1 :
名無シネマさん :
03/01/24 16:42 ID:CL6wPSyU 映画作品・映画人板にあるこのスレをあるべきところに持ってきました。 「あなたの好きな撮影監督、古今東西こんな大御所がこんなクソに手を貸してたなんて...というのでも歓迎」 ということらしいので。 こんなことはおせっかいだろうけど、テーマとしては 興味があるので、あえてヤッチマイました。 続けてみると、 自分はジャームッシュ作品の中では「ダウンバイロー」の ロビーミューラー。この作品ではじめて組んだんですよね。 淡々とした語り口が作品によくあっていました。
2 :
名無シネマさん :03/01/24 17:03 ID:yJ20WSex
「ナチュラル」「ライトスタッフ」「チャンス」 のカレブ・デ・シャネルって、最近どーしてるのか。 ちなみに監督作「マジックボーイ」があります。
3 :
26歳(仲間由紀恵似) :03/01/24 17:24 ID:Znw9vf8D
私はロジャー・ディーキンズなんか好きですよ。
4 :
名無シネマさん :03/01/24 18:54 ID:Tb4UR0PY
話のネタに最近の名カメラマン ・ロバート・リチャードソン「JFK」「カジノ」 ・アンジェイ・バトーコウィアク「評決」「男と女の名誉」 ・エド・ラックマン「ハートに火をつけて」「エリン・ブロコビッチ」 ・フレデリック・エルムス「ワイルド・アット・ハート」「ナイト・オンザ・プラネット」 ・ジョン・ベイリー「恋愛小説家」「再会の時」 ・ロジャー・ディーキンス「シド・アンド・ナンシー」「サンダー・ハート」 ・ロジャー・プラット「12モンキーズ」「ショコラ」「モナリザ」 ・アレックス・トムソン「ハムレット」「エクスカリバー」「イヤー・オブ・ザドラゴン」 ・クリス・メンジス「ミッション」「マイケルコリンズ」「プレッジ」 ・フィリップ・ルースロ「インタビュー・ウィズ・バンパイヤ」「リバーランススルーイット」 ・ダンティ・スピノティ「LAコンフィデンシャル」「インサイダー」「ブリンク」 ・テイリー・アルボガスト「白猫・黒猫」「レオン」「クリムゾン・リバー」 ・スチュアート・ドライバーグ「ピアノ・レッスン」「アナライズ・ミー」 ・ファン・ルイス・アンシア「摩天楼を夢見て」「NYPD15分署」 ・キャレブ・デジャネル「グース」「ライトスタッフ」 ・ドナルド・P・マカルパイン「プレデター」「今、そこにある危機」 ・ドナルド・ソリン「セント・オブ・ウーマン」「ミッドナイトラン」 ・ジョン・シール「刑事ジョン・ブック」「パーフェクト・ストーム」
5 :
名無シネマさん :03/01/24 19:00 ID:Tb4UR0PY
>2 カレブ・ディ・シャネルは最近は「グース」、「アンナと王様」(ジョディ フォスターの出てた)「パトリオット」を手がけておりました。特に 「パトリオット」では、その年のアカデミー賞ノミネートを受けてます。 >3 ロジャー・ディーキンスはコーエン兄弟とのタッグでもいいですが、 それ以前の作品でもすごいですよ。特に日本では公開されなかった 「サンダーハート」では、ものすごいカメラワークで必見です。
6 :
名無シネマさん :03/01/24 19:06 ID:yJ20WSex
>>5 どーも、詳しいっすね。「グース」もこの人だったんすか・・・
7 :
名無シネマさん :03/01/24 19:13 ID:Fk/LA7+A
女性カメラマン、エマヌエル・ルベツキーがいいですね。 (「赤い薔薇ソースの伝説」「リアリティ・バイツ」「リトルプリンセス 小公子」「雲の中で散歩」「大いなる遺産」 「ジョー・ブラックをよろしく」「スリーピー・ホロウ」「彼女を見ればわかること」「アトランティスのこころ」 「アリ」「天国の口、終わりの楽園。」…)
8 :
名無シネマさん :03/01/25 00:33 ID:+2LHaCDR
健さんには木村大作
「バーバー」のDVD初回盤に付いてるディーキンズのインタビューは必見。 46分間、喋りっぱなし。レンタルで借りることもできる。
10 :
名無シネマさん :03/01/25 12:00 ID:9zt7rnOJ
「バーバー」まだ買ってないんだよね。 そんな特典があるんなら、早速買いに行かねば。 ちなみに、コーエン兄弟以外のディーキンス作品(こんな表現は適当ではないかも) でのわたしの一番は「ハリケーン」ですな
11 :
名無シネマさん :03/01/25 12:45 ID:+JPt6oxT
わしは『クンドゥン』『ショーシャンクの空に』のディーキンスが好き。あ、あと『デッドマン・ウォーキング』も。
12 :
taro :03/01/25 12:52 ID:gaO+fxp1
名前は忘れたけど、「アイ・アム・サム」のDVDを見たら、不必要な細かいパンやズームを多用して、 撮影監督が「ドキュメンタリー映画のような効果を狙ってみた」と自慢げに話していた。 そんなもん2時間も見せるな!
13 :
名無しさん :03/01/25 13:14 ID:e3z58xh6
日本の照明さん、カメラマンも含めていいんですか?
14 :
名無シネマさん :03/01/25 13:21 ID:q9o2Cvnd
>>13 日本映画の撮影現場で「照明さん」と言う呼び方をすると、
「ゴルァ!誰に言うとんじゃ!!」と返事が返ってきます(W
「照明部さん」と言いましょう。
>>13 日本の場合は厳密には撮影監督は一握りしかいない。
照明部は勿論違うからね。
照明技師出身で撮影監督がいたりするが。
>>14 「〜さん」と名前を呼ばずに「照明部さん」とだけ言ってると
やっぱり「ゴルァ!誰に言うとんじゃ!!」になるけれどね。
16 :
名無シネマさん :03/01/25 17:58 ID:ghWV7HqG
>12 あの映画の撮影はひどかった。
17 :
名無シネマさん :03/01/25 23:20 ID:KTWQ3x0E
「天皇と呼ばれた男 宮島義勇回想録」買った人いますか?
18 :
名無シネマさん :03/01/25 23:34 ID:ghWV7HqG
名撮影監督のヘボイ仕事特集 マイケル・チャップマン「ライジング・サン」 ジャック・カディーフ「ランボー2」 ジャック・N・グリーン「ツイスター」 ジュゼッペ・ロトゥンノ「ポパイ」
>>17 はい。面白いですよ。
ただ、撮影技術よりも政治の話が多くて、原理主義的なので読んでて疲れますね。
20 :
名無シネマさん :03/01/27 12:30 ID:y/XB65eP
撮影監督に関する書籍でおすすめを教えてください。 今まで読んだものは「マスターズ・オブ・ライト」(フィルムアート社)くらいです。 10年くらい前に雑誌「STUDIO VOICE」で撮影監督、プロダクションデザイナー プロデューサー、音楽家などの特集が組まれたやつは今でも参考書として使っています。
21 :
名無シネマさん :03/01/27 17:21 ID:y/XB65eP
今日やっと「バーバー」のDVDを買った。 もちろんディーキンスのインタビューから先に見るよ。
22 :
名無シネマさん :03/01/27 18:38 ID:V6Eitw1o
>20 一番の参考書は筑摩書房から出てるネストール・アルメンドロスの 書いた「キャメラを持った男」。撮影監督の仕事の内容から、その 芸術的価値、技術的ノウハウ、関わった作品の裏話などかなり充実している。 あと自伝なら、ジャック・カティーフの書いた「マジック・アワー」も 中々面白い。撮影監督のことについてなら、フィルム・アート社の「映画撮影クルー主義」 宮川一夫について書かれた「映像を彫る」などが面白い。 あと監督関係の本や映画のメイキング本を読んでいくと撮影監督のことも 出てきて面白い。その中からお勧めは、シドニー・ルメットの「メイキング ムービー」、「映画監督術2」、あとクリント・イーストウッドの研究本に 撮影監督のインタビューがかなり載ってた。 あと、ビデオだったら、「ビジョンズ・オブ・ライト」と「光で書く ストラーロの世界」。前者は結構高いがそれなりの価値はある。
23 :
名無シネマさん :03/01/29 10:33 ID:6eEKRDxo
)22 ありがとうございます。 ルメットの本は図書館で見かけたので、借りてこよう。 この手の本は高いからな。
24 :
名無シネマさん :03/01/29 11:44 ID:RRQkcr7n
ジョン・シールは、「ヒッチャー」の砂漠の撮影が 良かった記憶がある。 あと最近ウィリアム・ラスティグの「ザ・スカウト/殺戮祭の日」を 300円で買ったんだけど、 これの撮影監督がジャームッシュの「パーマネント・バケイション」 を撮ったジェームズ・A・レボヴィッツだった。 「悪魔の毒々モンスター」シリーズの撮影もこの人らしいが、 ジェイムズ・ロンドンと名前を変えている処から、仄かな志が伺えてちょっぴり 感動した。
技術そのものについてなら、最近50年ぶりに復刊されたジョン・オルトン の「painting with light」って本がイイ。翻訳は無いけどモノクロ画面 のライティングの方法が詳細に書いてあって勉強になるよ。
26 :
名無シネマさん :03/01/29 14:19 ID:SVs5XVsA
ディーン・セムラーは監督業をやめて、またカメラマンに専念することに したのかな?
27 :
名無シネマさん :03/01/29 19:34 ID:eDR1Q6rm
>26 撮影監督としてはオスカー受賞者。 監督としてはセガールのトンデモ映画作家だからな。
28 :
名無シネマさん :03/01/29 19:44 ID:MEwV1jdY
メルギブの戦争映画ってセムラーじゃなかったっけ?
29 :
名無シネマさん :03/01/29 23:29 ID:eDR1Q6rm
>28 そう。最近だと「ボーン・コレクター」とかも担当してた。 あのセガールのトンデモ映画だけど、ヘリの発着シーンとかは 中々迫力があってよかった。
30 :
名無シネマさん :03/02/01 00:44 ID:WdJVPJgu
撮影監督出身で成功したのは、ニコラス・ローグぐらいなもんかね。 あとの人たちは中途半端な結果に終わっちゃってる場合が多い。
31 :
名無シネマさん :03/02/01 00:58 ID:WdJVPJgu
24 「ヒッチャー」はすべてのスタッフの才能が集結した 「奇跡」の映画だからね。
32 :
名無シネマさん :03/02/01 10:46 ID:O1Ln/aSN
今まで観た中で名DPの持ち腐れと思われる作品 「硝子の塔」ヴィルモス・ジグモンド 「リトルブッダ」ヴィットリオ・ストラーロ これが最凶か 「フレンチキス」オーウェン・ロイズマン 「がんばれ!ルーキー」ジャック・N・グリーン 「クールワールド」ジョン・A・アロンゾ 「ミッショントゥマーズ」スティーブン・H・ブラム 「チャーリー」スベン・ニクビスト 「6デイズ7ナイツ」マイケル・チャップマン 「ワイルド ワイルド ウェスト」ミヒャエル・バルハウス 「秘密の花園」ロジャー・ディーキンス こいつはワースト2だ 「ダリアン」ブルース・サーティース これももったいない
33 :
名無シネマさん :03/02/02 13:18 ID:b/sTtuSw
私から見れば、 「フレンチキス」オーウェン・ロイズマンはよかったと思う。 あれは撮影で持ってたようなもんだし。内容も悪くなかったと思う。 「チャーリー」スベン・ニクビストも割といいと思った。 「リトル・ブッタ」は割と許せるけど ヴィットリオ・ストラーロ は最近の仕事の方がひどくないかい? もっとひどいのだと、 ヴィルモス・ジグモンド→「ゴースト・アンド・ダークネス」 ジャック・N・グリーン→「ツイスター」「スピード2」「ベスト・キッド3」 ジョン・A・アロンゾ→「ガーディアン」 マイケル・チャップマン→「スペースジャム」 ロジャー・ディーキンス→「マーシャル・ロー」話自体も最悪 ラズロ・コバックス→「ベストキッド4」 最悪は、ウィリアム・フレイカーの「ストリート・ファイター」と アレックス・トムソンの「デモリションマン」 「ワイルド ワイルド ウェスト」ミヒャエル・バルハウス 「ミッショントゥマーズ」スティーブン・H・ブラムは激胴 野獣教師とかは、サティースはいい方?
>>15 実際には撮影監督とほぼ変わらないスタンスの照明技師もいたりしますよね。
照明技師と撮影部チーフが話しあって絞りを決めて、撮影技師は蚊帳の外。
ライティングが終わると「じゃあ、ゴーロクでよろしくぅ」と言い残して
メイクさんと話し込んでいたり(w
まぁ、どの撮影技師にもそんな風に接してるわけでは無いんだけど。
35 :
名無シネマさん :03/02/03 11:14 ID:r9q6dYwS
最近、自分が今までに見た映画のデータベースを作ってるんだけど、 撮影監督が不明な作品がかなりあった。そこでこのスレッドの方なら けっこう詳しいと思われるので、わかる方はレスして頂けるとありがたいです。 特に知りたいのは「ジョニーの事情」ベニーニ、「スーパーフライ」ゴードン・パークスJr. 「非情の罠」キューブリック「ハートブレイクリッジ 勝利への橋」イーストウッド 「恋路」これは監督もわからない。リシャール・ボーランジェ主演で92か93年頃上映 「パーフェクトカップル おかしな大恋愛」アルトマン、「バイオレントサタデー」 ペキンパー、「黄金時代」ブニュエル、「怪物の花嫁」エド・ウッド etc まだまだ書ききれないほどあります。ビデオ借りてクレジット見ればいいなんて 言わずに善意のレスお願いします。
ビデオ借りてクレジット見ればいいんじゃないかな?
38 :
名無シネマさん :03/02/03 11:50 ID:r9q6dYwS
〉37 ありがとう。ぢみちに調べます。
39 :
名無シネマさん :03/02/03 15:07 ID:r9q6dYwS
35、38ですが「非情の罠」ってキューブリックはDPもやってたんですね。
40 :
名無シネマさん :03/02/03 16:25 ID:F+lC8nuS
「ジョニーの事情」はロビー・ミュラー 「ハートブレイクリッジ 勝利への橋」はジャック・N・グリーン
>>39 つか、キューちゃんはもともと報道キャメラマンなんですけど。
42 :
名無シネマさん :03/02/05 12:12 ID:aY/eq8H9
「ジョニーの事情」はジュゼッペ・ランチ 近作は「息子の部屋」 代表作はタルコフスキーの「ノスタルジア」タビアーニ兄弟の「グッドモーニングバビロン」 「太陽は夜も輝く」あたりか
43 :
名無シネマさん :03/02/05 13:42 ID:CFIt6ndS
アルバティニス
44 :
名無シネマさん :03/02/07 15:27 ID:Q6aUhiKo
夜誤酢
45 :
名無シネマさん :03/02/07 17:19 ID:+5QqsqP9
或馬煮ティ酢
46 :
名無シネマさん :03/02/09 14:52 ID:yYekM/Lz
ヨルゴス・アルバニティス 主にテオ・アンゲロプロスの作品に参加しているDP
47 :
名無シネマさん :03/02/09 22:05 ID:lZjS3e0y
>>30 ピーター・ハイアムズとかヤン・デ・ボンとか、あと「アダムスファミリー」監督
した人(名前ど忘れした)なんかは、一応成功といえるんじゃない?
48 :
名無シネマさん :03/02/10 23:03 ID:Dnpt/3+e
>47 ハイムズさんは監督でカメラマンの経験があったから 撮影監督を兼任し始めただけ。 その二人は、確かに興行的に成功した人もかも知れんけど、映画の質としては どうかと思う。
49 :
名無シネマさん :03/02/10 23:04 ID:Dnpt/3+e
>46 ひたすら長回しの人ですね。その成果、テオ・アンゲロプロスの 作品に限られてますね。
50 :
名無シネマさん :03/02/12 11:40 ID:5Xy0zlX6
もともと演出の才能があれば初めから監督めざすわな。 でも「こんなへぼ監督でも演出できるなら俺だって」って撮った人もいるかも ヤヌス・カミンスキがそう思っていたらおもしろい。
>48 詩ね。ハイアムズは偉大。
52 :
名無シネマさん :03/02/12 13:40 ID:5Xy0zlX6
〉51 おそらく48は「2010」を「2001年宇宙の旅」の続編として受け入れられないのだと思うよ。
53 :
名無シネマさん :03/02/12 14:29 ID:gVpwhfNt
>51 禿げしく胴衣。 >48は逝ってよし。
組合がうるさくなければ、もっと監督とDPを兼任する人が出てくるはずなんだが。
ゴードン・ウィリスから、 お小言を小一時間。
56 :
48 :03/02/12 23:25 ID:Az/Htmwc
その二人というのは、ヤン・デ・ボンと「アダムスファミリー」監督 したバリー・ソネフェルド。別にピーター・ハイムズはけなしてない。 俺は彼の作品の「プレシデオの男たち」も「シカゴコネクション」も 「レリック」も「カプリコン1」も大好きだ。
57 :
名無シネマさん :03/02/12 23:32 ID:Az/Htmwc
でも、撮影監督と監督を兼任するのはつらいと ゴートン・ウィリスはいっていた。
58 :
名無シネマさん :03/02/13 11:15 ID:TSNMyO03
作品の出来不出来にかかわらずクレジットされていると観てしまう というDPは誰ですか?わたしは最近はダリウス・コンジが携わった作品は 気がついたものから観ています。
59 :
山崎渉 :03/02/13 11:26 ID:/EK+Nmep
(^^) ルチオ・フルチの片腕的存在 セルジオ・サルヴァティを挙げときます
60 :
あああ :03/02/13 11:36 ID:o9j3bKxh
ここのスレに来るような人はいい加減聞き飽きたであろう色彩の魔術師たちをよろしく クリストファー・ドイルとダリウス・コンディ。 あとはブレランのジョーダン・クローネンウェスとか まあカメラマンってな後処理より現場でカメラワークを決定するカンが重要なわけだけど 海外の監督は結構自分で決めたがるから、現場では照明ばっかり気にする羽目になるんだな ちょっとかわいそう しかもハリウッドでは、撮影監督はカメラを覗くことができないから、尚更照明一辺倒… かわいそうすぎる撮影監督を語ろう ニール・ジョーダンの「イン ドリームス」は駄作だった(カメラワークも酷い)が、後処理と照明は奇跡のような美しさだよ
61 :
名無シネマさん :03/02/14 15:43 ID:y1LV7YnZ
>58 最近の人ではランス・アコードに期待しているが、「バッファロー’66」と 「マルコビッチの穴」以外でどの作品に参加しているか知っている人教えて。
62 :
名無シネマさん :03/02/15 00:18 ID:5T6TsZJO
>撮影監督はカメラを覗くことができないから、尚更照明一辺倒・・・ それはいくらなんでもないんじゃない?ノンユニオン系ならわかるけど。
>>60 の言ってる事は正しくない事が多いが
>>62 も正しくない。
ファインダー覗けないのはキャメラオペレーターのユニオンに入ってないから。
ノンユニオンなら覗ける。
んでもアメリカ辺りはビジコンでモニターでチェックできるけれどね。
64 :
名無シネマさん :03/02/17 15:44 ID:vk5nK/cn
仙元誠三は今仕事してますか?
>>30 アンドリュー・デイビスも「逃亡者」以降さっぱりだしね。
最近ではアンジェイ・バートコウィアックが
「ロミオ・マスト・ダイ」「DENGEKI」「Cradle to Grave」(ジェット・リーの新作)を
やってるけど、あんまり今後を期待できそうもないね。
ダンテ・スピノッティは「刑事グレアム」と「レッド・ドラゴン」を 両方やってるけど、こういうのは珍しいね。
67 :
名無シネマさん :03/02/18 20:40 ID:K24fQpIo
スパらしい撮影って一体どんなんだろうね? ワンカットの美しさが求められる映画ならいいけど、 コメディ映画などの場合どうなんだろう…
>>34 「撮影技師」って言い方、なんか古くないか?
>>68 古くないかといわれても
日本の映画の現場には厳密には撮影監督はいないからな。
日本に撮影監督システムで仕事してるのは高間ぐらいか。
勿論栗田と渡辺眞が日本の現場で仕事すると撮影監督だからそうなるが。
71 :
名無シネマさん :03/02/19 21:11 ID:+qgdSirD
>67 その辺は「ビジョンズ・オブ・ライト」というビデオ みたらよくわかりますよ。
72 :
名無シネマさん :03/02/20 17:00 ID:YIOeTMSD
たしかに「ビジョンズ・オブ・ライト」はいい。一度は見たほうがよいです。
73 :
名無シネマさん :03/02/21 11:57 ID:oyXW5xrt
〉65 そうだけど、「刑事ニコ」に免じてここはお見逃しを。
74 :
名無シネマさん :03/02/21 12:19 ID:gImxN1eM
75 :
名無シネマさん :03/02/21 14:52 ID:oyXW5xrt
「死と処女」はつまらんだろうと予想し、見に行くか迷った。DPがトニーノ・デリ・コリ ということで見に行ったが、見るべきはトニーノ様の映像だけであった。
>>74 そんなことはないというなら素人にも分かるように実例を挙げてください。
自分の知っている範囲では数人しかいないよ。
>>76 「TRY」の加藤氏はDPスタイルで撮影したと聞くが。
>>77 でも加藤雄大(だっけ)は国内でもそうだったかな?
日本は照明技師協会なんてのがあって日本アカデミー賞照明賞なんてのがあるから
簡単にDPスタイルには移行しないな。
日本のスタイルの方が優れた面があると主張する人も多いし。
79 :
名無シネマさん :03/02/25 10:36 ID:/XfGCIKw
20年位前、「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」という作品をテレビで見て なんとなく記憶に残っていた。もう一度見たくなりビデオは出ていないかとググっていると DPにヴィルモス・ジグモンドの名前がクレジットされていた。
80 :
名無シネマさん :03/02/25 12:06 ID:uxb0Cnqb
3PはやっぱDPで
>>78 低予算な環境では日本のシステムの方が優れているかもしれんね。
82 :
名無シネマさん :03/02/25 20:52 ID:mryjTAN3
>79 どう考えてもジグモンドが連想されんタイトルだ。 俺も見たくなった。
83 :
名無シネマさん :03/02/25 22:38 ID:vDrYAqsE
>82 フィルモグラフィで調べてみたら、 「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」は 「脱出」「ロンググットバイ」「さすらいのカウボーイ」「ギャンブラー」 などの傑作郡のあとに担当した作品で、同時期に「愛のメモリー」 翌年に「未知との遭遇」でオスカー受賞というものだから、 なんか仕事の選び方がすごいというか。 でそのあとが、「ディアハンター」「ローズ」「天国の門」と 傑作をものにしていくんですよ。
84 :
名無シネマさん :03/02/25 22:49 ID:vDrYAqsE
撮影監督与太話。 「タクシードライバー」で有名な俯瞰ショットは天井を くりぬいたことで有名だが、撮影時はドリーとカメラ、 の重さで床がゆがみ、ものすごく怖かったそうだ。 「フレンチ・コネクション」 オーウェン・ロイズマンは監督から、「おまえは きれいな映像をとることで有名だが、ニューヨークの 薄汚い路地は撮れるか」というといに「プロだからなんでも できる」といった。で、デビュー作にしてオスカーノミネート。 なおロケ中にアドバイザーの警官に親切にしてもらったのだが、 その人が自分の妹が美人だからという理由に薄々気づいていた。 「ゴットファーザー」 ゴートン・ウィリスとコッポラはよく対立していた。 ウィリスが考え抜いたプランをコッポラが平気で変える からである。おこったコッポラの名文句は「マイケル( チャップマン・当時はオペレーター)を呼べ。ゴーディは もういい」だった。
85 :
名無シネマさん :03/02/28 13:33 ID:sb30UI1Q
>79 82 83 なんか「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」をどうしても観たくなった。 字幕なしでも構わないから取り寄せてみるか。
86 :
名無シネマさん :03/03/02 10:14 ID:/Ynqu4iV
ランス・アコードって「バッファロー’66」でどのくらい権限を与えられていたんだろうか。 四人でテーブルで向き合っているシーンではひどくダメ出しされた見たいだし。
87 :
名無シネマさん :03/03/02 10:24 ID:JuF4RO98
読んでいてアメリカと日本の撮影スタイルが違うのはなんとなくわかりますが 具体的にどこがちがうのでしょうか。 想像では、アメリカのDPは完全に撮影全体を仕切ってしまって総監督も 大まかな注文する程度かな… 一方で日本ではスタートいう人もカメラも監督の場合がある…と。 撮影監督はなく「カメラマン」>監督の注文どおり撮る人 そんな理解でいいんでしょうか。
>>87 違うと思うよ。
撮影監督システムにおけるDPは映画のルック=映画の絵作りに関する全責任者。
撮影監督が指揮をして照明を決め、アングルを決め、絵のサイズを決め・・・。
要するに映画の絵作りに関する監督(う〜ん、説明が難しい)。
勿論、映画監督との話し合いでその方向性は決めているわけだが。
日本の撮影も基本的には同じなんだが
違うのは日本には撮影部と照明部の二つに部署が分かれている。
撮影技師が仕切って照明を決める訳ではないってこと。
照明技師と話し合って絵作りをしていく(映画監督との事前の話し合いは勿論してね)。
日本はDP=撮影監督システムではない。撮影監督の仕事を撮影技師と照明技師の二つに分かれている。
確かにカメラマンって認識は近いと思う。
89 :
88 :03/03/02 11:24 ID:fR7AGQKn
余り上手い説明じゃないなぁ。
誰か上手く説明してあげてください。
ただ
>>87 にはもう一つ。
日本もアメリカもその他の国も映画の撮影現場に関して一番の責任者は映画監督です。
撮影監督は映画監督の演出意図を元に絵作りをしてるだけです。
>想像では、アメリカのDPは完全に撮影全体を仕切ってしまって総監督も
>大まかな注文する程度かな…
これが俺がルック=映画の絵作りっていう事と同義だったら勘違いスミマセン。
しかし、撮影現場全体を仕切って、ヨーイ、スタート=レディ、アクションの掛け声まで出しているという事であれば
撮影現場全体の指揮者は映画監督です。
高間賢治さんが書かれた「撮影監督ってなんだ?」(晶文社)を 読んでみるのが一番手っ取り早いでしょう。 撮影監督システムは、複数台のカメラを同時に回す撮影現場だからこそ 役割を分業化(かつ一本化)する必然性があったという部分も多々あると思います。 高間さんの本には、高間さんが撮影オペレーターを任された時の話なんかも載ってるので 1回読んでみると面白いと思いますよ。
91 :
名無シネマさん :03/03/03 12:00 ID:dABC0qNZ
≫88 ランス・アコードの最近の仕事は「イノセントボーイズ」(02・米) 監督ピーター・ケア またスパイク・ジョーンズの新作「Adaptation(原題)」でも再び組んでるみたい。
92 :
91 :03/03/03 12:03 ID:dABC0qNZ
≫61でした帝政
93 :
名無シネマさん :03/03/05 20:59 ID:ezmwat9N
今度、タルコフスキーの「ノスタルジア」と「サクリファス」の ドキュメンタリーをBSで放送する。 撮影監督に興味のある人には必見。
放送日はいつでつか?
95 :
名無シネマさん :03/03/07 23:07 ID:ac1+H24i
3/9(日)「ノスタルジア」0:45〜2:53 「サクリファイス」2:53〜4:31 逃さないよう。
Thank you!
97 :
名無シネマさん :03/03/08 20:03 ID:wmEbYc+z
98 :
名無シネマさん :03/03/10 10:51 ID:F+mH/zhS
「タルコフスキーinサクリファイス」観た。永久保存バンダナ。
大好きな「ノスタルジア」と「カオスシチリア」が続いて放送されるが、 これ両方とも撮影がジュゼッペ・ランチ、脚本トニーノ・グエッラ なんだよな。タルコもタビアーニもその後はあぼんだから、 結局この二人が優秀だったってことか?
100 :
名無シネマさん :03/03/10 12:53 ID:NexwNh+8
>98 タルコフスキー「どうだった?」 ニクビスト「実は故障しててとれてないんだよ」 タルコフスキー「ガーン!!((( ;゚Д゚)))」 あたりは面白かったね。
101 :
名無シネマさん :03/03/10 18:55 ID:NexwNh+8
「サクリファス」のドキュメンタリー で撮影現場が出てきたけど ほとんど照明使ってなかったね。で、あれだけの 映像が作れるからすごいね。
102 :
名無シネマさん :03/03/10 19:20 ID:syAlG6gL
ライティングに関しては、まあ絵画や写真もそうだけど 日本の真上から来る太陽光線とヨーロッパの斜光線の違 いから来る、なんか本質的な違いはあるよな。 個人的に、ほとんど照明を使わないライティング大好き。 でも日本人俳優ののっぺりした顔には合いずらいんだよ なあ。
103 :
名無シネマさん :03/03/11 13:08 ID:sZJhbI82
>100 おれもそのシーンでスゴク藁田。
104 :
名無シネマさん :03/03/11 21:56 ID:2W+ZNb9C
漏れも「サクリファイス」のドキュメント観た後さっそく爪折ったよ。 標準で撮ったし。イェー!
105 :
名無シネマさん :03/03/12 17:24 ID:7sTXePN+
ニクビストだったらルイ・マルと組んだ「プリティ・ベイビー」と「ブラック・ムーン」が好きです。 とくに「プリティ・ベイビー」の耽美な感じにすごく萌え...こんな俺でもこのスレにいていいですか?
106 :
名無シネマさん :03/03/12 20:24 ID:XRufYQOe
スワボミール・イジャックはどうでしょうか
107 :
名無シネマさん :03/03/13 17:20 ID:m1iqtBgn
誰かその後の「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」について、ビデオをゲットしたとか
DVD輸入したとかないんか。おれはWOWOWカスタマーセンターに連日リクエストをしている。
WOWOW加入者で「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」をどうしても見たい人は
ここ↓にリクエストだ
ttp://www.wowow.co.jp/mailmenu.html スレ違いスマソ。
108 :
名無シネマさん :03/03/16 22:35 ID:J2xluPB9
保守
109 :
名無シネマさん :03/03/16 23:04 ID:w4TtQInh
いつからか分からないけど、 キャメラマン=撮影監督ってことになっちゃってるよなあ。 さんざんガイシュツだけど日本にゃほとんどいないのに・・・・。 しったかしたヤシが使ったせいで、もう完全に定着しちゃってるもんね。 言葉は正しく使ってほしいよ。 助監× AD× 演出部さん○ 音声さん× 録音部さん○
110 :
名無シネマさん :03/03/16 23:13 ID:w4TtQInh
美術監督× 美術デザイナー○ 照明さん× 照明部さん○ カメアシくん× 撮影助手さん○ 製作部ーーーっ!× 製作部さん○ △△(名前)さん○
111 :
名無シネマさん :03/03/16 23:40 ID:wh9HPBqE
>106 「トリコロール」のカメラマンだっけ。 あの作品の映像はよかったよ。最近は「ブラック・ホーク・ダウン」を 手がけてたよね。
112 :
名無シネマさん :03/03/17 00:25 ID:nfpHKMUx
>>109 はは。日本は、TVと映画がごっちゃになってるから、余計ややこしいね。
ところで、質問なんだけど、海外の「撮影監督」は、けっこう越境して他国の作品
を撮るけど、日本の「撮影技師」は、なぜ、そういうことができないんですか?
アジアの人間もやってるのに、なぜ、日本人はできないの?
システムの違いで、職分が異なるから? 国民性の問題? なんで?
>>112 アジアの人で他国で活躍してる撮影の人っているのか?
栗田と渡辺眞じゃ駄目?
ただ日本の撮影技師が撮影監督システムでいきなりやっていけるかは疑問。
114 :
名無シネマさん :03/03/17 00:38 ID:c+rxXNPT
>>112 言葉の問題なんかもあるんだろうけど、
わざわざ招かれるほどの作品を残してる人が少ないのが主な理由かも。
>>113 さんが言うように撮影システムもまるで違うし。
ブルース・リーの時代は香港に教えに行ったりしていたんだが。
115 :
112 :03/03/17 01:08 ID:nfpHKMUx
>>113 >アジアの人で他国で活躍してる撮影の人っているのか?
オレもそんなに詳しくないけど、クー・チャンウェイ(「覇王別姫」「オータム・
イン・ニューヨーク」)とかいるじゃないですか。
>>114 >わざわざ招かれるほどの作品を残してる人が少ないのが主な理由かも。
結局、今の日本人は、招かれるほどの仕事をしてないんですかね?
門外漢とはいえ、がっかりではありますね。
116 :
名無シネマさん :03/03/17 01:11 ID:oI2bSlG3
最近、バンデランスの「抹殺者」と言うのを観たらジグモントだった。 最近のジグモントはおかしくないか。
117 :
名無シネマさん :03/03/17 01:48 ID:c+rxXNPT
>>115 いやいや、そうがっかりせんでも・・・・・。
個人の評価というよりは日本映画全体の問題なわけだしねえ。
予算の関係で思う存分やれないって現状もあるわけで・・・・。
118 :
名無シネマさん :03/03/17 04:53 ID:8GdRAy1+
撮影監督タク・フジモト(「羊たちの沈黙」等)も日本人だよね。
>>118 日本人なの?
日系アメリカ人じゃなく。
120 :
名無シネマさん :03/03/17 23:11 ID:HDQhbbdH
>116 昔よりも仕事がなくて困ってやってんじゃない?
121 :
名無シネマさん :03/03/19 13:13 ID:MoiiL3ZY
>116 120 仕事を選んでいないというよりは、良い作品にめぐり合っていないといった感じか。
>121 「コピーキャット」の映像にはまだ不思議な魅力があったんだけどなあ。 チミノと一緒に復活キボン
>>122 「コピーキャット」はラズロ・コヴァックスでしたよね、確か。
>123 とりあえすイラク行って人盾になってきますわ。
125 :
名無シネマさん :03/03/19 22:58 ID:qDb89UpW
今日の「ネットワーク」 オーウェン・ロイズマンの撮影やっぱイイ!!(・∀・) 「大統領の陰謀」のカメラも面白いし、「ラストオブモヒカン」の 撮影もキレイだし、BSは充実してる。
126 :
106 :03/03/20 21:44 ID:B1ZvJ+mY
>>111 レスどもです。
ブラックホーク・ダウンの映像に魅せられて同撮影監督作の
プルーフ・オブ・ライフも観てみたんですが、BHD同様
画面の左斜め上が黒くなってるんですけど、これはイジャック氏の
癖なんでしょうか?
それはそうと、プルーフ〜もBHDも緑と黒がとても印象的です。
127 :
名無シネマさん :03/03/22 23:48 ID:+oXGvnsU
ウィリアム・フリードキンの新作のカメラは あの「ライトスタッフ」のキャレブ・デシャネルだと。 何気にカメラマンのセンスはいいんだね。ドキンさん。
128 :
名無シネマさん :03/03/22 23:51 ID:+oXGvnsU
>126 それは両方ともドキュメンタリーたっちの 戦場ものだからじゃないかな。「トリコロール・青の愛」の 時は、二作とたいしょうてきに繊細で美しい映像だった。
129 :
名無シネマさん :03/03/24 12:36 ID:NYe6KG37
今年のオスカーはコンラット・L・ホールの「ロード・トゥ・パーデション」 が受賞。故人が受賞はピーターフィンチ以来かな。
「ブラックダイヤモンド」観ました。 自分の中では、バートコウィアックはヤン・デボンに次いで、撮影監督に戻ったほうがいい人bQに 認定されました。
いまテレ東でやってる「ジュラシックボーイ」。ひどい映画なんだが これ撮影ジョン・アロンゾなんだな。 しかしアロンゾ、調べたら2年前に亡くなってる。知らなかった。 もっと仕事選べば良かったのになぁ。
132 :
名無シネマさん :03/03/28 09:06 ID:hA85tHmX
>131 知らなかった。チトショック。遺作は「ボイスレター」か 「未知への飛行」になるのかね。
133 :
名無シネマさん :03/03/28 22:56 ID:hA85tHmX
>>133 へえー、かつては役者さんだったんですね。知りませんでしたよ。
135 :
名無シネマさん :03/03/30 10:54 ID:AUpthIL6
ジョン・アロンゾは 「チャイナタウン」でアカデミー賞(撮影賞)とれなかったのか。 ゴードン・ウィリス「ゴッドファーザーPartII」にとられたのならわかるが (実際はノミネートもされていない)、 「タワーリング・インフェルノ」が受賞というのが何とも。 そういやゴードン・ウィリスもアカデミー賞とってないなあ。
136 :
名無シネマさん :03/03/30 11:35 ID:uIy/F/A1
>135 本人いわく 「政治的に社交的に時間をたっぷり使えばどんな賞だって とれる」とのこと。 最近は割と柔軟になってきたけど、そのころはノミネートは されても受賞はなかった。 チャップマンもロイズマンもコバックスもジョン・ベイリーも 撮ってない
138 :
名無シネマさん :03/04/03 16:27 ID:cLyHGDxx
木村大作ってどうなの? 確かにすごい人だとは思うけど、あまりにカメラマンの個性が演出にまで 影響を与えてしまう、というのはやり過ぎだと思う。 「おもちゃ」のクライマックスの映像効果なんて、明らかに深作のカラーじゃないもん。
139 :
:03/04/03 16:48 ID:NfZfCx87
そこそこ仕事できても、人として問題ありなので・・・ 今も、「赤い月」でやりたい放題。
>>138 >「おもちゃ」のクライマックスの映像効果
「おもちゃ」は、撮入直後に降板したという、田村正毅で観たかった。大作
に変わった時点で、画面設計が変わってしまい、作品がねじれたのではないか?
>>139 昔、ビートたけしが、大作の現場の仕切りについて、面白おかしく語ってた
けど、この人が監督みたいなもんらしいね・・・ちなみに、健さんに気に入
られているので、近年の健さん映画は、いつも大作。
・・・大作に限らず、最近の日本映画は、妙に画面が平板に明るくて、イヤですね。
でも、オレ、専門的なことはわかんないからなあ。。。
>>140 別に現場を撮影技師が仕切っても問題ないと思うが。
最終的な決定権が監督にあれば。
んで木村大作はどうかというと
低予算の田村正毅と大作の木村大作の画面を見れば才能の差は明らか。
このスレッドだけはついつい見にきてしまうなー。
143 :
名無シネマさん :03/04/07 10:35 ID:1KmXGQeL
「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」は?
144 :
名無シネマさん :03/04/07 23:15 ID:X3DGKRgD
そういえば、「タイタニック」の撮影は始めはキャレブ・デジャネル だったんだね。そのまま続投してたら、ラッセル・カーペンターよりも より面白い映像になったかも知れないなあ。
145 :
名無シネマさん :03/04/07 23:20 ID:X3DGKRgD
誰か、ジョーダン・クローウェス好きな人おらんか。
146 :
名無シネマさん :03/04/08 01:15 ID:MRZtdB3C
大作はハスミ教授に貶されて発奮したのか、 『誘拐』(監督・大河原孝夫)では、ひさびさに 見応えある映像設計をしてるように思ったが、 最近また戻ったのかね。
147 :
名無シネマさん :03/04/11 12:56 ID:RCDhtPh5
≫145 ブレードランナーのクローネンウェス。最近携わった作品からしてこの人が「フロントページ」でワイルダーと、 「BIRD★SHT」でアルトマンと組んでいたことが意外なんだよな。 それと145さん、もう一人のクローネンウェスはいかがですか?
スヴェン・ニクヴィスト、最強。
149 :
名無シネマさん :03/04/11 13:29 ID:AOWLWwe7
「ファイトクラブ」と「ストーカー」は良かったけど、 「K-19」はどうなんだろう。 まだ見てないけど潜水艦が舞台となるとちょっと雰囲気が違うよね。
150 :
149 :03/04/11 13:30 ID:AOWLWwe7
もう一人のクローネンウェスについてです。 ちなみに私は145さんではないです。
151 :
名無シネマさん :03/04/11 18:30 ID:F7LdfnLV
>147 「K-19」のワンカットズームとかは面白かった。 特に潜水する潜水艦を真下から捕らえた映像は面白かった。 この人が、アクション大作やコメディを手掛けたら 面白いかも。
152 :
名無シネマさん :03/04/12 11:03 ID:+LEQBGoC
ラウールクタール アニエスゴダール ウイリアムルプシャンスキ ネストールアルメンドロス レナードベルタ タムラマサキ
153 :
名無シネマさん :03/04/13 11:57 ID:pjwfJwx4
NHK BS−2でやってた「暴力脱獄」のDPはコンラッド・ホールだったんですね。 15年くらい前に観たきりだったので、昨日気付きました。
154 :
名無シネマさん :03/04/14 14:41 ID:oGEt0gH3
155 :
154 :03/04/14 14:46 ID:oGEt0gH3
156 :
名無シネマさん :03/04/16 12:40 ID:72Q8TpsN
>154 こんなの持ってても恥ずかしくて使えねえよな。 あ、そんなとこ見ろって言ってない?ブレラン撮影豆知識としてはなるほどと思いました。
157 :
名無シネマさん :03/04/18 17:22 ID:P7mGcfSE
で「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」は?
158 :
名無シネマさん :03/04/18 18:37 ID:373HkllJ
159 :
名無シネマさん :03/04/18 20:35 ID:2peaMzkS
有名なカメラマンのオペレーターのときの作品 「ジョーズ」「ゴット・ファーザー」→マイケル・チャップマン 「誓い」→ジョン・シール 「ミラグロ・奇跡の地」→ジョン・トール 「プロフェッショナル」→ウィリアム・フレイカー(撮影監督はコンラットホール 撮影助手にジョーダン・クローンウェス) 「天国の階段」→ジェフリー・ファンワース 「天国の門」→ジョン・ベイリー
160 :
名無シネマさん :03/04/19 13:48 ID:j0uC1SYN
>159 オペレーターってどうやって調べるんですか?エンドロール見てれば分かるだろうけど、 そういった情報が載っている書籍なんてのは無いですよね。教えてくんですみません。
161 :
名無シネマさん :03/04/19 14:24 ID:6/UVgrSf
デビッド・フィンチャ組の撮影監督は良い。 ファイトクラブ&パニックルーム最高。
162 :
名無シネマさん :03/04/19 18:57 ID:tqodTndG
>159 チャップマンとフレイカー、ジョン・ベイリーは 「マスター・オブ・ライト」とビデオの「ビジョンズ・オブ・ライト」 に載ってる。 ほかの人はエンドロールで知ったよん。
163 :
山崎渉 :03/04/19 22:33 ID:66OnxIuS
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
164 :
160 :03/04/21 10:24 ID:IixkpODW
>162 レスありがとうございます やっぱりその二つくらいしかないですか。DPに興味を持った人の入口としても、 またある程度知識のある人にも読みごたえのある本ですからね。 古い作品をビデオで観ても、うちの機材がしょぼいためエンドロールの字が小さいと 潰れてしまうんだよな。
165 :
名無シネマさん :03/04/21 12:37 ID:FvGcQNV0
>164 ほかにネストール・アルメンドロスの書いた 「カメラをもった男」もいいですよ。
166 :
名無シネマさん :03/04/21 13:27 ID:5R+1FoU3
いま最も観てみたい映画。 ビルモス・ジグモンド 「スーパーカー・フェラーリ/青春の暴走」 ロジャー・ディーキンス 「Hなえっちな変態SMクラブ」
167 :
名無シネマさん :03/04/22 07:31 ID:HzbcpXP6
ジャン-イヴ・エスコフィエ死んじゃった・・・。 今年の4月一日に・・合掌。
「15ミニッツ」で名前見たのが今のところ最後だけど、 他に公開待機中とかの作品あるのかな。>ジャン-イヴ・エスコフィエ
169 :
名無シネマさん :03/04/22 17:09 ID:pHFdsBwA
ジャン=イヴ・エスコフィエがDPを務めた作品で最後に見たのは「ベティ・サイズモア」だった 話としては特に触手をそそるものではなかったが、ジャン=イヴが絡んでいるというだけの理由で 観に行った作品のひとつです。今度の休みに追悼ビデオ上映会でもするか、観客俺のみで。 でアレックス三部作の他にジャン=イヴの魅力爆発な作品って何があります?
170 :
名無シネマさん :03/04/22 18:37 ID:HzbcpXP6
>169 メジャー系だと、「グットウィルハンティング」 「15ミニッツ」あと、「ガンモ」 前者はアメリカで働いたときの奴。後者は、監督の願いを きいて低ギャラで働いた奴。「アレックス」三部作といっしょに みると面白いかも。
171 :
名無シネマさん :03/04/22 21:37 ID:HzbcpXP6
あと、参考までに 「クレイドル・ウィル・ロック」 「ラウンダース」 「エクセス・バゲッジ」→これおすすめ 「赤ちゃんに乾杯」 「魔界世紀ハリウッド」 「グレイス・オブ・マイ・ハート」 「水曜日に抱かれる女」 「アメリカ映画100年」
172 :
名無シネマさん :03/04/23 13:45 ID:mudTFeWL
>170,171 レスありがとう。今週末この中から良さそうなのを選んでみます。
173 :
名無シネマさん :03/04/30 00:02 ID:RzDmHlNc
タランティーノの新作がロバート・リチャードソンと聞いて、へんな 夢を見た。 現場がどんどん遅れるのでリチャードソンは、あきれてオリバーストーンの元に 戻ってしまう。で、タラはアンジェイ・セクラをやとおうとするが、あいてなくて おじゃん。で、タラはロドリゲスの映画のカメラマンをやとうがそいつの 厨房ぶりに切れて、解雇。で最終的にはマイケル・チャップマンが参加。 タラ大喜び。しかし、体力の限界であえなくおじゃんというものだった。
174 :
名無シネマさん :03/04/30 18:09 ID:A5G8YLPi
それって173さんの夢の話か。たしかにロバート・リチャードソンといえばほとんどの80年代から90年代のオリバー・ストーン作品の DP務めていたから、QTマンセーで「N.B.K.」を受け入れられない人にとっては変な夢を見るのも当然か。 ついでにアンジェイ・セクラに関して気になることがひとつ。 雑誌BSファンを読んでいて「CUBE2」の監督がアンドレイ・セクラとクレジットされていたが、 もしかしてアンジェイ・セクラと同一人物? 詳しい方情報をお願いします。
175 :
名無シネマさん :03/04/30 18:42 ID:RzDmHlNc
たぶん、同一人物だと思う。 ミハエル・バウハウスはマイケル・バウハウスと いわれてたから。 私はオリバー・ストーン・マンセーだから、リチャードソンの 参加はちと嫌だったが。
最近偉大な撮影監督がたくさんお亡くなりになってますね・・・
>>174 IMDBで確認したら同一人物でした。
ってかさりげなく監督もしてたのね・・・
177 :
名無シネマさん :03/04/30 23:11 ID:RzDmHlNc
>176 七十年代を支えた人たちはもう相当な年だからね。 撮影監督は目が出るまでには結構長いから。
178 :
名無シネマさん :03/05/01 22:50 ID:4oHY9SYc
あと、カンヌ映画祭で審査員をやっていた人 アンリ・アルカン ネストール・アルメンドロス フィリップ・ルスロ スベン・ニクビスト ヴットリオ・ストラーロ
>>175 ミハエル・バルハウスじゃないの。
英語読みでマイケル・ボールハウスとか書かれる事がよくあった。
180 :
名無シネマさん :03/05/02 17:10 ID:z7KYsxaq
アニエスゴダールってどうなんですか?大御所なんですか? クレールドゥニの作品くらいしか知らないんですけど 名前からして凄いに決まってるか(w
181 :
174 :03/05/03 00:07 ID:Hdy0+XjY
≫175、176 レスありがとうございます。やっぱりそうでしたか。同じアンジェイでもバートコウィアク の二の轍は踏んでもらいたくないと願うところです。というかもう撮影は終わっているか。
182 :
名無シネマさん :03/05/04 23:24 ID:qYOw12CX
>181 自分で撮影も担当してるよ。
183 :
名無シネマさん :03/05/06 19:26 ID:ZvYiiiL8
ジャン-イヴ・エスコフィエの遺作は、 ウォン・カーウェイの新作だった模様。
>>183 『2046』ってエスコフィエなのか!
クリストファー・ドイルじゃないのね・・・
てかこの映画もうできたの?
185 :
名無シネマさん :03/05/10 20:11 ID:dyHMyPCh
>184 全然。
186 :
名無シネマさん :03/05/13 15:07 ID:IGnssvvh
ウォン・カーウェイ×クリストファー・ドイル ウォン・カーウェイ×ジャン=イヴ・エスコフィエ 事前に情報が無かったら気づかない人が結構いるかも。
187 :
名無シネマさん :03/05/13 19:43 ID:2oV2S+0G
スタンリーキューブリック×ジョンオルコット このコンビに勝てるヤシおったら言って見ろ!
188 :
名無シネマさん :03/05/13 20:24 ID:Tl2MBz+B
スティーブンスピルバーグ×ヤヌスカミンスキー
189 :
名無シネマさん :03/05/15 13:25 ID:ccQKLeKm
イーストウッド×ブルース・サーティース
190 :
名無シネマさん :03/05/15 16:41 ID:imYtRs4p
>187 ベルトリッチ×ストラーロ ウディ・アレン×ゴートンウィリス オリバー・ストーン×ロバート・リチャードソン
191 :
名無シネマさん :03/05/17 12:38 ID:vkatpRl/
イングマール・ベルイマン×スヴェン・ニクヴィスト
192 :
名無シネマさん :03/05/17 22:59 ID:CnqOs3/o
リドリー・スコット×ジョン・マシスン
193 :
名無シネマさん :03/05/17 23:41 ID:RgurPhS7
カメラマンで映画を見るというのも とても興味深いですね。 このスレはとても勉強になります。 これからそういう見方もしてみようと思います。 当方、映画を学んでいる学生です。 最近、撮影の方にも興味が出て来ました。
194 :
名無シネマさん :03/05/17 23:44 ID:RgurPhS7
ところで、日本にはアメリカのようなカメラマンの組合というのは あるのでしょうか?
195 :
名無シネマさん :03/05/17 23:50 ID:IFPpFeqo
>194 あるよ。ユニオンは各国にあるみたい
196 :
名無シネマさん :03/05/17 23:52 ID:IFPpFeqo
ジャン=イヴ・エスコフィエのインタビューが 筑摩書房の「レオス・カラックス」という本に載ってた ちょっと精神病的な人だったみたいね。
198 :
名無シネマさん :03/05/20 15:23 ID:kfUc6uXV
ブルース・サーティーズ曰く「照明にトリックなんてない、ライトをつけてきれいに見えたらそれでいく。だめだったら消して どこかほかのところへ置く。」 ドン・シーゲルは『マンハッタン無宿』でもカメラオペレーターを務めていたサーティーズに助けを求めた。 『白い肌の異常な夜』を無気味でゴシックなフィルムノワールと捉えていたシーゲルは、夜間室内撮影を ろうそくの灯だけで行えるただ一人の男と見込んでサーティーズを撮影監督に指名。(実際サーティーズは 自宅でろうそくの実験を繰り返していたらしい。) シーゲルによれば、指名された瞬間は、心臓発作を起こさんばかりにびびって、最初は涙目で拒絶したという。 イーストウッドは、サーティーズの画面は硬い照明効果がありそれが自分は好きだと述べている。多くの監督は 恐れるが、イーストウッドは、因襲的な照明を嫌い、たとえ画面手前のイメージが失われてしまったとしても 全篇通してバックライトが欲しいというのだ。そして『アウトロー』では、「真っ黒な」黒と強烈なコントラストを望む イーストウッドのため、生産中止が決まっていたある特定のフィルムを手に入れるだけ手に入れ、イーストウッドの オフィス地下にストックして使うことを決めた。従って『アウトロー』とまったく同じ色調をこれから出すことは 極めて困難なのである。こうしてバックライトと、鋭いコントラストはイーストウッド作品のトレードマークとなった。 E/Mブックス Vol.7 クリント・イーストウッドよりブルース・サーティーズについての記述から抜粋
199 :
名無シネマさん :03/05/20 22:41 ID:/A6PKe8i
>198 ジャック・N・グリーンの話はどうだっけ。
200 :
名無シネマさん :03/05/22 11:04 ID:vzVnc/Cl
≫199 ジャック・N・グリーン曰く「黒はリアルさを保つのがもっとも難しい色だ。そして黒はフィルムに色を乗せるのが最も難しい。」 イーストウッドの関わった作品で彼は『ダーティファイター』以来、サーティーズの下では 『ファイヤーフォックス』以来、カメラオペレーターとして仕事をしていた。『タイトロープ』 撮影中にサーティーズが病に倒れ、代理で撮影監督を務め、サーティーズ同様のカメラ哲学を 照明に関して持っていることでイーストウッドの高い評価を得る。 『ハートブレイクリッジ/勝利の戦場』から撮影監督を務め、『バード』ではイーストウッドが望んだ 「モノクロから生まれる基調を見出せるようなライティング」、「モノクロ映画をたまたまカラーフィルムで 撮ったような色調」を実現する。『許されざるもの』でも古いテクニカラー西部劇の室内が明るすぎると感じる イーストウッドは、モノクロのようなトーンを目指した。 「たくさんの映画でブルース・サーティーズと仕事をしてきました。彼に言われたことをこの映画 (『ハートブレイクリッジ』)でほとんど毎日考えていました。彼はそれを父親のロバート・サーティーズに 聞いたんです。「常にドラマティックに見せること。光源がどこにあるかを説明しようとしないこと。 場面でなく、テイクをドラマティックにすることを考えること。」撮影監督の使命はドラマの流れを保つことです。 室内のムードと場面のムードを混ぜ合わせ、カラー、照明の質感、照明の方向でちょっとしたドラマを作りだそうとします。」 E/Mブックス Vol.7 クリント・イーストウッドよりジャック・N・グリーンについての記述から ここいらで何か話の種になって広がっていけばと思ってサーティーズ、グリーン師弟の話を受け売りだけど書かせて頂きました。
201 :
名無シネマさん :03/05/23 23:19 ID:EnI772bP
しばらく見ないうちにこんな展開になっていた。 ドン・シーゲル、イーストウッドの作品が見たくなったよ。 ブルース・サーティース(サーティーズ?)は影の部分が印象的なシーンが多いもんな。 でも「アウトロー」ってビデオでてたかな?検索しますわ。
>>201 アウトローはビデオもDVDも出てるよ。
203 :
名無シネマさん :03/05/25 18:30 ID:3Bc0Y/mz
ブルース・サーティースの「生産中止が決まっていたある特定のフィルムを手に入れるだけ手に入れ」 と言う部分になにかすごいものを感じる。ビンセント・ギャロは70年代に使われていたフィルムと 同じ物をメーカーに作らせたと何かで読んだことがある。
204 :
名無シネマさん :03/05/26 16:53 ID:UwEN71Hn
サーティース親子もそうだけど、コンラッド・L・ホールも親子二代で撮影監督だよな。 たしか息子の名前はコンラッド・W・ホールっだった。ややこしい。
205 :
名無シネマさん :03/05/27 23:44 ID:o/YAJ7xS
テレビ東京を受信できる方へ 6月9日から12日ブルース・サーティーズ祭りが開催されるよ といっても13:30〜15:30にやるやつだけどね。 9日「マンハッタン無宿」サーティーズはオペレーターを担当、以下3作は撮影監督 10日「白い肌の異常な夜」 11日「恐怖のメロディ」 12日「シノーラ」72年作品 監督:ジョン・スタージェス J・スタージェス、イーストウッド、サーティーズこの組み合わせが実現していたとは意外 残念ながら俺の住んでる地域では違う番組が放送される予定。「シノーラ」観たかった。
206 :
名無シネマさん :03/05/27 23:50 ID:48xE7VJd
>204 ハリー・ストラングとハリーストラングジュニア アーネストラズロとアンドリューラズロ が親子で撮影監督だね。 あとフィリップ・ルスロとフィリップ・ルスロップは 別人。チャールズラングジュニアは二世ではない。 >205 BEエスではヤン・デボンだよ。明日は。
207 :
名無シネマさん :03/05/28 07:02 ID:gE6y9rLH
ヤン・デボンで思い出したが、バーホーベンとヴァカーノのコンビも なかなかだと思うがの。
208 :
山崎渉 :03/05/28 08:49 ID:QIpkrhH/
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
209 :
名無シネマさん :03/05/28 10:46 ID:g8b2GdVm
ざけんな山崎。 「光で書く 撮影監督ストラーロ」入手age。
210 :
名無シネマさん :03/05/28 22:22 ID:b2YY3DW+
ヤンのスタディカムは最高といってみる。 監督業はペケだけど。
211 :
名無シネマさん :03/05/30 00:33 ID:d54mZaln
「パニックルーム」のDPは初めダリウス・コンディに決まっていた。 理由は判らないがコンディは途中降板し、コンラッド・W・ホールに お鉢が回ってきたという。
212 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/05/30 01:14 ID:ZzCaB3Og
内田安夫、稲垣久夫、内田清美さん今何してるのかな?
213 :
名無シネマさん :03/05/30 10:06 ID:zKBje0Ua
コンディはウディ・アレンの新作に起用されることが予定されていたみたいだけど、 「スコルピオンの恋まじない」のHPによるとDPは最近のアレンのお気に入りのチャオ・フェイ。 ということは次回作でアレン・コンディコンビの誕生か? 「スコルピオン…」では銀残しのコンディより鮮やかな色彩のフェイを選んだということか。 この二人得意のルックは正反対だからね。アレンとコンディって組み合わせも ストーリーによっては見てみたいけど。
214 :
名無シネマさん :03/05/30 14:30 ID:+nfnzwiN
DPDPってもっと他の言い方ないワケ?
215 :
名無シネマさん :03/05/30 15:24 ID:ciRULK6U
>213 ダリウス・コンディは「エビータ」や「ナインズゲート」などの 色彩の割と豊かなやつもとってる
216 :
名無シネマさん :03/06/01 00:28 ID:4+7Sq2vS
ハスケル・ウェクスラー「カメラマンとして働いていた時は、シーン全てに指示を出していましたが、 なるべく口を出さないようにしなければなりませんでした。しかしカメラマンというのはいい立場で、 監督が間違っていれば『ああ、あの馬鹿、何してるかわかってないな。』とか『自分の方がうまくできるのに』 と独り言を言えますからね。大体副次的に人の考えから発想する場合は、いろいろ言えます。 しかし監督している場合は完全に責任があるわけで、これが監督とカメラマンの基本的な相違だと思います。」 キネマ旬報社「ディレクティング・ザ・フィルム」より 自分で演出することもあったウェクスラーならではの発言だ。 ここで問題「あの馬鹿」とは誰のことを指すのでしょう? 1.「夜の大走査線」「華麗なる賭け」などで組んだノーマン・ジュイソン 2. 「バージニアウルフなんかこわくない」で組んだマイク・ニコルズ 3. 「アメリカ アメリカ」で組んだエリア・カザン
217 :
名無シネマさん :03/06/01 08:32 ID:5Qpqa25S
>216 ジョージ・ルーカス
218 :
名無シネマさん :03/06/01 11:32 ID:5Qpqa25S
>216 ノーマン・ジュイソン→関係は良好。他のインタビューの中でもそれほどの相違なし。 マイク・ニコルズ→キャメラマンにはわりとすかれてる。むしろ、スタッフとの喧嘩あり。 エリア・カザン→箔をつけるため参加したというが、最高の撮影と自画自賛している。 よって、一番この発言があてはまるのは、ルーカスかも知れない。
219 :
名無シネマさん :03/06/01 19:41 ID:W96PWBs6
正解はジョージ・ルーカス な訳はなく3.エリア・カザン ウェクスラーは「アメリカ アメリカ」撮影期間中ずっとカザンを 「あんたの眼はなっちゃいないね」と罵倒し続けたらしい。 メジャー進出前、シカゴで左翼系映画組織内でキャリアを初め、 左翼脚本家達による組合映画「地の塩」の製作にも関わっていた。 そんなウェクスラーが当時ハリウッドの赤狩りでの密告者、転向者とされていた (現在は名誉回復しているが)カザンと思想的に相容れないものがあったことも その要因の一つだろう。 218さん消去法で行けば正解でしたね
>>214 cinematographerじゃだめですか
221 :
名無シネマさん :03/06/02 14:27 ID:rfnujWEa
>219 なんだ。エリア・カザンに対する一方的な軽蔑だったんだね。 私はてっきり未熟な監督に対する苦言かと思ってた。
222 :
名無シネマさん :03/06/02 23:28 ID:+6mWuyns
>221 私も初めはそう思ったが、ウェクスラーのインタビューや彼の経歴についての テキストを読んでいくうちに、この答えにたどり着きました。 ここでひとつどうでもいい豆知識をひとつ。 ハスケル・ウェクスラーが映画作家になることを決め、最初にしたことは 「父親にねだってスタジオを建ててもらうこと」だった。 そうとうなボンボンだったらしいね。
223 :
名無シネマさん :03/06/06 22:06 ID:nn4g+FKU
6月22日にWOWOWで放送される「夢の弾道 打ち破れ!60ホーマー」の 撮影監督がハスケル・ウェクスラー。監督は俳優のビリー・クリスタル。 2001年の作品でTVムービーらしい。 ここでもウェクスラーは「あの馬鹿わかってないな。」とつぶやいていたのではと想像してしまった。 NHK-BS1では「アメリカン グラフティ」も放送されるので、 6月22日はウェクスラーの“あの馬鹿わかってないな”大会となるのか。
224 :
名無シネマさん :03/06/07 20:16 ID:jhAb6LuE
なんか、ウェクスラーよりもズィグモンドのほうがすさまじい ような気がする。スピルバーグと組んだときは、「あんたいい映画 みてないな。どういう神経してんだ」とつっこんでたぐらいだからね。
>>222 今は機材屋の社長でもあるんでしたよね?
226 :
名無シネマさん :03/06/08 23:05 ID:b8qfTdL7
>203 「バッファロー’66」で使われたフィルムはコダックに特注したリバーサルフィルム。 フィルムのみではなく、特殊な現像をするための機械までも作らせたらしい。 そのこだわりについていけず、当初の撮影監督であったディック・ポープ(代表作は「ネイキッド」 「秘密と嘘」「キャリアガールズ」などのマイク・リー作品群)は降板。ランス・アコードに交代となった。 ハスケル・ウェクスラーに関する途中降板の話 ウェクスラーがオスカーを獲得した「バージニアウルフなんかこわくない」の撮影監督は 当初ハリー・ストラドリングが予定されていた。 しかしマイク・ニコルズはストラドリングとは組みたくなかったので、ワーナーに直訴しウェクスラーを推薦した。 ニコルズがストラドリングを拒否した理由に、キャリアはあるがそれ以上に斬新な方法での撮影が望めないことが 一番大きな要因とも。そんな状況下でウェクスラーはストラドリングのクルーをそのまま引き継ぐことになった。 ストラドリングの古参スタッフはウェクスラーが手持ち用軽量カメラを取り出すと冷笑する者もいたが、 ウェクスラーの方法に積極的に賛同する照明技師もいたという。
227 :
名無シネマさん :03/06/10 20:17 ID:JQ52pGgk
やっぱ一流スタッフかけて作った最高のバカ映画は 「ライジングサン」だね。
ウェクスラーといえば、むかし黒沢明が「暴走機関車」の撮影をやらせる つもりだったらしいね。当時はまだアカデミー賞もとってなかったし、 コロンボ以前のピーター・フォークをキャスティングしてたりで、黒沢は ほんとに目利きだな。
229 :
名無シネマさん :03/06/11 17:09 ID:MW3k5MLb
>228 だとしたら、どんでもない映像が生まれてただろうね。 ただ途中降板もありえそう。
230 :
名無シネマさん :03/06/17 15:13 ID:3jfWUb8i
このスレ落とすにはもったいないAGE いつも長文書いてくれる人はやくネタ仕込んで下さ〜い。
231 :
名無シネマさん :03/06/17 15:32 ID:hnsprLNi
>>205 シノーラを初めてみたけど、言われなかったらサーテイスって気が付かないなあ
いつものスタージェス調の画面だったし
ふたりが組んだのもこれだけのよう
マルパソからサーティズを使うようお達ししたのか
232 :
名無シネマさん :03/06/17 16:40 ID:iQA6hLKy
追加撮影担当者 「未知との遭遇」→アレン・ダビュー、ダグラススローカム、ジョン・アロンゾ ラズロ・コバックス 「エクソシスト」→ビリー・ウィリアムズ 「天国の門」→ハスケル・ウェクスラー 「ニューヨーク・ニューヨーク」→ビルモズ・ズィグモント 「カッコーの巣の上で」→ビルバトラー、ウィリアム・フレイカー
233 :
名無シネマさん :03/06/17 22:31 ID:iQA6hLKy
ジェイムズ・フォン・ハウって人知ってる?
234 :
名無シネマさん :03/06/17 23:03 ID:PFNtanqR
ラズロ・コバックスの映像でいちばんすきなのは、 『ペーパームーン』のラストシーンだな。
235 :
名無シネマさん :03/06/18 03:08 ID:z1COwJQR
いやいや ラズロ・コバックスなら、「勝手にしやがれ」のラストでしょう
>>235 ?????????????????????
237 :
名無シネマさん :03/06/18 23:14 ID:Os2SlIfI
>233 ハスケルウェクスラーのハリウッドにおける師匠にあたる方ですね。 灰色から黒までの色調が豊かに描写されたローキー撮影が得意。 代表作は「成功の甘き香り」。 ついでに 〜現在発売中のTV Bros.13号のカンヌ映画祭リポートより〜 「ジョニーはね、信じられないくらいに小柄なのに、パナビジョンのカメラを まるでハンドカメラのように肩にかついでしまう。そんなの誰にもできないから、 ”なんで君がかつげるんだい?”と聞いたら、”バランスさ”だって。彼との仕事は 本当に満足にできたよ。」とガス・ヴァン・サントがジャン=イヴ・エスコフィエ の思い出を語っていたそうだ。
238 :
名無シネマさん :03/06/19 18:59 ID:WjvM+ziS
>237 ウェクスラーだけでなくて、ジョン・アロンソ、ディーンカンティも 育てた人だったね。ウェクスラーはハウからほめられたときのことを よく思い出すそうだね。 なんか泣けますね。
239 :
名無シネマさん :03/06/19 21:40 ID:WjvM+ziS
>237 カラックスと組んでたときはそーとー神経質な感じだったけど、 アメリカに渡ってからはわりと自由にやってたんだね。
240 :
名無シネマさん :03/06/19 22:06 ID:USAj1Vk4
>>237 ジャン=イヴ・エスコフィエといえば、10年近く前になるけど、
今井美樹の出演したオンワードのCM、あれは美しかった。
日本のCMやってる監督、DPって意外と多い。
241 :
名無シネマさん :03/06/19 22:36 ID:69M6KlqH
愛しのジュニー・ムーンて見た人いますか プレミンジャーとカウフマンだったら、どんな映像なのか想像もつきません カウフマンのカラー作品見たことないんですよ
242 :
49208 :03/06/19 22:38 ID:R++W3wEy
243 :
名無シネマさん :03/06/19 22:42 ID:iMbawRgF
>>240 >>239 >>237 最近でも「15ミニッツ」「ベティ・サイズモア」「クレイドル・ウィル・ロック」など、
相変わらず手堅い仕事をしております。
作品の良し悪しは別として・・・
244 :
名無シネマさん :03/06/19 23:07 ID:LkTRqAzH
>240 昔のネスカフェはアレックストムソンが担当してた のを読んだことがある。
245 :
名無シネマさん :03/06/20 00:20 ID:Vff3VVjZ
>243 作品の良し悪しは別として・・・ そうなんですよアメリカでの作品の内容がジョニー(byG・V・サント)の映像の素晴らしさを 活かしきっていなかったのが残念です。
246 :
名無シネマさん :03/06/20 01:20 ID:xVqmjE2L
エスコフィエ 亡くなってたんですね・・・ 既出でしたが「タウンダース」「エクセスバゲッジ」もそうでした。 コレ誰だろう?って気になって調べると彼だった、ってオチが良くありました。 スワボミール・イジャック「ガタカ」 ロバート・リチャードソン「カジノ」「救命士」 なんかが好きですね。
247 :
名無シネマさん :03/06/20 01:21 ID:5cO32V9n
248 :
名無シネマさん :03/06/20 23:28 ID:wSU5YdXi
ジェームズ・ワン・ハウについてもうすこし。 「成功の甘き香り」撮影時のエピソード。 バート・ランカスターに黒ぶちのめがねをかけさせたのは ハウの発案によもの。ここに上からライトをかぶせて 目の部分を影にし広角レンズでその表情を捉えると、ランカスターの 顔の印象は露出された頭蓋骨さながらになったという。 ゴードン・ウィリスはハウとは直接の子弟関係はないが、 「ゴッドファーザー」のマーロン・ブランドの顔を頭上からの照明で捉え、 目のくぼみを完全に影にしてしまった照明コンセプトはハウからの継承とも 言われている。 E/Mブックス Vol.9「60年代アメリカ映画」より
249 :
名無シネマさん :03/06/21 00:14 ID:lMK9GovY
>241 カウフマンのフィルモグラフィを調べてみたけど、私が見たことがある作品は 「波止場」「十二人の怒れる男」「質屋」全部モノクロだった。 カウフマンにカラーのイメージがないのも当然か。 ひょっとすると「愛しのジュニー・ムーン」って日本では劇場未公開作品ではないでしょうか? ぴあシネマクラブによると「名手ボリス・カウフマンによる映像も見逃せない。 ただし、メインタイトル部分のみはスタンリー・コルテスが撮影を担当している。」 と書いてありました。
250 :
名無シネマさん :03/06/21 10:24 ID:3Tp6FcIo
>248 そりゃ違うような気がする。ウィリスがそのようなライティングに したのは、レンブラントの影響からでウィリス自身は 特定のカメラマンの影響を受けていないそうだ。
251 :
名無シネマさん :03/06/21 11:42 ID:DJccXwCj
>>249 カウフマンのカラー作品はたぶんこれで全部だと思いますが、見たことないですね〜
「草原の輝き」は見たけど、覚えがない....
マーティン・リットの「暗殺」
ジュールス・ダッシンの「Up Tight」
シドニー・ルメット「グッバイ・ヒーロー」「グループ」
ジョージ・ロイ・ヒル「マリアンの友だち」
エリア・カザン「草原の輝き」
マックス・ノセック「Garden of Eden 」
>>250 レンブラントですか。ところでスレ違いですが、今の日本のスタッフに、そういう美学
的伝統を持った人はどれだけいるのですか? いちいち名前は挙げませんが、昔は沢山いたようですが。
というのも、そうした贅沢な素養が薄くなったことも、日本の映画から艶が消えた
一因のように思うんですが。昔は学校なんかロクに行ってなくても、独学・趣味で
そういう教養を身に着けた人が多かったようですが。
高卒・大卒は増えたけど、そういう教養は薄い人が多いのかな? と思う。あるいは、
岩井俊二や是枝裕和のように、ひけらかされてもガカーリする。
さりげなく、無意識にそういうモノがスッと出てくるような人がいないのかな?
あるいはプランは出せても、実現する余裕が無いのかな? と。
>>252 う〜ん、レンブラントライティングは撮影、照明関係のスタッフには常識だけれどね。
日本ってライティングで個性出す人少なくなってるかもね。
システムが違うし。
撮影技師ってオペレイティング命なとこあるし。
>>252 日本の場合は技術的な問題、知識的な不足ではないと思います。
むしろ役者の顔を陰影の中でつぶしてしまっていいのか、という制約であったり、
斜光の雰囲気がピッタリと収まる脚本が少ないとか、そういうことではないかと。
255 :
名無シネマさん :03/06/21 19:40 ID:3Tp6FcIo
>252 向こうじゃカメラや写真は芸術としてあつかわれてるけど、 日本じゃそうじゃないからね。向こうの人は自分の 仕事以外のことを勉強するのが普通だから。
256 :
名無シネマさん :03/06/21 19:45 ID:3Tp6FcIo
>249 シドニールメットの話によるとカウフマンは 性格的な問題からコメディのような明るい感じの 作品ができなかったそうだ。
257 :
名無シネマさん :03/06/21 20:08 ID:DJccXwCj
>>256 面白そうなはなしですね
もっと詳しく聞かせてくれたらうれしいです
カウフマンといえば、なんといってもヴィゴの「アタラント号」「操行ゼロ」ですよね
ふたつともコメディなのに、なんていうことないショットが奇妙に物悲しかったりします
親子が船を見送るショットとか、夜中の列車とか
あれは性格的なものだったのですか
258 :
名無シネマさん :03/06/21 21:54 ID:3Tp6FcIo
詳しくはわからないけど、カウフマンはロシアの前衛映画 運動の先駆ジカ・ウェルドフの異母兄弟ということや 多国籍な関係と(ポーランド生まれ、フランスで従軍、アメリカ移住) ジャンビコ以来の相棒を見つけることができなかったことが 原因みたいですね。
259 :
名無シネマさん :03/06/26 23:14 ID:yrzHYC2l
「映画で重要なのはストーリーだ。最悪なカメラマンでもいいストーリーは壊せないし、 優秀なカメラマンでもダメなストーリーは救えない」とはロビー・ミューラーの言葉。 後半のくだりはまるでハリウッドでのエスコフィエのことを指しているかのようだ。 「ストーリー」を「演出」に置き換えてもいいかもしれない。 そこで、後半のくだりの例を挙げてみませんか? まずはヴェンダース『夢の涯てまでも』 しまったDPはミューラーだった... もしかするとミューラーはこの言葉を思いながら『夢の涯てまでも』を撮っていたのかも。
260 :
名無シネマさん :03/06/27 00:22 ID:xClSdw3d
>259 ロジャー・ディーキンスもいってたけど、「始めはちゃんとした ものがあって、意欲的な作品になるだろうと思ってはいたがいざとなると 消化不良になり、散々な結果になってしまうことが失敗の典型」といっていた。 ミュラーも参加したときは、いい作品になると思ってたんじゃないの? エスコフィエがぱっとしなかったのは、本人が神経質的なところが あって、単純なストーリーやジャンルの映画を逆に複雑に考えすぎて だめにしてしまったとも考えられる。 マイケル・チャップマンのような遊び心にあふれた職人ってわけでも なさそうだし、アルメンドロスのような冒険心があったような感じの 人ではなかったからね。
261 :
名無シネマさん :03/06/29 19:38 ID:28d0vg8Q
ストラーロの新作はポール・シュレーダー監督のエクソシストの続編らしいね 久々のハリウッド作品っすね
262 :
名無シネマさん :03/06/30 16:34 ID:QXDeaADh
>261 ストラーロよりはジョン・ベイリーかダリウス・コンディの 方が適任かと思う。
263 :
名無シネマさん :03/06/30 23:40 ID:QXDeaADh
264 :
名無シネマさん :03/07/04 22:41 ID:5l6Dghys
「パトリオット」 キャレブ・デシャネルのカメラがきれいだった。
265 :
名無シネマさん :03/07/07 16:56 ID:5qy7oZPI
高橋伴明監督は有名なの?
266 :
名無シネマさん :03/07/07 17:01 ID:phVPqYJ5
「バーバー」のDVDにロジャー・ディーキンズのインタビューが 収録されてるらしいですが、どんなこと話してますか? それだけのためにDVD買う価値あるかな。
267 :
名無シネマさん :03/07/07 18:48 ID:5qy7oZPI
高橋監督はどんな映画作るの?
268 :
名無シネマさん :03/07/07 23:57 ID:dCfMyhVw
>266 初めて取り組んだ白黒についてとかそんな感じのこと。 カメラマンの音声解説なら「明日に向かって撃て」がおすすめ。 コンラット・ホールがシーンの隅々に渡って撮影技術を語ってる
269 :
名無シネマさん :03/07/07 23:58 ID:YSkT95c9
270 :
名無シネマさん :03/07/13 23:16 ID:Ua7qeWbT
ピーターハイムズって以外に撮影のほうもうまい。 ソダーバークはだめだけど。
271 :
山崎 渉 :03/07/15 09:04 ID:dS7mbzP7
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
272 :
名無シネマさん :03/07/15 11:03 ID:B6bc5QD0
273 :
名無シネマさん :03/07/20 18:39 ID:eoc8nNHm
ビル・パクストンの監督作は、ビル・バトラーが担当している。 おんとし八十二。
274 :
名無シネマさん :03/07/23 17:16 ID:4+51GPTb
カウフマン話が収束してしまったのは残念ですが、 カウフマンについて書かれている書籍って何かあります?
275 :
名無シネマさん :03/07/23 17:43 ID:0vND1Wx2
山田宏一の「フランス映画史」だったけな 分厚い本にある。あと、シドニールメットの「メイキングムービー」
276 :
274 :03/07/25 13:57 ID:ah0xp3Si
レスサンキューです 「フランス映画史」は盲点でした。無意識にスルーしていた。
『ミラーズ・クロッシング』のDVDに バリー・ソネンフェルドの(撮影監督としての) インタビューが収録されてます。
278 :
名無シネマさん :03/07/31 15:18 ID:OAuCXi/c
あんぎ〜
279 :
名無シネマさん :03/08/02 09:07 ID:5p1mvXye
デパルマの新作はテリー・アルボガストが担当 ちよっと意外。第二のエスコフィエか
280 :
名無シネマさん :03/08/02 09:37 ID:HhCteos/
フレディ・フランシスはどうでしょう 「回転」「エレファントマン」「息子と恋人」「ストレイトストーリー」 のカメラマンで、「テラー博士の恐怖」を監督してる人なんですが。
281 :
名無シネマさん :03/08/07 14:02 ID:eOBFff6n
>280 この板でなかなか語られなかったデビッド・リンチ絡みの名前が出ましたね。 キャリア初期にジョセフ・ロージーと組んでいたこともあり、かなりのベテラン ですね。
282 :
名無シネマさん :03/08/10 13:35 ID:buDWEVWB
確かジョン・ヒューストンの「白鯨」にも参加してたはず。
>>279 お、デパルマと組むんですか。かなり楽しみですね。
284 :
名無シネマさん :03/08/11 12:35 ID:iiQlS/Xp
フレディ・フランシスの撮ったロージー作品というと「非情の時」ですね。 中田秀夫監督がロージーのベストに上げていました.
285 :
名無シネマさん :03/08/11 12:36 ID:aQ/YaKpf
>>279 ティエリーは前々からデ・パルマと組んでみたかったらしい
「ファム・ファタール」の舞台ちょうどフランスだし
ピトフの「Catwoman」も撮るみたい
>>286 ここに来てグッと売れてきた感じでしょうかね。
288 :
名無シネマさん :03/08/13 11:14 ID:I67eP4k9
「ハルク」の撮影監督が「イレイザーヘッド」「ブルーベルベット」の フレデリック・エルムスと知り、ちょっとびっくり。 リンチから離れた後も「アイスストーム」「ストーリーテリング」と 「ブルべ」なモチーフ追いかけててなかなかいい感じのひとだったんだけど。
アン・リーつながりだな。
290 :
名無シネマさん :03/08/13 17:21 ID:1XqmzvZC
>288 「楽園をください」とかも手掛けてるよ。 あと「ナイト・オン・ザ・プラネット」は意外だった。
291 :
名無シネマさん :03/08/13 17:25 ID:I67eP4k9
アン・リー「グリーンディステニー」は別な人と組んでたのに
292 :
新宿歌舞伎町元祖裏DVD本舗 :03/08/13 17:28 ID:/jYcEe3C
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294 :
名無シネマさん :03/08/13 19:04 ID:Wr/NLbJ6
撮影監督白尾一博殺す!
295 :
名無シネマさん :03/08/13 22:23 ID:I67eP4k9
>>293 ジャームッシュの短編ってどんなのなんでしょう?
リンチも最近の本妻はピーター・デミングっぽいけれど
「ストレイトストーリー」でまたフレディ・フランシスと組んだりしてたから
そのうちに又組むかも。
297 :
名無シネマさん :03/08/14 08:03 ID:TZhGWsq0
>>296 サンクス.「ハルク」の画面はいいよという話も聞くんだけど
やはりこういう企画のほうがしっくりくるなあ
298 :
名無シネマさん :03/08/14 09:34 ID:2H/FyrTu
アメリカ=撮影監督が撮影・照明両方の仕事をする。 日本=撮影技師と照明技師がいる。 アメリカと日本以外の国はどうなんですか?
299 :
名無シネマさん :03/08/14 09:40 ID:lUxwLv6H
>>298 フランスやドイツ等ヨーロッパの撮影監督がアメリカに渡って普通に仕事をしている所を見ると
ヨーロッパも撮影監督システムだと思う。
詳しくはアルメンドロスのキャメラを持った男参照。
キャメラアングルやキャメラワークの話より照明の話のほうが多いから。
日本だけじゃないかな照明部が独立してるの。
301 :
名無シネマさん :03/08/14 18:33 ID:ZBVLEEVT
>298 キューブリックとかカーペンターみたいに カメラアングルやオペレートなどをする監督のときは 主に照明に徹するらしい。アルボガストもベッソンを 担当してたときはカメラワークは主にベッソンでその補佐 という感じだったらしい。 あの女優とこのカメラマンはできていた篇 スベン・ニクビスト→ミア・ファロー コンラット・ホール→キャサリン・ロス ヤヌス・カミンスキー→ホリー・ハンター(結婚までいったが ハンターが別の人の子を妊娠してしまい、離婚)
>>300 韓国にも照明部あるらしいよ。
でも世界的にはDPシステムが普通だと思う。
DPは「撮影部と照明部を兼務」という考え方ではなく、
「映像部門の監督」と考えた方が自然では?
撮影部も照明部も特機部も同等の立場としてDPの下につく、
という考え方だと思う。
303 :
名無シネマさん :03/08/15 01:13 ID:klwsUbY+
>>302 日本の撮影部・照明部の職能分担が、いまいちよくわからないのだけれど?
よく評論家とファンが、「さすが××××らしい」とかいって、キャメラマンを
誉めるけど、ひょっとして照明の功績である可能性もあるわけですか?
>>304 あるわけです。悪いですが詳しいことは企業秘密です。
306 :
山崎 渉 :03/08/15 09:08 ID:d09RW9EM
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
307 :
名無シネマさん :03/08/16 04:25 ID:Ku/Ixlzy
ageとく
308 :
名無シネマさん :03/08/16 09:11 ID:NJQ/E6lY
フレッド・エルムスの話題が出たところで、彼が意外な監督と組んでいた例として J・カサベテス「チャイニーズブッキーを殺した男」が挙げられるわな。 92年のカサベテスリバイバルで「チャイニーズ…」を観たときに、彼の名がクレジット されていたのをみて、どんなつながりで組むことになったんだろう?と思ったものだった。
309 :
308 :03/08/16 09:14 ID:NJQ/E6lY
なので「ナイト・オン・ザ・プラネット」はカサベテスを敬愛するジャームッシュの こだわりなのかなと当時は思いました。ジーナ・ローランズも出てるしね。
310 :
名無シネマさん :03/08/16 13:57 ID:r2NlwSS1
311 :
302 :03/08/17 00:21 ID:VFz424Qn
312 :
名無シネマさん :03/08/18 23:12 ID:DoGUiYXc
>308 助手みたいな形での参加じゃなかったかな。 カサベデス関係の本に書いてあった。
313 :
名無シネマさん :03/08/18 23:13 ID:DoGUiYXc
香港の映画はやたらとスタディカムが多いように 思うが気のせいかな。
314 :
名無シネマさん :03/08/19 21:45 ID:TW+iutyA
「パンチドランク・ラブ」の撮影は印象的でした。 DPはロバート・エルスウィットていう人で、 ポール・トーマス・アンダーソンのこれまでの作品を すべて手がけてるらしいのですが、 他にどんな作品を撮影しているかわかる方いませんか?
315 :
名無シネマさん :03/08/19 22:41 ID:VBc/y5u/
>314 「ゆりかごを揺らす手」とか「トゥモロー・ネバー・ダイ」 「しらなすぎた男」とか。
316 :
名無シネマさん :03/08/21 14:43 ID:BkitCrVd
「チャィニーズ・ブッキー」の頃と言えば、リンチの「イレイザーヘッド」の 撮影始まってた頃だから、エルムズ、リンチとカサべテスを かけもちしてたのか。 これは濃いなあ。
317 :
名無シネマさん :03/08/23 00:38 ID:l1f0/et/
「2001年」を撮影した人は神
318 :
名無シネマさん :03/09/02 07:42 ID:P+Z9yS0I
>317 NHK−BSでやったキューブリックのドキュメンタリー見た?
319 :
名無シネマさん :03/09/02 09:54 ID:WyDBWhvY
見た。 ジョン・オルコットの話しが少なかったのは以外だった。
320 :
名無シネマさん :03/09/10 03:04 ID:nkX5LqKZ
最近のアメリカでは日系の撮影監督って最近増えてきているらしいですけど、 そのあたり詳しい方いらっしゃいますかね?
321 :
名無シネマさん :03/09/12 17:35 ID:IUCOQfOH
今度の「恋はじゃまもの」では、コメディ・ミュージカルを ジェフ・クロンウェスが担当する模様。
322 :
名無シネマさん :03/09/12 20:12 ID:id+WgH8c
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.casinoglamour.com/~14ts/japanese/
323 :
名無シネマさん :03/09/17 23:28 ID:nz/IWVlq
ageとくか
324 :
名無シネマさん :03/09/21 23:02 ID:WZayCKot
「シモーヌ」はエド・ラックマンが、 「サハラに舞う羽」はロバート・リチャードソンが 「マッチスティックメン」はジョン・マシスンがそれぞれ担当も 模様
325 :
名無シネマさん :03/09/29 09:34 ID:cRPbVV5e
>308 フレデリック・エルムスは「チャイニーズブッキー」にはオペレーターとして 参加していたのではないでしょうか。「カサベテスは語る」にはそう書いてありました。 あの頃のカサベテス作品の撮影監督はほとんどアル・ルーバンでしたからね。
326 :
名無シネマさん :03/09/29 19:02 ID:NVHzn9mi
世界中の映画ファンが驚嘆し大ヒットした映画「少林寺」の
英雄、李連傑(ジェットリー)が直接指導され憧れ模範とした
映画「少林寺」武術 総指揮 人間国宝 馬賢達 国立大学
中国武術教授指導による、大通臂一桂鞭の大通備翻子拳を
映像により公開してますのでご利用下さい。
* この大通備翻子拳の公開映像は、現代のスポーツ医学では
理解が困難だと思われる霊活経絡学による戦術(気学を運用した突発的
な初動の速い縦横無尽に動く連続呼吸動作戦術)に基づく再現性のある
武術運動ですので、医師、体育学者に学術研究資料としてお勧めする
http://www.ne.jp/asahi/tfz/tys/index.html
オリバー・ストーンと仲悪いタラちゃんが新作に ロバート・リチャードソンを使ったのが興味深い
今月のAmerican Cinematographerに特集が出てますね。
329 :
名無シネマさん :03/09/30 17:30 ID:Q8S3F+vu
>328 読んだら、何かコメント頂戴ね。
330 :
328 :03/10/01 17:18 ID:0IJPQ6Jg
>>329 映画観るまで読まないでおこうかなと思ってたんですけど…。。
ロバートリチャードソンの写真が出てますよ。白髪頭だ。
331 :
名無シネマさん :03/10/11 14:48 ID:tAcOKsor
「キル・ビル」もうすぐ公開ですね。アンジェイ・セクラ、ギレルモ・ナバッロ 以外の組み合わせは楽しみにしています。
332 :
名無シネマさん :03/10/22 20:22 ID:9O1nG+n7
一体いい映像ってなんだろう… ストーリーとマッチした画なのか、一枚画としての素晴らしさなのか 動き回る映像が多い昨今、シンプルで感動する映像に出会いたい
333 :
名無シネマさん :03/10/24 10:56 ID:mgfBBbuB
イタリアンホラー「白い肌に狂う鞭」の撮影がソフトフォーカスの少女写真家 デビット・ハミルトンと知ってびっくり。
>>333 へぇ〜 へぇ〜 へぇ〜 へぇ〜 へぇ〜
5へぇ獲得
336 :
333 :03/10/27 15:38 ID:IdDjZREa
>>
337 :
333 :03/10/27 15:45 ID:IdDjZREa
>>335 「黒沢清の恐怖の映画史」にそうのってたのですが。
篠崎誠のまちがいじゃなければ本人みたいです。
339 :
名無シネマさん :03/10/28 21:46 ID:xFS3QZI0
東映作品に出てくる 瀬尾脩、工藤矩夫、下村和夫、いのくままさお、西山誠、松村文雄はどう
341 :
名無シネマさん :03/10/29 18:55 ID:rG+NN4ru
HUMANSTAINって映画がジャン・イブの遺作だったみたいだ。
342 :
名無シネマさん :03/11/09 22:13 ID:HZ2W92bT
やばい、落ちる。age
343 :
名無シネマさん :03/11/09 23:05 ID:DL7GkJyg
>>339 テレビの人たちですね。
下村さんは、監督もしてたはず。
キル・ビル、内容のことはおいといて、 撮影はさすがロバート・リチャードソンて感じでした。
345 :
名無シネマさん :03/11/20 19:13 ID:HohO5qS0
>344 タランティーノいわく「ボブは気が合う人だ。 ぼくが映画を引用すると、ボブもこんな映画は どうだと提案してくる。最高だね」
346 :
名無シネマさん :03/11/24 01:30 ID:Txzyfo9V
よく撮影関係の教科書でガンマ値がどうだとか色温度がどうだと 書いてあるが、あんな小難しい事キャメラマンは全部知ってるのか? メチャ難しいんだけど。
348 :
名無シネマさん :03/12/06 16:11 ID:S94MsEHW
サッシャー・ビエルニーage
349 :
名無シネマさん :03/12/06 22:42 ID:PZ2qZpOR
>>346 色温度なんていうのは基本中の基本。
このくらい理解していないと土方仕事の照明助手さえ務まりません。
ガンマ値は撮影部のチーフクラス以上の基礎知識。
撮影監督だけがテレシネに関係していた一昔前ならともかく
デジタルシネマが一般的になろうとしつつある今日この頃では
チーフやセカンドくらいまでは知っておかないと
映画に慣れていないVEさんとの共同作業は成り立ちません。
351 :
名無シネマさん :03/12/15 21:40 ID:AsMaCamL
アルフォンソ・キュアロンが監督するハリー・ポッターの新作のDPが いつも彼と組んでるエマニュエル・ルベツキーじゃないと知ってかなりガッカリ。 代わって登板したのがアラン・パーカー組のマイケル・セレシン。 予告編では、この人らしい灰色にくすんだ色調の、陰影の濃い映像を観ることができる。 これはこれで悪くないが、やっぱりルベツキーの撮ったハリポタって観たかったなあ…。
352 :
名無シネマさん :03/12/17 23:20 ID:e1qOR1y4
>351 マイケル・セレシンじゃなあ。 ベルツキーの方がファンタジックになると 思うのだが。 「ハリポタ」はジョン・シール、ロジャー・プラット、 とイギリス色が強いね。
hosyusitoku
hosyusitoku
356 :
名無シネマさん :04/01/05 14:44 ID:q/QMi4Rj
超亀レスだけど、トッド・ソロンズの「ハピネス」もエルムスだったね。 リンチからソロンズって振り幅広いよなー
hosyusitoku
あぼーん
hosyusitoku
hosyusitoku
hosyusitoku
362 :
名無シネマさん :04/01/18 16:01 ID:OBujgVAU
ロドリゴ・プリエトはどうよ? 新作はオリヴァー・ストーンの「Alexander」だそうだが。
363 :
名無シネマさん :04/01/18 19:04 ID:d8tk3Uhm
>362 「25時」診てからみめるわ。 アルフォンソの相棒・ベルツキは「ハットしてキャット」に 参加してるようです。 あと、ヴィルモズ・ズィグモンドはウディ・アレンと ロバート・ベントンの作品に参加する模様
hosyusitoku
365 :
名無シネマさん :04/01/24 11:06 ID:malmyOaS
日本のかね掛けた映画より、NHKのドキュメンタリーの ほうが画質がいいというのはどういうこった。
>>365 まぁ、それは君はフィルムの質感より
ビデオの生っぽいのが好きなだけだろ。
比べるんなら、日本で撮影したヨーロッパ映画とでも比較してくれ。
367 :
名無シネマさん :04/01/24 17:32 ID:malmyOaS
>366 失礼した。実は「アーカイブス」で流れている フィルム時代のNHKのドキュメンタリーと比べて なんだね。 ドキュメンタリーのほうが撮影環境は小規模なのに わりと質感のいい映像なんだが。
hosyusitoku
369 :
名無シネマさん :04/01/31 18:24 ID:UxSKC01o
とりあえず今年のアカデミー賞候補でもはっとく。 セザール・シャローン(「シティ・オブ・ゴッド」) ジョン・シール(「コールド マウンテン」) エドゥアルド・セラ(「真珠の耳飾りの少女」) ラッセル・ボイド(「マスター・アンド・コマンダー」) ジョン・シュワルツマン(「シービスケット」)
hosyusitoku
hosyusitoku
372 :
名無シネマさん :04/02/11 13:54 ID:RfD6qqPW
アフガンの映画の撮影風景みたけど、 レフ版も使ってなかった。でも、映像はかなりキレイ。 奥行きも出てたし。キアロスタミとかもそんなにカメラ 機材は使ってないだろうし。
hosyusitoku
hosyusitoku
375 :
名無シネマさん :04/02/24 21:39 ID:Zv/9Zglj
ラッセル・ボイドとジョン・シールは以前ピーターウィアーの 「誓い」で共同作業した中。そのときはシールはオペレーターだったので 今回は師弟対決ということになる。
hosyusitoku
377 :
名無シネマさん :04/03/01 16:35 ID:i72rAw23
アカデミーはラッセル・ボイドということで保守。
hosyusitoku
hosyusitoku
今カメラマンをやってます。 でも、酒とタバコで手が震えて困っています。 DPだったら問題ないですか?
hosyusitoku
>>380 オペレーター雇うならいいかもしれないけど。
DPを名乗るならそれなりの仕事をしないとダメですよねェ…。
シェイキー・カム専門のになればいいw
384 :
名無シネマさん :04/04/26 14:22 ID:f1vqgmLc
木村大作、早くくたばれよ!お前の撮るスカスカの画には一銭も払いたかねぇよ!
払わなきゃいいだけの話ぢゃんw バカ?
保守
387 :
名無シネマさん :04/05/28 01:02 ID:IMTckfkH
ヤヌス・カミンスキーの撮影の、人物に対しての 影の付け方がおかしく感じているのはわたしだけでしょうか? 常に手前側が暗くなるように、影を付けているのですが、どこから 光が当たっているのか、分からないときがあります。 プライベート・ライアンでも、太陽を背にして立っている人物の 背中に影が付いていたり、どこに太陽があるのか、分かりにくい。> (ライベンが、ライアンに、ここにくるまでに、二人死んでいる、事を 告げるシーン。)
388 :
名無シネマさん :04/05/28 18:34 ID:S8PsTrJb
特に変な感じはありませんね。 「途中で2人死んだんだぞ」という字幕の出るカットだと思いますが キーライトとなる太陽は上手奥から当たっていますね。 このくだりでは常に同じ方向から太陽が当たっています。 フィル・ライトを兼ねた人物キーは物理的条件によって(狭い橋の上ですからね) いろんな方向から当てられてますが、太陽の方向はミラー隊が歩いてきた方向からに 統一されているので、破綻はしていないと思うんですが。
389 :
名無シネマさん :04/05/28 18:53 ID:IMTckfkH
>388 いや、途中でふたり死んだんだぞ、の次のカットで ライアンが、ライベン、メリッシュら3人と向き合うシーンがあるのですが こちらを向いているライアンには光が大きく当たっているのですが ライベン、メリッシュたちの背は、まっくろなんですよ。多分、対比的に カメラ手前にいる人物の背を暗くすることで、絵的にメリハリを付けているのだと 思うのですが、これって、ヘンなんですよ。暗くなるはずがないんです。 冒頭のシーン、トーチカ内の、ドイツ兵を暗く撮っているのは まだ分かるのですが、(トーチか内なので)、白昼、往来の下にいる人物が まっくろになるのは、おかしいと思った。
>>388 のように書くと「キーライトがカットごとに移動する撮影は駄目なんだ」
という誤解が生まれるかもしれないので、補足。
カットを編集で繋いで見て、観客が変だと思わなければ失敗じゃないんですよ、こういうのは。
厳密にキーライトを動かさないで、カメラが360度動き回っていると
絶対にカメラがキーライトを背にしてしまう場合が起きる。
こういうケースを嫌って、カメラがキーライトを背にしてしまった場合に
人物正面からライトが当たらないように、キーライトを思い切って動かす場合は多いですね。
どうしても正面から光が当たると、人物の顔の立体感が無くなり勝ちなので
正面から当てるのを嫌う人は多い。
こういう事を極端にやった例は『タイタニック』の波止場のシーンですかね。
あそこの一連のくだりを厳密に見てみると、太陽がどこから来てるのか本当にわからない(w
太陽が常に逆方向から当るように、太陽の動きを基準にして撮影スケジュールをたてたような
そんな印象を受けます。厳密にソースライトを守るという技法からは甚だしく外れていますが
だからと言って間違いだとは言えない。常に太陽が逆方向から当ることによって
群集の一人一人の肩や頭のラインが浮かび上がり、立体感が出ているからです。
391 :
名無シネマさん :04/05/28 18:58 ID:IMTckfkH
思うに、カミンスキーの撮影技法って、モノクロ映画のそれでは ないのか?と強く思うのですが。 やたら退色したがるのも、モノクロ・トーンに近づけるためではないか、と。 手前の人物を暗くして、メリハリを付けるとか、フリッツ・ラングの メトロポリスとかにもあったし、最初に、オスカー取ったのも シンドラーだったし。 やたら、人物の影を強調する撮り方とか、モノクロ映画のそれに近いと思うので AIとか、キャッチミーみたいなカラー映像では、重苦しく、思えて仕方がないです。 それに、色オンチというか、色彩感覚的には、イマイチ、センスがないと思う。
>>389 > 多分、対比的にカメラ手前にいる人物の背を暗くすることで
> 絵的にメリハリを付けているのだと思うのですが
ちゃんと撮影監督の意図が分かってるじゃないですか?
あとは好みの問題だと思います。
ソースライトを「科学的に」守るのだけが撮影監督の仕事ではありません。
もし他に理由があったとしたら、カメラのフードの影が
手前の人物に落ちてしまったとか、そんな理由でしょう。
393 :
名無シネマさん :04/05/28 19:07 ID:IMTckfkH
>あとは好みの問題だと思います おっしゃられるとおりだと思います。 ただカミンスキーの映画で、この点が気になりだすと 見てられなくなるんです。影を強調しすぎるので。 個人的にですが。 もう少し、ソフトに、影を付けてほしいです。AIでも 人物に付けられた影が気になって仕方なかったです
モノクロのライティングは上手いですね、あの人は。 すぐにライトをディフューズして光を柔らかくする癖の付いた人には 真似できない上手さだと思う。拡散光ばかり使っていると 確かに影は気にならなくなるが、被写体の質感は損なわれてしまう。 よほど自信が無いと、ああいうライティングは出来ないですよ。 影と質感を強調するのは東欧出身の人の持ち味ですかね。 確かに重々しいけど、最近のスピルバーグの映画には合ってるんじゃないでしょうか。
395 :
名無シネマさん :04/05/28 19:28 ID:IMTckfkH
ジャンルによって、カメラマン替えればいいと思うのですが。 シンドラー、アミスタッド、ライアンは、いいのですが ロスト・ワールド、AI、マイノリティ、キャッチミーは、合っていないと思った。 戦争映画、歴史物、濃厚な人間ドラマ以外には使わないほうがいいのでは。 ハリウッドキングと化した、スピルバーグの エゴが最近出てますね。 特に、ロスト・ワールドの撮影監督を、カミンスキーにしたのは、エゴ以外の何者でもない。 ディーン・カンディの撮影抜きで、ジュラシック・パークが、9億ドルも稼げたはずはないのですから。 普通、ディーン・カンディで、続投でしょう。 スピルバーグとカミンスキー、ふたりで、仲良く、シンドラー、ライアンで、オスカー取っているし、 ふたりで、牛耳りすぎるような気もします。 70年代、80年代を支えてくれた、カメラマン...アレンダビュー、ダグラス・スローカム、ディーン・カンディの功労を忘れてほしくないです>スピルバーグ。 何で、こうも、カミンスキーに言及しているかというと スピルバーグが、宇宙戦争のリメイクを作るらしいのですが またまたカミンスキーを使うみたいなんです。ちょっとこれはどうかと。
宇宙戦争でカミンスキー。良いんじゃないですか? 原作通りなら舞台は昔のロンドン。石畳の街ですね。 それに陰鬱なイギリスの空。 東欧出身の撮影監督の独壇場じゃないですか(w
397 :
名無シネマさん :04/05/28 20:47 ID:IMTckfkH
>原作通りなら舞台は昔のロンドン。石畳の街ですね。 それに陰鬱なイギリスの空。 原作どおりだったら、悪くはないかな、とも思えるのですが、 現代にアレンジされていたりすると、ちょっと辛いような気もします。 それに、わたし、アクション描写、買ってないんですよ。カメラの動きが重たすぎて。 ライアンはいいとして、ロストワールド、マイノリティのアクション演出はきつかったです。
398 :
名無シネマさん :04/05/28 20:47 ID:/tRgSvHb
>>395 こんな所でグチグチ言ってないで、本人にメールでもしてみればぁ?
399 :
名無シネマさん :04/05/28 21:00 ID:/tRgSvHb
>>397 こんな所でグチグチ言ってないで、本人にメールでもしてみればぁ?
と言うか、アクション演出への苦情は撮影監督ではなく スピルバーグへ、と思うのですが。 いろいろ言っても、結局はカミンスキーへの好みの問題を 無理やり理由付けているだけのような気がします。 カミンスキーの続投に異議を申し立てる前に なぜ、スピルバーグがジャンルの異なる映画の撮影監督に カミンスキーを常に登用し続けるのか考えてみるのも一興かと。
エゴだのナンだのって・・・ ホントなんだかなぁ・・・って感じ それこそエゴ丸出しのシロウト議論だねぇ。。。
そうか?面白い話だと思うけど。 玄人のわりには何も意見が無いんですね、日本映画の未来を見ているようです。
403 :
名無シネマさん :04/05/29 14:57 ID:Qk5I9sBT
こんな所でグチグチ言ってないで、本人にメールでもしてみればぁ?
404 :
名無シネマさん :04/05/29 21:21 ID:QCYmsx5r
カミンスキーはいいカメラマンだよ。 エメリッヒの「ゴジラ」にくらべれば「ロスト・ワールド」の ニューヨーク大混乱はずっとよく撮れてたと思う。
405 :
名無シネマさん :04/05/29 21:42 ID:Qz8JsGsN
篠田さん、福本さんあたりはどうですか?
hosyusitoku
407 :
名無シネマさん :04/06/21 00:02 ID:qG1lPka/
しかし、ディーン・カンディはすごいよな。 特撮がかなり入る映画でも映画的な美点は しっかり残してるし。 篠田昇はルックがベトベト
映画のクレジットで、カメラマンでASCだのAICだのギルド(?)の三文字が入ってますが、これは何か入れなきゃいけないみたいな規則でもあるんでしょうか? あるいはサッカーみたいに、組合入らないとプロの仕事が実質上できないとか?
A.S.C.=American Society of Cinematographers アメリカ映画撮影協会の略ですね。 ここに所属する撮影監督は、クレジット時にA.S.C.を名乗る権利を有します。 ノン・ユニオンの撮影監督はこれを名乗れないが仕事をすることは当然可能。
410 :
名無シネマさん :04/06/21 10:46 ID:6mQ4IRBG
所謂ハリウッド映画では、ユニオン入ってない人は何もできません
411 :
名無シネマさん :04/06/21 12:42 ID:LiU6bvwW
>しかし、ディーン・カンディはすごいよな。 特撮がかなり入る映画でも映画的な美点は しっかり残してるし。 ディーンカンディすげーよ。最新作ルーニーチューンズもいい具合に 仕上がっていた。 でも一番の代表作は、バックトウザフューチャーだろうね。 手掛けた映画、大ヒット作ぞろい。だね>ディーン・カンディ。
412 :
名無シネマさん :04/06/22 23:01 ID:K/9khrWx
age
413 :
名無シネマさん :04/06/22 23:16 ID:Dl579N/4
ロバート・ベントンが来日してたけど、 アルメンドロスのことについて話してた。 最高の仕事をしてくれて、なおかつ人物、特に女優に 関してはすばらしい映像を作ってくれた。ジャン・イブ・ もアルメンドロスと同じ美点をかねそろえていただけに 残念だ。自分はもう人物を撮っていいのかわからないと
414 :
名無シネマさん :04/06/22 23:55 ID:Dl579N/4
篠田昇さんが死んでもうた。 この人の作る映像は嫌いだったが、いなくなってしまうと 悲しい。
415 :
名無シネマさん :04/06/23 00:19 ID:+Bk2TVVh
まだ信じられんよ、、、合掌
まじかよ!
417 :
名無シネマさん :04/06/23 01:01 ID:BsZEh0EI
age
初期のつーかデビュー作
420 :
名無シネマさん :04/07/02 00:53 ID:ogBYZvWn
ジャン・イブの遺作「白いカラス」を見たよ。 いや、ジャン・イブのベストワークではないかと思う。 アメリカ映画の豊潤さとヨーロッパ映画の美しさが 融合したすばらしさだった。
>>420 たまんねえな。不入りらしいから終わる前に観ておこう
422 :
名無シネマさん :04/07/04 00:28 ID:MiVdYovI
>421 ベントンは前の作品で、ピョートル・ポポルンスキーと 組んでたんだが、この人も若死にした。つくづく運のない人だ。 ベントンはエスコフィエが今まで組んだ監督の中で 彼の持つ才能をかなりひきだすことができた唯一の 監督だった。カラックス以上にね。もっとすごい映像が 見れたかと思うとなんというか悔しくなる。
423 :
名無シネマさん :04/07/04 00:36 ID:MiVdYovI
ついでに、篠田昇さんなのだが、この人はやはり 日本に生まれるべきではなかったと思う。 岩井俊二とのコンビは一時代を気づいたのかも知れんが、 逆にマンネリと自分の技量を見せつけるのを過剰にしてしまって いたように思う。
425 :
名無シネマさん :04/07/14 10:25 ID:f3sN9NUx
中国の映画は映像がキレイなのに日本はなんであんなに汚いんだ。
原色が、きついから、そう思うんじゃないの? まぁ、オイラは、そのせいで、汚いと思うけど。
427 :
名無シネマさん :04/07/16 19:45 ID:zl+U5nR2
チャン・イーモウとかの映画見てるけど日本より機材の量は 少なそうで見事な映像作ってる。 韓国はメジャーな作品は汚いかんじなのだが、マイナーな作品は キレイだね。
カルロ・ディ・パルマ死んだってね
キング・アーサー観てきた。 ストーリーはアレだが、映像はきれいだった。
430 :
名無シネマさん :04/08/04 22:45 ID:wtCgnGbt
スワボミール・イジャックだからね。 リドスコはまたマシスンに戻ったけど、イジャックとは組まんのかな。 「ヴァン・ヘルシング」はダビューの担当だが、またスピと組んでほしい。
431 :
名無シネマさん :04/08/15 23:57 ID:TXMeDiUA
デ・パルマのブラックダリアもジグモンドらしいね 久々のコンビ
平凡社の「映画撮影とは何か」読んだけど「マスターズ・オブ・ライト」には 遠く及ばんって感じ。新人の頃スタッフに殴られたとか貧乏だったとか くだらねー話ばっか。 「天皇と呼ばれた男」はとても買う気になれんのだが、 撮影の話はきちんと載ってるんだろうか?
最近のDPでロドリゴ・ピエトロ、マッテイ・レバテイーク、エレン・クラスどう思うよ? 結構スタイルばっかてとこもあるけど気に入ってる、個人的には。
435 :
名無シネマさん :04/10/11 01:51:38 ID:5HgZfjoO
あげ
>>433 >「映画撮影とは何か」
山口さんは亡くなったね。山口さんは現場あがりだけど、本人は撮影部だった訳じゃないし、
カメラのことはよく知らなかったみたいです。
撮影部出身でいろいろ書いている人も2、3人いるけど、こっちはこっちで素人が
読んでも面白くないのね。昔、あるトークに行ったら、素人がいるのに平気で撮影用語
を使う人がいて、こりゃダメだ、と思った。日本の職人さんは口下手ね。
技術面がわかってて、しかも素人にもわかるように上手くまとめられる人、ってそんなに
いないみたいよ。
437 :
名無シネマさん :04/10/11 02:23:12 ID:dl9Xoajt
現役の照明部さんってだいたい専門卒?大卒なんでしょうか?
438 :
名無シネマさん :04/10/11 03:46:52 ID:vow5VNrH
撮影監督 長野泰隆さんのプロフィール、本人写真その他情報 ご存知な方いらっしゃいませんか?
440 :
名無シネマさん :04/10/11 05:20:56 ID:vow5VNrH
はい。作品だけでなく、個人プロフィールなど知りたいです。 その他詳細ご存知ありませんか?
442 :
名無シネマさん :04/10/11 23:12:25 ID:vow5VNrH
ありがとうございました。問い合わせてみます。
443 :
名無シネマさん :04/10/16 11:25:27 ID:5ho/O/Ow
ものすごいおそレスだが エマニエル・ルビツキは男 愛称 チーボ 以上
444 :
名無シネマさん :04/10/17 21:03:19 ID:W88KcvJ5
「エクソシストビギニング」見てきたけど、ストラーロの撮影は なかなかよかった。ベルトリッチ決別以後の低迷をなんとか挽回 した感じだね。 今までは、美的感覚に頼りすぎて照明でグチャグチャにしてしまう ケースが多かったのだが、今回はそれを抑えて、潜在的な構図感覚と 今までに培った技術を駆使して、職人に徹しているところが逆に候を そうしてる。
445 :
名無シネマさん :04/10/18 22:26:05 ID:wuFNsYEI
444 苦笑...
446 :
名無シネマさん :04/10/20 00:46:54 ID:78own6mC
>>437 映画・ドラマ畑の照明部は大卒や専門卒が多い。
日芸や日本映画学校、日活芸術学院卒が最も多いかな?
その他の専門学校卒は少数派のような気がする。
CF畑になると様相がグッと変わる。
映画関係の学校を出ている人間は少ない。
一般の大学や他の専門学校卒が多いかな。
高卒の割合も映画と比べると高い感じ。
これは業界に入ってくる経路の違いから起こる。
映画・ドラマ畑の照明部は学校の実習で現場に付いて
コネを作って業界入りしたり、照明の会社等に就職して
現場に入ってくるのに対して、CFの方は現場でコネを作って
入ってくる人が多いような。撮影スタジオ専属のスタジオマンや
照明機材レンタルの会社のバイトをしながら徐々にコネを作って
フリーの助手として独立して業界入りというケースが一般的。
ゴードン・ウィリスはあれほどの名声を得ながら、作品は少ない。 パクラ、コッポラ、ウディアレン、カーシュナー、ブリッジズ(って誰?)と つきあった監督も限られてるし、しかも引退も早かった。 「マスターズオブライト」を読んでも、あまり社交的な人じゃなさそうだし そこらへんが原因なのだろうか。 ベントンも一作しかやってない割には必ず話が出て来るけど、なぜ次もゴードンを使わなかったのか(第三作からは待望のアルメンドロスとやれたのだから分かるけど) ところで、「奇跡の海」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で、ロビー・ミュラーらしさを皆さんはどこに感じましたか。 ぼくは見ていて必然性とか特徴があまり分からなかったもので。
448 :
名無シネマさん :04/11/03 19:14:28 ID:e/MYhU4k
>447 ブリッジスってのは、ジェームズ・ブリッジス。「チャイナ・シンドローム」 や「ペーパーチェイス」とかの佳作をとっている人。 ウィリスの場合は、映画という分野自体に執着がなかったんじゃないの。 ほかの人たちは、何がなんでも劇映画の撮影をやりたいという感じが あるのだが、ウィリスの場合は、あくまでも撮影の仕事の一部でしか なかったわけだし。 もっとも、七十年代以後のマーケティング重視の映画製作には 嫌気がさしてたのか、旧知の中の作家としか組んでなかったしね。 ベントンの場合は、この人はアメリカ人でもヨーロッパ気質の強い 人だったから、アルメンドロスのようなタイプの作家が割りにあってた んでしょう。ジャン・イブの起用もそうだったし。 ロビー・ミュラーといえば、手持ちのロケ撮影ということでその二つには 十分らしさが出ていたのではないか。 あと、スピルバークの「宇宙戦争」には、ジョン・シュワルツマンが 参加する模様。
今日はフィルムセンターで 岡崎宏三さん撮影の「六條ゆきやま紬」やるな。 モノクロベスト3の一つらしい。 今から観てくるかな。
タクフジモトって、顔は日本人なのかねえ。 おそらく日本語も、分かる程度で話せないんだろうけど(違う?)
ユーロスペースで『照明熊谷学校』観てきた。 やっぱりインタビュー、映画の引用付きだと面白いね。 作品貢献としては「照明監督」的活躍ですね。
純粋に映像が綺麗だったり、味があったら撮影監督のおかげと思っていいの? でもそれは監督が細かく演出したかもしれないんでしょ?アングルはこうで、照明はこう、だとか。 撮影監督の意図なのか、映画監督の意図なのかを見分けるにはどうすれば? 逆に撮影が駄目な映画とかも教えてください。
もう一つ。ヒッチコックのカラー映画「鳥」を観ていたら、 どうしても、どこもかしこも明るい感じで違和感を感じました。 ヒロインの肌もファンデーションが濃いような印象です。これは撮影が悪いと思っていいんですか? しかし、調べてみたら「鳥」を撮影したロバート・バークスは1度アカデミー賞を取ってますし、 ノミネートも何回もされてますね。う〜ん、撮影の良し悪しがわかりません。
455 :
名無シネマさん :05/01/01 12:50:50 ID:1gYt0eFh
やっぱジョン・ホラが一番でしょ。
457 :
名無シネマさん :05/01/14 19:20:55 ID:LGKQXwyr
458 :
名無シネマさん :05/01/14 20:11:20 ID:eYyB8VCR
>>450 そうそう、これなんだけど。栗田さんを「撮影照明領域」として招聘しているが、
東京芸大では基本は撮影監督(DP)システムでやる、ということなのでしょうか?
教官たちの任期や実際の講義方法が不明だが、現場に就けて講義などの代替に
するのかね? 栗田氏は現在はアメリカ在住? 仕事はどうするのだろう?
460 :
名無シネマさん :05/01/21 18:25:37 ID:4L6ho3pI
昨日、デビルを見たけどやはり、ゴートン・ウィリス、いい仕事してますな。 構図のとりかたとか、アンダーなかんじとかやはり独特の雰囲気をかもし出してた
461 :
名無シネマさん :05/01/24 17:39:37 ID:KbwdzSRQ
「オペラ座の怪人」。 ジョン・マシスンが担当ですね。監督がリドスコなら すごいことになりそう
シューマッハーだっつーの orz
>>459 >東京芸大では基本は撮影監督(DP)システムでやる、ということなのでしょうか?
照明領域のみでの講師がいないということは、そういうことになるんでしょうね。
それにしても、すごく豪華な講師陣ですよね。
『アビエイター』観てないけど、撮影のオスカーはマシスンが取ると思ってた。 今年はあれ以上に見事なルックの作品は出てこないような気がするんだけど。
マシソンは来年キングダム・オブ・ヘブンで貰えそう。 俺はデシャネルにとって欲しかった。
>>465 そうだね、今年は『パッション』がすばらしかったので、
本来ならキャレブ・デシャネルが取るべきなんだろうけど、
まあアカデミーはもち回りというか、営業というか、政治力というか、
副次的な要素が多分に絡んでくるからね。
あと『コラテラル』のディオン・ビープがノミネートすらされなかったのは
ちょっと意外だった。フィルム撮りじゃないと選考の対象にならないのか。
よかったと思うんだが。。
467 :
名無シネマさん :05/03/09 22:51:33 ID:rPALv9vn
今、WOWOWで『バッファロー'66』放送しているんだけど、 ランス・アコードって格好いい画を撮るね。 ジョディ・フォスターが製作していた『イノセント・ボーイズ』もよかったし。 次はどんなの撮るんだろう。劇場で観たいな。
先日BSでやってたトッツィーはひさしぶりにみたけど、ロイズマンてすごいなーと思った。 ロイズマンであれくらいのって他にお勧めある?
映画史上、最高の撮影監督って誰だと思う?
470 :
名無シネマさん :05/03/13 12:06:11 ID:5jtGXjkm
>468 やっぱ「フレンチコネクション」と「エクソシスト」でしょうな ドキュメンタリータッチでありながら緻密に計算された画面構成と ホラーでありながらリアリズム的な雰囲気をかもし出す技量。 >469 グレック・トーランド
>>469 ストラーロ
でも将来自分がそうなりたい。
472 :
名無シネマさん :05/03/14 01:30:32 ID:FAQi8ORp
>>466 >あと『コラテラル』のディオン・ビープがノミネートすらされなかったのは
>ちょっと意外だった。フィルム撮りじゃないと選考の対象にならないのか。
フィルム撮りでないの? 見てないんだけど
アカデミー賞スレでは二人名義だから、敬遠されたのではないかと言われてる
474 :
名無シネマさん :05/03/16 15:23:09 ID:eZzShV6J
『ザ・リング2』試写で見た。ガックリ。なんだあの撮影は。
475 :
名無シネマさん :2005/03/22(火) 22:57:43 ID:evbloTBL
ジョナサン・デミってタク・フジモトとのコンビが有名だけど メジャーになった「ストップメンキンセンス」ではクローンウェスと 組んでるな。 フジモトじゃダメだったのか
ライブの撮影が不得手だったのか?
昔名画座でスコセッシの「ラストワルツ」を観た時に マイケル・チャップマン、ラズロ・コバックス、ビルモス・ジグモンド等の 名前がならんでて驚いた覚えがあります。 えらい豪華なコンサートフィルムですね。
478 :
名無シネマさん :2005/03/24(木) 13:10:29 ID:s1aTvSq/
ビルモス・ジグモンドは会場にきたのを捕まえて カメラ要員にしたらしい。
479 :
名無シネマさん :2005/03/27(日) 02:06:01 ID:0/K0tFbw
アビエイターのロバート・リチャードソン、 「お見事!」の一言に尽きる素晴らしい撮影
"Tell Them Who You Are" というアカデミーのドキュメンタリー部門のノミネート候補
になった作品はハスケル・ウェクスラーの息子が父を語る内容だそうです。
このスレで見るとウェクスラーってクセのある人みたいなんで見てみたい。
>>473 それ書いた本人ですがアカデミーは色々門戸が狭い感じがしますな。
ビーブは今年のSAYURIでノミネートされるんじゃないでしょうか。
他有力作のDPは
「宇宙戦争」「オリンピックPROJECT」 ヤヌス・カミンスキー
「All the King's Men」「Oliver Twist」 パヴェル・エデルマン
「Jarhead」 ロジャー・ディーキンズ
「シンデレラマン」 サルヴァトーレ・トチーノ
「The Producers」 ジョン・ベイリー
「Elizabethtown」 ジョン・トール
「Ask the Dust」 カレブ・ディシャネル
「The New World」 エマニュエル・ルベツキ
「Brokeback Mountain」 ロドリゴ・プエリト
「キングコング」 アンドリュー・レスニー
「The Great Raid」 ピーター・メンジース・ジュニア
「Rent」 スティーヴン・ゴールドブラット
「The Constant Gardener」 セザール・シェローネ
「ナルニア国物語」 ドナルド・マッカルパイン
「The White Countess」 クリストファー・ドイル
481 :
名無シネマさん :2005/03/27(日) 20:20:29 ID:9jF1Fnr9
カミンスキーはスピとしか仕事しなくなったな。
482 :
名無シネマさん :2005/03/27(日) 23:20:22 ID:gGMA709U
おお忘れていたが「マリー=アントワネット」がランス・アコードです。 どう料理するのか。
485 :
名無シネマさん :2005/03/29(火) 21:03:21 ID:3rhzTyGN
>479 ジグモンドの「ブラックダイヤ」とウディアレンが入ってない。
「ブラック・ダリア」と「メリンダとメリンダ」ね。
487 :
名無シネマさん :2005/03/29(火) 23:10:33 ID:3rhzTyGN
そうでしたか。 4月のBSの西部劇特集はみものですな。特に「さすらいのカウボーイ」と 「プロフェッショナル」。特に後者はコンラットホール、ウィリアム フレイカー、ジョーダンクロンウェスが参加してるので要チェックですな
>>485 一応、作品賞に有力な作品のDP、ということです ハイ。
ケヴィン・スミス監督の「世界で一番パパが好き!」が何故かヴィルモス・ジグモンド
だったんだけど。。。。うーん、あまりピンとこない撮影でした。
確か「さすらいのカウボーイ」は彼がDPでしたね。絶対見る。
>>487 IMDBで見たらフレイカーの名前は確認できなかった。どういう参加だったの?
490 :
名無シネマさん :2005/03/31(木) 18:43:02 ID:TlUaQ190
>489 キャメラ・オペレーターか第二班撮影だったかな。たしか 「ヴィジョンズ・オブ・ライト」にその三人の記念写真が載ってる
>>490 サンクス。「ヴィジョンズ・オブ・ライト」を見てもないし読んでもないのに
ここに来るのは罪だな。レンタル屋に行く。
「ナショナル・トレジャー」はデシャネルでした。地下のシーンなんかは彼らしい感じ。
オレンジ基調なのはプロデューサーのカラーの合わせたのかな?
492 :
名無シネマさん :2005/03/31(木) 21:37:16 ID:TlUaQ190
>491 「マスター・オブ・ライト」の面子はいろいろありますね。 アルメンドロスとアロンゾは鬼籍、ウィリスとフレイカーと ロイズマンは引退(後の二人は憶測) ジィグモンド、チャップマン、コバックスは現役だけど 作品の選び方はイマイチ。ストラーロは衰え激しい。 安定してるのはジョン・ベイリーくらいか
おお、そうそうたるマスターたちですな アルメンドロス …「天国の門」を是非劇場で見たい。酔いたい。「ビリー・バスゲイト」が遺作だったとは! アロンゾ …デパルマ作品の濃い映像が印象に残ってる。あんま見てない。 ロイズマン …「ワイアット・アープ」のオープニング映像(影と葉巻の煙)がよかった。 ベイリー …「ザ・シークレット・サービス」の仕事がイイ フレイカー …「トゥームストーン」は実質監督は彼だと思う。監督経験有るし。雇われ仏人を指導したと思う。 ジグモンド …「ゴースト&ダークネス」のアフリカの映像が頭を離れない。夜のシーンもいい。 チャップマン、コヴァクス …確かに最近の作品選びは寂しい。 ストラーロ …「ブルワース」良かった。 ところでソダーバーグはどうなんでしょう?「トラフィック」は色も手ブレも露骨な感じがして 好きじゃないんだけど、「ソラリス」は良かったと思う。
494 :
名無シネマさん :映画暦110年,2005/04/02(土) 18:26:57 ID:gGcfpVBf
>493 ソダはセンスはいいんだが技術は未熟だと思う。 監督兼任ならピーターハイムズの仕事はうまいねえ。 ホラーやアクションにもきちんと対応している
495 :
漁師 :2005/04/02(土) 21:03:03 ID:rGBWiHAu
ハイアムズ、最近は代打職人みたいになっちゃてるね。 「サウンド・オブ・サンダー」でレニー・ハーリンの代打、「エンド・オブ・デイズ」でマーカス・ニスペルの代打 「レリック」でデイヴィッド・セルツァーの代打(これは噂だけど) でもメジャー作品で監督・撮影兼任を堂々クレジット出来てる人ってこの人くらいだよね。 撮影監督→監督って90年代後半にデ・ボン、セムラー、バートコウィアク(カミンスキーも)らが出て流行ったけど、最近ないね。
496 :
由美どん :2005/04/04(月) 06:55:38 ID:s/kSQ+Tl
長野さんはたぶん鹿児島出身の方です。一緒にアマチュア映画を作ってました。 鹿児島経済大学を卒業後、東京に行かれたところまでは知ってます。 大変グッドルッキングで忍耐強く、柴犬のような忠実さをお持ちの素晴らしい方でした。
ロバート・ロドリゲスも自分で撮影してますよね。
ロドリゲス、監督組合抜けましたね。。。。撮影組合には入ってたのかな。
>>466 今更ながら『コラテラル』観た。
漏れも撮影はなかなかよかったと思う。
ただオペレーターは下手だな。
>大変グッドルッキング オモロイナ シカゴとコラテラル見てディオン・ビーブ流石と思った。 シカゴのオスカー受賞の年、コンラッド・ホールは生きていても賞を獲れたんだろうか。 ビーブだったと思うのだが。
『コンスタンティン』はフィリップ・ルースロだった。 やっぱ綺麗な絵にしますね。
>>500 ビーブは「イン・ザ・カット」でも光ってたよ。
映画自体は凡庸な出来だったけど、映像だけ見てるだけで良かったよ。
その点で「イン・ザ・カット」は嫌いになれない映画。
(ただメグ・ライアンの痛々しい裸は見てるだけで嫌になるんだけどw)
>シカゴのオスカー受賞の年、コンラッド・ホールは生きていても賞を獲れたんだろうか。
まあ、でもあの年は生きててもコンラッド・ホールで確実でしょ。
それか「エデンより彼方に」のエドワード・ラックマン。
「シカゴ」のビーブはそんな良かったとは思わない。
>>502 イン・ザ・カットはスルーしてたんで見るとしよう。キャンピオン、いつもDPにいいの使う。
エド・ラクマン、「ヴァージン・スーサイズ」で注目してた。エデンも良かった。
コンラッドは今改めて「RtP」の雨のシーン見ると殺しのシーンなのに美しい。あと全編の白が印象的。
ついでに「シビル・アクション」の雨のシーン(被害者家族の慟哭シーン)も凄かった。
オムニバス映画の「嘘」第三話「三女体」、 監督: 衣笠貞之助、撮影: 渡辺公夫、照明: 渡辺長治の照明にはビビッた。 やっぱ大映は凄いわ。衣笠は戦後も実験的だな。 俺が観たのは16mmプリントだったが、 あれはビデオじゃ何も見えないだろうな。
ジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」はフローリアン・バルハウス。 ミヒャエルの息子で米国では二作目。主にはドイツでDPしてたそうだ。 ウェクスラーといい息子世代の時代か。
>>505 >ウェクスラーといい息子世代の時代か。
とっくにサーティースだっていたから、そう決めつけるのは早計では
ニューシネマの息子世代って感じで書いたつもりだった。ホールとか。 言葉足らずですんまそん。
508 :
名無シネマさん :2005/05/03(火) 18:24:13 ID:bg8KLMUS
>505 とうちゃんはアメリカで活躍していたのだが、 息子はドイツなのか。
509 :
名無シネマさん :2005/05/08(日) 00:16:18 ID:0pWGFeiD
現在公開してる映画で撮影がお勧めな作品ってある?
510 :
名無シネマさん :2005/05/08(日) 00:24:19 ID:e3GzXAqF
>>502 >「エデンより彼方に」のエドワード・ラックマン
あの色彩は、現像処理じゃないよね。
どうやったらあんな色が出せるのか、不思議で仕方がない。
>>510 >どうやったらあんな色が出せるのか、不思議で仕方がない。
釣りか?
CG処理に決まってるじゃない
Lachmanは日本で撮影した映画もあるね
>>509 「レモニー・スニケット」はエマニュエル・ルベツキで良かったんだけど
美術が凄すぎて目立たんかった。ルベツキはテレンス・マリックの「ニュー・ワールド」
に期待かな。トレーラー見る分ではいい感じ。
ちょっと待ってジョン・マシソンの「キングダム・オブ・ヘブン」がええんでないの?
>>511 CG処理しまくりの「指輪」がアカデミー賞獲ったりで大作でのDPの存在価値が薄れているような。
尺長いのに抵抗ないなら「アビエイター」。 さすがオスカー他批評家賞でも評価受けてただけある。 もうチェーン館では終わってるけど、確か今はプラゼールでレイト上映してるんじゃなかったかな。
514 :
名無シネマさん :2005/05/08(日) 19:20:41 ID:0pWGFeiD
>>512-513 ありがとうございます。
『レモニー〜』は子供向け色が強いかと敬遠してたけど、ちょっと観てみようと思う。
予告編観た限りだと『スリーピー・ホロウ』っぽいルックだった気がしたんだけど、そんな感じなのかな?
『キングダム〜』は公開されたら観に行く予定。
『アビエイター』は結構気になってたんで、時間の都合がとれれば行ってみようと思うよ。
あと『PTU』ってのが結構いいみたいな噂を聞いたんだけど、観た人いないかな?
>>514 撮影・美術・衣装が『スリーピー・ホロウ』組なのでそんな感じ。
でも美術は『スリーピー・ホロウ』よか凄いとオモタ。
『アビエイター』も良かったな。
スコの次作『ザ・デパーテッド』はミヒャエル・バルハウスに戻るみたいだが。
『キングダム・オブ・ヘブン』の撮影 えがったです。 ジョン・マシソンってここ数作いい仕事してる。
俺も「キングダム・オブ・ヘブン」見てきた。
いやー最高だね、ジョン・マシソン。
ホント素晴らしい撮影だった。参ったよ。
>>509 まだ出てないのだと、「ウィンブルドン」がお勧め。
本当の試合を見てるかのような臨場感にあふれる撮影だった。
ラブコメに抵抗なければどうぞ。
ちなみにこれの撮影の人は明後日公開の見たいと思ってた
「ザ・インタープリター」も手掛けてるらしいから、ちょっとこの映画が楽しみになった。
後、意外なところで韓国映画の「甘い人生」も撮影が逸品でした。
韓国映画嫌いじゃなければこれも薦めとく。
518 :
名無シネマさん :2005/05/23(月) 00:26:43 ID:qImAywzU
思うのだが、「コンスタンティン」はマイケル・チャップマンの ほうが適役だったかも知れない。あの都会的なノワールな感じを チャップマンが担当してたらかなりよかったかも。 ルスロも悪くなかったけど、ちょっとこなれた感じもあったしね。
519 :
名無シネマさん :2005/05/23(月) 21:01:28 ID:0yPZsU5M
>>517 「ウィンブルドン」はダリウス・コンジですな。こんなラブコメもやるのかと少々びっくり。
ウィンブルドンのコートを初めて映画撮影に解放するとの事で、プロデュースサイドもそれなりに有名なDPを付けねばイカンと張り切ったのでしょう。
映画の内容自体は見るべきものは無かったですが…。
520 :
名無シネマさん :2005/05/23(月) 23:18:56 ID:HxkPSJtO
キングダム・オブ・ヘブン、騎馬戦がちょっと・・・。 編集によるところが大なんだろうけど、やたらバストアップの 多用で何やってんだがさっぱり分からん。 合間に、カクカクショット(高速シャッターによるストロボ効果?) も挟むから余計に。 それと大ロングは結構あるけど、一番見たい100人くらいが 画面内で騎馬戦やってるショットが全然ない。 すぐ超接近戦のショットになる。
521 :
名無シネマさん :2005/05/24(火) 17:54:02 ID:lTy1yk2g
自分はまだ未見だけど、ロングの合戦シーンの群集はCGでごまかしているという事なのかな? なるべく寄りの画にしてバレ物を切るってのは、ある意味ごまかし方の王道とも言える。
マシソン、光の使い方が上手
523 :
520 :2005/05/24(火) 19:31:11 ID:xkaXkzHX
全体的には物凄く美しいですよ、キングダム・オブ・ヘブン。 そしてダイナミック。 ハリウッド映画の中でも、ちょっと特殊な感じすら受けました。
524 :
名無シネマさん :2005/05/24(火) 19:34:59 ID:X+X+5dFP
マシスンといえば、「オペラ座」もすごかったなあ。
525 :
名無シネマさん :2005/05/24(火) 23:25:32 ID:X+X+5dFP
でも、リドスコとかキャメロンとかキューブリック相手じゃ さすがに疲れるだろうなあ
526 :
名無シネマさん :2005/05/29(日) 23:45:39 ID:a4Y/JjtY
『ミリオンダラー・ベイビー』観た人いる? 予告を観た限りではかなりコントラストの強いルックだったけど、どうだった?
個人的にはイマイチだな・・・
イーストウッドの映画はいつもろくでもない撮影監督だな ホントこだわり無いなイーストウッドは
ブルース・サーティーズ>ジャック・N・グリーン>トム・スターン
>>528 業界屈指の早撮りさんだしね。
「ザ・インタープリター」のダリアス・コンジ。
あまりに特徴のない映像でがっかり。
クレジットが先じゃなかったら絶対コンジの仕事と思わなかった。
90年代中盤の良さはどこへ?
>>519 撮影はどうでした?
531 :
名無シネマさん :2005/05/30(月) 18:33:18 ID:BRRHD4qc
サティースとかグリーンは外部でも仕事してるけど スターンはマルパソ以外じゃ経験ないもんな
夏の大作は渋いDPが多いな
夏の作品でお勧めとか興味ある作品って皆さん何ですか?
534 :
名無シネマさん :2005/06/29(水) 23:09:33 ID:HnJ86cJB
「宇宙戦争」のヤヌス・カミンスキーは良かったぞ、お前ら。
>>528 釣りだよな?
>>529 これも釣りだよな?
ジャック・N・グリーンよりトム・スターンの方が遙かに上じゃないか。
もう『ブラッド・ワーク』の時点で明らかじゃん。
>>526 ジムの配光とか素晴らしいよ。
最初の方で廊下でイーストウッドとスワンクが初めて会うところも良かった。
イーストウッドの話題となると、必ず信者が必死に反論に掛かりますな。
538 :
名無シネマさん :2005/06/29(水) 23:45:53 ID:7LD056pG
イーストウッドの映画、誰が撮影監督だかしらんが、とにかく色だの構図だののこだわりはほとんど感じられないな、いつも よっぽどイーストウッド本人がそういうのに無関心なんだろう ビデオおこしかよ?みたいなハイキーdじゃってる様なヒドイ画ばっかりだよ、とくに屋外は
>>537 根本的な理由は撮影が素晴らしいから。信者だからじゃない。
>>538 >>198 >>200 でも読んどけ(おれが書いたんじゃないぞ)。
ハイキー?……露出の加減はいつも考え抜かれてるじゃないか、
それが分からないとは……『ミスティック・リバー』のハイキーにはたまげたよ。
でもまあ、3人の中ではジャック・N・グリーンはイマイチだよな。
特に『ハートブレイク・リッジ』『バード』は、あまり良くない。
(
>>200 では『バード』、褒められてるが)
ただ、この二作でもこだわりは物凄い。
>>538 は全く的外れ。
おいおい全て主観の問題だろ。 自分と意見が違うからって相手を釣り認定したり、 小馬鹿にするようなことはヤメロや。
イーストウッド信者って何でこうも似たような感じのやつらばっかなのだろうか。 類は友を呼ぶってこういうことかな?
>>540 「全て主観」で片づけられたら、技術者の評価なんてできねえよ。
馬鹿ほど「結局、好みの問題」で片づけたがるんだ。
特に
>>528 =
>>538 に関しては、小馬鹿にしてるわけじゃない。大いに馬鹿にしてる。
イーストウッドが撮影にこだわりがない、無関心だなんて、釣りじゃなきゃ客観的に間違ってるよ。
いいか。くり返すぞ。
>>198 >>200 でも読んどけ(おれが書いたんじゃないぞ)。
グリーンの評価は、おれの趣味も入ってるがな。そこは、「部分的に」主観。
だから
>>529 には、チョット悪いかな?
1ヶ月も前のレスにスレが久々に上がった直後にレスをするやつが信者じゃなくて何なんだ?
>>541 おれが誰に似てようが構わん。
基本的には間違ったこと言ってるつもりはない。
茶々を入れるだけじゃなくて、よければ君の意見を聞かせてくれないかな?
イーストウッド映画の撮影について。特にトム・スターンはどう思う?
>>543 別に信者であっても構わないんだけど?
素晴らしいから、それを称揚するわけで、それを信者と思うなら、
勝手に思っててくれ。
どう呼ばれようが、おれはおれなりに真実と思うことを言うだけ。
その内容が問題であって、おれが信者かどうかなんて問題じゃない。
つうか、信者って、普通は「全て派」を指す言葉じゃないの?
おれはグリーンには批判的だが。それでも、信者と呼びたいなら、ご勝手に。
546 :
534 :2005/06/30(木) 01:16:07 ID:mg/8vfZj
俺が1ヶ月ぶり以上にスレageたから、変なのが紛れちゃったか・・・? スマン・・・。
>ホントこだわり無いなイーストウッドは これが彼の怒りの琴線に触れたんだろうな
>ホントこだわり無いなイーストウッドは これが彼の怒りの琴線に触れたんだろうな
おっと二重カキコ失礼。 ところでキング・コングの予告で断片的だが映像見てる分では、 かなり期待できそう。アンドリュー・レスニーは広大な自然をとらせるとピカイチだな。
ベイブも地味だけど良かったね>アンドリュー・レスニー まさか指輪物語を撮るなんて夢にも思わんかっただろうな。
指輪はCGで相当補正してるだろ 評価のしようがない ベイブは良かったな ベイブ2も内容は最悪だったけど撮影は良かった
552 :
538 :2005/06/30(木) 07:21:36 ID:0hbL/8kS
すっげー釣果w 起きたら大漁w
しかしサーティーズが、最近はテレビしか撮ってねえってのは、どっか間違ってるんじゃねえか? それはそうと、サーティーズとイーストウッドの共作って7本しかないってのもちょっと驚き。
554 :
名無シネマさん :2005/06/30(木) 21:57:54 ID:E5ydg4wJ
>553 テレビの方が仕事しやすいんじゃない。ハリウッドの大作は やたらと制約がきつくて働きにくいらしいし。
555 :
名無シネマさん :2005/06/30(木) 23:04:31 ID:E5ydg4wJ
「未知との遭遇」って、ズィグモンドのほかにウィリアム・フレイカー とダグラス・スローカムとジョン・アロンゾが加わってんだよな。
著者誰やねん?って感じはあるけど
558 :
名無シネマさん :2005/07/07(木) 12:10:37 ID:D7tDjK6G
この前、「コールドケース」を見ていたら撮影監督が トム・リッチモンドだった。チョッと意外
宇宙戦争のヤヌシュ仮眠好き よかったね 個人的にはニュー・ワールドのエマニュエル・ルベ月が気になる
560 :
名無シネマさん :2005/07/17(日) 11:26:38 ID:dgX1M5eX
>>556 読んでみたけど、なんかやっぱりガッカリした。
家帰ってから「マスターズ・オブ・ライト」読んだけど
この差はなんなんだ? と思う。
「春の雪」のリーピンピンに注目してる 彼はアジア1の実力をもってるんじゃないか? あと好きなのは、アンスワース・ストラーロ・ウィリス・トールなどいろいろいるけど 一番気に入ってるのはロイズマンだね 「フレンチコネクション」は、真冬のNYをあそこまでリアル・クールに撮ったのはすごい 「セブン」や「マイノリティリポート」などに影響あたえてるらしい
562 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 14:18:44 ID:NRxW2LNx
宇宙戦争のヤヌス・カミンスキーはどうだったでしょうか?
563 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 15:36:13 ID:yiNVPkC8
日本映画はどうだ?語ろうよ。個人的には血と骨がよかったが、カメラマン、有名?
564 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 15:43:56 ID:w8IYcFr1
>>558 良かったですね。
でもパイロット版(第1話)だけだったようで。
566 :
名無シネマさん :2005/07/18(月) 17:15:33 ID:vwZ0bih0
日本で完全にDPシステムでやってる人っているのかな? 別に映画に限らずともいいんだけど。
567 :
名無シネマさん :2005/07/19(火) 16:41:55 ID:zojliXU1
>>562 なんでもかんでもフォギーで、適切じゃなかった
個性強すぎるのも考え物だ
568 :
名無シネマさん :2005/07/19(火) 16:46:31 ID:mzVJau4r
カミンスキーのいきなりブルー・トーンになるのは どうなんでしょうか?マイノリティ以降頻繁に見られるけど
>>567 また出たよ、あちこちのスレに現れるカミンスキーにケチつけることを
生きがいにしているバカがw カミンスキーはスピルバーグの意向を忠実に具現化しているだけ。キミが
「適切でない」と感じるとすれば、それはスピルバーグの演出論から論じ直す必要がある。
>>566 TVのスタジオドラマ系のスタッフのシステムで、TD(テクニカルディレクター)が
各パートを統括する形態はDP的と言えなくもない・・・のでは?
本編系だと高間賢治さんは有名ですね。渡部眞さんもそうじゃなかった? 最近は「撮影監督」
とクレジットさせる人も増えた(亡くなった篠田昇さんとか)けど、実際に欧米におけるDP的な
システムと同等と言えるかどうかはよくわからんね。
日本ではある種、現場の慣行とケース・バイ・ケースの力関係で決まってるんだろうなあ・・・。
もっとも日本でも、実際に劇場用のプリントやソフト化のマスターのタイミングを見るのはあくまで
カメラマンですけどね。そこから考えると広い意味では日本の撮影技師もDPなんだと思うけどな。
そうだね、スピルバーグも実際大したことないしね
>>566 ガイシュツかもしれないが、低予算映画だと、(DPシステムと言っていいかは微妙だろうが)、
撮影・照明を同じ人が兼任しているケースはあった。自分の知ってる例だと、
99「どこまでもいこう」(監督=塩田明彦 撮影・照明=鈴木一博)
01「アカシアの道」(監督=松岡錠司 撮影・照明=笠松則通)
他にもけっこうあると思う。撮・照を同じにすると意志判断が早くなり速く撮れ
るという話もあるが、逆に撮影監督的にやってみると1人の技師さんに
負担がかかり時間が掛かって仕方がなかった、という話も聞いた。
これもケース・バイ・ケースなんでしょうね。
ちなみに例の東京芸大の院では、「撮影照明領域」として栗田豊通さんがいるので、
恐らくDPシステムを採用しているはず。日本もこういう場所から変わっていくのかな・・・。
>>569 カミンスキーのブルー・トーン多用はどう思いますか?
監督のオーダーでしょ、そりゃ。
574 :
名無シネマさん :2005/07/19(火) 22:31:06 ID:mzVJau4r
宇宙戦争、ディーン・カンディ撮影だったらどうなっていたかな あれほどのライブ感は出なかったか
>>566 DPシステムの定義ににもよる。
アメリカでは完全に撮影部主導のDPシステムが確率しているが
日本は日本で照明部主導の「緩やかなDPシステム」という形態もあるのです。
なんで「緩やかな」という言葉が付くかというと
照明さんが前面に出て全てを仕切ろうとすると、これは絶対に上手く行かない。
そりゃ「カメラマンの体面」というのを考えれば当たり前だよね(w
でも、100%仕切らずとも撮影部のチーフを抱き込んで
フィルターワークや露出を意のままにコントロールしている照明さんは少なからずいるのです。
ヤヌス・カミンスキー、AI,マイノリティのころは 人物の陰影強すぎたけど、宇宙戦争は かなり柔らかい映像を撮るように若干変えてましたね
題材に合わせてスタイルを変えた結果でしょうな。 実際、シチュエーション毎のトーンは「ロストワールド」と変わらない。
579 :
名無シネマさん :2005/07/22(金) 03:10:34 ID:a/rscq/W
不器用ってことですね
580 :
名無シネマさん :2005/07/23(土) 14:42:48 ID:jpD2tkx9
>>576 そこまで考えると、撮影技師(カメラマン)絶対主義による映画史・映画批評は
再検討しなくちゃなりませんが・・・。
DPではないが、概ね、日本でもいちおうはカメラマンが主導で動いているという前提で
語られてきたものが引っくり返ってしまう。
それとも、最終的なフレーム内の意思決定はカメラマンの手にある(はずだ)から
それ(カメラマン中心主義)でも構わないんだ、ということでいいのでしょうか?
581 :
名無シネマさん :2005/07/23(土) 23:13:02 ID:tAFr7C0v
しかし、ジョーズの撮影は神レベルですな。 構図の美しさもさることながら、船のシーンでほとんどが 手持ちで担当したというのもすごすぎる。 「金がないから」といって引き受けたマイケル・チャップマン グットジョブ。
>>580 カメラマン絶対主義というのは一応、基本ですが
アメリカでもこれが厳密に守られている訳ではない。
フレーミングやカメラワークは監督やオペレーターに任せっきりで
ライティングのみに専念する人もいる、とシカゴのガファーに聞きました。
一方、フレーミングにこだわる人でも、コンビを組む監督によって
フレーミングには口を挟めないという事もあるらしい。
ジェームズ・キャメロンやリドリー・スコット等と組む撮影監督は
多かれ少なかれそういう目に遭うらしいです。
要するに現場によって様々な形態があるってこと。
>>581 「ジョーズ」の船上のシーンは当初、基本的な流儀に則って
三脚で撮影されたらしいですね。
しかし、ラッシュを見ると「観客が船酔いを起こす」と判断された。
固定されたフレームの中で規則正しく上下する水平線が問題になったのですね。
なので船の揺れを意識させないよう、最初から手持ちで撮られた、と。
だからどうした?ってレベルのネタばかりだな
>>583 そんなあなたのレベルの高いネタを待ってたんですよ
585 :
名無シネマさん :2005/07/24(日) 07:34:46 ID:NyKNf8XK
だからどうした?ってレベルのネタばかりだな
>>582 日本のシステムで考えると、撮影技師よりも照明技師のほうが撮影監督の名にふさわしいように思える。
TDが一番近いんだろうけど。カメラオペレーター専業というのはテレビ業界には多いね。
>>586 >日本のシステムで考えると、撮影技師よりも照明技師のほうが撮影監督の名にふさわしいように思える。
そういうことを言うとやはり映画史が引っ繰り返るw たまたま照明協会の掲示板
を見ていたら、こんな微妙なことが書いてあった。
ttp://www.jsl.or.jp/yybbs-p/yybbs.cgi >Re: 撮影監督との関係 中須岳士(本部会員) - 2004/12/01(Wed) 14:18 No.40
>日本映画界に於いてはいつも問題に取り上げられるのがDOP問題です。
>一見合理的なハリウッドスタイルのDOPシステムは必ずしも日本の現場には当てはまらない事が多い様です。
>それは、日本の映画界の創始当時からの伝統でもあるのでそうそう変えられるものではないだろうし、
>日本のスタイルは撮影担当者と照明技師の非常に良く出来た信頼関係によって成り立っていると云って過言ではないでしょうから。
>しかし近年、DOPを名乗るキャメラマンも増えてきましたし、ギャファーとして参加する照明技師も増えてきました。
>予算の関係か、HD作品やCF、PV作品では今や珍しくありません。また、照明担当者がDOPを名乗る現場もある様です。
>いずれにしろ、ハリウッドスタイルの良いところ、日本スタイルの良いところを取捨選択しながら今、
>試行錯誤している感はあります。
>しかし、あまりこだわらず、スタイルなんて自分で作っていけばいい!と私は個人的に思いますが。
中須さんは、「わたしのグランパ」「花とアリス」を手掛けた人か? 「トニー 滝谷」もやったらしいが、これ、撮影の人はスチールで有名な人みたいだね。 察するに、実際の仕切りはかなり照明部や撮影の助手さん主導でやったんじゃないでしょうか? >TDが一番近いんだろうけど。カメラオペレーター専業というのはテレビ業界には多いね。 最近驚いたのが劇場版「電車男」。スタッフロールを見ると、技術プロデューサーが 仕切る完全にTV的なシステムで現場を組んだらしい。 (いちおう、撮影・照明は本編の仕事が多い人ではあるんだが) HD24Pが出てきたお蔭で、いまやこういう撮り方も出来るんだなあ・・・。
編集なんかも監督がやるケースが増えてきているしね。 ツールが強力で簡単だから。
590 :
名無シネマさん :2005/07/26(火) 22:55:16 ID:xDnsem/5
ま、ロドリゲスを見習えってこったな w
>>588 TD仕切りのテレビ局編成スタッフによる映画撮影でも
完全にドラマ収録と同じスタイルなのか?と言うと実はそうでもなかったりする。
テクニカル・ディレクター、カメラ・オペレーター、ライティング・ディレクター
共にテレビの人なんだけど、現場で光量合わせをしているのは
映画出身の撮影チーフと照明チーフなんて事もあります。
HD収録の映画でも撮影チーフが昔ながらに露出計で光量を測っている事も多いですね。
こう書くと何やら「昔のやり方を捨てない頑固者」みたいなイメージを
持つ人もいるかも知れないけど、実はそうでもない。
モニター上で輝度信号をチェックしつつ「目見当」で絞りを決める
ビデオ撮影と違って、厳密にライト毎の光量を計って絞りを決められるので
カット毎の整合性がとれやすい。最近ではこのやり方を採る現場も増えてきたみたい。
で何が言いたいかと言うと、
「スタッフロールでスタッフ編成を見ても実際のスタイルは分からない」ってこと。
撮影技師・照明技師で別れている現場でも実際には照明技師が
(もちろん撮影技師と打ち合わせを済ませた上で)撮影監督としての
仕事を果たしていた現場なんて昔からあるわけです。
同じように「撮影監督」を名乗らなくても撮影技師がその責務を負っていた現場も
これまた同じく昔からあるわけ。
>>587 なので、今更それが明らかにされても映画史が引っ繰り返る事は無いわけですよ(w
>>591 なるほど、参考になります。でも普通は「撮影」の名前は書くけど、「照明」は書か
ないからなあ。実際はどうだったのか? は不明ですが、可能な限り後年のためのデータ
として両名を併記しておいた方がいいのかもしれないですね。
日本の批評家は、このあたりを曖昧にしてきましたからね。撮影・照明の両名併記だけでも
必須にしておいて欲しかったなあ・・・。
さらに作品毎における制作スタイルの違いについては、もう我々素人や記者・批評家はお手上げ
ではないかな? しかも最近は(いちおうの仕事上のテリトリーはあるものの)、
スタッフもフォーマットもジャンルもボーダーレス化の傾向にあるようで。
映画系出身の人にせよ、本編だけやってる人ももうおらんでしょ?
我々素人ももう少し慎重な見方をする必要はあるかもしれないですね。昔、某カメラマンの
スレで「この人の方法はあの人と同じだよね」とか知ったようなことを書いたら、
助手さんだったらしき人に「違う違う!」と怒られたなあw
勝手に我々にするなよ。素人でも分をわきまえた人間はいるよ。
>>592 撮影スタイルの違いは確かに外部の人には分かりづらいかも知れないですね。
撮影・照明両技師が同じコンビでも、作品によってイニシアチブを取る側が
変わったりする場合もありますから。いつもは「撮影監督」している撮影技師が
「今度の作品は合成が多いので、視覚効果スーパーバイザーとの打ち合わせが多く
なかなか照明の事まで手が回らない。だから、照明さんの方で
うちのチーフと話し合って進めてよ」という事もありますからね。
こんな場合の内部でも「いつもはあの技師は照明に口出してるのに、今回は大人しいね。何かあったの?」
なんて噂が出るくらいなので、外部で分かりづらくても当たり前でしょう。
ケース・バイ・ケースで力関係がコロコロ変わる撮影現場。
なので「日本のスタイルが良いか、撮影監督システムが良いか?」という設問には
永遠に答えが出なくて当然かも知れないですね。日本のクルーと仕事をする機会の多い
ハワイのユニオンのクルーの中は、撮影監督システムで育ってきたのに
「日本のシステムがベストだ」と言い切る人がいるくらいですから。
最近ではハリウッドでもこう言う人もいるみたいですね。
何が良いのか?と尋ねてみると「仕事が早く進むし無駄がない」との事。
撮影監督というのは基本的にカメラ・クルーの出身なので
フレーム中心に物を考えがち。なので、重い照明機材の移動などに頭が回らず
気楽にフレームの画角を変えたりする。その度にライトを乗せた足場を移動して
配線を引き直し‥‥という事を繰り返すうちに太陽は刻々と落ちていく、
そして照明クルーは疲労をつのらせ、さっきと同じアングルなのに
さっき点灯していてたライトをつけ忘れてた、なんてミスも起こる。
日本だと照明の事ばかり考えているクルーがそれなりの権限を持っているので
「照明の手間」という事が考慮されるから良いって事らしいです。
考えてみりゃ、あれだけパート別に細かい分業制が進んでいるハリウッドで
フレーミングと照明という一大事を一人で切り盛りする人がいるって言うのも
考え方によっては奇妙な感じもしますね(w
まぁ、もちろんそっちの方が利点が尊ばれているからなんですけど。
>>593 それもそうですね。すみません。
>>594 そういえば、中堀正夫さんはコダックのデモに招かれた際にこんなことを書かれていた。
ttp://wwwjp.kodak.com/JP/ja/motion/newsletters/shootingEye/43/nakabori.shtml >撮影の手順に関していえば、まず日本の“撮影”とアメリカの“撮影監督”という
>システムとの違いをしっかりと味わったことを報告しなければならないでしょう。
>なんといっても、照明の準備から光の当て方まで全部指示しなくてはならないんです。
>好きなことができる反面、それは単純に、労力が倍になるということなので、大変ですよ。
>日本の場合、照明はプロの照明技師が参加し、協同作業で進めます。実際やってみて、
>撮影監督という立場でやるなら、その分責任が重くなるということを改めて実感したんです。
中堀さんも本編は少ないですね。プロフィールにもあるが色々なジャンルの作品をやってきた人。
中堀さんのベースはむしろCMやTVだったのかな?
>>594 >考えてみりゃ、あれだけパート別に細かい分業制が進んでいるハリウッドで
>フレーミングと照明という一大事を一人で切り盛りする人がいるって言うのも
>考え方によっては奇妙な感じもしますね(w
これについてですが、撮影監督というのは、
「カメラオペレーター」「ギャファー」「グリップ」などに対して指示する立場なわけです。
つまり自分では動かなくてもいい。本当に「監督」に近い立場なのだと考えるべきだと思います。
日本だと撮影チーフや撮影技師、照明技師がこの位置にいると考えるのが自然ではないかと思いますが、
撮影監督というのは日本ではこれらの人たちがやっている「頭脳労働」をひとりでやっているわけです。
でもそれはサポートする「カメラオペレーター」「ギャファー」「グリップ」などがいて、
はじめて成り立つものだということを忘れてはいけないと思います。
オペレーター雇ったら、DPはカメラ操作できないんでしょう?
598 :
名無シネマさん :2005/07/28(木) 23:42:38 ID:WmiHU/i6
ま、ロドリゲスを見習えってこったな w
>>597 できないというか、やらなくてもいいってことでしょう。
全体を見て仕事する人なわけですから。やりたかったらやるんだろうとは思いますが。
600 :
名無シネマさん :2005/07/29(金) 23:27:53 ID:vbpQs059
ま、ロドリゲスを見習えってこったよ w
>>602 昔はテレビもフィルムで撮ってたわけですしね。コダイの人は結構たくさんいますね。
>>603 中堀さんはフィルムもビデオも問わない。もちろん今は本編系の人もビデオやHDも普通に使うけど。
「コダイ」は70年頃に設立されたが、正式な会社組織になったのが85年頃。実相寺さん
いわく、現在、会社としては潰れ掛かってて何とかせにゃならんらしい。
もっとも自分は「コダイ」のメンバーとしては実相寺氏・中堀氏・池谷仙克氏・牛場賢二氏・故大木淳氏ぐらいしか知らんけど。
他にも出入りしていた人は沢山いるそうで、この周囲の助手さん助監督さんから後進も育っているらしい。
あの人たちは何でもやるからね。やらなきゃ生活できないからだけど、バイタリティあるよ。
実相寺さん本人も働き者だしな。映画・ドラマ以外にも山のように仕事をしている。普通のTV番組
(「遠くへ行きたい」等)も実は沢山やってる。これ、あんまり知られてないのかなあ?
最新作は「姑獲鳥の夏」か? 未見だが相変わらず・・・らしいw
「姑獲鳥の夏」の撮影はダメダメでした
606 :
名無シネマさん :2005/08/19(金) 12:21:12 ID:2elI2jz9
黙祷・・・
608 :
名無シネマさん :2005/08/20(土) 09:37:31 ID:sVgq4ewk
609 :
名無シネマさん :2005/08/31(水) 02:06:01 ID:i701Sq0A
スティーブン・H・ブラムの彼女は夢見るドラマ・クイーンが見てみたい
あげてみますよ
613 :
名無シネマさん :2005/11/13(日) 23:17:38 ID:C/k0Pwkt
『春の雪』はどうでしたか?
黒沢清セレクションで見た「回転」の フレディ・フランシスの白黒撮影はホントに凄かった。 Jホラーの撮影ももっと頑張んなきゃだめだね。
何気なく見た、「海辺の家」のオープニングに変なカメラワークがあったので「これは!」と思ったらジグモンドだった。 太陽の光を自在に操る野外シーンも然ることながら、室内の照明が素晴らしい。 これは是非フィルムで見たかった。
616 :
名無シネマさん :2005/12/05(月) 22:58:07 ID:ZjOV0wPG
あげ
617 :
名無シネマさん :2005/12/05(月) 22:58:32 ID:ZjOV0wPG
あげ
砂と霧の家
推敲途中で書き込んじゃった WOWOWで見た「砂と霧の家」、良いなぁと思ってたらロジャー・ディーキンスだった。 納得。
620 :
名無シネマさん :2005/12/24(土) 04:20:14 ID:L5QY3hcW
お正月映画&年明け公開映画でこの撮影監督スレ的なオススメはあります? コラテラルの画が好きだったんで、 ディオンビーブが撮ってるSAYURIは観に行くつもりですが
621 :
名無シネマさん :2005/12/24(土) 23:16:08 ID:G5cwdKR3
>620 フライト・プランですね。ミハエル・バルハウスの息子が 撮影監督を担当してます。
いくら画だけきれいでも、あんな国辱映画見に行く気しねー
>>621 劇場で観るか迷ってた映画だったけど、観てみます。大画面の劇場で
624 :
名無シネマさん :2005/12/25(日) 10:06:34 ID:74h4pF/s
いくら画だけきれいでも、あんな国辱映画見に行く気しねー
625 :
名無シネマさん :2005/12/25(日) 13:59:39 ID:qt1zoA4M
>>620 個人的にはクリス・メンゲスのスタンドアップかな。
フライトプランはこないだ初めて予告見たけど フォーガットン思い出した人多いだろうな
おいらはパニックルーム思い出したつかフィンチャーかと思ったよ
ジョディ・フォスターだしフィンチャーが好みそうな題材だね
スタンドアップもそのとき予告流れたな。映像確かに良さそうだった。
ディオン・ビーブの『SAYURI』良かったなぁ。 特に子供時代が。
631 :
名無シネマさん :2006/01/10(火) 10:58:27 ID:vL0NvgFx
ポリティカルサスペンス、 「シリアナ」の撮影監督は、ロバート・エルスウィットらしいですね。 ポール・トーマスアンダーソンの作品とかで有名な人。
ロバート・エルスウィットは同じクルーニーの グッドナイト&グッドラックの仕事のほうが評価高いね オスカー候補確実
633 :
名無シネマさん :2006/01/15(日) 14:40:29 ID:DdlhMD6R
SAYURIってやっぱり評価高いんだね 見に行こうかな
>>634 > SAYURIってやっぱり評価高いんだね
をい、をいっ!w
ロドリゴ・ブリエトは躍進目覚しいですな。 毎回毎回違った画作りを見せてくれるので面白い。まだ41なんだよね。
637 :
名無シネマさん :2006/01/15(日) 19:16:24 ID:Arw4L1eT
>636 なんだかんだいわれるけど、オリバーストーンは撮影監督を 育てるのはうまいな。サルバトーレ・ドチノもアカデミー賞の 常連になりつつあるし。
>>635 このスレで評価と言えば撮影のことだろ?
冒頭、暖炉のライティングだったな。
洋画は現代物でも室内は暖炉ライティング多いよな。
639 :
名無シネマさん :2006/01/17(火) 11:34:41 ID:O4/1hm+6
>>634 俺もアメシネのメイキング写真見て観に行きたくなった。
オープンセットで凄い大掛かりなライティングしてるのね、これ。
>>625 最近、ショーンペン監督の「プレッジ」を再見。
いやあ、いい仕事してたー。
同じく田舎が舞台の「スタンドアップ」にも期待が膨らみますな。
>>639 凄いよ。オープンセットの移動撮影。お見事。
642 :
名無シネマさん :2006/01/21(土) 21:19:52 ID:4nzQXIZE
Geishaは見たけど絵が綺麗なだけ。話も詰まらんし、渡辺謙も役所広司も工藤夕貴もなんかいまいちだった。所詮アメリカ人の空想する近代日本なんてこんなもんかと思ったよ。 Munichはスピルバーグの映画だからもっとイスラエル万々歳の映画かと思ったけど、主人公の人間としての変化がよく描写されていてよかった。 King Kongはやたらと長い。上手いことすれば1時間くらいはカットできた筈。でもそれをしないのがピータージャクソン。 次はウッディアレンのMatch Point見に行こうかな。
撮影監督について語ろう
>>640 クリス・メンゲスは、トミー・リー・ジョーンズの監督作
「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」もやってますね。
こちらも楽しみ
Geishaは見たけど絵が綺麗なだけ。話も詰まらんし、渡辺謙も役所広司も工藤夕貴もなんかいまいちだった。
646 :
名無しシネマさん :2006/01/24(火) 19:32:06 ID:QTeTpv9J
鈴木達夫かな。 「とべない沈黙」の瑞々しい映像が好きだった。 近年の「スパイゾルゲ」の平坦な映像は萎えたな。。
最近、ジャックカーディフの何本か見た 黒水仙良かったなあ 赤い靴も見てみるつもりです
ジャックカーディフ、あの胸にもういちど、DVD出たけど 高いんだよな
>>646 ゾルゲは映画館で見た?それともDVD?
「映画は映画館で」という文脈は全然関係無しに
映画館で見るのとDVDで見るのとではかなり違うよ。
なんか、このDVDってHDD収録のマスターを
そのままDVDにしちゃったらしいね。
リサイズ以外は殆ど画をいじってないらしい。
HDD収録のマスターから上映用のプリントを起こすときは
コントラストとかを調整したらしいんだけど。
俺は映画館で観たけどDVDで見直して
「こんなに暗部が明るかったっけ?」と驚いた。
鈴木達夫は「最後の博徒」があまりに悲惨だったんで驚いた覚えがある。 もちろん、映画館で観たんだが。
651 :
646 :2006/01/25(水) 22:17:57 ID:EbRztFvm
>>649 テレビ放映時に見ました。。NHKの衛星放送です。
映画館で見るのと印象が違うんですね。
ギンレイホールあたりで上映しないかな。
鈴木さん、歳なんでしょうか。
年々映像が薄っぺらになっているように思います。
HD撮影やCGに凝るのもいいけど、初心に帰って下さい。。
モウロクジジイに初心に帰れと2ちゃんで説教か。。。
>>651 プロジェクターで見ると「明るい暗部」が丁度良い具合に落ちて
「階調豊かな暗部」って感じになるよ。
見る側がハードで調整しなきゃならないって・・・
>>650 照明部は東映京都の人なので、そこまでコントロール出来なかった可能性がある。
鈴木さんは「制覇」も撮っておられたけど、恐らく、「ボクサー」で知り合った俊藤さん
が鈴木さんを京撮に呼んだのだろう。
>>651 鈴木さんが悪いというより、結局、今の邦画ではスケジュール的・予算的に、
年々進化しているハード・フィルム・フォーマットを使いこなせないんだと思う。
現場もポスプロも「もっと機材があれば」「もっと時間や予算があれば」の連続じゃないかね?
>>654 そうは言うけど、映画って、映画館の映写(光量やピント)やTVモニターの
調整でもかなり違うよ。TVだと室内照明を落さないまま見ることも多い。
(最悪なのが、邦画によくある制作条件によると思われる光量不足ではなく、狙いで暗くしている映画にまで
「暗い、何が映ってるのかわからん」とか言う奴。部屋を暗くして観ろバカ)
最近は映写機がオートになって、逆に映写がルーズになったという人までいる。
映写機のハードは向上しているのに、昔の古い映写機で古い映写技師さんが映
写していた頃の方が良かったって。
日本のカメラマンも、一応は上映用のプリントやテレシネのタイミングも自分で見てはいるよ。
>>649 さんが少し触れておられるが、プリント化にせよ、DLP用のマスターやソフト・TV放映用のマ
スターにせよ、一応は鈴木さん本人が見たはず。ソフトやTV放映の場合、視聴者の室内照明の具合もあるからまた難しいのよ。
時間があれば場面毎に相当に細かく調整しているはず。
問題は古い映画のニュープリやソフト化で、「ニュープリ・ニューマスターだから綺麗だな」と思
っていても、実際は当初の狙いとズレたタイミングになっていることも珍しくないらしい。
DVDなども余裕があれば当時のカメラマンが見ているでしょ? 亡くなった岡崎宏三さんなどは、「間違ったプリントが
出回ってはいけない」とギャラが出なくてもこの種の作業にボランティアで参加することも多かったそうだ。
「普通の映画館だと、光量の具合でIMAGICAの試写室よりも大抵は暗く写るので、そ
こまで考えなきゃいけない」とも聞くね。アメリカは現場の照明やポスプロの手間暇も違うんだろうし、
どう映されてもいいように、提供メディア毎のタイミングもかなり入念にやってるらしい。
アメリカ映画のTV放映を観て「暗い」という奴はさすがにいないしな。
一体歳幾つなんだよ。その「タイミング」の使い方…
>>642 冬休みの宿題の感想文やん!
>>657 すまんすまん。正確な技術用語で言い直してください。
659 :
名無シネマさん :2006/01/26(木) 07:41:14 ID:YpzHz//9
しかし、見る側がハードで調整しなきゃならないって・・・ w
でも、ハードを盲信するのはまずいよ。 自分はあらゆるビデオ・DVDは、 カラーパターン(でいいんだっけ?)ぐらいは入れるべきだと思う。
てか、プリセットで入っている「シネマモード」とかは 単純に「最大公約数」でしかないからねぇ。 モニターがどこに置かれ、どういう条件で視聴されるかは メーカー側が指定できる事じゃない。 なので「どんな条件でも見れる」という範囲から踏み出す事は出来ない。 画に拘るなら視聴者がハードを調整するのは当たり前でそ。
662 :
名無シネマさん :2006/01/27(金) 22:13:49 ID:UMyfI7Ls
「マイノリティ・リポート」の撮影、なんかイマイチじゃねえ。 フィルム主義者のスピにしてはCG多用というらしくない出来だし。
シーンごとに質感のばらつきが目立つ撮影でしたね。 後のA.I.や宇宙戦争に比べると質感の統一の点で難がある。
664 :
名無シネマさん :2006/01/27(金) 22:52:15 ID:R+Jj3P7J
>>662 > フィルム主義者のスピにしては
はあ?
665 :
名無シネマさん :2006/01/27(金) 23:21:07 ID:UMyfI7Ls
>664 ルーカスと違って、デジタル化に対しては断固反対で CGをなるべく使わず、特撮中心、 撮影は常にフィルムを使ってきた人なのに この作品だけは、ヤヤボケタカナーリ雑な撮影だということ。 キャサリン・モリスなんてかなりひどい撮られ方だし。
666 :
名無シネマさん :2006/01/28(土) 00:15:59 ID:wN3UAVum
はあ?
>>665 「ツイスター」「A.I」「ジュラシック・パーク」「宇宙戦争」なんかも
CG使いまくってる訳で、全然説得力ないんだが。
撮影がフィルムだというのは当たってるんだろうけど。
>>664 >>666 あんた、大人げないよ。
668 :
名無シネマさん :2006/02/01(水) 07:17:03 ID:pIw6ATAG
はあ?
669 :
>665 :2006/02/01(水) 09:51:37 ID:ApCCqx9r
スピルバーグがフィルム的リアリティ(リアリズムにあらず)に、 若い頃程ではないが、作品によってコダワッている事をいろんな形で主張している貴方に大方のところで賛成。 『ジュラ…』でも、技術班の意見を聞かず、 巨大マペットでTーレックス作る事を強行したし、 『プライベート…』ではこのコンピュータ編集主流の時代にムビオラを使用したポジ・フィルムの手つなぎを強行。 作品のムードにコダワッタんですな。 意見を書けない反対野郎に負けず、 好きならドンドンお互い勉強しましょうね。 間違いは気付いたら、改めれば良いんだから。 普段カキコしないですが、孤軍奮闘している貴方を応援したくなって…。 頑張ってね。
670 :
名無シネマさん :2006/02/02(木) 09:26:31 ID:Ryu2SnxB
>669 665です。ありがとうこざいます。 フィルムの質感というか特性に重要性を感じている スピルバーグが、ああいうなんかぼけたような画像を 使っていることになんかひどい違和感を感じました。 まあ、「マイノリティ」の失敗が「宇宙戦争」にいかされ たんでしょうね。70年代の質感にこだわった「ミュンヘン」は 期待ですね。
671 :
名無シネマさん :2006/02/03(金) 00:11:09 ID:ATgDZeDF
画面 を 見る んじゃなくて 映画 を 観 ようよ。
>>671 このスレッドは 【D】撮影監督について語ろう【P】 なんだから
画面を見る で良いんじゃないか? 監督スレッドじゃないんだからさ。
やだよ、そんなの。。。 映画を観よう?
その上で「画」の話をしよう?
画面を見るのも映画の観方のひとつじゃん。 そういう方向で語り合っている人たちに、 お門違いな押しつけをするな。他でやれ。
「押し付け」かぁ。日本語のお勉強が必要な人?
君は自分が押しつけがましい性格なのを気づいてないだけ。 純粋ぶった書き方をすればするほど、強圧的な人間だということが明らかになるよ。 教師になったら、一番イヤなタイプだな。 このスレは撮影監督がお題。このスレでそのお題で語り合ってる人が、 映画を観るとき、物語や役者の魅力など、他の要素をスルーしてると思うのか。 つうか、他の点について語りたいとき、他のスレに書き込まないと思っているのか。 思っているなら、そんなことはないですよ、と、教えてあげる。 ほら、教えた。だから、消えてくれませんかね。これは押しつけじゃなく、お願い。
「ほら、教えた。だから、消えてくれませんかね。」 これが「お願い」と認識される世界の住人さんでしたか・・・。
>>678 >やだよ、そんなの
とか
>日本語のお勉強が必要な人?
なんて書いてるんだから強圧的だと書かれても仕方ないのではないかな。
てか、相手にすんなよ。
そうそう
683 :
名無シネマさん :2006/02/03(金) 07:11:27 ID:uoApI/6e
『バットマンビギンズ』よかったけど、きっとオスカーはとれないだろうな。 自分は『SAYURI』のディオン・ビーブもよかったし、ルベツキの画は好きなんだけど、今回はロドリゴ・プリエトが受賞するような予感。
685 :
名無シネマさん :2006/02/04(土) 01:21:36 ID:+1xy3vno
>>684 > 自分は『SAYURI』のディオン・ビーブもよかったし、
画面 を 見る んじゃなくて
映画 を 観 ようよ。
>>684 ご存じかも知れませんがAmerican Cinematographerの二月号に
Memoirs of a Geishaの特集記事が出てますです。
オープンセットの上を一枚の白布で覆っちゃってるのね、これ。
昼間に直射光が欲しければ布をめくれば良いし
ソフトライトが欲しければ布を広げればよい。
夜間は布の上からライトを当てれば柔らかいベースライトの出来上がり。
風対策はどーすんだ?とは思うけど効率的な方法ではある。
セッティングだけで相当な手間とコストは掛かるんだろうけど。
まあコストや効率よりも、 光源の完全なコントロールが目的なんだろうから。 たむらまさきの「エリ・エリ・〜」よかった。こういうのが合ってる。
688 :
名無シネマさん :2006/02/04(土) 11:33:21 ID:+1xy3vno
>>687 > たむらまさきの「エリ・エリ・〜」よかった。
画面 を 見る んじゃなくて
映画 を 観 ようよ。
689 :
名無シネマさん :2006/02/04(土) 13:55:15 ID:r513JV2e
映画って殆ど「切返し」で成立してるんですね。A君とB君が対話していて、 まずA側の視点から撮って、次に対面のB側の視点になる。一本の作品の6割くらいは それでできてるでしょ。
んなあほな
691 :
名無シネマさん :2006/02/04(土) 14:11:58 ID:r513JV2e
それで話が白熱する度に、人物の大きさがミディアムからクロースになり、 最後は2人を対等に撮った状況設定ショットで終わる。というのが、昔の 日本映画とかのパターンじゃないですか。
そのショットには第三者が入ってきたり、 何か起きて違うショットに移行したり。
つか、それ撮影監督じゃなくて編集の話し出汁
694 :
名無シネマさん :2006/02/04(土) 18:41:52 ID:iJ2yIMl7
>684 プリエトはまだ若すぎるから、たぶん、キャリア的に見て ロバート・エルスウッドが本命だとオモウ。
696 :
名無シネマさん :2006/02/09(木) 10:06:09 ID:QWh1Uims
で どうやってなるんですか? やっぱり専門学校とかですか?
697 :
名無シネマさん :2006/02/09(木) 13:03:18 ID:IfSvtK0U
大映京撮の作品っていいですよね。空間の生かし方がウマイというか、 やはりハワードホークスも言ってますが、「良い画」とは「引いた画」 だと、「ある殺し屋」シリーズを観てて思いました。
昔の大映の照明って不思議だよなあ。なんであんな雰囲気、出せるんでしょうかね。
699 :
名無シネマさん :2006/02/09(木) 13:40:58 ID:IfSvtK0U
「技術」もさることながら「時代」の空気もあるのかも。でも同じ60年代の 東京が舞台でも、自分は東宝作品のルックに懐かしさを感じる。原因は多分 ウルトラ、、、
うちの近所の腐りそうなビルに東宝舞台と書いてあるんですが。
たしかに東宝「舞台」は腐りそうな会社だよ
大映のカラー作品の暗い画面での独自な壁の色合いが好きだ。 ああいうのはもう無理なんかな。
いきなり松竹の話になっちゃうけど、 中村登&岩下志麻の方の「古都」 大好きな映画だけど、最近見直したら撮影も神だった。 成島東一郎。前に観た時は撮影とか詳しくなかったけど。 こりゃもう一度好きな映画見直さなきゃね。
成島さんは、同じ岩下版「雪国」もいいよ。 「秋津温泉」のラストや岡田茉莉子のうなじ、陽光のさす室内の撮影は神レベルだし。 「かあちゃん結婚しろよ」のロケ撮影、 「嵐を呼ぶ十八人」の室内と野球場ロケの照明設計、 「心中天網島」のアイデアなどなど、ほんといいよ。作品数少ないけれど。
705 :
名無シネマさん :2006/02/11(土) 23:24:56 ID:oqeidlZe
フレンチ・コネクション、ほんとすげえなあの映像。
オスカー撮っていた様なフレンチコネクション
すまね撮影取ってないわ編集賞だったorz
>>704 心中天網島も好きな映画ですねぇ。
嵐を呼ぶ〜はもうすぐDVDが出るみたいだ。
阪本善尚もいいね。
711 :
名無シネマさん :2006/02/19(日) 09:50:01 ID:UPk3iuAR
ただ成島東一郎で解らないのは戦場のメリークリスマス なんであんなによくなかったのかな
>>711 外国人スタッフと混合だったからかね。
けど、大島作品て、成島東一郎・宮島義勇・栗田豊通 ・ラウール・クタールまで
実は撮影監督の宝庫だけどね。
>>711 全ての部署が日と豪の半々混合という約束での製作。
それから考証も同時にこなしていたはず。
それで疲れていたと言うこともあると思うけれど、
オペレーターは杉村博章さんでしょう?
714 :
名無シネマさん :2006/02/20(月) 10:25:44 ID:qwUMXwRf
>>712 あと川又昴(厚田雄春の弟子!)
成島東一郎はやっぱり吉田喜重とのコンビが最高だ
やっぱ『SAYURI』とったね。 だって凄かったもんね、あのライティング。
ディオンビーブ、好きだからうれしいわー
英語以外で映画監督が喋れたらいい言語って何かな? ベネチア祭とかあるからやっぱイタリア語かな?
日本語だろ?そうすりゃもちっと邦画の見栄えがよくなるぜ
フィルムじゃなくビデオ作品でいいのってない? 最近(?)だと『コラテラル』は好きなルックだったんだけど、他にもオススメがあれば観たいです。 洋画邦画問わず。
篠田昇さんの「花とアリス」
篠田昇の「So What」
坂下育男の「にらジージョ」
この前フジテレビの昼のニュースでさりげに ヴィルモス・ジグモンドがでててビックリした
タック
727 :
名無シネマさん :2006/04/07(金) 17:49:40 ID:TWRHthnL
峰重義、たむらまさき、成島東一朗が日本映画史上のカメラマンベスト3だと思う
728 :
名無シネマさん :2006/04/07(金) 19:10:42 ID:GHpvv/Mb
ビル・バトラーは、「ジョーズ」や「カプリコン1」で いい仕事してたと思う。最近はあまり見ないけど。
たむらまさきのどこがいいんだ
風景
731 :
名無シネマさん :2006/04/20(木) 20:52:15 ID:gbjbE3tC
732 :
名無シネマさん :2006/04/20(木) 23:38:29 ID:EQlNwgbR
ファスビンダーのヴェロニカ・フォスのあこがれ モノクロ撮影が素晴らしかったんですがここの人的にはどうですか?
733 :
725 :2006/05/03(水) 17:19:48 ID:+nm85HD1
>>731 オスカー獲ったパナビジョンの宮城島卓夫の話題で
その中でパナビジョンのカメラ使ってるおっさんとして
ジグモンドがでてきて宮城島さんをマンセーしてた
なんとかプラスって雑誌で、篠田昇さんの小特集。 岩井や俳優が語ってた。
735 :
名無シネマさん :2006/05/24(水) 21:12:25 ID:2fCxFDzX
篠田さんの特集やるのに、何で助手や照明部や美術部のコメントがないんだろうね。
読者目線で興味が無いからに決まってるじゃん。 ていうか、そこの編集者がまず興味が無かったんだろう。
しかし、まとまったインタビューなどがいまだにないのは悲しいね。
739 :
名無シネマさん :2006/05/29(月) 23:43:43 ID:nI2FYPF/
ほしゅ
741 :
名無シネマさん :2006/06/09(金) 23:26:57 ID:Od3NyKC8
『ポセイドン』のジョン・シール、なかなか良かったと思う。 視覚効果とのバランスがうまくとれてたし。 まぁILMの技術が凄すぎて、彼の撮影だと思ってた部分がCGって可能性もあるけど。
742 :
名無シネマさん :2006/06/09(金) 23:49:35 ID:fGjE2yDR
マイケル・チャップマン、ディーン・カンディあたりは 特撮との兼ね合いがいいですね。 カミンスキーはダメダメだけど。
デジタルカメラについて面白い記事があった
ttp://www.nytimes.com/2006/07/24/technology/24digital.html マイアミ・バイスでは特定の画作りのために Viper というデジタルカメラを
選んだ。「被写界深度の深さを利用した。2インチから無限遠までクリアに見
える」とディオン・ビーブ。しかし、明るい日光の微妙なニュアンスを捉える
のにはフィルムにかなわないとも言っている。メル・ギブソンの“Apocalypto”
をメキシコのジャングルで撮影したディーン・セムラーは低光時の感度に恐
れ入ったと話す。フィルムより解像度が劣ると言うカメラマンもいるが、自分
は撮った画を大きなスクリーンで見ても気にならないと付け加えた。
未だに大多数の映画はフィルム撮りされている。急速にフイルムが廃れること
はないだろうと関係者は予測している。とはいえパナビジョンの重役は「新型
のフィルムカメラの開発は予定していない」と話す。
744 :
名無シネマさん :2006/07/28(金) 20:40:48 ID:jd+qNAOH
>743 おお、マイケル・マンの映画にはディオン・ピープ ですか・・期待大ですね。
8月21日(月) 後8:00〜後9:59 NHK BS2 衛星映画劇場 青幻記 遠い日の母は美しく 1973年 たぶんこの前やったCSより綺麗なはず。
746 :
名無シネマさん :2006/08/08(火) 05:09:24 ID:idPwbO5b
747 :
名無シネマさん :2006/08/14(月) 22:21:59 ID:OVOn6fXl
鈴木達夫は、松本俊夫や寺山修司とかと組んでいた頃が好きだったなあ。 手振れしまくった荒々しい映像が好きだった。生々しくて。 最近は大作ばかりで寂しい。
748 :
名無シネマさん :2006/09/03(日) 23:16:54 ID:tw2rUSWS
保守
749 :
名無シネマさん :2006/09/06(水) 23:29:28 ID:a6l7/Doh
>>743 アメシネではシネアルタって文字しか読めなかったけど、そんな興味深い狙いがあるんだ。
まだマイアミバイス観てないけど、観た人感想教えて。
あとどなたか、アメシネを購入できる本屋やサイト知りませんか?
751 :
749 :2006/09/07(木) 21:00:24 ID:dmVxzhST
>>750 d。
でもここって個人でも定期購読とかできるのかな?
翻訳しても意味不明なんだけど、もしやみんなここで購入してる?
754 :
名無シネマさん :2006/09/21(木) 13:07:26 ID:kLY76nty
755 :
名無シネマさん :2006/09/21(木) 13:17:00 ID:kLY76nty
756 :
名無シネマさん :2006/09/21(木) 18:48:22 ID:zp7c89Ni
スベン・ニクビスト死んじゃったね。 たしか、引退したときは失語症を患ってたらしい。 アレンの黄金期を支えたカメラマンは、ゴートン・ウィリス だけになってしまったなあ・・・
757 :
名無シネマさん :2006/10/07(土) 09:50:19 ID:32jU2aqU
あげ
758 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 15:05:19 ID:CN8gyQEr
このスレ的にダンテスピノッティはどうなの? マイケルマン作品とか天使のくれた時間とかバンディッツでいい仕事してたと思うんだけど
759 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 20:53:08 ID:8XfsVcMM
Xmenも悪くなかったと思うけど。
760 :
名無シネマさん :2006/10/24(火) 20:53:58 ID:nz3zEV1i
761 :
名無シネマさん :2006/10/26(木) 00:43:06 ID:TiujZf6u
日本映画に関しては今より昔の方が総じて撮影のレベルは高いように感じるんですが、 その中でも50年代後半から60年代の大映作品は他社より抜きん出て撮影の良い作品が多い印象。 これってなにか会社としての方針とか撮影に手間をかけられるようなシステムとかがあったのですか?
プログラムピクチャー時代は、 たとえ大映で売れ線の勝とか雷の作品も、 脚本2週間撮影20日だか2週間で、80分映画一本撮ってた。 手間隙は全く掛かっていない。 たまーにある釈迦みたいな大作は別ね。 固定スタッフで量こなすので、レベルが高かった。 他にも要因はあるがまた後日・・・
まあ、日本映画の場合は、 撮影所の崩壊というのが顕著に結果に出てるよな。 でも、アメリカ映画もレベル、落ちてるぞー。 昔の白黒が再現できなくなったのはもちろん、 カラーでも、ジョージ・バーンズとか チャールズ・ラングに匹敵する絵は、なかなかないだろう。 撮影は絶対、昔の方が良かったさあ。
764 :
名無シネマさん :2006/12/07(木) 01:06:53 ID:nJB9QYfA
なんか最近の映画でいい撮影の作品あったら教えてください。 洋画でも邦画でも。
765 :
名無シネマさん :2006/12/07(木) 07:04:27 ID:dsoMxgDV
『トゥモロー・ワールド』は必見ではないかと。
766 :
名無シネマさん :2006/12/07(木) 13:10:13 ID:eaDzx/CP
ここに書いている人はみんな写真家?カメラ愛好家?
そうだねきっと君に理解できない話してる人は専門家なんだね。
768 :
名無シネマさん :2006/12/08(金) 20:54:39 ID:jI1hA1wO
自分もトゥモロー・ワールドはいいと思う。 話題になってるラストの長回しもいいけど、個人的には4人で車に乗ってて襲われる長回しが凄かった。 なんかルベツキのイメージが変わった作品だったな。
769 :
名無シネマさん :2006/12/25(月) 23:40:21 ID:jq4AyWCH
アカデミー賞は何がきそう?
三丁目の夕日
撮影監督組合賞の候補 Emmanuel Lubezki, (Children Of Men) Dick Pope, (The Illusionist) Robert Richardson, (The Good Shepherd) Dean Semler, (Apocalypto) Vilmos Zsigmond, (The Black Dahlia) 受賞者の発表は2月18日 オスカーの下馬評としてはルベツキの評判が高い。 あと、組合賞からはもれたけどPAN'S LABYRINTHのギレルモ・ナヴァロあたりも。
トレイラー見る限りでは、The Illusionistは結構いいと思うね。でも落ちそうな気もする。 ブラック・ダリアのジグモンドは本当に良かった。作品が失敗したんで、 無視されるかと思ったけど、やっぱ同業者の皆さんはしっかり見てるんだね。
誰も貼ってないようなので、アカデミー賞ノミネート "The Black Dahlia" (Universal) Vilmos Zsigmond "Children of Men" (Universal) Emmanuel Lubezki "The Illusionist" (Yari Film Group) Dick Pope "Pan's Labyrinth" (Picturehouse) Guillermo Navarro "The Prestige" (Buena Vista) Wally Pfister
ブラックダリアは撮影はよかったな マイアミバイスも
Children Of Men がオスカーの撮影賞を逃すとは意外だったな。 Pan's Labyrinth ってそんなに凄いんだろうか。
780 :
名無シネマさん :2007/03/08(木) 16:47:11 ID:40HeEFWE
ロングエンゲージメント 素晴らしい映像だたよ
781 :
名無シネマさん :2007/03/08(木) 16:53:24 ID:nh+ngdgY
中傷等の影響でなんと殺人未遂にまで発展
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1173071175/l50 匿名は差別もイジメも犯罪もしておりません。ウソをついたりこちらの言った事をわざと誤解して中傷していた人たち反省して下さい 訴える気力は今のところありません
しかし裁かれなければ、少なくとも謝らなければ罪は消えないでしょう
法的には時効が来るまで…罪を背負っていて欲しいものです。こちらにとってなんの慰めにもなりませんが…
説明忘れてました。一部の方々の中傷等の影響でなんと殺人未遂にまで発展したんです!恐怖だったはずです。
それでも中傷等の方が傷つきました。今の状態も中傷等の方が原因です。
それでは失礼
782 :
名無シネマさん :2007/03/08(木) 21:06:17 ID:4qyJo6BY
二大ロバート(リチャードソン、エルスウィット)がいる限り、アメリカ映画は大丈夫。
周防正行のshallweダンスって、スタジオとかボールルームとかの 総オレンジみたいな画面がイヤでそこは観るのが苦痛だったんだけど、 あれがアメリカでヒットしてるって聞いて、アメリカ人も一般人は 撮影とかあまり気にしないのかもと思ったことがある。 そうだとしたら、アメリカ映画の画面の美しさってオーバースペック、 コスト的には全くの無駄遣いなんではと。 TVドラマですら、フィルム撮りの奴は大概の日本映画よりカコイイ絵なんだからなあ。 もっと汚くても人は観るはずなんだけど、撮影の質は常に追及してる。 アメリカ文化のどこにこういう美術的な素養があるのか不思議なんだけど・・
俺は全然不思議じゃないけど
785 :
783 :2007/03/10(土) 12:18:21 ID:pfiBrrI9
機材の問題なのかなあ
>>785 そこにも話が出てくるセカチューはハリウッド並・・・とは行かずとも、相当に贅
沢に機材を使ったはず。内容に伴わない無駄遣いと言えばそれまでだが(涙
アメリカの映画・TVドラマの現場は、そうしたアメリカ人の合理主義と、巨大な北米
市場(アメリカ国内だけで3億人も国民がいる)に支えられて贅沢が出来るだけだからなあ。
その人も色々と理由は挙げているけど、日本は単に予算がないから出来ない部分がいちばん大きいのでは?
そういう意味では日本映画が”復興”したことになっているのはいいことなのかもしれない。
ただちょっと日本が追い着いた程度ではアメリカの商業映画の手法は既にさらに先を行っているからねえ・・・。
788 :
名無シネマさん :2007/03/18(日) 05:38:39 ID:ZKeSTIbn
>>787 >内容に伴わない無駄遣いと言えばそれまでだが(涙
あやまれ! 篠田昇の霊前にあやまれ!
789 :
名無シネマさん :2007/03/18(日) 10:50:42 ID:XQjRxeUC
機材っていっても、中国とかベトナムとか あのヘンの国でも、機材は駄目だけど映像は キレイなものが多いよ。 このまえ、ベルナー・ヘルツォークのドキュメンタリーを 見たけど、ビデオ撮りにわりには映像が素晴らしかった。 特に構図が。 やはり映像に関するモチベーションの差じゃないのかね。
>>789 機材は遅れていてもハリウッド以上の制作環境があったりするのがその辺の国。
人件費がメチャクチャ安いからね。
人件費が安いので、撮影期間が多少延びても制作費にはあまり影響しない。
日本だと一日二日延びただけでプロデューサーが頭抱えたりするけどね。
だから天候が悪ければ条件が良くなるまでいくらでも粘れる。
この辺の大らかさはハリウッドでも殆ど求められない。
撮影隊の機動力も場合によってはハリウッド以上。
スタッフのギャラより安い人足を二束三文で雇えるので機材の移動が異様に早い。
下手すりゃカメラの三脚一本に一人の人足が付けられたりするので
徒歩で移動出来る距離の機材移動なら日本やアメリカのスタッフが
機材をトラックに集結させる時間にはもう終わっている。
その浮いた時間は当然、撮影に要する時間に割り当てることが出来る。
日本はもちろん、ハリウッドでも不可能な人海戦術を出来るのがその辺の国。
ちなみに、香港を吸収した中国は機材的には後進国でも何でもない。
分野によっては日本より先進国。香港には日本でも滅多に使えない機材を
日常的に使いこなしているスタッフがゴロゴロいる。
>>790 ややスレチだが、人手ばかり掛かるコンテンツ関係の産業なんか本当は先進国でやるもんじゃない。
アメリカ映画だってよりコストパフォーマンスの高い撮影環境を求めて世界中で撮影している。
話題のTV産業の「搾取」「格差」の根源もここにある。局員など一握りの人間が取り過ぎと言われるが、
それを差し引いても労働力を叩かないとやっていけないのよ。CM・アニメなどもトップ・
クリエイターでないと儲からん。CGにせよ「中の人」がセコセコとモニターと向き合いながら作っている。
新聞や出版も似たようなもん。
コンテンツなんか客観的に見て実際は大した仕事じゃないよね。もう本当に趣味というか、現
場やものづくりの雰囲気が好きな人だけがやればいいと思う。
792 :
名無シネマさん :2007/05/08(火) 01:27:47 ID:kbVIQGd9
エデンより彼方にはいい撮影したね
おもろいね
796 :
名無シネマさん :2007/05/28(月) 02:01:22 ID:vO9czOqd
★☆★☆★ 卑劣な大阪ペッパーランチ事件 ★☆★☆★ 〜2007年5月8日ステーキ店「ペッパーランチ」大阪心斎橋店で発生〜 生肉を扱う飲食店店内で、営業時間中(深夜)に店長と従業員が共謀し 単身の女性客を狙って、あらかじめ準備しておいた睡眠薬とスタンガンを使い 脅迫・強盗・強姦・拉致・監禁したという卑劣極まりない事件がありました。 さらにこの犯人達は、ガレージに被害者を監禁し続け、いずれ開放する気も無く まるで「そのまま口封じに殺す」ことを意図するような供述をし、他に2人の共犯者が いるにも関わらず、警察は指名手配すらせず各メディアはほとんど報道しないという 異常事態が続いています。 ●睡眠薬・スタンガン・ガレージ等を準備していた点から、計画性があり ●犯人及び被害女性の供述と、現場に残された「保険証や通帳、カード類」 から分かる通り多数の余罪があり、現場周辺では他にも行方不明事件が… ●組織的な犯行が明白であるにも関わらず、写真も名前も公開されることなく 逃亡したままの2人の共犯者と、報道規制まで可能な巨大背後組織の影 ●これだけの事件を起こしながら平常営業を続けるペッパーランチという企業体質 本来ならNHK等でも大々的に取り上げて、注意喚起をするべきであるのに 小出しの続報しか出てこない現状…を打破したい…と願うネットの有志が集まり この事件を風化させないよう情報収集と注意喚起をしています。 >もしこの事件がきっかけで、背後に潜む大規模な組織の壊滅が出来れば これまで以上の治安が望めると思いませんか? >数多くの行方不明者がこの事件に関係していたとするのならば、全員が 開放されて、親元に戻れるようになったらいいと思いませんか? >正しく捜査され、隠さず報道される日まで、この事件の事実を広めていくことに とても大きな意味があるのです。 ★☆★☆★この事件を知らない友達に広めてください!★☆★☆★
『ゾディアック』ってVIPERで撮影してるみたいだけど、ディオン・ビーヴの『マイアミバイス』とはだいぶ違うルックな気がするんだけど、 あれってDIでいろいろいじってあんな感じになってるのかな? 日本の映画でVIPER使って撮った作品あれば観たいんだけど、知ってる人いる?
VIPERがVIPPERに見えた俺・・・そんな映画あるのかい!って思ってしまったw
799 :
名無シネマさん :2007/07/09(月) 13:00:43 ID:rRBs2mN/
りな
厚田sage
801 :
名無シネマさん :2007/07/12(木) 01:50:12 ID:IE4zON/6
>>793 、
>>794 ドイルじゃないせいか、色合いとか映像の質感は今までの作品と違うのに、
それでもなんかカーウァイ作品っぽい空気がちゃんと流れてるのはヲタとして素直にウレシイ
カンヌではあまり評判良くなかったらしいけど…
「あるスキャンダルの覚え書き」 何気にいいと思ったら、クリス・メンゲスでした。