1 :
990:
2 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 01:15:45 ID:4pYfCJAm
まさかの2get?
3 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 01:16:45 ID:qw17lpml
監督の体力が無いから
4 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 01:25:00 ID:AuFlr+Ii
さよならジュピターを思い出したくないから。
5 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 01:34:15 ID:cVraA49a
こんなスレあったんだね。
前スレちらっと読んだが、SF好きとジャズ好きって似てるね。
6 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 02:26:04 ID:Z6LXhTlK
似てるね。
なぜか少女愛好(ロリコン)がサブカルだった世代にコアファンが集中してる。
7 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 04:39:51 ID:VpP2S54M
現在溢れてる、漫画やアニメの素晴らしいSFって何ですか?
別に煽りとかじゃなくて、最近のはあんまり見たり読んだりしてないので。
それが出てくればば、皆が見たいSF映画も解ると思うんだけど。
教えてポ。
8 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 09:25:38 ID:Z6LXhTlK
「プラネテス」かな。
他はオタ要素が強すぎる。
士郎正宗すら俺は馴染むのに時間がかかった。
9 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 10:03:04 ID:d2SlUUHE
>>1 ばかが立てたんだな
まだ不毛な議論を続けるのか
まあ、がんばってくれ
>>7 おれは普通にガンダムが好き
10 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 11:39:48 ID:xmPikydD
>>7 漫画だったら「二十世紀少年」と「プルートゥー」かね。同じ作家だけど。
あと、なんだっけ、NHKBSかなんかでアニメやってた宇宙のゴミ拾いの話。
オマケとして「ケロロ軍曹」。
11 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 11:40:29 ID:xmPikydD
>>8 NHKBSかなんかでアニメやってた宇宙のゴミ拾いの話←それだ
12 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 12:05:21 ID:qAJgZTSQ
>>1 つ[FINAL FANTASY THE MOVIE]
13 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 13:12:51 ID:agmQ2gMW
「プルートゥ」はいいね。
「鉄腕アトム」という題材を、今に通用する感覚の作品として
上手にリファインしてる。
他のリメイク作品やら、十年一日のように同じことやってる
ヒーロー物、怪獣ものにもそういう手際を期待したいんだけど。
14 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 13:55:55 ID:l+HFA/a6
よし! では、ここで本スレが不毛にならないよう、俺様がSF映画の定義をしてやる。
「空想的だが科学的根拠のある映画。その『科学的根拠』が実現可能でなくとも構わない。
つまり、物語の中である程度『根拠らしさ』があれば良い。ただし、洋画であること」
15 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 14:11:00 ID:caMjoe/x
SFだからなぁ普通に漫画やアニメのが表現するの楽だろうし
16 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 15:23:32 ID:bQslZHLc
プラネテスってアニメ版しか観てないですが(コミック原作はちょっとだけ)、
現代的な水準(というか現代のスタンダードくらいの)作品だと思うけど、
アニメ版のストーリーって割とベタな展開が多かったような。
未来を舞台にしてるけど、ストーリー自体は現代のドラマに置き換えても
全く違和感がないというか。
「もっと遠くへ」っていうテーマは感じられたので、そういう意味ではSFしてる
と思いますが。もし映画で2時間の尺に納めるとなると、アニメ版とは違う展開
でしょうね。
17 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 16:04:28 ID:38qhm6sG
>>1 スレ立ておつ〜 (スレ名シンプルでいいと思う)
前スレの最初から読んでたけど、まさか2ができるまで続くとはw
18 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 18:48:18 ID:1BvqjnD1
SFだけじゃなく 日本は サスペンスもアクションも、とにかく「制作費をかけた大作」がつくれないんだよ
嘆いているのはSFファンだけじゃないよ
19 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 19:17:48 ID:1YzCZYEk
日本のSFって、ストーリーには科学的根拠が無いクセに、映像表現にはリアリティを求めるんだよね
逆なんだよ
リアルな元ネタを、イマジネーション膨らませて、虚構の映像で表現するのが映画なのに
SFに限らず、映像表現にリアリティなんて要らない
20 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 19:37:11 ID:1BvqjnD1
>>19 >リアルな元ネタを、イマジネーション膨らませて、虚構の映像で表現するのが映画なのに
>SFに限らず、映像表現にリアリティなんて要らない
それが映画の利点ではあるが全てではない
最近の映画のハヤリではあるが、、、
特にSF映画のような初めからの虚構世界は、何でもありでやるよりはリアリティ溢れる表現したほうが
説得力があって迫真的に見えるものだ。
虚構世界であればあるほど「重いはずのものを重く見せる」のはより映画的だと思うが?
現実の世界を夢のように描くのも映画
夢の世界を現実のように描くのも映画
21 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 22:44:25 ID:ZryLK/Ab
最近でも結構あるんじゃないの?
ローレライ、アヴァロン、キャシャーン、ドラゴンヘッド、リターナー、ジュブナイル等。
ほとんど見てないけど。
22 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 23:10:17 ID:hCRgJOrZ
>>18 さよならジュピターや北京原人はけっこう大作だよw
>>19 >SFに限らず、映像表現にリアリティなんて要らない
荒唐無稽な物語の場合、パロディでもない限りは細部のリアリティが
大事だろう。意図的に安っぽくする確信犯と、結果的にチープに見える
作品はちがう。
それ以外は同意するよ。日本ではいつの間にか「サイエンスファンタジー」
が幅をきかせてしまった。製作時の科学的知見(人文科学もふくめて)に
基づいて話を膨らませるのが、良質な「SF」だとはおもう。
23 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 23:11:30 ID:hCRgJOrZ
ゴジラも、最初期には当時の世相を反映した怪獣であったものが、キャラ
が立ってしまい、ゴジラを前提として映画が製作されるようになった。
90年代の美少女メカものの原型が何なのかしらないけど、最初は話を魅力的
にする要素だったものが、いつの間にかスタイルとして固定されてしまう。
もともとはボードゲームだったRPGでも、類型的なキャラが固定して、
オタが沢山棲み付くジャンルになってしまうと、世界観の提示や変革は
必要なくなって、あとは無意味なフェチ化に走りはじめた。
日本人はそういう生理を強く持っているとしか言いようがない。
「木を見て森を見ず」ってやつ。
24 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 23:26:16 ID:agmQ2gMW
>荒唐無稽な物語の場合、パロディでもない限りは細部のリアリティが
>大事だろう。
スターウォーズ(1作目)が予想外の好評を得て
子供のみならず大人にも受け入れられたのは、
そういうビジュアルの説得力において図抜けていた、
という点もあるだろうね。
衣装や乗り物、ロボット、セットなどが全て使い込まれ、
すり切れたような薄汚れた感じに徹底されていて、
「あの世界」の生活感が如実に感じ取れるものだった。
物語自体は単純なスペースオペラ、
しかもいわゆる「セクシー美女」的な要素を排した
愚直なほど健全・シンプルな内容だったのだが、
大人の観客でもあの世界観に容易に感情移入することができたわけだ。
25 :
名無シネマさん:2005/05/03(火) 23:33:59 ID:3zysUKBV
村上もとかの「JIN」
幕末にタイムスリップした腕利き外科医の活躍。
海外に売れる作品になると思う。
26 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 00:31:29 ID:wwO6z4sL
ここで出していいかわからないけど「バトルロワイヤル」などは
惜しいよ。深作欣二がもっと若くて、全部自分で仕切ってなおかつ
公開にまで漕ぎ着けていられれば、「復活の日」以上のインパクト
を持ちえたとおもう。
バーホーベンの「スターシップ・トゥルーパーズ」なんて、96年当時
には単なるバカ映画だと受け止められていたわけだけど、9.11を通過
した今では、予言的な怪作としかいいようがない。「ブレードランナー」
しかり、そういうのもSF映画の醍醐味ではある。
前スレでリドリー・スコットはSFに詳しくないと書いていたひとが
いたけど、バーホーベンも「宇宙の戦士」は読んでいないと公言してる。
物理学博士号を持っているバーホーベンは確信犯の変態で、ちまちました
SFオタの突っ込みなど意に介さず、原作を換骨奪胎してしまった。
27 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 00:36:16 ID:wwO6z4sL
「キャシャーン」や「ローレライ」みてて思うんだけど、日本ではアニメ
や小説などの大作を不用意に実写化しないほうがいいとおもう。作家性の強い
メディアでは、デカイ話も描ききれるだろうが、カネもヒトも足りないのに
大時代的な「世界を救う」みたいなストーリーは手に余る。ハリウッドでも
そういうSF大作は近年なくなってる。いつまでも「アルマゲドン」じゃ商売
にならないもんね。
とりあえず、近未来で、スケールのちっこい恋愛モノやサスペンスも
観てみたい。「日本人が世界を救う」映画をみても、救われたためしがないもん。
28 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 00:40:04 ID:AO3RAAMO
ライトノベルでよければ、小川一水の「復活の地」「第六大陸」も良いよ。
プロジェクトX型SFってアプローチもありだと思うんだけど。
29 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 00:59:26 ID:5jkVdt45
>>27 >大時代的な「世界を救う」みたいなストーリーは手に余る。ハリウッドでも
そういうSF大作は近年なくなってる。
マトリックスやロード・オブ・ザ・リングは?
>近未来で、スケールのちっこい恋愛モノやサスペンス
それやってもドラえもんやバック・トゥ・ザ・フューチャーの二番煎じにしか
ならん感じがする。
30 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 01:28:13 ID:wwO6z4sL
>>28 読んだことはないが、「プロジェクトX」的発想を煮詰めると「世界を救う」
話になりがちなんだと思う。別に噛み付いてるわけじゃないよw
なんといえばいいか、プロジェクトX的なものを、日本人は現実世界のストーリー
としてなら楽しめても、SFやファンタジーに求めているのかは疑問。
>>29 マトリックスって、あまり「救われた」感しなくない? かめはめ波打ったりして
るところからは、日本アニメの悪しき習慣「ヤマトの波動砲」みたいな、火事場
のクソ力でチャラにしてしまおうという苦しさが見える。大風呂敷ひろげたものの、
収拾つかなくてあんなことになってしまってやや残念。
ロード・オブ・ザ・リングはSFちゃうよ。純然たる「ファンタジー」。昔なら
スターウォーズみたくもやれたのだろうけど・・・・・。
別に二番煎じでも、それなりに面白ければいいんじゃないw
「フラッシュ・ゴードン」の二番煎じが「スター・ウォーズ」だもんw
31 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 02:39:19 ID:wwO6z4sL
自分で書いたくせに気になったので調べてみた。
アルマゲドン(1998年)
マトリックス第1作(1999年)
ロード・オブ・ザ・リング第1作(2001年)
マトリックスもLOTRも、3部あわせてひとつの物語として受け止めて
いるということでお願いします。こうして見ると、21世紀になって
空気が変わったのかな。マトリックスは1作で終わったほうが良かった
のかも。機械に対する勝利⇒機械との共生、と最初から構想していた
とは思えないズレが生まれてる。
こういうデカイ話、男の子モードになると大好きなんだが、ハリウッド
の巨大バジェットならではの作品。「キャシャーン」の監督みたく
話題性をもった人物ですら資金が得にくい日本では、アメリカ映画に
張り合おうとするだけムダ。でも、ことSFに関してはアメリカの影から
逃れられないよね。
まあ、ここは邦画SFの不毛についてのスレなんで、無駄話してすんません。
32 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 03:06:16 ID:W2Hl/Xut
アメリカでもSF映画がなくなったね、みんなアクションになっちゃった。
「アンドロメダ・・・」みたいなのがみたいです。
日本はNHKの少年ドラマシリーズ的なのを映画にすれば立派にSF映画が出来ると
思うが。
33 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 03:20:23 ID:eFNeXtvQ
>>32 ぐらい自分世界で閉じていると、いっそすがすがしい。
34 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 03:38:14 ID:BRnZT4aj
漂流教室は、けっこういいよね。
35 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 03:55:45 ID:wwO6z4sL
>>34 謀図かずおのやつで、なんだっけ、母娘の脳を入れ替えるストーリーがあったけど、ああいうのなら
脚本さえちゃんとつくれれば、近未来ものとして十分いけるし、女子にも受けるよなあ。
36 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 04:34:25 ID:r3QC03BA
普通の人が普通に見られる作品にするのと
普通の人がごく普通に見る作品にするのでは、おそろしく開きがある話。
後者の状況に持って行きたいなというのが(少ない)という趣旨かと・・・
あともうひとつ、普通の人が普通に見たけど、内容が見られないものだった・・・
これが悪印象となり足を引っ張ってる・・・・・・
37 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 06:23:17 ID:SA73AITp
プロジェクトX的SF映画でつい妖星ゴラスを思い浮かべてしまった。
38 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 09:31:18 ID:b+Le3Y0z
39 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 12:41:00 ID:asmTDonn
洗礼は既に実写化されてるし。
いずれにしても楳図のあの絵だから怖いんであって
映画化しても面白くなるとは思えない。
40 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 13:23:34 ID:2Kah4prP
>>13 >他のリメイク作品やら、十年一日のように同じことやってる
>ヒーロー物、怪獣ものにもそういう手際を期待したいんだけど。
特撮ものは基本的にリメイク(というかシリーズもの)が主流だけど、
結構、状況を逆手にとって大胆な試みもやってますよ。今年の鬼ライダーとか。
子供向けなんで全く斬新な展開にはできないでしょうけど。
41 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 14:40:52 ID:BRnZT4aj
大胆な試みというのは、具体的にどういうところですか?
42 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 15:00:52 ID:2Kah4prP
>>41 んー、和風テイストというか、鬼、妖怪の解釈が面白いなあ、と。
ある意味、バカバカしさをあそこまで昇華してるのは凄いと。
太鼓叩いて戦うんですよ。仮面ライダーが。
それと、昭和の時代よりはドラマ性が強くなってますね。
ウルトラマンも従来の作品よりSF・ホラー色が強かったけど、
人気的には低迷しましたね。
43 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 15:21:28 ID:A+SP6i5a
「吸血鬼ゴケミドロ」はSFの範疇に入れていい?
44 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 16:16:24 ID:LFXmtLWB
>>40 あくまでその時々の子供を対象にしてるTVシリーズで
あまり大胆なリファインをするわけにいかない、
という事情も分からないではないですけどね。
でも、そういう作品を見て育った小学校高学年〜中学生が
いきなり行き場を無くす、って状況もありませんか?
アニメにシフトするか、子供向け作品にいつまでも拘泥し続けるか、
ぐらいしか選択肢がない。
「受け皿として」ってのは半分冗談なんで強調するつもりはないけど、
もうちょっと大人の鑑賞にも堪えるSF・ファンタジー系の作品
(アメリカの作品で言えばバットマンやスパイダーマン、ロボコップのような)
を作れないものなのか、と。
その核になる題材は、かつてのヒーロー物・怪獣ものにも
たくさん埋もれていると思うんですよ。
それを使わず(たまに使ったと思えば「デビ」や「鉄人」…)
眠らせたままにするのは惜しいとも思うんですけどね。
45 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 17:54:47 ID:wwO6z4sL
>>42 >太鼓叩いて戦うんですよ。仮面ライダーが。
これだけで観たくなった。SFとか関係なく。
>>43 「マタンゴ」と同じラインやね。「SFホラー」くらい?
>>44 スパイダーマンなんか良くできてるよな。「MJがブス〜」なんてスレたってた
けど、主役だってトビー・マグワイアだし。しょっぱいヒーローがしょぼいヒロイン
に一途に愛を貫く、なんてのは女性客に対する撒き餌として効果的。仮面ライダー
も、そういうドラマを盛り込めるいい器だとは思うよ。
46 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 18:04:19 ID:3zZFokd2
>>44 特撮ヒーローものは今では幼児層が主な視聴者だそうです。
特撮を卒業した子はアニメや少年マンガにシフトするんでしょうね。
スポンサーはおもちゃ会社ですから、マーチャンダイジングを考慮した
作品を作らざるを得ない。
なぜ日本にはスター・トレックのようなSFドラマがないのか、
と考えたことがありますが、やはり高額の予算がネックなのでしょうか。
それと日本で一般向けSFドラマの実績がほとんどないことが。
47 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 18:05:12 ID:3zZFokd2
そういえば観てないんですが「パラサイト・イヴ」はどうなんでしょう?
利己的遺伝子?という説をとりいれた作品ですよね。
48 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 18:25:41 ID:KrlTp03h
>>47 あれはホラーですよどう見ても
科学的解決ではなく情念でどうにかしようとしている点で、日本製SF映画の悪いところを受け継いでる
49 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 18:40:56 ID:wwO6z4sL
>>46 橋田壽賀子の「渡る宇宙は〜」だったらたぶんできるよ。
もうね、自分が日本に生まれたこと呪うしかない。
>>48 >情念でどうにかしようとしている
そう!「情念」! SFに限らず、これでなんとかなってしまうのが
日本的なんだよね。最後情念で吹っ飛ばせるから、緻密な伏線も、
ストーリー上の整合性もおろそかになってしまう。
50 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 18:53:49 ID:FHOaqHFR
ウルトラマンシリーズを思い起こす「科学特捜隊」らしき制服、
鉄腕アトム時代から変わらない、光がピコピコ点滅するコンピュータルーム、
モー娘か宝塚の出来損ないのような衣装を着た超能力少女、
日本人でも聴き取れない、激昂してわめくだけのセリフ。
デパートの屋上や遊園地に出没する被りものの怪物・・・
こんなのをつなげば、大方日本のSF映画になると思うけど。
51 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 21:01:29 ID:LFXmtLWB
>>48 ミトコンドリアが人間とは別個の生き残り戦略を持とうとする、
というアイデアは良いとしても、ミトコンドリアが人格を表明しはじめた辺りで
原作も「アチャー……」という感じでしたね。
52 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 21:12:06 ID:r3QC03BA
小説から始まった「パラサイト・イヴ」の映像化失敗は
リングの成功につながった気もしない
53 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 22:48:29 ID:CHdqeCLe
>>46 違うよ。
実際のターゲットは子供の親だろ。
54 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 22:49:54 ID:CHdqeCLe
55 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 22:52:02 ID:hKdUOubS
『惑星大戦争』や『宇宙からのメッセージ』など、
世界に誇るSci-Fi 映画がある。
56 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 22:53:03 ID:hKdUOubS
『復活の日』に至っては「世界に先駆け、日本公開」だった。
57 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 22:54:14 ID:hKdUOubS
ショスターコービッチも草葉の陰で喜んでいる。
58 :
28:2005/05/04(水) 22:57:42 ID:NW3QhbiC
プロジェクトX型SFといっても、「復活の地」は災害復興SFで災害の原因や国家関係がSFなだけ、
「第六大陸」は月に結婚式場を建設しようとする大富豪の孫娘の話。
どちらも技術的リサーチができているんで、SとFの間のバランス感覚が良い。
例えば第六大陸なら、月に人を送るなら安全率をどれくらいとるべきかとか、
何トンのペイロードには幾らの金がかかって総建設費は幾らとか、
当然小説的なゴマカシも多いんだけど、一読してそれっぽく感じさせる。
「明日があるさザムービー」のように、ネタは面白いのにギャグ・コメディにしちゃう、
真面目にSFとして捉えるのにテレなのか能力不足なのか、もの凄く残念なんだよね。
59 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 23:13:18 ID:bccgjFjd
金さえあれば、、
松竹は「日本沈没」をリメイクしようとしただけでも偉い!
60 :
名無シネマさん:2005/05/04(水) 23:25:45 ID:MebyxSst
プラネテス映画化するんなら、ハチマキがうじうじ悩むあたりをやってほしい。
ガタカみたいな感じで。
地球のシーン多いから制作費浮くだろうし。
61 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 00:29:00 ID:0j/qV5YZ
”復活の日”で思い出した。SFではないけど今年公開、
男たちの大和 YAMATO
監督:佐藤純彌 (Who Are You? な奴はググレ)
企画:角川春樹
原作:辺見じゅん(春樹姉)
主演:反町隆史
香ばしさプンプンだけど、万が一当たったりしてハルキ復活
の折には、またSF大作など作ってくれるかもよw
JG バラードの『コカイン・ナイト』映画化してほしい。
62 :
Y・M:2005/05/05(木) 00:40:43 ID:fLr63ANN
まずはダーレン・アロノフスキーの『π』のようなミニマムな話から始めた方がいい
かと思います。
小松左京の『霧が晴れたとき』とか『蟻の園』なら低予算でも可能かと。
あとは、『宇宙からのメッセージ』や『最強ロボ ダイオージャ』のように宇宙を
舞台にした時代劇にするとか。
63 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 01:20:29 ID:CWJMco/Y
64 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 01:30:03 ID:0j/qV5YZ
65 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 04:16:08 ID:aI1tG0HL
SF映画と作るには予算がどうとか以前に作り手のセンスとかスピリットがない
時点でどうにもならない気がする。
すべてのアイデアがどっかからパクって寄せ集めたような「リターナー」とか、
中身が空っぽなのをごまかすためにやたら登場人物が饒舌な「CASSHAN」とか、
オタク色丸出しで見る気さえ起こさせない「ローレライ」とか。
SFは日本人の気質に合わないのかとさえ思えてくる。
66 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 04:38:21 ID:JYWRScd2
日本人はどうも予算の割りにスケールのでかい作品を作りたがるようだねえ。
日本は「転校生」みたいなSFでいいじゃん、ジュブナイルSFだったらネタはいくらでもある。
67 :
名画コスモ座:2005/05/05(木) 08:55:10 ID:k5sta5m9
原作の使い方とか、監督メッセージとかに難があるのは認めるけど
キリタニ監督のCASSHERNには日本のVFX技術の未来を感じたよ。
あんな映像で映画にしたのは観たことない。
音楽の使い方もさすがにうまい。(それに嫁をフル活用できる)
キリタニは撮影監督に徹して、監督・脚本は
別の人に任せればかなりのモンができるよ。
Uの構想があるなら是非そうしてほしい。
68 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 10:08:15 ID:aI1tG0HL
SMAP主演で「ガッチャマン」撮れば良かったのにね。
小難しい屁理屈こかないで、エンターテイメントに徹して。
制作費10倍かかるけど、客は百倍入った事だろう。
69 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 11:25:42 ID:QwgsxvCM
>>68 このレスは良い作品を見たい、に対する
現在の傷害を顕著に表わしていると思える。
70 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 11:57:50 ID:z7bsghXM
>>69 男でジャニタレ好きな奴、わざわざ観に行く奴なんかイネーヨw
68の行間読めよ。
71 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 12:28:48 ID:DNDLKahN
なんか非日常的な雰囲気のある役者が少なくなったってのもあると思う。
72 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 13:41:48 ID:0j/qV5YZ
>>66 たしかに、ジュブナイルでもいいんだが、そうしたネタの場合単なるアイドル
映画として企画されてきた歴史もある。とりあえず美少女つかって映画一本
でっちあげるための方便として・・・
で、そうじゃないSFの場合はえらく肩に力の入った大作になってしまう。
73 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 14:00:02 ID:2o867rmX
とりあえずエスパー魔美を実写で。もちろん原作通りに。
74 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 14:13:53 ID:sqMKC31B
次スレのタイトルは
「なぜ日本にはSF映画があるのに認めようとしない人がいるのか」
にしたらいいと思う。
75 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 14:27:05 ID:90QIzhjX
毛利さんがスペースシャトル乗ってても違和感ないが
日本の役者がスペースシャトルに乗ってる絵には違和感がわく。
76 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 14:45:02 ID:qN4iL5+D
SF映画というより怪獣の出ない特撮映画が無いという事だろね。
77 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 14:51:02 ID:zvRztjms
想像力が欠落しているし、神を敬うって精神が全くない。
78 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 16:08:27 ID:QwgsxvCM
だからこのスレタイトルは失敗なんだってばw
79 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 16:10:29 ID:QwgsxvCM
くれよんしんちゃん実写すればいいよ
80 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 16:12:46 ID:+nHdJvY5
81 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 16:22:19 ID:qN4iL5+D
「時をかける少女」はアイドルSFとしては良く出来てるから定番物として定期的にリメイクしてほすい
今だったら石原さとみか?
82 :
81:2005/05/05(木) 16:26:20 ID:qN4iL5+D
「タイム・リープ」でもよい。
83 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 16:35:05 ID:A3MPZpLx
監督は?
84 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 16:37:22 ID:H++8OGnW
とりあえず那須博之
85 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 16:45:40 ID:h6RvxcZ+
>>81 来年期待して待て
詳しくはいえませんが・・
86 :
少年:2005/05/05(木) 16:59:51 ID:NpT9D6Ym
87 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 22:10:04 ID:OL5exceK
宇宙大戦争とか結構好きなんだけど、やっぱり怪獣が出ないと受けないのかね。
88 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 22:17:19 ID:QwgsxvCM
そんな問題じゃないと思うよ。
89 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:00:44 ID:OL5exceK
「情念で解決するのが日本的」っていう意見が出てるけど、
そういう思想がスター・ウォーズとかにも影響与えてるよね。
最後に「ルーク、フォースを信じるのだ」ってなるし。
90 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:24:50 ID:qN4iL5+D
まあ、兵器の狙いくらいのフォース使用だから許せるが、日本だとこれが特攻してフォースで死んでませんでしたという話になっただろう。
91 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:25:33 ID:0j/qV5YZ
>>89 かも知れないが、全部理詰めならSF映画はいらん。
スター・ウォーズの場合、単純ながらしっかりした世界観
と綿密なビジュアルがあるから「フォース」が生きてくるのよ。
一種の超能力として、ここぞというときに使われるし。
「CASSHERN」なぞ、さんざ説教垂れて爆発してオシマイじゃ
ないか。映画内世界ではあれで世界平和達成したんだろね・・・。
92 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:44:09 ID:rbbQygi5
SF=まんが・アニメ=オタク=秋葉系=萌え=児ポ犯罪者
みたいな一般的認識が払拭されないかぎり無理
93 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:48:50 ID:0j/qV5YZ
>>92 ひでーなw せめて「SF=まんが・アニメ」を
「SF ≒ まんが・アニメ」くらいにしてよ〜。
94 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:50:52 ID:0j/qV5YZ
このスレ覗きにくる方々の出自はこんなもんかね?
1.特撮派 →土着派 [SF=特撮]
2.アニメ派→実写はショボイ!
3.小説派 →ライトノベル〜ハヤカワ文庫まで
4. ヤジウマ →ワンパターンなツッコミ
95 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:52:15 ID:HkbmlfTM
日本映画はファイナルファンタジーなどを見ても、
脚本がだめだな。ストーリー部分に金をかけないから、
CGだけ良くても見ていて退屈になる。
96 :
名無シネマさん:2005/05/05(木) 23:59:53 ID:iXT8YTmR
はげどう
97 :
名無シネマさん:2005/05/06(金) 00:09:27 ID:9E9bCafO
>87
逆でしょ、怪獣(ゴジラ見たいな奴限定)が出るとオタ映画になって一般人が見ないから
ヒットしないよ。
98 :
名無シネマさん:2005/05/06(金) 00:10:42 ID:IrkANqFa
つか、おまいら、自分がヲタだからって
ヲタコンプレックス強すぎ。
99 :
名無シネマさん:2005/05/06(金) 00:11:37 ID:c7T7jzPy
どこかのアニメじゃないが、問題解決のための科学的な「努力と根性」が無いとSF映画とは言えないな、その結果奇跡が起きたのなら、さほど気にならない
「努力と根性」よりは「知恵と勇気」の方が好きかな。
「情念と愚直」 SFにかぎらず、邦画はこれだもんネ。
自分、不器用ですから…
103 :
名無シネマさん:2005/05/06(金) 00:25:21 ID:c7T7jzPy
「知恵と勇気」は最初に必要、「努力と根性」は最後まで必要。
この違い
>>102 この高齢化社会、まじ健さん主演でSFつくるのもいいな
>>94 そしてアンタは1〜4のどれにも当てはまらない「神」ってわけだ
話は代わるが、5に「優越感派」として、
「自分がどれだけSFを語るにふさわしいSF通かを、SFオンチを罵る形を取って自慢」
を加えたらいかがかw
なんか噛み癖のある仔犬が常駐してるな。
↑
5に的中かw
108 :
名無シネマさん:2005/05/06(金) 08:26:36 ID:032lCTVK
テレビドラマならまだしも映画ではもう宇宙人が飛び蹴りしたり、改造人間が
空手マスターに安易になるようなウル○ラマンのようなヒーローものは止める時期
なのか。どうして宇宙人が空手マスターにならなければならないのか。一体
いつ習得したんだか。日本のマンガやアニメはもともと欧米のハードSFの思潮を
下敷きにしてるわけだが、どうも確かに様式だけが通俗化した観がある。
着ぐるみをただ一方的罵るのではなく、先達たちには当然最高の敬意を払いつつ、
日本SF映画が一つ上のステージに上がって欲しい。
>>108 なんか視点がおかしいような・・・
じゃあ、俺も変なはなし
アメリカと日本の作品の差は「30分ドラマ」をみるとわかる
短いドラマでアクション作品とかやらせると日本のほうが面白く、アメリカがつくると
なぜかリアル系の地味さになるが、その作りで長くやると、日本の方は話が破綻したり子供っぽくなる
アメリカは地味な部分に予算が加わるり「映画」となる。
鉄人28号ってどうだったの?
まあクソだと思うが
>>110 鉄人28号映画スレだと、原作論に終始してて作品の評価は微妙みたいね。
DVDとかになったらレンタルして見る程度かな。
横山作品ならバビル2世を実写化して欲しいんですが。
鉄人とは微妙に世代がずれてるので。
手塚作品を実写かすればいいのにね
火の鳥とかさ
114 :
名無シネマさん:2005/05/06(金) 21:27:08 ID:twcR84Db
「火の鳥」の実写版は東宝が市川崑監督で作った。コケた。損した。
アニメ部分も実写でやればねえ。
あとデフォルメの猿田の鼻をそのままやっちゃうのも減点。
でも仲代のニニギはカッコ良かった。
さっき「ブルークリスマス」観たけど、なんか暗くてどんよりもっさりした
いやーな感じの映画だったな。
もっとも監督と作られた時代を考えるとあんなもんなんだろうけど
同じネタでも、ハリウッドならもっとカラッとした造りになるだろうなって
思いながら最後まで「我慢して」w)観たよ。
SF映画でも「ブンガク」したい日本人と「バカ映画」をあっさり創れる
ハリウッドの違いだよね、もしくはディズニーランドに行ってキャラクターと
いっしょに歌えるアメ人と、遠巻きに見て写真撮ってる日本人の楽しみ方の
違いが、映画の造り方の違いって事か。
117 :
名無シネマさん:2005/05/06(金) 22:22:04 ID:kA7j6+Po
手塚の実写化なら「ワンダー3」だな
もちろんCGなしで
あ、あ、そうそう、TV特撮アクションをバカにした本篇監督さんが
すかしたダメ作やらかす確立は高いかな。
おれはむしろ映画とかいきなり作ろうとするより、SFドラマの定着を考えた方がいいと思う。
ちゃんとスポンサーがついて特定のファンができなければ、幾ら良い映画つくっても続かんよ。
今まで特撮、実写系が怠ってきたのは、こういう地道なことだとおもう。(ライダー除く)
120 :
名無シネマさん:2005/05/07(土) 02:59:37 ID:BxGegwjR
>119
ホラーはその定着がうまくいったよね、これからあがりさがりあるとは思うが
ちゃんと普通に観に行ける映画ジャンルとして確立できた。
SFもこうならんもんかな。
CUBEだってSFっていえばSFだからねえ
>>119ライダー・ウルトラ・戦隊モノといった特撮系が「SF」は子供向け、の印象を形作ってきた。
一部ヲタは別として、「特撮モノ」は加齢とともに「卒業」するモノって考え方が一般には支配的だ。
まぁこれは日本特撮モノに限らない。
判りやすい敵がいて、正義のヒーローがやっつける。それを小難しくして
舞台を未来か宇宙かにしたモノがSF、ってな印象もってる人は多い。
「マトリックス」でさえその程度の認識で受け入れられてる。
「そうじゃないんだ!」と強弁するほどSFヲタはイタい、と思いこまれる。
123 :
名無シネマさん:2005/05/07(土) 08:54:02 ID:dkMi2lBi
>>121 うむ。ジャンルわけしてみれば、不条理もの、思索もの、ってとこだろうな。
70年代初頭のニューウェーブと呼ばれた頃のバラードみたいな。
124 :
hahaha:2005/05/07(土) 09:23:13 ID:oo3xnfLP
宇宙を舞台にした戦争ものが見たいけど・・・多分出ないだろなぁ〜
SF=特撮ではないし。
つーかマトリックスこそハッタリ臭い映像と陳腐な哲学で
ごまかしただけのオタク映画だろ。キャシャーンと大差ない。
このスレ読んでても「情念で誤魔化すのが日本SFの悪い習慣」
とか言いながら「スター・ウォーズのフォースは許せる」とか
根拠のない欧米崇拝としか思えない。
126 :
名無シネマさん:2005/05/07(土) 12:51:55 ID:z9PmE1kI
フォースは情念じゃないよ。あの世界ではれっきとした科学
127 :
名無シネマさん:2005/05/07(土) 13:10:27 ID:z9PmE1kI
アメリカ映画にも「コンタクト」を作れる監督やスタッフがいるのは素晴らしい
>>122 言ってる事は正しい。だが、それじゃSF映画は前に進めないと思う。
アニメや漫画をバカにする人は今でもいるし、大人のファンは少なからず肩身が狭い。
だけどそれなりに良質な作品を提供出来るようになったのは、愚作を含めて持続的に
作品をだして「評価」の基準ができたからだと思う。そうする事で大人向けと子供向け
のマーケットが出来た。
>>120氏があげてる日本ホラーも良い例で、今でも駄作はあるが良作を評価する観客
の基準が製作、観客でお互いに近くなったから成功例が出やすいのだと思う。
SF映画はまだこの基準すら出来ていない。こういう意味でライダーやウルトラは持続
して色々チャレンジしてほしい。
結構食わずぎらいで見てない人多いが、ライダーは作品によっては構成しっかりしてるし
今のウルトラにいたっては、やりすぎじゃないかといわれるぐらいリアルにこだわってる。
まあ、なんとなく文見ると特撮には見識ありそうなので愚問なのかもしれんけど。
駄文長文失礼しました。
ラ・ジュテ みたいのが実際あるからさあ
仏映画「バンカーパレス・ホテル」のようなSFなら日本でも
余裕で作れそうな気がするんだけど、そのまえに需要がないかな。
>>127 君はかつてのソビエト映画を知らんのか?
作れるけど観たがらない。
このスレ、パート2になって、より不毛になったというか、
思いつきで書く人の度合いが増えたな。
125←見たいな奴がいると一気に話が不毛になるような気がする
意見を言うのはいいがスレッド全否定みたいな書き込みするな
て言うかね、邦画にも「SF映画」は有るんだけど、良くも悪くも「邦画」の
域を超えてない。
ハリウッド映画にある、てらいの無い突き抜けた「バカ」風味が足りないんで
「センスオブワンダー」が感じられなくて、SF映画は 無い って言う
奴が多いんだろうと思うよ。
逆にアニメ作品は「バカ」成分が多分に多いせいでSFだらけな訳だが。
(「クレしん」とか劇場版は全部SFだし)
俺は「ゴジラ」も「ライダー」も「ガス人間」も「黄泉帰り」も「未来の
思いで」も「ゴケミドロ」も、ついでにクレイジーの「大冒険」も
SF映画として認めてる。
バカSFしか見てないのか・・・orz
SFとは「現実にないことを描く物語」と定義すると、SF映画じゃない映画を探す方が
難しくなってくるな〜
>>138 それじゃ「SF」と「フィクション」が同義になっちゃうだろ
140 :
136:2005/05/07(土) 23:31:09 ID:iAg7azXX
>137
言葉をそのままの意味でしか取れないのかね?
おまいら、もうちょっとマターリできない?
いい年なんだろ?
>>139 「フィクション」−「SF」=「日常的状況での物語」になるんでないかな?
143 :
名無シネマさん:2005/05/08(日) 00:34:37 ID:xcqHif7v
不条理SFなら「世にも奇妙な物語」で結構やってるよね。
最近では「迷路」が良かった。
あと、小松左京の傑作短篇「影が重なる時」までやってたよ。
144 :
名無シネマさん:2005/05/08(日) 00:55:14 ID:51iQHq34
>>143 あれは色々やるね。
出来はともかく、筒井とか星新一とか清水義範とか。
たしかディックも何かやったような気がする。
ただね、出来がね...
キャシャーンはなんというか余計で退屈なシーンが多すぎ。話を単純にすればもう少し
楽しめる作品になれたと思うんだけどな。ほんと、実に惜しい作品だと思う。
146 :
名無シネマさん:2005/05/08(日) 18:41:54 ID:Mpv+oU2V
>>109 変な話じゃなくなんとなくそんな感じがする。朝やってる改造人間、いや
ライダーシリーズっていうんだな。このシリーズほとんど知らないけど、
今やってるやつ見たらなんか昼メロみたいでおもしろかった。これって
アメリカのエミー賞とかにエントリーできますかね。確かに日本の
アクション作品はなぜかラストに向かって尻すぼみしていくようにかんじる。
ほんとなぜか知りたい。
日本って原作とか世界観を実現することが目的になってて
それができた時点で満足しちゃってストーリーは二の次なんじゃないのかな
今のハリウッドが脚本重視とも思えない。
キャラクター重視でしょ。続編製作を見込んで。
だから日本の漫画とハリウッドはとても似ている。
キャラを立てろ!キャラを立てるんだ!
中国映画界がすごい予算で宇宙物でも撮ってくれれば、アジア人のルックスでSFが可能かさめた視点で検証出来るんだが。
そもそもSFってジャンルは今どうなの? 「SFマガジン」のオールタイムベストで今だに50年代の作品がずらずら〜っと並ぶ世界だろう?。
小説もそうだがSF映画をつくっても、SF映画だなんて売り方したくないのが現在じゃないかな。
アジア人のルックスで〜とか、関係ないと思うけどなあ。
白人的な美形でも、トロイのブラピとか指輪のリヴ・タイラーとか、ビッグネームすぎて色が
付いちゃってるのはちょっと「プッ」て感じになってるし。
>>149 ジャッキやジェット・リーあたりは比較的外人の中に上手く入ってると思うが。
なんつっても、日本人俳優は英語が演義とか以前の問題だしな。むしろたけしぐらいに日本語だけ
しゃべった方がいいと思うが。JMとかあるから、別に日本人がSFに合わんとは思わんね。演出次第。
キャストが日本人でも、出来がよければ海外でも評価されるだろうし、
海外でリメイクされるかもしれないですね。←獲らぬ狸の皮算用。
日本の風景はクールというか、それなりに評価されてるんじゃないですか?
現代日本が舞台でもSFの舞台としてふさわしいかも。
>153
リメイクされないとhitしないのがどうもね。
ハリウッドは今リメイクバカだからね。
スペイン映画のオープンユアアイズをバニラスカイにリメイクとか意味ワカラン。
予算10億円でスペースオペラ作れないかな。
どこかの惑星が宅地造成地にしか見えないとか、
CGがへぼいとか、芝居の下手な白人がでてくるとか、
そんなのはガマンするから。
↑デビルマンの時のように叩かれるのはもう嫌です By制作者
スペースオペラって、外国でも良作をとんと見ないんだが……。
>>158 「アンドロメダ」は1話目しか観てないけど、面白かったお!
だからスペースオペラなら
「アーリャマーン」がお勧めだと・・
161 :
名無シネマさん:2005/05/12(木) 13:06:36 ID:QBPG1ef8
レベルの低いものなら今ので充分
本気でどこまてで出来るのか?
162 :
名無シネマさん:2005/05/12(木) 16:02:26 ID:QBPG1ef8
>>156 今どき十億じゃ何も作れんよ。
なにせ国会に押しボタン設置するだけで十億かかる国だ(藁)
昔は製作費の中から設備投資や技術開発もやってたんだから
今は恵まれてる方だろうなぁ。
自主製作で短編ならそれなりのモノがあるかも知れん。
SWエピ3が終わったらハリウッドも宇宙物は構造不況ジャンルに転落しそうな予感。
指輪が終わったら大群衆の合戦シーンなんて興味なくなったように。
映画という媒体自体が煮詰まって来てるよな。
【空海】【親鸞】【釈迦】といった「宗教スペクタクル」も
過去に製作されていますがSF的見地からみてどんなモンでしょう。
ここで求められてるのはああいうモノではないのは判ってるんですけど。
スレが何か変?
スマソ 直った。
今の日本映画じゃどんなに大作でも制作費20億くらいまでだな。
ハリウッドの十分の一。
この枠の中で作れるものを作るしかないのよ、、、。
残念でした
仮に製作費が200億円あったとしても日本映画界の連中共じゃ
ハリウッドに対抗出来るSF映画なんて作れないとは思うけどね。
内輪だけで盛り上がるオナニー映画が出来上がるのが目に見えてる。
実写じゃないけど過去には映画版FFという製作費100億円以上の
壮大な規模で作られたオナニー映画があったっけ・・・
クライシス2005
アイヌ民族を描いたSFなら新鮮だよ
172 :
名無シネマさん:2005/05/12(木) 21:47:23 ID:euZlfTpk
自分で考えれ
金の滴ふるふる 銀の滴ふるふる
>>162 金がないと映画は造れないが、金が有れば良い物が造れるわけでもない。
SFじゃないけど「ナイトオブザリビングデッド」も「死霊のはらわた」も
低予算もいいとこだが、名作と呼ばれてるし、前者はNY近代美術館に
フィルムが収蔵されてる程だ。
日本初の月面着陸を「ライトスタッフ+トップガン」な感じでドラマ化してはどうじゃろ。
主演はキムタク+イケメン俳優を揃え、もちろんクライマックスは大気圏突入で
やっぱ役所広司演じる首相が
「私も行く、私は宇宙(そら)の男だ」
って言って・・・
>>175 あれはなんといってもラストのむなしさがね。
日本版リングも入れてもらえるかな。
>>156 かつての「スターウルフ」くらいのだったら今でも十分作れるだろう。
ジャニーズ事務所や若手アイドル事務所かかりっきりでいいから作ってみよ。
カッコいいスペースシップが出てくるアクション映画作ってよ。
>>175 前の方はいいけど、何でそこでMoMAだかが出て来ちゃうかね。
>181
マニア以外の人間にも、客観的に評価されてるって事が言いたかっただけだよ。
・・・・・
184 :
名無シネマさん:2005/05/14(土) 03:58:59 ID:KB9IBKXK
マニアも何も、SFなんて好きな人じゃなきゃ作ろうとは思わないだろうが。
SFだけしか撮る気のない監督は問題だがSFに興味のある監督はかなりいると思うのだが?
185 :
名無シネマさん:2005/05/14(土) 04:24:16 ID:Ia0mlKvF
>>184 ああ、そうですか。思っていらっしゃいますか。
186 :
名無シネマさん:2005/05/14(土) 08:38:06 ID:ATVOff1q
ゴジラしかねーな…
187 :
名無シネマさん:2005/05/14(土) 09:10:20 ID:D7zZaA7R
「ALIVE」はよかったよ
188 :
名無シネマさん:2005/05/14(土) 09:15:37 ID:Ve2Trosf
「リターナー」もがんばってたと思うんだよ。
あっちこっちの映画のツギハギみたいではあったけど。
では質問を変えます。
なぜ日本は宇宙SF映画を作れないのか?
スペースオペラ系にしろ、近未来リアル路線系にしろ、
現実にはそういう光景は存在し得ない。
100%ゼロから想像力のみで構築していかなければならないわけで、
そこにリアリティないし説得力をも付加していかなければならない。
そういう、完全に仮想的な世界で貫かれた映画って、
日本映画ではほとんど作ってこなかったんじゃない?
(時代劇は過去を舞台にしているだけで、リアリティを追求するなら
時代考証的な資料の裏付けを取れるし、
怪獣ものやヒーローものもほとんどが現代を舞台にしていて、
SF的設定を持ち込んでいるとは言えあくまで現代劇だし)
経験や蓄積がないから、いざ作ろうと思っても
素っ頓狂で的外れなものしか作れない、
ということは考えられないか?
191 :
名無シネマさん:2005/05/14(土) 21:33:33 ID:HOxpzMDi
>>190 そうだね、いろいろ批判されてるけど、実写でそれを唯一やったのがキャシャーンだと思うが。
俺は、それだけでも、キャシャーンに感動したよ。
ゼイリブみたいな馬鹿映画なら作れそうな気が。
押井守あたりにやらせれば。
193 :
名無シネマさん:2005/05/15(日) 00:45:35 ID:N9MF2jcr
>192
押井がやったら眠くなる映画になっちゃうよ。
あんまり才能のある人がいないのか、いても映画に近寄って来ないとか。
>>191 映画版キャシャーンには原作があったから作品の世界観がゼロから構築されてた訳じゃないけどな
196 :
名無シネマさん:2005/05/15(日) 05:57:18 ID:9b/Ec62z
日本はCGがヘン
おれが結論を言ってやろうか。
SFとはアメリカそのものだからさ。
日本の映画業界にじじぃが多すぎるから
国内需要が無いから
200 :
名無シネマさん:2005/05/15(日) 08:45:57 ID:w+v3fbJU
宇宙に行ったことがほとんど無いから。
201 :
名無シネマさん:2005/05/15(日) 15:17:18 ID:VSBIuj6u
監督が馬鹿だから
俺だったら作れるけどね
只、今作っちゃうと目立つじゃない?
あんまり表舞台に立ちたくないんだよね
なんかさ恥ずかしいじゃない
邦画界の救世主なんて祭り上げられちゃう可能性がある
ヒントだけ言っとくとハリウッドの大作映画と比べて遜色のないものを作れば良いわけ
日本映画はやはりアクションシーンのスケールが小さい
映像も汚い物が多い
このぐらいわかりそうなもんだけどね
まぁ、今のハリウッド一人勝ち状態は当分続きますな
まぁ私の出番が来るかもしれませんが、今は静観の構えですわ
アディオス
西海岸在住の日本人達が何か作ったって聞いたけど、
SFじゃあなかったかな。
日本の宇宙SF映画
とりあえず宇宙の出てくるもの
1.宇宙大戦争
2.妖星ゴラス
3.怪獣大戦争
4.怪獣総進撃
5.宇宙大怪獣ギララ
6.宇宙大怪獣ガメラ
7.惑星大戦争
8.宇宙からのメッセージ
9.幻の湖
10.さよならジュピター
クライシ…
レムナント6
ブリスター!
バトルヒーター
ハッピーエンドの物語
つうかもうハリウッドの時代も終わるだろ。
リメイク物や続編物ばかりで完全にネタ切れになっちゃったんだから。
やっぱ幼稚なんだということにつきると思うよ。
>>204 つ 「コント55号宇宙大冒険」 すごいSFでつ w)
日本ではそもそもSF映画って企画がよっぽどの幸運に恵まれない限り
通らない。
そーかなー、安易にCG導入っするようになってから、逆に増えてるような気がするが。
もちろんSFテイスト止まりの作品が多いわけだが。
CGを安易に使ってるって自覚があるから、本格SFに手を出せないのかも試練。
要するに円谷特撮のような誇りが無くなったからだろうな。
その証拠に日本アニメはSFだらけだ。
212 :
名無シネマさん:2005/05/16(月) 08:19:26 ID:ZdtBwNCq
ヒロインは前田亜季!「最終兵器彼女」映画化
213 :
名無シネマさん:2005/05/16(月) 14:45:51 ID:QvQBKogS
今のネット社会はSFを作りにくくするね、入ってくる情報は歴然とした現実、現実、現実、ばかりだもの
昔みたいに普通の人にとって、「未知の領域」ってものが無くなりつつある。
214 :
名無シネマさん:2005/05/16(月) 15:12:12 ID:pnAAxKdb
得られる情報は増えたかも知れないが、情報が多くなったからと言って
現代人が賢くなったわけではない。「未知の領域」は頑として存在する。
残念なのは、「SF」に分類される領域に対しては多数の者にとっては
「無関心な領域」に過ぎない事だ。
理系立国、技術大国であったはずのニッポンで理科離れ、学力低下が深刻なのは
国家が立ちゆかなくなる可能性まで帯びた重大事だ。それを阻止するためにも
「未知の世界に挑戦する明るく正しいSF」に援助金出してもいいと思うんだけど・・・。
明治維新の後、欧米の技術力に追いつく必要を感じた明治政府が、
如何にして国民に科学に興味を持たせるか、に対して取った政策の一つに
「SF小説を翻訳出版する」と言うのがあったそうだ。
イギリスのHGウェルズは「反政府」の側面があるので敬遠されたが
フランスのジュールベルヌは率先して翻訳されたそうだ。
ハヽヽ
( ´_ゝ`) y━~
(∩∩ )
クライシス2050やガンヘッドを忘れちゃあならんぞ
216 :
名無シネマさん:2005/05/16(月) 18:14:51 ID:3mZAUz5m
ガンダム
エヴァ
アトム
ドラえもん
プルートゥ
ゴジラ
ウルトラマソ
アニメは世界一だぞ
プルートゥはいつアニメ化されたので?
ゴジラのアニメはアメリカ製だし、
ウルトラマンのアニメって、「ザ・ウルトラマン」のこと?
218 :
名無シネマさん:2005/05/16(月) 21:00:27 ID:EsZCNNtA
>>217 はるか昔、40年ほど前でしょうか。
マーブルチョコレートのCMとともにTV放映されました。
ってなことは先刻ご承知の上でのツッコミかと思いますが、取りあえずみっともないですよ。
映画じゃなくてTVシリーズだから比較対象としてはあまりふさわしくは無いな。
>>214 まったく未開拓ならそういう啓蒙もいいが、有る程度土壌ができていてそれにお上が
どうこう言うと、ろくな事にならないので、援助金とうは反対だな。
まあ学生さんなんかが科学に興味持つような作品作ったら、NHKあたりから賞あげる
程度でいいんじゃないか。
どうせ牛肉騒動の時みたいに、金ほしさに便乗して映画つくりだすアホしか出てこないでしょう。
庵野のキューティーハニーがあるじゃないか。
俺は流星課長の方が好きだけれどあれはSFじゃないか。
222 :
名無シネマさん:2005/05/17(火) 08:08:09 ID:JuSJ6MWz
ええと、じゃあこんなのはどうでしょう。
「未知の世界に挑戦する明るく正しいSF」に文部科学省が全面協力、ってのは。
内之浦の射場でのロケってだけでも僕なんかはわくわくするんですけど。
怪獣映画に防衛庁が協力するような形でなら無理ではないと思うんですけどねぇ。
ま、お上主導でどうこう言うとろくな事にならないのは残念ながら同意ですけど。
世界中の国にあるもの=映画文化
アメリカにしかないもの=映画産業
小松左京以降、SF小説が実写化されたものって、どれくらいあるんだろう・・・アニメ化は多いけどね。
要するに、原作として実写化に耐えうる小説を書く人材や本来映画産業で活躍できる人材が
アニメ・漫画・ゲームなどに散逸してしまったって事だな。
だから逆にハリウッドは日本の漫画の原作を買い漁っている訳だ。
つまり日本の映画界にはSFを作れるような碌な人材がいないという事だ。
芸能=芸能人のお友達雑談をTVで観る
こんな土壌の国では無理ムリむり
>>224 小松左京の原作なら確か・・・ミュージカルになったのも一本在ったよ。
(;^_^)y-~~マジデス
227 :
名無シネマさん:2005/05/17(火) 20:22:30 ID:ywPZ//6A
SF映画などは圧倒的にポスプロの予算が必要なのに日本の場合
企画 プリプロ 撮影 ポスプロ の四つに均等に分けているのではないか
もしくは頭からどんぶり勘定してお尻が足らなくなる こんな感じかなあ
>>221 シャルウィダンスの流れを汲んでスワ監督に作ってもらえば
面白くなるかも
スワ監督ってダレ
あスヲウ監督だったゴメン
すわ一大事!
232 :
名無シネマさん:2005/05/18(水) 03:31:15 ID:OeA8Lgn1
日本のSFがダメな理由
・イエローモンキーなトレンディ俳優しかいない
・「エンターテイメント」を理解している監督・脚本家がいない
・「作家性」とはダラダラしたオナニー的自己満足映像と理解している監督が多い
・日本独自の「製作委員会」システムが幅をきかせ、責任と権限の所在が曖昧であり、
全てを仕切れるすぐれたプロデューサーがいない
・ILMのような製作プロダクションとは独立した大手特撮工房がない
>233
それって、別にSFだけに当てはまってる訳じゃ無いじゃん。
単純に邦画をくさしたいだけなら他所のスレ行ってくれよ。
邦画全体が駄目だから、当然SFだろうとなんだろうと碌な物は
作れないだろうって意見ナだけじゃないの?
>>234 あなたがSF以外の邦画はすばらしいと思っておられるなら、確かにスレ違いかもしれません。
>236
黒澤ファンを敵にまわすつもりなら此処に居給え。
238 :
名無シネマさん:2005/05/18(水) 20:30:46 ID:oLqoeMCA
マジレスだけど、コケた時がデカイし、ワーストに選ばれ易いからだろ
安くつくってオンナ相手に大儲け、みたいな映画こそ叩くべきなんだが
原作の「リング」「らせん」「ループ」はどっちかと言うとSFなんだけどなぁと思う。
スペースオペラじゃなければ可能性はある。
240 :
名無シネマさん:2005/05/18(水) 20:54:49 ID:jfZLVs0N
制作委員会に女がいるとまず無理
241 :
名無シネマさん:2005/05/18(水) 21:05:35 ID:DjpkIDjq
242 :
名無シネマさん:2005/05/18(水) 21:48:12 ID:Ny7YWe2V
>>241 >>240はいい女に会ったことがないから。
母親姉妹同級生友人恋人ぜんぶダメだったから。
かわいそうなひとなんだよ。
SFとなんの関係が?
確かに女性はSFは好きじゃない可能性は高いかもしれない。
低予算で「武装島田倉庫」とか、地味でいい映画になると思うが。
SF書く側にも女性いるけど、一般的なイメージとして
女性はSFが好きでないね。
と、イメージとしての女性しか知らない>246
いや、イメージだけじゃないぞ。
またジャンル談義になっちゃうんだろうけど、
どっちかってと女は一般的にSFと言うとファンタジーよりなんだな、考え方が。
整合性や物理法則なんかは結構どうでもいい。
魔法や言い伝え、予言・呪文の方を好む。映画に限らずね。
俺なんか異星人と地球人の混血児、ってだけで萎え萎えになっちゃう。
ヒトとカブトムシの方が混血生む可能性高いっちゅうねん。
(この理屈が俺の周りの連中には理解できないらしい)
勿論男だってSF好きばかりじゃないのは判ってる。
むしろ少数派。だからSF映画は作りにくい。
ディープな奴は揚げ足取りも得意だし、味方につけてもあまり役には立たない。
女性にSF好きかどうか聞く機会は皆無だからね(w
むしろSF好きだとばれないように避けて通る話題だ。
SF好きはミステリ好きとかぶっていたりして整合性にうるさい場合が多いから、
イメージ的には良くないと勝手に思ってます。
>>248 > ヒトとカブトムシの方が混血生む可能性高いっちゅうねん。
カブトムシなんかに例えるからだよ。
「蠅男の恐怖」を引き合いに出せば納得するだろw
251 :
名無シネマさん:2005/05/19(木) 00:11:26 ID:6Jra6LD+
スター・ウォーズでもXウィング好きな女なんてまずいない。ただよ〜く聞くと白状した女はいた。
>>250 なんか勘違いしてるみたいだな。
たぶん
>>248が言いたいのは、「平行進化の結果、似たような人間型の
格好をしていても、種の起源が全く違う宇宙人より、同じ惑星上の生物
であるカブトムシの方が遺伝子的には適合する部分が多いはずだから
キメラは作りやすいだろう」って事だろ。
ジュラシックパークで、恐竜を再生するのに両生類であるカエルの
遺伝子を使ってたのを思い出してもらえれば判りやすいかな?
「ハエ男」は無理やりの融合だから意味が違うと思うぞ。
もっともいきなり248みたいな事を言うと、普通の人は何言ってん
のか判らなくてキモイから、思いっきり引かれると思うがね w)
そう言やあ蠅男って昔のも面白かったが、最近の方も面白かったなあ。
タイムマシーンは…だったが。
254 :
名無シネマさん:2005/05/19(木) 08:11:08 ID:NrUhKl5Q
日本はSFよりも怪奇映画のほうが向いてると思う。
>>255 それはいえてるかもね。
得意分野を磨いていけばいいのさ。
257 :
名無シネマさん:2005/05/19(木) 22:28:08 ID:NrUhKl5Q
>>212に反応しないようなヲタがやいのやいの言ってるような村だから。
と
>>212に反応したくてしょうがないヲタひとり。
259 :
名無シネマさん:2005/05/21(土) 09:49:15 ID:K1vFuhn8
おいおいおいおい、お前ら。
「ネガドン」で検索してみてください。
短編の全編フルCG自主制作映画らしいんやけど、
はっきり言って自主制作の域を凌駕しとる。
往年の怪獣映画、ロボットアニメ文化、邦画の未来が詰まっています。
『SF』は英語だから。
日本人は『特撮』しか作れないんだよ
昨日歩いとったら、庭先にウルトラマン見たいのの人形が立ってて、
えんやプロとか書いてあるうちがあった。
マニアなんだろうなあ。
>>260 「トクサツ」の入っていない「SF」な邦画もありますが、なにか?
ろくに映画も観てないどころか、作品知識すら無いのに語る奴多すぎ。
日本で現時点での最高のSF映画って、何?
そりゃ意見は皆それぞれだろうけどそんなに分散しない気がする。
特撮ものが入り込むことは避けられないんじゃないか?
で、また荒れる。
俺はウルトラQぐらいまでは許容範囲にするべきだと思うが。
というのも、
例えば『ミクロの決死圏』のような作品はSFカテゴリーに入るが、
同じものを日本人が作ると、
ほぼ間違いなく特撮カテゴリーに入れられ、
「SFじゃない」という論争が起こるに違いないからだ。
266 :
名無シネマさん:2005/05/21(土) 18:00:06 ID:8RrOSM+u
日本の特撮は全て幼児番組。
釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外(ILM)が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。
あまりに古いコピペを引き出す目的は何ですか?
悪貨(特撮怪獣プロレス)は良貨を駆逐する。
269 :
名無シネマさん:2005/05/21(土) 21:29:39 ID:nkFA7f1V
怪獣プロレス.........懐かしいな。
とっくに死語になった言葉だと思ったが。
>>259 すげえぇぇ!!!!!邦画SFでこんなに血が騒ぐのは久しぶり。
なんか火星が妖星ゴラスっぽい雰囲気やし巨大ロボットVS怪獣かよ。
272 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 00:28:34 ID:dvlo6SmL
でもフルCGってところで萎えるな、別にCG嫌いじゃないけどこういう内容だとね、
ミニチュア、着ぐるみ、モデルアニメで観たいな。
チープなアナログ特撮は見れるが、チープなCGは見れたもんじゃない。
273 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 00:42:22 ID:Pk6Hs/8V
ウルトラセブンは大人の鑑賞に堪えうるハードSF
なんて思ってる人が大勢いる国だからな
274 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 00:58:25 ID:HatZ2iBR
平成ガメラは大人の鑑賞に堪えうるハードSF
なんて思ってる人も大勢いる国だからな
ハードSFなんて米国の映画でもほとんどないよ。
276 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 01:34:11 ID:cL3bR/T7
そりゃそうだ。
277 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 02:30:24 ID:sf24rqiS
SFで「24」のようなものを見たいな。
>>273-274 たとえばあんたらはどんな大人の鑑賞に堪えうるハードSF映画を
知ってるのかね? 何かタイトルをあげてみてくり。
「未来惑星ザルドス」か?それとも一つ覚えの「2001」?
「アンドロメダ・・・」あたりはどうかな。
280 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 05:48:51 ID:Ir9Uy7pw
近年では「コンタクト」がハードSFだな
あとタルコフスキーの「惑星ソラリス」「ストーカー」
>>262 シャレのわかんないやつだな。
バカかお前は?
ネタにマジレスするようなバカなお前は『知識はあっても知性はない』の
典型的な例だな。もっと人生経験を積め。ユーモアを鍛えろ。
どうせなら知識自慢の自己満足キモヲタじゃなくマニアになれよ。
283 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 07:30:49 ID:qOcTbDdE
>>282 もっと人生経験を積め。ユーモアを鍛えろ、<
こういうのを天に唾すると言います。
「未知との遭遇」
「未知への飛行」もハードSF
未知との遭遇がハードSF ?
ハヽヽ
( ´_ゝ`)
(∩∩ヽ
俺は未知との遭遇に出演しているぞ
映画のSFに小説のハードSFと同じレベルを要求すると、かなり地味でつまらない作品しか
できないと思うぞ。(そういう作品を好きな人もいるだろうけど)
映画のレベルで行けば「マトリックス」「ブレードランナー」あたりでも十分
ハードSFと呼んでいいのでは?
このニ作品ですら、よくわからない難しい作品と思う人もいるみたいだし。
事件とその解決がサイエンスであるってことなら、ハードSFって小説でも少ないね。
「I,Robot」がああなっちゃう時点でどこも同じだという気がしないでもないが。
日本の場合娯楽小説=低俗なステレオタイプに理系=オタクのステレオタイプという
2つの足かせがかかってる辺りSFにはかなり不利なんだろうなあ。
加えて少ない入り口(ある種フェイクだが)が”ロボットアニメ”みたいな収束した存在だし。
何かの弾みでジャンルそのものが突然日が当たったりしない限り厳しそうな感じ。
ただし日が当たると元の形もわからない異様な存在に姿を変えるのがこの国の宿命だが・・・
SFはどうしても説明が多くなるから映画としては単調になりがちだろうね。
マイノリティリポートは割とバランスが取れた映画だと思うけど、あまり好評じゃないような。
291 :
262:2005/05/22(日) 13:28:41 ID:RIemuDcq
>>282 「シャレの判らんやっちゃな」っうのはDQN関西人が、都合の悪いときに
使うお決まりのセリフだな。w)
火病って無いで、「積み上げた人生経験と鍛えたユーモア」で切り返ししてみなよ。
「作れない」んじゃなくて「作らない」と思う
293 :
名無シネマさん:2005/05/22(日) 15:47:13 ID:ow/kiUQh
少なくとも松竹は「日本沈没」をリメイクしようとして出来なかった。
少なくとも松竹は「宇宙大怪獣ギララ」をリメイクしようとして出来なかった。
リングワールドなんかは映像でやった方が絶対面白いと思う。
キャメロンの『銃夢』はどんな感じになるんだろ。
主人公は3DCGらしいけど、FFみたいになるのか林檎種みたいになるのか、あるいはまったく別の手法か。
297 :
名無シネマさん:2005/05/23(月) 09:38:16 ID:T94liPf5
>>285 「未知との遭遇」は特別編が宇宙船内部を描き過ぎて微妙だか初版は第三種接近遭遇を描いた立派なハードSF
今、SF映画に皆がしたい、と思えるようなSF小説て書かれてるのか?
最近のこと知らんもんで
ジャンル自体の衰退じゃないよな
ジャンル自体の衰退でしょう。
ジャンルが衰退してるというか、読者が離れてしまったのか。
「リング」シリーズや「パラサイトイブ」なんて一昔前ならSFでよかったのに
それじゃあ売れないからってことで本屋がホラーにしちゃった。
あと原作SFはまず「金かかる」ってことで敬遠されちゃうのかな。
SFだったらアニメにしとこう、みたいな感じ。
301 :
名無シネマさん:2005/05/23(月) 12:08:41 ID:K+PBJKvU
結局このスレは偉そうに批判しかしない奴らの集まりって事ですね。
>298
少なくとも20年。出来れば30年以上昔のSF小説でないと映画化してもイッパンタイシューは理解出来ない。
今に始まった事じゃないが。
ちょっと古いがサイバーパンクが流行ったしジャンルの衰退とは言いたくないが、
SFだと想像上の新技術なんかを書いても突っ込み入りまくりで、
書く方は楽じゃないんだろうな。
映画だとさらにビジュアルに突っ込まれるし。
「らせん」も「ループ」がないと呪いの説明は結構無理やり感がある。
「リング」を説明があやふやでいいホラーにしたのは正解。
>244
SF好きな女性というのは存在そのものがSFであるような気もしないでもない。
>303
呪いで思い出した。
誰か田中啓文の「銀河を駈ける呪詛」を映画化してくれ。
>>265 >「SFじゃない」という論争が起こるに違いないからだ。
SFが最近、流行らなくなったのは、「SFの偉い人」たちが売れてる作品について
「あんなもんSFじゃねーや」と噛みついていった事もあると思う。
年配のオタならガンダムSF論争を覚えてるんじゃないかな?
あの当時、アニオタをSF側に取り込んでおけば、SFもここまでは衰退しなかったかもな。
もちろんそれだけが問題ってわけじゃなくて、SFが初心者にとっつきにくいジャンル
な事は確かなんだよね。
アメリカでもSFファンの高齢化は問題になってるらしいし。
マンガなんかでも新人が書きづらいジャンルなんだよね。
編集者は新人がSF書くのを嫌がるそうだ。
用語とか設定とかが判りづらいから。
前の方で特撮ヒーロー物についての話題があったが、最近の仮面ライダーや
ウルトラマンはかなりがんばってると思うぞ。
「仮面ライダー龍騎」は13人のライダーの殺し合いって話だし、「仮面ライダー555」
は人間と人間から進化した種族との対立と和解がテーマだ。
特に555の映画なんか、人類が敵の種族に制圧されて滅亡寸前って状況の物語で
それっぽい雰囲気もかなり出てる。
冒頭、街の中に出現した仮面ライダーに人々(敵の種族)が慌てて逃げまどう
カットはかなり衝撃的だ。
まぁTVシリーズと平行して製作されて、予算も無ければスケジュールも無い状況で
作られた映画だから、それなりに安っぽいところもあるけどね。
このスタッフにせめてデビルマンぐらいの予算と製作期間は与えてみたいと思うけどなぁ。
宇宙旅行のニュースなんかに反応してる椰子て、30以上ばかりな希ガス
昔なら子供たちが僕モノリタイ!と目を輝かせたとおもふ
テーマやストーリーじゃなくて細部(ちゃちじゃない)の方が映画にとって大切じゃないか。
ターミネーター2、ロボコップ、マトリックス、未知との遭遇など
わりと一般人に認められるSFチックな映画もテーマや話は普通のものが多い。
SF離れや宇宙離れは戦争知らずとも共通してる希ガス
なんか全体にミニマムになったっていうか、大風呂敷広げにくくなったよね。
ま筒井康隆系の少年少女日常SFてのは、リングなど和製ホラーに素肌感覚で
脈々と受け継がれてる感じだが。
世界を救う話みたいなのをやりたがるのが問題。
高千穂遥氏がいなければ、今角川がやってることを早川書房がやってたかもしらんな
あほやな〜
314 :
名無シネマさん:2005/05/23(月) 14:48:23 ID:X1kuACCS
>>306 読んだが別に問題ないと思うが?少なくとも広義のハードSFにはいるだろ?
未知の存在に対してアプローチの方法とかを科学的、に描こうとしてるし、
ラストも特に非科学的解決になっていない。
これは超能力者同士が密会するような話とかじゃないでしょ。
「日本は」って言うけどアメリカ以外でSFの傑作なんてある?
広瀬正の「マイナス・ゼロ」
傑作とはいえないかもしれないけどオープンユアアイズとか
傑作SFなんてほとんどゼロ
以前に観た、某邦画のストーリー
ある星から来たエイリアンが地球人の標本として三人の男女を誘拐、しかし
宇宙船が亜光速でしか飛べないため、母星に着くまでは何十年も掛かるので
歳をゆっくりとしか取らない薬を飲まされる。
途中で不時着した星で、地球人のクローンを使役している悪人を倒して
とらわれの地球人を保護するが、歳を取らない薬が余分には無いので
飲ませる事が出来ずに、結局次々と老衰で死んでしまう。
やっと着いた宇宙人の母星は平和で争いを知らない星だったが、地球人の
たった一人の女性を残りの二人の男が取り合って戦いを始めたため、
争いに全く免疫の無かった宇宙人たちに暴力が伝染して次第に大きくなり、
ついには大戦争に発展して核爆弾により彼らの星が爆発してしまう。
寸前で脱出した地球人達は何とか地球に帰りつき、自分達の恐ろしい体験を
話して核爆弾の廃絶を訴えるが、誰にも信じてもらえずに最後は精神病院に
収監されてしまう。
と言うような「ハードな設定」のSF映画もちゃんとあるよ。
タイトルは秘密にしておこう w)
>>316 傑作いくらでもあるよー、レムの「ソラリス」とか「無敵」、ACクラークだって英国人でそ。
最近のはあんまり浮かばない。B級だけどニルウ゛ァーナが好きです。
>>316 傑作とは言いづらいかもしれんが割と知られている「魚が出てきた日」
ギリシャ映画だよ。
◎念のため313の補足
初代ガノタ達をSF作家の高千穂遥氏が、「あれはロボットあにめであって、SFぢゃない。僕ちゃん達、もっと勉強しようね」とアニメ雑誌でお説教した一件
彼らは「あーそうかい、なんかだりーよな」と、どっかいっちゃいました
>>315 科学的に選ばれたメンバーを差し置いて、「不思議な力で導かれた」主人公が
円盤に乗っちゃうのはハードSFじゃないだろ。
そもそも宇宙人の生態やテクノロジーをまったく描いてない時点でハードよりの
SFとは言えない。
アレはむしろSFファンタジーというべき。
えっ、ハードSFってお固いSFって意味じゃないの??
なんちゃっテラプゲラオプス(´▽`)
327 :
名無シネマさん:2005/05/23(月) 22:09:27 ID:H1ey9EoW
日本語だといまだに SF という言葉を使ってる
のでこのテの議論ではどうしても話がややこしくなりがち。
(言葉遊びが好きな人にとっては楽しいだろうけど。)
アメリカでもスター・ウォーズの大ヒットが
きっかけになって、SFという言葉にスペース・
ファンタジーとか、サイエンス・ファンタジーいう意味を
持たせる人が出てきた。
そのため70年代後半以降のアメリカ英語では
SF の代わりに Sci-Fi と言う言葉を使うようになった。
328 :
名無シネマさん:2005/05/23(月) 22:13:11 ID:GBCs2si5
329 :
名無シネマさん:2005/05/23(月) 22:14:19 ID:GBCs2si5
>>327 どの言い方はとっくに紹介されているよ
ズレてるよ
ミステリでも本格とか変格とかうるさいのはいるな。
自らの主張に沿ってその理想を実現させる作品を書いてくれよ。
>>324 えー、もうバラしちゃったの w)
どんなにすごい作品なのかと調べた人が、検索結果に唖然とするのが楽しみ
だったのになあ。
でも嘘は全然言ってないもんね w)
「宇宙人」「標本にされる地球人」「亜光速宇宙船」「時間減速剤」
「過去の人間のクローン」「異星人への精神汚染」「核戦争での惑星破壊」
「ウラシマ効果」「決して信じてはもらえない現実」etc・・・
これはれっきとしたSF映画だよな。
「SFファンタジー」というのは「E.T,」にこそ相応しい。
見解の相違で仕方が無いかもしれないが自分は「未知との遭遇」と「E.T」とは
ひと括りにはできない。
「未知との遭遇」が「SFファンタジー」なら「E.T」は只の「ファンタジー」とういうべきか
それとも宇宙人の生態を描いている事からより「ハードSF」と言うべきなのか
>>332 ETもSFファンタジーでいいと思うぞ。
宇宙人の生態なんて描いてないやん。
そもそもハードSFは理屈が先に立ってるもんだから、映画には不向きの
ジャンルなんだよね。
映画の場合、どうしても見栄えのいい絵面を優先するから、理屈がおざなりになる。
それに大多数の観客は科学的整合性なんか求めない。
科学的な考証をガチガチにしたら、おそらくものすごくつまらないだろうなあ。
ある程度、製作者と観覧者の間で、そこにはつっこまないっていうお約束がないと。
現実では目に見えないもの、耳で聞こえないものを、映像にして見せてくれるのが
映画なんだと思う。
それでもSFとして見せるからには最低限、それらしく見せる技術が要求されると思う。
その「それらしく」っていう部分が、邦画SFには欠けてるんじゃないかな。
脚本もセットも俳優も全部ひっくるめて。
ハードSF・・・・夢枕獏の「怪男児」はどうだ?
あやめちゃんのは硬いぞ。
>323
あの手の搭乗型兵器をロボットと呼んでよいのかという話を始めるとさらに混乱するのだろうか。
SFとファンタジーは非常に近いから
SFファンタジーというのは意味があるのかないのかわからない言葉だな。
典型的なファンタジーの中でドラゴンの生態や魔法の科学的な考証があったら
どっちなのかわからない。
>>331 アブダクションされたサンプルが幕末の日本人
(坂本桂馬(萩本欽一)と芹沢角(坂上二郎))だってあたりを
書かないと検索すら出来ないと思われ。
あと、暴力は伝染したのではなくて、宇宙人が意図的に闘争心のエッセンスを
抽出して自分達に植え付けたんだし。
……とまあ、日本SFファンダムは末期の李氏朝鮮も裸足で逃げ出すような、
党争と揚げ足取り、それに足の引っ張り合いの泥沼の歴史の繰り返しであったので、
こんな喧嘩屋の巣窟社会に仁義を切りつつ作家性とビジネスを両立させる
コンテンツを作れるプロデューサーなんて、それこそ邦画が国内娯楽の
王様だった時代でもなければ、期待は出来ないのではないかと。
(ちなみに、自分も記憶を頼りに書いているので、上記、間違ってるかも)
>>338 そうだなあ、スピルバーグみたいに自分の名前で映画が売れるようになって、
初めて「(名前で金出してくれる人が出てくるから)これで自分が作りたい
映画が作れる」ってせりふが出てくる位なんで。
今の日本じゃ、そんなのが出来る監督なんてパヤオちゃん位しかいないし、
自主映画でもなけりゃ「本格SF映画」なんてのは造れないだろうなあ。
まあ、アニメ界が高千穂のSFアニメはSFじゃない発言による呪縛から
逃れることができただけでも「さよならジュピター」は作った意義があった。
341 :
名無シネマさん:2005/05/24(火) 22:06:34 ID:AI5BZ4Pn
>>340 当時の業界内の逸話では小松左京が「さよならジュピター」の公開前のビデオを
ソファにポンと投げてよこし、「こんなもんだよ」と侮蔑的に吐き棄てたという
のを聞いたことがある。
それは円谷亡きあと、邦画SFがハリウッドに負けた瞬間でもあったと思うよ。
JAPじゃぁ、絵にならない。
343 :
名無シネマさん:2005/05/24(火) 22:12:19 ID:GkicuaH7
>>341 >それは円谷亡きあと、邦画SFがハリウッドに負けた瞬間でもあったと思うよ。
2001年登場で既にそうなっただろ。
344 :
名無シネマさん:2005/05/24(火) 22:19:46 ID:UTIi2g8n
オマイラなに言ってるんだ?
これが最高のSF映画だぞ
その名も「クレージーだよ奇想天外」
知ってる奴いる?谷啓さん主演の映画なんだけど。
>>341 それ以前に脚本がゴミで演出がカスでしたけど何か?
あの結果、日本のSF作家の妄言を無視し
アニメは増産され東宝もゴジラにGOサインを出した。
>>341 ええーっ、んな訳あるかよ。
あれは小松左京自らの「脚本」だし、演出の部分でもかなーりクチバシ
入れてた作品だぞ。それを自分で否定する様な事言うわけ無いだろ。
ジュピターじゃないけど「宇宙からのメッセージ」で東映のスタッフが、
「セットを組むのにすごくお金が掛かりました、何しろ宇宙空間のシーンで
全部の星がまたたく様にしましたから」って言うのを聞いて、原作の
野田さんが頭抱えたって話は聞いたことあるな。
347 :
名無シネマさん:2005/05/24(火) 23:44:44 ID:jlUux30f
エスエフは
実写の「さよならジュピター」では一敗地にまみれたけど
その後 アニメの「王立宇宙軍」でカタキはとったからなあ。
348 :
高寺成紀:2005/05/24(火) 23:48:13 ID:OhVUhTF2
自主制作とかの状況はどうなってるんだろう。
SF作品作ってる奴なんているのか?
今は〔映像作家〕になりたい奴ら中心で、自分でせっせとミニチュアの宇宙船つくってる奴なんてまずおらんだろう
Do-Ga(アマチュアCGコンテスト)とか最近どうなんだろうね。
SF/アニメテイストの作品は昔は一杯あったけどね。
>350
宇宙船のミニチュア作らないとSFが出来ないというのはどうもね。
「イカレスラー」つうのはSFとして認められるのかね?
もっとも、最初から見る気もしないから俺はコメントとか付けられないけど。
355 :
闇よ、落ちるなかれ:2005/05/26(木) 00:12:56 ID:AvHayIgD
これから演説をする。
これほど科学というモノが白い眼で見られる時代では正直SFは苦しい。
もう科学はお腹一杯だよ。これ以上進歩しなくていいじゃないかという空気が主流ではね。
「ジュピター」より「ナウシカ」の方が受けるし良くできてる。
「A:I」より「ロード・オブ・ザ・リング」の方が受けるし良くできてる。
世界的な傾向、流れの中に日本もあるって事ですわな。
それでもSFをやりたいと思う勇者は、それこそ小松の大将じゃないけど
科学とは技術とは何か?自然とは宇宙とは何か?という根源的なところから考えていかないと
日本でSF物をつくる為のモチベーションは出てこないんじゃないでしょうか?
エッジのきいたSFをやりたいと思ってる人も、どうか科学史だの自然史だのといった
野暮天なシロモノにも目をくれてやってください。
きっと ムダには ならないと思います。
356 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 00:23:50 ID:u93BOOMD
日本には架空戦記と言う恥ずかしいSFがあるではないか!
357 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 04:59:57 ID:KYZN007C
>>355 念のため質問してみるが
きみは「ナウシカ」はファンタジー、って認識なのかい?
あくまで、念のための質問だよ。
358 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 05:19:31 ID:vNcyW8OB
ここで言う日本が作れないSF映画ってどんな映画のことなのかな?
最近では外国だってSFアクション映画はあるけどSF映画はなくなっちゃった
気がするけどね。アクションがやりたくてSFはそれっぽいだけでまったく面白くない。
359 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 08:25:56 ID:k9qCAMFn
日本はSM王国
小松先生と言えば、エスパイを忘れては(以下略
正直「ふたつのスピカ」とか「夏のロケット」とか
実写でやって欲しいぞ。
機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者->>>>スターウォーズ>>宇宙戦争(笑)
富野由悠季>>>ルーカス>>>スピルバーグ(笑)
まぁSFでは日本が勝ちだろうね
単純にかっこよさで言ってもガンダム圧勝だし
世界観の壮大さで言ってもガンダム
↑以上、ガノタの主張でした
この三本が公開される
そのとき勝負ははっきりする
勝利宣言はそのときまでとっておこう
結局ここ見てても、〇〇はSFと認定出来るかどうか、が主なテーマになるんだな。
もう世間はSFという冠自体要らない、と思っているらしいのに。
>365
今更何を。
SFXという呼び方が出来た当時からずっとSFという冠なんて必要とされていない。SFファン以外からは。
>362
>機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者->>>>スターウォーズ>>宇宙戦争(笑)
SFの話をしている所になぜスターウォーズの話が出て来るのかが謎。
機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者ってこういうタイトルなんだな。
Zガンダムからホーガンの星を継ぐ者をマイナスすると何になるのか??と考えてしまったよ。
カテゴリー厨か
>>355 >「A:I」より「ロード・オブ・ザ・リング」の方が受けるし良くできてる。
全然方向性の違う映画を比較してどうするよ。
いや、俺も確かにAIの出来は良くないと思うが。
>>366 >SFの話をしている所になぜスターウォーズの話が出て来るのかが謎。
スターウォーズをSFと思ってないのは、頭の固いSFファンだけだから。
SWよりΖガンダムの方がSF的と言えなくもない。
でもΖの登場人物って全員アナキンみたいで面白くない。
で、今度のガンダムは月で2万年前のモビルスーツが見つかる話なん?
いや、月で見つかるのはノーマルスーツを着たシャアのミイラw
結局アニメか…
373 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 18:02:25 ID:ectLuvkd
>>354 予告だけじゃいかにも自主映画レベルでなんともいえないなあ
もう少しプロをも唸らせるよう難しいカットがないと、、、
たとえ一カットでもいいから
サムライ!サムライ!武士道!!
あと、やたらと映像を汚すのももう「ウンザリ」だ
テクスチャの粗を隠す逃げにしか見えない
ガンダムはSFじゃないだろう
ガンダムはニュータイプのあたりはSF的だからいいじゃん。
378 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 19:40:34 ID:PYezpFkF
>>366 が、SFXという言葉も飽きられてSFという言葉にゆり戻しがかかっている。
てことには気付かないのか。さすが。
379 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 19:41:47 ID:PYezpFkF
>>373 いちかっと、と発音するのか。変わってるな。間違いじゃないだろうけど。
380 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 19:42:06 ID:PYezpFkF
381 :
釈迦厨:2005/05/26(木) 20:04:22 ID:oh3zqXN9
スターウォーズがSFなら釈迦もSFになっちゃうよw。
>>370-371 地味ーに
>>366からネタ繋いでるのに笑たよ、んで第二部のオープニングでは
ラビアンローズにアクシズの船がいきなりドッキングする訳だな。
>>378 SFという言葉にゆり戻し← これはどういう意味なのでしょうか?
ゆり戻されているという認識が自分にはないけれど、そういう現象がどこかで起こって
るのかな〜
スターウォーズはSFでしょ。スペースオペラというジャンル。
385 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 23:14:36 ID:PYezpFkF
>>383 そうです。きみは気付いていないんです。
386 :
名無シネマさん:2005/05/26(木) 23:15:38 ID:PYezpFkF
>>381 うんうん、わざとそういう極端なこと言うやつっているよね。
自ら人柱になってくれてすまないね。
>376
ガンダムでもSWでもガジェットSFだとは言える。
ストーリー展開がSFかっていうと、ちと苦しいわな。
>378
ゆり戻しねえ・・・そんなんあったか? 例をあげてくれ。
>381
百億の昼と千億の夜、な。
見てみたいねえ、スクリーンで。
・・・・あ、仏〇電〇はナシの方向で。
>384
スペオペはスペオペで好きだけどな。
スターウォーズギャラクシーズやってるけど、あの世界で暮らすのは面白いよ。
388 :
名無シネマさん:2005/05/27(金) 00:26:49 ID:CBVw8mQa
>>387 アンテナ低いやつだな。
解説 : H・G・ウェルズの人気小説をスティーヴン・スピルバーグ監督がトム・クルーズ主演で映画化したSF超大作。
共演は人気子役のダコタ・ファニング、演技派ティム・ロビンス。
スタッフも役者も一流ぞろいで、スピルバーグ映画史上最高額の製作費1億3300万ドル(約138億円)をかけた豪華エンターテインメント。オリジナルとは一味違うラストも必見。
だってさ。SFX超大作じゃないみたいだよ。
え?最新作ひとつくらいじゃ不満だって?
全然ゆり戻しじゃないじゃん。
んな古典中の古典を今更映画化したってなあ。
一体何が期待できるやら。はなっから無視しておったわ。
まあ、見てみないと判らんかもだが。食指が動かん。
>>387 >ストーリー展開がSFかっていうと、ちと苦しいわな。
まぁそういう堅苦しい事を考えてるからSFは売れなくなっていったわけだけどね。
392 :
名無シネマさん:2005/05/27(金) 02:36:22 ID:CBVw8mQa
>>389 >>390 バカだな。売り文句の話をしているんだよ。
ネオとスミスの最後の死闘シーンなど、長い戦いの集大成にふさわしい未曾有の映像美に最後まで驚かされる。数々の映画史を塗り替えた驚異のSF超大作、感動の最終章である。
だってさ。SFX超大作じゃないみたいだよ。
売り文句なんかどうでもいいが。
そんなの真面目読んだり聞いてるが奴いるのか?
× そんなの真面目読んだり聞いてるが奴いるのか?
○ そんなの真面目読んだり聞いてる奴がいるのか?
SFXって言葉が使われないのはCGが当たり前になったからだと思う。
395 :
名無シネマさん:2005/05/27(金) 04:11:02 ID:DAWokXDh
>>331 遅レスだが「コント55号 宇宙大冒険」を書いたのはジェームス三木。三木の初期の未映画化脚本
「アダムの星」(三木がシナリオコンクールに出品した作品)は、何世代にも渡って
旅をしている巨大な恒星間宇宙船の話だったという。
これが書かれたのは68年で、当時(60年代末〜70年代初頭)、東宝で映画化も検
討されたが実現していない(予定スタッフは恩地日出夫や円谷英二だったと聞く)
結局、モノになったのはこのホンをヒントにコメディにした(?)珍作「コント55 宇宙大冒険」のみ
・・・こう考えるとなかなか複雑だね。
三木さんは、この原作を後年、漫画や舞台にして未映画化の恨みを晴らしているみたいだ。
396 :
名無シネマさん:2005/05/27(金) 04:22:12 ID:DAWokXDh
>>344 それは観ていないな。クレージーと言えば、谷啓主演の「奇々怪々俺は誰だ?!」も
訳のわからない映画だった。いや、やりたいこと(人格が次々に転移する不条理コメディ)
は分かるのだが、なんだかチグハグで・・・。
脚本は田波靖男・長野卓・坪島孝の三人連名だが、元々は誰のアイデアなのだろう?
ネタ元は落語かな?(題名は忘れたけど、「あれ、あそこに死んでるのは俺で、ここに
いるのも俺で、そうするってえと俺は誰だ?」とかいうオチの噺があるじゃない?)
谷啓本人はこういう不条理なネタやギャグが大好きな人らしいけどね。どうも、肝心の坪
島さん本人が自分が撮っている映画の意味が分かっていなかったような気がする。
397 :
名無シネマさん:2005/05/27(金) 04:44:48 ID:CBVw8mQa
>>393 バカだな。
そういう売り文句について言っているだけだよ。
それがどんなふうに受け止められているかなんて話はしていないよ。
>>379 じゃあ他人にアンテナ低いとか気づかないのかとか言うなよ。
本物のバカか?
399 :
398:2005/05/27(金) 13:06:29 ID:Vyg2qjKx
400 :
名無シネマさん:2005/05/27(金) 18:56:58 ID:WMsZPlQJ
洋邦合わせて、お前らが好きなSF映画って何よ。
レムナント6
>>400 バッカルーバンザイの八次元ギャラクシー
恐怖の人食いアメーバ(正・続)
コンタクト
405 :
名無シネマさん:2005/05/27(金) 23:58:25 ID:EG8shen0
406 :
名無シネマさん:2005/05/28(土) 00:00:00 ID:Qcn6Frl4
>>398←どんな売り文句が使われているのか気付かないバカ
アンテナはポッキリ折れています。
作る内容にもよるだろうが
邦画だとファンタジーなSFが多いな
宇宙戦争ものを作ろうとすれば
イメージだけが先行してトーンダウンするかもしれない
日本が舞台だと画にならないよなぁ
>>407 そうでもないんじゃないの?例えば小松左京の「見知らぬ明日」を作れば、
作品中ではニュースでしか宇宙人との戦闘は出てこないんで、邦画向きの
ドラマ部分に焦点を当てた、特撮部分がメインではない「日本沈没」や
「世界大戦争」みたいな結構骨太な映画が出来ると思うけどね。
最近の宇宙戦争モノと言えば「銀河帝国の弘法も筆の誤り」だろ。
410 :
名無シネマさん:2005/05/28(土) 04:09:29 ID:3p6imDTM
「華氏451」なんていいなあ、
SF小説読んでる時想像する世界はあんな雰囲気だな。あれぞSFの絵だよ。
>>408 よくてブルークリスマス、下手する大怪獣東京にあらわるになりそうな悪寒。
>411
そうなる可能性も有るけどね、要は監督と脚本。
デビルマソにでもなったら目も当てられん w)
でもブルークリスマスも大怪獣も相当バイアスの掛かった(前者は社会問題
後者はコメディ)作品だからね。
大昔の科学万能っぽい話は通用しなくなってる。
科学に批判的なSFになると人類の先行きの不透明さもあってかなり暗い。
かといってエコな話(人間が地球を汚したんだなんてやつ)はもうおなか一杯。
元来、日本国内でSFは文学作品ではなく、
青少年向け(いわゆる子供騙し)な物語としての認識が強く、
漫画や漫画映画(アニメ)も同じ認識が持たれており、
常識的な「大人」達は頭ごなしに馬鹿にしているため、
芸術作品たる「大人」の実写映画でSFを扱う事はありません。
海外でもその傾向は見受けられるが、
50年代頃からの米国産SFを始めとする海外作品の筆者に、学者や技術者等が多く、
社会的にも一つの文学として(日本よりは)認められており、
映像表現が技術的に容易になってきた昨今では、商品としての完成度も高まり、
多くの映像作品が生み出されている。
他方で、制作者たちの世代的な背景も大きな要因であるが、
これまでのSFの扱いの違いが、現在の映像作品のレベルの差に現れ、
日本国内では、子供騙しは子供騙しのまま受け継がれてしまっているものと考えられる。
416 :
名無シネマさん:2005/05/29(日) 00:26:10 ID:sIyWvM4i
いいよ子供騙しで。
凄い完成度求められても作るのしんどいし金も安いしな。
417 :
名無シネマさん:2005/05/29(日) 00:49:38 ID:KlMaLttv
はっきり言いなよ
お金がない、センスがない、技術gは無い、それに止める人がいない・・・
韓流や「セカ中」で騒いでる国でセンスも何も無いだろ 藁
必要なのは圧倒的パワーだけだ
見る側がそんなこと言っててもアレだが、言われるようなのもナニだな。
それより、創る側にSFとか言う以前の根本的な問題があるな。
チャチィくても押さえるところを押さえればイイものになると思うのだが…。
そりゃあ宇宙船がどーんってなってばーんってなってがーんってなるんじゃないと
SFじゃないと思ってる層が多そうな国だからしかたあるまいて。
>>420 SF映画が作れない理由は、どう考えても作る側に問題があるのに
見る側に問題があるかのような言われて方をされてもな・・・
客が入らないような映画は作らないから、作る側の問題とはいえないな。
SFは小難しいし理屈っぽいから万人向けじゃない。
同じような理屈でサスペンスより推理物は客層が狭いと思われる。
ほほう、作れといわれれば立派に作れるさ俺たちは、というわけですね
極端。
「七瀬ふたたび」なんかは、嫌な訳ですか?SFマニアの皆さんは。
あのくらいのなら出来そうな物だけど、作らないね。
>船がどーんってなってばーんってなってがーんってなるんじゃないと〜
と言う映画ならローレライがあるじゃん。
>>425 スレ立てた香具師のSF映画は宇宙SF限定だから。
宇宙でドンパチやったらSFなんだろうか。
>427
普通の人にはそうなんじゃないの?
宇宙でなんかビームの打ち合いとかするのがSF、もしくは宇宙人が出てくる
のがSF。
下手すると「ザ、フライ」とかはホラー扱いされてる。
ああ、うん。公開当時は文芸ホラーと銘打たれていたよ。
海でドンパチやると海洋アクションもの。
宇宙でドンパチやるとSF。
結局場所が問題なのか。
7瀬とかの筒井作品についてはさんざか希望されてるよ
過去レスで。
>>422 >SFは小難しいし理屈っぽいから万人向けじゃない。
スターウォーズやターミネーターまでSFの範疇に含めたら、充分に万人向けになるわけだが。
>同じような理屈でサスペンスより推理物は客層が狭いと思われる。
推理物である「名探偵コナン」は幅広い視聴者に大人気ですが?
433 :
名無シネマさん:2005/05/30(月) 07:00:59 ID:5cJLcwQ4
売れてる旬の役者やアイドルが出れば観客はSFにこだわりは無いだろ。
用はSF好きな優秀なプロデューサーが居ないのが大きいと思うね。
理系立国なのに「数学」ってだけで「小難しいモノ」って敬遠され、
下手すりゃ理系専門家が変人扱いされる国ですから。
携帯・GPS・DVD等々最新文明の利器活用してる連中でさえ
宇宙開発を「ヒツヨーネー」とほざく愚民のいる国ですから。
いいSF作って啓蒙すべきだと思うんだがなぁ。
>>432 ありゃあ推理物と言うよりは名探偵物。 古畑みたいなね。
SFだったら宇宙船やら宇宙人、ミステリなら何を置いてもまず死体。
見る側もそうだが作らせる側の認識がその程度だったりするからどうにも。
>434
ロケットガールか第六大陸辺りかなあ。
蟹甲癬きぼんぬ
・・・・SF・・・だよな?
>437
筒井のグルメものといえば、最高級有機質肥料も捨て難い。
アメリカで有名なマッキーの脚本十か条には
観客を馬鹿にすることなかれと書いてあるのさ
>>435 そうですね。分類からいくと本格モノ、新本格モノに入るんでしょう。探偵モノだから。
謎解きは子供だまし、人の命についてはなんら道徳的に疎い登場人物たち、という感じ。
「探偵が、一同集めて、さてと言い」←川柳
探偵ものなら「エーリアン殺人事件」
>>435 裾野が広がらないと頂点も高くはならないぞ。
コアファンに何と思われようが、一般人には「SF」と分類される作品が量産されて
マーケットにきちんと受け入れられる状況を作らないと、状況は何も変わらない。
ハリウッド作品にだって、箸にも棒にもかからないB級は山のようにあるだろ。
10 名無シネマさん sage 2005/05/30(月) 15:58:56 ID:ovO3SgiY
ガメラならなんでもいいってわけじゃないんだし
これじゃあゴジラみたいに腐っちゃうよ
せっかく金子が大人の鑑賞にも耐える怪獣映画にしたのにな・・
11 名無シネマさん sage 2005/05/30(月) 16:06:59 ID:Ig6Nr5Ol
大人の鑑賞にも耐える................。
>>425 嫌だw 若い女性の超能力物なんて、「イヤボーンの法則」になるのがオチだw
ああ、まあねえ。SFでなくてもイヤボーンだもんね。イヤ、一応SFか、キューテ(ry
でも七瀬は念力使えないぜよ。
イヤボーン、いいぢゃないか
くるぞくるぞ〜と思っていると、「いやああぁぁ!」ぼーん!!!
これ最高ぢゃん
意外に「ガンヘッド」が面白い件について。
イヤボーンの法則があろうがなかろうが、クロスファイアがクソだった。
くりすてぃぃ〜んっ!
お前の力を見せてやれぇ〜!
>>448 あれ、ほぼ原作通りなんだよね。
でも、原作はけっこう抑制が利いている印象なのに映画はやりすぎに見える。
全てクライマックスの炎上シーンがいかんのだ。
10分削れば良かったんだよ。
>あれ、ほぼ原作通りなんだよね。
原作を読んでない or 映画を観てないのか?
オレは「燔祭」の映画化かと思ったぞ。
アレを「クロスファイア」の原作通りとは言えないだろ
うん、どこが原作どおりなのだろう。ラストも違うし。
ビミョウにSFかといわれるとアレですが、クロスファイア映画化するくらいなら
赤川次郎の「プロメテウスの乙女」とかやって欲しい。
あの頃の赤川は面白かったなあ。ライノベの走りっぽいけど。
いっそのことヤケになって、
ライトノベルを実写で再現しまくっていれば、
二・三本は怪作SF映画に化けるのではないか?
カジシンのクロノスジョウンターの伝説が映画化されるね。
まあ、例によってタイムマシンものではあるが。
どうなることやら。
「空の中」映画化キボーン
星新一の「声の網」なんか良いと思うけどねえ。
オムニバス形式で色んな事件が起きて、最後にそれが全て結び付き
真実が明らかになる。
小説だと電話なんだが、今はネットと携帯に置き換えることになるかな。
>>456 そりは面白いものができるかも知れないけどSFというよりサスペンスになってしまうんじゃなかろうか。
それにつけても携帯電話とかインタネットとかの通信網の広がりかたって昔の未来予測を遥かに上回ったというか異質のものになったな。
昔は未来の通信機といったらTV電話と携帯無線機ばかりだったからな。あくまでマンツーマンな通信。
ってはなしは無関係だったか。
此処の連中は「アニメ」はSF映画としては認めてくれないのかね?
いや、タカチホ某とかの発言に賛同する連中は(始めから認めてないんで)
除いての話なんだが。 普通に映画を見てる人に聞きたいのよ。
俺はいいと思うんだけどね。
そもそも、なんでアニメが好きなの?
アニメは映像表現というか、手法の一つでしょ?
その映像で何をどう扱うかはあんまり関係ないと思うし、「農協月へ行く」の映像化きぼんぬw
>>458 勿論、認めないわけ無い。
が、日本の場合アニメと言うと設定がSFであっても余計な物が
入り込みすぎて、一般観賞にまで及んでない場合と言う現実がある。
萌えとか変な髪形とか色とか独特の声優声とかはあのオタクの世界に棲まなければ
理解できない物だと思いますよ。
それどころか日本人でも今の40代以上は偏見(?)持ってる人多いですよ。
アニメと全く関わらずに生きてきた人もいる最期の世代じゃない?
松本人志はアニメは嫌いを公言しているし、この前クイズ番組で
増田恵子は「サツキとメイが主役の宮崎アニメは?」との四択問題に、
アニメは全く見ない、と前置きしてから「ハウルの動く城」と答えていた。
観てなくともハウルはキムタクが吹き替えたのだし、業界人として知っているかと思った。
うちの父が実写映画を観てそれをクソと判定した時の最大の悪口が
「ふん、漫画じゃのう(広島弁)」(例・バトルロワイヤル観賞後)
エヴァブームの時にあまりのブームの為ある女性週刊誌でさえ取り上げたんだけど
興行成績や売上げやなんか記録的な数字をたくさん提示したあとで
「そんなにすごいのに、何で私たち知らないの?」と言うのが結論だった。
一般の人妻に全く関係ないところで起こっていたブームだからと言うのはわかるけど、
そんなに凄いなら観てみよう、という人もいなけりゃ、こっちだって「面白いから見て」
とは言えない雰囲気だった。相変わらず棲み分けがあって、宮崎が垣根を大分
取ったけど、アメリカ産のアニメほどにはみんなアニメを見ないのですじゃ。
そんなトコに更なるマニアックなSFアニメなんて度外視されてるのでは。
>458
「アニメファンはSF大会から出て行け」と言ったのは手塚先生であったなあ・・・
460と同じく私もアニメは単にメディアの一種に過ぎないと思っている。
エヴァなあ・・・SF的な設定、用語、小道具を駆使して期待させた・・・までは良かった
けど、その挙げ句放り投げたのはちょっとね。
放り投げた辺りが一般人にウケたのは謎というか、私には理解不能。
バトルロワイヤルはもうちょっと背景を描き込めばSFにもなったろうに。ちと安易。
SFにしようなんて考えてないんだろうから言うのも野暮だけど。
放り投げた辺りが一般人にウケたのは謎というか←と
>>462は言い
「そんなにすごいのに、何で私たち知らないの?」と言うのが結論だった←と
>>461は言う
ま、こういうものですよ世の中の現象なんてのは。
音楽話に例えて申し訳ないけど、おれがニール・ヤングとルー・リードとレッドツエッペリンが好きだ、と言ったら
「マイナー嗜好気持ち悪い」と言われた。
日本のどんな人気ミュージシャンでもこれら三者にCD売り上げでも知名度でも比べ物にならないビッグネームだけど
知らない人にとっては聞いたことの無い無名ミュージシャン。
てなわけで、自分の立ち位置によってコロコロ変わるメジャーマイナーの話をしても
エヴァンゲリオンは劇場版は放り投げてない。
敵の攻撃を防ぐATフィールドが実は他人を拒む心の壁ってのは、
なかなかSF的な終わり方だったと思う。
思い返せばはじめからシンジのコミュニケーションの話だったし。
主人公がロボで戦うのはいかにも日本の(ヲタ)アニメって感じだけど。
ツェッペリンなら今聴いてる。
すくぃぃいずまいれもんぬ!><;
庵野の作品なんて必ず何かの焼き直し再構成。
まあ、ビートルズの旋律を少しずつ利用して再構成するJ−POPと同じく
実に日本的といえば日本的。
467 :
456:2005/06/03(金) 22:51:50 ID:n+plBovG
>>461 オヤジさんの世代だと
アニメ=マンガ=子供だまし
なんじゃないかな。
トトロ以降の宮崎アニメは観客動員数、DVD売り上げから言っても
国民的作品と言っても過言ではないだろう。
増田恵子の方が少数はと思われ。
>>463 だな。
461の例で言うと、逆に女性週刊誌の世界はこちらではサッパリだ。
>>457 「声の網」は、SFだと思うよ。
最後に開かされる真実が、それらの事件を引き起こしていたと言うオチ。
それに、実はアシモフの「われはロボット」と類似のネタだ。
こういう言い方は好きじゃないんだが、エヴァはセカイ系の走りだったがゆえに玉砕したように思う。
作者(庵野)と作品の距離のとり方に失敗したというか、庵野が計算高くなかったのだろう
サイバーパンク、ニューロマンサー、セカイ系
定義して
後代表作も教えて
>>469 それがひとにものを頼む態度か。
親の教養が知れるわ。
サイバーパンク:
高度に発達した情報化社会を舞台とし、
コンピュータや電子機器の人体埋め込み技術がガジェットとして扱われる。
退廃的、暴力的、思想統制、ネットワークなどがキーワード。
高度に電子化され人間知性とコンピュータの境が曖昧になったと仮定し、
改めて人間知性とは何かを問い直すような作品が多いと記憶している。
ニューロマンサーはサイバーパンクの代表作品のひとつ。
攻殻機動隊とかアミテージ・ザ・サードとか(アミテージはサイバーパンクと言うには薄めだが)。
サイバーパンクのコンピュータと電子技術を蒸気機関と機械機構に置き換えたのがスチームパンク。
セカイ系:
明確な定義はない。
主人公とヒロイン(ぼくときみ)が社会(中間媒体)をすっ飛ばして、いきなり世界(セカイ)に結びつくような作品。
あるいは、自意識過剰な主人公が自意識の範疇だけを世界と認識して行動するような作品のこと。
主人公に対して介入してくるノイズ(外乱)は、敵か味方かに分けられる傾向があるように思う。
セカイ系:エヴァ、ブギーポップ、最終兵器彼女、ほしのこえ
個人的に、明らかに異常な社会に属していながらその社会の異常性を問わないという傾向がセカイ系にはあると思う。
社会は変えられない壁であり舞台装置に過ぎず、主人公の行動が社会に影響しないようだ。
そこには、多くの個人と法人が組み合わさったものが社会であるという前提が存在しない。
庵野の作品といえば「王立宇宙軍」は割といいと思うんだけどね、まあ
変に宗教と絡めようとしたのはアレだったがな。
エバは素直に失敗作だと・・・
攻殻機動隊だとかスチームボーイはまともなSF映画だと思けど、
逆に漫画やアニメ原作の実写化作品に対する意見はどうよ?
ハリウッド物だけどスパイダーマンとかヘルボーイとか今度公開の
FF4とかいっぱいあるけど。
そう言えば鉄人はどうだったのかな?
エヴァがセカイ系というのは今では定説になってて(つか、セカイ系を造った?)
勿論私も否定もしないけど、
エヴァ終了直後当時(映画公開前)、庵野自身はロングインタビューで、
ホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」やフランキー堺主演の「幕末太陽傳の
却下された幻のラスト案」にしたかったのに、視聴者が勝手に謎解きからはじめて
そこは上澄みの部分だと言う事を理解してくれなかった、正直オタクを名乗るなら
もう少し賢くなって欲しい、みたいな事をコメントしてたね。
アニメ好きは映画好きとかぶってない事の方が多いからな。特撮系の人とは
かぶってるんだけど。賢いかどうかはともかくとしても、
だから「庵野よ、それは無理と言うもの」と思った覚えがある。
473もわかっていると思うけど、
オタクと映画好きが完全に分断されていて、
SF好きに前者の方が多い以上、スレタイのような事実は覆らないんじゃない?
このスレで嘆いている人は、
SF小説&映画好きという、貴重種なのだと思うよ。
現在の日本では、たいていのSFファンはオタメディア好きだから、
アニメでいい、という結論になる。
>473
庵野の考えるオタってのがオタのひとつの形でしかない、ということを理解してなかったのかな?
世の中、映画に精通したオタばかりじゃないってことくらい、当たり前だろうに。
庵野自身はサブカル系とは違うのだろうけど、やはり
世代的にはサブカル世代の人だから、そんなことを言うのか
となんとなく思った。個人的にはね。
まあ、それを読んだ時はぶっちゃけムカついたんすけどね。
んで、劇場版エヴァの「劇場版エヴァを観る観客席のオタク達」のシーンでしょ。
うーん…。
>>474 そうかも。庵野さんの話はどうでもいいよ、と思うと貴重種w
アニメでいい、となる要因には、実写だと
演じる俳優に問題があるのも大きいと思う。
ハリウッドの映像に慣れてると、純日本人の容姿がSF世界にマッチしないし、
かといって日本人以外の人種を多用すると、日本映画の意味がなくなる。
アニメだと、無国籍風の話を作れるから、どんな世界でも視覚的な違和感が
なくなるし、演技力の点でも顔だけアイドル俳優よりプロ声優が吹き替えれば
安心して見ることができる。
ハリウッド系から離れたSFなら実写邦画は可能だと思うが、
それで興業的に成功するかどうかわからんね。
配給や製作側も集客できる自信がないから実写SFを避けてるんじゃないのかね?
映画ファイナルファンタジーがコケたのが痛かったのかもしれないですね。
3DCGって奥行き感がアニメとは段違いだから、日本でも何か作って欲しいです。
>>480 去年公開されたアップルシードは3DCGだよ。
キャラデザをわざとアニメよりにしている。
まだ、技術的に未完成な部分もあったけど将来有望だと思った。
モーションキャプチャーしているのでデジタル・ロトスコープと言った感じ。
482 :
名無シネマさん:2005/06/05(日) 01:31:29 ID:FpEij/j9
>>481 映像はよかったね。
しかし、肝心のお話が・・・
アップル・・・
>キャラデザをわざとアニメよりにしている
つか、キャラの顔だけをね。だから余計に気色悪い感じが。
484 :
名無シネマさん:2005/06/05(日) 01:39:22 ID:Mydl4ZMp
日本沈没とか小松左京ものってSFじゃないのか?
>>483 目とかバランスとれてないんだよな。FFもアニマトリックスも無表情できもちわるい感じだったし。
個人的には今年のFFVIIは好みな感じなので期待してる。
>>484 もちSF。
問題は「ジュピターショック」以降、正統的なSF映画を日本で作るのが不可能なふいんき(ry
になってしまった;;
現状は、アニメや怪獣物など変化球でSF性の命脈を、細々と繋いでいるってとこか・・・
怪獣物がねえ…。誤解を受ける元なんじゃないのか。
488 :
828:2005/06/05(日) 21:13:18 ID:YO0pdXoC
>>486 映画「首都消失」のダメっぷり
(そもそもあの原作小説をパニック映画として作ろうとすること自体無謀だと思うが)
がさらに拍車をかけた、ってところもあるかも?
日本SF映画において、「小松左京」の名前はタブー、
とすら言っていいほどなのではないかと。
>488
映画界側のビジョンの無さを晒す破目になるからな
>>489 お前みたいな頑なな「SF界」の責任も大きいと思うが
491 :
名無シネマさん:2005/06/06(月) 00:59:51 ID:4V9UwlUi
小松左京の罪は「さよならジュピター」の映画化のみ。
氏の作品はスケールが大きすぎて日本映画に向いてないだけで何の罪も無い。
あまりに評判悪いからさよならジュピター見てないよ。
494 :
名無シネマさん:2005/06/06(月) 07:34:09 ID:4V9UwlUi
さよならジュピターは小松も悪いがビジュアル面で参加した「ぬえ」も悪い。
まんまアニメチックなデザインでリアリズムが無い。
それにしても後ろ向きな奴らばっかりだなあ
現代ではSF自体が後ろ向き w
SFってその時々の現代作品でしかないからな
498 :
名無シネマさん:2005/06/06(月) 15:48:25 ID:SpbNx6ne
たぶんここ、映画板で一番キモいスレだな。
つくられた映画がすぐに「あれはSFではない」ことになるから
>499
すぐそうやってひがむ。ニーズに答えてないってだけだろ。
ニッチなニーズだが。
きちんとSFファン向けに映画つくったら、どのくらい動員出来るんだろう?
最大値で5万人くらいか?
>>501 この国で真面目にSF映画作ったら、NHKスペシャルになるからウマくすると動員は稼げるかとw
学べ某がヒロインなんて嫌だ
題名忘れてしまったけど昔の米映画で宇宙飛行士が危機に
陥って、米当局が当時の仮想敵国であるソ連に助けを求める
映画がありましたよね。
あれを日本と中国に置き換えてリメイクするというのはどうかな。
>>504 「宇宙からの脱出」だね。
でも当時対立していたと言っても「先進国」どうしの話だった訳で、
あの国では前提として成り立たないと思うよ。
せいぜい「金星ロケット発進す」にしかならないだろうね、もちろん
ソビエト=あの国だろうけど。
南アフリカは9人に一人がエイズなんだと
このへんのネタ使って作れないのかね
インフルエンザネタのは既にあるじゃないか
病原菌で人類全滅なら、『復活の日』とか、『アンドロメダ……』とか、
TVだけどキングの『スタンド』とかいろいろあるぞ。
『渚にて』……は、核戦争だったっけか? 観てないから書かない。
なんでそういう定番を頼るかな
そういや「オメガ・マン」リメイクするって話
昔あったなあ。
>511
「オメガマン」のリメイク?「地球最後の男」の方じゃなくて?
なんか「海底軍艦」じゃなくて「惑星大戦争」をリメイクします、
みたいな話だな。 w)
>509
水虫で滅亡するとかのバカ映画なら見てみたいかも。
514 :
名無シネマさん:2005/06/11(土) 15:15:56 ID:345umzy6
>509
渚にては、核戦争後の予定滅亡テーマです
ちなみに、「復活の日」の潜水艦が南極基地から出航するシーンはパクリです
>513
なんかどっかで聞いたような話だな。
クレイジーキャッツ全盛時代なら小松左京の「イッヒッヒ作戦」とか
映画化出来たろうけど、今の宴会芸人程度じゃ五月蝿いだけで無理だろうな。
>>515 弥次喜多見た感じだと結構出来るかもよ。
517 :
名無シネマさん:2005/06/13(月) 00:05:18 ID:/HCvShJa
日本にはまだ星野之宣がいるじゃないか!
インデペンデンスデイの制作費が6千500万ドルでしょ。
日本でも頑張ったら出来ないことはない気がするんだが。
だから技術の問題じゃないってば
日本がやったらただ単に金のかかったウルトラマンみたいになる気がする。
それはなんでなんだろう。
>520
例え「ウルトラマン」でもお子様向けじゃないSFに出来ると思うんだけどね。
それが、どうしても外れの無い「過去の実績」に添っちゃうのが邦画の悪いとこ。
ハリウッド版ゴジラじゃないけど、過去の作品とは全く関係ないウルトラマンに
出来ればまだいいかもしれん。
たとえば「ヒドゥン」は基本設定はウルトラマンなんだよね。
日本映画って、1950年代しか黄金期がないのに、
いまだにその時のロジックが生きのこっている気がする。
>>521 空を飛べないし、スペシウム光線も使えないし、巨大化も出来ないけどな
>>521 ハリ版ゴジラは日本で凄く評判わるいでしょ。
特に特撮ゴジラに思い入れがある人から見たら許せない感じで。
ゴジラに何の思い入れも無い私から見たらそこそこ面白かったよ。
パニックムービーに近くて。
ウルトラマンもそうなっちゃうんじゃないの、全く設定変えると。
USAゴジラは途中から何故かジュラシックパークになってしまったのが・・・
>>520 おそらく、このスレの核心を突いた疑問だと思うよ。
>>524 というか、むしろ半端にゴジラを知ってる奴の方が評価が低かった。
昭和から平成まで前作観てれば、むしろハリウッド版の方が全然マシだと思えるんだが。
つまり、半端にゴジラを知ってる奴にとってすごいのは脳内ゴジラだと
いや、ハリウッド版ゴジラってゴジラというよりハリー・ハウゼン映画のリメイクに見えてねえ。
基本はリドザウルスだし対潜水艦シーンなんて大ダコとの戦いそのまんまリメイク。
後半の子供うんぬんが無けりゃあねえ。
530 :
521:2005/06/14(火) 22:55:27 ID:JBCcizCy
>>523 うん、そこらへんが「どうしても外せない」ってのが問題点なのよ。
設定を生かした換骨奪胎ができないのが、日本SF映画がブレイクスルー
出来ない最大の原因の一つだと思ってる。
こけるのが怖いんでどうしても定番に走っちゃうんだよな、ウルトラマンは
正義の防衛軍の一員が巨大に変身して怪獣を必殺ビームで倒す話だ、ってね。
ついでに言えばヒドゥンとウルトラマンが設定同じってのは、
悪の宇宙人を追ってきた善の宇宙人が誤って地球人を殺してしまい、代わりに
自分の命と力を与えて、地球上で一緒に悪の宇宙人を退治する。ってところ
ウルトラマンの第一話見てないと判らないけどね。
ヒドゥンも結構アレな映画だけどね。
スピーシーズみたいな映画なら大歓迎ですが。
日本人って、
視覚的なケレンを「型」として後生大事にする癖があるような。
だからシナリオレベルでの換骨奪胎、再構築ができないのでは?
>>529 ゴジラだとしても「ハリウッド版」な以上、ハリーハウゼン風はいいんじゃないの?
アメリカ人に日本のゴジラをそのままリメイクしろって言ってもそりゃやらないよ。
カッコいい、とか怖い、の感覚が違うんだから。
日本の顧客用にゴジラの名前が利用されただけの別作品としてみましたけど。
このままでは圧壊しそうなんで、潜望鏡深度までageとこう
圧壊してもちっとも惜しくないけどな
537 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 13:33:50 ID:T+wJ1yk8
作ってるじゃない戦国自衛隊は立派なSFです!
つーか、ゴジラをSFとする時点で違和感あるだろ。
いあ初代ゴジラんときは、まごうかたなきSFだったかも知れない。
それを平成になってもチンタラチンタラ作ってるからおかしいんだよ。
539 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 14:13:55 ID:IlCf+kuV
がっかりしたのは 「パラサイト・イブ」 だな。
原作を読んだときは、一晩で一気に行ったのに
映画はグズグズ。
頭抱えたくなった。
540 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 15:51:35 ID:2OAD4BA3
梅雨の時期の新宿とかブレードランナーみたいだよね
ジメジメした感じのSF作って欲しいなー
パラサイトイヴは原作も途中からたんなる怪物ホラーになってがっかりしたよ
ガメラ2はよかったじゃん
543 :
名無シネマさん:2005/06/24(金) 23:52:22 ID:4gbpHgqg
>542
ここのスレの住人は怪獣映画はSFと認めない香具師が多いからねえ w)
そのくせ「アルマゲドン」あたりが大好きな人間が多いらしいし。
そんな釣りで俺様がクマーー!! ,,_
\ r'o p。`、
\ l ,.- 、ヾ r' `ー- 、
\ l '-‐‐-' ,' ' , .;;.`l
\ ', j ,i' ,, '' l
\ 〉 k , ' ,ノ
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\ ,' ,' , ' ,'
\ ,, ,.-‐--.,,__ ,' , , ' 、 ,' ,'
\r''"´ , ` '" `'、 ,'
(´⌒qヽ , ' ,'
,、n_ノ , ' _r-‐- 、 l'
' 、 _, ' ., r-' _,-‐q i ,'
,.‐-、_,,ソー'´ , ; 、_γ l , ,'
r‐'´g ri :: ,' '、 r_, 'l :´ `ヾ ,.'
`、 r, i | : ' , ` 、 j ' , '
t、o_ tj :: ' , 、`ー--,'.: _,ノ
`ー-‐'´ `ー----‐'"`ー、`____;'-、 ,-'
`゛"''''''"
カメのバカでかいのが火を吹くのをSFと言われてもなあ。
それでいいんだったら、おもしろいかおもしろくないかは別として
ゴジラも合格ってことになり、ちゃんと毎年作ってたことになるよ。
ほら1がタイトルそのままにするから
話がループするだけじゃないか
547 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 19:54:10 ID:oielEvD5
>>545 木を見て森を見てない香具師が、何偉そうなこと言ってんだか w)
怪獣って言う一点以外は目に入らんらしいな。
>>546 だからおれが前回、「なぜ日本は俺様の思うようなSF映画を作れないのか」
というタイトルを提案したのに(賛同者もいたと思う)。
予算、VFX技術、ロケ地、役者、興収、その他諸々どの要素も本格SFを作れるだけの水準に至ってない。
実際 鉄人、キャシャーン、デビルマン、戦国自衛隊 程度のモノしか作れていない。
ハリウッド版ゴジラがいいとはいわんが、日本の怪獣映画だって批判できるほどのものを作ってるとは
思えん・・。ツルテカCGに安い着ぐるみで満足してる内は期待はできないな。
日本のSFは大半が子供向け(SFというジャンルそのものが子供向けとする傾向がある気がする)だから
仕方ないと言えば仕方ないが。
スターシップトゥルーパーズが公開されたとき、ニュースの映画コーナーでGWの子供向けSF映画
として紹介されてたのが印象に残ってる。まあ、紹介したのが自称映画通の田代氏だったこともあるがw
このスレに限った話じゃないけど、どうも子供向け作品=質が低い
大人向け作品=質が高いという誤解を持たれているような・・・。
子供向けだから質の高いSF映画が作れないって事じゃ無い。
「E・T」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」等は子供でも
楽しめる映画だけど質が低いって事は無いよな。
「E・T」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんかSF映画とは
認めないって言われたら立つ瀬が無いけどw
観客無視の幼稚な映画と子供向け映画は似て非なる物だよ。
だから
>>1は元々「宇宙」SFを作れないのかって問いかけだったわけで。
553 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 22:08:05 ID:XyKonETY
日本人がSFを作ると、特撮とかCGに行ってしまって
肝心の 人間を描く事を忘れてしまうからだよ。
>>551 子供向けにも質の高い作品があるので、バカにしちゃいけないことと、
日本はSF映画を作れないことは、別問題の希ガス。
例えば、絵本の質が高い作品多い国があって、小説も絵本のフォーマットのみで
しか売ってないとすると、その国の連中は「なぜ、挿絵のない小説は書けないのか」
と問題視するはず。(絵本が質の高低は問題にしていないw)
555 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 23:06:27 ID:ihOlmET8
ガンヘッド・・・
>>549 見てたけどたとえば
看護師が同伴してて救命できなかったってとこ
すっとばしすぎなんだよ 普通の女の子みたいに
ヒンヒン泣かせて終わりかよ
単細胞すぎんだよ
557 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 23:17:23 ID:XyKonETY
「鉄男」 なんかはどうなのかね?
俺は結構気に入っているんだが。
物語的には充分SFの範疇に入れていい作品だと思う。
558 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 23:23:29 ID:5Ge2bhMM
島民の顔かたちでは作れないこと判っているんじゃないの?
知恵も足りないから将来SF世界に至らないし。
559 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 23:27:15 ID:oB2YIkxj
日本の特撮チャチィ!!
\\ 日本の特撮チャチィ!!//
+ + \\ 日本の特撮チャチィ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ゚∀゚ ∩( ゚∀゚ ∩)( ゚∀゚ )
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
さぁ皆さん ご一緒に!
日本の特撮チャチィ!
日本の特撮チャチィ!
560 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 23:48:48 ID:FMVUbQ7k
じゃあ、もっと具体的に、
日本で「2060年宇宙の旅」「アルマゲドン2」を作れるか?
とかにしたらどうでしょうかね?
…やっぱ主役は役所公司ですかね?
561 :
名無シネマさん:2005/06/25(土) 23:55:42 ID:pszKyJUU
確かにジュブナイルだっけ?
特撮技術の問題じゃないと思うんだよね。ソニーの国だから。
563 :
名無シネマさん:2005/06/26(日) 02:10:53 ID:/CIZWJDd
ちょい前から某特撮映画制作会社に潜り込んでるんだけど
いくつか現場を見てきて思うのは、日本の実写SF制作現場は完全な縦社会で、ある意味若い才能やアイデアを持っている人がいても上に立って監督したりとか、アイデアを活かせる環境はないと思えてしまう。
アメリカだとルーカスもキャメロンもスピルバーグも若くてアイデア溢れる時期に映画会社が才能を的確に判断して、
低予算ながらSF作らせたりしてるよね。
日本の場合、体育会系で年功序列型な特撮現場ではそんな若い連中が、
自由に物を作れる環境ではないと思うんだよな。
だから若い才能は面倒臭い旧態依然の日本の特撮現場を避けてもっとノビノビアイデア活かせる漫画やアニメやゲーム界に流れていると思うんだよ。
閉鎖的な特撮村とは対照的に、ガイナックスやスタジオ4C゜やIGだとかのアニメスタジオは自分らの自由な発想で日本人の作るSFをアニメで更新し続けてるとおもうな。
564 :
名無シネマさん:2005/06/26(日) 02:21:08 ID:/CIZWJDd
んでダラダラ書いて悪いけど、日本のSFは企画も
映画会社のお偉いさんが決めてるのかわからんけど、何故今戦国自衛隊?なぜ戦艦大和?なぜ鉄人28号?っていう的外れなもんばっか山勘で大金かけて作ってる感じで
全然お客のニーズにあってないと思うんだよな…
>>562 >特撮技術の問題じゃないと思うんだよね。ソニーの国だから。
その表現がそもそもの間違い。
日本の最高水準でローレライのCGもろわかりの水描写が限界。
映像がやたらきれいなのも、汚れの描写が出来ないため。すでに
その時点で技術的にスターウォーズEP4にすら追いついてない。
>>564 >何故今戦国自衛隊?なぜ戦艦大和?
戦後60周年だからでございます。
>なぜ鉄人28号?
コミック映画化ブームだからであります。
>>何故今戦国自衛隊?なぜ戦艦大和?
>戦後60周年だからでございます。
>
>>なぜ鉄人28号?
>コミック映画化ブームだからであります。
全然、説明になってないしw
何で戦後60周年に戦国自衛隊をコミック映画化ブームで鉄人28号を
映画化する必要があるのかって事だろ。
ゲームだったらクオリティの高いCGは今でも再現出来ているよな。
でも、それが映画になると再現出来ない・・・予算の問題なんだろうか?
>>566 それ以上の説明があるかー。
必要あるのかって意味ならキャシャーンやハニーが今さら?と同じだろ。
逆境ナインとかさ。
鉄人はその前にリメイクアニメとかでロボットアニメファンには需要があった。
さらにはそういうのが好きな世代が作る側になった。
やっと技術が作れるとこまで来たと勘違いしたので作りました。
ハイ、これでいかが?
ゲームに関しては予算の問題もあるが、映像に特化した技術、ということで
洗練されてきたんだろうと思う。ゲームは美麗なCGがないと成り立たない
部分が増えてきたし、客もそれを期待している。
映画は実写の部分がメインでCGを使う作品自体が少ないのでその手の技術
が成長しない面はある。CGに100億かけるハリウッドに対して、戦国な
んかはトータルの制作費が12億でそのうち2億が原寸大の城で消えたりする
のでCGに使える予算もたかがしれたモノ。
568 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 07:27:16 ID:h+iTm1PG
星野宣之なんかは原作にいいと思うが、役者がいないか、、
仲間由紀恵、釈由美子、北村一樹、阿部寛あたりはいけそうかな
しかし皆宇宙服が似合うかというと微妙
単に慣れの問題かも知れんが、、
黄色いサルは宇宙に似合わない それだけ。
570 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 13:13:05 ID:o6su/sud
宇宙服のデザインの問題だろ。
572 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 16:16:53 ID:WV22vG5u
SFって言うのはさ、言ってみれば与太話だと思うわけよ。
言い換えれば嘘八百。
でも、見てる間はその話にのめり込んでる。
のめり込む為には、その嘘を支える為の背景に矛盾やほころびがあってはいけない。
宇宙服のデザインなんかでも、見てる人に本物だと思わせるようなデザインじゃなきゃいけない。
日本のSFはその辺がいい加減。
森光子が宇宙服着るような作品作れねぇかな〜。
実際宇宙空間まで生活圏広げたらそういう事だってあり得るわけだし・・・。
ま、現状宇宙服は一着一億オーダーメードらしいけど。
シチュエーションうまくやれば違和感はないと思う。
毛利さんだってよく似合ってたしねぇ。
574 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 17:50:35 ID:K43/cuuz
戦国見たけど映像の質や雰囲気に違和感感じまくりで全然入り込めないよ(>_<)
何でラストサムライみたいな質感出せないの(?_?)
575 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 17:52:50 ID:f24hfYcc
下手だから。
576 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 17:57:17 ID:K43/cuuz
>>7 銀河英雄伝説これ越えるSFアニメないよ^^b
>>576ファンの多い作品だし、話は面白いから嫌いじゃないけど、
(俺の考える)SFではないなあ。
宇宙空間に航行不能の空域があったり
ワープ航法の人体への影響がひどく限定的だったり
惑星規模の焦土作戦がごく短期間で成立したり
社会体制が恣意的で無理があったり・・・・。
早い話ライトノベルでしょ。
578 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:18:27 ID:nupAUPNv
もっと人間の内面に突っ込んだ作品が欲しいとこだよね。
日本人 − もしかしたら苦手?
むしろ人間ドラマなんてどうでもいいけどね。
580 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:24:09 ID:nupAUPNv
人間ドラマ ≠ 人間の内面
だけどね。
もしかして
>>579 はSFはあまり知らないのかな?
ごめん知らない。
ところで人間の内面に突っ込んだSF映画ってどんなの?
583 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:28:14 ID:nupAUPNv
SFの世界では宇宙物って、むしろオールドウェーブに属するカテゴリになってしまっていて
75年以降では古臭いテーマになってしまってるんだ。
φ(..)メモメモ
585 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:38:19 ID:nupAUPNv
ブレードランナー − 原作はフィリップ・K・ディックの 「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」
でも、本来感情を持たないレプリカントが生きていく過程で感情を持ち、人間性を獲得していくのに
レプリカント・ハンターがレプリカントをハンティングするにつれて人間性を失っていく
その対比が面白いのであって、それが無かったら只の特撮アクション映画になっていただけだと思う。
結局ブレードランナーですか…。
いや別にいいんですけどね。
587 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:43:28 ID:nupAUPNv
>>586 >いや別にいいんですけどね
じゃぁいいじゃない。
588 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:44:05 ID:tRcCf+3c
古いけど「妖星ゴラス」とか「世界大戦争」なんて好きだな。
ハリウッドではちょっと作れない味がある。
あと賛否がわかれるが「ブルークリスマス」は傑作だと思うぞ。
>>585 そのかわり劇場版は、サイバーパンクというかW・ギブソン的な
荒廃した未来社会をいち早く視覚化して我々に提供してくれたわけで。
「人間を人間たらしめているものは何か?」という部分もゼロではなかったし。
もし原作リスペクトが足りん! と言うつもりなら、そもそもTV説教師が
いつのまにかブレードランナーと一緒になってレプリカント狩りをしていて、
しかもそれに一切の説明が無い、というあの現実崩壊ッぷりを
脚本に入れなけりゃ、ディックワールドをやったことにはならんし、
やったらやったで、観客はドン引きだろう。
「なんだこの前衛映画は?」って。
590 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:49:59 ID:nupAUPNv
じゃ俺が好きな(だった)SF映画。
地球爆破作戦
未知への飛行
猿の惑星(1のみ)
アンドロメダ・・・・
鉄男
不思議惑星キン・ザザ
惑星ソラリス(タルコフスキーの方)
ストーカー(タルコフスキーの方)
SFというより、PFに近いが
煙草のなくなる日
ジャズ大名
とりあえず思い出したやつ
591 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 18:55:43 ID:nupAUPNv
>>589 いやいや、映画と小説は別物だと思ってるよ。
あれはあれで良い。
レプリカントとブレードランナーの人間性の逆転は
ルドガー・ハウガーの末期の言葉に集約されているし
テーマは映画の中でもちゃんと言っていると思う。
592 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 19:00:35 ID:nupAUPNv
593 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 19:01:17 ID:nupAUPNv
594 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 19:03:31 ID:V85IEP/g
>>592-
>>593 は誤爆の誤爆ね。失礼しました。無視してください。
595 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 20:40:24 ID:K43/cuuz
なんか話がズレてんな
どうして作れないか話あうスレだろここ
予算?じゃ金出せば作れるのか?
596 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 20:43:29 ID:RUeY5f5H
>>595 「金出せば作れる」し、結構クオリティの高い奴が出来るが、
それを嗜好し作りたいという人々は反体制的な人が多く、
それが実績を上げる事にあまりいい顔をしない人々が居て、
結果として作れないか最悪なスタッフをあてがわされて、
「所詮日本人なんて」と外国に笑われると言う現状。
だれかー、「アーリアス戦記」見た奴居ないかー?
日本のSF映画ってどーも気になるのが
「どーですか!?こんな演出してますよ!?芸が細かいでしょ!?」
的な押し付けがましい所。
画面のど真ん中でごちゃごちゃやられてもうっとしくてしょうがない。
もーチョットさり気なくなってくれねいかなぁ?
598 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 21:03:27 ID:KUDfoIqC
599 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 21:05:20 ID:KUDfoIqC
それと、敢えて付け加えさせてもらうと
「なんか貧乏臭い」
特撮や、CGだけじゃなく、全体の雰囲気が。
600 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 21:07:28 ID:K43/cuuz
よーするに作れるけどエンタメ作品にしたくない臍曲がりな監督と
お互いに才能に嫉妬しあって足引っ張りあいしてるスタッフがいるからか
なんか日本人のねちっこい性格がよく出てまつね
601 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 21:09:13 ID:KUDfoIqC
>お互いに才能に嫉妬しあって足引っ張りあいしてるスタッフがいるからか
それって何か会社に勤めていてもそんな感じですね。
>>591 え! ブレードランナーに「人間性の逆転」なんてテーマがあったのか?
深読みすぎではw
おいらは、レプリカントは最後に「やっぱ他人の命も大切だよね」って反省する映画
だと思ったぞw
603 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 21:33:20 ID:C5rAQsX3
あははは
605 :
名無シネマさん:2005/06/27(月) 22:22:00 ID:5OeTvCKy
銀河鉄道999とか映画化したらどうだろう。
ありゃ日本人的感覚を生かしやすい気がする。
木製の宇宙船とか見てみたいね。
>>607 メーテル また一つ 駄レスがついたよ〜♪
>>607 過去、松本アニメの全盛時に実写が作られなかったのは不思議だねえ。
やっぱ、非人間的な松本美女がネックかなー
>>591 ルドガーのセリフは芸術だよね。
エイリアンのアンドロイドのセリフもそうだけど、
これが脚本家の力というものだなあと思った。
612 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 01:26:02 ID:9W193ldN
リドリースコットってGIジェーン撮った人かあ。
614 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 01:39:32 ID:9W193ldN
エイリアンって、なんか低予算だったらしいけど
制作費どのくらいか誰か知ってる?
616 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 02:22:16 ID:nUXVW47G
マイノリティリポートみたいのなら、日本でもつくれそうじゃん。
近未来の造詣とかアクションとかを入れるから、費用がかかるだけで。
あれって、結局未来犯罪の予知のシステムを使ったトリック映画でしょ。
一つなんか近未来システムを登場させて、それにまつわる話なら
十分おもしろそうなの作れそう。
風景なんて現代の日本でも十分。
618 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 11:01:43 ID:S1YvU5c9 BE:81400234-##
日本人らしく「時の行者」を映画化しよう
619 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 11:06:04 ID:Ifttz2sh
心理学の勉強が足りない。SFは心理学応用編。
620 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 11:16:17 ID:UW8/S0ck
センス・オブ・ワンダーも足りない
>>617 ハァ?
ジュブナイルとかリターナーのことか?
あの程度で満足できるならおめでたいがな。
622 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 12:23:14 ID:Xr2IWVAh
要は作り手がSFの事を良くわかってないで作ってるから問題。
623 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 13:21:10 ID:NnZdRtfR
J・G・バラードの映画化なんてどう?
ヴァーミリオン・サンズシリーズなんかは日本に置き換え可能なものがありそうだけど。
だからなんで小説や漫画を持ち出して「映画化」なんて言うんだ?
具体的に説明するならまだしも、全く建設的じゃないだろ。
>>623の話題はSF板でやるなら判るが、映画板でする話題にしては
漠然としすぎだろ。
625 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 15:39:47 ID:Wvh1wFss
>>624 自分が知らない話題だからって、駄々こねちゃいけない。
>>614 うろ覚えだが、たしかエイリアンは30億円くらいだ。
規模の割に予算がないってだけで、決して低予算ってわけじゃない。
向こうの制作費は桁が一つ違うんだよ。
日本の大作10億円超なら向こうは100億円超が大作ってな塩梅。
一説によるとゴジラの地球最大の決戦(64)の制作費は10億円だったそうだ。
で、先頃の戦国自衛隊も10億円くらいでしょ?
40年間ちっとも予算があがってない。これが最大の問題やね、予算に関しては。
エイリアンは制作費1100万ドル
エイリアン2は1800万ドル。
同時代なら
スターウォーズが1100万ドル
スターウォーズ帝国の逆襲が1800万ドル
628 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 17:04:21 ID:CEPiURK9
戦国自衛隊こそSFのあるべき姿。
金が出ないんだよな。
んで銀行は無限責任主義。
借金つくったらその監督は再起不能。
そして金を出すやつは大抵チラシの裏レベルの個人日記を芸術だと妄信している。
だから薄暗い私小説紛いしか日本では取られない。
人件費が費用全てを圧迫しているからな。
撮影しようにも道路の使用許可が全くおりねーし。
無人の東京取りたきゃ早朝にとってCG加工しかない。
映画を撮ることへの理解が無さ過ぎる。
630 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 17:21:16 ID:Vy2eUu9U BE:237415875-##
しかし低予算で面白い映画がとれない監督に
金を与えて面白い映画が撮れるとは思わない
金や映画に対する理解が無いと嘆いているだけの連中に金や映画作りへの理解がある状況下で
映画が作らせたとしても、きっと今度は別の事に文句を言うんだろうね・・・。
632 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 17:45:34 ID:XXcuNyYu
日本は日本らしいセコいネタで面白いアイディアだせるんじゃないの?
たとえば30cmしかテレポートできない主人公の作品読んだことあるけど
あれはあれで結構おもしろかった。
635 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 18:43:35 ID:GUryoVDb
>>425 亀レスで悪いが、七瀬ふたたび はドラマ化されてなかったか?
小さいネタで映画はちょっと無理があるな。
90分もたない。
637 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 19:05:48 ID:GUryoVDb
オムニバスは客を選ばないか?
というかそういう場合はTVドラマの方が向いてると思う。
深夜枠とかならチープでも許されそうだし。
>>621 え?
マイノリティ・リポートとリターナーは全く違う話だけど。
ジュブナイルは未見だけど、これがマイノリティ・リポート
みたいなのか?
今度借りて見てみるよ。
640 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 19:14:15 ID:Vy2eUu9U BE:549447899-##
>>635 されてましたね
筒井も出てた
富豪刑事といい筒井はほんと好きだな
>>639 話じゃなくて、風景が現代でもいいってことへの指摘だと思う。
話題のハリウッド映画の○○を取り入れた…じゃないと
企画が通らない=出資者がカネを出さないのです(ただしケタ2コ減)。
国内コンテンツビジネスの構造的な未成熟にいい加減気づけ。
>>634 プロットだけで笑ってしまったw 何という作品でしょうか?
日本はクリエイターが自分を捨てた作品を作れない気質なんじゃないでしょうか。
バカになりきれないと言うか。
実写ではイメージと費用とプライドの均衡が保ててない
必然と表現の場がアニメに移行していったように思います。
欧米はエンターテイメントに徹する姿勢を見せてるし
馬鹿馬鹿しいことにもいっそ清々しいほど全力投球ですよね。
644 :
621:2005/06/28(火) 20:55:28 ID:BnE5mh5g
>>639 641の指摘通り。
>結局未来犯罪の予知のシステムを使ったトリック映画
簡単に言うが、そのトリックとてしっかりしたバックグラウンドがなきゃ生かせないぜよ。
そのバックグラウンドにしたって結局はある程度のビジュアルに頼らざるを得ない。
結局はある程度は予算がないと出来ない、ということになる。
制作費にしても、見込まれる興収自体ハリウッドとは桁が違うからな。
ハリウッドだと大作で伸び悩み=トータル4000万ドル前後
スマッシュヒット=8000万ドル前後
大ヒット=1億ドル突破
となるのに対し、日本ではヒットして7億〜10億。
30億以上はかなりロングランヒットしなきゃ出せない数字。
マーケットの規模が違うことも予算が下りない遠因ではあるな。
645 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 20:56:22 ID:7SggdoWN
お笑いが、もの凄〜く低く見られている国だからね。
コメディでも日本は惨憺たるもんさ。
646 :
621:2005/06/28(火) 20:58:58 ID:BnE5mh5g
余談だがスターウォーズEP3はオープニング4日間で170億円以上をたたき出した。
>>644 未来犯罪の予知で、原理的に近未来じゃなきゃ駄目なところって
なんかあったっけ?
>>645 んなこたーないw 誰が低く見ているんだw
日本には「寅さんシリーズ」があるジャマイカ
落語を基本に、「バロン」のようなホラ話を作れる文化的バックボーンは日本にあるはず。
649 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 21:26:44 ID:nwNsqDf3
寅さんってコメディだったのか?!
>>647 現代だとただの超能力モノにしかならんと思うのだが・・。
デッドゾーンみたいな。
少なくとも予知できることが科学的に認知されている世界、でないとSFとはいえんのでは?
現代に近い設定となるとジョンウーのペイチェックだけど、それでも近未来的な世界観でないと
説得力は持たせられないよね。
>>649 ネタで言ってんだよね? 自分には笑えないから、皮肉で言ってるわけだね?
652 :
649:2005/06/28(火) 21:43:39 ID:tcQQlhvv
いや。まじだよ。
653 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 21:49:56 ID:mDQIgJ20
超能力モノは十分SFだろ?違うのか。
現代が舞台でいいんじゃない、作れるよ。
654 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 21:51:33 ID:tcQQlhvv
>>650 最近、脳にデバイスを埋め込む技術があるね。
それと絡めたらどうかな?
649はホームコメディって言いたいのでは?
奥様は魔女とかフレンズみたいな。
656 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 21:55:00 ID:tcQQlhvv
いや、俺の好きなのはモンティ・パイソンだよ。
>>656 そっちか。イマイチ結びつかん。
>>653 確かに広い意味ではSFではあるけどな。
どっちかというと超常現象、ミステリーやホラーと中間色が濃いな。
そんなんでいいんだったらすでにナイトヘッドや七瀬ふたたびがあるが。
さらに拡大解釈するなら超常現象を扱う藤岡探検隊もSFアドベンチャーだし。
特撮モノもすべてSFだ。
ここで話されてるSFてのはもっと高尚なのだと思ったが違うのか?
>>653 作れるだろうけど、超能力物はジャンルとして、はっきりいって「古い」。
ナノテクとか、「新しい皮袋」を用意しないと今作っても説得力がないと思われり。
押井守のアヴァロンを見て、香具師にお金をいっぱい出して実写を撮らせる猛者はいないのかと
歯がゆく思った。
>>657 高尚なSFってどんなの?
660 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:09:07 ID:tcQQlhvv
>>657 そうだ。あまりにすれ違いなんで、この話題は引きずりたくないが
日本ではパイソンはマイナーだが、3回程酒の席で
「モンティ・パイソン」を知ってるか?って聞いたら、異常とも思えるリアクションが返ってきた。
ちなみに聞いたのは、イギリス人とアメリカ人とドイツ人。
超能力ものはイヤボーンwになるからなあ。
662 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:10:31 ID:tcQQlhvv
>>657 高尚な・・・・っていうのは表現が適切じゃないんじゃないか?
もしかしたら。
663 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:13:26 ID:tcQQlhvv
多分だけど、BnE5mh5g はもうちょっと哲学的というか思索的というか
そういったメッセージ性を持たせたいんじゃないかと思う。
そういや、漫画のARMSあたりはナノテクノロジーや宇宙生命を扱った現代風の超能力もので、
結構面白いんだが駄目かね。
665 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:26:04 ID:tcQQlhvv
666 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:30:35 ID:tcQQlhvv
667 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:33:36 ID:tcQQlhvv
後は、これらの研究中の技術が発達していったら
人間の精神や価値観や社会にどんな影響があって
どんな事が起きるかを考える。
想像力だな。ポイントは。
668 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 22:48:20 ID:tcQQlhvv
普通にサイバーパンクやん。
670 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 23:12:27 ID:evzPE7zH
やっぱり日本のSF映画は駄目だな。
少なくても金を払う価値は無い。とオモタ。
671 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 23:18:35 ID:JrWKPIJe
672 :
名無シネマさん:2005/06/28(火) 23:20:29 ID:VGmmmF6l
70年代だっけ?ジョージ・ルーカスが言ってたな日本のSFは凄い惨めになってしまったって。
今ショートフィルム・フェスティバルやってて
日本部門で出してる人のプロフィール見ると
アメリカの大学で映画学んでる人が多くて
なるほどねと思いました。
674 :
651:2005/06/28(火) 23:47:41 ID:Iet04NeK
>>660 ごめん、おれもひきずるのは抵抗あるけど、言わせて(しかも長文で、更にごめん)。
モンティパイソンと寅さんなら、寅さんの方がどこからどう解釈してもコメディだよ。
(モンティパイソンをテレビシリーズのソレとして言うならね)
コメディ(喜劇)を広い意味で解釈するならモンティパイソンも含まれるけど、
もう少し厳密に「滑稽な人物や滑稽なシチュエーションで笑いを誘うドラマ」ということになると
モンティパイソンに関しては、
「あれは "コント集" "ギャグ集" であって、コメディ(喜劇)ではない」
という言い方も成立するよ。
もちろん、おれだって日常で誰かが「モンティパイソンはコメディだ」と言うとき、
(ああ、この人は笑えるフィクションという広い意味で言ってるな)と思って文句も言わない。
だけどさ、
モンティパイソンがコメディであって寅さんが違う、というのは、成立しない。
寅さんがコメディであってモンティパイソンが違う、という解釈の方が、まだ成立する。
もう少し、言葉の意味をよく考えて使った方がいいよ。
ちなみに、おれは寅さんは初期の2〜3作を除けばあまり好きじゃない。
モンティパイソンは大好き。ビデオも何度も見た。
つうか、普通はモンティパイソンの方が絶対に、笑える。
でも、笑えるからと言って、漫才をコメディと言わないよね?
675 :
651:2005/06/28(火) 23:51:16 ID:Iet04NeK
あ、ちなみに更に厳密に悲劇の対照としての喜劇という解釈まで行くと、
論文になっちゃうので、ご勘弁。
長文、スレ違い、失礼しました>おおる
676 :
660 :2005/06/28(火) 23:55:05 ID:1+WZQTFe
>>674 スレ違いなんで、この程度で勘弁。
俺の中では、寅さんは人情劇。
でも寅さんを見て笑った事は無い。
笑えなければ、コメディとしては成立しない。
嫌いではないけどね。
余談だけど、落語は好きだよ。
でも、これをコメディの範疇に入れるのは抵抗があるな。
677 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 00:10:12 ID:I8p/ASIs
低予算・SF・コメディっていうと
ジョン・カーペンターのダーク・スターがあるね
まぁ傑作かどうかは微妙だし、ヒットしたとも言いがたいが。
>>677 スーパーマン3/電子の要塞もコメディっぽいね。
でもこれも微妙だし、SF映画とコメディって相性悪いのかw
基本は、ワンアイディアでいいと思う。
SFじゃないけど、恋はデジャブは同じ日をくりかえす
リプレイの1日版だったが、その同じ毎日でなにが起きるのか
をあれこれ考察し、段々とエスカレートする様を
きちんと絵にしていてそこが面白かった。
1つのアイディアを突き詰めていくと、え?そんなことになるの?
っていうのがSFの醍醐味の1つだと思うし、それをきちんとエンター
テインメントにできるなら和洋問わず見てみたいと思う。
680 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 00:33:19 ID:LuwpB9EN
>>678 ロケッティア なんかは面白かったぞ。笑ったし。
後、こけたけど、シュワルツネッガーの
ラスト・アメリカン・ヒーロー な
俺は好き。
681 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 00:35:01 ID:LuwpB9EN
>1つのアイディアを突き詰めていくと、え?そんなことになるの?
っていうのがSFの醍醐味の1つ
その辺は大いに賛同するね。
SF映画でコメディって結構あると思うけどなあ。
『博士の異常な愛情』『時計仕掛けのオレンジ』『ギャラクシー・クエスト』
『バーバレラ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ……。
いや、SFに限らずコメディという言葉の解釈も怪しくなってきたので、ナンですけど
……でも、『時計仕掛け』はコメディだよな。嫌〜な気分になるけど。
683 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 00:55:46 ID:iZdmjhZ1
>>682 コメディーでしょ。
暗いけど・・・・・
ひきつった笑いってやつかな。
684 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 00:58:06 ID:iZdmjhZ1
>コメディという言葉の解釈
笑いというのは、人間の感情の中で最も高度で複雑だから
100人いて100人同じように笑わせるのは不可能でしょ。
それこそ人それぞれだと思うよ。
>>676 落語がコメディではない、か。なるほど。
2000年のAFI(アメリカ映画協会)「アメリカ映画ベストコメディー100」
の第9位が「卒業」だと言う事に、私は違和感を感じますが、
(ちなみに1位は「お熱いのがお好き」2位は「トッツィー」3位は「博士の異常な愛情」)
「卒業」をコメディとして観るかどうかは、世代差や人種の間隔の違いでしょうか。
スレ違いスマソ。
686 :
682:2005/06/29(水) 01:03:53 ID:2v74RPcG
ああ、またスレ違いな話題が……でも、言わせて。
>>684 別に結果的に笑えようが笑えまいが、コメディはコメディなの!
笑えなかったから、その人にとってコメディで無いってことは無いの!
キャラクターの滑稽さやシチュエーションの滑稽さを楽しむ目的で作られたものは
(その「楽しみ」方が『時計仕掛け』のように「冷笑的」なものであっても)
コメディなの! それぐらいは了解事項にしようよ。
687 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 01:06:30 ID:iZdmjhZ1
おk
どうもSF好きはジャンル分けるの好きだよな。
689 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/29(水) 01:10:06 ID:SIECJ1s1
>688
「定義付け」が好きなヤツが多いからね。
なんか、SF好きが勝手にSF扱いしていないだけで、
実はたくさんの和製SFが埋もれているような気がしてきた。
691 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 01:42:39 ID:jthMbW3a
埋もれた=掘り起こす価値無し
ほとんどがそうですよ。
ドグラマグラとかかなりSFっぽさがある。
埋もれてないか。
693 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 01:53:27 ID:jthMbW3a
ドグラマグラ 観たよ。
この映画にはマインドがあるな。
じみ〜だけど。
694 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 01:55:56 ID:jthMbW3a
ちなみに原作者の夢野久作は日本SFの父と言われているし、いいんじゃねーの。
桂枝雀の落語もシュールなのが一杯あって、かつてSF落語といわれた事あるし。
695 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 07:40:36 ID:qJ1JDhRz
>>691 SF小説にパルプが多いのと同じで、SF映画にトラッシュは多いよね。
このスレは、なんのかんのとSF邦画をくさしてる香具師は多いが、
日本で公開されてないから知らないだけでハリウッド筆頭に世界中には、
「ジュピター」をしのぐクズSF映画は星の数ほどあると思う、というより
そっちの方が多いと思うぞ。
>>695 というか、シオドア・スタージョンの発言は知ってるよな?
697 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 10:36:00 ID:Xmq/0Cf3
お客が来なそうな映画に予算は使えない。
SFのお客さんってそんなにいないと思うんだよね。SFの設定を使ったコメディとか、アクションということで人は
映画館に来るんじゃないかな?で、日本の問題は、アクションさえ巧く撮れる監督がいないことでは。
>>695 じゃないが……
>>696 ここは映画ファンの板でSFマニアの板じゃないよ。
ほとんどの人間はスタージョンの名前さえ知らないで話してるんだよ。
ましてや「発言」なんて言われても知らないよ。悪いか。
お前だって、「ラングの『メトロポリス』の脚本家ぐらいは知ってるよな?」
とか言われて、出てこねーだろ。
それでSF映画を語るかい?って言われて、「語っていいんだよ」と答えるよな?
むかつくようなマニア発言だな。
699 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 11:33:33 ID:Ul00LvEc
SFの90%は屑であります!!
しかし何事も90%は屑であります!!
>>698 ああ、俺の発言は
>>695 の中の人に向けてのものと理解されたい。
彼は知ってそうだったのでね。
ここは“映画板”のなかの“SF映画スレッド”だから、期待している部分はあった。
現に、
>>699 に答えが出ている。
ただまあ、自分の知っている世界の慣用句が世間ではそうでもないことについては
認識が薄かった。自戒、自戒。
701 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 11:44:59 ID:dGWrMrl5
ガンダムとか銀河鉄道999なんてSFじゃねーじゃねーか!
702 :
698:2005/06/29(水) 11:47:00 ID:2v74RPcG
>>700 誠実なレス、気持ちいい。おれもちょっと感情的だった。
>>699 が正解か。面白い発言ですね。覚えておくよ。
703 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 11:49:49 ID:Ul00LvEc
○○の90%は屑であります!!
しかし何事も90%は屑であります!!
上記の○○に自分の好きな言葉を入れてみよう。
あらゆる応用が可能です。
704 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 11:51:50 ID:VlHiX/8B
「鉄男」はアメリカでも評価高かったんだね
俺の90%は屑であります!!
706 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 12:02:53 ID:9vZ3lfxg
>>701 立派なSFだろ。
屑に入れるかどうかは、見た人によるが。
707 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 12:05:15 ID:Ul00LvEc
708 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 12:21:48 ID:PMSOIe4i
>ここは映画ファンの板でSFマニアの板じゃないよ。
これ正しいようで微妙におかしな言葉だな。
これを読むと、あたかも映画ファンとSFファンが完全分離しているような印象を受けるが、決してそうじゃないだろう。
世の中には映画好きでSF好きの人間はいる。
多分、
>>698 の思っている以上に沢山いる。
あと、こう言う言い方は良くないよ。
>映画ファンの板でSFマニア
(映画)ファン
(SF)マニア
ファンという言葉とマニアと言う言葉を使い分けて、差別化を図ろうとしたんだろうが
やり方が姑息じゃないか?
ガンダムはスペースコロニーに住む人(ジオン)が地球の政府と戦うって設定だし、
宇宙で暮らす人間は認識能力が拡大してゆく(ニュータイプになる)とかもあって、
かなりちゃんとしたSFになっている方だ思う。
銀河鉄道999はガリバー旅行記の宇宙版って感じ。
全体を貫くテーマも生命のありかたってことでこれもSFとしておかしくない。
710 :
698:2005/06/29(水) 12:37:55 ID:2v74RPcG
>>708 >あたかも映画ファンとSFファンが完全分離しているような印象を受けるが
そんなつもりは全くない。ツッコミとして変。
映画ファンであることが前提の板で、SFマニアであることが前提じゃないって意味。
わかる?
>ファンという言葉とマニアと言う言葉を使い分けて、差別化を図ろうとしたんだろうが
>やり方が姑息じゃないか?
だって、ファンとマニアって違うじゃん?
そういう現実を踏まえて意図的に書いてるんだから、姑息と言われちゃ立つ瀬がねえな。
おれは『メトロポリス』を初めとするドイツ時代のラング映画の名脚本家(テア・フォン・ハルボウ)
を知ってるのは、やはりマニアの世界であると思う。
というか、ある程度の知識について、「知ってること」を「当然として」語り合うのは、
やはり「マニア」の世界の話だと思うよ。その点を指摘したかったから、
>>698 のような物言いになったわけ。
……つっても、君には「為にする」議論が好きみたいだから、恐らく納得しないだろうな。
(だって、BiSHOP@出張中氏は言葉尻をとらえることなく、おれの発言の要旨を分かってるじゃん。肝心なのはそういうこと)
今後の君のレスに対し、もしおれがレスをしなくても、納得したとは思わないでくれ。
「為にする」議論を避けてる場合もあり得る……と思ってくれ。
711 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 12:41:49 ID:hIF31Ayf
>>710 俺も姑息な印象を受けましたよ。
2v74RPcG は悪い奴ないと思うんだが、少し感情的になり易いな。
気をつけた方が良いと思うよ。
712 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 12:46:02 ID:dGWrMrl5
ガンダムがSFなら、コンバトラーVやトライダーG7、ヤッターマンやロボコン、
戦隊モノにウルトラマンまでSFになっちまうだろ!
ロボットや宇宙が出てくればSFってのは単純すぎやしないか?
713 :
698:2005/06/29(水) 12:54:16 ID:2v74RPcG
>>711 うーん、だからねえ。ここでもし
「ラングの『メトロポリス』の脚本家ぐらいは知ってるよな?」
という発言が出ても、おれは
「ここは映画ファンの板で映画マニアの板じゃないよ」って言いますよ(1)。
おれ自身、SF小説もいくつか読んでるし、SFファンであろうが
マニアであろうがこのスレに書くのが悪いって言ってるわけじゃない。
繰り返しになるが、「知ってることを当然」という書き方に悪い意味でマニア
という言葉を使わせてもらっただけだ(2)。
1も2も、
>>698 を読み返せば納得してもらえることだと思うよ。
それでも姑息って言われたら、「ああそうですか」と言うしかないっす。
714 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 12:56:34 ID:hIF31Ayf
>>712 >ロボットや宇宙が出てくればSFってのは単純すぎやしないか?
ここで、いろんな人が
「SFってな〜に?」 って事でレスをイッパイしたけど。
>>712 のレスが一番本質に近いところをついていると思うな。
もっとも汎用的言えば言えないこともないが・・・・例えば・・・・・
時代劇板があったとして、こんな言い方も可能。
ちょん髷や侍が出てくれば時代劇ってのは単純すぎやしないか?
ん?ちょっと違うか?変かな?
715 :
695:2005/06/29(水) 12:56:35 ID:5/TXIo9G
なにやら漏れの書き込みのせいで荒れ気味だな、申し訳ない。
クズSF小説を「パルプ」って書いてる時点で判る人には判るし、実は
その台詞も書こうと思ったんだが小難しくて偉そうな文章になりそうなんで
やめたのよ。
要するに、邦画はほぼ全ての作品が何らかの形で映画ファンの目に入るけど
外国映画はよほどのマニアでも無い限りは、セレクトされたそれなりの質の
作品しか目にはしてない。って事が言いたいだけだったんだけどね。
邦画はそれこそマイナス100点から200点の作品までほぼ何らかの形で
見られるけど、洋画は50点以上の作品しか入って来てない、みたいなもの。
もっともマニアには100点だけどそれ以外の人には0点、みたいな物も輸入
されたりはするけどね。
単純比較してどうのこうのってのは片手落ちだと思うんで。
宇宙移民と地球政府の対立ってのは単純じゃないでしょ。
そこで人間の進化(はじめは選民思想)も絡むわけだし。
ロボットが出てくるからってな単純な理由じゃないですよ。
有名な高千穂遥氏の意見の全文読んだことがないんで、
どういう感じで否定されていたのかわからないですが、
読めるところありますかね?
717 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 13:07:04 ID:hIF31Ayf
>>715 ん〜荒れてはいないでしょう。
多少の争いはあるが・・・・・
718 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 13:14:05 ID:hIF31Ayf
>>713 「ここは映画ファンの板で映画マニアの板じゃないよ」 って言っても・・・・
ここのスレタイが
「なぜ日本はSF映画を作れないのか2」 だからね。
SFのコアな話が出てきても全然おかしくは無いし
むしろ歓迎すべき事なんじゃないかと思う。
これがSFとは縁もゆかりないスレだったら前述の言葉は正しいし最もだとおもうけどね。
要は、お互い自分の知らない事がでてきたら
「へ〜そんな事があるんだ。知らなかった。」
くらいに考えましょうよ。
719 :
698:2005/06/29(水) 13:19:24 ID:2v74RPcG
720 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 13:46:12 ID:aQlIB0iL
2v74RPcG は意地っ張りであります。
しかし愛すべき意地っ張りであります。
721 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 13:53:47 ID:dGWrMrl5
>>716 単純か複雑ではなくて、SF(空想科学)なのかファンタジー(幻想)なのかを区別する
必要があるのでは?
SF(サイエンスフィクション)というとおり、やはり何らかの科学的根拠を元にフィクション
があり、そのフィクションと、周辺を画いてこそSFでしょう。
ガンダムは科学的根拠を元に話を作っているわけでないから、ファンタジーかスペース
オペラに分類するべきでは?
確かに宇宙移民と地球連邦の対立と言うテーマはSF的であるとも思いますが、ガンダム
の場合、モビルスーツやパイロットが戦う動機付けとしての意味以上のものはないと思う。
銀英伝なんかもね。
>>721 あんたみたいな典型的SFマニアって、
否定的定義は得意だけど、
いざ具体的に良いSFの例を挙げようとすると、
途端に破綻するような気がする。
映画であんたが言う「ファンタジー」要素がないSFなんかないだろ。
電波ゆんゆんwとして評判悪い面もあるニュータイプなんだけど、
これ(人間の宇宙コロニー生活による進化)が終盤になって大きな意味を持ってきます。
宇宙移民という設定が最後にきて生かされているんじゃないかなと。
頑なに否定する人もいますけど、
ある未来の状況におけるドラマを描くというのはSFのひとつの形だと思います。
これを認めないと映画マイノリティリポートもSFじゃないってことになります。
この映画における予知は科学は関係なくて、偶然から得られた超能力で、
科学はそれを映像にして見せるところに過ぎない。
ストーリーもその映像にして見せる装置の隙間を突いた計画犯罪ですし、
ラストの解決も科学はあまり関係ない人情話になっています。
マイノリティリポートなんてSFと認めないとなったら、
本当に狭い範囲のハードSFしか認められないことになるんじゃないでしょうか。
724 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:11:13 ID:YGvuZJIL
>SF(サイエンスフィクション)というとおり
50年前だったら、この定義でも良かったんだけどね。
いかんせん古すぎる。
725 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:13:24 ID:YGvuZJIL
>>722 >>721 は 「典型的SFマニア」 ではないよ。
むしろ、あんまり知らないんじゃないかと思う。
726 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:14:59 ID:dGWrMrl5
>>722 俺は別にSFを至高の存在として、ファンタジーやスペオペを見下してるわけじゃないよ。
SFはあくまで、科学的根拠に基づいたフィクションであるべきと思ってるだけ。
SFもファンタジーもスペオペも好きだけど、ガンダムをSFと言うのには抵抗がある。
ジャンルについて語るなら、そのくらいはしっかりするべきだと。
>>721 ところがSF大会では銀英伝が評価されてたりする。
あとガメラ2も星雲賞とってるしな。
まぁアレだ。SFの衰退の理由のひとつは「アレはSFじゃないコレもSFじゃない」
って敷居を高くしていって、ジャンル自体がどんどん一部のマニアのものと
なっていったせいでもあるんだよね。
だからその辺の基準はあまり煩く考えない方がいいと思うんだけどねぇ。
いいじゃん、エヴァだってヤマトだってガンダムだってSFで。
SFとして認識できる作品やファン層が多くないとSFの企画だって通らないし、
予算も出ない。
どうしてもジャンルを厳格に考えたいんだったら、「コアなSF」「ライトなSF」と
いう風に分ければ良いだけの話。
ちなみにガンダムがSFじゃないっつった高千穂遥も、スターウォーズはSFとして
賞賛してる。
728 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:19:35 ID:YGvuZJIL
729 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:21:09 ID:dGWrMrl5
>>724 そうおもうなら、自分なりの定義くらい書いといてくれよ。
つーか、俺は別にかまわんよ。
このスレ的には、ロボッ子ビートンもヤッターマンもトランスフォーマーもデンジマンもSF
ってなら、それはそれで。
科学的根拠が必要なら、
映画ブレードランナーの感情移入テストもあまり科学的根拠はないし、
ほとんどの映画はSFじゃなくなってしまうと思う。
自分は先に書いた
ある(SF的設定を使った)未来の状況におけるドラマならSFであると思います。
それが面白いかつまらないかはまた違う話ですが。
731 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:29:24 ID:YGvuZJIL
高千穂遥だってその後糞アニメの原作やっているし、
基本的にオタ文化内の闘争という気がするね。
今の日本のSF大会って、
エロゲーを論じたりしているんだろ?
ようするにオタ文化の古株にしか、ハードSFファンがいないんじゃないか?
733 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:36:29 ID:YGvuZJIL
734 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:35:42 ID:dGWrMrl5
>>728 あたらしい考え方が出たら古い考えは駆逐されるわけでもないでしょう。
自分のカテゴライズの基準が色々な物の登場で危うくなってる気はするけどね。
つーか、SF自体が定義できなきゃこのスレって意味なくないんかと。
ポケモンはファンタジー、デジモンはSF?
まぁカテゴライズの話ばかりしててもしょうがないとも思うけどな。
SFってファンタジーの中のひとつ(ファンタジーの中でも科学的な根拠を強く示したもの)
に過ぎないと思うけど、明確に分ける必要あるんですかね?
>>731 >その辺のいきさつか何かがあったんじゃないかね。
20年以上前の論争は有名だと思ったんだが……。
簡単に言うと、新作アニメの企画をサンライズから相談された高千穂が、
「宇宙の戦士」を貸したけど、そのディティールだけをつまんでガンダムが
企画されたからムカついたって事らしい。
あと、ガンダムは作ってる側もSFをある程度は意識してるよ。
スペースコロニーの設定とか、曖昧にはしてないし。
シナリオライターの一人はぬえのスタッフだし。
737 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:44:35 ID:YGvuZJIL
>>734 >SFはあくまで、科学的根拠に基づいたフィクションであるべき
ここの発言で何が問題かと言うと・・・・・
途中までは間違いとは言えない訳よ。(かなり狭いがね)
問題は最後の 「べき」 だな。
これがSFの概念を決定的に狭くしてしまっているし
誤解を招く表現となってしまっている。
738 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:45:53 ID:YGvuZJIL
>>735 明確に分ける線なんか、どこにもないですよ。
何十年も議論されてきて、未だに答えがでていない。
>>734 ポケモンについては評論でライターの堺三保が移民惑星説ってのを提唱してる。
生態系維持のために遺伝子操作で作った人工生物がポケモンで、人工を増やすために
特に公職につく人間をクローンで量産したために同じ顔の人物がやたらと多いって説。
いや、もちろん半分以上は冗談だけど。
740 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:51:48 ID:dGWrMrl5
>>730 いや、科学的根拠にもとづいた空想だから、全てが全て実現可能なものでなくては
ならないとは思わないよ。たとえば、相対性が崩れた世界を扱ってもテーマがそれで
あれば立派なSFだと思うし。
俺的な解釈だと、科学的な空想にテーマが当たっているか、その周辺のドラマならSF。
単に未来を舞台にしたドラマなら、スペースオペラって感じだな。
これが未来以外、過去や別世界になるとファンタジーかな。
タンサー5やミクロの決死圏はSF、ガンダムはスペースオペラ、SWはファンタジーかな。
まぁ、人によって違うのなら論じるだけ無駄かw
カテゴライズに拘りすぎて本質の議論が出来ないのは本末転倒だな。失礼しました。
741 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 14:55:40 ID:YGvuZJIL
>>736 それは知らなかった。
ただ俺はガンダムが出来る前から 「宇宙の戦士」 を読んでいて
早川文庫の挿絵の斬新なパワード・スーツのデザインに関心した記憶がある。
最初にガンダムのモビル・スーツを見たとき、パワード・スーツのパクリだなと直感した記憶がある。
それと、
>>727 にある
>ちなみにガンダムがSFじゃないっつった高千穂遥も・・・・
の書き込みを読んで、何かのいざこざがあったんじゃないかと想像してみただけ。
(結局ありましたか)
ガンダムに関して、当時としては画期的だったろうし、それなりに評価してるけど
特に好きでも嫌いでもない。
ただ、モビル・スーツの名称だけは違和感ありまくりだな。
なんせ、着るんじゃなくて、乗ってるからな。あれは。
スーツ?なのか?
モビルスーツは確か兵器として連邦に睨まれないようにした宇宙開発用スーツが発展。
後付け無理やり設定かもしれませんが。
ジャンルわけについてはやはり皆さんそれぞれのようですねw
現代SFでは何か開発する話にしても資金提供や政治背景を入れざるをえないから、
科学に特化した話は作りにくいんでしょう。
政治が強く絡めば政治ドラマになってしまうし…
超整理法のこうもり問題(ジャンルわけして整理しようとするとどこに入れるか迷う)みたいですね。
ガンダムは、ロボットが出てるからSFだと言われてるんじゃないよ。
むしろ、ロボットが出ているせいで「SFじゃない」と言われてる。
あ、あくまでも最初のやつね。アムロとシャアのやつ。
高千穂に言わせると、ヤマトは全然SFでなくてガンダムは惜しくも
SFでないらしい。
科学的根拠に基づく作品じゃなくて、むしろ科学的な根拠をうまくでっち上げられた
作品だと思うが>SF
745 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 15:19:08 ID:ANCiHbxu
>>742 俺はSF好きで、映画好きで、ROCK好きでもあるんだが。
ROCKの世界でも似たような議論が長々とされているよ。
ギターの音を歪ませて大音量で演奏すればROCKなのかと
言うとそうではない。
アコースティック・ギター一本でもROCKはできる。
それこそ色んな人が何十年も議論したけど回答はでない。
ミュージシャン自身が○○ROCKとカテゴライズされるのを嫌がったりしてね。
で、結局、こんな事を議論する事は無駄だと。
要はマインドがあるかどうかだよ。鍵は。
ただ、マインドってな〜にて聞かれても返答に困るが・・・・・
それぞれの心の中にあるとしか言いようがない。
ただ、今の日本の映画界にマインドがあるかと聞かれれば
あまり無いと答えるかな。
>>714 >
>>712 のレスが一番本質に近いところをついていると思うな。
そう思うね。そういう単純な解釈でOKなのに、
何でぐちゃぐちゃ言うんだろう……って意味でね。
>>735余談
今のカミさんと初めてあったとき、お互い「SF好き」ってんで盛り上がったんだけど、
カミさんの好きなのは「十二国記」「星界の戦記」なんかのライトノベルで
俺の好きなのはJPホーガンやアジモフだったんで話まったく合わなかった。
広義SFってジャンルの中でも端と端だわな。
748 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 15:27:24 ID:ANCiHbxu
問題は、日本はSF映画は作れるんだが
出来があまりに酷い。
スレタイ変更だ。
なぜ日本はSF映画を作れないのか
↓
なぜ日本は良いSF映画を作れないのか
749 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 15:31:33 ID:vlJryEqU
違うだろ
なぜ日本はSF映画を作れないのか
↓
なぜ日本は良いSF映画を作れなくなったのか
750 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 15:33:01 ID:ANCiHbxu
>>747 アジモフ − 通ですね。
>広義SFってジャンルの中でも端と端だわな。
平井和正が言った
「SFの浸透と拡散」 の言葉通りになってしまった。
音楽の話で申し訳ないけど、こう言うこと良くあるよ。
俺 「ROCKが好きなんですよ」
他 「ほほお、ROCKがお好きですか。じゃぁ○○がお好きですよね。」
俺 (違う・・・・・・)
751 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 15:35:16 ID:ANCiHbxu
>>749 ちょっと表現が硬いかな。
なぜ日本は良いSF映画を作れなくなったのか
↓
なぜ日本は面白いSF映画を作れなくなったのか
なぜ日本はイケテルSF映画を作れなくなったのか
>>746 単純な解釈があれば、それで十分という意見には賛成。
どのジャンルにも言える事だけど状況によって臨機応変に世界観の構築を
変えていかないと新規のファンの開拓が出来ずに衰退してしまう。
常に時代の変化に対応出来る「遊びの部分」は必要なんだよな。
SFを根本的に否定するような世界観は論外だとしてもね。
753 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 15:42:18 ID:ANCiHbxu
みんな、議論はいいけど喧嘩せずにいこうや。
どうせ、会社とか学校とかでこんな話できないでしょ。
ここだから出来る話もあるんだからさ。
#書いてるうちに出遅れた。
>>736 『宇宙戦艦ヤマト』には、豊田有恒がSF考証(原案?)として参加している。
ちなみに、彼のアイディアではタイトルが『小惑星シップ イカロス』。
結局、西崎義展に“アイディアをつままれて”、最後に残ったのは
「人類絶滅まで、あとXXX日」というヒキの部分だけだったらしい。
(豊田有恒『あなたもSF作家になれるわけではない』より。
記憶で書いてるので、詳しい人がいたら訂正プリーズ)
でだ。
考証も整合性もケッ飛ばしてスッ飛ばしてフッ飛ばして大宇宙軍事ロマンというか、
“大艦巨砲で敵陣深く特攻をかけてワシントン、じゃなくてガミラス本星を攻略”
という、ある種日本人の琴線に触れまくる仮想戦記になった『ヤマト』は
ロングヒットになった。
これが『小惑星シップ イカロス』という聞くだに毒気のなさそうなSF冒険譚に
仕上がっていたら、ここまでヒットしただろうか。
内容の決定権を持つ作り手は、あくまでエンタメの専門家であるプロデューサー
であり監督であり、ここでアイディアをつままれてプンスカ怒るようなら、
まあ、それは歪んだエリート意識のなせるもの、としか言いようがないなぁ。
「サイボーグを出したいんですが?」、「細胞具? ナニそれ? ボツ!」 とか、
「SFショートショートを一本頼みます」、「ハイ! 喜んで」、
「あ、でも、ウチは読者層が違うから、タイムマシンとか宇宙人とかヘンなのは出さないでね」
「(゚Д゚)ハァ?」とか、日本のSF者は“(自称)不遇の時代が長かった人たち”だから
“賤民扱いをされた集団は内部では選民思想に染まる”という黄金パターンに
はまり込んでるような気がするよなあ。
最近はSF者というかSF的な常識の保有者が大勢いるので、彼らハードコア組の
手を借りなくても映像作品を作ることは可能になったかもしれないけど、
肝心の揺籃期というか播種期にそういうルサンチマンな人たちの手を借りずに
創作ができなかった日本のSF映像作品の世界は不幸だったかも知れん。
>要はマインドがあるかどうかだよ。鍵は。
まあ、そりゃそうですよね。
星新一さんのショートショートなんて科学的根拠全然書いてないですしねw
756 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 16:11:30 ID:v0EVrF1n
>>754 そこの経緯は俺も読んだ(別の本で)
>記憶で書いてるので、詳しい人がいたら訂正プリーズ
概ね、この通りですよ。
>「(゚Д゚)ハァ?」とか、日本のSF者は“(自称)不遇の時代が長かった人たち”だから
日本SF作家倶楽部が団体で旅行に行った時、旅館に着いたら
「日本SFサッカー倶楽部御一行様」 と書かれていたり
有名なとこでは
士農工商えた非人SF作家とか・・・・
とにかく虐げられてますた(w
(作家でもない只の読者の俺でさえ・・・・)
お前それ田中啓・・・
日本の実写映画で、ダイソン球とか軌道エレベーターとか絵として出てきたら
もうそれだけで、興奮してションベンちびるよ。
>>752 その姿勢と「○○はSFではない」という意固地さは合わないのでは?
あなたは
>>712 みたいなレスをどう思う?
>>756 士農工商……は虐げられてるわけじゃなく、
>>754 の言うところの
内部的な選民思想だと思うがな。
・茹゙・ネ、ホ」モ」ニ・゙・、・ノ、マヒチニャ、ホ、「。チ、「。チ。「、「。チ。チ、「。チ、「。チ、ホ
スュ・ケ・ュ・罕テ・ネノャ、ャツ酳セ、熙皃ニ、、、?、ネサラ、ヲ。」
、「、ネ・ヌ・ケ・鬘シ、ホ。ヨ・茹゙・ネ、ホスッ。ト。ラ、ャネセハャ。」
ーハセ蝪ェ
>>745 >ミュージシャン自身が○○ROCKとカテゴライズされるのを嫌がったりしてね。
>で、結局、こんな事を議論する事は無駄だと。
ところが、レコード会社というか、プロデュース/プロモーションをする人は、
カテゴライズが好き好き大好き。
古くはRockというかロックンロールという単語からマージービート、ツイスト、ロコモーション
(死ぬほど中略)、ヘビーメタル、ハードロック、パンク、グラムロック、グランジと、
半可通な俺でもこれくらいは挙げられる。
「え〜? いまさらヘビメタ〜? これからはグランジだよね〜」というトレンドを作ったほうが
売るほうとしてはラクだし。
ナニが言いたいかと言うと、ROCKの根幹がマインドにあるとしたら、
・ROCKとはROCKしている人間の生み出す音楽である
という絶対の真実がある一方で、
・出来上がった作品をどう位置付けるかは、聴き手、売り手の勝手
作った人間がROCKしているかなんて関係ないない
と言うのも、冷徹な真実なのよね。
逆に言えば、マインドが全く無い作品でも、客が神格化すればそれは名作となる。
ちなみにガンダムなんだけど、ロマンアルバムのインタビューでスタッフが、
「いや、SFとか何とか以前に・・・これ、“打倒ヤマト”だったんですよね」と白状している。
(続く)
(続き)
SFの定義はセンス・オブワンダーというか
“現実の先にある飛躍した世界に観客を連れ出して何かを体験させたい”という志(ココロザシ)
だと思うんだが、一方で矢立肇 先生のミーティングによる
“毎年恒例のロボットプロレスアニメ、玩具メーカーのために合体ギミック必須”
+
“打倒ヤマトのために、宇宙戦争ものでリアル指向のSFフレイバーと政治色も入れる”
+
“主人公のスーパーヒーロー化のために、ニュータイプなるガジェットを注入”
というコンセプトワークの産物に過ぎないファーストガンダムが、なんというか神作品になっちまった。
志がなくたって、SFは誕生しうるわけだな。
ひょっとしたら日本SFアニメの搭乗マシンがXウィングでもコメット号でもなくて、
つねに両手両足の生えた巨大な機械であることに、日本人の深層心理のなにかが作用しているのかも
しれないけれど、ともあれ、日本でSF映画を撮るとき、コンセプトワークとして
“潜在客層の腹の中を探る”という基っ本的な部分がなおざりにされてるんじゃないかな。
ID4でもいいし、アルマゲドンでもいいけど、「SFだ」「SFじゃねえ」なんて論争を
吹き飛ばすくらいドッカンドッカン受ける邦画SFが世に出れば、少なくとも
こんなスレは立たなかったのと違うんかいのう。
作った時の動機というかコンセプトというかそういうのと、
マインドがあるかどうかはたいして関係ないんじゃないのかな。
俗な人間が高尚な作品を作らないということはないもんね。
764 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 17:33:31 ID:6XcVTmwm
宇宙空間とかスペースシップに載るのに黄色人種が合わない。
それだけ。
765 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 17:33:37 ID:571OEvdD
>>759 文字通り虐げられてた。それ以外の何物でもない。
766 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 17:46:16 ID:571OEvdD
>>759 >内部的な選民思想
過去を美化しているだけ。
そりゃまたえらく昔の話だな・・・・・って自分も当時現役の人間
だった訳で w)
まあ、ふた昔前のヲタの代表例だったからねえ。
んでもってその時代からの生き残りでSF大会とかでクダ巻いてる
連中が
>>759の選民思想家なのかもしれんな。まあ漏れも参加どころか
スタッフ経験者だったりするんだが。
しかしここ数日の流れの速いこと速いことw)みんな語りたいんだねえ
次スレは「邦画SFをネタにSFファンがクダ巻くスレ」とかどう?
>内部的な選民思想
ところでハヤカワ文庫「12モンキーズ」の後書きは読まれましたか?
あれを読んで以来俺は「あれはSFじゃない」トラウマがうずきまくってるんですが
769 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 18:08:09 ID:Qn46qdwY
>>768 テリー・ギリアムだよね。
モンティ・パイソン一派だから仕方ないんじゃないかな。
770 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 18:13:01 ID:Qn46qdwY
SF映画に限らずなんだが、ちょっと売れてる歌手とかタレントを
(碌に演技もできない)
安直に主役や大役に使わないで欲しいね。
>>767結局ここに出入りする人たちはなんだかんだ言っても
SFが大好きなんですね。
772 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 18:22:35 ID:Qn46qdwY
>>771 ん、でなきゃこんな小難しいレスを書く椰子がいっぱいいるスレに出入りせんでしょう。
で、結局は各々が思っている 「面白いSF映画を俺に見せてくれ!!」
と言っている。
773 :
次のスレタイ案:2005/06/29(水) 18:29:15 ID:zXdGgTLL
(1) なぜ日本は良いSF映画を作れないのか
(2) なぜ日本は良いSF映画を作れなくなったのか
(3) なぜ日本は面白いSF映画を作れなくなったのか
(4) なぜ日本はイケテルSF映画を作れなくなったのか
(5) 邦画SFをネタにSFファンがクダ巻くスレ
774 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 19:11:39 ID:MCChaTJh
昔、SFマガジンを買う為に本屋に行くと、必ず隣にSMマガジンがあった。
>>764 クラークの小説版2010年だったかで、
中国人が「木星一番乗りワショーイ→あぼーん」の
ザコキャラとして登場したの思い出した。
776 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 19:17:44 ID:ijP7amOQ
Mr.カトーはどうなるんだ?
俺は高千穂遥のガンダム批判を覚えてるような年期の入ったオタだが、
既に色々と許せるようになったなぁ。
平成ガメラではそれなりに満足したし、今は仮面ライダー響鬼で充分だ。
ところで、海外のSF映画ってそんなに良い出来かな?
オレにとってSFは『将来、現実になるかも知れない(ワクワク)と思わせてくれる話』なので、
SWから何から『オレにとっては』全部NonSF。
逆に言えば、(今はリアルじゃないけどいずれリアルになるかも)と
「オレに」思わせてくれれば「オレにとっては」何でもSF。
医療サスペンスものには良SF多いよ。
作品解説にはSFのSの字も出てこないけど(^^;
そんな身勝手なSF感のオレの意見としては、良質のSF映画なんてめったに無くて当たり前。
二時間の中で観客に「これは将来ありえるかも知れない」と思わせて、その上(で)ハナシを作る。
こりゃ厳しいヨ。国の内外を問わず、ね。
>>767 前スレでは「SF定義問題」は泥沼になるのでみんな避けてきた感じだったけど、
こうやって徹底的に語るのもいいもんだねーw
781 :
名無シネマさん:2005/06/29(水) 21:43:18 ID:mn/wDYrl
SFにおける未来予測はこの先なくなる一方じゃないかな。
一般人の科学技術に対する知識が底上げされたので、
予想もつかないような未来像を作ることができなくになってしまったように思う。
予想の範囲内かまったくの荒唐無稽になりやすい。
まあ高千穂らが色々言っていてそれが呪縛みたいになってた時期もあったが
さよならジュピター
が高千穂の全ての呪いの呪文を無効にしてしまった。
日本SFの重鎮作家が何人も集まってやったブレーンストーミングを
格闘技論議でブチ壊した男が
ざわざわ森のがんこはSF
復活の日はなかなか面白い。
でもラストのあたりだけ観たことないw
>576
あれはSFじゃないよw
786 :
657:2005/06/29(水) 22:20:24 ID:MjBRYIvG
ク。
オレが宇宙戦争にうつつを抜かしてる間に話がどんどん進んでるw
銀英伝はSFじゃないと思う。
仮にSFとしてもこれを超えるアニメだったら腐るほどある。
数万隻が陣形を組んでの艦隊戦、
表面が液体金属でコーティングされた宇宙要塞同士の対決
こんな映像作品を待っていた、ってのはある。
宇宙船がでてきてドンパチしてたら、それはもうSFだってばさw
ベルヌやウェルズの時代から、映画や小説を使って営々と積み上げてきた、この
人類共通認識を覆すことは当分は不可能だぞw
>>779 『この春、東京と大阪で開かれた世界前衛映画祭に、フランスの青年作家
クリス・マルケルが製作した「ラ・ジュテ」というSF映画が上映されたが、
第三次世界大戦を背景に、時間と意識の錯綜した世界をスチルモンタージュ
だけを使って見事に映像化した二十九分のこの映画の成功にあやかろうとしてか、
一部の前衛映画狂(すなわち映画変質者)のなかには、SFの名作を片っぱしから
映画化しようという動きがあるということだ。実際映画ではないが、ある俗名高い
レジャー雑誌の女性版に伊藤典夫約すところのベスターの「鋼鉄の音」が、名作
SFフォト・ストーリーの名の元に、無断で軽率きわまるグラフに仕立て上げられた
事実もある』
ハヤカワ文庫SF1145「12モンキーズ」解説より
この部分は解説者による、SFマガジン1966年9月号「トータルスコープ」欄(大伴昌司)からの引用
とのことだから、この引用部は「12モンキーズ」じゃなくて「ラ・ジュテ」の解説ですね
しかしなんだろう「すなわち映画変質者」ってのは?
皮肉じゃなく質問したいが60年代当時「変質者」ってのは誉め言葉だったのかな?
だとしたら引用者も一言そえるべきではないのかな
地の文で解説している高橋とかいう人も「なんでこの作家がノヴェライズなんかを?」
みたいな文章
今日宇宙戦争見てきたけど、大阪ではトライポッド3基を倒したんだって
是非日本版をつくってくれ!
「大怪獣東京に現る」はもうちっと評価されてもいいと思うな。
怪獣流しのビジュアルは伝奇SFと言っていいんでないの。
>>790 書いてくれてありがと
キチガイという言葉が使えないからじゃないかね
怪獣は微妙なラインだなあ
795 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 01:04:36 ID:Hdkt+G/f
ちょっとSFと話がずれるかもしれないけど
日本人は日本人の顔をスクリーンで見たくないんだと大島渚や武が言っていてそれは鋭いとこ突いてると思ったな。
例えば宇宙戦争の主役が日本人だとしたらその時点で見たくない気がするんだよね。
つまりSFという欧米人が作った映画の概念に日本人の顔自体がが削ぐわない気がするなんて言ったら暴論?
実際日本のSFでカッコいいと思えた、画面に映えた俳優が今までいたかな?
外人に侍映画やられてもダサいように、SFていう欧米人がデザインした世界観に日本人が馴染む事は厳しいんじゃ…
実際100億円でSF撮れる環境があったとしても、どんなSFをとれるんだろう?想像がつかない。
アキラは日本人にしか出来ない世界観を作れているから、ああいうアジアな中に落とし込めばカッコいい物ができるのかな?
>>795 ただ最近の若い世代に対してはそういう傾向がだいぶなくなってると思う。
トップガンをそのまんま日本にうつしかえただけの海猿が
ヒットしてるし。
マルサの女も
大誘拐も混んでたから、一概にはいえない
798 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/06/30(木) 01:31:37 ID:7ihg7eT/
>日本人は日本人の顔をスクリーンで見たくないんだ
ある世代までは事実だと思うな。
つまり、「映画を見に行く事」がイベントだった世代。
映画を見に行って、そのあとレストラン(ココ重要。中華料理屋や蕎麦屋じゃない。)で外食して、
みたいな事をしていた世代。
んー
当初のルーカスの目論見どおりオビ・ワンを三船敏郎がやってたら違和感なく
SW世界にハマってたと思うけど。
ロスト イン スペースのゲイリー・オルドマンの代わりに成田三樹夫がキャスティング
されててもイケたと思うし。
800 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 07:30:35 ID:aPvVYLuH
おまいらの嫌いな戦国自衛隊が世界進出ですよ
>>795 英語でしゃべらナイトに石黒健(字あってる?)が出演したときにこんな話をしてた。
アメリカでの撮影中に現場のアメリカ人スタッフに
「日本人がハリウッドに進出するチャンスはあるだろうか?」問い掛けると、
「無理、東洋人のアップなんて誰が観たいんだ?」と言われたそうな。
(恐らく、主役級としてあり得るか?ってことだろうね)
それを聞いたパックンは「言ったか?」とチョイあわて気味。
結論:むしろ、日本人の顔に耐えられるのは東洋人のみ。
たいしたチャレンジもせずあきらめるのが日本人。
チョウ・ユンファやジャッキー・チェン、ジェット・リーらを見習えよ。
チャン・ツィイー、マギー・チャン、ミシェル・ヨー、ルーシー・リュー、ジョアン・チェン・・・・
中華系はいい意味でもアグレッシブだな。
受け入れられるかどうかなんて些末で消極的なことは
やるだけのことやってからほざけばいい。
>781
たとえ予想の範囲内でもワクワクさせてくれれば良いワケで。
ホーガンやイーガンを見よ!・・・って、あの尺(2時間)じゃムリかな
>>802 それは逆に、アメリカ人のカンフーを観たくないだけだと思うが。
>>791 死ぬほど余談だけどさ。
なんで「大阪」なのかな? 東京や北海道じゃダメなのか?
1分ほど考えて、死ぬほど合点。
大阪にはなにがある? 世界の映画ファンに対して大阪の知名度を上げると
誰が得をする?
さすがスピ先生、○○○人。こういうところはキッチリ押さえますな。
宇宙戦争の主役が日本人でも見たくないとは思わない。
ただ、今の日本人の俳優の中にできそうな人がいない。
臭い演出になりそうだな。
邦画全般に言える事だけど音楽の使い方がうまくない様に思える。
邦画はいわゆる巨匠がSF撮らなかったからいかんかったかな?
>>798 >つまり、「映画を見に行く事」がイベントだった世代。
そういう世代の方が新しいよ。
今の世代も、例えば戦後高度成長期の映画業界が元気があった世代よりは
そっち寄りだと思うぞ。
昔は特別なイベント性が薄かったから、
プログラムピクチャーなんてものが成立してたんじゃないか。
そういう時代の方が、邦画でSFも抵抗無く受け入れられてたんじゃないか。
だから円谷英二なんて天才がプログラムピクチャーで遺憾なく腕を発揮できた。
当時よりは今の方がイベント性高いし、遊園地に行く感覚に近い。
そして、遊園地も外国のテーマパークの方が有り難がられるように、
洋画大作の方が有り難がられる。この傾向は、邦画斜陽化以降、今も続いてる。
ただ、細かく見ると、少し前よりは、若者はこだわらなくなったと思うけどね。
んで、それとは別に、日本人の西洋人コンプレックスはずぅーっとある。
>んで、それとは別に、日本人の西洋人コンプレックスはずぅーっとある。
それは邦画SFを観てて気になるだよな。言い換えれば観てて鼻に付くというか。
中途半端に西洋を意識した演出とか、台詞廻しとか多いような気がする。
>>802 >受け入れられるかどうかなんて些末で消極的なことは
>やるだけのことやってからほざけばいい。
同意、何かあれば「予算が無い」「映画作りへの理解が無い」って話になる。
SF映画じゃないけど低予算映画のShall we ダンス?はアメリカでもヒットしたじゃん。
屁理屈ばっかり言ってないで条件が悪いなら悪いなりに頭使って映画を作って欲しいよな。
人材リソースがホラーに集中したのが大きいんじゃないの?
>>814 ホラーブーム以前でも似たような状況だったよ。
>>813 同意
低予算ってぇんだったら
洋画だけど 「未知への飛行」 (原題 : Fail-Safe)
なんかはどうなるんだろう?
役者こそ演技派の重鎮や中堅どころの渋いので固めてるけど
場面は殆ど2室だけ
(大統領室と爆撃機のコックピットだけ)
ソビエトの書記長は電話の声だけ
飛行機の映像はどっかの記録映画の流用
低予算もいいとこ
でもあれだけの名作ができた。
何もやみくもに、「低予算」だと言っている訳じゃ無い。
企画に対してのバランスが悪いが故の「低予算」だと了解して欲しい。
予算も無いのに無茶な企画を通す映画制作会社。低予算企画は逆に集客が見込めない為、通らない…。
総じて「映画作りへの理解不足」になる。
因みに「Shall we…」は低予算企画で作られた訳じゃ無い。いたって普通の日本映画の予算だった筈。
自分のやりたいようににできる監督なんて殆どいないだろうからなあ。
SF映画の企画なんて簡単に通りそうもない。
こう言うと、その制限の中でやるのがプロだろとすぐ反論されるけどね。
キャシャーンの出来なんかにも不満は多いかもしれないが、
薀蓄語りとダメ出しばかりするファンもどうかと思わなくもない。
予算に見合った映画作りが出来ないのは日本映画って低予算で作る事が当たり前の
状況だから低予算映画を作ってるって感覚が麻痺しているせいじゃないのかな。
「普通の日本映画の予算」が実際は低予算で「大作の日本映画」になって、ようやく
そこそこの予算のある映画作りが出来るようになる。
大作の日本映画と呼ばれている物は実は大作では無いという現実・・・。
誰だったか、「天才なら逆境に負けないなんて事はない。
成功した天才だけ見てるからそう思うだけだ。」というようなことを言っていたけどそのとおり。
金がないなら頭を使えと成功した低予算映画を基準に言ってもしょうがない。
クズのような映画が量産されてその中で光るものが見つかるような状況は必要だよ。
日本の映画関係者って予算があったらオナニー映画を撮りたがるし
予算が無ければ文句ばっかり言ってる、どうにかならんのか・・・
>金がないなら頭を使えと成功した低予算映画を基準に言ってもしょうがない。
それはそうだけど金が無いなら知恵を絞ってアイデアで勝負するしかないじゃん。
>クズのような映画が量産されてその中で光るものが見つかるような状況は必要だよ。
「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」って事か、すげー後ろ向きな発想だと思うのは気のせい?
>>823 結果的にクズが出来上がるのと最初からクズが出来てもしょうがないと思うのとでは意味が全く違ってくるよね。
>>699は「結果的」にクズが出来上がってしまうって事を言っているんじゃないの?
最初から、ほとんどはクズになるみたいな発想をするのは建設的じゃないよーな・・・。
>>824 はじめからクズを作ろうなんて発想の人はよほどの変人じゃないかな。
たとえ客から頭わりーと思われようと、クリエーターは頭使ってるでしょう。
そこで予算がないから頭を使えといってもしょうがないんじゃない?
もう使ってるんだから。
826 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 17:44:21 ID:39tccuOs
それじやクリエーターとは言えないんじゃないかな?
クリエート=創造 だし
なんか他の呼び方をして欲しい。
そうなるとクズを作らない残り10パーセントしか認めないことになるんじゃない。
それはやめた方がいいってこと。
828 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:01:10 ID:DOEL/SFE
駄目だ、こりゃ
829 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:09:02 ID:AVzDZsIJ
アルマゲドンを脳天気に楽しんで見に行く客の方がSFマニアよりSF映画に貢献している。
830 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:10:55 ID:HCGHxrQu
827さんって学校時代
数学とか苦手だったでしょ?
831 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:13:33 ID:HCGHxrQu
えーっと、なにがSFか?っちゅー議論を置いて、
単純に日本映画で宇宙モンが作れるか?って考えた場合にだよ、
まず、およそ無重力空間を描くことが際限なく不可能に近いよね。
もちろん2001年型の宇宙ステーションやガンダム型コロニーを
設定すりゃいいんだけど、この辺を作れないからという理由で持ってくると、
そこでSFとしてかなり危うくなるという諸刃の剣だわな。
833 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:16:13 ID:AVzDZsIJ
>>831 洋画で流行らないようでは邦画は作られないので、アルマゲドンが大ヒットの方が貢献になる。
>>829 あれはSFマニアも好きなんじゃないかな?
爆笑映画として。
おれはマニアじゃないが小惑星爆破シーンで爆笑。
妖星ゴラスとどっこいじゃねえか!と。
結構好きだ。
835 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:23:18 ID:AVzDZsIJ
>>834 了見の狭いマニア以外ならそれなりに楽しめるんでは。
836 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:29:33 ID:rnALr/C4
>>833 言ってる事が無茶苦茶ですよ。
もうちょっと落ち着いてかきましょうよ。
837 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:36:12 ID:AVzDZsIJ
>>836 もしも洋画ですらSF映画がヒットしないなら邦画はなおさら作られることはない。
宇宙戦争やSWが大こけなら需要がないと判断される。
砂場遊びでさ、高い砂山を作ろうと思ったらどうしてた?
砂に水を混ぜる?それも一つの方法。
だけど、結局は「砂をたくさんあつめて底辺の広い山を作る」
の他に(現実的な砂場遊びの範囲では)高い山を作る方法はない。
日本は絶対的な砂の量が足りないんだよ。
良質の小説、それを支えるファン、それら底辺の砂となるモノが
少なすぎる。今スグどうこうできるもんじゃない。
一粒ずつでもいい、砂を増やす努力をしてみよう。
まずは「SF小説」ってきくだけで「ハァ?私ガンダムとか興味ないし」
とか言われる状況を変えていこうヨ。変えてきた俺がここにいる。
(ちなみに「星を継ぐ者」のようなミステリ仕立てが好評)
839 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 18:49:43 ID:Gzuaw2ED
簡単な話ですよ
宇宙人が英語をしゃべっても
違和感の少ない洋画
宇宙人が日本語しゃべったら
どんなに制作費をかけても
うさんくさくなるのが邦画
>>839 だから、そういうイメージを持たれる状況を作ってしまったのが
SF映画の製作側じゃないのって、どうしても話がループするよねw
841 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 19:06:01 ID:0svx+CZB
映画じゃなくてテレビだけど
ウルトラQとか怪奇大作戦とかあったじゃない
842 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 19:23:46 ID:sr2pXFvh
宇宙人が日本語話したくらいじゃ何ともない。
843 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 19:32:19 ID:+/RvFRUV
宇宙人が日本語
それを言ったら
猿の惑星で猿が英語を話しているのに
それに気付かず
最後の自由の女神で地球だと気付く
ヘストンはおおばか
>>838 それは、チャンスを狙って俺も書こうと思ってた、
じつは“シオドア・スタージョンの発言”もその前フリだった。
(彼の発言は、実際には、
http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-narita/bbs1/12469482421875.html みたいな掛け合いの中で出た発言らしいのだが。)
「あらゆるものの90%がクズ」であるなら、
良いものを生み出す方法は簡単。
「良いものの9倍に相当するクズがあればよい」ということになる。
この場合のクズとは、志及ばず駄作になってしまったものも、
ロジャー・コーマンのように初めからB級C級作品のつもりで
製作したものも含まれるだろう。
こういう“その他のクズ”を許容する土壌=市場と製作サイドの規模、が
あって初めて、評価されるSF映画が誕生するのではないか。
ただね、実はここまでのカキコも前フリなのよ。
底辺を広げる。とても正しい考え方ですよ。
ただね、1人の映画好きの目から見ると、日本の映画界は成功を狙っていると言うより
失敗を恐れすぎている。
ただでさえ、ポスプロやらで金のかかるSF作品。製作委員会形式で、リスクを分散して
慎重に行こうとするあまり、「ヒットを飛ばすことよりも責任をかぶらないことの方が重要」
と言うところまで来ているような印象を受ける。
こんな状態ではワン・アイディアでも何でも、面白い作品の芽があったらとりあえず
映像化してみる、みたいな勢いは到底期待できないし、裾野も広がらない。
ここに病根というか、まあそういうものがあるんじゃないかな。
845 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 19:56:20 ID:cNPSA+42
簡単ですよSFなんて作る側も見る側もみんなで本気にならなきゃすぐうそ臭くなってしまう
特殊な分野なんですよ。金はかかるし、客は見ない、じゃもう無理だよ。
846 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 19:57:45 ID:sr2pXFvh
普通の人間ドラマ+SFじゃないと。
ターミネーターも普通人には2がより好評だと思われ。
847 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 20:00:21 ID:sr2pXFvh
さらに言うとSFはアイデアに依存しすぎる。
ミステリも同じ弱点を抱えている。
アイデア一発勝負って言うんなら、ハインラインの輪廻の蛇を映画化してくれんかのう。
バラードでも良い。その場合監督はドグラ・マグラの松本俊夫で。
ディックの「地図にない町」みたいのならアレンジすれば低予算でも
舞台が日本でも行けそうな気はしなくもない。
1日だけタイムトラベルできることで生じるドタバタを描いた
サマータイムマシンブルースってのが来るがあれはどうよ。
>>849 ディックだったら
「流れよ我が涙、と警官は言った」 はどうかに。
852 :
790:2005/06/30(木) 20:36:10 ID:4If5cE3Q
>>852 バラードも変態だし、ドグラ・マグラの雰囲気は
ヴァーミリオン・サンズに合うような気がする。
SFであっても感動系にもっていけばいいなら
グレッグイーガンのしあわせの理由なんかも翻案しだいでイケると思う。
30過ぎのオサーンが沢山いる匂いがするのは気のせいか
日常生活の延長のような、「ちょっと不思議な物語」なんぞ映画でみたくないw
そんな話は、TVをつければいくらでもやっている。
ズバリ宇宙! 宇宙船がでてきて、「ワレワレハ」って宇宙人がいう映画が見たい
んだよ!!なあ、前スレの
>>1よ!
>>855 うーん、10代や20代でまともにSF語れる人間の方がキモイぞ。
精神的にある程度熟成されないと理解しきれない部分だって多いしな。
40、50もいるとみた。
859 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 21:09:32 ID:sr2pXFvh
感動系じゃなくてもいいけどSF部分がなくてもいいくらいのドラマは必要。
よほどコアなファンじゃない限り科学に終始する話には付いて行きにくい。
>>857 10代の頃の自分を思い出すと恥ずかしくて鬱になそうだ(w
>>859 >感動系じゃなくてもいいけどSF部分がなくてもいいくらいのドラマは必要。
それはSFじゃなくて邦画そのものの脚本と演出へのダメ出しでは。
あと役者ね。
時々TVでアクターズ・スタジオを観るんだが
役者の演技に対する姿勢とか考え方が日本とは根本的に違うような気がする。
最果ての銀河船団をよんでいると、ウラシマ効果は、使いように
よっては出会いと別れを象徴的に表現できるアイテムだと実感する。
使命のために旅立つが、帰って来たら愛する人も知人も皆死に絶えてしまう
なんて作品なら、昨今の純愛ブームにも合い通じるものがあるのではないか?
いままでこれを有効につかった映像作品がトップをねらえなどわずかしか
ないのがもったいない。
実際、いまあいや黄泉がえりなど近年の純愛系大ヒット映画のうち2つが
SF的なアイディアをもとにしてる。
いま、愛にゆきますのアイディアもエンディミオンのエンディングそのまんまだ。
864 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 22:04:09 ID:sr2pXFvh
「回路」もホラーというよりはSFだった。
>いままでこれを有効につかった映像作品がトップをねらえなどわずかしか
>ないのがもったいない。
ホント、そうだね。話が面倒くさくなるからだと思ってた。
866 :
名無シネマさん:2005/06/30(木) 22:05:04 ID:zUmNZSTI
>>854 あれなら日本でも無理は感じないかもね
ただ、すっごい頭のいい人が作らないといかん
今日は静かだな
869 :
名無シネマさん:2005/07/01(金) 02:38:44 ID:TwgiiAT8
戦国自衛隊が世界に配給されるということだ。
和製SFがどこまで世界に通じるか楽しみではある。
これが突破口の礎くらいなれば良いが。
リメイク版の?
あんなんを世界に配給したら突破口どころか日本の恥になる気が・・
【デビルマン】海外配給の話はどうなったんでしょう?
実際に何カ国かでは公開されたのでしょうか。
配給会社などは世の東西を問わず胡散臭いバイヤーも相当混じってるでしょうし
日本国内の興行に訳立つと思えば多少の水増しは宣伝のうちでしょう。
【RAMPO】【踊る大捜査線】等もインターナショナルバージョンは製作され
国内でも公開されましたが、他国では話題になったのでしょうか。
【ゴジラ】【リング】【Shall We ダンス?】等の例もあるので一概には言えませんが。
873 :
名無シネマさん:2005/07/01(金) 16:04:09 ID:gWrwrzym
お前等の目はフシアナですか?
日本には世界に誇れるSF映画「ガンヘッド」があるじゃないか。
あぁ、素晴らしいよガンヘッドハァハァ
う〜ん・・・自衛隊が戦車もろともタイムスリップするのがSFってのは
このスレに限ってやめにしようぜ。
BTTFとかさ、あの程度のコメディがやることであって、
基本的にタイムトラベルはSFでもデキマセンってことにしようよ。
875 :
名無シネマさん:2005/07/01(金) 19:55:05 ID:C04wNmfG
ならば北京原人が現代によみがえるのはSFでもいいですか?
876 :
名無シネマさん:2005/07/01(金) 19:57:56 ID:C04wNmfG
水野晴男がSF撮るらしいぞ。
「シベリア鉄道999」
タイムトラベルは別にいいよ。
只戦国自衛隊の話は飽きた。
あれは半村良の作品の中でも、どうって事ない作品だし。元々。
日本にも広瀬正の「マイナス・ゼロ」という名作タイムトラベル物がある。
個人的には二時間そこらの映画よりも大河ドラマにしたらいいとは思うが。
遠い将来、小松左京の「果てしなき流れの果てに」を大河ドラマにしたら神だよなあ。
果てしなき流れの果てに
どうやって映像化するんだよ。
おまいらは、出来たばかりの貴重な日本SF映画を片っ端から否定していくつもりかw
>>879 CGと人間の想像力の限界に挑戦すれば映像化は可能だろ
いまさらながら戦国自衛隊を作ったことは認めてあげてくれ。
883 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 01:19:16 ID:slkCfJoQ
「日本沈没」のリメイク話はちょくちょく聞くが
一向に実現しないね。
密かに期待しているんだがなぁ。
中国や韓国でヒットするかもよ。
ぶっちゃけ俺はリターナー嫌いじゃない
>>882 旧作の存在に(いくらか)寄りかかってるリメイク作だからねぇ。
完全オリジナル企画だったら見方はちょっと変わってたかもしれんが。
このトピ的には「ヒノキオ」はどーよ。
「SFは絵だねぇ」と言ったエライ人の言葉からすると、戦車と鎧武者が
並んでる絵は立派にSFだと思う。
戦国自衛隊
設定は一応SFの形態をとってはいるが
その世界観にSFを感じないのは俺だけだろうか?
物足りなさを感じる。
888 :
○ ◆dI4PH3Occ2 :2005/07/02(土) 03:16:23 ID:w6axWw1u
戦国自衛隊も評判良くねーな。
そもそもリメイクするほどの価値があったのか?って気もするが。
つか、日本SF映画のナンバーワンって何なんだろ?
個人的には滝田栄主演の『大江戸神仙伝』なんだが、いきなり映画じゃねーな、コレw
>>883 樋口でGOするよ。
でもDAT、宇宙戦争の後で、本人的にも龍頭やった後で客呼べるようなもんになんのか
疑問だな。
ドラゴン・ヘッド
原作の漫画の方は完読した。
中々良いが、ラストが腑抜け。
映画の方は未見。
噂に聞くと散々な出来だったらしいが。
主演に演技の経験が皆無のSAYAKAをだすあたりで糞映画のかほりはプンプン。
>889
それはマジですか。
で、樋口は特技監督?まさか本編監督じゃありますまいね。
ガメラの時は「樋口すげー」って思ってたんだけど、今思い出すと
どこがどう凄かったんだか全然わからん。
892 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 09:40:17 ID:F60xf1yT
>>885 見てないからなんとも言えんが
SFなのか?
893 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 10:32:51 ID:V/tPF26+
シベ超はSF
894 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 10:39:41 ID:Bd4ZJZfB
映画製作にかんしては貧乏国だからなぁ……たかが10憶程度の製作が結構な額らしい。
アメリカだったらB級映画の制作費だぜ
895 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 10:41:35 ID:YRgS8NTH
どうせ大スケールのSF作ったってショボクなるのは目に見えてるんだし、
そーゆーのはハリウッドにまかせておけばいい。
「時をかける少女」みたいなのならいいのが出来るんじゃないかなあ。
まああれも子供向けっぽい演出がウザかったけど、
雰囲気は良かった。
>>894 アメリカと比較したら、どの国も映画製作に関しては貧乏国になってしまうってw
香港のカンフーハッスルの制作費は20億円
いつのまにか日本は香港にも負けてしまうようになってしまった。
クドカンあたり脚本で、サイバーパンク版トレイン・スポッティングみたいの作って欲しい。
70年代によくあった半ファンタジー風文芸SFとか、低予算で映画として面白く撮れそうな題材って
沢山あると思うんだけどな。
日本映画の問題点は製作費だけじゃないけどね。
製作費が同じ20億円だと香港ではカンフーハッスルが出来て日本では北京原人が出来る・・・。
映画化と同時にTVドラマ化されるパターンが多いけど良くないね。
両方あったらTV観ちゃうよな一般的には。只だし。
SF映画は、日本の慣習上、糞アイドル映画の枠じゃないと撮影できない。
戦国自衛隊は、「戦争物」の枠で、
しかも中高年が来るかも知れないから通った企画。
映画会社上層の客層リサーチがかなりいいかげんなんですよ
デビルマンの時にも露呈したけど
いっそホリエモンみたいのが現れて危機感煽るくらいやらないと駄目かもわからんね。
リサーチしたらSFは必要ないってことになりそうで怖い。
たぶんそうなるんですよ
日本の映画・演劇は、事実上女性が支えている市場です。
特に大人の男性が忙しすぎて見ない。
そして中高生は漫画・ゲームに金を使う。
映画料金が高すぎるので。
そういった事情により、
SF映画の土壌がますますやせ細っているわけです。
>>904 でもさ、ここのレスをザッと見てると、
SFもろくに知らない一般人はSF映画を「見るな」「語るな」ってな勢いだから、
自業自得でしょう
>>903 同じ現象でも「超自然的なもの」として描くなら◎
「科学的」に描くなら×
こんな感じだと思う。
例:リングとらせんの関係
908 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 17:48:56 ID:slkCfJoQ
「人造人間キカイダー」なんてのSF映画のネタにいいね。
自我や善悪に悩むアンドロイドなんていう設定は秀逸。
バイオメカニックのおどろおどろしいキカイダーが見たい。
でも東映にだけは手を出してはしくはないなぁ。
映画化の権利持ってるのは東映なのかな?
オチを考えるとキカイダーはむしろ悩まないって話かもしれんが。
910 :
名無シネマさん:2005/07/02(土) 18:04:53 ID:Bd4ZJZfB
まさかとは思うが日本の映画関係者は特撮をSFだと思っているんじゃぁ?
何遍も出たハナシだけど、トゥルーマンショーとかガタカなんか日本でも作れそうなのに、なんで
そういう方向性が出てこないのか?ってのは確かに謎。
ガタカは基本的なメッセージはSFにしなくても作れそうではあるね。
SFファンとして考えると、絶対にSFでなければ成り立たない話こそSFなんだろうけど、
そういう話は普通の人では理屈っぽく感じがちだし、
そうでない話はSFにする必然性に少しかける。