1 :
名無シネマさん :
03/09/29 01:28 ID:D8xkRU6J 黒沢が海外で評価高いが、国内ではすこぶる評価低かったと よくききますが、ホントなんでしょうか? 情報しっている方いらしたら、カキコしてください。
評価低い以前に知らない奴が多い。
3 :
名無シネマさん :03/09/29 01:42 ID:/UUd0Pdu
まあ晩年について言えば、国内の黒澤の評価は不当に高かったわけだが。
4 :
名無シネマさん :03/09/29 01:45 ID:9Hak8rdn
ハリウット的な方向に向かうと評論家に嫌われるじゃん? 全然知らんけどさ。
>4 どっか逝け
日本人は馬鹿が多いからね
映画をみりゃわかるでしょう 一種の哲学めいたところがあるが オナニー映画の側面もある
漏れは特に黒澤ファンでもないが、「オナニー映画」って厨房が うれしがって使う言葉だと思うな。
昔から評価は高かったけど、別格扱いになったのは海外で賞をとってから 超別格になったのは海外でたくさん賞をとってから
10 :
名無シネマさん :03/09/29 06:31 ID:tqUEsxvu
評価はともかく、背は高いぞ。
少なくとも邦画界では1位
評価ひくいのは黒澤ではなく「黒澤ファン」のほうです
13 :
Y :03/09/29 12:45 ID:8mTuLp3C
14 :
名無シネマさん :03/09/29 12:46 ID:/UUd0Pdu
>>12 でもルーカスもスピルバーグも黒澤ファンなのに評価高いよ。
15 :
名無シネマさん :03/09/29 13:32 ID:Xc15S0zj
今だってそうだろうけど、特に学生運動華やかなりし頃は
既成の権威を否定する事こそが新しいアイデンティティの創設、って勘違いした馬鹿が多かった。
黒澤の映画には父権主義も織り込まれてたし、
アメリカ発「Don't Trust Over The 30.」な運動の標的にはもってこいだった。
エンタメ性は無視して、既存権威を否定して、自分らはアングラな訳の分からない愚作を作り続けては
理解出来ない奴は馬鹿だ駄目だ遅れているだ好き勝手ヌかす風潮は、実は今も脈々と続いている。
前の世代が支持していたモノを、次の世代がまんま支持する事を恥ずかしいと思う奴がいたんだな。
作品・人物を評価するのに自分自身の考え以外にモノサシが存在するかわいそうな奴ら。
>>1 すこぶる評価が低かった訳ではない。
しかし黒澤を評価する事に二の足を踏んでいた評論家が多数いた(いる)事は事実です。
七人の侍つまらなかったよ
>>16 それはキミが今まで面白がって観て来た映画が「七人の侍」のいただき、パクリ
ひょう盗、パロディ、オマージュ、リスペクト etc(何でもいいんだが)だった
からだよ。
「七人の侍」ってどっかで見た様な設定やシーンやキャラクタが一杯出て来るか
ら,ついついデジャブを感じてしまうんだよね。
本当はこちらが原典なんだけどね。
黒澤監督が亡くなった時にフランスが日本の黒澤に対する評価を批判していたな。
19 :
名無シネマさん :03/09/30 00:19 ID:kBqWpMYp
言われてるほど見てるやついないだろうな
「荒野の七人」のほうがつまらん。 「七人の侍」に比べると薄っぺらい映画に見える。
ベルセルクの原点は「七人の侍」の菊千代と言ってみる
22 :
名無シネマさん :03/09/30 00:52 ID:k1NXK4tp
>20 荒野〜も面白い。換骨奪胎して軽快なアクションに仕立てあげたところは賢いよ。 俺はどっちも大好きだな。
23 :
名無シネマさん :03/09/30 01:18 ID:SaORGhVg
<血液型O型のいかがわしい特徴>( すべて許していると調子にのってつけこんでくるぞ!! ) ■その道の達人をコケにして安心しようとする。あいてがこちらより少数のときだけやたら強気。才能ある人間を歪んだ目でしか見れない。 ■場所が変わると手のひらを返すように態度が豹変する ( あの連中の中じゃヘコヘコさせられてきたが、うちに来たら見ていろ! 礼儀を教えてやるぜ。 ) ■読みが浅い。粘着に睨まれる事を言っておきながら関係ない人に振り向けてバックレようとする姑息さ ( どうせ>>1さんはヒッキーでしょ? / 大阪人だってジサクジエンしてるぜ ) ■早とちりが多く、誤爆と気付いても釈明できない。イイ人を装って忘れる ( そういう土地柄だったのさ ) だが他の人の勘違いは許せない。 ■話題と関係ない個人攻撃で場の空気を陰険にする。次第に耐え切れなくなりあきれて話題をコロコロ変える。 ■いつの間にか恩を貸してるように振舞うが、自分のためであるということを見抜かれる。恥ずかしさをごまかすために大袈裟にキレるが相手がキレると今度はビビる。 ■顔が見えない相手に対しては毒舌かつ強気。面と向かった相手にはやたら弱気で人が言ったことにする ( 俺が言ったんじゃないんだけど、Aさんがあなたをアホかとバカかと… ヒヒ ) ■無理な人の真似を勝手にしておいてケチだけつけ、批判される所には現れない。自分が観察される側になると極度に焦る( 直接対決が苦手。言い返されにくい状況を計算する ) ■自分が企んでいるのに相手を悪人に仕立て上げ、己の為に餌食にする。攻撃を誘って自分の憎悪に酔いしれる。人の裏切りを許せないわりに自分の裏切りは覚えていない鈍感さ。 ■世間に通用しないような事ばかり繰り返して自分に課した目標から逃げる。あげくに人のせいにして相手にわからない方法でキレる。 ■半端な人生経験により集団的にばかり相手を気にする ( 君のような人はウチでは… / ○さんによく似てるから駄目だろうね… )
>>20 >>22 『荒野の七人』は同じスタージェス=マックィーンの『大脱走』と比べても
大した映画じゃない気がするけど、役者見てるだけで楽しいね。
個人的にはジェームズ・コバーンが出てるのが嬉しいし、お宝があると信じて
死んでいくブラッド・デクスターもいいよな。
でも、やっぱ、黒澤の翻案モノでは『荒野の用心棒』! これでしょ。
レオーネは「用心棒」のシーンを思い出しながら撮ってるせいかテンポが黒澤版に比べて凄く悪い。
26 :
名無シネマさん :03/10/02 01:18 ID:U66jnXWX
27 :
名無シネマさん :03/10/02 10:06 ID:g/hnn7R6
レオーネけんきゅうならオニヅカね。
28 :
名無シネマさん :03/10/02 11:39 ID:pVn0c8DW
海外で評価される前は不当に国内で評価低かったんだろ、黒沢。
いやもう「生きる」つくっただけでも偉大な方です。 もちろんそれ一作だけじゃないところも凄いところです
>>28 それ以前に日本で「正当に」評価されてる監督って、いるのかな。。。
31 :
名無シネマさん :03/10/02 21:20 ID:HnWMHGl6
32 :
名無シネマさん :03/10/05 03:35 ID:HVf6TF/W
黒澤の「監督としてのスキル」はもちろん凄いが、それにも増して凄いのが ”クロサワのカメラ”の前で繰り広げられる、一癖も二癖もある俳優陣の至高の演技。 「三船敏郎、志村喬、仲代達矢、左卜全、藤原釜足、千秋実、 東野栄治郎、西村晃、加藤武、山田五十鈴、香川京子、千石規子、etc…」 今の時代、これだけの面子が揃えさえすれば女子中学生が監督しても 凄い映画が撮れる! …ような気がするで(^ε^)チュッ☆
黒澤は2,30代の人間向けの通過点に過ぎない。 最終到達点は小津。
34 :
名無シネマさん :03/10/05 14:16 ID:XpH/smzE
黒澤は、偉大な監督ではあったと思うが、作家ではなかったとか言う評 なかった。漏れもそう思う。テーマがいまいち不明朗。 オズの「東京物語」最高、これに尽きる。なぜなら、現代日本を完璧に 予想していたから、と言うより、その時点で感じていた人は多かったんだろうね。 逆コースとか言う言葉も残っているくらいだから。
35 :
名無シネマさん :03/10/05 17:10 ID:6r7Xr0ol
おまえの文章もがいまいち不明朗。
36 :
名無シネマさん :03/10/05 17:21 ID:6zIpsGvl
小津でも60で死んでいるんだよな
しょせん井の中の小津。 世界じゃ通用しない。
真の渋い大人・小津は目立たない。 餓鬼かDQNの黒澤は派手に散る。
小津映画は何か不気味だ
40 :
名無シネマさん :03/10/06 14:43 ID:GRvOD8t5
別に黒澤VS小津にすること無いと思うんだが。
>>34 は【生きる】観た事無いのかな?
黒澤も海外で異常に評価高い訳ではない。
国によって評価される監督に差があるらしいが・・・。
日本のマスコミには見もしないで非難否定する輩がいる。別に黒澤に限った事ではない。
42 :
名無シネマさん :03/10/12 20:18 ID:4CwnrixN
勝新で見たかった厨は氏ね
43 :
名無シネマさん :03/10/13 13:44 ID:XA/9Vbxb
勝新でって、信玄?
44 :
名無シネマさん :03/10/13 19:00 ID:w6mU6S8d
確かに勝新でも見たかったって気はするけど。 根本的には今の仲代版と大差ないだろう。 「勝がやったら、もっと破天荒な魅力にあふれた映画になっただろう」 なんて奴もいるが。 「影武者」は元々、黒澤がそんなつもりで撮ろうとした映画じゃないからな。
45 :
名無シネマさん :03/10/13 21:17 ID:ZnoqFirn
「酔いどれ天使」タイトルがうまいなぁと思って見たけど、なんだかストレスの たまる映画だった。志村喬演じる主人公の医者がムダに怒りっぽくて言動が粗野で、 (あの「フンッ!」が不愉快)登場人物の中で共感できる人がほとんどいない。 黒沢作品で見たのはまだ少数だが、見て満足できたのは正直言って少ない。
46 :
名無シネマさん :03/10/13 21:22 ID:Tvg89VFz
「酔いどれ天使」は志村の演技が絶品。勘兵衛よりいいよ。
47 :
名無シネマさん :03/10/13 21:29 ID:GVoSD9Ax
「七人の侍」にしても、「生きる」にしても今見るとかなり冗長で かったるいところがある。 あの時代の映画にしては表現が斬新ですばらしいとは思うが。 「椿三十郎」以降は、あまり見るべきものがないと思った。 橋本忍だっけ、黒沢と組んだ脚本がすばらしかったのかも。
48 :
名無シネマさん :03/10/14 02:52 ID:71ljCNoc
黒澤を支持したのは観客ですよ 数字を見れば一目瞭然 七人の侍 2.6億 蜘蛛巣城 2億 隠し砦 3.6億 用心棒 3.5億 椿 4.5億 天国と 4.6億 赤ひげ 3.6億 (全て配収、キネ旬より) 入場料何十円の時代だからね 黒澤は日本最高のヒットメーカーだったのだ
49 :
名無シネマさん :03/10/14 03:43 ID:oyb23c2I
50 :
名無シネマさん :03/10/14 14:39 ID:f17XiGg3
アンドレ・バザン(仏映画評論家、反モンタージュ論者で映像より編集重視の手法を否定) 「溝口を愛するために黒澤を嫌悪する」 フェデリコ・フェリーニ(伊映画監督) 「『羅生門』、おまえは『羅生門』が私にとってどんなに重要であるか知らない」 クリント・イーストウッド(米映画俳優) 「黒澤は私の映画人生の原点」 フランシス・コッポラ(米映画監督) 「昔のことだが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で映画を学んでいた学生のグループが ノーベル賞事務局に手紙を書き、映画をノーベル文学賞の対象に加え、黒澤に賞を贈ろうと訴えた。 私もその一人だった」 マーティン・スコセッシ(米映画監督) 「情熱、ダイナミズム、力強さ、切れ味、スピード、腰が抜けそうな美」 スティーブン・スピルバーグ(米映画監督) 「現代における映像のシェークスピア」 「影武者」の資金援助を申し出たコッポラに対しある日本人が 「黒澤は外国人にしか人気がない、ロマンポルノを見れば日本の本当の姿がわかる」 シラク(元仏大統領) 仕事の手を休めて黒澤の死を悼み 「映像技術と映画芸術の巨人」「豊かな創造力と緻密性、社会の現実に対する鋭い観察眼」と称賛
51 :
名無シネマさん :03/10/14 14:40 ID:f17XiGg3
フォルカー・シュレンドルフ(独映画監督、「ブリキの太鼓」) 「黒澤は私にとって師匠のような存在だった、59歳の今も『生きる』のせりふをすべて覚えている」 「彼の作品は生命力にあふれている。一本か二本でもいいから、私にも黒澤のような作品が撮れていればいいのだが」 マムーン・ハサン(英映画監督、英国立映画学校教官) 「黒澤が発明した技法はたくさんある。逆光で撮影したのも、暴力シーンをスローモーションで撮ったのも、 フィルムの一部をカットしてスピード感を強調したのも彼が最初だった。 ジャン・リュック・ゴダールが『勝手にしやがれ』でそうした技術を披露したとき、 人々はヌーベルバーグの手法の一つと考えたが、実際には黒澤がとっくにやっていた」 「作曲家に例えれば、溝口はモーツァルトで小津はバッハ。黒澤はベートーベンだ。 黒澤の作品には、古典主義とロマン主義が共存している。ベートーベンのような情熱とほとばしる感情、ダイナミズムがある」 トニー・レインズ(英映画評論家) 「『羅生門』と『七人の侍』は確かに傑作だが、晩年の作品の多くには非凡な才能など感じられない、 黒澤は『偉大な哲学者』などではなく、日本の映像システムがつくり上げた偶像にすぎない。 映画会社が衰退して彼を支援できなくなると、黒澤はアイデアを失った。 その後の彼は、優秀なカメラマン程度の存在になってしまった」 ニック・ジェームズ(英『サイト・アンド・サウンド』編集長) 「日本映画の最高傑作と呼べるのはむしろ溝口健二と小津安二郎の作品だ」
52 :
名無シネマさん :03/10/14 14:42 ID:f17XiGg3
フィリップ・フレンチ(英映画批評家) 「黒澤は画家や作家になることもできたのに、映画に人生をささげた。 そう思うと、映画の価値に気づかされる。黒澤のような男が映画の世界を広げてくれた」 イングマール・ベイルマン(スウェーデン映画監督) 『処女の泉』で北欧の神秘的な伝説の世界を描いた理由を聞かれ 「黒澤の世界にさまよい込んでしまったんだ」 山本嘉次郎(監督、黒澤の師匠) 「かれはわたしの助監督についたが、わたしとは実によく話があった。 ほかの助監督は映画一点張りの映画青年ばかりなのに引きかえ、 油絵はもちろんのこと、日本の古い絵もよく理解していた。 また新劇もよく見ていたが能もよく見ていた。 音楽はベートーベン、文学はドストエフスキーとバルザック、 そして相撲と野球にくわしかった。 しかし、それがすべてかれ独自の見解で把握されていて、その意見には天才的な真実の追求があった。 絵だって映画だって同じだというのもそこにあった」
53 :
名無シネマさん :03/10/14 18:47 ID:dUZ4M8AV
Sight and Sound が2002年のトップテン 批評家が選んだ監督トップテン 1 オーソン・ウェルズ 1 アルフレッド・ヒッチコック 3 ジャン=リュック・ゴダール 4 ジャン・ルノアール 5 スタンリー・キューブリック 6 黒澤明 7 フェデリコ・フェリーニ 8 ジョン・フォード 9 セルゲイ・エイゼンシュテイン 10 フランシス・フォード・コッポラ 10 小津安二郎 監督が選んだ監督トップテン 1 オーソン・ウェルズ 2 フェデリコ・フェリーニ 3 黒澤明 4 フランシス・フォード・コッポラ 5 アルフレッド・ヒッチコック 6 スタンリー・キューブリック 7 ビリー・ワイルダー 8 イングマール・ベルイマン 9 マーティン・スコセッシ 9 デヴィッド・リーン 9 ジャン・ルノアール
54 :
名無シネマさん :03/10/14 18:49 ID:dUZ4M8AV
オーソン・ウェルズってそんなに評価高いんだ・・・ 「第三の男」の俳優としての存在感はいいと思うけど。 監督作品の「市民ケーン」は、華がなくて退屈すぎて自分は最後まで見られなかった。 (今さらだけど、ここは映画通の人が多いんですね。場違いでスマン)
56 :
名無シネマさん :03/10/14 18:58 ID:dUZ4M8AV
ちなみに最後の批評家トップテンには黒澤も溝口も登場しないが 黒澤作品は2作品で計29票、溝口作品3作品で計20票である。 東京物語は22票で小津作品はこれ一本だけである。
晩年の黒澤作品は本当につまらない。 「赤ひげ」以降も完璧主義を貫くものの、 観客を信用していないせいか突き放したような作品に仕上がっている。 見せ方も変わってきた・・・余計な知恵をつけやがって。 見せたいものも変わってきた・・・これは年のせいか?
58 :
名無シネマさん :03/10/14 23:38 ID:LAnQaZgw
小泉首相もかなりの黒澤ファンだよ。
59 :
名無シネマさん :03/10/15 07:23 ID:GKCLN+H9
黒澤作品が漫画に劇画というジャンルを生んだ 「ゴルゴ13」も黒澤作品がなかったら存在しなかった さいとうたかお
60 :
名無シネマさん :03/10/15 10:04 ID:McTZtKN+
本当の映画ファンは黒澤より小津って意見の人が多い。
>>60 映画ファンに「本当」とか「ウソ」とかあるのか(w
62 :
名無シネマさん :03/10/15 10:32 ID:D9cHNL1S
ウソ:パロメーターとして「映画ファン」を名乗っている人 本当:ホンキで映画を愛しながら映画を見ている人
63 :
名無シネマさん :03/10/15 10:55 ID:McTZtKN+
>>61 ライトファンかマジヲタかって意味だよ。
黒澤=一般受け。小津=マニア受け。
64 :
名無シネマさん :03/10/15 11:20 ID:/eX2a1pI
www
65 :
名無シネマさん :03/10/15 11:29 ID:/eX2a1pI
www
>>58 今の道路公団藤井総裁の問題も「悪い奴ほどよく眠る」まんまの展開だよね。
そのうち死人が出るかも。
67 :
名無シネマさん :03/10/15 14:04 ID:BtiLNrYv
スピルバーグが黒澤を尊敬しているというのは、マスコミの作り話だそうです。
いちばんいいのはよい映画を見ることではないだろうか。
世界的に評価の定まった名作を。
ホークス、ヒッチコック、溝口、小津、山中貞雄、ルノワール、ロッセリーニ、ブニュエル、ゴダール、
それからウェルズ、キートン、ムルナウ、グリフィス、
このあたりを見ておもしろいと感じられるようになったら、駄作と名作の見分けがつくようになる。
視覚的におもしろいとはどういうことなのかを理解できるようになる。
そのあたりを見たら次はエルンスト・ルビッチ、プレストン・スタージェス、ロバート・アルドリッチ、クリント・イーストウッド、
ジャック・ベッケル、加藤泰、マキノ雅広、アキ・カウリスマキ、トリュフォー、エイゼンシュテインなどを見てほしい。
ジョン・フォードはあまり個人的に好みでないので書きませんでした。
ダグラス・サークも是非とも挙げたいのですが本数見てないので。
逆に黒澤の名がないのはワザとなので私の過去発言参照してください。
僕があげた監督たちは個性的なだけじゃなくて、彼らこそが正しい映画作家なのです。
ゆえに彼らはそれぞれにスタンダードなのです。この意見は実は特殊なものではありません。
スピルバーグはゴダール達ヌーヴェルヴァーグの連中やホークスの大ファンです。
未知との遭遇にはトリュフォーを出演させてるわけだし、ロストワールドはハタリ!のパクリだしその他数え上げればきりがない。
だからもし彼に誰の映画を見て学ぶべきかと聞いたら、僕と同じような監督の名前を挙げるでしょう。
ルーカスは知りませんが少なくともスピルバーグ程度の才能の持ち主なら黒澤の熱烈なファンのはずがないのです。
マスコミにだまされてはいけない。
田中誠映画理論集成〜マコト・オン・ホークス〜(1999.8.4)
http://macoto.system.to/movies/mvcmt34.html
68 :
名無シネマさん :03/10/15 14:06 ID:BtiLNrYv
141165 1/26-10:38 macoto コッポラを親分とするルーカス、スピルバーグなんていうUSCとか大学卒業生たちは 141166 1/26-10:39 macoto この古いハリウッドシステムには入れてもらえなくて、ロジャー・コーマンなんていう 141167 1/26-10:40 macoto C級(B級じゃないよ)映画プロデューサーのもとでインチキな映画作りからスタートした。 141168 1/26-10:40 macoto それからテレビなどを経てね。激突ってテレビ映画でしょ?確か。 141169 1/26-10:41 macoto だからやっとハリウッドに入ったらいったん昔の監督は否定しないといけなかったんでしょうね。自分たちがはじき出されないように。 141170 1/26-10:41 macoto 昔の監督というより昔から生き残ってきた監督ね。ドン・シーゲルみたいな。 141171 1/26-10:42 macoto 戦略的に。ナインティナインがダウンタウンと仕事しない、みたいな(笑)。 141172 1/26-10:43 macoto そこで黒澤なんてのを師として担ぎ出してきたんだと思うよ。 141173 1/26-10:43 macoto でもこれも結構戦略的だったんじゃないかと言う気もするけどね。
69 :
名無シネマさん :03/10/15 14:07 ID:BtiLNrYv
141174 1/26-10:44 macoto だって葬式にだれも来なかったじゃん。(来たのかな?)
141175 1/26-10:44 macoto ヴェンダースやジャームッシュやカウリスマキが小津の墓参りしてるのとはちょっと違う気がするんだよね。
141176 1/26-10:46 macoto それなのに死亡記者会見で息子がスピルバーグとの逸話なんてのをまたしちゃってるんだから情けないというか。
141177 1/26-10:46 macoto スピルバーグは映画オタクだけど、実はかなりのホークスファンなんだよね。
141178 1/26-10:47 macoto ダイエーホークスじゃありませんぜ(笑)。
141180 1/26-10:48 macoto ロストワールドの恐竜捕獲シーンは誰が見たってハタリ!です。
141181 1/26-10:49 macoto ジョーズじゃ捕獲船に乗ってサメを発見したときにリチャード・ドレイファスがタイガーシャーク!って叫ぶけど、
141182 1/26-10:50 macoto それってホークスの映画のタイトルなのだ。
141183 1/26-10:51 macoto それから未知との遭遇のラストはトリュフォーの言葉だっけ?空を見続けなさい、とかって。
141184 1/26-10:51 macoto これはホークスがプロデュースして実質ほとんど演出もしたと言われている
141185 1/26-10:52 macoto 宇宙からの物体X(リメイクの方でみんなは知ってるだろうが)のラストシーンのセリフなんです。
141186 1/26-10:53 macoto あ、違ったかな?未知との遭遇の原題だったかも。
141187 1/26-10:54 macoto ルーカスはともかくスピルバーグに関して言えば黒澤よりだんぜんホークスファンなんです。彼は。
141188 1/26-10:55 macoto というより彼は大学でカイエ・ド・シネマの連中の影響をだいぶ受けたと思うんだよな。
http://macoto.system.to/movies/mvcmt26.html#anchor2221255
70 :
名無シネマさん :03/10/15 14:17 ID:BtiLNrYv
さりげなくこんな事書いてるけど。 田中誠さんは結構いい人です。 141517 1/28-1:3 macoto コッポラたちの話しは結構有名ではあります。僕の知識は本の寄せ集め&自己判断だから。 141518 1/28-1:4 macoto ロジャー・コーマンの自叙伝、蓮見重彦の著作、ゴダールの講演採録本など。
71 :
名無シネマさん :03/10/15 14:22 ID:KxOWDPk+
>>61 本当の映画ファン=自分が好きな作品をほめる人
ウソの映画ファン=自分の嫌いな映画をほめる人
72 :
名無シネマさん :03/10/15 14:27 ID:BtiLNrYv
田中 誠プロフィール
横浜生まれの浅草育ち。成城大学文藝学部芸術学科在学中、ヤングジャンプ映像コンテストに
優勝。卒業と同時にフリーの映像演出者となる。
デジタルビデオに関しては早くから関心があり、雑誌執筆や大学での講演会などもこなす。
最近ではハイビジョンを使ったデジタルシネマに注目、2001年秋より
Panasonic傘下のプログレッシブピクチャーズのメンバーとなる。
主な仕事経歴
日本ビクター「ピストルオペラ」(鈴木清順監督映画作品 アシスタント・プロデューサー 2001)
日本ビクター「けものがれ、俺らの猿と」(劇場公開映画 製作スタッフ 2001)
東映「新・童貞物語〜香港バージンボーイ」出演 翔(横浜銀蝿)、天本英世他 (劇場公開一般映画 企画・プロデュース 1989)
他多数
jikoshoukai
http://macoto.system.to/jikoshoukai.html
73 :
名無シネマさん :03/10/15 15:01 ID:vFCw+dpq
はあ スピルバ-グより黒澤のほうが偉大なことは間違いない
74 :
名無シネマさん :03/10/15 15:19 ID:vFCw+dpq
思い出したんだけどスピルバ-グが アクタ-ズスクールで行ったインタビュ- 教育TVで放送した奴で映画をとる前に 3つの作品を見るっていってその中に7人の侍が入ってたし (ハワ-ドホ-クスの作品は入ってない) 「1941」には三船が出てるし 「太陽の帝国」見たいな作品もあるし なにより「夢」で黒澤作品プロデュ-スしてんじゃん どっちにしろ田中って奴はアホできっとひがんでんだな
75 :
名無シネマさん :03/10/15 15:28 ID:urDMZbNo
>ロストワールドの恐竜捕獲シーンは誰が見たってハタリ!です。 恐竜捕獲隊の隊長は誰が見たって勘兵衛だろ。 プライベートライアンの「七人の侍」+「乱」+「影武者」
>>74 スピルバーグはホークスを好きなのは事実だろ。
まぁ黒澤も好きだろうけれど。
それ以上にホークスっては意識してると思うよ。
「オールウェイズ」と「コンドル」ってのもあるしね。
>>75 ハタリ観てから言ったら。
かく言う俺も観てないが。
プライベートライアンは普通にアメリカの戦争映画だろ、スピルバーグが意識してるのは。
ビッグ・レッド・ワンでも観てください。
否、まぁスピルバーグは黒澤を過去の偉大な映画監督として尊敬してるだろうし、
黒澤は評価高いよ、世界中で。
日本が一番低かったね、評価は。
78 :
名無シネマさん :03/10/15 19:56 ID:Z4TgG/Lg
市川準(好きな作品:酔いどれ天使、七人の侍、赤ひげ) 「映画が大衆と共に生き、娯楽の王者であることを作り手も観客も信じて疑わなかった時代の、 映画の豊かさと艶やかさが、黒澤作品の最大の魅力だと思う。 そして、黒澤映画は、映画は『気迫』であることをいつも教えてくれる。 だからいつも観終わって、損をした感じがしない。 結局、学ぶべきことは、『サービス精神』なんだと思う」 井筒和幸(好きな作品:強いてあげれば『隠し砦の三悪人』) 「黒澤作品は、プチブルで、語りすぎ、喋りすぎ、おしつけ過ぎる。大衆からの視点はない。 どうもバカにモノを教えてやってるだけという気がする。 アクションシーンも血が出すぎたり、嘘っぽかったりした記憶だけ。 黒澤モノは兎に角ウサン臭い」 岩井俊二(好きな作品:酔いどれ天使、生きる、生きものの記録) 「黒澤明の映画は人間を描いてるというよりあれはほとんど怪獣映画だ。世界に誇る円谷英二と黒澤明。 円谷の代表的キャラクターがゴジラだとすると、黒澤の場合三船敏郎。 この三船というのが、ものすごくゴジラに似ている。カオじゃなくてキャラクターが、である。 世界のスピルバーグやジョージ・ルーカスが敬愛してやまないというのはよくわかる。 僕もたいへん敬愛しています」 風間志織(好きな作品:デルス・ウザーラ、悪い奴ほどよく眠る) 「誤解を恐れずに言うと、鈍くさい、無骨、といったイメージがあります。 若い頃映画館で見た『夢』の中の一話、放射能にカラフルな色が付いているあの発想には、 ただ驚かされ、そのイメージが、いまでも心の中に強く残っています」 熊切和嘉(好きな作品:天国と地獄、七人の侍、乱) 「黒澤明監督という方は、テーマ以前に映画の『観せ方』を完璧に心得た方だと思う」
79 :
名無シネマさん :03/10/15 19:57 ID:Z4TgG/Lg
黒坂圭太(好きな作品:どですかでん、デルス・ウザーラ、羅生門) 「画面じたいが語る力。それは黒澤映像の最大の魅力であり、私にとっても大きな課題となっているのです」 塚本晋也(好きな作品:七人の侍、赤ひげ、蜘蛛巣状) 「やはりダイナミズムです。様式美や静謐な映像をお作りになった時も、常に活劇性が溢れていたと思います。 十代の頃より、監督のお書きになった本や技法について書かれた本を読んで、 そのすべてが勉強になっていますが、監督ご自身がモットーにされていた 『悪魔のように細心に。天使のように大胆に』という言葉。 これが自分のようなものにも励みとなって響いております」 原一男(好きな作品:七人の侍、隠し砦の三悪人、天国と地獄) 「ダイナミックな映像作りと、語り口の緻密さと大胆さに感服しています。 特に、導入部における丁寧な描き方からくるスリリングさは学びたいと思っています。 エネルギーが激しくほとばしる描写もまた、天下一品だと思います。 静と動のリズムの転換の呼吸。黒澤時代劇の痛快さは、ホント好きです。 定期的に、というか、周期的に黒澤作品を見たくなります」 原田眞人(好きな作品:七人の侍、羅生門、野良犬、天国と地獄、赤ひげ) 「ムイシュキンの心をもった人がジョン・フォードになろうと挑み、独自の表現芸術を獲得した魅力。 常にキャラクターと正対しリサーチを重ねて人物造型をすること、 これが映画作りの基本であることを黒澤監督から学び、『KAMIKAZE TAXI』以降、 その実践に努めています」
80 :
名無シネマさん :03/10/15 19:58 ID:Z4TgG/Lg
望月六郎(好きな作品:七人の侍、用心棒、乱) 「フィルムに映るのは感情と動きぐらいなのかもしれない。 心理やましてや思想なんかをエモーションと共に焼きつける事は難しい。なんと言ったって”活動”なのだから。 その事を誰より知っていたのが氏なのだろう。 『スターウォーズ』がどうのこうの言われている時に『乱』の騎馬戦を見て、これが”活動”だと溜飲が下がった。 参考になる点ですがあまりにも存在が違い過ぎてピンときません。 只、あれ程迄に傑作を作る人間がつまらなくなるのは単なる”老い”が原因なのか、考えたい。 怒り吠える三船敏郎その人が、スクリーンに映った黒澤明の影なんじゃないのかしら」 利重剛(好きな作品:用心棒、七人の侍、野良犬) 「モノクロ時代のものはすべて好きですね。カラーでも『どですかでん』だけは妙に好きだけど。 なにしろ、面白い。カッコイイ。 それでいて、矛盾への怒りや、そんなふうにしか生きられない人間の哀しみ、 いろんなものをぐりぐり詰め込んでる。 シナリオも、カット割りも、役者の演技も、すべてが素晴らしい。何一つ手を抜いていない。 うーむ。最近は『あとでなんとかなるだろう』と勢いでクランクインしちゃったり、 観客の生理を無視してひとり悦に入っちゃってる作家が多いからなあ」 河瀬(仙頭)直美(好きな作品:生きる、用心棒) 「『生きる』で男がブランコにのって揺れているシーン。その男の横顔。 それは現実では絶対見られない空間だ。 それを世におくり出した作り手をうらやましく思い これが撮れたんだったら映画やめてもいいのにと思っていた」
黒澤の世間的な評価がどうだろうと、自分で見て面白くなかったら 「つまらない」と言ってしまって一向に構わない。 「本気で映画を愛している」などというのは、それだけで現実より 虚構に絡め取られ易い、軟弱な性質を表しているw
82 :
名無シネマさん :03/10/16 02:36 ID:XAkr7Oxw
塚本晋也 「黒澤映画の魅力は徹底性ではないかと思う。「どですかでん」の顔が真黒になる子供。 「赤ひげ」の本当に揺れる地震。「用心棒」の巨大な酒樽と凄まじく吹き荒れる風。 何でも幻の作品となった「トラ・トラ・トラ!」では画面には映らない戦艦の裏側まで作ったという」
83 :
名無シネマさん :03/10/16 05:51 ID:NEgU7XRo
>>69 黒澤の葬式に来なかったと言ってるけど、じゃあホークスの葬式にスピルバーグは行ったのか?
スピルバーグは黒澤がアカデミー賞で名誉賞受賞した時にプレゼンターをしたじゃないか。
84 :
:03/10/16 09:27 ID:Cz5PBNg3
スピは『乱』のフィルムを取り寄せて一コマ一コマ研究したらしいぞ。
85 :
名無シネマさん :03/10/16 09:32 ID:OEwqzfjM
映画監督にとって黒澤作品は教科書だもんな
>>78 井筒最低だな。
撮影中に俳優死なせたり海外で一度も賞を取ってない糞監督が偉そうに批判するなよ。
87 :
名無シネマさん :03/10/16 22:09 ID:b81T4mXX
井筒はドラッグに汚染されてた時代のハリウッド映画が好きなのさ
88 :
名無シネマさん :03/10/16 22:23 ID:YAgMPeWM
>>88 東方見聞録撮影中に俳優が川でおぼれてあぼ〜ん
92 :
名無シネマさん :03/10/17 09:57 ID:BLkfK0Zz
それでテレビに出まくってるのか、、、 プロデューサーには媚びへつらってるらしいし
93 :
名無シネマさん :03/10/17 10:07 ID:NYiSM+WG
>>91 しかも映画の出来はサイアクだし。
何だよ、あのハリポテのドラゴンは。
井筒のような全共闘世代は権威的な対象を むやみやたらに否定しようとする傾向が強い。 正直かっこ悪いと思う。
95 :
名無シネマさん :03/10/17 12:03 ID:XeG3tbHS
権威に迎合する方がカコワルイと思う。 ・・・まだまだ俺も若いね(w
96 :
y :03/10/17 12:04 ID:USmptrrN
>>95 「反権力」という名の権威なんだよ。
代表者は佐高信。
98 :
名無シネマさん :03/10/17 18:11 ID:THVs55g2
99 :
名無シネマさん :03/10/17 19:30 ID:w/Y3uBnd
↓100は譲るぜ!
100 :
名無シネマさん :03/10/17 19:54 ID:wTc5pfoZ
草の乱って知ってる? 今秩父で撮影中で、ものすごい迫力だったよ で100もらい
101 :
名無シネマさん :03/10/17 19:55 ID:wTc5pfoZ
草の乱は秩父で撮影中です。 こないだ撮影現場見てきたけど、ものすごい迫力だったよ
アンチ黒澤の井筒って黒澤映画からパクリまくってるペキンパー映画が好きなんだよなw
103 :
名無シネマさん :03/10/21 00:44 ID:gAt631L4
>>80 >最近は『あとでなんとかなるだろう』と勢いでクランクインしちゃったり、
観客の生理を無視してひとり悦に入っちゃってる作家が多いからなあ
井筒のゲロッパw
国内で評価が低いのは台詞が聞き取りにくいからだろ。
105 :
名無シネマさん :03/10/23 01:04 ID:1Oi+mQ/X
仲代達矢 僕自身は映画少年で、食べるために役者になりました。 あこがれた外国映画のいい俳優は皆、舞台をベースに演技を学び、スクリーンでもいい芝居を見せていました。 そういうことから、演技の基礎の場を舞台に求めたわけですが、 黒澤作品では、舞台用、映画用、と意識して演技の質を変える必要はありませんでした。 何台もカメラが回り、引きのカメラは、天井桟敷の観客の視線のように感じられましたから。 「用心棒」が鮮烈な印象だったとよく言われますが、卯之助は、あの時代、そして僕の中にあった荒々しいものを吐き出させてくれた役でした。 ですから、役柄には苦もなく入れましたし、演技についても自由にやらせてくださいました。 外の場面を撮るときは、ほとんど望遠でという手法でした。 望遠だからこそ、ピシッと背筋まで伸ばしていないと絵が大きくズレてしまいます。 カメラが遠い位置ですから、まあいいかと気をゆるめると怒鳴られる、の繰り返しでした。 懐手から短銃を撃つとき、目をカッと見開いているようにと、それだけは何度も注意されました。 扮装テストでは、「えりもとが寂しいからマフラーさせちゃおう」という一言で扮装がきまった時点で、役は息をし始めました。 画家を志していらっしゃっただけに、あらゆるスケッチを描かれていたし、そういう感覚はさすがでした。 黒澤監督の世界は、膨大な台詞を力感あふれるように芝居する世界です。 外国で高く評価され、ひざまずかんばかりの敬愛を受けるのには、映像のもつ迫力であり、テーマの的確なとらえ方があったからだと、 いまになって思います。
>>90-92 別にタレントとしての井筒は支持しないし、発言も同意しないことが多いし、
映画も『ガキ帝国』などのノリノリのを除けばマズーってのもある(多い)けど、
この件に関してだけは、悪口を言うもんじゃない。
どうしようもなくなった会社側の尻ぬぐいをして補償することにした井筒は男。
当時、業界の人間の多くは彼に同情していたよ。
監督は演出する人。現場責任はプロデューサー側にある。
田中誠って奴が偉そうなのでプロフィール見てやったら「酒井法子ヤッピー!」だってw こんなアホみたいな作品を作った奴が偉そうに批評すんな。
>>107 は馬鹿だというのがその2行でよくわかったw
市民犬はつまらんでしょ
井筒にしろ田中にしろ黒澤映画に匹敵する作品を作ってから批判しろ!日本の恥め。
111 :
名無シネマさん :03/10/29 02:21 ID:XLqjcV6U
>>69 「ロスト・ワールド」でテントにT−REXのシルエットが映るシーンは黒澤の「デルス・ウザーラ」だよ。
112 :
名無シネマさん :03/10/29 03:45 ID:zEDNe7rr
プライベートライアンが墓の前で始まり 墓の前で終わるのもね。
113 :
名無シネマさん :03/10/29 10:18 ID:qtjNDCkx
「羅生門」→「暴行」(1964) 「七人の侍」→「荒野の七人」(1960)→「宇宙の七人」(1980) 「用心棒」→「荒野の用心棒」(1964)、「ラストマン・スタンディング」(1996) 他 「ボディーガード」では、「用心棒」が主人公の人生に強い影響を与えたとされている。 「俺たちに明日はない」のラストで、銃弾を浴びるくだりをスローモーションでとらえたシーンは「椿三十郎」のラストシーンの影響 「ワイルドパンチ」の最後の殺戮場面も、「椿三十郎」の影響 (もっとも、黒澤もバイオレンスを描くにあたって、D・W・グリフィスとセルゲイ・エイゼンシュティンを手本にしている) 「風とライオン」の砂漠を疾駆し、サルタンと戦う族長を中心とする馬上の戦いは「七人の侍」での手法を採り入れた 「スター・ウォーズ」のC−3POとR2−Dは「隠し砦の三悪人」の農民コンビをヒントにした、というかパクった
114 :
名無シネマさん :03/10/29 19:42 ID:xL/bBFGO
黒澤貶して小津褒めると映画通ぶれる。
115 :
名無シネマさん :03/10/29 19:52 ID:bgITfQ2S
小津を貶して黒澤を褒めてる香具師を「厨房」と呼ぶ香具師は映画通。
116 :
名無シネマさん :03/10/30 22:38 ID:Fy7WSool
ジョン・ウー 「黒澤明は、山のように巨大でありながら、人間的で、誰にでも理解できる映画を見せてくれる。 「七人の侍」では、本物の騎士道精神を描いた。 真の侍は、名誉、忠誠、そして自己犠牲の精神を生まれながらにして身につけている。 誤解されようとも、迷うことなく自分自身の道を進み、人間性を重んじ、高貴ですらある。 真の騎士道精神とは、真実の男の姿として具象化されるのだ。 黒澤がこの映画で見せてくれた映画話法の斬新さは一生忘れないだろう。 有名な雨中の合戦場面は、まさに傑作という言葉のためにあり、これを越える映画は未だない」
117 :
名無シネマさん :03/10/30 22:56 ID:0xY0lBUJ
騎士道精神なんか知らんわ・・・・武士道もわからんがなw
118 :
名無シネマさん :03/10/30 23:03 ID:M9Vcud/H
当時の批評家は黒澤を批判することによって悦に入ってたわけ。 エセインテリの自己満足批評の犠牲になったのが黒澤。
119 :
名無シネマさん :03/10/30 23:20 ID:M9Vcud/H
>>116 ジョン・ウーの言ってることはおかしい。
騎士道精神と武士道精神は違う。
特に女性に対する考え方が。
120 :
名無シネマさん :03/10/31 00:11 ID:IZwoS7Gg
『E.T.』 のブランコがひとりでに揺れるシーンは 『生きる』へのオマージュだよね。
黒澤と小津を比較して云々し始めた頃から邦画の凋落は始まったのだ。 何故片方を貶め片方を持ち上げねばならなかったのか? 両者を比較して優劣をつけ得る価値観は イデオロギーに立つ視点しかなく、 イデオロギーが、個人より作家より映画技術より優位に立った瞬間 邦画は滅びの道を辿り始めたのだ。 史ね。
122 :
名無シネマさん :03/10/31 00:36 ID:W5l+p8xo
騎士道的なフェミニズムは大嫌いだ。
つうか、黒澤も小津もクセの強い作家だから、好き嫌いあって当然だと思うよ。 黒澤を押しつけがましいと感じる人も、小津を何か気持ち悪いと感じる人もいて当然。
124 :
名無シネマさん :03/11/02 01:02 ID:+vhltHxR
司葉子 黒澤先生の評価は日本でよりもむしろ海外で非常に高いと言われますが、私にもこんな経験があります。 夫が経企庁長官だった時、OECDの会議がパリでありました。 参加二十ヵ国の代表夫人だけの昼食会があったのですが、話題はクロサワ映画で持ちきり。 そこで私はつい「黒澤映画に出たことがある」と言ったのですが、皆がみな私を疑視して「エー!」と言う。 それからは大変。「クロサワはどんな人か」などの質問が私一人に集中してしまい、食事どころではありませんでした。 国際会議の舞台で、黒澤先生の偉大さを身に染みて感じさせられました。
>>124 小津にも、成瀬にも、市川にも、稲垣にも、川島にも出たことあるといったら
数人は卒倒したかもな。
126 :
名無シネマさん :03/11/02 16:05 ID:7HmiByrC
127 :
名無シネマさん :03/11/04 02:30 ID:IUPQwIxF
スティーブン・スピルバーグ 黒澤明は日本文化が世界の映画愛好者にもたらした最高の贈り物である。 黒澤作品の魅力は国境を越え、文化を超える。 彼の作品を貫いているのは人間賛歌ーー英雄であれ悪人であれーーであり、 その映画つくりにかけるたぐいまれな情熱は、地球上のすべての国の映画製作者の尊敬を集めている。
128 :
名無シネマさん :03/11/04 02:35 ID:mCO+7ZdM
たかが映画だ。難しいこと考えなくても、 他人がどういおうと、自分で確かめてみればいい。 君が面白ければそれでいいし 面白くなければそれでもいいじゃん。 映画なんて高尚なものじゃない。 ただ、凝り性の監督ではあったね。 成功しているのもあるし、失敗しているのもある。
129 :
名無シネマさん :03/11/09 15:58 ID:2H6TF0Eg
age
130 :
名無シネマさん :03/11/09 16:16 ID:q50NMv63
影武者は勝新で見たかった
131 :
名無シネマさん :03/11/10 00:52 ID:aSB3zhp6
勝新で見たかった厨は氏ね
132 :
名無シネマさん :03/11/10 03:22 ID:C+EuHWbN
黒澤明って背はたかいよ
133 :
名無シネマさん :03/11/10 03:31 ID:aSB3zhp6
ロシア人の血が入ってるからね。
134 :
名無シネマさん :03/11/13 01:51 ID:i3Ree9Ww
大林宣彦 黒澤さんくらい誤解された人はいないですよ。作品は男性的で力強いものですが、 黒澤さん本人は誰よりも傷つきやすくて弱い人なんです。その誤解が、あのサングラスと関係があるんです。 ひと頃、日本でのクロサワの扱いが本当にひどかった。特に、5、60年代の安保の頃ですね。 クロサワを評価することは映画人の恥みたいな風潮でした。その頃から映画界が傾きはじめ、 クロサワさんは金と時間がかかるからと、なかなか仕事ができなくて、自殺未遂ということにもなりましたよね。 日本はクロサワという才能を粗末に扱ってきたんです。本人にとっては忸怩たる思いもあったんでしょう。 だから「素顔なんか見せてやるか」という気持ちでのサングラスだったんだと思います。
135 :
名無シネマさん :03/11/13 13:32 ID:P7EXdWyq
自殺未遂はトラトラトラで監督下ろされたときでしょ 完ぺき主義者だから・・・
136 :
名無シネマさん :03/11/14 06:11 ID:GYvDqPg5
事あるごとにスタジオ側と衝突し、撮影しては撮り直すという行動を繰り返した黒澤は、 フォックス社が手配した医者に「精神的に不安定である」と診断され、解雇された。 それに続いて、初めてのカラー作品「どですかでん」が興行的に大失敗した。 そして、自殺未遂
>>136 【暴走機関車】の企画頓挫もその頃ではないの?
【デルスウザーラ】の撮影体制は嬉しかったろうなぁ。
138 :
名無シネマさん :03/11/14 23:30 ID:0Qf7YgeT
自殺未遂前後の年譜 1965「赤ひげ」公開 1966「暴走機関車」の制作を発表。中止へ 1967「トラ・トラ・トラ」の制作を発表。総監督と日本分の撮影を担当することに 1968「トラ・トラ・トラ」東映京都撮影所で撮影開始 1969「トラ・トラ・トラ」の撮影続行断念を発表。木下恵介・市川崑・小林正樹と「四騎の会」を結成 1970「四騎の会」と東宝提携「どですかでん」公開 1971テレビドキュメンタリー「馬の詩」編集後、”腎盂炎”で倒れる。自宅で手首を切り自殺未遂(12月22日) 1974シベリアで「デルス・ウザーラ」撮影中、恩師山本嘉次郎監督死去 1975「デルス・ウザーラ」公開
139 :
名無シネマさん :03/11/16 22:51 ID:6gtIi9mj
北野武(好きな作品:デルス・ウザーラ、羅生門、蜘蛛巣城) 「黒澤監督の映画が、今の映画よりも下だと未だに言えないのが凄い。 黒澤監督の映画よりも今の映画のほうが面白いよ、もっと凄いよと言うのは 時代や映画の進化でもあるから当然そうでなきゃいけないのに下手すると 黒澤監督は100mの世界記録を50年前から持っているくらい凄い監督だと思うんですよ」
140 :
名無シネマさん :03/11/20 03:18 ID:iHoThCq5
ちょっと質問です。 黒澤明の『夢』の5話「鴉」(ゴッホが出てくるやつ)の中で、 主人公の寺尾聡が絵の中を歩き回るときに、流れていた音楽 (ピアノのクラシック曲)について、曲名がわかる方、教えて いただきたい。 あるいわ、『夢』サウンドトラックの曲目一覧が掲載されている サイトでもいいですので、おしえてください。
141 :
名無シネマさん :03/11/23 01:00 ID:bKEJDgVJ
マーチン・スコセッシ 「黒澤監督は映画史に残る巨匠の一人で常に前衛的な挑戦をする人だったと思います。 壮大な叙事詩をスクリーンに紡ぎ出す才能を持ち、作品は18〜19世紀の絵画のようでした。 黒澤監督は、グリフィスなどと同じく映画という媒体を創世した一人なんです。 黒澤監督の演出はとても大胆で力強く、画面からは熱いエネルギーを感じます。 私は今でも黒澤作品を見るたびに「恐れ入りました!」と思うんです」
142 :
:03/11/23 01:07 ID:L9ABWOYU
黒澤作品を観て、イメージ的に「暗い」と評する若者がいるんですが、 楽して生きてきたんだなあ、お前。って思ってしまいます。
>>142 昭和30年代以降に生まれた若者はみんな楽して生きてると思うが…。
俺も、そしておそらく君も。
「暗い」というのは単にモノクロだからじゃない。
144 :
名無シネマさん :03/11/23 18:22 ID:g0oqVzpF
>>67 S・スピルバーグ
「クロサワさんは、私の人生の師であっただけでなく、私たちの世代にとって父と仰ぐ存在でした。
監督の作品から受けた恩恵と影響ははかりしれません。
しかも、その影響は現代映画に関わる人すべてに及んでおりジョン・フォードもクロサワさんの大ファンだったんですよ。
以前、クロサワさんと東京のてんぷら屋で朝まで映画について語り合ったことは一生忘れません」
145 :
名無シネマさん :03/11/23 19:54 ID:8S9jhoDl
>>143 だよね。
「暗い」というのが短絡的にマイナスイメージと捉えられるようになったことは憂いてしまう。
146 :
名無シネマさん :03/11/24 10:15 ID:Mrzb7gl4
フォードは、すでに終戦直後、東宝撮影所で「虎の尾を踏む男達」撮影中の黒澤を訪れている。 その後、ロンドン郊外のパインウッド・スタジオで、黒澤は撮影中のフォードを訪問。 その際、黒澤が馬を撮るときの秘訣を尋ねたら、フォードは黙って指を二本立てたという。 それは、一秒間に二十四コマで撮影するところを二十コマで撮るという意味だった。 (松江陽一著・キネマ旬報社刊「世界の映画作家3/黒澤明)
147 :
名無シネマさん :03/11/24 17:22 ID:7vTW/kGQ
フェデリコ・フェリーニ クロサワは私に、目に見えず、カメラに撮れないものを映像にできることを示してくれた。 彼は映画の中で現実の彼方にある人間の夢を目に見せてくれる。 観客のすぐそばにいて夢の言葉を使って語りかけるのだ。
148 :
名無シネマさん :03/11/24 17:40 ID:VzRziQhB
★1954年のヴェネチア国際映画祭コンペ作品一覧 (この年のヴェネチアは、映画史に名を残す激戦を繰り広げた映画オリンピック) マルセル・カルネ:「我ら巴里っ子」 ロバート・ワイズ:「重役室」 ルキノ・ビスコンティ:「夏の嵐」 エリア・カザン:「波止場」 溝口健二:「山椒大夫」 黒澤明:「七人の侍」 フェデリコ・フェリーニ:「道」 ●サン・マルコ金獅子賞(グランプリ) レナート・カステラーニ:「ロミオとジュリエット」。 ●サン・マルコ銀獅子賞(2番手の賞。この年は4作品も受賞) 「波止場」、「山椒太夫」、「七人の侍」、「道」
149 :
名無シネマさん :03/11/24 17:52 ID:RA7hKmXN
黒澤は芸術家というより、職人監督なのかな?と最近思ったよ。 格が下がる、といった意味ではなく、江戸の職人工芸が世界を感嘆 させた様に、作品の完成度は高い。でも、精神的スタンスが、大衆志向の ために、三島由紀夫なんかに、「ヒューマニズムは中学生並み」と揶揄された んじゃないかと思う。後は、受けての日本人の悪い癖で、「世界が認めた!」なんて 勲章貰えば、思考停止に陥って、無条件に持ち上げたり、必要以上に感化されて 批判や批評をヒガミややっかみとして切り捨てるところがあるからな。 権威主義に弱いんだろな、俺たち。つまり、世界や評論家がどう言おうと、 自分の考えを大切にしたほうがいいのかもな。あぁ、まとまりのない文だ。ごめん。
150 :
名無シネマさん :03/11/24 18:07 ID:7vTW/kGQ
赤塚不二夫 「僕は黒澤大好き人間でね、ウチの猫を"菊千代"って名付けたり、 僕のマンガに"べし"なんてキャラクターがでてくるでしょ、あれ、 『七人の侍』の長老の台詞から取ったんだよなぁ。 黒澤監督もそのことは知ってるの。僕、息子のクロパンに会った時に言っといたから。 晩年の作品をもじって「もういいよ」なんて悪口言うヤツもいたけど、 黒澤監督の作品は全部見なきゃダメ。でなきゃ、監督の生きざまを見たことにはならないよ」
151 :
名無シネマさん :03/11/24 20:47 ID:8CKTlXL2
>>148 「七人の侍」は劇場公開用のものを短く編集したものが出品されたので十分に理解されなかった。
黒沢とたけしは日本より海外で評価が高い。 つまり、馬鹿(オーバーアクション映画好きの白人)にわかりやすい映画を作るのが得意なのだ。
>>67 黒澤が名誉賞を貰った時にルーカスと共にプレゼンターを務めた。
「夢」はスピルバーグが製作協力をした。
「1941」に三船敏郎が出演している。
スピルバーグは撮影前に必ず「七人の侍」を見る。
「プライベート・ライアン」の戦闘シーンは「乱」の影響を受けている。
「メモリーズ・オブ・ア・ゲイシャ」は黒澤がアドバイザーをする予定だった。
田中誠は無知すぎて恥ずかしい奴だねw
とりあえず、七人の侍、隠し砦の三悪人、用心棒、赤ひげ あたりをみてつまんなかったら、君には黒沢明は合わない。 諦めてスピルバーグか宮崎駿のアニメでも観てなさい。
黒沢の評価が海外で高いのは納得するけど、たけしの評価高いのは納得いかないなあ。 日本語わからなくて、たけしのセリフまわしが下手なのがわからないのが好都合なのかもしれないけどね
156 :
名無シネマさん :03/11/25 14:26 ID:arZgPYnK
ジョージ・ルーカス 黒澤監督の影響は絶大です。心から尊敬してますね。 特に好きな作品は「隠し砦の三悪人」です。 この中には武将と大名の娘の行くところに付いて行き、何かと顔を出す農民の二人組が出てきます。 農民という地位の低い者が物語の狂言回しになっているわけです。 私はこの発想が気に入りました。一番低い視点から物語るという発想は素晴らしいと思います。 だからスターウォーズシリーズでもR2-D2とC-3POを登場させたのです。
>154 つうか、その4本を見てつまらないってヤツは、映画をみること自体やめた方が いいと思うがの。おそらく、どんな作品を見ても時間の無駄にしかならない。
意外と知られていない「隠し砦の三悪人」と「スターウォーズ」の類似点 火祭り → ジェダイの復讐のエンディング 三船の馬上アクションシーン → スピーダーバイクのチェイスシーン 落武者が騎馬隊に追われるシーン → ブロッケードランナーがスターデストロイヤーに追われるシーン 雪姫が寝ているポーズ → ルークが助けに来たときのレイア姫のポーズ 秋月の軍用金 → デススターの設計図 馬を買った侍 → スピーダーバイクを買ったエイリアン
159 :
名無シネマさん :03/12/01 00:45 ID:lkSp6ko+
人買いの親爺がジャバ・ザ・ハットに似ていると思ったのは俺だけ?
160 :
158 :03/12/01 01:08 ID:bGRdJFTT
×スピーダーバイクを買ったエイリアン ○ランドスピーダーを買ったエイリアン
161 :
名無シネマさん :03/12/01 21:00 ID:LRF8F/Vj
ジャバの造型(特に口元)は志村喬からだよ
ジャバの顔は松本人志ソックリなんだけど・・・。
164 :
名無シネマさん :03/12/12 06:45 ID:GdLYBKEE
侯孝賢(ホウ・シャオシェン) 「五年ほど前に雑誌の対談でお会いする機会を得た。映画を通じて想像していた通 り、意志の強い大先輩だった。『あなたの作品は主人公とそうでない人が均等に映っ ている』といわれ、時代によって撮り方が違うと感じた。若いころに見た黒澤映画か ら、無意識のうちにたくさんの影響を受けている」
>>161 「スターウォーズ」も「隠し砦の三悪人」も見たことがないアホ
166 :
名無シネマさん :03/12/13 03:36 ID:El02XEQe
イングマール・ベルイマン「神は、黒澤映画の中にのみあり。」
クラウディオ・アバド 「羅生門にはとても感銘を受けました。この映画が私という人間に影響を与えたということは、私の音楽にも影響を与えたということになるのではないでしょうか」
>>168 俺は164じゃないけれど
侯孝賢は日本のチャンバラ映画観て育った(ってほどの事じゃないが)から
黒澤の映画は観てたとは思う。
よく小津小津言われるが侯孝賢が小津を観たのはヨーロッパの映画祭に自作を出品するようになってから。
似てると余りに言われるので観たってことだ。
フィックスのローアングルで長回しってのは小津と言うより加藤泰だけれど。
アッバス・キアロスタミ 「僕は黒澤さんを尊敬しています。それに、彼と僕とは共通点がある。 それは世界で評価されても自分の国で不遇なこと。 そのジレンマは彼も持っていたと思います」 コーエン兄弟 「クロサワは映画にとって素晴らしい監督でした。 私たちの大好きな監督。オフィスにもクロサワの写真が飾ってあります。 クロサワ以上の人はいないと思っています。」
映画評論家の白井佳夫さん 「映画監督の中でもチャプリンやフェリーニら何人かは、 強い個性を発揮して、産業革命以前の「19世紀型の個人芸術」を再現した。 黒澤監督はその1人だ。1951年に「羅生門」がベネチア映画祭で金獅子賞を受賞し、 アジアの映画が初めて欧米の映画を超えた。 それがきっかけで、現在のアジア映画ブームを作り上げている。」 「ある意味でシャイな人だから、自分にすら妥協しない仕事の仕方や 生きる姿から、計り知れない影響を受けました。 本当の意味で映画作家であり、芸術家だった。 人生の生きる教科書だったんだなあと思いますね。 世界のクロサワのすごさは、外国の映画祭に行ったときに痛感しました。 監督の顔を一目見るために、世界中の映画人が集まって来るんですよ。 日本人の誇るべき世界の宝だった。 作りたい映画を自由にいっぱい作らせてあげたかった。本当に残念です」
仲代達矢 「ある意味でシャイな人だから、自分にすら妥協しない仕事の仕方や 生きる姿から、計り知れない影響を受けました。 本当の意味で映画作家であり、芸術家だった。 人生の生きる教科書だったんだなあと思いますね。 世界のクロサワのすごさは、外国の映画祭に行ったときに痛感しました。 監督の顔を一目見るために、世界中の映画人が集まって来るんですよ。 日本人の誇るべき世界の宝だった。 作りたい映画を自由にいっぱい作らせてあげたかった。本当に残念です」
↑有名人の引用ばかりでなくて自分の意見も言いたまへり
手塚治虫 「海外を旅行していると黒澤さんの名前を聞かない日は無い。 私が映画人のはしくれにいると言うと必ず「今、黒澤は何を撮っているんだ」と聞かれる。 黒澤さんの国際性には何時も驚かされる思いだ。 しかし、日本ではなぜか評価が低く、「羅生門」が公開された当時こんな批評があった。 「何ですかなあの映画は?同じ場面を何回も流して時間の無駄っちゅうもんですわ」 若い頃、この批評を読んで随分腹をたてたものだが、結局日本人には黒澤映画の真価は理解できないのだ」
フランシス・フォード・コッポラ ルーカスと共に『影武者』の海外版プロデュースにあたり、 また1982年にはアベル・ガンス監督の『ナポレオン』を黒澤監督と共同で 監修するなどしたコッポラ監督は「並ぶ者のいない巨匠だった」と最大級の賛辞を贈った。 米ニューヨークの共同通信に寄せたこの追悼コメントの中で、 コッポラ氏は学生時代、『羅生門』『七人の侍』などの黒澤作品に心を動かされ、 「映画をノーベル文学賞の対象に加え、黒澤氏に授与すべきだ」と したためた手紙をノーベル事務局に送ったことも明かした。 映画界初のノーベル賞受賞者に黒澤監督を強く推していた。 代表作『地獄の黙示録』では『七人の侍』を参考にしたというコッポラ氏は 「あれだけ多くの傑作を残した映画監督はほかにいない。 有名な『七人の侍』などだけでなく、『悪い奴ほどよく眠る』や『生きる』も ドラマと人間を表現した秀作だった」と、師と仰ぐ黒澤監督の死を惜しんだ。
シドニー・ルメット 「クロサワは映画史において最も偉大な監督だった。カンヌでともに過ごしたときの ことを思いだす。そのような時間を持てたことをうれしく思う」
177 :
名無シネマさん :03/12/17 07:27 ID:FoDwTx3T
宮崎駿 「やっぱり、『七人の侍』を見たら、ワクワクします。なぜ、あんなにワクワクするんでしょうね。 あの映画はべつにハッピーエンドじゃない。「また、負けてしまった」という侍と、また、きつい労働が待っているだけの百姓と・・・ そういう終わり方をしているにもかかわらず、あの映画の全過程がなぜあんなにワクワクするのか。そんな映画はめったにないです。 自分が今までに見た映画の中に、いい映画はいっぱいあるんですよ。でも、一番好きな映画といわれたら、やっぱり『七人の侍』ですね」
178 :
名無シネマさん :03/12/17 08:55 ID:5bxZ3HOq
三島由紀夫 「黒澤明の頭脳は、中学生並みだ」
黒澤スレってなんでこういうコピペばっかなの?
180 :
名無シネマさん :03/12/17 09:53 ID:Wl62jhmP
ヴェルナー・ヘルツォークの「彼方へ」という映画の中で巨大な岩山セロトーレに挑む一人の男の家の壁に、「乱RAN」の大型ポスターが張ってある。 これはヘルツォークの黒澤に対するオマージュだと思った。
181 :
名無シネマさん :03/12/17 12:37 ID:5X4Z4niO
北野武 「日本の映画界っていうのは、失礼な話だけど黒澤監督の財産で食ってきたってだけでね、 我々も海外へ行くけど、ほとんど黒澤さんのことを聞かれ、黒澤明はどう思っているんだとか、 まず黒澤明っていうのが出て来るんだよね、取材でも。 それでおまえは黒澤に会ったことがあるのかって、あるよっていうと、なんて言ってたってとか、 しょうがないから見栄張って褒められたって言うと、記事の内容変わるぐらいの人だからね。 だからヨーロッパとかアメリカ行った方が黒澤監督の威力がよくわかるんだよね」
もうコピペはうんざり。 ソースも張ってないのででっち上げとも取れるし。 個人の意見はまったく書いてないのでホント無意味。 俺は黒澤大好きだけど、おめえの様な単純コピペ厨の所為で 黒澤マニアは低脳呼ばわりされるんだよ。 著名人の評価があるから黒澤は偉大なのか? ほとんどスルーされてるのは反論出来ないからだと思ってるのか? お前さんの行為は「荒らし」なんだよ。無自覚馬鹿が一番厄介だ。
183 :
名無シネマさん :03/12/17 14:25 ID:ZTKRJCqZ
エンターティメントとしての黒澤 用心棒 七人の侍 椿三十郎 社会派映画としての黒澤 天国と地獄 生きる 酔いどれ天使 芸術映画としての黒澤 羅生門 蜘蛛巣城 乱 文芸映画としての黒澤 デルス・ウザーラ 赤ひげ 白痴
184 :
名無シネマさん :03/12/17 15:17 ID:kT3XCQHm
黒沢映画はとりたてて、好きでも嫌いでもないけど、 雨の中の乱闘シーンがあると、すぐに、「七人の侍」のパクリ、だの、 オマージュだの言い出すのは、いいかげん何とかならんのかな? マトリックス・レボリューションズのラストバトルまで、そんな意味の こと書いてる批評家いたし。 大河ドラマの「武蔵」で問題になったシーンは確かに、よく似ていたけど、 あの偉大な「七人の侍」がけがされた、許せん、的なこと書いてる批評家もいたし。 ちょっと神聖視しすぎ。 神格化されすぎると、まっとうな評価ができなくなって、それ自体が 黒沢映画にとって不幸だと思うよ。 傑作もあれば、駄作もある。それが普通でしょ。
185 :
名無シネマさん :03/12/17 15:42 ID:L6s+R6I8
どこかで聞いた意見ばかりだな 自分のことばで語れよな、借り物じゃなく
186 :
名無シネマさん :03/12/17 17:22 ID:vluiP7Yr
ナニをそんなにムキになるの? ただの引用だろ、嫌なら黙ってスルーしなよ。 反論があれば、先に堂々と意見したら? ではサイナラ。
>>184 つーか、マトレボは七人の侍をパクる方が良かったんじゃないか?
そしたらもっと評価が上がったと思うぞ
椿三十郎 は大好きだけど 周りの人は誰も見てない。。哀しい。
「当時批判されていたのは、単に思想的背景からだけじゃない。 当時の大衆娯楽作品を黙々と作り続けていた映画人たちからも、 『黒澤は金と時間をかけて大作を作っているが、映画界を支えているのは俺たちだ』 という反発はあった。 確かに黒澤作品はすばらしいと思うが、時間的な評価として、 邦画界に黒澤に対する反発があったのは仕方ないとも言える」 昔、こんな評論を読んで「あ〜、なるほどなぁ」と思ったことがある。 俺自身若かったから、 ただ単純に作品を切り取って観ても見えてこないことってあるのね、って感じた。 俺も黒澤作品の白黒時代は好きだし、「七人の侍」は今でも未見のやつに勧める一本だけど、 いい加減に、日本人は、黒澤明という映画人に対するコンプレックスは捨てた方がいいと思う。 純粋に「日本の映画史に残る傑作を大量に排出し、国際的にも評価が高い」でいいじゃないか。 嫌いなやつはとにかく批判、好きなやつはとにかくマンセー もう、そういう低次元なところに置くべきスケールの人物ではないと思うよ。
その評論を読むちょっと前だったと思うけど、 武田徹夜が、日本アカデミー賞の司会をしていて 黒澤明が、日本アカデミー賞の存在意義に疑問を投げかけて賞を辞退したのを受けて、 「偉そうに辞退している奴がいる」みたいなことを言って、暗に黒澤を批判したのを観て、 「なんて恥知らずな奴だ」と思ったことを、今思い出した。 黒澤明だからこそ、当時「日本アカデミー賞」を真っ向から批判できたというのに、 武田徹夜には「偉そうにしている奴」としか写らなかったようだ。 それ以降、武田徹夜がどんなにいい演技をしていても、好きになれなくなった。 黒澤明という映画人について、あまりにも軽薄なコメントを出した武田徹夜を 映画人として認める気になれないからだ。 最近の北野武には、それと同様な印象を受ける。 森社長が出してきたことではあるが、黒澤との薄い関係のことを、 やたらと持ち出してくるのには辟易している。 それに乗って「世界の武、黒澤に並ぶ評価」なんて見出しを付ける馬鹿マスコミも胸くそ悪いが、 武がインタビューなんかで、黒澤の話をしていると、「何調子に乗ってるんだろう?」と感じてしまう。 「座頭市」がヴェネチアで賞を取っても、武がどんなに国際的に評価が高くなっても、 少なくとも今のところ、「座頭市」が「七人の侍」に並ぶはずも、武が黒澤に並ぶはずもない。 こういう「黒澤コンプレックス」を、北野武だからこそ払拭して欲しいと感じる。
>>190 北野や森はともかく、武田徹夜に関しては反発を感じない。
武田徹夜は黒澤を特別視してるわけでも、映画の神とあがめてるわけでもなかったのだろう。
武田徹夜にとっては映画で抜擢してくれた山田洋二には恩もあるが
黒澤に関しては何も思うところがなかったんだろ。
そこへ自分が晴れがましい(と思っている)司会の日本アカデミーにケチをつけたんなら腹もたつだろうな。
仮にそれまで尊敬していたとしても、自分の仕事にドロを塗られたんだから、
失望してこれまでの敬意消えうせても不思議ではない。
192 :
名無シネマさん :03/12/18 08:14 ID:SdGhDQ+j
サム・ペキンパー 「あなたは、黒澤をどれくらい尊敬しているのですか?」と質問され 「仮にジョン・フォードから、『たばこ吸うんで、火をつけてくれ』と頼まれても 『火くらい、自分でつけな』と言ってやるが、クロサワから頼まれたのなら 地球の裏側だろうと火をつけに飛んでいくぜ」
森田芳光 「黒澤映画の代表といえば、僕にとっては『七人の侍』じゃなくて『天国と地獄』。 人間を見つめる黒澤さんの目の確かさ、クールさがあるから。 だけど『模倣犯』は『天国と地獄』のオマージュというより、東宝というブランドに対するオマージュなんです。 かつての東宝には、黒澤さんという4番打者がいた。その位置に自分が行かなきゃいけないという使命感があります」
>>192 > 武田じゃなくて山城新吾だろ
え?そうだった?
こりゃ武田徹夜には失礼した!
ま、山城も武田も、どっちにしても嫌いなんだけどねw
197 :
名無シネマさん :03/12/18 19:49 ID:sh4qtG25
武田鉄やは黒澤信奉者。
198 :
名無シネマさん :03/12/19 00:42 ID:9OfQrCUX
黒澤映画。私は戦中の『姿三四郎』が好きですね。主演の藤田進さんもはまってますね。
日本映画ではアクションはあんまり高く評価されないのよ。 黒沢は外国人にも感動できる映画を作るが、日本ではそういうアクション物はテレビで十分という考えがある。 外国ではゴジラやウルトラマンとかの監督が評価されるのだが、日本では全然されないのと同じだよ。
たけしは去年菅野美穂主演の変な映画を作っただろ? 日本ではたけしの作っている暴力映画や、チャンバラ映画は評価されないんだよ。 だから武もあんな映画を作ったんだけど、海外で評価されなかったけど。 日本ではオズの方が評価が高い。 日本ではアクション物の評価が低い。 だから黒沢は晩年は夢とか作った(テレビCMもほとんどされなかったけど。
>>200 お前って、どこのスレで見ても結論が的外れ。
202 :
名無シネマさん :03/12/19 11:20 ID:mlLTDRvE
武田鉄矢はラジオで、「『生きる』は全世界の映画の中で、ナンバーワンです」と言ってたぞ。
>>58 小泉は単なるミーハーだろ。オペラ好きとか言ってる割に、コメントなんか聞くと
どう考えても解ってない。政治家のイメージ作りで言ってるだけと思われ。
黒澤が生きていた時代に小泉が首相をしていたら黒澤に資金援助していたと思われ。
「ダーティーハリー」「リーサル・ウェポン」「セブン」に影響を与えた(野良犬)黒澤 世界で初めて太陽を撮った(羅生門)黒澤 「暴行」「道」「カビリアの夜」「処女の泉」「去年マリエンバードへ」「戦火の勇気」「JSA」に影響を与えた(羅生門)黒澤 ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した(羅生門)黒澤 「荒野の七人」「宇宙の七人」「ワイルド・イースト」「ブレード/刀」「13ウォーリアーズ」「戦場」「バグズライフ」「地獄の七人」「死霊の七人」「プライベートライアン」に影響を与えた(七人の侍)黒澤 世界で初めてアクションシーンをスローモーションで撮った(七人の侍)黒澤 役者に本物の矢を飛ばした(蜘蛛巣城)黒澤 ベルリン国際映画祭で銀熊賞・監督賞を受賞した(隠し砦の三悪人)黒澤 「スターウォーズ」「ウィロー」「風とライオン」に影響を与えた(隠し砦の三悪人)黒澤 「ゴッドファーザー」に影響を与えた(悪い奴ほどよく眠る)黒澤 世界で初めて斬殺音を入れた(用心棒)黒澤 「荒野の用心棒」に盗作された(用心棒)黒澤 「ラストマン・スタンディング」にリメイクされた(用心棒)黒澤 「ボディガード」「ライジング・サン」「キル・ビル」に影響を与えた(用心棒)黒澤 日本時代劇に革命をもたらした(椿三十郎)黒澤 「ワイルドバンチ」「俺たちに明日はない」に影響を与えた(椿三十郎)黒澤 撮影の邪魔になる民家の二階を取り壊した(天国と地獄)黒澤 「フレンチ・コネクション」「シンドラーのリスト」「踊る大走査線」「身代金」に影響を与えた(天国と地獄)黒澤 画面には映らない戦艦の裏側まで作らせた(トラ!トラ!トラ!)黒澤 実物大の「長門」を作らせた(トラ!トラ!トラ!)黒澤 米アカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した(デルス・ウザーラ)黒澤 「地獄の黙示録」「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」に影響を与えた(デルス・ウザーラ)黒澤 カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した(影武者)黒澤 燃やす為だけに3億円を投じて城を建てた(乱)黒澤 「プライベートライアン」「ギャング・オブ・ニューヨーク」「HERO」に影響を与えた(乱)黒澤 助監督時代、仕事から戻ると一睡もせず自分のシナリオを書きまくった黒澤 ベネチア国際映画祭創立50周年記念「獅子の中の獅子」に「羅生門」が選ばれた黒澤
「踊る大捜査線」でしたね。スマソ
フェデリコ・フェリーニ 「クロサワは私の恩師」
208 :
名無シネマさん :03/12/20 05:26 ID:tVtiM/jr
黒澤映画は確かにすごい。でもそれも三船があったればこそ。 乱の主役が老いた三船だったら、とんでもない作品になったろう。 本当のよぼよぼ、本当の狂気。
>>204 甘い。そんな首相ならもっと映画産業を助成してるよ。
政治姿勢への賛否はともかく、
最も映画に関心のある有力政治家は石原慎太郎だろうね。
スレ違い、スマソ。
>>209 石原はアニメに関心があるようだよ(産業として
211 :
名無シネマさん :03/12/21 00:37 ID:uw4DtmQR
慎太郎は主演映画もあるくらいだからな。
石原慎太郎 「僕もかつては映画人だった。東宝に入り、途中で作家になってしまったが、そのままいけば黒澤明と肩を並べていた」
213 :
名無シネマさん :03/12/21 01:24 ID:gMWlvqdQ
アップが多いよね 洋画と撮り方が似てる
214 :
名無シネマさん :03/12/22 01:55 ID:LonehtEO
ロマン・ポランスキー 「僕はクロサワの映画を観て映画監督になりたいと思ったんだよ」 カンヌ映画祭で「夢」がオープニング上映された時のインタビューから
215 :
名無シネマさん :03/12/22 02:06 ID:3KVi5RyI
30過ぎて荒野の用心棒や七人持ち出して黒澤のオリジナルと 面白さどうこう言ってるヤシは映画みるのやめたほうがいい
>>215 あれは両方とも味が違うから
どっちもいいんじゃないの
黒澤監督のほうが日本人テイストがあるからなじみやすいし
面白さはそこらへんも依存するでしょ
217 :
名無シネマさん :03/12/22 02:40 ID:13+tPa1B
用心棒は正直あんまりおもしろくない。椿三十郎は文句なしにおもしろかったが
218 :
名無シネマさん :03/12/22 02:46 ID:3KVi5RyI
>>216 ベニアはりつけたような安っぽい荒野の七人の造りは勘弁してほしい
ああそういう人も結構いるな 反対の人もいるし オレは両方好きだな 用心棒は最初に水を飲んだ農家の息子が 最後になって話に絡んでくるところが好きだ 椿三十郎で若侍たちを心配するところと通じてるし
>>218 でも、アメリカンな人にはあっちのほうが響くんじゃないのかな?
スター競演みたいなのも嬉しいだろうし
オレはそう思ってるよ
221 :
名無シネマさん :03/12/22 02:56 ID:bW/qD/rx
「用心棒」はめちゃくちゃ面白い。 「「用心棒」はあまり好きではない」が正解。
「麦畑四十郎」も見てみたかった。
峠九十郎…
224 :
名無シネマさん :03/12/22 17:40 ID:i+CKv5CK
『続姿三四郎』て正編に比べて、いまいちと何かに書いてあったけど本当ですか。 二番煎じ?
三本目だと飽きるから椿まででちょうどいい
ワジム・ユーソフ (ロシアの撮影監督、A.タルコフスキーの諸作品で知られる) 「アンドレイ・ルブリョフを撮影しているとき、 私たちにとって一番重要な映画は黒澤の『七人の侍』でした。 タルコフスキーはこの映画を非常に高く評価していました。 アンドレイ・ルブリョフには黒澤からの「引用」がたくさんあります。 タルコフスキーは自分の賞讃する、好きな監督のリストをつくるのが常でした。 そのリストの名前の順番は時によって変わりましたが、 ブニュエル、ゴダール、黒澤はいつもトップにありました。」
黒澤明を知らない日本人の方が多いだろう。
黒澤明の映画は時代劇のテレビを多少金をかけて作った映画に見える。 それだけのレベルだ。。。。 と言いたいが、現在の時代劇は黒沢映画の影響を受けているから、似ているのは当たり前だが。
229 :
名無シネマさん :03/12/30 20:16 ID:bJu2nTrZ
あぼーん
231 :
名無シネマさん :
04/01/16 00:46 ID:suM8sBbD 昔、島田紳助の番組で、外国に行って日本人で知ってる人の名前を挙げて集計するクイズ番組があったんだけど、 結果は1位が黒澤明で2位が三船敏郎だったのを覚えてる。 紳助も「この2人はやっぱり凄いね」と驚嘆してた。