130 :
名無シネマさん:2006/01/02(月) 14:49:08 ID:u8Zqpwpl
131 :
名無シネマさん:2006/01/29(日) 23:59:17 ID:gq56HMDA
トッド・ソロンズは「アビバ」も相当、辛口。
トッド・ヘインズの「ポイズン」もすごい。
132 :
名無シネマさん:2006/01/30(月) 00:00:44 ID:3r3a4Oei
ソロンズは、そういうの多いみたいだね。
「ハピネス」も「ストーリーテリング」もそうだった
133 :
名無シネマさん:2006/01/31(火) 16:29:48 ID:W8tuBIkD
うん。「ウェルカム・ドールハウス」もそう。
偽善者ぶった中流の親世代に相当、恨みがあるのかな?
134 :
名無シネマさん:2006/01/31(火) 20:10:34 ID:RBJy0z0P
ストーリーテリングは、露悪的過ぎるな。
毒撒き散らして、「どうだ!?」って言ってるだけのような。
「ベリーバッドウェディング」にも似たようなものを感じる。
135 :
名無シネマさん:2006/02/04(土) 23:07:40 ID:O+lPYJt9
おーこんなおもしろいスレあったんですね〜
スレ違いですが「ひかりのまち」とかどうですかね?
イギリスだし中流よりは少し下になると思うけど、
ああいう毎日のルーティンを繰り返し疲弊した人々が織りなす群像劇というのは、
このスレに通ずるものがある気がします。
基本的にイギリスはミドルクラスよりワーキングクラスの方が多いんですかね?
アメリカのミドルクラスの憂鬱とイギリスの少しアッパーなワーキングクラスのそれとは
共通するものがあるような…
イギリスは女王がいる分だけ、階層が一個上るかも。
アメリカは名家はいるけど、貴族はいないしね
イギリスでブリティッシュ・ロックやってるような奴らは、
やや下層なのかもしれないけど、お洒落だし、上品だし、知的だし
アメリカのホワイトトラッシュとは一味違う感じするね。
今の米国には、80年代くらいまでいたような、中流っていないのかな。
アメリカンビューティーにしても、マグノリアにしても、
ゴーストワールドにしても、ロイヤルテネンバウムズにしても
なんか生活苦しそうだったからな。
二極分化進んでる?
138 :
名無シネマさん:2006/02/05(日) 03:51:25 ID:WhpMKyMP
最近のこの手の映画は、遠心力に翻弄される中流って感じ.
アルトマンのショートカッツで、ラストに、地震とともにファビョって人殺すクリス・ペンが
なんとなく、先駆的&象徴的かな。そのクリスも死んじゃったね。
139 :
名無シネマさん:2006/02/08(水) 21:39:22 ID:8I9KaWwU
ショートカッツの原作のレイモンド・カーヴァーも
>>64の本に出てますね
確かにサバービア的な要素ありますけど、説明しきれない面白さのある人です
この本探したんですけどなかなか無いですねーやっぱり。文庫化待つしかないですかね…
140 :
名無シネマさん:2006/02/09(木) 03:38:51 ID:3Kp3Ejv6
アルトマン作品の脚本書いた人が撮った「ニューエイジ」
ジュディ・デイビスと何とかウェラーが主演
141 :
名無シネマさん:2006/02/09(木) 15:31:35 ID:3Kp3Ejv6
ポール・ウェラー?
ピーター・ウェラー?
>>1 他のスレで自作自演してまで、ここに誘導すんなや、みっともねえ
反感持たれるだけだぞ
アンカーミスなんかどうでもいいんだよ。
ID変えての自演だろ。
145 :
143:2006/02/14(火) 00:33:39 ID:mZirg6gO
>>144 そこまで疑ってんのか。
「最高100本なんたら」のスレで、
最初に「アメリカン・ビューティー」の話題を
振ったのまで俺だと?
ID変えるやり方も知らないよ。
146 :
143:2006/02/14(火) 00:43:51 ID:mZirg6gO
>1さんも挙げてるけど、アバウト・シュミットは辛口というか
あまりにもありえそうな話で見ててイヤんなるな。
アメリカに限らずどんな国でもありえる話。
DVDのパッケに「ラストシーンでは心温まる感動が・・」みたいなこと書いてあるけど
そんなもんねえっつうの。
「セールスマンの死」って映画化されてる?
戯曲を読んだときはその日一日暗くなった。
>>148 されてるよ。
「ブリキの太鼓」のシュレンドルフ監督、ダスティン・ホフマン、ジョン・マルコヴィッチ出演。
ビデオ化もされ、レンタルもしたけど、何回見ても、途中で挫折しちゃう。
アーサー・ミラーの映画は「クルーシブル」「もうひとつのラブストーリー」もそうだった。相性悪いのかな
遅まきながらアイス・ストーム観ました。ひたすらイタイタしい感じで
あまり入り込めなかったけど、イライジャ・ウッドいいですね
エターナル・サンシャインでは変態っぽい役だったり、結構演技幅広い
ホビットだけじゃないんすね
151 :
名無シネマさん:2006/02/16(木) 21:24:22 ID:Xmhl1nIg
未見だが、「ステップフォード・ワイフ」は見るからにそんな感じ
152 :
名無シネマさん:2006/02/17(金) 08:48:55 ID:nImSWCag
>>150 アメリカン・ビューティーとどっちがおもしろかったですか?
153 :
名無シネマさん:2006/02/17(金) 09:42:08 ID:1C8T+weL
俺は151じゃないけど
やっぱこの二つは似てるよな。
不倫や上の世代より性的に早熟な子供たちというような点でね。
ソーラ・バーチとクリスティーナ・リッチも、似たようなキャラだし
女の子のほうが尖ってて、男の子のほうがマッタリしてるのも似てるかな。
寒々とした空気感みたいのはアイスストームのほうが好きだな。
劇的な面白さというか、派手は、アメビューのほうが、ある。
鼻の差でアイス〜に軍配を上げとこう。
154 :
150:2006/02/17(金) 23:12:56 ID:pWrywl2O
>>152 個人的にはアメリカンビューティーのが好きです。
ケビン・スペイシーの滑稽というかユーモアのある役が逆にサバービアン特有の
そらぞらしさみたいなもんを引き立ててたように思います。あと、それで一息つけるというか。
アイス〜はイタさ一辺倒でいって、それでどうしよう?みたいな感じがしました。
アメリカン〜は最後ある種、達観した感じになり、しっかり終わるというか、
153さんが言うようにエンターテインメントとして楽しめますよ。
ただ、この世の美しいものに対する視点を丁寧に描いている点では両方とも
好感もてます。アメリカン〜ならビニール舞ってるあたりとか、
アイス〜ならイライジャ・ウッドがアイスストームの中でかけるとことか、
微分子が凍結して〜みたいなロマンチックなフレーズよかったです
まぁ好みでわかれるでしょうね〜
ホテル・ニューハンプシャー見て、とてもすてきな気分になりました。
辛口なのに辛くない。やー、なんかいい映画でした。
156 :
名無シネマさん:2006/02/19(日) 08:49:40 ID:BLYNgzmb
マシュー・モディーンとかロブ・ロウとか、けっこうイクと思ったけど
消えちゃったね。ロブのほうはスキャンダル起こしたからしょうがないけど。
ジョディがまたあの頃イイ感じに太ってたんだよな。
あの役にピッタリの体型だった。肝っ玉姉ちゃんって感じで・・・
157 :
名無シネマさん:2006/02/19(日) 08:52:02 ID:BLYNgzmb
158 :
名無シネマさん:2006/02/19(日) 08:59:43 ID:BLYNgzmb
連投スマン。
サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を映画化するとしたら、
主演は誰がいいかな。
デ・パルマの「殺しのドレス」のナードっぽい青年が
イメージだったんだけど。
ニール・サイモンの「ブルースが聞こえる」のエプスタイン役の子とか。
>>157 スレtnxです〜
ジョディーはもちろんですが、ナスターシャの熊がもう最高です。
「まわり道」とか、あの人結構ハダカになること多くないですか?
ジョディーの方がsexシーンはあるのに全然見えない…
とにかくすてきな映画でしたね。
「ライ麦〜」て映画化されてないんですか?「長距離ランナーの孤独」は
されてるんですよね。おもしろいですかね?
「殺し〜」も「ブルース〜」未見なんでなんとも言えませんが、
ぱっと浮かんだのはウェス・アンダーソン映画常連のオーエン・ウィルソンとか
いいナードな感じでそうです。
アングリーなヤングメンということならリチャード・ヘルとか、
レポマンのエミリオ・エステヴェスとか。年齢はあれなんでイメージですけど。
パンクスの人ってやせっぽちで繊細で反体制なんでホールデンに近い人が多そうな気が。
160 :
156〜158:2006/02/19(日) 12:13:50 ID:BLYNgzmb
>>159 キンスキーはよく脱ぐね。「マリアの恋人」とかね。
ライ麦〜は、サリンジャーが映画化に反対したから、無理らしいね。
もう亡くなったけど、権利の問題はどうなのかな。
ウェスの映画だったら、天才マックスやった子とか。
ちょっと頑張り屋っぽくて、辛らつな感じに欠けるかな?
なんとなく、ヒョロッとしてて、
顔はそこそこイケ面だけどメガネかけてるからナードっぽく見えるっていう
イメージなんですよ。僕的には。
そういえばウェスのスレに
確か監督の顔写真の見れるサイトのURLが貼ってあったけど
金髪長髪の最近の写真と、メガネの昔の写真があったような気がする。
メガネのほうはホールデンっぽいんでは。
昔「ここがヘンだよ日本人」ってテレビ番組で、
いろんな国の人が集まってたけど、
ルーマニア人の高校生ぐらいの男の子が、
わりと毒舌で、エロ漫画描いてる漫画家に、
「あなたのマンガは、本当にレベル低いですね」とハッキリ言ってたけど
彼なんか、ピッタリだと思った。メガネかけてたし。
161 :
156〜158:2006/02/19(日) 12:15:35 ID:BLYNgzmb
「長距離ランナーの孤独」は、未見だけど
「ホテル〜」のT・リチャードソン監督ですね
ゾンビとジャッカス
>>160〜161
長距離〜てホテルの監督だったんですね〜 エイズでおなくなりになっているとか…
他の作品全然見てないんですが面白いんですかね?
昔のウェスはホントにナードの代名詞のような風貌ですよね。今のこじゃれた感じからは
ちょっと想像できないです。「ここがへんだよ〜」に出てた子供はさすがに知りませんが、
ものっすごい見たいですね。
今日ギンレイホールで「空中庭園」見てきましたが、予想外におもしろかったです。
ジャパニーズ・サバービアン・ムービーど真ん中という感じでした。
なんか団地ってほんと日本のサバーブの象徴のような気がします。
昔観た、いとうせいこう原作のノーライフキングを思い出しました。
好きで何度も見返した。最近レンタル屋で見ないなぁ
ファミリーコンピュータ世代の人間には共通する感覚のある作品だと思います。
164 :
名無シネマさん:2006/02/20(月) 01:43:52 ID:fW+yF8o9
>>158 >デ・パルマの「殺しのドレス」のナードっぽい青年
キース・ゴードン。
俳優以外に脚本とかプロデューサーも(たしか監督も)やるらしい。
現代アメリカ文学つながりで言えば、
ヴォネガット原作の「母なる夜」の映画版の製作を手がけた。
キースは「バック・トゥ・スクール」にも俳優で出演して、その作品には
ヴォネガットもゲスト出演してる。
アメリカの太田光?
>>163 あの監督、エイズで死んだんだ。知らなかった。
165 :
↑自己レス:2006/02/20(月) 01:52:55 ID:fW+yF8o9
母なる夜=「マザーナイト」
製作だけじゃなくて監督もやってた。これのビデオはたしか太田が解説やってたような。
遅レスだけどアメリカにも上流階級はあるよ。ブッシュ家が典型だけど、南部保守の
文化的流れを汲んでいて、反教養主義で家庭内では男尊女卑の側面を持っているとか。
これも受け売りですが「普通の人々」は、暮らし向きは中流の上だけど、むこうの
「良家」というべき、やや上の階層に近い価値観を持つ家族を描いているらしい。
まだ出てきてないけど「バック・トゥー・ザ・フューチャー」は80年代
サバービアンムービーの典型だと思うよ。タイムトラベル先の60年代ばかり
注目が行くけど、兄さんマックで働き、おじさんは監獄、父さんはリストラ
寸前で、主人公は“未来がない”高校生。
なるほど。
バックツー…のお父ちゃんは世代的には戦中派かな?
マーティーが飛んだ先は1955年だから(
>>166で60年代と書いたけど、まちがいでした)、
ベビーブーマーじゃないですね。もぅ欧州では戦争がはじまっているころ、
徴兵前にあわただしく結婚して仕込んだ子ども達でしょう。
親の世代は自動車を乗り回していたのに、かわいそうにマーティーには
デートカーが無いんだねえ。
「車の中でヘビーペッティング」も出来なかったろうなw
ベビーブーマーとヘビーぺッティングで響きが似てるな、あたかもコピーライターとコンピューターのごとく
「カーセックスはアメリカの文化」って、てっきり冗談かと思っていたら
ほんとだった(文献もある)。
日本はでかいクルマを持っていてもカーセックスできるところがないから
ラブホ文化が発展して、最近は海外に輸出されたりしているw
アニマルハウスで車内でゴム手袋して手コキするシーンがあるけど、手袋は
ともかく手で処理するのも当時の「良いお宅」のお子さんによくあることだった
らしい。
マイクニコルズの「愛の狩人」でもあったな。
S&Gのガーファンクルを手コキ
結婚するまでは開通させないが手でしてあげるのが良家のお嬢さんか。
でも、「愛の狩人」のキャンディス・バーゲンは、ニコルソンとは肉体関係を楽しむ
175 :
名無シネマさん:2006/05/16(火) 04:24:55 ID:Q4cIivq9
176 :
名無シネマさん:2006/06/29(木) 18:29:11 ID:YRngT9tm
ドアイン〜見ますた
「ミート・ザ・ペアレンツ」とか
「花嫁のパパ」とか結婚コメディは大体そうなんじゃないか?<中辛
「ミート・ザ・ペアレンツ」にはキツイ皮肉もあったけど、
「花嫁のパパ」も「花嫁の父」もハートウォーミングなコメディで、
どっちも辛口とは言えないと思う。
単に皮肉っぽいだけじゃなく、登場人物を突き放して描写してないとね。
花嫁のパパは高スペ婿親に対して見栄張って金使いすぎだと思った