朝日新聞・12月15日付より
公表から50年たつと消滅する映画の著作権が、「公表後70年」に延長される見通しだ。
小説や音楽などの保護期間より極端に短いことの是正や、アニメやゲームソフトなど、世界
的に評価の高い日本の映像作品の保護を手厚くするため、文化庁が検討している。日本映画
の黄金期といわれる50〜60年代に公表された映画の著作権が消える時期が近づいている
ため、関係者の間には早期の法改正を望む声が多い。(以下略...全文はソース参照)
http://www.asahi.com/culture/update/1214/003.html 参考・NHkスペシャル「変革の世紀・第3回『知』は誰のものか」
http://www.nhk.or.jp/henkaku/closeup/03/ > 著作権延長法と反対訴訟
> 今年2月、アメリカ最高裁判所は、現在の著作権保護のあり方に異を唱えた
> 市民からの訴えを取り上げる、と発表した。訴えは、著作権保護期間を
> 75年間のものを95年間に改めた著作権保護期間延長法が憲法に違反して
> いるのではないか、としている。著作権保護期間延長法は、1998年に
> 映画業界などの強い後押しで成立したと言われる法律。万一、憲法違反と
> なると、ミッキーマウスが2003年に、ベミングウェイの「武器よさらば」が
> 2004年に著作権が切れるなど、著作権ビジネスにとって大きな打撃に
> なると報道された。来年にも結論が出ると言われている最高裁の決定いかんに
> よっては著作権のあり方に一石を投ずることになる可能性が高い。