
素人考えだけど、ストーリーの練りは置いとくとして、所謂アート系ではない
シャシンを撮るということだけ考えても、業界が凋落したことによる縮小再生産
の結果としか言えないかも。
やはり、人手と予算の問題は大きい。照明の機材なんかはハリウッド映画に
比べたら貧弱と言っていい。
ハリウッド映画は日本で2週間くらいで打ち切りの「凡作」でも、照明は実に
丁寧にセッティングされている(照明だけではなく、セットなんかも手間ヒマ
かかっているのが分かる)。
監督のセンスが足りないのも目に付く。徒弟制度が崩壊して機能していないの
だと思うけど、才能は学べるとは限らないことを思うと、やっぱ映画業界に来る
べきだった才能が漫画業界に取られているという話はホントかもと思ってしまう。
アングルの設定も、ありきたり過ぎ。センスがあって経験がある監督なら独断で
決められるだろうけど、そうではない監督ならストーリーボードを作って検討
する作業だと思う。カット割の巧拙などはセンスの部分が大きいけど、文法を
知っていれば、変にはならない。
だが、文法を知らずにバストショットなんかで延々とつなぐ人もいるみたいだ。
この辺が徒弟制度がないことと関連するけど、勉強が足りないところじゃないかな。
人物の仕草なんか、ベテランの俳優なら、いくらでも技を繰り出せるのだろう
けど、経験が浅いと棒立ちのまんま。
それを指導すべきなのは監督だが、経験が少ないと、どう動けばいいのかの
指摘ができない。
延々書いてきたけど、予算や人手が不十分でも、プリプロダクションでやるべき
ことをやれば、もう少しマシになるのじゃない?
DVカメラがもっと進歩して、さらに低価格になれば、映画も変わるんじゃ
ないかなぁとか最近思う。もっと多くの人が気軽に「映画」を撮るようにな
れば、いい才能が出てくるのではと思うのだが・・・。
映画を趣味で撮る人が増えれば、照明機材などの価格が下がって、いい映像
が撮りやすくなるかもしれない。音響機材などは、プロ用でもかなり低価格
化しているし。
いっそ、学校のゆとり教育の総合の時間とかで、映画の撮影とか取り入れた
ら面白いかもしんないぞ。機材の受注が増えて、性能が上がる、価格が下が
る、人材がどんどん育成される・・・。
妄想スマソ
機材の価格は下がらないが、その手の教育はすでに半島で始まってる
日本は歴史や過去の偉人の功績にあぐらかいてると確実に逆転されるよ。
ていうか、もう逆転されてる部分も既にあるか・・・
>>222 DVカメラとかってカメラにマイクがついてるからロングのショットは難しいとか、結局映像だけでなく録音についても考えないといい映像は難しいんじゃまいか。
225 :
名無シネマさん:2006/04/09(日) 12:00:39 ID:96cHJZ8x
>>37 俺も「ブラックレイン」観た時そう思った
景観の問題ではなく、単に作り込み不足
カラコレにしても、やればソコソコ補えるのに
まともにやろうとしてない
要は1つ1つのパートで手を抜いている結果でしょ
その手抜きも予算不足から来てるのか、技術不足で来てるのか、モチベーションの問題なのか。
>>226 全部じゃないかなあ
いわゆる負のスパイラル状態では
まあそのブラックレインに付いてた日本人スタッフもいて、
今でもそれなりにやってたりするんだろうが、予算は1/100とかだろ?
ヘタしたらブラックレイン大阪ロケの5日分くらいの総予算で1本撮ったりしてるだろ?
レベルが違いすぎる。
あの時付いてて「あ、こうすりゃいいんだ」って間近に見てたところで、
実践できるはずもないと。
半島みたいに国策でやらないとダメでしょ。
229 :
名無シネマさん:2006/04/09(日) 12:50:18 ID:0BF/VNr8
映画は問題多かったが、『エリ・エリ・レマ・ザバクタニ』のたむらまさきの撮影は、ちょっとよかった。
>>225 >カラコレにしても、やればソコソコ補えるのに
やれば「ソコソコ」程度じゃない。もっと補える。
何でそれをしないのか?っていうのは
現像所の料金表を見れば一目瞭然。
>224
このスレッドの映像の話には、録音の話題も含まれていたのか?
スレの流れでは、照明とか構図とか、絵作りの話に集中していたように思っ
たのだが。まぁ、しかし、録音も大事ではあるな。
ま、でも、ロングショットでも、最近はワイヤレスマイクがかなり低価格に
なってきているから、そこそこでよければ、どうにでもなる。編集の時、
アフレコもできるしね。
ていうか、フィルム撮影でも音声は別録りじゃね?
>>231 日本もアメリカも基本は同時録音。
ただし、同時録音の重要性は日本の方が遙かに高い。
何でかって言うと、アフレコした音声を画面に合わせるのって
ちゃんとやろうとすると、もの凄く手間がかかるから。
絵が良ければ音が悪くてもアフレコで何とか出来るアメリカと比べると
日本の方が丁寧に音を録っている。
単に仕上げコストの問題だよ。
日本はアフレコの習慣がなくなったから俳優が技術的に出来ないという問題もある。
両方の問題で、日本ではアフレコ前提での製作は無理。
向こうはアフレコありきで製作が組まれるので、俳優も当然の技術として
みんなもってるね。
234 :
名無シネマさん:2006/04/12(水) 11:52:12 ID:MxjIQ/0G
低予算作品ではアフレコ時々やってるけどね。
(正確には撮影時は録音が一人だけいて現場音だけガイドとして録ってる場合が多い)
単純に現場の人数を減らすためにやるわけだけど。
悲しいかな日本を撮るにしても外人のが上手く撮る と感じる
236 :
名無シネマさん:2006/04/12(水) 18:39:36 ID:8/pSJBgH
白人様とアジアの黄色い猿とでは、所詮顔の彫の深さが違うわな。
日本人が、H・ボガートみたいなのばっかりだったら、
たとえ照明が裸電球一個でも、カッコイイ画ができるのにな。
>>236 原因がそれだけだったら
報われるンだけどな
239 :
名無シネマさん:2006/04/13(木) 14:47:22 ID:aHUtH8xg
いっその事ドグマ形式で撮影したらどうか
240 :
名無シネマさん:2006/04/13(木) 14:58:14 ID:iJwoQ8xG
やっぱり制作スタッフの心の貧しさにあるんじゃないか。
映画作ってる連中なんて、一部の超金持ちを除いたら貧乏人ばっかだろ。
上下関係も厳しいし、有名になろうと思えば下から這い上がるしかない。
最初はテレビ局のADみたいにこき使われる消耗品だろ。
それでもがまんした一部の奴が生き残って偉くなっていく。
そして偉くなった奴は、後輩に同じことをする連鎖。
ハリウッドとかで修行した制作スタッフが日本で活躍すればいいのにな。
>>240 >上下関係も厳しいし、有名になろうと思えば下から這い上がるしかない。
>最初はテレビ局のADみたいにこき使われる消耗品だろ。
>それでもがまんした一部の奴が生き残って偉くなっていく。
>そして偉くなった奴は、後輩に同じことをする連鎖。
いつの時代の話やねん(w
さすがにこれはドラマか何かの見過ぎだ。
零細プロダクションならともかく、東宝映画あたりの社員だったら、
助監督レベルでもそこらのリーマンより稼いどるがなw
「東宝あたり」じゃなくてそこ限定じゃんw
そんなとこの社員に現場でドロドロになる人間はいませんよ。
現場の人間の労働条件、ギャラの格安さ加減が心が貧しくなる元凶だって事。
痛いほど解るよ・・・・・・・(ノω`*)
じゃ、世の中の社会人の殆どは心が貧しいって事になるな(w
どこで怪しい情報を仕入れたのか知らないが、東宝の社員じゃなくても
半年くらいの見習い期間を過ぎれば一般の新卒なみの稼ぎは得られる。
そもそもギャラが安いくらいで心が貧しくなるような人間に仕事が回ってくるわけがない。
今の映画スタッフの大半はフリーだからな。人間的に嫌われたらお座敷なんて掛からない。
>>240はAD残酷物語とか、テレビ界の事しか知らないらしいね。
テレビの方になるとスタッフの社員率はとても高くなる。
それも大半が局社員じゃなく下請けプロダクションの社員なんかだ。
そういう会社の社員スタッフの一部にはそんな話もまだ残ってるみたいだがね。
>ハリウッドとかで修行した制作スタッフが日本で活躍すればいいのにな。
↑みたいな事を言ってるんじゃ、今の映画界の事なんか知らないって言ってるようなものだ。
てか、給料以上の意義を見いだせない人間に続けられる仕事じゃないよ。
儲からないから心が痩せちゃう人間はその前に辞めちゃいますってw
その仕事が出来さえすれば
映画の出来なんてどうでもいい
嫌われないように平穏になどと言う
護送船団、奴隷根性こそが
邦画の貧しい映像を助長している
>>246 >映画の出来なんてどうでもいい
>嫌われないように平穏になどと言う
100%憶測としか思えないなぁ。
製作スタッフが映画一本に関わる平均期間って知らないが
それなりに長期間苦労したあげく「出来なんてどうでもいい」で気が済む人間が
そんなに集まる業界なんてちょっと想像できないぞ(w
流れぶった切ってすまんが、
音楽のPVとかはどんな構図でも唇のシンクロがすごいな。
やればできるんじゃん。
音楽に合わせて口パクするだけなので、リズムがあれば合いやすいし
合っていれば音楽トラックと同じタイムコードがフィルムに記録されているので
編集機に素材を入れれば自動でピッタリ音と映像がシンクロする。
「音と口を合わせる」に関しては殆ど労力はいらない。
邦画のフィルムって、海外の映画と違うのですか?
邦画の照明って、海外の映画と違うのですか?
>>250 邦画だけ別のフィルムを使うっていうのは、逆にコスト高にしかならない。
使っているフィルムは全く同じ。一部の人が原因として挙げている「フジフィルム」も
ハリウッドの大作映画で当たり前に使われている。エンドロールで「Fuji Film」が見られる
ハリウッド映画は意外に多い。コダックよりはシェアは低いがそれは邦画でも同じ。
現像所の技術や機材も変わらない。海外、と言うかアメリカの現像所は
もともと技術が高い上に扱うプリントも膨大であることから
現像液のストックが非常に多く、日本(と言うか他の国)と比べると安定しているとは聞く。
しかしながら日本の現像所の評価は高く、台湾や中国の映画でも予算があると
日本で現像したがったり、テストだけ日本で行いそのデータを持ち帰って自国で現像する事も。
こういうケースでは日本の現像所はクレジットされないので外部的にはわからないのだとか。
照明機材は日本は先端クラス。海外の最新機材が当たり前に使われている。
国内メーカーのものと半々くらいだけど、それだって別に劣っているわけではなく
単にメンテナンスが容易であるからという理由。ただし、照明のセッティングそのものは
ハリウッドと比べると格段に小規模。てか、ハリウッドが大掛かり過ぎるってだけで
アメリカ以外の国と比べた場合、別に見劣りするって訳でもない。
スタッフの技術は高く評価されている。『将軍』なんかの頃はアメリカからスタッフが来たりして
日本の第一線のスタッフが「補佐」として扱われたため、悶着もあったそうだが
最近では日本人だけでスタッフを組んで、撮影監督ほか数名だけ来日って割合が多くなっている。
『呪怨』なんかほとんど完全に「邦画」だよな。今撮影中の『呪怨2』はさらに「外人枠」が減ってるらしい。
例えば「キューブ」のような作品を日本で作っても、映像は
貧しくなるんだろうか?
実際に作ってみなけりゃ何とも言えん。
254 :
名無シネマさん:2006/04/22(土) 15:53:35 ID:RjOFU7Hf
>>251 じゃあなんで映像が貧しく映るの?
主題に全然答えてないじゃない。
邦画が韓国映画よりつまらないのはなぜだぜ?
>>254 同じ道具使って貧相な映像を作る
日本の特殊技術なんだよ
257 :
名無シネマさん:2006/04/22(土) 16:21:05 ID:RjOFU7Hf
如何に人物をかっこよく映すかをハリウッドはよく研究してる
元々は黒澤映画の影響なのに、邦画にその伝統が残らずハリウッドに受け継がれた
今の邦画は映像に遊びが無さ杉
長回しする監督は片っ端から首にしてしまえ。
このスレの人たちはたぶんカウリスマキやジャームッシュを知らないんだろな
ハリウッドだけが洋画だと思ってんだろな
>>258 正直よく知らん・・・。
教えてくらはい。
20数年間あらゆる映画を見てきたが、邦画はつまらない。以上。
ネットが出来る環境があるんなら自分で調べましょう
>>260 つまらないなら観なきゃいいだけ
自分でお金を払ってみる映画はテレビとは違う
邦画の映像はそれほど貧しくないぜ。洋画でも日本で撮ったもの見ると大して
邦画の映像と変わらん。ただ空気、風景が外国と違うだけじゃないの?
考えるな、感じるんだ
>>264 古い映画だけど、ブラックレインの映像には驚いた。あんな大阪見たことない。
ラストサムライも、景色はともかく日本人役者たちの映され方が邦画とはどこか違う気がした。
だってあれ大阪じゃないもん。
メリケンのごちゃ混ぜになってるアジア観をイメージ化しただけでしょ。
最初、優作に刺されるヤクザも日系使ったのかしらないけど、
台詞まわしが変だし「親分がだまっちゃいないぞ!」
まぁ、ブラックレインはそういうB級っぽさが面白さに繋がるんだが。
ブラックレイン観た大阪出身の友人が、
「あんなとこから煙出てねえよ」って
言ってました。
スモークの魔術師、リドリースコット。
>>268 キリンビルのシーンてセットっぽく見えちゃうから敢えて空撮入れたんだろうな・・・
と素人の憶測。
まんまブレランの世界。
270 :
名無シネマさん:2006/04/23(日) 13:06:12 ID:/fWnXRUK
>>267 B級じゃないよ。
有名監督&有名俳優主演のお金かけた映画だし。
それに大阪でロケやってる。
今は改装されたけど梅田の阪急前のところとか映ってるし。
>>264 日本が舞台のJUON見ると確かに日本映画と同じどんよりした暗い汚い映像だよねw
全体的に建物のみずぼらしさが気になった。
呪怨の家だけじゃなく他の建物全部ね。
>>242 知り合いがいるけど、給料は大企業のリーマンより安いよ。中小企業よりは高いけど。
テレビ局の社員は平均年収1500万とかもらってるからね〜
>>270 B級じゃないよ、B級っぽさだよ。つまり安っぽさ。
コンコースとか府庁とか有名だし、大阪でロケやってるのは
みんな知ってるでしょ。
ヤフーファイナンスで調べてみると
東映 平均年収 855万円
松竹 平均年収 727万円
東宝 平均年収 786万円
フジテレビ 平均年収 1567万円
日本テレビ 平均年収 1462万円
TBS 平均年収 1443万円
テレビ朝日 平均年収 1357万円
>>273 日本でロケしてたり
日本人他アジア系の俳優が出てるから
安っぽく感じるだけじゃないの?
ハリウッドでは普通にA級の映画だし。
>>275 いや
>>267ではそういうことを言ってるわけではなくてね、
本物志向(リアル志向)ではないデフォルメされた日本観、キャラクターが
おもしろいと言ってるだけなの
格付けなんて個人の価値観次第で結果は変わるし。
>>266 >日本人役者たちの映され方が邦画とはどこか違う気がした
どこの国の映画撮影でも、露出の基準となる大きな要素の一つに「フェイス・トーン」がある。
つまり顔の肌の色ね。基本的に映画では主人公をどれだけ魅力的に撮るかが大きな課題となるので
フェイス・トーンの基準は主人公が属する人種の肌の色だったりするわけ。
で、『ブラック・レイン』の主演は松田優作でもガッツ石松でもなく、マイケル・ダグラスであり
『ラスト・サムライ』の主演は渡辺謙でも真田広之でもなく、トム・クルーズである。
両方とも人種的には「白人」に属する人達ですな。
なので彼らを基準とした場合、日本人の俳優がいつもと違う感じで写るのは当たり前なわけ。
じゃ、ハリウッドで東洋人が主人公の映画が撮られたら、東洋人が白人のように撮られるか?
これは十中八九「NO」だと思うけどね。年がら年中、白人を主人公とした映画を撮っている彼らが
たまの東洋人主演の映画を撮るに当たって、慣れ親しんだ基準値を変える筈がないし
そもそも彼らにとって東洋人はあくまでも「浅黒い肌を持った東洋人」でしかない。
279 :
831:2006/04/23(日) 13:57:11 ID:a7vqc0IP
ほとんどの人ね バカみたいに金のせいにしてるけど
ハッキリ言って金なんかなくても良い映像ってのは撮れるわけ。
金がかかってなんぼなのは綺麗な映像であって良い映像じゃないのよ。
安っぽいってのもたんに撮影場所に何のひねりも
そこを撮る理由がなさすぎるだけ
あまりにも普遍的なだけでCGや城じゃないかぎり映像は金じゃないわけ
>>278 テクニカルに言うと、何が違うの?
照明? レンズ? 現像?
金なんて関係ないと言い切れるのは
金の力を実感する機会のない年代の特権だなw
⊃「さよならジュピター」
金が無いから貧しい映像?
金が有っても貧しい映像?
さて、最初にすべき事はなんでしょう
>>280 現像、と言うか仕上げ段階のタイミングが違う。
基準となる値だけでなく掛ける時間もね。
現像直後の棒焼きラッシュの段階では違いはない。
と言うか、アメリカの方が一般的にラフでいい加減な仕上がり。
日本で同じ結果を出したカメラマンはクビになるなるかも知れない。
マルチカメラの場合、AとBが全然違う露出だったり
同じシーンの中で光量は変わっていないのに露出がバラついていたり
素人が撮ったみたいに露出がオーバーだったりアンダーだったりする。
何か計算があるのか?って言うとそうでもない。
要はアメリカの場合、撮影現場っていうのは素材を得る場でしかないのね。
沢山の人件費が掛かる現場で時間を食うよりも
撮った後で何とかすれば良いって考えなのかも知れない。
後処理に時間と金を掛けられる人達ならではの発想だと思う。
>>284 ポストプロダクションでの手間が全然違うということなの?
>>285 そりゃそうだ。
公開時のプリント本数が桁違いに多いハリウッド映画では
孫の孫世代のプリントが外国で公開されたりする。
自国内の公開だけで済んじゃう国の映画とは後処理に掛ける手間は違って当然だよね。
元より後処理に手間を掛けていた上に、最近ではDIプロセスで
1カットごとに細かく色やコントラストを調整するのがデフォルトになりつつある。
従来のケミカルなプロセスと違って、DIでは部分的に細かい調整が出来る。
「背景の樹の葉の緑を鮮やかにする一方、人物の顔の彩度を落として暗くしたい」
っていう処理が自由に出来るようになったのね。
自由度が上がった一方、処理が細かくなった分だけ手間は従来より掛かるようになった。
日本でもこのプロセスを使った映画もあるらしいが、金が掛かるのでまだ少数。
CMなんかと比べたら編集室を押さえる期間も格段に長いしね。
デジタルインターメディエイトをしっかりやれば、邦画の画像もハリウッド並みになるという結論でいいの?
289 :
名無シネマさん:2006/04/25(火) 14:14:37 ID:TlWo/yzV
タイタニックレベルの映像まだー
邦画しょぼすぎ(・∀・)
290 :
名無シネマさん:2006/04/25(火) 15:18:20 ID:kplGi5xa
ニヤリ
古いけど森田芳光とかの映画って日本的な映像(都会の風景とか地方都市の風景とか)
認めないの?
古いって・・・もうすぐ間宮兄弟も公開なんだが
とりあえず、現実の日本の景観が貧弱だということは確かだ。
この前、「世界遺産」という番組でイタリアのいろいろな都市の映像を見たんだけど、
建物や町並みの美しさにうらやましくなるより、猛烈に悲しくなってしまった。
何で日本の街はこんなに醜いのか。野放図な看板とか統一感ゼロのマンションとか・・・
296 :
名無シネマさん:2006/04/28(金) 00:57:33 ID:H/q1dl/4
マニラやソウルよりはマシだからいいじゃん
日本とヨーロッパでは建築方法に違いが有り過ぎるからな。
ヨーロッパだと石造建築で数百年前の建物でも見栄えが良い。
日本だと昔は木造建築で焼失したり建て替えをしたりして古い建物がどんどん無くなっていってる。
決して日本の建築技術が劣っている訳じゃ無いけど、こればっかりはどうにもならない。
298 :
名無シネマさん:2006/04/28(金) 01:58:16 ID:H/q1dl/4
平壌よりはマシだよ
>>295 「見慣れている」という要素も大きいんじゃないかと思う。
『攻殻機動隊』の雑然とした都市風景は魅力的ではあるけれど
実際にあの街並みの中に済んでいたらやはりウンザリしそうだ。
結局のところ、日本映画の映像面での魅力の無さっていうのは
「見慣れた風景の中に見慣れた役者が出てくる」というのもあるんじゃないかと思う。
>>295 >>297 向こうは景観を守るための建築規制も厳しいらしいよ。それに、古い建築物を
レストア・リフォームして使う文化も盛んらしい。別に貴重な文化遺産ではない類の
建造物でも普通に補修して長く使う。単に何かと質素なだけかもしれないが。
古い建築物や色んな小物が残っているから、過去再現も日本に比べると容易だよね。お金があれ
ば新しくセットも作れるし、作品毎に建てるセットとは別に、各時代のパーマネントなオープンセットもあちこちのス
タジオにまだあるらしい。日本にも観光用を兼ねた時代物のセットなら何箇所かあるけど、近過去や現代
ものの為の常設セットはほとんどなかったと思う(明治村や江戸東京たてもの園ぐらい? これも本筋は博物館)
そういうセットがあれば、簡単な街頭の撮影はセットで済むし、撮影も少しはラクになると思うんだが。
韓国にはその類のセットはいくつもあるが、向こうは国策として映像振興をやってるからな。
和泉聖治は昔、愚連隊ものの映画で新横浜ラーメン博物館を夜間に借りて使ったらしいw
映画屋は使えるモノは何でも使う。
>>299 何度もガイシュツだが、逆に、日本の雑然とした景観は海外から来た人間にはとても面白いらしい。
都市や地方で超近代的な建造物と古い日本家屋が普通に同居している感覚や、長年の星霜で朽ち
掛かっている団地・住宅街や工業街といった光景は海外の人間には大変に興味深いようだ。
近年は各地でフィルムコミッションも盛んになり、新たなロケ地・景観が開拓
されたりもしているし、美術のバレ隠しやロケセット・オープンセットの建て込みといっ
た現場処理に加えて、CG・ポスプロで加工する部分も大きくなっている。
映画・ドラマの何げない場面でも、可能な限り、各地のロケハンで切り取った情景をそれらしく使っている。
常に最先端を行くアメリカには程遠くても、日本もやれるだけの手は打っているでしょ?
やっぱライティングじゃねーかと。
現在公開している「ニューワールド」は全部自然光で撮影されているんだけど、日射しが強くて
カラッとしている新大陸パートはいい感じなのに、イギリスに渡って以降はなんだか日本の安い
時代劇見てるみたいなショボさが漂っていた。
日本もイギリスみたいに曇りがちで湿気っぽいんだから、アメリカよりも尚更ライティングに気を
使うべきだと思う。
歌舞伎町とかだけでいい映画いっぱい撮れると思うが、
やっぱ映っちゃまづいものとかあるんだろうか。
>>302 >アメリカよりも尚更ライティングに気を使うべきだと思う。
やはりそこで現場もポスプロも予算と時間なのでしょ?
>>303 ああいう盛り場のロケは警察も地元の商店主・地主もショバを仕切っているその筋の人もうるさい。たまに頑
張ってる作品もありますが。「容疑者 室井真司」では仕方が無いので新宿をオープンで処理。
スレ違いになるけど、操演技師の根岸さんのコラムを読んでいたら、アメリカ映画の
巨大なシステムとノウハウの蓄積にはかなわない、と認めてしまっている一節があった。
Roll 121 Saving Japanese movie <Part-1 Khaos>以下数章
ttp://ammo.jp/weekly/neg/0404/neg040407.html う〜む、日本映画界が1年に大作を何本か撮ったぐらいの経験知ではまだまだ埋ま
らないのだなあ・・・。韓国ぐらい国策でお金を突っ込めばまた違うのかもしれないが・・・。
>>304 ほんと、オハマビーチのシーンは凄い。
ヤマカンで言うのだけど、前景と背景を別撮りして合成させているのでは?
一発撮りをしないで、画面を「組み立て」て作る手法が確立されているのじゃないか。
SFX大作のDVD特典を観ていると、米国ではプレビズが発達しているみたいだね。
記憶で言うのだけど、スタッフロールにプレビズ専門の会社もあった気もする。
制作者の間のコミュニケーションを保って、効率的に制作するためなんだろうな。
306 :
名無シネマさん:2006/04/29(土) 13:52:28 ID:x/T9jdc1
307 :
名無シネマさん:2006/04/29(土) 14:02:24 ID:TPUChlL/
はっきり言って金、技術じゃなくて
センスがないだけ!
308 :
名無シネマさん:2006/04/29(土) 14:15:30 ID:TPUChlL/
あと役者と女優が絵にならない
確かに日本人の貧相な顔は映画向きじゃないかもな
>>1 簡単な話だよ。
ピンからキリまである洋画の「キリ」は日本に入ってこないから
ダメ洋画を
>>1みたいなこと言い出すヤツが見てないからだよ。
それと、邦画のピンからキリまで見たようなこと言ってるヤツに
限ってピンを見てないからだよ。
新手のカオス理論ですか?
そういうけどな、アメリカの明らかにB級映画で、筋も「もう少しどうにか、ならんかったのか」みたいな作品でも、照明は無駄に丁寧、爆発は無駄に豪華だぞ。
例えばどのB級映画?
314 :
名無シネマさん:2006/04/29(土) 22:05:38 ID:jN380vWH
UFOが攻めてきて
ホワイトハウスが爆破され
戦闘機でUFO母船に突撃する映画とか
ところで これまで邦画は何本ぐらい見てますか?
また洋画は何本ぐらい見てますか?
それから 年間に何本ぐらい映画を見てるんでしょうか?
邦画はテレビでやってたら観るぐらい
洋画は数えたことないからわからん
かなりの数はみてるけどね
まともに観てないのに文句言うなって思ってんだろうけど
正直、金払ってまで観る価値があんのかって事
同じ値段なら1本でも多くの洋画を観たいのよ
318 :
304:2006/04/29(土) 23:57:02 ID:e6RD85Da
>>305 >>251にあるように、技術的には今の日本もそんなに悪くはないのだが、海外(とくにアメリカ)とは映画
作りの土壌が違い過ぎる。景観やセットからして違う。
>>300-301 このあたりは日本は常に模索しつつ撮っている状況。
アジアや第三世界の映画に対しても、技術面はともかく映っている風景や風俗の珍しさだけで負けてしまう。
とくにアメリカ映画界は、日本人が頑張っても常にその先を行ってしまっているし、
メジャーからマイナー、日本で言う所のアート系的な映画まで、作品の質量とバラエティがものすごい。
>>317 美術のバレ隠しやロケセットの飾り込みだけ取っても、日本映画もさりげなく結構凄
いことをしているんだけどね。でもそういう部分は観客には見えないしな。
319 :
304:2006/04/30(日) 00:14:19 ID:hxNEtwj4
スレ違いになるが、質の是非はともかく、世界中でこんなに映画やドラマといった映像コ
ンテンツを量産している国はそんなにないんだけどな〜。首都圏における新作日本映画
の上映本数はもはや異常だ。誰も見尽くすことは出来ないし、さらに公開にさえ漕ぎつけられない映画が100本〜200本も待機中だという。
今の日本の劇場用映画を大別すると、一握りの大作・いかにもTV的な作りのイベント映画・
ミニシアター系のミニマムな人間ドラマや「アート系」映画・実質的なVオリの劇場公開・俳優などの自主制作作品etc
といったあたりになるのか? どれも確かに映画を観た、という満腹感には遠いかも。もっとも、海外
の映画祭や映画マニアにはこういった邦画の曖昧さ、人間ドラマの造り込みのミニマムさが受けているらしい。
冷たい言い方になるが、日本映画で「映画を観た」という映画的な満足感を味わいたけ
ればもはや往年の撮影所映画でも観るしかないでしょうね。
なんというか邦画は演出が下手というかハッタリが下手というか…。
邦画の面白いアクション物って本当にほとんど観たことない。
今は邦画ブームで三丁目の〜とかはヒットしてるみたいだし、あれはあれで
いい撮り方してるらしいけど(観てないんだごめん)、まだいっそその手の
漫画家に演出まかせたほうが面白い構図とか撮れるんじゃ?と思ってしまう。
>>320 構図は思いつくんだろうけどそれを具体的に作品化するのがむずかしいんじゃまいか?
ハリウッドスターは映画や広告だと綺麗なのに本物はしょぼい
323 :
名無シネマさん:2006/04/30(日) 13:21:20 ID:Q89wWmIW
映画のしろ音楽にしろ誰も批判をしないから
進化をしないんだよ。
いつまでたってもチェケラッチョだもんなー。
1人1億円ずつで、50人くらいが出資してくれたらみんなの要望に答えた映画
何でも作ってやるよ!どうよ!
出資だなんて、おれにはその半分もかせげないぽ
2万円で勘弁してください
>>324 集まった金のほとんどが接待費で消えそうだなw
構想を練ると称してクラブで飲み歩き。
>>324が「どうせなら倍にしようと思った」と言って先物相場に突っ込んでしまうのは目に見えている。
50億あれば、邦画ならかなりの大作できるよ〜!どうよ!そこの映画好きのみんな!
50億必要な邦画ってなんだよ。
何に50億使うの?
まぁこのスレのメンツは 大作が好きみたいだからファンドでも作ってみれば?
>>324-326 去年あたり邦画でそういうシステムとってたの無かったっけ?
画期的だとか斜陽邦画に新風をまきこむとかで
結構報道されていたような。
一億円ではないが一口いくらで
一般人から金集めて制作費にして
ヒットしたら配当が有るとかだったような。
とはいえ作品名も覚えてないくらいだから
泣かず飛ばずダッタのか?
>>332 「SINOBI」でしょ
あんまり興味無い作品だけど
ファンドが上手く行ったのかだけは気になる
334 :
名無シネマさん:2006/05/06(土) 12:03:16 ID:8ie74b2E
邦画ダサすぎwww
特にアクションものが凄すぎwww
もう勘弁してくれ
>>334 はいはい、お前は韓国映画でも見てなさい。
383 名前:名無シネマさん[] 投稿日:2006/05/06(土) 10:59:53 ID:8ie74b2E
邦画と邦楽を楽しんでる奴はキチガイ
なぜレベルが低いのを好むのかね
不味い食べ物好んで食べますか?
それと同じ
334 名前:名無シネマさん[] 投稿日:2006/05/06(土) 12:03:16 ID:8ie74b2E
邦画ダサすぎwww
特にアクションものが凄すぎwww
もう勘弁してくれ
ただのかまって君
相手にしないほうがいい
↑コイツ等 痛すぎだな
>>333 たしかにファンドの結果気になる。韓国では確かファンドの映画製作がダメになったって
テレビでやってた。北斗の拳のアニメもファンドだよね。
>>334 ↑このテの輩は 義務教育が徹底していない、文盲率の高い、プエルトリカン(元総理・中曽根曰く)も
楽しめるアメリカ映画を観ていればいいんだよ。
無理して邦画や邦楽を楽しむ必要は無いよ。
なんなら日常会話も英悟にすればいいんじゃない?
>>339 何を言っているのだ。
かような輩こそ、自衛隊に放り込んで日本精神注入棒で性根を叩き直すのじゃ。
そうでなきゃ、戸塚ヨットスクールだな。
邦画観るとあまりのショボさに感動します
観るだけでも賞賛に値します。。。
日本の現像所でハリウッド映画と同じ、たとえばマイケル・マン監督のような、
硬質な色合いに仕上げることはできるのでしょうか?
それなりのライティングで撮影されたという前提で、どうでしょうか?
デジタルだったら色合いなんて撮影時じゃなくとも
編集時にどうとでも加工できるでしょ
真剣に議論してもしょうがないと思う
いつも邦画はクズだから
邦画の多くは目の前の演技、風景をただ撮影をしているって感じがするな。
それに対して、洋画は、ライト&スモークを駆使して過剰なまでの絵づくりを徹底するシステムになってる感じ。
邦画って、細かな絵コンテやコンセプトボードなんかきちんと用意してやってんの?
金が無くてもいい絵が撮れる方法を考えよう。
>ライト&スモークを駆使して過剰なまでの絵づくり
洋画の前提がSFになってんじゃん
そんな映画しか見てないんでしょ
SFもそうだけど、洋画でメジャーって言うと、サスペンスやアクションが多くて、
確かに、画づくりは目一杯ショーアップされている感じがするな。
B級でも(予算で比べたら、邦画ならA級なんだろうけど)、たとえば、「セガール
作品」とか「オレ様映画」とか言われるスティーブン・セガール主演の作品でも、
ライティングなんか、邦画のアクション作品よりも凝っている。
ま、印象でモノを言っているから、例外はいくらでもあるだろうけど。
ちょっとした作品でも、ハリウッドなら手間ヒマかけられるというのは、英語なら
世界市場でも売れるルートがあるとか、長らく映画づくりをしてきてノウハウが
あるとか、分業が発達して組合が強いからとか、いろいろと理由はあるだろうけど、
邦画も、もうちょい工夫できないのかなぁ、と思ってしまう。
いまヒットしている「海猿」は、突っ込みどころは置いておいて、結論だけ言えば、
なかなかいいと思う。こんな娯楽作品が年に何本も出てくるようになれば、だいぶ
邦画への評価も変わってくると思う。
ただ、その「海猿」にしても、BGMの不適切さ、恐怖感の不足なんかのアラが目に
付いてしまう。
そして、例によって一言でいえば画力(というか演出力)が不足気味に感じる。
演出というものは、カット割やら、アングルやら、シーンの色味やら、その時の
台詞やら、果ては予算やら、役者のスケジュールやらが渾然一体になって成立する
ものだから、1つの要素だけ取り上げてアレコレ言っても意味ないかもしれないの
だが、なんか色味が「ゆるい」のだ。
こういうのが邦画の伝統の色なのか、とも思ってしまう。
あ、「海猿」のVFXはいいんじゃない?厳しい見方をする人もいるようだけど、
予算の制約の中で、これくらい品質があれば、オレは十分だと思う。
なんか中途半端だが、とりあえずアップする。
洋画だと一括りに言ってるけど
たぶん、ウッディアレンとかジャームッシュなんか知らないんだろうな
バカでも楽しめる単純な映画を洋画って言うのか?
うん、だからセガールの映画と具体的にどの邦画を比べてるのかをまず教えて。
しかも結論が「なんか色味が「ゆるい」のだ」と100%主観では
反論しようもないよ
セガールの映画って毎度毎度ちょっと金のかかったコントみたいなヤツのこと?
あれで手に汗握っているんですか?
こりゃ失礼、論争するスレとは思ってませんでした。
尻尾を巻いて退散します。
論争よりは、言いがかりをつけてやろうと張り切っている皆さんがいることは、よく分かりましたw
ではでは。
電池切れですか
電池切れというより
反論するだけのボキャブラリーが無いだけ
先生、ご明察の通り、図星でございます。
加えて、ヒマを持て余している厨さんを相手にするほど、手前は人間も出来ておりませんので。
はい、これにて失礼させていただきますw
貧しい視聴履歴しかないに丸腰で?
あきれますな
>>350で一生懸命、長文を書いたのに
まさか反論がくるとは思って無かったんだろうな
可哀想に
でもこういうスレに良く出る「糞」「ショボイ」しか言えないアホと違って
それなりに自分の言葉で意見を述べようとしている点は好感が持てるけどなぁ。
そこまできつく言うことはないと思うんだけど。
>>350 セガールのアクション映画のライティングは、そんなに「凝ってる」と言えるものではない。
こういうアクション映画では「アクションの見えやすさ」が鍵となるので、
「出来るだけ明るく」がテーマになっている。
まんべんなく空間を光で照らしておけば良いので技法としてはそんなに難しいものではない。
ただ、「まんべんなく明るく」と「雰囲気のある格好良い絵の照明」っていうのは
なかなか両立しないもので、その辺のさじ加減は難しいとは思うが。
「凝ってると言えない」とは言っても日本と、と言うよりアメリカ以外の国と比べると
比較にならないくらい大掛かりだけどね。『沈黙の戦艦』では舞台となる戦艦が
湾内に係留されている退役戦艦だったので、夜のシーンを外洋のように見せるために
周囲を巨大な黒幕でグルリと囲って街灯りを見えないようにして
その巨大な黒幕よりさらに高い鉄製の足場からライトを照らしたそうだけど
ここまで出来るのは殆どアメリカだけでしょうなぁ。
そういう映画でも「セガールの映画」ではなくセガールのライティングだけは凝ってるんだけどね。
セガールのアップショットは並みの女優よりも手間が掛かっている。
何でかって言うと薄い毛髪とたるんだ二重アゴを観客に見せてはならないから。
なのでセガールのアップになると禿げを強調してしまう真上からのライトが無い。
全て真サイドからのライトだけになってしまう。さらにそのライトの額から上に当たっている光をカットして
アゴの下に当たっている光をカットしなくてはならない。いつもセガールのアップの時には
顔の一部にしか光が当たっていないのはこのため。光のコントロールがやりやすい室内ならともかく
屋外でもまずセガールに当たっている日光をカットするところから始まるので手間掛かりまくり。
事情が事情なので、こういうカットのメイキングはあまり表に出ないが
屋外のセガールのアップの撮影では、彼はほとんどテントの中にいるような状態。
鈴木その子かよw
>>361 随分詳しいけど、セガールの娘さんですか?
364 :
名無シネマさん:2006/05/22(月) 19:07:55 ID:WcRpYtPD
あいかわらずカーワイ監督の香港映画は綺麗な映像だね。
日本でも真似できそうな気がするけど。
香港映画全般の技術力というより
クリストファー・ドイルという一撮影監督の力量によるところ大。
そう簡単に真似できるもんじゃないよ。
>>365 ああいう絵は、結構、凝ったライトや機材を使ってるものなんですかね。あるいは
ポスプロでも凝ったことをしているんでしょうか。時間も掛かるんでしょうか。
我々素人はどうしても技術論的な部分がよく分からないからな〜。かなり前、この種のスレで
「あのカメラマンもこのカメラマンも絵作りは似たようなもん」とか言ったらプロらしき人に怒られたよ。
何度も書いているが、今の日本映画の絵はどうも平板で「映画を観た」という
充実感がないんだよな。これも時間や機材の関係なのか。
ただ最近は、狙いで暗くしているor現場の制約などによる暗さを狙いにしている と思われる
作品にまで、「日本映画は暗い」「汚い」という人が妙に多いように感じる。
ハリウッドみたいに光量を使って絞った絵だとさすがにそういうことを言う人はいないんですが。
確かにこういう観客が多いのでは、現場の光量の有無に関わらず、観た感じで満遍な
く明るい印象を与えるような絵しか作れないのかもしれない。
一部の作品を取り上げて全体を語るなんてナンセンス。
368 :
名無シネマさん:2006/05/23(火) 10:02:13 ID:gP/WXgzG
海猿の映像見てごらん 驚くから
>>368 驚きました。さて、どちらだったでしょう。
1.「スゲェ!」
2.「しょぼ!」
>>368 マジっすか?
ドブに捨てたつもりで見に行ってみるか。
3.「ぶひ!」
>>372 ツッコミ所満載らしいけど、そこら辺どうだったの。
気になるなあ
正直、CM観て結構良さ気かも(CGの出来が)
とか思ったもんだからさ
どどどどどうなの
>>375 他人の感想じゃなくて、あなたの感想を聞いてるんだけど
てか、ここは映画の感想を述べるスレじゃないでそ。
378 :
名無シネマさん:2006/05/25(木) 19:51:46 ID:zoLE2S4d
海猿は見やすかったよ。
船の中のシーンがほとんどなので、日本の汚い町の風景とかあんまり出てこないし。
379 :
名無シネマさん:2006/05/25(木) 20:13:30 ID:WLdGsktZ
>>377 ここは映画の内容はどうでもいい
とにかく映像だけ見てなんだかんだ話すスレ
評価対象は画についてのみ
380 :
名無シネマさん:2006/05/25(木) 20:20:55 ID:u0qXhaav
日本の自然風景はかつては世界最高レベルに美しかったと思う。
昭和30年代までの話だけど・・今は見る影もない。
CWニコル氏も言っていた。特に山と川(渓流)
381 :
名無シネマさん:2006/05/25(木) 20:38:47 ID:XDIMA15E
基本的に日本映画はビンボー人が低予算で作ってるからな。
映画監督だけで食えてる人なんて数人。
見ている日本人も貧乏な視聴習慣しかないからね。
383 :
名無シネマさん:2006/05/26(金) 02:05:24 ID:3AEScUM6
映画くらいヒルズ族みたいにセレブな環境でもいいのに
384 :
名無シネマさん:2006/05/26(金) 03:55:35 ID:joDSx0hL
>>380は歳いくつなんだ?
このスレも幅広い年齢層が見てるんだな
385 :
名無シネマさん:2006/05/26(金) 23:18:45 ID:opeIue16
髪の色と目の色と肌の色も画面の暗さに拍車をかけているように思うんだけど。
383 名前:須賀大観・追記[] 投稿日:2006/03/20(月) 23:04:54 ID:j6kmWgm5
2)カメラマンが大御所とか関係なくね?監督は全ての意味での「責任者」なんだからズバズバ言っても問題ないのでは
申し訳ありません、この点に関して回答が漏れていました。 この点に関しては、確かに僕の敗北です。
撮影現場のムードが、完全に「カメラマン寄り」になっていたこと、助監督さんが撮影後半で完全にカメラマン寄りになってしまったことなど、
私がカメラマンに指示をできる環境ではありませんでした。
一度、私が現場で「画面のサイズを詰めて欲しい」と言ったのですが、
助監督さんが「カメラマンさんは神様なので、監督は絵のサイズにk欄しては何も言わないで欲しい」と、ホテルのロビーで注意されました。
また、照明部もしきりに「このシーン、ワンカットでいいじゃねぇか」 と言った様なクレームをいつも口にしていました。
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1101167636/ 現場の職人が技術も無いのに頑固さだけは1人前なのが元凶かもな。
日本の映画ってなんか静かっていうか、退屈なんだよな
388 :
↑:2006/05/26(金) 23:42:49 ID:Jr8jup3h
具体的にどんな所が退屈なの?
>>386 >現場の職人が技術も無いのに頑固さだけは1人前なのが元凶かもな。
どうも、監督が技術の事に明るくないのも元凶のような気がする。
何でも後処理でフォローが出来るハリウッドならともかく、
日本の場合は監督がそれなりの技術的なビジョンを持ってないと
職人が「簡単な方法論」に向かうのはムリ無い事なんじゃないかね。
技術的に凝った事をして、その分だけ成果が上がらなければ
責任は技術スタッフが取る事になっちゃうんだからさ。
「この人ならわかってくれる、フォローしてくれる」という信頼感が無ければ
技術スタッフは平気で「安全圏」に逃げ込むよ。こりゃ、仕方ないことだ。
しっかし、酷い現場だねぇ(w
現場がカメラマン寄りになったって事は、監督が「こいつには現場は仕切れない」と判断された結果では?
普通にシロートみたいな監督相手でも余程酷くなければスタッフはちゃんと従うよ。
カメラマンが現場しきってることがよくあるらしいからね。
監督いないのに「よーい!スタート」っていつの間にか始まってたりとかw
カメラマンつーのは現場を仕切れないと駄目だからね。
基本的に技術部門のトップなんだからさ。
監督の意向を汲んで技術スタッフの尻を叩けないとな。
どんな現場でも一番ギャーギャーうるさいのは大体カメラマンと相場が決まっている。
全てを監督が仕切りたいなら、ファインダーを覗いている人より
各パートの仕事内容に明るくないと駄目なんでは?
必ずしも専門の職人以上の知識は必要ないでしょう
要は現場でいかにイニシアティブをとれるかどうかだと
いない間にカチンコ鳴らされる監督なんて論外だよ、ホント。
>>392 知識はいらん。
が「何をやっているか」くらいは把握せんとね。
「自分の要求がどのパートにどんな負担を掛けるか」
くらい知らないと現実的でない要求をしてソッポを向かれるだけでそ。
何をやってるかが全くわからない監督なんているの?
負担かけようが面倒だろうが、まずイメージどおりの画を撮るって
ことが重要なんだよ。妥協しまくった作品なら作らない方がいい
現実的でない要求ったって、それを何とかして見せるのが現場の責任でしょう。
営業目標をたてたら現実的でなくても何とかしようと工夫するのが営業マンなわけで
いちいち拒否したりするのは現場が甘いだけなんじゃないの?単なる職人の拘りというだけでしょ。
三谷幸喜も北野もみんな最初は現場の閉鎖性に躓いてる。スムーズにできないものかね。
ベタっとした邦画特有の照明の元凶がこんなところにあるのならすぐにでも是正できる話じゃない。
工夫や努力だけで何とかなる自信があるならやってみたら?
そんな方法を知ってたら凄い年収を取ることが出来ると思うよw
ベタッとした明かりが嫌だったら監督が具体的な要望を出せば良い。
言葉で表現出来なかったらサンプルになる具体例だけでもオッケー。
ttp://argon.csustan.edu/jtb/FINE-ART/historic/HISTORIC/ART-SRC/Rembrandt-meditation.jpg こんなのだって十分に参考にはなる。ただ、言うだけなら誰でも出来るんだよな。問題はその後。
こんな照明を一度作っておけば1シーン通してそのまま撮れると思うのは素人考え。
実際には1カットごとに厳密な微調整が必要になる。
そんな時間を食う事をやるだけの覚悟や時間(=予算)があるなら問題ない。
覚悟や時間がなくて、それでもやりたいって事でも方法はある。
・光が当たっている範囲内で光を活かした演出をする
・当たっていない場所で逆に暗さが活きる演出をする
上みたいな方法を採れる力量のある監督だったら誰だって喜んで協力すると思うがね。
問題は上に述べたような時間や力量が無い人が急に螺旋階段の真っ暗な場所や
光の当たってない画面の手前で真っ暗では成立しないような芝居をさせたがったりする事だ。
で、マスターショットで真っ暗なのを撮ったのにもかかわらず「何とかなりませんか」と来る。
なんねーよw。物理的な問題なんだからさ。結局は時間を掛けて対処する事になるがな。
こういう監督に対処するには方法は一つしかない。満遍なく明るくしておく事だ。
「そこは光が当たらないので駄目です」って言うより「どこでもどうぞ」の方が親切でそ。
そのシーンを成り立たせるためのカット数が撮れなきゃ仕方ないんだからさ。
>>395 リアル営業の立場からいうと不可能なものは頑張ったって不可能だぞ。
そんなノルマをよこすのがそもそも無能な証拠。
そういうやつに限って「努力すれば何とかなる」が好き。
監督に専門的な知識があるにこしたことはないよ。
ただ、どんなに専門的知識があっても求心力がなけりゃダメだよね。
知識はあるけど求心力がないのは ただのヲタ。
照明や撮影でのトラブルの話を聞いていて、いつも疑問に思うのは、事前に打ち合わせができないのか、ということ。
米国ではプレビズというソフトでSFXシーンのシミュレーションをするけど、照明や撮影位置などのベーシックな要素も
事前に、もっとツメられないものなのだろうか?
予算もスタッフも十分でない邦画では、現場で試行錯誤していたら、予算オーバー、スケジュールオーバーになるのは
当たり前だと思う。
細かな画づくりとかは、センスとしか言いようのない個人の才能に頼る場合もあるだろうけど、照明プランなどのダンドリは
ワークフロー段階でツメることで、スムースに進められないものなのだろうか?
製造業では「見える化」による効率化が進められているけど、監督の頭の中も事前に見える状態にすれば、
コミュニケーションが円滑になるのではないのか? これ机上の空論?
「机上の空論」じゃなくて「知らない」だけ
現場で試行錯誤しているわけないよ。
微調整程度はあるけどね。
なるほど。
ということは、照明プランが決まっているのに、監督が予定にないワガママを言い出すことは
ちょくちょくあるというわけ?
そりゃ監督によるよ。
撮る気がおきなかった(プランが決まってなかった)ら 何かと理由をつけて撮れないようにするケースも
昔はあったし、天気が悪かったり気に入らない出来だったら状況が許される限りリテイクを要求するなんて
ことは今でもあるからね。
(ベテランの監督はともかく)中堅や駆け出しの監督が仕事をしようとする時、仕事の進め方が分かっていないことが、
結果として監督の納得がいかない画作りの原因であるような気がするが、どうなのだろうか?
要するにコミュニケーションが不足している。
それはノミニケーションすればいいとかいうことではなく、監督がやりたいことがスタッフに明確に伝わっていないまま
現場に入っているケースが多いのではないか(監督本人も分かっていないケースもあるだろうが)。
頭の中に(こだわりの)画はあっても、限られた予算と人手の中で作品をつくる術を監督が知らなければ、ゴールには着かない。
プレビズを使うかどうかはともかく、ストーリーボードを使う監督はまだ少数派という話を聞いたことがある。
そういう道具で、コミュニケーションを少しでも円滑にすることはできないのだろうか。
そうなると個人の資質になってくるよ。
それと、現場に入るまでの普段のコミュニケーションとね。
話は戻るけど、照明なんてのは現場に入ると次から次へと予め練ってあるプランをこなしつつ
現場で出てきたアイデアを処理するってことになるんだけど、「予め練ってあるプラン」プラス
「付録」だから、予算で変わってくるのは仕方ないよね。
照明技師(アシストも含めて)人数もそうだし、機材(ロケだとジェネレーターの規模)もそうだし。
限られた予算だからこそ 「予め練ってあるプラン」が必要にになるわけで、ロケの場合は特に
限られた時間内(夜間は特に)で限られた機材の規模になるから、現場で試行錯誤ができる
現場なんてありませんよ。
「予め練ってあるプラン」プラス「付録」の 「付録」なんかは特に普段のコミュニケーションから
予め「こんなことを言い出してもコレを用意しておけば大丈夫だろう」になるわけ。
また、照明技師自身がアイデアを出す場合もあるよね。
このあたりは「マルサの女」「マルサの女2」のメイキングを見て 「マルサの女日記」を併読する
と判ってもらえると思う。
ずいぶん古い作品だけど、映画の現場はそんなに変わっていないから。
名人の監督ばかりがいるわけではないのだから、「業界標準」の手続きが確立されていた方が、
無用なトラブルを招かなくていいように思う。
ビデオ&書籍は手元にあるので、読み返してみようと思う。
出掛けるので失礼。
407 :
名無シネマさん:2006/05/27(土) 19:17:08 ID:HaEnyvOK
なんだ、この自演は
>>394 以前にこんな体験をした事がある。
マルチカメラで撮るテレビドラマ育ちの監督が映画を撮った時のこと。
A子とB子が居間で会話し、台所へ移動し、また居間に戻り、そして玄関へ
というシチュエーションを一軒家を借りて朝の8時頃から撮影したのだが、
普通の映画監督なら「居間のA子を全部撮ってB子、台所のA子を撮ってB子、
その間に機材搬入で散らかっている玄関を片付けて玄関を撮る」みたいな段取りを組む。
だけど、通しの芝居をマルチカメラで撮る経験しか無かったこの監督は
「カット順に撮りたい」と言い出したわけだな。カメラマンがアドバイスしても無駄。
相手は「テレビ界の売れっ子」だし、この監督がカット順に撮るのにこだわったのは経験の無さだけでなく
「そう撮った方が編集して自然なシーンが出来る」という信念があったからだ。
「ムチャだろ」と思ってもスタッフとしては従うしかない。
居間の引き絵を撮った後、B子の座る椅子とその後ろのピアノを大騒ぎでどかし
カメラを設置してA子を撮る。それが終わるとA子の座っていたソファーをどかし
そこにカメラを据えてB子の椅子とピアノを戻して(無論、大騒ぎだ)B子を撮る。
それが終わるとまたB子の座る椅子とその後ろのピアノを(ry
・・・・これを延々と繰り返したあと、台所に移動。今度は食器棚や冷蔵庫を1カットごとにどかす撮影(w
再び居間に戻ってきた時には日はドップリと暮れてしまっていた。さぁ、大変。
A子の後ろには大きな窓があって、庭が見えていたわけだな。ここが暗いなんて論外。
おまけに監督はさっきの居間のカットと同じ風に撮りたいと言い張る。
窓が見えないアングルに逃げるわけにはいかない。
大騒ぎで庭をライティングして(無論、自然光と比べたら不自然にしかならない)
A子を撮影。今度はB子を撮影・・・・ってとこでまたもや問題発生。
B子の背後には台所が見えていて、そっちも窓があるわけだ。マズい事に庭のライティングでライトが
全部使われていて、余分なライトが余っていない。なので庭のライトを家の反対側に回して窓外を照明。
もちろん、中はピアノやソファーで大騒ぎ(w
スタッフがダレるだけなら良いが、夜中の11時頃になると既に役者もダレダレ。
目の下にはメイクでも誤魔化せないクマが出来ているし。
おまけに同じ事を延々と繰り返しているのでスタッフ全員が疲れてしまい
ピアノの上の花瓶や写真立ての位置がカットごとに微妙に違っていたりする(w
近所の家からは「うるさい、眩しい」と苦情も来てたみたいだ。そりゃ当たり前だわな。
結局、夜中の2時、居間の芝居がまだ半分以上残っている段階でカメラマンがキレた。
「こんな事やってちゃ終わらない。お前は演出だけしてろ。撮影の順番は俺が決める!」
30分の休憩の後にカメラマン主導で撮影を再開。
現場は少し険悪ムードになったが、後の撮影は非常にスムーズに行った。
玄関部分を含めて朝の6時に撮影終了。ちなみにこのシーンの出来は散々だった。
現実的な条件を無視した要求は監督自身の首を絞めかねない、という好例。
ただ、この監督が偉かったのはこの事件からちゃんと教訓を得た事だ。
次週の撮影からはセッティング前にシーンを通してリハーサルを済ませたあと、
撮る順番は助監督とカメラマンに任せて演出だけに専念。
そして、どんなシーンでも出来るだけスムーズに撮る方法を選ぶようになった。
おかげで撮影終盤に予定されていたスタジオでのクライマックスの撮影には
2日も余分にスケジュールをとることが出来た。
朝9時から始めて遅くても夜の9時には終わる余裕の撮影。
最も大詰めの場面では、監督の望み通りカット順の撮影を丁寧に行う事が出来た。
「またかよ〜」と口では言ってても本心から不服そうなスタッフは無し。
監督にとってもイメージ通りのシーンになったようだ。
撮影なんてイメージを追求しだしたら切りがない。結局は妥協の産物。
ではどこで妥協点を見付けるか?というのが問題になるんだと思う。
「イメージどおりの画を撮る」よりも重要なのは「諸条件の中で仕上げる」なんだから。
「妥協せずに良い絵を撮りました、でも映画は仕上がりません」では話にならない。
撮影現場で作っているものは映画であって「映画史の伝説」じゃないんだから(w
>>399 プレビズも有効な場合は有効だけど「プレビズの絵に現場を合わせる」事が出来ないと
逆に命取りになりかねないと思う。ガチガチにプランニングを固めてしまうと
臨機応変な対応が難しくなるからね。それに照明のプランニングに有効なほど
正確なプレビズ用の3Dモデルを作るには、それなりの予算が必要になるんでは。
「ここの窓からテーブルに当てようと思ってたら窓の位置が違う」じゃ駄目だもんね。
Pre-Visualization、Pre-ViZ_______________プレ・ビジュアリゼーション、プレビズ
撮影前にCGなどで制作する映像コンテ。あるいはシミュレーション。目的が演出の検討、
撮影、照明の手法やセットのセッティング、合成の手法、編集カッティング素材と多岐にわたるように
なってきている。データとして、カメラの画角(レンズミリ数)、照明の位置、対象物、俳優の位置、
セットの位置や大きさ、ホリゾントの検討、 カット割りやカメラワークの検討、編集への反映なども
されるようになってきている
ロケーションのセットを使うならその情報でプレビズを作るのが正解
単なるビデオコンテとはわけが違う
>>410 それは経験値のない素人監督の例でしょ
例えば、爆笑の太田連れてきて「バカヤロー」撮ってみろと言われても
そりゃなんにもわからないって。わからないまま終了。当たり前。
「妥協」をまず第一として考えてるなら、それこそTVドラマのごとく
全編マルチで早撮りすればよい。なぜやらないかはわかるよね?
「予算内で仕上げる」ということと「妥協する」を同義として混同しては
いけないよ、あくまで予算は予算、監督のイメージはイメージだよ。
別に溝口や黒澤を真似て事あるごとにスタッフに難癖つけようっていう
次元の話をしてるわけではないよ。
>>412 >「妥協」をまず第一として考えてるなら、それこそTVドラマのごとく
>全編マルチで早撮りすればよい。
ハリウッドでもないのに、日本の本編でスタジオドラマみたいにマルチカメラが
簡単に使えるのか?(w
日本でもマルチを意図的に使う監督もいるが、別に「妥協」する為に使うわけじゃないんだが。
(例外はマキノ雅弘。早撮りする為にカメラを2台使っていた。ただ、これも
俳優の演技を撮ることに専念したかったからでもある。単なる手抜きじゃないよ)
>あくまで予算は予算、監督のイメージはイメージだよ。
現場で許されている時間や予算に見合わないイメージを作ろうとする監督の
悪例がまさに上で示されているわけだが。
須賀さんの例に話を戻すと、単にスタッフィングに失敗しただけという気がする。
手持ちやサイズなど自分の意に添うカメラワークが欲しいなら、対等に相談に乗ってくれそうな
自分と年齢の近い小さい映画を中心に活躍しているカメラマンの方が良かったのでは?
予算に見合わないシナリオが出来てしまったとか誰に見せたいのか企画意図がはっきりしなかったとか、
プロデューサーも良くないですよね。
>>413 揚げ足を撮ったつもりなんだろうけどさ、
”TVドラマのごとく”って書いてんだけどな・・・
映画が「妥協する」もんならロケもなく全編セットでマルチ使えるでしょ?
マキノでも黒澤でもいいけどさ、ここでは映画的なマルチの話じゃなくて
TVドラマのマルチカメラの話をしてるわけなんだよ。
>>415 >映画が「妥協する」もんならロケもなく全編セットでマルチ使えるでしょ?
セットを建てるにもBキャメを使うにもお金が掛かりますが何か? 日本の本編は
なぜ大半の場面でワンキャメを使うのでしょうか?
>TVドラマのマルチカメラの話をしてるわけなんだよ。
そもそも本編はスタジオドラマとはシステムが違うじゃないの?
マルチカメラがベストだとでも?
>>416 システムが違うから、予算がかからないように妥協すれば
自ずとTVドラマのシステムに移行できるでしょうよ。
もちろんこういうのは極論だとわかってて言ってるわけど、
”結局は妥協の産物”という安易な断言は映画文化・関係者・ファンへの冒涜だよ。
”結局は妥協の産物” でも至極当然の理屈だよね。
ただ、どの程度で妥協するかは問われると思うよ。
本来この板で問われているのは正にソコでしょ
>>412 「妥協と追求は紙一重」という意味も含めて書いた・・・・つもり(w
現実的な制約があるんだから、本当に自分がやりたい事を見極めて
捨てるべきところは捨てていかないと。
その監督は妥協すべきところを妥協したからこそ、
自分が本当にイメージを追求したい場所だけは好き勝手できたわけ。
最初のスタイルを崩さなかったら最後まで何も出来なかったろうね。
追求するだけで良いものが出来るなら誰も苦労はしないよ。
>>419 どの程度で妥協するか、どうやって予算内に仕上げるかでは
大きくその意味が変わってくるのだが。
予算が前提にあるのは当然だが、「イメージどおりの画を撮る」よりも重要で
あってはならないよ。
>>420 『バカヤロウ!!成瀬巳喜男がスタイルを変えたか!!ゴッホがスタイルを変えたか!!ふざけた事いうな!!』
監督というのはこういうもんだよ。
誰も彼もが成瀬巳喜男にゴッホになれるわけじゃないよ。
洋画にも邦画にもピンからキリまであって、とかく邦画の全ては洋画のピンと比べるヤツがいるんだけど、
どーしてそういう対立構図しかないのかなぁ
いやそういうことじゃなくてw
こういう気概が必要だと言ってるのよ。ちなみに喜八監督の言葉。
先のテレビ演出家の話だと、自分のスタイルならそれで通せってこと?
事前の不勉強とコミュニケーションの無さは論外でダメダメだし、出会い頭で事故ってから
対応するのはいいけど、どこかサラリーマン的だね。
結局事前の準備がなってないだけじゃないか。
予算が無いならキチンと監督の思い描くイメージをスタッフが共有して
チームワークで無駄なく撮るしか方法がないジャン。
絵コンテぐらい書けば良いのに。スタッフとツーカーのベテランならともかく。
プロデューサーがその辺レクチャーしとけって。事前になにが必要かくらい。
テレビの演出家は最初に映画屋にガツンとかませたかったんじゃないのかな?
「俺は監督なんだよ」みたいなね。
そうだとすればだけど、「判るけど利口じゃない」よな。
>>418 >”結局は妥協の産物”という安易な断言は
別に安易でも何でもない。
「これ以上やるべき事はない。俺は十分これで満足だ」と監督が思って
世の中に送り出された映画が果たして何本あるかね?
どんな名作を送り出した監督だって「ここだけは直したい」と思いつつ
現実的な制約があるから「これで終わり」って事にするんじゃないの?
問題は
>>419の通りどこで妥協点を見付けるかなんだと思うよ。
>>421 >監督というのはこういうもんだよ。
そういう完璧主義に応えるだけの体力が映画会社にあった時代の話ですわ。
今は監督に気概があっても予算やスケジュールをオーバーすれば次からは敬遠される。
下手すりゃ作品を完成させる前に首が飛ぶ。監督にとっては世知辛い世の中だ。
「予算を守るよりもイメージを守れ」っていうのは確かに理想だとは思うが現実は違う。
「イメージよりも予算を」ならまだマシで「イメージも予算も」かも知れない。
そういう昔よりも条件が悪い中で「出来るだけ高い妥協点を見付ける能力」っていうのは必要なんじゃないかな。
>>408-
「男はつらいよ」シリーズ見てていつも思うんだがあのお茶の間での団欒シーンはカット割がすごいよなあ。
>>428 違うよ。
完成後時間が経つと、「あそこは編集しなおしたい」という欲求は
出るかもしれんが、完成の瞬間は大抵「満足なものが出来た!」だろ。
もっと言えば「どこを妥協しようかな」と探るものではなく、
時間的・金銭的制約から結果として「あそこが妥協する結果となった・・」
というものだよ。
予算やスケジュールをオーバーしようが結果として良作・ヒット作を作れば
いいだけのこと。
「金田一」シリーズもカット割り凄まじいぞ
黒澤だって直せるならずっと直したいよと言ってだぞ
武も言ってたよ。編集させてくれるなら直したいって
時間経つとアラが見えてくるって
>>429 カット割りは多いけど、実際の撮影はそれほど大変でもなかったらしい。
さくらを撮るならさくらのカットだけまとめて撮る。
それが終わったらおいちゃんだけ連続して撮る。
カメラの移動もその時だけなので、セッティング替えにも時間も食わない。
高齢の出演者が多いので撮影は夕方には終わってしまう。
松竹の看板作品なのでスケジュールにも余裕がある。
寅次郎とタコ社長が取っ組み合いでもしない限り人物は動かないので楽。
例年やってるスタッフにとってお茶の間の団欒シーンは息抜きみたいなものだったそうだ。
とにかく事前にどう撮るかのミーティングをちゃんとしないで現場で揉めるというのは驚き。
その場の思いつきで撮影したりするところを見ると、つくづく牧歌的な現場なんだろうなと思うわ。。
>>434 どうもです。
それを後でつなげるとあんな感じで自然な会話に見えるところがすごいねえ。
山田洋次いうとこの「役者の瞬発力」でしょうか・・・。
437 :
名無シネマさん:2006/05/27(土) 22:29:23 ID:HaEnyvOK
なんだ、この自演は
>>436 役者の技量もあるんだろうが、監督以下スタッフの力量もあるのでは。
渥美清の遺作となった最終作の団欒シーンは
スケジュールの都合で一ヶ月くらい間を空けて撮ったらしい。
例えば前半と後半を分けて撮ったのか、特定のが入るカットだけ別に撮ったのか定かじゃないが
半分くらい撮った一ヶ月くらい後に残りの部分を撮ったのだとか。
でも何回か見返したが、どこからどこが別撮りなのか全然わからん。
×=特定のが入るカットだけ別に撮ったのか定かじゃないが
○=特定の役者が入るカットだけ別に撮ったのか定かじゃないが
すまん。
>>418 >システムが違うから、予算がかからないように妥協すれば
>自ずとTVドラマのシステムに移行できるでしょうよ。
いや、だから本編でマルチやるとお金が掛かるのw 一時期、16mmを使って
大林宣彦がやってたけど。少々絵が荒れてもその場の空気感を優先させたいという意図か?
スタジオドラマは生放送時代から何台もカメラを配置してスイッチングでしょ? 元々のシステム
が全然違う。ただ、最近のものは映画的にワンキャメで撮ることも多いように見えるが。
あんたも頭悪いね。何回同じ事言うのよ
正確に理解できてないからでしょ
単なる準備不足ってことだな
で、準備に掛かる予算くらい確保出来るんじゃないか
現場で余計な時間費やすよりよっぽど安いと思うが
ダンドる手順を知らないまま始める監督が問題のようだけど、
それを教えないプロデューサーもよくないと思う。
>>398 手順を踏んで始める監督なら、自然と求心力も出てくるだろうね。
これってリーダーシップのことだよね。
>>444 詳しくは知らんが、金が集まったら遊ばせておけない事情があるんではないか?
さすがに準備の大事さを知らん人はいないだろ。
昔よりも後処理に時間を掛ける映画が増えているので
今度は前準備に時間を割けるような道を探って欲しいね。
準備不足っていうのが邦画の最大の弱点だと思う。
twst
448 :
名無シネマさん:2006/05/29(月) 16:52:11 ID:62PD5Y6o
なんの根拠があって 全ての邦画が準備不足になるのか、よーワカランね。
なんとも荒っぽい論理だこと。
木を見て森を見ず
小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ。
450 :
名無シネマさん:2006/05/29(月) 20:13:39 ID:l917eaE0
映像を作りこみ杉の松子・・・
あそこまでやられると現実離れしすぎてダメぽ
>>448 決定稿が配られた後、余裕持って準備を出来た作品なんて体験した事もないし
聞いたこともないから。
洋画DVDのメイキングでは主にSFXでのプリプロダクションとして、さまざまなテストを行っている様子が見られる。
感心もするわけだが、人件費もかなり必要になりそうだ。
3人が張り付きで3ヶ月、テストを行うと、人件費だけで軽く3百万円くらいは必要になるのでは?
予算が潤沢だから、できることなのかもしれない。
>>452 作品単体ではなく、他作にも応用するグロスの技術開発費として考えれば、トータルでは
元は取れるんじゃないの?
安易に準備(プリプロ)不足だっていってるけど、
準備も時間と金が掛るんだよ。
発想が貧困なのは、物理的にも貧困だから。
>>453 そんな長期で構えてる余裕がこの業界あると思う?
殆ど自転車操業なのに。
455 :
名無シネマさん:2006/05/30(火) 20:13:46 ID:86WM4Cv1
>>454 いや映画会社は不動産でなにげにお金持ち。
社員の給料は安いけど。
445 だから会社がいくら金持ってて稼いでも、
現場には下りてこないっての。
>>454 >そんな長期で構えてる余裕がこの業界あると思う?
いや、
>>453はハリウッドではという意味。プリプロに時間とお金を掛けられない
日本の場合は実作の中で積み上げていくしかないでしょうね。
その点では最近の中堅〜対策クラスの作品の増加にも意味はあるのかもしれません(質はともかく)
>>456 日本もNHKやメーカーがハードだけは開発してるんじゃないの? ただし
制作現場ではプリプロにお金を掛けられないのだろう。
企画書・脚本の企画開発費だけでも結構掛かると思うし、しかもモノにならず流れたりもするし。
日本にもCG・ポスプロその他各パートの技術の会社はいくつもあるけど、
向こうのルーカス・フィルムなどのスケールはつくづく桁違いだよねえ。
ルーカスのような実作者が技術開発にも熱心でそれで立派にお金儲けもしているのは凄い。
×中堅〜対策クラス
○中堅〜大作クラス
>>456 それを考えると、ケチな日本のメジャーが近年、自社スタジオを改装・増強しているのは
ちょっと凄いことだw 今後はコンテンツはカネになりそうということでやっと腰を上げたか。
横レスだけど、米国でSFXのためにソフトを開発したら、その所有権はプロダクションのものになるのかな?
金を出したスタジオのものなのかな?
んで、映像が貧困なのはプリプロが不十分だから、という取りあえずの結論でいいの?
>>455 要因の内の一つでしょ
他にも沢山あるのでは
今までのレスの中にもいろいろあったし
よく思うのは、洋画を見た後邦画を見ると、役者がちっこく見えてしまう。
日本人は欧米人より体格がちっちゃいのに、工夫しないでそのまま
撮ってるのではないですか。
カメラの位置を下げて下の方からアオリ気味で撮るとか、
広角でダイナミックにとか、なんだったらシークレットシューズをはかして
役者の背を高くしちゃうとか、或いはセットを少し小さめに作って人物が
大きく見えるようにするとか、そういう工夫ってしてんのかね。
462 :
名無シネマさん:2006/05/30(火) 23:59:35 ID:YzO+D05F
>>461 目の歪みは眼科に通って治してもらいなさい。
心の歪みは精神科へどうぞ。
>>461 選りに選ってお金が掛かる「工夫」ばかり並べましたな(w
セット撮影でアオリ気味にすると天井も作らなくてはならない。
お金以外にもセットに天井を作るデメリットもあるしね。
照明が天井の開口部から照らせないので、セット内にスタンドが林立することになるので
撮影の進行が遅くなったりする。音を録るマイクも天井上の足場から下ろせないので音を録るにも一苦労。
カメラを構えるためにセットの壁を外すのにも天井があると時間が余計に掛かる。
広角を多用するとライトを置いたりマイクを出したりする場所も制限を受けるし
セットも広めにしておかないと広い画角に対応できない。
セットを小さめに作るというのはお金が湯水のように使える場合じゃないとムリかも。
映画のセットというのは「ガワ」だけでは成り立たない。小道具もそれに合わせて縮小せにゃならん。
要するに100均で買えるようなものでもン万円を払って発注せねばらんって事だな。
それをしないと単に「狭い部屋にいる人」になっちゃうでしょ。
シークレットシューズを履かせるとアクション(と言っても撃ったり殴ったりだけじゃない)も限定される。
「しゃがんで靴ひもを結ぶ」という簡単なアクションでもNGを出す可能性があるね。
>>459 その映画の製作プロダクションと言うよりも、
それを請け負ったVFXスタジオのノウハウというか
独自技術、ということになるんじゃないか?
ロード・オブ・ザ・リングのVFX担当であるWETAが
厖大な群衆シーンのCGの動きを制御するソフトを開発して、
それはそのままWETAの技術力として専門誌(CG World)なんかに
紹介されてたけど。
465 :
名無シネマさん:2006/05/31(水) 09:25:46 ID:O/PWI+Zn
邦画の俳優の喋り方って何であんなに癖があるの?
同じ日本人なのに何言ってるのかさっぱり聞き取りずらいし
ぼそぼそ抑揚がなくて〜っていうか・・・とか趣旨があいまいな
幼稚な慣用句をいまだに多用してるし、あとは何も考えずに変に
テンション上げてギャアギャアわめき立ててるだけ。脚本や
ストーリーの構成以前にもっと俳優達にまともな演技させろって感じ。
まったく喋り方も動作もぎことなくて自然さがないしアイドルなんか
小学生の学芸会レベル。
>>465 >幼稚な慣用句をいまだに多用してるし
これは脚本家の仕事の範疇の話では。
467 :
名無シネマさん:2006/05/31(水) 10:31:45 ID:MIvVRpoz
ここでグダグダ言ってる連中は
一度 海猿の映像を見てみろよ
驚くから
>>467 驚かなかった。
やっぱり色彩感覚がどっかねじれてると思った。
日本人って、色に対する感性がないんじゃないの?
輪郭だけで画面を考えて、それをはっきり出すことだけを考えて
それを配置してるって感じ?
で、「なんかここに入れたいよねぇ」とかいって隙間を埋めてたりする。
アニメが発達するわけだよね。輪郭そのものだし。
469 :
名無シネマさん:2006/05/31(水) 10:55:06 ID:aZ2LZMHE
↑なかなかおもしろいレスです
>どんな自作自演も必ずバレていると考えようね。
472 :
名無シネマさん:2006/05/31(水) 21:20:47 ID:Qmxp0d9W
>>465 さすがクソ生意気な小学生レベルの感想文を書ける人は小学生の学芸会に詳しいようですな。
ん、でも腹の据わった声を出せる若い俳優っていないような。
特に女優は頭に抜けるような甲高い声だったり、泣き声を出すと台詞ごとグジャと潰れちゃったり。
滑舌わるい人、確かにいるね。
ボソボソと台詞を言うのがイマ風なのか?
監督は脚本知っているから、気にならないのかな?
ストーリーの分かりにくさに拍車をかけるから止めてほしいよ。
それとも聞こえなくても無問題の脚本なのか?
映像が貧しい話が、滑舌が悪い話になっちゃったなw
475 :
↑:2006/06/01(木) 07:18:40 ID:lGbu/wkx
具体的に作品名を挙げてくれ
476 :
教えて 偉い人:2006/06/01(木) 09:32:32 ID:TGuck8z0
素朴な質問なんだけど、洋画の俳優たちは全員滑舌が悪くないの?
ボソボソと台詞を言う俳優っていないの?
477 :
名無シネマさん:2006/06/01(木) 11:24:00 ID:j8vOTjkv
邦画にも字幕や吹き替えを付ければそう感じない。
どこの国の役者も発声はそう変わらない。
われわれの洋画と邦画を観る環境が違うだけ。
確かに大河内伝次郎は何言ってっかわからんな
昨日のNHK5チャンネルの戦前の満州映画会社の歴史や映画人や作った映画の
を紹介していた。
戦前は世界に誇る素晴らしい技術や施設があったらしい。
甘粕大尉が植民地の満州につくったがスタジオが6つあって水洗トイレ完備で東洋一
だったらしい。
ソ連が参戦して敗戦になった時甘粕大尉は自決したが進駐した中国共産党は優れた技術とスペルを
持った日本の映画人を手放したくなくて生活は保障するから日本に帰らないで共産党の宣伝映画を
作ってほしいと言った。
中国人は映画を作る力もなくて満映は大会社で何千人も働いていたが(日本人や中国人)80人ほど残って
共産党の為に色々作ったが字幕には日本人は中国名で記されて隠されていた。
彼らが日本に帰って優れた映画を製作して50〜60年代で外国で賞を取るような優れた映画が
大量にうまれたのだろう。
小津や黒澤など生き生きとして素晴らしいカメラワークと脚本で皆を虜にした。
映画産業が斜陽になり縮小されて人材も幅がなくなり劣化しだした。
政府が外国みたく国策として資金援助して育成するしかないだろう。
文化国家なら。
NHKに出てきた映画評論家は映画は中国ではプロパガンダの最大の手段で実際民衆を啓蒙して
政治に有利にする力があると自覚が昔から凄かったらしい。
日本は映画一本で世の中が変わるとは思ってはないが。
国民党に押されて共産党が敗退した時日本人映画人たちも貨車100両に映画機材を積み込んで
長春よりも奥地の炭鉱町に撤退したが日本人が大勢働いていたのでびっくりしたのは山奥なのに
立派な3DKの社宅は全部水洗トイレだったそうだ。
731部隊の建物も内部は貨物が通る線路まで通っていて水洗で暖房完備でお湯が出る生活だった
そうだけど内地では下水道も完備してない田舎が多かったのに植民地では国策としては金をかけた
所は凄かったんだね。
ここで中国人200人に映画制作のノウハウを教える講義をしたそうだ。自宅にも10人ほど
押し掛けてきて教えたらしい。
当時の講義ノート珍しいカラーフィルムの発色についても書いてあって凄い。
こんな素晴らしい伝統がいつ途絶えたのか?
アメリカが原爆落として戦略爆撃談が調査に連れてったのも優れた日本人のカメラマンだったのに。
483 :
& ◆myYtRUIiJc :2006/06/11(日) 20:55:18 ID:gv6cOPHT
フィルムに像を定着させること自体が大変だった大昔と今を単純に比べるの?
まるっきりのアホだな。
テレビで流していたことの単純な聞きかじりで何を言ってるんだか・・・
484 :
名無シネマさん:2006/06/11(日) 21:42:43 ID:rkdWe7f9
俳優の声について
邦画では撮影現場で録音された音声をそのまま使用する事が多い。
これは俳優などのスケジュールの関係で音声だけを後撮り(アフレコ)する
事が難しい上に予算がかかるから。海外(主にハリウッド)では俳優との契約は
作品が完成するまで(又は完成見込みが立つまで)が主流だが、日本では日数での契約が
が主流でなので取り直しやアフレコには別当契約と予算が必要となる。
この為、録音状態の悪い音声を修正して使用する事が当然のように行なわれる。
ボソボソ声の会話でやたらBGMが使用されるのはこうした修正の際のノイズを誤魔化す為。
ハリウッド作品の多くはアフレコ。これは海外輸出を想定しているためで、
吹き替えを行ないやすいようにとの配慮から。
>>484 でも、反対にお金がなくて現場でシンクロができない映画も昔はあったけどね。
ロマンポルノはほとんどアフレコだったし、TV映画もアフレコが多かった。
いまだにノーシンクロ・オールアフレコで撮っているのはピンク映画ぐらいかな?
486 :
名無シネマさん:2006/06/12(月) 01:12:38 ID:FN15dBWq
>>485 日活ロマンポルノ全盛期時代のピンク映画はアフレコを前提に撮影していた。
本番のカメラが回っている最中に監督が大声で演技指導を行なうような現場だったので、
現場音を使う事など出来なかった。ポルノで現場音が重要視されだしたのはビデオ撮影に
なってからのこと。近年のピンク映画は見ていないので事情は判りませんが。
現在の俳優契約が日数重視になったのはTV映画からの経験からでしょう。
アフレコだけの為に時間を割くのを嫌う俳優さんは多くいましたから。
ここのスレタイである「邦画の映像は貧しいのか」ですが、
原因のほとんどは照明にあるといえます。
そしてこのような照明が行なわれる様になった原因は俳優や女優にあります。
日本の俳優は顔に「影」がかかることを嫌う人が多いのです。
こうした俳優さんの我儘を受け入れた結果、画面全体の陰影描写が難しくなり、
これに撮影日数の問題が重なった事で安易な照明が行なわれ、全体的にノッピリとした
安っぽい画面空間になるのです。照明と画面空間の話しは長くなるので省略。
希望があれば書きます。
>>486 いつも興味深い話を書き込んでおられる方かと思いますが、楽しみにしています。
照明と画面空間についての話、時間が許す範囲で書いていただければ嬉しいです。
≫483
昔は今より映画産業にお金をかけて投資したし映画人の層も厚いから優れた映画が多かった。
おまえ映画の歴史を知らないの?
ちなみに「無法松の一生」を見せて中国人の映画監督を教育した。
いまは駄作が多いしフランス人も小津は尊敬してるが今の若い監督なんか有名人はいない。
489 :
名無シネマさん:2006/06/12(月) 01:55:11 ID:qvZBBhpM
2チャンは教養もない馬鹿ばっかりだな。
自分の国の歴史も知らないから全然理解できないのだろう。
想像力も欠如してあきれるよ。
教養番組なんか見たこともない屑なのだろう。
490 :
名無シネマさん:2006/06/12(月) 02:07:36 ID:XqUjDiBi
よく見せようとするプライドの高さが画面の暗さにあらわれている。
>>486 要するに当時の日活(にっかつ)はお金が無いので、現場に録音部を入れる余
裕がなかったんですよね。録音に気を使わなければ現場は早く上がる。
監督はそれを逆手に取って、濡れ場の最中に「もっと喘げ」とか色々と指示ができた。
いまだにピンクはアフレコでしょう。現場に録音部を入れるお金がない。
492 :
名無シネマさん:2006/06/12(月) 03:37:17 ID:asbX+VPS
邦画を洋画と比べるなぁ
馬鹿ばっかり
>>476 アメリカ人はカツゼツがよくてイギリス人はボソボソしゃべる。
495 :
名無シネマさん:2006/06/12(月) 18:18:17 ID:ogCHu+A+
>>488 たまに「強要番組」をみると すぐに受け売りしたくなる馬鹿っているよな。
そういや「時代劇板」で新作をことごとく「フイルム撮影じゃないから糞」
って叩いてる奴がいたな。暗くて粒状感があるやつがそんなにいいのかと。
497 :
名無シネマさん:2006/06/12(月) 22:42:26 ID:XqUjDiBi
フルカラーよりモノクロの方が趣きがあるのは事実だからな。
モノクロはたまに観る程度で十分だが。
>>496 確かに最近は時代劇のみならず映画でもHD収録のものとかが増えて
その中には「フィルムで撮った絵の方が良いなぁ」と思わせるものが多いのは同感だけど。
でもそれって「ビデオとフィルムの特性の違いを考えずに撮影しているから」が原因でね。
「ビデオだから」「フィルムだから」は根本的な原因ではないと思う。
なんだけど2ちゃんには「とにかくフィルム、ビデオは駄目」で済ます人が多いのは困った事だ。
499 :
486:2006/06/13(火) 00:23:59 ID:sRQJoMX/
>>491 私の知る限り、フィルム撮影の現場には必ず音声さんは参加していました。
資金繰りで排除されたのは記録係(スプリクター)で、この代役として助監督や
録音された音声が使用されていました。また、下っ端の助手が手当てを貰えない
事も多々ありました。撮影現場は491さんが想像しているような状況で間違いないと
思います。
>>487 きちんと説明すると長くなるので簡単にします。
役者が「顔に影がかかるのを嫌う」事は先述しましたが、これは日本映画初期の頃
から在った事で、カメラマンの一人は「浮世絵の影響」だと話していました。
ただ、浮世絵や写真と違って映画での役者は演技をし、動きます。
この動きの際に生ずる影を隠すために別カットで撮るなどの対応が行なわれましたが、
これですと照明変えとそれに伴うリハーサルで時間がかかってしまいます。
こうした時間のロスを解消するために犠牲となったのが照明で、よく使われたのが
「舞台照明の方法」でした。この方法では役者が画面内のどの位置・どの向きに立っても
影がかかり難く、カット変えの撮影も早く行なえたとの利点がありましたが、反面、
「光源を無視した光の存在」と「被写界深度によるブレの消失」という欠点もありました。
「被写界深度によるボケの消失」は画面内の「奥行き感」を失なわせ、平面的な画面を生み出す
原因の一つです。これを解消するために全体的に照明を暗くする、背景の照明だけを暗くする
などの方法が用いられていますが、結果は暗くて見辛い画面が多くなっただけです。
これらは主にセット内での撮影についてですが、ロケ撮影については希望があれば書きます。
>>498 >でもそれって「ビデオとフィルムの特性の違いを考えずに撮影しているから」が原因でね。
同意。ビデオ撮影版の「水戸黄門」はその最たる例。
現場も気付いているはずなのに、なぜあの撮影を続けているのか、不思議です。
500 :
名無シネマさん:2006/06/13(火) 00:41:30 ID:UekndpVC
500ゲット!>⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡(´⌒;;;≡
501 :
名無シネマさん:2006/06/13(火) 00:41:58 ID:/05xw358
>これですと照明変えとそれに伴うリハーサルで時間がかかってしまいます。
ハリウッドやヨーロッパ映画だと照明変えとそれに伴うリハーサルで
かなり時間をかけるぞ。日本と無関係な映画の撮影のためにわざわざ
和紙を取り寄せて障子っぽい光を作ったりしてる。
光に対し繊細な感覚を持ってるはずの日本人が何故その手間を惜しむ?
502 :
486:2006/06/13(火) 01:16:17 ID:sRQJoMX/
>>501 日本の映画制作関係者と欧米の映画制作関係者とは違いますよ。
日本人の持つ光に対する感覚の良さは建造物などから見ても明らかですが、
その感覚が映画制作の場では生かされてはいない、正確には生かす事が出来ないと
言うべきでしょう。日本の撮影現場では技術よりも役者のスケジュールが優先されて
画面・画像作りが二の次となっています。手間を惜しんでいるのではなく、
手間をかける事が出来ないのです。
手間をかけられない事情はわかったけど、客はそれでいいと思ってるのか?
>>501 「時間=金」がないから。
照明のセッティング替えというのは、本格的にやると物凄い時間が掛かる。
中途半端にやったって効果が顕著に表れない場合が多い。
本格的に出来ないなら単なる時間のロスで、やらない方がマシってもの。
それには照明スタッフが少ないのもネックになっているかも知れない。
重い機材を少人数でセッティングしてヘトヘトになった頃に神経を使う本番。
端から見ていてよく頑張っていると思う。
ハリウッド映画の場合は準備に時間とマンパワーが割けるからね。
本体のスタッフが来る前にスター専門の代役と準備専門のクルーだけで
簡単なセッティングとテストは完了できる。
ハリウッド映画のクレジットで「Rigging ○○○○」という役職があるでしょ。
これが準備専門のクルー。そんな何人もクレジットされてない事が多いが
実際はかなり大人数でやっている。この人達が機材の搬入やセッティングを終わらせた頃に
本隊のスタッフがやって来て本番の仕事をこなす。
Riggingクルーはその間はタッチしない。セットの外で遊んでいても文句は言われない。
で、本番が終わると機材の撤収を行う。本隊のスタッフはサッサと引き上げてしまう。
そして日本では「照明助手」と一括りにされている人達が行う様々な仕事を
それぞれ専門のスタッフが分業で行っている。電源コードの配線を行うElectrician、
照明機材のセッティングを行うGrips、細かい微調整やライトの操作を行う
Lighting Technician、など細かく分かれている。それぞれ互いのパートの仕事にはタッチしないし
知識さえなかったりする。完全な分業制。日本では準備、配線、セッティング、微調整、撤収までを
全て照明助手が行う。人数的にどれだけ違うのか、日米のクレジットを見比べてみるのも一興。
ちなみに日本では参加したスタッフはほぼ全員クレジットされるが
ハリウッドの場合には人数が多いので基本的にレギュラースタッフだけがクレジットされている。
日本の大作とかだと「照明応援」というクレジットで多数の助手がクレジットされる事があるが
あれが一度に全員参加するって事はない。せいぜい一日で二人程度。その集計だと思って間違いない。
しかも応援スタッフは時々増員されるだけで、撮影の大半はレギュラースタッフだけで行われる。
ハリウッドでは応援スタッフなんかいちいちクレジットされない。
506 :
486:2006/06/13(火) 01:31:05 ID:sRQJoMX/
私の知る限りですが、現場、特に技術関係は危機感を持っていました。
えらいさん達がどのように考えているのかは判りませんが、
監督の多くは観客の声よりも興行収益の方を信じていたようです。
つまり、赤字を出せば駄作、黒字を出せば成功って感じです。
507 :
名無シネマさん:2006/06/13(火) 01:37:10 ID:HJXviuVl
照明ひどい=商品である女優や俳優がブサイクに撮れる
ってことだろ?
それでも気にならないってすごいな。
女優本人がブチ切れたりしないんだろうか?
508 :
486:2006/06/13(火) 01:56:09 ID:sRQJoMX/
>504
現在も照明班の状況は変わり無いようですね。
後継者と人手不足はかなり以前から言われていましたが…
女優がキレルなどは現場では良くある話ですし、試写会で激怒する
役者も少なくありません。彼らを止めるのはえらいさんと監督の役目です。
509 :
名無シネマさん:2006/06/13(火) 04:30:49 ID:T1laRvZJ
>女優がキレルなどは現場では良くある話ですし、試写会で激怒する
>役者も少なくありません。
うわああああ
本人が激怒するような汚い映像見せられてきたんだ・・・・
>>507 >>509 だからよ〜、「そもそも日本の俳優や女優の美意識にも問題あり」+「現場の制約」
という二大要因があると、上で散々説明して頂いているだろうが。
おまえらがちゃんと文意も読めないのにくだらんツッコミをすると、有意義な
レスをつける方まで嫌気が指していなくなるんだよ。
それと、明らかに駄目な撮影は論外にせよ、女優がポートレート的に自分の写りにばかり気
を使うのも問題だと思うぞ。映画はCMじゃないんだからな。本編はともかく、2ドラあたりでは主
演女優が照明技師の選択に注文を出すとかいう話もよく聞くしな。
逆に言えば女優のご機嫌ばかり考えているから、木村大作みたいな人が巨匠になっちゃうんじゃないの?(w
ていうか現場の事情があるよっていくら説明されても
納得いかねーよ。わざと変に撮ってるといってもいいくらい
貧しい画像見せられるんじゃ。
512 :
名無シネマさん:2006/06/13(火) 05:23:58 ID:+doG0uUq
513 :
名無シネマさん:2006/06/13(火) 06:07:22 ID:iA7pfy7n
昨日深夜に「女は皆生きている」ってフランス映画見たけど、
邦画並に映像酷かったなぁ。ストーリーは面白かったけど。
洋画でもあんな映像の映画あるんだな
>>511 ただ、ハリウッド的なルックだけが正解でもないと思うけど。「貧しい」「汚い」を
連呼する人は、普段はどんな映画なりTVドラマなりを見ているのだろう?
>>513 そんなもん、プリントやマスターの状態によっても違うよ。
515 :
名無シネマさん:2006/06/13(火) 06:39:06 ID:XmaEW8Dd
> 「貧しい」「汚い」を連呼する人は、普段はどんな映画なりTVドラマなりを見ているのだろう?
ろくすっぽマトモに本数見てないんだよ。
だから、先に結論ありきの荒っぽい頭の悪いことをいつまでも言ってるだけ。
>>515 「七人の侍」とか邦画でも古い映像でもいいなと思うよ。
撮影に人気俳優を10ヶ月拘束しただけある。
光の当たり方ならラストサムライはそこらの邦画よりよかった。
(歩くシーンだけで渡辺謙10回くらい撮ってベストな光を使った)
現代物はテレビでやってたら観てるけど
恋愛ものも釣りバカ日誌も同じような画面にしか見えない。
>>515 てか、批判がぜんぜん具体的じゃないんだな。分かりづらい。
「暗い」「貧しい」「汚い」とかよく見るけど何を基準にしているのかな。
何が何でもハリウッド大作映画のようなSN比の高い映像を見せるべきと思っているのなら
それは違うだろと思うし。
それ以前に技術を語るのに具体性のない主観的な言葉だけじゃあね。
専門的な知識がなくては仕方のない事だっていうのはわかるけど
もう少し自分の言いたい批判に具体性をもたせる努力は欲しい。
>>513 「女はみんな生きている」は低予算のデジタル撮影だったから、
画質について云々するのは酷かもだ。
個人的にはDレンジの広い画がみたい。
>>519 それをやるには予算も時間もないから無理ですよって説明一生懸命してるじゃん。
世界一のカメラを作ってるくせに南米映画より画質の悪い画像を撮るのが
日本クオリティ。
具体的に作品名を挙げてくれ
抽象的な意見ばかりじゃわかりません
邦画っていってもインディペンデントな小規模、低予算のものから
メジャーなものまであるだろ
522 :
521:2006/06/14(水) 07:21:24 ID:SFBYpwvY
ちなみに自分は、アキ・カウリスマキが好きなんだけど
映像は綺麗とは言えない。
523 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 07:49:00 ID:mOGZg/Gy
>>521 それができるヤツなら もう少しは利口で論理的にコミュニケーションができているよ。
524 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 08:31:28 ID:4lic76kL
>>521 作品名挙げるほど突出して美しい映画ってここ10年ないだろ。
美しすぎると苦情が出た電車男くらいかw
だめな例はいくらでもあるが。
いつも見慣れた風景に見慣れた俳優が出て来てたら映像美なんて感じられなくても仕方ないと思うが。
その辺も加味して考えてる人っているのかね?
「昔の邦画は良かった」という意見の対象は「黄金時代の名作」に限られる事が多いみたいだが
同時期に正味20日程度で撮られたプログラム・ピクチャーでも絵そのものは見飽きないものが多い。
でもそれは撮影が凄いからっていうわけでもない。絵そのものはかなりアバウトで
写っている対象が興味深いってだけのような気もする。
自分が生まれる前の銀座風景をバックにして若い坂本九が歩いていたら、それだけでスペクタクルでしょ(w
最近の邦画も丁寧に撮っているものはやはり見応えあると思うけどな。
「スウィングガールズ」の撮影はとても良いと思った。題材的に最初から「映像美」とは無縁の映画だが
雪の積もった屋上で演奏している彼女らをクレーンを使って撮ったショットは
「あぁ、やっぱり映画って良いなぁ」と思わせてくれたし、美しかった。
上の方で話題になっている照明も見れば見るほど丁寧だとわかる。
526 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 11:26:36 ID:4lic76kL
>>525 >いつも見慣れた風景に見慣れた俳優が出て来てたら映像美なんて感じられなくても仕方ないと思うが。
じゃあ「ドラマよりひどい」と思うのって・・・
「ドラマの劇場版」でドラマより適当な作りなのって・・・
>じゃあ「ドラマよりひどい」と思うのって・・・
>「ドラマの劇場版」でドラマより適当な作りなのって・・・
全部ただの主観でしょ。
ドラマの劇場版と言えどもドラマより適当に作ってるものなんて一つもない。
普通の映画より適当な作りになっているものはあるかも知れないが。
要するに自分がビデオの画像みたいなクッキリした映像以外は受け付けられないって事なんじゃないの?
その前に「スウィング」はドラマとして破綻しまくってるけどな
その前にここは映画の内容に関して話すスレではない。
530 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 12:50:11 ID:kemrOx+m
スウィングガールズくらい満足してるんだから、そりゃ邦画もよくならないわな
日本語が苦手なら母国語で書いた方が良いのでは?
>>525 それ言ったらスウィングガールズがいいってのも主観でしかないわけで
>>532 例えば音楽室で彼女らが楽器を持って遊んでいるシーンがあるが
あれはかなり手間がかかる照明だよ。
何も考えずに天井方向に光源を持っていったら大した事じゃないけど。
あのシーンでは光源は窓からの外光って事になっていてそれが忠実に守られている。
なのに窓の近くにいる人物だけ明るいってことはなく奥の人物にまで均等に光が当たっている。
何てことはないカットに見えるかもしれないけど、技術的な視点から見ればあのシーンに掛かった手間が見えてくる。
他のグループショットも同じだね。この映画はスウィングガール「ズ」なので
主役ばかりに光を当てて他の人物をエキストラ扱いする訳にはいかない。
あれだけの人数をちゃんと顔が見えるように画面上に配置して
しかも均等に光を当てるっていうのは意外に手間がかかるものだ。
テレビドラマで同じ事をやる場合は均等に光を当てるために天井に光を配置するのが一般的。
それを「天井からの光はない」という学校の校舎の中の特性を守った上でやってるんだから。
そういう面倒な事をしているのに観客にその手間を感じさせないっていうのは
やはりそれなりに技量が要る事だと思う。派手にショーアップした照明の方が場合によっては簡単だからね。
そういう事を弁えた上で「良い」と言ってる。
夜の街のシーンとか、サラ金の看板だらけで鬱陶しい。
>現代物はテレビでやってたら観てるけど
>恋愛ものも釣りバカ日誌も同じような画面にしか見えない
こういうこと堂々と書けるってのが信じられんね。
ろくに本数観てないし、きちんと作品を理解する気もないくせに、
とりあえず邦画は駄目だと批判ですか・・・。
そんな長文書かなくとも、室内の照明はどの映画もかなり手間かけてやってるんだよ
スウィングよりもカット割りの多いトリックの方がよっぽど大変
意外に「シリアスな」映画の室内の照明の方が手間が掛からない場合もあるんだな。
コントラストがきつくても成立する事が多いからね。
役者に高出力の電球を仕込んだ懐中電灯を持たせてお終いって事もある。
単に明るくしておけば大丈夫なコメディーと、
シチュエーションに頼って比較的自由に光を作れるシリアスドラマの中間のような
こういう映画の方が難しい場合の方が多い。
シチュエーションを感じさせつつ、役者の表情はちゃんと見せなくてはなないからね。
どの映画のことかは知らないが、懐中電灯は単にその効果を狙ったものだろ
それを手抜きと切り捨てられちゃ作る方もかわいそうだよ
「手間が掛からない=手抜き」じゃないでしょ。
これはシチュエーションに頼った光でシーンが成立する顕著な例だ。
ただ、シリアスとコメディーの中間のような映画では
それに「シチュエーション」と「役者の顔をちゃんと見せる」という事を
両立させなければならないという難しい側面もあるって事だ。
一つのシーンを撮る大変さっていうのはカットの多さだけで決まるものじゃない。
例えばカット割りが多くても↑のような例の場合はカメラが動き回れば良いだけなので
撮影そのものは大変でもなかったりする。
そんな特殊な例出されてもな
シリアスだって「シチュエーション」と「役者の顔をちゃんと見せる」を
両立させなかればいけないのは当たり前
>カット割りが多くても↑のような例の場合はカメラが動き回れば良いだけなので
ワンシーンワンカットで↑のような例の場合はもっと楽だよねw
>>525 >同時期に正味20日程度で撮られたプログラム・ピクチャーでも絵そのものは見飽きないものが多い。
撮影所時代は、スタジオの巨大な人的・物的リソースに支えられた流れ作業の中
でそうした映画にまで一定の質が保証された。結局は今とは比較はできない。
>>527 >要するに自分がビデオの画像みたいなクッキリした映像以外は受け付けられないって事なんじゃないの?
ここで「暗い」「汚い」と言っている人たちにせよ、たぶんその程度の理由しかないと思うけどね。
「今の邦画は絵が平板」「明暗や色彩にメリハリがない」という批判ならまだ分かるんだけど、今の人はTV画面で観てもス
クリーンで観ても妙に「暗い」ことを過剰に気にするでしょう? これが本当に不思議なんだけど。
日本の映画館が電力の節約や映写技師の感覚のズレでしばしば絵が暗いのは
事実だけど-IMAGICAの試写室の感覚で一般劇場用のプリントを焼くと間違えると言
われる-、そういう点を指摘しているわけでもない。とにかく「暗い」から良くないと。
>>533以下
結局、現場のことが分かっている人で、なおかつ一般人にまで技巧をきっちり
説明できる人っていないんだよね。みんな技術者だから同じ知識の土壌を持たない業界外の
人間への説明には長けていない。かといって評論家や記者も駄目だし。
もっとも、こういうスレの「暗い」厨を見るに、そういう人は何を言っても聞いていないような気がする。
照明の制約を逆手に撮って当てていない映画にまで「暗い」とか言い出しそうだし。
ただ、最近は映画のメイキングを観る機会も多くなったし、そういう所から啓蒙が進むのかもしれないですね。
良い作品「ソナチネ」「ブラザー」「三丁目の夕日」「嫌われ松子」「花とアリス」「セカチュウ」。
ダメな作品「阿修羅城の瞳」「有頂天ホテル」「踊る1、2」「菊次郎」「スウィングガール」「回路」などの殆どの邦画。
544 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 18:32:13 ID:wzY1L9jo
日本の映画は「記録映画」を意識しすぎ。
娯楽映画は所詮製作側の妄想の産物なのだから、
現代の東京が舞台だからと「バカ正直」に東京の町並みだけを
撮影する必要など無い。制作側が考える東京の姿を再現するような
工夫が欲しい。
このスレでも何度も出ている「ブラックレイン」がその例。
アメリカ人の考える大阪と現物の大阪が違った時、アメリカ人は
自分たちの考える大阪を作品中に作り出した。
こうした面では日本人スタッフは手抜きじゃないかと思うが。
あと、日本人スタッフは「貧しさ」の表現を「汚さ」だけで
済ましているように感じる。
都市部における裏と表の顔を近代的なビルとゴミとで表現する
映像を度々見るが、他に表現の方法が無いのかね。
欧米を例に出すのは嫌だが、連中はこうした裏表の表現に「影」を
用いた手法を好んで使う。
欧米の真似をしろとは言わないが、表現方法に工夫が足りなさ過ぎると
感じるが。
>>544 >日本の映画は「記録映画」を意識しすぎ。
商業映画でもドキュメンタリーでも、ありものをそのまま撮るなんてことは有り得
ないと思いますが。照明・レンズ・美術装飾を措いても、カメラを向けた瞬間に演出が始まっています。
>アメリカ人の考える大阪と現物の大阪が違った時、アメリカ人は
>自分たちの考える大阪を作品中に作り出した。
そりゃ、お金がありますもん向こうは。日本ロケ部分かと思いきや実際はアメリカのセットで
撮った場面も多かったらしいですし。日本だと最近は「室井慎次」とかね。
前はスワロウテイルとかもありましたけどね。ただ、あれも随所にお金や時間がな
いせいか作り込みが足りないようには感じました。結局は現代の東京で撮っていると分かってしまう。
ブラックレインほどの作り込みを工夫だけで再現できるんだったら誰も苦労せんよ。
>>544 ブラックレイン一作だけで欧米の映画を語るなよ
欧米って何カ国あるんだよw
548 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 19:05:59 ID:wzY1L9jo
>>545 街の風景をそのまま撮影しただけの映像にどのような
演出意図があるのか聞きたいですが。
お金と時間の話しはこのスレの中でも何度も出ていますが、
お金が無いなら無い成りの工夫をしているのでしょうか?
結局は「お金が無いから前と一緒でいいや」なノリじゃないの?
>>544に聞くけど欧米の映画であるアキ・カウリスマキの映像が乏しいのはなんで?
550 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 19:20:58 ID:mOGZg/Gy
大阪に住んでいる私にとって「ブラックレイン」の大阪は
大阪でもなんでもなくて、プチ・ブレードランナーな世界
だよ。
ドキュメンタリーにもなってなければ作り物としての魅力
にも欠けているよ。
あんなデタラメなのが「いい」わけ?
あれはリドリースコットの世界観であって欧米の映画全部がそうじゃありません
552 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 19:34:59 ID:wzY1L9jo
>>546 >>547 勘違いしているようですがが、ブラックレインを例に出したのは
演出の例えの一つであり、あれを真似しろとか再現しろとか
言ったつもりは無いですし、この作品だけで欧米の映画を語った
つもりもありませんよ。
>>549 アキ・カウリスマキの作品以前に、何を持って「映像が乏しい」と
するのか、あなたの意見をまず聞きたいです。
画像や映像に対する「暗い」「汚い」「乏しい」は基本的に
それを見た人の感想であり、万人の意見ではないはず。
ちなみに、アキ・カウリスマキの作品は昔に見ただけなので、
シーンなどをよく思い出せません。出来れば別の作品でお願いします。
>>548 >街の風景をそのまま撮影しただけの映像にどのような
>演出意図があるのか聞きたいですが。
そもそも、ロケでも芝居場はアングル・照明や装飾で演出するから、「そのまま撮影しただけ」なんか
絶対にありえないよ。貴方がそう感じるなら、お金が無いのか作り手のセンスか無いのか、どっちかはよく分からないな。
それと例が古いけど、80〜90年代のロマンポルノやピンクには、とくに作り込んでいないのに
何げない街頭や都市の風景を捉えてハッとさせるようなセンスの作品がいくつもあったけどな。
どうせそういうのは観たことがないんだろうけど。黒沢直輔とか今は2ドラや京都ミステリーしか撮ってないな。
広木隆一なんか、お金がなくて現場を作り込めない分、ロケハンの凝り方が凄かった。
>>548 >お金が無いなら無い成りの工夫をしているのでしょうか?
こういう質問をするって事は工夫が見えてないって事だね。
工夫が見えたらまずいけどさ(w
何の変哲もない商店街が舞台になっている映画が「街の風景をそのまま撮影しただけの映像」だったとする。
その商店街が出てくるのが1シーンくらいだったら「街の風景をそのまま撮影しただけ」かも知れない。
だけど何シーンも同じ風景が出て来てなお「街の風景をそのまま撮影しただけ」に見えるとしたら
そこには様々な工夫がなされていると思って間違いないと思うよ。
映画っていうのは1カットだけ良ければ成り立つものじゃなく「繋がり」っていうのがあるんだからね。
狭いガレージからはみ出して停まっている車が次のカットで消えていたりしたらマズいわけだ。
貧乏な邦画とは言っても、よほど予算のない映画を別にすれば美術スタッフは
こういう「繋がり」を維持するためにいろんな工夫をしているわけ。
何の変哲もない商店街を「見たこともない風景」に変えるほど予算がなくても必要最低限の事はやっているわけだ。
ただの商店街のロケなのに4tトラックに小道具満載ってことは珍しい事じゃない。
そんな手間を掛けたものが「街の風景をそのまま撮影しただけ」に見えたとしたら
それはスタッフの努力が実を結んだって事だな。
こういうものは1カットでも手を抜いた瞬間に作り手の存在がバレてしまう。
>>554 そうなんですよね。そういう所に意外と手間暇が掛かっている。これも照明と
同じで普通は目に見えないですからね。
そういう作り込みは観客には見えない方がいいのか、あるいは観客は必ずそこまで丹念に見
るべきなのか、そこは議論があるでしょうけどね。
あんまり現場の努力を想像し過ぎると、かえって作品として見れなくなる可能性もありますし。
(駄作でも現場の苦労だけは買うとか、メイキングを見て感情移入し過ぎて
作品的な評価が甘くなるとかね。最近は後者の人が増えているように思うんだけど)
>>552 >アキ・カウリスマキの作品以前に、何を持って「映像が乏しい」と
するのか、あなたの意見をまず聞きたいです。
カウリスマキの映画は「暗い」「汚い」「乏しい」と誰が観てもそう思うでしょ
あの画を綺麗で華やかなんて思う奴がいるのか
>画像や映像に対する「暗い」「汚い」「乏しい」は基本的に
それを見た人の感想であり、万人の意見ではないはず。
あなたが欧米なんて人括りに言うから例を出したんですけど
557 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 20:02:42 ID:wzY1L9jo
>>554 554を否定する気は無いが、ただ、それって映画作りの中の基本では?
つながりのあるシーンの中で車両が消えたりするのは恥だと思うが。
>>557 じゃあ、「基本」はやってるんだからいいじゃんw 要するに、日本映画のロケ
などの風景の切り取り方がどこか面白くないってことでしょ?
それは現場の時間やお金の制約なのか、スタッフのセンスの不足なのか、貴方のレスだ
けでは何とも言い難いなあ。そもそも作品によっても違うと思うし。
例えば現場の作り込みの類が望めないお金がないピンクでも、ロケの風景の切り取り方で
は瀬々敬久あたりは凄かったと思うけど、どうせ名前も知らないんだろうな。
きみピンク大好きなんだね
さてと借りてきた三丁目の夕日でも見るか
560 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 20:25:56 ID:mOGZg/Gy
適正露出で適当にピンあわせて適当な尺で適当に現像してる映画・・・が貧しいって
言いたいの?
そんな映画ばっかり見ているんだとしたら変わった偏った選び方しているんだろうね。
でもそんなカメラマンはいないよ。
それともアホでも気がつくほど 作りこんだリドリースコットの映画みたいなのがいい
のかね?
俺はああいうのは幼稚でダメだ。
>>559 いや、何もない現場でも何とかしている例として挙げただけ。
日本の漫画とアメコミとの影のつけかたの違いについて何か考えをお持ちのかたいらっしゃいますか?
なんか文化的なものだろうか。
563 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 21:14:34 ID:wzY1L9jo
>>558 こちらの言葉足らずでどうも誤解などを与えたようで、スマソ
私が言いたかったのは、基本を踏まえた上での表現が不足しているのでは
無いかとの意見です。それが時間かお金の問題なのかはわかりませんが、
こうしたナイナイ尽くしの中で工夫などを行なっているのかとの疑問です。
あなたの意見は大変参考となり、感謝していますが、
「観たことがないんだろうけど」とか、「どうせ名前も知らないんだろうな」などの
発言は読んでいて良い気がしません。数少ない良レスを残す方なのですから、
もう少し気をつけたの方がよろしいのでは?
三丁目の夕日の町並みの作りこみは良かったよ。
邦画もやれば出来るじゃんって思った。
565 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 21:19:41 ID:glP/nfmV
>>560 リドリースコットみたいな邦画、素人としては激しく観てみたいん
だけど、現場を知ってる映画通の人達はああいうわかりやすく
美しい映像をバカにていた方が気持ちいいのかな?
せっかくたまの休みに映画館に金を払って入るのだから、気分の良くなる絵を見たいんだけど、
今さっき見えてた普段とかわらない殺風景な町並みがでてくるのは確かに萎える。
工夫を感じさせない自然な絵造りに拘りがあるのかもしれないけど、
娯楽をもとめる層にはもっとわかり易いサービスを求めてる。
567 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 21:44:25 ID:YQkuz6hS
>>566 同意
日本映画はもうアニメだけにしとけって感じ
「下妻物語」はそれを逆手に取ってたからソコソコ面白かった
568 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 21:59:16 ID:mOGZg/Gy
なーんだ、素人にもそれと判る画作りにして欲しいって話だったのか・・・
>>557 基本ではあるけど、そういうものは手間が掛かるわりに見えにくい。
「邦画は手を抜いている」と思い込んでいる人はそういう事も分かった上で言ってるのかね。
車の例は分かり易いから挙げたけど、これは万事同じ事なんだな。
映画というのは10分間の出来事を一週間で掛けて撮ったりするものだから繋がりが何より大事。
撮影でも照明でも美術でも1シーンだけ突出して良くするわけにはいかんのよ。
それをしてしまうと、その部分だけ浮くだけじゃなく他が余計に見劣りすることになる。
そういう事態を避けるために「勿体ない」事でも全体を通じての平均点を狙って行わなくてはならない。
そして、そういう平均点を狙うっていうのは想像するのは難しいと思うが、意外に手間が掛かるものなのだ。
ロケが雨にたたられ続けた撮影で一日だけ快晴の日があった。困ったことにシーンの大半は撮り終わっている。
こういう場合は何をするか?って言うと、せっかく出た太陽光を遮蔽したりするのね。
一軒家をスッポリ覆えるくらいのシーツを道の上に張ったりする。
風とかを考えたらかなりの労力だというのは想像できると思うけど
それで撮れるのは「何もしてないような絵」でしかなかったりするんだよな(w
でも繋がりを考えたらそれをやらなくてはならない。
太陽が出るまで撮影を延期出来たり、雨でも(大きな雨除けを作った上で)晴れのように見せられるような
照明作業が出来る予算があるならともかく、現在の状況では雨でも晴れでも撮れるような
中間点を狙うのが精一杯っていう事情もあるんじゃないかと思う。
なので
>>565。
ああいうのを「やれるならやってみたい」っていうのは当然あるんだと思うけど
決め決めの絵を一度撮ってしまうと、最後までそれを通さなくてはならない。
予算が無い状況でそれをやる事はスタッフの首を絞めるだけならまだしも、
映画撮影のスケジュール(引いては映画そのもの)さえもブチ壊しにしかねない事なんだな。
570 :
名無シネマさん:2006/06/14(水) 22:51:13 ID:0LLpxIRs
いいやん、いろいろなのがあって。
>>563 >「観たことがないんだろうけど」とか、「どうせ名前も知らないんだろうな」などの
>発言は読んでいて良い気がしません。
なぜこういう書き方になるか否かというと、予算や時間がないなりに何とかしている
映画もあるにも関わらず、みな、どこまで丹念に見ているのか疑問なんですよね。
個人的には、なぜあそこまで「暗い」「汚い」というのか、そこも分からないんですよ。
>>541 「絵が平板」「画面の密度が薄い」こういった批判ならまだ理解できるんですがね。
>>569 結局は現場と観客には断絶があるのは、もう仕方が無いことかもしれないなと思います。
それと、観客があまり現場の苦労を慮る必要もそもそも無いようにも思いますし。
>>555 ただ、「暗い」厨は単なる光量不足ではなく暗さを狙いにしている映画にまで「暗い」「暗い」しつこ
く言うんだよね。あれがどうしても理解できない。
こういう人が増えたのは家庭の照明の中でビデオやDVDを観る文化の弊害な
のかなとも思う。逆に言えばTVや劇場でアメリカ映画などを観て育って目が贅沢にな
っているのか、ただ日本のVTR撮りTVドラマには案外に文句を言わなかったりもすんのね。
日常生活の中では難しいだろうけど、家でビデオを観る際はできるだけ周囲の照明を落として
観てみたら? 明らかに狙いで明度や彩度を落としている映画まで「暗い」と
言われていることがあり、気の毒なんだよね。
>>562 アメコミの若い作家の絵がどんどん日本の漫画っぽくなってきていて、
日本のゲーム絵ってファミコン時代に比べ、
萌えや子供向けでさえデッサン的な質感や影を意識する絵になってきている。
映画もそろそろ変われば?って思うよ。
邦画の画面って「スタイルだから」「時間がないから」って
大御所漫画家の古い絵ばかり載せてるオヤジ向け雑誌みたいだよ。
>>573 現場の制約だけではなく、絵作りを拘束する俳優・女優の美意識の問題も触れられておるわ。
過去レスもろくに読まずに出てくるなヴォケ。
>>574 >俳優・女優の美意識
美しく撮れないからといって激怒しても
偉い人がなだめて終わりって書いてあって
そのあと本人達の美意識も変!ってレスがあったから
どっちもどっちだと思ってスルーした。
おまいもちょっと落ち着け
それに他人に読んでほしいのならもっと簡潔でわかりやすい文章を
心がけないと。最近やたら多いが、長文ってだけで読む気が失せるもんだよ
578 :
名無シネマさん:2006/06/15(木) 00:05:33 ID:/5+YlWG5
>>569 撮影時の苦労はわかりますが、その苦労の末が
>>566さんの意見
になっているのが問題なのでは?
苦労した末に出来たのが普段見慣れた風景でした、って、
素人には理解しにくいと思いますが。
>>571 「暗い」に関しては私もあなたの意見にほぼ同意します。
>>499 その長文読んだけど要は「僕達は頭がいいし工夫もしてるけど
リハに時間がかかるからできません」ってことの言い訳だよね。
580 :
名無シネマさん:2006/06/15(木) 00:32:43 ID:/5+YlWG5
>>499の前後を読み直したが、これは言い訳よりも
現場の状況を紹介しているだけだと思うが。
ところで、
>>499と
>>569は同一人物?
言葉使いが違うので別人だと思うが?
>>572 >それと、観客があまり現場の苦労を慮る必要もそもそも無いようにも思いますし。
そりゃそうだ。
全ての苦労は「観客に作り手の存在を悟られないため」に行われているんだからね。
観客の立場から「もっと面白い絵を見たい」と言ってる分には「そりゃ当然だよな」と思う。
ただし一線を越えて「作り手の姿勢」にまで踏み込んでくるなら話は別。
「こういう事情があるんだから我慢しろ」なんて言う気は更々ないけど
「作り手にはこういう事情もあるのは知っておいた方が良いよ」という気で書いているだけ。
>>580 全くの別人。
予算がない、民度や美意識が低いっていう割に
役者も作り手も映画に関わっていること自体を
妙にステータス化している気がする。
役者の「最近映画で忙しくてテレビに出てないの」って
テレビの番宣に出まくってるのが微妙に納得いかない。
スレと関係ないけどさ。
だから、お前ら具体的に作品名を挙げろよ
584 :
名無シネマさん:2006/06/15(木) 08:40:42 ID:6qM/M0S8
> ただし一線を越えて「作り手の姿勢」にまで踏み込んでくるなら話は別。
同意。
何もしらずにあれこれ言ってるわけだから 実事情を教えてもらうのは悪いことじゃないはず。
本来作り手は「そこに作り手がいること」を感じさせないように作っているんだからね。
>>581 >「作り手にはこういう事情もあるのは知っておいた方が良いよ」という気で書いているだけ。
このスレに限らずアンチ系スレでひたすら貶してるような連中って、
まず始めに結論ありきであれこれ言ってるだけだから、何を説明しても無駄な気がする。
いくら現場の一例だと前置きしたところで、書き手の真意を汲みとることもせずに、
「それ見たことか」と邦画全体がそうであるかのようにしか解釈しないしね。
とにかくプラス要素は認めない、マイナス要素は意図的に鵜呑みにするってのが定番だから不毛だよ。
なんてこと言ってたら、こんなスレの存在理由もなくなっちゃうけども・・・。
ちょっと真面目に「暗い」「汚い」「薄っぺらい」と言われる原因を考えてみると、
ひとつには現在のナチュラルライティング志向と蛍光灯ライトの多用の問題があるんじゃないかと思う。
ここでしばしば昔のプログラムピクチャーや下妻物語が良しとされるのは、
裏を返せば、現場での方法論や意志が観客側に上手く伝わっていなんじゃないのかな。
見慣れた建売り住宅やマンション・アパートでリアルをやっても、
受けて側は、ありきたりで平凡で工夫のない画作りとしか感じないんだろうね。
それがどんなに手のかかった事をやっていたとしてもさ。
>>584 >本来作り手は「そこに作り手がいること」を感じさせないように作っているんだからね。
だから、そういうのがアンチの人達には受け入れられないんだろうね。
もっとわかりやすくなんかやれと、例えばブラックレインのように・・・そういうことだと思う。
TVのバラエティとか見ててもひたすら分かり易くて刺激的でしょ、
それに慣れて育った世代ならなおさらだと思う。
>>565 確かにバランスを整える事は大事だし必要なんだが
「アホーマンス」で出て来る、夜の飲み屋街みたいに
1シーンだけ頑張って作り込んでるなあと思わせる作品もある。
明らかに他のシーンのソレとは異質なのに
そんな浮いてる感は無かった様に思える
むしろ効果的だった様な気がする
あまりバランスにこだわり過ぎるのもどうかと
感じさせられる作品だった
基本的に一般の観客は作り手が見せたいものしか見えてないし、それが当然。
見せたくないものを補うために、見所を犠牲するのは、作り手ゆえの歪んだこだわりだろう。
>>588 あれは明らかに異質である事を目的として撮られたシーンじゃないの(w
浮くほど効果的になるように前後のシーンが段取られているし
もともとあれは何でもありな設定の物語だ。
一般的な話しをしている時に特殊な例を持ち出してはいかんて。
591 :
名無シネマさん:2006/06/15(木) 20:26:19 ID:6qM/M0S8
「アビス」見たときに 寒い場所の設定なのに全く息が白くなくてゲンナリしたよ。
ハリウッドだってそんなもん。
592 :
名無シネマさん:2006/06/15(木) 20:58:48 ID:NcpdKKan
『タイタニック』では吐息は白くなっていた。デジタルでようやく実現できたということもあるのだが。
黒澤の酔いどれ天使は熱い日の描写で白い息が映り込んでる。
だが、関係無く名作。大事なのは勢い。
逆に、冬の設定じゃないけど真冬のロケで
寒風の中薄着で口の中に氷含んで、息が白くならないようにして
芝居してた、なんて場合もあるよね。
役者根性。
てか、寒いという設定でちゃんと息が白い例って意外に多くはないですから。
光線の条件と息の背景の色が良くないと息が白くても写らなかったりするのです。
物体Xのラストなんかが良い例。
二人とも同じ場所にいるのに、光線の違いで白い息を吐いている人と
吐いていない人が出来てしまい、監督の意図しない論争が起きてしまった。
時代劇という設定で綺麗な歯並び
大阪人という設定で奇妙な関西弁
「初恋」みたけど、美術も映像も綺麗だったように思う。
>>598 撮影: 藤澤順一「クイール」「 はつ恋(2000) 」「 バトル・ロワイアル II」
照明:上田なりゆき「いま、会いにゆきます」「リターナー」「69 sixty nine」
実名晒されたらピタっとスレが止まったなw
調べてないからわからんけど、
今やっている宮崎あおい主演の「初恋」と、599の「はつ恋」で違う?
今やっている「初恋」は、ロケハンの勝利やね。
昭和が残っている場所を、よくもまぁあれだけ探せた。
そういった工夫が見えれば、
多少のテクニック不足をカバーできてるような気がする。
それに比べて、「三丁目の夕日」は、CGは凄かったけど、
セットしょぼくなかった?
そのギャップで結構ゲンナリしたんだけど。
>>601 >今やっている宮崎あおい主演の「初恋」と、599の「はつ恋」で違う?
田中麗奈主演の「はつ恋」という映画は別にあるよ。
>今やっている「初恋」は、ロケハンの勝利やね。
ありのままを撮っているのではなく、ロケ先に装飾でかなり手を入れたらしい。
>セットしょぼくなかった?
あれは美術もCMの人みたいだし、漫画的な人工的なセットが狙いなんじゃないの? 三丁目スレに
詳しい人が来ていたけど、スタジオ内セットを撮る上での撮影・照明的な限界もあるらしいし。
日本のプロデューサーは本当にいいものを作って儲けようという気概がない
そこそこのモノをそこそこの予算で作って差し引き儲けがでればいいという考え方
先に失敗したときのことを考えてるなんて、器が小さくてとても世界を相手に商売などできない
604 :
名無シネマさん:2006/07/20(木) 23:04:46 ID:f61+3cma
かなり具体的なこと書いてるけど、↑それは具体的には誰のこと?
まさか名前を挙げられないってことないよね。
そんなに具体的か?(w
606 :
名無シネマさん:2006/07/20(木) 23:20:51 ID:f61+3cma
> 日本のプロデューサーは本当にいいものを作って儲けようという気概がない
>そこそこのモノをそこそこの予算で作って差し引き儲けがでればいいという考え方
明らかに誰かのことを想定して書いているか、そうでなければ勝手な憶測だよね。
まさか何百人もいるプロデューサーを十把一絡げに大雑把なこと言ってるわけでもなかろう?
607 :
名無シネマさん:2006/07/21(金) 12:12:51 ID:ErLiuDW6
日本沈没は
アルマゲドン ディープインパクト デイアフタートゥモロー位の迫力はあるんだよね売れてるみたいだし
いや迫力はたいしてなかった。とくにボコボコの日本列島をフカンで撮った絵は最悪
>>606 推測ではないよ、実際大勢のサラリーマンプロデューサーと仕事したが初めはきれい事言ってても結局はそうだったよ
本人も作りたくもないモノ作らなくていいのに、、作品よりも保身が大事だからね
もちろん本人は一生懸命やってるつもりだろうし、こちらも大人だからあえて本人の前で指摘などはしない
名前を上げるのは簡単だが 全て当人たちの責任でもないから責めるつもりはない
映画制作の要人であるプロデューサーがこれじゃあね
まあ、前からいい印象はなかったけど
でも、プロデューサー云々だけじゃないところが
さらにウンザリさせられるんだけどな
611 :
名無シネマさん:2006/07/21(金) 19:22:42 ID:KrWO6jYB
じゃあ名前を挙げなくてもいいよ。
ただ、邦画各社のプロデューサー全て、映画制作会社全てを知っているわけでもあるまい。
クリエイティブな仕事はサラリーマンには無理
ポランスキー作品美しすぎワロタ
日沈よかったよ
>>609 >>612 とはいえ、作りたいものを作って破産したりクビになるわけにもいかんしな。アメリカのスター・監督・プロデューサーだと、
金儲けしたい映画以外にも、その余禄で地味な中堅〜小品クラスの映画を作ったりもするんだけどね。
これはアカデミー賞の権威が一応はまだあるので賞狙いの野心作が存在し得るとか、
スターにも金儲け以外の部分で自分のやりたい役をやってみたい欲が強いとか(アクターズ・スタジオ
みたいな場所で育つせいか)、色んな要因もあるのだろう。
そういう金儲けと創作を両立できているのはアメリカと香港(の中でも意欲的な
監督たち)とかその程度じゃないの? イギリスや欧州はどう成立しているのか知らんけど。
まあプロデューサーってのは洋の東西を問わず嫌われもんと大方の相場は決まっている。
映画祭政治で動いているアート系映画界も綺麗事を言いつつカネ勘定でしか動いていない奴ばかりだ。
日本だと・・・やめておくかw
>>616 ジェリー・ブラッカイマーが「ヴェロニカ・ゲリン」作った時には心底ビビッたなそういえば。
だからちょこっとずつでもやりたいことをやればいいんじゃマイか。
618 :
名無シネマさん:2006/08/03(木) 13:33:43 ID:rwQutVZp
邦画の青っぽくて暗くてコントラストの薄い映像は何なんでしょうか?
もう観てると心まで凍り付きそうなほど貧しいです
どうしてこんな映像しか撮れなくなっちゃったんでしょうか?
悲しくて涙が込み上げてきます
619 :
名無シネマさん:2006/08/03(木) 15:02:23 ID:FJquZ9/r
そう考えると故・篠田昇氏は偉大だった
>>620 たとえば「タッチ」とか「県庁の星」とかいわゆる「プログラムピクチャー」に多い気がする。
たった二作で邦画を語るなよ
>>618 コントラストが低いのは照明に時間を掛けられないからかな。
一般的に画面中心の人物だけコントラストが高くて、背景はコントラストが低かったら絵は成立しないでそ。
登場人物のコントラストに見合う背景のコントラストがあって、初めて絵が成立する。
だけど、そういう照明を作るのには時間が掛かるのね。
なので時間が掛けられないような撮影では、出来るだけロケーションの灯りをそのまま使おうとする。
フィルムの高感度化がその傾向を後押し。撮影に借りた場所の灯りをそのまま使えれば
ちょっとした味付け程度で、それなりの絵が成立するからね。
だけどこれには落とし穴がある。
一般的な建物の中のイルミネーションというのは、出来るだけコントラストを下げるようにデザインされている。
それに頼ると絵のコントラストって必然的に下がっちゃうのね。加えて高感度フィルムっていうのは
目ではあまり感じない光まで感光したりするので、暗く見えてた部分までクッキリ写ったりする。
本来はその暗い部分に当たっている光をコントロールする事が求められなければならないんだけど
最初から省力化をテーマに高感度フィルムが選ばれるような撮影でそんな作業をするのは本末転倒。
(もちろん、そういう理由ばかりで高感度フィルムが選ばれるわけではない)
あと、コントラストが高いっていうのはイコール影がくっきり出やすいって事。
ちょっとした芝居の変化で役者の表情が全然写ってなかったり、不必要な影が顔に落ちたりする。
昔の映画の撮影なんかでは、そういう変化に合わせて照明をやり直したりする時間があった。
だけど、今ではそういう時間はあまりない。なので、最初から安全を狙って
役者がどんな演技をしても変な影が出たりしないように、コントラストの低い照明を
意図的に作る事が多いのだとか。「釣りバカ日誌」なんかはそういう方法論らしいね。
三國連太郎と西田敏行のアドリブが多く、それを楽しみにしているファンも多いので
出来るだけアドリブを活かせるように、役者が何をしても照明NGが出ないようにしているらしい。
まぁ、そういう方法論がかなり一般的な邦画だったりするけど
最新テクノロジーの後押しで、ちょっとは変わる兆しもあったり。
映画としてはいろいろ意見の分かれる『日本沈没』だけど、色やトーンに関してはそんなに悪くないんでないかな。
少なくともこの辺に関する批判ってあまり聞かないけど。DIにそれなりの予算を掛けているみたいで
撮影そのものは「普通の邦画」かもしれないけど、出来た絵はちょっと昨今の邦画離れしてる気がした。
今はまだ物珍しさが先立つDIだけど、一般化してくれば
>>621が挙げているような作品でも
その恩恵にあずかるようになるかも知れない。
625 :
名無シネマさん:2006/08/04(金) 14:43:36 ID:qojipZhn
普通にテレビドラマの2時間版みたいな映画が多くなってきた。
あと家の中のシーンで影が不自然な方向に伸びてたりする。
消し方を知らないはずないから本気度が違うんでしょ、
これくらいでいいでしょみたいな。
628 :
名無シネマさん:2006/08/05(土) 06:54:38 ID:LKlFkE5N
最近見た「デスノート」は酷かったかな。
(でも映像より役者の演技の酷さが気になったけど..特にエキストラ)
たまに邦画見るとがっかりして、しばらく洋画ばかりになる。
「ブラックキス」はさすがに映像良かった。
照明やコントラストとかはマジレスするとHDR使え テーマカラーを決めろよ
暗いシーンとキスシーンはお前らには50年速いから 役者、スタッフは誉めて育てるんだよ
テレビ業界とは絶対に関わるな アホなアナウンサーにはタイトルの一文字も語らせたらダメだ
クソ日本映画の仲間入りよ 宣伝は編集元の意見を一切入れるな ページを買い上げろ
役者はファッションモデル限定な 男は190cm以上のハーフ限定な 100%日本男児を撮るには200年早い
日本人使うなら好青年が一番だめだぞ 女は薬の宣伝や洗剤の宣伝に出ている様なのはだめだぞ
最低でも下の毛は3cm以下に処理しているような女を使えよ 女は絶対に180cm、B100cm以上だぞ
電車の陰鬱なサラリーマンの顔は面白可笑しく撮れよ 電車内で携帯使ってる奴のを取り上げて折れ
音監はとりあえずアップルシードの奴使っとけ CGは50年早いが1000回ぐらいレンダリングすればマグレがあるかもな
客にカワイイとか絶対いわせるなよ 蔓延している薬も上手く描けよ
物語内で理屈はこねるなまだ100年速いからな ムスっとした顔アップは2秒以下だぞ
首都高から300km/hでR34を落としてビルに突っ込むだけで盛り上がるよ 簡単だろ?
そうそうスタッフは全員30才以下じゃないと感受性皆無だからよく選べ まあ当たり前だけど50億ぐらいは使えよ
これできなきゃ、お前とお前の作品、要らないよ オレはハリウッド映画見て育ってるんだ
意味わかる? だれも着物着て道歩いていないだろ? 日本映画の要素は全否定しろ
ここまでできたらOVAだろうからピーコにDVD宣伝してもらえ 裏で1億は払えよ
日本語勉強しろよ 言いたい事あるなら読みやすい文章書けよ
632 :
名無シネマさん:2006/09/09(土) 05:23:55 ID:g8jx3S95
あのさぁ
『不夜城』って邦画になるのかな?
ふと考えてたら寝れなくて…
633 :
名無シネマさん:2006/09/11(月) 15:48:23 ID:j5DDeH0c
邦画だけど監督日本人じゃないと
邦画って言えないよねやっぱり
まあ、主観の問題じゃね。
景観に予算かけてハッタリかますよか
設定、ストーリー、演技とかでバランスとった方がマシだ罠。
635 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 01:01:57 ID:goBhOxU3
>>634それを言ったらおしまいなんだが、、、、、、。
まあ、金田一映画の女王蜂、偉い照明暗かったが面白かったから一理あるかも。
636 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 01:47:22 ID:HAHapZOT
とりあえず邦画の映像は金のせいじゃない
Sawだって超低予算で絵になる映像を撮ってるし
俺が思うに日本映画ってのは映像とストーリーが上手く絡み合ってないんじゃないか
それと日本人が映画の見方について硬い(悪い意味じゃないよ)
ドラマで平凡を追求しすぎたせいで刷り込みっていうかドラマっぽい映画じゃなきゃいやって感じ
そのせいでドラマの延長線上な映画が過去にやたらと作られてその基盤を作ってしまった
日本のアクション映画に銃出てきただけで萎えるでしょ、ありえないから平凡じゃないから
平凡な俳優も銃なんて見たこともないし触ったこともない、持つ人間の心境なんてわからない
だから絵としても不成立、ぎこちない、ありえないってなっちゃう
ドラマの影響は否定しきれないと思うよ
現段階の日本ではこの刷り込みを完璧に消すことは難しい
これからの時代で幼少のころに俳優の演技含め、いかに
綺麗な映像を見せるか、バランスのいい映像を見せるかで将来の映画関係者の育成になると思う
今はそんな監督、映像さんを待つときだと思うよ
637 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 02:01:08 ID:FDqGmw3a
映像がキレイでも、糞映画を量産してる国がある。
日本では映像が貧しくて、内容も独りよがり。
ただし、ホラー映画には日本映画の良心が残ってる。「客を恐がらせよう」という
目的がハッキリしていて気持ちがいい。かつては「客を感動させよう」という
純粋なエンターテイメントシップが日本映画界に満ち溢れていた。それを殺したのは
溝口以降の芸術主義。巨匠なんか不要。もっと娯楽映画を!
638 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 02:01:44 ID:HAHapZOT
>>629 下の毛3cmとかバスト100とか書いてあったからなんだと思って読んだら・・・
あんがい世の中って同じ考えしてる人いるのね・・・
日本もハリウッド並みに映画都市っていうかテレビとは
一線置いた関係にならなきゃいけないってことだよね
テレビでバラエティとかドラマとかに出てるキャラクター優先の印象付けられた俳優なんて
大方演技なんて出来ないからね、まさか俺の理想と同じ考え持ってる人がいるとは・・・
ちょっと感動した(;ω;)
639 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 02:06:08 ID:FDqGmw3a
誰かさんの受け売りだな。でも一理ある。巨匠や先生俳優はイラネ。
640 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 02:11:26 ID:HAHapZOT
これ受け売りなのか・・・でも良いもの読めた
巨匠や先生はたしかにいらないよね
でも、それ取っちゃうと日本映画らしくない!とか叫びだす人が現れる・・・
アメリカっぽくても日本流にアレンジして使えば
日本流なのにね・・素直に学べよ(´・ω・`#)
オナニー映画じゃなくて客楽しませて何ぼだろ今の日本映画製作者さんよ
641 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 02:13:36 ID:FDqGmw3a
最後の一行に激しく同意。
溝口が芸術主義だったなんて初耳なんだが。
643 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 07:16:07 ID:FDqGmw3a
原作と宮さんを評価すべきだったが、溝口監督の手柄にしてしまったイタリア人。
芸術主義(直訳)はゴダールの提唱した作家主義の前身のようなもの。
これ以降、ヨーロッパでも日本でも糞映画が量産されることになる。
(大島のヌーヴェルバーグが末期的症状を悪化させた。黒澤が山本原作から離れた。
そして現在は黒沢清、青山などのアホに加え、たけしまでも・・・)
ヨーロッパに評価されるようになったらエンターテイナーとして・・・THE END
644 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 10:03:23 ID:SjrmX2i2
ホラー映画なんて糞も糞。
ジェットコースターと同じ 一回観れば飽きるただのビックリ映像だよ
645 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 10:38:35 ID:DEEzKddO
>1
はっきり言っていいんだよ
韓国や中国のほうがレベルが高いよ
邦画は絵が映画じゃないんだよな。
立体感も感じないし、あいかわらず
画面で語るんじゃなくてセリフで説明するテレビドラマの延長。
ほとんど屋外ロケのニュージーランド映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの立場は?
648 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 12:27:41 ID:SjrmX2i2
お宅のご自宅の前が画になるので撮影させてください。
ただ、陽が沈んでから朝焼けにかけての撮影になります。
なにぶん夜間の撮影になりますので、ジェネレーターも使いますし、ある程度の騒音が
出るのはご了承ください。
もちろん、極力ご迷惑をかけないようにいたします。
撮影期間は予備日も含めて3日ほどになりますが、ご協力いただけますでしょうか?
って言われて協力できる日本人ってどれぐらいいるの?
あるいは、いつも使っている生活道路を数日封鎖してもかまわないって言える日本人は
どれぐらいいるのかな?
>>648 騒音公害だけでなく光の公害を忘れてますぞ。
夜間撮影の光って工事の作業灯とはわけが違うからね。
点灯しっぱなし、低光量の作業灯と比べると、こちらは光量が格段に多いし
何よりもカットごとに消えたり点灯したり消えたりするわけだから。
アレは寝ている間にやられたら非常にウザいと思う。
650 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 16:56:19 ID:Q0rgKQC/
>>644 一回楽しめれば上出来だろ。ビックリ箱として機能してるんならマシなほうだ。
>>648 俺は萌えるけどな
景観が悪いんじゃなくて、撮影技術がないだけ
技術がある人が撮った映画は話題にならない
踊る大走査線の景観のやすっぽさといったら・・・
撮り方ひとつで建物ひとつが要塞のようにみえたりする
>>650 >俺は萌えるけどな
撮影に協力してくれる人って大体2種類に分別できる。
一、規模が想像出来ないまま協力を承諾してくれる人
二、「タチの悪い連中に見込まれた」と最初から諦めて降参してくれる人
快く二つ返事で撮影に協力してくれる人でも、大半がロケ隊が到着して車両の数を見ただけで顔色を変える。
そこからスタッフや機材が押し寄せると、顔が引きつり始める。
大体の人が「こんなになると最初から分かってたら協力しなかったかも」という感想を述べるのが常。
ちゃんと説明して、「お宅もこういう目に遭いますよ」と他のロケ現場の写真を見せていても
結局のところはこう言われるハメになる。
人間って誰でも自分が体験した事のない出来事って、想像し切れないのは当たり前なんだけどね。
撮影なんて外部から見ればそんなに萌えるようなものではないと思うよ。
メイキングで見られるような「萌える」光景なんて作業の中のホンの一部でしかないもんね。
653 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 21:46:58 ID:SjrmX2i2
結局はそういう国民性なんですよ。
ハリウッド並みに撮影に協力するつもりなんてさらさらないのに
同程度の出来を求めてる。
ハリウッドってのはむしろ世界の映画からすれば特殊な産業だからね。
で、しかも一回だけ楽しめたらいいや程度の映画なんでしょ。
それでハリウッド製のバカでも判る無国籍映画で満足できるんだから。
いいんじゃないの、文盲率が高くて教養の無い程度の低いアメリカ人ですら
楽しめる映画でそれなりにてきとーに満足していれば。
654 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 22:02:31 ID:oS4RNWKm
何気ない街の風景とかニュータウンとか田舎とかアニメにすると綺麗なんだけどなあ。
何で実写で撮るとああなるんかね。
プライベートライアンってわざとフィルムを青っぽくしてるらしいんだけど、邦画とか外人が撮る日本ってわざと青くでもしてんのかね?
655 :
名無シネマさん:2006/09/14(木) 23:02:49 ID:FDqGmw3a
>>652 ロケに協力した時、俺の部屋に某女優が来た。高校生だった俺のテンション上がりまくり。
作品名は言えないけど・・・確実に萌えた。
>>653 釣りだと思うが釣られてみる
>ハリウッドってのはむしろ世界の映画からすれば特殊な産業だからね
ハリウッドは映画の最高峰でそ、それを自分の国の人間が求めて何が悪いの・・?
上を目指してそれを求めるのは至極当然だと思うよ(´・ω・`)
>一回だけ楽しめたらいいや程度の映画
なに上のレスにもろ影響受けてんだよ
日本ホラーについての意見をそのまま全てに当てはめるなw
わかりやすいので満足しろって事は
わかりやすくない半端なく難解な映画を満足しろってことだよね?
あなたの考えではデビルマンですら名作ってことになるね
かわってますね(^^)
ってかなんでアメリカをそんなにバカにしてるw
さあ、釣られたぞ!それとこのスレ映像についてだからな
657 :
名無シネマさん:2006/09/15(金) 01:05:17 ID:0hbD08zw
一回も楽しめない邦画ばかりだろw
658 :
名無シネマさん:2006/09/15(金) 02:03:59 ID:DiZhayHU
なんだか貧しい人間の巣窟と化してきたな
659 :
名無シネマさん:2006/09/15(金) 02:43:38 ID:7MhWTwBc
自己紹介乙
660 :
名無シネマさん:2006/09/15(金) 02:56:26 ID:1t5xaRFR
ワイルドスピード3に期待
東京ロケ少ないよね?たしか
662 :
名無シネマさん:2006/09/15(金) 04:34:58 ID:6hWn9BN7
渋谷の交差点シーンは別撮りハメコミ。
663 :
名無シネマさん:2006/09/15(金) 10:55:36 ID:gU7IVZAL
期待できないよあれw香港仁Dの方が雰囲気出てる。
ネタバレしてもいいなら色々突っ込むけど?
>>655 映画のロケに必ず女優が来るとは限らないでそ。
外観しか使わないんだったら中に入ってくるのはスタッフだけだし。
666 :
名無シネマさん:2006/09/15(金) 18:58:26 ID:uVcIGJnE
実例として言ってるだけじゃマイカ?
ageんなヴォケ!
668 :
名無シネマさん:2006/09/16(土) 00:12:06 ID:1K6ednaO
いつからsage進行に変わったんだ、ハゲ!
669 :
名無シネマさん:2006/09/16(土) 01:58:46 ID:nw/XfYUS
振動を消す手持ちと言うか抱えるカメラあったじゃない。
日本て普及率低いよね? なぜ?
ワイドレンズで視点がスムーズに動く映像が無いのは何故?
最近見たのだとジャッキーの香港国際警察の映像は見てて
ほんと気持ちよかったんだけど、こういう映像は手間がかかるの?
スティディカムの事かな?
あまり使われない理由は下の料金表を見て貰えれば分かると思う。
ttp://www.wish-company.com/18pricelist.htm これ、機材を一日借りた場合の価格。
そしてスティディカムの操作っていうのは特殊技能だし、非常に体力を消耗するので
カメラマンがやるケースは殆ど聞いた事がない。
特殊技能を持った専門のオペレーター(かなり稼ぐ)を機材費とは別に雇うのが普通。
あと、スティディカムを使わずとも手持ちカメラを使うって事は
カメラのフレームの範囲が厳密に予測不可能なので
セットや照明などを広く作っておかないと対応出来ないってこと。
当然、手間も掛かるし金も掛かる。
ゲームの演出は凄いのにな。
漫画のクオリティは高いのにな。
672 :
名無シネマさん:2006/09/16(土) 03:02:30 ID:1K6ednaO
VX用のステディカムセットは激安。自主制作や学生作品で頻繁に使われるVXだが、
ステディセットが使われてる映像を観たこと無い。軽くて扱いやすいのに・・・
活用されてるのは主にPV撮影の現場くらいだな。
美しい夏キリシマとか絶対観てなさそう
ふと思ったんだけど、見慣れた景観だから魅力を感じないとか、平板だとか
いってる人って馬鹿じゃなかろかって思う
寂れた風景、見慣れた風景でも魅せる画を撮る人はいっぱいいる
毛嫌いの域を出てないんだよ
あとね、室井とかホラー引き合いにだして語らないでよ
675 :
名無シネマさん:2006/09/17(日) 01:09:27 ID:0XbKzWJr
ハリウッドもセットやロケに死ぬほど金がかかるようになったからCGを使うんじゃないのかな?
677 :
名無シネマさん:2006/09/17(日) 03:48:09 ID:JZxNXOpM
>>674 日本のホラー映画が恐怖度世界一。アップや音でビックリさせる低レベルの作品でさえ
貴重な伝統技法が活きている。60〜70年代の怪談物の映像クオリティは未だに世界最高峰。
それに比べて現在の・・・
678 :
↑:2006/09/17(日) 04:06:53 ID:JZxNXOpM
もちろん、ホラーに限っての話。
PS 洋物ホラーなんて犬にでもくれてやれ。
679 :
名無シネマさん:2006/09/17(日) 04:25:53 ID:M7eA9MA7
ってか正直日本のホラーあきた
2番煎じみたいな感じで意味もなく出しすぎ
他の分野でもすこし頑張ってほしいものはある
ホラーの映像についてはまあ、悪くはないと思うけど
似たり寄ったりで飽きる
680 :
名無シネマさん:2006/09/17(日) 07:36:01 ID:9WN2gS7Y
昭和中期の四谷怪談とかメチャ凄い。
>>648-649 >>652 そりゃ面倒だもん。日本はロケがやりにくい・役所がうるさいとよく批判されるけど、実際に
協力する側からすれば断っても責められないと思う。最近でこそ観光資源目的で積極
的にロケ誘致しようという話にはなってきたが。
もちろん釣りバカ・大河・朝ドラのように国民的な人気があれば話は通りやすいし、
昔からむしろ来て欲しいと各地からアピールがあったりもするが。
逆に言えば諸外国はそんなに協力的なの? そこが逆に信じられんのだが。
682 :
名無シネマさん:2006/09/17(日) 07:56:03 ID:9WN2gS7Y
金か娯楽(エキストラ、見学、協力者のエンドクレジット)のどちらかを与えるのがロケ隊の使命。
・・・なんつってw
683 :
名無シネマさん:2006/09/17(日) 08:12:17 ID:0HmNv5u8
>>681 現在アメリカに住んでるのですがその前はカナダのCalgaryに住んでました。
アメリカが設定の映画でもカナダで撮影されているのが多いです。
Calgaryに住んでる時よく映画の撮影を見ました。
ある日夜の11時ごろに大きな爆音と共に大きな火の手があがったのを目撃した事があります。
後でニュースで知ったのですが爆弾が爆破する映画撮影をしていた物でした。
そしてカルガリーの市のHPを見ていた時になんと市からハリウッドに撮影をしに着て下さいとアピールしている事を知りました。
市内で爆発させる撮影は一回につき日本円にして百万円とか値段も決まっていました。
でも爆発させるのは夜の10時以降は禁止と書かれていた。
道路を一時閉鎖ならいくらとか値段表もあり、撮影に協力的な市はちゃっかりお金儲けをしている様ですよ。
ポリスの貸し出しなどもありました。
ポリスの貸し出しw
>>681 >逆に言えば諸外国はそんなに協力的なの? そこが逆に信じられんのだが。
撮影隊が来るって事はその人達がお金を落としてくれるってこと。
色んな資材を地元で買ったり、宿泊費や食事代を落としたりするって事ね。
観光資源や
>>683のような「使用料」とは別に余禄も多いわけ。
なので大規模な撮影隊が来れば来るほど地元としては嬉しい。
日本でも最近までは「映画に出る→地元が有名になる→観光客が増える」程度の認識だったんだけど
組織的な協力が行われるようになった結果「撮影隊そのものも金になる」という認識も増えたみたい。
日本の撮影隊の規模でそんなに嬉しいのか?とは思うけど、地元にしてみればやはりその程度でも助かるんだとか。
儲かるとなると動くっていうのは何だか情けない、と思う人もいるだろうけど仕方ないよねぇ。
撮影隊が出す注文って「有り得ねー」事が多いし、面倒だもん。
>>682 仰る通りでしょう。北米のようにお金を払うか
>>683、映画撮影というお祭りそのものを
地域の人も込みで楽しんでもらうか。
>>685 ただ個人的には、日本のロケの規模では実際はそんなに金銭的な余禄にはならないように
思います。ロケ先の方で何かと無償・持ち出しで協力する部分も大きいのが現実ですからね。
誘致・受け入れだけでも経費は掛かっているわけです。もちろんその後で観光などの波及効果があると継続して儲かりますが。
やはり撮影というお祭りで地域興しという側面がいまだにいちばん大きいのではないでしょうか?
フィルムコミッションのサイトなどを見ても、現場で地元の人間とロケ隊がお互いに良好
な関係を築けたところは、(もちろん最低限の損得は綺麗にしておくにせよ)
お金云々とは別にその後も交流したりしていますよね。
「がんばっていきまっしょい」でも映画のスタッフはいい人たちだったのにTV版の
連中がデタラメやって地元激怒というネタが書き込まれたこともあったねえ。
>>683 日本でも例えば江戸東京たてもの園(東京都)・明治村・ワープステーション江戸
などは事業としてのロケ地貸与を行っているようですね。江戸東京たてもの園や明治村は運営予算削
減や入場料収入の行き詰まりを埋める苦肉の策としてロケ地貸与を本格的に始めたようです。
ただ北米のようにお金を払って公道封鎖というところまで行くかどうかは何とも・・・。
向こうでもたまに「ロケ地の賃貸収入と住民の生活とどっちが大事か」と問題になったりはするようですし。
まあロケ先の善意に頼るにせよタイアップで挙げるにせよ、もしくは単にお金で借り
るにせよ、業界の人はロケ先の人とは仲良くしなくちゃいけませんね。
TVドラマ・TV番組などだとトラブルも多いと聞きますし、自分も「う〜ん」
という光景に出会ったこともありました。
最高の洋ホラー
つ悪魔のいけにえ
つゾンビ
つエクソシスト
上の作品は何か反戦とか隠れたテーマがあったりするが、
日本は平和ボケしていて訴えかけてくるテーマとかそんなもんがそんなにないような
なんか急に良スレ化したなぁ
FCさんサイドの話は非常に興味ある。
それがここのスレタイ内容を語る上での肝でもあるし。
>686
映画屋さんはちゃんとしていてTV屋さんはでたらめ、ってのは何となく分かるな。
昔、富士の風穴内で火薬使って滅茶苦茶にしたって事件もあったし。
地元民の協力が無いと画を撮れないと自覚している映画屋さんと
受ける画が撮れればイイと考えてるTV屋さんの違いなのかな。
規模が大きくなればなるほど、物事を真面目に処理しないと始まらないって事では。
テレビドラマでも予算が多いものは、何から何までちゃんとしてますよ。
逆に映画でも自主映画に毛の生えた程度のものだと平気で無茶を通したりする。
全然関係ない話だけど、ロケでFCが全く頼りにならない地域というのがある。
それはどこか?と言うと、全国に点在する風俗街。ここはFC通しても埒があかない。
必ずと言って良いほど、そこを仕切っている地回りに協力を求める事になる。
モラル的には問題アリなんだけど、こればかりは仕方無いのね。
どうしてもそれを避けたい場合はオープンセットを建てるか、普通の通りを飾り変えて風俗街にしちゃう。
『ブラック・レイン』なんかでは、かなりの金が地回りの懐に入ったと聞く。
ただし、こちらの方は一旦協力してくれるとなると、並みのFCより心強い味方になったりする(w
繁華街のど真ん中の通りを若い衆が封鎖してくれたり、路線バスを迂回させてくれたり(ぉぃぉぃ
でも往年の黄金期を知る先輩方に話を聞くと、昔の地方ロケって殆ど地回りの仕切りだったらしいね。
>>633 監督が日本人じゃなくても邦画は邦画。不夜城は東映映画だし。
台湾のアン・リーが監督したブロークバックマウンテンを
アメリカ人監督じゃないからアメリカ映画じゃないとは言わないでしょ?
インドのナイト・シャラマンが監督したシックスセンスを
アメリカ人監督じゃないからアメリカ映画じゃないとも言わないし。
日本映画発展のためにもそういう偏狭な思考はやめようよ。
693 :
名無シネマさん:2006/09/18(月) 00:41:40 ID:ZeOaItAz
>>688 悪魔のいけにえとエクソシストはキリスト教徒じゃないと、恐くない。
ゾンビにはリアリティーが欠如していて恐くない。所詮、こども騙し。
695 :
↑:2006/09/18(月) 01:20:55 ID:ZeOaItAz
オマエの後ろにすげえ顔した奴が立ってるぞw
697 :
名無シネマさん:2006/09/18(月) 04:20:25 ID:+EW/I8H7
ぬりかべ〜
698 :
名無シネマさん:2006/09/18(月) 08:46:38 ID:M4/az7rO
カラーになってからは、日本映画の映像美は怪談映画にのみ伝承された。
テレビには有り得ない凄まじい映像美が。
699 :
名無シネマさん:2006/09/18(月) 19:14:02 ID:vWUniEBg
日本映画は初っ端から、陰湿な雰囲気で
ジメェと平らな展開で進むから早送りばっか。
浜ちゃんも映像が陰湿だけどあのキャラがいいんで
何とか早送りなしで見れる。
「ワイルドスピード3」観てきたけど、日本ロケで昼間のシーンは「やっぱ画にならんなぁ」と思ったよ。
もっとも、夜のシーンは大部分があちらで撮ったようだったが。
701 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 00:51:38 ID:EN1L4gbv
そうそう! 浜ちゃんも見ようによっては怪談的アングルがあるよね。
アパート部屋の窓から海を見下ろすシーンとか、光の入り方がヤバイ。
702 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 01:36:01 ID:HL4hCv5P
村上淳の『ランデブー』
深夜の大阪を男と女が歩いて話してるだけの映画なんだが、夜景がすごい綺麗に映ってた。
703 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 01:43:48 ID:NaQ3AH6c
戦争映画が全部富士山麓だからパンするとすぐに地平線が斜めになっちゃう。これ以上動かすと富士山入っちゃいますってのが子供心にも分かった。
北支ちゃうんかと小一時間。
704 :
(1/2):2006/09/19(火) 02:35:19 ID:xdb+XS4g
最近いろんな映画見あさってて思ったんだけど
日本はバランスが悪いからショボイ映像になってるとは考えられないだろうか?
確かに映像の技術の低さも映像美においては致命的なものがある
だがしかし、もう一つ足りないものがあるのではないかと思い始めた。
人間が普段目にしているものをカメラのみでは映し出せない。ということである
皆さんは普段どのような状況で自分の周りを把握しているだろうか?
答えは視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚の五感によってである
この中で映像をよりリアリティの増したものにするためにもっとも必要なものは?
そう、視覚と「聴覚」である
そこにあって当たり前の音を小さくして、俳優の音声を大きくする。
これではあきらかに不自然さが目立ってしまうのは当たり前である。
705 :
(2/2):2006/09/19(火) 02:37:50 ID:xdb+XS4g
映画を体感することにおいてこれは致命的と言ってもおかしくはないのではないか?
ジュースを飲んだのに味が無い、こんな場面に遭遇したらあなたは混乱するでしょう
不自然で、本来そこにあるものが無いということがいかにおかしいかと言うことを証明した結果です
さて、ここまでの紹介で日本の映像に足りないものを理解いただけたでしょうか?
今現在、邦画における映像のショボサの原因は「バランス」すなわち
本来あるべきものを削って不自然なものにしてしまう、調和が取れていないということも
原因の一つであると考えていただきたいのである。
ちなみにこれが全てで邦画の映像が悪くなっているわけではない
他にも様々な原因が考えられる、今回は、まず考えなければいけないことの一つとしてご理解いただきたい
映像と音は映画においては表裏一体である、調和が大切ではないのか?
706 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 02:44:51 ID:xdb+XS4g
書いてないことあった(´`;)
映像を体感すること、映画を楽しむことには
自分が、さもそこにいるかのような「臨場感」を味わうことも必要不可欠である
布ずれ、足音、風、人の息などさまざまな音を体感することにより
映画に引きずり込まれていき、映像がさらに引き立つのではないか?と考えられる
ってどっかに付け足して読んでいただけるとありがたい
>>706 この後、どんな風に話がころがっていくのか見当もつかないが、サウンド編集にもうまい下手があるというのは分かる。
確かにサウンドにはあまり注意を払っていないので、邦画が「低予算で時間もないのに良くやっている方だ」と反論もできない。
さりとて「なぜ邦画の映像は貧しいのか」というスレタイへのレスとしてサウンドというアプローチがナイスなのかどうか、ちょっと疑問。
続き早く書けw
すまんが録音技師目線といわざるを得ないな。
素人のお客さんは驚くほど「音」聞けないよ。
え?無意識に感じるものだって?それは100%は否定できないけど、
例えばそこそこの夕景に遠くからこだまする鳶の声込みの状況音が入ってるのと、
綺麗な夕景に都会の雑踏音が入ってるのを並べて見せても
綺麗に撮れてる夕景に惹かれるのが素人。
芝居場じゃ台詞がちゃんと聞こえるか聞こえないかにしか注意が行かない。
日本の画が貧しいのは、やはりカメラマンが日本の無計画な都市設計による
無秩序な汚い街並みを見慣れすぎてるのが原因として大きいと思う。
画というのはやはり線を切り取るものだから、その線が汚くても汚いとは思わない人間と
その汚さが生理的に我慢できないから、何とかちょっとでも綺麗に見える線を
探そうとする人間とではどうしたって差が出る。
この意識改革は結構難しいかもしれない。
709 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 03:47:45 ID:xdb+XS4g
>>708 う〜ん
そこはやはり作り手の考え方が大きく反映されるのではないかと考えられないだろうか
もしも綺麗なシーンを撮影する場合は、「映像」という一つの観点のみを重視する
しかし映像だけでは物足りないのはあたりまえ、寂しいものになってしまう
そこでやはり音楽という画期的なアイテムを使用する
綺麗な映像と綺麗な音楽が織り成す映像美は計り知れない何かがあると考える
よってこれは音楽と映像、さらには構成についての問題であり、録音技師さんの音のとり方については関係ないと言える
録音について、議題としてあげた「音」についての問題点について話そうと思う
様々な映画があり、様々なストーリーがあり、様々な映像があると前提として言っておきたい
一つの例としてこんなシュチュエーションを考えていただきたい
例えば戦争のワンシーン
「薄暗い屋内に一人で隠れている、外では激しい銃撃戦が起きて、自分も参加しなくてはいけないが
恐怖に犯された自分と葛藤する、外では仲間が打たれて叫び声をあげている
行かなくてはいけないが、更に自分との葛藤、死との瀬戸際の中緊張のピークは最骨頂へ」
このような場面を映像で表現する場合、台詞では説明しきれないことはご理解いただけるだろうか?
では、これを表現するためには何が必要なのか?
710 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 03:56:07 ID:xdb+XS4g
もちろん演技するものがここでは一番重要になってくる。
しかし、演技についてはこのスレでは関係のないものなので、いつか話させていただきたい。
さて、それでは演技以外にどうやってこの場面を表現するか?
答えは言うまでもない、映画なのだからもちろん映像と音である
ここでは音についてピックアップして紹介させていただきたい
いかに演じる者の心境を見ている人に理解してもらうか?
もっとも簡単な方法で演じている人と同じ空間に引き込み、体感してもらう
という手法を使う
まず、外で行われる銃撃戦の音、仲間の悲鳴で死と隣り合わせという恐怖を与える
更に、演じる者の息遣い、心音(必要に応ず)、布ずれ等でさも自分も同じ状況にいるかのような錯覚を与える
もしも、一つでも欠けていたら何か物足りないものになってしまうのではないだろうか?
音の重要性は何も声だけを撮るものではなく、その場の雰囲気を表現する事において必要不可欠なのだ
音を重視して書いてみたが、ここに映像がのってくると完璧に引き込まれ観客は説明無しに
その場の雰囲気を理解することができるのではないだろうか
これは、録音技師さんだけの問題ではなく、映像を表現する全ての人間が問題にしなくてはならないことである
いかに見る人にその状況を伝えるか、それが邦画に足りないものであり表現技術の難しさを表している
映画の業界の人には現在の技術を底上げして、もっと上手く伝わる表現技術を身につけなければいけない
これが邦画の映像のショボサを解決するもっとも重要な部分であり難しい点でもある
映像は視覚のみならず、他の五感をも刺激して、初めて成立するのではないかと考える
>>707 どうよ?
すまんけど、どこぞのゼミでレポート書いてるんじゃないんだからお願いしますよ、、
最後だけスレタイに触れとけば何とか成立したと思ってるとしか思えんw
あんたの中で「なぜ邦画の表現は貧しいのか?」にすり替わって
延々と論じてるって事に気づいて欲しい。
ちょっと大鉈振るえば、銃撃戦の恐怖について、洋画はサイレントでも充分
表現できる映像が撮れてるのに、邦画はサイレントは言うに及ばず
音付けても洋画に敵わないのは何故か?というのがスレの論点であって、
あんたのは邦画は所詮サイレントじゃダメだからトータルでの表現に目を向けなきゃ
敵うわけないよといってるのと同じで、何の分析にも解決にもなってない。
そんなもの洋画がいい音付ければ瞬間で負けるってもんよ。
712 :
↑:2006/09/19(火) 04:43:15 ID:foaxJQP5
スレタイの「なぜ」の答えになってない。
713 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 04:46:37 ID:xdb+XS4g
>>711 映像は表現の中の一つで、よりよい表現がいくつも重なれば
映像の乏しさというものも薄くなっていくと考えられるのです。
前に書いたように、映像とは視覚だけでは表現しきれないために他の事についても論じているわけである
ご指摘の、サイレントについて記述させていただきます。(ちなみにサイレンとは見ていないので日本のホラー映画について
として捉えさせていただきます)
邦画のホラー映画は、確かに他の邦画と比べると映像技術は群を抜いてる
しかしこれはホラーに限ったことであり、邦画全体での映像の乏しさについては解決されていないということはご理解いただけるだろうか
一つの映画でそれがいくら表現されていても、全ての邦画の問題が解決されるとにはならない
さて・・・ここで重要なミスを発見しました。
サイレントが映画の題名と勘違いしていたことです
検索した結果ひっかかったのでてっきりそっちの話かと勘違いしてしまいました
と、言い訳したところで、本来の意味、いわゆる消音のことは
次レスで記述させていただきたいと思います。
714 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 04:54:25 ID:foaxJQP5
いいね、いいね。Jホラーの映像技法になんかも造詣が深そうな人が来て、楽しみ。
こらーーww
学生かと思ったら教授先生かよ!
ナイスキャラだな(;^ω^)
どうでもいいが、サイレント期の邦画ってそう残ってないよな
断片ばっかで
717 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 04:58:38 ID:foaxJQP5
謝れ、今のうちに。
718 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 05:00:44 ID:foaxJQP5
720 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 05:39:46 ID:xdb+XS4g
>>711 まず第一に
スレタイについてですが私の解釈としては
洋画に敵わないと言った内容を前提に話しているわけではございません。
第二に
誤解を解くことから始めたいと思います。
論じていることは音のみに絞って言っているわけではありません。
なにぶん映像についてはそれほど詳しくないので(機材うんぬんの話)あえて違う角度から
他に足りないものは何か?映像に必要不可欠なものは?として音を出したわけです。
では、本題のサイレント映像における洋画と邦画の違いについての記述をさせていただきます。
サイレントの考え方として、無音の映像を思い浮かべた場合
風景を連想しましたので、風景について書かせていただきます。
簡単に考えましょう。
まったく同じカメラ、撮影する場合を一緒にして同じ時間に映像を撮った場合、邦画と洋画はどのような違いが出てくるか
もちろんこれは映画の内容、ストーリー、構成によって撮り方は違ってきます。
なので純粋に日の出を題材とした映像を撮るとします。
さて、これで本当に互いにまったく異なる映像を取れるのでしょうか?
答えはたぶんNOでしょう。
そう、技術的には大差変わりなく、全く同じ条件なら、ほぼ同じ映像が取れてしまうことになります
なので風景のサイレントで洋画と邦画を競わせる必要性は無いと考えていいでしょう。
ではそれ以外ではどうなのか?
これは長くなるのでまた今度じっくりと説明させていただきたいと思います。
3
722 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 06:26:36 ID:n+YaH+k5
723 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 09:24:52 ID:iEV5PAMP
安っぽい照明やゲインアップが表層空間をぶち壊してる邦画ばかり。
日中は照明を落とした画作りのほうが、いい映像になると思う。
これは露出不足のままで撮影することが条件。無論、増感などせずに。
必然的にホラー映画では明るさより暗さを意識するからマシな映像にできあがる。
邦画全体が露出不足になっても問題ない。黒沢清とかのスタンスだけど・・・
724 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 09:34:57 ID:dQxe2MhQ
そうだよ。照明のための十分な予算がないなら、無理して明るく見せる必要はない。
むしろ逆効果。貧しく酷い映像になってしまう。貧乏人が金持ちを演じる痛さ確定。
コギャルがブランドバッグを持ち歩く貧しさに通じる。
デスノートのバスが街を走るシーンとか死神と話しながら歩くシーンとか日本の街並みのださい部分をわざわざ映さなくても・・・と思った
726 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 09:49:25 ID:dQxe2MhQ
ダサい町並みを飾ろうとするから失敗する。撮影用にゴミや看板を退かすから。
美術班の田舎センス丸出しセットを排除せよ。
とにかく、安い照明当てるな、増感するな。
ワイルドスピードX3は舞台は東京で撮ったVシネなのに
映画的な空間になってたわ、やっぱり技術の問題だな
素人のカメラと同じ、背景も人も全部いれようとしてゴミ写真に
まずテレビドラマと映画は違うという所から始めないとな
何だか急に素人っぽい技術論が増えたな。
729 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 13:15:12 ID:p66wo/Ay
>>727 ワイスピ3は別撮りハメコミです。夜景はCG処理してます。
>>728 プロっぽい技術論に疑問を抱く人が集まるスレなので、ご自由に退出して下さい。
730 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 14:06:45 ID:xdb+XS4g
>>670>>672 なるほど。ハリウッド版呪怨の日本側コメンタリーで
サラ・ミッシェル・ゲラーからステディカムのカメラマンの
鼻息が荒いと苦情があったと監督が言っていたけど、
てっきりサラたんハァハァしてんのかと思ったが、
ステディカムが重い・不慣れでてんぱってたのかw
なんかその光景を思い描くと情けなくなってくる…orz
731 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 14:51:38 ID:ENhjne7r
引退したアメフトやラグビーの選手をステディカメラマンに養成したら、儲かるかな?
センスと体力の両方が必要な仕事だからな。
筋力だけじゃ駄目だろ。
>>727 あなたVシネの意味わかってないんじゃ?いや私がわかってないのか?
ビデオだけで発売されるやくざ映画みたいなのがVシネだよね?
ワイルドスピードはシリーズ3作目も北米だけで60億稼ぐ効率いいヒット作だよ。
れっきとしたメジャー映画会社制作の劇場用映画。
734 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 19:56:07 ID:LmIvfmpj
VシネクラスはちゃんとVシネクラスで比較しなきゃね。
まぁ、アメリカの本物のVシネを見れば判るよ。
735 :
名無シネマさん:2006/09/19(火) 20:58:16 ID:lkNxKVEZ
低コストで、良品もかなりうもれてるよ。
736 :
名無シネマさん:2006/09/20(水) 01:20:49 ID:lrOeQqSj
アメリカの本物のVシネって、何? Vシネマって東映の登録商標だよね。アホ。
フレームに対する意識が低い。
監督は全員スチールカメラから勉強しなおして欲しい。
なんとなく撮れてしまうのがカメラ。なんとなくできてしまうのが演出。
両方みっちりイロハから学んで修行し直して欲しい。素人以下の映像に1800円は出せん。
具体性のない「なんとなく」な感想だな。
いちいち具体的な映画をあげるまでも無いだろ。細かいカットを例示してくれ?
甘ったれるんじゃねえよ。へたれが。じゃあ聞いてやるからおまえの具体性とやらを言ってみろよ。
740 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 00:47:49 ID:kp5iw+Su
かなり頭の悪いヒトがいますね
741 :
名無シネマ@上映中:2006/09/21(木) 00:55:38 ID:BU+eBQ4+
おそらくプログラムピクチャーやシリーズ物と
Vシネがゴチャマゼになっている様な…
いや総じて邦画の映像は貧しい。そうじゃなきゃCMやテレビの出身監督が
映画でもよくやってるようなギミックの映像ばっかり。うんざり。
743 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 01:20:51 ID:BU+eBQ4+
今現在映像がショボイとされる理由の一つとして
育成環境というものも問題視しなければいけないと考える
今現在邦画を作っている人間に映像について正しい教育をしているのか?
私はそうは考えていない
昨今映画を学ばせる学校では邦画の映像について意見を求めるものが多いと感じている
では、ここからいったい何を学ぶことができるのか?
それは今も昔もほとんど変わらない日本独自の映像表現である
しかもそれは時代劇などから受け継げられた古い映像表現のしかた。
この教育環境は不のスパイラルを生み出している
日本映画から日本映画について深く学ばせ
近親相姦のような形になってきているのではないか?
昔の町並みの撮り方を学ばせ、近代化している現代の町並みを撮らせても
何かおかしな部分が出てきてしまう。
この問題は様々な国の映画文化が日本人に馴染んでいないということを説明している
そして、今現在のテレビによる映像表現で満足してしまっている人たちにも問題があるということである
新たな物を作り出すために海外の教育方法を学び、それを新たな映画人に学ばせることも
邦画の映像技術の向上に必要なことではないかと考える
744 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 02:48:45 ID:tJdMNX0t
変な理屈だな。ハリウッドは近親相姦じゃないって言えるのか?
時代劇を悪者にしたいらしいが、松竹や映像京都は結構、いい画撮ってるよ。
新作の「武士の一分」でも、かなり、いい腺いってると思うぞ。キムタクはともかく・・・
つまり、教育環境ではなく、予算次第ってことだろ。
現代は大抵の旧作がレンタルできる環境にあるのだから、勉強したい奴にとっていい時代だろ。
いや、日本は「教えない」文化だっていってるんじゃないか?
映像系学科で教えるのはカビが生えた古典や基礎ばかりで、現場に直結しないわ
現場に出たら出たで、教わるもんじゃない盗むもんだとか言われて、
結局そこそこの表現力が出せるようになるまで代々似た様な年数費やして
そして、直接的には何も残さず氏んでゆくのを繰り返してるというかさ。
作品から盗めもいいけど、というか眼を養うのは大切だけど、自分たちが会得したものは
どんどん下に落としていけば、次の世代の経験値総量がどんどん増えるはずなんだけど
いつまでたっても増えてないって所では?
影を一つにする照明なんてさ、方法論確立した人が学校で教えちゃえよ。
それを現実世界では技師について駒使いから初めて、自分が同じ事やれるようになるまで
20年掛かるとかアホらしすぎる。
規律を崩す必要はないから、テクニックはどんどん下に下ろさないと半島にすら抜かれるよ。
746 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 03:52:12 ID:BU+eBQ4+
>>744 >>745氏が理解してくれてる通りです
説明文があまりにも足りなく、理解しがたいないようだったことをわびます
ちなみに時代劇のみの観点でいくと、確かに日本文化の撮り方として
完成されたものがあります、ただそれを現代の映像に切り替えるとおかしな点が出てくるということになります
いわゆる不自然さというものです
新しいものを学ばさせていないというのが現代の映画学校などの現状だと
理解している。というのを言いたかったわけです
なんかイメージだけで語ってない?
専門学校ではカメラの扱い方から照明の当て方まで実践的なことやってるよ。
古典や基礎をなぜ執拗に教えるのかというと、そこに全てが詰まってるからだよ。
例えば'30年代の作品から大きく外れたようなことって実際やってないわけだし、
ディテールの違いはあっても魅せ方の違いは変わってない。
一口に現場と言ったって、松竹は松竹、東宝は東宝、もっと言えば組によって
やり方も全く変わってくるわけだから、「盗め」といわれるのは「慣れろ」ということであって
後輩を指導しないということではないよ。
748 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 03:56:35 ID:BU+eBQ4+
古いものを学ばせて新しい物を見出せと言われても中々難しいものがあります
機材などが大きく進歩してきている現代で古いもので学ばせることに意味があるのか?
新しい物を使わず、学べといわれても理解するのが困難なだけではないでしょうか?
進歩したのは機材だけでしょう。
映画の根本(カット割りや編集、話法まで)はグリフィスやホークスの時代から
言うほどの変化がないわけだから、変な現代のギミックがないわかりやすいと
思うけどね。
750 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 04:18:15 ID:Kg6hMash
過疎地から出てきた童貞少年をわずか2年で実践力に変えるには、基礎を叩き込むしかない。
新しいものは現場で体得すればいい。
それから、以下を実例あげて論証してくれないかな? 「たそがれ〜」や「〜鬼の爪」で。
>>746>ちなみに時代劇のみの観点でいくと、確かに日本文化の撮り方として
完成されたものがあります、ただそれを現代の映像に切り替えるとおかしな点が出てくるということになります
いわゆる不自然さというものです
いや、専門じゃなくて大学の事言ってるんだけど。2年じゃロクに進まんわ。
もっと分かり易く言うとHSの駒数なんて学校で教えたりやらせたりすりゃいいとでも
言えばいいのかな?例として。
あんなの監督にしてもキャメラマンにしてもそれぞれに理屈と一家言あるんだけど
そこ行くまでにみんな似た様な年数掛かってるわけ、それが無駄じゃないかと言いたい。
諸外国のでも材料として揃えられるのはあるだろうし、邦画ならそれぞれの組が
拠出して次の世代にまとめて伝えりゃいいって事。
それを聞いたところで現場でのそれぞれのショットは千差万別だし、嵌め方にセンスが出てくるわけで
決して即ベテラン勢の足元が危うくなるわけじゃない。
というか、むしろ危うくならないと邦画の表現力なんて上がらないんじゃないかなと。
そんな程度のテクを後生大事に組の中で守ってるんじゃなくて、そんなものは
とっくに業界スタンダードで、もっと上の表現に向かって進まないと変われないんじゃないの?と。
んで、これはあくまで仮の「例」なんで宜しく、さっきの影と同じで。意訳してね。
ん、どういうこと?
現場の技術者なり監督なりが大学いって手取り足取り教えろってこと?
というか、そんな甘い世界どこにもないと思うけどな。
料理の世界だって学校で教えるのは基礎で応用するのは自分自身だし、
吉本のNSCでも間の取り方から細かい技術まで教えてくれる講師なんていないよ。
753 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 05:05:19 ID:hDCM+mZW
せっかく金払ってんのに、普段見慣れた風景ばかりが展開するので、
映像が貧しい、という言い方に変えてるだけだろ。
時代劇はいい線いってる、ってのは、見慣れない風景だからだ。
洋画もおんなじ。
ちょっとまって・・・あんたのことをいい年のオヤジだと思って解り易い例まで出して
話してるのに通じないってどういうこと?わざとはぐらかしてるの?
わかりやすい例と言われても・・・
・大学では古典と基礎しか教えない、実践的でない
・で、現場のベテラン技術者はテクニックを外に出さない
と主張してるのはわかるが、それで具体的にどうしたい、どうして欲しいのかわからない
756 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 05:14:07 ID:BU+eBQ4+
>>749 映像についてのスレなので編集などは確かにショボサの原因と言えますが
撮影技術などの考え方からすると、また別の話になってしまうのではないでしょうか?
映像は日々進化しています、それなのに古い物を使い続けるのはいかがなものか?
といった内容と解釈していただければありがたい
>>750 あまり時代劇などは見ないたちなのですが、日本が古来から映画の題材として
多数とりあつかってきた分、他の作品に比べるとショボサは少なく感じます。
もし映画の固有名詞を使ってしまうと一つの作品の出来だけしか説明できません、
映画全体の意見としては、様々な作品を見た上でのトータルとして紹介しています
それと人それぞれの解釈があるので
これ!といって作品を一つあげてそれを分析することはできません
757 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 05:15:09 ID:BU+eBQ4+
確かに童貞少年を実践力に上げるには基礎を叩き込むのが一番だと思います。
しかし、基礎で塗り固めてしまっては、次へのステップに進みづらいと考えられないでしょうか?
基礎しか教えず、「応用は自分で考えろ!」と言われたとします。
確かに自分で応用方法を見つけたときの技術力のアップは期待できますが
結局また違う部分での応用方法にぶつかってしまうと思います。
このような遠回りな方法で急速な映像力アップが期待できるでしょうか?
応用方法をしっかりと教えていれば、違う応用方法も見つけやすいと考えます
全てを自分の力でやらせるより、キッカケをしっかりと与えてから考えさせるほうが
映像を作る技術は向上すると考えます。
現在の教育方法では知識の世代交代をするべきではないかという紹介をさせていただきました
ちなみに私は
>>751氏の言うことにほとんど賛成です
というか今回は
>>751氏にかなり影響された
紹介となってしまったようで何か申し訳なさまで感じます。
いや、すまん。冷静さを欠いたな。これじゃ話し終わっちゃう。
もっと分かり易く書くと、あんたの言うとおりセンスは教えられないが、
他方、技術は教えられるんだからそれはやったらどうなんだと。
にも拘らず、日本の教育機関では技術の教育すら不十分でしかも古い。
だから、もしセンスがある無垢な人間が居たとしても、現場で技術を身に着けてるうちに
センスがスポイルされてしまう。
現場は技術を身につけるために20年も過ごすところではなくて、センスを磨く為に
20年過ごすところであれば自ずと撮れる映像も違ってくるんじゃないのかなと。
760 :
750:2006/09/21(木) 05:23:05 ID:61vxAchx
そろそろ現場に行かなきゃならんので、
>>746の実例解説を!
具体的に何が現代劇に通用しない映像なのか、時代劇特有なのかを例示してくれ。
>>751 大学でも1・2年時は一般教養などで手一杯なので、やはり専門技術は残り2年で
教えている。専門学校のほうが実践的で濃い技術内容なのは疑問の余地なし。
>>756 煽るわけじゃないけど、言ってることがわからない・・・
>映像は日々進化しています
この場合の「映像」は具体的に何を指してるの?
CG等の特殊効果のこと?
>>757 その場合の「応用」とは個性のことだよ。
個性は人から教えられることではなくて、自分で見つけるものでしょ?
>>758 うん、だから実践的な基礎技術は専門の教育機関で教えてくれるわけだからさ
学びたいと思ってる人はそっちいくでしょ?
それに、あえて大学いってる人はまじめに技術を鍛えてたいと考えてるとは思えない。
763 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 05:35:05 ID:BU+eBQ4+
>>760 実例を出すとキリがありません
確かにもっとも効果的な説明内容になるとは思いますが、
それはその映画の説明で時代劇全般の説明にはならないということです
ご理解ください。
>>761 映像の機器、技法、表現方法などです。
基本的な撮り方は変わらなくてもちょっとした変化を加えることで
新しい物が生まれてくるわけです。=進化と考えてください
個性は他人から教えてもらえるものではありません
しかしキッカケを他人の応用したものを見て与えられることもあるのではないでしょうか?
基礎のみで今までにない新しい物を作るにはセンスが必要以上に要求されます
それでは本当に一握りの人間しかショボクない映像を撮れないことになります
そして、一部だけ良くなって、邦画全体としての技術向上には繋がりません
今回の記述においてはキッカケを大きく見てもらいたいです
何を教え、何を考えさせるか、が大切なのです
>>763 >しかしキッカケを他人の応用したものを見て与えられることもあるのではないでしょうか?
これには全く同意だよ。
だからそれなりの場数も年数もかかるんだし、自分で見つけることが最も重要だと思う。
>基本的な撮り方は変わらなくてもちょっとした変化を加えることで
その「ちょっとした変化」=個性だよね
何度も言うけど、だからこそ「変化」のために学校では基礎を教えてるんじゃないの?
>>763 今2:2だけどやめた方がいいんじゃない?
「現場へ行く」って切り札切るような人達に何言っても噛みあわない。
というか、わざと噛み合わさない姿勢が見えたからもう今日はいい。
このスレタイの保守メンバーとしてこういうタイプが君臨してたとは至極残念。
京都の技師やキャメラマンじゃないことを祈るのみ。
766 :
750:2006/09/21(木) 05:48:45 ID:61vxAchx
過疎地の童貞少年のほとんどはアダルトビデオを何十本(時には何百本)も観て、
SEXの「いろは」を学ぶ。この情熱を映画鑑賞時に活かせれば確実に一定以上の
映像センスは体得できるはず。学校が教えることは基礎だけで十分。
過保護にキッカケを与えても、今、流行の体験学習にしかならない。
結局、誰しもプロの現場で学ぶしかない。労働環境の問題を言えばキリがないが。
>>763 そこを何とかお願いできないかな? 曖昧な個人的主観は消化できない。
767 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 05:52:08 ID:BU+eBQ4+
>>760 実例での説明は出来ませんが
>具体的に何が現代劇に通用しない映像なのか、時代劇特有なのかを例示してくれ
の内容について説明させていただきます
この問いに関してですが、時代劇は昔から良く撮られてきました
そして時代劇は日本古来の文化で、ほとんど日本でしかとっていません。
では、時代劇の撮り方を作ったのは誰か?
もちろん日本人です、そして外国の技術は使えど、
日本文化特有の物を使い、それに合った映像を作り出してきたことにより、時代劇特有の雰囲気、色を
確立したもの理解しています。
これにより、時代劇の映像は日本特有のものとなり、日本国内で「磨かれてきた」ものになりました。
しかし、現在の邦画では時代劇の撮り方をすると不自然なものになります
それは文化が変化し、昔に無かった新しい物(欧米化)が取り入れられた結果によるものです
時代劇などの物を撮る場合は、昔のやり方を使えばそれなりのものになるでしょう
しかし、新しい物を撮る場合、昔のやり方で新しい物に適応できるのか?
答えはNOです
新しい物には新しい「やり方」を考えなければいけません。
なので教育の場において、新しい物を取り入れて、そこから更に
新しい考え方を考えさせてはいかがなものか?
という紹介に繋がります
768 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 06:01:18 ID:g5RYZFNc
>>765 客観的に・・・あなたが一番、閉鎖的で居丈高になってますよ。京都の技師やキャメラマンですか?
保守メンバーってそういうことですよね。
こういうように人格攻撃されたら不愉快でしょ?
荒れないように冷静に意見すれば済むことです。
横レス御免。
769 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 06:04:38 ID:BU+eBQ4+
>>764 応用についてですが、私の考えでは数学と結び付けています
公式を教えて、大まかな応用方法を教える
するとちょっと捻られた問題でも、上手く教えられたことを使い、解くことができる
現代では、公式のみを教えて、難しい問題が出たら公式だけで考えろと言っているようなものと感じます
確かに、自分で解けたら個性を磨くことにかなりの影響を与えます、が
それは映画界全般において落ちこぼれは全て捨てて使えるやつしか使わない
といった偏った世界にしかなりません。
なので応用を教えることにより、その偏った世界を未然に防ぐことができます
これは邦画全体を向上させるといった内容を踏まえた意見です。
たしかに個人を育てるには応用を教えないほうが得策かもしれませんが
そこまで辿り着くのに時間がかかりすぎると思います。
変化についてですが、これは今まで映画を撮ってきた人の変化を見せて
そこから応用を学ぶ意味として用いたものです
基礎だけでは足りなさ過ぎるという意見として受け取ってください
>>765 確かに私の意見を理解してもらうには時間がかかると思いますが、
相手方の意見も聞き、参考にしたいとも思います。
もし荒れるようでしたら手を引かせていただきます
770 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 06:05:08 ID:0KNBSt1I
つうか、日本の風景とか毎日毎日見飽きてるから、
金払ってまで映画で見たくもないのであろう。
771 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 06:09:11 ID:g5RYZFNc
これも謝罪しておいたほうが・・・
754 :名無シネマさん :2006/09/21(木) 05:06:19 ID:QQj6QLrz
ちょっとまって・・・あんたのことをいい年のオヤジだと思って解り易い例まで出して
話してるのに通じないってどういうこと?わざとはぐらかしてるの?
772 :
750:2006/09/21(木) 06:18:40 ID:qc7Ltb39
携帯からで申し訳ないが、
767さん、レス有難うござ
います。今後もヨロです。
荒らしはスルーで。
>>769 数学と大きく違うところがある。答えがひとつじゃないということ。
自分なりの答えが絶対的に必要になってくるんだよ。
>それは映画界全般において落ちこぼれは全て捨てて使えるやつしか使わない
>といった偏った世界にしかなりません。
社会主義国家なら通用するかもしれん理屈だけど、民主主義国家においては、
まずい料理しか出さない店にはお客は来ず、おもろいことひとつも言えないやつは
TVにすら出れない。営業でノルマこないせないやつはリストラされる。
落ちこぼれでも拾われるのはせいぜい学生までだよ。
>基礎だけでは足りなさ過ぎるという意見として受け取ってください
2年間専門学校に行くくらいでは、基礎中の基礎を習得するだけで精一杯でしょ
774 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 07:41:50 ID:BU+eBQ4+
>>773 あくまで「応用」という言葉の解釈のしかたを書いたまでです
数学の答えについてまでは記述していません
要約すると
向上させる教え方をしないで、初めから出来るやつしか育たない
教育方法を使っていることに疑問を当てたのです
そう、使えるやつは使われる実力至上主義は大好きですが
教え方についてフェアじゃないと考えました
実力が無くても、上手い教育をすれば才能のある人には勝てないが
使えない奴もそれなりのところまでいけるのではないか?ということです
これをニートと一緒の考え方をしないでください
一つの物を目指す複数の人間に当てはめてください
これは全体の技術の向上を考えた上での意見ですのでご解釈ください
別に専門学校を基準とした記述はしておりません
ちなみに発想としては大学をイメージして書いています
日本の風景が貧しいからでしょ。欧米から帰ってきて日本の民家が立ち並ぶ
姿を見るといつも愕然とする。まだ終戦直後か。。。
一方で繁華街は同じようなビルに同じようなサラ金等の看板。
ノスタルジーを求めて田舎?
こりゃだめぽ。
確かに風景について、問題は大きいとも考えられるかもしれません。
しかし、室内で撮影した場合、同じ理屈が通るかと言うと通りません
一概に日本の景色のせいとは決められないと考えてみてはいかがでしょう?
>>776 確かにそうだね。
照明・構図・動き、すべてにおいて何か安っぽい、素人くさい。
低予算の映画はほとんど垂れ流し。自意識ゼロ。
邦画の貧しさを分かっている人は映像に凝ってるみたいだけど(中島哲也、松尾
スズキ、堤幸彦等)小細工ばかりでうざい。PV見てるみたいだし。
低予算オナニー映画の裏返しでしかない。
テレビ・電通・東宝系の大作はそもそも作品の質は一切考慮していないので言わずもがな。
778 :
名無シネマさん:2006/09/21(木) 20:06:37 ID:kp5iw+Su
とどのつまり「日本の見慣れた風景に日本人が映っている」のを
何故お金を払って見なけりゃならんの?
ってこと?
てか、普通に誰でも手取り足取り教わってますから。
最初は「新入りが教えて欲しいこと」なんて誰も教えてないけどね。
「教えるべきこと」は殆どの人が教えてると思うよ。
なんか、このスレって全ての原因を「邦画界の後進性・閉鎖性」に持っていこうとして
「一体どこの国の話?」という不思議な映画界を脳内で拵えてくれる人が時々いるね。
あと「これ見よがしのテクニック」以外には何の反応を示さない人も多そうな気がする。
映画そのものはアレだったとしても「日本沈没」のVFX以外の映像面に何の反応が無いっていうのは
映像を語るスレにしてはチト寂しいね。
780 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 00:38:31 ID:aSRNg+B5
そりゃ平均的学力が低くて文盲率の高いアメリカ人が大好きな単純なハリウッド映画が大好きな素敵な人たちですから
いや「ハリウッド映画大好き」は少しも悪い事じゃないと思うよ。
で、それを物差しにして邦画の映像を語るっていうのもアリだと思う。
実際、このスレの人達って大半がそういう物差しで語ってるんじゃない?
なのに「日本沈没」という作品が現れても殆ど反応が無いっていうのはどうなんだろうね。
何で急に日本沈没?
彼には注目してるけど結局観てないや。
撮監スレの方で話振ってみれば?
そういう視点での話だよね?
783 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 02:17:46 ID:ScQ2kWSW
好きな作品について語りたいんでしょうよ
てか手取り足取り教わってこれかよw
終わってるなw
というか映像ならカメラマンで語ろうよ
どれだけ裁量があるかによるだろ。
>>782 「ハリウッド映画のような絵」というのはこのスレにいる人の大部分の願いだと思うが
それに迫るための技術的な試みに(邦画としては)かなり力が入っている珍しい例だから。
そして、それがかなりの効果を上げている映画だから。
>>787 おっかしくて笑っちゃった
どこが?どの変が?まさかDI処理のことじゃないよね?
そんなもん無い遥か以前から、
目が覚めるような美麗な映像を生み出していた人達の事を
ちょっとは考えよう。
デジタルでポスプロ処理かませばなんでも綺麗になるって
そりゃ間違いだ
>>788 処理を施してない状態を想像出来れば「どれだけ効果が上がってるか」程度のことは分かると思うよ。
790 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 09:23:42 ID:ObsLHPHk
>>788 自称、保守メンバーの荒らし君だろ?
そんな言い方しかできないのか? 紳士的になりたまえ。
791 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 09:24:37 ID:+Aw/WeSu
刺激しないほうが、いいと思われ・・・
792 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 09:26:13 ID:ObsLHPHk
そうですね。自分の意見を述べずに他人に駄目出しばかりしてる人ですからね。
793 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 09:39:25 ID:ObsLHPHk
作品の本質的な部分には全く惹かれないけど、「日本沈没」が日本映画界のCG処理の
技術水準を証明していることは確実。ハリウッドに比べ、まだまだな水準ではあるが・・・
794 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 09:41:01 ID:7A/pD78n
ハリウッドと比べるな
795 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 09:48:35 ID:+Aw/WeSu
そうかなあ? 観客にとってのものさしは一つだと思うけど。昼間のシーンでCG処理する勇断は
評価できると思います。グエムルに負けてはいられないでしょ。韓国の人が日本沈没を観て、スカッと
するのに閉口・・・
>>779 あくまでこれは邦画の映像美がショボイ原因の一つとしてあげたものです
邦画は様々な原因が相成ってショボサを作り上げてると考えられます
なので全てが教育といった原因ではありません
実力のあるものが映画を作れない。
実力のある映画が世の一般の目に触れない。
作り手を自由に泳がせる器量のあるスポンサーがいない。
798 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 15:29:41 ID:bWZmATse
>>797 それは負け犬Pの台詞。
実力とは金集めやプレゼンの能力も含むはず。
駄作でもヒットさせる配給Pだっている。
海外でのプリセールスも一般的になりつつある。
例え撮らせて貰えなくても自分で金を集めて撮ってる人なんかいくらでもいるよな。
800 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 16:02:05 ID:bWZmATse
いるね。
801 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 20:17:25 ID:BM+5PU1D
>>797 全面的に賛成させていただきます
実際の現状としては映画の世界に入ってくるためのレールが見つけにくい状況にあります
更には、映画を作っていて生活できる保証などもなく(情報を見つけられない)、なかなか足を踏み入れられずにいる
若者も多数存在するのではないでしょうか?
私もその口ですが、進路を映画方向へ軌道修正し、現在もっか勉強中です
実際に映画を目指すものの目線として先行きが不透明で自信の持てる確証などもありません
実力者がもしいたとしても、映画を作るという漠然とした夢を諦めざるをえない状況におかれる可能性もあります
しかも、最近の邦画の内容を見て、映画を目指そうという考えを持つことも困難になり、実力者が埋もれている
可能性も捨ててはおけません。(ちなみに下手な鉄砲数打ちゃ当たるという自論からの視点です)
実際にハリウッドで活動できる監督などほとんど無に近い状況により
ハリウッドで作る!という夢が実現するかわからない、といった意見も出て更にこの映画界に入りづらくなります
ここから新たに才能を持った人間を選出するのはいたしがた難しいです
以上が最初の意見を自分なりの解釈の仕方で、文章化してみました。
解決策として、やはり邦画のレベルアップをして映画を作るぞ!という気持ちにさせることが必要です。
802 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 20:18:54 ID:BM+5PU1D
次に下の2つの意見を自分なりに記述させていただきたいと思います。
実力のある映画が目に触れずらいといった現状は無きにしてあらず。
映画を見に行く場合、何を基準にして行動におこすでしょう?
テレビが大きく取り上げられると考えられます。
朝のニュース番組、CM、バラエティなどによる宣伝。
これをできるのは本当に数少ないコネを持った人間だけです。
さらに口コミのみ、と言ってもやはり限界があり、世の目に浸透することは極めて難しい状況です。
(一番上の意見はここに繋がると思うのですが、上ではあのように記述させていただきます)
以上により解る現実として、映画を見ることに関しては、世間に密着しているが
日本の特にマイナーな部類(宣伝に力を入れられない)の映画となると、あまりにも世間は目を向けていないというのが現実です。
これではあまりにフェアではありません。
これの解決策としては、やはり映画の技術、脚本など、エンターテイメント性をアップさせて、様々な人が
注目する業界となるのが理想だと考えられます。
いわゆる体質改善が一番の目標です。
最後の意見についてですが
実際のところ、どのような現状になっているのかわからないので、もうすこし後で記述します。
スレ違いかもしれませんが無理やりこじつけましたご了承ください。
803 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 21:08:01 ID:DbbzzQaI
>>801 >>797に共感してるようでは、一生、芽が出ないよ。これはガチ。
PなりDなりにマジでなろうと思ったら、まずは企画・脚本!
優れた企画・脚本は優れたキャラクター造形から!
ストーリーやトリックは二の次、三の次。
804 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 21:18:15 ID:aSRNg+B5
その発想が貧しいんだけどな
>>801はいかんよ。
勉強とか言ってちゃ駄目。とにかく何か撮って近所の集会所でも公開すれば良い。
まともなもん撮ってれば、いずれ誰かが進むべき道を教えてくれる。
もしくはコンテストなりに応募する方法もある。ADから始めるのもある。
レールが見つけにくいなんて、言い訳でしかないよ。
だいたい生活出来る保証のある仕事なんて世の中にはないよ。
807 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 21:40:34 ID:DbbzzQaI
>>804 荒らすだけの無駄レスは不要。
豊かな発想があるというならマジレスしろよ。
単なる荒らしなら逃げてもいいぞ。
808 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 21:44:07 ID:BM+5PU1D
>>803-806 ちなみにこれは、自分のために、自分の思った通りに映画界がなってほしいわけではない
そんな都合の良い世界なんていうのはない。
ただ、映画を作る世界が切磋琢磨しないでオナニー作品ばっかりになっている
ただでさえ入りづらい世界なので
先行きが不透明ならば、もっとわかりやすく映画界を見せる必要もあるんではないか?
だからこそ体質改善してほしいという願いである
ちなみに
>>806さん、公務員と映画を作る人どっちが安定してるかを考えてください
それと、自分の進路はあらかた決めてあるので成れるかどうかは別として、今はやれることをやっています。
809 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 21:49:07 ID:BM+5PU1D
付けたし
私の発想では、沢山の人が映画を作れば様々な作品が生まれる。
沢山あればあるほど良い映画も存在してくるのではないか?といった
下手な鉄砲数打ちゃあたるといったことを念頭において置いてください
だからこそもっといろんな人が入りやすい業界にするべきではないか?と考えるわけです
810 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 21:55:03 ID:uSlTUswf
邦画はセリフが安っぽく聞こえてしまう
邦画は芸能人が主役のももが多い>>感情移入できない
邦画はおオチが読めてしまう
811 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 21:55:54 ID:+dhkJFC4
オチなんかどうでもいいんだよ
812 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 22:00:50 ID:DbbzzQaI
>>804 マダか?
>>809 その考え方で仙頭Pが失敗したよ。大借金でリストラされ、自ら立ち上げた最初の会社も倒産。
青山Dを多少、世間(随分小さい世間だが)に認知させただけ。つまり、下手な鉄砲では一つも
当たらない業界。しかも、当たらないと弾丸が自分に返ってくる。
あなたの考え方だと自分の企画・脚本を自分で形にするしかない。
813 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 22:07:41 ID:BM+5PU1D
>>812 固有名詞を出されてもあまりよくわからないので、
できれば切り抜いてどこの考えが、失敗になったかを書いていただければ理解できます。
ちなみに現段階で意見を読んでの意見ですが、
新しいことを取り入れない、向上させようとしない業界を変える必要もあると考えます
814 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 22:16:42 ID:DbbzzQaI
815 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 22:33:20 ID:BM+5PU1D
>>814 だからこそ体質改善が必要なのではないか?と考える
つまらない作品にお金をかけさせてどうなるのか?
これは「映画」の一番大事な部分を押し付けて利益のみに目が行ってるだではないか?
何を考えこの意味のない形態をとり続けるのか疑問が生まれても仕方のないことではないか?
では、映画の一番大事な部分について説明させていただきたい
みなさんは映画に何を求めるか?
俳優のかっこよさ?ヒロインの綺麗さ?それとも監督などのブランド?
どれも違う、じゃあいったいなにか?
面白い!感動した!良い話だ!ビックリした!などの満足感では?
映画っていうのは見る人を楽しませるのが大前提として必要ではないのか?
それを企業がネームバリューや昔からのやり方のみで一番大事なことを忘れている
オナニー映画ばかりの今の邦画
新しい物を取り入れずにいったいどんな映画を作っていくつもりなのか?というのを問いたい
816 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 23:19:45 ID:aSRNg+B5
> オナニー映画ばかりの今の邦画
ねぇ、アナタが見たって言うオナニー映画のタイトルを具体的に書き連ねてよ。
「調布空港」にその答えの一部があるかもな。
一体どういうからくりでこういう事が成立するのかには興味がある。
818 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 23:45:57 ID:BM+5PU1D
>>816 う〜ん固有名詞を出したくないと前に記述しましたが
ほとんどと記述したことにより、いくつかあげなければいけないということなりますね
ただ、あまり邦画に詳しくないためにまず、オナニー映画について自分で解釈している内容を説明します
オナニー映画とは?
それは自己満足映画と書き換えていいでしょう。
では自己満足映画とはどういったものか?
まず、自分しか内容が理解できない、意味不明なセット、意味もなく発する発言
俳優の見た目のみに頼り内容を軽視してる作品、原作を自分なりの解釈のみに頼り、
意味不明のものを作り、それを映像化したもの等々 はっきりいって書ききれないほどあると思います
ようするに、見る側にとって理解できなく、面白く無いもの
見る側を楽しませることを前提に作っていないものを指します
(自己解釈なので異論のある方は、記述した内容から抜き出し、発言していただけるとありがたい)
さて、これをふまえてオナニー映画の固有名詞を出したいと思います。
ちなみに数少ない邦画を見たうえでの発言になりますので
内容に偏りが出ることをご了承ください
カネあつめて撮ってぴあにでも出せばいいのに
>ただ、あまり邦画に詳しくないために
詳しくないのにだらだら能書きたれちゃダメだよ
821 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 23:49:36 ID:BM+5PU1D
一つ目に妖怪大戦争(リメイク版)、姑獲鳥の夏、スナイパー?(ウッちゃん主演)と題名のわかるものは
これくらいしかありません。
確かにこれだけでは認知不足ではないか?と言われるかもしれません
ただ今まで見た邦画には深夜映画などで放映された映画なども含まれるとご了承ください
さらにこれら一つ一つの解釈の説明はいたしません。(どこがダメかなど)
それと、この作品の中にも良い部分があると、思っていることを忘れないで頂きたい
様々な解釈が有る中、このようなおおっぴろげな場所で中傷文を書くのは耐えられません
人それぞれ解釈の仕方があるので、作品を否定すると、
良いと思った人を否定することにも繋がりかねます
さらに、前に書いたように、一つの作品をあげて解説するのは
邦画全てを語るために不確定要素が多数存在します
固有名詞は今後一切口に出しませんのでご了承ください。
822 :
名無シネマさん:2006/09/22(金) 23:52:49 ID:BM+5PU1D
>>820 確かに詳しくないという点で語るな!と言うのはわかりますが
現状にて売れてる邦画の少なさも、オナニー映画が多数存在していることに
繋がるのではないかと思います
面白ければ人は見に行きます、それなりの興行収入も得られるでしょう
しかし、現状としてそんな話は滅多に聞きません
数多くの邦画が作られているという事実から考えると
邦画にオナニー映画が多いことを指すのではないでしょうか?
映像が貧しい話と間接的には関係ある気もするが、あまり関係ない気もする。
が、オモロイからもっと晒しちまえ!
ま、ふつうに「エリエリレマサバクタニ」だろ?
ID:BM+5PU1D←自分の無知を棚上げして誰も読まない長文を書く馬鹿。
だからそれも邦画に詳しくないから、あなたの中では不確定でしょ?
多数存在するかもしれないし存在しないかもしれない
>>822 中途半端な論語調やめて口語調でいこうよ、出来てないんだから。
内容薄いのに自分を大きく見せようとする高校生にしか見えない。
しかも、ここ数年の動員数の激増ぶりや、大衆エンタテインメントを十分に意識した
作品数の増加、成績のみならず純益の増加など何も知らないのは如何なものか…
数撃ちゃ当たると自分でも言ってるんだから「表現」という名のオナニーが含まれてもいいじゃない?
827 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 00:11:15 ID:QH0H06eL
>>823 確かに大きく見た点では関係があると言えるような記述をしてます
しかし、つっこんだ部分を記述した場合、あまり関係ないものもあります
むりやりのこじつけですが「映画」とい観点で意見を書かせていただきます
>>825 とりあえず
>>822に記述した通りです
では、逆に聞いてみましょう
面白くない、面白い作品を聞くにあたって
あなたは面白い作品を紹介することが可能でしょうか?
それと、邦画が全体的にオナニー映画ではない確証なども固有名詞を出しつつ、
添えていただければわかりやすいで、お願いします
と、書かれた場合において、今から全ての邦画を見て面白い作品をピックアップして
それらの感想をまとめつつ書くことは可能でしょうか?
確かに、私の考え方は一方的で、更には日本映画界に否定的な意見もあり、
不快に思う方が多数存在することも理解しおります。
ですので意見交換として貴方の意見をお聞きしたいのですがいかがでしょうか?
他人の邦画についての価値観や、理解の仕方などを話すことにより、
新たな考えが出てくることは素晴らしいことだと思います。
ちなみに自分が邦画についてあまり理解をしていないことは認めます
しかし、今後邦画に足りない部分を記述しても、間違った点をご指摘いただければ
書き直しや、間違いについては訂正させていただきます。
>>827 逆に聞かれちゃったよw答えましょうw
>あなたは面白い作品を紹介することが可能でしょうか?
俺が面白いと思う邦画はいくらでも紹介することは可能です
>オナニー映画云々
俺の友達は「ブルー」を見ておもしれーって言ってたよ
あのさ、質問攻撃もいいんだけど、まず邦画にふれようよ、レンタルでもいいしさ。
今から毎日1本見れば1ヶ月後には30本分の知識が蓄積されるわけだから
こういった場でまともに語り合いたいなら、それからでも遅くはないと思うよ。
829 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 00:43:14 ID:QH0H06eL
>>826 煽ったような内容になることをここでお詫び申し上げます
では、自分なりの今後の邦画のあり方について記述します
これはあまりにも一方的な意見で馬鹿デカイ内容になります
更に刺激がだいぶ強いです。
なので不愉快な感情を持つと思われますので読みたくない方は読まないでください
ご理解してください。
では、邦画の今後のあり方について
私の邦画による最終的理想としては海外で支持、ファン、利益、などを得られる
作品を作っていかなければならないと考えます
特に欧米中心でのヒットです。
現在の邦画の技術で欧米に受け入れられる作品を作ることが可能か?
それはほぼ、不可能です。
ただし、サムライ映画などはうけが良いですが、「邦画全体」に当てはめると
通用しないので、ここではサムライ映画のことは抜きで記述します。
さらにアニメ映画については別ジャンルとして考えるので抜きにします。
では、原因を考えていきましょう。
一つとして、黄色人種という大きな壁が存在することを考えなければいけません
やはり、肌の色により、先入観による、日本人の認識、潜在的な意識がじゃまして感情移入することができません
では、日本でヒットする映画はどうなんだ!といった意見に対することを書きます
日本の多くの人は、白色人種、黒色人種などに憧れを持つ人間が多いと思います
これは、肉体的な問題や、日本の歴史的認識が関係してきます。
ですので、映画の題に対して、人種的な否定的意見はあまり書きたくありません
肌の色については、ここまでにしておきます。
830 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 00:46:09 ID:QH0H06eL
では、他の原因としては、以前に書きました近親相姦のような
日本の邦画製作状況(詳しくは、
>>743にて)によるもの等が考えられます
では、日本は今後海外でうける作品を作ることが可能か?
答えはYESです。
技術向上、映画製作における映画界の認識の変化、実りある演技者など
さまざまな部分を変えていけば、できるのではないかと
願います、信じたいです。
私の意見では日本国内では飽き足らず更に上を盛り上げるような作品が無い今、
国内でのヒットもままならない邦画(邦画全体にて)で満足するには早すぎるのではないか?ということです
しかし、現段階で完璧に日本国内を満足させるような作品が存在していない中
客の増量のみで満足していいのでしょうか?
今の現状で甘えてなあなあにしてこれからの向上がありえるのでしょうか?
今現在のオナニーに部類される部分を底上げして、競い合う作品作りができればいけないと考えております。
そこでオナニー映画が多すぎるということを指摘、記述させていただきました。
確かに多少なりのオナニーが含まれるのは大歓迎ですが
理解のできないオナニー部分が多すぎる、
オナニーが全体になってる作品があるという事実からお考えください
831 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 00:49:34 ID:ARp2kS4Y
金がない
832 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 01:07:45 ID:ZPRc70ii
視聴した映画の量自体が貧しいんじゃなぁ・・・
で、テレビで見たってのはねぇ・・・
視聴習慣自体が貧しいよ。
833 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 01:18:25 ID:QH0H06eL
う〜ん・・・
難しい問題ですね
確かに信頼関係を築く上で、一方が話す内容の知識が薄いという問題で
私の発言は先入観が生まれ、
それにより信憑性のないものとなってしまいますね。
ただ、訴えたい内容として、邦画の世界についてを見ていただきたい
確かに洋画に比べて、邦画は雀の涙ほどしか見ていないでしょう
ですが、世界に通用していない現段階で、問題点は腐るほどあると思います
それは、邦画を見ていないと必ずしもわからない問題ではなく、
洋画と邦画の世界を比較した上での意見としてみてください
確かに見た本数は少ないですが、完全に見ていないわけでもなく、
まったく邦画の知識がないわけでもありません。
ですので今まで見た邦画を洋画に当てはめ、
足りないものを書いていると解釈していただきたい。
邦画一つ一つの意見ではなく、邦画全体の意見として受け止めていただきたい
見た本数が少ないのに、邦画全体の意見を言ってるのがそもそもおかしいのよ。
あなたが言ってるのは「妖怪大戦争」「姑獲鳥の夏」「恋人はスナイパー」に
対してだけの意見だよ。
深夜TVで見てタイトルさえも思い出せないのは論外。
835 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 01:27:02 ID:ZPRc70ii
それでは残念ながら、どうしても大雑把で荒っぽいとしか思われませんよ。
>>832 普通の中高生が観て、払った金額に見合う満足感が得られる作品は確かに無いのかもよ。
俺はセカチューみたいな大衆娯楽にも十分乗れるくらいのブロードな感性だけど、
スナイパー見てオナニーだとは思わないし(下手糞だとは思う)姑獲鳥観ても金返せとは
思えなかったな。
でも30過ぎの俺だからセカチューにも十分乗れたんであって、現役高校生が
同じ楽しみ方が出来るわけもないし、ヒット作というものを彼が見ても殆どダメなのかも。
試しに、今興行成績がいいものを5本くらい見てほしいけどね、どう感じるか。
自分が基準だと思えてるんだから、大衆との感性のギャップを体感する必要はあると思うよ。
837 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 02:12:37 ID:QH0H06eL
>>834 論外とまでいくのは心外です
確かにタイトルについて思い出せないのは
そこまで惹かれなかった、というのは理由になります。
と、ここまで書いた時点で、誤解が生まれていることを書かなければなりません。
確かに浮かんだ3タイトルは印象として残ってるオナニー映画としてです。
それが衝撃をうけるほどのオナニーか弱いオナニーかは別として、
決してこれのみをターゲットにした内容ではありません。
圧倒的に多いオナニー映画は
深夜の放送(深夜放送のみではありませんが、大まかな言葉として使います)が含まれます。
基本的に、これを指して言っている発言として理解してください
大まかに言うのは固有名詞を避けた結果です。
上記3つが頭に浮かんだのでそれでやりすごそうとした事実もあります。
それと、確かに多少と書きましたが、邦画作品はそれなりに見てきてます
ロードショーなどで見た映画、少数ですがレンタルした映画などは、
完全なオナニー映画に含まれていません
ただ、邦画として洋画と比べた場合において、それまでの作品といことです
ちなみに前に記述した文章に「ほとんど」書きました。
ですが、これは割合において自己により算出した結果による発言です。
オナニー映画に出会う確率と、上記のような内容の映画に出会う割合
これにより出た発言です。
見たものが少ないと言ったことは、自分の中の意見として、洋画に比べると
少ないということで
そう表記してしました、これは自己責任です。
誤解を生んだことを訂正、お詫びします。
>>815 >これは「映画」の一番大事な部分を押し付けて利益のみに目が行ってるだではないか?
>何を考えこの意味のない形態をとり続けるのか疑問が生まれても仕方のないことではないか?
「誰がこんなの見たがるんだ?」という映画ばかり量産してた頃より
今は全然マシになってる。「儲け第一主義」というのは少しも悪い事ではない。
客だって馬鹿じゃないんだからね。儲けようと思ったらそれなりに戦略がなくてはならないし
質だってそれなりのものを確保せにゃならん。今はDVDの売り上げだって大事だしな。
映画館に客が入りさえすれば、その映画を見た客が退屈しようが何しようが関係ない
というひと昔前の姿勢では儲ける事なんて出来ない。
それに一握りのヒット作があるからこそ、他の映画が恩恵を受けられる事に全然思い当たらんようだね。
『踊る大捜査線』のような映画だって、映画界全体への貢献度は非常に高いわけよ。
そういう映画が機材や設備を沢山使うから、機材会社だって新式の機材をどんどん買える。
機材会社に新式の機材が増えれば、あまり予算のない映画だって新式の機材が使えるわけだ。
そしてそういう大作でノウハウを得たスタッフが他の作品に散る事によって
試行錯誤が許されない現場でも昔と違うやり方で映画が撮れるわけだ。
「意味のない形態」だなんてとんでもない。
こういう映画が業界を牽引していかないと、一昔前の邦画界に逆戻りだよ。
妖怪大戦争(リメイク版)、姑獲鳥の夏、スナイパー
あ、どれも観てないや。以下、構わず妄想で勝手に書くけど。
オナニー映画っていう呼称だけど、要するに「つまらん映画」っていう意味でしょ?
アート系に区分けされるならともかく、三作とも原作はあるわけで、脚色や演出がヘタくそな作品っていうことじゃないの。
それは、どんな職業でも一流もいれば三流もいるという話でしょ。
ハリウッドだって一流もあれば三流もあって、輸入されるのはマシな方なんだと思うよ。
邦画はまず劇場にかけられて観るまでは一流か三流かはっきりしない(それが映画鑑賞の醍醐味の一つと言えば言えるのだがw)。
問題は「オナニー映画の撲滅」ではなく、一流あるいはヒット作と言われる邦画でも、いまいちハリウッド映画に比べると見劣りすることではないのか。
ダメ映画を突っ込んで楽しむのならいざしらず、アレコレ言っても意味ないでしょ。
840 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 03:08:29 ID:QH0H06eL
>>838 上の意見はあるていど同意させていただきます。
確かに一昔前の映画界をテーマに取り入れてた部分も有りましたが
広告などの件に関しても意見させていただきたい。
確かにひどい映画を押すことは減ってきたかもしれない、
だが、金にものを言わせて、広告していることがある、
内容云々ではなく金で日本国民に、本当に面白いかわからない物を面白いと印象付けている
という金でそのまま利益に繋がるやりかたをしてるのも事実ではないでしょうか?
なので体質改善して、本当に良いと思う作品を前に出せるようにするべきではないか?
と問いたいわけです。
下についての意見ですが
一握りのヒット、確かにヒットは大事です賛成します。
が、貢献度云々は別話だと考えます。
確かに機材などはそろえられることができるでしょう
このスレの内容の通り映像面を解決していくためには必要です
ただ、それこそ一部の人たちしか儲けていなく、一部の人たちが
更に作品を作り続けて独占状態にする可能性も考えられるのではないでしょうか?
これは、一部の人のネームバリューがはびこる発端として避けたいと考えます。
結局その人たちが出ればお金が沢山出て、良い機材が使える。
それでは新しい人たちが潰されてしまうのではないでしょうか?
確かに、新しい人たちはその人の技術を盗むことができますが、
新しい人たちは作品を作るときのネームバリューがなく、予算が少ない
結果的に、技術を発揮させるのが遅くなり、その繰り返し
これこそ、昔の邦画界へ逆戻りと考えられないでしょうか?
なので、一部の人のみが良い機材を使えるようになるというのは少し違い
良い作品に携わる人に均等にチャンスを与え、ヒットさせるのが大事だと思います。
よって体質改善が重要だと考えたわけです。
841 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 03:37:30 ID:7l3qjZfV
キミ高校生?
確実に社会人でわないよね
842 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 03:41:26 ID:14EwomAg
芸能人ではなく、俳優・女優を育てるべき
843 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 05:30:46 ID:fq9qSRyD
本題のまとめ
邦画の映像が貧しい理由ベスト3
1予算不足
2増感処理センスの欠如
3背景
>>840 体質改善? 五社協定時代の話でもしてるのか。
十羽一絡げに業界全体を批判しても、無駄レスだよ。
作家主義を批判したいのならば、ハスミスレで暴れてこい。
とにかくママに制作資金を集めてもらって、いい作品に仕上げなよ。
ニートが社会に責任転嫁する姿なんか見たくないっての。
844 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 07:17:04 ID:FYewqhZV
>>840 尾崎豊みたいに吠えてるだけか? 偏見まみれで痛いね。
>>843 あっちは写真あがりのカメラマン
こっちはビデオあがりのカメラマン
ここだと思うよ
日本もハリウッドも同じカメラで、ポスプロのフォーマットも
最上位レベルでやってるし。
846 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 12:10:52 ID:pxUOVrGa
それこそ偏見だろ。現状は老害カメラマンだらけ。ビデオあがりじゃないよ。
写真あがりのカメラマンなんてあっちでも珍しいだろ。
最上位レベル? はあ? 機材やポスプロの予算は全く違うから、話にならんよw
847 :
名無しシネマ:2006/09/23(土) 12:57:52 ID:hzxMmi7K
貧しく見える映像も他の国の人から見ればそれが日本映画らしさだったり
するのではないですか?私は韓国映画みたいにテレビドラマみたいな明るい映像
より、日本映画のような暗い画調の貧しい映像の方が好きだけどなあ。
人それぞれの好みだと思いますよ。あとはいかに作品の内用にあった映像で
あるかが大事だとおもいます。
スワロウテイルはガチ
そんな強引な一刀両断はこのスレでは求められてないよ。
韓国映画の映像も既に千差万別。作品ごとに一応ルックが考えられてる。
まぁ、勘違いだったり嵌め違ってるのもあるけど、それは過渡期の熱のようにも感じられ
微笑ましいとも思える。
むしろ、国が補助してるだけあって回せてる巻数は向こうの方が上だろう。
日本に来てるものしか知らないけれども、それに関しては潤沢にフィルムを使える余裕
のようなものを感じられる。
それは何故だろうと考えるに、ショットとして条件が難しいだろうと無意識に思える画が
相当量撮れてるからじゃないのかなとも思う。
邦画はギリギリの巻数しか渡されずに始める場合が殆どだと聞くし、その余裕のなさが
確実に撮れてミス確率の低いショットの連続になり、結果、力がなくなるとも思う。
ハリウッドでも日本でもかなりHD撮影が浸透してきてるので
フィルム代に頭を痛めることは今後減るでしょう。
逆に一枚当たり、尺当たりの重みが減り、
緊張感の無い映像が増えるでしょう。
851 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 14:16:01 ID:LAJeygFh
HD撮影が浸透するためには、画質の向上と加工ソフトの低価格化が必須。
画質はまだまだフィルムには及ばない。
>>851 スーパーマンでつかったHDカメラは、フィルムと遜色ないテスト結果だから、HDで撮影された。
コラテラルとかもそうだ。宣伝側で言われないと分からないレベルになっている。
フィルムでもポスプロ作業は必要だが、HDだと現像待たずにすぐいける。元がデジタルだから
相性も非常に良い、DVD化、DLP上映などもより高画質になる。
まだフィルムカメラの需要があるのは、カメラ、全体的なシステムがHD環境より小さいから。
HDだと大掛かりになる。
トータルでは低コストになるので、金の無い邦画ではHD撮影が顕著になっている。
フィルム4kスキャン12ビット処理のインターミディエイトと(日本沈没は10bit)
HDCAM_SR等2k撮影10ビット処理の違いは、一般人には分からない。
720Pカメラで撮影されフィルムにし上映した男たちの大和、
あの映像に劇場で文句を付けていた人は居ない。わからないレベルになっている。
16ミリフォーマットが死につつあるのは、
HDのほうが画質が良いから。特にTVにかかる16ミリは汚い。
欧米ヨーロッパではDVの登場で、既に16ミリは切られている。
彼らはDVCAMでもまともな絵を撮ってくるから。
フィルムのほうが良い、35は高いというのなら、もっと16ミリが使われているだろう。
サトラレってあったじゃん。
あれの祭りシーンは最高に美しかったのは憶えてるよ。
画質だけで語るのはおかしい。映像は構図や動きや編集も合わせた複合的要素。
画質が上がればそれだけ映画の質が上がるわけでもないし。邦画の貧しさは
機材の貧しさではない。
>>851 一般にデジタル化は普及し出すと劇的に価格が下がって性能も異常に進化するよ。
最近作では「マイアミバイス」も、大部分のシーンは違和感なかった。
けど、夜間の銃撃戦シーンだけは明暗のレンジがあり過ぎるせいだろうか、いわゆるビデオ画質だったな。
去年だと「デジタルは後処理が大変だし、まだまだだよね」なんて言われていたが、昨今の公開作では結構使われていて、しかも気が付かないw
数ヶ月で常識が変わっちゃうんだよw この辺の感覚はアナログと凄く違う。
オレは業界関係者じゃないけど(怠惰なウォッチャーです)、業務用機器は開発競争の成果がどんどん製品化されている。
余談だけど、数年後には業務用で練られた技術がコンシューマー用途に降りてくるだろうね。
驚異的なクォリティの家庭用ビデオカメラが低価格で登場してくるのは間違いない。
技術的には、「素人」でも映像クリエイトに参加できる敷居はどんどん下がっている。
誰でも撮れるようになるのなら、最後に重要になるのは、やっぱセンスですねw
ちょwwおまw自主監督だろwww?
自分でファイナルカットで編集するくせに〜w
859 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 18:16:38 ID:LAJeygFh
画質面でHDが35と遜色ないって・・・マジで言ってるのか?
ポスプロは言うに及ばず、セット、小道具、衣装、メイクなどにも莫大な予算がかかるぞ。
>>859 俺たちが言ってるのではなく
海外のプロフェッショナル連中がそう言っていて
現に使われてるんだから。
君はそれを覆すだけの根拠のある事言える?具体的に。
どうせあなたプロでも無いし、想像で言ってるんでしょ。
861 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 18:42:25 ID:LAJeygFh
>>860 あのね、ボク、ここは日本なんだよ。日本でHDをメインに使ってるのはTVCM。
納期までに早く仕上がるメリットがあるからなんだけど、画質を優先する化粧品会社など
は絶対にフィルム撮影を要求してくる。
海外だって、CG処理するシーンが少なければフィルムがメインだよ。
どうせ、オマエの言う海外って、アメリカだけだろうが・・・
ポスプロの速さは優先できても、コストはフィルムと僅差なんだよ。
あと、俺は一応プロだけど、どう思ってくれてもいいよ。本題と関係ないし。
まあ、モチツケ。反論されて熱くなるなw
お前こそ落ち着けwww
同じレベルまで下りちゃってるぞ。
釣られ体質だなぁ( ^-^)_旦~
863 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 19:55:41 ID:LAJeygFh
ガーン↓
邦画の貧しさはフォーマットに起因するものではない。以上。
クオリティの高いフォーマットを使えば
いい画が撮れる、というのは短絡的すぎる発想だよね。
フォーマットのクオリティが上がれば、
それだけ照明の粗さや色計算の悪さも、
クッキリハッキリ鮮明に「ボロ」として
見えてしまうことにもなる。
民生用ポータブルなハイビジョンカメラも出回ってきてるけど、
そんなカメラを使ったとしても、
パパママ撮影の運動会映像は
パパママ撮影の運動会映像にしかならないってこと。
866 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 22:16:14 ID:JbOcDER3
俺は決して邦画の画質が悪いとは思わない。むしろ邦画の方
が映像そのものの仕上がりは丁寧で綺麗だと思う。でもショボイ
と感じるのは邦画の方。それは被写体の違いだと思う。まずハリウッド
映画なんかは派手なアクションとかSFXで観客の目を奪う。対して邦画
は日常的な作品が多いからそれで地味な印象になる(まあ日本沈没とか
あるけど…)それと普通に風景撮ってもアメリカの風景の方が映画的に絵
になる感じがするんだよな。向こうは町並みも広々していてカラフルだし
室内なんかも広々した感じだし。
邦画はよく見ると画質自体は悪くないが中途半端な田舎や何の取り得も
ない住宅街を何の工夫もこだわりも無く撮ってる感じがする。それにTV
で見飽きた俳優なんかが出てこられると相乗効果でショボク感じてしまう。
868 :
名無シネマさん:2006/09/23(土) 23:29:10 ID:ZPRc70ii
>中途半端な田舎や何の取り得もない住宅街を何の工夫もこだわりも無く撮ってる感じがする
ろくなロケハンも飾りつけもしてないってこと?
で、具体的にはどう撮って欲しいの?
不自然なぐらい飾りつけしたり、芝居に目がいかないほどキテレツな場所で撮影すればいいの?
中途半端な田舎と何の取り得も無い住宅街が映画の舞台になっている映画ばっかり見てるんじゃないの?
「どう撮ればいいのよ」とか問う前に、Google Earthで日本と欧米の航空写真を比べてみろや。
一目瞭然とはこのことだろ(なんとも思わないのなら、それはそれで一つの見識だが)。
なにも考えずに日本でカメラを回したら悲惨なことになるのは当然だろ。
戦後に建てられた「うさぎ小屋」は撮りようがない。
この国にろくな文化がないことを表すには適切だがなw
しょぼいものは、しょぼい。ま、夜景にすれば少しは誤魔化せるだろう。
870 :
名無シネマさん:2006/09/24(日) 10:42:27 ID:ziIMYd4Y
とウサギが申しております
871 :
名無シネマさん:2006/09/24(日) 11:08:06 ID:+9uyA0Os
なんだ、日本の住居や文化が貧しいって言いたかったのか。
あまりにも文章力・表現力が貧しいから判りにくいよ。
で、
>>869が「考えて撮る」と「夜景」かよ。
それが考えて撮るってこと?
>>871 知らんのか?
「暗闇は七難隠す」と言うだろ。
873 :
名無シネマさん:2006/09/24(日) 15:48:21 ID:+9uyA0Os
なぁーんだ
考えた結果じゃなくて、受け売りかよ。
874 :
名無シネマさん:2006/09/24(日) 15:54:01 ID:Tn7CAyWh
映像の貧しさも去る事ながら
脚本がしっかりしてさえすれば
それなりに満足出来るのが映画
>>873 冗談が通じてないようだw
「暗闇は七難隠す」とググってみれ。いくつ出る?
欧米にいったことないひとほど欧米崇拝するよね。
あと、日本をちゃんと旅したことなくて、修学旅行とか
温泉いってマージャン&ストリップしか体験しない奴とかが
日本に文化がないといいだす。
岩波古典文学大系は全部読んだのか?
宇佐八幡宮をみたことあるんか?
>>874 それは分かっていて敢えて映像について語るスレですが?
878 :
名無シネマさん:2006/09/24(日) 16:40:39 ID:ziIMYd4Y
モチツケ、藻前ら。
>>876 すみません。
岩波古典文学大系をろくに読んだこともなく、宇佐八幡宮にお参りしたこともございません。
しかし、祝詞や松尾芭蕉集を元にしなければシナリオを書けないわけではなく、宇佐八幡宮ばかりをバックに撮影できないのもまた事実であります。
ところで、釣りですか?
880 :
名無シネマさん:2006/09/24(日) 16:50:00 ID:ziIMYd4Y
煽り合いはイカン
881 :
名無シネマさん:2006/09/24(日) 17:21:27 ID:+9uyA0Os
>>875 お前のようなアホは夜中のシーンだけの映画を観ればいいんだよ
あ〜、そんな発想であの迷作映画が出来上がったのか…コケたけど。
883 :
名無シネマさん:2006/09/26(火) 02:03:00 ID:HmvG9swO
コラテラルってデジタルだっけ?
ハリウッドのSFのメイキング見ると、セットが恐ろしくちゃちいんだよ。
そのまま撮って、はいOKって
でも、フィルム見るとあの奥行きと迫力だろ?
ハリウッド版イルマーレのあまりに洗練された映像を見て、韓国版の素人くさい映像がもう観られない。
必要なものはこてこてに組むけど、いらないものはすっぱりとカットする。
色調を抑えて表現したいトーンを明確にする。
ということになるのかな?
解像度が荒い昔の映画のほうがよりリアルに感じるのは、足りない情報を自分の記憶で補完するらしいから。
でも、外国の景色は情報が少ないから補完できずに、よりぼやけた印象で見ることが映像を魅力的にしてそう。
外国人が外国のスタッフを使って現在の日本を舞台とした、本気で撮った映画って観たいんだけど、なんかある?
ワイルドスピード3はやっぱりちゃちかった?
叩かれる前に訂正
イルマーレは韓国とハリウッドを比べたらってだけで、ハリウッドイルマーレが映像的にすぐれているというわけではない。
>>884 >ワイルドスピード3はやっぱりちゃちかった?
日本でロケした部分はチャチかたよ
>>886 フィルム持ち帰って現像して
ラボで特殊現像するよりは、
HDのほうがはるかに楽で細部にこだわれる
889 :
↑:2006/09/28(木) 04:09:56 ID:TkMoC9iU
アホを見つけました。
映画にしろ、音楽にしろ、サッカーにしろ…日本人には芸術の才能がないよね。
創造性と表現力が欠けてる。
891 :
名無シネマさん:2006/09/28(木) 11:16:05 ID:F/JzkgYJ
と日本語で言われても・・・痛いよw
どうでもいいけどさ、ゴダールにもろ影響うけました、説明省きます、ジャンプカットします、
ロングで延々撮ります、っていうような監督増えたね・・・
まぁいてもいいんだけどさ、観客にまでパワーを要求されてるようで見てて疲れるわ・・・
キャメロンはタイタニックをハイビジョンで撮りたかったって
むかし読売に書いてあった