2 :
名無シネマさん:03/07/20 15:47 ID:vVDMCRtJ
2ならセックスする
3 :
名無シネマさん:03/07/20 15:55 ID:ca9dVsqj
4 :
名無シネマさん:03/07/20 15:59 ID:+B9Pi1s3
邦画を見るとラブホテルの割引券がもらえるようにする
5 :
名無シネマさん:03/07/20 16:08 ID:NeC+q4Mw
製作者に映画は芸術ではなく娯楽という意識をもたせる
6 :
名無シネマさん:03/07/20 16:14 ID:slRy5QC1
娯楽はコミュニケーションであるべきだ。
手前勝手なオナニーよりも互いのツボを開発するセックスが良い、
邦画はそうあって欲しい。
んでさ、やっぱムードが大事なのよ。
型通りに「ここか?ここがイイんか?」ってヤラれて
「どう?良かった?」って聞かれても、ウザいだけでさ。。
こっちは受身なんだから、ちゃんと好みを考えて●感帯の開発
してくれないと。これだから幼稚で自己中なヤツは困るわぁ。
9 :
名無シネマさん:03/07/20 16:53 ID:+B9Pi1s3
>>8 男は感じてるのかどうかが分からなくて不安になってるから「どう?」って聞くのでは?
受身で居続けないで感じてるんならちゃんと声を出さなきゃ。
だから「再復興」って、なんなんだよ。
一度でも復興したことあるのか、日本映画。
11 :
名無シネマさん:03/07/20 17:41 ID:+x2k09h1
>>7-8 その例えだと
オナニーちゅうより下手糞なセックスってところだと思うな。邦画と観客の関係は。
>>9も言ってるが受身じゃいけんよ。
製作者じゃなくて観客の方が自己中だわな、それじゃ。
まぁ受身だから
面白さの保証がないと面白さがわからないんだろうな。
邦画の役者に英語を喋らせて字幕をつけてみる
>>13 それより、スタッフを外国人名にしてキャストを日本人、外国人混合にして
宣伝費をかけて全米大ヒットとか物量作戦で宣伝して
徹底的に邦画であることを隠せばヒットするんじゃないの。
>>14 国内向けって事か?
欧米向けだとさ、黄色人種が主人公だと、白人はあんまみなさそうだよね。
>>10 いちおー「?」を入れた。いろんな意味でやんわりと皮肉ったつ
もりなんだけどねー。
16 :
名無シネマさん:03/07/21 12:19 ID:BwrqAdjz
agee
17 :
名無シネマさん:03/07/21 12:36 ID:6AWyIQVa
映画によって、その土地が名所になる。
そういう作品が現在少ない。
18 :
名無シネマさん:03/07/21 12:59 ID:EXY+RaF6
ワールドカップでアフリカのどこぞの国のチームを受け入れたいまはなき村の
大騒動はある意味映画向きダ。文部科学省推薦。w
19 :
名無シネマさん:03/07/21 14:18 ID:EX3OshGw
ハリウッドはある日急に天才が続々と現れてよみがえったのか?
20 :
名無シネマさん:03/07/22 15:12 ID:YPBZQAMf
>>19 いや、ハリウッドにも低迷期があった。
ルーカスや、スピルバーグ、コッポラ達が率先して映画館と映画会社を
設立したからこそ今がある。
特に映画館を大金払って次々建てたことは今でも賞賛されている。
(今のシネコンの基礎となった)
21 :
名無シネマさん:03/07/22 15:24 ID:LUVPq553
下手なセックス!
言い得て妙だ。
でもってハリウッドみたくテクにばっかり長けてても、これまたつまんないんだよな。
やっぱハートを感じるとキュンとしまつ。
テレビドラマを作ることを禁止
↓
映画のレベルがいやでも上がる
きむたくも映画ではヒット作が出ず、テレビドラマのヒットがいかに空虚なものかを思い知り
、挫折を味わい、人間的にも成長する
テレビドラマならくだらないものを作っても、監督がはっきりしないし、批判されないが
映画なら、かなり、批判される
23 :
名無シネマさん:03/07/22 20:39 ID:OSCIPBmz
踊捜じゃないが劇場への呼び水になっているものもあって全く否定するのはどうかな
質のことではないよ。
魅力的な予告編を集まった観客に見せることが出来れば多少の効果があるんじゃないかな
リピーター獲得という点では、ね。
24 :
名無シネマさん:03/07/22 20:43 ID:R5gUuY79
戦争映画とかまたつくれよ、
キムタク、反町ッス、唐沢、松村
とかがでてた
そこそこ感動する映画あったじゃん、
あと新人役者を育てなさい
石原裕次郎オーデション?は失敗したけど
あんなのでもいいから
ちょっとずつでいいんで新人でいいのみつけないと
べたべた
25 :
名無シネマさん:03/07/22 22:36 ID:P1dJ26WN
age
26 :
名無シネマさん:03/07/23 04:40 ID:iNPJFIgx
邦画のCMって何であんなにセンスないんだろ。
アレじゃあ、見にいこうにも期待できないよ。
あずみとか酷かったな…
その点、踊る〜はまだいいとこいってるけど、
つまらなそ〜な予告じゃ、やっぱ見にいかネエよ…
27 :
名無シネマさん:03/07/23 13:15 ID:Pwl8Ob+a
とりあえず、喋り方やその内容だけがきわめてリアルなのに
人物がリアルからかけはなれた動作してる映画は作らないでくれ。
いかにも意味があるぞって感じで、映像の中に人物が配置されるシーンで埋め尽くされたり
(正面向いて並んだり、明らかに変な位置に立ってたり)
自然でない構図とか
せっかく一つの世界ができあがってるのに、口開くと一気に現実に引き戻され萎える。
とりあえずBR2はひどかった。
> 「踊る1」も手がけた亀山氏は「前作はビギナーズラックで、われわれもびっくりのヒット。
> 今回は初めから狙っていた。当たる仕組みをきっちりと計算して映画を作り、動いてきた」
> と語った。
本当にヒットさせたいと思うなら映画をつくる前に徹底的にリサーチをして、
観客が何を望んでいるのかしっかりニーズを把握しなきゃダメだと思う。
その上で映画の企画をスタートさせなきゃ。
最近に限ったことじゃないが邦画は「こんなの誰が見に行くんだ?」みたいな
映画が多すぎると思う。走れイチローとか。
確かに技術的な問題やシステム的な問題もあるだろうが、それ以前に日本映画は
全くと言っていいほど観客を意識していない。商売になってないのだ。
30 :
名無シネマさん:03/07/23 18:47 ID:WU+gEvJk
>>29 その亀山Pって、現在、劇場で上映しているVerに加えて、
オタがヨロコビそうなオマケカットを加えるだけなのに、
ディレクターズカット??などとでっちあげたのと
サウンド周りをリミックスしたのを今のverの興行が弱ってきたら、投入する、とか
ヌカしている。
DVDの特典として供されるべきものを、それも、今の上映が終わらないうちに
やっちまうとは、つくづく、ナメられたもんですなあ。
>>27 えっ、森田芳光のこと?
他にそんなことしてる奴いないし。
なんか伸びねーなこのスレ
>>27 正面向いて並ぶってそんなに変なことか?
君は連れ立って歩いたりする時、正面向いて並んでないのか?
何?横歩きで見詰め合って歩くのか?
34 :
名無シネマさん:03/07/23 20:31 ID:0c2Si2Hf
サムライフィクションみたいな方向性の時代劇を見たい
35 :
名無シネマさん:03/07/23 20:50 ID:IWQtn9Et
今の邦画ってそもそも題名、設定聞いただけで
「しょぼいなぁ」と思わざるを得ないようなのばっかじゃん。
自信を持って人に薦められるようなのがない。
>>34 最近の邦画には千葉真一や真田広之みたいな正統派アクションスターが居ない
のは残念な限り
「あずみ」も一人そうした山椒が加わっていれば少しは救いがあった
マトリックスみたいな本格アクションの時代物を見てみたい
その点でトムハンクスと渡辺謙の共演待機作にはかなり期待している
37 :
名無シネマさん:03/07/23 23:11 ID:ATUqlW4s
>>36 ハァ?マトリックスが『本格』アクション???
38 :
名無シネマさん:03/07/23 23:55 ID:GYJtILsy
とりあえず踊るみたいに、ヒットしたドラマの映画化はドンドンやるべきだな。
映画自体の景気が悪けりゃしょうがない。
39 :
名無シネマさん:03/07/24 00:29 ID:idMU2vPS
>>38 第一作が流行ったときに次々ドラマを映画化してこけていったこと知らないの?
サラリーマン金太郎、GTO、ナースのお仕事、世にも奇妙な物語、ショムニ
成功したのはTRICKぐらい?
普通に考えればスカイハイもコケる。木更津は未知数かな。堤だし。
40 :
名無シネマさん:03/07/24 00:32 ID:BRpoiCqW
>>38 更に糞映画が量産されるだけだと思いますが、何か?
例えば「ナースのお仕事」
日本のドラマほど糞なものはないよ。
正直、邦画と洋画の差よりも、日本ドラマと海外ドラマの差のほうがヤバイ。
42 :
名無シネマさん:03/07/24 00:39 ID:+TO8PqSO
>>39 踊る、GTO、ナースのお仕事、ケイゾク、TRICK、金田一少年の事件簿は興収10億以上
それ以外はコケ
43 :
名無シネマさん:03/07/24 00:41 ID:+TO8PqSO
古いけど、高校教師と家なき子は興収20億以上だった。
44 :
名無シネマさん:03/07/24 00:51 ID:idMU2vPS
>>42 でも糞なのは変わりない。売れれば良いというわけではない
45 :
名無シネマさん:03/07/24 00:52 ID:S2KIOUKf
つーかハリウッド大作並みに売れなきゃ再復興とは云えない。
46 :
名無シネマさん:03/07/24 00:55 ID:S2KIOUKf
それに興収には子会社とか下請会社に買わせた前売り券の数字も含まれる。
47 :
名無シネマさん:03/07/24 04:08 ID:HrfimkzC
>>36 いや!真田はまだまだいけるぞ・・・きっと!!
昔みたいに水車にへばりついてグルグル回ってくれるはずだ!!
48 :
名無シネマさん:03/07/24 16:07 ID:2cwPauSz
全然 のCMを見てると そんな雰囲気はあるな
49 :
名無シネマさん:03/07/25 00:00 ID:B1XFWpyX
ドラマ「一夏のパパ」だっけ?
ありゃ、まぁ頑張ってるな、と。
非常に日本的な貧乏臭い感じはするけどね、いいツボの押さえ方してる。
50 :
名無シネマさん:03/07/25 00:33 ID:A81VlKTN
>>41 そんなドラマの映画化に頼らないとお客が見にきてくれない邦画はもうなくなったほうがいいかもね。
>>36 トムハンクス⇒トムクルーズ
間違えやすいので注意しましょう!
>10
日本映画の黄金期知らないのか?少なくとも1950年代までは
相当レベルの高い映画を作ってたんだぞ
面白い映画は脚本!
「踊る〜」は局の大々的な番宣やメーカーとのタイアップCM、グッズ、再放送
などで鑑賞券買わせたマーケティングの勝利
その大多数はシリーズ「踊る〜」のファンが劇場に足を運んでいる
つまりこれは既に内容どうこういう作品ではない、続編なんだから券買わせれば
それでいい
54 :
名無シネマさん:03/07/26 01:40 ID:oU6nTlnd
>>53 踊るみたいな映画がエンタメとして完成度が高ければね・・・ハァー
55 :
名無シネマさん:03/07/26 01:41 ID:sW6P0Vkd
56 :
名無シネマさん:03/07/26 01:45 ID:tJ6RQmXl
俳優にも 問題が。。。TVに顔だし過ぎでは シネマでは萎える
でも、そうでもしないと喰えない役者が多いのも問題で悪循環なんだよね
和久さん、もっと作り手が胸張って仕事できる面白い邦画つくりましょうよ
青島、作りたかったらVシネ行け
58 :
名無シネマさん:03/07/27 13:47 ID:YMHO8Ttd
青島ー!一緒に日本に帰ろう!
59 :
名無シネマさん:03/07/28 09:11 ID:KXfjE3PS
海外の監督に日本人キャストで撮ってもらえば結構マシになると思う
60 :
名無シネマさん:03/07/28 12:29 ID:raVJIvZ3
誰も指摘してないけど、邦画を再復興させるには東宝、東映、松竹で権力を握っている
頭の固い年齢序列やコネで出世してきただけの無能の社長や幹部クラスを全員クビにすること。
一言で言えば世代交代。
年寄りが必死で考えた企画なんか今の若者の感性にあうはずがない。
若くて優秀な人材に権力を持たせればかなり状況は変わるはず。
老害は百害あって一理なし!
>>60 君、東映東宝の社長や幹部クラスが企画考えてると思ってるの?
62 :
名無シネマさん:03/07/28 13:14 ID:ezDsWyep
でも実際メジャーVSインディーズの構図がないのが大きいよね。
メジャー(東宝・東映・松竹)が製作委員会制とらずに
一社だけでしっかり大作を作って、それにインディーズが
束で挑むって形が理想だとは思うんだけど…。
撮影所システム亡き今では無理な話か。
63 :
さぁ!応募しよう☆☆:03/07/28 13:55 ID:ZxA71kLw
東映だと岡田茂という大物がいたんだけど、この人が現場から
去ってからは冴えないのが多くなってしまった。
東宝や松竹はもはや問題外。
>>61 企画は考えてないと思うが、GOサイン出してるのが連中だな
洋画偏向は若いやつら、これからは年寄りの比率が多くなるんだから
15歳徴兵制を強いてどっかの孤島で子供ら同士に殺し合いをさせる。
ますます、人口比に占める年寄りの数が増え、本当の意味で老人小国
になった時、洋低邦高の時代が来る。
問題なし。
とにかく、餓鬼と女は皆殺しにしろ。
67 :
さぁ!応募しよう☆☆:03/07/28 16:29 ID:ZxA71kLw
68 :
名無シネマさん:03/07/29 08:33 ID:UAgNqk2H
>>60 無理に若者にあわせる必要はないと思うけどね。
若者に迎合したクサレ企画しか考えられない若年寄りのプロデューサーの方をクビすべき。
問題なのはあなたの言う「若くて優秀な人材」がいないことです。
>>62 激同!
メジャー会社が下手すりゃ単館系みたいな映画を作ってるのも嘆かわしい。
まあ、配給だけって場合も多いんだろうけどね。
69 :
_:03/07/29 08:34 ID:jqHJNrJg
70 :
名無シネマさん:03/07/29 09:17 ID:5HnYfTpV
>>33 観客のほう向いて正面向いてただつっ立って並ぶようなシーンのことだよ
たけしなんかがやってるだろ
何も感じないか?
71 :
_:03/07/29 09:17 ID:jqHJNrJg
72 :
さぁ!応募しよう☆☆:03/07/29 10:21 ID:Xn5gJJ09
73 :
名無シネマさん:03/07/29 10:39 ID:Fwu3CGv8
>>49 日本的貧乏臭さて何だよ
そんなにアメリカンドラマが高級なのかっての
74 :
名無シネマさん:03/07/29 10:46 ID:7oh3VHYS
夏だねぇ
売れたらOkな糞映画連発してるのはハリウッドも同じなのに
そのことをを棚に上げてさぁ
なんだかねぇw
邦画というだけで駄目だと決め付けてるリア厨リア高が多くて夏まっさかりだなw
75 :
_:03/07/29 10:48 ID:jqHJNrJg
76 :
_:03/07/29 10:54 ID:jqHJNrJg
77 :
名無シネマさん:03/07/29 10:57 ID:Vk0KwBQM
今の若者は子供頃から邦画を観てないからね
ガキの頃にアニメみるだけで
その後は洋画一辺倒だからな
洋画偏向になるのも無理はないよ
でも、これは米の世界支配の一環なんだよな
こうやって文化の面でも洗脳してるわけだわ
仏なんかはそのこと分かってるから張りウド映画を規制してるしな
で、何故日本がフランスみたいに出来ないかというと戦争に負けたからだね
負けた時点で邦画が今のようになることは決まってしまったんだよ
だから今更再興なんて無理ポ
79 :
名無シネマさん:03/07/29 11:03 ID:CHCYcukF
アダルトDVDが
最短でご注文いただいた翌日にお届け!
www.dvd-exp.com
開店セール1枚 500円より
80 :
夏厨フルスロットル:03/07/29 11:06 ID:YD8I/olS
しかし、今の若モンが
邦画観てきてないてのは事実だな
アニメ→洋画は事実だろ
じつは漏れがそうだ(藁
81 :
結局、一番イイ自動車保険はどこ?さぁ!応募しよう☆☆:03/07/29 11:47 ID:Xn5gJJ09
82 :
名無シネマさん:03/07/29 12:07 ID:ZoglF3Dt
俺は面白い映画に洋も邦もないと思ってるから 面白ければいいじゃん
83 :
名無シネマさん:03/07/29 13:03 ID:LC3cuhM+
>>65 奴等はコテコテのデータ主義なので売れた原作+売れてるタレント=売れる映画だと思ってる。
作り手の連中は先ず、そのデータ主義のお偉いさんにOK貰える企画を考える。
どんなに客が入るような企画でも、お偉いさんに「これじゃ客入らん。」と思われたら、その企画は没になる。
どんな客が入らないような企画でも、お偉いさんに「これなら大儲けだ!」と思われたら、その企画は採用。
84 :
名無シネマさん:03/07/29 13:06 ID:1UJCgEWx
企画にGOだしているお偉いさんを全員入れ替えろ!
どうせ何の能力もないくせに年功序列で出世してきただけのアホジジイどもだ!
85 :
名無シネマさん:03/07/29 13:12 ID:kdrK5tX/
〜1001ストッパーが壊れた!?〜
科学板のとあるスレで、1001ストッパーが壊れ
1001以降もまだ書き込みできている模様。
1001 名前: 1001 投稿日: Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
1006 名前: マロン名無しさん 投稿日: 03/07/28 06:25 ID:Z0CeMHS7
何これ
1014 名前: マロン名無しさん 投稿日: 03/07/28 06:25 ID:AxlwdY4A
お〜い、まだ書けるぞ?
書き込みは1300レスを過ぎた今も続けられている。
●最もレス数の多いスレ(1001ストッパー導入後)
1位 12535レス(1001ストッパー5904)
ギガウイング2
↓のスレに直行し、2ちゃんねるの歴史に名を残そう!
http://science.2ch.net/test/read.cgi/future/1056396418/50-
86 :
***質問! 自動車保険*****質問! 自動車保険****:03/07/29 15:42 ID:Xn5gJJ09
87 :
SYU-Z:03/07/29 16:54 ID:ZoglF3Dt
そういう現状に対抗する形でミニシアター系が力を伸ばしてんでしょ
それでいいじゃん
88 :
【見積】自動車保険【ウマー】:03/07/30 10:51 ID:HIbavd9J
89 :
名無シネマさん:03/07/30 12:00 ID:0L0nRoM+
日本のドラマみたいな話の作りの海外ドラマって見たこと無いな。
90 :
名無シネマさん:03/07/30 17:36 ID:BVHZQrfs
>89
強いて挙げれば「刑事コロンボ」かな。
日本の推理ドラマが「コロンボ」朴っただけだけど。
92 :
名無シネマさん:03/07/31 00:58 ID:WwuJxFjV
「亡国のイージス」と「終戦のローレライ」を映画化しる!
できなきゃ邦画なんてやめちまえ。
93 :
名無シネマさん:03/07/31 01:01 ID:BzRhPNHt
それよりオリジナルで勝負して欲しい。
94 :
名無シネマさん:03/07/31 01:07 ID:oGt5LGeV
真珠夫人・ザ・ムービー作れば流行るんでない?
あと羅刹の家・ザ・ムービーとかさ
家庭に不満のある主婦の間でヒットしそうだ
95 :
名無シネマさん:03/07/31 01:14 ID:BzRhPNHt
オリジナルで客呼べないと駄目!
96 :
名無シネマさん:03/07/31 01:18 ID:CNHBlTws
先日、「宣戦布告」を見ました。脚本はよかったと思いますが映像が追い
ついていなかった。(結構楽しめましたが・・)
この作品に限らず官公庁の資料映像をそのまま本編に使用する神経がわか
らない。
自衛隊等の協力が得られない場合は部分的にハリウッドに外注することは
できないのでしょうか?すでに行っているかもしれませんが・・
97 :
名無シネマさん:03/07/31 05:43 ID:bEsQ9oNj
ある意味ピンク映画の自由な雰囲気(資金に非ず)はイイよな。
裸出せばある意味なんでもoK!という・・・
一部の作品に見られる奔放さと熱気はなかなかのものですな。
金子だの井筒だのの後進たちにもスポットが当たって欲しいっすね。
99 :
名無シネマさん:03/07/31 11:07 ID:AF6rmFni
邦画がつまらん諸悪の根源は・・
サ ヨ 臭 い か ら
だろ。
>>92 恐らく出来ても朝日とか売国系議(ryが妨害すると思われ。
「宣戦布告」のような映画がヒットできる社会にならないとな・・・
>99
サヨクなのか、単純な事勿れ主義なのかは分からないけど、変に気をまわし過ぎて
純粋なエンターテインメント作品を作れないっていう現実はある罠
101 :
名無シネマさん:03/07/31 14:32 ID:vm2Re8qG
にっくき敵をやっつけたぞ!ばんざ〜い!!な映画が作れない。
他国の造った馬鹿単純な映画はOKのくせに・・・。
102 :
名無シネマさん:03/07/31 15:09 ID:rsNFP18K
バカ単純は他国の映画でも苦手だな…。(例:「パールハーバー」)
日本は作らなくてよろしい。
103 :
名無シネマさん:03/07/31 21:03 ID:SusGgc3V
>>102 そのパールハーバーは日本でヒットしたんだよな。
104 :
名無シネマさん:03/07/31 23:42 ID:zCCBlh+R
ローレライ次第か・・・。
105 :
名無シネマさん:03/08/01 01:10 ID:gXiZvhsh
>>101 ハリウッド映画や香港映画は単純な勧善懲悪に
高度なSFXや派手なアクションがプラスされるから面白い。
単なる勧善懲悪に美男美女の恋愛のオマケ付きぐらいじゃ客入らん。
ちょっと分からないんですがスレタイにある再復興って
作品のこと?それとも映画会社のこと?
折れはハリウッドで作ってるのを無理やり日本でつくら
なくてもいいと思うけど。
千と千尋のようなアメリカにない作品がでてくるし本当に
面白い作品なんて洋画だって少ないし。
107 :
名無シネマさん:03/08/01 01:43 ID:zK4Z3bur
もうさ、日本昔話を有名俳優&最新SFX使いまくりで撮ればいいんでない?
108 :
名無シネマさん:03/08/01 01:57 ID:+o+eGEfj
109 :
名無シネマさん:03/08/01 02:19 ID:SjGpyeu/
>>107 昔「竹取物語」という作品があってね・・・。
110 :
名無シネマさん:03/08/01 04:05 ID:ovFyRUOC
漫画家にシナリオ任せろ!
>>110のように、時々漫画第一主義みたいな奴が出てくるけど
こいつらの頭のなかって、漫画こそが物語媒体の最高峰だと
信じて疑わないんだろうなぁ。レベル低すぎて泣けてくるよ。
>>111 ガイシュツだろうけど、現実に実写映画のシナリオを書いて成功した漫画家は、石井隆・
きうちかずひろ程度しかいなかったと思う。
そもそも、そこそこ売れてる漫画家が、映画におつきあいする訳無いでしょ?
余計なスケジュールを拘束されるだけだし。マトリックス・クラスの大作ならやる
と思うけど、日本にそんなモノは無い。
113 :
名無シネマさん:03/08/01 15:36 ID:hQmuqOdK
大体、ハリウッドに影響を与えまくった大友克洋ですら、本丸のハリウッドに進出
していないんですよ? 言うほど簡単じゃないですよ。
邦画は、可能な範囲でコツコツ作って、その中からいいモノが出てくればそれでいい。
現場の貧乏には申し訳ないけど。
>>113 相当、美化されているけど、大下英治の「小説東映・映画三国志」に詳しい。
社長になってからはボケたね。
116 :
代打、黒帯!:03/08/01 19:08 ID:CMiFaVHx
漫画、アニメに人材を求めよ!ってたまにいるよな。
そもそも異業種を引き込むほど開放的な業界じゃねーし
だからこそ衰退の一途をたどってるんだぜ。
そもそもあのヲタの世界を理解できるほど、頭柔らかい香具師なんて
監督、美術、撮影、照明のオヤジ共にいないしな。
アニメ、漫画を褒めてるわけじゃねーぜ。
身内でチマチマ盛り上がってるのが邦画だって言ってるわけであって・・・
攻殻機動隊を実写化してみたら当たるって思ったのが外人だもんなw
それでジャニタレで忍者ハットリクンを実写化するのがこの国w
どこ見てんだ?救いようがないよ。
谷とヤワラのラブストーリーの方がまだ楽しめるよ・・・
117 :
山崎 渉:03/08/01 23:52 ID:mpX8kJkH
(^^)
118 :
名無シネマさん:03/08/02 00:09 ID:7yWX+BeF
>>106 ハリウッド映画に流れてる日本人の観客が邦画に戻ってくることだろう。
映画界の構造に問題あるってことないのかな。
漏れは詳しくないからテキトーなこと言ってるんだけど、
日本の場合、助監督とか順を踏まないと監督になれないんだよね?
だから海外みたいに突如として奇才監督が出てきたりってことが
有り得ないじゃん。
120 :
名無シネマさん:03/08/02 10:33 ID:OAPSc43K
ハリウッド映画をもっと日本でリメイクすればいい
121 :
名無シネマさん:03/08/02 11:29 ID:hXS6ULIq
ハコかかえたプロデューサーが出てきて欲しいところだね。
荒戸源二郎クラスの人がもっと多ければいいんだけど。
結局ハコ押さえてるのが古式ゆかしいご老人方だもんな。
122 :
名無シネマさん:03/08/02 11:33 ID:v4Abzrnj
>>119 しょーもないカキコする前に日本語をきちんと覚えなさい。
助監督経験がなくても監督にはなれます。
タレント、PV、CM、自主映画なんかの出身も多いですよ。
むしろ助監督から監督になる道の方が嶮しいのが現状です。
それが邦画衰退の一因になっているともいえると思います。
何十年も下積みでスタッフや俳優のご機嫌を伺い、
監督の補佐をしなけりゃならない。
収入もそこらのフリーターに負けてる。
んでやっと1本映画撮らせてもらえると思ったら
「北京原人」みたいな糞映画の企画しかない。
こりゃ駄目だ w
多くの派手なハリウッド映画は売り方が巧いだけで作品自体の質がいいものは
少ない その点「踊る〜」と殆ど同じレベルだと思う
125 :
名無シネマさん:03/08/02 18:55 ID:v4Abzrnj
>>123 君はなにか勘違いしているみたいですね。
撮影所の社員時代ならいざしらず、今時何十年も助監督をやることは不可能です。
いきなり「北京原人」のような大作をまかされることもありません。
邦画への偏見と悪意だけで物を語らないでいただきたいね。
126 :
名無シネマさん:03/08/02 19:13 ID:Je2Jcpe/
>>124 映画通を気取った奴に限って鼻息荒くして踊る批判するよね。
滑稽だ。
素直に認めろよ。
127 :
名無シネマさん:03/08/02 19:28 ID:IL4qtJZJ
>>122 CM、PV、タレントの異業種ってモノにならないって散々に
言われてるじゃん。
ハリウッドだって唯一ソダーバーグのみだって言われてるのに・・・
日本じゃ北野が名前売れてるだけだぜ。
「撮った事実」だけなら名前きくけど。
>>126 >>124は映画通をきどってるようには見えんが?w
ただ事実を一点挙げてるだけだぜw鼻息も荒くないじゃん。
素直に認めろって何を?
129 :
名無シネマさん:03/08/02 20:05 ID:IL4qtJZJ
130 :
名無シネマさん:03/08/02 20:09 ID:9jqjeNpq
異業種監督で成功してるのなんて相当数いるぞ。
具体例あげろよ。
132 :
名無シネマさん:03/08/02 20:12 ID:9jqjeNpq
リドリー・スコット デビッド・フィンチャー 竹中直人 是枝裕和
とか多数。
知識もないのに語らないように。
133 :
名無シネマさん:03/08/02 20:20 ID:IL4qtJZJ
>>132 具体名挙げると、荒れるだけだろ?
竹中なんて叩いてくれっていってるようなもんじゃん。
134 :
名無シネマさん:03/08/02 20:23 ID:9jqjeNpq
>>133 竹中より是枝の方が荒れると思うんだがね。
まさか竹中がへっぽこ監督だなんて思ってるわけ? それで日本映画を語るとはね。
すごい必死だね。
136 :
名無シネマさん:03/08/02 20:32 ID:9jqjeNpq
とりあえず、馬鹿を自覚して口をつむぐのが君らにお似合いの方法だね
「とりあえず、馬鹿を自覚して口をつむぐのが君らにお似合いの方法だね」。
138 :
名無シネマさん:03/08/02 20:36 ID:9jqjeNpq
なにかRyNEziuO氏の深層心理に触れる発言をしてしまったようだねwwww
どうも申し訳ない。
全くだ。土下座して謝れ。
140 :
直リン:03/08/02 20:37 ID:GqkI23N8
141 :
名無シネマさん:03/08/02 20:42 ID:IL4qtJZJ
>>136 確かに必死だな。
ちなみに言わせてもらえば、「無能の人」「119」も観たぜ。
あとマクセルのCMもw
観た上で言ってんだけど・・・
具体名あげりゃ、「観たけどあれが何か?」って話になるだろ?
見たお前が面白かったって言ったって、俺は駄作だって言ってんだ。
ちなみに竹中は「パトレイバー2」の声優が一番いいなw
アラマキだっけ?
ちなみに是枝も観てるんで・・・
142 :
名無シネマさん:03/08/02 20:44 ID:9jqjeNpq
まぁ苦し紛れに竹中直人を成功した映画監督と言っちゃったなら、自分で何とかしないとね。
144 :
名無シネマさん:03/08/02 21:01 ID:IL4qtJZJ
で、竹中が何だって?
ん?呼ばれてないって、誰が誰に?
145 :
名無シネマさん:03/08/02 23:00 ID:TuCdyfo5
>>124 その派手さが大事、ハリウッドの派手さは、世界中探してもハリウッド映画しかない。
お金かかるからな。代わりがきかないということはとても価値あることだ。
だからみんな見る。それが価値あるものだから。
146 :
名無シネマさん:03/08/02 23:44 ID:HtVK2Fps
>>109 わはは。そいやそんなのもあったなー。
ピーターセテラの主題歌が妙に浮いてたのを覚えてるw
147 :
_:03/08/02 23:47 ID:z2DL/xhw
148 :
名無シネマさん:03/08/03 02:03 ID:rDvghWF+
近所に外資系の大手ファミレスができて、そこが美味いからといっても、
昔から通ってきた大衆食堂が潰れるのは嫌なもんですよ。
だからといって大繁盛してしまうと、何か違和感があるけどね。
例え話でスマソ
149 :
名無シネマさん:03/08/03 02:29 ID:exh8+nAe
『チルソクの夏』は舞台となった下関ではタイタニックをしのぐ勢いだそうな。
ワイドショーでもとりあげられてたぞ。
>>145 派手な演出は個性として認められるが「大作」に便乗したり
いかにも装った過大広告流してる
例えば今度の海賊物
これは滑るね、この板だから名指し避けるけど
夏休み用とか定期的なヒットを狙ってるわけだから製作に追わ
れて見切り発車なのは分かるけど・・・・
151 :
名無シネマさん:03/08/03 15:20 ID:3Mathl0i
邦画観るけど最近のしか観ない。
152 :
名無シネマさん:03/08/03 18:00 ID:xkOQbm2t
≫125 あれを大作と呼べる貴方のセンスに乾杯 w
153 :
u:03/08/03 18:02 ID:kh/MzmwD
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154 :
名無シネマさん:03/08/03 21:04 ID:Uiw+ldRs
>>152 馬鹿ですか? センスの問題ではなく、「北京原人」が大作であることは事実なんだが。
>>154 秀作じゃねーが、確かに大作だよな。。。
日本のクソ映画に乾杯。
156 :
竹中平蔵:03/08/04 09:41 ID:CbN8pILj
144
財務内容の透明性の欠如と投機としての市場の未発達が問題であり
外資を含む再生プラry
『幻の湖』だって大作です!
映画監督にもっとギャラを払え。
そうすれば本来業界入りしたかったゲーム業界の優秀な人材を獲得できる。
ゲーム業界の奴が映画作れば邦画が変わるとでも言うのかね、ゲームが好きなだけ
で映画に興味が無いだけかもよ。
160 :
名無シネマさん:03/08/04 22:43 ID:sCqNoAR2
>158
もっとギャラを払うには、
たくさん稼ぐ作品を撮ってもらわなければならないので〜す。
稼いでない監督サマ達は稼いでから言いましょう。中華、
稼いでるヤツはたくさん貰っとりまんがな(^-^)
161 :
名無シネマさん:03/08/04 23:18 ID:ruFkQdeb
>>160 監督が稼ぐ作品を撮る?意味判んない。
稼ぐ作品を企画する、興行を成功させる、それはプロデューサーの仕事でしょう?
監督は制作から興行まで頭悩ませなきゃいけないのかよ。
>>160 映画ヒットしても監督には金はあんまり入ってきませんよ。
日本のシステムは監督は儲からないようになってます。
洋画好きな奴に何を言われようと、邦画関係者は何とも思いません。
>>161 稼げるような作品を撮る事が重要。
オナニー映画じゃなくてどうしたら観客が喜ぶか考えられる人、
自分の好み・主張より優先できる人が必要。
165 :
名無シネマさん:03/08/05 00:59 ID:/IHGVZ/T
>>164 「稼げる作品=観客が喜ぶ作品」ではない。
だいたい、一般人が稼ぎに拘る理由がない。
166 :
名無シネマさん:03/08/05 09:01 ID:BrNiTkk/
>>161 当たり前だバーカ。作品成績に責任も感じられない無能なカントクは詩ネ。
>>165 “「稼げる作品=観客が喜ぶ作品」ではない”ってどんなの?
167 :
名無シネマさん:03/08/05 09:16 ID:lqndh8hr
>>166 観客動員数
炊いた肉>E.T.
観客を喜ばした度
E.T.>炊いた肉
観客動員数
乱>ほしのこえ
儲け
ほしのこえ>乱
168 :
名無シネマさん:03/08/05 09:20 ID:AfDSa8us
稼げる作品=会社が喜ぶ作品
169 :
名無シネマさん:03/08/05 09:36 ID:PzVJz7uJ
>>164>>166 「稼げる作品=観客が喜ぶ作品」ってのは、どういうことなのか説明して。
ハリウッドでも監督は余り商売にこだわらない。
利益を得られる映画造るのはプロデューサーの仕事。
170 :
名無シネマさん:03/08/05 09:48 ID:2BLL6op9
>どうしたら観客が喜ぶか考えられる人、
>自分の好み・主張より優先できる人
それが出来ても実際に観客喜ばせられないと意味ない。
171 :
名無シネマさん:03/08/05 09:50 ID:DQ+U6lQX
「オナニー映画」を連呼する奴の愛読書は週間少年マガジン
172 :
名無シネマさん:03/08/05 16:26 ID:3hFErryd
駄作、失敗作はあってもオナニー映画と呼べるほど監督の世界観に徹した作品は、あんまり見かけないけどなあ。
そう言ってるヤシはどういうのを観て言ってるのかねぇ。
173 :
名無シネマさん:03/08/05 16:47 ID:VcYfbJLQ
とりあえず脚本は最低でも3人以上(プロデューサー、監督以外)で書け。
それも全くつながりのない奴らで(親戚、友達不可)。
ちゃんとした脚本が完成した上で、はじめてその映画を作るかどうか
決めろ。
BR2なんてぜんぜん脚本が固まってないのに撮影に入ってる節がある。
だから全く意味不明、支離滅裂なものになってしまった。
脚本はマジ大事。
174 :
名無シネマさん:03/08/05 17:05 ID:c32SPB4l
君等が使ってる意味でのオナニー映画なんか大手が作る筈がない。
日活ロマンポルノにオナニー映画があったとか言うなよ。
東映、東宝、松竹の偉い人は儲かると思えない企画は却下する。
お偉いさんに儲かると思ってもらえる映画と実際儲かる映画は違う。
175 :
名無シネマさん:03/08/05 18:19 ID:Ru+nRUSJ
「オナニー映画」と呼ぶよりは,なんつーか,「評論家のフォローが必須な映画」だな.
>>172 見たことないけど「模倣犯」って言ってみる。
177 :
名無シネマさん:03/08/05 20:06 ID:taf48blY
可愛いアイドルのオモラシ映画なら客呼べる。
健太の映画みたく台詞だけってのは駄目ぞ。
178 :
名無シネマさん:03/08/05 21:13 ID:ShfS6iLP
>>169 「ハリウッドでも監督は余り商売にこだわらない」って、ンなこたーないっしょ?
誰?それ?ハリウッド・メジャーで撮ってる監督にそんなヤツいる?
商売にこだわんなきゃ仕事なんか来る訳ないよ。あのチョー資本主義世界で。
「利益を得られる映画造るのはプロデューサーの仕事」……仕事っつーのはなに?
カントク様は当たり外れに責任無く仕事するの? 寛徳サマは当てる作品撮るのが仕事だよ。
これ、商売で映画撮る以上は世界中、人間界のジョーシキ♪
>>173 実際、脚本は大事なんだけどさ、映画っつーのは工事とか、建築とか、
原料流通とか、外食産業とかみたいに見事に経済行為・商行為なんですよ。
特に本番線と呼ばれる日本メジャー作品なんかは、
年間の現金と会計上のキビシーッスケジュールがあって、
最初の出金から回収まで、監査屋さんを横に撮ってるワケですよ。
しかも会計上は2年とかしか回収期間がないから、
「撮ってから50年経ってからリクープした」とか、なんの意味もないワケ。
要は「いい牛、仕込めないんでハンバーガーや牛丼は出来ません」とは、
マックや吉野家は言えないし、そんなことして社員を路頭に迷わせる訳にはいかんのよ。
「映画製作」ってあくまで経済行為であり、
おカネを銀行さんから借りては収支差金利をアタマに入れて、
過不足なしに現場へ撒き、
資本を回転させる事により一般社会へ(から)現金を流動させ、
回収する事でさらに社会に貢献する行為なんですよ。
だから、いい脚本作るまでタダメシ食っていられる経済体力のあるトコしか、
作っちゃいけないんだよね〜、映画って。
「脚本の完成度で作るかどうか決める」っつーのはそれくらいのカネがかかる訳だな。
しかも、だからと言ってそーやって時間かけた脚本が当たったりはしないんだな、これが。
179 :
名無シネマさん:03/08/05 21:52 ID:3hFErryd
>>173 禿同!!!
それをやるだけで大部分の駄作を排除できるはずなんだよね。
企画は悪くないのにダメだった作品ってたいがい脚本の時点でもうダメなんだよ。
なんでそうなっちゃうかというと会社がそこら辺の金をけちるからなんだな。
事前に脚本書かしたりすると制作期間が長くなって余計な金がかかっちまう。
だから企画が通ってから諸準備と並行しての脚本作りになることが多い。
で、へタレな内容だったり予算に見合わない脚本が出来ちゃっても、
クランクインは決まっちまってるし、スタッフ、俳優は押さえちまってるしで、どうもならん。
結局なし崩しにGO→トホホな作品の一丁上がり!ってのがありがちなパターン。
こんなことプロデューサー連中はわかってるはずなんだけどね。
どうにもはや、目先の金が惜しいんだろうなあ・・・。
>>174 同意。
それが実情だよね。
なのに邦画を貶したい連中は、なぜか監督に絶対的な権力があると思い込んでるフシがあるね。
180 :
名無シネマさん:03/08/05 23:06 ID:n5c6FjTP
洋画では生活感の感情移入は出来ない、邦画とはそうゆう物だと思うけど
182 :
名無シネマさん:03/08/06 01:31 ID:nOv8pEB8
>>181 洋画にも、生活感ゼロのハリウッドのファストフード映画から、生活臭バリバリの
インディペンデント映画までいろいろとおもうけど。
ダメな邦画より、優れた洋画のほうが感情移入できますよ。
183 :
179:03/08/06 01:32 ID:XhzFNdb4
>>178 ちょっと時間差で貴方のカキコ読まないでカキコしてしまったよ。
本番線なんて言葉を知ってるところから推測すると東映か松竹の社員の方ですか?
貴方のカキコはいちいちごもっとも、別に異論はない。
けれど貴方自身はこの現状をどう考えているの?このままでいいと思っているのかい?
できそこないの商品を堂々と店に出すような行為に甘んじていて未来がありますか?
大量生産時代なら10本作って1本まともなのがあれば良かったかもしれないけど、今はそんな時代じゃないしね。
まず脚本作りから始めるだけで、少なくとも不良品だけは減らせると思うがどうですか?
時間をかけた脚本=あたる映画というわけじゃないのは自分も理解しているつもりですが。
映画が商品なのか作品なのかという矛盾、ハリ式マーケティングの弊害など、
このスレでよく出てくる問題点については
>>180の黒沢清のインタビューにわかり易く書いてある。
皆さんにも一度読んでみてみて下さい。
184 :
179:03/08/06 01:38 ID:XhzFNdb4
>>182 連続ですまんけど、あまりにも当たり前なこと言ってない?
そりゃダメなもんより優れたもんの方がいいでしょ。
ああ、自分も当たり前なこと言ってるね・・・。
185 :
名無シネマさん:03/08/06 02:59 ID:RQBRy6P1
>>178 余り拘らないとは書いたが、全く拘らないとは書いてない。
ハリウッドじゃ商売にトコトン拘る製作に最終的な決定権があるので、それで大丈夫。
日本でも商売に拘る人に決定権あるけど、そいつらは拘るだけで結果は出せない。
何かこの板の連中は数字に拘りさえすれば、数字が取れると勘違いしてるね。
186 :
名無シネマさん:03/08/06 03:14 ID:RQBRy6P1
あとね、ヒットに拘るのと商売に拘るのは違う。
映画がヒットしても商売として失敗だった例はある。
187 :
名無シネマさん:03/08/06 03:42 ID:RQBRy6P1
188 :
名無シネマさん:03/08/06 04:09 ID:C2JkPZc8
バブルの頃、東映に就職説明を受けにいったけど、
劇場を元にした駐車場運営の説明しかしてなかった。
壁には、見る気の失せる作品のポスターが一杯貼ってあったし<サッカー映画とか
シネコンできなきゃ、日本の映画環境自体崩壊してたんじゃねーのかな。
シネコンが単館映画もやるようになってようやく地方でも上映されたりするし。
欧州は映画産業を保護する道を選んでるみたいだから参考にならないけど、
インディーズ映画を証券化してどんどん劇場に流してるらしい韓国が
もしかしたら参考になるかもしれない。
米国は映画が文化として根付いてるから比べるのは酷。
(そこらのじーさんが映画目録とか持ってたり、暇潰しにエキストラ登録とかしてる)
大学の映画学科卒も桁違いに多いし。
そーいや、今は、ゲーム学科も一杯できてるらしくて、ゲーム業界も米国のが上回り始めてるらしい・・・
189 :
名無シネマさん:03/08/06 05:07 ID:XhzFNdb4
>>188 具体的な数字は忘れたけど、韓国は制作会社の取り分が日本より多いらしい。
日本では配給会社にかなりな金がいってしまうんだが(契約にもよるけど)、
韓国では一発あてれば作った人間のところにがっちょり入るわけだ。
これって取り組む姿勢にかなり影響する要素だと思う。
>>188 アメリカの大学の映画学科やゲーム学科って、ちゃんと就職、っつーかその
道に入れるのかね?
以前TVで、アメリカでインディーズ撮ってる連中を見たけど、日本より遥
かに恵まれてると思った。競争は厳しいけど、どんなヤツでもいちおうは
作家として扱って貰えるし、本人たちも商売(というか外へのアピール)を考えてる。
もう、そもそもの国民性が違うんじゃないかと思う。
191 :
名無シネマさん:03/08/06 05:32 ID:XhzFNdb4
>>190 国民性、文化の違いは大きいけど、
アメリカでメジャー=世界規模なんだから当然裾野も広くなるよね。
野球にしたってむこうはきちんとマイナーリーグがあるわけで、
それは欧州のサッカーにもいえることだが。
まあ市場の大きさが違うんだから比べても意味ないわな。
192 :
名無シネマさん:03/08/06 05:58 ID:Oa2rWlSE
>>191 国民性や文化の違いが理由で市場の大きさに差が生じた。
邦画の市場が小さいから邦画が駄目なんじゃなくて、
邦画が駄目だから邦画の市場が小さい。
>>190 入れてない入れてない。
実力主義だから、駄目な奴は何を(以下略)でしょ。
インディーズで撮ってる人は才能が埋まってるか、もしくは本当に趣味で
作ってる人でしょう。アメリカにはまだインディーズにも支援できる余力
があるんだろうな。
日本映画だと、今はいいプロデューサーがいないのが痛いね。
音楽やカメラといった技術者なんかもどうだろう、監督や脚本家以上に
専門的な技術や経験が必要だから、枯渇しないか心配。
195 :
名無シネマさん:03/08/06 17:51 ID:JJsjwWZM
>>194 全部が入れる訳はないけど、全体的なレベルの底上げには繋がってる。
米国だとコンピュータのガレージショップドリームみたいなのが
いろんな産業にあったりするから、映画も同様でしょう。
サンダンスが市場と化してるし、短編映画がケーブルテレビで流れたりもする。
ブレアウィッチみたいなのもたまに出てくるしさ。
プロデューサーがなぜ生まれないかってと、やっぱり金にならないからでしょう。
それは、随分前に鴻上尚史も書いてたけど、ヒットしてトントンだもん。
「ゆきゆきて神軍」の原一男も当たったらどうにか借金が返せて次の作品が作れる、
とか言ってて、当てたからって生活に余裕ができる訳じゃない。
リスクが大きい割に見入りもなければ、別の業界でやった方が儲かるでしょう。
テレビプロデューサーと映画プロデューサーの身なりを見ると全然違うし(w
とりあえず、邦画ファンの裾野を広げる為に、
スカパー!・ケーブルにインディーズ映画チャンネルでも作って地道にやるのが先決かな。
196 :
名無シネマさん:03/08/06 19:57 ID:3O9yt/Zv
業界の人が知ったかぶりの素人を叩くスレと化したな。
197 :
名無シネマさん:03/08/06 23:25 ID:xFmsLnHf
業界なんて無いに等しいんですが、何か?
198 :
名無シネマさん:03/08/06 23:44 ID:prVa2Cd3
199 :
名無シネマさん:03/08/07 01:49 ID:VoiA1Y7z
芸能事務所から権力奪うのも重要。
200 :
名無シネマさん:03/08/07 02:43 ID:kxvPupL0
アメリカじゃ刑事、探偵、弁護士、検事だった奴が推理ものの脚本書く。
バリバリの理数系がSFものの脚本書く。
日本の脚本家志望は馬鹿だから必要以上に文章力を鍛える奴が多い。
またサラリーマンやOL出身が多い。
脚本家になるならサラリーマン経験が必須と言う考えの奴が多い。
201 :
名無シネマさん:03/08/07 04:35 ID:EcSvoL4+
邦画って邦楽と同じでローカルヒットやベストセラーは多いのに、
グローバルヒットやロングセラーが少ない。
古い洋画観ることはあるけど古い邦画は黒澤と深作以外観る気しない。
202 :
名無シネマさん:03/08/07 10:00 ID:iiNwhfQc
米国……映画を売る為にスターを出す。
日本……スターを売る為に映画に出す。
2003.7月度フジテレビ社長会見要旨
Q.映画事業局を新設され狙いについてお聞かせください
A.テレビ局の生命線であるソフト、そのソフトは大きく「番組」「イベント」
「権利ビジネス」「映画」の四つに大別されると考えています。今回はこの
中で唯一、局になっていなかった「映画」を局に昇格させ本格稼動させた
ものです。
話題性のあるソフトを連発し、しかもビジネスとしてきちんと収益を上げ
る体制を作ろうというのが主眼です。
Q.映画事業は今後どれぐらいのペースで映画製作を行っていく予定ですか。
A.年間10本くらいという従来のペースで進行していく予定です。話題作を
連打し、若いクリエーターの才能を発掘していくことを期待しています。
204 :
名無シネマさん:03/08/08 12:59 ID:bj2r0SFG
>>203 > 話題作を連打し、
なんか笑える表現だな。
ともかく、踊るが500万人突破だと今朝いってた。
俺は1を見てダマされたと思った口だから見ないけど、
こういうのはいいことなんだろうなぁ。
205 :
名無シネマさん:03/08/08 13:47 ID:i+uTdXTO
台湾かどこかの「藍色夏恋」みたいな若者の純粋な
恋愛映画とか日本でも作ってほしい
日本の青春映画ってなんであんなに暗いのが多いのか
たまには純粋なやつも見たいっす
今の日本ではもう情緒的に無理かもしれないけど・・・
206 :
名無シネマさん:03/08/09 05:07 ID:4AeQkNCz
最近、シナリオセンターにゲームや漫画好きの生徒が増え。
SFやファンタジー、スペクタクル系の作品書く人が増えている。
少し前までは文学少年少女が地味な普通の人の普通の生活を書きがちだった。
日本映画はこれから面白くなると思われ。
>>178 >しかも、だからと言ってそーやって時間かけた脚本が当たったりはしないんだな、これが。
普通そういうのを「才能無い」って言うわな。
208 :
名無シネマさん:03/08/10 02:21 ID:yoVNsubk
下請け会社とかに前売り券捌いてインチキヒット作にするのだけはやめろ!
邦画をどうするって、日本が舞台で日本を描いた映画を見るには邦画を見るしか
ないと思うけど。
210 :
178:03/08/10 23:17 ID:e31DZe8n
>>207 ホントにねー。そーだよねー。あんだけ時間かけて当たんないだから、
「才能無い」んだろーねー。
是非、才能たっぷりの脚本を供給してあげてね♪
211 :
名無シネマさん:03/08/10 23:31 ID:d7GzTatV
井○和幸のように、自分の作品はあんまりヒットしないで、
自分で巨匠と偽り、
他のヒットしている作品の利益を下げるような監督は、
身を引かないとだめだと思う。
212 :
名無シネマさん:03/08/11 00:06 ID:QXRd6rHU
邦画SFでは、ガンヘッドにインパク知をさしあげたい。
213 :
名無シネマさん:03/08/11 00:11 ID:cyTjMQRo
>>211 井筒のあのCMはまじでひくよ・・・。痛々しい。
214 :
名無シネマさん:03/08/11 00:41 ID:+ZDZrr74
>>211 でも井筒は才能あるよ。利益だけってのはTVドラマだけで十分さ。
216 :
名無シネマさん:03/08/11 00:56 ID:CJLOIzpd
217 :
名無シネマさん:03/08/11 01:12 ID:0LGRnPyq
井筒はハッタリの成り上がりってことで邦画界一だよ。
作品もオモロいし。
作品観てもねえのにネチネチと井筒批判続けてるヒキは
(どーせ「自腹」程度で腹立ててんだろ)
井筒の足元にもおよばんツマラン奴だよ。
映画板全体が馬鹿だと思われるので、独りノートにでも書き込んでろよ!
218 :
名無シネマさん:03/08/11 01:21 ID:iqAsoaM0
>>217 ヒットしない映画つくってもしょうがあるまい
自主制作でもやってりゃあ良いんだよ
っていうか大衆娯楽映画つくってるのに
何故ヒットしないのだ?
香具師が死ぬまで何本撮るか知らんが
束になっても踊るの1作目の配収もいかないだろうな(w
219 :
名無シネマさん:03/08/11 01:22 ID:+ZDZrr74
220 :
名無シネマさん:03/08/11 05:04 ID:bi2r4r5B
>>218 大衆娯楽映画だってヒットしない映画に方が多い。
映画ビジネスは1勝9敗でもトータルで黒字ならOK。
逆に9勝1敗でもトータルで赤字だったらNG。
通貨
>>165-187ちゃんと読んでからカキコして。
とくに
>>180のリンク先はちゃんと読もうね。
221 :
名無シネマさん:03/08/11 05:11 ID:bi2r4r5B
×大衆娯楽映画だってヒットしない映画に方が多い。
○大衆娯楽映画だってヒットしない映画の方が多い。
222 :
名無シネマさん:03/08/11 05:13 ID:fFTagDLI
223 :
名無シネマさん:03/08/11 07:25 ID:bi2r4r5B
そろそろ復興するから大丈夫だよ。
>>219 自分の時間と金銭を消費して快楽の提供を受ける事。
と、俺は解釈してる。金の掛からん娯楽もあるし、
「俺個人」の意見なんでそこんとこ誤解しないでね。
少なくとも、邦画を見て、満足できる事はあまり無
い。
225 :
名無シネマさん:03/08/12 01:25 ID:gGg3Tg+C
226 :
名無シネマさん:03/08/12 01:37 ID:SeekYG0w
モロ出しオッケーにしたら、とりあえず客入りそうな…
227 :
名無シネマさん:03/08/12 01:42 ID:gGg3Tg+C
228 :
名無シネマさん:03/08/12 01:46 ID:lQYqgvM8
. / ̄ ▼ ̄ .\
/∴ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, |∴ / \ |、 | わしでええか?
|`──-( / )-( \)l | <
| [ , っ l | .|
`-, 'ヽ、_ソ }' .\___________
ノ ヽ、 `' ノ、
/ ゝ ── ' ヽ
/ ,ィ -っ、 ヽ
| / 、__ う 人 ・ ,.y i
| /  ̄ | |
ヽ、__ノ ノ ノ
| x 9 /
| ヽ、_ _,ノ 彡イ
| (U) |
ヽ、__ノヽ___ノ
ヽ ̄ ̄ノ^ | ̄ ̄ i
229 :
名無シネマさん:03/08/12 01:52 ID:gGg3Tg+C
230 :
名無シネマさん:03/08/12 02:28 ID:SeekYG0w
>>227 窪塚洋介なら出しそうだし、男女共に客呼べそう。中年層の為に落ち目の女優も一緒に出してもらって…うーん、女優は浮かばん
231 :
名無シネマさん:03/08/12 02:30 ID:gGg3Tg+C
常盤貴子とかどうよ?
232 :
名無シネマさん:03/08/12 02:40 ID:SeekYG0w
>231
イイヨー イイヨー
チラッと見たいね
南果歩辺りもチラくらいなら出しそうかな…
233 :
名無シネマさん:03/08/12 16:06 ID:GXYT1p5i
映画監督も食えないよな。
例えば今一応コンスタントに映画撮ってる邦画の監督は大雑把に言うと北野武、
三池崇、宮崎駿くらいなもんだろ。
その中で副業なしでいけるのは宮崎くらいでしょ。数多くいる邦画監督の中で
映画監督らしい生活ができてるのはたった一人くらいなんだからなあ。
こりゃダメだね。今の邦画界は夢がなさ過ぎる。
234 :
名無シネマさん:03/08/12 16:17 ID:Ab4S0LQV
昨日テレ東で「誘拐」を観た。
あらためて邦画のしょぼさがわかった。
なにがしょぼいって、やっぱりちょっとしたことでのツメの甘さというか
リアリティのなさが全体をぶち壊してる。
ストーリー自体は決して悪くはなかったんだが。
例えば、金運ぶときにテレビ中継させるのはいいが、だとしても在京キー局
に限れば全国ネットで流せるわけだから、あんなにカメラマンがうじゃうじゃと
むらがるのはあきらかに滑稽。警察がキー局に限定させるのが自然。
しかもあんなにうじゃうじゃと人が群がってる状態で、上司が「金を見失うな!」
って、見失いたくても見失えないっつーの。ワロタよ。
そういうあまりにもバカげたシーンが多いせいで興ざめさせられる。
それが邦画のダメなところ。
>>233 三池さんは「職人」だからね。好き嫌いを言わないんだと思う。
Vシネとかでオファーはあるんだろうけど、色々な条件やプライドが
邪魔になってて他の監督さんはみんな忌避しちゃうんだろうな。
三池さんが俺は好きなんだけど、今、光ってる職人監督で三池一人
しかいないというのは異常だとおもう。もっと三池レベル(三池さんの後
追いじゃなくて)の監督がぞろぞろ出てきてほしいと思う。
>>233 映画監督って自由業だからピンからキリまでいるよ、監督らしい生活ったって
スピルバーグ級が、らしい生活と言われれば極一握りだろうし、自称映画監督
も世界中にウジャウジャいるんだし、邦画だけが待遇悪いわけじゃないでしょ
要は自分がどうゆう映画が撮りたいかって事だね。
「英雄」ってどうなんだろうね?
まあ佳作か駄作かはともかく、あっちも少なくとも
邦画よりは頑張ってるなあと思うよ・・
238 :
名無シネマさん:03/08/12 20:50 ID:jRY1xscT
>>235 三池氏は自著にも書いていたがかなり異端な方に属する人。
Vシネ監督→映画監督の道はかなり険しい(Vシネを少数の劇場で公開しているもの除く)。
Vシネ何本もやっているとその世界の人だと思われて映画の方にはなかなか行けないもんだ。
めちゃくちゃ撮りまくっていくなかで一般映画も手がける三池氏はかなりのバイタリティの持ち主だろう。
運が味方した面もあるかとは思うけどね。
で、元々のセンスに加えて撮れば撮るほど技術面も向上していくわけだから、
今や若手の中じゃ職人派としてはNO.1なんだろうね(作品の好き嫌いは別)。
だからこの線で次の人が出てくる可能性はかなり低いんじゃないかと思う。
TV局資本の作品が増えてきて叩上げ系の人間はデビューさえ難しくなってるしね。
普通であればVシネ監督で
239 :
名無シネマさん:03/08/12 21:42 ID:8fz2jWsT
>>234 「誘拐」は、板で話題になるたびに物笑いのタネになる怪作だYO。
日本映画のダメな部分がてんこもり。こういうのを観ると、スタッフの大半は、
ロクに新旧の警察映画・犯罪映画なんかナメて観てもいないし、実際の警察・
大企業の機構もロクに取材していないことがよくわかる。
それとも、観て研究してああなのだとしたら・・・だめぽ。
映画はフィクション、映画は物語、なにを今更そんな事を。
>>240 映画はフィクションでもいい、大嘘ついてもいい。
ただ、映画の真っ最中に
観客が「嘘」だと感じて冷めてしまったらおしまいなのさ。
いい映画は最後までそんなことは思わせないもんだ。
242 :
239:03/08/13 02:05 ID:rjNeacPZ
>>240 もちろん、別に名作を研究し、実地の取材を綿密にすれば、いい映画を撮れるという保証は無い。
無いけど、例えば、イーストウッドにシカゴを走らせた「ダーティ・ハリー」を観
てないのかね、こいつらは? あの臨場感のカケラも無い。大河原孝夫だから?(藁
撮影の木村大作も感覚がズレてるんじゃないか? 当時の記事を読んでも、ロケの
苦労の自慢話ばかりだった。そんなことはどうでもいい。現に効果があがっていないのだから・・・。
そもそも、TV中継しているのに、それを見ている市民たちの緊張感がカケラも無い。
これだけで失格。繰り返すが、大河原孝夫で木村大作だからか?
ホントに金子「ガメラ」後の映画なのか? 後退してどうするよ。
243 :
名無シネマさん:03/08/13 02:46 ID:+z7Dlhdw
>>242 >イーストウッドにシカゴを走らせた「ダーティ・ハリー」
そんな映画あったかしら?
244 :
名無シネマさん:03/08/13 02:57 ID:+z7Dlhdw
>>242 >撮影の木村大作も感覚がズレてるんじゃないか? 当時の記事を読んでも、ロケの
>苦労の自慢話ばかりだった。そんなことはどうでもいい。現に効果があがっていないのだから・・・。
木村大作さんの話が出てきたので、嬉々として言わせてもらうわ。
この人ね、「復活の日」で、出演者のアメリカじいさんをさんざんイジメた話をしていて、
「なんてことすんだろうこの人は・・」って思ってました。
そりゃさ、いろいろ事情があったろうけど、爺さん虐めて泣かして、
それを自慢して、「日本人の職人気質」なんてのたまう、
そういう邦画の気質が物凄くイヤな感じがしました。
最近、「陽はまた昇る」見て、カメラがグラグラしてドキュメント風だと思ったら、
きっちりフィックス、松竹風だったりと、
「職人気質もたいしたことないわね」と思ったもんよ。
邦画界と一緒に沈んでしまえばいいと思うわ。
まあまあ、もちつけ。
『誘拐』は西部警察と同じような感覚で、
机上プランで、あれだけのエキストラ使って市街ロケしたら
面白かんべー。ってのを実践してしまって、あーゆー結果になったんだと・・・
木村大作は、何かで
映画館まで逝ってチェックして、映写の具合が悪いと映写室までいって
映写機のミラー磨いて説教する! ってのを読んだことがあるが、
映写の具合が悪くなるのは、まず映写レンズからだろ・・・と思ったことが
(当方、35mm映写経験あり)
レンズは消耗品だって知らんのか? まさか
>>242 ハリー・キャラハンはサンフランシスコ市警だという罠。
>>244 大作さんは怖いから・・・面と向かってあの人にダメ出せる監督もプロデューサー
もいないと思う。
247 :
名無シネマさん:03/08/13 07:02 ID:LGjG6lGu
>>244 >最近、「陽はまた昇る」見て、カメラがグラグラしてドキュメント風だと思ったら、
>きっちりフィックス、松竹風だったりと、
>「職人気質もたいしたことないわね」と思ったもんよ。
まったく意味不明。
248 :
名無シネマさん:03/08/13 07:58 ID:+z7Dlhdw
>>247 分かりやすく言ってあげるわよ。
あのグラグラカメラが見にくいのよ!
じゃあ「ドキュメント風に意図があってグラグラにしてるのかな?」って思えば、
別のシーンではオーソドックスに固定で画角決めて撮ってるわけよ。
とくにドキュメント風にしてるとも思えない。
じゃあ、あのグラグラは何だったのよ? 臨場感? ふざけんじゃないよ。
ただのへたくその絵じゃないか?!
「あの下手カメラは誰かしら?」と思って、あとでパンフ見たらさ、
大口叩いてた木村さんじゃない? 「口ばっかり達者なのね」って思ったわ。
249 :
名無シネマさん:03/08/13 08:03 ID:+z7Dlhdw
私、さめざめと悔し泣きしたアメリカ爺さんの仇をうってやりたいわ。
>>248 つうか木村大作は名前だけが有名な下手なキャメラマンだからな。
いまさらそんな事言ってもって感じだ。
この人が大作を良く任されるのは、名前の為・・・・・・・・。スマソ、忘れてください。
>>244 の職人気質にしてもそのアメリカじいさんを苛めるのがそうだって言ってる訳ではないだろうから。
251 :
名無シネマさん:03/08/13 08:32 ID:m0TVfi+Z
シカゴ
ぶぶ。
252 :
名無シネマさん:03/08/13 09:37 ID:wMjMAjuq
>撮影の木村大作も感覚がズレてるんじゃないか? 当時の記事を読んでも、ロケの
>苦労の自慢話ばかりだった。そんなことはどうでもいい。現に効果があがっていないのだから・・・。
邦画製作はひと昔前の体育会系だな。
スポーツ医学的な効果も考えずに「うさぎ飛び10000回」やらされて体壊して引退を余儀無くされる選手みたいだ。
253 :
名無シネマさん:03/08/13 10:02 ID:HYl7eR2J
映画界に限らず、縦社会でいわゆるベテランが古い価値観で新しい芽を
つぶすのは日本ではよくあること。これを老害という。
代表格がナベツネ。
254 :
名無シネマさん:03/08/13 10:03 ID:DsMrhJjb
大物俳優もギャラ取り過ぎだろ、名前で客呼べないんだから高いギャラ払う必要ないじゃん。興行収入の何パーとかでいいんでない
255 :
名無シネマさん:03/08/13 10:28 ID:6uwYZg1F
興行収入の何パー・・・・・・・
そっちのほうが高くつくと思われ。
256 :
名無シネマさん:03/08/13 10:44 ID:DsMrhJjb
当たったら払えばいいし、コケたら払わなくていいんだから…
257 :
名無シネマさん:03/08/13 12:23 ID:tpZXRvj2
>>248 その作品を観ていないんでなんともいえないけど。
ドキュメンタリー風の部分と普通の部分がうまく噛み合ってないってこと?
手持ちとフィックスてだけなら「仁義なき戦い」だってどちらもあるんだけど。
>>250 下手ってのは言いすぎでしょ。
そりゃ現在の製作体制や今風の映像を売りにしてる若手監督なんかとは合わないと思うけど。
女優をや情景を撮ることにかけては定評があるわけだし。
まあ、自分語り過ぎるのが良くない点だとは思うけど。
>>252 なんでアンチは一つの例を全てであるかのように言うのかね。
大作氏が撮るよう体制の映画なんてほとんど存在してないじゃん。
258 :
名無シネマさん:03/08/13 15:16 ID:Yr8facqL
>>256 ちょっと計算すりゃわかるだろうに・・
いまどきいわゆる大物俳優≠使った映画ならどんな映画でも興行収入10億
はいくだろ?それ以下だったら関係者首くくるぞ。
そこでだ。10億の収入だったとして、その1%でも1000万だろ。
実際は10億以上はいくだろうから、結局このシステムは俳優のギャラが高く
つくことになる。
259 :
名無シネマさん:03/08/13 15:29 ID:DsMrhJjb
コケる方が多いからこーゆースレが立ってるのでは?
260 :
名無シネマさん:03/08/13 16:00 ID:VRSOL8R8
うお〜い、大作の悪口なら漏れも混ぜちくれ〜いw
まあ大作のカメラの腕うんぬんはともかく(人それぞれの好みがあるので)
人間性はやっぱりどうかと思うな。現場ではよく美術や照明や助監督、
下手すりゃ監督にまで色んな事にケチつけるからな。
本人曰くみんなの集中力を高める為そうするらしいんだがそんな事は監督の仕事だろ?
もしオレが監督だったら「それ程ケチつけるならお前が監督やれよ」と言うけどな。
逆に自分の職域を侵されたらどう思うんかね。監督がファインダーをチョコチョコ覗きに
来たらイイ気分はしないだろ。大作みたいな奴に限って絶対怒るんだろうね。
結局自分勝手にやりたいだけなんだろ。
261 :
マリーナの夏:03/08/13 16:04 ID:OBP6UV9T
262 :
名無シネマさん:03/08/13 16:11 ID:Yr8facqL
>>259 君の言う大物俳優を起用した映画でコケた(10億もいかなかった)作品
をあげてみてくれよ。
263 :
名無シネマさん:03/08/13 16:44 ID:xa/HKfC/
邦画って何?
またヒット第一主義の方達が登場してきたね。
265 :
名無シネマさん:03/08/13 18:18 ID:CnQUeHo6
>>260 俺が監督になったとしても大作みたいなのとはやりたくないなあ。
仮にどんなすばらしい画がとれても、それだけで傑作になるわけじゃないし。
やたらに叱咤しなくたってスタッフをやる気にさせる方法はあるわけだしね。
ファインダーさえ覗かしてもらえないなんて嫌すぎるよね。
266 :
名無シネマさん:03/08/13 19:07 ID:DsMrhJjb
>>262 シラネ
1パーで高いんなら0.1でも0.01でもいいやん
おまいらちょっとはリターナーの監督見習えよバカ
いくら映像が美しかろうが機材にこだわろうが
おもしろくなきゃ誰もみにいかねんだよ
海外の映画祭ばっか狙ってんじゃねよタコ親父ども
リターナーって、面白かったっけ。
270 :
名無シネマさん:03/08/14 14:29 ID:83JTiClY
実は普通に邦画だけは値下げする、ってのが一番妥当だと思うな。
まずは見る人を増やすのが先決。
質はそのうちついてくる、ような気もする。
271 :
名無シネマさん:03/08/14 14:30 ID:tBn8OBHf
>>266 思いつきで語っても2ちゃんでは通用しないから、気をつけてね。
あと中学校でもあんまり知ったかすると嫌われるから気をつけてね。
273 :
名無シネマさん :03/08/14 18:09 ID:/CgNFu58
>>270 今年の夏一番ヒットしてる映画って邦画なんだけどね
274 :
名無シネマさん:03/08/14 18:25 ID:FLUVQ2w5
>>271 思いつきはいけないのか…書き込みできないや。映画板よサヨウナラ
275 :
名無シネマさん:03/08/14 19:19 ID:2H/FyrTu
276 :
名無シネマさん:03/08/14 20:47 ID:/3V9PqXQ
邦画アンチおよび意味のないカキコのよくある例
○「ハリウッドに比べて〜」
いうまでもなく枕詞の王様。
○海外市場を意識した作品を作れ。
過去に海外を意識した作品や合作でろくなのはなかった。
まず国内できちんと受け入れられるものを作るべきだと思うが・・・。
○ヒットを意識した作品を作れ(踊る〜のような)
それができれば最初から苦労はない。
興業を度外視した作品ばかりだと思ってるんだろうか?
○邦画は監督のオナニー作品ばかり。
アンチ、邦画をろくに観てない厨房の慣用句。
映像作家に過度な幻想を抱いてる痛いヤシも使うと思われる。
(例 山根貞夫)
○邦画は暗い、貧乏くさい
これもろくに観てないヤシの発言と思われるが、
本当にそう考えるならアメリカに移住すべき。
○金かけたCG大作をなぜ作らん!
まったく邦画の実情を無視してますね。
そういうものが観たいならハリウッド映画へどうぞ。
277 :
名無シネマさん:03/08/14 21:47 ID:fZ9YHLKN
ていうかVシネ馬鹿にしすぎ。
Vシネなかったら今頃日本映画界は崩壊してるぞ。
何でもかんでもハリウッドを基準に考え過ぎ、アンチはドンパチ・ドカーンが
派手なら良い映画だと思ってるし、邦画を見れる感性が乏しいときてる。
邦画の興収が低ければ低いほど日本人は海外からカモとしか見られてない事にも
気付いてない。
279 :
名無シネマさん:03/08/14 22:44 ID:0RGS93SR
>>277 ある意味真実。
スタッフ、キャストの受け皿としては存在価値があった。
ただし観る気がおきんようなものばかり作ってるのも事実。
280 :
名無シネマさん:03/08/14 23:28 ID:fZ9YHLKN
>>279 いやいやいや、予算や規模は違えどハリウッドも昔の日本映画隆盛期も
Vシネもやってること同じでしょ。質より量。
徹底的なマーケティングに基づいて確実にペイ出来る作品を量産する。
そうした土台があって初めて新進の若手監督が暴走したりできるわけで。
今の日本映画は単純に本数が少なすぎるし、金儲けを考えなさすぎる。
TVドラマを少しは見習うべきだと思うよ。
281 :
名無シネマさん:03/08/15 00:11 ID:jQnLCX6g
>>280 >徹底的なマーケティングに基づいて確実にペイ出来る作品を量産する。
Vシネの場合、マーケティングというか、出荷本数で決まるだけ。だからとりあえず、エロとヤクザ。
>今の日本映画は単純に本数が少なすぎるし、金儲けを考えなさすぎる。
実はここ数年、製作費1億以下の中規模作品は増えていたはず。単館あるいは絞った
館数で上映して、ソフトとTV放映でペイする。主演アイドルのプロモ替わりみたいな映画も多い。
それぐらいが商売としていちばん硬いみたいだね。
Vオンリーの作品はもう悲惨では?
>TVドラマを少しは見習うべきだと思うよ。
は? 何を見習えと? 結局、大半のTVドラマは「TV番組」に過ぎないんだよ。
とくに近年は、ストーリーのあるバラエティになってしまった。山田太一クラスも
もう余り書かないだろ? アメリカのTVムービーとは違うんだよ、日本のドラマは。
>>277 例えば谷岡雅樹がVシネを押すのは、彼自身もビデオ業界の裏表を知っていて、
そのうえで敢えて肩入れしている訳だ。素直にVシネがいいなんて思ってるヤシはいない。
個人的には日本映画村には関わりたくないね。シブいエピソード大杉。まあ客としては観るけどさ。
>>276 大作はハリウッド。こじんまりとしたものだけ邦画ってすみわけを
肯定しちゃっていいの?
日本の市場なのにハリウッドに美味しいいとこどりされてて良いわけ?
過去にいくらいい邦画があったって、普通の人が週末に映画を見ようと思っても
邦画の娯楽作品にはろくなものが無いってのが現実では?
284 :
名無シネマさん:03/08/15 00:51 ID:1OnLfp40
>>283 しかし、現実にハリウッド的娯楽大作は日本では撮れない。中国・香港はまだ撮れるらしいが。
今度「HERO」も来るし。
アメリカの場合、日本でも全国ロードショーされるような大作以外の中堅作品・小品の
裾野が意外と広く、そういう中に割といいものがある。もし貴方が東京に住んでいたら、
公開されるアメリカ映画の質量の大きさには驚くはず(地方では掛からないものも多い)
日本もそういうクラスの作品がコンスタントに中ヒットするようになることが大切で、
大作志向は打ち上げ花火でしかないよ。その平均的確率が高まらないので困っている訳だ。
>>284 小品だと今度はテレビドラマに負けちゃう。
結構な入場料とってるんだからある程度大作志向を打ちださないとダメだろうね。
286 :
名無シネマさん:03/08/15 01:34 ID:8d+1sNt1
>>281 マーケティングやってターゲット決めて、そのターゲットに向けて映画内広告ビシバシ入れた「私をスキーに連れていって」の成功を見て、さすがは広告代理店が作った映画だなと思ったよ。
邦画は情報媒体・広告媒体としての映画とゆーものに、もっと目を向けた方がいい。出版業界に小説と雑誌があるように、映画にも雑誌のようなポジションの物が必要だと思う、業界をもっと大きくしたいなら。
>>286 むしろ「小説=映画、雑誌=テレビドラマ(週刊であるように)、新聞=ニュース」と
考えるのが普通の人の考え方ではありませぬか?あえて映画で雑誌のようなポジションと言ったら、
「釣りバカ日誌」のようなシリーズ物になってしまうと思う。
288 :
名無シネマさん:03/08/15 01:51 ID:iqK+0klQ
出演者が全員電通社員
>>285 >結構な入場料とってるんだからある程度大作志向を打ちださないとダメだろうね。
現実に「大作」なんか撮れないのよ。撮れても打ち上げ花火で終わってしまうのよ。
>>286 「踊る2」にしても、映画を観に来ている訳ではないよね、客は。ずいぶん
前から言われているけど、イベント的に盛り上げて客を入れる手法ですね。いかにもフジですなー。
>邦画は情報媒体・広告媒体としての映画とゆーものに、もっと目を向けた方がいい。
それはみんな考えてますでしょう。現に角川をそれを派手にやりました。失速しましたけどね。
結局、外の代理店やらTV局やらプロデューサーやらが躍起になっても、肝
心のメジャーにノウハウが蓄積されないんでしょうね。だから続かない。
290 :
名無シネマさん:03/08/15 01:56 ID:8d+1sNt1
>>287 「釣りバカ日誌」は雑誌だね、確かに。釣り人というターゲットがあって、釣り場情報と竿の広告が入って…
そーゆーのばかりにしろと言ってるワケではない。例えば、ある程度動員を見込めるマーケティングから成る雑誌的映画を若手映画人にどんどん撮らせてはどうだろうか?それで消費者の評価を得たら、金を与え好きなモノを自由に撮れる小説的映画を撮らせるとゆーのは。
でも、絶対に一発当ててやろうっていう気合がなんか足らんな。
良い意味でのあざとさが無い。
だから後が続かない。
292 :
287:03/08/15 02:06 ID:Po0tAAFQ
まぁマーケティングでヒット作を作るのはムリという物ですよ。
企画をマーケティングによって選別するというのは大いにあり得ると思いますが。
293 :
名無シネマさん:03/08/15 02:25 ID:8d+1sNt1
>>292 確実にヒットは難しいかもしれない。でも、例えばスキーヤーにターゲットを絞り、スキーに関する情報や広告を沢山盛り込み、ライフスタイルを提案するような映画を作れば、スキー人口の何割かは観に来るのでは?
そういったターゲットは沢山あると思うんですよ。あとは、盛り込む情報を集めるマーケティング能力と、それを映画に仕立てる力があるかどうかで。
294 :
名無シネマさん:03/08/15 04:35 ID:Z3OSS+hq
>>290 >例えば、ある程度動員を見込めるマーケティングから成る雑誌的映画を若手映画人
>にどんどん撮らせてはどうだろうか?
プログラムピクチャーの時代はそれができたんです。撮ったら次々に封切ってたからね。
例えば、80年代ロマンポルノには、意外と都会派でお洒落な作品がありますよ。
見る人が見たら衣装なんか安いんだろうけどね。
今も、若手で低予算でV撮りの企画とかもありますよ。まったく無い訳では無い。
295 :
名無シネマさん:03/08/15 04:37 ID:Z3OSS+hq
>>293 スキーに関して言えば、スキー雑誌でも見た方が早いでしょ(w あるいはショップに行くとか。
>そういったターゲットは沢山あると思うんですよ。
それこそTVの情報番組やドラマで浅くやってるよそんなことは。今は、映画にケータイを
出しても、封切られる頃にはもう流行りの機種が変わってたりするんだぜ?
このスレで喋っているようなことは、すでにどこかの代理店やTV局や宣伝会社や
配給会社やプロダクションでとっくにガイシュツでしょう。恐らく、すでに実行されて
いることも多いだろう。でも結局は元の木阿弥なんだよ。
どうせ、業界の様々な慣習が足を引っ張っているに決まっているのだ。
このままじゃ、TVの影響力の巨大さ、ゲームのアクティブさ、ケータイのコミュニケーションの早さ、
ビデオ(DVD)やCSの手軽さ、に映画は勝てないんじゃないか?
つーか、TV(地上波だけでなく、BS・CSまである)とケータイ・ゲームに
包囲され、窓口料金も高く、教育・文化行政にも大して保護されていない国で、
わざわざ映画館に来る人間がまだいることを奇跡と思わなければならないのだが・・・。
現実的に、邦画に限らず、まずは料金を下げて映画館の客席稼働率を上げて、
観客が映画館に行く習慣を作るのが上策じゃないでしょうかね?
とにかくヒット作以外、ああガラガラではね。
大作・話題作・想定する観客のグレードが高いミニシアター系作品以外は下げるべきでしょう。
そうしたら、ゲーセン・カラオケ・パチンコ・ファミレスの代わりに映画館
に来てくれるかもしれない。でもこの話もエンドレスにガイシュツ。そして実行されない(嘆)
297 :
名無シネマさん:03/08/15 05:16 ID:zB5xvG8U
298 :
山崎 渉:03/08/15 09:00 ID:NMbln4i9
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>>297 どこいら辺がアメリカも同じなんですか?
300 :
名無シネマさん:03/08/15 12:43 ID:yQYZl2TZ
300
301 :
名無シネマさん:03/08/16 11:09 ID:r2NlwSS1
>>280 金儲けを考えてないんじゃなくて、考えてるのに儲けられないの!
302 :
名無シネマさん:03/08/16 11:46 ID:2qpb30u2
>>295 邦画業界が映画好きをターゲットにした映画作りをしても、観客人口は増えないと思うんですよ。
他の趣味や嗜好を持った人に映画館に足を運んでもらい、映画の良さを知ってもらうには「釣りバカ」や「私をスキーに…」みたいな手法が有効だと思います。映画を観に来てくれる人種の裾野を広げてくれるのでは?
雑誌やテレビほど情報を沢山・早く送る事はできませんが、同じ嗜好を持った人が集まるイベント性は映画の方が高い。
あと、新しい情報を映画に盛り込む事ができれば、封切り時に映画館で観なければならない理由ができる。レンタルでいいや…といった層にアピールできると思うんですよ。
303 :
名無シネマさん:03/08/16 12:17 ID:2qpb30u2
>>294 そうです、私のはポルノ映画やレンタル専用ソフトみたいなイメージ。
あのくらい早い製作スピードが実現できれば、最新情報を映画に盛り込めると思うんですよ。キャスティングによるスケジュール調整や豪華主義?を省いていけば一般映画でも可能だと思うんですよ。
ポルノやレンタルソフト作ってる人達に、エロネタなんかの変わりに一般人が食いつける最新情報ネタで撮ってもらえたらなぁ…と思います。低予算でもイイ作品いっぱいありますよね、一般ウケしないネタなだけで。
連レス スマソ
>>302 映画に新しい情報って難しいよ。
映画の製作日数を考えたら
製作してたときに最新情報でも公開の時は古いって事に。
って答えは
>>303か。
んでもそれやっても観客の裾野は広がらんでしょ。
情報が必要な人は情報しか必要ないんだから。
日本の役者ってどれぐらいギャラとってんの?
306 :
名無シネマさん:03/08/20 19:51 ID:05QzujqR
2003 ゲロッパ、BRII、踊る
2004 イノセンス、ハウル、スチーム
2004年はアニメが前年度の実写邦画に完全敗北した年として皆に記憶さ
れることであろう。
アニメもそうなんだが、日本の悪いところは何にしても評価が高まる
と専門性が強くなって初心者には入り辛くなることかな。
悪いところばかり挙げても意味ない。良いところにも目を向けて行くべきだ。
例えば
>>286は「私をスキーに連れてって」を例に挙げて
ホイチョイプロダクションの企画の優秀さを書いてる。
でもタイトルからわかるとおり、この映画は「私を野球に連れてって」という洋画を
ヒントにしている部分もある。表面的に「マーケティング能力に長けた企画」として
評価するだけでなく、企画を立ち上げるときの考え方の自由さこそを評価してもらいたいものですよ。
邦画の企画自体は結構新しいモノも出てきてると思うよ。
邦画再復興って…ww
踊る2という超スーパー作品が出たにも関わらずこんなスレ立てるなんて
1は頭大丈夫?
正直踊る2の1本だけでハリウッド作品全部束にしても軽く勝てるレベル
だと思うけどw
>>309 煽りじゃなしに聞くけど、踊る2の売り教えて。
踊る1は見たけど、2はまだ迷ってる。
「ハルク」とどっちみるか迷ってる。
ハリウッドに勝ってる部分だけ教えて下さい。
それでどっちを見に逝くか決めるから。
311 :
名無シネマさん:03/08/21 12:28 ID:Srh8djvS
>>307 禿堂
アニメもあまり賞とか作らない方がいいと思う…
巷で流行ってて誰もが知ってても、赤絨毯が敷かれる場には決して出さないのがベスト
312 :
名無シネマさん:03/08/21 12:34 ID:TenDxzST
ドラゴンヘッドとか、中国が凄くなってきてるから、無理に映像頑張ったみたいだけど、日本には映像で外国に勝つことは不可能だろう。
なんせお金が無いんだから、赤字もいいとこだ。
お金があれば世界に通用する力をもってるけどね。
邦画はコメディーが一番いいんでは?
アメリカンジョークをわかる人なんてめったにいないし、
やっぱ笑いも文化ですから、笑いは母国のものが一番でしょう。
313 :
名無シネマさん:03/08/21 13:41 ID:Og1lxFCl
>>312 でもダウンタウンとかの番組の方が確実に笑えてタダで見られるからなぁ
わざわざ日本のコメディー映画見る必要ないよ。笑えるの少ないしね
314 :
名無シネマさん:03/08/21 14:20 ID:JMoER8Pt
>309
所詮ドラマの延長
まぁそれに負ける邦画は情けなくてしかたないが
>>314 日本の誇る(俺はそう思わんが)映画シリーズ『男はつらいよ』も
実はテレビドラマだった……
邦画で画面がやたらと暗みがかってるがあれはどうにかならんのか
あれが大嫌いで邦画はあまりみない
age
318 :
名無シネマさん:03/08/23 23:16 ID:ucJw2l41
まずは邦画は観客の信用を取り戻さないと。
テレビドラマの映画バージョンがそこそこヒットするということは、観客は
テレビドラマの豪華版程度でも十分お金を出すしニーズがあるということ。
たまに見る邦画はそれ以下が多いから信用がないんだろう。
才能あるやつが作れば邦画でも面白いと思うけど。
319 :
名無シネマさん:03/08/23 23:17 ID:ucJw2l41
>>316 何で暗いの?
わざと損なことしてるの?
釣りバカ、寅さんは明るいぞ。
321 :
名無シネマさん:03/08/23 23:31 ID:ucJw2l41
>>320 なんか暗そうに感じるんだけど。
暗そうな画面の典型というイメージがある。
両方ともテレビでさえまともに見たことがないわけだが。
322 :
名無シネマさん:03/08/23 23:32 ID:xM4zZwcV
324 :
名無シネマさん:03/08/24 12:33 ID:94n40+ZL
>>321 暗いっていうか、ノペーっとした感じなんじゃない?
メリハリが無いというか立体感が無いというか。
松竹系は自然光に近い感じのライトにしてるっぽいから、そんな感じになるんじゃないかな。
東宝系はわりとしっかりしてる。
照明って時間がかかるから、低予算だと照明から手間を省くような感覚になりがち。
踊る2もちょっと暗いよね。
326 :
名無シネマさん:03/08/26 16:49 ID:AJKOeVgT
日本人の顔が暗い
日本人の心も暗い
328 :
名無シネマさん:03/08/26 17:25 ID:NItwXs3v
やはり映画館を増やさなくては・・・
329 :
犬田One ◆tHKN4ggVYQ :03/08/27 03:44 ID:NAa2nHyK
村上龍の『69』と井上ひさし先生の『父と暮らせば』の
映画化を誰か阻止してくんさい。
age
331 :
名無シネマさん:03/08/31 15:25 ID:6A3NkTyz
69はいいんじゃない
332 :
名無シネマさん:03/09/01 23:56 ID:T0RG/Yt8
五社英夫とかさ、こういう無骨な映画監督って
もういないよね。
こういう監督がさ、そこそこ撮れてた時代ってまだなんとかなったわよ。
今いる? いるとしたら誰? 桝田? 撮れてないじゃない?
それにもう、そうとう高齢でしょ。これから担うのは酷だわ。
もう邦画は破綻したんじゃない?
私はそういう結論に達しています。
>もう邦画は破綻したんじゃない?
ガンガン作って、バンバン儲けてまんがな。
334 :
名無シネマさん:03/09/02 00:15 ID:b62zjx10
もう何度も言われてるんだろうけど、
今の邦画ってミニシアター系っぽいのとかさ、
TVイベントとか、アニメとかさ、それはそれで大いに結構!
でもね、映画ってやっぱり大スクリーンで見る大作でしょうが!?
大作ったってさ、ハリウッドみたいにSFファンタジーとかさ、
そういうんじゃなくてもよいのよ。
大スター共演とかさ、時代物大立ち回りとかさ、いろいろできるでしょうが?
でももう無いじゃん。もう出来ないじゃん。企画が立てられないじゃん。
そもそも大スターって誰? 千葉真一? ちょっと違う。高倉健? もう70越えてるじいさんよ。
松田優作? もう死んでるって! 小林旭? 全然違う!
「魔界転生」の窪塚・・・。
あのさ、あの程度の映画って、昔は2本立てでパック売りされてたのよ。
陰陽師もそう。あの程度の映画って、毎週1本はあったもんよ。毎週よ!毎週!
もう邦画ってダメほ・・・
335 :
名無シネマさん:03/09/02 00:16 ID:b62zjx10
>>333 >ガンガン作って、バンバン儲けてまんがな。
そうなの? 初耳だわ。
「踊る・」ってさ、私ファンだけど、イレギュラーなもんだと思ってるわよ。
336 :
名無シネマさん:03/09/02 00:29 ID:b62zjx10
ああ、「ドラゴンヘッド」は、邦画として良い傾向かもね。
作品は見てないからなんとも言えないけど。
映画が持つ「醍醐味」を感じます。
こういうのがドンドン廻っていけばいいのよね。
年に4本はないと・・。
後は細々とした作品、小品でもいいわよ・・・・
・・・・・・・もう無理ね。
337 :
名無シネマさん:03/09/02 00:32 ID:b62zjx10
ああ、そう言えば、
「座頭市」もいいわね。
見たい邦画たくさんあるじゃない?
おかしいわね?
338 :
名無シネマさん:03/09/02 00:35 ID:b62zjx10
私昨日、ビデオレンタル屋へ行ったのよ。
で、何が見たいかって言うと、
「ああ、なんか無骨な邦画を見たいわ、新作で・・」と思ってたわけよ。
で、けっこう棚を見て回りましたよ、約40分・・・・!
無い・・・。無骨な邦画の新作が・・・。
で、結局何借りたと思います?
催洋一の「刑務所の中」よ。
これはこれで面白かったけどさ・・・・なんか違う・・・
339 :
名無シネマさん:03/09/02 00:43 ID:b62zjx10
「ドラゴンヘッド」のイメージで足りないのはさ、
豪華さよ。華やかさ。
妻ブッキーとカザフスタンロケだか何だか・・そこら辺のウリでしょ。
それはそれで大いによろしい。「見たい!」と私は思うわ。
でも足りないの。あれに例えば脇にスターとかさ、もうひとつなのよ。
>>332 五社ダンは頑張りましたね。作品はハッタリばかりの大味だったけどね。
しかし、劇場デビュー作の「三匹の侍」の素晴らしさはもっと語られてもいい。
>>334-
言いたいことはわかるよ。今の日本では、商業娯楽映画のサイクルが無い。
っていうワケでしょ? Vシネ系・単館系じゃ不満なのでしょ?
日本では、優作が死んだとき、そうしたスターの映画は消えたんだよ。
お隣の香港は、そうした点では、80年代にはとっくに日本を追い抜いていたからね。
日本の香港映画ブームはビデオ・単館メインで、ジャッキーたちの作品以外は、
あまり顧みられなかった。
そんで、当時、向こうの人間を呼んで作ったのが、「孔雀王」「帝都大戦」「極東黒社会」・・・(藁
>>335 儲かってはいないけど、製作本数だけは相変わらず多いよ。小規模公開して、
後はソフトとTVに売ればペイする。
それだけの理由で、製作費1億以下の作品が量産されてるよ。
「踊る」はヒットし杉で、逆によくない傾向(大作のスクリーン占拠)を助長すると思う。
342 :
名無シネマさん:03/09/02 01:18 ID:b62zjx10
「極道の妻たち・三代目姐」なんてワクワクしたもんよ。
その当時のヤンキーが「見てぇ〜!一緒に見に行こう!」って言っていたのが、
とっても印象に残ってます。
今そういう気運っていうかさ、そういうのが今、枯渇しちゃってるのよね。
五社はそういう気運がある映画を作るのが上手かったと思います。
「鬼龍院・」の「なめたら・・なめたらあかんぜよ!」とかさ・・。
ああ、夏目雅子 ・・・・・
「わては、土佐、**の侠客、鬼龍院政五郎の・・おにまさの娘じゃけぇ・・
なめたら・・・・ な め た ら あ か ん ぜ よっ!!!!」
いいわあ邦画って・・。
343 :
名無シネマさん:03/09/02 01:33 ID:b62zjx10
「極道の妻たち・三代目姐」と言えばさ、
あのラストのショーケンを坂上忍が刺すところ。
スローになって確か三枝成彰の音楽がかぶさるでしょ。
グッとくるのよ。
今、ああゆう無骨な演出の邦画って何があるの?
北野武はちょっと違うしさ(あれはあれでいいけど)。
おとといだったかしら?
ショーケンが土曜サスペンスだったか?で、
蝋人形みたいな演技で変な声で出ていたのには萎えたわ。
坂上忍も麻雀タレントだしね。
ちなみに坂上忍の監督作品は詰まりませんでした。自主じゃ無理あるわ。
やっぱり撮影所システム崩壊させちゃったってのは損失大きいわよ。
責任は経営かしら?
>>342 >「極道の妻たち・三代目姐」
三代目姐は降旗康男。五社ダンは第1作だけ。
五社ダンの映画や、そういった東映娯楽映画は、しょせんは、映画館に行くこと
の敷居が低かった時代のモノなのよ。家で観ることが日常的になって、映画館の
敷居が高くなった時代には、メジャーも単館も、イベント性が高い作品ばかりが客を引くようになる。
「映画館に行く」行為の敷居を低くすれば、それ以外の映画にも客が入るように
なり、貴方が観たいような娯楽映画も増えるかもしれない。
しかし、いつまで経っても、値下げすら限定的にしか行われない。カラオケ
ボックスなんか、ウイークデイはガンガン下げているのにね。
地方のシネコンなんかでも、土日のヒット作以外はガラガラだぜ?
素人目には、料金を下げて客席稼働率を上げた方がいいと思うんだけど、その
あたり、どうなっているのか? 下げても客が来るとは限らんから、このままでいいってことか?
>>343 撮影所の崩壊はいたましい事態だけれど、つまりは維持するに足る作品が入
っていない訳だよね(だからといって潰すのはどうかと思うけど)
他国ではどうなっているのか知らないけどね。
346 :
名無シネマさん:03/09/02 02:05 ID:Zh9jee2l
さっきTVに井筒のオッサンが出てたがゴッドファーザーのカット割りを
勉強しようと思って大学ノート片手に見てたがわずか5カット書いた
だけで後はずっと映画に見入ってしまったと言ってたのにはワラタ。
大丈夫か、日本映画?
347 :
名無シネマさん:03/09/02 02:12 ID:HCN86PP3
井筒タンがいるので日本映画はあと30年は大丈夫なのです!
348 :
名無シネマさん:03/09/02 02:47 ID:b62zjx10
井筒だってさ、本来イレギュラーから出てきた人でしょ。
簡単に言えばヤクザ。暴力団って意味じゃないヤクザ。英語で言えばヴァカボンよ。
ピンク入る前の行動なんか聞くと「ああヤクザよねーー」って思ったわ。
あの人、スタッフ死なしてるでしょ。(いまさら責める気持ちは無いけど、)
それでTVで馬鹿出来る神経ってさ、相当図太くなければ出来ないと思う。
そういう図太い神経の人だってそうそう撮れないわけでしょ。
スタッフ死なしたことだって、
ありゃ邦画の製作システムの膿(いわゆる3K)から来たもんだと思います。
本来、井筒みたいなパッションのある人なら邦画界に何人もいて、
ポンポン快作を作っていられる状況が本当。
それが産業。それが娯楽。
イレギュラーの人が、いびつな形で這いずりながら商品を作ってる・・
これってとっても息苦しいことと思う。
今の日本映画ってとっても気の毒。
見る前に息苦しい(それが絵に出るんだと思う)。
349 :
名無シネマさん:03/09/02 03:00 ID:b62zjx10
邦画ってさ、文化としては決して捨てたもんじゃない。
良い人材をドンドン作っていたわ。
それがさ、プツプツって途切れ始めたのよ。
いつ頃からかしら?
ハッキリ分からないけど印象としては90年代始めごろから?
原因は不況? よく分からないわ。
350 :
名無シネマさん:03/09/02 03:09 ID:b62zjx10
大島は何やってるのかしら?今。療養中?
TVでも見ないわね最近。ついに限界かしら?
あの人も・・・・・ヤクザよねーーーーーーー。
>>348 井筒のオッサンは、「さすらいのトラブルバスター」みたいな軽い映画を、
毎年撮っていればいいんだよ(現場が軽いか否かは知らないよ)
昔のコトバで言うとプログラムピクチャーだよね。その合間に問題作を撮ればいい。
つーか、サイも滝田も、大抵の監督はそうだよ。でもロマンポルノはもう無い。
かつてはTVでも、ある程度は映画監督の映画的作品が許容されたけど、今は
もうほとんどだめぽ。たまに話題づくりに有名監督が撮る程度だよね。
かといってVシネもどうか・・・うーん。
ちょうどいい場が無い。だから苦しい。同感です。
>>349 人材は今でもいますよ。かつてに比べればだめぽかもしれないけど。やはり継続する
場が無い。ということです。塩田・黒沢・篠崎といったクラスも苦労してますでしょ?
>>350 作品板の大島スレさ見れ。人前に出られる状態じゃないみたいだよ。
353 :
名無シネマさん:03/09/02 03:24 ID:b62zjx10
今の時間、
TVで「ドラゴンヘッド」と「座頭市」と「陰陽師2」のCMバンバンやってるけど、
一種、邦画の状況を象徴してると思ったわ。
みんなイレギュラー。滝田もピンクよね。
ピンク差別する訳じゃないけど、あの現場は酷いわよ。
フツーの人がつとまる職場じゃありません。
こう思うと邦画ってサバイバルみたいなもんね。
まあどこの業界でもそうだけどさ、息苦しいのはイヤよね。
354 :
名無シネマさん:03/09/02 03:25 ID:b62zjx10
「陰陽師」1で思ったけど野村萬斎はいいよね、発声、動き、ムード、
これってさ、伝統芸能(つまりレギュラー)に裏打ちされたものよ。
こういう背景のあるレギュラー性が今の邦画にはもう無いのよ。
プツプツっと途切れたイレギュラーな息苦しさ。
いつ終わるか分からない文化。
355 :
名無シネマさん:03/09/02 03:28 ID:b62zjx10
>継続する場が無い。ということです。
これよね。これが根本の問題ですね。
>作品板の大島スレさ見れ。人前に出られる状態じゃないみたいだよ。
ええっ!?
大島が死んだら終わりよ、邦画は。
356 :
名無シネマさん:03/09/02 03:53 ID:b62zjx10
今、TVで「ふぞろいの林檎たち」やってるけど、
時任もいい役者よ。藤田の作品(題名失念)なんてよかったわ。
それがさ、本人、先日スポーツ新聞で
「僕は本当にやりたいことがやれてない。これからは歌をやりたい」って言ってたわ。
で「ニュージーランドに住んでどうのこうの」って言ってたけど、
私見透かしてるわよ。あの人のサイト見ると息詰まってるのがヒシヒシと伝わってくる。
邦画界の弊害よ。場所がないのよ。(ちなみに今から歌は無理よ)。
あら、「ふぞろいの林檎たち」終わっちゃったわ。
357 :
名無シネマさん:03/09/02 03:55 ID:0Rkqygts
ゴジラは?
>>356 時任って、あんまり仕事をしてないけど、生活はできてるのかね?
役者のやりたいこと・・・やはり舞台かな? 時任は舞台は出ないけど。
でも舞台じゃ生活できない(生活してる人もいるけど)
だからいろんな仕事をやらざるを得ない。結局、日本の役者の大半は、時間
を切り売りするパートタイマーになるしかない。つまりはタレント。
実は演技もへったくれもない。欧米のアクターの格がまるで違うのも当然なんだよね。
359 :
名無シネマさん:03/09/02 08:38 ID:o4DKIK6g
邦画に千八百円出して見る気にはなれないです
洋画だったら惜しまないけど・・
バラエティーやドラマに出てくる役者をスクリーンで見てもしょうがないですよ
360 :
名無シネマさん:03/09/02 10:19 ID:0XhCBYT7
>346
その番組(爆笑大問題だっけ?)見たよ。
番組のテーマで「日本映画のススメ」って言っておいて、
井筒が薦めたのは、『突破口!』『ゴッドファーザー』
それで、日本映画のススメって…。
太田の方が邦画見てるんじゃないのか?
冗談でも『南極物語』に『七人の侍』挙げてたしな。
361 :
名無シネマさん:03/09/02 13:46 ID:47gosBIh
東宝分割。東映はお取り潰し。
松竹は..どうでもいいや。
あと広告代理店をなるべく排除。
362 :
名無シネマさん:03/09/02 14:17 ID:Vlggu85Z
ワイドショー的芸能界も排除
>>348 スタッフっていうか、スタントマンね。
休憩時に武者姿のまま滝壺で演技練習してたらはまった。
休憩時だったので周りにスタッフもおらず・・・ってことらしい。
映画はお蔵入りしたし(ビデオ化はされた)、
メディアから消えた間は、セゾンのカルチャーセンターで講義してたり、
不憫な生活してたよ。
あんまり好きな監督じゃないけど、頑張ってると思う。
個人的には、地味な邦画監督の作品って地上波でほとんど流れないのも問題だと思う。
たまーに、深夜ではやるけどさ。
是枝監督作品なら、プライムタイムでも十分大丈夫だと思うのに、
何か最近、洋画も同じような作品しかやんないしさ。
>>363 >個人的には、地味な邦画監督の作品って地上波でほとんど流れないのも問題だと思う。
日本の地上波ではムリだよ。深夜に流れるだけまだマシだよ。
>是枝監督作品なら、プライムタイムでも十分大丈夫だと思うのに、
ムリムリ。チャンネルを替えられるだけ。Nスペを撮ったことはあるけどね。
>何か最近、洋画も同じような作品しかやんないしさ。
ゴールデンの洋画は、完全に安全パイに走ってるから。最近の作品で、固く視聴率が
取れそうな作品しか放送しないよ。
地味なのは、深夜やBS・CSで見てくれ。ということだよ。本当は、NHKあた
りが、もっと日本の監督にいろいろ撮らせるべきなんだけどね。公共放送なんだから。
時々はやってますけどね。
365 :
名無シネマさん:03/09/02 23:16 ID:zj4Oiqlz
海外だと、BBCとかやってるよな。チャンネル4とか。
366 :
名無シネマさん:03/09/03 06:56 ID:LHfJhTsx
伊丹十三は良かったな。
なぜ死んだ。
坊やだからさ
368 :
363:03/09/03 08:10 ID:j8ycr/C5
>>364 > >是枝監督作品なら、プライムタイムでも十分大丈夫だと思うのに、
> ムリムリ。チャンネルを替えられるだけ。Nスペを撮ったことはあるけどね。
ダメかなぁ。ウケの良いモノばっかりやってたら、見てる方も退化しちゃうと思う。
映画だけじゃなく、TV番組も、最近、妙に退化しちゃってるし・・・。
> 地味なのは、深夜やBS・CSで見てくれ。ということだよ。本当は、NHKあた
> りが、もっと日本の監督にいろいろ撮らせるべきなんだけどね。公共放送なんだから。
> 時々はやってますけどね。
撮らせるって意味では、「サンダンス・NHK賞」かな。
でもあれ、国内監督に限って無いし、償金は「援助程度」だから、「撮らせる」って感じではないな。
ただ、NHK教育って映画は流さないまでも、河瀬直美のドキュメントとかたまーにやってる。
能とか演舞、芝居はやってるんだから、映画も積極的に放送して欲しいところ。
つか、民放がやらなすぎるわなぁ。
一応、うちはCS入ってるからビデオで見れないのも見れたりするんだけど、
地上波デジタルは多チャンネル化しないし、NHK以外の地上波に金つぎ込むな、ボケ、って感じ。
>>368 >ただ、NHK教育って映画は流さないまでも、河瀬直美のドキュメントとかたまーにやってる。
去年は、NHKとフジで市川崑がドラマを撮ったし、今年はNHKで黒沢清
たちの「朗読紀行」がありましたね。去年は篠崎や塩田もBSデジタルで撮
ったそうですし、TVでも、映画系の監督の仕事が時々はありますね。
仰りたいことはわかります。深夜枠・BS・CS・ケーブル等では、視聴者
層が限られますからね。それに、あれはあれで、放送量が膨大で見切れないし・・・。
地上波の普通の時間帯でも、自国の作家・作品をもっと大切に扱った方がい
いとは思います。とくに総合や教育は、もっとやってもいいかもしれないね。
オリがPなら、映画講座番組をやりたいですね。
例えば、山根貞男や佐藤忠男(以外でもいいけど)をホストに、毎週、映画
をやる番組ね。90年代日本映画とかテーマを決めて、毎週1本・1クール
13本流して、主な作品で流れを掴むようにするとか。ムリかな?
371 :
名無シネマさん:03/09/03 11:47 ID:3PzmBUYf
こないだ小栗で映画講座やってたね。
応用と基本がごちゃ混ぜで、分かりにくかったが、
ためにはなったよ。
372 :
名無シネマさん:03/09/04 14:31 ID:VDFg7TqL
もうちと観客に多角的なアンケートとってもいい気もする。
企業努力がもっと観客に届くようにしてもいいと思うね。
さすがにイメージCMうてとまでは言えんが。
映画館サービスのCMをテレビでもっとやってもいいと思う。
映画館のサービスの基準を知らせる必要ありでしょ。
それでなおかつ入場料高いか、問うてもよいのでは。
373 :
名無シネマさん:03/09/04 19:23 ID:tNC+AVAl
老人向けの題材を若者的にアレンジして公開ってどう?
『水戸黄門 MITOKOMON アメリカンジャーニー』とか、
『火曜サスペンス劇場 ザ・ムービー』とかもありか?
ガイシュツ?
>363
その事件に関してはググッても詳細がよく分からないんだよね。
監督が見ていないところで起こったことなら、助監督ともども
書類送検されたりするもんですかね?
375 :
名無シネマさん:03/09/04 20:36 ID:tNC+AVAl
国が金出さなきゃ、ダメかね。
376 :
名無シネマさん:03/09/04 20:41 ID:D8WCuk3r
作品内で使う服飾・車・小物関係を協賛から一歩進めて、広告料ガッポリとって儲けるというのはどうか。
エンドロールにアイテムの登場シーンを入れて、そこに企業名・商品名もデカデカと…
もう映画界で日本が頑張るの止めれば?
短所を無くすより長所伸ばしたほうがいいって。
別なところに力入れたほうがマシ。
「ドラゴン反吐」見たわ・・・・。
あのお、とってもおかしなことになってる・・・・邦画。
「ファイナルファンタジー」のCGは素晴らしい。
だけどそりゃ映画じゃないでしょ。
この作品もそう。美術は素晴らしい。
だけどそりゃ映画じゃないでしょ。
商売として成り立つのかもしれないけど。それでいいの?
「座頭市」に期待するわ。
379 :
名無シネマさん:03/09/05 00:09 ID:8PaM229n
邦画は、世界的には、日本の長所とされているのに?
上(ハリウッド)を見てるからだろ。
テレビは規制だらけになるから、映画で過激さが売れる時代が来るでしょ。
そこをどうつかむかだね。
『BR』とか『偶然にも最悪な少年』とか、そこらでしょ。
時代を掴み損ねるなよ、邦画界、頼むぜ。
>>379 過激っつっても、つまんなきゃ仕方ないと思う。
昔、「オールナイトロング」「追悼のざわめき」とか見に行ったけど、
正直、「金返せ」って感じだったな。
シネコンがあるのに同じ値段で見せてる老朽化した地方の映画館とか、
もちっと値段下げて欲しいな。
381 :
名無シネマさん:03/09/05 00:29 ID:8PaM229n
ミシュランみたいに、映画館格付けとかやれば、
映画館のサービスも上がる?
フランスでは、これでかなりレストランのサービス良くなったそうだし。
これなら、今なら、ネットで出来そうじゃね?
誰かこういうページ立ち上げない?
ていうか、すでにありそうだな。
382 :
名無シネマさん:03/09/05 01:00 ID:YMP/dpdI
383 :
名無シネマさん:03/09/05 01:07 ID:4T/fr7qO
>>381 映画館の評価以前に、日本って映画に対する評価もまともにしてないよね。
せいぜい、動員数くらいで。
米国だと、新聞、テレビでも「見に行くべし」「見なくて良い」とか、
きちんと評価してて驚く。
そーいう「面白いモノの紹介」を前提に、
「それをきちんとした場所で見せる」ってのをやっていけば、
邦画の「地味ながら面白い世界」ってのもわかると思うんだけどな。
全て「ゴージャス」に向かったって仕方ないし。
その為にも、ゴージャスで無いモノの楽しみ方をするには、
値段も「非ゴージャスな設定も有り」のが当然なんだけど、そーいうのが無いからなぁ。
むしろ、地方のボロ映画館よりシネコンのがサービス日多いしさ・・・レイトショーも安いし
メインが自宅鑑賞になりつつあるから、今更こっちに力入れても仕方ないのかな。
384 :
名無シネマさん:03/09/05 01:15 ID:8PaM229n
>>382
やっぱ、あるんだ。
ドーモです。
映画CMのナレーションする映画評論家。
終わってるよ。
386 :
名無シネマさん:03/09/05 01:56 ID:0aq8O6es
おかまにマジレスかよ
387 :
名無シネマさん:03/09/05 01:58 ID:h2xIyNWs
邦画の作り手には、予算に見合った映画というものを考えて貰いたいな。
あれもやりたいこれもやりたいとアイデアを拡げていくのではなく、制約の中でいかに表現するかにもっとアイデアを捻って貰いたい。
例は洋画になるが「CUBE」なんて殆どワンセットに近い作りの中に、あれだけ壮大な世界観を表現をしているワケで…人間の一生を描くのに、波瀾万丈の人生物語を作らなければならないワケではない。
そこが映画の面白さだと思うのだが…
388 :
?@:03/09/05 02:07 ID:b3XyPbK6
無骨な邦画だったら…最近三池がよう撮ってるなぁ。武智と組んだ時に。
「二人プログラムピクチャー」とか言われてたなw
アウトローものとしてもロックストックやらより遥かに面白い。
極妻?正直、目も当てられない…。
映画監督に二時間モノのスペシャルドラマとか連ドラを任せてみれば?
黒沢もやったでしょ。三池もSABUとか水サスとか。
日テレの月10とか半分諦めてるからもってこいじゃない?
あ、濱マイクやってこけたか…。
389 :
名無シネマさん:03/09/05 03:00 ID:Jc7CgZPi
>>388 三池は頑張ってるけど、昔のような「名画座」が無いので、上映終了後は、作品がす
ぐビデオ・DVD・TV放映に直行してしまう。
70年代までは、映画は、ロードショー後のセカンドランで観るファンが支えるものだった。
別に映画マニアに限らず、ヒマ潰しに入る客も含めてね。
邦画では無いけど、80年代でも「ブレードランナー」は、ファーストランではイ
マイチで、セカンドラン以降、支持が広がっていったとされる。
そうした「ファンが育てる」作品が、ロードショーメインの現在の興行形態では成立しに
くいんだよな・・・。しかも封切り料金は高い。邦画衰退の一因はここにもあると思う。
390 :
名無シネマさん:03/09/05 03:03 ID:Jc7CgZPi
>映画監督に二時間モノのスペシャルドラマとか連ドラを任せてみれば?
昔はまだ良かったけど、現在のTV界では、映画系の監督の大半は、下請け扱いだよ。
例外もあるけど。かつての名監督も、ダメ作品を連発してるでしょ? 腕が
鈍ったというより、好きに撮れないんだよ。
むしろ、TV育ちのベテラン演出家(鴨下信一・杉田成道とか、そういうクラス)
の方が自由は利く。本広あたりも、もう自由が利くんじゃない?
・・・オリは好きじゃないけどさ。
391 :
?@:03/09/05 04:24 ID:Z0L6sNY8
今、日本の映像文化の中心ってTVだもんな…どう考えても。
>>391 そのテレビ(地上波)自体も質が悪いから、どーにもならんね。
邦画配給会社もそーだったけど、
規制がらみでやってるトコは、肥大も早いけど衰退も早い。
肥大した後だからこそ、巻き込まれる被害も甚大。
日本に外資系シネコン入ってこなかったら、きっと、終わってたしな。
好き嫌いはあるだろうけど、北村は面白い存在だね。
ビッグマウスすぎるが。
394 :
名無シネマさん:03/09/05 13:08 ID:o2doOGrq
テレビは乳首ダメ、毛ダメ、流血ダメ。
ついでに下着もアウトにしちゃえ。
映画は具もOK。
これじゃだめかなあ。
ところで、映画監督が撮ったドラマといえば、去年、ドラマ板では、水谷豊の「相棒」
(メイン監督=和泉聖治)が受けていた。
「相棒」は、映画的ハッタリバリバリの土ワイ版は、まあまあ面白かったと思う。
和泉が、アメリカ映画のハッタリを相当、研究していることはミエミエだった。
でも・・・シリーズ版は全然ダメだと思う。でも受けてる・・・視聴率も悪くなかったらしい。
「相棒」に限らず、あの板を見ると、何が世間で受けているのか、よくわからなくなる。
うーん。ああいうのがいいの?
ところで、今夜のフジの「ほんとにあった怖い話3」は鶴田法男だが、鶴田はテレビ
育ちのカメラマンと組むとまるでダメなので自分は観ない。
スタッフロールから判断すると、このシリーズでは、鶴田はテレビメインのクルー
と組んでいるようだが、やはりテンポがチグハグだね。
なぜ、映画経験も豊富なスタッフで現場を組ませないのか? 鶴田氏は、1のとき、
一面識も無いフジのPに呼ばれて、「実話恐怖なら鶴田さん」とこの企画を振られ
て感激したらしいが、魂まで売ることはない(w
397 :
名無シネマさん:03/09/05 13:46 ID:uUl+1LjO
プロデューサーが、スタッフ組むのは映画でもテレビでも常識。
ようするに、スタッフを見れる、映画や映像で物語るとはどういうことか、
ということに取り組んでいるプロデューサーが減ったということだろう。
アメリカさえ、その傾向はある。
自分でプロデュースする監督が多いのはそのせいでは?
>>397 そうだよねえ。鶴田氏みたいに、テレビでも映画的演出をしたい監督に、テ
レビの人を噛ませちゃいけないよねえ。
確か、1が99年で、2が00年かな? 3年振りか? 絶対、鶴田氏は満
足していないと思うんだけど、なぜ仕事を受けるのだろうか。
399 :
名無シネマさん:03/09/05 14:43 ID:uUl+1LjO
映画じゃ食えねぇからだな。
日本の映像の王道は、テレビだから、
映画的が、実は外道。
痛すぎる。
400 :
名無シネマさん:03/09/05 17:55 ID:1wA+k7bs
一般的に、日本の映画監督っていって、誰の名前が挙がるのか?
とりあえず、存命で。
北野武
井筒和幸
401 :
名無シネマさん:03/09/05 19:23 ID:Wc+FFDFw
>>400 君、このスレでも読んでちょっと勉強しなさい
402 :
名無シネマさん:03/09/05 19:28 ID:1wA+k7bs
>>401
アンケート取っちゃダメ?
存命で、一般的に受け入れられている監督って多くないはず。
ていうか、海外の監督だって、どれほどか…。
403 :
名無シネマさん:03/09/05 21:05 ID:HV6MPOoq
私、最近になってよーやく分かってきたけど、
映画監督の寿命ってせいぜい20年かな?って(デビュー年齢関係なく)。
それに現在、
>>400の言うように「誰の名前が挙がるのか?」と言うと
考えてしまう。
軽くポンポンと作れるような状況がないから、
体力的、精神的、経済的によほど特殊じゃないと消えてしまう。
黒沢明なんて一番良い時代に20年。でもその後は特殊なケースのように思います。
そういう面ではサイなんて偉い。でもこれも特殊なケースかもしれない。
サイなんて這いずり回って作ってる代表のような気がする。
404 :
名無シネマさん:03/09/05 21:53 ID:1wA+k7bs
山本監督
405 :
名無シネマさん:03/09/05 23:34 ID:HV6MPOoq
406 :
名無シネマさん:03/09/06 00:47 ID:6pgpuR9I
>>388 三池が撮ったテレ東の2時間ワイドは面白かった。
確か「パートタイム探偵」っていうタイトルだったと思う。
シリーズ化になるかと期待してたんだけど、今のところ
その気配がなくて残念。
あと、フジの2時間ワイドで「京都女優」シリーズをやってると、
つい見てしまう。「蒲田行進曲」のテーマで内容5割増しだし。
このシリーズはドラマそのもののセットより、ドラマの中に出てくる
映画のセットの方が100倍くらい豪華っていうのもイイ。
監督の関本郁夫(だったと思うけど間違ってたらスマソ)も
ドラマを撮ってるときよりドラマの中の映画を撮ってるときのほうが
気合い入ってるw
407 :
名無シネマさん:03/09/06 00:53 ID:fT23QqIZ
一般的に、三池は監督として、認識されてますか?
黒沢、塚本は?
408 :
名無シネマさん:03/09/06 01:43 ID:p4DgLSBr
いわゆる巨匠と呼ばれている日本人の作る映画は
ことごとくジジババ向け。世界で受けてるアニメは子供向け。
若い大人が楽しめる邦画がない。
409 :
名無シネマさん:03/09/06 01:56 ID:fT23QqIZ
宮崎駿
高畑
押井
監督って言っても分かるよな…。
410 :
?@:03/09/06 04:26 ID:gNAawmid
今現在だと監督と聞いて真っ先に来るのはたけしと宮崎駿だろうね。
個人的には黒沢清・三池崇史・中田秀夫
だなぁ。コンスタントに(三池は過剰に)撮ってるし。
この人達はがんがん大作を撮ってなきゃおかしい気がするな…
でも王道って感じじゃないんだよな。ちょっと脇に逸れて、変な映画撮ってる感じ。
大予算で超有名な俳優使って、変な映画を撮るというバーホーベンとかシャマランみたいな。
まぁたけしも宮崎もネームバリューの割には中心にいるって感じは全然しないけど。
あれだな、日本映画界の問題はドーナツ化現象にあるな。周縁は充実してるけどコアがない。
411 :
名無シネマさん:03/09/06 05:38 ID:S3AaBgrv
>>410 >あれだな、日本映画界の問題はドーナツ化現象にあるな。周縁は充実してるけどコアがない。
うまいこと言うねえ。単館系からメジャーまで、周縁の面白さはある。でもコアが無い。
でも、コアを撮るにふさわしい監督もいないものね。ベテランの澤井信一郎
あたりも、モー娘映画を撮ってる始末。降旗康男とかがコアか? といったら違う(w
撮りそうだった周防正行は脱落したし、割と作品が入ってる滝田洋二郎・大森
一樹・行定勲・阪本順治・矢口史靖とかも、コアじゃないものね。
でも中田氏はハリウッドに行くらしいよ。
412 :
名無シネマさん:03/09/06 09:36 ID:HIeMGssH
ストレートありきの変化球だよな。
では日本のストレートって…。(ハリウッド系映画はとりあえず置いといて)
テレビか…。それとアニメか…。
そんで、『踊る2』と『千と千尋』か。
賞歴と収入実績で言っても、宮崎はストレートなのでは?
なんにしろ、邦画自体が変化球なのか…。
ただ、アメリカでも監督の名で観るのは25%だって、アンケートがあったな。
413 :
名無シネマさん:03/09/06 11:58 ID:VO/vNYc9
一般的に名前の知れてるのは、
北野武、宮崎駿、高畑勲、市川昆、今村昌平、山田洋次、
大林宣彦、井筒和幸、岩井俊二、行定勲、周防正行、矢口史靖
大森一樹、森田芳光、
ってとこでしょ。
414 :
名無シネマさん:03/09/06 12:03 ID:HIeMGssH
篠田正浩あたりも入りそうだ。
にしても、興行成績上位作品の監督が一人(宮崎)ってのが、
中心の無さを感じさせる。
降旗、本広は監督では、いまいちということか。
415 :
名無シネマさん:03/09/06 12:39 ID:kZB16Fdc
413>
金子修介、堤幸彦は入りませんか?
416 :
名無シネマさん:03/09/06 17:21 ID:VO/vNYc9
金子修介はおそらく一般的に知られてない気がする。
大友克洋や押井守と同じ匂いがするのは俺だけかな?
堤は旬だから入るかも。
417 :
名無シネマさん:03/09/06 18:54 ID:M9LCY0rl
>>416 金子はプログラムピクチャーが多いから、
どっちかってと「意識されない裏方」って感じなのかな。
位置的には大林、井筒あたりなんだろうけど、地味だな。
作品は結構好きだけどさ。
そーいや、
>>413に崔洋一が抜けてる。
地味なとこでは、是枝裕和、河瀬直美とか「国際映画賞」組も入ってくるんじゃないかな。
森田の光和インターナショナルは、アニメ・Vシネも製作してるから、
結構、頑張ってるように思う。
418 :
名無シネマさん:03/09/06 19:07 ID:VO/vNYc9
しまった大島渚御大を忘れてた…。
生きてるの忘れてた。
419 :
:03/09/06 19:25 ID:I8CIDn6Y
新藤兼人
420 :
名無シネマさん :03/09/06 20:00 ID:AFLqbkjZ
80年代の金がある時期に全く人を育てなかったのが悪い
マスプロでもいいから、クリエイター養成を大規模にやっておけば
その後、サブカルで活躍するような人材が映画界に流れてたかもしれないのに
421 :
名無シネマさん:03/09/06 20:50 ID:2vqimMck
邦画界に、先を見る目がれば、こんな事態にはなってない。
ずっと、自転車操業だ。
422 :
名無シネマさん:03/09/06 21:39 ID:C2Ih+nqg
>>413 滝田洋二郎も忘れられてる。。。
監督としての知名度は低いかもしれないけど、
貴重な娯楽映画の担い手だと思う。
423 :
名無シネマさん:03/09/06 21:42 ID:C2Ih+nqg
>>417 >どっちかってと「意識されない裏方」って感じなのかな。
望月六郎もこの範疇か。
一度でいいから望月にメジャーで撮ってほしいよ。
424 :
名無シネマさん:03/09/06 23:08 ID:2vqimMck
海外賞組の実績で言えば、三池、黒沢、塚本、青山だって入る…だろうか?
サイ洋一、三谷は?
異業種監督で、有名でも一本だけだとダメだよな…。
石井竜也も入れるの?
425 :
名無シネマさん:03/09/06 23:28 ID:0I3MLfwL
上に出た監督に年一本撮らせるだけで、
毎月何本か、面白いのが見られるような計算になるんだけどなあ。
俺地方に住んでるから、単館系の情報一切無かったりするし。
地上波が絡めばてっとり早いんだろうけど、
当たり外れが大きいしなぁ。
まあ、ジブリは日テレと提携してるから、上手く回ってる気もするけど。
426 :
名無シネマさん:03/09/06 23:44 ID:cmMRqwDJ
SOGOと克人のW石井もよろしく!
427 :
名無シネマさん:03/09/07 00:07 ID:ATMSsGhg
時代劇なら観に行くよ。
「たそがれ〜」みたいな正統派から、
「あずみ」みたいなイロモノまで、時代劇は面白い!
やっぱり日本人ならチャンバラとサムライだよな、それに世界でもこの
二つだけは通用するし。
最近の邦画はテレビドラマを2時間に伸ばしただけみたいなものばっかりだ
430 :
名無シネマさん:03/09/07 00:26 ID:98SBm3eB
日本の全監督で時代劇大会だ!
431 :
?@:03/09/07 01:41 ID:Qm8nl4Od
時代劇といえば三池が岡田以蔵の映画撮るよ。
「IZO 不条理の鬼人」っての。キャストが凄いよー。
一般に日本製品といえば、安くて良い品質が売り
ところが映画に関しては、高い割にはおもしろい作品が少ない
せめて洋画の半額ぐらいなら見に行くのだが・・
チャンバラ映画って衣装・メイクだけで金かかりそうだしなぁ。
あと、京都撮影所とかだと、古いしきたりが一杯あるみたいで、大変そうだし。
相良晴子が時代劇ドラマに出るとき、あちこちにお菓子配って歩いたとか言ってた。
まあ、そういう枠を越えて作ったはずの
中野のサムライフィクション、赤影が糞映画だったのもきついか。
434 :
名無シネマさん:03/09/07 02:58 ID:EuR/XtPg
そういえば松竹がちょっと?前に京都映画塾や鎌倉映画塾なんてのを撮影所に作って
新人育成に力いれてたような・・・今はもうないけどね。
奥山父子が追放されるまではシネマジャパネスクなんてのがあって
松竹もなんとかがんばってたとは思う。
(結果が伴ってはなかったが)
そういえば大船閉鎖の時に新木場に新撮影所建設って言ってたけど
どうなったんだろう・・・・・誰か知らない??
>>411 >ベテランの澤井信一郎
>あたりも、モー娘映画を撮ってる始末。
モー娘映画を撮ること自体は、職人澤井にふさわしいんじゃないの?
始末もクソも、そういう風に注文をこなす人だと思うが。
ただ、問題は、モー娘映画が昔のひばり映画のように、映画を生み出す
撮影所映画っていう体制ができてないってことで。そこが、コアの欠損。
>>435 澤井氏のことなので、ブツブツ言いながら、アイドルにダメ出しを繰り返している
ことでしょうけどね。
ただ、アイドル映画に限らず、澤井氏が撮れるであろう、往年のプログラム・ピクチャー
や大作のいい側面を引き継いだ企画は、現在、デキ以前に本当に当たりにくい。
監督個人の才能の次元を超えた問題があるんですよね。
まあ邦画も小さい規模ではいいモノが沢山ありますよ。しかし、今の観客は、TVの
連ドラや、ハリウッドメジャーの派手な演出に慣れてしまってますからね。
これを惹きつけるのは本当にタイヘンだと思います。
437 :
名無シネマさん:03/09/07 10:52 ID:/hVXKNyA
10億クラスの作品が、もう少し面白かったら、徐々に復活するのでは?
今年は邦画は実写だけで、興行収入250億円越えだ。
そのうち150億円は『踊る2』だが…
438 :
名無シネマさん:03/09/07 22:53 ID:E9MrYx5B
>>436 >大作のいい側面を引き継いだ企画は、現在、デキ以前に本当に当たりにくい。
なぜでつか?
>監督個人の才能の次元を超えた問題があるんですよね。
問題とは何でつか?
439 :
名無シネマさん:03/09/08 03:07 ID:B6N0bshW
431>
以前大阪でやったインデ映画祭のゲストに来た三池監督が
「誰も見たことのないような、それでいて王道のチャンバラを撮りたい」
と言っていたので期待ですね。
三池監督がたけしの「座頭市」をどう思ってるのか気になるなあ。
440 :
名無シネマさん:03/09/08 03:13 ID:FA4L+8Qt
「オレの方が上だぜ。キャストがね」くらいのことは三池監督も
言うんじゃないの。
>>413-419 他、新藤、滝田、望月。
に加えて、松岡錠司、橋口亮輔、古厩智之辺りも入るかな。
どっちかってと、テレビ、ビデオクリップ、CMからの異業種監督よりも、
映画畑の監督の作品のが見たいな。
まあ、異業種の方が売り易いんだろうけど・・・
今さらだが、井筒みたいな考え方の監督が淘汰されることが
なにより緊急の課題だと思うが。
エンターテインメントのワクを絞りすぎ。それで独りよがりな映画を
作って観客から金を取る。大間違い。
当たったものが正解であり正義だろ。
443 :
名無シネマさん:03/09/08 05:04 ID:1YHTF7xq
>>442 意味がわからない。
> 今さらだが、井筒みたいな考え方の監督が淘汰されることが
> なにより緊急の課題だと思うが。
> エンターテインメントのワクを絞りすぎ。それで独りよがりな映画を
> 作って観客から金を取る。大間違い。
井筒とは、「エンタの枠を絞りすぎて独りよがりな監督」であり、
それを「淘汰すべき」というのか?淘汰?ま、いーや。
井筒の描写自体誤りと思うけど、まあ、そんな監督としても、
じゃあ、三池、森田、大島とかは、そんな監督じゃないのかな?
映画監督の本来のあり方は「作家性」だから、別に、どんな人がやってても構わないと思うし、
井筒が居なくなったら別の人が撮れるようになるか?ってなると、そうでもないだろう。
井筒は自身がタレント化しつつ、むしろ、邦画に目を向けさせようとしてるようにも思えるけどな。
> 当たったものが正解であり正義だろ。
まあ、それだと、北野映画を始め、作家性を強調した現在の監督達は全滅だろうな。
「当たったモノが『正解』であり『正義』」とか単純なもんじゃないのは、
文学もゲームも一緒だと思うが。
大当たりする映画も必要だし、外れの映画も必要、
いずれにしても、「数」がなければ、バラエティの欠如した作品しか出ないよ。
売れ線目的に徹した「Vシネ」路線ばっかでも困るだろうに・・・<Vシネの面白さは別
単なる「踊る大捜査線」オタの呟きなのだろうか。
釣られたのだろうか。
結果としては、「莫大な利益」をレコード会社他にもたらしてるんだろうけど、
桑田、カールスモーキー石井、小田和正なんてのが映画作ってた方が、
とっても「無駄」だと思うけどね。
それはそれで、俺的には「有り」なんだけど。
俺が見ないだけだから。
>>438 今の映画興行は、単館もメジャーも、どんどんイベント性優先になっている
んだよね。今の客は映画の中身を観に来るんじゃない。
「踊る大捜査線」というイベントを体験しに来るんだよ。極論すれば、つまらなくてもいい(!?)
プロデュースの次点で決まっていて、演出なんか誰も見ていない。角川映画でも、振り返る
と、全然中身はあったよ。澤井みたいに、あくまで「映画」を撮りたい人には受難だよね。
>>444 あれらは、ミュージシャン自作のイメージ・ビデオみたいなものだから、「映画」
ではないでしょう。本人たちは「映画」だと思っているのかな?
付記。
>プロデュースの次点で決まっていて
要するに、どういうパッケージで売るかという時点で決まっている訳ですよね。
もちろんどう売るかも含めた企画は大事ですよ。角川春樹もジブリもそうしてきた。
しかし、「踊る」は明らかに異質だよね・・・。パッケージしかない。
>>445-446 アニメを除いた、以前の動員記録が「南極物語」だと知って、
「どーでもいーか」とは思ったけど(w
邦画に興味を持つ人が増えれば、それだけでも良いと思う。
フジって割とコンスタントに映画作ってたりもするしなぁ・・・。
その分、外れも多いから、「踊る〜」くらいで当てて貰った方がいい。
他局のテレビドラマの映画化はほぼ全滅してるからなおさら。
敢えて提言するなら、まともな映画監督を使ってプロデュースせい!
ってくらいかな。
「踊る大捜査線」を、三池、阪本、森田、金子・・・とかで見れたらどんなに幸せか。
局の現場は金有るし(w
>>447 >「踊る大捜査線」を、三池、阪本、森田、金子・・・とかで見れたらどんなに幸せか。
ただな・・・こいつらが「映画」として演出したら、ヒットしないかもしれないのだ!?
あくまで本広が、TVの延長上のテンポでやるから客に受けるのかも・・・すると「映画」って何?
まったく関係ないが、数年前、長谷川和彦はフジの河合真也氏に「ゴジさん、撮りたい
でしょう」と言われて、企画に入ったそうだ。
そう、噂のあった「ループ」や「連合赤軍」だよ。もちろん流したけど(w
ゴジさんもフジのプロデュースで大々的に復帰できた可能性もあったんだけどな・・・。
>あくまで本広が、TVの延長上のテンポでやるから客に受けるのかも・・・すると「映画」って何?
そう。
興行も含めて、映画ってものの本質が、
根本的なところから変質しているような気がする。
最近の邦画は映画と言うよりもイベントなんだよな。
売れるイベント、売れないイベント、そう考えると分かりやすい。
450 :
名無シネマさん:03/09/09 04:34 ID:STVa1jbK
俺は映画はイベントでいいと思ってる。
ハリウッド映画だってそうじゃない?
とりあえず爆発がある、派手なアクションがある、
きれいなお姉さんやカッコいい兄さんや渋い親父が居る。
ソコに太刀打ちできないってのが邦画の悲しいところであって、
あんまり若い人が行きたがらない部分じゃないかと。
踊る〜はちょっとドラマの延長過ぎたけど、
座頭市はわりとよかったよ。
「スゲーチャンバラが強くてスゲー血が出てもう大変!」
ってイベント性があったと思う。
映画ってそんな肩肘張って見に行く人、少ないと思うよ。
>>449 まあ、イベントだけど昔から客の入る映画は映画ファンや評論家から高い評価をもらえないし、賞も取れないよ。
評価と興行が一致する映画なんて宮崎アニメしかないよ、あとは全盛期の黒澤くらいか。
キネマ旬報全史見れば分かるけど、興行ベスト5とキネ旬ベスト5の両方に入ってる作品なんて数えるほどしかない。
最近だと「Shall we dance?」が珍しくその例だけど。
452 :
名無シネマさん:03/09/09 07:25 ID:UwqMsIU+
とりあえず
攻めない所に発展は無い
「三池崇史」
『奇想映像作家』と呼びたい。矢継ぎ早の奇想映像で、観客を画面に釘付けに
する。その才能といい、生産性といい、日本で一番の監督であろう。
しかし、『奇想映像の連発』は飽きるのも早い。90分以内の映画が望ましい。
その多作と質の維持は、一時期のジョン・ウーを思わせるが、カルト臭がどん
どん強くなっているので、ハリウッドのプロデューサーには嫌われてるだろう。
「堤幸彦」
プチ三池崇史。やはり奇想映像の連発によって観客を画面に注目させる。三池との
違いは、その軸足がギャグにあるということ。テレビ的なコントこそ、映画の基本、
というある意味「真実」をわかってる人。
今の日本では「早く撮れる=安く撮れる」ということなので、早撮りのできる三池
や堤が、非常に売れっ子になる。じっくり大作を撮れる才能もあるのに、そうできない
のは、じっくり彼らに付き合おうとするプロデューサーや企画が無いからだろう。
455 :
名無シネマさん:03/09/09 15:30 ID:SoMKYXi7
456 :
名無シネマさん:03/09/09 15:32 ID:mF5MNHC4
もういい加減さ、三池を「奇想」とか「奇抜」で語るのやめようや。
それは一面にしか過ぎないんだから。
あと堤。こいつは完全に雇われ仕事の方がいい仕事する。
映画では常に「逃げ」の姿勢で駄作ばかりという印象。
じっくり付き合うとボロが出ると思う。
映画はイベントで大いに結構。
ただ、今と前と違うのは、例えばイベントであった「日本沈没」公開時、
題名忘れたけどフランキー堺の喜劇が併映だったり、
その頃はまだ映画=作品 興行=作品公開 という意識があった。
今違うでしょ。イベントにならなかったら「価値がない」みたいな。
「13階段」がおおこけ(作品評価は別として、私は評価低い)。
けっこう売って(宣伝して)たはずだけど、おおこけ。
そりゃそうだ。イベントにならないあの映画。
昨今、ビデオ・DVDが発売されて、初めて見る人もいるはずなのに、
作品板ではまるで無視。
今はイベントが出来なきゃ映画監督、映画製作者でないような
オール・オア・ナッシング(この言葉嫌いだけど)のような雰囲気がある。
459 :
名無シネマさん:03/09/09 21:01 ID:1AgHOTm0
「日本沈没」で思い出したけど、
あの時代、あの映画はイベントとして製作されたわけじゃない。
良い原作をしっかり作って(作品評価は別)、正攻法に宣伝し、で、当たった。
イベントだったら併映なんていらない。
「日本沈没」は撮影所システムで映画作品を作って、ブロックブッキングで公開、
当たってシメシメ、というものだった。
今それが通用しない。
460 :
名無シネマさん:03/09/09 21:03 ID:1AgHOTm0
「リング」がヒットしたのは、
続編の「らせん」と同時上映だったからという要素が強いと思う。
過去のブロックブッキング興行形態を逆手に取った。
一瀬ってそういうところけっこう上手い(へタもあるけど)。
>>458 今考えると、角川や奥村はその辺上手かったね。
嫌いな人には徹底的に嫌われていたけど。
やっぱ映画界にはあーゆー人達も絶対必要だぜ。
ありゃ、「奥村」じゃねえ「奥山」か(w
失礼しますた。
463 :
名無シネマさん:03/09/10 16:23 ID:Px+zPGsq
ところでpv出身が映画撮るとことごとく女優のpvになっちゃうのはどうしてでしょう。
464 :
名無シネマさん:03/09/10 17:04 ID:I7mKeVQz
>>463 「映像作家」と「映画作家」ってやっぱり違うからね。
映像を面白おかしくいじくれるのもそれで才能だと思うんだけれど、
本来映画の良さって別のところにあるもんだよね。
しかしながら「踊る〜」が大ヒットし、「ゲロッパ」が酷評されているのを見ると、
日本で「映画」を作るという発想自体井筒ともども古臭いのかもしれんな。
なんというか「映画」を作りながら大衆の支持も受けた伊丹十三の死ってのは
大きいな。「ゲロッパ」を他の映画と比べようとしても比べるものがない。
伊丹が生きてたらまだヒット作を作れたかは気になるところだな。
レイチェル・カーソン。アメリカ・ペンシルバニア州スプリングデール生まれ。幼少から作家を夢みていたが大学進学期、生物学に触れることにより進路の変更を。
大学院夏期研修でウッズホール海洋研究所で海と出会い、海洋生物学者の道を歩むことになる。
父の死をきっかけに政府機関に就職、その時書いた「われらをめぐる海」がベストセラーになり文筆業に専念するようになる。
1964年ワシントン郊外シルバースプリングで死去。享年56才。
http://www.39001.com/cgi-bin/cpc/gateway.cgi?id=cool
466 :
名無シネマさん:03/09/10 17:27 ID:/8+ZOJkA
大谷健太郎を忘れちゃ困る!
468 :
名無シネマさん:03/09/16 09:03 ID:/xGBzM4o
age
469 :
名無シネマさん:03/09/17 11:07 ID:TNSZTveJ
ソニー・ピクチャーズが、「S.W.A.T.」)で、中学1年生を対象に
無料興行を実施するとのこと! 素晴らスィーー!!!
きっかけは、映連などで構成する映画市場調査委員会が昨夏に行った出口調査
で、10〜14歳の動員率がわずか1・3%だったこと。中でも中学1年生は、
小遣いの用途のほとんどがゲームや携帯電話。映画もビデオ・DVDが主流
だが、ソニーは保護者同伴ではなく友人らと映画館に行き始める年齢である
ことに着目!
中1限定とはいえ劇場窓口で生徒手帳などを見せれば無料というのは
究極の“価格破壊”。現在、全国約200館が実施予定!
年齢拡大キボヌ!!。 他社も追随スベシ!!
>>469 200館って意味で200スクリーンじゃないよね。
せめて中学生は誰でもに広げるべきじゃないかな。
そのかわり親同伴の場合は金取るとか。
471 :
名無シネマさん:03/09/17 23:19 ID:fuo8T8Rd
龍頭でまた邦画が一歩後退した
「踊る2」が公開2ヶ月で興収151億円を突破、東宝は経常利益86億円に
上方修正。
473 :
名無シネマさん:03/09/21 15:54 ID:9MdoK7fA
阪神が選手を入れ替えて(26人だっけ?)復活したように
邦画界も人を入れ替えて新しい血をどんどんいれないとダメや。
474 :
名無シネマさん:03/09/22 18:48 ID:V2j4UBvK
日本の映画業界は映画人ではなく映像人が多い。
475 :
名無シネマさん:03/09/22 19:04 ID:CXv4FvP4
映画っていっても今は広告代理店の営業活動の
一貫みたいになってるでしょ。
476 :
名無シネマさん:03/09/22 20:16 ID:TqGzSEMw
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.casinoglamour.com/~14ts/japanese/
477 :
名無シネマさん:03/09/22 22:20 ID:VFdq048D
なんで日本映画ってやる前から絶対コケるってわかるような企画ばっかし立てんだろ。
素人だって予測つくのに。マーケティングに関して無知無能、不勉強としか言いようがないね。
「からおけ」とか「温泉ピンポン」とかさぁ。タイトル聞いただけで貧乏臭くて萎えちゃうよ。
誰が1800円も出そうって気になる?タダでもいらないよ。交通費がもったいない。
TVでやってても見る気しなかったね。マニアは別として一般人は同じ値段で金も手間もかかった
絢爛豪華なハリウッド作品やってたらそっちいっちゃうよ。内容はダメだったとしても
金かけてる分損したって気には最低限ならないもの。制作費小出しにしてセコい作品ばっかし作るんなら
貯金でもしとけ!
478 :
名無シネマさん:03/09/23 01:05 ID:w39BrAH9
>>463 日本の映画監督は人間を描くのは苦手だが人間を魅せるのは得意。
>>477 こけるような企画ばっか立ててる訳じゃないよ。
こけるような企画ばっか通るってだけ。
479 :
名無シネマさん:03/09/23 01:13 ID:h5TRw/No
何かさあ、制作サイドの体温が低いんだよ。意味無く熱くなれよ。
肉食え、肉。肉食わなきゃアメ公に勝てねえよ。
ちなみに「最後の活動屋」深作欣二監督を蝕んだ前立腺ガンの
原因の一つには肉の食べ過ぎが挙げられるそうだ。
死ぬまで熱かった深作も肉食ってたんだよ。肉食え、肉!
480 :
名無シネマさん:03/09/23 01:15 ID:+3//Jqz1
>477
はじめはしっかりしてるんだろうが、どんどん
進行するにしたがって、しょぼくなっていくというのが
現状のようだ。
貯金するったって、上映できる劇場かくほしてる以上は
それを埋めるための作品をつくらなければならない。
で、予算はかけられない。少ない予算で実現可能な企画。
で、確実に採算のとれそうなもの。
だから、スターや人気原作の使いまわしが激しくなる。
まあ「棒倒し」とか「ロボコン」とか「ミラーを吹く男」とか
ドキュメンタリーでもやれそうなものを映画にされても
つまんないんだけどね。
481 :
名無シネマさん:03/09/23 01:16 ID:+3//Jqz1
>477
はじめはしっかりしてるんだろうが、どんどん
進行するにしたがって、しょぼくなっていくというのが
現状のようだ。
貯金するったって、上映できる劇場かくほしてる以上は
それを埋めるための作品をつくらなければならない。
で、予算はかけられない。少ない予算で実現可能な企画。
で、確実に採算のとれそうなもの。
だから、スターや人気原作の使いまわしが激しくなる。
まあ「棒倒し」とか「ロボコン」とか「ミラーを吹く男」とか
ドキュメンタリーでもやれそうなものを映画にされても
つまんないんだけどね。
482 :
名無シネマさん:03/09/23 09:01 ID:mtQFUd3S
経済産業省がらみで金を出してもらう
これしかないっしょ。
韓国もそうだしさ。
あ でもその金アニメ業界にさらわれるかも(爆)
483 :
名無シネマさん:03/09/23 11:29 ID:1YCaRtwr
>>479 冗談みたく言ってるけど俺は一理あると思う。サッカーの試合見てても同じ
ことを感じる。なんていうかアスリートとか狩猟民族的な瞬発力やリズム感
が足りないんだ。農耕民族だからどうしてももっちゃりして平坦な撮り方に
なる。ワン・カットが異常に長かったりね。それが個性かもしんないけど
これからはダメだと思う。若い世代が狩猟民族化してきてるから。ちなみに
故黒澤 明監督は80歳過ぎてもステーキをばくばく食っていた。
484 :
名無シネマさん:03/09/23 23:22 ID:IMjDMFYU
別にアメリカ人や狩猟民族になりたくはない。
農耕民族が無理しても勝てないだろ。
世界最大の王国を作ったのは、アジア人だぞ。
だが彼らは、狩猟民族ではなく、放牧民族だ。
自分の血の中にリズムを信じられなくなっているヤツラの言葉に
踊れないね。
485 :
名無シネマさん:03/09/23 23:56 ID:+3//Jqz1
黒沢キヨシだっけ、ベテランかもしれんが
「映画はそれ自体があいまいなものなんです」とか
いってわけのわからん映画作ってたが。
こんなやつに映画取らすな。
486 :
名無シネマさん:03/09/24 00:13 ID:SR9CbFMj
キヨシ信者がいる限りキヨシは映画を撮ります
487 :
名無シネマさん:03/09/24 04:58 ID:WDDLMKFt
>>479 そうだそうだ!
とりあえず肉食ってアクション取れ!
座等市みたいなんでいいから、なんかキレのアルヤツ!
キルビルのパクリもとの国の意地を見せろ!
488 :
名無シネマさん:03/09/24 05:54 ID:EdatcEgM
>>479 >>483 確かに厳然と目に見えるスポーツの世界でははっきりわかるよね。100m走
とかの筋肉の瞬発力が勝負の世界ではほとんど黒人ばっかしとか。てことは
精神 芸術的感性にも違いが出るのかも。まあ肉食えばいい作品作れるってわけ
じゃないかもだけどw
もっと根深い遺伝子レベルの問題だろうね。もしかすると日本人って映画という
メディアで人々をエンターテインさせるのが元々不得手なのかもね。おもしろさも
西洋的基準でどうしても計られるしね。しかしアニメになると途端に才能全開になる
のは不思議なんだよな〜。
>>488 アニメ板の住人じゃないんで詳しくは知らないけど、
日本のアニメの系譜っと、手塚やときわ荘作家達漫画家に始まる、
ハリウッド映画の手法を漫画に取り入れて以来、ずっと独自進化してる。
その結果、能や歌舞伎的な「通(つう)」好みな層を育成(おたく化)するにあたって、
パワーが生まれたんじゃないかな。
で、能や歌舞伎、落語もそうだけど、パワーが段々「通の中で閉じた世界」になって、
独自文化は形成するけど、ちょっと一般化しづらい所に落ち着く。
今のアニメは、ジブリ以外は内に籠もってて、ちょっと妙な具合に走ってると思う。
映画は、パワーを発揮しかけたところで、ブロックブッキングで力を持つ配給会社が、
そのパワーを潰した結果、ATG、ディレカンみたいなパワーが上手く発散されなかった。
ってな感じにあるように思う。
邦画の再興を計るには、テレビドラマを若手映画監督に作らせる、ってのが良いと思うんだけど、
最近、テレビもちょっとおかしな方向に行ってるから、手詰まり、かな。
490 :
名無シネマさん:03/09/24 22:59 ID:6OVw9zI3
東北から集団就職で東京にやってきた中卒者たちが、今になって
「あれは東京の強制連行だった、都庁は賠償すろ!」と言って石原の板人形を焼き、
「東京都民は反省すろ!」と言ってあることないことケチをつけては「謝罪と賠償」、
「選挙権をよごさねのはとうほぐ差別だ」と言いつつ「住民票は実家のまま変える気はね」、
戦前、不作のときに親に吉原や玉ノ井へ売られた婆さまらが、
「慰安婦にされだ、東京は謝罪と賠償」と泣きわめいて寝っ転がり、
学校では「アテルイが鎌倉幕府を開ぎ、伊達政宗が江戸幕府を開いた、
明治維新は東北起源、東京は歴史捏造を止めろ」と教え、
そして修学旅行で仙台や盛岡にやってきた都内の生徒らに土下座させる地元民、
という状況がもしあったら、と想定すると、在日の主張の異常性が判る。
491 :
名無シネマさん:03/09/25 02:56 ID:jp6zQ10j
>>490 田舎出身だって選挙権は普通にあるし、田舎に帰るという選択肢もあるだろう
在日朝鮮人は日本語しかしゃべれないから、今さら朝鮮半島に帰るわけにいくまい
492 :
名無シネマさん:03/09/25 03:33 ID:gs8dg7U/
チョッパリは永久に謝罪するニダ<ヽ `∀´>
>>489 アニメも確かに変になってるね。
閉じてるってのは当たってるかも。
でも、今は供給過多で
趣味が細分化されすぎてるだけなのかもしれない。
結局、映画ってジャンルにもっと目を向けてもらう
何かがまず必要なのかな。
その、TV監督に撮らせるとか、ミニシアター系をもっと増やすとか。
ある日、邦画の鬼才が現れて、業界を引っ張りあげる…
なんてことは望めないかもしれないから。
494 :
名無シネマさん:03/09/25 05:58 ID:cIdzJKFP
よくよく考えると
これほど自国の映画に非協力な国って他にあんまり聞かないよなあ。
援助はおろか、制約の譲歩にさえろくに門戸を開くことすら許してくれないし。
こんな畑で鍬と種だけ渡して、いい野菜を作って商売しろってのも
けっこう酷な話だと思えてくる。
国民が自国の映画を見てくれないからなあ。
人口のたった1.3倍が映画人口で、邦画のシェアはその30%で更にその半分がアニメ。
韓国なんか日本の3分の1ちょっとの人口なのに、映画人口は一億人以上、
国産映画のシェアはその半分でアニメはほとんどない。
なんであの国はあんなに元気になったんだろう。ちょっと前まで日本よりひどかったらしいのだが。
496 :
名無シネマさん:03/09/25 09:34 ID:4XQL9KPp
>>494 一応、文化庁がかすかな援助をしてるっぽいんだけど、よくわかんないね。
たしか大林が座長の審議会みたいなのも数年前に出来てたと思うけど。
>>495 韓国は、輸出事業として映画を捉えてたっぽい。
日本の映画人口が少ないのは、値段のせいかな?
ビデオ人口は多そう。
2番館、3番館とか、東京でも90年代に激減したし、地方には存在しない(w
米国だと、3番館の値段、俺が行ってたトコ、2ドル50セントだから、
本当の意味で「暇潰し」に丁度良かった。
で、アカデミー賞なんて獲ると丁度上映してる映画館に人が一杯入ったり。
そーいや、日本アカデミー賞みたいな無意味な賞を運営してるのも問題だろうなぁ。
497 :
名無シネマさん:03/09/25 09:47 ID:D0zqrQfr
498 :
名無シネマさん:03/09/25 09:55 ID:D0zqrQfr
>>496 ほんとにかすかだね。大林がメンバーなのは
「映画振興に関する懇談会」あくまでも懇談会にとどまっている。
世界各国では、自国映画について様々な支援策を行っています。しかし日本では、
これまで通産省、文化庁が実施してきた奨励金制度、研修制度などの助成策は
一定の役割をはたしているものの、部分的なものであり、総合的な日本映画振興
政策とはいえません。最大の助成策と言われている「芸術文化振興基金」による
「製作活動」助成にしても、総額でわずか2億5,800万円(平成8年度)であり、
長編映画は9本・2億2,500万円(1本2,500万円)に止まっています。
1998年3月 映像三団体連絡会 (日本映像職能連合、日本俳優連合、映演共闘会議)
提案・日本映画振興基金
http://www.netlaputa.ne.jp/~ei-en/fund/f2.htm
499 :
名無シネマさん:03/09/25 09:57 ID:D0zqrQfr
>>488 >しかしアニメになると途端に才能全開になる
のは不思議なんだよな〜。
そう不思議なことではないと思う。全体に平面的なのっぺりした
展開になるのは版画以来の伝統じゃないのかな。日本人は、やっぱり
版画なんだよね。
アニメもそうだが、CMなどの短いものに力が発揮される。やたらと
細かいところで職人芸が生きるような風土に育てられるんだろうな。
501 :
名無シネマさん:03/09/25 12:01 ID:y2jKXk8y
>>500 なるほどね。うまいこと言ったね。「現代の浮世絵」ってわけか。
502 :
:03/09/25 17:43 ID:ZfeossTP
何か資料ないかな〜って思って
「邦画 復興」で検索したらこのスレがトップで出てきた・・・。
このスレの住人が日本映画の事一番考えているのだろうか・・・。
503 :
名無シネマさん:03/09/25 18:26 ID:ENgTmf5v
だとしたらプロの連中終わってるな。
ていうか今の日本でイイ方向に向かってることなんて一つもないもんね。
505 :
名無シネマさん:03/09/26 10:42 ID:+VfuTf9m
>>504 踊る大捜査線に人が入ってるのは良いことでしょ。
作品の出来不出来は別にして、何より「見て貰う」のが大切だから、
踊る〜を見て、他の邦画にも手を出すようになれば、しめたもの。
ウォーターボーイズもTV放映して以降、ドラマ化までされたし、
このタイミングで武の受賞もあるから、ちょっと風が吹いてるとは思う。
この風を生かすも殺すも、煽り専門テレビ局の仕事なんだけど、
そっちに期待できないところがちょっと辛い。
地上波民放で、若手(30代以下)監督特集週間とかやってくれるといいんだけど・・・
つけくわえると、井筒の「ハッタリ」もそれなりに良い影響力があると思うよ。
踊るに人が入るのはいいけど
そこで儲けたお金が映画に還元されないのは困る
508 :
:03/09/27 23:33 ID:qjVMK+g4
踊るの内容は別として
邦画もやり方しだいでは客入る事が証明されたんだからもっと頑張ってほしいね。
やっぱり映画はヒットすれば勝ちなのかな、邦画もついにそういう考え方
になってきたのか、でも大抵のヒット作って1回見ればもういいって感じ。
ヒットする娯楽作品も良し。単館系の芸術作品も良し。
多種多様な作品が観れる環境であればいいのさ。
そのために市場の拡大・安定のためのヒット作品は必要だけどね。
511 :
名無シネマさん:03/09/28 21:41 ID:LfKoalWq
国の保護? んなモンいらねーよ。
今年の邦画観たか?(特に大作系)。保護以前の問題だろ?
おかしな脚本、客のニーズを無視した作り。満足したのは座頭市ぐらいだよ。
これで国が保護なんかしたら、奈落の底。東映あたりは一回潰れた
ホウガいいよ。日本の観客は目が肥えてるし、面白い物を作れば、
それなりにヒットする。
邦画が信用を失ったのは、製作側だけの責任、自業自得。
あと、時代劇にR指定かける映倫はマジで死んでくれ。
512 :
名無シネマさん:03/09/30 17:07 ID:bKy1gjHS
>>502 >>503 映画会社自体が「邦画を復興させるにはどうする?」と考えているとは
とても思えない。洋画の配給で食っていければ、土地で食っていければ
と思っている、まちがいない。まちがいない。
石原都知事は映画会社よりかは考えている、まちがいない。まちがいない?
>>511 自業自得ではあるけど、自国語の映画を見る文化、ってのは、俺達のもんだからさぁ、
大手配給会社は糞だけど、頑張ってる奴らの支援はしたいじゃん?
>>512 バブルの頃、就職の会社説明会に東映へ行ったら、
もう、劇場空間を駐車場にして、とかの話しかしてなくて嫌になったよ。
(いや、実際は、向こうからも無視されるような人材な俺なんだけどさ)
学生で某アニメ映画化のTVイベントのバイトに行った時、
小さい広告代理店>大手子会社配給>大手配給>TV局
なんつう熱意の差があって笑った。
まあ、一番やる気だった下請けの人が大学の先輩だったってのが哀しいとこだが。
515 :
R:03/10/04 15:10 ID:+w9FS5U6
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031002-00000185-kyodo-ent ロケ撮影で規制緩和を 文化庁と警察など本格協議
映画振興のため、ロケーション撮影がしやすい環境を整えようと、
道路使用許可を出している警察庁などの関係省庁と映画関係者が規制緩和に向けて本格的に協議していくことになった。
文化庁が主催して今月24日に双方が出席する初めての会議を開き、海外と日本の映画を取り巻く環境の違いや、
文化としての映画の今後の在り方などについて話し合い、理解を深めてもらう考えだ。
出席するのは省庁側が警察庁のほか国土交通省、環境省で、映画関係者はロケ撮影を誘致し、
支援するフィルムコミッション58団体の代表のほか、山田洋次監督、
日本映画撮影監督協会の高村倉太郎名誉会長らが予定されている。
文化庁などによると、ロケ撮影で許諾が必要になる例としては、
道交法や河川法などに基づく道路使用や河川敷使用がある。
山中などに仮設小屋を建てたりする際の申請手続きは自然公園法に定められている。(共同通信)
[10月2日17時47分更新]
国家的な保護は不可欠です。
↑国の保護とはいぇねーな
517 :
R:03/10/04 23:21 ID:TWC5v1JE
…まあ、今までこういう動きがなかったのだから歓迎。
確か映画のフィルム保存施設もつくると新聞で読んだ。
ていうか過去レス全くよんでないで515は書き込んだんだが、
前の方で議論になったのかな。僕に煽る意思はないのですよ。
ただ、邦画がここまで斜陽だと国が保護するのは必要かなと前から思ってた。
もちろん表現の自由は保障されるべきで。
がんばれ文化庁
>>517 香港映画みたいに無許可で映画とって、
警察が来たら素早く逃げる、
見たいなバイタリティーも欲しいかも。
とはいえ、日本だと見つかると問題だから、やっぱ無理だな〜。
520 :
名無シネマさん:03/10/06 03:07 ID:X6cweszf
産経新聞:産経抄
http://www10.plala.or.jp/asamiy/200210.htm インタビュー嫌いで知られたジャン=リュック・ゴダール監督(七一)=第十四回高松宮
殿下記念世界文化賞受賞=の語る言葉にどきりとさせられた。「日本には日本映画は
存在していない」。それはまたどうしてか。「日本民族の顔が見えるような作品がないか
らだ」。
▼天皇陛下が受賞者と懇談されておたずねになった。「日本の映画監督で好きな人
はいますか」、ゴダール氏は溝口健二の名をあげて「『雨月物語』などを見ると、映像の
美しさに五分で涙が出てきます」と答えたそうだ。同氏が何をいおうとしているかわかる
気がする。
▼インタビューのさなか、ジャケットのポケットから短い鉛筆を一本取り出した。「ここに
鉛筆がある。でも鉛筆をもっても誰でもレンブラントのようには描けないのと同様、カメラ
を持てば誰でもスピルバーグのように撮れるというわけではない」。
▼いま映画の撮影や編集は一瞬のうちにすごいことができるようになった。CG(コンピ
ューター・グラフィックス)では図形や画像を自由に作ったり、変えたりする。またSFX映
画(スペシャル・エフェクツ=特殊効果)ではさまざまな特殊撮影技術も可能だ。
▼しかしゴダール氏は「それによって過去、現在、未来すべてがなくなってしまった」と
嘆いている。なるほど黒澤明監督の『七人の侍』で、激しい雨や、いななく馬や、切りむ
すぶ刀の音などがCGを駆使して作りだされたとしたら、胸を打つ映画にはなっていないだろう。
▼『勝手にしやがれ』以来、ゴダール監督は一貫して革新的で野心的な手法で映画を
つくってきた。しかし実は最新のハイテクには全く無縁であるという。映画づくりに対する
フランスの“職人の魂”が見えるような気がする。
あ、少し古い記事だったな。。。早まった。
>>519 日本も実は無許可撮影のが多い。
西部警察の撮影事故の現場も無許可だったでしょ?<駐車場だけど
>>522 私有地の撮影でなぜ当局の許可がいるのよ>アフォ
524 :
名無シネマさん:03/10/06 12:05 ID:p1BQOxVp
>354
萬斎は娯楽映画でアホな仕事をしているようだが、ここいらで格調高い文芸作品に出てみたらどうだろうか
525 :
名無シネマさん:03/10/06 13:45 ID:ZCQsU5MW
エロゲやギャルゲから原作をもってくるってのはどうだろう。
とりあえず、AIRとか。
>>519 映画じゃないけど渋谷でなんかあったよね。
527 :
名無シネマさん :03/10/08 01:08 ID:Rykh7cK8
外国人に好きな日本の映画人は?と聞くと
1に黒澤 2に小津 3に溝口
それ以降の名前なんてでてこないっぽい。
現在活躍中の映画人を外国の一般人が知っていてこそ邦画が復興されたことが証明される。
北野は影響与える側じゃない気がする。
…と通ぶってみましたが。
>>520 糞みたいな記事だな。
デジタルビデオ作品を連発してるじじいの
どこがハイテクに無縁の職人監督なんだよ。
ゴダールはある意味で最も新しい映画作家だぞ。
>527
日本人だってイランやインドや中国の監督の名前をしらない。
だからといってそれらの国の映画産業が駄目かというとそんなことはない。
>>528 産経抄はじじいのぼやきネタ満載だから、マジ取りしない方が賢明。
マスコミ板、イラク情勢板にも産経抄スレがあるので参考に。
530 :
sage:03/10/08 18:44 ID:7/omYjDk
>>528 それぞれの単体としての映画(作品)は存在するが、産業とは
とてもいえない。日本ももちろん。
その国で成り立ってるんだからりっぱな産業だろ、それで食ってる人も
沢山いるんだし。
532 :
名無シネマさん:03/10/08 19:22 ID:Uai2DFW6
踊ると座頭市のヒットが大きなヒントだよ
これを参考に出来ないようでは邦画の復活は永遠に無い
わかっててそんなやり方やそんな作品は嫌だというのも同罪である
533 :
名無シネマさん :03/10/08 20:16 ID:GpQwpLxR
いろんな人がいるわけだが
・他国と比較した場合の映画自体の質の問題(文化的に成熟した作品を提供できるか)
・入場料やそれを取り巻くパンフレット等観客の負担
・これからの時代に産業としていかに成立し魅力的な作品を安定的な量供給できるかという問題
があると思う。
もちろんどの国もくだらない映画はたくさん作られるだろうが、その中にある良質な映画の
量が絶対的に少ないのが日本という感じがする。
もしくは作られていてもそれに見向きもしない(あるいは見ることができない)観客を
いかにして取り込むか、ということか。
534 :
名無シネマさん:03/10/08 20:21 ID:GpQwpLxR
20世紀フォックスに排除勧告=映画館側の割引を妨害−公取委
映画配給会社大手「20世紀フォックス・ジャパン」(東京都港区)が、
配給先の映画館に入場料の割引をしないよう強要していたとして、公正取引委員会は8日、
独禁法違反(不公正な取引方法)で同社に排除勧告した。
公取委によると、同社は1999年1月から今年8月にかけて公開された
「スター・ウォーズ」や「猿の惑星」など76作品の興行について、
断りなく割引券の利用やポイント・カードでの割引をしないよう映画館側に働き掛けた。
99年に公開されたSF映画「スター・ウォーズ・エピソード1・ファントム・メナス」では割引を認めなかったほか、
入場料を100−200円引き上げるよう強要。
昨年7月公開の同シリーズ「エピソード2・クローンの攻撃」でも、
割引券の利用を認めずに不当に競争を制限した。 (時事通信)
[10月8日18時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031008-00000620-jij-soci
>>532 踊るも座等市も突然変異でしかなく、参考もなにも同じような作品は
また突然変異でしか出てこないぞ。
だいたいどこを参考するんだよ?
テレビ局はこれまでもヒットドラマを映画化して何度も失敗してるし、
武の映画もほとんどが興行的に成功したとはいい難い。
映画に絶対成功する方法なんてないんだよ。
536 :
名無シネマさん:03/10/08 23:16 ID:KbUlcCa4
>>532 踊る・・・・テレビ局
座頭市・・・ビートたけし・・お笑い
復興はやはり外部からの力でしかできんのかいのう。。
>>535 >だいたいどこを参考するんだよ?
わからないんですか?
邦画界は本当に気は確かかいのう。。
「油断大敵」 どうして平気でこんなタイトルつけれるでしょうか。。
「昭和歌謡大全集」 もっとほかに映画にすべきものはないんかい。。
537 :
名無シネマさん:03/10/08 23:28 ID:scGPO75N
>>536 「踊る」と「座頭市」のヒットのどこを参考にしたら
いいのですか?煽りじゃなくてマジで分かりません。
教えて下さい。
538 :
名無シネマさん:03/10/08 23:42 ID:k2BCLNRv
「踊る」と「座頭市」は参考になると思うよ。
>537
客の見たがる映画を作る。
540 :
名無シネマさん:03/10/09 00:43 ID:qqAQY8Wo
「踊る・」のヒットは分かるよ。
過去6年に渡る実質レンタルショップでの宣伝活動、過去の作品の内容がいいしね。
上っ面の宣伝じゃなくて、6年間、細部まで事細かに宣伝してたようなもん。
それの新作だからね・アーティストの待望アルバムが出たようなもん。
作品の出来不出来はあまり関係ない。
「座頭市」も宣伝に関しては同じ。座頭市を知らない日本人はそうそういない。
その座頭市が変わるわけですから。それも「面白い」とのベネチアのお墨付き。
で、人に言えない謎があり、見なきゃ分かんない。
北野武監督作品というのはあまり関係ない。
どちらかというと北野武であることでの露出度からくる宣伝効果が大きい。
どちらも「突然変異」であることは同意。
邦画の産業としての復興なんて無いよ。
541 :
名無シネマさん:03/10/09 01:13 ID:w0Wl1Jpa
>>533 >もちろんどの国もくだらない映画はたくさん作られるだろうが、その中にある良質な映画の
>量が絶対的に少ないのが日本という感じがする。
何をもって良質とするかだが・・・「絶対的に少ない」かなあ、やっぱり。
まあ、アメリカ映画なんか、大きい映画も小さい映画も、脚本から撮影のルックまで
品質管理が行き届いているから、外れ気分は少ないやろうなあ・・・。
品質は管理できていないかもしれないが、サービス精神旺盛な香港もそうかな?
ここ数年は香港映画界も景気が悪くて大変らしいが。
製作本数に比して佳作傑作率が高いのは、台湾とかじゃないの? 台湾なんか、自国の映画
産業は壊滅してて、1年に10本も無いと聞く。
ゆえに海外に売らざるを得ず、緊張感が持続できる。
542 :
名無シネマさん:03/10/09 01:15 ID:w0Wl1Jpa
いずれにせよ、日本は世界で最も様々な形で海外映画が輸入されている国と思われるが、
それでも一部しか観ることができない現状では、なんとも言い様が無いよ。
>もしくは作られていてもそれに見向きもしない(あるいは見ることができない)観客を
>いかにして取り込むか、ということか。
これは日本だけでなくて、北米以外のどこの国もそうなので・・・なんらかの形で
海外映画の輸入規制を行っている国もあるし。
まあ、どこの国でも、規制に関係なく今はビデオ等で普通に見てるけど。
>>540 そうだよなあ。「踊る」や「座頭市」はイベントだからね。
543 :
名無シネマさん:03/10/09 01:32 ID:GcxQPTob
>>539 それが簡単に出来りゃ誰も苦労しません。
どんな映画だって客が観てくれると思って作ってるんだから。
544 :
名無シネマさん:03/10/09 03:16 ID:ruj/Pgr8
踊るや座頭市のヒットから何も学ぼうとせず
あれは偶然 運が良かった
とか適当な理由つけて逃げてるようじゃ
日本映画界に未来は無いね
今 大切なのは大衆のピエロになろうが何しようがどんな手段を用いても
客にウケる 客に金払ってまで見てもらえる映画を作ることじゃないのか
(直接関係無いがプロジェクトX見てると
日本映画業界の連中がいくら努力してると言っても
全然努力してないように見える)
545 :
名無シネマさん:03/10/09 03:36 ID:1dy4yPdp
>>532 「踊る〜」のヒットを参考に・・・。
少なくともそれを参考に現在TV局資本の映画がどんどん製作されているわけで。
大作風の作品や宣伝で露出度が高いのはほとんどそのパターンだといっていい状況なんだが。
しかし、それらが仮にヒットしたとしても基本的に邦画復興とは別次元の話だと思う。
潤うのはTV局だし、邦画の人材を喪失する結果にもつながりかねない。
まあ、そんなこと関係ねえやって人もいるんだろうけど・・・。
「武の座頭市」を参考にってのはいかにも無理がある。
小津を参考にしろってのと一緒で、ああいうのは武にしかできないもんだし。
546 :
名無シネマさん:03/10/09 03:38 ID:u37c/Ase
「踊る」も「座頭市」も突然変異ではないと思いますが…
本広監督が、テレビドラマを作っていたからといって
“外部の人間”というのは物凄く乱暴な言い方と思います。
(テレビやってる人の中には、映画が大好きでいつか映画が撮りたいって
考えてる人多いし、彼はその目標に辿り着いだけなんだから)
北野監督だって、ここ数年の時代劇映画ブーム?という流れの!の中で、
作家性を出すというスケベ心じゃなく、自分が出来る範囲の最大限のアイデアを
出して、観客を楽しませてくれているわけですよね?
それに彼は、タレントであって、役者でもあるわけで、監督になる以前も以降も、
すごい数の撮影現場を踏んでるわけでしょ?
そんな人物をただの“お笑い”“外部の人間”って言ってしまうのって
短絡すぎると思います。
そんなに、助監督→監督というステップを踏んでいないと認められないですかね?
約20年前に大森一樹や森田芳光が出て来た頃から、「撮影所システム崩壊」って
言われて続けてきてるのに…
それと、映画は人が客ってなんぼの世界だけど、ヒットしなかったけど
いい邦画もちょくちょくあります。
絵作りとか、役者のレベルだけじゃなく、企画を立ち上げる際のマーケティングを含め、
「映画を売るための戦略」が、時間も予算がない分、
アメリカ映画よりもかなり劣っているんだろうって思います。
547 :
名無シネマさん:03/10/09 03:44 ID:1dy4yPdp
>>544 しつこいようだが具体的に何を学べばいいのか説明してみてよ。
ヒットする企画を考えろってのはなしね。
日本映画業界(つうかメジャーな会社)が努力してないってのには同意。
548 :
名無シネマさん:03/10/09 04:02 ID:m/fKCCHv
「ドラゴンヘッド」だって「天使の牙」だって
製作者は客が楽しんで見てくれると信じて作ってるんだよ。
それでも出来が悪かったり、コケたりする訳で…。
これだけ様々な娯楽が溢れる今、日本映画界がかつて「娯楽の王様」と
いわれた時代と違って斜陽産業なのは仕方がない。それでも頑張っている
映画人は沢山いるよ。
一介の映画ファンである俺がせいぜい出来る事は、なるべく沢山の
日本映画を観て劇場に金を落とす事だけだ。
特に単館で上映される様な小さな作品は、俺の様な映画ヲタが足を運んで
ほんの少しでも支えないとな。
>>545 >潤うのはTV局だし、邦画の人材を喪失する結果にもつながりかねない。
HD24Pの登場で、「トリック」のように、TVの監督とスタッフがそのまま撮る
「映画」が可能になってきた。「木更津キャッツアイ」もそうでは?
ただ、それを「映画」と言ってもいいのかどうか・・・? もちろん、
>まあ、そんなこと関係ねえやって
言ってしまえればそれでいいんだろうけどね。
これは仮面ライダーアギトのPが、なぜビデオのフォーマットで劇場版を撮ったかを語
った文章だけど、ここまでハッキリ説明されれば納得する。
ttp://www.toei.co.jp/tv/agito/movie2/digital.html
>>544>>546 おまえらは何も分かっていない。
映画が大ヒットになるのはほとんどの場合突然変異でしかない。
流行の移り変わりの激しい近年だと全部突然変異といっていいかもしれん。
「踊る」や「座等市」から時代を見る目を養えという教訓を
学べばいいというが、じゃあ今日本人が見たい邦画って何なのか
という質問には答えれる奴は皆無でしょ。だったら意味が無い。
それから、テレビ局や芸人が作る映画を皆が馬鹿にしているわけではない。
今日本で作られてる映画のほぼ全てにテレビ局なり代理店なりの資本が
入ってる。だから本当は内部外部といった区別にも意味は無い。
だけど、そんな環境で良しとしてしまって「踊る」に真っ向から向かう
ような作品を「主導」できない映画会社が情けないといってるんだ。
踊るのヒットを参考に…
つまり人気のドラマをどんどん映画化すると。
最近だと「サラリーマン金太郎」「ケイゾク」「トリック」「木更津キャッツアイ」…
古いのはわからんですが。
それってもしかして「人気のアニメの劇場版」を参考にした結果スかね。
>>550 最近は、けっこう小さい映画にもTV局・代理店が入ってますからね。CMを軸足にして、
代理店方面の人脈から映画を発信する市川準みたいな人もいるし。
映画とメディア資本の関係というのは、諸外国ではどうなんですかねえ?
>>551 「サラリーマン金太郎」はヒットしてないでしょ? なぜか三池だったけどw
「ケイゾク」もどうだったか?
「トリック」はヒットしたし、「木更津キャッツアイ」も前売りは好ダッシュとか。
人気ドラマの映画化がヒットするときは、大抵「視聴率とは別の次元で、熱心な固定
ファンがいる(具体的には、DVD等が売れている)」場合でしょ?
つまり、マーケティングがハッキリしている作品は強い、ということじゃないですか?
視聴率だけ見て映画化すると失敗する訳で。
553 :
名無シネマさん:03/10/09 12:25 ID:1dy4yPdp
>>549 ありがとう、読ませてもらいました。
非常に簡潔でわかりやすく、そして紳士的な文章でしたね。
こういうきちんとした理解があってのことならいいのですけどね。
ちゃんと考えている人もいるんだなあと、素直に感動しました。
>>546 「本広監督」や「北野武」を否定するつもりはないんだけど。
やはり映画界の人間かそうでないかというような区別(差別ではないよ)はあってしかるべきだと思う。
なぜならTVドラマと映画は出来上がった姿は似ているけど、根本的には別の思想から作られるものだからね。
TVの論理といったら一にも二にも視聴率しかない、だから基本的に映画とは相容れない性格をもっている。
映画は単に商品としてだけでなく、作品としての質も要求される側面があるからね。
TV局の論理だけで作られる映画ばかりになってしまうと、高視聴率ドラマの劇場版だったり、
スマップがでていたり、若者に人気がある原作の映画化だったりしないと、企画が通らくなる可能性がでてくる。
さらにHD24Pの導入でTVのスタッフがそのまま劇場用を撮るという行為にますます拍車がかかるだろう。
TVと映画は演出方法も違えば、撮影、照明、録音といった技術に関しては全く別物と考えていい。
それらが全て失われ、映画会社が単なる配給会社になり下がったとしても、
ヒット作が生み出されていれさえすれば、邦画は復興したといえるんだろうか?
ただ、悲しいかな邦画界にはこの流れに逆らえるほどの力がない。
資金力、宣伝力がまずお話にならないし、俳優・タレントもドラマやCMに出ることが最終目標でやっている、
絶対的TV局優位な状況はおいそれとは変えられないだろう。
しかし、不思議なのは、邦画は駄目だって人間が多いわりには
>“外部の人間”というのは物凄く乱暴な言い方と思います。
>(テレビやってる人の中には、映画が大好きでいつか映画が撮りたいって
>考えてる人多いし、彼はその目標に辿り着いだけなんだから)
こういうこと考える人間も多いってことだね。
何か別業種で成功すると映画を撮りたがる。
そうした人間が撮った映画が「だから邦画はだめなんだ」って評価に繋がってるのも多いんだが。
554 :
名無シネマさん:03/10/09 12:27 ID:PJWp2lXX
監督だけ外国から呼んでこりゃいいんでない?
スタッフとキャストその他は全員日本人でさ
バブル時代にNHKが資金出してハリウッドで『クライシス2050』なんて映画
つくってましたなぁ。
>>553 >やはり映画界の人間かそうでないかというような区別(差別ではないよ)はあってしかるべきだと思う。
でも現実には、現在は本編もTVもVシネも、スタッフもシステムもかなりごちゃまぜでは?
昔は、ビデオかフィルムか、という区切りがあったけど、今はそういうモノがもう無い訳で。
HD24Pが普通になれば(まだ機材費が高いらしいが)、完全に無くなりますでしょ?
後段だけど、あの業界は実に不思議で、みな、映画への憧れだけはあるんですよね。
あれはなぜでしょうかね?
557 :
名無シネマさん:03/10/09 15:27 ID:ruj/Pgr8
>>551 こういうバカがネタでなくて本当に業界に多いから泣けてくるね
こういう設定だからこういうキャラだから
とかいう分析をしなくていきなり
人気ドラマの映画化だから とか結論つけるやつ
558 :
名無シネマさん:03/10/09 21:37 ID:lWRdidUJ
≫553
>TVと映画は演出方法も違えば、撮影、照明、録音といった技術に関しては全く別物と考えていい。
もう何年も前から、映画の現場で働くスタッフのうち、
著名なスタッフと撮影部以外の普通のスタッフは、ビデオ(テレビ)とフィルム(映画)のどちらの現場もこなしながら
生計を立てています。(ご存知の通り、活動屋なんて言葉死後ですからね)
ビデオだけやってるスタッフは別として、年間1,2本映画に参加するスタッフであれば、
技術的な事で言えば、十分映画を支えていけるプロです。(要は大は小をかねるということです)
あと、HD24Pの話がよく出ますが、これの利点は技術の問題ではなく
あくまでも予算の問題です。フィルムを使うよりもテープ(あるいはリニア)の方がはるかに安価なので
他に予算が使えるということです。(現在はまだカメラのレンタル料が高価だが…)
一つだけ思うのは、テレビのスタッフもVシネばかりやってるスタッフも
みんな映画に憧れてるって事。結局は「ショーほど素敵な商売はない」ってことかも
>>556 連ドラと映画は特に撮影、録音(テレビでは音声)ははっきり分かれてますよ。スタッフ。
撮影は扱う機材の違い以外にどういう絵を撮るかっていう根本的なところで正反対の考えからなんで
HD24Pでも映画育ちの撮影技師の方が映画らしい絵を撮れます。
560 :
553:03/10/09 22:14 ID:M0o59H73
>>558 いやいや、だから自分はそのビデオ(テレビ)しかやってない人間が映画を撮るってことを問題にしているわけで。
あなたが言うように、あくまで大が小を兼ねるということが最低線ラインだと思うわけよ。
それがこのままでいくと逆の現象がおきてくる可能性もかなりあるわけです。
現にTVのスタッフだけで撮影された作品も存在しているし。
逆に考えれば、バラェティやら月9のドラマをやる映画のスタッフはいないわけで、
ほんとはそれくらい違う次元の話だというのに・・・。
HD24Pの話に関しては
>>549を読んでみてよ。
コスト削減という観点からいえば、確実に予算も減らされるでしょう。
なぜって、それが邦画界だから。
TVドラマの映画化がヒットの秘訣、知名度、内容の認知度、なによりTV放映時に
視聴率が良ければ言う事無し、日本映画をヒットさせるにはこれが一番。
562 :
名無シネマさん:03/10/09 22:57 ID:fnd8ep4M
なんか、映画とドラマの中間みたいなのが好きだな。
NHKのドラマみたいな。民放も深夜枠で実験やればいいのに。
映画も一時間短編とか、色々実験やってくれ。
563 :
名無シネマさん:03/10/09 23:22 ID:Lvwg+Igt
ナイトヘッドとトリックは映画的にはどうだったの?
コケた?
564 :
名無シネマさん:03/10/09 23:32 ID:v4btnhuy
マークスの山がよかった。ああいう映画をまただれか撮ってくれ。
ドラマの映画化の場合、金もそんなにかからないし、
テレビ放送自体が最強の広告だから、最悪興行でこけても
レンタルとDVDで余裕でペイできるだろうし。
だけどそれで良しとするのは、映画産業全体を長い目で見れば、
最悪の状況なんでないか?世界的に見てもおかしな傾向だろ?
(もっとも世界と比べる必要もないのかもしれないが。)
アニメの「うる星」や「クレしん」のような、とんでもないのが
出てくるのなら話は別だろうけど。
最近TBSが「黄泉がえり」「あずみ」「ドラゴンヘッド」と
頑張ってるが、その辺はどう見る?
566 :
名無シネマさん:03/10/10 01:16 ID:34inDa3f
>>565 まあ、状況は悪くなっていくんじゃないかなあ。
TV局は単に自前で高視聴率稼ぐソフトを調達したいだけだで、
別に邦画がどうなろうとしったこっちゃないからねえ。
>最近TBSが「黄泉がえり」「あずみ」「ドラゴンヘッド」と
>頑張ってるが、その辺はどう見る?
「黄泉がえり」はあたったけど、後の二本は興行的にはいまいち。
どの作品も質が良いとはいえず、邦画の評価をさらに貶めたのもあるなあ。
きっとTV放送ではそこそこ視聴率を稼ぐんだろうけど、喜ぶのはTV局だけだもんね。
567 :
名無シネマさん:03/10/10 01:17 ID:YXC+uZg4
568 :
名無シネマさん:03/10/10 02:24 ID:NqLXCQMk
よ〜し祭だ祭だ みんな見やがれ〜
みたいな映画は最近無いですよね
踊るはそうだけど
569 :
名無シネマさん:03/10/10 04:32 ID:1yetJNc+
TVの映画化だからヒットするというモノではないので、企画的なことはなんとも言えない。
しかしスタッフ構成を軸に考えた場合、すでに「ナースのお仕事」「トリック」は、TV
メインのスタッフを中心に制作されているし、それでヒットもしている。
「踊る2」も、撮・照・録は本編経験者だけど、美術はたぶんTVメインの人。
「踊る2」の大ヒットで、邦画もやり方次第で儲かることがわかったので、どこのTV局も
今後、本腰を入れて収益重視で考えていくらしいです。
別に映画の人間を入れなくても、TVのプロデューサーと監督の仕切りでヒット作が出せて、
しかも、技術的なクリアーも可能なら・・・「本編」を重視するスタッフなど別に必要ではないことになる。
570 :
名無シネマさん:03/10/10 04:34 ID:1yetJNc+
当然、TVのスピンオフではない、映画オリジナル作品をTVのスタッフメインで
撮るプランはすでにあるだろうし、それがヒットしたら・・・?
もちろん海外の監督もどんどんビデオのフォーマットを使っているけど、あくまで映画
を撮るという趣旨は外していない。日本はどうか?
メジャー作品だけでなく、小さい作品にもTV資本が入っている昨今、批判すれば済むっ
てものでもないが、やはり大筋ではいい方向には行かないように思う。
571 :
名無シネマさん:03/10/10 10:37 ID:oy/9a9JI
こういう「再復興」という大仰な語が、既に有産階級の貴族趣味となりつつある映画においてつまはじきにされた審美眼皆無の一般ピープルによって議論されるのは最高に滑稽だ
ほほう?では、審美眼をお持ちらしい571の大層なお説でも
一席願いましょうかね。私はどちらかと言えば邦画叩く側の
つまらない一市民ですが、今後の参考になれば幸いですな。
まあ大体大口叩くだけの釣りかネタなんで、言うだけ言って
逃げる阿呆ばっかりだけどね。期待しないで待ってます。
逃げてもいいんだけどね。
まぁ携帯で2ちゃんに書き込んでる貴族だからな。
>>571は。
574 :
H:03/10/10 11:57 ID:j91DFHda
575 :
名無シネマさん:03/10/10 18:57 ID:34inDa3f
ちょっとずれた話だけど、
香港のTVドラマ見ると俳優、照明、美術、すべてがちゃちい。
確信ないけど、韓国のドラマもにたようなもんだと思う。
なにか映画を保護するための、決まりごとでもあるなのかと勘ぐってしまうw
単に力が無いスタッフなんじゃ。
一時期、日テレドラマの照明が最悪だったなあ・・・
もうベタでさ。明るければいいのか?と。
>>575 それはその国のテレビ文化なり流行なりの違いでないの?
578 :
名無シネマさん:03/10/11 00:17 ID:NciXt+cE
許しがたい事実は多くある。しかし、反論したりこっぴどく痛めつけてやったり静かに優しく諭してやる気力も失せてしまった。
「日本映画ベスト50」なるものの上位を
時をかける少女青春デンデケデケデケクレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦さびしんぼう
この窓は君のもの渚のシンドバッドウォーターボーイズ風の歌が聴きたい20世紀ノスタルジア
といった具合に設定している人間が平気で「日本映画大好き」を謳う。そりゃあんた大林大好きだろと。
日本映画を知らずにそれを持ち上げたり、貶したりしている不届き千万な輩がこのスレにも大勢いる。
俺もまだまだ日本映画で見ておくべきとされている1000本は下らないであろう作品の三分の一も見ていないのだ。
恥ずかしいということを自覚する。ちょっと頑張れば猿にも出来る。このスレは猿以下の赤犬が巣食っている。
579 :
名無シネマさん:03/10/11 02:01 ID:qBub5mUu
>>577 いや流行ってことはないんだが、文化の違いは確かにあるかもしれないね。
日本のドラマはある程度金もかけるし、スターさんもでてる。
香港の映画俳優はTVドラマにゃでないし、確実に区別がある。
>>578 なんか怒ってるみたいだけど、ソースはなに?
今はなんでも後ろ盾がないと売れない時代だからね〜。
映画も、マンガ原作とかドラマの映画化とか、
のれん分けみたいなことしてやらないと注目されない。
イベント映画は、洋画に持ってかれてるしね。
>>579 金のかけ方の違いじゃない?
日本で輸入するアメリカドラマはわりとできいいみたいだし。
TVドラマに関しては、日本が一番レベル高いんじゃないかな、それを映画で利用
しない手は無いよね、そもそも映画の元ネタなんて何でもいいんだから。
582 :
名無シネマさん:03/10/11 13:19 ID:9yn1rnmZ
>>581 ここ最近の議論を読みましたか?
確かにVTR撮りのスタジオドラマに関しては、日本は最高水準かもしれませんね。しかし、欧米の
フィルム・フォーマットのTVムービーとは、まったく違うジャンルなので、そもそも比較にならない。
(VTRドラマは、非欧米圏には多いが、欧米には余り無いみたいだし)
あっちはTVも「映画」として捉えているが、日本はそうではなくなってしまった。
そういう状況でTVのP・Dが入ってきたとき、それでも「映画」は「映画」足りうるか?
それとも、そんなことに執着する方がおかしいのか・・・?
>582
世の中変化してるんだよ、そんな事言ってたら取り残されてしまうよ、当然
邦画もやっと変化する兆しを見せ始めた、これは良い事だよ。
>>583 それは古い邦画という概念が
踊るや座頭市に代表されるような
映画ともいえないスクリーン作品という
新しい概念に変貌してしまうだけだ。
多分今駆逐されるものだけが真の邦画なんだろう。
>>583 だから、同じTVといっても、日本的TVドラマと、あちらのTVムービー・テレフィーチュア
はいまや別ジャンルと化したと考えた方がいい。
もちろん、あちらもダメなモノが多いようだが、極端な話、エミー賞クラスの作品と、
日本のTVドラマを比較した場合、彼我の差は明らかだよ。
まあこんなことを言ってる私もそんなに詳しい訳ではないが(苦笑)、「踊る」にしても、
CSや地方局深夜で放送されている「ホミサイド」(製作総指揮はバリー・レビンソン)
と比較すると、大人とコドモの差で、とことん絶望的な気分になってしまう。
でどうするのがいいと思ってるの?愚痴るだけ?
588 :
名無シネマさん:03/10/11 18:40 ID:+B4eAEca
タブーな話を扱ったものをつくる。
589 :
588:03/10/11 19:12 ID:+B4eAEca
あちらの「動」の文化に
対して、日本の「静」の文化を考えてみるといい。
茶道、空手、生け花、禅、・・・・
こういうものを題材にして
日本文化のルーツまでもってこれるとよいのでは。
カーチェイスや激しいダンスを得意とする
「動き」のアメリカ映画にも、よい部分と悪い部分が
あるね。「静的」な日本の文化にもよい部分と
悪い部分があるはず。
よい部分をうちだしてもっと洗練することができれば
きっとうまくいくと思うよ。
スピリッツが感じられるものを見てみたいな。
590 :
588:03/10/11 19:21 ID:+B4eAEca
対峙する「動」と「静」が
融合、相互補完できれば
さらにいいと思うんだがね。
対極的な宇宙の原理をSFにしてくれ!
意味がわかんねーかな。
591 :
588:03/10/11 19:51 ID:+B4eAEca
高僧が高い山に登り、
開眼して真理を見つけ出す、
なんていう映画なんかは
あちらの国じゃつくれないだろ。
こんなかたい感じのはなしに
面白くみれるように娯楽性を
もたせられるといいんだがね。
>>588 たそがれでもたいしたヒットにならない日本で、
生け花の映画を誰が観にいくんだ?とマジレスしてみる。
593 :
名無シネマさん:03/10/11 19:59 ID:EM4Heiyc
>588
これは俺の偏見かもしれんが
そんな事を言う奴に限って
学業・仕事・人間関係全部ダメな奴多い
594 :
588:03/10/11 20:08 ID:+B4eAEca
>>593 だめでけっこう、コケコッコー!?
ようは自己主張したいのであーる。R R R
まあ、いつかはわかってくれるでしょう。
595 :
588:03/10/11 20:22 ID:+B4eAEca
いまの世の中の主流の
感じ方、感覚ではないと
自分も思っているからね。
だからこそ、新しい映画を
作るためのひとつの「材料」に
なりえるんだがね。
タブーがいやなやつが多いのは
あたりまえ。
そんな映画が売れないと思うのは
あたりまえ。
でも、世の中のものの考え方は
流動しているもんね。
これ、自然の原理!
596 :
名無シネマさん:03/10/11 20:30 ID:NciXt+cE
588は間違いなく学校の成績は最下位に近い
597 :
588:03/10/11 20:50 ID:+B4eAEca
まあ、学校いってたときの
成績は中くらいだったが、
べつになにも気にしてなかったね。
それよか、エジソンみたく学校の
成績は悪くても、ドカーンとすごい
発明をするひとにすごく魅力を
感じるね。
あれれ、映画から脱線してスマソ。
598 :
588:03/10/11 21:19 ID:+B4eAEca
エジソンの発明みたく
新しい発想の映画がでてきたら
ワクワクするんだがね。
「2001年宇宙の旅」はよかったな。
599 :
588:03/10/11 21:53 ID:+B4eAEca
丹波哲郎さんの、あちら側の世界を
扱った映画はよかったね。
支持しないひとも、嫌悪を感じる人も
多いと思うけど
そんななかにあって、あえて勇気を持って
制作されたことに敬意を表します。
600 :
名無シネマさん:03/10/11 23:43 ID:29g++gs/
まあ具体的なアイデアを出したことはいいと思うよ。
でも単発で一本だけ良い映画がつくれても足りないんじゃないか。
システムとして良質の映画をつくり続けていくしくみがないとダメなんじゃないかな…
このスレに書き込んでる連中は映画が普通の人より好きな人種かもしれないが
そういう人じゃなく
映画なんか暇つぶしだ位にしか考えていない普通の人が簡単に良質の映画を見つけ出せるしくみ、
あるいはこの映画なら金を出しても惜しくないというようなブランドがあるといいな。
テレビのタイアップなど無くてもそれが映画館にかかれば見に行って損はない、みたいな。
脚本につきると思うんだけどな。
>>601 脚本をどうするのが理想なの?
出来上がった映画しか見てない観客の我々に脚本がどうのこうの言えるかどうか何時も疑問に思ってるんだが。
脚本を複数の人間で書く、とかじゃないよね。
「リング」の一連の展開は日本映画の新しい形だと思ったんだけど
今のところ活かされてないね。
著名な原作ありきで、監督違いの二本立て、さらにテレビドラマ展開、
映画は映画で2・3と作って。
中田秀夫や高橋洋みたいな「映画の」才能も発掘したし、
ハリウッドにも売れたし。
も
っと欲を言えば、中田秀夫にまかせるのではなくて、
「エイリアン」のように2・3と監督を代えてシリーズ化すれば
もっと面白くなったとも思うが。
>>600 それってもろに”ハリウッドと日本の映画の作り方の違い”
見たいな話でよく耳にすることじゃないかな。
あちらの作り方はシステマチックで分業。
日本の作り方は職人タイプで…みたいなさ。
んで、ハリウッドがそのオモシロさのしくみをシステマチックに研究している、と。
実際そうなんだろうけど、日本でもテレビみたいな作り方もあるだろうし、
その辺ってどうなってるんだろうね。
踊る〜とかは作り方違いそうだけど。
605 :
名無シネマさん:03/10/12 09:43 ID:O1OLXoFR
>>603 そういうのは「富江」でやってるし、あまり成功していない
606 :
名無シネマさん:03/10/12 11:48 ID:ncATDQkx
「キル・ビル」特番を限定上映
クエンティン・タランティーノ監督の6年ぶりの新作映画「キル・ビル」(25日公開)の「特別番組」が11日から2週間、
全国のワーナーマイカルシネマズ44館で限定上映されることになった。上映されるのは、
撮影現場の様子を収めた映像や、タランティーノ監督、米女優ユマ・サーマン(33)ら出演者のインタビュー、ストーリー紹介に加え、
テレビ朝日のバラエティー番組「内村プロデュース」が企画・制作した同映画の特集を合わせた15分間の特別番組。
通常は、テレビ番組として放送されるような内容のものを、あえて劇場限定で公開する。
上映は、各劇場で公開中の映画の合間に行われ、観賞希望者は、
窓口で発券される座席指定券を入手して入場する。「内村−」制作の番組もテレビで放送されず劇場限定公開。
ウッチャンらお笑いタレントがゲームをしながら映像を紹介する内容。
特別番組の劇場公開は、映画業界初の試みとして注目されそうだ。(日刊スポーツ)
[10月11日10時16分更新]
邦画じゃないけど…なんかのヒントになるかな
宣伝費に金を掛けられない邦画としては、TVドラマの映画化は合理的な考え方
だと思う、これからも大ヒットはこの路線からしか出ないだろう、でもそれが
邦画の生きる道ならトコトンそれを追求して欲しい。
608 :
603 :03/10/12 12:00 ID:4TvRBL1A
>>605 リングがヒットしたから言ってるんだけど。
609 :
名無シネマさん:03/10/12 17:46 ID:mMmZ+Gyg
日本の若年層は、映画館で映画を見る習慣を失ってるわけでしょ?
むしろ邦画は、中高年をターゲットにした方がいいと思う。
じっさい、マメに映画館に足を運んでる、中高年は、けっこう多い。
私は演劇好きだけど、往年の大女優が主演する商業演劇はオバちゃんたちでいっぱい。
かたや、小金と時間の使い道がわからないオトーサンたちも多いわけで、
「映画を見ることは高尚な趣味」とスノビズムを刺激すれば集客につながると思いますがね。
その場合、作品の質はもちろん、劇場の雰囲気作りも大切でしょうけどね。
>601,602
やっぱ脚本だな
誰かがいい脚本を見つけてきて映画化する
要はストーリーアナリストだな
611 :
名無シネマさん:03/10/12 21:26 ID:l2IkoOIu
612 :
名無シネマさん:03/10/12 23:53 ID:LzYMn9ft
いい脚本、いい映画監督で製作。でも、大ヒットしないのが日本映画。
大ヒットを狙わずとも、今村みたいな映画を作り続ける監督もいる。
それも日本映画。素敵だと思うけどな…
「踊る」みたいに大ヒット狙う映画なんて、
大手映画会社で年1本製作すればいいんじゃないの。
よく知らないけど小津とか成瀬や溝口といった映画監督の作品が
その時代に大ヒットしたんだろうか?
ただ、「これぞ映画だ!」って思える日本映画が
少なくなって来ているのは事実。
どうして?
613 :
名無シネマさん:03/10/13 00:57 ID:nBT/+dhw
視点を変えて、韓国における自国映画の隆盛をかんがえるに
まずクオータースクリーン制度(解説を要する素人は論外)ってのは日本ではNGだろう
映画ファンドは参考になる。日本での出資に関する税制法律が緩和されればいい線行くのでは
まあ、TVからの派生映画もいいし、良作だが工業的に?海外マーケットも期待薄作品もあっていいが
やはり映画はビジネス面も考慮しないとね
ジャンルが少ない
615 :
名無シネマさん:03/10/13 02:09 ID:Qf2o/S0E
宣戦布告おもろかった!!
考えさせられたわ
616 :
名無シネマさん:03/10/13 05:39 ID:I6yUrTHy
「赤目四十八瀧心中未遂」「昭和歌謡大全集」「ヴァイブレータ」
「油断大敵」「着信アリ」「ゼブラーマン」…
俺には楽しみにしている日本映画が沢山あります。
617 :
_:03/10/13 09:50 ID:4bfc7ujb
文化は振り子のように行ったりきたりすると思うので、
映画→テレビときた日本の映像文化はまた、テレビから映画へとパラダイムシフト
していくと思う。
テレビではNHKやソニーがHDを開発して、そのHDが映画にも使われ出して、
スキップシティのようなスタジオもできたし、上映もDLPが増えてきたし、
フジの亀山さんのいうように映画の宣伝効果というものを利用しようとすれば、
テレビ局が映画制作会社を作る可能性だってあるわけだし。
昔のような映画の作り方は淘汰されていくかもしれないけど、資本がたくさん
あったほうが映画の中のクリエイティビティが上がる(いい映画かどうかは別として)
とすれば、今日本で一番金を持っているテレビ局が映画を作るのは当然だと思う。
いまテレビ局で力を握っている世代というのは、日本映画がいろんな意味で衰退していく
まっただ中を過ごしてきているから、中には映画の復興というものに尽力したいと
考える人たちも多いんじゃないだろうか。
なんにしても、
大資本が映画に動くという流れは悪くはないと思う。
問題は作り手の発想と、作品のクオリティではないかな。
甘くはないが、だからこそ面白いわけでね。
618 :
名無シネマさん:03/10/13 13:03 ID:LZxzx1h9
北朝鮮の拉致問題とかをテーマにすればいい映画が作れそうなんだけど
620 :
名無シネマさん:03/10/13 15:15 ID:sKczZ1xh
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031013-00000006-ryu-oki <名護シアター>廃館寸前 客足減り経営難
【名護】県内最北、北部唯一の映画館・名護シアターが入客減の経営難で廃館の危機を迎えている。かつて市内に3館あった映画館が同館のみとなり、
長年、映画ファンに親しまれてきたが、最近では1日の入館者が10人以下やゼロの日も。
オーナーの又吉良全さん(62)は「今年いっぱいで閉館を考えている」としながら映画館存続への思いも断ち難く
「希望者がいれば経営を譲りたい。映画愛好者が集って知恵を出し合い、存続策を考えてくれれば」と呼び掛けている。
名護シアターは1985年、その前々年に廃館となった名護琉映を引き継ぐ形で同市城に開館した。
名護琉映の支配人だった又吉さんが「名護から映画館をなくしたくない」との思いで設備投資し、オーナーになった。
北部の“映画文化”の拠点として定着し、昨年夏は映画サークルの「突貫シアター」上映会、今春はイタリア映画祭を開催。
来月は県出身の作家・目取真俊さんの作品を映画化した「風音」の先行上映会、12月も「突貫シアター」の名画上映会を予定する。
しかしこの間、ビデオの普及などで入館者が年を追って減少。人件費を削って又吉さん一人で切り盛りし、
映画上映以外に芸能発表会やカラオケ大会にホールを貸し出すなど経営改善を図ってきたが、最近では建物の月々の賃貸料も滞りがち。
9月末には東京から映画「ALIVE」を取り寄せ
「全琉独占ロードショー 東京直送」と銘打って上映。「名画のミニシアター」として起死回生を狙った試みだったが、不入りに終わった。
館内には「若人に新しく、父母に懐かしい名画劇場」の張り紙。又吉さんは
「映画が好きで、好きな作品を上映したいとの思いでオーナーになったが、これ以上、経営を続けるのは難しい」と寂しげ。
映画館存続の方策を話し合う「映画愛好会」の設立呼び掛けの張り紙を出し、映画関係者に経営譲渡を打診するなど、存続策を模索する日々だ。
「60歳を超し、私一人で映画館を支える気力も衰えた。アイデアがあれば提案してほしい」と、又吉さんは話している。
名護シアターの電話番号は0980(52)3282。(琉球新報)
[10月13日11時12分更新]
621 :
名無シネマさん:03/10/13 19:06 ID:LzaucHAS
>>618 フランスも韓国みたいにスクリーンクォーター制なんだよね?
これってどうなんだろ・・・
622 :
名無シネマさん:03/10/13 19:13 ID:DijaJtV/
>>619 映像業界ではタブーなのでだめです。小説やマンガでどうぞ!
日本では本当に耳目をひく面白そうなネタはすべて映像業界のタブーです
623 :
名無シネマさん:03/10/13 19:35 ID:LzaucHAS
ドラマではこの前、拉致問題の痛烈なドラマあったよね。
かなり面白かった。
おかげでフジは共産党から訴えられたおまけ付きだったが・・・
>>622 しかし、TVではできた訳ですからね。ドラマというより、報道という感覚なんだろうけどね。
東映の来年のラインナップに入ってなきゃいけないんだ本当はw
>>623 日共の言い分としては、兵本さんの除名理由は警察幹部との接触にあって、拉致問題
ではない。と言うことらしいね。
625 :
名無シネマさん:03/10/13 23:34 ID:dHo5Kp8Q
幅広く多くの作品や才能への製作資金提供でしょう。
少しでも良さそうなら企画なり脚本なり才能にどんどん資金を提供
していく。
当然なかには期待はずれの凡打もでるだろうけどとてつもない作品が
生まれる可能性が高まる。それが積み重なっていき復興成功!
>>622 タブーなんだ・・
限られた範囲でしか作れないんだね・・残念
ちなみにフィクションで日本のエージェントが、拉致被害者を救い出すストーリーも、やっぱりダメなの?
質問ばかりですいません
627 :
名無シネマさん:03/10/14 00:46 ID:WV7DkSrs
フィクションの方がもっとやばいです。
遊び人の金さんの国と思われる
工作員に拉致されたという風にすれと、
当然、総錬の方々だけじゃなく、
被害者の家族、マスコミに集中砲火を浴びるます。
(ナーバスな問題で金儲けして、これで金さんが怒ったらどうするんだって。)
>>627 それ以前に公開できないかと。
この業界では金さん支持の方イパーイ
629 :
名無シネマさん:03/10/14 01:01 ID:Xh5fO9BU
>>620 沖縄をテーマにした沖縄人しか撮れない映画を撮る。
沖縄には世界遺産とかもあるので、そういうものをテーマにしたドキュメントを撮る。
撮影は地元の人間で協力してやる。
なんてのはどうですか?
630 :
名無シネマさん:03/10/14 01:10 ID:WV7DkSrs
沖縄がテーマってよく分からないけど…
「Aサイン」とか「ウンタマ」とか「ナビィ」とか沖縄舞台は
いっぱいあるじゃん。
もう少し、骨のある議論にしたいと願う、日本映画大好き32歳女でした。
631 :
名無シネマさん:03/10/14 01:15 ID:NhMXZPWp
おっ、こんなスレあったんだ、と面白おかしく拝見させてもらったよ。
で、一つプロの立場から提言させてくれ。
俺も百レスぐらいしか見ていなくて恐縮だが、ガイシュツがあったらスマン。
で、邦画を再復興させるために何が重要かと言うと、まず第一に国立映画学校を設立すること。
小規模の映画学校が乱立しているより一つの国立映画学校。
第二に、プロデューサーの不在。
お隣韓国があれだけ活気があるのは有能なプロデューサーがたくさんいるから。
そんだけ韓国では儲かるんだよねプロデューサーが。
日本ではプロデューサーになっても全然儲からないし、かえって金銭的リスクを負う確立が高い。
つまりハイリスク ローリターンなわけだwこれじゃ誰もなりたがらないわな。
日本では映画の権利はスタジオにあるわけだ。儲かったら全て「金を出した」スタジオに入る。
監督にもプロデューサーにもいくら映画が儲かっても一銭も入らないわけ。
>>622 タブーというのも多少あるのかもしれないけれど、
ほとんどの商業映画がインディーズに成り下がってしまった
現在ではそれほど無理な話ではないと思う。
ただ、今北朝鮮問題の映画を企画したとして、
公開できるのは早くても一年後となるわけで、
じゃあ一年後に北朝鮮問題がどうなってるかというと
それは予想しようがない。
あのドラマにしてもタイミングとしてはギリギリのところ
だったと思う。テレビでも時代についていくのは難しいのに、
より時間と金がかかる映画でそれをやるのはほとんど不可能。
しかしながら、「映画」とはそこに価値があるものだと思う。
>>627 レスありがとうございます
社会問題と娯楽映画を一緒にはできませんよね
634 :
名無シネマさん:03/10/14 22:29 ID:E37b+zgz
635 :
名無シネマさん:03/10/14 22:34 ID:E37b+zgz
映画「東京原発」お披露目
01年に完成しながら公開が延期されていた映画「東京原発」(監督山川元)が、
30日から東京・新宿ミラノ座で開催される東京国際ファンタスティック映画祭でお披露目されることになった。
「東京原発」は、役所広司(47)扮する東京都知事が議会で「東京都へ原子力発電所を誘致する」と発言し、
可決されたことに起因した騒動を描くブラック・コメディー。当初は01年に公開される予定だったが、石原慎太郎都知事の「完ぺきな管理が行われれば、
東京湾に原子力発電所を造ってもいい」などの発言が批判を集めていた時期だったため見送られた。
そのままお蔵入りの危機にも立たされたが、今年、東京ファンタのチーフ・クリエイターに就任した作家のいとうせいこう氏(42)が
「究極の皮肉、真しなメッセージがなんと都知事自身から発せられ、
中盤のどんでん返しを境にして超娯楽作と化す」と絶賛。
「社会派作品の頂点にして静かなるドタバタ。誠実な笑いが時に最も強烈な毒になるという好例で、
ぜひファンタで上映すべき」とラインアップに加えた。上映日は11月1日午後6時。これに合わせ、
来年2月予定で新宿武蔵野館での公開も決まった。(スポーツニッポン)
[10月14日6時10分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00000022-spn-ent これはタブーじゃないのか…
>>631 興味深いレスですね。
今後もプロの立場からこのスレにもっと書き込んでくだされ
>>635 「原発」は映画ではタブーではないと思います。テレビではタブーですが。
でも、そもそもタブーを扱って面白いのかな?と疑問。
>>631 ん〜どうでしょうか?
国立映画学校(大学)設立の議論は、もう10年くらい前からありますよね?
確かに有効だと思いますが、費用対効果を考えると
やはり現実的ではないと思う。(結果が出るのも時間がかかるし)
じゃ、有能なプロデューサーはどうすんだとなると、
これも、やはり学校しかないのかな…
文化庁じゃなく、経済産業省が「プロデュサー養成学校」の必要性を感じてるみたいだし
ついでに
>>613のいう映画ファンドなんかも税制緩和も検討してる。
ttp://www.meti.go.jp/policy/media_contents/
でも、今必要としているのは、来年、再来年なんかに結果が出て、
かつ、単なる対症療法じゃない方策。
やっぱ難しい…
638 :
名無シネマさん:03/10/14 23:59 ID:mJu8kvu1
スピルバーグをはじめとするヒットメーカーに
邦画を製作してもらう。
これですよ、これ。
恩地日出夫の「蕨野行」、宣伝しなさすぎ。
スマステでおすぎが誉めたくらいしか・・・(´Д⊂ヽ
アメリカ勘違いバカ映画つくる
素で既出かな
641 :
名無シネマさん:03/10/15 10:09 ID:McTZtKN+
スターを売ることばかり考えて映画を売ろうとしなかった映画会社が悪い。
スピルバーグみたいに監督名で客が呼べる人が増えないと駄目。
642 :
名無シネマさん:03/10/15 10:36 ID:D9cHNL1S
邦画界をなんとかしようとして奮闘する
プロデューサーの話を映画にすればいいんだべさ
643 :
名無シネマさん:03/10/15 10:54 ID:McTZtKN+
なんとかしようとしてるPはいっぱいいる。
644 :
名無シネマさん:03/10/15 13:43 ID:Vbu9TPoR
三池や黒沢に、毎年大金与えて映画撮らせろよ。
キャストは滅茶苦茶ミーハー受けを狙って、後は監督の好きにさせろ。
躍るの3は三池、4は黒沢とか…。寅さんみたいにシリーズ化しろ。
645 :
名無シネマさん:03/10/15 13:46 ID:p0JL/UQ9
三池はダメだろ・・・
646 :
名無シネマさん:03/10/15 14:10 ID:oSUbsllF
三池のミーハー向けと言われるとアンドロメディアを思い出す。
>>645みたいに世界的には受けがいい監督でも嫌いってのが結構居るからな。
結局どうしたらいいんだろうかね。
648 :
名無シネマさん:03/10/15 15:50 ID:B1hBYb23
良いプロデューサーがいないというが、それはメジャーな会社の場合じゃないのかね。
彼らは単なるリーマンで外部に対する力はないし、責任を問われることもない。
そもそも、最終的な決定権は映画のことなんかわからない、もっと上層部の人間だし。
独立製作会社のプロデューサーは、みんな頑張っていると思うよ。
文化の違いだろうね
日本人って気軽に映画見に行けるような生活環境じゃ無い人が多い
アメリカは地方にも映画館あるからねぇ。当然駐車場も広いし値段も日本の半額以下だし
日本の映画館は綺麗なのはいいんだけど、ポップコーンやドリンクまでぼったくり値段だしお手軽さに欠ける
二人で映画行くお金でDVD1枚買えてしまうってのがなぁ…
650 :
名無シネマさん:03/10/15 17:21 ID:Q9Am9BFn
>>641 結局映画スターを生みだせていない。TVタレントでしかない。
>>643 なんとかしようとまちがった方向に突っ走ってしまっている。
>>647 既存の監督がだめなら、新しい監督にまかせてみる。
>>648 がんばっているが、ポイントがずれている。
>>649 文化の違いというより、興行側が明らかに一般の人と感覚が
ずれている。とにかく見るのに高すぎ。(ポップコーン、ドリンク
の料金は海外と比べて妥当だと思う。)
651 :
名無シネマさん:03/10/15 17:47 ID:XlP9Oe0h
映画はビジネスだが、どんな企画も数字でしか判断できない香具師が
トップに多すぎ。
数字の出しやすい小説、マンガ、テレビドラマ、ゲーム、続編、リメイクばかりにうんざりする。
652 :
名無シネマさん:03/10/15 18:07 ID:def0WwOZ
せめて,「人体の不思議展」より料金下がらないとダメだよ.
何か大きなイベントがあったら対抗して値下げとか.
スクリーンより本物の死体や内臓に客がながれてくぞ.
http://www.jintai.jp/top.html 入場料 一般 中・高生 小学生
当日料金 ¥1,500円 ¥1,000円 ¥500円
前売料金 ¥1,300円 ¥800円 ¥350円
身障者料金 ¥750円 ¥500円 ¥300円
テレビ俳優と映画俳優を分けるようにしたほうがいいんじゃないべか?
654 :
名無シネマさん:03/10/15 18:35 ID:cXxngwt5
>>647 問題は、真ん中にでんと居座る事のできる人がいないことだよ。
本広克行が真ん中かと言われると100%ありえないし、山田洋次?んー…。宮崎?んー…。
要は良質なエンターテイメントを撮れる人がいない。稼いだ上で面白いものをね。
現状では何年かに一度、事件のように大当たりするものが出てくるだけ。
しかもその大当たりが映画界全体には何らフィードバックをもたらさない。
そんな状況で冒険できるわけないよね。かといって商売に徹した映画も見当たらないけど。
たけしにしたって作品の許容量は黒沢や三池と似たようなもんだよ。
そんなに客を呼べるような作品じゃない。でもたけしは超有名なタレントなんだよね。
だから何故かそこそこの規模で全国公開されちゃう。そこで変な化学反応が起きる。
普通だったらたけし映画なんか絶対観ないような人が映画館行って観ちゃうんだよw
んで「訳わかんない」とか言ったり。そういう化学反応が起こると面白いでしょ。
分かる人だけが単館で観てたってつまんないよ。監督もやりがいないでしょう。
>>654 メジャーが本数を絞り込んで、二本立ても無くなって、単館・特集上映などは好事家向け
という現在の興行形態では、化学反応は起こりにくいですよね。
昔は、二本立てや名画座で抱き合わせで観て、たまたま面白かったということが有り得た。
今は、TV(CSなどの非地上波も含む)やビデオ・DVDで偶然観る程度でしょうか?
料金が中途半端に高いのもどうかなあ・・・。
656 :
名無シネマさん:03/10/15 19:09 ID:YdoF10/u
>>651 >数字の出しやすい小説、マンガ、テレビドラマ、ゲーム、続編、リメイクばかりに
うんざりする
これ禿しく同意。
今年、公開された映画の内、オリジナルっていくつあるのだろうか。
予算も、技術も無いし、二時間では絶対に収まるはずが無い題材に
無理に手を出してアボーンするのが多い。
真のクリエーターだったら、オリジナルを作れと言いたいし、
安易に原作をぶち壊すのはやめて欲しい。
ポップコーン400円、ドリンク300円って高すぎじゃんか(WB)
>>651 >>656 同じくハゲドウ
結局、新鮮味がないから感情移入もできないし見比べちゃうんだよね
マンネリこそ日常的で共感でき感情移入が出来るんだろ、オバカさんだな。
斬新で革新的でなんてその場限り、記憶に残らないんだよそうゆう映画は。
660 :
名無シネマさん:03/10/16 02:09 ID:3BArm1qr
>>659 1「マルコビッチの穴」「あの子を探して」「ドニーダーコ」みたいな先が読めない映画。
2「マトリックス」「エイリアン」「ターミネーター」「スターウォーズ」
「ダイハード」「レイダース」などの1作目
上は続編は無いだろって作品で、下は続編でたやつ。
言いたいことは、お前は「斬新で革新的」ってのを自主映画や実験映画レベルと勘違いしてない?
っていうか、まったくなさけない奴
661 :
名無シネマさん:03/10/16 02:19 ID:63Fcq7eA
俺はアクションとかSFが苦手だからむしろ邦画をよく見に行くがな
子供の頃はどうしても派手な洋画が好きだったけどね
アニメ→洋画→邦画と好みが変わっていったよ
663 :
617:03/10/16 05:04 ID:bapk/fpA
現場の人間としていわせてもらうと・・・よく制作会社がやるのは、あらかじめ「抜く」という方法。
現場費を抑えて、余った分は水増し請求して帳尻を合わせる。
必然的に、現場スタッフの給料は安い! 安いばかりか、撮影日程がとんでもないことになる!
そんな状況で、クオリティの高いものができるわけがない。
建設業界と一緒。手抜きと妥協が横行するわけ。
レイトショーで最近かかるような数百万レベルの邦画はだいたいそうじゃないのかな?
じゃあってんで・・・せめて3000万くらいかけて作ればいいのかっていうと、これが今度はプロモーションや宣伝の不足などで
どうしようもなくなるケースが多いように思われる。
どうやったらお客が集まるのかわからない、という声もある。
だったら、はじめから数字の出ている原作ものを選ぶのがベストだわいと、上層部は考える。
こういうノリだと、作る方も売る方もルーチンな仕事をするように思うのだがどうだろう。
要するに、ターゲットを狙って作るという本来の順序が逆になっちゃってる。
作っちゃったんだけど(もしくは作らなきゃいけないんだけど)なんとか売ってよ。
そんな舐めた商品が売れるわけない。ぼくは原作映画が必ずしもダメとは思っていないが、ヒットしたからという安直な理由だけで
映画化するというのは信念がなさ過ぎだろうと思う。
また、必ずしもマーケティングが第一とはいわないが、無視していてはいけないと思うわけで。
ウォーターボーイズやShall we dance?のヒットは、ターゲットがわかりやすい上に、娯楽作品だったという共通点があって、
これはポケモンや仮面ライダーに通ずるように思う。
しかしなんか変なのは、ウォーターボーイズのヒットに続こうと青春スポーツものがたくさん出てきた。
Shall we dance?の後に熟年層狙いの金融・時代劇が制作されるし、仮面ライダーのブームでライダー系俳優主演アクション映画も最近多い。
ターゲットを重視し始めたのはいいんだけど、やっぱりなんか安直な気がする。
仕方がないことなんでしょーか?
664 :
名無シネマさん:03/10/16 08:11 ID:HcAvZkML
映画学校が高すぎる。もっと安くしろ。
一年で50万くらいにしろ。
いや、タダだな。タダにしろ!
>>663 いくらレイトショーのみ公開の16mmブローアップ映画といえども
数百万じゃ出来ません。念のため。
(ちなみに、その金額で作れるのは、ビデオ撮りのHもののVシネ程度です)
仕事の以来を受けた会社(製作会社)がトップオフするのは、
映画業界に限らず、世間の常識です。念のため。
ターゲットを絞る→不特定多数を対象にするのではなく、
ニーズに合わせて商品を多様化(分化)しているのは、映画だけではありません。
バブル以降、多くの業界(自動車、家電など)がその方向にあります。念のため。
あなた若いね&映画あんまり見てないね。…愚痴オヤジでゴメンね。
どなたか、斬新な意見を出してください。あたしゃ、日本映画を死ぬまで応援する所存です。
つーかマンコ
667 :
663:03/10/17 11:41 ID:9AGlXxHy
>>665 まあ確かにわたしは若いし、Vシネですが、昔ながら?の方法で
フィルムにするか、単純にテアトル池袋みたいなデジタル上映でかける算段で、
実際に5〜600万の現場におりました。
ま、確かに・・映画と呼んでいるのはメーカーだけって感じですが。
つーか、問題はそういうことじゃなくて・・
現場スタッフが消耗品じゃダメなんじゃ? ってことでっす
それからトップオフってことじゃなくて、必要以上に持っていくってことでっす
668 :
名無シネマさん:03/10/17 14:27 ID:NIP/BVaa
>>667 君の
>>663の書き込みは知識のない人間が読んだら、邦画全体の問題のように勘違いする。
逆切れしたような発言は見苦しいよ。
669 :
名無シネマさん:03/10/17 17:03 ID:uXZfsKJM
創ったものを買って売る人が儲かって、それを創ってる人間は安い賃金でこき使われる
消耗品だなんて、なんか不条理な世界。
単純に、多くの制作会社が儲かってしょうがないくらいになれば、いい話しなんだろうけど・・・企業努力の問題
関係ないが、国の保護によって映画界が共産主義的な世界に、なって欲しく無いね。
そうなれば、客を意識しない自分勝手な作品が横行し、客は遠のき、さらに衰退するだろうね。
国の積極的な支援が必要なのは分かるし、なにより映画を国の産業にしようっていう強い政治家が必要だね。
国は映画振興といって税金を垂れ流すのでなく、良いクリエイターを育成することと、公正な評価システムとインフラ整備をしてほしい。
あと、不公正な映画制作支援なんてやめるべき。っていうか必要ないだろ。
保護するのでなく育てる支援をすべき。海外進出支援については大賛成。
あと、国の映画振興については、独立行政法人や特殊法人なんか使わず
映画産業庁でも創って、そこで一括してやって欲しい。
助成や支援の窓口が分かりずらいし、わけわからん。
>669
映画産業自体は君が力説するほど大きな産業でもなければ、日本を救うほどの
産業でもないだろ、アメリカの世界戦略的な映画は他の国じゃ無理だし、ましてや
それが手本みたいな考え方はあまりに幼稚、ヒットする映画ばかり作ろうとすれば
邦画は全部「踊る大捜査線」みたいな映画ばかりになるよ。
671 :
名無シネマさん:03/10/17 17:54 ID:8yNeZBU3
黒澤以外の邦画名作。
楢山節孝
幸せの黄色いハンカチ
八甲田山
孔雀王
中途半端な釣りだな・・・
>>663>建設業界と一緒。手抜きと妥協が横行するわけ。
検査・審査のある建築業界と、映画業界なんかを一緒にするな!モノ知らずめがっ!
674 :
名無シネマさん:03/10/17 19:00 ID:wsVIHF8J
>>670 >アメリカの世界戦略的な映画は他の国じゃ無理だし
なぜでつか?
>>670 >それが手本みたいな考え方はあまりに幼稚
なぜでつか?
子供の頃は国籍問わずなんでも見た。
「七人の侍」とか美空ひばりの映画なんかの古い邦画も好きだったな。
学生の頃はアメリカ映画やヨーロッパ映画が好きだった。
フランス映画は駄目だったな、なんとなく。
その後同時代の邦画、特に単館系のものを意識的見た時期があった。
病んでると思った。その辺から邦画を見ることがほとんど無くなった。
近頃は中華圏の映画が楽しい。
武侠片なんか見てるとちょっと子供の頃の映画への期待を思い出したりする。
「少林サッカー」はいい作品だね。
676 :
名無シネマさん:03/10/17 22:28 ID:8k1jvSzG
許されざる者なんて普通によくできたアウトローものだと思うけどね。
長過ぎることが唯一の欠点かな。
677 :
名無シネマさん:03/10/18 17:15 ID:NR390Qos
>>670 >映画産業自体は君が力説するほど大きな産業でもなければ
アホかお前。
>それが手本みたいな考え方
もうちっと世界各国の映画振興について調べてからレスしろや
言いたい手本はアメリカではないんだけな。
まぁまぁ
どうどう。
映画興収の市場規模
アメリカ・9000億円 日本・2000億円 フランス・1500億円 韓国・300億円
ちなみに、日本のビデオソフトの市場規模は5000億円です。参考までに。
681 :
名無シネマさん:03/10/18 22:18 ID:AF4R9J3C
すいませんだみつおのおっちゃんちゃんこ鍋
>>680 ヘー、ヘー。
日本人のほうがフランス人より映画見るんですね(劇場料金が同じなら)
ビデオソフトはモチロンAVも含まれてるんですよね
683 :
名無シネマさん:03/10/19 00:10 ID:D3MXE3om
フランスの劇場料金は日本の半分以下。
アメリカも韓国も。
ただ日本は料金半分にしてもこれぐらいもしくはこれ以上の興収になる
はず。何とかの論理で
あと2000億のうち、邦画のシェアは30%以下。
残りの70%強のほとんどはアメリカ映画ではないのかな。
>>683 >ただ日本は料金半分にしてもこれぐらいもしくはこれ以上の興収になる
>はず。何とかの論理で
このあたりの理屈を解説して頂ければ幸いなんですけどね。もしそうなら、料金を
下げて映画人口を増やす方向に持っていった方がいいと思うんですが。
2000億円の内訳は、邦画が780億円 洋画が1220億円(2001年統計)。
自国と洋画の割合は、日本4:6 フランス3:7 韓国5:5。
この年は「千と千尋」の公開もあり、興収が初めて2000億円を超えたそうです。
686 :
名無シネマさん:03/10/19 07:40 ID:Mu8uJxuR
>>685 この数字だけ観ると、千千尋効果があったにせよ、とても邦画が斜陽だという理屈
は成り立たないですけどね。どういう内訳かはわかりませんが。
これだけの市場規模があるのに斜陽とされるのは、
・劇場の料金単価が高く、入場者人口としては少ない。平均的日本人は1年に1回強
しか劇場に行かない計算だったと思う。
・とりあえず邦画に限定すると、作品数が多過ぎる。
ということではないでしょうか?
後者については、結局は薄利多売・自転車操業ということなんだろうけど・・・。
687 :
名無シネマさん:03/10/19 07:44 ID:Mu8uJxuR
昨年(02年)の製作本数は740本(劇場公開441本。Vオリ299本)
ttp://www.jmdb.ne.jp/2002/a2002.htm ピンク映画や自主まで含めての数字ではあるが、中途半端な規模の作品が余
りにも濫作され過ぎていると思う。
(劇場公開しなければ、ビデオ・ストレートになったであろう作品も多いね)
Vオリも、AVに近い作品をも含めての数字だが、この作品量は異常だ。
不景気なのに、いや、不景気だからこそ作品数が増える。後々の二次利用まで含めれば
ペイできる、というだけの理由で作品数が増える。
安かろう悪かろうを産む業界の構造になっているのでしょう。
688 :
名無シネマさん:03/10/19 10:01 ID:T6WV1nqC
レンタル店にいっても、映画なんだかVシネなんだか区別なつかないのが多すぎ。
690 :
名無シネマさん:03/10/19 11:52 ID:D03/S/g7
フランスは年間一人あたり2.3本とか、そんな感じだったな。
イギリスも2本以上は見るはず。
とにかく、日本は先進国の中でも映画を見ない人種だよ。
ただし、人口が多いのと入場料が高いので、世界第二位のシェアなのだ。
そういう場合、シェアという言葉は使いません
692 :
名無シネマさん:03/10/19 12:47 ID:467etAa+
日本って確かに市場は大きいんだけど、世界中から映画がなだれ込んで来るから
(日本では、これにアニメが加わる)、かなり激戦区なんだよね。
だから、ハリウッド映画にしてもつまらなければ、
即アボーンするし。いま、シネコンが急増してるし、映画を見る環境は良くなり
つつあるから、特にメジャー系邦画にがんばって欲しいね。
「邦画の再復興」というのは、日本国内で邦画の人気を回復させるのですよね
>>680 >自国と洋画の割合は、日本4:6 フランス3:7 韓国5:5。
「千と・・」があったにしろ、意外に日本人は邦画を見てるんですね
だとすれば、素直に映画人口を増やせば邦画の人気も回復しそうなきがしますが、どうでしょう
694 :
名無シネマさん:03/10/19 15:41 ID:Cwdgm46P
作り手が観客の意識に合わせるのは本末転倒。
何も考えずに見れる作品も時には必要だけど、つくる段階で売れることだけを
考えてつくったようなくだらない作品ばかりしか日本ではヒットしない。
映画は創作だろう。もっと骨太で何年経っても色褪せないような作品がみたいよ。
日本人は海外からの映画の輸入で見る目は肥えてると思う。
観客は馬鹿じゃない。馬鹿じゃないが馬鹿である。
それはくだらないとわかっているものに金をだすから。
どう転んでも踊る大走査線が後世に残る映画とは思えないからね。
では、全般的になぜ日本映画がバランスのとれた見方がされないかというと、
邦画はもう観客に見放されているから。それもずーっと昔に。
故に、信頼を回復するための礎となる良作が必要だ。
それも一本でなく、いろんなタイプの作品を。
そして信頼できる作品を連発できる映画人も必要だ。
観客に期待させろ。そして期待をいい意味で裏切れ。
>自国と洋画の割合は、日本4:6 フランス3:7 韓国5:5。
この割合を単純に見ると邦画もなかなかって思うかもしれないけど一つ重大なことを見落としているね。
それはアニメ。邦画の興行収入からアニメを除いた実写映画の占める割合はおよそ15%と言われている。
つまり実写だけに限れば1.5:8.5といかにハリウッド一極だという状態が分かるだろう。
それから2002年には293本の日本映画がアニメを含めてだが劇場公開されている。
しかしそのうちチェーンで公開されるのはたったの40本ほど。しかも興行収入10億を超える実写の邦画はたったの十本程でしかない。
その他の240程の邦画は単館系で公開されるがチェーン系の作品が興行収入のほとんどを占めてしまうので単館系の興行収入は少ない。
現在日本の映画監督のほとんどがこの単館系を舞台に頑張っています。
今やこの厳しい環境が日本の若い映画人を輩出しています。
しかし年々単館系の環境も悪化しこのままではこのシステム自体も崩壊してしまうかもしれないと言われています。
なぜならいくら単館系で質の高い映画が作られてもそれがビジネスとは両立しないからです。
あまりにもミニシアター増えすぎたんじゃないか。
それをまわしとくための映画が作られるという本末転倒な事態になっている。
>>695 >>686-687 とも共通するが、とにかく、作品数だけは多い。
そして、少数のメジャー作品と、多数の単館作品の中間的な規模の作品は少ない。
80年代から、ロッポニカ、アルゴ・プロジェクト、シネスイッチ、シネマジャパネスクと、
そうした規模の作品を中心にしたブランドができては潰れていった。
中途半端にカネを掛けると、もはやビジネスとして回転しないのでは、二極化するしかないのだろう。
>なぜならいくら単館系で質の高い映画が作られてもそれがビジネスとは両立しないからです。
国内だけではジリ貧なので、海外に売るといっても、そんなに簡単ではないらしいしね。
ここ数年、映画祭政治は華々しくなってるけど・・・この政治に熱心だった元サンセ
ントの仙頭氏にしてからが、裏で巨額の赤字を出して追われた訳で・・・。
>>696 東京でミニシアターが増えたのは、洋画が配給過剰だからだと聞いた。日本映画に
ハコは回してくれないらしいよ。
中野武蔵野ホールも、新作邦画はやめたからね。配給保証金を取っていたと思うけど、
旧作に切り換える決断をしたってことは、それでも商売にならないんだよ。
・・・内情を聞けば聞くほど、とにかくカネなんだよ。
直接的な援助だけでなく、例えば、国がフィルムセンターの小ホールを見どころのありそ
うな新作邦画のプレミア・ロードショーに開放するとかの施策も欲しい。まあ難しいだろうけど。
がんばってねー応援するよーアハハハハ
700 :
名無シネマさん:03/10/19 23:29 ID:Cwdgm46P
700getto-!!(初)
赤字出しても映画で頑張ろうとしてる、
小作品は映画ファンなら擁護するべきだろ。
大会社こそ叩かれるべき。
702 :
名無シネマさん:03/10/19 23:48 ID:M46H8Soi
リターナーを見たんだがCGが凄いなコレ。
邦画でもここまで出来るんだと感動しますた。
斜陽と言えば斜陽。
でも他の国に比べれば比較的、恵まれていると言えば言える。
なんだかんだで日本の製作本数は世界第3位。
ドイツなんか悲惨だよ。ここ数年、製作本数60本前後・・・。
あとフランス国内の興収の内訳で自国が30%を維持できてるのは、
たしか法律で定められているからだよね。
まぁ、多けりゃいいってわけでもないけど、
あるだけでも良しとすべきなのかな?
なんかスッキリしないけど。
かあちゃんが言ってたんだけどテレビできてから、みんな劇場にいかなくなったんだってね。
世界がマーケットのアメリカ。人口の割に娯楽が少ないインド。
二国が抜きん出るのはしかたない。昔の映画なら、ヨーロッパ万歳。
岸和田の外伝にあたる、カオルちゃん伝説
シリーズみたけどスゲー面白かった。
一作目だけ劇場で公開されて、2作目以降はVシネ
なんだそうだけど、あれを公開できないのはもったいない。
なんかと併映でもいいから公開できないものか?
以前だったら不良番長シリーズ
(ちょうどノリがそれににているし決して遜色ないバカらしさだとおもう)
が20本近く大量につくられてバンバン劇場で公開できたのに・・
このスレは意外と深いね
監督、テーマ、資金、そしていよいよ役者だね
709 :
:03/10/21 00:53 ID:M/tMoNhH
一度、ハリウッドで、ハリウッドのスタッフ、脚本、監督を使って
役者とスポンサー日本人のSFを大金かけて作ってみてほしい。
日本公開でアメリカでは公開しなくてよい。
その映画もつまらないなら、日本人の容姿が原因ということになる。
でも想像して欲しい。もしスターウォーズでルークをキムタクがやって
いたら(演技が下手でなかったとして)つまらなくなるだろうか?マトリ
ックスではどうだろう俺は面白さはそれ程変わらないと思う。
(少なくともSF限定なら)
・・・・ということは、邦画がつまらないのは、それ以外の部分、つまり、脚本
照明、背景などの大道具、カメラワークってことになる。
ということは、邦画は技術で劣ってるということだ(少なくともSFに関する限り)
そこさえ、改善されれば、大変だろうけど、日本人にもハリウッドが作れる。
娯楽対策はハリウッドの専売特許じゃないことが照明されるだろう。
もうアメリカ人にコンプレックスを抱かなくなるかもしれない。頑張って欲しい。
>>709 俺は逆を考えてる。
向こうの役者使って、日本のスタッフで、向こうで撮影する。
ただスタッフは本名出さずにアメリカ人の名前にする。
そして宣伝では全米NO1とか銘打つ。
これで面白いって奴がいたら技術の問題ではなく
観る側の偏見の所為だという事が分かる。
邦画みたいだって感想が出たら技術に問題があるって事がわかる。
711 :
:03/10/21 01:28 ID:M/tMoNhH
>>710 たけしのブラザーはハリウッドで日本人のスタッフも入ってつくったそうです。
規制の厳しいハリウッドでは画期的はことだったと、森プロデューサー?が
TVで発言していた。役者もたけし意外はハリウッドスターを数人いれていた
舞台もアメリカだった。この作品の分析してみてどうだったでしょうか?
良い所もあったと思います。脚本はそれ程、面白いとは思いませんでした
が・・・・。
712 :
:03/10/21 01:32 ID:M/tMoNhH
>>711 自己レスです。
710式方法もよし、709方式もよし、どんどんトライして欲しいですよね。
>>710 709
役者が外人だったり、舞台が外国による違いはある
でしょ。レオンを日本の社会、日本人でやっても
客ははいらないように思える。
外人ならかなり強引な話、とっぴな話でも、
「外人ならそういうことあるかも」
と受け入れやすいのではなかろうか?
716 :
名無シネマさん:03/10/21 04:39 ID:QKNtqjam
>714
そうなんだよね。
見てて大事なのはリアリティー。
ストーリーだけでなく、小道具ひとつとってもそれが行き過ぎてしまうと萎えてしまう。
●アクション映画
@日本社会の現状を考えるとあまりに不自然な銃器
アサルトライフルなんか見ると「おまえどこから入手したんだ」と思ってしまう。
A銃口からでるおもちゃっぽい赤い火と不自然な銃声音。
B派手に悶えるJACの大げさなリアクション。
●時代劇
@ズラの境目が見えること
A現実感のない刀さばき
B斬っても切れない衣装
さまざまな技法を使ってまずこれらをクリアしてほしい。
717 :
名無シネマさん:03/10/21 09:11 ID:qqWHogzB
座頭位置はどう?
刀が走った後肉が切れてたよ。
刀が背中まで貫通してたよ。
どうやって撮ってるんだろ。
718 :
名無シネマさん:03/10/21 11:07 ID:JTfsqmDS
>>709 >その映画もつまらないなら、日本人の容姿が原因ということになる。
なんでそんな理屈になるのよ。
それは、いわゆる植民地根性ってやつだぜ。
君はハリウッド的超大作なら面白くて当然とでも思っているのかい?
719 :
名無シネマさん:03/10/21 11:16 ID:OY4yVrvc
なんでハリウッド映画みたいにしなきゃいけない症候群の人が少なからずいるのか理解できない。
黄金期のハリウッドはスクリューボール・コメディやMGMミュージカルなど、形式の映画だったから、
どの国でそれを真似ても違和感はなかった。日本だけじゃなく、その時期のフランス映画だって、
優れた映画はまるでハリウッド映画のようだった。
が、今のハリウッドは形式ではなく純粋に表層にその特徴があるでしょう。技術とアプローチと言い換えてもいい。
世界中の映画が、イラン的なもの、ギリシャ的なもの、ハリウッド的なもの、日本的なものと細分化されているのに、
なぜに無理してハリウッドを目指すのか。「シュリ」や「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」みたいな無残な結果になるだけだ。
>>719 シュリは御当地ではちゃんとヒットしてるんだから
問題ないんじゃない?肝心なのは日本のことで日本作の
娯楽作品が日本国内であまり売れないってことだからこの
場合、それを例にだすのはあまり妥当じゃないのでは?
721 :
:03/10/21 16:35 ID:WxutJLi1
>>718 >その映画もつまらないなら、日本人の容姿が原因ということになる。
なんでそんな理屈になるのよ。
役者だけ、日本人に入れ替える(演技力は問題ないと仮定して)
んですから、違いは俳優だけになるからです。
>君はハリウッド的超大作なら面白くて当然とでも思っているのかい?
当然とか、当然でないという話ではなく実際にヒットした映画を
つかって実験してみたら、どうなるのかな?という話をしているのです。
>>709 名前: [sage] 投稿日:03/10/21 00:53 ID:M/tMoNhH
>その映画もつまらないなら、日本人の容姿が原因ということになる。
>もうアメリカ人にコンプレックスを抱かなくなるかもしれない。
こんなの電波以外の何物でもない。話にならん。
723 :
:03/10/21 17:09 ID:WxutJLi1
>722さん
電波とかいわないで下さい。721でも述べましたが、違いを役者だけにして
比べたらどうなるかな?っていってるだけなんですよ。
で、僕は役者を日本人にしても、十分おもしろいだろう。
もし、そんな映画を「日本人が映画やってもつまんないでしょ」なんて言って
るA子さんや、「バイオハザードってハリウッドがつくるんだろ。よかった
日本で映画化したら、つまらない作品になっちゃうからな」なんていって
るB男君がみて、あぁ日本人のやってる映画でも十分楽しめるんだ。今まで
は、偏見の目でみてたのか・・・なんて思ってくれるんじゃないのかな?
・・・と期待しているんです。だから、そういう企画でいっちょやって
見てくれ・・・と思ってるんです。
ヒットする映画って、興味を引かせる映画なんだよとりあえず、面白いからヒットする
訳じゃないんだよ。
人が映画を見に行こうと思うのはその映画の何かに引かれるからだろ、出演者、監督、題材、
どの国の作品か(日本人は特に)、その他色々。
そして日本人は日本の出来事、文化、人に興味が無いときてる、この状況は今後ずっと変わらない
だろう、邦画が落ちぶれた訳じゃなくて日本人が変わったと言った方がいいだろう、この状況で
邦画にどうのこうの言う奴が解ってないだけ、邦画が何をしようがもう日本人は邦画を見ようとは
しない。
725 :
:03/10/21 17:24 ID:WxutJLi1
>邦画が何をしようがもう日本人は邦画を見ようとはしない。
まさにその問題をを打ち破るために、724さんを始め、皆さんの知恵と勇気
が必要なんだと、思うんです。
726 :
名無シネマさん:03/10/21 18:00 ID:nVWGIsru
「日本映画は暗い」って、今の日本は明らかに暗いしね…
自分の本質を突かれたみたいで嫌になるのかな、日本映画観ると。
躁状態を保っておきたいので、ブロックバスターを観に行くんかね。
無意識的か意識的かは知らんけど。
728 :
名無シネマさん:03/10/21 18:45 ID:2c8r6EzU
2ちゃん住人が忌み嫌っている(笑)韓国の映画システムを取り入れたらどうだろうか?
正直ここ数年の韓国映画は面白いと思うし、自分好みの作品でなくても作品から出てくる
元気さは日本映画より遥かに強く感じる。
こんなこと言うと「サヨ」だの何だの言われそうだけど、「芸術」は金持っているヤツ
(行政でも企業でも個人でも)が積極的にバックアップしてあげないと滅んでしまうよ。
いまのハリウッド見なよ、帳簿の数字しか考えられないヤツしかいなくなったから、もう
企画すら出てこなくて「凋落」と言われている日本映画から企画やアイデアもらっている
始末でしょ。
729 :
:03/10/21 18:52 ID:WxutJLi1
>ヒットする映画って、興味を引かせる映画なんだよ
ハリウッドで取った日本の映画ってとこで、興味を引けるだろうし、話
題になると思うんです。
観客の目をならさせる為に、最初はあちらの俳優に主役はやらせて、ス
ター候補の日本人俳優は(ただし、おいしい役)から始めさせて、続編
で主役にする。(ショー小杉も脇役から続編で主役になったそうです)
観客もその俳優に関しては、偏見が取れるだろうし、そういうシステム
で製作された映画をそのうち、日本においては娯楽大作だと認識しても
らえるように出来るのでは?って思ってるんです。
730 :
729の続き:03/10/21 18:59 ID:WxutJLi1
監督やカメラマン、大道具さん等のスタッフも現在ハリウッドで
活躍されている方が増えているようですので、そういう方々も
少しづつ、スタッフに加えていきながら、技術を蓄え、最終的に
全部日本で製作できるようになれば・・・いいな。
731 :
:03/10/21 19:13 ID:WxutJLi1
ちょっと話が戻りますが、エッチな写真でアイコラってありますよね。
あの顔だけアイドルに変えた写真ですが、あの技術を使ってたとえば
ハリウッドの映画ポスターを(スターウォーズとか)顔だけキムタク
だとか浅野忠信だとかに変えた写真を先入観のない人に観てもらって
格好よくみえるかどうかの実験が出来そうじゃにか?と思いついたん
ですが・・・。できないかな・・・。
>>728 具体的にはどういうシステムですか? クォーター制ぐらいしか知らないけど。
>>729 >ハリウッドで取った日本の映画
日本資本・企画のアメリカ映画ならあるよ。「クライシス2050」とかw
形態を問わず、とりあえず向こうでロケしたってだけならもう幾らでもある。
日本人スタッフの行き来も既にけっこうあるでしょ? 向こうに住み着いた人とか、
アメリカ経験のある人とか。
いよいよ、清水崇・中田秀夫もアメリカのスタジオで撮るらしいし。
邦画の産業全体としての復興はやはり相当に難しいよ。その理由は散々ガイシュツ。
TV資本に過度の期待を懸ける危険性もガイシュツ。結論としては、今のままでも仕方がない!?
733 :
名無シネマさん:03/10/21 19:15 ID:hOF0ydwG
>>709 スマップといえば、ガッチャマンのCM。
あのレベルの映像で映画ができればね。
やっぱ金か。
>>733 CM・PVは単位時間あたりの予算が違うんじゃないかな? よく2ちゃんで
問題になる絵のヌケもクリアーだし。
海外の名撮影監督も日本のCMを撮ったりしてるらしいしね。
735 :
名無シネマさん:03/10/21 19:48 ID:O0fVl3un
業界人気取りの一般人が集まるスレはここですか?
736 :
:03/10/21 19:49 ID:WxutJLi1
>732
結論としては、今のままでも仕方がない!?
そういう結論だけは、勘弁していただけませんか?
否定される方は多いでしょうがハリウッド的映画は
リターナーやジュべナイルができたじゃないですか?
帝都物語だってよかったし、あの方向性でガンガン
作りまくって欲しいんですよ。ハリウッドの技術を
どんどん盗んで欲しいんです。
>>735 身も蓋もなく結論を出しちゃったですね。。。
738 :
名無シネマさん:03/10/21 20:32 ID:OY4yVrvc
映画に関しては業界人より詳しい素人がたくさんいるという事実
739 :
名無シネマさん:03/10/21 21:33 ID:JTfsqmDS
>>736 だから、結局君のいう良い映画ってそこら辺の基準なわけでしょ。
単なるハリウッド的大作マンセーな人間と変わらないじゃないの。
それを邦画が模倣する意味の無さと危険性はさんざんガイシュツなんだが・・・。
だいたい、
> 役者だけ、日本人に入れ替える(演技力は問題ないと仮定して)
>んですから、違いは俳優だけになるからです。
この良し悪しは誰が判断するんだい?
映画の神様か?
740 :
:03/10/21 22:23 ID:mv+5F45Z
>>739 今までの日本映画の素晴らしさを貶しているわけでは、ありません。これからもそういう
映画は製作し続けて欲しいと思います。
ただ、ヨーロッパで評価される今の日本映画とは別に、もう一つ の軸としてハリウッド
的な日本製娯楽大作が、夏休みやお正月 映画の中に有力な選択肢として、入る
ようになって欲しいのです。
>この良し悪しは誰が判断するんだい?
あくまでも、個人の主観です。皆さんが好きな日本人俳優が 、ルークの役を演じた
と想像していただきたいんです。 それを思い浮かべたときに、果たしてそれは滑稽に映り
ますか? それとも、格好良くみえますか? という話なんです。
僕はキムタクや浅野忠信がルークを演じていたとしてそれ程、変には想像できないんです。
昔の日本では野蛮人のように見られていたヨーロッパ人種がなぜ今は美の価値基準になる
ほどに評価が変わったのか? 戦後の日本人が「奥様は魔女」をみてアメリカの豊さにあこがれ
そのうちアメリカ人こそを格好良いと思うように変わっていったと 聞きます。言い方を変えれば、
価値観を刷り込まれてきたんです。そしてその流れは主にハリウッドを見つづけることによってま
すます強くなっていっていると強く感じるんです。
格好良いのは映画なんであってアメリカ人ではない。俳優は ,日本人で構わないんでは?
と思うんです。だから俳優を入れ替えてしまえ。そうなれば、洗脳から脱出出来るのではと
提案しているんです ある意味、僕の提案はハリウッドが外国の名作を片っ端からアメリカ人
でリメイクしてるののパクリなんですよ。(笑)
741 :
名無シネマさん:03/10/21 22:35 ID:XNx+L9X2
5年位前、TV・映画制作会社にいました。
実写映画の人たちは、マンガ・アニメを馬鹿にしてたよ。
マンガ・アニメを創っている連中も、アニヲタも日本の恥だって。
アニメのシナリオはどれも幼稚で、カメラワークも甘いと偉そうに言ってました。
カメラのズームは良くないと言ってました。
手ブレは厳禁だそうです。それが演出であっても駄目です。
一度言い出したら聴きません、あいつらは。
カメラをむやみに動かすのは素人だそうです。
とにかく連中の言う事には根拠がないです。
そんな実写映画の世界に見切りをつけて、アニメの製作サイドに転向して
本当に良かったでつ。
ズームを使った演出も、人物を回るようなカメラワークも、手ブレもなんでも
仮想的ですが、自由に出来ます。
自分のイメージを形にしたい人たちが集まっているアニメ業界は大変ですが
充実した制作活動が出来て嬉しいです。
全員ハリウッド俳優だけの忠臣蔵を見たい人がいるかい、それと同じ事
でしょ、もはやSFはアメリカの「未来時代劇」だよ、日本人俳優じゃ見たい人
はいないでしょう。
743 :
:03/10/21 23:13 ID:mv+5F45Z
>>742 すぐれた電化製品やロボット、それにSFアニメをたくさん輩出してきた、この日本こそが
近未来のイメージにもっとも近いのではないかと思います。近未来SF映画は日本が製
作する資格があると思います。
744 :
名無シネマさん:03/10/21 23:15 ID:W709XgB3
つぅか、顔と景観だよな。シナリオ以前に。
たまに素人のアメリカ人がテレビに映るけどどの人も映画に出てきても不思議じゃない顔をしている。
日本人の一般人を見てみる。とても映画の大画面じゃ写せない人がたくさんいるでしょ
以前英国に旅行したときはちょっとした路地の景観の良さにほれぼれした。
日本はセンスのない箱のような建物ばっかだね。
まっ、探せば綺麗なとこもたくさんあるんだけど日本の監督はダサいとこで撮るよね。何でだろ
>743
有人宇宙飛行も出来ず、人工衛星さえもまともに打ち上げられないこの日本がですか?
747 :
:03/10/22 00:05 ID:7fPRasbt
>>746 >>746 >有人宇宙飛行も出来ず、人工衛星さえもまともに打ち上げられないこの日本がですか?
そういう点について、不満に感じるているのは僕も同じです。
それでも惑星ソラリスで日本の首都高速が未来の映像として使われたり、また
ウルトラマンやゴジラをみて、大人になるまで日本にいけば怪獣に会えると思
っていたというタイ人は台湾人、アイボやアシモで日本はまた(ウォークマンに
続いて)新しい概念を発明しやがったといっているドイツ人の話を聞けば、
日本は充分世界に対して、未来に一番近い国であると受け入れてもらえると
僕は、思います。
そうそう。世界で一番邦画を評価しないのは日本人だと思います。
第一ハリウッドと日本映画界を比較したって意味ないと思います。
ハリウッドと比較したらそりゃどこの国の映画界だって自信なくしますよ。
日本映画界はまだ恵まれている方ですよ。だって日本映画対外国映画の比率はおよそ30:70
ヨーロッパの大多数の国やカナダ・オーストラリアなどは自国の興行収入はたったの5%で残りはほとんどハリウッド映画に持っていかれている。
ねっ?少し「世界」の映画界と日本映画界とを比較すればいかに日本が頑張っているかがわかるでしょ?
といっても誤解しないで下さいね。別に今の日本映画界に問題がないと言っているわけではないです。
ただもう少し発想を転換してほしいんです。
結局の所
>>744や
>>746みたいな日本の文化や技術を低く見る奴が
いる以上何やっても無駄だろ。
俺は別に無くても結構なんだけど
映画文化の盛んな国には愛国心ってのがあるだろ?
俺はそういう事だと思うが。
750 :
名無シネマさん:03/10/22 00:59 ID:AFKb/GnB
>>749 でも旧日本軍みたいな精神論だけの愛国心ではダメ。
どうすれば良い映画が作れるかというのをキチンとシステマチックに考えないと。
ウリナラの国を見なよ。
良い映画を撮るために脚本を厳選したり、ロケに協力したり(これ何てシステムだったっけ?)
行政が積極的にバックアップしているでしょ。
751 :
名無シネマさん:03/10/22 00:59 ID:lKOEPNRm
どっかの外人さんが言ってなかったけ?
「溝口監督以降の日本映画には日本がない」
たけしも、座頭市のインタビューでいってたなぁ
西洋人に迎合するのではなく、この日本の文化がわかるかっ
っていうつもりでぶつけてやると、受けがいいらしい。
イメージがあるのって結構大きいですよね
僕の場合は邦画を見てると、どうしても役者じゃなく、タレントが演じてるふうに見えてしまうんです
テレビの番宣とか、バラエティーやトーク番組に出てるのを思い出してリアルに見れないんですね
露出の少ない役者なら平気なんだけど、話題になる映画の主人公って、だいたいテレビに出てる人が多いじゃないですか
だから、その役よりもタレントのイメージのほうが大きいって感じかな
ドラマの影響も大きいですね
洋画の場合って、役者の素顔がわかりにくいから、素直に演技をみれるんですね
アダプテーション、マチスティック・メンのニコラスケージは、ちゃんと独立した演技でわけられるんですよ
>>750 精神論だけの愛国心ってのが意味不明だが?
愛国心ってのは精神そのものだろ。
そっから物理的なもの派生すんであって
それ前提じゃなけりゃ自国の文化伸ばす方向や保護する方向に行かないだろ。
それに誰も戦前のアレに戻れとも誰も言ってないし。
ま、アメリカはアレに近い状態だけどな。
>>748 カナダとかは同じ英語圏だし、それこそ日本と比較するのが間違ってると思うよ。
韓国とか中国、香港と比べてよ。
>>754 詳しくは知らないが
韓国、中国、香港あたりはアメリカ映画の輸入を制限してたりしてなかった?
香港はそれで興行収入?1位はずっと香港映画だったが、その制限を緩めた途端にアメリカ映画に取って代わられたはず。
756 :
:03/10/22 01:42 ID:7fPRasbt
757 :
名無シネマさん:03/10/22 01:55 ID:ZIf+wQ50
>>751 それって単に外人から見てって意味でしょ。
そうでなきゃろくに邦画を観てない奴だよ。
少なくとも邦画は溝口以降も日本の文化を描き続けてますよ。
でも、現在は一億総中流化で映画になるテーマを探すのが難しいけどね。
そこが邦画低迷の一因でもあるように思う。
>>757 >>751が書いてる溝口監督以降云々って言ったのはゴダールだから。
本気にしない方が良い。
759 :
名無シネマさん:03/10/22 02:28 ID:lKOEPNRm
「パールハーバー」「タイタニック」「マトリックス」「ジュラシックパーク」「T2」・・・
ハリウッド映画を見てみたいと思うのは、今まで見たことのないような最先端の迫力映像であって、
ストーリや脚本は二の次かなぁ。
「スターウォーズ」にしてみても、日本人俳優だけだったとしても、あのメカとか戦闘シーンだけでも
見てみたいと思うもん。
そして、その上でストーリーとか脚本がよければ尚いいって感じ。
今のヒット作品てそんなもんじゃないのぉ?
だとしたら、邦画作品で大ヒットというのは技術的、資金的に難しいということになる。
ま、「ヒット作」と「名作」というのは違うんだけどね。
>>751 >> たけしも、座頭市のインタビューでいってたなぁ
>> 西洋人に迎合するのではなく、この日本の文化がわかるかっ
>> っていうつもりでぶつけてやると、受けがいいらしい。
結局、たけしも外国受けを狙って作ってると、松方弘樹・千葉真一が批判してたね
761 :
名無シネマさん:03/10/22 03:01 ID:lKOEPNRm
>760
もともと、映画なんて人に受け入れられてなんぼのものだから
音楽も映画も国内よりも世界を意識して作りたいと思うのは作り手として当然
興行面を考えても、「日本人は外国に認められてからその価値を知る」状況がある限り、
外国でうけることで、日本人が見にいくのならその方がいいのに決まっている
たけしの狙いはそこにあって、松方・千葉の批判があるとすれば、彼らに何かしらの嫉妬
があるように思えてみっともない
>>761 かつては、ジブリの鈴木プロデューサーがそういう方向性を否定してた。
海外に媚びるようではイカン…と。でも、こないだテレビで「ハウル〜」や
「イノセンス」でアカデミー賞を狙えるとか言ってた。結局、転ぶのかよ…と。w
千葉ちゃんは外国受けを狙ってると思うんだが。
764 :
名無シネマさん:03/10/22 03:36 ID:I7Va7mMl
おれは、俺の見たい映画を取ってくれる人が
日本に一人いればそれでいいよ。
居ないんだけどな、もっとハジけた邦画が見たいよ。
766 :
名無シネマさん:03/10/22 03:48 ID:lKOEPNRm
そういえば、宮崎監督も「千と千尋の神隠し」受賞時にいってたな
賞をとりたいために作ったわけじゃないって
そんなカッコつけないで、わざわざ強調しなくても素直に喜べばいいのにって思った
人が期待するものを作るのか、自分が作りたいものを作るのか
いずれにせよ、より多くの人に受け入れられるというのはビジネスとして正しいし
創作者にとってもうれしいことの筈だよね
>765
ハジけた邦画ってどんな映画?
ヤクザ映画とか?
768 :
名無シネマさん:03/10/22 08:48 ID:2EfxeGBa
>>767 パチパチパンチみたいな映画ってことだよ
769 :
名無シネマさん:03/10/22 09:20 ID:DH0/35M7
タケシの映画は、全体的にセリフがボソボソと呟いている様で聞き取りにくくて困る。
冗談抜きに、日本語の字幕が欲しかったよ・・・・・・
いや、御法度をテレビで見てね・・・・
チャンバラも、西洋チャンバラなんかも指輪物語を見ていればかなりのレベル、あれだけ
やれれば、正直、日本の殺陣よりも高いレベルという気がする。
マトリックスにしても、指輪物語にしても、単純に映像が綺麗とか、SFXが凄いから
名作なのではなく、根本的に物語がしっかりしているのが凄いところだと思うのだけ
どね・・・・
御法度って一体何が面白いと思って作ったのだろう?マトリックスとの落差で頭が
クラクラしてきたよ。
>>724 観客が変わったとか言う前に日本の黄金期の作品と
現在の作品の脚本比べてみろよ。
明らかにレベル落ちてるじゃねーの。
>>749 その前に映画作ってる奴に愛国心というか
受け手となる一般的人々への共感が欠けてると思うね。
黄金期と一番変わったのはそこだろう。
日本映画を擁護してる連中から出てくる
観客攻撃一つ見たってそれは明らかだろ。
日本を憎悪してる連中が共感するような作品を作ってきたツケが
今の邦画界の現状なんだろ。
近頃違う流れも出てきたようだが、なくした信用はデカイって事だね。
楽しませる為に作られた映画見て楽しんでる連中を指して
馬鹿だの、映画わかってないだの
言うような馬鹿に共感するような馬鹿が作った作品が
面白いわけがない。
病理的な意味で面白いかもしれないけどね。
症例として。
773 :
名無シネマさん:03/10/22 11:06 ID:fuEehIxd
マトリックスが「物語がしっかりしてる」ってのは全然賛成できないなぁ・・・
あれSFっぽいライトノベルが好きな高校生レベルだと思うんだが
>>773 基本的な作り、構造がしっかりしてるって事じゃないの?
抑えるべき所は抑えてるというかね。
世界設定レベルの細かい辻褄の話じゃないよ。
最も基本的な物語構造。
ライトノベルの物語がしっかりしてないというのがそもそも理解出来ない。
こういう低いレベルの基本を馬鹿にしてる傾向があるのが邦画だという気もするし。
わかりきった事を説明するのはくどくて粋じゃないが、
わかりきった事でなければ説明しないと仕方ない。
何がわかりきってて何がわかりきってないのか、
何が共有された認識で何がそうでないのか
そういう事を誤認してるか、そもそもあんまり考えてないか
ってな作品があるね。
776 :
名無シネマさん:03/10/22 13:42 ID:BTN5OY+T
「受ける」と「売れる」を全く同じだと思ってる馬鹿が集うスレは、ここですか?
777 :
名無シネマさん:03/10/22 13:48 ID:1dlI3/DM
日本の映画人のレベルはライトノベル好きな高校生以下ってことなのですね...
778 :
:03/10/22 14:02 ID:2yX4IQ0F
もうやめちゃえばw
国策で邦画につぎ込む予算を全部アニメに投入しろ。
今日も釣りに熱心なことでw
とりあえず、テレ朝の開局45周年記念の日曜洋画劇場のラインナップは
「千年の恋」が、何かの手違い…みたいな浮き方してる。
>774
そのレベルでいえば、条件を満たしてるB級映画もたくさんあるように感じる
しかし、最後は資金的な問題で編集とかセットとか妥協せざる得ないところがでてきて
わざわざ映画館まで見に行こうって気にならないかな。
どれも、CMなどを通した直感的なものだけど
「マトリックス」なんておなじみの銃撃戦見たさに行ったもんだし
「指輪物語」は押し寄せるゴブリンの群れやゴラムといったCGの出来にゾッとして
「タイタニック」なんて船の沈むシーンの臨場感は、すぐに主人公に感情移入できてしまう
殺陣にしても、CGや編集にお金をかければもっとすごいシーンになるんじゃないのかな
結局は、よいストーリーに加えたいままで見たことのない、ドキドキワクワク
する刺激的な映像がほしいわけで、邦画においてはその部分がまだ少し劣っているのかな。
782 :
名無シネマさん:03/10/22 22:32 ID:rl/U+nz9
というより、「マトリックス」と「御法度」の落差といい、
マトリックスを上にもってきている程度の観客には
どんなものを作っても無駄なわけで。
>>782 マトリックスを作れば無駄じゃないわけだが。
784 :
名無シネマさん:03/10/23 00:00 ID:5Tmqiqny
照明と撮影の問題が一番でかいと思う。その次が役者とロケーション。
作り手にフィクションとは何か?ていう考察が足りないんだよな。
衣装着せてそれっぽい台詞言わせて、必要なシーンを繋げていけば
嘘がホントに見えるってわけには行かない、ってことがわかってない。
モスラ2とかテレビでやってんの見て邦画はどうしようもないと思った。
>>781 全くその通りだと思います。
そこで行き着くところは、邦画界が抱える
慢性的な“低予算”という課題→マーケットの狭さという問題に
ぶち当たるのでしょうが…
昔、淀長さんが、CGなんて映像に“心がない”って否定していたけど、
今時そんな事言ってたら、
若いお客さんに完全に見放されますよね…
一番映画を多く見る20代〜30代の人たちに
アピールできる映画をいかに作ることが出来るかって事なんでしょうね。
私的には
>>747読んで、なんか勇気が出てきたな…
786 :
名無シネマさん:03/10/23 00:03 ID:QTlWangC
撮影と照明が別だからダメだとは思わないけど、日本の映画には嘘を撮ってる
という自覚が足りない気がする。
>>787 気がするだけだろ。
技術論は素人にゃ無理だわ。
まぁ確かに外国映画と何が違うんだろ、とは思うけれどね。
789 :
名無シネマさん:03/10/23 00:18 ID:QTlWangC
というより本当っぽく見せようって気さえないと思う。
>>784 ここ数年だと、黒沢清の「回路」が、誰も観たことのない東京、誰も観たことのない
虚構を撮り上げていたと思う。。。
しかし、黒沢清なので、結果的にああいう映画になってしまう訳だが・・・。あの企画を普通に
撮り上げることができる才能が欲しい。未見だが清水崇とかどうなのか?
嘘を撮ってる自覚とか
本当っぽく見せようって気さえないとか
もちっと具体的に指摘しようよ。
792 :
名無シネマさん:03/10/23 00:24 ID:5Tmqiqny
793 :
名無シネマさん:03/10/23 00:28 ID:5Tmqiqny
日本映画ってなんかそんまんまなんだよね画面が。
撮影現場をそんまんま写してるって感じ。
>>792 作品名挙げてでも挙げなくても良いから
どのような映像をみてそう思うのかって事を書いてくれ。
問題点ってのは撮影と照明が悪いってだけじゃ浮かび上がってこないよ。
>>790回路は未見だけど呪怨は良いと思った。あれは本当っぽく見えた。
796 :
名無シネマさん:03/10/23 00:32 ID:QTlWangC
>>794 顔が汚くなってなきゃ可笑しい場合でも女優の顔が綺麗なままだったりとか多い。
>>793 あぁ、すみません。
これを読まずに
>>794は書きました。
で、それは照明のプランが悪いってこと?
俺は最近の日本の映画は影が少なくなったなとは思うよ。
蛍光灯の明かりってのは確かにそうなんだけれど
フラット(っていうのかな?)過ぎるとは思うよ。
>>796 それは撮影の問題ではなくメイク=演出の問題だな。
それは俺も思う。
メイクだけじゃなくて衣裳もね。
現場じゃ毎日毎日アイロンかけて皺伸ばしてその日の衣裳着せるんだぜ。
そんなに何時もパリパリの服着てる人間なんているかよ。
とか思うね。
どういう映像がダメっていうんじゃないな。
本当っぽく見えてれば「リアル」な映像でもいい。
EUREKAは雰囲気撮れてたと思う。
800 :
名無シネマさん:03/10/23 00:42 ID:QTlWangC
>>798 事務所の人間とかも悪いんだと思う。
自分のとこの女優を常に綺麗に見せようとうるさそう。
欧米じゃ映画を売るためにスターがいるのに対して、
日本、韓国、台湾あたりはスターを売るために映画を撮る。
>>800 女優を綺麗に撮るってのは間違ってないんだけれど。
日本はそのシーン毎に応じてメイクを変えるって事が少ない。
これはメイクの技術、事務所の問題ってよりは
時間の問題でもあるんだよね。
時間がないんだよ、撮影の。
女優さんってのは別の顔が汚れたメイクで映ってようが演出的に納得いけば気にしない人たちだよ。
俳優事務所もね。
気にするのは何でもこなすタレント事務所だけだよ。
802 :
名無シネマさん:03/10/23 00:53 ID:QTlWangC
ハリウッドなんかは宇宙戦争したり時空旅行したりと
ストーリー、設定が現実離れした大嘘なことが多いから
細かい部分を徹底してリアルに描くって聞いたことがある。
日本と違って向こうのエキストラは素人じゃなくて無名俳優が主流らしいし。
エキストラのことは予算の問題かもしれないけど。
そのタレントがいっぱしの役者気取ってんだもん。
ドラマになるけど大河「利家とまつ」の松嶋ななこ、老けメイク拒んだろ。
事務所かなんか知らんが、その調子でやられちゃ役者の質が落ちたと思うのも当然。
>>802 エキストラは予算の問題って事も大きいが
日本も撮影所主体だった時は全て俳優だったんですよ。
大部屋俳優ってのがそれ。
今は京都にしかいないのかな。
805 :
元戦車兵:03/10/23 01:06 ID:QtpalXPd
兵隊ヤクザシリーズをビデオで見て、当時の人間はこんなものでよく喜んだものだなー
と思った。
ご存知、勝新太郎の出世作らしいんだけど、まあ、なんというか、レンタル料金100円均一
だから別にいいと思ったけど、これが1800円も出して見たというのならフザケルなの一言だよな。
コストパフォーマンスの問題として、この値段なら許せるという範囲が合って、俺にとっては
このシリーズの価値は100円程度。その値段ならいいんじゃないの?というところだよな。
憶測で済まんのだが、当時の映画料金というのは、実質的には300円程度、喫茶店のコーヒー一杯
程度の感覚だったのではなかろうか?とても現代の1800円相当の料金設定ではなかったのでは
ないのだろうか?という気がする。
今よりもずっと観客数自体が多かったし、安くても充分ペイできたのではないかと思う。観客の方も、安さに
応じた楽しみ方、満足度だったのではないかと・・・・
だんだんと観客が減るにつれ、又は制作費が上がっていく度に料金が跳ね上がっていき、それの
悪循環のような気がするが・・・・・
>>805 兵隊やくざシリーズは普通に面白いと思うけれど。
昔の映画料金が幾らぐらいかは分からんが
大衆娯楽だった訳だからそんなに高いもんではなかっただろうとは想像つくよ。
いまの1800円ってのも演劇やコンサートなどに比べれば安いだろ。
まぁレンタルビデオってのが出てきて映画館当日料金が高いって感覚になったんだろうね。
制作費と料金は余り関係ないかと。
製作費は昔に比べれば高くなってるだろうけれど
美術、衣裳や機材レンタル代ってのが1作品のみにしか使えなくなってしまった今の方がコストパフォーマンス(っていうのか?)は悪くなってると思う。
それが邦画低迷の一因じゃないかなとも思う。
807 :
元戦車兵:03/10/23 01:16 ID:QtpalXPd
指輪物語の話が出ていたけど、1では終盤の森の中での剣闘シーン、2ではやはり終盤の
攻城戦のシーン、それぞれ、SFXもさることながら、等身大の役者の活躍、激しい動きや感情
の昂ぶりなんかが凄い上手いと思ったけどな。
もっとありていに言えば、演技が上手いと思ったよ。まあ、別に至上のものとは言わないけどさ、
非情に良く出来ていると思ったし、邦画にはない魅力だよねと思った。
映画ってさ、高いものじゃない?仮にも1800円といったら、結構いいものも食べれるし、好きな本も
買えるし、それなりの満足度というものがないものだったら金を使いたくはないよね。
言ってみれば、1800円という金額を投資する見返りとして、非日常の世界、エンターティメントを
期待しているのであって、それは300円の映画の見返りとは別なものを期待している筈なんだよね。
1800円という高額な料金を取るのなら、それに見合う満足を提供してもらわなければ割りにあわない
んだよ・・・・
だから地味なもの、ちゃちなもの、平々凡々とした日常モノ、これは別に映画でとるべき意義は無いと
思うのだよね、もっと安価なメディアでやればいいと思う。
>>807 前にも別の所かここか忘れたが書いたことがあるが
ファンタジーやSFや銃撃戦バンバンばっかりが非日常じゃない。
映画の登場人物の日常は貴方の非日常。
観客の想像力不足とスタッフの創造力不足の相乗効果だな。
809 :
名無シネマさん:03/10/23 01:24 ID:TtIUQm1J
結局、
>>785〜
>>793あたりの話がループするのな、このスレ・・・。
邦画否定派の連中の言い分はいつも同じ。
ろくに観てないくせに、汚い、暗い、金かかってないから駄目という先入観だけの決めつけ。
それはハリウッドと違うからというような印象だけのいいがかりだろ。
「マトリックス」や「指輪物語」が面白いかどうかなんて、個人の主観の問題じゃないか。
なのに、そういう金がかかった迫力ある映像こそ映画の本質だみたいに、個人の主観を押し付けてさ、
そういう作品ができなきないから邦画は劣ってるっていうのは無意味だよ。
照明の問題ひとつとっても、非現実でゴージャスなハリウッド的なライティングと、
ナチュラル指向の邦画を同列で語って、邦画は手を抜いてるなんてのは勘違いもはなはだしいよ。
たしかに、美術やセコイCGでとほほな作品もあるのは認めるけど、
なにも映画ってそういうものを楽しむ作品ばかりじゃないだろ。
>>807 何時も思うことだが
貴方のような人は恐らく
邦画がその製作費で出来る貴方の言う非日常の映画を作ったとしても
嘘くせぇ、つまらないの一言で終ってしまうんだろうな。
だって本当につまらないんだものという理屈で。
811 :
元戦車兵:03/10/23 01:26 ID:QtpalXPd
>>806 演劇やコンサートに比べれば安いのは確かだが、満足度も遥かに違うしな・・・・・
要は1800円という値段相応の満足度ではないという事だと思う。
コンサートのチケットが例え20000円でも、確かに懐は苦しいが、それでも払っただけの
事はあったと満足するのならそれは何も問題が無いと思う。
コーヒーだって、インスタントで家で自分で作って飲めば一杯5円程度、レギュラーで
作っても一杯20円程度、自動販売機で一本が120円、立ち飲みスタンドで180円、
で、これが喫茶店で一服すると350円也と・・・・
これってボッテイルというわけではなく、それぞれ、利便性やくつろぎ、という満足度
の付加価値を与えているから問題がないんだと思うのだけどね。
喫茶店という、箱を用意して、座ってくつろいで飲める価値、音楽を聴きながらとか、
景色のいい座席でくつろげる価値とか・・・
だから、家出飲めばタダ同然なのに、わざわざ喫茶店で飲もうかな?という気分を
起こさせるのだと思うが。
812 :
元戦車兵:03/10/23 01:29 ID:QtpalXPd
>>808 別にSFばかりが非日常じゃないというのは賛成。だけど君の言い方で行くと、何だって
非日常という事になってしまい、あんまり意味はないと思うよ・・・・
全て作り事なんだから、現実じゃないのは当たり前という話になってしまう、もうちょっと
違うものだと思うが・・・
>>809 ナチュラル志向、リアリズムとは言うが
今の邦画はそこも中途半端のが多いよ。
衣裳に関して書いたけれど、
例えば映画の登場人物が何日も同じ服を着ているようなシチュエーションだったとして
どのぐらい時間経過で汚れていく事を気にしている映画があるだろうか?
その時間経過にあわせて衣裳を汚し時によっては同じ衣裳を数番用意しその時間経過にあった汚しをいれて其々のシーンで変えて着せるとか。
まぁこれは予算がかかることだから出来ない事が多いんだけれど
そういう細かな天で中途半端なんだ、今の邦画は。
最終的には予算の問題にぶつかるんだけれどね。
814 :
名無シネマさん:03/10/23 01:35 ID:TtIUQm1J
>>805 だから、君が「兵隊やくざ」をつまらないと思ってもかまわんけどさ、
それを邦画全体の問題みたに語らないでくれよ。
自分はリアルタイムで観たわけじゃないけど、勝新の男の魅了全快でかなり好き。
でも、それはあくまで自分の好みに過ぎない。
君がハリウッドマンセーなようにさ。
>>812 そこはフィクションのリアリティってところで
日常を扱っていても非常にイマジネーション豊かにその世界を作り上げていると面白く感じるものだと思うよ。
ただそのフィクションのリアリティに関して観客の想像力がより多く必要とされるのが最近の邦画なんだよね。
816 :
元戦車兵:03/10/23 01:36 ID:QtpalXPd
>>809 碌に見ていないくせに言いがかりだと言われても・・・・・
まあ、確かにそんなに見ているわけではないが、それはほとんどの日本人は同じだと
思うし、批評するのに全部の映画を見てなければ言う資格は無いというのも無茶という
ような気がするよ・・・・・
食べ物やのドラマじゃないけどさ・・・・・初めて来店して、食べてみて不満に思った客
はどうすると思う?店主に不味いなんて事は一言も言わない。
ただ、黙って二度とこの店に来なくなるだけ・・・・・というやり取りみたいなものだと思うけどな。
客は何度も店主にチャンスをやる義務は無いし、それだから一期一会の精神で、
毎日が真剣勝負という事だと思うけどね。
客はうまいメシを食いに着ているのであって、店主の事情なんて知った事ではないし、
料金に見合った料理を提供されないのであれば二度と来るものかというだけの事の
ような気がする。
店主に不幸な事情でも有れば、高い金とって、不味い飯を食わせるのが正当化される
というわきゃないと思うのだけどね。
>>812 質問なんだが、
貴方の言う平々凡々とした日常ものがアメリカ映画だったら同じくつまらないと思うかな?
或いは今まで平々凡々として日常モノのアメリカ映画で面白いと思ったものはなのかな?
818 :
名無シネマさん:03/10/23 01:40 ID:jkXCNxY1
日本映画は美術、照明、カメラ、メイク、衣装にしたってハリウッドからしたら本当に子供同然。
職人としてのスキルが全然段違い。
カメラは技術の進歩で下手な奴でも上手く撮れるようにはなってるけど。
それに俳優もどれもこれも同じような甘い顔、優しさを売りにしたような性格、華奢な体つき
個性的な役者がいないのが日本映画の幅を狭くしてるよ。
もう役所公司ばかりに頼るのもいいかげんにしろと言いたい。
これは日本の監督たちが役所公司に甘えてるとしか思えない。
何故もっと役者を発掘しないのか、綺麗で個性的で魅力のある女優だって探せばいるだろ
素人で撮ったっていいだろ、格闘技系から連れてきたっていいだろ
なんでもっと冒険をしないんだろう。
819 :
名無シネマさん:03/10/23 01:43 ID:TtIUQm1J
>>813 自分は邦画がリアリズムを追求しているなんていってないよ。
書き込みの趣旨を理解してください。
820 :
名無シネマさん:03/10/23 01:46 ID:5Tmqiqny
今「ヤンヤン夏の思い出」見てるんだけど、これはいいね。
見てて台湾行きたくなる。
邦画もこういう風だったら目くじら立てないんだけどなぁ。
>>818 職人としてのスキルが段違いってのは証明出来ないよね。
大抵が予算の問題であって、スキル自体に違いはない。
素人で撮ったり、格闘技系から連れてくるのなんて昔からやってる。
相米の「光る女」を観て大半の観客は演技が下手とか言ってたな。
822 :
元戦車兵:03/10/23 01:50 ID:QtpalXPd
最近、舞台演劇なんかを義理で見ていたんだけど、最初の頃はかなり違和感があった。
まあ、素人に毛が生えたような劇団で、単純にヘタクソだったというのもあるのかもしれないが、
よくよく考えてみると、どうもそれだけの問題でもないなと・・・・・
何がおかしく感じられたかというと、身振り手振りの派手さ、声のでかさ、感情の起伏の激しさ、
なんかが違和感ありまくりだった。
なんというか、ささやき声で喋るシーンでも、ばかでかい「ささやき声」だし、日本人ならやらない
だろう?というオーバーなゼスチャー。お前は何時も怒っているか笑っているか悲しんでいるか
しかできんのか?という感情の激しさ・・・・
でも、終わってみれば、まあ、そこそこには面白いし盛り上がりもある。チケットは
タダだったんだけど。90分の講演で、まあ、おれだったら3000円位の金は払ってやっても良かったな
と思えた。変な邦画よりよっぽどマシだったと思えた。
よくよく考えてみると、舞台演劇というものは、そのテーマに関わらず、ありとあらゆるところが
既に非日常的なんだなと思ったよ。でも、それは全て理由があるんだよね。
だってリアルさ重視でもし演劇をやったなら、セリフは後ろまで届かないし、微妙な
演技なんて動きが少なすぎて誰の目にも見えないし、頭の内面だけで感情が動いて
いても観客にはそんなもの分からないし・・・・・
だから、日常とか、普通、とかとかけ離れたものになるのは当たり前であるし、それを無視して
本当に「日常」なんてものをやったら、それは価値がないものだと思うよ。
823 :
名無シネマさん:03/10/23 01:51 ID:TtIUQm1J
>>818 適当なこというなよ。
>カメラは技術の進歩で下手な奴でも上手く撮れるようにはなってるけど。
家庭用のビデオカメラじゃあるまいし、下手でも上手く撮れるカメラなんてないぞ。
>これは日本の監督たちが役所公司に甘えてるとしか思えない。
メインのキャスティングなんて、たいていは監督が決めるもんじゃないだよ。
まあ、良い俳優が少ないってのには同意。
824 :
名無シネマさん:03/10/23 02:00 ID:TtIUQm1J
>>820 それは外国映画だからじゃないの。
まんま邦画でやったら、暗くて、貧乏くさくて、タルイと叩かれるよ。
>>821 激同。
>>822 何度もいうけど、君の個人的主観を邦画の問題と一緒にしないでくれ。
825 :
元戦車兵:03/10/23 02:00 ID:QtpalXPd
舞台演劇も、ミュージカルも、歌舞伎だって、みんな作り物だし、別にリアルさなんて
絶対必要なんて思っていないよね?何でそんなに日常とかリアルさに映画が拘らなければ
いけないのか理解に苦しむものがあるよね。
リアルさなんていうのは、楽しませるための味付けの一つに過ぎないのであって、
リアルさが無いからダメなんていうのは本末転倒だと思うよ・・・・
歌舞伎で「見得」をきったり、独特の調子でセリフを言ったりするのは、要は、キャラクターの
決め台詞、決めポーズということでしょう?
リアルだろうが何だろうが、そういうものがかっこいいなとか、カタルシスを感じるというものは
当たり前だと思うし、それが創作物の原点だと思うのだよね。
こーゆーのっていうの非日常だと思うのだけどね。別に金を掛けなければ非日常に
ならないなんて事は無いというのはこういう事を言いたいのよ。
ピンポン、何かも、全体を通してはとっても変な映画だけど、まあ、原作自体が変だから
しょうがないんだろうと思うが、あれも終盤の盛り上げ方の演出、撮影の仕方、というものが
非情に良く出来ていたと思ったよ。
ああいう展開が出来るのなら、まさに、非日常だと思うのだけどね?普通、空飛んで卓球は
しないしな。。。
あれにそんなに金かかっているとも思えないしな。やりかたなんていくらでもあると
思うよ。
826 :
823:03/10/23 02:01 ID:jkXCNxY1
いや適当じゃないよ、ちゃんと今現在の邦画を観て思うこと。
カメラ自体の性能が昔とは比べものにならないくらい良いと思うよ。
青山、黒沢、今村、こいつらも自ら役所を選んでないの?
いやいや使ってるというのか?
>>825 現実世界に似ていたり近い事がリアルなんじゃないよ。
映画なんかのフィクションでいうリアルは。
どれだけそのフィクションの世界がきちんと構築されているか、
観客にどれだけ説得力を持つか、だよ。
貴方は現実世界には余り起こり得ないもの=貴方の言う非日常にしかフィクションに於いてリアリティを感じないのですね。
それに登場人物の何も起こらない淡々として日常を描いたものなんて邦画でだって殆ど皆無だと思うが。
828 :
名無シネマさん:03/10/23 02:08 ID:5Tmqiqny
>>824 いや、これ今ちょうど日本ロケのシーンだけど、なんちゅうか、ロマンチックに撮れてて
ちゃんと日本に来たくなる。
チキン・ハートって邦画もちらっと見たけど、あそこに出てる日本は行きたくならないんだよな。
>>826 ただこれは別のスレで書いてあったが
アメリカ映画と日本映画の殆どは使ってるカメラがちがうよ。
パナヴィジョンかアリフレックスか。
機材によって違いも出るようだよ。
830 :
元戦車兵:03/10/23 02:12 ID:QtpalXPd
>>827 SFでもあるまいに、映画の世界の構築のリアルさ、なんて言われても困るものが
あるけどな・・・・・現実世界を舞台にしていても、こんな奴はいねーよというキャラであっても
面白ければそんなもの困らないし・・・・
現実世界では、こんなシーンではそんなに大きな声で喋らないから、なんていう拘りで
ボソボソと呟くような声でセリフを喋り、結果として何言っているんだか分からない
リアルさなんかより、ちゃんと聞こえるセリフの法がいいよ。
831 :
名無シネマさん:03/10/23 02:18 ID:5Tmqiqny
今の日本の映画見て、日本とか日本人に憧れるやつ居るか?
日本人自身が映画で日本人見るのにうんざりしてるのも、
うんざりするような日本しか邦画が撮ってないからだと思える。
結局小津さんの映画が今も見られてるのってそういうことでしょ?
>>830 否、貴方、だって、架空の人物が絡み合う物語を創るのにその世界を構築しないでどうやって作ると言うの?
俺が言ってるのは
>現実世界を舞台にしていても、こんな奴はいねーよというキャラであっても
>面白ければそんなもの困らないし
って事を言ってるんだよ。
833 :
元戦車兵:03/10/23 02:20 ID:QtpalXPd
>>818 日本映画は美術、照明、カメラ、メイク、衣装にしたってハリウッドからしたら本当に子供同然。
職人としてのスキルが全然段違い。
キッパリと言いますが、そんなことはありません。
どこを見てそんなことを言っているんですか?
ハリウッドの大作映画と
制作費1.5億〜4億ぐらいしかない標準的な邦画と比べて
スタッフ数、準備期間、機材の数と性能、撮影期間
など、どれだけの差があると思っているのですか?
それとも、アメリカ映画でも独立系のマイナー映画と
邦画を比べて言ってるんなら、その具体例を挙げてください。
逆に、スキルが低いと思った邦画も挙げてください。
>>830 ちゃんと聞こえる台詞の映画が良いなら
増村保造と相米慎二をお勧めするよ。
>>833 ん?
貴方が
>現実世界を舞台にしていても、こんな奴はいねーよというキャラであっても
>面白ければ困らないし
っていのが、フィクションのリアリティ。
そのキャラが説得力を持って作られているから貴方は納得して面白いと感じてる、と。
837 :
名無シネマさん:03/10/23 02:24 ID:D3EU/3Az
劇場料金が高すぎる。
700円ぐらいが妥当じゃないの。
劇場側の立場もいろいろあるんだろうが、
他の多くの産業が、価格破壊で苦しむ中、
今の料金は多くの人にとって適正価格をあまりにも外れていると思う。
パンフも300〜400円ぐらいがいいところだろ。
もっと努力しろよ。
838 :
名無シネマさん:03/10/23 02:30 ID:TtIUQm1J
>>826 映画のキャメラの構造を何も知らないようだねえ・・・。
第一、撮影が上手いってのは構図、オペレーション、照明やなんかげ揃って初めて言えることでしょ。
それに下手だけど機材のおかげで上手く撮れるってのはどっから判断するのよ?
役所に関しては、確かに君のあげた監督は選んで使っているかもしれない、
でも大部分のメジャーな作品のキャスティングは監督には決められないのよ。
素人の起用は自分も「あの子を探して」や「リトル・チュン」なんかを観て感動したし、
使い方によっては素晴らしい効果を生むと思う。
けど、これを邦画でやったら、みんな観にいくのかい?
ただでさえ、暗くて、汚いから邦画は観ないって人間が多いのに。
そもそも、今の邦画界のメジャーな作品じゃぜったい企画が通らないよ。
いいとこ単館でやれるくらいだ、監督が冒険したくてもできないのよ。
>>834 アメリカ映画の独立系のマイナー映画でも大抵の邦画よりは
予算も準備期間も撮影期間もスタッフ数も、機材の数も上だわな。
まぁスタッフ数の違いはアメリカ映画がとことん分業制になっている事にも起因しているんだが。
840 :
823:03/10/23 02:33 ID:jkXCNxY1
>821
予算が問題なら予算が少ない映画では美術担当の人たちも自分達の実力の半分も出せてないということか?
でも、予算がないところでこそ、その人たちの本当の智恵や工夫というか実力ってのは出るものじゃないのか?
あと相米の映画は素人以外の役者も下手に見えるよ、日本の役者を馬鹿みたいに信じて「適当にやって」なんていってるんじゃねぇか。
格闘技系や素人から良い役者(映画に使える)を発掘できないのはやはり監督の責任だよ。
>>840 予算が少ないと創意工夫も形に出来ませんよ。
知恵と工夫ってのは金が掛かるものなんですよ。
貴方の言ってる事は最も日本映画の悪い部分と同じですよ。
金がないなら知恵絞れって知恵だしても金がないことで制約がついて制限される結果に。
>>839 で、答えは?
ハリウッドのほうがスキルが上というんですか?
論点をすり替えないでください。
(スタッフが多いのは分業制という慣習だけでなく
予算が多いからでしょ。そんなところで、
誰もが知ってる知識ひけらかしても格好よくないですよ)
843 :
名無シネマさん:03/10/23 02:41 ID:4/h+jCxL
外国人にありがちな日本の映画やドラマに対する意見。
可愛い女の子ばかり揃えるのでリアリティーがない。
844 :
名無シネマさん:03/10/23 02:42 ID:TtIUQm1J
>>840 めちゃくちゃな精神論を言わないでよ。
例えば金もないのに「マトリックス」のような作品を知恵や工夫だけで作れないだろ。
>あと相米の映画は素人以外の役者も下手に見えるよ、日本の役者を馬鹿みたいに信じて「適当にやって」なんていってるんじゃねぇか
君は邦画をまるで観たことがないか、煽り目的と認定します。
さっさとこのスレから消えてください。
>>842 おいおい。
俺は818じゃないぞ。
良く読んでから噛み付きなさいよ。
素人の印象でもの言ってるだけなんだから落ち着いたらどう?
>>840 素人に関しては、日本の現場ではいい表情が出るまで待っていられないのでムリでしょ?
往年のイタリアン・ネオレアリズモにせよ、イラン映画にせよ、実予算は知らないが、
時間だけは掛かってると思う。
ソーマイ云々は別として、確かに日本の俳優の演技は、海外の俳優に比べるとオーバーアクトだと
は感じるよ。もしくは、ナチュラルなだけの素人演技だったり。この両極しか無いのか?
>>840 予算が少ない、製作費が低い映画は美術がちゃっちいでしょ。
何故かというと、予算が少ない場合まず真っ先に削られるのが美術費なんですよ。
映画の舞台を飾る重要なものから、映画の雰囲気を作り上げるものから削られる。
それでプロデューサーは言うんですよ。
金がなくても知恵を出し合って創意工夫で、プロなんだから、と。
下手すると美術部つかずに助監督が装飾や小道具を用意する事に。
これが日本映画の最も悪い部分の一つです。
>>845 ゴメン。
つい熱くなった。
このスレ
>>840みたいな
全く邦画を見てないし、愛していない人もいるから、頭に来たんだ。
相米さんはお引越しが良かったね。セーラー服と機関銃を途中で見るの止めたけど。
>>840 確かに予算が少ない方が実力の違いは出るとは思うよ。
実際、へぇこんなことするんだ、って感心することもあるから。
でも美術ってのは物作ったり、物を借りてきたりする部署なんですよ。
お金はかかる部署なんですよ。
同じ実力の持ち主なら予算が多いほうがより実力は発揮できるというか。
851 :
元戦車兵:03/10/23 02:56 ID:QtpalXPd
>>844 マトリックスは作れなくても、少林サッカーなら作れそうだな。
>>851 少林サッカーは観てないけれど
よく引き合いに出す人が多いが
俺の想像では日本映画で実写版キャプテン翼を作ったら大ブーイングだったと思う。
嘘くせぇ、アホじゃないの、って言われて。
でも貴方は面白がったかもしれないね。ピンポンを面白いと思うんであれば。
853 :
元戦車兵:03/10/23 03:03 ID:QtpalXPd
少林サッカーはコメディなんですけど・・・・・・もしもし?
854 :
823:03/10/23 03:04 ID:jkXCNxY1
>ロン
邦画を愛してないってwお前は邦画の何を愛してるんだ?
つまんない映画でも「面白い」というYESマンか?
>>853 キャプテン翼だってコメディだろ。
日本で作ったらキャプテン翼だろ。
人間離れしたシュートを放つ話なんだから。
まぁ少林サッカーと同じ物(空手サッカーかK1サッカーか)を作っても馬鹿にされただけだと思うよ。
856 :
元戦車兵:03/10/23 03:08 ID:QtpalXPd
少林サッカーも、所謂B級映画のジャンルに入るけど、それでも笑わせ方というものを
邦画よりはよっぽど心得ていると思ったよ。
まあ、一本取られたな、アハハハハハ、というもので、映画料金もご祝儀だと思って
渡せるレベルだと思うけどね。
少なくとも、金返せとか、監督をブチころしたいとかの感情が沸き起こらないだけでも
ずいぶんといいと思うよ。
857 :
元戦車兵:03/10/23 03:10 ID:QtpalXPd
>>855 キャプ翼がコメディとは・・・・・・変わった人生観をお持ちですな。じゃあ、北斗の拳も、
ドラゴンボールもコメディですな。
大したものです。
>>856 確かに最近の日本映画はコメディは弱いな。
真面目にコメディをやろうとする人は少ないし。
859 :
名無シネマさん:03/10/23 03:11 ID:I6QyBiZz
>>854 つまらない映画に対しては、母親の愛情で叱り、
出来栄えのいい映画は、某宗教団体の勧誘のように
他人にも勧める。
加えて、いわゆる批評家の評価や
知人などからの噂を鵜呑みにせず
作品の評価は自分の価値観で行う、
そのことで先入観に囚われず、
気に入った作品を絶対的に愛するという事です。(これは映画全般において)
日本映画が輩出してきた偉人たちの作品を愛しているし
その輝きを思うと、神々しさすら感じるんですよ。
861 :
名無シネマさん:03/10/23 03:14 ID:I6QyBiZz
>>852 少林サッカーは嘘くせぇ、アホじゃないのって
思いながら楽しむ映画なんだけどね。
>>857 ドラゴンボールも北斗の拳もコメディだろ。
じゃなくて、俺の言いたいことは少林サッカーを同じ物を日本人が先に作っていたとしたら
日本の観客は馬鹿にして見向きもしなかっただろう、という事。
あれは香港映画だから皆楽しんで観たんだろうってこと。
日本の映画を先ずは馬鹿にすることしかしない人が多いからね。
日本であの手のバカ映画を作らせるプロデューサーが出てきたら面白くなるだろうが。
863 :
名無シネマさん:03/10/23 03:16 ID:I6QyBiZz
>>862 派手とコメディは違うよ。
マトリックスもコメディになっちゃうじゃん
>>861 だから日本映画で作られた場合は
ってありえない仮定の話だよ。
日本映画で少林サッカーが作られていたら色眼鏡無しに
嘘くせぇ、アホじゃないの、って楽しんだか想像してください。
866 :
名無シネマさん:03/10/23 03:21 ID:I6QyBiZz
>>864 一般からは敬遠されたかもしれないね。マニアは喜びそうだね
「地獄甲子園」って映画も作られたけどあんまり話題にならなかったね。
>>865 “だから”って一回も言ってないけどね。
>>866 地獄甲子園って
韓国映画の「外人球団」みたいなもの?
気になるなぁ。
ってところで寝るか。
868 :
元戦車兵:03/10/23 03:28 ID:QtpalXPd
昔、角川映画で、天と地、という映画がありましたな・・・・・
あれを自腹で見てからというもの、金かけて映画を撮ればいいというものではないな、
という意見になりましたけどね。
金の使い方が分かっていないと心底思いましたよ。あれだけ金を使って、あれだけ
安っぽい映画が撮れるのも、まあ、一つの才能なんでしょうね。
869 :
名無シネマさん:03/10/23 03:36 ID:TtIUQm1J
>>868 こんな時間まで煽りつづけて楽しい?
いい加減寝なよ。
>809
まず、邦画を良いとか悪いとかの話にしてはいけない
邦画だっていい作品はいっぱいある
ハリウッドにも駄作がいっぱいある
で、現在の日本の興行成績をみると上位に「マトリックス」や「指輪物語」
などのハリウッド映画が必ずあって、この部分をとってみると
邦画にはそれに匹敵する映画がなかなか出てこない。
それがいまの問題点なんだよね。
それらに対抗するにはどうしたらいいのかを考えるスレなんでしょ?
自分を話すと、ハリウッドの大作アクション映画には1800円払ってもいいとおもっており
邦画の場合はたいてい、TV放送又はビデオレンタルで良いと思っている。
ハリウッドの魅力が刺激的な音響と映像にあるのなら、高音質、大画面の環境のいい映画館
でみたいと思うし、それがない邦画の場合自宅のTVで十分なのです。
それと、1800円を払う以上あまり失敗したくない。
邦画と洋画をくらべると、邦画で大枚を払うだけの価値があったとおもうことってあんまりなくて
正直失敗したーっていう経験が多いのね
ま、最近の「呪怨」とか邦画の成功例も増えてきてるんだけど、
もっとお金かければ良くなるに〜ってやっぱり思うのです。
そして、結論はやっぱり予算なんだよねー
考えてみると、日本の映画の現状なんてこんなもんなんじゃないのかなぁ。
日本は国内のマーケットを意識してつくってるんだろうし
ハリウッドは世界を意識して作っている
ハリウッドには、世界中から映画に携わる人が集まる場所で
層も厚いため競争が厳しく、質の高い技術と技術者が養われる
そして規模がでかくなれば高予算での映画作りも可能であり
スタートラインからして不利な邦画はやられても仕方がないんじゃないだろうか
じゃあ、日本映画でハリウッド並の世界規模の大作を作ることができるかと、
これはかなり難しいだろう
「リング」をハリウッドがリメイクする話があるが、これは人種の壁からきてる
ものなんじゃないかと。 やっぱり西洋人が主人公で西洋文明の話にならないと
すくなくとも北米では受け入れられないだろう。(欧州はわからんけど)
でも、アジアならすんなり受けいれられそうな気がするよね
これからの邦画はアジアでヒットさせるように努力する
マーケットがおおきくなれば、技術も向上するし、予算も増える
そしてリメイクする必要のない大作を生み出していく
コレダ!
・・・駄目?
872 :
名無シネマさん:03/10/23 07:47 ID:z1oRwzJv
>>831 反日映画がおおいからか?
無意識に反日なんかな?
外国は無意識に普通に自国マンセーだからか。
アメリカはアメリカ万歳だからか?
馬鹿サヨが邦画界ではでかい面してるからかね?
873 :
元戦車兵:03/10/23 08:54 ID:lk7Xlse4
正直に言えば、評価の高いと言われる黒澤映画も、実際どうという事もないようなレベルという
気がするけどね・・・・・・
ボディガードを見て、その中でしつこく、用心棒、が触れられていたので見てみたんだけど、
正直そんなに面白いか?と言うのが本音。
どうという事のないレベルという気がするんだが・・・・・少なくとも、今の時代で1800円は取れない
と思うのだよね。
七人のサムライにしても、普通程度というか、まあ、それが悪いというわけではないんだけど
所詮は古い時代の映画という気がするよな。
874 :
元戦車兵:03/10/23 09:01 ID:lk7Xlse4
予算の問題という人がいるんだけど、結局、低レベルの作品ばかり撮っている監督に
何十億もの予算を掛けて大作を撮らせたところで結局失敗するだろうとしか思えない
から金を出さないんじゃないかという気がするけどね。
ハリウッドだって、実績の無い監督に大作なんて撮らせないじゃない。大コケしたら
資金の回収が出来なくてシャレにならないもの。
この場合の実績というのは、経験年数のことではなく、興行成績の事ね。
金が無ければ良いものは撮れないというのは程度の問題であって、金がないなら
無いなりきの中での「良いもの」が求められていると思うけどね。
別に大作並のレベルを求めているわけではないけど、低予算の作品でも、才能の
片鱗が見えるような監督ならば、こいつに金を掛けたならどんな作品を撮るだろう?
という期待が出来るからね。
何か光るものがあるのかどうかという事だよね。低予算ならば、光るものが何も無い
のはしょうがないんですなんていうのは単なる泣き言としか思えないよね。
875 :
元戦車兵:03/10/23 09:11 ID:lk7Xlse4
低予算の映画を見て、こんなに面白いのに、金が無いばかりに端々で粗が見える、
では、こいつに金を掛けてもっと大作を取らせてやれば、ここも直せるし、あそこも完璧だ、
という風に捉えられるか、
それとも、何にもいいとこ無い、貧乏臭い映画だな、と思われるか、単なる金の問題
じゃあ無いと思うけどね・・・・
低予算ったって、それでも一応は億単位の制作費があるのなら、もっとましなモノを
作って欲しいよ・・・・・
マンガやアニメの方がよっぽど表現の工夫をしているような気がするよ。
起承転結をもっとはっきりさせるとか、気の効いたセリフ回しをするとか、金の掛からない
ところでの充実というのをしっかりやろうという気はないのかねという気がするよ。
既出な話をよくもまぁそんな長くかけるもんだ。
877 :
元戦車兵:03/10/23 09:23 ID:lk7Xlse4
歌舞伎でさ、隈取りとかするじゃない、ああいうのをどう思うのかなっていうのが分かれ目
という気がするんだよね、映画を作るときに・・・・・
ありていに言えば、あれは顔というものを作り変える、その役用に加工して客に見せるという
発想なんだと思うよね。素顔で演じなければならない、という制約なんて無い、
役を成り立たせる為ならいっその事、マスクを被ったっていいという考え方の根幹
だと思うよ。
どっちかというと、それは、能、か・・・・
物語の起承転結をはっきりさせて、喜怒哀楽をもっと激しくして、後は撮り方をもっと工夫するだけで
数段違うものになるような気がするよね・・・・
見せ方というものがあると思うよな。
基本の基本が一番なっていないような気がするよ。
878 :
元戦車兵:03/10/23 09:43 ID:lk7Xlse4
映画は、作品か、商品か?と言っていた人がいたけど、こんなものは考えるまでも無い
話なんだよね、商品に決まっているじゃん。
観客が金払って見る時点で、商品以外の何物でもないさ。
商品である前に、作品であるなんていうのはアホもいいとこだよ・・・・だったら無料で
見せろよと言いたくなる。
別に、監督の個性や思想など無くていいとは言わないさ、それが面白さの源泉でも
あると思うからね。
だけど、監督の思想だけでは、作品にはなっても、商品にはならないよな。
観客の求めるものとの折り合いも適度につけなければならないし、その場合は観客の
意思の方がよっぽど重要だよ。
金出しているのは観客なんだからね。観客が満足するものでなければ、監督の意思なんて
鼻糞同然。顧客の要求するものを売るのが資本主義というものだわな。商売関係なし
でやりたいのなら、それこそ共産国家でも行ってプロパガンダ映画でも撮るか、
自分の金で、自費出版ならぬ、自費映画でも撮ればいいんだよな、そいでタダで公開すると。
879 :
元戦車兵:03/10/23 09:49 ID:lk7Xlse4
観客の求めるものといってもさ、別にアンケートでもして、マーケティングをしろという
話ではないんだよ。大体、どんな映画が見たいですか?って聞かれても、正直、
面白いもの!としか答えようがないものがあるしな。
別にSFでも、時代劇でも、戦争モノでもいいんだよ、面白くて、感動させたり、なんだりして
満足させてくれればいいんだから・・・・
満足させてくれるのならば、別に純文学だって、哲学だっていいさ。
監督の思想バリバリでも、それが観客を満足させてくれるのならば何も問題は無いよ。
観客の求めるものは常に満足であり、監督はそれを満たすのに、手段は問われていないんだから。
880 :
元戦車兵:03/10/23 09:55 ID:lk7Xlse4
聞き取れないほどのボソボソ声のセリフでも、陳腐なアクションでも、それで観客が
満足するのならそれでオーケー。
だけど満足しないのなら、どんな理屈で正当化しようが、それはダメなんだよ。
映画の判断の基準は、唯一、観客の満足度だよな。それ以外の基準なんて必要ないよ。
高尚な理論で擁護されたところで、面白くないものが面白くなるわけではないからな。
ウンコは臭いものだし、その匂いを、どんなに高度な理論で健康にいいとか、実はいい匂いだ
と説得されても、それでウンコが香しい匂いにならないのと同じだと思うよ。
まあ、世の中には、臭いと思っていても、説得されて本当は思っていないのに「いいにおいです」
なんていってクンクン嗅ぐ奴もいるんだろうけど・・・・・
881 :
h:03/10/23 12:20 ID:xaLWw60e
人は視界の悪い雪山で遭難すると、まっすぐ歩いていても段々すこしずつ曲がってき
円となってまたもとの場所に戻るという。
「ループ」
どうしても、この話題ぐるぐるまわっちゃうんだよね〜
ここで議論してるのは何だろう?
いまの邦画には名作が足りないの?
それとも大ヒット作品?
記憶に残る作品と記録をつくる作品は違う。
いまの邦画には、外国も買いたくなるような良い作品(よいストーリー)が
あるわけよ。しかし、これらの邦画はハリウッドのヒット作品よりも
観客動員数で劣ってしまう。
884 :
名無シネマさん:03/10/23 14:20 ID:nBTbB56n
じゃ、これらの邦画は何が劣っているのか?
ストーリーはしっかりしているので、それ以外の部分を比較すると
@予算の少なさによるセット、編集、先端CGの制限
これらの問題は低予算にある。監督も予算があればもっと凝った映像を作りたいと
思っているだろう
A国や自治体のバックアップ
日本では野外での撮影には、さまざまな許可を必要とする
「ダイハード3」みたいに、アメリカってなんでNYのど真ん中で車の爆発シーンが撮れちゃうの?
また、銃器にしてみても本物のほうがやっぱり臨場感あるよね
想像してみましょう
都内に出没した空飛ぶ謎のロボット。警視庁は道路を封鎖して必死にこのロボットを追跡する
ロボットは追跡をさけるため、地下鉄のトンネルを逃げはじめる。迫り来る地下鉄。
丸の内の駅では、電車を待つサラリーマンがロボットの通過に驚きひっくりかえる
自衛隊が出動し、渋谷でロボットを狙う90式戦車が火を噴く
弾はあたらねーは、ビルは破壊されてしまうは街中大混乱!
(元ネタはルパン三世なんだけど)
こんな映画を、最先端の映像技術を駆使して上映してくれれば、おれは間違いなく何度でも見にいく。 (w
>>884 ガメラのスタッフに予算と時間を与えれば可能だと思う。全面的にロケの許可が取
れるということが前提だけど。。。
来年の鉄人28号では、どうなりますことやらね?
>885
そうだねぇ。ガメラのスタッフにはセンスを感じるよ。
でも、いくら精巧なミニチュアでもミニチュアとわかる時点で萎えちゃうからなー
日本もそろそろ、映画は文化でありビジネスとしても重要な輸出品として考えても
いいんじゃなかろうか。韓国みたいに国策とまでしなくてもいいけど、
行動における撮影の許可や撮影時における実銃の協力など、官と民が協調できる
体制になるといいのにね
それには、まず多くの日本人にこのことを理解してもらわないといけない。
映画は新しい輸出商品として日本の経済に役にたってますよー。
だから、道路が塞がっていても理解してくださーいってね
映画を通して日本の街が世界に広がれば、観光客も増える。
石原都知事だけでなく、他の国会議員にも積極的に進めてほしいです。
だけど、この問題は本来、東宝や松竹などが力を合わせて、先導役に
ならなくてはいけないんじゃないの?
俺なんかどうしても実銃にこだわっちゃうからさー
押井監督が「人狼」をつくるときにMG34を求めて、海外で撮影したのもうなずけるんだよね。
で、考えてみた。日本で実現できないかと。
警察庁か自衛隊が、色々な銃器を研究開発などの名目で輸入し管理、保管する。
映画会社は撮影の時に、これらを借りるわけだ。
もちろん、国は安全を期すため銃器アドバイザー兼管理者として必ずスタッフをつける。
これにより、国はレンタル料として税収が見込まれ。
映画もより臨場感ある作品を作ることができる。
一挙両得だと思うけどなぁ。
おいおい。ロケ協力ならともかく、銃器なんか貸してくれる訳無いだろうが。
ミリヲタの妄想にも困ったもんだ。
そういうのなんか良いね。建設中のビルなんか
使ってアクション映画とか撮ったりとか。
んで、そのビルが完成したら、
「あそこのビル、あの映画の撮影で使われたん
だって」
とか言われたりして。客寄せになると思うなあ。