BS・WOWOW 今日の映画　part8

今日は「紳士協定」やってたのか。観なかったけど。これ、日本初公開当時（８７年頃）
は、幻の名作ということで、かなり有り難がられていたけどね。

明日は「スカーレット・ストリート」があるのか。アテネでしか観られなかった作品
だったのにな。ググると、ＤＶＤも出てるらしいな。

こう、あらゆる作品が放映されると、正直、もう有り難みがない。逆に、観たい気
も、もう起こらない。観る前から食傷してる。
正直に言おう、地上波のズタボロカット放映やレンタルビデオを漁り、オフシアター・
名画座通いに耽って、くだらぬ特権意識に浸っていた、昔の方が居心地が良かった。
まだ、自分で映画をゲットしたかのような錯覚があったからね。

そうしたバカげたシネフィル（笑）意識の育たない、今の方が健全なんだろうけどね。
しかし、川本三郎の「朝日のようにさわやかに」のような、儚く感傷的な映画ノート
が書かれることは、もう二度と無いだろう。これも時代の成熟なのか？