>>8はどの映画を見ても総天然色に見える
お得なひと。
14 :
名無シネマさん:04/10/31 00:08:37 ID:TqmUiL1e
>>10 メトロポリス………着色バージョン有。
西部戦線異常なし………カラー版のリメイク有。ちなみに「異状なし」が正しい。
イントレランス………人着プリントで上映されたケース有。
戦艦ポチョムキン………正しくはパートカラー。
>>15 無声映画の着色版を指摘しても仕方ないんじゃ……
18 :
15:04/10/31 00:50:25 ID:mU9VdDXz
>17
なぜ「指摘しても仕方ない」のか、ご説明いただけませんか?
メトロポリスの着色版には音が付いてたし、
イントレランスの着色版も音付きで上映されました。
スレ違い臭いが、「悲しみよこんにちは」はパートカラーの傑作じゃないかな
今観ると「初恋のきた道」のように意図的な演出にも思えてくるね
当時のフィルムの発色も含めて切り替わりのコントラストが印象的
実際はカラーフィルムをけちっただけっぽい(ソースなし)
>>18 ご説明申し上げますが、理由は3つございます。(以下、長文。興味ない人はスマソ)
1.今では往年の白黒映画をカラー化するのは技術的に可能です。
『カサブランカ』にカラー版があるからといって、モノクロ古典として挙げた人に対し、
カラー版があるという指摘にどれほどの意味があるのでしょうか?
でも、これだけなら「それはビデオの話じゃん」と仰るかも。
で、次の理由が最も大きいです。
2.無声映画の着色版は、あなたの仰るようなトーキー時代の加工版のみではなく、
製作当時からございました。グリフィスの『散りゆく花』など本当に綺麗で効果的ですよ。
米国だけでなく北欧の古典的無声映画でも、私は幾つか着色版を観たことがあります。
ですが、それらは一部の劇場用に作られたものでプリント数も限られており、
何よりも現代的なカラーの感覚ではなく「モノクロにフィルターを付けた」ようなものです。
今の人の感覚では、モノクロ映画に近いでしょう。
白黒が青黒になったり赤黒になったりしてるだけですから。
そして実際のところ、無声映画には幾らでも着色版があり、
いちいち指摘していたらキリがないでしょうよ。無声映画の名作を挙げただけで、
「それは着色版のある可能性が大きい」とか言えるのですから。
だとしたら、もともとのネガがそうだから、古典的モノクロ映画という枠で宜しいでしょう。
そして、あとひとつは……
3.モノクロ版の話をしてるに決まってんだから、いちいち揚げ足取るなよ。
で、ございます。ちなみに私は
>>17 ですが
>>10 ではございません。
>>19 >今観ると「初恋のきた道」のように意図的な演出にも思えてくるね
え?もちろん意図的でしょ?
ちなみに、ゴダールはこれのパクリ。
ゴダがやると「現在がモノクロで過去がカラーとは何て斬新で前衛なんだあ」と
ほめる輩のどれくらいが、「悲しみ」見てるかギモン。
つか、天国がモノクロで地上がカラーのアメリカ映画があって、
そっちのが古くないか?
「ジョニーは戦場に行った」もパートカラーの傑作だね。
つか、なんで嬉々としてパートカラー映画の話をしてんだよ。
モノクロ映画のスレだろ?
>>24 確かに。
まあ話の流れだね。モノクロ映画が好きでわざわざこのスレに首を突っ込む人はパートカラーも守備範囲に入ってるって事かな。
ポチョムキンやメトロポリスやガス灯あたり、「モノクロ」より「古典」が重視されるんなら完全にオヨビデナイかもしれんけどね。
まあ場の空気でそれなりに盛り上がってればいんでない?パートカラーでスレ乗っ取ろうなんて企みがあるでなし。
「わが谷は緑なりき」を見た。私の好きな映画のベスト10に入る。
モノクロの映画を避けてきたけど、この映画を見て考えを変えた。
とにかく素晴らしい。
オニール親子の「ペーパームーン」はモノクロだったっけ
フェリーニの「道」と印象が重なってしまって「良かった〜」という記憶以外細部が頭に残ってない
変な事書いてる?俺頭おかしい?
>>27 モノクロだが「古典的モノクロ映画」というのとは、ちょっと違う。
むしろカラー全盛時代にモノクロで撮るってことで古い映画っぽい感じを出した作品。
>>28 へぇ〜
娘と共演した作品が白黒なのに、カラーの「ある愛の詩」で学生役とはおかしいとは思ってたんだよ
そういう事でしたか。
>>29 >そういう事でしたか。
どういうことだ??
>娘と共演した作品が白黒なのに、カラーの「ある愛の詩」で学生役とはおかしいとは思ってたんだよ
わけがわからん 説明して
28でも29でもないただの通りすがりの26なんだが、
ライアン・オニールが1970年「ある愛の詩」カラー映画に主演。
1973年「ペーパー・ムーン」モノクロ映画で娘テイタム・オニールと共演。
28氏曰く、「ペーパー・ムーン」はカラー全盛時代にモノクロで撮る、古い映画っぽい感じを出した作品。
モノクロのペーパー・ムーンの方が古いと思っていた29氏は、
ペーパー・ムーンより若い年齢設定の作品にカラーで演じていた事に違和感を感じていた。
でもカラー全盛時代に捕った作品だと知って納得した。OK?
32 :
29:04/11/05 19:28:20 ID:0xlNonka
>>31 完璧な解説をありがとう。パーフェクトでありんす。
で、遅れ馳せながらチョト調べてみた。
ライアンオニールは41年生まれだってね。「ある愛の詩」が70年だから29歳くらいで大学生を演じていた事になる?
で73年の「ペーパームーン」当時の娘がそこそこの年令に達してたわけだから、学生役を子持ちでやってたのだなあ・・・と。
モノクロ映画と関係ない話ですまんね。でもスッキリした。
モノクロ全盛時代の映画なら、『銀嶺の果て』(邦画)
終戦直後の貧しかった時代にあれほどの撮影をこなしたなんて。
特にスキーのシーンと雪崩のシーンは今でも凄いと思います。
カラー全盛時代の古典的モノクロ映画なら、 『ヤングフランケンシュタイン』(アメリカ映画)
古典的表現をデフォルメして独自のモノクロの世界観を創り出した監督は偉い。
いかにも古っぽい感じを出していながら、モノクロ全盛当時の映像にはない奥行きがあり、
モノクロフィルムの質感を楽しめる。
こんなところでしょうか。
34 :
名無シネマさん:04/11/14 22:50:17 ID:PFnoECDN
age
35 :
名無シネマさん:04/11/15 09:35:01 ID:UjtsWw8L
「僕の伯父さん」シリーズのジャック・タチのデヴュー作
「のんき大将/脱線の巻」も妙な映像だった。
モノクロ画面に一部の赤だけが薄くカラーになっていて
「何じゃホイ」とオモタ
>>33 「銀嶺の果て」(谷口千吉)の場面は憶えているよ、
結構凄かったですね。
あの当時の映画観ていて面白いのは、今は有名な俳優がチョイ役で
出ているのをハケンした時など、この映画では志村喬、三船敏郎が
逃げ込んだ山間の旅館で宴会していた中に花沢徳衛が出ていました。
36 :
名無シネマさん:04/11/15 12:22:13 ID:5HpYQce9
銀嶺の果ては志村喬をどアップで映したところが一番ぐっときた。
37 :
名無シネマさん:04/11/15 12:41:30 ID:UjtsWw8L
>>36 あの映画の志村喬はいかにも悪党面だったね。
「七人の侍」「生きる」なんかを思い出すと、
やっぱり役者って凄いなぁと感心します。
眼鏡をかけてイモネーチャン的だったが若山セツ子も
可愛いかった。
相変わらずのお爺さん役の高堂国典はこの時代の
映画には色々な会社の映画に出まくりですね
38 :
名無シネマさん:04/11/15 13:23:34 ID:urJg3Sej
「十二人の怒れる男」法廷物の傑作だと思います。
10年くらい前に一度見たことがあり、
昨日レンタル屋でDVDを発見して早速観たのだが
日本語音声が15分くらいの所で、突然英語音声に変わるんだけど
これって明らかに欠陥ですよね?
全編の中で3箇所くらいありました。
39 :
名無シネマさん:04/11/15 14:12:44 ID:UjtsWw8L
>>38 「十二人の怒れる男」は確かに傑作だと思うけど、
冒頭に出て来る犯人の少年がいかにも弱々しげでとても
殺人を犯すように見えなかった。同じならもっと凶悪そうな
風貌の少年にしてほしかったとオモタ
40 :
名無シネマさん:04/11/15 18:51:18 ID:7CHs7WsT
>>38>>39 凄く面白いよね。
ただ、舞台演劇の方がしっくりくる脚本だと思う。
こんな事言うと法廷物を全否定してるととられかねないけど、ロケーションにダイナミズムとか映像美とか映画ならではの要素があってほしいなあ。
演劇は誰もが気やすく観に行ける物ではないし、この映画が無ければ自分もこんな傑作に触れる機会は無かったんだろうけどね。
それからリメイク版を作った意図がわからない。
オリジナルに足りない何かが在るでなし、このストーリーを活かす為にカラーで撮り直したり日本人が演じたりする必要は全く感じないんだけどな。
まあ何事にも可能性を求めてチャレンジするのを否定するのは良くない事だとは思います。
あのすばらしいモノクロ画面の「泥の河」と、「シベリア超特急」が
同じキャメラマンの手で撮影されていたとは・・・
43 :
38:04/11/15 23:23:13 ID:urJg3Sej
>>41 レンタルしたもので、手元にパッケージ無いので
ググってみて納得しました。
でも買ったものだったら納得できませんよね、これは・・・
他にもあるみたいですけど。
お騒がせしました。
>>42 >あのすばらしいモノクロ画面の「泥の河」
そっか? や、撮影に関してだけの話だけどね。
45 :
名無シネマさん:04/11/19 10:56:41 ID:gqnyC9RT
昨日久々に「人生模様」を観た。五話のオムニバスだけど
第一話の「警官と賛美歌」(ヘンリー・コスター)はチャールズ・ロートンの持ち味が
生かされ、マアマア
二話のヘンリー・ハサウェイ監督のはリチャード・ウイドマークが「死の接吻」の続編の
ようなキャラだったがイマイチ面白くなかった。
第三話「最後の一葉」(ジーン・ネグレスコ)は良かった。主演のアン・バクスター
よりも姉役のジーン・ピータースが印象的だった。
第四話はハワード・ホークス監督なので期待したが期待外れ
第五話の「賢者の贈り物」(ヘンリー・キングは実に良かった。
主演のファーリー・グレンジャーは「夜の人々」や「夏の嵐」「見知らぬ乗客」
などで暗い感じがしていたが、この映画での誠実な夫はヨカタ
特に良かったのがジーン・クレインで初々しい新妻役がよく似合ってました。
クルスマスに若いカップルが観るには最適な作品のような気がしました。
それにしてもジーン・クレインがあんなにオパイがデカイとはビクリ
フレディ・フランシス撮影監督作品が好き。
「回転」「息子と恋人」「エレファントマン」・・・。
47 :
名無シネマさん:04/11/23 09:01:02 ID:oYsA0tbe
「わが谷は緑なりき」(ジョン・フォード)
いかにも古典的モノクロの名作映画そのものですね。
ウエールズの炭鉱街に働く一家の物語なんだけど、当時の
街並みや庶民の生活ぶりが淡々と描かれていました。
あの街並みはセットなんですかね、良く出来ていましたよ。
親父のドナルド・クリスプも良かったけど、名前は知らないけど
お母さん役の人が実に良かった。
モーリン・オハラも「静かなる男」の勝気な娘と違って、もの静かな
娘役も良かった。
ウォルター・ピジョンも静かな中にも「ポセイドン・アドベンチャー」のジーン・ハックマン張り
の強さもあって印象に残りましたよ。
決してハッピーエンドで終る訳じゃないけど、心に暖かさや爽快感が残る
素晴らしい映画でありました。
「回転」はほんと怖かった。
沼の辺に女が立ってるって絵だけなのに。
49 :
名無シネマさん:04/12/10 00:12:37 ID:9Aay4362
やっぱ、「元祖アクションスター」
エロール・フリンだろ。
50 :
名無シネマさん:04/12/11 08:57:00 ID:MnJSPG1J
>>49 冒険時代活劇の王者だったね。
でも晩年は酒浸るは少女とのスキャンダルは起こすは
散々な死に際だったみたいだね
51 :
名無シネマさん:04/12/11 12:41:45 ID:4OPE0uXV
ドブジェンコの「大地」は正直感動した
52 :
名無シネマさん:04/12/11 13:23:58 ID:MnJSPG1J
>>51 いいっすね「大地」。
この時代のソ連映画ならニコライ・エック監督「人生案内」
プドウキン監督の「母」も良い映画でありました。
53 :
名無シネマさん:04/12/11 14:25:57 ID:Wrre+7Sg
エロール・フリンは、大統領閣下と出てるのがあるらしいね。
シーホークのVHS持ってるけど、けっこう画質いいよね。
54 :
名無シネマさん:04/12/11 14:39:28 ID:hkQ7gtEO
コクトーのオルフェ。
マリア・カザレスを護衛してるハーレー。
あのライダー・ファッション、かっこいいよ。
55 :
名無シネマさん:04/12/11 14:52:59 ID:MnJSPG1J
>>53 >大統領閣下と出てるのがあるらしいね。
確か2〜3本あったんじゃなかったかな???
エロール・フリン、数多く共演していたオリヴィア・デ・ハビランド
大好きだったのに、役柄と違って内気なジョニーで
全然言い出せなかったんだって
>>54 全員真っ黒けの衣装じゃなかった
ハーレー運転していたのはフランソワ・ペリエじゃんかった?
56 :
名無シネマさん:04/12/15 23:57:05 ID:xW4U5yar
レーガン閣下のは、就任時にTVで西部劇やったな。
新聞の番組表には「法と秩序」とかなんとか書いてあった。
見たけど、忘れちゃった。たしか白黒だったような。カラーだったらゴメン。
57 :
名無シネマさん:04/12/29 14:32:55 ID:0JaU9UPf
レーガンの映画なら「命ある限り」がいいよ。
共演のリチャード・ドットがこの映画でオスカー候補になった。
58 :
名無シネマさん:05/01/22 03:40:50 ID:iHwW4EZg
或る夜の出来事
情婦
白い恐怖
とくに「情婦」が大好きです。M・ディートリッヒの美脚がたまりません。
59 :
名無シネマさん:05/01/22 09:28:52 ID:AAiGEroU
>>58 デートリッヒの美脚&妖艶&若さなら
「モロッコ」(ジョセフ・フォン・スタンバーグ)
「間諜X27」(ジョセフ・フォン・スタンバーグ)
「上海特急」(ジョセフ・フォン・スタンバーグ)が素晴らしい
「或る夜の出来事」は何回観ても楽しいですね。
クローデット・コルベールはシリアスよりラブコメディがお似合いですね。
「結婚五年目」(プレストン・スタージェス)
「青髭八人目の妻」(エルンスト・ルビッチ)
「淑女と拳骨」(ミッチェル・ライゼン)も「或る夜・・・」と同じような
キャラでコメディエンヌとしての魅力がイパイです。
シンドラーのリストってワザとシロクロ?
たりめぇだろ。
今じゃモノクロの方がゼニかかるんだよ。
ピルバーグはあの赤色を撮りたくって
わざわざ白黒にしたんだろう。
吸血鬼ノスフェラトゥ
怪物の花嫁
グレンとグレンダ
プラン9・フロム・アウタースペース
どの映画を観たかバレバレですね