５０年代〜６０年代の健全映画。

この時代の映画って特に洋画、邦画でも多く健全映画が量産された時代
だったと思います。恋愛映画でも規制が厳しかったですし。
あの時代特有の明るく健全な映画についてマターリ語りましょう。
アイドル時代の吉永小百合映画や青春映画、ラブコメ系など。

ジャンケン娘とか？　この間下北で見てきた。

トロイ・ドナビューのロマンチック系映画とか
アネットの青春コメディは？昔の歌謡映画とか。

秋刀魚の味。小津安二郎は健全でしょう。

銀座カンカン娘

小津映画の裏で繰り広げられる親娘のドロドロした肉体関係。

５０年代はともかく、６０年代って、健全か？
アメリカン・ニューシネマやヌーヴェル・ヴァーグの時代だぞ。
フリーセックスとかが出てきたのもこの頃。

>>7
まぁ「健全」に対するアンチテーゼとしてそれらは出てきた訳で、時代として
はやはり「健全」が表面にあったのでは？
70年代以降はそれらがメインになってしまったため、革命性はほとんど無くな
っちゃってるし。

６０年代後半は確かに健全映画は下火になっていったよね。
健全神話に陰りや崩壊が出てきたのも６０年代半ば辺りだし。
でも日本映画はまだ辛うじて末期まで頑張ってた気が・・。

ドリス・デイなんか健全の代表みたいなもんじゃん。

恋愛専科

ドリス・デイは５０年代の人よん。
うーん、私から見ると、たとえば、１９６１年の「草原の輝き」は、若者のセックスの問題とか出してきて、ナタリー・ウッドの後ろ向ヌードを入れたりと、すでに５０年代とは違ってきてる。
同じ年に「ウエストサイド物語」が登場、それまでの健全ミュージカルをひっくりかえした。
５０年代と６０年代は明らかに違うと思う。
確かに６０年代にも「サウンド・オブ・ミュージック」などのような健全映画はあるが、もう、この時代には、革新的な映画の方が主流になっていたと思うが。

ビーチパーティ／やめないでもっと！は健全映画じゃないの？
イタリア版の太陽の下の１８才とか。

１９６６年を境に変わったと思うけど・・・。

やはり石坂洋次郎と源氏鶏太原作の作品でしょう！
『こんにちわ二十歳』『最高殊勲夫人』最高なり

たとえばヒッチコック、あるいは小津が、
性的な直接表現をいかに苦心して｢健全｣な会話に置き換えてきたか、
てなことを考察するのも一興。

ロリータが製作されたのは６１か２年でしたね。でも当時は規制がかなり
厳しかった時代だったから何の変哲も色気もない普通の映画でしたが・・。

>16
そういう話ならルビッチは外せませんね。

勧善徴悪で「健全」の象徴であったはずの西部劇の移り変わりを見れば、
少なくともハリウッドにおけるその時代の表面的モラルが見えてくる気が
する。

>>18
残念だがそれはｽﾚ違いかもしれない。

>>1は筒井康隆の小説「美藝公」を読んだかね？
あれこそまさに「健全」なる夢の世界。

ところでその小説の中に
『モーリン・オハラ嬢の処かまわぬ荒淫』というくだりがあるが
本当なんだろうか。おそらく事実だったんだろうけどね。

ドリス・デイは「俺たちに明日はない」(67)を見て、自分の居場所がなくなったこ
とをさとって映画からリタイアしたらしい。
この頃が映画にとっての分岐点かな。

フランス映画も５０年代から６０年代に掛けてアメリカ映画の
コピーみたいなのを多く撮ってませんでした？

一口に50年代って言っても、健全映画が作られる一方
「太陽の季節」とか「狂った果実」とか、
今見てもかなり刺激的な映画も作られていて結構面白い時代。
「狂った果実」なんてヌーベルヴァーグに影響与えた作品だし
日本映画も進んでたんだよなぁと思う。

「狂った果実」なんかは今は名作として評価されてるが、
当時は成人映画という扱いだぞｗ
漏れの好きな健全映画は、市川昆監督の、「私は二歳」なんだが･･･
山本富士子が良いんだな、コレが･･･

明るく健全でかつ画期的な青春時代劇を作った沢島忠は
もっと評価されてもいいと思いまふ

50〜60年代！市川雷蔵の時代ですね！
新平家物語、斬る、陸軍中野学校、薄桜記、ジャン･有馬の襲撃
あの時代こそが日本映画の黄金期でしたね。

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わんぱく旋風は健全にならないの？

>24
ヌードシーンがあるので不健全＞私は二歳

「健全を笑う映画」を健全に描いた
「カルメン故郷に帰る」が最高です。

>>30
カルメン役の高峰秀子、今観るとケバイ罠ｗ
当時はあれで男共は満足してたのか？

>>31
日本初の総天然色なんでケバイほうが発色良かったではと想像してみる。

＞ヌードシーンがあるので不健全＞私は二歳

昔はでもヘアはおろか胸を映すのも駄目だった時代じゃなかったです？

>33
子供の裸でてきたような

キューポラは典型的に健全だね。

>>35
今村の脚本だよｗ

浜田光夫って健全のイメージ強いけど
濡れ場はないよね？

age

キューポラはかなりハードな内容だぞ
続編があって　在日の家族が北朝鮮に帰って独り残ったオバチャン
（オバチャンは日本人）に小百合ちゃんたちが無理矢理勧めて
北に送りだしちゃう　可哀相なオバチャン泣きながら旅立つの

浜田光夫は事業に失敗して仲間に袋だたき、
小百合ちゃんの親父は職場で孤立してクビ、母親は子供の貯金を使い込み
小百合ちゃんも進学を諦める　それでお終い

『キューポラ　』の音楽は、かの黛先生で「俺は北朝鮮を賛美するのはいやだ」とごねた（なかなか先見の明がある）
そうだが、駅での別れの感動の大場面ではコーラスの指揮をしたそうだ。

この人、戦時中からフランス音楽などをやっていたため、高校の右翼から「非国民、軟弱だ」と鉄拳制裁をよく受けたそうだ。
その右翼学生は、運輸大臣をして死んだ横浜の小此木彦三郎（息子も代議士の八郎）。

つまり、戦時中のトラウマが後の右翼的言動になったわけだ。

昔の映画は特に皆健全に見えるし女優は清純派が中心だったように思える・・。

何か昔の谷崎モノってイマイチ色気がないのは何故？

>>42
市川昆の「鍵」は京マチコの裸なしでも、
想像だけでヌケル健全映画だと思うぞＷ

鍵は健全映画じゃないでしょう。

谷崎文学は変態だから普通のエロを求めると肩透かしくらう

５０〜６０年代は他に大した娯楽がなかったから映画全盛期だったと思う。
今の技術・演出水準から見るとやはり当時のものだなと思う。
しょせん通過点に過ぎない。その頃の映画が最高という椰子は情緒的
な思い入れから来る執着だろう。あまりに幼稚っぽいカスも多い。
今は人件費やら何やらコスト増がそういう映画を作りにくくしてるだけで、
現代の技術で金かけてやれば、それ以上の作品は作れるはず。
はっきり言って演出のテンポから出てくる俳優の顔つきから、古臭くって
しょうがない。白黒映画が多いのも不満。当時の作品はやはり当時の
庶民のために作られた内容だし、それをいつまでも金科玉条のように奉
るというのは、衰弱した生き物（初老〜老人達）だけだろう。
廃馬は廃馬を持ってしてその世界に生きてゆけばよいが、今を生きる俺達
にはただのサンプルだという考え方も必要だと思う。

http://homepage.mac.com/hiroyuki43/2ch.html

>46
そうか、30年代の映画の好きなオレなんかは生ける屍なんだね。

『太陽の季節』は健全映画ですか？

>>49
YES！！
あと、「太陽〜」の姉妹編、「狂った果実」も健全な青春映画。。。

ココでの健全映画ってセックスは絶対しない
って映画じゃなくて？性描写も厳しい時代のソレ
じゃなく？

文芸映画＝健全映画
これ定説也

健全映画は２１歳までの吉永小百合の映画。

>>53
なんで21以降の小百合がダメなんだよ！

昔はディープキスはご法度だったんでしょう？

昭和３０年代の洋邦の映画はそれはそれはラブシーンでも
たいへん奥ゆかしい時代じゃなかったですか？舌を入れるなど
下品なことはしませんでしたし、ヌードは基本は背中。

セックスしない純愛映画。

誰が邦画の奥ゆかしい伝統を壊したんだ？
今村か？大島か？？中平か？？？

大蔵貢だろ。
黒澤映画の製作だった本木荘次郎もＰＩＮＫ映画製作者に転落したしな。

洋画の健全映画は何ですか？

「シェーン」

>>61「シェーン」
不倫の一歩手前だぞ

昔のディズニー映画

加山雄三の若大将シリーズ。

>>60
フランク・キャプラ作品

あぼーん

ミュージカル映画かな。

「二十四の瞳」

>>30のレスが好きだ。

昔は昼や深夜に吉永小百合出演の日活作品がよく放送されていたなー

よかったなー

理由なき反抗、
ナント健全なる不良どもか。

ダウンタウン物語　不健全なふりをした30代を10歳の子供が演じてます

＞ダウンタウン物語　不健全なふりをした30代を10歳の子供が演じてます

１０歳以上の子が多いですが？小、中学生が中心で、ジョディ・フォスターと
スコット・バイオがこの時１４です。ジョディ・フォスターは子供たちの中では
すでに年長格。とは言えこの頃になると子役というよりティーンエイジャーに
差し掛かる微妙な時。子役というよりロリのアイドルだった・・。

ダウンタウン物語は７０年代の映画なんですけど。

吉永小百合って、いまひとつその魅力が理解できません。
イメージ的にはもぎたての果実というよりはとれたての野菜だったんじゃないですか？
会社のかな〜りな上役でさえ、口にするのは百恵だから
リアルに小百合が好きだった人って、もう６０過ぎ？
あの頃の日活映画なら、野川由美子がいいなあ。彼女はフリーだったから、
ほかの会社のにも出てるけど、彼女の走ってる姿がいいなあ。

それと、小川真由美と緑魔子のコンビが軟弱な男を滅ぼしていく東映のシリーズ
なんか、「うん納得！」と健全映画に入れたい気がしますが、どうでしょうか？

前田通子、筑波久子・・・「肉体の・・・」シリーズ。
健全じゃないな。

>>75
野川由美子は日活では脱いでいたけれど、東映ではお姫様役が印象に
残ってるなあ。松竹や大映ではまた別のキャラだし。
そこで、「くノ一忍法帳」。
夫に誠実な一途な女性が最後には勝利するという、至極「健全な」映画です。

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　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
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